JP2010171059A - リニアソレノイド - Google Patents

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Abstract

【課題】 大きな駆動力を得ることができ、小型化が可能なリニアソレノイドを提供する。
【解決手段】 磁気受渡部11を常時交差範囲αとスライド時交差範囲βとに区分する。常時交差範囲αには嵌合穴18が形成され、その内部に鉄製の筒体15が圧入される。その筒体15の内周面には、プランジャサイドギャップ部16を摺動自在に支持する非磁性の摺動部材13が設けられており、常時交差範囲αにおける第1径方向ギャップAが、スライド時交差範囲βにおける第2径方向ギャップBより大きく設けられている。コイル1が磁力を発生すると、第2径方向ギャップBにおいて軸方向に向かう磁力線が発生する。これにより、プランジャの軸方向の両側においてプランジャを前方へ駆動する磁気吸引力が発生し、大きな駆動力を得ることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、コイルの発生する磁力によってプランジャが軸方向に駆動されるリニアソレノイドに関する。
(従来の技術)
リニアソレノイドには、長い動作ストローク、高出力(大きい駆動力)、小型化が求められている。
このような要求を果たすために用いられている従来のリニアソレノイドの一例を、図10を参照して説明する。なお、従来技術における符号は、後述する実施例1と同一機能物に同一符号を付したものである。
このリニアソレノイドは、磁力発生用のコイル1、可動子であるプランジャ2、このプランジャ2の一端側を軸方向の一方側(図10中の左側)へ磁気吸引する磁気吸引部6、プランジャ2と径方向の磁気の受け渡しを行う磁気受渡部11を備えるものである。
プランジャ2は、バネ等の付勢手段によって軸方向の他方側(図10中の右側)へ付勢されるものであり、コイル1の発生する磁力によって、プランジャ2と磁気吸引部6との間のメインギャップに磁気吸引力が発生し、プランジャ2が軸方向の一方側へ駆動される(例えば、特許文献1〜3参照)。
(従来の問題点)
リニアソレノイドは、常に高出力化や、さらなる小型化が求められている。
しかし、上述した従来のリニアソレノイドは、プランジャ2を軸方向へ駆動する磁気吸引力の発生部位が、プランジャ2の軸方向の片側のみ(即ち、メインギャップのみ)である。しかも、その発生部位のプランジャ2の外径寸法は、コイル1を保持するボビン5の最小内周径より小さく、プランジャ2において磁気吸引力を受ける部位の周長が短くなっている。
このため、従来のリニアソレノイドでは、プランジャ2において磁気吸引力を受ける部位が磁気飽和し易くなっており、プランジャ2の長い動作ストロークに対して大きな磁気吸引力を得ることの妨げとなっている。
特開2006−46627号公報 特開平9−144931号公報 特許第3601554号公報
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、プランジャの長い動作ストロークに対して大きな磁気吸引力を得る、あるいは小型化が可能なリニアソレノイドの提供にある。
[請求項1の手段]
請求項1の手段のリニアソレノイドは、コイルの発生する磁力によりプランジャの軸方向の一端を軸方向の一方側へ磁気吸引する主たる磁気吸引部を備える。
また、請求項1の手段のリニアソレノイドは、プランジャの他方側にプランジャサイドギャップ部を備え、磁気受渡部にはプランジャサイドギャップ部を軸方向の一方側へ磁気吸引する副なる磁気吸引部が設けられている。
即ち、請求項1の手段のリニアソレノイドは、メインギャップの他に、磁気受渡部とプランジャサイドギャップ部との間のサイドギャップにおいても、プランジャを軸方向へ駆動するための磁気吸引力を発生するものである。
このように、プランジャを軸方向へ駆動する部位(即ち、軸方向へ向かう磁気吸引力の発生部位)が、従来技術におけるプランジャの軸方向の片側のみから、プランジャの軸方向の両側に増えるため、プランジャの長い動作ストロークに対して大きな磁気吸引力を得ることができる。また、従来技術と同じ磁気吸引力であれば、リニアソレノイドを小型化することができる。
[請求項2の手段]
請求項2の手段のリニアソレノイドの磁気受渡部は、プランジャが軸方向の他方側で停止している状態においてプランジャサイドギャップ部と軸方向に交差する常時交差範囲と、プランジャが軸方向の一方側へスライドすることでプランジャサイドギャップ部と軸方向に交差する範囲が増加するスライド時交差範囲とを備える。
そして、常時交差範囲における第1径方向ギャップAが、スライド時交差範囲における第2径方向ギャップBより大きく設けられる(A>B)。
これにより、コイルの発生する磁力によって、第2径方向ギャップBには軸方向に向かう磁気吸引力が発生し、プランジャサイドギャップ部を軸方向の一方側へ磁気吸引する。
[請求項3の手段]
請求項3の手段のリニアソレノイドにおけるプランジャサイドギャップ部は、コイルを保持するボビンの軸方向範囲の外に設けられ、プランジャサイドギャップ部の外径寸法が、ボビンの最小内周径と同じか、それより大きい径に設けられる。
このように、プランジャサイドギャップ部の径が大きいことにより、プランジャサイドギャップ部において磁気吸引力を受ける部位の周長が長くなる。これにより、プランジャサイドギャップ部に生じる軸方向の磁気吸引力を高めることができ、結果的にリニアソレノイドを高出力化あるいは小型化することができる。
[請求項4の手段]
請求項4の手段のリニアソレノイドにおけるプランジャサイドギャップ部の外径寸法は、ボビンの最小内周径よりも、ボビンの最大外周径に近い径で設けられている。
これにより、リニアソレノイドの外径寸法が従来技術に比較して大きくなることなく、プランジャサイドギャップ部を大径化でき、プランジャサイドギャップ部に生じる軸方向の磁気吸引力を高めることができる。
[請求項5の手段]
請求項5の手段のリニアソレノイドには、磁気受渡部のスライド時交差範囲に磁気吸引補助突起が設けられている。そして、コイルの発生する磁力によって、プランジャサイドギャップ部が磁気吸引補助突起に磁気吸引されるものである。
このように、プランジャサイドギャップ部が磁気吸引補助突起に磁気吸引されることにより、プランジャサイドギャップ部には、大きな軸方向の駆動力が発生するようになり、結果的にリニアソレノイドの高出力化あるいは小型化が可能になる。
[請求項6の手段]
請求項6の手段のリニアソレノイドは、スライド時交差範囲における磁気受渡部、またはスライド時交差範囲に軸方向へ交差可能なプランジャサイドギャップ部に、磁性部材の径方向の厚さが軸方向で変化するテーパ形状部を備える。
このテーパ形状部により、プランジャのさまざまなストローク位置で発生する軸方向の駆動力を増減調整することができ、結果的にプランジャの長い作動ストロークに対して大きな磁気吸引力を得ることができる。
[請求項7の手段]
請求項7の手段のリニアソレノイドは、主たる磁気吸引部に磁気吸引される部位のプランジャの外径寸法が、コイルを保持するボビンの最小内周径と同じか、それより大きい径に設けられる。
このように、主たる磁気吸引部に磁気吸引される部位のプランジャの外径が大きいことにより、主たる磁気吸引部に磁気吸引されるプランジャの周長が長くなる。これにより、主たる磁気吸引部における軸方向の磁気吸引力を高めることができ、結果的にリニアソレノイドを高出力化あるいは小型化することができる。
[請求項8の手段]
請求項8の手段のリニアソレノイドは、磁気受渡部の内周面と、プランジャサイドギャップ部の外周面との間に、磁気受渡部とプランジャサイドギャップ部とが直接磁気接触するのを防止する非磁性体材料よりなる摺動部材が設けられている。
なお、この摺動部材は、磁気受渡部の内周面に固定される形態であっても良いし、プランジャサイドギャップ部の外周面に固定される形態であっても良い。
[請求項9の手段]
請求項9の手段のリニアソレノイドにおける摺動部材は、常時交差範囲に固定される磁性体材料よりなる筒体の内周面あるいは外周面に非磁性体材料を結合またはコーティングしたものである。
リニアソレノイドの断面図である(実施例1)。 リニアソレノイドの要部説明図である(実施例1)。 副なる磁気吸引部における磁力線の説明図である(実施例1)。 リニアソレノイドの断面図である(実施例2)。 リニアソレノイドの要部説明図である(実施例3)。 リニアソレノイドの要部説明図である(実施例4)。 リニアソレノイドの要部説明図である(実施例5)。 リニアソレノイドの要部説明図である(実施例6)。 リニアソレノイドの要部説明図である(実施例7)。 リニアソレノイドの断面図である(従来例)。
発明を実施するための形態を、図1〜図3を参照して説明する。なお、符号は後述する[実施例1]と同一機能物に共通符号を付したものである。
リニアソレノイドは、通電により磁力を発生する筒状のコイル1と、このコイル1の内側に挿入配置され、軸方向へ摺動自在に支持された磁性体材料よりなるプランジャ2と、コイル1の発生する磁力によりプランジャ2の軸方向の一端を、軸方向の一方側へ磁気吸引する磁性体材料よりなる主たる磁気吸引部6と、プランジャ2の外周を覆うように配置されて、プランジャ2と径方向の磁気の受け渡しを行う磁性体材料よりなる磁気受渡部11とを備える。そして、プランジャ2は、バネや流体圧力等の付勢手段によって軸方向の他方側へ付勢されるものであり、コイル1の発生する磁力によって、プランジャ2には軸方向の一方側へ向かう駆動力(付勢手段の付勢力に抗する力)が発生する。
プランジャ2の他方側には、大径化されて磁気受渡部11と磁気の受け渡しを行なうプランジャサイドギャップ部16が設けられる。
また、磁気受渡部11には、コイル1の発生する磁力によりプランジャサイドギャップ部16を、軸方向の一方側へ磁気吸引する副なる磁気吸引部11’が設けられる。
このように設けることにより、プランジャ2を軸方向へ駆動する部位が、従来技術におけるプランジャ2の軸方向の片側のみから、プランジャ2の軸方向の両側に増えるため、プランジャ2の長い動作ストロークに対して大きな磁気吸引力を得ることができる。
本発明が適用されたリニアソレノイドを、図1〜図3を参照して説明する。
この実施例1に示されるリニアソレノイドは、例えば自動変速機において油圧コントロールを行なう電磁油圧制御弁に搭載されて、油圧制御用のバルブ装置を駆動するものである。
なお、以下では実施例説明のために、軸方向の一方側および軸方向の一端側を「前(図1左側)」と称し、軸方向の他方側および軸方向の他端側を「後(図1右側)」と称して説明するが、この前後は説明のためのものであり、限定されるものではない。
リニアソレノイドは、コイル1、プランジャ2、ステータ3、ヨーク4、コネクタ(図示しない)を備える。
コイル1は、通電されると磁力を発生して、プランジャ2を軸方向の前方へ磁気吸引する磁力発生手段であり、樹脂製のボビン5の周囲に、絶縁被覆された導線を多数巻回したものである。
ここで、ボビン5は、周囲にコイル1が巻回されるボビン筒部と、このボビン筒部の軸方向の両端部においてコイル1の軸方向巻端を保持するボビンフランジとからなる樹脂部材よりなる。
プランジャ2は、ステータ3に設けられた主たる磁気吸引部6(後述する)に磁気吸引される磁性体金属(例えば、鉄:磁気回路を構成する強磁性材料)によって形成された略円柱体であり、ボビン5の内側、即ちコイル1の内側に挿入配置された状態で、軸方向へ摺動自在に支持される。
プランジャ2は、シャフト等を介してバルブ装置における弁体と軸方向へ一体的に変位するように設けられている。具体的に、バルブ装置は、弁体を後方へ付勢するリターンスプリング(付勢手段の一例)を備えており、リターンスプリングの付勢力により、弁体とともにプランジャ2が常に後方へ付勢される。
ステータ3は、筒形状を成すヨーク4の前端部において、バルブ装置におけるバルブハウジングとともにカシメられて固定されるものであり、略リング形状を呈した磁性体金属(例えば、鉄:磁気回路を構成する強磁性材料)よりなる。
このステータ3は、プランジャ2を前方に磁気吸引する主たる磁気吸引部6と、プランジャ2の最大移動位置を規定するストッパ7とを備える。
主たる磁気吸引部6は、磁束をプランジャ2の近傍まで導く筒状部を有するものであり、プランジャ2との軸方向間には磁気吸引用のメインギャップが形成される。
主たる磁気吸引部6における筒状部は、プランジャ2と接触しないでプランジャ2の一部が軸方向に交差可能に設けられている。筒状部の後端にはテーパ部8が形成されており、プランジャ2のストローク量に対してメインギャップにおける磁気吸引力が変化しない特性に設けられている。
ストッパ7は、プランジャ2の前部に設けられた小径の摺動部材12(後述する)に当接してプランジャ2の最大移動位置を規定する機能の他に、プランジャ2が前方に移動した際に、プランジャ2の前端部を磁気吸引する機能を備えるものであり、プランジャ2が前方に移動した際の軸方向への磁気吸引力の低下を防ぐものである。
ヨーク4は、コイル1の周囲を覆う円筒形状を呈した磁性体金属(例えば、鉄:磁気回路を構成する強磁性材料)であり、前端部に形成された爪部をカシメることで、上述したようにバルブハウジングと結合されるものである。
また、ヨーク4の後端は、円盤プレート9により閉塞されるものである。この円盤プレート9は、例えば青銅等の非磁性体材料よりなり、カシメ等の結合技術によりヨーク4の後端に結合されている。なお、円盤プレート9には、内外を連通する呼吸穴10が形成されている。
ヨーク4の後側には、プランジャ2の軸方向の後側の外周を覆うように配置され、プランジャ2と径方向の磁気の受け渡しを行う磁気受渡部11が設けられている。この磁気受渡部11とプランジャ2の後部(後述するプランジャサイドギャップ部16)との間に、径方向の磁気の受け渡しを行なうサイドギャップが形成される。
コネクタは、電磁油圧制御弁を制御する電子制御装置(AT−ECU等)と接続線を介して電気的な接続を行なう接続手段であり、その内部にはコイル1の両端にそれぞれ接続される端子が配置されている。
電子制御装置は、デューティ比制御等によってコイル1へ供給する電流量を制御するものであり、コイル1への供給電流量を制御することによって、プランジャ2の軸方向の位置をリニアに制御することでバルブ装置における弁体の開度を制御して、油圧をコントロールするように設けられている。
(実施例1の特徴技術)
次に、リニアソレノイドの要部を詳細に説明する。
プランジャ2は、ボビン5の内側に挿入配置された略円柱体であり、プランジャ2の前部に配置された小径の摺動部材12と、プランジャ2の後部に配置された摺動部材13とによって軸方向に摺動自在に支持されている。
小径の摺動部材12は、非磁性体材料(例えば、青銅、フッ素樹脂等)のリングであり、プランジャ2の前端の中心部に形成された前方に突出するボス部14の周囲に圧入等により固定され、ステータ3とプランジャ2とが直接磁気接触するのを防ぐものである。
摺動部材13は、磁気受渡部11の内周面に圧入される磁性体材料(例えば、鉄:磁気受渡部11の一部となって磁気回路を構成する強磁性材料)よりなる筒体15の内周面に形成された非磁性体材料(例えば、筒体15の内周面に結合またはコーティングされた青銅、フッ素樹脂等)であり、プランジャ2の後部に形成された大径のプランジャサイドギャップ部16の外周面を摺動自在に支持して、磁気受渡部11とプランジャサイドギャップ部16とが直接磁気接触するのを防ぐものである。
なお、プランジャサイドギャップ部16における鍔形状部分には、軸方向に貫通した呼吸穴17が形成されている。
ここで、磁気受渡部11およびプランジャサイドギャップ部16は、ボビン5の軸方向の範囲の外であるボビン5の後側に設けられている。
そして、磁気受渡部11およびプランジャサイドギャップ部16は、ボビン5の最小内周径(プランジャ2の挿入径)より大きな径に設けられている。
また、プランジャサイドギャップ部16の外径寸法は、ボビン5の最大外周径に近い径で設けられている。具体的に、プランジャサイドギャップ部16の外周を覆う磁気受渡部11は、ヨーク4の最小内周径により設けられるものであり、磁気受渡部11の内径寸法は、ボビン5の最大外周径より僅かに小さい径で設けられている。
磁気受渡部11には、図2に示すように、磁気受渡部11の一部として、コイル1の発生する磁力によりプランジャサイドギャップ部16を前方へ磁気吸引する副なる磁気吸引部11’が設けられている。
ここで、磁気受渡部11の内周面を、プランジャ2が後方で停止している状態(コイル1の通電が停止されて、プランジャ2が軸方向の他方側で停止している状態)においてプランジャサイドギャップ部16と軸方向に交差する常時交差範囲αと、プランジャ2が前方へスライドすることでプランジャサイドギャップ部16と軸方向に交差する範囲が増加するスライド時交差範囲βとに区分する。
そして、常時交差範囲αにおけるプランジャサイドギャップ部16と磁気受渡部11との径方向距離である第1径方向ギャップをAとし、スライド時交差範囲βにおけるプランジャサイドギャップ部16と磁気受渡部11との径方向距離である第2径方向ギャップをBとした場合、第1径方向ギャップAが第2径方向ギャップBより大きく設けられる(A>B)。
上記を具体的に説明する。
図2に示すように、プランジャサイドギャップ部16は、磁気受渡部11に圧入される筒体15の内周面に設けられた摺動部材13によって摺動自在に支持されるものである。 磁気受渡部11における常時交差範囲αには、常時交差範囲αの後方より筒体15を圧入するための嵌合穴18が形成されている。
そして、摺動部材13とプランジャサイドギャップ部16との摺動ギャップA1と、摺動部材13の径方向の厚み寸法A2とにより、第1径方向ギャップAが設けられる(A1+A2=A)。
一方、磁気受渡部11とプランジャサイドギャップ部16とが直接磁気接触するのを防ぐために、摺動部材13の内径寸法は、スライド時交差範囲βの内径寸法より小さく設けられている。そして、スライド時交差範囲βにおける磁気受渡部11とプランジャサイドギャップ部16との摺動ギャップにより、第2径方向ギャップBが設けられる。
コイル1が磁力を発生すると、図3における「矢印」で指した内側を通る磁力線が示すように、スライド時交差範囲βの磁気受渡部11と、プランジャサイドギャップ部16との間に、プランジャサイドギャップ部16を前方へ駆動する磁力線が発生し、プランジャサイドギャップ部16を前方へ磁気吸引する駆動力が生じて、磁気受渡部11に副なる磁気吸引部11’が設けられる。
(実施例1の効果)
上述したように、この実施例1のリニアソレノイドは、プランジャ2の前端部を前方へ磁気吸引する主たる磁気吸引部6を設けるとともに、磁気受渡部11にプランジャサイドギャップ部16を前方へ磁気吸引する副なる磁気吸引部11’を設けている。即ち、実施例1のリニアソレノイドは、主たる磁気吸引部6とプランジャ2との間のメインギャップの他に、磁気受渡部11とプランジャサイドギャップ部16との間のサイドギャップにおいても、プランジャ2を前方へ駆動するための磁気吸引力を発生する。
また、磁気受渡部11およびプランジャサイドギャップ部16の径寸法(サイドギャップの径寸法)が、ボビン5の最小内周径より大きく設けられているため、プランジャサイドギャップ部16において磁気吸引力を受ける部位の周長が長くなる。これにより、サイドギャップにおける軸方向の磁気吸引力の総量を多くすることができ、サイドギャップにおいてプランジャ2を前方へ駆動するための磁気吸引力を高めることができる。
このように、プランジャ2を前方へ駆動する磁気吸引力の発生部位が、従来技術ではプランジャ2の片側のみであったものを、この実施例1ではプランジャ2の軸方向の両側に増やすことができ、プランジャ2の長い動作ストロークに対して大きな駆動力を発生させることができる。即ち、従来技術と同様の体格のままであれば、バルブ装置の駆動力を高めることができる。あるいは、従来技術と同様の駆動力であれば、リニアソレノイドを小型化することができる。
図4を参照して実施例2を説明する。なお、以下において上記実施例1と同一符号は同一機能物を示すものである。
この実施例2は、プランジャ2の前端部に磁性部材よりなる前部大径部21を設け、メインギャップにおける磁気吸引力を高めたものである。
具体的に、主たる磁気吸引部6および前部大径部21は、ボビン5の軸方向の範囲の外であるボビン5の前側に設けられる。そして、主たる磁気吸引部6および前部大径部21は、ボビン5の最小内周径より大きな径に設けられている。
このように設けることにより、プランジャ2の前部において磁気吸引力を受ける部位の周長が長くなる。これにより、プランジャ2の前部(メインギャップにおいて磁気吸引力を受ける部位)が磁気飽和し難くなり、プランジャ2を前方へ磁気吸引する磁気吸引力が大きくなる。
図5を参照して実施例3を説明する。
上記の実施例1では、摺動部材13を筒体15の内周に形成し、筒体15を常時交差範囲αに圧入することで、摺動部材13を常時交差範囲αに設ける例を示した。
これに対し、この実施例3は、実施例1で示した筒体15を用いることなく、非磁性体材料(青銅などの非磁性体金属、フッ素樹脂などの樹脂材料)よりなる摺動部材13を、常時交差範囲αの内周面(具体的には、常時交差範囲αに形成した嵌合穴18の内周面)に圧入等で結合したものである。
図6を参照して実施例4を説明する。
この実施例4は、スライド時交差範囲βの内周の後端、あるいはプランジャサイドギャップ部16の外周の前端の少なくとも一方にテーパ形状部22を設けて、プランジャ2のストローク量に対するサイドギャップにおける軸方向の磁気吸引力をコントロールする(プランジャ2のストローク量に対してサイドギャップにおける軸方向の磁気吸引力が変化しない特性にする)ものである。
図7を参照して実施例5を説明する。
この実施例5は、プランジャサイドギャップ部16の前端を筒部として設けるとともに、その筒部の内周面に径厚さが軸方向で変化するテーパ形状部23を設けて、プランジャ2のストローク量に対するサイドギャップにおける軸方向の磁気吸引力の変化量をコントロールするものである。
図8を参照して実施例6を説明する。
この実施例6は、磁気受渡部11におけるスライド時交差範囲βに、プランジャサイドギャップ部16と軸方向に対向する磁気吸引補助突起24を設けたものである。
このように設けることにより、コイル1の発生する磁力によって、プランジャサイドギャップ部16が磁気吸引補助突起24に磁気吸引され、プランジャサイドギャップ部16には、前方へ向かう大きな駆動力が発生する。これにより、リニアソレノイドをさらに高出力化あるいは小型化することができる。
図9を参照して実施例7を説明する。
上記の実施例6では、磁気吸引補助突起24とプランジャサイドギャップ部16とが互いに軸方向に対して垂直に設けられて、磁気吸引補助突起24とプランジャサイドギャップ部16とが対向する例を示した。
これに対し、この実施例7は、磁気吸引補助突起24の後端、あるいはこの磁気吸引補助突起24に対向するプランジャサイドギャップ部16の前端の少なくとも一方にテーパ形状部25を設けて、プランジャ2のストローク量に対するサイドギャップにおける軸方向の磁気吸引力をコントロールするものである。
上記の実施例では、自動変速機の油圧制御装置に用いられる電磁油圧制御弁のリニアソレノイドに本発明を適用する例を示したが、自動変速機以外の他の電磁油圧制御弁のリニアソレノイド(例えば、VVTに用いられるOCVのアクチュエータなど)に本発明を適用しても良い。
上記の実施例では、バルブ装置を駆動するリニアソレノイドに本発明を適用する例を示したが、駆動対象はバルブ装置に限定されるものではなく、バルブ装置とは異なる他の駆動対象を直接あるいは間接的に駆動するリニアソレノイドに本発明を適用しても良い。
1 コイル
2 プランジャ
5 ボビン
6 主たる磁気吸引部
11 磁気受渡部
11’副なる磁気吸引部
13 摺動部材
15 筒体
16 プランジャサイドギャップ部
21 前部大径部(ボビンの最小内周径より大きい径に設けられた主たる磁気吸引部に磁気吸引される部位のプランジャ)
22 テーパ形状部
23 テーパ形状部
24 磁気吸引補助突起
25 テーパ形状部
α 常時交差範囲
β スライド時交差範囲
A 第1径方向ギャップ
B 第2径方向ギャップ

Claims (9)

  1. 通電により磁力を発生する筒状のコイルと、
    このコイルの内側に挿入配置され、軸方向へ摺動自在に支持された磁性体材料よりなるプランジャと、
    前記コイルの発生する磁力により前記プランジャの軸方向の一端を、軸方向の一方側へ磁気吸引する磁性体材料よりなる主たる磁気吸引部と、
    前記プランジャの外周を覆うように配置されて、前記プランジャと径方向の磁気の受け渡しを行う磁性体材料よりなる磁気受渡部とを備え、
    前記プランジャが付勢手段によって軸方向の他方側へ付勢され、
    前記コイルの発生する磁力により、前記プランジャに軸方向の一方側へ向かう駆動力が発生するリニアソレノイドにおいて、
    前記プランジャの他方側には、前記磁気受渡部と磁気の受け渡しを行なうプランジャサイドギャップ部が設けられ、
    前記磁気受渡部には、前記コイルの発生する磁力により前記プランジャサイドギャップ部を軸方向の一方側へ磁気吸引する副なる磁気吸引部が設けられることを特徴とするリニアソレノイド。
  2. 請求項1に記載のリニアソレノイドにおいて、
    前記磁気受渡部は、
    前記コイルの通電が停止され、前記プランジャが軸方向の他方側で停止している状態において前記プランジャサイドギャップ部と軸方向に交差する常時交差範囲と、
    前記コイルが通電され、前記プランジャが軸方向の一方側へスライドすることで、前記プランジャサイドギャップ部と軸方向に交差する範囲が増加するスライド時交差範囲とを備え、
    前記常時交差範囲における前記プランジャサイドギャップ部と前記磁気受渡部との径方向距離である第1径方向ギャップAが、
    前記スライド時交差範囲における前記プランジャサイドギャップ部と前記磁気受渡部との径方向距離である第2径方向ギャップBより大きく設けられることを特徴とするリニアソレノイド。
  3. 請求項2に記載のリニアソレノイドにおいて、
    前記プランジャサイドギャップ部は、前記コイルを保持するボビンの軸方向範囲の外に設けられ、
    前記プランジャサイドギャップ部の外径寸法は、前記ボビンの最小内周径と同じか、それより大きい径に設けられることを特徴とするリニアソレノイド。
  4. 請求項3に記載のリニアソレノイドにおいて、
    前記プランジャサイドギャップ部の外径寸法は、前記ボビンの最小内周径よりも、前記ボビンの最大外周径に近い径で設けられていることを特徴とするリニアソレノイド。
  5. 請求項2〜請求項4のいずれかに記載のリニアソレノイドにおいて、
    前記磁気受渡部における前記スライド時交差範囲には、前記プランジャサイドギャップ部と軸方向に対向する磁気吸引補助突起が設けられ、
    前記コイルの発生する磁力によって、前記プランジャサイドギャップ部が前記磁気吸引補助突起に磁気吸引されることを特徴とするリニアソレノイド。
  6. 請求項2〜請求項5のいずれかに記載のリニアソレノイドにおいて、
    前記スライド時交差範囲における前記磁気受渡部、または前記スライド時交差範囲に軸方向へ交差可能な前記プランジャサイドギャップ部には、磁性部材の径方向の厚さが軸方向で変化するテーパ形状部が設けられていることを特徴とするリニアソレノイド。
  7. 請求項2〜請求項6のいずれかに記載のリニアソレノイドにおいて、
    前記主たる磁気吸引部に磁気吸引される部位の前記プランジャの外径寸法は、前記コイルを保持するボビンの最小内周径と同じか、それより大きい径に設けられることを特徴とするリニアソレノイド。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれかに記載のリニアソレノイドにおいて、
    前記磁気受渡部の内周面と、前記プランジャサイドギャップ部の外周面との間には、前記磁気受渡部と前記プランジャサイドギャップ部とが直接磁気接触するのを防止する非磁性体材料よりなる摺動部材が設けられていることを特徴とするリニアソレノイド。
  9. 請求項8に記載のリニアソレノイドにおいて、
    前記摺動部材は、前記常時交差範囲に固定される磁性体材料よりなる筒体の内周面あるいは外周面に非磁性体材料を結合またはコーティングしたものであることを特徴とするリニアソレノイド。
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