JP2005233206A - 軸受構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 スラスト力が作用する回転軸を支持するための軸受において、構造を一部工夫することで、軸に連結されている装置類に対するスラスト力の影響が少なく、かつ低廉な軸受構造を提供できる。
【解決手段】モータ1の駆動力を受けて回転駆動する入力軸4と、入力軸4に連結され入力軸4の回転数を減速する歯車機構7とを備えた減速機において、入力軸4を支持するための入力軸受部26を備えている。入力軸受部26は、入力軸4の回りに配置されたケーシング23と、入力軸4とケーシング23との間に配置され、入力軸4をケーシング23に対して回転自在に支持するとともに、入力軸4の軸方向の一方側へのスラスト力を受けてケーシング23へ導く第1入力軸受27と、入力軸4の軸方向の他方側へのスラスト力を受けてケーシング23へ導く第2入力軸受31とを備えている。
【選択図】 図2
【解決手段】モータ1の駆動力を受けて回転駆動する入力軸4と、入力軸4に連結され入力軸4の回転数を減速する歯車機構7とを備えた減速機において、入力軸4を支持するための入力軸受部26を備えている。入力軸受部26は、入力軸4の回りに配置されたケーシング23と、入力軸4とケーシング23との間に配置され、入力軸4をケーシング23に対して回転自在に支持するとともに、入力軸4の軸方向の一方側へのスラスト力を受けてケーシング23へ導く第1入力軸受27と、入力軸4の軸方向の他方側へのスラスト力を受けてケーシング23へ導く第2入力軸受31とを備えている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、スラスト力が作用する回転軸、特に、はすば歯車機構を備えた減速機の回転軸を支持するための軸受構造に関する。
動力を伝達する回転軸には、周辺の構造などによりスラスト力が作用する場合がある。ここでは、ロボットなどの駆動源として用いられるサーボモータ用減速機を例に説明する。従来、サーボモータ用減速機の形式としては、遊星歯車減速機が採用されている。遊星歯車減速機に使用される歯車としては、一般的に平歯車が知られている。平歯車の場合、歯筋が回転軸と同方向を向いているため、歯車が回転して歯が噛み合う際の騒音が大きいという欠点がある。そこで、回転時の騒音が小さいはすば歯車で構成される遊星歯車減速機が注目されている。
はすば歯車は、歯筋が回転軸に対して傾斜している歯車で、平歯車に比べて回転時の騒音が小さいため、遊星歯車減速機の低騒音化には有効である。しかし、歯筋が回転軸に対して傾斜しているため、回転時に軸方向へのスラスト力が発生する。通常、減速機の入力軸やその他の遊星歯車等は、軸受で回転自在に支持されているが、スラスト力が作用することで入力軸等が軸受内部の遊び分だけケーシングに対して軸方向へ移動する。
減速機内部で使用する軸受としては、特許文献1に示されるように、玉軸受を採用するのが一般的である。減速機の入力軸は、玉軸受により減速機のケーシングに対して回転自在に支持されており、モータ軸に固定されている。入力軸は、複数の歯車により構成される減速機構に連結されており、入力軸の回転を減速し出力軸へ伝達している。また、減速機構を構成する部材も、玉軸受により支持している場合が多い。
特開2002−31150号公報
玉軸受は、環状の内輪と外輪との間で複数の球状の転動体が円周方向に転がることにより、内輪と外輪との相対回転を可能としている。内輪と外輪とは、転動体に合った形状としているが、転動体の転がりを考慮してそれぞれの接触部には微少隙間を設けている。特に、径方向に比べて軸方向の微少隙間が大きく、微少隙間分だけ内輪と外輪とが軸方向に相対移動可能となっている。
一方、減速機に連結されているサーボモータは、機械的な位置や角度等を制御するための操作用電動機で、それらを検出するためのエンコーダが内蔵されている。エンコーダには、例えば磁気を利用した磁気式のものがあり、回転体に固定する磁気ドラムと、磁気ドラムの回転を検出する感磁素子とから構成される。磁気ドラムは、減速機に連結されたモータ軸に取り付けられているが、一般的に感磁素子の軸方向の検出範囲は非常に狭く、モータ軸が軸方向に移動すると、検出不能となりサーボモータの誤動作を引き起こす。
従来の減速機では、玉軸受を採用しているため、はすば歯車により入力軸にスラスト力が生じると、玉軸受の微少隙間分だけ入力軸及びモータ軸がケーシングに対して軸方向へ移動することとなる。その結果、サーボモータのエンコーダが検出不能となり、サーボモータの誤動作を引き起こす原因となる。特に、サーボモータの容量が大きい場合に、スラスト力がサーボモータに与える影響が大きくなる。
本発明の目的は、上記のようなスラスト力が作用する回転軸を支持するための軸受において、構造を一部工夫することで、回転軸に連結されている装置類に対するスラスト力の影響が少なく、かつ低廉な軸受構造を提供することにある。
請求項1に記載の軸受構造は、モータの駆動力を受けて回転駆動する回転軸と、回転軸に連結され回転軸の回転数を減速するはすば歯車機構とを備えた減速機における、回転軸を支持するための軸受構造である。回転軸の回りに配置されたケーシングと、回転軸とケーシングとの間に配置され、回転軸をケーシングに対して回転自在に支持するとともに、回転軸の軸方向の一方側へのスラスト力を受けてケーシングへ導く第1軸受と、回転軸の軸方向の他方側へのスラスト力を受けてケーシングへ導く第2軸受とを備えている。
この軸受構造では、回転軸の軸受が第1軸受と第2軸受とから構成されており、それぞれの軸受は、回転軸に作用する両方向のスラスト力を受けてケーシングへ導くよう回転軸を支持している。よって、回転軸に両方向のスラスト力が作用しても、回転軸に連結されている装置類に対してスラスト力が与える影響を少なくできる。
請求項2に記載の軸受構造は、請求項1において、第1及び第2軸受が、回転軸に固定された内輪と、内輪の外周側に同軸状に配置された外輪と、内輪と外輪との間に回転自在に配置された複数の転動体とを備えている。また、外輪がそれぞれ回転軸の軸方向へ付勢され、これらの少なくとも一方の外輪がケーシングに対して固定されている。
この軸受構造では、第1及び第2軸受が内輪と、外輪と、転動体とを備えており、内輪はそれぞれ回転軸に固定されている。また、第1及び第2軸受の外輪が回転軸の軸方向へ付勢されており、これらの少なくとも一方の外輪がケーシングに対して固定されている。つまり、第1及び第2軸受が軸方向に予圧された状態で固定されている。よって、回転軸に作用するスラスト力を内輪、転動体、及び外輪により受けることができ、その結果、スラスト力をケーシングへ導くことができる。
請求項3に記載の軸受構造は、請求項2において、第1及び第2軸受の転動体が、その外周の一部が外輪及び内輪に対して当接し、かつ、外輪の当接位置から内輪の当接位置に至る直線方向が、回転軸の軸方向に対して傾斜角を成すように構成されている。
この軸受構造では、外輪と転動体との当接位置から内輪と転動体との当接位置に至る直線方向が、回転軸の軸方向に対して傾斜角を成すように構成されているため、回転軸に作用するスラスト力を、内輪、転動体、及び外輪を介してさらにケーシングへ導きやすくなる。
請求項4に記載の軸受構造は、請求項2または3において、第1及び第2軸受の外輪を回転軸の軸方向に付勢するための付勢部材を備えている。
この軸受構造では、付勢部材を有しているため、シム調整により予圧する場合に比べて、第1及び第2軸受の外輪を軸方向へ容易に、かつ、確実に予圧することができる。
請求項5に記載の軸受構造は、請求項4において、ケーシングが、第1軸受または第2軸受の回転軸の軸方向の端面に対向する対向面を有している。また、付勢部材が、対向面とこれに対向する第1軸受または第2軸受の端面との間に狭着された弾性体である。
この軸受構造では、ケーシングが対向面を有しており、付勢部材が対向面と第1軸受または第2軸受の端面との間に狭着された弾性体であるため、付勢部材の付勢力が第1軸受の外輪へ確実に伝達される。
請求項6に記載の軸受構造は、請求項2から5のいずれかにおいて、第1軸受の内輪と第2軸受の内輪との間に中間部材を備えている。第1軸受及び第2軸受の内輪同士が中間部材を介して当接している。
この軸受構造では、第1軸受の内輪と第2軸受の内輪との間に中間部材を配置することで、第1及び第2軸受の外輪を付勢した際に、第1軸受の外輪と第2軸受の外輪とが接触するのを防止できる。
請求項7に記載の軸受構造は、請求項2から6のいずれかにおいて、第1軸受は、第2軸受に対して軸方向の一方側に配置され、回転軸は、第1軸受の内輪の軸方向の一方側の端面に当接して内輪の軸方向の一方側への移動を規制する第1当接面を有している。
この軸受構造では、回転軸が第1当接面を有しているため、第1軸受の内輪の回転軸に対する軸方向の位置が決まる。
請求項8に記載の軸受構造は、請求項2から7のいずれかにおいて、第2軸受は、第1軸受に対して軸方向の他方側に配置されている。また、ケーシングは、第2軸受の外輪の軸方向の他方側の端面に当接して外輪の軸方向の他方側への移動を規制する第2当接面を有している。
この軸受構造では、ケーシングが第2当接面を有しているため、第1及び第2軸受の予圧時にケーシングに対する第2軸受の外輪の軸方向の位置が決まる。
本発明の目的は、スラスト力が作用する回転軸を支持するための軸受において、構造を一部工夫することで、回転軸に連結されている装置類に対するスラスト力の影響が少なく、かつ低廉な軸受構造を提供できる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
(1)減速機の構造
図1に、本発明に係る軸受構造を採用した減速機の断面図を示す。減速機3は、モータ1に固定されており、入力軸4と、歯車機構7と、出力軸22と、ケーシング23とから構成される。なお、モータ1は図示しない磁気式のエンコーダを内蔵している。
(1)減速機の構造
図1に、本発明に係る軸受構造を採用した減速機の断面図を示す。減速機3は、モータ1に固定されており、入力軸4と、歯車機構7と、出力軸22と、ケーシング23とから構成される。なお、モータ1は図示しない磁気式のエンコーダを内蔵している。
入力軸4は、モータ1で発生した回転を減速機3内部に伝達するためのもので、モータ軸2に固定されている。具体的には、入力軸4は筒状に形成されており、モータ軸2が一方から挿入されている。そして、入力軸4とモータ軸2とは、固定部材6により軸方向及び回転方向に固定されている。入力軸4の先端には、歯車機構7に含まれる第1太陽歯車9が固定されている。第1太陽歯車9は、はすば歯車により構成されている。
また、入力軸4は、入力軸受部26によってケーシング23に回転自在に支持されている。具体的には、入力軸受部26は、第1太陽歯車9とモータ1との間に隣接して配置された、第1入力軸受27と第2入力軸受31とから構成される。こられの軸受27,31は玉軸受である。また、入力軸受部26の第1太陽歯車9側には、歯車機構7内部の潤滑油をシールするためのオイルシール45が設けられている。なお、入力軸受部26の詳細については後述する。
歯車機構7は、モータ軸2から入力軸4へ伝達された回転を減速するためのもので、第1歯車機構8と、第2歯車機構15とから構成される。歯車機構7を構成する各歯車は、歯筋が軸方向に傾斜したはすば歯車である。
第1歯車機構8は、前述の入力軸4の先端に固定された第1太陽歯車9と、第1太陽歯車9に噛み合う複数の第1遊星歯車10と、複数の第1遊星歯車10が噛み合う環状の第1内歯車13とを有している。第1内歯車13はケーシング23に固定されている。第1遊星歯車10は第1遊星軸受11により第1ピン12に回転自在に支持されており、第1ピン12は第1出力部材14に固定されている。このような第1歯車機構8によって、入力軸4の回転が減速された状態で第1出力部材14に伝達される。
第1歯車機構8には、第1出力部材14をケーシング23に対して回転自在に支持するために、中間軸受部35が設けられている。中間軸受部35は、第1入力軸受27と同様、第1出力部材14に作用する両方向のスラスト力を受けてケーシング23へ導くようにするためのもので、第1中間軸受36と、第2中間軸受37とから構成される。第1中間軸受36と第2中間軸受37とは、入力軸受部26と同様、玉軸受である。
第2歯車機構15は、第1歯車機構8により減速された回転を、さらに減速するためのもので、第1出力部材14の先端に固定された第2太陽歯車16と、第2太陽歯車16に噛み合う複数の第2遊星歯車17と、複数の第2遊星歯車17が噛み合う環状の第2内歯車20とを有している。第2内歯車20はケーシング23に固定されている。第2遊星歯車17は第2遊星軸受18により第2ピン19に回転自在に支持されており、第2ピン19は第2出力部材21に固定されている。このような第2歯車機構15によって、第1出力部材14の回転が減速された状態で第2出力部材21に伝達される。
また、この第2歯車機構15には、第2出力部材21をケーシング23に対して回転自在に支持するために出力軸受部38が設けられている。出力軸受部38は、第1入力軸受27と同様、第2出力部材21に作用する両方向のスラスト力を受けてケーシング23へ導くようにするためのもので、第1出力軸受39と、第2出力軸受40とから構成される。第1出力軸受39と第2出力軸受40とは、入力軸受部26と同様、玉軸受である。
入力軸4と歯車機構7とは、複数の部材により構成されるケーシング23により覆われている。また、出力軸22は、第2出力部材21の回転を下流側の装置へ伝達するためのもので、第2出力部材21に固定されている。出力軸受部38の出力軸22側には、歯車機構7内部の潤滑油をシールするためのオイルシール46が設けられている。
(2)入力軸受部の構造
1)入力軸受部周辺の構造
図2に、入力軸受部周辺の構造図を示す。第1入力軸受27は、入力軸受部26のモータ1側に配置されており、第1内輪28と、第1外輪29と、複数の第1転動体30とから構成される。第1内輪28は、入力軸4の外周側に固定される環状の部材である。第1外輪29は、ケーシング23の入力軸4が貫通する部分の内周側に固定される環状の部材であり、第1内輪28の外周側に配置されている。第1外輪29は、ケーシング23に、例えば接着剤により固定されている。複数の第1転動体30は、球状の部材であり、第1内輪28と第1外輪29との間に配置されている。
1)入力軸受部周辺の構造
図2に、入力軸受部周辺の構造図を示す。第1入力軸受27は、入力軸受部26のモータ1側に配置されており、第1内輪28と、第1外輪29と、複数の第1転動体30とから構成される。第1内輪28は、入力軸4の外周側に固定される環状の部材である。第1外輪29は、ケーシング23の入力軸4が貫通する部分の内周側に固定される環状の部材であり、第1内輪28の外周側に配置されている。第1外輪29は、ケーシング23に、例えば接着剤により固定されている。複数の第1転動体30は、球状の部材であり、第1内輪28と第1外輪29との間に配置されている。
第2入力軸受31は、入力軸受部26の歯車機構7側に配置されており、第2内輪32と、第2外輪33と、複数の第2転動体34とから構成される。これらの部材は、それぞれ第1入力軸受27の対応する部材と同様の構成である。
2)入力軸受部の構造詳細
図3に、入力軸受部の詳細を示す。第1内輪28と第1外輪29とは、第1転動体30の形状に合わせて、断面形状が曲面である第1内輪溝28aと第1外輪溝29aとを有している。同様に、第2内輪32と第2外輪33とは、第2転動体34の形状に合わせて、断面形状が曲面である第2内輪溝32aと第2外輪溝33aとを有している。
図3に、入力軸受部の詳細を示す。第1内輪28と第1外輪29とは、第1転動体30の形状に合わせて、断面形状が曲面である第1内輪溝28aと第1外輪溝29aとを有している。同様に、第2内輪32と第2外輪33とは、第2転動体34の形状に合わせて、断面形状が曲面である第2内輪溝32aと第2外輪溝33aとを有している。
入力軸4は、歯車機構7側の小径部とモータ1側の大径部とを有しており、それらの間に段付き部5を有している。この段付き部5の側面に第1入力軸受27の第1内輪28が当接することで、第1内輪28の入力軸4に対する軸方向の位置が決まる。そして、第1内輪28と第2内輪32との間には環状のスペーサ41が配置されている。なお、第1内輪28と第2内輪32とは、例えば入力軸4に圧入により固定されている。
一方、ケーシング23は、オイルシール45が装着された小径開口部と、入力軸受27,31が装着された大径開口部とを有しており、それらの間には段付き部24を有している。この段付き部24の側面に第2入力軸受の第2外輪33が当接することで、第2外輪33のケーシング23に対する軸方向の位置が決まる。
以上のようにして、入力軸4の段付き部5とケーシング23の段付き部24との間に、2つの入力軸受27,31が配置されるが、ここでは、2つの入力軸受27,31によって入力軸4に作用する両方向のスラスト力受けてをケーシング23へ導くようにするために、波形ワッシャ42によって両軸受27,31が予圧されている。この点について、以下に詳細に説明する。
まず、入力軸4に2つの入力軸受27,31を圧入する。そして、この両軸受27,31が装着された入力軸4をケーシング23を構成するカバー部材23aに組み付ける。このとき、第1外輪29の外周に接着剤を塗布しておく。第2外輪33は、ケーシング23に当接しているだけでもよいし、第1外輪29と同様に接着固定してもよい。その後、波形ワッシャ42を挿入し、最後に、第1外輪29が接着剤によって固定される前に、ケーシング23のエンドカバー23bを組み付ける。このとき、エンドカバー23bの端面25によって波形ワッシャ42を押し、波形ワッシャ42が第1外輪29を軸方向に付勢することで、両軸受27,31に予圧を付与する。
ここで、予圧を付与した状態について、より具体的に説明する。第1入力軸受27において、第1転動体30は、その外周の一部が第1外輪29の溝29a及び第1内輪28の溝28aに対して当接している。第1外輪29が軸方向歯車機構7側へ付勢されると、第1外輪29が第2入力軸受31側へ移動する。第1外輪29が第2入力軸受31側へ移動すると、第1転動体30と第1外輪29との当接位置30aから第1転動体30と第1内輪28との当接位置30bに至る直線方向が、軸方向に対して傾斜した状態となる。つまり、第1入力軸受27を予圧した状態とは、当接位置30a、30bの直線方向が、軸方向に対して傾斜した状態を意味する。
また、第2入力軸受については、第1外輪29への付勢力が、第1転動体30、第1内輪28、スペーサ41を介して第2内輪32に伝達される。そして、第2内輪32が軸方向歯車機構7側に付勢されることで、第2転動体34の当接位置34a、34bの直線方向が、軸方向に対して傾斜した状態となる。つまり、第1外輪29を波形ワッシャ42により軸方向に付勢することで、第1及び第2入力軸受27、31は互いに逆方向へ予圧された状態となる。このとき、第1及び第2入力軸受27、31の当接位置の直線方向は、スペーサ41に対して軸方向に左右対称となっている。
上記の組み付け作業時に、入力軸4の先端側を鉛直方向下側に向けた状態で作業を行うことで、各部材に作用する重力により、さらに均等、確実に両軸受27,31に予圧を付与した状態で入力軸受部26を組み付けることができる。
このような状態では、入力軸4に作用したモータ側へのスラスト力は、第1入力軸受27を介してケーシング23へ導くことができ、また出力軸側へのスラスト力は第2入力軸受31を介してケーシング23へ導くことができる。
(3)中間軸受部の構造
中間軸受部35の構造は、基本的に入力軸受部26と同様にすることができる。第1中間軸受36は、第1出力部材14のモータ側に配置されており、第1中間軸受36の外輪は、軸方向第2歯車機構15側へ予圧するために、ケーシング23との間に波形ワッシャ43を挿入し組み付けられる。よって、第1中間軸受36は、第1入力軸受27と同様、第1出力部材14に生じるモータ側へのスラスト力をケーシング23へ導くことができる。
中間軸受部35の構造は、基本的に入力軸受部26と同様にすることができる。第1中間軸受36は、第1出力部材14のモータ側に配置されており、第1中間軸受36の外輪は、軸方向第2歯車機構15側へ予圧するために、ケーシング23との間に波形ワッシャ43を挿入し組み付けられる。よって、第1中間軸受36は、第1入力軸受27と同様、第1出力部材14に生じるモータ側へのスラスト力をケーシング23へ導くことができる。
また、第2中間軸受37は、第1出力部材14の出力軸側に配置されている。第2中間軸受37の外輪は、第2出力部材21のモータ1側に配置されており、第1中間軸受36の外輪を波形ワッシャ43にて予圧することにより、同様に予圧されていることになる。よって、第2中間軸受37は、第2入力軸受31と同様、第1出力部材14に生じる出力軸側へのスラスト力をケーシング23へ導くことができる。
(4)出力軸受部の構造
出力軸受部38の構造は、基本的に入力軸受部26と同様である。第1出力軸受39は、第2出力部材21のモータ側に配置されており、第1出力軸受39の外輪は、出力軸側へ予圧するために、第1中間軸受36と同様、ケーシング23との間に波形ワッシャ44を挿入し組み付けられる。よって、第1出力軸受39は、第1入力軸受27と同様、第2出力部材21に生じるモータ側へのスラスト力をケーシング23へ導くことができる。
出力軸受部38の構造は、基本的に入力軸受部26と同様である。第1出力軸受39は、第2出力部材21のモータ側に配置されており、第1出力軸受39の外輪は、出力軸側へ予圧するために、第1中間軸受36と同様、ケーシング23との間に波形ワッシャ44を挿入し組み付けられる。よって、第1出力軸受39は、第1入力軸受27と同様、第2出力部材21に生じるモータ側へのスラスト力をケーシング23へ導くことができる。
第2中間軸受37は、第1出力部材14の出力軸側に配置されている。第2中間軸受37の外輪は、第2出力部材21のモータ側に配置されており、第1中間軸受36の外輪を波形ワッシャ44にて軸方向の位置を調整して予圧されている。よって、第2中間軸受37は、第2入力軸受31と同様、第1出力部材14に生じる出力軸側へのスラスト力をケーシング23へ導くことができる。
(5)減速機の動作
次に減速機の動作について説明する。入力軸4は、モータ軸2と共に回転し、入力軸4と共に第1太陽歯車9が回転する。第1太陽歯車9が回転することにより、複数の第1遊星歯車10が自転する。第1遊星歯車10は第1内歯車13と噛み合っているが、第1内歯車13はケーシング23に固定されているため、第1太陽歯車9が回転することにより、第1遊星歯車10は自転しながら、第1太陽歯車9の外周側を第1太陽歯車9の回転方向へ公転する。第1遊星歯車10が公転することにより、第1遊星軸受11及び第1ピン12を介して、第1出力部材14が回転する。
次に減速機の動作について説明する。入力軸4は、モータ軸2と共に回転し、入力軸4と共に第1太陽歯車9が回転する。第1太陽歯車9が回転することにより、複数の第1遊星歯車10が自転する。第1遊星歯車10は第1内歯車13と噛み合っているが、第1内歯車13はケーシング23に固定されているため、第1太陽歯車9が回転することにより、第1遊星歯車10は自転しながら、第1太陽歯車9の外周側を第1太陽歯車9の回転方向へ公転する。第1遊星歯車10が公転することにより、第1遊星軸受11及び第1ピン12を介して、第1出力部材14が回転する。
第1出力部材14が回転することにより、先端に固定された第2太陽歯車16が回転する。第2太陽歯車16が回転することにより、複数の第2遊星歯車17が自転する。第2遊星歯車17は第2内歯車20と噛み合っているが、第2内歯車20はケーシング23に固定されているため、第2太陽歯車16が回転することにより、第2遊星歯車17は自転しながら、第2太陽歯車16の外周側を第2太陽歯車16の回転方向へ公転する。第2遊星歯車17が公転することにより、第2遊星軸受18及び第2ピン19を介して、第2出力部材21が回転する。
ここでは、歯車機構7にはすば歯車を採用しており、モータ軸2は両方向に回転するため、各歯車が噛み合って回転することで、各部材には両方向のスラスト力が生じる。入力軸4にスラスト力が作用すると、このスラスト力はモータ軸2にも作用してモータ軸が軸方向に移動しようとする。しかし、本実施形態では前述の如く、入力軸受部26により、入力軸4に生じる両方向のスラスト力をケーシング23へ導くようにしているため、スラスト力がモータ軸に伝わらず、モータ1に悪影響を及ぼさない。例えば、モータ軸の軸方向の移動距離が、磁気式エンコーダの軸方向の検出範囲0.1mm以内に収まり、サーボモータの誤動作を防止できる。
また、第1出力部材14及び第2出力部材21にも、入力軸4と同様に、両方向のスラスト力が作用する。しかし、中間軸受部35及び出力軸受部38により、両方向のスラスト力を最終的にケーシング23へ導くようにしている。
(6)作用効果
本発明に係る軸受構造の作用効果を以下にまとめる。
本発明に係る軸受構造の作用効果を以下にまとめる。
1)入力軸受部26の作用効果
この入力軸受部26では、入力軸4の軸受が第1入力軸受27と第2入力軸受31とから構成されており、第1及び第2入力軸受27、31は、入力軸4に作用する両方向のスラスト力を受けてケーシング23へ導くよう入力軸4を支持している。よって、入力軸4に両方向のスラスト力が作用しても、入力軸4に連結されている装置類に対してスラスト力が与える影響を少なくできる。
この入力軸受部26では、入力軸4の軸受が第1入力軸受27と第2入力軸受31とから構成されており、第1及び第2入力軸受27、31は、入力軸4に作用する両方向のスラスト力を受けてケーシング23へ導くよう入力軸4を支持している。よって、入力軸4に両方向のスラスト力が作用しても、入力軸4に連結されている装置類に対してスラスト力が与える影響を少なくできる。
第1及び第2入力軸受27、31が第1及び第2内輪28、32と、第1及び第2外輪29、33と、第1及び第2転動体30、34を備えており、第1及び第2内輪28、32はそれぞれ入力軸4に固定されている。また、第1及び第2入力軸受27、31の外輪29、33が入力軸4の軸方向へ付勢されており、第1外輪29がケーシング23に対して固定されている。よって、入力軸4に作用するスラスト力を第1及び第2内輪28、32、第1及び第2転動体30、34、第1及び第2外輪29、33にて受けることができ、スラスト力をケーシング23へ導くことができる。
第1及び第2外輪29、33と第1及び第2転動体30、34との当接位置から第1及び第2内輪28、32と第1及び第2転動体30、34との当接位置に至る直線方向が、入力軸4の軸方向に対して傾斜角を成すように構成されているため、入力軸4に作用するスラスト力が第1及び第2内輪28、32、第1及び第2転動体30、34、第1及び第2外輪29、33を介してさらにケーシングへ導きやすくなる。
2)波形ワッシャ42の作用効果
波形ワッシャ42を有しているため、シム調整により予圧する場合に比べて、第1及び第2外輪29、32を軸方向へ容易に、かつ、確実に予圧することができる。ケーシング23が端面25を有しており、波形ワッシャ42が端面25と第1入力軸受27との端面との間に狭着されているため、波形ワッシャ42の付勢力が第1入力軸受の外輪へ確実に伝達される。
波形ワッシャ42を有しているため、シム調整により予圧する場合に比べて、第1及び第2外輪29、32を軸方向へ容易に、かつ、確実に予圧することができる。ケーシング23が端面25を有しており、波形ワッシャ42が端面25と第1入力軸受27との端面との間に狭着されているため、波形ワッシャ42の付勢力が第1入力軸受の外輪へ確実に伝達される。
3)その他の作用効果
第1内輪28と第2内輪32との間にスペーサ41を配置することで、第1外輪29を付勢した際に、第1外輪29と第2外輪33とが接触するのを防止できる。入力軸4が段付き部5を有しているため、第1内輪28の入力軸4に対する軸方向の位置が決まる。ケーシング23が段付き部24を有しているため、第1及び第2入力軸受27、31の予圧時にケーシング23に対する第2外輪33の軸方向の位置が決まる。
(7)その他の実施形態
本発明は係る上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形又は修正が可能である。以下に他の実施形態について説明する。
第1内輪28と第2内輪32との間にスペーサ41を配置することで、第1外輪29を付勢した際に、第1外輪29と第2外輪33とが接触するのを防止できる。入力軸4が段付き部5を有しているため、第1内輪28の入力軸4に対する軸方向の位置が決まる。ケーシング23が段付き部24を有しているため、第1及び第2入力軸受27、31の予圧時にケーシング23に対する第2外輪33の軸方向の位置が決まる。
(7)その他の実施形態
本発明は係る上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形又は修正が可能である。以下に他の実施形態について説明する。
1)アンギュラ玉軸受
前述の実施形態では、低廉な構造でスラスト力を受けケーシング23側へ導くことができるようにするために、通常の玉軸受を採用しているが、高価になってもよいのであれば図4のようにアンギュラ玉軸受47を採用してもよい。
前述の実施形態では、低廉な構造でスラスト力を受けケーシング23側へ導くことができるようにするために、通常の玉軸受を採用しているが、高価になってもよいのであれば図4のようにアンギュラ玉軸受47を採用してもよい。
2)適用範囲
前述の実施形態では、歯車機構7をはすば歯車で構成される遊星歯車にて記載したが、はすば歯車で構成された減速機3であれば、これに限定されない。
前述の実施形態では、歯車機構7をはすば歯車で構成される遊星歯車にて記載したが、はすば歯車で構成された減速機3であれば、これに限定されない。
3)付勢部材
前述の実施形態では、付勢部材を波形ワッシャ42にて記載したが、付勢力を有するものであれば、これに限定されない。
前述の実施形態では、付勢部材を波形ワッシャ42にて記載したが、付勢力を有するものであれば、これに限定されない。
2 モータ軸
3 減速機
4 入力軸
7 歯車機構
8 第1歯車機構
15 第2歯車機構
22 出力軸
23 ケーシング
26 入力軸受部
27 第1入力軸受
31 第2入力軸受
35 中間軸受部
38 出力軸受部
3 減速機
4 入力軸
7 歯車機構
8 第1歯車機構
15 第2歯車機構
22 出力軸
23 ケーシング
26 入力軸受部
27 第1入力軸受
31 第2入力軸受
35 中間軸受部
38 出力軸受部
Claims (8)
- モータの駆動力を受けて回転駆動する回転軸と、前記回転軸に連結され前記回転軸の回転数を減速するはすば歯車機構とを備えた減速機において、前記回転軸を支持するための軸受構造であって、
前記回転軸の回りに配置されたケーシングと、
前記回転軸と前記ケーシングとの間に配置され、前記回転軸を前記ケーシングに対して回転自在に支持するとともに、前記回転軸の軸方向の一方側へのスラスト力を受けて前記ケーシングへ導く第1軸受と、前記回転軸の軸方向の他方側へのスラスト力を受けて前記ケーシングへ導く第2軸受と、
を備えた軸受構造。 - 前記第1及び第2軸受は、前記回転軸に固定された内輪と、前記内輪の外周側に同軸状に配置された外輪と、前記内輪と前記外輪との間に回転自在に配置された複数の転動体とを備え、
前記外輪が、前記回転軸の軸方向へ付勢され、これらの少なくとも一方の前記外輪が前記ケーシングに対して固定されている、
請求項1に記載の軸受構造。 - 前記第1及び第2軸受の転動体は、その外周の一部が前記外輪及び内輪に対して当接し、かつ、前記外輪の当接位置から前記内輪の当接位置に至る直線方向が、前記回転軸の軸方向に対して傾斜角を成すように構成されている、
請求項2に記載の軸受構造。 - 前記第1及び第2軸受の外輪を前記回転軸の軸方向に付勢するための付勢部材を備える、
請求項2または3に記載の軸受構造。 - 前記ケーシングは、前記第1軸受または第2軸受の前記回転軸の軸方向の端面に対向する対向面を有し、
前記付勢部材は、前記対向面と前記端面との間に狭着された弾性体である、
請求項4に記載の軸受構造。 - 前記第1軸受の内輪と前記第2軸受の内輪との間に中間部材を備え、前記第1及び第2軸受の内輪同士が前記中間部材を介して当接している、
請求項2から5のいずれかに記載の軸受構造。 - 前記第1軸受は、前記第2軸受に対して前記軸方向の一方側に配置され、
前記回転軸は、前記第1軸受の内輪の前記軸方向の一方側の端面に当接して前記第1軸受の内輪の前記軸方向の一方側への移動を規制する第1当接面を有している、
請求項2から6のいずれかに記載の軸受構造。 - 前記第2軸受は、前記第1軸受に対して前記軸方向の他方側に配置され、
前記ケーシングは、前記第2軸受の外輪の前記軸方向の他方側の端面に当接して前記第1軸受の外輪の前記軸方向の他方側への移動を規制する第2当接面を有している、
請求項2から7のいずれかに記載の軸受構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004039511A JP2005233206A (ja) | 2004-02-17 | 2004-02-17 | 軸受構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004039511A JP2005233206A (ja) | 2004-02-17 | 2004-02-17 | 軸受構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005233206A true JP2005233206A (ja) | 2005-09-02 |
Family
ID=35016390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004039511A Pending JP2005233206A (ja) | 2004-02-17 | 2004-02-17 | 軸受構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005233206A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011052785A (ja) * | 2009-09-03 | 2011-03-17 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 遊星減速機 |
JP2014506108A (ja) * | 2010-12-16 | 2014-03-06 | バウミュラー ニュルンベルク ゲーエムベーハー | 特にポンプユニットの電気機械 |
JP2016200158A (ja) * | 2015-04-07 | 2016-12-01 | 日本精工株式会社 | 摩擦ローラ式増速機 |
CN109442025A (zh) * | 2018-12-22 | 2019-03-08 | 大可精密齿轮(浙江)有限公司 | 一种出力轴不易偏心旋转的减速箱 |
-
2004
- 2004-02-17 JP JP2004039511A patent/JP2005233206A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014506108A (ja) * | 2010-12-16 | 2014-03-06 | バウミュラー ニュルンベルク ゲーエムベーハー | 特にポンプユニットの電気機械 |
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