JP2010209838A - 自動二輪車のキャニスタ配置構造 - Google Patents

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【課題】車体をコンパクト化しながらキャニスタに接続される配管を短くすることが可能な自動二輪車のキャニスタ配置構造を提供する。
【解決手段】車体フレーム11にエンジン27が取付けられ、このエンジン27の後方にキャブレタ45が配置され、このキャブレタ45の後方にエアクリーナ47が配置され、このエアクリーナ47とキャブレタ45とがコネクティングチューブ46で接続され、エンジン27及びキャブレタ45の上方に燃料タンク25が配置され、この燃料タンク25内の蒸発燃料をキャニスタ58で処理する自動二輪車10のキャニスタ配置構造において、車体フレーム11が、エンジン27の後方で上下方向又は上下方向に近い方向に延びる後部フレーム部13cを備え、コネクティングチューブ46が後部フレーム部13cの側方に設けられ、キャニスタ58が、コネクティングチューブ46の下方に配置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動二輪車のキャニスタ配置構造の改良に関するものである。
従来の自動二輪車のキャニスタ配置構造として、キャニスタをエンジンの吸気系部品に隣接するように設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1の第1図〜第3図によれば、エンジン本体8のシリンダ部後部に吸気管11を介して気化器12が取付けられ、この気化器12の後部に吸気消音箱14が接続され、この吸気消音箱14の下面にキャニスタ21が取付けられている。
キャニスタ21は、長手方向が車幅方向に延びるように配置され、蒸発燃料を吸気管11内に放出するための放出口23を備え、この放出口23と吸気管11とがパージパイプ26で接続されている。
パージパイプ26は、キャニスタ21側から延びて車体枠1のほぼ上下に延びるフレームと水平に延びるフレームとに沿って配管され、吸気管11に接続されている。
特開昭56−53971号公報
パージパイプ26は、キャニスタ21の端部に設けられた放出口23からまず車幅方向外側に延び、次に、吸気消音箱14の側面の側方を上方に延びるため、パージパイプ26が吸気消音箱14の側面よりも車幅方向外側に突出し、車幅方向にコンパクト化することが困難である。
また、キャニスタ21が吸気消音箱14の下方に配置されているため、パージパイプ26が長く、取り回しが複雑になってしまい、コスト、組付け性の点で課題が残る。
本発明の目的は、車体をコンパクト化しながらキャニスタに接続される配管を短くすることが可能な自動二輪車のキャニスタ配置構造を提供することにある。
請求項1に係る発明は、車体フレームにエンジンが取付けられ、このエンジンの後方に燃料供給装置が配置され、この燃料供給装置の後方にエアクリーナが配置され、このエアクリーナと燃料供給装置とがコネクティングチューブで接続され、エンジン及び燃料供給装置の上方に燃料タンクが配置され、この燃料タンク内の蒸発燃料をキャニスタで処理する自動二輪車のキャニスタ配置構造において、車体フレームが、エンジンの後方で上下方向又は上下方向に近い方向に延びる上下延出部を備え、コネクティングチューブが上下延出部の側方に設けられ、キャニスタが、コネクティングチューブの下方に配置されることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、上下延出部が、車両の車幅方向中央部に配置されるとともに、燃料供給装置及びコネクティングチューブが、上下延出部の一方の側方に配置され、キャニスタが、平面視でコネクティングチューブに重なるように配置されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、燃料供給装置が、上下延出部より前方に配置され、上下延出部より後方にエアクリーナが配置されることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、燃料タンクとキャニスタとを接続する配管が、コネクティングチューブ、上下延出部間を通過するように配置されていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、エアクリーナ、燃料供給装置、コネクティングチューブ及びキャニスタが、車体側方を一体構造のサイドカバーで覆われていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、車体フレームが、エンジンの後方で上下方向又は上下方向に近い方向に延びる上下延出部を備え、コネクティングチューブが上下延出部の側方に設けられ、キャニスタが、コネクティングチューブの下方に配置されるので、前後方向に延びるコネクティングチューブの下方の空間を利用してキャニスタを配置するため、車体のコンパクト化を図ることができるとともに、燃料供給装置に接近させてキャニスタを配置することができるため、燃料供給装置とキャニスタとを接続する配管を短縮することができ、軽量化が可能になる。
請求項2に係る発明では、上下延出部が、車両の車幅方向中央部に配置されるとともに、燃料供給装置及びコネクティングチューブが、上下延出部の一方の側方に配置され、キャニスタが、平面視でコネクティングチューブに重なるように配置されているので、キャニスタが車幅方向に大きく突出せず、自動二輪車の小型化を図ることができる。
請求項3に係る発明では、燃料供給装置が、上下延出部より前方に配置され、上下延出部より後方にエアクリーナが配置されるので、コネクティングチューブより大型の燃料供給装置及びエアクリーナが車幅方向外側に突出するのを抑えることができ、自動二輪車の車幅を小さくすることができる。
請求項4に係る発明では、燃料タンクとキャニスタとを接続する配管が、コネクティングチューブ、上下延出部間を通過するように配置されているので、燃料タンクとキャニスタとを接続する配管の長さを短縮することができ、また、配管をコネクティングチューブ及び上下延出部で保護及びガイドすることができる。
請求項5に係る発明では、エアクリーナ、燃料供給装置、コネクティングチューブ及びキャニスタを集中的に配置することにより、車体側方を一体構造のサイドカバーで覆うことができるので、部品点数を増加させることなく機能部品を保護することができるとともに、自動二輪車の外観性を向上させることができる。
本発明に係るキャニスタ配置構造を示す自動二輪車の要部左側面図である。 本発明に係るキャニスタ配置構造を示す自動二輪車の要部右側面図である。 本発明に係るキャニスタ配置構造を示す自動二輪車の第1要部斜視図である。 本発明に係るキャニスタ配置構造を示す自動二輪車の第2要部斜視図である。 本発明に係るキャニスタ配置構造を示す自動二輪車の要部平面図である。 本発明に係るキャニスタ配置構造を示す自動二輪車の要部正面図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、説明中の左、右、前、後は車両に乗車した運転者を基準にした向きを示している。また、図面は符号の向きに見るものとする。
本発明の実施例を説明する。
図1に示すように、自動二輪車10は、車体フレーム11が、前端に設けられたヘッドパイプ12と、このヘッドパイプ12から後方斜め下方に屈曲して延びるメインフレーム13と、このメインフレーム13の下端部に取付けられたピボットフレーム14と、メインフレーム13の屈曲部近傍から後方に延びる左右一対のシートレール16,17(手前側の符号16のみ示す。)と、ピボットフレーム14及びシートレール16,17のそれぞれを連結する左右一対のサブフレーム18,21(手前側の符号18のみ示す。)と、ヘッドパイプ12からメインフレーム13の下方を下方斜め後方に延びるダウンフレーム22とから構成され、メインフレーム13の上部に燃料タンク25が取付けられ、シートレール16,17の上部にシート26が取付けられ、ピボットフレーム14及びダウンフレーム22にエンジン27が取付けられ、ピボットフレーム14にピボット軸28を介して上下スイング自在にスイングアーム31が取付けられている。
メインフレーム13は、くの字状の部材であり、屈曲部13aと、この屈曲部13aの前方に設けられた前部フレーム部13bと、屈曲部13aの後方に設けられた後部フレーム部13cとからなり、前部フレーム部13bは、前端より後端が低くなるように傾斜し、後部フレーム部13cは、上端が下端より前方に位置するように前傾している。
エンジン27は、クランクケース35と、このクランクケース35の前部上部から上方に延びるシリンダ部36とを備え、シリンダ部36は、クランクケース35に取付けられたシリンダブロック37と、このシリンダブロック37の上部に取付けられたシリンダヘッド38と、このシリンダヘッド38の上部開口を覆うヘッドカバー39とからなる。
シリンダヘッド38は、後部に吸気装置41が接続され、前部に排気装置42が接続されている。
吸気装置41は、シリンダヘッド38に取付けられたインテークパイプ44と、このインテークパイプ44の後端に接続された燃料供給装置であるキャブレタ45と、このキャブレタ45の後端にコネクティングチューブ46を介して接続されたエアクリーナ47とからなる。
排気装置42は、シリンダヘッド38の前部に取付けられた排気管51と、この排気管51の途中に設けられた触媒52と、排気管51の後端部に接続されたマフラ53とからなる。
燃料タンク25には、内部の燃料が蒸発して出来た蒸発燃料をキャブレタ45に吸入させて処理するための蒸発燃料処理装置55が付設されている。
蒸発燃料処理装置55は、燃料タンク25内に存在する蒸発燃料の成分であるHC(炭化水素)をエンジン27の吸気負圧により吸気系に混合気とともに吸入して燃焼させるシステムであり、燃料タンク25の底部25aに設けられたタンク側バルブ(不図示)に一端が接続されて蒸発燃料を燃料タンク25内から排出する排出管57と、この排出管57の他端に接続されて蒸発燃料が導入され貯蔵されるキャニスタ58と、このキャニスタ58に一端が接続されるとともに他端がキャブレタ45に接続されたパージ配管61と、キャニスタ58内に新気を導入するために一端がシートレール16とサブフレーム18との結合部近傍に配置されて大気に開放されるとともに他端がキャニスタ58に接続された新気導入管63と、キャニスタ58内と外部とを連通させるためにキャニスタ58から下方に延びて下端を大気に開放されることでキャニスタ58で浄化された後の空気を外部に排出させる外部連通管64とからなる。
排出管57は、キャニスタ58の前端部から後部フレーム部13cの車幅方向内側を通り、更に、後部フレーム部13cとコネクティングチューブ46との間を通り、更に、上方に延びて燃料タンク25の底部25aに突出したチューブに接続される。
パージ配管61は、キャニスタ58の前端部からUターンして一端後方に延びた後、上方に延びてキャブレタ45の下部に接続される。
新気導入管63は、キャニスタ58の後端部から後方に延びた後、サブフレーム18の車幅方向内側をサブフレーム18に沿って後方斜め上方に延び、シートレール16とサブフレーム18との結合部近傍に至る。
外部連通管64は、キャニスタ58の後端部から屈曲して下方に延びている。
上記したタンク側バルブは、吸入口が燃料タンク25内の気相に開口し、吐出口がチューブを介して排出管57に接続されたものであり、燃料タンク25の内圧が所定値以上で開弁し、蒸発燃料がキャニスタ58に送られる。
キャニスタ58は、内部に活性炭が充填された容器であり、その長手方向が前後方向に延びるようにメインフレーム13の後部フレーム部13cに取付けられ、燃料タンク25よりも下方に配置され、更に、吸気装置41を構成するキャブレタ45、コネクティングチューブ46及びエアクリーナ47よりも下方に配置されている。
キャニスタ58内に流入した蒸発燃料は、活性炭に一旦吸着される。そして、吸気系の吸気負圧がキャニスタ58に作用したときに、新気導入管63でキャニスタ58内に導入された新気により、蒸発燃料は、活性炭から離脱してキャブレタ45内へ吸入される。
図2は、自動二輪車10の右側面を示している。
キャニスタ58は、その大部分が取付具66で覆われ、この取付具66がメインフレーム13の後部フレーム部13cの側部に取付けられている。
キャニスタ58は、詳しくは、後部フレーム部13cの下部の側方に位置するとともにピボットフレーム14の上端部の側方にも位置し、また、キャブレタ45、コネクティングチューブ46及びエアクリーナ47の下方に位置し、更に、ピボット軸28よりも上方に位置している。
キャブレタ45は、後部フレーム部13cよりも前方に配置され、エアクリーナ47は後部フレーム部13cよりも後方に配置される、即ち、キャブレタ45とエアクリーナ47とは、側面視で後部フレーム部13cを挟むように前後に配置され、コネクティングチューブ46が後部フレーム部13cの側方を横切るように配置されている。
従って、コネクティングチューブ46より大型のキャブレタ45及びエアクリーナ47を正面から見たときに後部フレーム部13cに重なるようにより車幅方向内側に配置することができ、キャブレタ45及びエアクリーナ47の車幅方向外側への突出量を少なくすることができる。
図3に示すように、エンジン27の後方で且つ車体の右側部の空間にキャブレタ45、コネクティングチューブ46、エアクリーナ47及びキャニスタ58が接近してまとまって配置されている。
従って、車体の右側方からこれらの部品のメンテナンスを一括して行うことができ、メンテナンス性を向上させることができる。
図4は、図3に示した車体の右側部に、上記のキャブレタ45、コネクティングチューブ46、エアクリーナ47及びキャニスタ58を覆うサイドカバー68を設けたことを示している。
このように、キャブレタ45、コネクティングチューブ46、エアクリーナ47及びキャニスタ58を車体の右側部にコンパクトにまとめたことで、小型で且つ一体のサイドカバー68により側方を覆うことができる。
図5に示すように、エンジン27のシリンダヘッド38の後部からインテークパイプ44を介してキャブレタ45が後方斜め右側方に延び、キャブレタ45の後端からコネクティングチューブ46が右側方に凸となるように湾曲しながら後方に延び、コネクティングチューブ46の中間部がエアクリーナ47の前壁の右側に接続されるとともにコネクティングチューブ46の後部がエアクリーナ47内に延び、エアクリーナ47が左右のシートレール16,17間に渡されて取付けられている。
このように、吸気装置41を構成するキャブレタ45及びコネクティングチューブ46は、メインフレーム13の後部フレーム部13c及びピボットフレーム14を迂回するように配置され、吸気装置41は、エンジン27とエアクリーナ47との間では、全体として湾曲しているため、吸気装置41の車体側方へ突出する部分(コネクティングチューブ46が最も車体側方へ突出する。)がより少なくなる。
平面視では、コネクティングチューブ46とキャニスタ58(輪郭が太線で示されている。)とは重なるように配置されているため、キャニスタ58の車体側方への突出量をより少なくすることが可能になる。
図6中の矢印(LEFT)は車両左方、矢印(RIGHT)は車両右方を表している。
図6に示すように、キャニスタ58は、車幅の中央を通って鉛直に延びる車体中心線70に対してキャブレタ45と同じ距離又はキャブレタ45の突出量に近い距離である距離D1だけ右側方に突出し、例えば、燃料タンク25の下部に設けられたフランジ部25bから距離D2だけ車幅方向内側に配置されている。
このように、キャニスタ58と吸気系部品であるキャブレタ45との車体側方への突出量を揃えることでサイドカバー68(図4参照)の形状をフラットにして単純化を図ることができ、サイドカバー68の車体側方への突出量も抑えることができる。
上記の図1、図2に示したように、車体フレーム11にエンジン27が取付けられ、このエンジン27の後方に燃料供給装置としてのキャブレタ45が配置され、このキャブレタ45の後方にエアクリーナ47が配置され、このエアクリーナ47とキャブレタ45とがコネクティングチューブ46で接続され、エンジン27及びキャブレタ45の上方に燃料タンク25が配置され、この燃料タンク25内の蒸発燃料をキャニスタ58で処理する自動二輪車10のキャニスタ配置構造において、車体フレーム11が、エンジン27の後方で上下方向又は上下方向に近い方向に延びる上下延出部としての後部フレーム部13cを備え、コネクティングチューブ46が後部フレーム部13cの側方に設けられ、キャニスタ58が、コネクティングチューブ46の下方に配置されるので、前後方向に延びるコネクティングチューブ46の下方の空間を利用してキャニスタ58を配置するため、車体の大型化を防ぐことができるとともに、キャブレタ45に接近させてキャニスタ58を配置することができるため、キャブレタ45とキャニスタ58とを接続する配管としてのパージ配管61を短縮することができ、軽量化が可能になる。
上記の図5に示したように、後部フレーム部13cが、車両の車幅方向中央部に配置されるとともに、キャブレタ45及びコネクティングチューブ46が、後部フレーム部13cの一方の側方に配置され、キャニスタ58が、平面視でコネクティングチューブ46に重なるように配置されているので、キャニスタ58が車幅方向に大きく突出せず、自動二輪車10の小型化を図ることができる。
上記の図1、図2に示したように、キャブレタ45が、後部フレーム部13cより前方に配置され、後部フレーム部13cより後方にエアクリーナ47が配置されるので、コネクティングチューブ46より大型のキャブレタ45及びエアクリーナ47が車幅方向外側に突出するのを抑えることができ、自動二輪車10の車幅を小さくすることができる。
上記の図1に示したように、燃料タンク25とキャニスタ58とを接続する配管としての排出管57が、コネクティングチューブ46、後部フレーム部13c間を通過するように配置されているので、排出管57が上下方向に大きく屈曲することなく延びるため、排出管57の長さを短縮することができる。また、排出管57をコネクティングチューブ46及び後部フレーム部13cで保護することができる。
上記の図1、図4に示したように、エアクリーナ47、キャブレタ45、コネクティングチューブ46及びキャニスタ58が、車体側方を一体構造のサイドカバー68で覆われているので、機能部品を保護することができるとともに、自動二輪車10の外観性を向上させることができる。
尚、本実施形態では、図2に示したように、キャニスタ58を長手方向が前後方向に延びるように配置したが、これに限らず、キャニスタ58を長手方向が上下方向に延びるように又は後部フレーム部3cに沿うように配置してもよい。
また、燃料供給装置として、キャブレタではなく、燃料噴射装置を備えたスロットルボディでも良い。
本発明のキャニスタ配置構造は、自動二輪車に好適である。
10…自動二輪車、11…車体フレーム、13c…上下延出部(後部フレーム部)、25…燃料タンク、27…エンジン、45…燃料供給装置(キャブレタ)、46…コネクティングチューブ、47…エアクリーナ、57…配管(排出管)、58…キャニスタ、68…サイドカバー。

Claims (5)

  1. 車体フレームにエンジンが取付けられ、このエンジンの後方に燃料供給装置が配置され、この燃料供給装置の後方にエアクリーナが配置され、このエアクリーナと前記燃料供給装置とがコネクティングチューブで接続され、前記エンジン及び前記燃料供給装置の上方に燃料タンクが配置され、この燃料タンク内の蒸発燃料をキャニスタで処理する自動二輪車のキャニスタ配置構造において、
    前記車体フレームは、前記エンジンの後方で上下方向又は上下方向に近い方向に延びる上下延出部を備え、前記コネクティングチューブは、前記上下延出部の側方に設けられ、前記キャニスタは、前記コネクティングチューブの下方に配置されることを特徴とする自動二輪車のキャニスタ配置構造。
  2. 前記上下延出部は、車両の車幅方向中央部に配置されるとともに、前記燃料供給装置及びコネクティングチューブは、前記上下延出部の一方の側方に配置され、前記キャニスタは、平面視で前記コネクティングチューブに重なるように配置されていることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車のキャニスタ配置構造。
  3. 前記燃料供給装置は、前記上下延出部より前方に配置され、この上下延出部より後方にエアクリーナが配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自動二輪車のキャニスタ配置構造。
  4. 前記燃料タンクと前記キャニスタとを接続する配管は、前記コネクティングチューブ、前記上下延出部間を通過するように配置されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の自動二輪車のキャニスタ配置構造。
  5. 前記エアクリーナ、前記燃料供給装置、前記コネクティングチューブ及び前記キャニスタは、車体側方を一体構造のサイドカバーで覆われていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の自動二輪車のキャニスタ配置構造。
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