JP2010108217A - メモリインターフェース及びメモリインターフェースの動作方法 - Google Patents

メモリインターフェース及びメモリインターフェースの動作方法 Download PDF

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Abstract

【課題】データストローブ信号DQSとシステムクロックとの同期化を適切に実行する。
【解決手段】システムクロック同期化回路(19)と、システムクロック同期化回路(19)の前段に配置され、クロック供給バッファ(23)からデータストローブバッファ(16−1)までの伝達遅延を検出する遅延検出回路(18)とを具備するメモリインターフェース回路を構成する。遅延検出回路(18)は、システムクロック(SCLK、HSCLK、CK)の位相とデータストローブ信号(DQS)の位相との差に基づいて伝達遅延を示す位相差データ(P)を生成してシステムクロック同期化回路(19)に供給する。システムクロック同期化回路(19)は、位相差データ(P)に基づいて、システムクロック(SCLK、HSCLK、CK)をシフトさせたリードクロック(rclk)を生成し、リードクロック(rclk)に基づいて、データ(DQ)をロジック回路(27)に供給する供給タイミングを制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、メモリインターフェース及びメモリインターフェースの動作方法に関する。
情報処理技術の進歩に伴って、高速化、低消費電力化を可能にした半導体記憶装置が普及している。そのような半導体記憶装置において、高速データ通信を実現するために、データストローブ信号(DQS)を採用した半導体記憶装置に関する技術が知られている。データストローブ信号(DQS)を採用した半導体記憶装置としては、例えば、DDR(Double Data Rate)2 SDRAM(Synchronous DRAM)や、DDR3 SDRAMなど、データ転送レートがGbps帯の半導体記憶装置が例示される。
一般的に、そのような半導体記憶装置とCPUとの間には、それらの仲立ちをするメモリインターフェースが備えられている。そのメモリインターフェースは、実装基板の配線の引き回しを含んだ基板実装シミュレーションの結果に基づいて実装される。近年御願導体記憶装置では、データレート上昇によるシステムクロックの高速化や電源の低電圧化に伴い、シミュレーション結果にしたがった実装形態を実現しても、実層配線の相対精度や実装基板の温度等による入出力バッファの遅延時間のばらつきが発生することがある。このような不具合を解消するため、LSIを実装後に入出力バッファの個体差による遅延時間を調整できるメモリインターフェース回路が求められる。
例えば、データ転送レートがGbps帯のメモリに対するデータの読み書きを適切に行うには、そのメモリから出力されたリードデータを、内部のフリップフロップによりキャプチャーする部分、及び、そのフリップフロップからシステムクロックに同期化させる部分などの設計を適切に行うことが求められる。
その同期化したデータの有効範囲を決定するために、メモリコントローラから出力したクロックが、メモリ(SDRAM)を経由して、データストローブ信号DQSとしてメモリコントローラに戻ってくるまでのラウンドトリップディレイ(Round-Trip-Delay)を算出する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
図1は、特許文献1(特開2007−280289号公報)に記載の半導体装置の構成を示す回路図である。特許文献1には、ダブルデータレートのメモリとの間で伝送されるクロック信号CK、CK#及びデータストローブ信号DQSの到達時間を伝送路の反射波を利用して取得し、取得したクロック信号及びデータストローブ信号の到達時間に基づいて同期化するデータの有効範囲を求めるようにして、実際の実装及び接続環境に応じてシステムクロックに同期化するデータの有効範囲を決定できるようにする技術が記載されている。この技術によって、実際の実装及び接続環境に応じた、システムクロックに同期化したデータの有効範囲を正確に決定できるとしている。
また、特許文献2(特開2007−12166号公報)には、個体差または環境差による伝播特性の差を調整しうる半導体装置に関する技術が記載されている。また、特許文献3(特開2008−52335号公報)には、メモリやLSI等の半導体装置から出力されるストローブ信号及びストローブ信号に同期したデータ信号を受信し、データ信号をラッチするストローブ信号の位相シフト量を調整するインターフェース回路に関する技術が記載されている。
特開2007−280289号公報 特開2007−12166号公報 特開2008−52335号公報
従来の技術では、遅延時間を測定し、その測定結果に基づいて遅延時間を調整している。しかしながら、その従来の技術では、クロック信号やデータストローブ信号の遅延をそれらの伝送線路上の反射を用いて測定している。そのため、伝送線路上の到達時間とインターフェース側の入力バッファの遅延のみしか測定できず、メモリ側やインターフェース側の出力バッファ等の固定の遅延量や、通常のRead動作時の変動量であるジッタを考慮した測定を行うことができない。
出力バッファや、メモリの伝達時間を測定できないので、プロセスの出来栄えによる出力バッファの遅延変化や量産時にメモリのグレードを変えた場合など、想定されていない伝達時間の大きさによっては内部のシステムクロックと同期が取れず、システムとしてエラーが発生することがある。その場合、伝送線路や、IOバッファのジッタを低減するような再設計や、高性能のメモリが必要になる。
また、クロック信号とデータストローブ信号の遅延時間が個別に測定される。そのため、遅延時間の測定誤差が2倍に見えてしまう場合がある。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
上記の課題を解決するために、基準ノードを介して供給されるシステムクロック(SCLK、HSCLK、CK)を、伝送路(12)を介してメモリ(5)に送るクロック供給バッファ(23)と、前記メモリ(5)から供給されるデータストローブ信号(DQS)を受けるデータストローブバッファ(16−1)と、前記メモリ(5)から読み出されたデータ(DQ)を、前記システムクロック(SCLK、HSCLK、CK)に同期させてロジック回路(27)に供給するシステムクロック同期化回路(19)と、前記システムクロック同期化回路(19)の前段に配置され、前記クロック供給バッファ(23)から前記データストローブバッファ(16−1)までの伝達遅延を検出する遅延検出回路(18)とを具備するメモリインターフェース回路を構成する。
ここにおいて、前記遅延検出回路(18)は、前記システムクロック(SCLK、HSCLK、CK)の位相と前記データストローブバッファ(16−1)から出力される前記データストローブ信号(DQS)の位相との差に基づいて前記伝達遅延を示す位相差データ(P)を生成し、前記位相差データ(P)を前記システムクロック同期化回路(19)に供給する。
また、前記システムクロック同期化回路(19)は、前記位相差データ(P)に基づいて、前記システムクロック(SCLK、HSCLK、CK)をシフトさせたリードクロック(rclk)を生成し、前記リードクロック(rclk)に基づいて、前記データ(DQ)を前記ロジック回路(27)に供給する供給タイミングを制御する。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、メモリモジュールとメモリインターフェースとが基板に実装されたときに、その基板上の配線長等の実装形態によって可変する信号のFlight Time(伝達時間)に依存することなく、データストローブ信号DQSとシステムクロックSCLKとの同期をとることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施形態のメモリインターフェース11は、データストローブ信号に対応してデータの読み出しと書込みとが実行されるメモリに対し、そのデータの読み書きを制御する。本実施形態のメモリインターフェース11は、適用される機器に対する制限は無く、その機器に搭載されたメモリが、データストローブ信号に対応していればよい。したがって、以下の実施形態においては、メモリインターフェース11がコンピュータシステム1に搭載された場合を例示して、本実施形態の構成・動作について説明を行う。なお、本実施形態の構成・動作を説明するための図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
図2は、本実施形態のメモリインターフェース11を搭載したコンピュータシステム1の構成を例示するブロック図である。コンピュータシステム1は、メモリインターフェース11を含むチップセットに対応した情報処理装置であり、入力、出力、記憶、演算、制御などの機能を実現することができる。そのコンピュータシステム1は、CPU2と、メモリブリッジ3と、I/Oブリッジ4と、メモリ5と、グラフィックスカード6と、HDD7と、スイッチ8と、周辺機器9とローカルI/O10とを含んでいる。
CPU2は、本実施形態のコンピュータシステム1を構成する情報処理装置本体に備えられた中央演算処理装置である。CPU2は、コンピュータシステム1に備えられた各種装置の制御やデータの処理を行う。CPU2は、入力装置(図示されず)などから受け取ったデータを解釈して演算し、その演算結果を出力装置(図示されず)などに出力する。
メモリブリッジ3は、ノースブリッジとも呼ばれ、CPU2とメモリ5とを相互に接続してデータの橋渡し(Bridge)を行う。また、メモリブリッジ3は、CPU2と拡張バスとを相互に接続してデータの橋渡しを行う。I/Oブリッジ4は、サウスブリッジとも呼ばれ、各種のI/Oコントローラを統合し、拡張バスなどとのデータの橋渡しを行う。
メモリ5は、主記憶装置(メインメモリ)とも呼ばれ、コンピュータシステム1の内部でデータやプログラムを記憶する装置である。メモリ5は、CPU(中央処理装置)が直接読み書きできる領域を備えている。以下の実施形態においては、メモリ5が、DDR3 SDRAMなどの高速な半導体記憶装置である場合を例示する。
グラフィックスカード6は、コンピュータシステム1の出力装置(例えば、液晶ディスプレイ)に、画面を表示するための回路基板である。グラフィックスカード6は、メモリブリッジ3を介してCPU2に接続され、CPU2の命令に応答してユーザに画面を提供する。HDD7は、電源が遮断された後も情報を保持し続けることができる補助記憶装置である。本実施形態のコンピュータシステム1においては、補助記憶装置として、HDD7の他にフラッシュメモリなどの不揮発性半導体記憶装置を適用することもできる。周辺機器9は、スイッチ8を介してI/Oブリッジ4に接続される外部入出力装置である。ローカルI/O10は、コンピュータシステム1に固有の周辺装置である。
また、図2に示されているように、メモリブリッジ3は、メモリインターフェース11と、CPUインターフェースと、グラフィックインターフェースとを含んでいる。メモリインターフェース11は、メモリ5に接続され、メモリ5へのデータの書き込みと、メモリ5からのデータの読み出しとを制御する。CPUインターフェースは、CPU2に接続され、CPU2からの命令を受け取ったり、CPU2へデータを供給したりする。グラフィックインターフェースは、グラフィックスカード6に接続され、グラフィックスカード6への画像データの供給を制御する。
図3は、本実施形態のメモリインターフェース11と、そのメモリインターフェース11に接続されるメモリ5の構成を例示する回路図である。メモリインターフェース11は、伝送線路を介してメモリ5に接続されている。その伝送線路は、メモリ5とメモリインターフェース11との間で行われるデータ通信を適切に実行するように構成されている。クロック電送路12は、メモリインターフェース11を介して供給されるクロックCKを、メモリ5に伝送する。データストローブ伝送路13は、メモリ5とメモリインターフェース11との間で送受信されるデータストローブ信号DQSを、伝送する。データ伝送路14は、メモリ5とメモリインターフェース11との間で送受信されるデータ信号DQを、伝送する。
メモリ5は、クロックバッファ15と、データストローブ送受信回路16と、データ送受信回路17とを備えている。クロックバッファ15は、クロック電送路12を介して送られてくるクロックCKを、メモリ5の内部に供給している。
データストローブ送受信回路16は、第1データストローブバッファ16−1と第2データストローブバッファ16−2とを含んでいる。第1データストローブバッファ16−1は、メモリ5の内部から送られてくるデータストローブ信号DQSをデータストローブ伝送路13を介してメモリインターフェース11に供給している。第2データストローブバッファ16−2は、データストローブ伝送路13を介して送られてくるデータストローブ信号DQSを、メモリ5の内部に供給している。
データ送受信回路17は、第1データバッファ17−1と第2データバッファ17−2とを含んでいる。第1データバッファ17−1は、メモリ5の内部から送られてくるデータ信号DQを、データ伝送路14を介してメモリインターフェース11に供給している。第2データバッファ17−2は、データ伝送路14を介して送られてくるデータ信号DQを、メモリ5の内部に供給している。
メモリインターフェース11は、遅延検出回路18と、システムクロック同期化回路19と、シリアル/パラレル変換回路24と、パラレル/シリアル変換回路25と、DLL26と、ロジック部27と、ロジック部28と、分周回路29とPLL31と、インバータ32と、第1OR回路33と、第1AND回路34とを備えている。
遅延検出回路18は、信号生成回路36と、期待値照合回路37と、演算回路38とを含んでいる。遅延検出回路18は、インバータ32の入力端と第1AND回路34の入力端に接続されている。インバータ32の出力端は、第1OR回路33の入力端に説即されている。そして、第1AND回路34の出力端と第1OR回路33の出力端は、遅延検出回路18に接続されている。
遅延検出回路18は、第1AND回路34から供給される第1マスクデータストローブMASKDQSと、第1OR回路33から供給される第2マスクデータストローブMASKDQS1とを受け取っている。また、遅延検出回路18は、PLL31に接続されている。遅延検出回路18は、そのPLL31から供給されるハイスピードクロックHSCLKを受け取っている。また、遅延検出回路18は、システムクロック同期化回路19に接続され、遅延検出を実行した実行結果を、そのシステムクロック同期化回路19に供給している。
システムクロック同期化回路19は、Elastic Bufferなどの回路で構成されている。システムクロック同期化回路19は、上述の遅延検出回路18と、シリアル/パラレル変換回路24と、分周回路29と、PLL31と、ロジック部27とに接続されている。シリアル/パラレル変換回路24は、メモリ5から送られてくるデータ信号DQ(シリアルデータ)を、パラレルデータに変換してシステムクロック同期化回路19に渡している。また、システムクロック同期化回路19は、システムクロックSCLKと、ハイスピードクロックHSCLKとを受け取っている。そのシステムクロック同期化回路19は、シリアル/パラレル変換回路24から供給される初期読み出しデータRDrを、遅延検出回路18が遅延検出を実行した実行結果に基づいて、システムクロックSCLKに同期させる動作を実行する。
パラレル/シリアル変換回路25は、ロジック部28から送られるパラレルデータを、データ信号DQ(シリアルデータ)に変換している。DLL26は、第1AND回路34の出力端に接続され、第1AND回路34から供給される第1マスクデータストローブMASKDQSの位相を制御した後、シリアル/パラレル変換回路24に供給している。ロジック部27は、システムクロック同期化回路19と分周回路29とに接続され、そのシステムクロック同期化回路19から供給されるデータを、システムクロックSCLK同期して受け取っている。
また、メモリインターフェース11は、データ送受信回路21と、データストローブ送受信回路22と、クロックバッファ23とを備えている。データ送受信回路21は、第1データバッファ21−1と第2データバッファ21−2とを含んでいる。第1データバッファ21−1は、データ伝送路14を介してメモリ5から送られるデータ信号DQを受けとり、そのデータ信号DQをシリアル/パラレル変換回路24に供給している。第2データバッファ21−2は、パラレル/シリアル変換回路25から供給されるデータ信号DQを、データ伝送路14を介してメモリ5に送る。
データストローブ送受信回路22は、第1ダーテストローブバッファ22−1と第2データストローブバッファ22−2とを含んでいる。第1ダーテストローブバッファ22−1は、データストローブ伝送路13を介してメモリ5から送られるデータストローブ信号DQSを受けとり、そのデータストローブ信号DQSを第1AND回路34に供給している。第2データストローブバッファ22−2は、PLL31から供給されるハイスピードクロックHSCLKを、データストローブ伝送路13を介してメモリ5に送っている。
クロックバッファ23は、PLL31から供給されるハイスピードクロックHSCLKを、クロックCKとしてクロック電送路12を介してメモリ5に送っている。クロックバッファ23は、その入力端から出力端に至る経路を通る信号に、伝搬遅延時間Tpd0に対応した遅延を生じさせる。クロック電送路12は、そのクロック電送路12を伝わる信号に、伝搬遅延時間Tpd1に対応した遅延を生じさせる。クロックバッファ15と第1データストローブバッファ16−1とを含む経路は、そのクロックバッファ15の入力端から、その第1データストローブバッファ16−1の出力端に至る経路で、伝搬遅延時間Tpd2に対応した遅延を生じさせる。データストローブ伝送路13は、そのデータストローブ伝送路13を伝わる信号に、伝搬遅延時間Tpd3に対応した遅延を生じさせる。第1ダーテストローブバッファ22−1は、その入力端から出力端に至る経路を通る信号に、伝搬遅延時間Tpd4に対応した遅延を生じさせる。
図4は、遅延検出回路18の内部の信号生成回路36と期待値照合回路37との構成を例示するブロック図である。図4に示されているように、信号生成回路36は、ハイスピードクロックHSCLKと、外部からの命令に基づいて、内部で基準マスク信号生成命令MASK_negと反転基準マスク信号生成命令MASK_posとを生成する。また、その基準マスク信号生成命令MASK_negと反転基準マスク信号生成命令MASK_posとに基づいて、基準マスク信号MASK_rawとマスク信号MASKを生成する。また、信号生成回路36は、基準マスク信号MASK_rawを、上述の第1OR回路33の前段のインバータ32に供給する。そして、信号生成回路36は、マスク信号MASKを上述の第1AND回路34に供給する。
第1AND回路34は、そのマスク信号MASKと、第1ダーテストローブバッファ22−1から供給されるデータストローブ信号DQSとに応答して、第1マスクデータストローブMASKDQSを出力する。第1OR回路33は、反転した基準マスク信号MASK_rawと、第1ダーテストローブバッファ22−1から供給されるデータストローブ信号DQSとに応答して、第2マスクデータストローブMASKDQS1を出力する。
期待値照合回路37は、第1シフトレジスタと第2シフトレジスタとを備えている。第1シフトレジスタは、第1マスクデータストローブMASKDQSに基づいて値を保持し、その保持する値をシフトデータストローブshift_dqstとして出力する。第2シフトレジスタは、第2マスクデータストローブMASKDQS1に基づいて値を保持し、その保持する値を反転シフトデータストローブshift_dqsbとして出力する。
図5は、システムクロック同期化回路19の構成を例示するブロック図である。システムクロック同期化回路19は、シリアル/パラレル変換回路24の後段に配置され、そのシリアル/パラレル変換回路24から供給されるパラレルデータを受け取っている。図5に示されているように、システムクロック同期化回路19は、位相シフタ41と、第1データ保持回路42と、第2データ保持回路43とを備えている。第1データ保持回路42は、シリアル/パラレル変換回路24から供給される初期読み出しデータRDrを、読み出しクロックrclkに応答してラッチしている。第2データ保持回路43は、その第1データ保持回路42に保持されているデータを、システムクロックSCLKに応答してラッチしている。位相シフタ41は、第1データ保持回路42に供給する読み出しクロックrclkを生成している。位相シフタ41は、遅延検出回路18が遅延検出を実行した実行結果に基づいて、読み出しクロックrclkを生成する。
図6は、位相シフタ41の構成を例示するブロック図である。位相シフタ41は、レジスタ群44と、セレクタ群45とを含んでいる。図6に示されているように、位相シフタ41は、遅延検出回路18が遅延検出を実行した実行結果を、システムクロックSCLKに対する位相シフト量に変換して、SetupとHoldとを満たす位置に読み出しクロックrclkをシフトさせている。
図7は、本実施形態のメモリインターフェース11の動作の概要を例示するフローチャートである。図7に示されているように、ステップS101において、データストローブ信号DQSの最初のFall Edgeを検出する。ステップS102において、データストローブ信号DQSの最後のRise Edge(データストローブ信号DQSの有効範囲)を検索する。
図8は、上述のステップS101またはステップS102における動作の詳細を例示するフローチャートである。図8のS201に示されているように、このときの動作を、ハイスピードクロックHSCLKでシフトさせたマスク信号MASKを用いて、同じシフト位置でRead動作を実行する。ステップS202において、規格で規定されているジッタ測定時間N回のRead動作を繰り返したか否かの判断を行う。その判断の結果、ジッタ測定時間N回のRead動作が完了した場合、マスク信号MASKのシフトが完了したか否かの判断を行う(ステップS203、S204)。マスク信号MASKのシフトが完了した場合、処理は図7のステップS103に進む。
図7に戻り、ステップS103において、データストローブ信号DQSとシステムクロックSCLKの位相差を求める。ステップS103の動作は、データストローブ信号DQSをマスクしたことによる、そのデータストローブ信号DQSのエッジの数の変化(消失数)と、シフト位置に基づいて実行される。
これによって、システムクロック同期化回路19において、Setup/Holdを満たしたシステムクロックへの受け渡し時間を、ジッタを考慮した状態で最小に設定できる。そのため、システムのRead要求に対する応答時間を安全/最速にすることができる。
図9は、データストローブ信号DQSのFallを検出する動作を例示するタイミングチャートである。図9に示されているように、1バーストのRead要求を繰り返し、マスク信号MASKをシフトさせていく。マスク信号MASKのシフト動作に応答して、DQSのFallを検出し、システムクロックであるハイスピードクロックHSCLKの間隔でマスク信号MASKの開始位置を決定する。
Fall数のカウントは、上述の期待値照合回路37の第1シフトレジスタの値(シフトデータストローブshift_dqst[3:0])によって行われる。図9を参照すると、マスク信号MASKのシフト位置を移動すると、初期値は“0000”となっている。このとき、マスク信号MASKに応答して有効になっているデータストローブ信号DQSのパルス分、第1レジスタを構成する記憶回路に1が入る。よって、この値が0111から1111になった所がマスク信号MASKの開始位置となる。
図10は、データストローブ信号DQSのRiseを検出する動作を例示するタイミングチャートである。図10に示されているように、Fallを検出する動作と同様に、データストローブ信号DQSのRiseを検出する。システムクロックであるハイスピードクロックHSCLKの間隔でマスク信号MASKの解除位置を決定する。マスク信号MASKの解除位置は、上述の期待値照合回路37の第2シフトレジスタの値(反転シフトデータストローブshift_dqsb[3:0])が、“1111”から“0111”になった場所より、1パルス分(0.5tCK)手前になる。
図11は、上述のRiseとFallのエッジ検出中に実行される期待値照合の動作を例示するタイミングチャートである。上述のように、本実施形態では、データストローブ信号DQSのRiseとFallのエッジ検出の動作を、1つのシフトにつき、N回(Nは、規格で規定されているJitterの測定時間に対応する数)Read動作を繰り返している。例えば、DDR3 SDRAMでは、規定されている200回のRead動作を実行する。このとき、期待値照合を実行し、シフトデータストローブshift_dqst[3:0]と、反転シフトデータストローブshift_dqsb[3:0]との期待値の集計を行い、ジッタ要因で期待値になったりならなかったりする不確定区間を除去する。
図12は、本実施形態のメモリインターフェース11によるデータの読み出し動作を例示するタイミングチャートである。上述してきたように、データストローブ信号DQSのはじめのRiseの位置と、データストローブ信号DQSの最後のFallの位置の2つの測定結果により、マスク信号MASK=1バーストのデータストローブ信号DQSの有効範囲が決定される。図12を参照すると、そのデータストローブ信号DQSの有効範囲に基づいて、システムクロックSCLKと、データストローブ信号DQSクロックドメインのシリアル/パラレル変換回路24のデータの出力タイミングの位相差を示す位相差データP[n:0]が特定される。この値を、システムクロック同期化回路19のシステムクロックSCLKに対する位相シフト量に変換して、SetupとHoldを満たす位置に読み出しクロックrclkをシフトさせる。その読み出しクロックrclkによってデータストローブ信号DQSドメインでパラレル変換されたデータ(初期読み出しデータRDr[7:0])をラッチし、システムクロックSCLKで再度受けなおしてシステムクロックSCLKで同期したデータ(読み出しデータRDs[7:0])を生成する。
[比較例]
以下に、本実施形態に対する理解を容易にするための比較例につい説明を行う。図13は、本実施形態の構成を適用していないメモリインターフェースの動作を例示するタイミングチャートである。図13には、理想的な実装が行われた場合の動作と、非理想的な実装が行われた場合の動作を対比して示している。
第1実装形態に対応するタイミングチャートは、理想的なデータの読み出し動作を示している。例えば、IOバッファの遅延時間(伝搬遅延時間Tpd0や伝搬遅延時間Tpd4)や、伝送線路での遅延時間(伝搬遅延時間Tpd1や伝搬遅延時間Tpd3)が短い場合や、メモリの応答による遅延時間(例えば、伝搬遅延時間Tpd2)が短い場合には、そのタイミングチャートに示される動作となる。図13を参照すると、その理想的なデータの読み出し動作の場合、1[tCK]以内で、データの読み出しの応答が完結することとなる。
しかしながら、LSIの実装形態などに起因して理想的なデータの読み出し動作が行えない場合がある。第2実装形態に対応するタイミングチャートは、非理想的なデータの読み出し動作を示している。例えば、IOバッファの遅延時間(伝搬遅延時間Tpd0や伝搬遅延時間Tpd4)や、伝送線路での遅延時間(伝搬遅延時間Tpd1や伝搬遅延時間Tpd3)が長い場合や、メモリの応答による遅延時間(例えば、伝搬遅延時間Tpd2)が長い場合には、そのタイミングチャートに示される動作となる。図13を参照すると、その場合、システムクロック1周期を超えても、データ簿読み出しの応答が完結しないこととなる。
本実施形態のメモリインターフェース11を適用することにとって、上記のような不具合を解消することがかのうである。メモリインターフェース11はPLLの後段を基準点ノードとした場合などに、その基準ノードから、第1マスクデータストローブMASKDQSが出力される出力端までの経路の遅延を、インターフェース側に内臓した遅延検出回路18によって検出している。それによって、基板上の配線長等の実装形態によって可変する信号のFlight Time(伝達時間)を測定することが可能となっている。メモリインターフェース11は、その測定結果に基づいて、読み出しデータと内部クロックとを同期させるので、Readの応答時間が最小になる設定が自動的に実行される。
したがって、本実施形態のメモリインターフェース11は、あらかじめ通常使用する前に遅延検出テストフローを実行することによって、伝達遅延を実装形態ごとに個別に測定し、その結果から内部回路をその遅延値に対応させることができる。そのため、基板の再設計が必要なくなり、コストの削減に有効である。また、伝達遅延を実装形態ごとに個別に測定し、その結果から内部回路をその遅延値に対応させることで、設計当初のメモリのグレードを量産時に変更可能となる。さらに、本実施形態のメモリインターフェース11は、ランダムジッタ等のジッタ成分まで考慮している。そのため設計時の過剰マージンが不要となり、DDRインターフェースのシステム設計の簡易化に有効である。
以上、本願発明の実施の形態を具体的に説明した。本願発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
図1は、従来の半導体装置の構成を示す回路図である。 図2は、本実施形態のコンピュータシステム1の構成を例示するブロック図である。 図3は、本実施形態のメモリインターフェース11とメモリ5の構成を例示する回路図である。 図4は、信号生成回路36と期待値照合回路37との構成を例示するブロック図である。 図5は、システムクロック同期化回路19の構成を例示するブロック図である。 図6は、位相シフタ41の構成を例示するブロック図である。 図7は、本実施形態のメモリインターフェース11の動作の概要を例示するフローチャートである。 図8は、ステップS101またはステップS102における動作を例示するフローチャートである。 図9は、データストローブ信号DQSのFallを検出する動作を例示するタイミングチャートである。 図10は、データストローブ信号DQSのRiseを検出する動作を例示するタイミングチャートである。 図11は、期待値照合の動作を例示するタイミングチャートである。 図12は、データの読み出し動作を例示するタイミングチャートである。 図13は、本実施形態の構成を適用していないメモリインターフェースの動作を例示するタイミングチャートである。
符号の説明
1…コンピュータシステム
2…CPU
3…メモリブリッジ
4…I/Oブリッジ
5…メモリ
6…グラフィックスカード
7…HDD
8…スイッチ
9…周辺機器
10…ローカルI/O
11…メモリインターフェース
12…クロック電送路
13…データストローブ伝送路
14…データ伝送路
15…クロックバッファ
16…データストローブ送受信回路
16−1…第1データストローブバッファ
16−2…第2データストローブバッファ
17…データ送受信回路
17−1…第1データバッファ
17−2…第2データバッファ
18…遅延検出回路
19…システムクロック同期化回路
21…データ送受信回路
21−1…第1データバッファ
21−2…第2データバッファ
22…データストローブ送受信回路
22−1…第1ダーテストローブバッファ
22−2…第2データストローブバッファ
23…クロックバッファ
24…シリアル/パラレル変換回路
25…パラレル/シリアル変換回路
26…DLL
27…ロジック部
28…ロジック部
29…分周回路
31…PLL
32…インバータ
33…第1OR回路
34…第1AND回路
35…演算回路
36…信号生成回路
37…期待値照合回路
38…演算回路
41…位相シフタ
42…第1データ保持回路
43…第2データ保持回路
44…レジスタ群
45…セレクタ群
DQ…データ信号
DQS…データストローブ信号
CK…クロック
SCLK…システムクロック
HSCLK…ハイスピードクロック
Tpd0…伝搬遅延時間
Tpd1…伝搬遅延時間
Tpd2…伝搬遅延時間
Tpd3…伝搬遅延時間
Tpd4…伝搬遅延時間
MASK…マスク信号
MASK_raw…基準マスク信号
MASK_neg…基準マスク信号生成命令
MASK_pos…反転基準マスク信号生成命令
MASKDQS…第1マスクデータストローブ
MASKDQS1…第2マスクデータストローブ
P…位相差データ
RDr…初期読み出しデータ
RDs…読み出しデータ
rclk…読み出しクロック
shift_dqst…シフトデータストローブ
shift_dqsb…反転シフトデータストローブ

Claims (18)

  1. 基準ノードを介して供給されるシステムクロックを、伝送路を介してメモリに送るクロック供給バッファと、
    前記メモリから供給されるデータストローブ信号を受けるデータストローブバッファと、
    前記メモリから読み出されたデータを、前記システムクロックに同期させてロジック回路に供給するシステムクロック同期化回路と、
    前記システムクロック同期化回路の前段に配置され、前記クロック供給バッファから前記データストローブバッファまでの伝達遅延を検出する遅延検出回路と
    を具備し、
    前記遅延検出回路は、
    前記システムクロックの位相と前記データストローブバッファから出力される前記データストローブ信号の位相の差に基づいて前記伝達遅延を示す位相差データを生成し、前記位相差データを前記システムクロック同期化回路に供給し、
    前記システムクロック同期化回路は、
    前記位相差データに基づいて、前記システムクロックをシフトさせたリードクロックを生成し、前記リードクロックに基づいて、前記データを前記ロジック回路に供給する供給タイミングを制御する
    メモリインターフェース回路。
  2. 請求項1に記載のメモリインターフェース回路において、
    前記遅延検出回路は、
    前記データストローブ信号を非活性化させるマスク信号に基づいて前記データストローブ信号の立ち上がりタイミングと立ち下りタイミングとを特定し、
    特定された前記立ち上がりタイミングと前記立ち下りタイミングとによって決定する前記データストローブ信号の有効範囲に基づいて前記位相差データを生成する
    メモリインターフェース回路。
  3. 請求項2に記載のメモリインターフェース回路において、
    前記遅延検出回路は、
    演算回路と、
    信号生成回路と、
    期待値照合回路と
    を備え、
    前記信号生成回路は、
    マスク信号生成命令に応答して、前記マスク信号と、前記マスク信号の基準となる基準マスク信号とを生成し、
    前記マスク信号を段階的にシフトしてシフトマスク信号を生成し、
    前記期待値照合回路は、
    前記シフトマスク信号のタイミングに応じて前記データストローブ信号をシフトさせたシフト結果に基づいて、前記データストローブ信号の立ち下りタイミングを特定する
    メモリインターフェース回路。
  4. 請求項3に記載のメモリインターフェース回路において、
    前記信号生成回路は、
    前記基準マスク信号を段階的にシフトしてシフト基準マスク信号を生成し、
    前記期待値照合回路は、
    前記シフト基準マスク信号のタイミングに応じて前記データストローブ信号をシフトさせたシフト結果に基づいて、前記データストローブ信号の立ち上がりタイミングを特定する
    メモリインターフェース回路。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載のメモリインターフェース回路において、
    前記システムクロック同期化回路は、
    前記位相差データに基づいて前記システムクロックをシフトさせる位相シフト量を特定し、前記位相シフト量に基づいて、前記リードクロックを生成する
    メモリインターフェース回路。
  6. 請求項5に記載のメモリインターフェース回路において、
    前記システムクロック同期化回路は、
    前記リードクロックを生成する位相シフト回路と、
    シリアル/パラレル変換回路から供給されるパラレルデータを、前記リードクロックに応答して読み出す読み出し回路と
    を備え、
    前記位相シフト回路は、
    前記システムクロックの位相を段階的にシフトさせて位相の異なる複数のクロックを生成するフリップフロップ群と、
    前記位相差データに応答して、前記複数のクロックから所望のクロックを選択する選択回路と
    を含み、
    前記位相シフト回路は、
    前記選択されたクロックを、前記リードクロックとして前記読み出し回路に供給する
    メモリインターフェース回路。
  7. (a)基準ノードを介して供給されるシステムクロックを、クロック供給バッファを経由してメモリに送るステップと、
    (b)前記メモリから供給されるデータストローブ信号を、データストローブバッファで受けるステップと、
    (c)前記クロック供給バッファから前記データストローブバッファまで至る伝達遅延を、前記システムクロック同期化回路の前段に配置された遅延検出回路で検出するステップと、
    (d)前記メモリから読み出されたデータを、システムクロック同期化回路で前記システムクロックに同期させてロジック回路に供給するステップと、
    を具備し、
    前記(c)ステップは、
    前記システムクロックの位相と前記データストローブバッファから出力される前記データストローブ信号の位相との差に基づいて前記伝達遅延を示す位相差データを生成するステップと、
    前記位相差データを前記システムクロック同期化回路に供給するステップと
    を含み、
    前記(d)ステップは、
    前記位相差データに基づいて、前記システムクロックをシフトさせたリードクロックを生成するステップと、
    前記リードクロックに基づいて、前記データを前記ロジック回路に供給する供給タイミングを制御するステップと
    を含む
    メモリインターフェース回路の動作方法。
  8. 請求項7に記載のメモリインターフェース回路の動作方法において、
    前記(c)ステップは、
    前記データストローブ信号を非活性化させるマスク信号に基づいて前記データストローブ信号の立ち上がりタイミングと立ち下りタイミングとを特定するステップと、
    特定された前記立ち上がりタイミングと前記立ち下りタイミングとによって決定する前記データストローブ信号の有効範囲に基づいて前記位相差データを生成するステップと
    を含む
    メモリインターフェース回路の動作方法。
  9. 請求項8に記載のメモリインターフェース回路の動作方法において、
    前記(c)ステップは、
    マスク信号生成命令に応答して、前記マスク信号と前記マスク信号の基準となる基準マスク信号とを生成するステップと、
    前記マスク信号を段階的にシフトしてシフトマスク信号を生成するステップと、
    前記シフトマスク信号のタイミングに応じて前記データストローブ信号をシフトさせたシフト結果に基づいて、前記データストローブ信号の立ち下りタイミングを特定するステップと
    を含む
    メモリインターフェース回路の動作方法。
  10. 請求項9に記載のメモリインターフェース回路の動作方法において、
    前記(c)ステップは、さらに、
    前記基準マスク信号を段階的にシフトしてシフト基準マスク信号を生成するステップと、
    前記シフト基準マスク信号のタイミングに応じて前記データストローブ信号をシフトさせたシフト結果に基づいて、前記データストローブ信号の立ち上がりタイミングを特定するステップと
    を含む
    メモリインターフェース回路の動作方法。
  11. 請求項7から10のいずれか1項に記載のメモリインターフェース回路の動作方法において、
    前記(d)ステップは、
    前記位相差データに基づいて前記システムクロックをシフトさせる位相シフト量を特定するステップと、
    前記位相シフト量に基づいて、前記リードクロックを生成するステップと
    を含む
    メモリインターフェース回路の動作方法。
  12. 請求項11に記載のメモリインターフェース回路の動作方法において、
    前記(d)ステップは、
    前記システムクロックの位相を段階的にシフトさせて位相の異なる複数のクロックを生成するステップと、
    前記位相差データに応答して、前記複数のクロックから所望のクロックを選択するステップと、
    前記選択されたクロックを、前記リードクロックとして前記読み出し回路に供給するステップと、
    シリアル/パラレル変換回路から供給されるパラレルデータを、前記リードクロックに応答して読み出すステップと
    を含む
    メモリインターフェース回路の動作方法。
  13. メモリクロックに同期して動作するメモリモジュールと、
    システムクロックに同期して動作するロジック回路と、
    前記メモリモジュールと前記ロジック回路との間に設けられるメモリインターフェース回路と
    を具備し、
    前記メモリインターフェース回路は、
    基準ノードを介して供給されるシステムクロックを、伝送路を介してメモリに送るクロック供給バッファと、
    前記メモリから供給されるデータストローブ信号を受けるデータストローブバッファと、
    前記メモリから読み出されたデータを、前記システムクロックに同期させてロジック回路に供給するシステムクロック同期化回路と、
    前記システムクロック同期化回路の前段に配置され、前記クロック供給バッファから前記データストローブバッファまでの伝達遅延を検出する遅延検出回路と
    を具備し、
    前記遅延検出回路は、
    前記システムクロックの位相と前記データストローブバッファから出力される前記データストローブ信号の位相との差に基づいて前記伝達遅延を示す位相差データを生成し、前記位相差データを前記システムクロック同期化回路に供給し、
    前記システムクロック同期化回路は、
    前記位相差データに基づいて、前記システムクロックをシフトさせたリードクロックを生成し、前記リードクロックに基づいて、前記データを前記ロジック回路に供給する供給タイミングを制御する
    情報処理装置。
  14. 請求項13に記載の情報処理装置において、
    前記遅延検出回路は、
    前記データストローブ信号を非活性化させるマスク信号に基づいて前記データストローブ信号の立ち上がりタイミングと立ち下りタイミングとを特定し、
    特定された前記立ち上がりタイミングと前記立ち下りタイミングとによって決定する前記データストローブ信号の有効範囲に基づいて前記位相差データを生成する
    情報処理装置。
  15. 請求項14に記載の情報処理装置において、
    前記遅延検出回路は、
    演算回路と、
    信号生成回路と、
    期待値照合回路と
    を備え、
    前記信号生成回路は、
    マスク信号生成命令に応答して、前記マスク信号と、前記マスク信号の基準となる基準マスク信号とを生成し、
    前記マスク信号を段階的にシフトしてシフトマスク信号を生成し、
    前記期待値照合回路は、
    前記シフトマスク信号のタイミングに応じて前記データストローブ信号をシフトさせたシフト結果に基づいて、前記データストローブ信号の立ち下りタイミングを特定する
    情報処理装置。
  16. 請求項15に記載の情報処理装置において、
    前記信号生成回路は、
    前記基準マスク信号を段階的にシフトしてシフト基準マスク信号を生成し、
    前記期待値照合回路は、
    前記シフト基準マスク信号のタイミングに応じて前記データストローブ信号をシフトさせたシフト結果に基づいて、前記データストローブ信号の立ち上がりタイミングを特定する
    情報処理装置。
  17. 請求項13から16のいずれか1項に記載の情報処理装置において、
    前記システムクロック同期化回路は、
    前記位相差データに基づいて前記システムクロックをシフトさせる位相シフト量を特定し、前記位相シフト量に基づいて、前記リードクロックを生成する
    情報処理装置。
  18. 請求項17に記載の情報処理装置において、
    前記システムクロック同期化回路は、
    前記リードクロックを生成する位相シフト回路と、
    シリアル/パラレル変換回路から供給されるパラレルデータを、前記リードクロックに応答して読み出す読み出し回路と
    を備え、
    前記位相シフト回路は、
    前記システムクロックの位相を段階的にシフトさせて位相の異なる複数のクロックを生成するフリップフロップ群と、
    前記位相差データに応答して、前記複数のクロックから所望のクロックを選択する選択回路と
    を含み、
    前記位相シフト回路は、
    前記選択されたクロックを、前記リードクロックとして前記読み出し回路に供給する
    情報処理装置。
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