JP2006046627A - 電磁弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】 吸引力特性のフラット性向上が図れる電磁弁を提供する。
【解決手段】 プランジャ20と、プランジャ20を往復移動可能に収容するヨーク11と、往復移動方向の一方にプランジャ20を吸引する磁力がプランジャ20との間に働くステータコア12と、通電によりステータコア12側にプランジャ20を吸引する磁力を発生するコイル31とを備え、ヨーク11とステータコア12は、プランジャ20が挿通可能に形成されると共に、ステータコア12とプランジャ20の第2の径方向隙間δ2は、ヨーク11とプランジャ20の第1の径方向隙間δ1より大きく形成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電磁弁に関し、例えば車両等の自動変速機の油圧制御装置に供給する作動油を制御するスプール型電磁弁に適用して好適なものである。
電磁弁としては、例えば固定コア部が、可動子としてのプランジャを往復移動可能に収容する第1の固定子(以下、収容部と呼ぶ)と、プランジャを吸引する力を発生する第2の固定子(以下、吸引部と呼ぶ)と、これら固定子に流すための電磁力を発生するコイルとを有するものがある(特許文献1、2参照)。
特許文献1では、収容部と吸引部が一体に形成されており、収容部および吸引部に流れる磁力を、効率的にプランジャへ流れるようにして吸引力の向上を図る技術が開示されている。収容部のうち、プランジャが配置される位置に対向する部位の外周面には円環状の凹部が形成されており、凹部が形成されている部分は、磁気抵抗部として薄肉に形成されるようになっている。
これに対して、特許文献2の開示による技術では、磁気抵抗部として、空隙が形成されている。空隙は、プランジャが配置される位置に対向する部位の、吸引部と収容部との間に形成されている。
なお、この特許文献2の技術では、図4に示すように、プランジャ20と収容部11との第1の隙間δr1に比べて、プランジャ20と吸引部12との第2の隙間δr2を小さく形成している。プランジャ20と、吸引部12および収容部11の軸心合わせするために、プランジャ20の吸引部側とは反対の端部20aには、プランジャ20の軸方向移動を可能に支持する板ばね等の構成部材18が設けられている。
特開2001−227669号公報 特開平10−231946号公報
出願人は、例えばプランジャと協働する弁部材の往復移動するストローク量を増やすため、プランジャのストロークを長くすることを検討している。しかしながら、このようなものに従来技術を適用すると、吸引力とストロークによる吸引力特性におけるプランジャの可動可能な可動ストローク範囲において、可動ストローク範囲の両端すなわちストロークが比較的小さい範囲と比較的大きい範囲で、吸引力が小さくなってしまって、フラット特性が得にくくなるおそれがある。
また、特許文献2では、板ばね等の構成部材18を有するので、第2の隙間δr2を第1の隙間δr1に比べて小さく設定する際に、実際には、第1の隙間δr1および第2の隙間δr2をある程度比較的大きく形成せざるを得ない。そのため、同じ体格では第1の隙間δr1および第2の隙間δr2にある程度の大きさが必要であり、吸引力の向上に限界がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、吸引力特性のフラット性の向上が図れる電磁弁を提供することにある。
また、別の目的は、吸引力特性のフラット性向上が可能であるとともに、吸引力の向上が図れる電磁弁を提供することにある。
本発明の請求項1によると、可動子と、可動子を往復移動可能に収容する第1の固定子と、往復移動方向の一方に可動子を吸引する磁力が可動子との間に働く第2の固定子と、通電により第2の固定子側に可動子を吸引する磁力を発生するコイルとを備え、第1の固定子と第2の固定子は、可動子を内部に挿通可能に形成され、第2の固定子と可動子の間の第2の径方向の隙間は、第1の固定子と可動子の間の第1の径方向の隙間より大きく形成されていることを特徴とする。
これによると、可動子を往復移動可能に収容する第1の固定子と、往復移動方向の一方に可動子を吸引する磁力が可動子との間に働く第2の固定子は、可動子を内部に挿通可能に、例えば別体に形成される。さらに、可動子との径方向の隙間のうち、第2の固定子側の第2の径方向の隙間が第1の固定子のものに比べて大きく形成されているので、第2の径方向の隙間を比較的大きく確保することが可能である。この第2の径方向の隙間が広いと、例えば第2の固定子側の吸引部などの第2の固定子の磁力によって可動子が第2の固定子側へ引き付けられ、第2の固定子側の吸引部に可動子に近づいたときの吸引力が低下することで、可動子のストロークの中間での吸引力特性のピークが相対的に減少する。そのため、結果として吸引力特性のフラットな特性の向上が図れる。
また、第2の径方向の隙間が広いと、第2の固定子側の吸引部の内側に可動子が侵入したときに、吸引部から可動子に作用する磁束における軸方向の成分に対してこれに直角な成分が弱くなるとともに、可動子へのサイドフォースが減少する。そのため、可動子と第1、第2の固定子とのフリクションが減少して、可動子が第2固定子の吸引部などに侵入した側の可動ストローク付近の吸引力低下が少なくする。
なお、第1の固定子は、比較的小さく形成可能な第1の径方向の隙間を介して可動子を移動可能に支持することができるので、例えば従来技術の可動子を移動可能に支持するための板ばね等の構成部材を有するものに比べて、吸引力の向上が図れる。
本発明の請求項2によると、第2の径方向の隙間を第1の径方向の隙間に比べて大きく形成する場合において、第2の径方向の隙間と第1の径方向の隙間の差は、片側で10〜250μmの範囲にあることが好ましい。第1の径方向の隙間と比較して、第2の径方向の隙間のその差が250μmを超えて大きく形成されると、可動子を吸引する吸引部としての第2の固定子と、可動子とのエアギャップが大きくなりすぎてしまうため、吸引力が低下する。また、第2の径方向の隙間のその差が10μmより小さく形成されると、第1の固定子に支持された可動子の傾きによって、可動子が第2の固定子の一部に当接(片当り)する可能性があるため、吸引力の低下やヒステリシス増加を招くおそれがある。
本発明の請求項3によると、第2の径方向の隙間は、110〜350μmの範囲に設定されていることを特徴とする。
これによると、第2の径方向の隙間は、110〜350μmの範囲に設定されていることが好ましい。これにより、第2の径方向の隙間を上記所定の範囲内に設定するので、第2の固定子から可動子へ及ぼす磁力が所定の大きさに確保される。したがって、第2の固定子から可動子への所定の吸引力を確保しながら、吸引力特性のフラット性の向上が図れる。
なお、第2の径方向の隙間の上記所定の範囲のうち、比較的小さい側の範囲に設定することで、吸引力特性のフラット性向上が可能であるとともに、吸引力の向上が図れる。
本発明の請求項4によると、第1の固定子と第2の固定子における略軸方向に対向する端部間には、非磁性部材が配置されていることを特徴とする。
これによると、第1の固定子と第2の固定子における略軸方向に対向する端部間に、空隙、樹脂材等の非磁性部材を容易に配置することができる。
本発明の請求項5によると、第2の固定子は、可動子を往復移動可能に収容する内周壁を備え、内周壁の外周側は、可動子の移動方向に対して断面積が変化するように形成されていることを特徴とする。
これによると、第2の固定子は、可動子を往復移動可能に収容する内周壁を備え、内周壁の外周側は、可動子の移動方向に対して断面積が変化するように形成されていることが好ましい。これにより、第2の固定子は、内周壁を介して可動子へ磁力つまり吸引力を及ぼさせられる。さらに、内周壁は、内周壁の外周側の形状形成により可動子の移動方向に対して断面積を変化つまり透磁率を変化させることが可能である。したがって、第2の隙間の大きさを変えることなく、可動子の移動位置に応じた吸引力調整が可能である。その結果、可動子の移動位置に応じて断面積を変化させることにより吸引力特性において可動ストローク範囲におけるフラット範囲を拡げることが容易となる。
本発明の請求項6によると、可動子の両端部のうち、第2の固定子側端部は、移動方向に対して断面積が変化するように形成されていることを特徴とする。
これによると、両端部のうち、前記可動子の第2の固定子側端部は、移動方向に対して断面積が変化するように形成されていることが好ましい。これにより、第2の固定子が、内周壁を介して可動子へ磁力つまり吸引力を及ぼさせた場合、前記可動子の第2の固定子側端部の形状形成により移動方向に対して断面積を変化つまり透磁率を変化させることが可能である。したがって、第2の隙間の大きさを変えることなく、可動子の移動位置に応じた吸引力調整が可能である。その結果、可動子の移動位置に応じて断面積を変化させることにより吸引力特性において可動ストローク範囲におけるフラット範囲を拡げることが容易となる。
本発明の請求項7によると、流体通路を開閉する弁部材、および弁部材を収容するとともに弁部材を操作可能に開口する開口部が形成されたハウジングを有する弁部とを備え、弁部材は、ハウジングに形成される流体通路を開閉する大径円筒状部と、可動子に当接する小径円筒状部を有する電磁弁に適用して好適である。
本発明の請求項8によると、弁部材の可動子側の当接部は、略球面状であることを特徴とする。
これによると、弁部材を構成する弁部材の可動子側の当接部の形状を略球面状に形成するだけで、可動子と弁部材の軸心を一致させることが容易となる。そのため、第1の固定子は、可動子を支持するための特別な支持構造が不要となり、簡素化が図れる。
以下、本発明の電磁弁を、車両等の自動変速機の油圧制御装置に供給する作動油の油圧を制御するスプール型油圧制御弁に適用して、具体化した実施形態を図面に従って説明する。図1は、本実施形態の電磁弁の構成を示す断面図である。図3は、本実施形態によるプランジャを吸引する吸引力とプランジャストロークとの関係を説明する模式図である。なお、図2は、変形例の実施形態の電磁弁を示す断面図である。
図1に示すように、電磁弁1は、作動油通路61、62、63、65を開閉する弁部材(以下、スプールと呼ぶ)50と、スプール50を収容するとともにスプール50を操作可能な開口部60cが形成されたハウジング60を有する弁部1aと、この弁部1aを駆動操作し、各作動油通路61、62、65を開閉制御する電磁駆動部(以下、リニアソレノイドと呼ぶ)1bと含んで構成されている。リニアソレノイド1bは、図1に示すように、略有底円筒状のヨーク11と、ステータコア12、可動子(以下、プランジャと呼ぶ)20と、コイル31とを含んで構成されている。
ハウジング60は、図1に示すように、略円筒状体であって、スプールを往復移動可能に収容している。ハウジング60には、出力ポート61、入力ポート62、フィードバックポート63、および排出ポート65が形成されている。
入力ポート62は、図示しないタンクからポンプによって供給される作動油が流入するポートである。出力ポート61は図示しない自動変速機の係合装置に作動油を供給するポートである。出力ポート61とフィードバックポート63とは電磁弁1の外部で連通しており、出力ポート61から流出する作動油の一部がフィードバックポート63に導入される。フィードバック室54はフィードバックポート63と連通している。排出ポート65はタンクに作動油を排出するポートである。ハウジング60のリニアソレノイド側には、スプールが操作可能に開口する開口部60cが設けられている。
スプール50には、反リニアソレノイド側から大径ランド51、大径ランド52、小径ランド53がこの順で形成されている。小径ランド53は大径ランド51、52よりも外径が小さい。スプール50のリニアソレノイド側端部にはシャフト58がリニアソレノイド(詳しくは、プランジャ20)側に突出して形成されている。シャフト58の端面はプランジャ20の略中心部に当接している。シャフト58はスプール50と別体に形成されていてもよい。シャフト58のプランジャ20側の当接部58aは、図1に示すように、略球面状に形成されていることが好ましい。
なお、ここで、大径ランド51、大径ランド52、小径ランド53、フィードバック室54等は、ハウジング60に形成された作動油通路61、62、63、65を開閉する大径円筒状部を構成する。また、シャフト58は、プランジャ20に当接する小径円筒状部を構成する。
スプール50の反プランジャ側には、付勢手段としてのスプリング70が設けられている。スプリング70は、スプール50をプランジャ20側へ付勢している。スプール50は、スプリング70によりプランジャ20とともに図1の右方向へ付勢される。これにより、スプール50は、プランジャ20と同調してハウジング60内を往復移動することが可能である。なお、ハウジング60は、スプール50を内部に挿通可能に収容するスリーブ60hと、スプール50との間にスプリング70を挟み込んで付勢力を発生させる支持部材60sとに分割組付け可能に形成されていてもよい。スリーブ60hの左端面の開口部は、内部にスプリング70を収容し、支持部材60sを螺合等することで封止されている。
フィードバック室54は大径ランド52と小径ランド53との間に形成されており、ランドの外径差によりフィードバックされた油圧が作用する面積が異なる。そのため、フィードバック室54の油圧は反リニアソレノイド方向にスプール50を押圧するように作用する。電磁弁1において出力される油圧の一部をフィードバックするのは、供給される作動油の圧力すなわち入力圧の変動により出力圧が変動することを防止するためである。スプール50は、スプリング70の付勢力と、コイル31に供給される電流によりステータコア12に発生する電磁吸引力によってプランジャ20がスプール50を押す力と、フィードバック室54の油圧からスプール50が受ける力とがつり合う位置で静止する。
入力ポート62から出力ポート61へ流れる作動油量は、ハウジング60の内周壁60aと大径ランド52の外周壁との重なり部分の長さであるシール長によって決定される。シール長が短くなると入力ポート62から出力ポート61へ流れる作動油量が増大し、シール長が長くなると入力ポート62から出力ポート61へ流れる作動油量が減少する。同様に、出力ポート61から排出ポート65へ流れる作動油量は、ハウジング60の内周壁60bと大径ランド51の外周壁とのシール長によって決定される。
次に、リニアソレノイド1bについて以下説明する。ヨーク11とステータコア12は固定子10を構成している。ヨーク11、ステータコア12、プランジャ20は磁性材で形成されている。
ヨーク11は、段付き円盤状のステータコア12と同軸上で形成されている。ヨーク11の内周壁11aは、プランジャ20を軸方向に往復移動可能に収容する。ヨーク11は、リニアソレノイド1bのケースを兼ねており、ハウジング60の開口部60c側の端部にかしめ固定されている。なお、具体的には、開口部60c側の端部とステータコア12の外周端部との間にベローダイヤフラム40を挟み込んだ状態で、これらをヨーク11でかしめ固定する。ベローダイヤフラム40は、弁部1a内を流通する作動油がリニアソレノイド1bへ流入するのを防止するためのシール部材を構成する。
ステータコア12の内周壁12aは、プランジャ20を往復移動方向の一方(本実施例ではスプール側)にプランジャ20を吸引する磁力を発生する。
なお、ここで、ヨーク11(詳しくは、内周壁11a)は、プランジャ20を往復移動可能に収容する収容部を構成する。また、ステータコア12(詳しくは、内周壁12a)は、プランジャ20を往復移動方向の一方にプランジャ20を吸引する磁力を発生する吸引部を構成する。なお、ヨーク11を第1の固定子、ステータコア12を第2の固定子と呼ぶ。第1の固定子11と第2の固定子12は固定子10を構成する。ヨーク11の内周壁11aはヨークと別体に形成されていてもよい。
なお、本実施形態では、内周壁12aは、その外周側がプランジャ20の移動方向に対して断面積が変化するような形状に形成されていることが好ましい。これにより、内周壁12aは、その外周側の形状形成によりプランジャ20の移動方向に対して断面積を変化つまり透磁率を変化させることが可能である。
本実施形態では、ヨーク11の内周11bとステータコア12の内周12bは、プランジャ20が挿通可能に略同軸上に形成されている。
さらに、本実施形態では、ヨーク11(詳しくは内周11b)とプランジャ20(詳しくはプランジャ20の外周)との間に形成される軸方向の第1の隙間(以下、第1の径方向隙間と呼ぶ)δ1と、ステータコア12(詳しくは内周12b)とプランジャ20(詳しくはプランジャ20の外周)との間に形成される軸方向の第2の隙間(以下、第2の径方向隙間と呼ぶ)δ2は異なるように形成されている。
具体的には、第2の径方向隙間δ2は第1の径方向隙間δ1より大きく形成されている。これにより、プランジャ20は、ステータコア12の内周12bに当接することなく、ヨーク11の内周11bに往復移動自在に支持されることが可能である。なお、第2の径方向隙間δ2と第1の径方向隙間δ1の差は、片側で10〜250μmの範囲にあることが好ましい。
なお、本実施形態では、第2の径方向隙間δ2を、110〜350μmの範囲に設定されていることが好ましい。例えば第1の径方向隙間δ1を100μmに設定する場合、第2の径方向隙間δ2と第1の径方向隙間δ1の差は、10〜250μmの範囲に設定される。なお、第1の径方向隙間δ1が60μmに設定する場合、第2の径方向隙間δ2と第1の径方向隙間δ1の差は、50〜290μmの範囲に設定される。これらの場合、第1の径方向隙間δ1の大きさに係わらず、第2の径方向隙間δ2を上記所定(110〜350μm)の範囲内に設定するので、ステータコア12からプランジャ20へ及ぼす磁力を所定の大きさに確保される。
なお、本実施形態では、第1の径方向隙間δ1は、約60μm以上であることが好ましい。
なお、以下、本実施形態では、第1の径方向隙間δ1を100μm、第2の径方向隙間δ2を230μmに設定してあるものとする(第2の径方向隙間δ2と第1の径方向隙間δ1の差は130μm)。例えば第2の径方向隙間δ2と第1の径方向隙間δ1との差の所定の範囲(10〜250μm)のうち、略半値(130μm)未満の下限側範囲と略半値以上の上限側範囲とに区分けする場合、下限側範囲に属する。
さらになお、本実施形態では、ヨーク11の内周壁11aとステータコア12の内周壁12aとの往復移動方向の間は、空隙gが設けられている。なお、この隙間gは樹脂材等の非磁性材で充填されていてもよい。ヨーク11の内周壁11aとステータコア12の内周壁12aの往復移動方向の間は、空隙g等により非磁性(磁気抵抗が大)に形成される。
なお、ここで、内周壁11aおよび内周壁12aは、ヨーク11とステータコア12における略軸方向に対向する端部を構成している。この両内周壁11a、12b間には、空隙g、樹脂材等の非磁性部材(図1中の一点鎖線内)が配置されている。
コイル31は、樹脂成形体32に封止され、ヨーク11とステータコア12との軸方向間に固定されている。また、コイル31は、ヨーク11の内周壁11aの外周側およびステータコア12の内周壁12aの外周側に配置されている。コイル31には、図示しないターミナルを介して外部から電流が供給される構成となっている。なお、ここで、コイル31および樹脂成形体32は、通電により磁力を発生する電磁コイル30を構成する。電磁コイル30で発生した磁力は、ステータコア12側にプランジャ20を吸引する。
なお、具体的には、電磁コイル30に通電すると、ヨーク11、プランジャ20、ステータコア12によって形成される磁気回路に磁束が流され、ステータコア12の内周壁12aとプランジャ20との間に磁気吸引力が発生する。すると、プランジャ20およびスプール50は、スプリング70の付勢力に抗して図1の左方向に移動する。
プランジャ20は、ヨーク11の内周壁11aおよびステータコア12の内周壁12aを挿通可能であって、内周壁11aにより摺動可能(往復移動可能)に支持される。プランジャ20のスプール側端面から反スプール側端面に至るまで略軸方向に貫通孔21が形成されている。なお、貫通孔21はプランジャ20の呼吸通路を構成している。
次に、上述した構成を有する本実施形態の作動を説明する。コイル31に電流を供給すると(通電すると)、コイル31に磁力が発生し、ステータコア12がプランジャ20をスプール20側に吸引する。このとき、プランジャ20と協働するスプール50はスプリング70の付勢力に抗して図1の左方向に移動する。スプール50が左方向に移動すると、ハウジング60の内周壁60aとスプール50の大径ランド52とのシール長が長くなるとともに、内周壁60bと大径ランド51とのシール長が短くなる。そのため、入力ポート62から出力ポート61へ流通する作動油の流量が減少し、出力ポート61から排出ポート65へ流通する作動油の流量が増大する。その結果、出力ポート61から流出する作動油の油圧が低下する。
電磁弁1は、コイル31に通電する電流値を制御することで、リニアソレノイド1bがスプール50を反リニアソレノイド方向へ押す力を調整し、出力ポート61から流出する作動油の油圧を調整する。コイル31に通電する電流値を増大させると、電流値に略比例してステータコア12の電磁吸引力が増大し、プランジャ20がスプール50を反リニアソレノイド方向に押す力が増大する。この電磁吸引力によりプランジャ20からスプール50に作用する力、スプリング70の付勢力、ならびにフィードバックされる作動油の圧力によってスプール50が反リニアソレノイド方向へ押される力とがつり合う位置でスプール50が静止する。コイル31に通電する電流値に比例して出力ポート61から流出する作動油が低下する。
なお、本実施形態では、プランジャ20と協働するスプール50の往復移動するストローク量を増やすための、リニアソレノイド1bのプランジャ20の可動可能な可動ストローク範囲を、図3に従って説明する。図3において、横軸はプランジャ20のストローク量を、横軸はステータコア12がステータコア12aを介してプランジャ20を吸引する吸引力を示している。実線で示される特性が本発明の実施形態の一例である。なお、破線および一点鎖線で示される特性(以下、第1の従来技術の特性と呼ぶ)は、従来技術の二例を示すものであって、破線で示される特性は、ヨークとステータコアが一体に形成されるもの(例えば、背景技術の項における特開2001−227669号公報の明細書に示されるヨークとステータコアの一体構造のものを適用した比較例)を示している。また、一点鎖線で示される特性(以下、第2の従来技術の特性と呼ぶ)は、ヨークとステータコアが別体に分割され、プランジャが板ばね等の支持部材で移動可能に支持される構造のもの(例えば、背景技術の項における特開平10−231946号公報の明細書に示されるヨークとステータコアを別体して分割構造のものを適用した比較例)を示している。
なお、第1の従来技術の特性の場合には、ヨークとステータコアが一体に形成され、プランジャとの共通の径方向隙間(以下、共通隙間と呼ぶ)は、例えば60μm、第2の従来技術の特性の場合には、第1の径方向隙間δr1および第2の径方向隙間δr2(図4参照)を、例えばそれぞれ、300μm、200μmに設定されている。
本実施形態の一例では、第1の径方向隙間δ1および第2の径方向隙間δ2(図1参照)を、それぞれ、100μm、230μmに設定しており、第2の従来技術の場合と比較して、プランジャ20とのエアギャップを縮小し、吸引力を向上させている(図3参照)。さらに、第2の径方向隙間δ2を第1の径方向隙間δ1に比べて大きく形成されているので、図2に示すように、コイル30に発生する電磁力によってステータコア12(詳しくは内周壁12a)の吸引部にプランジャ20が近づいたときの吸引力が低下し、可動ストローク範囲の中間での吸引力特性のピークが相対的に減少し、結果として図3中の実線で示される吸引力特性におけるフラット性の向上が図れる。
また、第2の径方向隙間δ2が広いと、ステータコア12(詳しくは内周壁12a)の吸引部の内側にプランジャ20が侵入したときに、プランジャ20に作用する磁束における軸方向の成分に対してこれに直角な成分が弱くなるとともに、プランジャ20へのサイドフォースが減少する。そのため、プランジャ20とステータコア12とのフリクションが減少して、プランジャ20がステータコア12(詳しくは内周壁12a)の吸引部に侵入した側(以下、ストロークON側と呼ぶ)付近での可動ストロークにおける吸引力低下が少なくする。
また、第1の従来技術の場合と比較した場合、本実施形態の一例では、プランジャ20を直接軸方向に摺動させる第1の径方向隙間δ1を、共通隙間の60μmに近付けるように縮小しているので、第1の従来技術の場合の最大吸引力に近付けることが可能である。なお、第1の径方向隙間δ1を60μmとすれば、第1の従来技術の場合の最大吸引力とほぼ同じ吸引力が得ることが可能である。
一方、第1の従来技術の場合には、プランジャ20とヨーク11、プランジャ20とステータコア12との径方向隙間δ1、δ2が同一のため、電磁力によってステータコア12(詳しくは内周壁12a)からプランジャ20に及ぼす吸引力の影響度合の感度が高くなる。そのため、第2の従来技術の場合と比較しても、可動ストローク範囲のフラット特性範囲が狭くなる。これに対して、本実施形態の一例では、第2の径方向隙間δ2を第1の径方向隙間δ1により大きく形成するので、図3に示される実線の特性のように、その感度を抑えてフラット特性範囲を拡げられる。
次に、本実施形態の作用効果を説明すると、(1)第1の固定子としてのヨーク11と第2の固定子としてのステータコア12は、プランジャ20が挿通可能に別体として形成される。そのため、プランジャ20をヨーク11(詳しくは内周11b)およびステータコア12(詳しくは内周12b)に対して挿通可能にする径方向隙間δ1、δ2のうち、第1の径方向隙間δ1と第2の径方向隙間δ2の各大きさを独立して設定することが容易である。
(2)なお、本実施形態では、第2の径方向隙間δ2を第1の径方向隙間δ1に比べて大きく形成している。これにより、往復移動方向の一方にプランジャ20を磁力で吸引するステータコア12において、ステータコア12とプランジャ20とのエアギャップである第2の径方向隙間δ2を比較的大きく確保することが可能となる。したがって、ステータコア12(詳しくは内周壁12a)からプランジャ20に及ぼす磁力による吸引力の影響度合の感度を抑えることができるため、図3中の実線で示される吸引力特性のフラット性の向上が図れる。
(3)なお、第2の従来技術(ヨークとステータコアが別体に分割され、プランジャが板ばね等の支持部材で移動可能に支持される構造のもの)を適用したものと比較した場合、本実施形態では、ステータコア12は、比較的小さく形成可能な第1の径方向隙間δ1(本実施例では100μm)を介してプランジャ20を往復移動可能に支持することができる。したがって、プランジャを移動可能に支持するための板ばね等の支持部材18(図4参照)を有するものに比べて、プランジャ20とのエアギャップを小さく形成できるため、吸引力の向上が図れる。
(4)なお、本実施形態では、第2の径方向隙間δ2を第1の径方向隙間δ1に比べて大きく形成する場合において、第2の径方向隙間δ2と第1の径方向隙間δ1の差は、片側で10〜250μmの範囲にあることが好ましい。第1の径方向隙間δ1と比較して、第2の径方向隙間δ2のその差が250μmを超えて大きく形成されると、可動子を吸引する吸引部としての第2の固定子と、可動子とのエアギャップが大きくなりすぎてしまうため、吸引力が低下する。また、第2の径方向隙間δ2のその差が10μmより小さく形成されると、第1の固定子に支持された可動子の傾きによって、可動子が第2の固定子の一部に当接(片当り)する可能性があるため、吸引力の低下やヒステリシス増加を招くおそれがある。
(5)なお、第2の径方向隙間δ2は、110〜350μmの範囲に設定されていることが好ましい。これにより、第2の隙間δ2が上記所定の範囲内に設定されているので、ステータコア12からプランジャ20へ及ぼす磁力が所定の大きさに確保される。したがって、ステータコア12からプランジャ20への吸引力を所定の大きさに確保しながら、吸引力特性のフラット性向上が図れる。
(6)なお、第2の径方向隙間δ2を110〜350μmの範囲内に設定する場合において、第2の径方向隙間δ2の上記所定の範囲のうち、比較的小さい側の範囲(本実施例では、下限側範囲)に設定することで、吸引力特性のフラット性向上が可能であるとともに、吸引力の向上が図れる。
(7)さらになお、本実施形態では、ヨーク11とステータコア12における略軸方向に対向する端部間には、非磁性部材(本実施例では、空隙g)が配置される構成を有する。これにより、ヨーク11とステータコア12における略軸方向に対向する端部間つまり両内周壁11a、12a間に、空隙、樹脂材等の非磁性部材を容易に配置することができる。例えば、製造工程において、コイル30を構成する樹脂成形体32を形成する際、図1中の一点鎖線内に沿った形状を有する樹脂材とを一体成形することにより容易に形成できる。また、空隙gの場合には、図1中に示される一点鎖線内の空隙g領域を、その領域を区画する両内周壁11a、12aの形状の形成によって容易にできる。
(8)なお、本実施形態では、内周壁12aは、その外周側がプランジャ20の移動方向に対して断面積が変化するような形状に形成されていることが好ましい。これにより、内周壁12aは、その外周側の形状形成によりプランジャ20の移動方向に対して断面積を変化つまり透磁率を変化させることが可能である。したがって、第2の径方向隙間δ2の大きさを変えることなく、プランジャ20の移動位置に応じた吸引力調整が可能である。その結果、プランジャ20の移動位置に応じて断面積を変化させることにより吸引力特性において可動ストローク範囲におけるフラット範囲を拡げることが容易となる。
(9)なお、本実施形態では、プランジャ20の内周壁12a側端部は移動方向に対して断面積が変化するような形状(変形例の図2参照)に形成されていることが好ましい。これにより、プランジャ20は、その外周側の形状形成により内周壁12a側端部への移動方向に対して断面積を変化つまり透磁率を変化させることが可能である。したがって、第2の径方向隙間δ2の大きさを変えることなく、プランジャ20の移動位置に応じた吸引力調整が可能である。その結果、プランジャ20の移動位置に応じて断面積を変化させることにより吸引力特性において可動ストローク範囲におけるフラット範囲を拡げることが容易となる。
(10)なお、プランジャ20と協働して移動するスプール50のシャフト58の当接部58aは、略球面状であるため、プランジャ20とスプール50の軸心を一致させることが容易となる。そのため、プランジャ20を支持するヨーク11は、プランジャ20を支持するための特別な支持構造(例えば、ブッシュ、ベアリング等)(例えば、図4中のベアリング23参照)が不要となり、簡素化が図れる。なお、図4において、プランジャにはシャフト22が固定されており、スプールはシャフト22を介してプランジャと協働する。プランジャの往復移動する際、シャフト22を支持するベアリング23が、シャフト22およびプランジャを往復移動可能に支持している。
さらになお、本実施形態では、ヨーク11およびステータコア12の各内周11b、12bにプランジャ20を挿通可能に配置するので、従来技術のステータコアとプランジャとの軸方向間に非磁性の規制部材としてのスペーサ24を配置する特別な構造(図4参照)が不要となり、簡素化が図れる。
(他の実施形態)
以上説明した実施形態では、ヨーク11とステータコア12は別体として内部にプランジャ20を挿通可能に形成する構成で説明したが、ヨーク11とステータコア12を別体に形成する場合に限らず、第1の径方向隙間δ1と第2の径方向隙間δ2の大きさが異なるように(δ1<δ2)、ヨーク11の内周11bおよびステータコア12の内周12bが形成されるものであれば、ヨーク11およびステータコア12を一体に形成されるものであってもよい。
以上説明した実施形態では、作動油を油圧制御する電磁弁で説明したが、作動油に限らず、流体通路を開閉することで流体の流体圧を制御する電磁弁であれば、いずれの流体の流体圧を制御する電磁弁に用いても好適である。
以上説明した実施形態では、プランジャ20と協働するスプール50の往復移動するストローク量を増やすために、リニアソレノイド1bのプランジャ20の可動可能な可動ストローク範囲のフラット範囲の拡大を図るものとして説明したが、プランジャ20と協働するスプール50等の部材のストローク量を増やすために限らず、プランジャ20の可動ストローク範囲のフラット性向上を図ることを目的とするものであれば、いずれの電磁弁であっても適用することができる。
本発明の実施形態の電磁弁の構成を示す断面図である。 変形例の実施形態の電磁弁を示す断面図である。 本発明の実施形態によるプランジャを吸引する吸引力とプランジャストロークとの関係を説明する模式図である。 従来技術の一例による電磁弁を示す断面図である。
符号の説明
1 電磁弁
1a 弁部
1b リニアソレノイド(電磁駆動部)
11 ヨーク(第1の固定子)
11a 内周壁(収容部)
12 ステータコア(第2の固定子)
12a 内周壁(吸引部)
20 プランジャ(可動子)
31 コイル
32 樹脂成形体
50 スプール(弁部材)
58 シャフト(小径円筒状部)
58a 当接部
60 ハウジング
61、62、63、65 作動油通路(流体通路)
g 空隙
δ1、δ2 径方向隙間(隙間)

Claims (8)

  1. 可動子と、
    前記可動子を往復移動可能に収容する第1の固定子と、
    往復移動方向の一方に前記可動子を吸引する磁力が前記可動子との間に働く第2の固定子と、
    通電により前記第2の固定子側に前記可動子を吸引する磁力を発生するコイルとを備え、
    前記第1の固定子と前記第2の固定子は、前記可動子を内部に挿通可能に形成され、
    前記第2の固定子と前記可動子の間の第2の径方向の隙間は、前記第1の固定子と前記可動子の間の第1の径方向の隙間より大きく形成されていることを特徴とする電磁弁。
  2. 前記第2の径方向の隙間と前記第1の径方向の隙間の差は、片側で10〜250μmの範囲にあることを特徴とする請求項1に記載の電磁弁。
  3. 前記第2の径方向の隙間は、110〜350μmの範囲に設定されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電磁弁。
  4. 前記第1の固定子と前記第2の固定子における略軸方向に対向する端部間には、非磁性部材が配置されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電磁弁。
  5. 前記第2の固定子は、前記可動子を往復移動可能に収容する内周壁を備え、
    前記内周壁の外周側は、前記可動子の移動方向に対して断面積が変化するように形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電磁弁。
  6. 前記可動子の第2の固定子側端部は、移動方向に対して断面積が変化するように形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の電磁弁。
  7. 流体通路を開閉する弁部材、および前記弁部材を収容するとともに前記弁部材を操作可能に開口する開口部が形成されたハウジングを有する弁部とを備え、
    前記弁部材は、前記ハウジングに形成される前記流体通路を開閉する大径円筒状部と、前記可動子に当接する小径円筒状部を有することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の電磁弁。
  8. 前記弁部材の可動子側の当接部は、略球面状であることを特徴とする請求項7に記載の電磁弁。
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