JP2010112451A - 無段変速装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊星ローラを含む無段変速装置において、寸法精度を緩くしつつ、滑りロスを防止して、トラクションによる伝達効率を向上させる。
【解決手段】中心軸線をもつ入力軸20、入力軸と一緒に回転するサンローラ30、出力軸110、出力軸と一緒に回転する出力リング60、変速リング70、中心軸線上に頂点をもつ仮想円錐面内に等間隔に配列されてサンローラに外接しかつ出力リングに内接する第1円錐部41及び変速リングに内接する第2円錐部42を有する複数の遊星ローラ40、複数の遊星ローラを軸線回りに自転可能にかつ中心軸線回りに公転可能に保持する可動ホルダ50を備え、複数の遊星ローラは、その軸線方向において移動可能に可動ホルダに保持された可動型の遊星ローラ40´´を含む。これによれば、遊星ローラ40´´が最適な位置に自動調芯され、トラクション伝達のロスが低減され、伝達効率が向上する。
【選択図】図2

Description

本発明は、トラクション力を用いたトラクションドライブによって、入力軸の回転速度を連続的に変化させて出力軸に伝達する無段変速装置に関し、特に、円錐状の遊星ローラを用いて連続的な無段変速を行う無段変速装置に関する。
従来の無段変速装置としては、入力軸、入力軸と一体的に回転するサンローラ、出力軸、出力軸に連動して回転する出力リング、サンローラの回転を減速して出力リングに伝達するべくサンローラに外接して転動しかつ出力リングに内接して転動するように入力軸及び出力軸の中心軸線の周りに配列された円錐状をなす複数の遊星ローラ、複数の遊星ローラをそれぞれ自転可能にかつ中心軸線回りに公転可能に保持する可動ホルダ(保持器)、出力リングと出力軸との間に配置されて出力リングを遊星ローラに押し付けるスラスト力を発生するローディングカム機構、複数の遊星ローラに外接すると共に中心軸線方向における位置が制御されることで変速を行う変速リング等を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この無段変速装置では、入力軸が回転すると、サンローラが一体的に回転し、サンローラに外接する遊星ローラが回転(自転及び公転)し、遊星ローラの回転により出力リングが回転し、出力リングと一体となって出力軸が回転し、変速リングの位置に応じて出力軸の回転速度が増減されるようになっている。
また、遊星ローラにおけるトラクション伝達のための法線荷重を発生させるべく、出力軸に発生したトルクをローディングカム機構により中心軸線方向のスラスト荷重に変換して出力リングを押圧するようになっている。そして、押圧される遊星ローラが、さらに入力ローラと変速リングを押圧することで、各々の接触領域におけるトラクション伝達が行われるなっている。
ところで、複数の遊星ローラは、入力ローラにより回転させられて変速リング及び出力リングに内接して回転するため、出力リングと接触する外周面の外径と変速リングと接触する外周面の外径との比が全ての遊星ローラにおいて同一でない場合、各々の遊星ローラは、その回転軸が入力軸及び出力軸の中心軸線に対して傾斜し各々異なる回転速度にて回転しようとする。
しかしながら、複数の遊星ローラは、それぞれ共通の可動ホルダ(保持器)により高精度に位置決めされて保持されているため、回転速度のバラツキを生じつつ強引に回転させられることになる。その結果、トラクション伝達領域において、微小な滑りが発生し、伝達効率の悪化を招くことになる。そこで、これに対処するべく、従来においては、遊星ローラの外径寸法を高精度に管理し、又、遊星ローラを保持する可動ホルダの寸法精度及び取付精度を高精度に管理する必要があった。それ故に、製造コストの増加、組み付け作業の困難性、生産性の低下等を招くものであった。
特開2007−255699号公報
本発明は、上記従来の装置の事情に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、構造の簡素化、小型化、機能上の信頼性の向上等を図りつつ、製造コストを低減でき、組み付け作業を容易に行うことができ、トラクション伝達の領域におけるスピンロス(滑り接触)を防止して、十分なトラクション力あるいは伝達トルクを確保でき、伝達効率を向上させることができ、所望の変速比に確実に変速制御することができる無段変速装置を提供することにある。
本発明の無段変速装置は、中心軸線をもつ入力軸と、入力軸と一体的に回転するサンローラと、出力軸と、出力軸と一体的に回転する出力リングと、中心軸線の方向に可動に設けられた変速リングと、中心軸線上に頂点をもつ仮想円錐面内に等間隔に配列されてサンローラに外接しかつ出力リングに内接する第1円錐部及び変速リングに内接する第2円錐部を有する複数の遊星ローラと、複数の遊星ローラを各々の軸線回りに自転可能にかつ中心軸線回りに公転可能に保持する可動ホルダとを備え、複数の遊星ローラは、その軸線方向において移動可能に可動ホルダに保持された可動型の遊星ローラを含む。
この構成によれば、入力軸の回転駆動力は、サンローラ→複数の遊星ローラ→出力リングを介して伝達されかつ変速リングにより適宜所望の変速比に無段変速され、出力軸から回転駆動力として出力される。
ここで、複数の遊星ローラには、その軸線方向において移動自在に支持された可動型の遊星ローラが含まれるため、遊星ローラの寸法誤差あるいは可動ホルダの寸法又は取付誤差等があっても、この可動型の遊星ローラはその軸線が中心軸線に並ぶ(投影状態で捩れずに一致する)ように常に自動調芯される。このように、最適な位置に自動調芯されるため、位置ずれによるトラクション伝達のロスが低減され、トラクション力による回転駆動力の伝達効率が向上する。また、遊星ローラ等の寸法精度を緩くして寸法公差を広げることができるため、製造コストを低減でき、又、組み付けを容易に行うことができる。
上記構成において、複数の遊星ローラは、その軸線方向において移動不能に規制されて可動ホルダに保持された一つの規制型の遊星ローラと、その軸線方向において移動可能に可動ホルダに保持された二つ以上の可動型の遊星ローラとを含む、構成を採用することができる。
この構成によれば、一つの規制型の遊星ローラの回転条件(回転比等)に一致するように、残りの二つ以上の可動型の遊星ローラが規制型の遊星ローラに誘導されて常に自動調芯される。これにより、全ての遊星ローラの位置ずれによるトラクション伝達のロスが低減され、トラクション力による回転駆動力の伝達効率が向上する。
上記構成において、規制型の遊星ローラは、その軸線方向の両端部がスラスト力を受ける摺動部材に当接して支持されており、可動型の遊星ローラは、その軸線方向の両端部が所定の隙間をおいて支持されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、規制型の遊星ローラは、その両端がスラスト力を受ける摺動部材により支持されているため、規制されつつも摩擦抵抗が低減されて円滑に回転することができる。また、可動型の遊星ローラはその軸線方向の位置が規制型の遊星ローラの位置にならって位置決めされて回転するため、摩擦抵抗が低減されて円滑に回転することができる。すなわち、可動型の遊星ローラは、規制型の遊星ローラの位置と同様に、適宜その軸線方向に移動して統一した回転条件とされるように自動調芯される。このように、最適な位置に自動調芯されるため、滑りが解消されて、トラクション伝達のロスが低減され、トラクション力による回転駆動力の伝達効率が向上する。
上記構成において、可動ホルダと可動型の遊星ローラの一端部及び他端部との隙間をそれぞれC1,C2、可動型の遊星ローラの第1円錐部において出力リングが内接する領域の外径のバラツキによる軸線方向のバラツキ量をδ1及び第2円錐部において変速リングが内接する領域の外径のバラツキによる軸線方向のバラツキ量をδ2とするとき、次の条件式
C1+C2>δ1+δ2
を満足する、構成を採用することができる。
この構成によれば、上記条件式を満たすように可動型の遊星ローラを形成することで、寸法公差を広く設定しつつ、遊星ローラの軸線方向への移動を許容することができ、製造コストの低減、管理コストの低減等を達成することができる。
上記構成をなす無段変速装置によれば、構造の簡素化、小型化、機能上の信頼性の向上等を達成しつつ、製造コストを低減でき、組み付け作業を容易に行うことができ、トラクション伝達の領域におけるスピンロス(滑り接触)を防止して、十分なトラクション力あるいは伝達トルクを確保でき、伝達効率を向上させることができ、所望の変速比に確実に設定することができる無段変速装置を提供することができる。
以下、本発明の最良の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1ないし図5は、本発明に係る無段変速装置の一実施形態を示すものであり、図1は装置の内部を示す部分断面図、図2は装置の内部を示す断面図、図3は装置の一部を示す部分図、図4は装置に含まれる遊星ローラの寸法示す平面図、図5は装置における遊星ローラの動作を説明する模式図である。
この無段変速装置は、図1及び図2に示すように、ハウジング10、ハウジング10に対して回動自在に支持された入力軸20、入力軸20と一体的に回転し得るサンローラ30、サンローラ30に外接して回転する複数(ここでは6個)の遊星ローラ40、複数の遊星ローラ40を自転可能にかつ公転可能に保持する可動ホルダ50、遊星ローラ40を転動自在に内接させると共に回動自在に支持された出力リング60、遊星ローラ40を転動自在に内接させると共にその内接位置を移動させて変速する変速リング70、変速リング70を駆動する駆動機構80、トリガ機構90、ローディングカム機構100、ハウジング10に回動自在に支持された出力軸110等を備えている。
ハウジング10は、図2に示すように、入力軸20を回動自在に支持するハウジング部11及びフランジ壁部12、軸受13、リングシール14、ハウジング部11及びフランジ壁部12を連結する連結ガイドロッド15等を備えている。
そして、ハウジング10内には、トラクション力が発生する接触界面、その他の摺動面、転動面等に供給される潤滑油が注入されるようになっている。
入力軸20は、図2に示すように、中心軸線Lを画定すると共に、外部入力軸20a及び外部入力軸20aと一体的に回転するように連結されると共に中心軸線L方向に相対的に移動自在な内部入力軸20bにより形成されている。
そして、外部入力軸20aは、トリガ機構90の端面93を画定する円板状のフランジ部21を備えている。内部入力軸20bは、トリガ機構90のロータ91を一体的に回転するようにかつ中心軸線L方向に僅かに移動可能に支持し、又、サンローラ30を回動自在にかつ中心軸線方向Lに僅かに移動可能に支持している。
サンローラ30は、図2に示すように、略円錐台状に形成され、遊星ローラ40が転動する円錐面状の一部をなす外周面31、入力軸20側においてトリガ機構90のロータ91が(ボール96を介して)当接する端面32、外周面31よりも縮径して出力軸110側に形成された縮径円筒部33等を備えるように形成されている。
縮径円筒部33は、その外周面において可動ホルダ50を支持し、その内側においてトリガ機構90の一部(付勢バネ97)を収容している。
複数(6個)の遊星ローラ40は、図3に示すように、その軸線S方向の移動が規制された規制型の1個の遊星ローラ40´と、その軸線S方向の移動が許容された可動型の5個(4個は省略)の遊星ローラ40´´により構成されている。
規制型の遊星ローラ40´は、図2及び図3に示すように、サンローラ30(の外周面31)に外接すると共に出力リング60(の内周面61)に内接して転動する第1円錐部41、変速リング70(の内周面71)に内接して転動する第2円錐部42、軸線Sを画定する軸部43、第1円錐部41側の一端部としての端面44、第2円錐部42側の他端部としての端面45を備えている。
第1円錐部41は、図3に示すように、中心軸線L上の頂点に向けて先細るように形成され、サンローラ30(の外周面31)及び出力リング60(の内周面61)に挟まれるように接触している。
第2円錐部42は、図3に示すように、第1円錐部41に続けて逆向き(頂点と反対側)に先細るように形成され、変速リング70(の内周面71)に接触している。
そして、規制型の遊星ローラ40´は、図2及び図3に示すように、その両端の軸部43が可動ホルダ50のラジアルベアリング52により回動自在に支持され、又、その両端面44,45が可動ホルダ50のスラストベアリング53に当接して軸線S方向に移動不能に規制されて可動ホルダ50に保持されている。
このように、規制型の遊星ローラ40´は、その両端面44,45がスラスト力を受ける摺動部材としてのスラストベアリング53により支持されているため、規制されつつも摩擦抵抗が低減されて円滑に回転することができる。尚、摺動部材としては、スラストベアリング53に替えて2枚のスラストワッシャを用いてもよい。
可動型の遊星ローラ40´´は、前述同様に、第1円錐部41、第2円錐部42、軸部43、端面44,45を備えている。
そして、可動型の遊星ローラ40´´は、図2及び図3に示すように、その両端の軸部43が可動ホルダ50のラジアルベアリング52により回動自在に支持され、又、その両端面44,45が可動ホルダ50のスラストワッシャ54と離脱可能に接触し得るように、所定の隙間C1,C2をおいて、軸線S方向に移動可能に可動ホルダ50に保持されている。
これにより、可動型の遊星ローラ40´´は、規制型の遊星ローラ40´の位置にならって自動調芯される。一方、可動型の遊星ローラ40´´は、スラストワッシャ54に当接し得るため、その軸線S方向に偏倚してもスラストワッシャ54で支持され、同様に摩擦抵抗が低減されて円滑に回転することができる。
ここで、全ての遊星ローラ40(40´,40´´)における第2円錐部42は、中心軸線Lから径方向に最も離れた位置にある母線(変速リング70の内周71が接触する稜線)が中心軸線Lと平行に伸長するように形成されている。
また、遊星ローラ40´´の寸法については、図3に示すように可動ホルダ50(のスラストワッシャ54)と遊星ローラ40´´の端面44及び端面45との隙間をそれぞれC1,C2とし、図4に示すように、遊星ローラ40´´の第1円錐部41において出力リング60(の内周面61)が内接する領域の外径φD1のバラツキによる軸線S方向のバラツキ量をδ1、第2円錐部42において変速リング70(の内周面71)が内接する領域の外径φD2のバラツキによる軸線S方向のバラツキ量をδ2とするとき、次の条件式
C1+C2>δ1+δ2
を満足するように形成されるのが好ましい。
この条件式を満たすように可動型の遊星ローラ40´´を形成することで、寸法公差を広く設定しつつ、遊星ローラ40´´の軸線S方向への移動を許容することができ、製造コストの低減、管理コストの低減等を達成できる。
尚、規制型の遊星ローラ40´についても、端面44,45をスラストベアリング53で受けて規制するため、可動型の遊星ローラ40´´と同様の寸法管理がなされてもよい。
可動ホルダ50は、図1ないし図3に示すように、ハウジング10内において他の部品と接触しないように、サンローラ30の縮径円筒部33及びトリガ機構90のロータ91に軸受を介して中心軸線L回りに回動自在に保持された骨組み構造(鳥籠形状)をなすホルダ部51、遊星ローラ40(40´,40´´)の軸部43を支持するラジアルベアリング52、規制型の遊星ローラ40´の端面44,45に当接してスラスト方向(軸線S方向)に支持するスラストベアリング53、可動型の遊星ローラ40´´の端面44,45と離脱可能に接触し得るべく隙間C1,C2を隔てて配置されたスラストワッシャ54、ラジアルベアリング52を嵌合させて保持する弾性保持部55等を備えている。
そして、可動ホルダ50は、図2及び図3に示すように、複数(ここでは、6個)の遊星ローラ40を、中心軸線L上に頂点をもつ仮想円錐面内において(所定軸線Lに対して所定角度をなす軸線Sを回転中心軸として)等間隔に配列させた状態で、それぞれの軸線S回りに自転可能にかつ中心軸線L回りに公転可能に保持している。
出力リング60は、図1及び図2に示すように、遊星ローラ40の第1円錐部41が内接して転動する内周面61、ローディングカム機構100が介在する環状の端面部62、内部入力軸20bに軸受を介して支持されると共に出力軸110の嵌合穴112に嵌入されて中心軸線方向Lに僅かに移動可能なシャフト部63等を備えている。
そして、出力リング60は、遊星ローラ40が自転及び公転することで、そのトラクション力により中心軸線L回りに出力軸110と一体的に回転するようになっている。したがって、内周面61における法線力を大きくすることにより、より大きなトラクション力が得られ、回転力が確実に伝達される。
変速リング70は、図1及び図2に示すように、遊星ローラ40の第2円錐部42に接触する内周面71、駆動機構80の一部をなすリードスクリュー81が螺合する雌ネジ部72、連結ガイドロッド15に外嵌されてガイドされる被ガイド部73等を備えるように形成されている。
内周面71は、中心軸線Lと同軸をなす円筒面に形成されて、遊星ローラ40の第2円錐部42と接触しつつ、変速リング70が中心軸線L方向に移動するのを許容するように形成されている。
そして、変速リング70は、ハウジング10内において、中心軸線L回りに回転不能に保持された状態で、中心軸線L方向の所定の移動範囲において往復動自在に支持され、駆動機構80により所望の位置に駆動されるようになっている。
上記変速リング70と遊星ローラ40の関係についてさらに説明すると、第1円錐部41を画定する母線が、第2円錐部42と交わる点の位置に変速リング70の内周面71が位置するとき、遊星ローラ40が出力リング60に対して転動し、出力リング60が停止した状態となる中立位置に対応する。したがって、この中立位置を起点として、図3中の左側(第2円錐部42の小径側)に変速リング70が移動するとき、出力リング60は連続的に増速されてトップ位置に至る。一方、中立位置を起点として、図3中の右側(第2円錐部42の大径側)に変速リング70が移動するとき、出力リング60は逆向きに回転するようになっている。
駆動機構80は、図1及び図2に示すように、ハウジング10内において中心軸線Lと平行に伸長するように配置されて変速リング70の雌ネジ部72に螺合するリードスクリュー81、リードスクリュー81を回転駆動する歯車列及びモータ(不図示)等を備えている。そして、モータが一方向に回転すると、変速リング70を図3中の左向き(増速側)に向けて移動させ、一方、モータが逆向きに回転すると、変速リング70を図3中の右向き(減速→停止→逆回転する側)に向けて移動させるようになっている。
すなわち、駆動機構80は、変速リング70を中心軸線L方向に移動させることで、遊星ローラ40の第2円錐部42が内周面71と内接する内接位置を移動させ、これにより、無段変速を行うようになっている。
トリガ機構90は、入力軸20の回転速度に応じて、サンローラ30と遊星ローラ40の間でのトラクション力による回転力の伝達をオン/オフするものであり、図2に示すように、内部入力軸20bと一体的に回転すると共に中心軸線L方向に相対的に移動可能なロータ91、遠心ウエイトとして機能する複数のボール92、外部入力軸20aのフランジ部21に形成された端面93、傾斜面94aを画定するスライダ94、スライダ94とロータ91の間に介在する付勢バネ95、ロータ91とサンローラ30の端面32の間に介在してクラッチ機能をなす複数のボール96、サンローラ30の縮径円筒部33の内側に配置されてサンローラ30を遊星ローラ40から離脱させる向きに付勢する付勢バネ97等を備えている。
そして、トリガ機構90は、サンローラ30と遊星ローラ40がお互いに空回りする状態(接触面におけるトラクション力が作用しない状態)から、入力軸20の回転速度が増加すると、ボール92が径方向の外側に移動して傾斜面94aを押圧することで、付勢バネ95の付勢力に抗してスライダ94を右向きに移動させロータ91を(ボール96を介して)サンローラ30の端面32に向けて押圧し、サンローラ30を中心軸線L方向の右向きに押圧する(オン作動する)。すなわち、サンローラ30は、複数の遊星ローラ40に食い込むように押圧される。その結果、トラクション力が発生して、入力軸20及びサンローラ30の回転駆動力が遊星ローラ40に伝達され、所望のタイミングで出力軸110まで伝達されることになる。
一方、入力軸20の回転速度が減少すると、付勢バネ95の付勢力によりボール92が径方向の中心軸線L寄りに移動して、傾斜面94aを押す力が弱くなり、サンローラ30は付勢バネ97の付勢力により複数の遊星ローラ40から抜け出すように僅かに移動する(オフ作動する)。その結果、トラクション力が小さくなり、入力軸20の回転駆動力はサンローラ30及び遊星ローラ40に伝達されなくなり、入力軸20の回転に拘わらず出力軸110は自由に回転する(外力により回転する)ことができるようになる。
このように、トリガ機構90がオン作動する際に、サンローラ30はくさび作用を強めるように形成されているため、サンローラ30と遊星ローラ40との接触面における法線力すなわちトラクション力を確実に得ることができる。
ローディングカム機構100は、図2に示すように、出力リング60の端面部62に形成された円弧状のカム溝101、出力軸110のフランジ部111に形成された円弧状のカム溝102、カム溝101とカム溝102の間に介在する球状の転動体103等を備えている。
そして、ローディングカム機構100は、出力リング60の端面部62と出力軸110のフランジ部111の間に相対的な回転差を生じると、転動体103が移動してカム溝101,102によりカム作用を受け、中心軸線Lの方向に押圧力(スラスト荷重)を発生する。すると、出力リング60(の内周面61)が遊星ローラ40の第1円錐部41に押圧されて法線力が増加し、又、スラスト荷重の反力として出力リング60と出力軸110が一体的に回転するようになる。
具体的には、入力軸20の回転駆動力は、サンローラ30→遊星ローラ40→出力リング60→ローディングカム機構100を介して出力軸110に伝達され、逆に、出力軸110の負荷トルクは、ローディングカム機構100を介して、出力リング60を遊星ローラ40に押し付ける押圧力(法線荷重)すなわちトラクション力を増加させるため、外部から負荷トルクが加わっても、トラクション力が確実に得られて出力軸は所定の変速比で確実に回転駆動される。
出力軸110は、図2に示すように、円板状のフランジ部111、シャフト部63を受け入れる嵌合穴112を備えるように形成されている。
そして、出力軸110は、図2に示すように、軸受13及びリングシール14等を介してハウジング10に支持されて、中心軸線L回りに(入力軸20と同軸上において)回動自在となっている。
次に、上記無段変速装置の動作について説明する。
先ず、入力軸20が停止している場合、トラクション力が発生せずトルクが伝達されないため、出力軸110は自由に回転できる状態にある(オフの状態)。
続いて、入力軸20が停止した状態から回転し始め、その回転速度が上昇すると、トリガ機構90がオン作動して(ボール92が径方向外向きに移動してサンローラ30を複数の遊星ローラ40内に楔作用により入り込ませて)、サンローラ30が遊星ローラ40に押し付けられて所定レベル以上の法線力すなわちトラクション力が発生し、サンローラ30から遊星ローラ40にトルク(回転駆動力)が伝達される。
そして、駆動機構80により変速リング70が適宜駆動され、サンローラ30→複数の遊星ローラ40→出力リング60を経て変速された回転速度が、ローディングカム機構100を介して出力軸110から回転駆動力として出力される。
一方、出力軸110に負荷トルクが加わった場合は、ローディングカム機構100が作動して、出力リング60を遊星ローラ40に押し付ける押圧力(法線荷重)すなわちトラクション力を増加させる。これにより、外部から負荷トルクが加わっても、トラクション力が確実に得られて出力軸110は所定の変速比で確実に回転駆動される。
ここで、複数の遊星ローラ40は、一つの規制型の遊星ローラ40´と、二つ以上(5個)の可動型の遊星ローラ40´´を含むため、一つの規制型の遊星ローラ40´の回転条件(回転比等)に一致するように、残りの可動型の遊星ローラ40´´が規制型の遊星ローラ40´に誘導されて常に自動調芯される。
例えば、遊星ローラ40と出力リング60の関係において、出力リング60の回転速度が速い場合、図5に示すように、遊星ローラ40の軸線Sは中心軸線Lに対して角度θだけ傾斜する方向を向く。すると、入力ローラ30が接触する領域での遊星ローラ40のトラクション力はFとなり、出力リング60の方向に分力Fsが発生する。
そこで、遊星ローラ40´は軸線S方向に移動せずに、遊星ローラ40´´が分力Fsの作用により軸線S方向において出力リング60側に移動する。
すると、遊星ローラ40´´の第1円錐部41は、出力リング60の内周面61と外径の大きい領域で接触するようになり、遊星ローラ40´´の転がり速度が増加し、遊星ローラ40´´は傾斜角度θが補正される(傾斜角度θが零になる)方向に移動する。そして、可動型の遊星ローラ40´´は全て、規制型の遊星ローラ40´に誘導されて回転中心角が統一され、その位置は常に自動調芯される。これにより、全ての遊星ローラ40の滑り等によるトラクション伝達のロスが低減され、トラクション力による回転駆動力の伝達効率が向上する。
上記のように、複数の遊星ローラ40には、その軸線S方向において移動自在に支持された可動型の遊星ローラ40´´が含まれるため、遊星ローラ40´´の寸法誤差あるいは可動ホルダ50の寸法又は取付誤差等があっても、この可動型の遊星ローラ40´´はその軸線Sが中心軸線Lに並ぶ(投影状態で捩れずに一致する)ように常に自動調芯されて、位置ずれ(滑り)によるトラクション伝達のロスを低減でき、トラクション力による回転駆動力の伝達効率を向上させることができる。また、遊星ローラ等の寸法精度を緩くして寸法公差を広げることができるため、製造コストを低減でき、又、組み付けを容易に行うことができる。
図6及び図7は、本発明に係る無段変速装置の他の実施形態を示すものであり、図6は装置の内部を示す断面図、図7は装置の一部を示す部分図である。尚、この実施形態においては、複数の遊星ローラ40を全て可動型の遊星ローラ40´´とし、スラストワッシャ54に替えてスラストベアリング53´を採用した以外は、前述の実施形態と同一でるため、同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
すなわち、この無段変速装置は、図6及び図7に示すように、ハウジング10、入力軸20、サンローラ30、その軸線S方向において移動可能な可動型の複数(6個)の遊星ローラ40´´、スラストベアリング53及びスラストワッシャ54に替えてスラストベアリング53´を含む可動ホルダ50、出力リング60、変速リング70、駆動機構80、トリガ機構90、ローディングカム機構100、出力軸110等を備えている。
これによれば、複数の遊星ローラ40は全て可動型の遊星ローラ40´´であるため、遊星ローラ40´´の相互間に回転条件(回転比等)のバラツキがある場合、各々の遊星ローラ40´´は適宜その軸線S方向に移動して統一した回転条件とされるように自動調芯される。このように、最適な位置に自動調芯されるため、滑りが解消されて、トラクション伝達のロスが低減され、トラクション力による回転駆動力の伝達効率が向上する。
ここでは、可動型の遊星ローラ40´´は、その軸線S方向の両端面44,45がスラストベアリング53´と離脱可能に接触し得るように所定の隙間C1,C2をおいて支持されている。
したがって、遊星ローラ40´´がその軸線S方向に偏倚しても、スラストベアリング53´で支持されるため、摩擦抵抗が低減されて円滑に回転することができる。
このように、複数の遊星ローラ40の全てが軸線S方向において移動自在に支持された可動型の遊星ローラ40´´からなるため、遊星ローラ40´´の寸法誤差あるいは可動ホルダ50の寸法又は取付誤差等があっても、遊星ローラ40´´はその軸線Sが中心軸線Lに並ぶ(投影状態で捩れずに一致する)ように常に自動調芯されて、位置ずれ(滑り)によるトラクション伝達のロスを低減でき、トラクション力による回転駆動力の伝達効率を向上させることができる。また、遊星ローラ等の寸法精度を緩くして寸法公差を広げることができるため、製造コストを低減でき、又、組み付けを容易に行うことができる。
上記実施形態においては、複数の遊星ローラとして、6個の遊星ローラ40を備える場合について示したが、これに限定されるものではなく、3個の遊星ローラを備える構成において、一つが規制型の遊星ローラ40´で他の2つが可動型の遊星ローラ40´´としてもよく、3個の遊星ローラを全て可動型の遊星ローラ40´´としてもよい。
上記実施形態においては、複数の遊星ローラの全てを可動型の遊星ロータ40´´とした場合に、スラストベアリング53´に離脱可能に接触し得るようにしたが、これに限定されるものではなく、スラストワッシャと離脱可能に接触し得る構成を採用してもよい。
上記実施形態においては、ローディングカム機構100を採用した場合を示したが、これに限定されるものではなく、出力リング60から直接的に出力軸110に駆動力を伝達する構成を採用してもよい。
上記実施形態においては、トリガ機構90を採用した場合を示したが、これに限定されるものではなく、トリガ機構90を廃止した構成を採用してもよい。
以上述べたように、本発明の無段変速装置は、構造の簡素化、小型化、機能上の信頼性の向上等を達成しつつ、製造コストを低減でき、組み付け作業を容易に行うことができ、トラクション伝達の領域におけるスピンロス(滑り接触)を防止して、十分なトラクション力あるいは伝達トルクを確保でき、伝達効率を向上させることができ、所望の変速比に確実に設定することができるため、二輪車、四輪者等の車両に搭載される無段変速装置として適用できるのは勿論のこと、汎用機械、建設機械、農業機械、工作機械等にも有用である。
本発明に係る無段変速装置の一実施形態を示す部分断面図である。 図1に示す無段変速装置の内部を示す断面図である。 図2に示す無段変速装置の一部を示す部分図である。 図2に示す無段変速装置に含まれる遊星ローラを示す平面図である。 遊星ローラの動作を説明するための模式図である。 本発明に係る無段変速装置の他の実施形態を示す断面図である。 図6に示す無段変速装置の一部を示す部分図である。
符号の説明
10 ハウジング
11 ハウジング部
12 フランジ壁部
13 軸受
14 リングシール
15 連結ガイドロッド
L 中心軸線
20 入力軸
20a 外部入力軸
20b 内部入力軸
21 フランジ部
30 サンローラ
31 外周面
32 端面
33 縮径円筒部
40 複数の遊星ローラ
S 軸線
40´ 規制型の遊星ローラ
40´´ 可動型の油性ローラ
41 第1円錐部
42 第2円錐部
43 軸部
44 端面(一端部)
45 端面(他端部)
50 可動ホルダ
51 ホルダ部
52 ラジアルベアリング
53,53´ スラストベアリング(摺動部材)
54 スラストワッシャ
60 出力リング
61 内周面
62 端面部
63 シャフト部
70 変速リング
71 内周面
72 雌ネジ部
73 被ガイド部
80 駆動機構
81 リードスクリュー
90 トリガ機構
91 ロータ
92 ボール
93 端面
94 スライダ
94a 傾斜面
95 付勢バネ
96 ボール
97 付勢バネ
100 ローディングカム機構
101,102 カム溝
103 転動体
110 出力軸
111 フランジ部
112 嵌合穴

Claims (4)

  1. 中心軸線をもつ入力軸と、前記入力軸と一体的に回転するサンローラと、出力軸と、前記出力軸と一体的に回転する出力リングと、前記中心軸線の方向に可動に設けられた変速リングと、前記中心軸線上に頂点をもつ仮想円錐面内に等間隔に配列されて,前記サンローラに外接しかつ前記出力リングに内接する第1円錐部及び前記変速リングに内接する第2円錐部を有する複数の遊星ローラと、前記複数の遊星ローラを各々の軸線回りに自転可能にかつ前記中心軸線回りに公転可能に保持する可動ホルダと、を備え、
    前記複数の遊星ローラは、その軸線方向において移動可能に前記可動ホルダに保持された可動型の遊星ローラを含む、
    ことを特徴とする無段変速装置。
  2. 前記複数の遊星ローラは、その軸線方向において移動不能に規制されて前記可動ホルダに保持された一つの規制型の遊星ローラと、その軸線方向において移動可能に前記可動ホルダに保持された二つ以上の可動型の遊星ローラとを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無段変速装置。
  3. 前記規制型の遊星ローラは、その軸線方向の両端部がスラスト力を受ける摺動部材に当接して支持されており、
    前記可動型の遊星ローラは、その軸線方向の両端部が所定の隙間をおいて支持されている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の無段変速装置。
  4. 前記可動ホルダと前記可動型の遊星ローラの一端部及び他端部との隙間をそれぞれC1,C2、前記可動型の遊星ローラの第1円錐部において前記出力リングが内接する領域の外径のバラツキによる軸線方向のバラツキ量をδ1及び第2円錐部において前記変速リングが内接する領域の外径のバラツキによる軸線方向のバラツキ量をδ2とするとき、次の条件式
    C1+C2>δ1+δ2
    を満足する、
    ことを特徴とする請求項1ないし3いずれかに記載の無段変速装置。
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