JP3952727B2 - リニアソレノイドバルブ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ソレノイド駆動装置に係り、特に自動変速機の油圧制御回路等に用いられるリニアソレノイドバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、リニアソレノイドバルブは、図10及び図11に示すものがあり、ソレノイド部(駆動装置)11 ,12 及び調圧バルブ部2から構成されている。図10に示すソレノイド部(駆動装置)11 は、ヨーク4とステータコア3とで挟むようにコイル5を収納し、またステータコアに対向してプランジャ6を設け、該プランジャに圧入したシャフト7を、ステータコア3に形成した中心孔3aを貫通して、調圧バルブ部2のスプール8に当接している。また、上記プランジャ6は、その一端部を板バネ9により前記ヨーク4に支持されていると共に、該プランジャ6と一体のシャフト7の他端部がブッシュ10を介してステータコア3に支持されている。更に、前記ヨーク4の一端は、非磁性体のエンドプレート11にて閉塞されており、またステータコア3のプランジャ6と対向する側面には非磁性体のストッパ12が設けられている。
【0003】
一方、図11に示すソレノイド部12 は、ステータコア3の外径側にコイル5を嵌合すると共に、該コイル5をケース(ヨーク)4に収納し、また該ケース4内にて、前記ステータコア3の先端に対向してプランジャ6を配置し、該プランジャ6に圧入されているシャフト7を、ブッシュ10,10を介してステータコア3に支持して構成されている。更に、該シャフト7は、ステータコア3の中心孔3aを貫通して調圧バルブ部2のスプール8に当接し、またケース4の一端は非磁性体のエンドプレート11により閉塞されている。
【0004】
上記ソレノイド部11 及び12 は、コイル5に流れる電流に基づき、ヨーク(ケース)4、プランジャ6及びステータコア3を通る磁気回路Aを形成し、テーパ面からなるプランジャ6及びステータコア3の吸引部Sにより、上記コイル5に流れる電流値に応じた吸引力をプランジャ6に発生し、該吸引力によるプランジャ6の移動が、ブッシュ10にて支持されているシャフト7を介してスプール8に伝達され、調圧バルブ部2を操作する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記リニアソレノイドバルブのソレノイド部(駆動装置)11 ,12 は、図10及び図11に示すいずれのものも、ステータコア3とプランジャ6との間で吸引力を発生するため、コイル5の内径側にステータコアが存在し、その分コイル5が大径に構成されている。更に、プランジャの吸引力をブッシュ10にて支持されているシャフト7を介してスプール8に伝達するため、ステータコア3は、シャフト7及びブッシュ10が存在する分だけ大径に構成する必要がある。従って、上記ソレノイド部11 ,12 は、コンパクトに構成することが困難であり、かつ小型化すると、所定吸引力、従って所定ストロークを保持することが困難になってしまう。
【0006】
そこで、本発明は、従来必要であったステータコアをなくすことにより、上述した課題を解決したリニアソレノイドバルブを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る本発明は、コイル(29)と、該コイルを巻付けかつ非磁性体からなるボビン(26)と、該ボビンの両端部に配置される強磁性体からなるエンド部(28a,28b)と、強磁性体からなるプランジャ(22)と、強磁性体からなるヨーク(25)と、を有するソレノイド駆動装置(21〜21)と、
バルブ本体(35)と、該バルブ本体に摺動自在に嵌挿しているスプール(8)と、を有し、前記プランジャのストロークに基づき出力圧を調圧する調圧バルブ部(2)と、を備え、
前記コイル(29)、ボビン(26)及びエンド部(28a,28b)は一体に組立てられて、軸方向に同一径からなる円筒状の中空部(23a)を有するコイルアッセンブリ(23)を構成し、
軸方向において前記コイル(29)よりも長くかつ前記コイルアッセンブリの中空部よりも短い前記プランジャ(22)を、前記円筒状の中空部(23a)に摺動自在に嵌挿すると共に、前記コイルアッセンブリ(23)に軸受部(33)を介在して支持し、
前記軸受部(33)は、薄肉の非磁性体からなると共に前記プランジャ(22)の外周面に一体に設けられ、前記プランジャの全ストローク範囲において、前記軸受部が、常に前記ボビン(26)に接触してなり、かつ前記軸受部の軸方向外側の両端面(e,g)は、前記プランジャの最大ストローク状態にあって、その移動方向端面が前記ボビン(26)の端部に略々整列するように配置され、
前記ボビン(26)と、該ボビンの両端部に配置される前記エンド部(28a,28b)とが、一体に形成されて、
前記プランジャの一端(22a)と前記スプール(8)の一端(8e,8g)が直接当接してなる、
ことを特徴とするリニアソレノイドバルブである。
【0009】
なお、上記軸受部は、テフロン(登録商標)、2硫化モリブデン等の自己潤滑性材料のコーティング、メッキ処理(Ni−P,DLC等)、窒化処理(タフトライド等)、クロマイジング等の表面処理、又はブッシュ、ベアリングを含む概念であり、かつ上記薄肉とは、軸受部の中空部への押圧・嵌挿によりコイルアッセンブリが変形しない程度の厚さである。
【0010】
請求項2に係る本発明は、前記軸受部(33)は、前記プランジャの外周面に非磁性材料のコーティング又は表面処理を施すことにより設けられてなる、請求項1記載のリニアソレノイドバルブにある。
【0011】
なお、上記表面処理は、溶融メッキ、金属浸透メッキ、電気メッキ、金属溶射法、合せ板法、真空蒸着法、スパッタ、気相成長法、窒化、化成処理、拡散接合を含む概念である。
【0013】
請求項に係る本発明は、前記軸受部(33)は、所定間隔(b)を隔てて少なくとも2個環状に設けられてなる、
請求項1又は2記載のリニアソレノイドバルブにある。
【0015】
請求項に係る本発明は、前記ヨーク(25)が、前記コイルアッセンブリ(23)の外周面に密着して嵌合してなる、
請求項1ないしのいずれか記載のリニアソレノイドバルブにある。
【0017】
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、請求項記載の構成と図面に示す実施例の対応を容易にして本発明の理解の迅速化を図る便宜的なものであり、これにより本発明の構成に何等影響を及ぼすものではない。
【0018】
【発明の効果】
請求項1に係る本発明によると、コイル、ボビン及びエンド部を一体に組立てたコイルアッセンブリに円筒状の中空部を形成し、該中空部に、プランジャを摺動自在に嵌挿すると共に軸受部を介在して支持したので、コンパクト化、特に径方向のコンパクト化を図ることができると共に、コストダウンを図ることができる。
【0019】
更に、薄肉の非磁性体からなる軸受部によりプランジャを支持するので、プランジャに対する磁気引渡し部分のクリアランス(空気層)を正確に保持して、径方向のコンパクト化を図ると共に、プランジャの移動が滑らかになることと相俟って、ソレノイド駆動装置の作動を正確にかつ長期に亘り維持することができる。
【0020】
請求項に係る本発明によると、軸受部は、コーティング又は表面処理により設けられるので、上記磁気引渡し部となるクリアランスを小さな値に保持して、更なる径方向のコンパクト化を図ることができる。
【0021】
請求項1に係る本発明によると、プランジャの全ストローク範囲において、非磁性体の軸受部が非磁性体からなるボビンに常に接触しているので、軸受部に鉄粉等の微小異物が集中することを防止して、プランジャの滑らかな移動を保持することができる。
【0022】
請求項に係る本発明によると、軸受部が所定間隔を隔てて設けられているので、プランジャの移動に対する摩擦抵抗が低減し、プランジャを滑らかに移動することができる。
【0023】
請求項に係る本発明によると、ボビンとエンド部とが一体に形成されるので、中空部の孔加工を容易にかつ高い精度で行うことができ、ボビンとエンド部との同軸度精度を容易に向上して、前記プランジャの支持精度を向上して径方向のコンパクト化を図ることができると共に、磁気効率を向上することができる。
【0024】
請求項に係る本発明によると、ヨークがコイルアッセンブリの外周面に密着して嵌合するので、コイルアッセンブリによるプランジャの支持精度にヨークが影響を及ぼすことはなく、径方向のコンパクト性を保持しつつ、従来高い精度を必要とした加工公差を緩和することができ、コストの低減を図ることができる。
【0025】
請求項に係る本発明によると、調圧バルブ部のスプールの一端にプランジャ一端を直接当接して、調圧バルブ部を調圧操作するので、従来必要であったシャフトが不要となり、径方向のコンパクト化が図れると共にコストダウンを図ることができ、更にプランジャの磁束通過断面積を確保でき、磁気効率の向上が図れるため、径方向のコンパクト化が可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図面に沿って、本発明の実施の形態について説明する。図1及び図2は、本発明の第1の実施例を示す図であり、リニアソレノイドバルブ201 は、図1に示すように、ソレノイド部(ソレノイド駆動装置)211 及び調圧バルブ部2とからなり、該ソレノイド部211 は、図2(a)に示すプランジャ22、図2(b)に示すコイルアッセンブリ23及び図3に示すヨーク25を備えている。
【0027】
コイルアッセンブリ23は、ステンレススチール(SUS)等の非磁性金属製(必ずしも金属に限らず合成樹脂等の非磁性体であればよい)のボビン26にマグネットワイヤ27が巻付けられているコイル29と、電磁軟鉄等の強磁性体からなり強磁性体部を構成するエンド部28a,28bと、前記コイル29に電流を供給するターミナル34とを備えており、上記エンド部28a,28bは、ボビン26の軸方向両端部に配置されている。上記両エンド部28a,28b及びボビン26は、溶接、ロー付け、焼結接合又は接着等により一体に形成されている。なお、上記エンド部を構成する電磁軟鉄は、純鉄を95[%]以上、好ましくは略々99[%]以上(小数点第1位で四捨五入して99[%]以上)含むものが望ましい。
【0028】
前記コイルアッセンブリ23は、上記ターミナル34部分を除いて円筒状に形成されており、該アッセンブリの中心には、軸方向に同一径からなる中空部23aが形成されている。そして、該中空部23aには上記プランジャ22が摺動自在に嵌挿している。該プランジャ22は、外周面が軸方向に同一径からなり、かつコイル29より軸方向に長く構成されており、詳しくは前記ボビン26の底部26a、即ちプランジャ22に接しているボビン部分より所定量m長く構成されており、かつその調圧バルブ部側の端面22aは、外周側が先細形状となる縁部30が形成されている。該縁部30は、プランジャストロークと略々同一量に相当する軸方向長さlを有しており、その内側面30aが斜めからなると共に外周面30bがプランジャ22の同一径で直線状に延びて、断面直角3角形状に形成されている。なお、該縁部30は、上述した直角3角形状が好ましいが、内径面30aを曲面又は異なる傾斜角の多段傾斜面としてもよく、要は、縁部30の先端に向って磁気飽和が現出する先細形状であればよい。
【0029】
該プランジャの一端面22aは、上記縁部30によりその内径側が凹部31となっており、該凹部に調圧バルブ部2のスプール8の先端8eが当接している。一方、該プランジャ22におけるバルブ部2から離れた側の他端面22bには所定高さhからなる球面状の突部(当接部)32が一体に形成されており、該突部(当接部)の表面には非磁性材料のコーティング又は表面処理が施されている。なお、上記突部(当接部)32は、球面に限らず、円柱、方体形、ドーナツ形等のどのような形状でもよく、更に凸形状でなくとも、部分的にプランジャとヨークとが当接する当接部であればよい。また、プランジャ端面に限らず、ヨーク25の底部25cに一体成形された突部(当接部)に非磁性体のコーティング又は表面処理を施すようにしてもよく、要は、取り付け状態(コイル29へ流れる電流が0[A]の状態)において、ヨークとプランジャの磁極を切り離すことができればよい。
【0030】
また、プランジャ22の外周面には所定間隔b離れて環状2列の軸受部33,33がコーティングされている。なお、該軸受部33は、テフロン(登録商標)、2硫化モリブデン等の自己潤滑性材料のコーティング、メッキ処理(Ni−P,DLC等)、窒化処理(タフトライド等)、クロマイジング等の表面処理、又はブッシュ、ベアリング等の薄肉の非磁性材料からなり、かつコーティングに限らず、接着又は嵌合等のどのような固定方法でもよく、更にはマスキングして必要部分bを、窒化処理、クロマイジング等の表面処理、メッキ又は薄膜製造、拡散接合等により表面に耐摩耗性金属又は低摩擦性金属を接合、結合又はコーティングしてもよい。また、該軸受部は、環状に2列に限らず、3列、4列等の多数列でも、また全面に連続していてもよい。更に、該軸受部は、プランジャ22の全ストローク範囲内において、常に非磁性体のボビン26に接しており、具体的には、その一方の端部eが、プランジャ22の非励磁状態で前記突部32がヨーク25に当接した状態で、前記ボビン26の端面fに略々整列する位置にあることが望ましく、また他の端部gが前記縁部30の基部に近い位置にあることが望ましい。即ち、上記軸受部33,33の両端面e,gは、プランジャ22の最大ストローク状態にあって、その移動方向側端部が、ボビン底26aの端部に略々整列するように配置され、従って前記軸受部外側面の間隔と最大プランジャストロークとの和が、ボビン26の底部26aの長さに略々相当する。
【0031】
前記ヨーク25は、強磁性材料からなり、深絞り又は冷間鍛造等の塑性金属加工によりコップ状に形成されており、かつ一部分25aが前記ターミナル用に切欠かれている。上記ヨークの材料は、冷間鍛造等の塑性加工の容易な炭素量の少ない低炭素鋼が好ましく、かつ強磁性を有する鉄分の多い材料、例えばFe略々99[%]以上(小数点第1位で四捨五入した値)、具体的にはFe、99.21[%]以上、Fe、98.886[%]の電磁軟鉄(SUY−0〜3)が好ましい。該ヨーク25は、前記コイルアッセンブリ23を嵌合して内部に納め、かつ先端部25bを、後述する調圧バルブ部2のバルブ本体35のフランジ部35fと共にカシメることにより、ソレノイド部211 がバルブ部2と一体に組付けられ、またその底部25cに前記プランジャの突部32が当接し得る。
【0032】
一方、調圧バルブ部2は、バルブ本体35及び該本体内に摺動自在に嵌挿しているスプール8を有しており、該バルブ本体35に抜止め・固着されたエンドプレート36とスプール8の先端との間にスプリング37が縮設されている。スプール8は、2個の大径のランド部8a,8b及び1個の小径ランド部8cを有しており、またバルブ本体35は、自動変速機の油圧回路におけるライン圧等にモジュレータバルブを介して接続して、所定油圧が供給される入力ポート35a、調圧バルブの制御油室等の出力部に連通している出力ポート35b、該出力ポートからの油路に連通しているフィードバックポート35c及びドレーンポート35dを有している。
【0033】
従って、上記スプール8は、上記スプリング37と、フィードバックポート35cからの油圧によるランド部8b,8cの面積差による付勢力とにより、その先端部8eが前記プランジャ22の凹部31に常に当接して、一体に移動する。
【0034】
ついで、上述した実施例による作用について説明する。ターミナル34からコイル29に電流が供給されると、非磁性体からなるボビン26は磁気回路を構成しないので、強磁性体からなる、ヨーク25、一方のエンド部28a、プランジャ22、他方のエンド部28bに流れる磁気回路Aが形成される。また、ヨーク25の底面25cとプランジャ22の他端面22bとの間は、非磁性体の突部32により所定量hの空隙が保持されているので、該部分から磁束が漏れることはない。また、プランジャ22は、一方のエンド部28aと所定長さmにて対接しており、かつ後述するように、該エンド部23とプランジャ22とは少ないクリアランスで対向しているので、高い磁気効率での磁気回路を維持できる。該磁気回路Aに基づき、プランジャ22の一端面22aと他方のエンド部30bとが吸引部Sとなって、プランジャ22が他方のエンド部28bに引きつけられて図1の左方向に移動する。この際、上記吸引部Sを構成するプランジャ22の一端面22aは、先細形状(断面直角3角形状)の縁部30が形成されており、磁気流路となる断面積の小さい先細形状の先端部が、上記コイル29に流れる電流値とプランジャのストローク量に応じて磁気飽和状態となる。これにより、各電流値におけるプランジャ22のストローク量に対する吸引力特性が、比較的フラットな特性となる。また、プランジャ22は、常に他方のエンド部28bと軸方向にオーバラップしており、所定の磁束引渡し部を確保している。具体的には、プランジャ22とヨーク25との磁束通過断面積を略々同等にすることが、コンパクト化及び磁気効率上好ましいので、そのように設定されているが、この場合、プランジャの最大ストロークにおいても3[mm]以上オーバラップしていると、磁気飽和することが少なく、磁束が空気中に漏れにくい。
【0035】
そして、上記プランジャ22のストローク量に基づき、スプール8がスプリング37に抗して一体に移動し、該スプール8の位置が制御される。これにより、出力ポート35bは、切欠きkを有する入力ポート35aと、ドレーンポート35dとの流通割合が制御され、出力ポート35bからの出力圧がリニアに調圧される。
【0036】
前記コイル29への電流を切断すると、スプリング37の付勢力により、スプール8及びそれと一体のプランジャ22が軸方向圧に移動する。そして、プランジャ22の他端面22bに設けられている突部32がヨーク25の底面25cに衝突する。この際、上記突部32は球面状からなり、またヨーク25は低炭素鋼等の比較的軟らかい金属からなり、かつ冷間鍛造等により形成されているので、上記衝撃は和らげられ、プランジャ22は所定位置に復帰する。
【0037】
また、上記プランジャ22は、軸受部33を介してボビン26の底部26a又はエンド部28a,28bに直接支持されており、従来必要とされたコイルの内径側に位置するステータコアをなくすことができ、その分ソレノイド部をコンパクト化、特に径方向にコンパクト化することが可能となり、またコイル29のワイヤ27の巻数を多くしてその分磁力を大きくし、プランジャのロングストローク化が可能となる。更に、上記ステータコアをなくすことにより、従来必要であったステータコアとプランジャとの間の径方向のクリアランス(空気層)、及びステータコアとコイルとの間の径方向のクリアランス(空気層)の2つの空気層をなくすことができ、径方向のコンパクト化が可能となる。
【0038】
また、プランジャ22の一端面22aにて直接スプール8を操作するので、従来必要であったシャフトをなくすことができ、その分ソレノイド部、特に径方向寸法のコンパクト化が可能となり、またプランジャ全体を磁気回路として、充分な磁束通過面積を確保でき、プランジャの小径化による径方向のコンパクト化が可能となり、また大きなコイル巻きスペースに対応することが可能となる。更に、一体形成されるボビン26及び両エンド部28a,28bの同一径からなる円筒状の中空部23aは、孔加工を高い精度でかつ容易に行うことが可能となり、ボビン26及び両エンド部28a,28bとの同軸精度を正確に出すことが容易に可能となり、これにより従来必要であったステータコアとプランジャとのクリアランスを小さくでき、及びヨークとプランジャとのクリアランス、即ち2つの磁気引渡し部分の空気層を小さくでき、磁気効率を向上すると共に、これによる径方向のコンパクト化及び加工コストの低減化を図ることができる。
【0039】
更に加えて、前記ボビンとプランジャとの間に設ける前記軸受部331 ,332 は、薄肉構造からなるので、プランジャとコアアッセンブリとの間のクリアランス(磁気引渡し部分の空気層)を更に小さくでき、磁気効率向上及びそれに伴う径方向のコンパクト化を図ることができる。
【0040】
また、前記軸受部331 ,332 を非磁性体で構成すると共に、プランジャの全ストローク範囲において、常に非磁性体からなるボビン26のみに前記軸受部331 ,332 が位置してプランジャ22を摺動支持するので、摺動部に磁極ができず、油中に含まれる鉄粉等の微小異物が該摺動部分に集中することが回避され、該異物によるプランジャの摺動不良を防止することができる。更に、軸受部331 ,332 を所定間隔離れて設置すると、プランジャの移動に対する摩擦抵抗を低減でき、油圧応答性を向上すると共に、油圧ヒステリシスを低減することができる。
【0041】
特に、磁気回路Aが屈曲して磁束が密となる一方のエンド部28aのボビン側端部分とそれに対応するプランジャ部分は、磁気による異物の集中が生じ易いが、該部分に非磁性体の軸受部331 が存在して、上記異物の集中が回避され、かつその端面mは、プランジャ22の突部32がヨーク25の底部25cに当接した状態で、ボビン端と略々整列しているため、上記非磁性体からなる軸受部33が、一方のエンド部28aとプランジャ22との間の磁気回路(磁束)に影響を与えることはない。また、バルブ部側の軸受部332 は、縁部30に近接して配置され、磁束が密になり異物の集中が生じ易い部分であるが、上記非磁性体からなる軸受部33の存在により上記異物の集中が回避され、かつその端面gは、縁部30の基部に近接して位置し、上述した縁部による吸引特性に影響を及ぼすことはない。
【0042】
従来、組立て時のヨークとステータコアの傾きによるプランジャのラジアル荷重の増加に基づく摺動不良及び磁気スティックを防止するため、ヨークとステータコアとの同軸を厳しく管理する必要があったが、上記実施例によると、一体に組付けられているコイルアッセンブリ23は、前記塑性加工されたヨーク25にカッポと嵌合して組立てられ、かつ上述したように、該コイルアッセンブリにプランジャが摺動自在に支持されるので、上記ヨークのコイルアッセンブリへの嵌合が、上記摺動に対して影響を及ぼすことはなく、加工公差を緩和することが可能となってコストダウンを図ることができる。
【0043】
また、前記プランジャ22の一端面に設けた突部32は、非磁性体からなるため、取付け状態でのヨーク25とプランジャ22との磁力を切り離すことができ、またヨークは、コップ形状に一体成形されるので、磁気特性の良い材料でかつ冷鍛加工等で安価に製造することができる。
【0044】
なお、上述したソレノイド部のコンパクト化は、略々同じ吸引力及び同じストローク範囲を有する従来のものに対しての比較であり、従来のものと略々同じソレノイド部を用いた場合、同じストローク範囲での吸引力の向上、及び同じ吸引力でのロングストローク化が図れることは勿論である。
【0045】
ついで、図3ないし図8に沿って、他の実施例について説明する。なお、これら他の実施例は、先の実施例(第1の実施例)に対して吸引部Sが相違するだけで、他の部分は概ね第1の実施例と同一であり、専ら吸引部のみを説明して、他の部分は同一符号を付して説明を省略する。
【0046】
図3及び図4は、第2の実施例によるリニアソレノイドバルブ202 を示す図で、第1の実施例と同様に、先細形状の縁部30をプランジャ22の端面22aに設けたものである。本実施例のソレノイド部212 は、プランジャ22の一端面22aの外径部分に、第1の実施例と同様な先細形状(詳しくは断面が直角3角形状からなる)の縁部30が形成されているが、第1の実施例の凹部は存在せず、縁部30の底部30dから円筒状の突部40が形成されている。該突部40の高さは、縁部30の先端部30eに整列する高さ(l)であることが製作上好ましいが、これに限らず、更に高くてもまた低くてもよい。従って、該プランジャ22の端面22aは、上記縁部30及び円筒状の突部40により、環状の3角形状の溝41が形成されることと同様な形状となる。
【0047】
また、強磁性体からなる他方のエンド部28bは、そのバルブ部側が内径方向に延びて底部28cを形成しており、凹皿状に構成されている。該底部28cも、エンド部と一体に同じ強磁性材料により構成されており、かつその中心部に小径の孔30dが形成されている。該孔28dには、スプール8の先端に形成された小径のピン8gが挿通しており、該ピンの先端が前記プランジャの一端面22aに当接している。
【0048】
本実施例は、以上のような構成に基づき、第1の実施例と同様に、コイル29に流れる電流に基づき、ヨーク25→一方のエンド部28a→プランジャ22→他方のエンド部28b→ヨーク25を経由する磁気回路が形成され、かつ他方のエンド部28bとプランジャ22の一端面の縁部28により、先細部分が磁気飽和となって、電流値とプランジャのストローク量に応じた吸引力が得られる。
【0049】
本実施例にあっては、更に加えて、プランジャ22の円筒突部40と、他方のエンド部28bの底部28cとを通過する磁気回路が発生し、該円筒突部40とエンド部底部28cとの吸引力が、上記縁部30及びエンド部28bとの吸引力に付加的に加えられ、その分大きな吸引力が得られる。
【0050】
該吸引力に基づくプランジャ22の移動は、一体のピン8gを介してスプール8に伝達され、調圧バルブ部2が電流値に対応した調圧を行う。
【0051】
図5及び図6は、第3の実施例によるリニアソレノイドバルブ203 を示す図で、先細形状の縁部30が、他方のエンド部28bに形成されている点が先の実施例と異なる。該ソレノイド部213 のボビン26は、そのバルブ部側部26bが肉厚に形成され、かつその内径側が底部26aに向って斜めに形成されている。該ボビン26と一体に形成された強磁性体からなる他方のエンド部28bは、その内径側が上記ボビンの斜め部分に合致するように、先細形状に突出した縁部30が形成されている。
【0052】
該縁部30は、その内周面30bがボビン底部26a及びエンド部28a,28bの円筒状の内周面に合致するように、軸縁方向に同一径で形成されており、かつその反対面30aが所定角度の傾斜面からなり、断面が直角3角形状に形成されている。なお、該縁部は、第1の実施例で述べたように、直角3角形状に限らず、電流値とプランジャのストローク量に応じて先端部分から磁気飽和となる先細形状であれば足りる。また、プランジャ22の一端面22aは平坦面から構成されている。
【0053】
従って、本実施例によっても同様に、コイル29に流れる電流に基づき、ヨーク25→一方のエンド部28a→プランジャ22→他方のエンド部28b→ヨーク25を経由する磁気回路が形成され、かつ他方のエンド部28bの縁部30とプランジャ22の一端面22aにより吸引部Sが形成される。該吸引部Sは、先の実施例に対して先細形状の縁部30がプランジャ中側にあるかエンド部側にあるか相違しているが、これは相対的なことであって、先の実施例と同様であり、コイル29に流れる電流値とプランジャのストローク量に応じて、先細形状の縁部30の先端部から磁気飽和となって、電流値とプランジャのストローク量に応じた吸引力が得られる。
【0054】
図7及び図8は、第4の実施例によるリニアソレノイドバルブ204 を示す図で、第3の実施例において第2の実施例を対応させたものである。即ち、本ソレノイド部214 は、第3の実施例と同様に縁部30が他方のエンド部28bに形成されており、かつ該他方のエンド部28bに底部28cが形成されている。
【0055】
従って、第3の実施例と同様に、ヨーク25→一方のエンド部28a→プランジャ22→他方のエンド部28b→ヨーク25の磁気回路が形成され、かつ他方のエンド部28bの縁部30とプランジャ22の一端面22aとにより、コイル電流値とプランジャのストローク量に応じたプランジャストロークを得る吸引部Sが形成される。更に加えて、第2の実施例と同様に、プランジャ22の一端面22aと他方のエンド部28bの底部28cとの間に吸引力が付加的に発生して、その分大きな吸引力が得られる。
【0056】
図9は、第3の実施例を一部変更した実施例を示すもので、プランジャ22の他端22bに設けていた非磁性体の突部(当接部)32の代りに、非磁性体のリング50をヨーク25の底部25cに固定したものである。該リング50は、ステンレスチール等の金属、ゴム、合成樹脂等のどのような非磁性材料でもよいが、ゴム等の緩衝作用を有するものが好ましい。そして、該リング50は、ヨーク底部25cに形成した凹部25dに嵌合、接着等により固着されている。なお、上記当接部となるリング50は、リング形状に限らず、円盤状プレート等の他の形状のものでもよく、またヨーク底部に限らず、プランジャの端面22bに固定してもよい。
【0057】
また、他方のエンド部28bの底部28cにも、上記リング50と同様な形状からなるリング51が嵌合、接着等により固定されており、該リング51は、ゴム等の緩衝作用を有する材料からなることが好ましい。
【0058】
従って、本実施例のリニアソレノイド205 のソレノイド部215 は、コイル29への通電が断たれると、スプリング37によりプランジャ22が復帰するが、この際ゴム等の緩衝材からなるリング50にプランジャの端面22bが当り、衝撃を和らげると共に衝突音の発生を抑える。また、非磁性体によるリング50により、ヨーク底部25cとプランジャ端面22bとの間に空隙hを保持して、簡単な構成でヨーク底部とプランジャ端面との間の磁束の切り離しを確実に行うことができる。
【0059】
また、他方のエンド部28bの底部28cに設けられたリング51は、コイル29に大きな電流が流れて、プランジャ22が勢いよく吸引された場合、プランジャ端面22aが、該ゴム等の緩衝材からなるリング51に当接して、その衝撃を和らげると共に衝突音の発生を防止する。なお、該リング51は、非磁性体である場合、底部28cとプランジャ22との間の吸引力を低減して、コイル29の非通電に際してのプランジャ22の戻りを確保し、また磁性体で構成した場合、プランジャ22の吸引力を高め、特にプランジャ22の最大ストローク時、プランジャ22の端面22aとリング51とを吸着してその状態を保持し得る。
【0060】
なお、上記リング50は、図9に示すように、第4の実施例への適用に限らず、プランジャ22に設けた突部32の代りに設けるもので、第1〜第3の実施例にも同様に適用できることは勿論である。また、他方のエンド部底部28cに設けたリング51は、いわゆるストッパであるので、必要であれば当然に他の実施例にも設けることが可能であり、また必要でなければ、当然に設ける必要がない。また、上記リング50は、リング形状に限らず、突部32と同様に突部形状、その他段部形状等、プランジャとヨーク底部との間に所定空隙hを構成する形状であれば、どのようなものでもよい。
【0061】
また、前記図1及び図2(第1の実施例)で説明した軸受部は、図3及び図4(第2の実施例)、図5及び図6(第3の実施例)、図7,図8(第4の実施例)、並びに図9(第4の実施例の変形例)に示すものにおいても、同様に適用されていることは勿論である。また、上述したソレノイド部を用いたリニアソレノイドバルブは、フィードバック圧をスプールの面積差によって受けているが、これに限らず、他のタイプの調圧バルブ部に適用することも可能であり、また上記ソレノイド部(ソレノイド駆動装置)は、リニアソレノイドバルブ以外のソレノイド駆動装置としても適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施例によるリニアソレノイドバルブの全体断面図。
【図2】上記第1の実施例を示す図で、(a)はプランジャ、(b)はコイルアッセンブリ、(c)はヨークをそれぞれ示す。
【図3】本発明に係る第2の実施例によるリニアソレノイドバルブの全体断面図。
【図4】上記第2の実施例を示す図で、(a)はプランジャ、(b)はコイルアッセンブリ、(c)はヨークをそれぞれ示す。
【図5】本発明に係る第3の実施例によるリニアソレノイドバルブの全体断面図。
【図6】上記第3の実施例を示す図で、(a)はプランジャ、(b)はコイルアッセンブリ、(c)はヨークをそれぞれ示す。
【図7】本発明に係る第4の実施例によるリニアソレノイドバルブの全体断面図。
【図8】上記第4の実施例を示す図で、(a)はプランジャ、(b)はコイルアッセンブリ、(c)はヨークをそれぞれ示す。
【図9】上記第4の実施例を一部変更した実施例を示すリニアソレノイドバルブの全体を示す断面図。
【図10】従来の技術によるリニアソレノイドバルブを示す全体断面図。
【図11】従来の技術による他のリニアソレノイドバルブを示す全体断面図。
【符号の説明】
2 調圧バルブ部
8 可動部(スプール)
201 〜205 リニアソレノイドバルブ
211 〜215 ソレノイド部
22 プランジャ
22a 一端面
22b 他端面
23 コイルアッセンブリ
23a 中空部
25 ヨーク
25c 底部
26 ボビン
26a 底部
28a,28b エンド部
28c 底部
29 コイル
30 縁部
33 軸受部
A 磁気回路
S 吸引部

Claims (4)

  1. コイルと、該コイルを巻付けかつ非磁性体からなるボビンと、該ボビンの両端部に配置される強磁性体からなるエンド部と、強磁性体からなるプランジャと、強磁性体からなるヨークと、を有するソレノイド駆動装置と、
    バルブ本体と、該バルブ本体に摺動自在に嵌挿しているスプールと、を有し、前記プランジャのストロークに基づき出力圧を調圧する調圧バルブ部と、を備え、
    前記コイル、ボビン及びエンド部は一体に組立てられて、軸方向に同一径からなる円筒状の中空部を有するコイルアッセンブリを構成し、
    軸方向において前記コイルよりも長くかつ前記コイルアッセンブリの中空部よりも短い前記プランジャを、前記円筒状の中空部に摺動自在に嵌挿すると共に、前記コイルアッセンブリに軸受部を介在して支持し、
    前記軸受部は、薄肉の非磁性体からなると共に前記プランジャの外周面に一体に設けられ、前記プランジャの全ストローク範囲において、前記軸受部が、常に前記ボビンに接触してなり、かつ前記軸受部の軸方向外側の両端面は、前記プランジャの最大ストローク状態にあって、その移動方向端面が前記ボビンの端部に略々整列するように配置され、
    前記ボビンと、該ボビンの両端部に配置される前記エンド部とが、一体に形成されて、
    前記プランジャの一端と前記スプールの一端が直接当接してなる、
    ことを特徴とするリニアソレノイドバルブ。
  2. 前記軸受部は、前記プランジャの外周面に非磁性材料のコーティング又は表面処理を施すことにより設けられてなる、
    請求項1記載のリニアソレノイドバルブ。
  3. 前記軸受部は、所定間隔を隔てて少なくとも2個環状に設けられてなる、
    請求項1又は2記載のリニアソレノイドバルブ。
  4. 前記ヨークが、前記コイルアッセンブリの外周面に密着して嵌合してなる、
    請求項1ないしのいずれか記載のリニアソレノイドバルブ。
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