JP2010115164A - 軟質化方法および軟質化植物性食材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の軟質化方法は、植物性素材を軟質化する方法であり、前記植物性素材を飽和蒸気圧下で加熱処理した後、酵素を含有し、前記加熱処理前の植物性素材の重量に対して10〜50wt%重量の酵素処理液で酵素処理することを特徴とする。また、前記酵素処理液は、さらに、二糖類を含有するのが好ましい。
【選択図】なし
Description
(1) 植物性素材を軟質化する軟質化方法であって、
前記植物性素材を飽和蒸気圧下で加熱処理した後、酵素を含有し、前記加熱処理前の植物性素材の重量に対して10〜50wt%の重量の酵素処理液で酵素処理することを特徴とする軟質化方法。
(5) 前記二糖類は、トレハロースである上記(4)に記載の軟質化方法。
よって、このような軟質化植物性食材は、咀嚼や嚥下が困難な人が食するのに適する。
[1]加熱処理工程
まず、植物性素材を加熱処理するのに先立って、必要に応じて、軟質化すべき植物性素材を前処理する。
これにより、植物性素材中に含まれる水分の少なくとも一部が除去されて、次工程[2]の酵素処理工程において、酵素を含有する酵素処理液で植物性素材を酵素処理した際に、酵素処理液を植物性素材中に含浸(滲入)させることができ、植物性素材の軟質化をその全体に亘って均一に行うことができる。
E=6.11×10^{7.5×t/(237.3+t)} ・・・ 式(1)
次に、前記工程[1]を経て、加熱処理された植物性素材を、酵素を含有する酵素処理液で酵素処理する。
次に、軟質化後の植物性素材内の酵素を失活させる酵素失活処理を行う。
次に、酵素が失活された植物性素材を冷凍保存するための冷凍処理を行う。
以上の工程を経て、本発明の軟質化植物性食材が得られる。
1.加熱処理の条件の検討
1−1.軟質化食材の製造
以下の実施例1Aおよび比較例1A〜4Aにおいて、植物性素材中に酵素を含浸させるために行う植物性素材の加熱処理、すなわち前処理の条件がそれぞれ異なる軟質化植物性食材を製造した。
<1>加熱処理工程
まず、生ダイコンを1辺が約3cmの立方体に切断し、このもの5個(平均重量約200g)を飽和蒸気圧調理器(三浦工業社製、「スチームマイスター CK−120V」)を用いて飽和蒸気圧下で加熱処理した。なお、飽和蒸気圧下における加熱処理の条件は、庫内温度120℃、ダイコンの中心部の温度95℃、加熱時間10分であった。
次に、ヘミセルラーゼ(天野エンザイム社製、「ヘミセルラーゼアマノ90」)をその含有量が5.0wt%となるように、0.025Mクエン酸緩衝液(pH5.0)に溶解して酵素処理液を調製した。
次に、酵素反応処理終了後のダイコンを、70℃×40分間加熱して、酵素を失活させた。
次に、酵素失活処理終了後のダイコン(軟質化されたダイコン)を、急速冷凍装置(福島工業社製、「ブラストフリーザー QXF−006SF5」)を用いて、−35℃×60分間で急速冷凍させた。
以上のようにして、冷凍状態のダイコンの軟質化植物性食材を得た。
ダイコン中に酵素を含浸させるために行う前処理として、ダイコンを加熱処理するのに代えて、以下にしめすような凍結・解凍処理とした以外は、前記実施例1Aと同様にして、冷凍状態のダイコン食材を製造した。
まず、生ダイコンを1辺が約3cmの立方体)に切断し、このもの5個(平均重量約200g)を、−20℃の冷凍室内に収納し、一晩(10時間)冷凍した後、これら冷凍したダイコンを冷凍室から取り出し、20℃(室温)で60分間放置することにより、解凍しながら、減圧下で酵素含浸した。
ダイコン中に酵素を含浸させるために行う前処理を省略した以外は、前記実施例1Aと同様にして、冷凍状態のダイコン食材を製造した。
ダイコン中に酵素を含浸させるために行う前処理として、ダイコンを以下に示すような条件で加熱処理したこと以外は、前記実施例1Aと同様にして、冷凍状態のダイコン食材を製造した。
まず、生ダイコンを1辺が約3cmの立方体に切断し、このもの5個(平均重量約200g)についてスチームコンベクション(ラショナル社製、「セルフクッキングセンター61」)を用いて、相対湿度90%RH、庫内温度98℃、ダイコンの中心部の温度92℃の条件で、10分間加熱した。なお、加熱処理後のダイコンの平均重量は、約194gであり、加熱処理によりダイコン中に含まれる水分が、ダイコンの初期重量に対して平均で約3wt%除去された。
ダイコン中に酵素を含浸させるために行う前処理として、ダイコンを以下に示すような条件で誘電加熱により加熱処理したこと以外は、前記実施例1Aと同様にして、冷凍状態のダイコン食材を製造した。
まず、生ダイコンを1辺が約3cmの立方体に切断し、このもの5個(平均重量約200g)について電子レンジを用いて、出力600Wで2分間加熱した。なお、加熱処理後のダイコンの平均重量は、約197gであり、加熱処理によりダイコン中に含まれる水分が、ダイコンの初期重量に対して平均で約1.5wt%除去された。
実施例1Aおよび比較例1A〜4Aの冷凍状態のダイコンの食材を、それぞれ、スチームコンベクション(ラショナル社製、「セルフクッキングセンター61型」)を用いて、相対湿度90%RH、庫内温度70℃、加熱時間30分の条件で加熱することにより解凍した後、解凍された食材を以下に示す1−2−1〜1−2−4の各種項目について評価した。
かたさ(圧縮応力)は、「高齢者用食品の表示許可の取り扱いについて(衛新第15号、厚生省生活衛生局食品保健課新開発食品保健対策室長通知、平成6年2月23日)」中の高齢者用食品の試験方法を準拠して測定した。すなわち、レオメーター(山電株式会社製、「RE2-33005S」)を用いて、直径3mmのプランジャーを圧縮速度10mm/秒で、解凍したダイコン(軟質化植物性食材;試料)の上端から、厚さの70%まで押し込み、下端側の部分が30%残存するようにクリアランスを設定して、圧縮応力(N/m2)を測定した。なお、ここで、クリアランスとは、最大に試料を圧縮した時のプランジャーの先端からゼロ点(すなわち、試料の下端)までの距離をいう。
そして、実施例1Aおよび各比較例の食材でそれぞれ測定された、5個の食材の測定結果の平均値を、以下の4段階の基準にしたがって評価した。
○:5×104N/m2超、1×105N/m2以下
△:1×105N/m2超、5×105N/m2以下
×:5×105N/m2超
形状保持性は、実施例1Aおよび各比較例の食材外観および形状崩壊度合いについて、軟質化前のダイコン(植物性素材)と比較観察して、それぞれ、以下の4段階の基準にしたがって評価した。
○:外観に僅かな変化は認められるものの、自然な形状の範囲内とみなすことができる
△:外観にやや変化は認められ、形状が明らかに崩壊している
×:外観に顕著な変化が認められ、形状がひどく崩壊している
実施例1Aおよび各比較例の解凍したダイコン(食材)について、それぞれ、このものを篩(網目サイズ;50メッシュ)の上に載置した後、30分間放置したときに、篩から落下した水分を離水量として測定し、求められた離水量の植物性食品(軟質化前のダイコン)に対する割合を、離水率として求めた。
実施例1Aおよび各比較例の解凍したダイコン(食材)を食し、その際に感じられた風味を、それぞれ、以下の4段階の基準にしたがって評価した。
○:軟質化前の植物性素材の風味に対して僅かな風味の変化あり
△:軟質化前の植物性素材の風味に対して明らかな風味の変化あり
×:完全に味が抜けてしまっている、もしくは変質している
これらの結果を表1に示す。
2−1.軟質化植物性食材の製造
以下の実施例1B〜3Bおよび比較例2B〜4Bにおいて、植物性素材中に酵素処理液を含浸させて、植物性素材の構成材料と酵素を反応させる酵素処理工程で、前記酵素処理液量がそれぞれ異なる軟質化植物性食材を製造した。また、比較例1Bにおいては、酵素処理工程が省略された軟質化植物性食材も製造した。
<1>加熱処理工程
まず、缶詰のリンゴ(明治屋製)を8等分に切断し、このもの5個(平均重量約25g)を飽和蒸気圧調理器(三浦工業社製、「スチームマイスターCK−120V」)を用いて飽和蒸気圧下で加熱処理した。なお、飽和蒸気圧下における加熱処理の条件は、庫内温度100℃、リンゴの中心部の温度95℃、加熱時間15分であった。
次に、ヘミセルラーゼ(天野エンザイム社製、「ヘミセルラーゼアマノ90」)をその含有量が5.0wt%となるように、0.025Mクエン酸緩衝液(pH5.0)に溶解して酵素処理液を調製した。
次に、酵素反応処理終了後のリンゴを、70℃×40分間加熱して、酵素を失活させた。
次に、酵素失活処理終了後のリンゴ(軟質化されたリンゴ)を、急速冷凍装置(福島工業社製、「ブラストフリーザー QXF−006SF5」)を用いて、−35℃×45分間で急速冷凍させた。
以上のようにして、冷凍状態のリンゴの軟質化植物性食材を得た。
前記酵素処理工程<2>において、加熱処理したリンゴに供給する酵素処理液の量を、7.5g(リンゴの初期重量に対して、30wt%の重量)としたこと以外は、前記実施例1Bと同様にして、冷凍状態のリンゴの軟質化植物性食材を製造した。
前記酵素処理工程<2>において、加熱処理したリンゴに供給する酵素処理液の量を、12.5g(リンゴの初期重量に対して、50wt%の重量)としたこと以外は、前記実施例1Bと同様にして、冷凍状態のリンゴの軟質化植物性食材を製造した。
加熱処理したリンゴに対する酵素処理液の供給を省略したこと、すなわち、前記酵素処理工程<2>および前記酵素失活処理工程<3>を省略した以外は、前記実施例1Bと同様にして、冷凍状態のリンゴ食材を製造した。
前記酵素処理工程<2>において、加熱処理したリンゴに供給する酵素処理液の量を、1.25g(リンゴの初期重量に対して、5wt%の重量)としたこと以外は、前記実施例1Bと同様にして、冷凍状態のリンゴ食材を製造した。
前記酵素処理工程<2>において、加熱処理したリンゴに供給する酵素処理液の量を、15.0g(リンゴの初期重量に対して、60wt%の重量)としたこと以外は、前記実施例1Bと同様にして、冷凍状態のリンゴ食材を製造した。
前記酵素処理工程<2>において、加熱処理したリンゴに供給する酵素処理液の量を、20.0g(リンゴの初期重量に対して、80wt%の重量)としたこと以外は、前記実施例1Bと同様にして、冷凍状態のリンゴ食材を製造した。
実施例1B〜3Bおよび比較例1B〜4Bの冷凍状態となっているリンゴ食材を、それぞれ、室温(約23℃)に2時間放置して解凍した後、解凍された食材を、前述した実施例1Aおよび比較例1A〜4Aと同様にして前記1−2−1〜1−2−4の各種項目について評価した。
これらの結果を表2に示す。
3−1.軟質化植物性食材の製造
以下の実施例1C〜6Cにおいて、植物性素材中に酵素処理液を含浸させて、植物性素材の構成材料と酵素を反応させる酵素処理工程で用いる、前記酵素処理液中の酵素含有量がそれぞれ異なる軟質化植物性食材を製造した。
前記実施例1Bに記載の酵素処理工程<2>において、酵素処理液として、ヘミセルラーゼ(天野エンザイム社製、「ヘミセルラーゼアマノ90」)の含有量が0.3wt%のものを用い、加熱処理したリンゴに供給する酵素処理液の量を、7.5g(リンゴの初期重量に対して、30wt%の重量)としたこと以外は、前記実施例1Bと同様にして、冷凍状態のリンゴの軟質化植物性食材を製造した。
前記酵素処理工程<2>において、酵素処理液として、ヘミセルラーゼの含有量が0.5wt%のものを用いたこと以外は、前記実施例1Cと同様にして、冷凍状態のリンゴの軟質化植物性食材を製造した。
前記酵素処理工程<2>において、酵素処理液として、ヘミセルラーゼの含有量が2.0wt%のものを用いたこと以外は、前記実施例1Cと同様にして、冷凍状態のリンゴの軟質化植物性食材を製造した。
前記酵素処理工程<2>において、酵素処理液として、ヘミセルラーゼの含有量が10.0wt%のものを用いたこと以外は、前記実施例1Cと同様にして、冷凍状態のリンゴの軟質化植物性食材を製造した。
前記酵素処理工程<2>において、酵素処理液として、ヘミセルラーゼの含有量が30.0wt%のものを用いたこと以外は、前記実施例1Cと同様にして、冷凍状態のリンゴの軟質化植物性食材を製造した。
前記酵素処理工程<2>において、酵素処理液として、ヘミセルラーゼの含有量が40.0wt%のものを用いたこと以外は、前記実施例1Cと同様にして、冷凍状態のリンゴの軟質化植物性食材を製造した。
前記酵素処理工程<2>において、酵素処理液として、さらに、含有量が25wt%のトレハロースを含有するものを用いたこと以外は、前記実施例6Cと同様にして、冷凍状態のリンゴの軟質化植物性食材を製造した。
実施例1C〜7Cの冷凍状態となっているリンゴの軟質化植物性食材を、それぞれ、室温(約23℃)に2時間放置して解凍した後、解凍された食材を、前述した実施例1Aおよび比較例1B〜4Bと同様にして前記1−2−1〜1−2−4の各種項目について評価した。
これらの結果を表3に示す。
4−1.軟質化食材の製造
以下の実施例1D〜23Dにおいて、軟質化する植物性素材の種類がそれぞれ異なる軟質化植物性食材を製造した。
<1>加熱処理工程
まず、約2cmの輪切りにした生ダイコンを皮むきおよびへた取りした後に水中に浸漬することによりあく抜きをした。
次に、ヘミセルラーゼ(天野エンザイム社製、「ヘミセルラーゼアマノ90」)およびトレハロースを、それぞれ、それらの含有量が5.0wt%および25wt%となるように、0.025Mクエン酸緩衝液(pH5.0)に溶解して酵素処理液を調製した。
次に、酵素反応処理終了後のダイコンを、70℃×40分間加熱して、酵素を失活させた。
次に、酵素失活処理終了後のダイコン(軟質化されたダイコン)を、急速冷凍装置(福島工業社製、「ブラストフリーザー QXF−006S5」)を用いて、−35℃×60分間で急速冷凍させた。
以上のようにして、冷凍状態のダイコンの軟質化植物性食材を得た。
軟質化すべき植物性素材の種類、植物性素材に施す加熱処理工程<1>〜冷凍処理工程<4>の各種条件を、それぞれ、表4−1〜表4−4に示すように変更した以外は、前記実施例1Dと同様にして、冷凍状態の軟質化植物性食材を製造した。
実施例1D〜23Dの冷凍状態となっている各種軟質化植物性食材を、それぞれ、スチームコンベクション(ラショナル社製、「セルフクッキングセンター61」)を用いて、相対湿度90%RH、庫内温度70℃、加熱時間30分の条件で加熱することにより解凍した後、解凍された軟質化植物性食材を、前述した実施例1Aおよび比較例1B〜4Bと同様にして前記1−2−1〜1−2−4の各種項目について評価した。
これらの結果を表4−1〜表4−4に示す。
Claims (12)
- 植物性素材を軟質化する軟質化方法であって、
前記植物性素材を飽和蒸気圧下で加熱処理した後、酵素を含有し、前記加熱処理前の植物性素材の重量に対して10〜50wt%の重量の酵素処理液で酵素処理することを特徴とする軟質化方法。 - 前記酵素処理液中の前記酵素の含有量は、0.5〜30wt%である請求項1に記載の軟質化方法。
- 前記加熱処理する時間は、1〜30分である請求項1または2に記載の軟質化方法。
- さらに、前記酵素処理液は、二糖類を含有する請求項1ないし3のいずれかに記載の軟質化方法。
- 前記二糖類は、トレハロースである請求項4に記載の軟質化方法。
- 前記加熱処理において、前記植物性素材を加熱する雰囲気の温度は、60〜120℃の範囲に設定される請求項1ないし5のいずれかに記載の軟質化方法。
- 前記酵素処理は、前記植物性素材に前記酵素処理液を含浸させた後、前記酵素を前記植物性素材の構成成分と反応させることにより行われる請求項1ないし6のいずれかに記載の軟質化方法。
- 前記酵素処理液の前記植物性素材への含浸は、減圧下で行われる請求項7に記載の軟質化方法。
- 前記植物性素材は、葉茎菜類、果菜類、根菜類、豆類、イモ類または果実類である請求項1ないし8のいずれかに記載の軟質化方法。
- 前記植物性素材は、軟質化前後において、ほぼ等しい形状をなしている請求項1ないし9のいずれかに記載の軟質化方法。
- 植物性素材を、請求項1ないし10のいずれかに記載の軟質化方法により軟質化してなることを特徴とする軟質化植物性食材。
- 前記軟質化植物性食材は、「高齢者用食品の表示許可の取り扱いについて(衛新第15号、厚生省生活衛生局食品保健課新開発食品保健対策室長通知、平成6年2月23日)」に記載の「高齢者用食品の試験方法」に準拠して測定した圧縮応力が1×105N/m2以下である請求項11に記載の軟質化植物性食材。
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