JPH07238872A - エンジンの蒸発燃料処理装置 - Google Patents

エンジンの蒸発燃料処理装置

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JPH07238872A
JPH07238872A JP2860294A JP2860294A JPH07238872A JP H07238872 A JPH07238872 A JP H07238872A JP 2860294 A JP2860294 A JP 2860294A JP 2860294 A JP2860294 A JP 2860294A JP H07238872 A JPH07238872 A JP H07238872A
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JP
Japan
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passage
purge
negative pressure
valve
engine
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JP2860294A
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English (en)
Inventor
Toshio Nanba
俊夫 難波
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Unisia Jecs Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】パージ量の多いエンジン高負荷運転領域におい
て、パージを確実に行えるようにすることを目的とす
る。 【構成】エンジン11に接続する吸気通路12のスロットル
弁13上流側にベンチュリ部14を設け、キャニスタ22から
のパージ通路23を、前記ベンチュリ部14に開口させる。
これにより、エンジン高負荷領域で、ベンチュリ部14に
大きな負圧が発生するので、十分なパージ量を得ること
ができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの蒸発燃料処
理装置に関し、特に、燃料タンク内で発生した蒸発燃料
をエンジン吸気系に供給して大気中への放散を防止する
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、燃料タンク内で発生した蒸発
燃料をキャニスタに一旦吸着捕集させた後、該キャニス
タに吸着捕集させた蒸発燃料をパージ(離脱)させ、こ
のパージした蒸発燃料を含むパージエアをパージ通路を
介してエンジンの吸気系に供給させ、燃料タンク内にお
ける蒸発燃料の大気中への放散を防ぐ蒸発燃料処理装置
が提案されている(例えば特開昭62−7962号公報
等参照)。
【0003】従来のこの種の蒸発燃料処理装置における
パージエアのエンジン吸気系への供給制御の方法として
は、一般的に吸入負圧を制御負圧として利用している。
例えば、図13に示すように、エンジンの吸気通路1に介
装されるスロットル弁2の下流側にキャニスタ(図示せ
ず)からのパージ通路3を開口させ、エンジン吸入負圧
を利用してパージエアを吸気通路1内に吸引して供給す
るように構成されている。
【0004】また、図14に示すように、パージコントロ
ールバルブ4の故障時における安全対策(蒸発燃料漏れ
防止や暴走防止)のために、パージ通路3に機械式のパ
ージカット弁5を設けてパージ通路3を遮断可能に構成
したものにおいては、前記パージカット弁5の負圧導入
通路6を、スロットルチャンバや図中点線で示すように
スロットル弁2下流側のコレクタ部等に開口させ、停車
時等においてパージカット弁5によりパージ通路3が遮
断できるようにしており、この場合も、吸気通路内の負
圧に利用してパージカット弁5の開閉を制御することで
パージエアの供給を制御するよう構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにスロットル弁2の下流側の負圧を利用する構成で
は、スロットル弁開度の大きいエンジン高負荷領域では
エンジンの吸入負圧が小さいため、図13の場合には、パ
ージ量の多い高負荷領域においてパージコントロールバ
ルブを全開状態に制御しても、多少はパージエアの供給
が行われるものの要求量に見合う十分なパージ量が得る
ことができないという問題があった。
【0006】また、図14の場合には、高負荷領域におい
てパージカット弁5が閉じてパージ通路3が遮断される
虞れがあり、パージ量の多い高負荷領域でパージエアの
供給が全く停止してしまうという問題があった。本発明
は上記問題点に鑑みなされたものであり、パージ量の多
い高負荷運転領域におけるパージを確実に確保できるエ
ンジンの蒸発燃料処理装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、燃料
タンク内の蒸発燃料を吸着捕集すると共に、該吸着捕集
した蒸発燃料をパージするキャニスタを備え、該キャニ
スタでパージされた蒸発燃料を含むパージエアを、エン
ジンの吸気通路に発生する負圧により、パージ通路を介
して吸気通路に供給する構成のエンジンの蒸発燃料処理
装置において、前記吸気通路のスロットル弁上流側にベ
ンチュリ部を設け、前記パージエアの供給を前記ベンチ
ュリ部に発生する負圧により制御する構成とした。
【0008】そして、前記パージ通路が、前記ベンチュ
リ部に開口し、ベンチュリ部に発生する負圧を直接パー
ジ通路に作用させてパージエアの吸気通路への供給を制
御する構成とするとよい。この場合において、前記ベン
チュリ部に開口するパージ通路の中間部を分岐させ、該
分岐パージ通路をスロットル弁下流側に開口させる一
方、パージ通路の分岐部に介装される第1電磁切換弁
と、機関運転状態に基づいてベンチュリ部側が負圧大と
なる時に当該ベンチュリ部側のパージ通路を開通させる
べく前記第1電磁切換弁を切換制御する第1弁制御手段
とを備えて構成するとよい。
【0009】また、前記第1弁制御手段は、エンジン運
転状態を検出する検出手段と、該検出手段の検出出力に
基づいて予め記憶したマップから第1電磁切換弁を切換
制御する制御手段とで構成するとよい。また、前記第1
弁制御手段は、スロットル弁下の上流側と下流側の各負
圧を導入し、これら導入した負圧の差圧に応動してオン
・オフする接点部を備えた圧力スイッチ手段からなり、
該圧力スイッチ手段からの出力に基づいて前記第1電磁
切換弁を切換制御する構成するとよい。
【0010】前記パージ通路に、吸気通路の負圧に応動
してパージ通路を遮断してパージエアの供給を停止する
パージカット弁を介装し、該パージカット弁の負圧導入
通路を前記ベンチュリ部に開口させ、ベンチュリ部に発
生する負圧により前記パージカット弁を開閉制御し、パ
ージ通路から吸気通路へのパージエアの供給を制御する
構成とした。
【0011】この場合において、前記ベンチュリ部に開
口する前記負圧導入通路の中間部を分岐させ、該分岐負
圧導入通路をスロットル弁下流側に開口させる一方、負
圧導入通路の分岐部に介装される第2電磁切換弁と、機
関運転状態に基づいてベンチュリ部側が負圧大となる時
に当該ベンチュリ部側の負圧導入通路を開通させるべく
前記第2電磁切換弁を切換制御する第2弁制御手段とを
備えて構成するとよい。
【0012】また、前記第2弁制御手段が、前記スロッ
トル弁開度が所定開度以上となった時にベンチュリ部に
開口する負圧導入通路側を開通させるべく前記第2電磁
切換弁を切換制御する構成とするとよい。また、前記ベ
ンチュリ部に開口する負圧導入通路の中間部を分岐さ
せ、該分岐負圧導入通路をスロットル弁下流側に開口さ
せる一方、負圧導入通路の分岐部に、ベンチュリ部とス
ロットル弁下流側の負圧を導入し、両者の圧力差に応じ
て、負圧大側の負圧導入通路をキャニスタに連通させ、
負圧小側の負圧導入通路をキャニスタと遮断させる圧力
応動型の通路切換弁を介装する構成とするとよい。
【0013】前記パージ通路を分岐して前記ベンチュリ
部とスロットル弁下流側にそれぞれ開口させ、パージ通
路の分岐部に第1電磁切換弁を介装する一方、該第1電
磁切換弁とキャニスタとの間のパージ通路に、吸気通路
の負圧に応動してパージ通路を遮断してパージエアの供
給を停止するパージカット弁を介装し、該パージカット
弁の負圧導入通路を分岐して前記ベンチュリ部とスロッ
トル弁下流側にそれぞれ開口させ、負圧導入通路の分岐
部に第2電磁切換弁を介装すると共に、機関運転状態に
基づいてベンチュリ部側が負圧大となる時に当該ベンチ
ュリ部側のパージ通路及び負圧導入通路をそれぞれ開通
させるべく前記第1電磁切換弁と第2電磁切換弁をそれ
ぞれ別々に切換制御する第1弁制御手段と第2弁制御手
段とを備えて構成した。
【0014】この場合において、第1弁制御手段と第2
弁制御手段を共通化する構成とするとよい。
【0015】
【作用】かかる構成によれば、エンジンの高負荷領域に
おいては、スロットル弁上流側のベンチュリ部に十分な
負圧が発生するため、このベンチュリ部にパージ通路を
開口させたことでパージ通路から十分なパージエアを吸
引し供給することができる。
【0016】また、パージカット弁の負圧導入通路をベ
ンチュリ部に開口させたことで、エンジンの高負荷領域
で、パージカット弁が閉弁することがなく、高負荷領域
でのパージエアの供給が可能となる。また、パージ通路
やパージカット弁の負圧導入通路を、ベンチュリ部とス
ロットル弁下流側の両方に開口させて、負圧が高い通路
側を選択的に開口させるよう通路を切り換える構成とす
れば、エンジンの全ての運転領域で、パージエアの供給
を十分に或いは可能にすることができるようになる。
【0017】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の第1実施例の構成図であり、パー
ジ通路を直接ベンチュリ部に開口させてパージエアの供
給を制御させる例を示す。図1において、エンジン11に
は、吸気通路12を介して空気が吸入される。前記吸気通
路12には、図示しないアクセルペダルと連動するスロッ
トル弁13が設けられていて、エンジン11の吸入空気量を
制御する。そして、前記スロットル弁13の上流側にベン
チュリ部14が設けられる。
【0018】一方、前記エンジン11には、燃料タンク
(図示せず)内で発生した蒸発燃料の大気中への放散を
防止するための蒸発ガス処理装置21が備えられている。
この蒸発ガス処理装置20には、燃料タンク内で発生した
燃料の蒸発ガスが、蒸発ガス通路21を介してキャニスタ
22に導入され、キャニスタ22内に充填された活性炭等の
吸着剤にこの蒸発ガスを一旦吸着捕集させた後、該吸着
剤に吸着された燃料をパージし、パージされた燃料を含
むパージエアをパージ通路23を介して吸気通路12に供給
するものである。パージ通路23からのパージエア量は、
パージ通路23に介装されるパージコントロールバルブ24
の開閉を、エンジン回転速度及びエンジン負荷等で決定
されるエンジン運転状態に応じてントロールユニット
(C/U)25により制御することにより調整される。
【0019】そして、本実施例では、前記パージ通路24
を、スロットル弁13上流側のベンチュリ部14に開口させ
る構成としている。尚、図1中、15は排気通路、16,17
は吸気弁及び排気弁を示し、18はピストンを示す。かか
る構成の第1実施例では、パージコントロールバルブ24
が開弁制御されている状態では、キャニスタ22内のパー
ジエアは、ベンチュリ部14に発生する負圧によってパー
ジ通路23を介して吸気通路12内に供給される。そして、
スロットル弁13上流側のベンチュリ部14では、スロット
ル弁13の開度が大きくなるエンジン11の高負荷運転領域
で負圧が大きくなるため、図13に示す従来のようなスロ
ットル弁の下流側にパージ通路を開口させる方式に比べ
て、蒸発燃料のパージ量が多くなるエンジンの高負荷運
転領域において、要求に見合う十分なパージエア量を吸
気通路12内へ供給することができるようになる。
【0020】次に、本実施例の第2実施例を図2に基づ
いて説明する。図2において、本実施例では、図1に示
す第1実施例の構成において、パージ通路23の中間部、
即ち、ベンチュリ部14の開口端とパージコントロールバ
ルブ24との間で、パージ通路23を分岐させ、この分岐パ
ージ通路部23Bを、スロットル弁13の下流側に開口させ
るようにしてある。そして、パージ通路23のベンチュリ
部14に開口する主パージ通路部23Aと分岐パージ通路部
23Bとが分岐する分岐部に、両通路部23A,23Bを選択
的に切り換える第1電磁切換弁としての電磁切換弁26を
設けてある。
【0021】この電磁切換弁26は、機関運転状態に基づ
いてベンチュリ部14側がスロットル弁13の下流側に比べ
て負圧大となる時にコントロールユニット25によってベ
ンチュリ部14側の主パージ通路部23A側が開通するよう
に切換制御されるものである。具体的には、例えばクラ
ンク角センサ27からのエンジン回転速度信号Ne及びエ
アフローメータ28からの吸入空気流量Qにより演算され
るエンジン負荷Tp(=K×Q/Ne:Kは定数)と、
エンジン回転速度Neとをパラメータとして予め電磁切
換弁26の切換点を記憶させたマップを参照し、現在のエ
ンジン負荷Tpとエンジン回転速度Neに対応して電磁
切換弁26の切換位置を選択制御する構成である。ここ
で、前記クランク角センサ27とエアフローメータ28とが
エンジン運転状態検出手段に相当し、コントロールユニ
ット25が制御手段に相当する。そして、これらエンジン
運転状態検出と制御手段とによって第1弁制御手段を構
成するものである。
【0022】かかる第2実施例では、ベンチュリ部14側
の方がスロットル弁13の下流側に比べて負圧が高くなる
エンジンの高負荷運転領域(図3の点線より上側の領
域)の時に、コントロールユニット25からの信号によっ
て、電磁切換弁26は主パージ通路部23A側を開通して分
岐パージ通路部23B側を遮断するように制御され、キャ
ニスタ22内のパージエアは、主パージ通路部23Aを介し
てベンチュリ部14から吸気通路12へ供給される。
【0023】一方、ベンチュリ部14側の方がスロットル
弁13の下流側に比べて負圧が低くなるエンジンの運転領
域(図3の点線より下側の領域)の時には、コントロー
ルユニット25からの信号によって、逆に電磁切換弁26は
分岐パージ通路部23B側を開通して主パージ通路部23A
側を遮断するように制御され、キャニスタ22内のパージ
エアは、分岐パージ通路部23Bを介して従来と同様のス
ロットル弁13下流側から吸気通路12へ供給される。
【0024】従って、この第2実施例によれば、エンジ
ンの運転状態に応じて負圧の高い部位を選択してパージ
エアの吸気通路12への供給を行わせることができるの
で、エンジン11の全運転領域において、高いパージ量を
得ることができる。次に、本実施例の第3実施例を図4
に基づいて説明する。この実施例は、ベンチュリ部14と
スロットル弁13下流側の圧力差を機械的に検知して電磁
切換弁26を切換制御するようにしたものである。
【0025】図4において、本実施例は、図2に示す第
2実施例の構成において、電磁切換弁26の切換制御を、
コントロールユニット25からの信号ではなく、スロット
ル弁下の上流側と下流側の各負圧を導入し、これら導入
した負圧の差圧に応動してオン・オフする接点部を備え
た圧力スイッチ手段としての機械式の圧力スイッチ30に
よって行うよう構成されている。
【0026】前記圧力スイッチ30は、ダイヤフラム31に
仕切られた第1及び第2圧力室32,33を有し、第1圧力
室32は、通路34を介してスロットル弁13上流側でベンチ
ュリ部14の下流側の吸気通路部分に連通しており、第2
圧力室33は、通路35を介してスロットル弁13下流側の吸
気通路部分に連通している。第2圧力室33内には、ダイ
ヤフラム31を常時第1圧力室32側に弾性付勢するスプリ
ング36が設けられている。一方、第1圧力室32内には、
ダイヤフラム31に固定された可動接点37と接触可能な固
定接点38が配置されている。そして、前記可動接点35
は、イグニッションスイッチ39(図中INGで示す)に
直列接続され、固定接点38は、電磁切換弁26に直列接続
してアースに接続する構成である。
【0027】かかる第3実施例では、イグニッションス
イッチ39がONとなり、エンジン11が始動し、スロット
ル弁13上流側の負圧とスロットル弁13下流側の負圧との
差圧が、スプリング36のセット圧より高くなると、ダイ
ヤフラム31がスプリング36の弾性付勢力に抗して図中右
方向に移動して可動接点37が固定接点38から離れる。こ
れにより、電磁切換弁26はオフとなり、分岐パージ通路
部23B側を開通させてキャニスタ21に接続する一方、主
パージ通路部23A側を遮断する。
【0028】一方、エンジン負荷が次第に高くなりスロ
ットル弁13の開度が大きくなり、スロットル弁13下流側
の負圧とスロットル弁13上流側の負圧との差圧が、スプ
リング36のセット圧より下回ると、ダイヤフラム31の可
動接点37が固定接点38と接触し、電磁切換弁26がオンと
なる。これにより、電磁切換弁26が切り換わり、逆に分
岐パージ通路部23B側を遮断し、主パージ通路部23A側
を開通してキャニスタ21に接続する。
【0029】従って、この第3実施例の場合も、第2実
施例と同様に、エンジンの運転状態に応じて負圧の高い
部位を選択してパージエアの吸気通路12への供給を行わ
せることができるので、エンジン11の全運転領域におい
て、高いパージ量を得ることができる。次に本発明の第
4実施例を図5に示し説明する。
【0030】この実施例は、パージコントロールバルブ
故障時の安全対策としてパージカット弁をパージ通路に
設ける構成に本発明を適用した例である。図5におい
て、エンジン11には、図1に上記各実施例と同様に構成
されるスロットル弁13及びこの上流側にベンチュリ部14
を設けた吸気通路12を介して空気が吸入される。
【0031】一方、前記エンジン11には、燃料タンク
(図示せず)内で発生した蒸発燃料の大気中への放散を
防止するための蒸発ガス処理装置40が備えられている。
この蒸発ガス処理装置40は、燃料タンク内で発生した燃
料の蒸発ガスが、蒸発ガス通路21を介してキャニスタ22
に導入され、キャニスタ22内に充填された活性炭等の吸
着剤にこの蒸発ガスを一旦吸着捕集させた後、該吸着剤
に吸着された燃料をパージし、パージされた燃料を含む
パージエアをパージ通路23を介して吸気通路12に供給す
るものであり、パージ通路23からのパージエア量は、パ
ージ通路23に介装されるパージコントロールバルブ24の
開閉を、エンジン回転速度及びエンジン負荷等で決定さ
れるエンジン運転状態に応じてントロールユニット(C
/U)25により制御することにより調整される。
【0032】更に、本実施例の上記蒸発ガス処理装置40
では、キャニスタ22とパージコントロールバルブ24との
間に、パージカット弁41が介装してある。このパージカ
ット弁41は、吸気通路12の負圧を導入して、この導入負
圧が弁内に設けたスプリングのセット圧より高くなった
時にパージ通路23を開通させてパージを可能とするよう
構成されるものである。そして、本実施例では、パージ
通路23をスロットル弁13下流側の吸気通路12に開口させ
ると共に、前記パージカット弁41の負圧導入通路42をベ
ンチュリ部14に開口させる構成としている。
【0033】かかる構成の第4実施例では、ベンチュリ
部14に発生する負圧によってパージカット弁41がパージ
通路23を開通させ、パージ通路23を介してキャニスタ22
からのパージエアがスロットル弁13下流側で吸気通路12
内に供給される。このため、スロットル弁13上流側のベ
ンチュリ部14では、スロットル弁13の開度が大きくなる
エンジン11の高負荷運転領域で負圧が大きくなることか
ら、従来構成ではパージカット弁が閉じてしまいパージ
が出来なかった図6の点線より上側の高負荷運転領域に
おいて、パージカット弁41が閉じることはなく、パージ
量の多い高負荷運転領域でのパージが可能となる。
【0034】尚、本実施例では、従来と同様のパージカ
ット弁を用いた場合、図6の斜線で示す運転領域では逆
にパージカット弁41が閉じてパージができなくなる可能
性があるが、この斜線部分の運転領域は、元々パージ量
が少ない領域であり、パージができなくともあまり影響
はない。次に、本発明の第5実施例を図7に示し説明す
る。
【0035】図7において、本実施例では、図5に示す
第4実施例の構成において、負圧導入通路42の中間部で
負圧導入通路42を分岐させ、この分岐負圧導入通路部42
Bを、スロットル弁13の下流側に開口させるようにして
ある。そして、負圧導入通路42のベンチュリ部14側に開
口する主負圧導入通路部42Aと分岐負圧導入通路部42B
とが分岐する分岐部に、両通路部42A,42Bを選択的に
切り換える第2電磁切換弁としての電磁切換弁43を設け
てある。尚、この電磁切換弁43は、上述した電磁切換弁
26と同様の構成のもである。
【0036】この電磁切換弁26を、少なくとも図8のa
点、即ち、パージカット弁41の開閉の境界点を通る境界
線Lで切り換えるように、機関運転状態に基づいてコン
トロールユニット25によって切換制御する。即ち、前記
境界線Lより上側の運転領域では、ベンチュリ部14側に
開口する主負圧導入通路部42A側を開通させてパージカ
ット弁42に接続し、前記境界線Lより下側の運転領域で
は、スロットル弁13下流側に開口する分岐負圧導入通路
部42B側を開通させてパージカット弁42に接続するよう
電磁切換弁43を切換制御する。ここで、コントロールユ
ニット25が第2弁制御手段を兼ねるものである。
【0037】かかる第5実施例によれば、上記第4実施
例においてパージカット弁42が閉じてパージが不可能と
なる運転領域で、従来と同様にスロットル弁13下流側の
負圧をパージカット弁42に導入してパージカット弁42を
開弁状態に保持できる。従って、エンジン11の全運転領
域でパージカット弁42を開弁させることができ、パージ
ができない運転領域をなくすことが可能となる。
【0038】次に、本実施例の第6実施例を図9に基づ
いて説明する。この実施例は、電磁切換弁43に代えて、
ベンチュリ部14とスロットル弁13下流側の圧力差を機械
的に検知して負圧導入通路42の切り換えを行う圧力応動
型の通路切換弁を使用するものである。図9において、
本実施例は、図7に示す第5実施例の構成において、電
磁切換弁26に代えて圧力応動型の通路切換弁50を、負圧
導入通路42の分岐部に設けてある。
【0039】この通路切換弁50は、ダイヤフラム51に仕
切られた第1及び第2圧力室52,53を有し、第1圧力室
52は、主負圧導入通路42Aを介してスロットル弁13上流
側のベンチュリ部14に連通しており、第2圧力室53は、
分岐負圧導入通路42Bを介してスロットル弁13下流側の
吸気通路部分に連通している。また、隔壁54によって第
1圧力室52と仕切られる室55に、パージカット弁41に接
続する負圧導入通路42が開口している。前記ダイヤフラ
ム51は、第2圧力室53内に設けたスプリング56によって
常時第1圧力室52側に弾性付勢される構成である。ま
た、ダイヤフラム51の中央部には、隔壁54の開口部54A
を貫通して室55に第2圧力室53を連通させる通路部57が
設けられている。この通路部57の先端部には、ダイヤフ
ラム51が図中上方に変位した時に隔壁54の開口部54A周
辺部に圧接して開口部54Aを閉鎖する鍔状の弁部58が設
けられている。
【0040】かかる第6実施例では、スロットル弁13上
流側の負圧とベンチュリ部14の負圧との差圧が、スプリ
ング56のセット圧より高くなると、ダイヤフラム51がス
プリング56の弾性付勢力に抗して図中上方右方向に移動
して弁部58が隔壁54の開口部54A周辺部に圧接して開口
部54Aを閉鎖する。これにより、スロットル弁13下流側
に連通する第2圧力室53のみが、通路部57によって室55
と連通して、スロットル弁13下流側の負圧がパージカッ
ト弁42に導入される。
【0041】一方、エンジン負荷が次第に高くなりスロ
ットル弁13の開度が大きくなり、スロットル弁13下流側
の負圧とベンチュリ部14の負圧との差圧が、スプリング
56のセット圧より下回ると、ダイヤフラム51が下側に変
位して図示の如く、弁部58が隔壁54の開口部54A周辺部
から離れる。これにより、ベンチュリ部14の負圧が、主
負圧導入通路部42Aから第1圧力室52及び室55を介して
パージカット弁42に導入される。
【0042】従って、この第6実施例の場合も、第5実
施例と同様に、負圧の高い部位を選択してパージカット
弁42に連通させることができ、パージカット弁42をエン
ジン11のあらゆる運転領域で開弁保持でき、全ての運転
領域でパージが可能となる。次に、本実施例の第7実施
例を図10に基づいて説明する。図10において、本実施例
は、スロットル弁13の開度を検出するスロットルセンサ
61からの信号をコントロールユニット25に入力し、スロ
ットル弁開度TVOが所定開度以上となった時に、コン
トロールユニット25によって電磁切換弁43を、ベンチュ
リ部14側に開口する主負圧導入通路部42Aを選択するよ
う切換制御する構成である。
【0043】そして、電磁切換弁43の切換特性は、図8
のa点を通過するスロットル弁開度に設定することによ
り、第5実施例及び第6実施例と同様に、パージカット
弁42をあらゆる運転領域で開弁状態に保持させることが
でき、全運転領域でパージを行うことが可能となる。次
に、本発明の第8実施例を図11に基づいて説明する。
【0044】図11において、本実施例の蒸発ガス処理装
置60は、パージ通路23を分岐して、主パージ通路23Aを
ベンチュリ部14に開口し、分岐パージ通路23Bをスロッ
トル弁13下流側に開口し、パージ通路23の分岐部に電磁
切換弁26を設けると共に、パージ通路23のキャニスタ22
とパージコントロールバルブ24との間に介装されるパー
ジカット弁41の負圧導入通路42を、パージ通路23と同じ
く分岐して、主負圧導入通路42Aをベンチュリ部14に開
口し、分岐負圧導入通路42Bをスロットル弁13下流側に
開口し、負圧導入通路42の分岐部に電磁切換弁43を設け
る。
【0045】更に、図4の第3実施例で説明した圧力ス
イッチ30を設け、この圧力スイッチ30によって電磁切換
弁26の切換を制御する一方、コントロールユニット25に
よってエンジン11の運転状態に応じて電磁切換弁43の切
換を制御する構成としている。ここで、電磁切換弁26が
第1電磁切換弁に相当し、電磁切換弁43が第2電磁切換
弁に相当し、圧力スイッチ30が第1弁制御手段に相当
し、コントロールユニット25が第2弁制御手段に相当す
るものである。
【0046】かかる第8実施例では、ベンチュリ部14側
の負圧がスロットル弁13下流側の負圧より高い所定の運
転領域では、電磁切換弁26及び電磁切換弁43によって、
それぞれ主パージ通路23Aと主負圧導入通路42Aが開通
し、逆に、ベンチュリ部14側の負圧がスロットル弁13下
流側の負圧より低くなる他の運転領域では、電磁切換弁
26及び電磁切換弁43によって、それぞれ分岐パージ通路
23Bと分岐負圧導入通路42Bが開通する。従って、パー
ジカット弁41を全ての運転領域で開弁保持できると共
に、全ての運転領域でパージ通路23に高い負圧を作用さ
せることができ、全ての運転領域で要求に見合った十分
なパージ量を確保することができる。
【0047】次に、本発明の第9実施例を図12に基づい
て説明する。この実施例は、図11に示す第8実施例にお
ける両電磁切換弁26,43の切換制御を、圧力スイッチ30
によって共通に行うようにしたものである。即ち、圧力
スイッチ30の固定接点38とアースとの間に、電磁切換弁
26と電磁切換弁43を並列に接続する構成した。従って、
圧力スイッチ30が、第1弁制御手段と第2弁制御手段を
兼ねる構成である。
【0048】かかる第9実施例では、ベンチュリ部14側
の負圧がスロットル弁13下流側の負圧より高く圧力スイ
ッチ30の可動接点37と固定接点38が接触してオンする
と、両電磁切換弁26,43が共にオンとなり、それぞれ主
パージ通路部23Aと主負圧導入通路部42Aを開通させる
ように動作する。従って、第8実施例と同様に、パージ
カット弁41を全ての運転領域で開弁保持できると共に、
全ての運転領域でパージ通路23に高い負圧を作用させる
ことができ、全ての運転領域で要求に見合った十分なパ
ージ量を確保することができるものである。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、吸
気通路のスロットル弁上流側にベンチュリ部を設け、こ
のベンチュリ部からパージエアの供給を行うための負圧
取り入れる構成としたので、エンジンの高負荷運転領域
において十分な負圧を確保することができ、パージ量の
多いエンジン高負荷領域でのパージを可能にできる。
【0050】そして、パージ通路をベンチュリ部に直接
開口させる構成とすれば、高負荷運転領域で要求に見合
った十分なパージ量を得ることができるようになる。ま
た、パージカット弁の制御負圧として、カット弁の負圧
導入通路をベンチュリ部に開口させる構成とすれば、パ
ージカット弁を全ての運転領域で開弁保持でき、全運転
領域でパージを行わせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成図
【図2】本発明の第2実施例の構成図
【図3】同上第2実施例の電磁切換弁の切換特性を示す
【図4】本発明の第3実施例の構成図
【図5】本発明の第4実施例の構成図
【図6】同上第4実施例のパージカット弁の特性を示す
【図7】本発明の第5実施例の構成図
【図8】同上第5実施例の電磁切換弁の切換特性を示す
【図9】本発明の第6実施例の構成図
【図10】本発明の第7実施例の構成図
【図11】本発明の第8実施例の構成図
【図12】本発明の第9実施例の構成図
【図13】従来装置の構成図
【図14】従来装置の別の構成図
【符号の説明】
11 エンジン 12 吸気通路 13 スロットル弁 14 ベンチュリ部 20,40,60 蒸発ガス処理装置 22 キャニスタ 23 パージ通路 23A 主パージ通路部 23B 分岐パージ通路部 25 コントロールユニット 26,43 電磁切換弁 30 圧力スイッチ 41 パージカット弁 42 負圧導入通路 42A 主負圧導入通路部 42B 分岐負圧導入通路部 50 通路切換弁

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンク内の蒸発燃料を吸着捕集する
    と共に、該吸着捕集した蒸発燃料をパージするキャニス
    タを備え、該キャニスタでパージされた蒸発燃料を含む
    パージエアを、エンジンの吸気通路に発生する負圧によ
    り、パージ通路を介して吸気通路に供給する構成のエン
    ジンの蒸発燃料処理装置において、 前記吸気通路のスロットル弁上流側にベンチュリ部を設
    け、前記パージエアの供給を前記ベンチュリ部に発生す
    る負圧により制御する構成としたことを特徴とするエン
    ジンの蒸発燃料処理装置。
  2. 【請求項2】 前記パージ通路が、前記ベンチュリ部に
    開口し、ベンチュリ部に発生する負圧を直接パージ通路
    に作用させてパージエアの吸気通路への供給を制御する
    構成とした請求項1記載のエンジンの蒸発燃料処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ベンチュリ部に開口するパージ通路
    の中間部を分岐させ、該分岐パージ通路をスロットル弁
    下流側に開口させる一方、パージ通路の分岐部に介装さ
    れる第1電磁切換弁と、機関運転状態に基づいてベンチ
    ュリ部側が負圧大となる時に当該ベンチュリ部側のパー
    ジ通路を開通させるべく前記第1電磁切換弁を切換制御
    する第1弁制御手段とを備えて構成したことを特徴とす
    る請求項2記載のエンジンの蒸発燃料処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第1弁制御手段は、エンジン運転状
    態を検出する検出手段と、該検出手段の検出出力に基づ
    いて予め記憶したマップから第1電磁切換弁を切換制御
    する制御手段とで構成される請求項3記載のエンジンの
    蒸発燃料処理装置。
  5. 【請求項5】 前記第1弁制御手段は、スロットル弁下
    の上流側と下流側の各負圧を導入し、これら導入した負
    圧の差圧に応動してオン・オフする接点部を備えた圧力
    スイッチ手段からなり、該圧力スイッチ手段からの出力
    に基づいて前記第1電磁切換弁を切換制御する構成とし
    たことを特徴とする請求項3記載のエンジンの蒸発燃料
    処理装置。
  6. 【請求項6】 前記パージ通路に、吸気通路の負圧に応
    動してパージ通路を遮断してパージエアの供給を停止す
    るパージカット弁を介装し、該パージカット弁の負圧導
    入通路を前記ベンチュリ部に開口させ、ベンチュリ部に
    発生する負圧により前記パージカット弁を開閉制御し、
    パージ通路から吸気通路へのパージエアの供給を制御す
    る構成とした請求項1記載のエンジンの蒸発燃料処理装
    置。
  7. 【請求項7】 前記ベンチュリ部に開口する前記負圧導
    入通路の中間部を分岐させ、該分岐負圧導入通路をスロ
    ットル弁下流側に開口させる一方、負圧導入通路の分岐
    部に介装される第2電磁切換弁と、機関運転状態に基づ
    いてベンチュリ部側が負圧大となる時に当該ベンチュリ
    部側の負圧導入通路を開通させるべく前記第2電磁切換
    弁を切換制御する第2弁制御手段とを備えて構成したこ
    とを特徴とする請求項6記載のエンジンの蒸発燃料処理
    装置。
  8. 【請求項8】 前記第2弁制御手段が、前記スロットル
    弁開度が所定開度以上となった時にベンチュリ部に開口
    する負圧導入通路側を開通させるべく前記第2電磁切換
    弁を切換制御する構成としたことを特徴とする請求項7
    記載のエンジンの蒸発燃料処理装置。
  9. 【請求項9】 前記ベンチュリ部に開口する負圧導入通
    路の中間部を分岐させ、該分岐負圧導入通路をスロット
    ル弁下流側に開口させる一方、負圧導入通路の分岐部
    に、ベンチュリ部とスロットル弁下流側の負圧を導入
    し、両者の圧力差に応じて、負圧大側の負圧導入通路を
    キャニスタに連通させ、負圧小側の負圧導入通路をキャ
    ニスタと遮断させる圧力応動型の通路切換弁を介装する
    構成としたことを特徴とする請求項6記載のエンジンの
    蒸発燃料処理装置。
  10. 【請求項10】 前記パージ通路を分岐して前記ベンチュ
    リ部とスロットル弁下流側にそれぞれ開口させ、パージ
    通路の分岐部に第1電磁切換弁を介装する一方、該第1
    電磁切換弁とキャニスタとの間のパージ通路に、吸気通
    路の負圧に応動してパージ通路を遮断してパージエアの
    供給を停止するパージカット弁を介装し、該パージカッ
    ト弁の負圧導入通路を分岐して前記ベンチュリ部とスロ
    ットル弁下流側にそれぞれ開口させ、負圧導入通路の分
    岐部に第2電磁切換弁を介装すると共に、機関運転状態
    に基づいてベンチュリ部側が負圧大となる時に当該ベン
    チュリ部側のパージ通路及び負圧導入通路をそれぞれ開
    通させるべく前記第1電磁切換弁と第2電磁切換弁をそ
    れぞれ別々に切換制御する第1弁制御手段と第2弁制御
    手段とを備えて構成したことを特徴とする請求項1記載
    のエンジンの蒸発燃料処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のエンジンの蒸発燃料処理
    装置の第1弁制御手段と第2弁制御手段を共通化する構
    成としたことを特徴とするエンジンの蒸発燃料処理装
    置。
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