JP2007057009A - 変速機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 変速リングと円錐形転子との摩擦係合位置を変化させることにより、円錐形転子の公転速度を変化させて出力軸の回転速度を変化させるように構成された変速機において、変速リングのスライドをより円滑にすると共に、そのスライド機構の耐久性を向上させ、所望の変速を精度良く得ることができる変速機を提供することを目的とする。
【課題手段】 変速リングスライド機構8は、変速リング7を把持するホルダー9と、スライド方向に沿って配設されてホルダー9をスライド自在に支持するガイド軸10とを備え、ホルダー9の貫通孔の内周には、スライド方向に転動自在に転動体11が係合して備えられ、転動体11を介してホルダー9がガイド軸10に沿ってスライドするように構成されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、駆動源の回転駆動力を受けてその回転速度を変速する変速機に関する。
従来、駆動モータの回転駆動力を変速する動力伝達機構として、入力軸及び出力軸の外周に間隙を介して配設され、自らの中心軸を軸として自転すると共に、入力軸及び出力軸を中心とする公転運動を行うように構成された複数の円錐形転子と、複数の円錐形転子を囲むようにリング状に形成され、内周面が複数の円錐形転子の円錐面に摩擦係合する変速リングとを備え、変速リングを円錐形の頂点から周縁に至る方向に移動させて変速リングと円錐面との摩擦係合位置を変化させ、出力軸の変速を行うように構成された変速機が知られている。
前記の変速機は、円錐形転子を介して入力軸と出力軸が摩擦係合され、入力軸の回動に伴って、円錐形転子がリングの内周面を自転しながら公転運動をし、この公転運動が、出力軸に伝達される。そして、この変速機は、変速リングと円錐形転子との摩擦係合位置を変化させることにより、円錐形転子の公転速度が変化させ、出力軸の回転速度を変化させるように構成されている。
また、前記の変速機は、変速リングをスライドさせるために、スライド方向に延出するガイド軸をケーシングに固定して備えると共に、変速リングと一体に固定した筒状部材をガイド軸にスライド自在に係合し、ガイド軸に沿って、筒状部材と共に変速リングをスライドさせるスライド機構を備えているものがある(例えば、非特許文献1参照)。
実開平5−22939号公報
従来例に記載した変速機における変速リングのスライド機構によれば、筒状部材とガイド軸との係合部に、万が一、潤滑剤の潤滑が損なわれたり磨耗粉が浸入したりすると、変速リングの滑らかなスライドが困難になり、延いては所望の変速が得られなくなる虞があった。
そこで、本発明は、変速リングのスライドをより円滑にすると共に、そのスライド機構の耐久性を向上させ、所望の変速を精度良く得ることができる変速機を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、駆動源の駆動力を受けて回動する入力軸と、前記入力軸と同軸線上に間隙を介して配設された出力軸と、前記入力軸及び前記出力軸の外周に間隙を介して配設され、自らの中心軸を軸として回動すると共に、該入力軸及び該出力軸の外周に沿って回動自在に備えられた複数の円錐形転子と、
前記複数の円錐形転子を囲むようにリング状に形成され、内面が前記複数の円錐形転子の円錐面に摩擦係合する変速リングと、前記変速リングを前記円錐形転子の頂点から周縁に至る方向にスライドさせ、前記変速リングと前記円錐面との摩擦係合位置を可変する変速リングスライド機構と、をケーシング内に備え、前記入力軸の回動に伴って、前記円錐形転子が前記変速リングの内周面を自転しながら公転運動をし、この公転運動を前記出力軸に伝達し、且つ、前記変速リングと円錐形転子との摩擦係合位置を変化させることにより、円錐形転子の公転速度を変化させて出力軸の回転速度を変化させるように構成された変速機であって、前記変速リングスライド機構は、前記変速リングを把持するホルダーと、前記スライド方向に沿って配設されて前記ホルダーをスライド自在に支持するガイド軸と、を備え、前記ホルダーの貫通孔の内周には、前記スライド方向に転動自在に転動体が係合して備えられ、該転動体を介して該ホルダーが前記ガイド軸に沿ってスライドするように構成されている、ことを特徴とする。
請求項1に記載の変速機によれば、変速リングスライド機構が、変速リングを把持するホルダーと、スライド方向に沿って配設されてホルダーをスライド自在に支持するガイド軸と、を備え、ホルダーの貫通孔の内周には、スライド方向に転動自在に転動体が係合して備えられ、転動体を介してホルダーがガイド軸に沿ってスライドするように構成されているので、ホルダーの貫通孔とガイド軸スライド軸との係合部に、万が一、潤滑剤の潤滑が不十分になったり磨耗粉が浸入したりしても、転動体を介してホルダー及び変速リングを滑らかにスライドさせることができ、延いては所望の変速を円滑に得ることができる。
また、請求項1に記載の変速機は、請求項2に記載の発明のように、前記転動体が前記貫通孔の内周及びに軸方向に沿って複数並設されていることにより、ガイド軸に沿って、ホルダーが安定して支持されてホルダー及び変速リングの滑らかなスライド動作を得ることができる。
また、請求項1又は請求項2に記載の減速機は、請求項3に記載の発明のように、前記変速リングスライド機構が、前記ケーシングに回動自在に支持され、前記入力軸に直交する向きに配設された回転軸と、該回転軸の先端に固定されたピニオン歯車と、前記ホルダーに固定され前記ピニオン歯車に噛合するラックとを備えているので、回転軸を回転させてホルダーをガイド軸に沿ってスライドさせることができる。
また、請求項3に記載の変速機は、回転軸が入力軸に直交する向きに配設されているので、回転軸が入力軸の軸方向に配設されているよりも、入力軸の位置に制約を受けることがなく回転軸を操作でき、さらに、回転軸をサーボモータやステッピングモータなどの駆動源に接続し、この駆動源を介してホルダーのスライド量及びスライド速度を精度良く制御でき、延いては所望の変速比を容易に得ることができる。
本発明の変速機は、変速リングスライド機構が、変速リングを把持するホルダーと、ホルダーのスライド方向に沿って配設されてホルダーをスライド自在に支持するガイド軸とを備え、ホルダーの貫通孔の内周には、スライド方向に転動自在に転動体が係合して備えられ、転動体を介してホルダーがスライドするように構成されているので、ホルダーの貫通孔とガイド軸スライド軸との係合部に、万が一、潤滑剤の潤滑が不十分になったり磨耗粉が浸入したりしても、転動体を介してホルダー及び変速リングを滑らかにスライドさせることができ、延いては所望の変速を得ることができる。
また、本発明の変速機は、転動体が貫通孔の内周及びに軸方向に沿って複数並設されていることにより、ガイド軸に沿ってホルダーを安定して支持でき、ホルダー及び変速リングを精度良く且つ滑らかにスライドできる。
さらに、本発明の変速機は、変速リングスライド機構が、ケーシングに回動自在に支持され、入力軸に直交する向きに配設された回転軸と、回転軸の先端に固定されたピニオン歯車と、ホルダーに固定されピニオン歯車に噛合するラックとを備えているので、回転軸を回転させてホルダーをガイド軸に沿ってスライドさせることができ、且つ、回転軸が入力軸の軸方向に配設されているよりも、入力軸の位置に制約を受けることがなく回転軸を操作できる。
さらに、本発明の変速機は、回転軸をサーボモータやステッピングモータなどの駆動源に接続し、ホルダーのスライド量及びスライド速度を精度良く制御でき、延いては所望の変速比を容易に得ることができる。
次に、本発明の変速機の一実施例を、図面にもとづいて説明する。図1は、本実施例が適用された変速機の全体構成を表す断面図、図2は、同実施例の変速機を図1において矢印A方向から視た部分断面図、図3は、同実施例の変速機におけるホルダーのスライド機構を表した断面図、図4は、同実施例の変速機における変速動作を説明する説明図である。
図1に表したように、変速機1は、図示されない駆動モータ(所謂、駆動源である。)の駆動力を受けて回動する入力軸4、入力軸4と同軸線上に間隙を介して配設された出力軸5、入力軸4及び出力軸5の外周に間隙を介して配設され、自らの中心軸を軸として回動にすると共に、入力軸4及び出力軸5の外周に沿って回動自在に備えられた複数の円錐形転子と6、円錐形転子6を回動自在に支持する転子支持部材24、複数の円錐形転子6を囲むようにリング状に形成され、内面が複数の円錐形転子6の円錐面に摩擦係合する変速リング7、変速リング7を円錐形転子6の頂点から周縁に至る方向にスライドさせ、変速リング7と円錐形転子6との摩擦係合位置を可変する変速リングスライド機構8、等をケーシング2内に備えている。
また、変速機1は、ベアリング21、22を介して出力軸5を回動自在に支持するケーシング3、ベアリング21、22を軸方向に支持するカバー15、等を備えている。また、ケーシング3とケーシング2とがボルト19によって固定され、カバー15とケーシング3とがボルト20によって固定され、ケーシング2、3、カバー15等が一体に固定されている。
また、変速機1は、ケーシング2、3、カバー15内にプラグ(図2中の符号36)を介して潤滑剤が充填され、この充填剤が外方に漏れることがないように、入力軸4とケーシング2との間には第一シーリング18が備えられ、出力軸5とカバー15との間には第二シーリング23が備えられ、ケーシング3とケーシング3との間には弾性を有するOリング38が備えられている。
ケーシング2には、当該変速機1を機器に取り付けるための取り付け部2a及び取り付け孔2bが備えられている。
入力軸4は、ベアリング16、17を介してケーシング2に回動自在に支持され、出力軸5は、ベアリング21、22を介してケーシング3に回動自在に支持されている。
また、図3に表したように、円錐形転子6は、円錐形の頂点から周縁に至る円錐面6aと、円錐面6aの中心軸に直交する底面6bと、底面6bから略直交して延出しその外周に沿って断面が円弧状の環状溝6cが形成された軸部6dとを備えている。
そして、変速機1には、入力軸4に一体に接合されその外周が円錐形転子6の環状溝6cに摩擦係合する大径部4a、出力軸5に係合し、その外周が円錐形転子6の底面6bにおける端部に摩擦係合する軌道リング25、軌道リング25と出力軸5との間に配設され、起動リング25を入力軸4側に付勢する圧接力発生装置27、等が備えられている。また、圧接力発生装置27は、円錐形転子23に対する大径部4a、軌道リング25及び変速リング7の各圧接力を発現させると共に、軌道リング25の回転を出力軸5に伝達する
軌道リング25は、出力軸5にスライド自在に係合し、止め具37によって出力軸5からの離脱が係止されている。
円錐形転子6は、軸部6dが転子支持部材24に回動自在に支持され、且つ、変速リング7の内周面と円錐面6aとの摩擦係合部と、底面6bと軌道リング25との摩擦係合部と、入力軸4の大径部4aと環状部6cとの摩擦係合部とによって支持されている。
圧力発生装置27は、球体27aと、球体27aを回動自在に支持する支持部材27cと、球体27aの一端を支持する出力カム26と、起動リング25と一体に形成され球体27aの他端を支持するカム当接部25aと、軌道リング25と出力軸5との間に配設され、起動リング25を入力軸4側に付勢するスプリング27bとによって構成されている。出力カム26は、出力軸5に対し、スプライン結合を介し、回転方向には非回転に接続されると共に軸方向にはスライド自在に接続されている。
また、圧力発生装置27は、乗り上げカム方式のものであって、出力カム26とカム当接部25aには球体27aを挟持する円弧状に凹んだ凹部が相対抗して形成され、この凹部内に球体27aが係合しており、軌道リング25を介して出力カム26に伝達される回転トルクが所定値以上になった際に、その回転トルク量に応じて、球体27aが円弧状の凹部に沿って凹部の開口側に向かって変位し、軌道リング25を入力軸4側に向かって付勢するように構成されている。
また、圧力発生装置27は、前述の回転トルクが所定値未満の際には、球体25aが出力カム26とカム当接部25aの凹部の底部に係合しており、スプリング27bのバネ圧により軌道リング25を入力軸4側に付勢するように構成されている。
次に、変速リングスライド機構8は、図2、図3に表したように、変速リング7を把持するホルダー9と、ホルダー9を軸方向にスライド自在に支持するガイド軸10とを備え、ホルダー9の貫通孔の内周には、スライド方向に転動自在に転動体11が筒状部材9aを介して係合し、転動体11を介してホルダー9がガイド軸10に沿ってスライドするように構成されている。所謂、ホルダー9の貫通孔の内周には、筒状部材9aを介して、スライド方向に転動自在に転動体11が係合している。ホルダー9と変速リング7とはボルト29によって固定されている。
ガイド軸10は、入力軸4の軸方向に沿って配設され、一端がボルト(図1中の符号30)によってケーシング2に固定され、他端がケーシング3に形成した係合孔に係合している。 また、筒状部材9aは、止め具9b、9cを介してホルダー9内に係止され、転動体11は、筒状部材9aの内周及びに軸方向に沿って、複数並設されている。
また、変速リングスライド機構8は、図2に表したように、入力軸4に直交する向きに配設されてベアリング32、33を介してケーシング30に回動自在に支持された回転軸12と、回転軸12の先端に形成されたピニオン歯車13と、ホルダー9に固定されピニオン歯車13に噛合するラック14とを備え、回転軸12の回転に伴って、ホルダー9が変速リング7と共にガイド軸10に沿ってスライドするように構成されている。また、ケーシング30は、ボルト31によってケーシング2に固定され、ラック14はボルト35によってホルダー9に固定されている。また、回転軸12の外周とケーシング30の内周との間には、潤滑剤の漏れを防止するための第三シーリング34が備えられている。
次に、前述のように構成された変速機1は、回転軸12を介して変速リング7を円錐形転子6の円錐面6aに沿って移動させ、変速リング7と円錐形転子6との摩擦係合位置を変化させれば、出力軸5の回動速度を変化させることができる。つまり、当該変速機1は、図4に表したように、入力軸の回転速度をN1、出力軸の回転速度をN2とすれば、N2=N1・f(bc−ad)/(d(fa−ec))の関係式で変速するように構成されている。
以下に、前記実施例の減速機1の作用効果を記載する。
本実施例に記載の変速機1は、変速リングスライド機構8が、変速リング7を把持するホルダー9と、入力軸4に沿って配設されてホルダー9をスライド自在に支持するガイド軸10と、を備え、ホルダー9の貫通孔の内周には、スライド方向に転動自在に転動体11が係合して備えられ、転動体11を介してホルダー9がガイド軸10に沿ってスライドするように構成されているので、ホルダー9の貫通孔とガイド軸10との係合部に、万が一、潤滑剤の潤滑が不十分になったり磨耗粉が浸入したりしても、転動体11を介してホルダー9及び変速リング7をガイド軸19に沿って滑らかにスライドさせることができ、延いては所望の変速を円滑に得ることができる。
また、本実施例に記載の変速機1は、転動体11がホルダー9の貫通孔の内周及びに軸方向に沿って複数並設されているので、ガイド軸10に沿って、ホルダー9が安定して支持されてホルダー9及び変速リング7の滑らかなスライド動作を得ることができる。
また、本実施例に記載の変速機1は、変速リングスライド機構8が、ケーシング30に回動自在に支持され、入力軸4に直交する向きに配設された回転軸12と、回転軸12の先端に固定されたピニオン歯車13と、ホルダー9に固定されピニオン歯車13に噛合するラック14と、を備え、回転軸12の回転に伴って、ホルダー9がガイド軸10に沿ってスライドするように構成されているので、回転軸12を回転させてホルダー9をガイド軸10に沿ってスライドさせることができる。
また、本実施例に記載の変速機1は、回転軸12が入力軸4に直交する向きに配設されているので、回転軸12が入力軸4の軸方向に沿って配設されているよりも、入力軸4の位置に制約を受けることがなく回転軸12を容易に操作でき、さらに、回転軸12をサーボモータやステッピングモータなどの駆動源に接続し、この駆動源を介してホルダー9及び変速リング7のスライド量及びスライド速度を精度良く制御でき、延いては所望の変速比を容易に得ることができる。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様をとることができる。例えば、本実施例の変速機1は、転動体11を筒状部材9aを介してホルダー9に配設したが、筒状部材を用いることなく、転動体11をホルダーの貫通孔内に直接配設してもよい。また、本実施例の変速機1は、変速リング7をスライドさせるガイド軸10を1本だけ備えたが、このガイド軸10を変速リング7の周方向に沿って複数本備え、夫々にホルダー9がスライド自在に係合するように構成してもよい。
本発明が適用された一実施例の、変速機の全体構成を表す断面図である。 同実施例の変速機を図1において矢印A方向から視た部分断面図である。 同実施例の変速機におけるホルダーのスライド機構を表した断面図である。 同実施例の変速機における変速動作を説明する説明図である。
符号の説明
1…変速機、2,3,30…ケーシング、2a…取り付け部、2b…取り付け孔、4…入力軸、4a…大径部、5…出力軸、6…円錐形転子、6a…円錐面、6b…底面、6c…環状溝、6d…軸部、7…変速リング、8…変速リングスライド機構、9…ホルダー、9a…筒状部材、9b,9c…止め具、10…ガイド軸、11…筒状部材、12…回転軸、13…ピニオン歯車、14…ラック、15…カバー、16,17,21,22,32,33…ベアリング、18…第一シーリング、19,20,29,30,31,35…ボルト、23…第二シーリング、24…転子支持部材、25…軌道リング、25a…カム当接部、26…出力カム、27…圧接力発生装置、27a…球体、27b…スプリング、27c…支持部材、34…第三シーリング、36…プラグ、37…止め具、38…Oリング。

Claims (3)

  1. 駆動源の駆動力を受けて回動する入力軸と、
    前記入力軸と同軸線上に間隙を介して配設された出力軸と、
    前記入力軸及び前記出力軸の外周に間隙を介して配設され、自らの中心軸を軸として回動すると共に、該入力軸及び該出力軸の外周に沿って回動自在に備えられた複数の円錐形転子と、
    前記複数の円錐形転子を囲むようにリング状に形成され、内面が前記複数の円錐形転子
    の円錐面に摩擦係合する変速リングと、
    前記変速リングを前記円錐形転子の頂点から周縁に至る方向にスライドさせ、前記変速リングと前記円錐面との摩擦係合位置を可変する変速リングスライド機構と、
    をケーシング内に備え、
    前記入力軸の回動に伴って、前記円錐形転子が前記変速リングの内周面を自転しながら公転運動をし、この公転運動を前記出力軸に伝達し、且つ、前記変速リングと前記円錐形転子との摩擦係合位置を変化させることにより、該円錐形転子の公転速度を変化させて前記出力軸の回転速度を変化させるように構成された変速機であって、
    前記変速リングスライド機構は、
    前記変速リングを把持するホルダーと、
    前記スライド方向に沿って配設されて前記ホルダーをスライド自在に支持するガイド軸と、
    を備え、
    前記ホルダーの貫通孔の内周には、前記スライド方向に転動自在に転動体が係合して備えられ、該転動体を介して該ホルダーが前記ガイド軸に沿ってスライドするように構成されている、
    ことを特徴とする変速機。
  2. 前記転動体が、前記貫通孔の内周及びに軸方向に沿って、複数並設されていることを特徴とする請求項1に記載の変速機。
  3. 前記変速リングスライド機構は、
    前記ケーシングに回動自在に支持され、前記入力軸に直交する向きに配設された回転軸と、
    該回転軸の先端に固定されたピニオン歯車と、
    前記ホルダーに固定され前記ピニオン歯車に噛合するラックと、
    を備え、
    前記回転軸の回転に伴って、前記ホルダーが前記ガイド軸に沿ってスライドするように構成されている、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の減速機。
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