JP2010190152A - 作業車 - Google Patents

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    • F02M25/08Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture adding fuel vapours drawn from engine fuel reservoir
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Abstract

【課題】簡易且つ低コストな構造でキャニスタの機能を維持し、確実に蒸散燃料の大気放出を規制できる作業車を提供する。
【解決手段】燃料タンク2からの蒸散燃料EGを吸着するキャニスタ3を備え、キャニスタ3に吸着した蒸散燃料EGをエンジン1への吸気経路に放出する作業車において、燃料タンク2の上面の車体前方側と、燃料タンク2の上面の車体後方側とに、第一ポート21と第二ポート22とを車体左右方向の位置を異ならせて備え、第一ポート21からの第一管路23と、第二ポート22からの第二管路24とをキャニスタ3に接続してある。
【選択図】図4

Description

本発明は、燃料タンクからの蒸散燃料を吸着するキャニスタを備え、キャニスタに吸着した蒸散燃料をエンジンへの吸気経路に放出する作業車に関する。
従来、蒸散燃料放出規制への対応として、特許文献1及び2に示されるように、燃料タンクからの蒸散燃料を吸着するキャニスタを備え、キャニスタに吸着した蒸散燃料をエンジンへの吸気経路に放出する技術がある。これらの技術によると、蒸散燃料は、エンジンの運転状況に応じてその放出量が制御され、適切にエンジンで燃焼するとされている。近年、ユーティリティービークル、農業機械、産業機械等にもこのような技術が適用され始めている。
特開2008−144607号(0038、0039段落、及び図3) 特開平5−332207号(0016〜0018段落、図2)
これらの技術では燃料タンクとキャニスタとを繋ぐ配管が一箇所しか設けられていない。このため、車両が傾斜地を走行したり、傾斜地に停止する等して燃料タンクが傾くと、図13に示すごとく、配管が液体燃料LFで塞がれる場合がある。この状態で外気温上昇等により燃料タンク2の液体燃料LFの蒸散が進むと、燃料タンク2の蒸気燃料EGの逃げ道がないため、燃料タンク2の内圧が上昇する。このため、液体燃料LFが配管をつたってキャニスタ3に到達し、キャニスタ3が液体燃料LFで浸されてしまう虞がある。このようにキャニスタ3が液体燃料LFで浸されると、蒸散燃料EGを吸着できなくなる。
本発明は上記実情に鑑み、簡易且つ低コストな構造でキャニスタの機能を維持し、確実に蒸散燃料の大気放出を規制できる作業車を提供することを目的としている。
本発明に係る作業車の第1特徴構成は、燃料タンクからの蒸散燃料を吸着するキャニスタを備え、前記キャニスタに吸着した前記蒸散燃料をエンジンへの吸気経路に放出する作業車において、前記燃料タンクの上面の車体前方側と、前記燃料タンクの上面の車体後方側とに、第一ポートと第二ポートとを車体左右方向の位置を異ならせて備え、前記第一ポートからの第一管路と、前記第二ポートからの第二管路とを前記キャニスタに接続した点にある。
本構成によると、例えば、図9に示すごとく、燃料タンク2の上面の車体前方側と車体後方側とに、第一ポート21と第二ポート22とを車体左右方向の位置を異ならせて備え、第一ポート21からの第一管路23と、第二ポート22からの第二管路24とをキャニスタ3に接続してある。このため、燃料タンク2が前後方向及び左右方向の少なくとも一方向に傾くと、第一ポート21と第二ポート22とのうち何れか一方のポートは燃料タンク2のうちでも高位置となる。よって、液体燃料LFの液面は、第一ポート21及び第二ポート22に対して相対的に上昇又は下降する。第一ポート21と第二ポート22とのうち少なくとも一方のポートは液体燃料LFに塞がれず、その一方のポート付近には蒸散燃料EG等の気体部分が残る。即ち、燃料タンク2の少なくとも一方のポートはキャニスタ3に開放されている。
このため、燃料タンク2が前後方向及び左右方向の少なくとも一方向に傾いた状態で、外気温上昇等により燃料タンク2の液体燃料LFの蒸散が進んでも、その蒸散燃料EGはキャニスタ3に流出し、燃料タンク2の内圧は高まらない。よって、液体燃料LFが第一管路23もしくは第二管路24をつたってキャニスタ3に到達することがない。このように、簡易且つ低コストな構造によって、作業車が傾斜地に位置してもキャニスタの機能は失われず、蒸散燃料放出規制を遵守できる。
本発明に係る作業車の第2特徴構成は、前記第一管路と前記第二管路とを合流させて前記キャニスタに接続し、前記第一管路と前記第二管路との合流部よりも前記キャニスタの側に、前記蒸散燃料の通過を許容し、前記燃料タンクからの液体燃料の通過を阻止する弁機構を備えた点にある。
設定満杯量以上の液体燃料が燃料タンクに入っている場合は、燃料タンクが少しでも傾くと、第一ポートと第二ポートとの両方が液体燃料で塞がれてしまう可能性がある。この状態で、外気温上昇等により燃料タンクの液体燃料の蒸散が進むと、燃料タンク内の蒸散燃料の逃げ道がないため、燃料タンクの内圧が上昇する。よって、液体燃料が第一管路又は第二管路をつたってキャニスタに流入する虞がある。本構成のように、蒸散燃料の通過を許容し、燃料タンクからの液体燃料の通過を阻止する弁機構を第一管路と第二管路との合流部よりもキャニスタの側に備えると、キャニスタの手前で液体燃料の進行が阻止される。
第一管路と第二管路とを合流させていないと、両管路の夫々に弁機構が必要となって、二組の弁機構を備えなければならない。本構成であると、第一管路と第二管路とを合流させてから弁機構に接続してあるため、弁機構は一組で良い。
本発明に係る作業車の第3特徴構成は、エアクリーナから前記エンジンへの吸気経路の開放度を調節する開閉弁よりも吸気経路上手側に、前記キャニスタに吸着した前記蒸散燃料を放出する点にある。
通常、エンジン低負荷運転時には、燃費向上のために空燃比を理想空燃比前後のリーン側に設定するが、エンジンへの吸気経路へ不要な蒸散燃料が放出されると不完全燃焼が起こり、CO等が発生してしまう。このため、例えば、特許文献1、2の技術では、エンジンの運転状態に応じて蒸散燃料の放出量を電子制御している。なお、エンジン高負荷運転時には、そもそも空燃比をリッチ側に設定するため、多少の蒸散燃料が導入されても問題はない。
エンジン低負荷運転時には、開閉弁の開放度が小さくなり、エンジンへの吸気量が抑えられる。エンジンが吸気工程を行うと、開閉弁よりも吸気経路下手側、即ちエンジン側は負圧となるが、開閉弁よりも吸気経路上手側はエンジン吸気工程の影響を受けにくく、下手側と比べて負圧の度合いが低い。
本構成のように、開閉弁よりも吸気経路上手側にキャニスタに吸着した蒸散燃料を放出すると、エンジン低負荷運転時に前記負圧の影響を受けにくい。また、開放度が小さい開閉弁によって、開閉弁よりも吸気経路下手側への蒸散燃料の流入が抑えられる。よって、不要な蒸散燃料がエンジンへ導入されるのを抑制することができる。一方、開閉弁の開放度が大きい高負荷運転時には、吸気経路が大きく開放されて、蒸散燃料の殆どが吸気と共にエンジンに導入される。しかし、上述したように、空燃比をリッチ側に設定するため、多少の蒸散燃料が導入されても問題はない。このように、キャニスタを正常に機能させつつ、エンジンの側の負圧を上手く利用し、簡易且つ抵コストな構造で、エンジンの運転状態に応じた蒸散燃料放出量の調節を行うことができる。
作業車を示す側面図である。 作業車のエンジン周辺を示す横断平面図である。 作業車のエンジン周辺を示す縦断背面図である。 作業車の燃料タンク周辺の構成を示すブロック図である。 エバポガス放出口周辺を示す模式図である。 作業車の燃料タンク周辺を示す前方斜視図である。 作業車のプレクリーナを示す縦断背面図である。 第一ポート及び第二ポートの配置を示す平面図である。 燃料タンク周辺を示す模式図であって、(a)は作業車が水平な時の状態を示し、(b)は作業車が傾いた時の状態を示す。 別実施形態の作業車の燃料タンク周辺の構成を示すブロック図である。 別実施形態のフロートバルブを示す縦断面図である。 別実施形態の作業車が傾いた時の燃料タンク周辺を示す模式図である。 従来の作業車が傾いた時の燃料タンク周辺を示す模式図である。
以下、本発明を適用したガソリンを燃料とするユーティリティービークル(以下、「UV」と称する)の実施形態を図面に基づいて説明する。
(全体構成)
UVは、図1、2に示すごとく、左右一対の操向自在な前輪82と、左右一対の後輪83とを備えている。前後輪82、83は、車体フレーム81の前後に振り分けられて配置されている。前後輪1、2の間に、運転部Dと原動部Mとを設けてある。また、UVは、車体フレーム81の後部に荷台87を備えている。荷台87は、車体左右方向の軸芯87a回りに車体フレーム81の後端部で揺動自在である。
UVは、図2、4に示すごとく、液体燃料としてのガソリンLFを貯留する燃料タンク2、キャニスタ3、エンジン1へ燃焼用空気を供給するエアクリーナ4、及び、エアクリーナ4の吸気方向の上手側に位置するプレクリーナ5を備えている。燃料タンク2からの蒸散燃料(以下、「エバポガスEG」と称する)はキャニスタ3に吸着され、プレクリーナ5で清浄化された空気と共にエアクリーナ4からエンジン1への吸気経路に放出される。
(運転部)
運転部Dは、図1に示すごとく、車体前方側にステアリングハンドル86を備え、後方側にシート84を備えている。シート84は、車体フレーム81に固定されたシート載荷台85に取り付けられており、シート載荷台85の前端上部を支点とした起伏揺動が可能である。
図2、3に示すように、シート載荷台85の下部空間のうち右側の空間にはラジエータ88が配置され、左側の空間には燃料タンク2が配置されている。ラジエータ88の吸気面とシート載荷台85の右側面とは、ラジエータ88が外気を吸入できるように所定の間隔を空けてある。ラジエータ88は、ラジエータ88の車体内側に配置した図示しないラジエータファンの吸引作用によって、下方側と後方側とから外気を吸入できる。なお、シート載荷台85は、ラジエータ88を横側方から覆うように後方に延長され、車体の外装部材を兼ねている。
(原動部)
原動部Mは、図2、3に示すごとく、水冷式のエンジン1とトランスミッションケース89とを備えている。エンジン1及びトランスミッションケース89は、燃料タンク2とラジエータ88との間で、燃料タンク2及びラジエータ88よりも車体後方側に備えられている。また、エンジン1は左側に配置され、トランスミッションケース89は右側に配置され、運転部Dの後方下側空間に左右に振り分けて並置されている。トランスミッションケース89からの出力は、前後輪82、83に伝達される。
即ち、エンジン1及びトランスミッションケース89の設置スペースは、これらを前後に並べる場合と比べて、車体前後方向にコンパクトであり、且つ、エンジン1及びトランスミッションケース89は、平面視で車体前後方向でも車体左右方向でも燃料タンク2及びラジエータ88と位置ずれしている。このため、原動部Mは車体前後方向にコンパクトとなっている。
ラジエータ88の給水口88aは、図1、2に示すごとく、荷台87の下側空間、もしくは荷台87とシート84との間の下部空間に位置する。このため、通常の走行状態のごとく荷台87が下げられた状態であると、給水口88aは開閉操作できない。よって、第三者が不用意に給水口88aを開閉操作するのを防止できる。給水口88aを開閉操作するときは、荷台87を軸芯87aの周りで上昇させて、給水口88aの周りを開放する。
マフラー90が、図2、3に示すごとく、トランスミッションケース89の上側に車体後方向きに備えられている。マフラー90の排気筒終端部箇所には、排気中の火の粉を除去する図示しないスパークアレスタが装着されている。
(エアクリーナ、プレクリーナ)
UVは、エアクリーナ4及びプレクリーナ5を備え、エンジン1への燃焼用空気を清浄化している。エアクリーナ4とプレクリーナ5とを備えてあるため、エアクリーナ4のみを備えたUVよりも、エンジン1に対する燃焼用空気をより清浄化することができる。UVは、図1から明らかなようにボンネットを備えておらず、シート載荷台85の下部空間や荷台87の下部空間は地面に開放されており、外部からの粉塵や多量の飛散泥土が舞う環境下にある。しかし、このような環境下にあるUVであっても、適切に清浄化した燃焼用空気をエンジン1に導入することができる。
エアクリーナ4は、図2に示すごとく、荷台87の下部においてエンジン1の後方に直列配置されている。エアクリーナ4とエンジン1とは、吸気経路としての第二吸気管11を介して接続されており、エアクリーナ4からエンジン1へ清浄化された燃焼用空気が送られる。
プレクリーナ5は、エアクリーナ4の吸気方向上手側に配置され、第一吸気管52によってエアクリーナ4に接続されている。プレクリーナ5は、図2、7に示すごとく、その外気取入口51が燃料タンク2の上面に対向する状態で下向きに、且つ燃料タンク2の後方寄りに配置されている。即ち、地面側から見て、外気取入口51の全部もしくは大部分が燃料タンク2の陰に隠れた状態となっている。結果、地面側からの飛散物の外気取入口51への直接的な入り込みや付着が軽減される。また、外気取入口51が下向きであるため、洗車時に洗浄水がプレクリーナ5に入り込むのを防止できる。
第二吸気管11には、図4、5に示すごとく、開閉弁としてのスロットルバルブ13が回動自在に設置されている。エンジン運転状態に応じた制御により、スロットルバルブ13は姿勢を変更し、第二吸気管11を開放したり、閉塞したりする。スロットルバルブ13の制御方法についての説明はここでは省略する。スロットルバルブ13は、エンジン1が高負荷運転であるほど第二吸気管11を全開放する姿勢となり、低負荷運転であるほど第二吸気管11を閉塞する姿勢となる。
(燃料タンク)
燃料タンク2は、図2、3、6に示すごとく、概ね直方体形状である。燃料タンク2の上面の後方左側に、給油口2aが燃料タンク2から左上斜め方向に突出するように設けられている。即ち、給油口2aは燃料タンク2の上面よりも高い位置にある。給油口2aはラジエータ88の給水口88aと同様に、荷台87の下側の空間、もしくは荷台87とシート84との間の下側の空間に位置する。このため、第三者が不用意に給油口2aを開閉操作するのを防止できる。
図5に示すごとく、第二吸気管11のスロットルバルブ13の下手側にエンジン1の側に向けて燃料噴射装置28を備え、燃料タンク2のガソリンLFは燃料管27を介して燃料噴射装置28に送られる。エンジン運転状態に応じた量のガソリンLFが燃料噴射装置28から第二吸気管11に噴霧される。噴霧されたガソリンLFは、エアクリーナ4からの燃焼用空気と適切に混合し、エンジン1で燃焼する。燃焼によって発生した排気ガスは、排気経路12及び上述したマフラー90を介して大気へ開放される。なお、エンジン1へのガソリンLFの供給は、燃料噴射装置28によるものに限られるものではなく、キャブレターによるものであっても良い。
燃料タンク2の上面には、図8(a)に示すごとく、第一ポート21と第二ポート22とが備えられている。第一ポート21は車体前方左端部に配置されている。第二ポート22は車体後方右端部に配置されている。即ち、第一ポート21と第二ポート22とは、燃料タンク2の上面の車体前方側と車体後方側とに、車体左右方向の位置を異ならせて備えられている。図4、6に示すごとく、第一ポート21には第一管路23が接続され、第二ポート22には第二管路24が接続されている。第一管路23と第二管路24とは合流部としての継手25によって合流し、さらに合流管路26に接続されている。合流管路26はキャニスタ3に接続されている。
UVが水平な状態であるときは、燃料タンク2等は図9(a)に示すごとき状態である。UVが下り坂等に位置すると、例えば、図9(b)に示すごとく、燃料タンク2が前下がりに傾く。第二ポート22の位置は、第一ポート21の位置よりも高くなり、燃料タンク2のうちでも高位置となる。よって、燃料タンク2内のガソリンLFの液面Sは第一ポート21に対して相対的に上昇し、第二ポート22に対して下降する。特に、ガソリンLFが燃料タンク2に満杯近く入っており、その傾きが大きい場合には、第一ポート21がガソリンLFで塞がれる。しかし、燃料タンク2にガソリンLFが満杯入れられたときであっても、燃料タンク2の上部にはエバポガスEG等の気体が存在するため、その気体が第二ポート22の付近に集まり、第二ポート22はキャニスタ3に開放される。このため、この状態でUVが停止されて、外気温上昇等によってガソリンLFが蒸散しても、エバポガスEGはキャニスタ3に流入し、燃料タンク2の内圧は上昇しない。したがって、燃料タンク2の内圧上昇により第一ポート21内にあるガソリンLFが押圧されて、キャニスタ3に到達することがない。
第一ポート21と第二ポート22とは、燃料タンク2の上面の車体前方側と車体後方側とに、車体左右方向の位置を異ならせた斜め対角位置に配置されており、車体の傾きが前後左右方向どの向きであっても、第一ポート21と第二ポート22とのうち一方のポートが燃料タンク2のうちで高位置となる。しかしながら、燃料タンク2が傾いても、第一ポート21と第二ポート22とが略同じ高さのままとなる場合がある。この場合は、両ポート21、22がガソリンLFで塞がれる可能性がある。そこで、図8(b)、(c)に示すごとく、第一ポート21と第二ポート22とを複数箇所に備えても良い。このように構成すると、燃料タンク2が傾いたとき、何れかのポートは燃料タンク2のうちで高位置となり、そのポートはガソリンLFで塞がれない。
燃料タンク2が傾いたときに、継手25の位置が燃料タンク2の液面Sよりも低いと、ガソリンLFが継手25に到達する虞がある。このため、UVの最大傾斜角を設定し、ガソリンLFを満杯入れたUVが最大傾斜したときのガソリンLFの液面Sよりも高い位置に継手25を配置してある。第一ポート21及び第二ポート22の少なくとも一方はキャニスタ3に開放される。
第一管路23と第二管路24とは継手25によって合流させてからキャニスタ3に接続してあるが、合流させずに第一管路23と第二管路24とを直接キャニスタ3に接続しても良い。この場合、第一管路23と第二管路24とはキャニスタ3で合流する。このため、ガソリンLFを満杯入れたUVが最大傾斜したときのガソリンLFの液面Sよりも高い位置にキャニスタ3を配置する。
なお、図示はしないが、第二ポート22を給油口2aに備えても良い。上述したように給油口2aは燃料タンク2の上面よりも高い位置にあるため、特に、燃料タンク2が後ろ下がりに傾いたときに、第二ポート22がガソリンLFで塞がれにくい。
(キャニスタ)
キャニスタ3は、例えば、カーボンを内蔵したカーボンキャニスタ3であって、エバポガスEGを吸着する。キャニスタ3には合流管路26が接続されており、エバポガスEGは第一管路23及び第二管路24のうち少なくとも一方と合流管路26とを介してキャニスタ3に導入される。
キャニスタ3のエバポガスEGを吸着する機能を低減させないためにも、キャニスタ3は燃料タンク2の近くに配置してある。本実施形態においては、図2、3、6に示すごとく、キャニスタ3は燃料タンク2の上方に配置してある。ただし、キャニスタ3の配置はこれに限られるものではなく、各部品のレイアウトにより、例えば、燃料タンク2の側方に配置してあっても良い。
図4、6に示すごとく、キャニスタ3とプレクリーナ5とはキャニスタ吸気管53を介して接続されている。また、キャニスタ3にはエバポガス放出管31が接続されており、エバポガス放出管31は第二吸気管11に接続されている。このため、エンジン1の吸気工程に対応して、キャニスタ3にはプレクリーナ5によって清浄化された外気が導入され、キャニスタ3に吸着したエバポガスEGはその清浄化された外気と共に第二吸気管11に放出される。
図5に示すごとく、エバポガス放出管31を通過してきたエバポガスEGは、エバポガス放出口31aから第二吸気管11に放出される。エバポガス放出口31aはスロットルバルブ13よりも吸気方向上手側に設けられている。スロットルバルブ13よりも吸気方向上手側にエバポガス放出口31aを設けているため、スロットルバルブ13の開閉度が小さいエンジン低負荷運転時には、エンジン1の吸気工程に基づく負圧の影響を受けにくい。また、開放度が小さいスロットルバルブ13によって、スロットルバルブ13よりも吸気方向下手側へのエバポガスEGの流入が抑えられる。よって、エバポガスEGはエンジン1へ導入されにくい。このように、不要にエバポガスEGがエンジン1に導入されないため、不完全燃焼が起こりにくく、過剰なCO等の発生は抑制される。
一方、エンジン高負荷運転時は、スロットルバルブ13の開放度が大きいため、第二吸気管11が大きく開放され、エバポガスEGの殆どが吸気と共にエンジン1に導入される。エンジン高負荷運転時は、空燃比をリッチ側に設定しており、エバポガスEGが導入されても支障はない。
このように、キャニスタ3を正常に機能させつつ、エンジン1の側の負圧を上手く利用し、簡易且つ抵コストな構造で、エンジン1の運転状態に応じたエバポガスEGの放出量の調節を行うことができる。
また、キャニスタ3にはプレクリーナ5によって清浄化された空気がキャニスタ3に導入されるため、キャニスタ3によるエバポガスEGの吸着性能を長期にわたって良好な状態に維持し易い。なお、プレクリーナ5は備えていなくても良い。対応使用環境によっては、プレクリーナ5の設置が不要な場合もあり、この場合はキャニスタ3に直接外気を導入する。
〔別実施形態〕
弁機構としてのフロートバルブを備えたUVの実施形態を図面に基づいて説明する。フロートバルブに係る箇所以外の構造は、上述の実施形態の内容と同様であるため、説明は省略する。同じ構造の箇所には同じ符号を付すこととする。
フロートバルブ6は、図11に示すごとく、ケース61と、ケース61に設けられた通気口62と、ケース61の内周に沿って摺動自在なフロート部63とを備えている。通常時は、フロート部63は自重によってケース61の下側に位置する。このとき、通気口62は開放され、フロートバルブ6は気体の流通を許容する。一方、ケース61に液体が浸入したときは、フロート部63が液体に浮き、液体面の上昇に伴いケース61の上側に移動し、最終的には通気口62を塞ぐ。即ち、フロートバルブ6は、ケース61の下方からの気体の通過は許容するが、ケース61下方からの液体の通過は阻止する。
図10、12に示すごとく、フロートバルブ6をキャニスタ3と継手25との間、即ち、合流管路26の中途に備えてある。フロートバルブ6は、上側がキャニスタ3に向き、下側が燃料タンク2に向く姿勢で配置されている。
例えば、燃料タンク2に設定した満杯量以上のガソリンLFが入れられたときは、燃料タンク2が少し傾いただけで、図12に示すごとく、第一ポート21と第二ポート22の両方がガソリンLFで塞がれる場合がある。
この場合、外気温上昇等により燃料タンク2のガソリンLFが蒸散すると、燃料タンク2の内圧が上昇し、第一管路23もしくは第二管路24をつたってガソリンLFがフロートバルブ6に到達することがある。しかし、フロートバルブ6を備えてあると、フロート部63が通気口62を塞ぎ、ガソリンLFはそれ以上キャニスタ3の側へ進まず、ガソリンLFがキャニスタ3に流入することがない。また、第一管路23と第二管路24とを合流させてからフロートバルブ6を設置してあるため、一つのフロートバルブ6を備えるだけで良い。
本発明であれば、簡易且つ低コストな構造でキャニスタの機能を維持し、確実に蒸散燃料の大気放出を規制でき、UV、トラクタや乗用型コンバイン等の農業機械、バックホー等の産業機械に広く利用可能である。
EG エバポガス(蒸散燃料)
LF ガソリン(液体燃料)
1 エンジン
2 燃料タンク
3 キャニスタ
4 エアクリーナ
6 フロートバルブ(弁機構)
11 第二吸気管(吸気経路)
13 スロットルバルブ(開閉弁)
21 第一ポート
22 第二ポート
23 第一管路
24 第二管路
25 継手(合流部)

Claims (3)

  1. 燃料タンクからの蒸散燃料を吸着するキャニスタを備え、
    前記キャニスタに吸着した前記蒸散燃料をエンジンへの吸気経路に放出する作業車において、
    前記燃料タンクの上面の車体前方側と、前記燃料タンクの上面の車体後方側とに、第一ポートと第二ポートとを車体左右方向の位置を異ならせて備え、
    前記第一ポートからの第一管路と、前記第二ポートからの第二管路とを前記キャニスタに接続してある作業車。
  2. 前記第一管路と前記第二管路とを合流させて前記キャニスタに接続し、
    前記第一管路と前記第二管路との合流部よりも前記キャニスタの側に、前記蒸散燃料の通過を許容し、前記燃料タンクからの液体燃料の通過を阻止する弁機構を備えた請求項1に記載の作業車。
  3. エアクリーナから前記エンジンへの吸気経路の開放度を調節する開閉弁よりも吸気経路上手側に、前記キャニスタに吸着した前記蒸散燃料を放出する請求項1または2に記載の作業車。
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