JP5005928B2 - インタフェース回路及びそのインタフェース回路を備えた記憶制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記憶装置から出力されたデータを該データと共に出力されたストローブ信号に同期させて取り込むインタフェース回路及びそのインタフェース回路を備えた記憶制御装置に関する。
デバイス間のデータインタフェース手法として、デバイス間で位相制御された単一のクロックを用いて当該クロックに同期させてデータを送受信する手法と、受信側デバイスが送信側デバイスから出力されたストローブ信号に基づいて当該データを内部に取り込む手法とがある。そして、後者のデータインタフェースとしては、例えば、ハードディスクにおけるウルトラDMA、DDR(ダブルデータレート)−SDRAM、DDR2−SDRAM等がある。これらのインタフェースのうち、ウルトラDMAについては、たとえウルトラDMA100であってもストローブ信号の周波数は最大50MHzであることから、ハードディスクインタフェースをもつASIC(Application Specific Integrated Circuit)設計においてデータの受信はそれほど困難ではない。しかし、DDR−SDRAMの場合は、400MHzや266MHz等の高速なストローブ信号に同期してデータを受信しなくてはならないこと、及びストローブ信号とデータのタイミング規定が厳しいことなどから、ASIC設計において専用の機構を用いなければデータの受信が困難である。さらに、DDR2−SDRAMの場合は、400MHz以上のストローブ信号に同期してデータを受け取らなければならないため、データの受信はより困難になる。
上記の問題を解決するための手法として、例えば非特許文献1に記載されているようなDLL(Delay Locked Loop)を用いる手法が知られている。図11は、この手法を用いたデータ受信デバイスのインタフェース回路101の構成例を示している。図11に示されるように、DLL回路102の内部において、遅延回路103は、DLL回路102の外部から入力されたクロック信号CK0を、該クロック信号CK0の周期に等しい時間だけ遅延させて位相比較器104に出力する。位相比較器104は、クロック信号CK0の位相と遅延回路103を通過したクロック信号の位相とを比較して、その比較結果を出力する。遅延制御回路105は、上記比較結果から、クロック信号CK0の周期に等しい遅延時間に対応した遅延設定値Avを算出し、遅延回路103と遅延設定値算出回路106とにそれぞれ出力する。遅延設定値算出回路106は、遅延制御回路105によって算出された遅延設定値Avと外部から与えられたギア比設定値GV0とから、ストローブ信号DQS00を遅延させるための遅延設定値Bvを算出して遅延回路107に出力する。遅延回路107は、入力されたストローブ信号DQS00を、遅延設定値算出回路106から出力された遅延設定値Bvに基づいて遅延させ、補正ストローブ信号DQS01として出力する。補正ストローブ信号DQS01は、バッファ108〜110を介して複数のフリップフロップFF00〜FF03にそれぞれ入力される。
ここで、ギア比設定値GV0が例えば45%であるならば、遅延設定値算出回路106は、クロック信号CK0の周期の45%の遅延時間に相当する遅延値を遅延設定値Bvとして遅延回路107に設定する。また、遅延回路107は、入力されたストローブ信号DQS00を当該遅延値だけ遅延させて出力する。なお、上述の説明は、各遅延回路103,107が、同じ構成の遅延回路であることが前提である。これらの遅延回路103,107は、ギア比設定値GV0が0%であっても、少しではあるが遅延値を備える。最小遅延回路Md00〜Md03は、ギア比設定値GV0が0%である場合の各遅延回路103,107の遅延値と同一の遅延値を有する。
以下に、インタフェース回路101の動作を説明する。なお、以下では、遅延回路107による遅延を明確にするために、各データ入力端子T00〜T03から各最小遅延回路Md00〜Md03までのバッファによる遅延、及びストローブ信号入力端子ST0から遅延回路107までのバッファによる遅延は考慮していない。図12は、図11のインタフェース回路101においてギア比設定値GV0が25%である場合の各データDQ00〜DQ03の受信タイミングを説明するためのタイミングチャートである。図12に示されるように、遅延回路107は、ストローブ信号DQS00を、クロック信号CK0の周期tckwの25%に相当する遅延時間tdだけ遅延させて出力する。
次に、図13を用いて図11に示されたインタフェース回路101の全体的な動作について説明する。図13(a)は、インタフェース回路101の理想的な動作タイミングを示している。図13(a)に示されるように、各データDQ00〜DQ03は、対応する各端子T00〜T03に入力されてから最小遅延回路Md00〜Md03を介してフリップフロップFF00〜FF03に至るまでの間に時間TDDだけ遅延する。また、ストローブ信号DQS00は、遅延回路107によって時間TD1だけ遅延される。ここで、遅延回路107は、入力信号を所定の単位時間だけそれぞれ遅延させる複数の部分遅延素子からなり、ストローブ信号DQS00の遅延時間は、そのストローブ信号DQS00が通過した部分遅延素子の個数によって決まる。このような構成により、ストローブ信号DQS00を遅延させて得られるストローブ信号DQS01にはジッタJ1が存在する。
ASIC設計においては、複数のデータDQ00〜DQ03間で遅延時間TDDが一定になることが必要である。従って、従来のインタフェース回路101では、図11に示されるように、各フリップフロップFF00〜FF03は、遅延時間TDDの差が無いように、対応する各最小遅延回路Md00〜Md03の近傍にそれぞれ配置されていた。また、ストローブ信号DQS01のスキューが小さくなるように、遅延回路107と各フリップフロップFF00〜FF03との間でクロックツリーシンセシスが実施されていた。
"DDR SDRAM Functionality and Controller Read Data Capture" Micron Design Line,vol.8,Issue.3,3Q99
しかしながら、従来のインタフェース回路101においては、遅延回路107から各フリップフロップFF00〜FF03までの距離がそれぞれ長くなり、ストローブ信号DQS01に遅延が生じるという問題があった。また、遅延回路107から各フリップフロップFF00〜FF03に至るまでの信号の遅延時間は、温度や電圧の変動により大きく変動するという問題があった。図13(b)は、インタフェース回路101の実際の動作タイミングを示している。図13(b)において、遅延回路107から各フリップフロップFF00〜FF03に至るまでのストローブ信号DQS01の遅延時間は「Tc」で表され、その遅延時間の変動量は「J2」で表されている。なお、ストローブ信号DQS02は、各フリップフロップFF00〜FF03のクロック端子に入力される直前のストローブ信号を示している。
ここで、図13(a),(b)を比較すると、図13(a)に示された理想的な動作タイミングでは、有効なデータウィンドウTDWに対してマージンが「M1A」、「M1B」であるのに対し、図13(b)に示された実際の動作タイミングでは、マージンが「M2A」、「M2B」である。すなわち、実際のインタフェース回路101では、データウィンドウTDWに対するマージンのバランスが悪くなり、片側のマージンが極端に小さくなってしまうという課題があった。このようにマージンのバランスが悪くなると、ストローブ信号DQS02に同期させて各データDQ00〜DQ03を有効に取り込むことができる期間が減少してしまうというという課題があった。
本発明は、上記課題を解決するものであり、遅延回路から出力されたストローブ信号がフリッププロップに到達するまでの遅延時間とその変動量を無くすことにより、データを一定期間有効に取り込むことができるインタフェース回路、及びそのようなインタフェース回路を備えた記憶制御装置を提供することを目的とする。
本発明によるインタフェース回路は、外部から入力された複数のデータを、該各データと共に入力されたストローブ信号に同期させて取り込むインタフェース回路である。このインタフェース回路は、対応する前記の各データを所定の第1の遅延時間だけそれぞれ遅延させて出力する複数のデータ遅延回路部と、前記のストローブ信号を所定の第2の遅延時間だけ遅延させて出力するストローブ信号遅延回路部と、対応する前記の各データ遅延回路部の出力データを該ストローブ信号遅延回路部の出力信号に同期させてそれぞれ取り込む複数のラッチ回路部とを備える。前記の各ラッチ回路部は、対応する前記の各データ遅延回路部から該各ラッチ回路部までのデータ伝送時間と、前記のストローブ信号遅延回路部から該各ラッチ回路部までの信号伝送時間とがそれぞれ等しくなるような配線になるように配置される。以下、このインタフェース回路を「第1のインタフェース回路」という。
好ましくは、前記の第1のインタフェース回路において、前記のストローブ信号遅延回路部は、外部から入力された第1の制御信号に応じて、入力された前記のストローブ信号と基準クロック信号のいずれか一方を選択して出力する選択回路部と、前記の選択回路部の出力信号を前記の第1の遅延時間だけ遅延させて出力する第1の遅延回路部と、前記の選択回路部から前記の基準クロック信号が出力されると、該基準クロック信号を、前記の第1の遅延回路部の出力信号と位相が一致するように遅延させて出力するDLL回路部とを備える。該DLL回路部は、前記の選択回路部から前記の基準クロック信号が出力されると、該基準クロック信号の遅延時間と前記の第1の遅延回路部による遅延時間との差が前記の基準クロック信号の周期に等しくなるように、該基準クロック信号の遅延時間を制御し、前記の選択回路部から前記のストローブ信号が出力されると、該ストローブ信号を、前記の基準クロック信号の遅延時間に等しい時間だけ遅延させて出力する。以下、このインタフェース回路を「第2のインタフェース回路」という。
好ましくは、前記の第1のインタフェース回路において、前記のストローブ信号遅延回路部は、外部から入力された第1の制御信号に応じて、入力された前記のストローブ信号と基準クロック信号のいずれか一方を選択して出力する選択回路部と、前記の選択回路部の出力信号を前記の第1の遅延時間だけ遅延させて出力する第1の遅延回路部と、前記の選択回路部から前記の基準クロック信号が出力されると、該基準クロック信号を、前記の第1の遅延回路部の出力信号と位相が一致するように遅延させて出力するDLL回路部と
を備える。該DLL回路部は、前記の選択回路部から前記の基準クロック信号が出力されると、該基準クロック信号の遅延時間と前記の第1の遅延回路部による遅延時間との差が前記の基準クロック信号の周期に等しくなるように、該基準クロック信号の遅延時間を制御し、前記の選択回路部から前記のストローブ信号が出力されると、該ストローブ信号を、前記の基準クロック信号の遅延時間の所定数分の1に等しい時間だけ遅延させて出力する。以下、このインタフェース回路を「第3のインタフェース回路」という。
好ましくは、前記の第1のインタフェース回路において、前記のストローブ信号遅延回路部は、外部から入力された第1の制御信号に応じて、入力された前記のストローブ信号と基準クロック信号のいずれか一方を選択して出力する選択回路部と、前記の選択回路部の出力信号を前記の第1の遅延時間だけ遅延させて出力する第1の遅延回路部と、前記の選択回路部から前記の基準クロック信号が出力されると、該基準クロック信号を、前記の第1の遅延回路部の出力信号と位相が一致するように遅延させて出力するDLL回路部と
を備える。該DLL回路部は、前記の選択回路部から前記の基準クロック信号が出力されると、該基準クロック信号の遅延時間と前記の第1の遅延回路部による遅延時間との差が前記の基準クロック信号の周期に等しくなるように、該基準クロック信号の遅延時間を制御し、前記の選択回路部から前記のストローブ信号が出力されると、該ストローブ信号を、前記の基準クロック信号の遅延時間を所定の割合で増加又は減少させた時間だけ遅延させて出力する。以下、このインタフェース回路を「第4のインタフェース回路」という。
好ましくは、前記の第2のインタフェース回路において、前記のDLL回路部は、前記の選択回路部の出力信号を設定された遅延時間だけ遅延させて出力する第2の遅延回路部と、前記の選択回路部から前記の基準クロック信号が出力されると、前記の第1及び第2の各遅延回路部の出力信号の位相差を検出し出力する位相差検出回路部と、前記の選択回路部から前記の基準クロック信号が出力されると、前記の第2の遅延回路部に対して、該位相差が無くなるように遅延時間を制御する遅延制御回路部とを備える。以下、このインタフェース回路を「第5のインタフェース回路」という。
好ましくは、前記の第3のインタフェース回路において、前記のDLL回路部は、前記の選択回路部の出力信号を設定された遅延時間だけ遅延させて出力する第2の遅延回路部と、前記の選択回路部から前記の基準クロック信号が出力されると、前記の第1及び第2の各遅延回路部の出力信号の位相差を検出し出力する位相差検出回路部と、前記の選択回路部から前記の基準クロック信号が出力されると、前記の第2の遅延回路部に対して、該位相差が無くなるように遅延時間を制御し、該選択回路部から前記のストローブ信号が出力されると、前記の第2の遅延回路部の遅延時間を該遅延時間の所定数分の1に設定する遅延制御回路部とを備える。以下、このインタフェース回路を「第6のインタフェース回路」という。
好ましくは、前記の第4のインタフェース回路において、前記のDLL回路部は、前記の選択回路部の出力信号を設定された遅延時間だけ遅延させて出力する第2の遅延回路部と、前記の選択回路部から前記の基準クロック信号が出力されると、前記の第1及び第2の各遅延回路部の出力信号の位相差を検出し出力する位相差検出回路部と、前記の選択回路部から前記の基準クロック信号が出力されると、前記の第2の遅延回路部に対して、該位相差が無くなるように遅延時間を制御し、該選択回路部から前記のストローブ信号が出力されると、前記の第2の遅延回路部の遅延時間を、該遅延時間を所定の割合で増加又は減少させた時間に設定する遅延制御回路部とを備える。以下、このインタフェース回路を「第7のインタフェース回路」という。
好ましくは、前記の第7のインタフェース回路において、前記の遅延制御回路部は、外部から入力された第2の制御信号に応じて、前記の割合を変化させる。
好ましくは、前記の第1のインタフェース回路において、前記のストローブ信号は、差動信号をなす一対の信号からなり、前記のストローブ信号遅延回路部は、前記の差動信号の対応する一方の信号をそれぞれ遅延させて出力する2つの信号遅延回路部からなり、前記の各ラッチ回路部は、対応する前記の各データ遅延回路部の出力データをそれぞれ取り込む2つのラッチ回路をそれぞれ備える。前記の各ラッチ回路は、対応する該各データ遅延回路部の出力データを、対応する前記の各信号遅延回路部の出力信号にそれぞれ同期させて取り込む。
本発明による記憶制御装置は、記憶装置から出力された複数のデータを、該各データと共に出力されたストローブ信号に基づいて取り込むインタフェース回路を備える。前記のインタフェース回路は、対応する前記の各データを所定の第1の遅延時間だけそれぞれ遅延させて出力する複数のデータ遅延回路部と、前記のストローブ信号を所定の第2の遅延時間だけ遅延させて出力するストローブ信号遅延回路部と、対応する前記の各データ遅延回路部の出力データを該ストローブ信号遅延回路部の出力信号に同期させてそれぞれ取り込む複数のラッチ回路部とを備える。前記の各ラッチ回路部は、対応する前記の各データ遅延回路部から該各ラッチ回路部までのデータ伝送時間と、前記のストローブ信号遅延回路部から該各ラッチ回路部までの信号伝送時間とがそれぞれ等しくなるような配線になるように配置される。

本発明によるインタフェース回路によれば、各ラッチ回路部が、対応する各データ遅延回路部から該各ラッチ回路部までのデータ伝送時間と、ストローブ信号遅延回路部から該各ラッチ回路部までの信号伝送時間とがそれぞれ等しくなるように配置されるため、対応する各データ遅延回路部からそれぞれ出力された各データに対して、ストローブ信号遅延回路部から出力されたストローブ信号の遅延時間を無いものとすることができる。すなわち、各ラッチ回路部においてデータをそれぞれ取り込む際に、ストローブ信号のデータに対する遅延時間がストローブ信号遅延回路部で設定された時間に保持されていることから、ストローブ信号遅延回路部によって遅延時間を適切に設定することにより、ラッチ回路部においてデータを一定期間有効に取り込むことができる。
以下に、添付の図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1によるインタフェース回路について説明する。なお、以下では、インタフェース回路に入力されるデータが8ビットであり、ストローブ信号が一対の差動信号である場合を例に挙げて説明する。図1は、本実施の形態1によるインタフェース回路の構成例を示している。図1に示されるように、本実施の形態1によるインタフェース回路1は、入力されるデータDQ0〜DQ7の数に等しい8つのデータ入力端子T0〜T7と、8個のデータ遅延回路Md0〜Md7と、8個のラッチ回路部DT0〜DT7と、ストローブ信号をなす一対の差動信号DQS0,DQSB0が入力されるストローブ信号入力端子ST1,ST2と、ストローブ信号遅延回路部SSDと、複数のバッファBf00,Bf01,Bf1〜Bf4,Bf70〜Bf72とを備えている。図1では、図示を簡単にするために、データDQ0,DQ7に関連した構成のみを示しており、各データDQ1〜DQ6に関連した構成は省略している。ストローブ信号遅延回路部SSDは、差動信号DQS0,DQSB0がバッファBf1等を介してそれぞれ入力される2つの信号遅延回路部SD1,SD2からなる。また、各ラッチ回路部DT0〜DT7は、2つのフリップフロップからそれぞれなる。ここで、ラッチ回路部DT0〜DT7の構成は全て同一であるので、ラッチ回路部DT0を例にして説明すると、ラッチ回路部DT0は、2つのフリップフロップFF01,FF02からなる。なお、データ遅延回路Md0〜Md7は、データ遅延回路部をそれぞれなし、各フリップフロップFF01,FF02,FF11,FF12,FF21,FF22,FF31,FF32,FF41,FF42,FF51,FF52,FF61,FF62,FF71,FF72は、ラッチ回路をそれぞれなす。
対応する各データ入力端子T0〜T7にそれぞれ入力された各データDQ0〜DQ7は、対応する各バッファBf00〜Bf70を介して各データ遅延回路Md0〜Md7にそれぞれ入力される。データ遅延回路Md0〜Md7は、入力された対応する各データDQ0〜DQ7を所定の時間それぞれ遅延させて出力する。ここで、各データ遅延回路Md0〜Md7の構成は全て同一であるので、任意のデータ遅延回路Mdk(k=0〜7)について説明すると、データ遅延回路Mdkは、入力されたデータDQkを所定の時間遅延させて各フリップフロップFFk1,FFk2のデータ端子Dにそれぞれ出力する。なお、図1に示されたインタフェース回路1では、全てのデータDQ0〜DQ7について、データ入力端子T0〜T7、バッファBf00〜Bf70、及びデータ遅延回路Md0〜Md7の配置関係が同じである。よって、各データDQ0〜DQ7が対応する各データ入力端子T0〜T7に入力されてから各データ遅延回路Md0〜Md7に到達するまでの間に生じる遅延時間は全て同一である。
また、ストローブ信号入力端子ST1,ST2に入力された差動信号DQS0,DQSB0は、バッファBf1を介してストローブ信号遅延回路部SSDにそれぞれ入力される。このとき、バッファBf1には、信号DQS0が入力されると共に、信号DQSB0が反転されて入力される。バッファBf1の出力信号DQS1は、信号遅延回路部SD1に入力されると共に、インバータIvによって反転されて信号DQSB1として遅延回路部SD2に入力される。信号遅延回路部SD1は、入力された信号DQS1を遅延させて、各フリップフロップFF01,FF11,FF21,FF31,FF41,FF51,FF61,FF71のクロック端子にそれぞれ出力する。また、信号遅延回路部SD2は、入力された信号DQSB1を遅延させて、各フリップフロップFF02,FF12,FF22,FF32,FF42,FF52,FF62,FF72のクロック端子にそれぞれ出力する。任意のフリップフロップFFk1,FFk2は、データ遅延回路Mdkから出力されたデータDQkを、対応する各信号遅延回路部SD1,SD2からそれぞれ出力されたストローブ信号DQS2,DQSB2に基づいてそれぞれ出力する。なお、各信号遅延回路部SD1,SD2の構成及び動作については後に詳細に説明する。
フリップフロップFFk1は、データ遅延回路MdkからフリップフロップFFk1までのデータ伝送時間と、信号遅延回路部SD1からフリップフロップFFk1までの信号伝送時間とが等しくなるように配置される。また、フリップフロップFFk2は、データ遅延回路MdkからフリップフロップFFk2までのデータ伝送時間と、信号遅延回路部SD2からフリップフロップFFk2までの信号伝送時間とが等しくなるように配置される。さらに、データ伝送時間及び信号伝送時間が長い場合には、データ遅延回路Mdkから各フリップフロップFFk1,FFk2までの配線経路、及び各信号遅延回路部SD1,SD2から対応する各フリップフロップFFk1,FFk2までの配線経路に、同一のバッファがそれぞれ配置されてもよい。例えば、図1においては、データ遅延回路Md7から各フリップフロップFF71,FF72までの配線経路に、バッファBf72が配置され、各信号遅延回路部SD1,SD2から各フリップフロップFF71,FF72までの配線経路に、対応する各バッファBf3,Bf4がそれぞれ配置されている。これらのバッファBf3,Bf4,Bf72は、全て同一である。なお、配線経路に配置されるバッファBf3,Bf4,Bf72等のバッファは、必要に応じて適宜配置されればよく、データ遅延素子Mdkから各フリップフロップFFk1,FFk2までの配線経路、及びストローブ信号遅延回路部SSDから各フリップフロップFFk1,FFk2までの配線経路にバッファが配置されても配置されなくてもよい。
次に、ストローブ信号遅延回路部SSDを構成する各信号遅延回路部SD1,SD2について説明する。なお、各信号遅延回路部SD1,SD2の構成は同一であるので、以下では、信号遅延回路部SD1の構成を例に挙げて説明する。図2は、信号遅延回路部SD1の構成例を示している。図2に示されるように、信号遅延回路部SD1は、マルチプレクサ(以下、「MUX」という。)11、第1遅延回路12、第2遅延回路13、位相比較器14、遅延制御回路15、及び5つのバッファ16〜20を備えている。なお、MUX11は、選択回路部をなす。また、第2遅延回路13、位相比較器14、及び遅延制御回路15は、DLL回路部をなす。
MUX11には、リファレンスクロックRCK及びストローブ信号DQS1がそれぞれ入力されると共に、切換信号として補正モード信号CMSが入力される。MUX11は、補正モード信号CMSに基づいてリファレンスクロックRCKとストローブ信号DQS1のいずれか一方を選択し、第1遅延回路12と第2遅延回路13とに出力する。具体的に、MUX11は、補正モード信号CMSがアクティブとなる補正モード時には、リファレンスクロックRCKを選択し、補正モード信号CMSが非アクティブとなる通常モード時には、ストローブ信号DQS1を選択する。
第1遅延回路12は、MUX11から入力されたリファレンスクロックRCK又はストローブ信号DQS1を所定の遅延時間だけ遅延させて、バッファ16及びバッファ17を介して位相比較器14に出力する。ここで、第1遅延回路12による遅延時間は、図1に示された各データ遅延回路Md0〜Md7による遅延時間と同一である。一方、第2遅延回路13は、MUX11から入力されたリファレンスクロックRCK又はストローブ信号DQS1を、設定された遅延時間だけ遅延させて、バッファ18及びバッファ19を介して位相比較器14に出力すると共に、バッファ18及びバッファ20を介して各ラッチ回路部DT0〜DT7にそれぞれ出力する。
位相比較器14には、各バッファ16,17を介した第1遅延回路12の出力信号と、各バッファ18,19を介した第2遅延回路13の出力信号とが入力される。位相比較器14は、入力されたこれらの信号の位相を比較して位相差を検出し、その検出結果を遅延制御回路15に出力する。遅延制御回路15は、位相比較器14によって検出された位相差に基づいて、該位相差が無くなるように、第2遅延回路13の遅延時間を制御する。例えば、遅延制御回路15は、第2遅延回路13に対して、上記位相差を示す位相差信号Sgを出力する。
図3は、第2遅延回路13の構成例を示す回路図である。図3に示されるように、第2遅延回路13は、複数の遅延素子M0〜Mp(pは正の整数)と選択回路22とを備えている。選択回路22は、位相差信号Sgに応じて1以上の遅延素子M0〜Mpからの出力信号を選択する。
また、位相比較器14が、第1遅延回路12の出力信号と第2遅延回路13の出力信号とを比較してどちらの信号の位相が進んでいるかを判断し、遅延制御回路15が、その判断結果に応じて第2遅延回路13を制御してもよい。すなわち、位相比較器14によって第1遅延回路12の出力信号は第2遅延回路13の出力信号よりも位相が進んでいると判断された場合には、遅延制御回路15が、第2遅延回路13に対して、該第2の遅延回路13に入力された信号が通過する遅延素子M0〜Mpの個数を1つずつ増やすように制御し、位相比較器14によって第2遅延回路13の出力信号は第1遅延回路12の出力信号よりも位相が進んでいると判断された場合には、第2遅延回路13に対して、該入力信号が通過する遅延素子M0〜Mpの個数を1つずつ減らすように制御してもよい。
次に、図2に示された信号遅延回路部SD1の動作を説明する。なお、第1遅延回路12及びDLL回路部の動作を明確にするために、各バッファ16〜20は存在しないものとして説明する。図4は、MUX11によってリファレンスクロックRCKが選択された場合の信号遅延回路部SD1の動作を説明するためのタイミングチャートである。図4は、MUX11から出力された直後のリファレンスクロックRck1、第1遅延回路12を経て位相比較器14に入力される直前のリファレンスクロックRck2、第2遅延回路13を経て位相比較器14に入力される直前のリファレンスクロックRck3の各波形をそれぞれ示している。ここで、リファレンスクロックRck3a,Rck3b,Rck3cは、いずれも第2遅延回路13を経て位相比較器14に入力される直前のリファレンスクロックRck3であるが、第2遅延回路13に対して設定されている遅延時間が異なっている。2つのリファレンスクロックRck1,Rck2のタイミング差は、第1遅延回路12による遅延時間tDminを示している。
第2遅延回路13による遅延時間は、初期状態において、最小単位時間又は最小単位時間に近い時間に設定されている。リファレンスクロックRck3aは、このような初期状態におけるリファレンスクロックRck3の波形を示している。第2遅延回路13に対する遅延時間の初期設定が最小単位時間である場合、すなわち、第2遅延回路13及び第1遅延回路12に同一の遅延時間が設定された場合、2つのリファレンスクロックRck2,Rck3aのタイミング差は、リファレンスクロックRCKが図3に示された選択回路22を通過することに起因する。このとき、遅延制御回路15は、初期状態の第2遅延回路42に対して遅延時間を増加するように制御する。この場合、位相比較器14に入力される直前のリファレンスクロックRck3は、リファレンスクロックRck3aからリファレンスクロックRck3bへと変化する。
なお、リファレンスクロックRck3が、リファレンスクロックRck3cよりも遅延していると、遅延制御回路15は、第2遅延回路13に対して遅延時間を減らすように制御する。以降、遅延制御回路15は、位相比較器14に入力された各信号のエッジが一致するように第2遅延回路13による遅延時間を制御する。このような場合に、図4に示された時間tDlockは、リファレンスクロックRCKの周期と一致する。
また、図2に示されるように、MUX11の出力端地点、第1遅延回路12の出力端地点、位相比較器14の一方の入力端地点、第2遅延回路13の出力端地点、及び位相比較器14の他方の入力端地点をそれぞれ地点A〜Eとすると、次の式が成り立つ。
(地点A〜地点Bによる遅延時間(最小単位の遅延時間))+(地点B〜地点Cによる遅延時間)+リファレンスクロックRCKの1周期)=(地点A〜地点Dによる遅延時間)+(地点D〜地点Eによる遅延時間)
ここで、第1遅延回路12、第2遅延回路13、位相比較器14、及びバッファ等を適切な場所にそれぞれ配置することにより、(地点B〜地点Cによる遅延時間)=(地点D〜地点Eによる遅延時間)が実現されている。
また、図1の各データ入力端子T0〜T7を構成するI/Oパッドから対応する各データ遅延回路Md0〜Md7までの配線経路による遅延時間、及びストローブ信号入力端子ST1を構成するI/Oパッドから信号遅延回路部SD1までの配線経路による遅延時間が等しくなるように、上記各配線経路上の素子を配置する。本実施の形態1によるインタフェース回路1によれば、データ遅延回路Mdkから各フリップフロップFFk1,FFk2までの配線経路に起因する遅延時間と、信号遅延回路部SD1から各フリップフロップFFk1,FFk2までの配線経路に起因する遅延時間とは等しくなるので、データ入力端子Tkに入力されたデータDQkの遅延時間と、ストローブ信号入力端子ST1に入力されたストローブ信号DQS0の遅延時間との差はリファレンスクロックRCKの1周期に等しくなる。すなわち、フリップフロップFFk1に入力された時点で、データに対してストローブ信号はリファレンスクロックRCKの1周期分だけ遅れることになる。
一方、補正モード信号CMSが非アクティブになると、信号遅延回路部SD1は通常モードになり、MUX11によってストローブ信号DQS1が選択される。第2遅延回路13は、入力されたストローブ信号DQS1を、補正モード時にリファレンスクロックRCKを用いて設定された遅延時間だけ遅延させ、各バッファ18,20を介してフリップフロップFFk1のクロック端子に出力する。
以上の説明から分かるように、各フリップフロップFFk1,FFk2のデータ端子にそれぞれ入力されるデータDQkに対して、各フリップフロップFFk1,FFk2のクロック端子にそれぞれ入力される対応する各ストローブ信号DQS2,DQSB2は、リファレンスクロックRCKの1周期分だけそれぞれ遅延する。上述のリファレンスクロックRCKを用いた遅延時間設定処理(以下、「補正処理」という。)を定期的に行うことにより、理想的なストローブ遅延を保持することができる。
上述されたインタフェース回路1は、記憶装置のデータ入出力を制御する記憶制御装置のインタフェースとして用いることができる。図5は、記憶装置31に対するデータの入出力を制御する記憶制御装置32のインタフェースの構成例を示している。図5では、記憶装置31及び記憶制御装置32の一例として、DDR2−SDRAM及びメモリ制御LSIをそれぞれ示している。図5に示されるように、記憶装置31から記憶制御装置32には、データDQ0〜DQ7及びストローブ信号DQS,DQSBがそれぞれ入力されている。なお、図5に示されたインタフェース回路では、図示を簡単にするために、データDQ0,DQ7に関連した構成のみを示しており、各データDQ1〜DQ6に関連した構成は省略している。
記憶制御装置32は、制御回路部33によって制御されている。制御回路部33は、記憶制御装置32に対して、補正モード信号CMS及び他の制御信号、例えばギア比設定信号GV(後述する)をそれぞれ出力する。また、記憶装置31及び記憶制御装置32は、バスクロック発生回路34によって発生されたバスクロックBCKに基づいて動作する。なお、バスクロック発生回路34は制御回路部33によって制御されている。
また、記憶制御装置32は、リファレンスクロック発生回路35を備えている。リファレンスクロック発生回路35は、入力されたバスクロックBCKに基づいてリファレンスクロックRCKを発生し、各信号遅延回路部SD1,SD2にそれぞれ出力する。
図6は、図5に示された記憶制御装置32に用いられているインタフェース回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。図6には、リファレンスクロックRCK、バスクロックBCK、データDQ0〜DQ7、ストローブ信号DQS0、及びストローブ信号DQS0を遅延させて得られるストローブ信号DQS2,DQSB2の波形がそれぞれ示されている。ここで、リファレンスクロックRCKの周波数は、バスクロックBCKの周波数の4逓倍である。また、データのセットアップ動作及びホールド動作が、バスクロックのエッジ間におけるリファレンスクロックRCKの1周期の期間に渡ってそれぞれ行われている。
図6のタイミングチャートは、ダブルデータレート方式のデータ転送のタイミングを示している。ダブルデータレート方式では、記憶装置31に対して、ストローブ信号の立ち上がり時と立ち下がり時の両方でデータの入出力を行う。データDQ0〜DQ7を用いて説明すると、記憶装置31からは、例えば、ストローブ信号の最初の立ち上がり時にデータDQ0が出力され、最初の立ち下がり時にデータDQ1が出力される。
しかし、記憶制御装置32において実際にデータを取り込む際には、データD0〜D7間の遅延時間の差及びメモリのAC特性によって、必ずしもストローブ信号の立ち上がり時やH(High)レベル期間中に有効なデータが入力されるわけではなく、有効なデータを取り込むことのできる期間は限定される。図6に示された例では、有効なデータを取り込むために、ストローブ信号DQS0をバスクロックBCKの90度の位相分だけ遅らせなければならない。
そこで、本実施の形態1によるインタフェース回路1では、バスクロックBCKの90度の位相分に相当する時間を1周期とするリファレンスクロックRCKを用いて、ストローブ信号を遅延させる。上述したように、各フリップフロップFFk1,FFk2のクロック端子にそれぞれ入力されたストローブ信号は、同じフリップフロップFFk1,FFk2のデータ端子に入力されたデータよりもリファレンスクロックRCKの1周期だけ遅れている。よって、リファレンスクロックRCKをバスクロックBCKの4逓倍クロックとすれば、ストローブ信号DQS0をバスクロックBCKの90度の位相分だけ遅らせることができ、結果として有効なデータを取り込むことができる。なお、図6では、補正前のストローブ信号と補正後のストローブ信号のタイミング差を、時間tcyc+tDminで表している。この時間tcyc+tDminは、データ遅延回路Mdkによる遅延時間tDminとリファレンスクロックRCKの1周期tcycの和である。ここで、ストローブ信号DQS0の遅延時間には、バスクロックBCKの90度の位相分に相当する時間に遅延データ遅延回路Mdkによる遅延時間tDminが付加されるが、遅延時間tDminはリファレンスクロックRCKの1周期tcycに比べて微少であり、インタフェース回路1が有効にデータを取り込むことができる点で問題にはならない。
なお、インタフェース回路の動作モードの切換タイミングは、制御回路部33によって任意に制御される。通常は、記憶装置31のリセット解除後は補正モードであり、その後、通常モードに切り替わる。そして、通常モードになってから、記憶装置31に対してデータの読み出し及び書き込みを行う。その他にも、例えば、記憶装置31のリフレッシュサイクルに同期して周期的に動作モードを切り替え、リファレンスクロックRCKを用いた上記補正処理を周期的に行うようにしてもよい。
本実施の形態1によるインタフェース回路1によれば、各ラッチ回路部DT0〜DT7が、対応する各データ遅延回路Md0〜Md7から該各ラッチ回路部DT0〜DT7までのデータ伝送時間と、ストローブ信号遅延回路部SSDから該各ラッチ回路部DT0〜DT7までの信号伝送時間とがそれぞれ等しくなるように配置されるため、対応する各データ遅延回路Md0〜Md7からそれぞれ出力された各データDQ0〜DQ7に対して、ストローブ信号遅延回路部SSDから出力されたストローブ信号DQS2,DQSB2の遅延を無いものとすることができる。すなわち、各ラッチ回路部DT0〜DT7においてデータDQ0〜DQ7をそれぞれ取り込む際に、ストローブ信号DQS2,DQSB2のデータDQ0〜DQ7に対する遅延時間が、ストローブ信号遅延回路部SSDで設定された時間、すなわち、リファレンスクロックRCKの1周期のままで保持される。よって、本実施の形態1によるインタフェース回路1では、リファレンスクロックRCKの周期を適切に選択することにより、データDQ0〜DQ7の取り込み時に、ストローブ信号DQS2,DQSB2のデータに対する遅延時間を所望の時間に設定することができることから、データDQ0〜DQ7を有効に取り込むことができる。
なお、図2に示された構成例では、リファレンスクロックRCKを直接MUX11に入力していたが、リファレンスクロックRCKに基づいて1周期のパルスを発生するパルス発生器を備え、その発生したパルス信号をMUX11に入力してもよい。図7は、パルス発生器を備えた信号遅延回路部SD1の構成例を示している。図7に示された構成は、パルス発生器36が追加されたこと以外は、図2に示された構成と同一であるのでその説明を省略する。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2によるインタフェース回路について説明する。本実施の形態2によるインタフェース回路が実施の形態1によるインタフェース回路1と異なる点は、各信号遅延回路部SD1,SD2に、動作モードに応じて第2遅延回路13による遅延時間を、その時点で設定されている遅延時間の1/N(Nは正の整数)に再設定する遅延時間設定回路をそれぞれ追加した点である。遅延時間設定回路は、通常モード時、すなわちMUX11によってストローブ信号DQS1,DQSB1が選択されると、第2遅延回路13に対して設定された遅延時間を該遅延時間の1/Nに再設定する。その他の構成要素については、実施の形態1によるインタフェース回路と同様であるため、説明を省略する。
図8は、本実施の形態2によるインタフェース回路における信号遅延回路部SD1の構成例を示している。図8に示されるように、本実施の形態2によるインタフェース回路の信号遅延回路部SD1は、入力された補正モード信号CMSに応じて第2遅延回路13による遅延時間を1/Nにする遅延時間設定回路41を備えている。遅延時間設定回路41は、補正モード信号CMSが非アクティブになると、第2遅延回路13に対して設定されている遅延時間がその遅延時間の1/Nに再設定されるように、第2遅延回路13の選択回路22に制御信号を出力する。なお、遅延時間設定回路41及び遅延制御回路15は、遅延制御回路部をなす。
一方、補正モード信号CMSがアクティブになると、遅延時間設定回路41は、遅延制御回路15から出力された制御信号Sgをそのまま第2遅延回路13に出力する。すなわち、補正モードにおけるインタフェース回路の動作は、実施の形態1で説明された動作と同一である。
また、本実施の形態2によるインタフェース回路も、実施の形態1によるインタフェース回路1と同様に記憶制御装置に適用することができる。例えば、有効なデータを取り込むために、ストローブ信号DQS0,DQSB0をバスクロックBCKの90度の位相分だけ遅延させたい場合は、各信号遅延回路部SD1,SD2に入力されるリファレンスクロックRCKの周波数をバスクロックBCKの周波数と同一にする。すると、補正モード時には、フリップフロップFFk1のクロック端子に入力された信号が、データ端子に入力されたデータに対してバスクロックBCKの1周期分だけ遅れるように、第2遅延回路13による遅延時間が設定される。次に、通常モード時に、第2遅延回路13による遅延時間を補正モード時に設定した遅延時間の1/4に設定すると、フリップフロップFFk1のクロック端子に入力された信号が、データ端子に入力されたデータに対してバスクロックBCKの1/4周期分だけ遅れる。その結果、ストローブ信号DQS0をバスクロックBCKの90度の位相分だけ遅らせることができ、有効なデータを取り込むことができる。
なお、これはN=4の場合であるが、リファレンスクロックRCKの周波数をバスクロックの周波数の2逓倍とし、N=2としても、ストローブ信号DQS0,DQSB0をバスクロックBCKの90度の位相分だけ遅延させることができ、結果として有効なデータを取り込むことができる。
(実施の形態3)
次に、本発明による実施の形態3によるインタフェース回路について説明する。本実施の形態3によるインタフェース回路が実施の形態1によるインタフェース回路1と異なる点は、ギアロジックとMUXとを追加した点である。ギアロジックは、外部から入力されたギア比設定値を示すギア比設定信号GVに応じて、第2遅延回路13に設定されている遅延時間を調整する。
図9は、本実施の形態3によるインタフェース回路における信号遅延回路部SD1の構成例を示している。図9に示されるように、本実施の形態3によるインタフェース回路の信号遅延回路部SD1は、ギアロジック51とMUX52とを備えている。ギアロジック51は、遅延制御回路15から出力された制御信号が示す遅延時間をギア比設定値に対応する所定の割合で増加又は減少させてMUX52に出力する。なお、ギアロジック51、MUX52、及び遅延制御回路15は、遅延制御回路部をなす。
MUX52には、ギアロジック51の出力信号と遅延制御回路15の出力信号がそれぞれ入力されると共に、切換信号として補正モード信号CMSが入力される。MUX52は、補正モード信号CMSに基づいてギアロジック51及び遅延制御回路15の各出力信号のいずれか一方を選択し、第1遅延回路12と第2遅延回路13とに出力する。具体的に、MUX52は、補正モード信号CMSがアクティブとなる補正モード時には、遅延制御回路15の出力信号を選択し、補正モード信号CMSが非アクティブとなる通常モード時には、ギアロジック51の出力信号を選択する。
本実施の形態3によるインタフェース回路の信号遅延回路部SD1によれば、補正モードにおいて第2遅延回路13による遅延時間を設定した後でも、通常モードにおいてその設定された遅延時間を調整することができる。これにより、記憶制御装置31におけるデータ伝送経路とストローブ信号の伝送経路との間に配線遅延の差がある場合でも、この差を無くすように第2遅延回路13による遅延時間を調整することができる。なお、ギア比設定値は、あらかじめ決められていてもよいし、制御回路部33によって変更可能であってもよい。
また、ギア比設定値に応じて第2遅延回路13の遅延時間を調整する上述の構成は、図8に示された信号遅延回路部SD1にも適用することができる。図10は、図8に示された信号遅延回路部SD1にギアロジック51及びMUX52がそれぞれ追加された構成を示している。なお、遅延時間設定回路41、ギアロジック51、MUX52、及び遅延制御回路15は、遅延制御回路部をなす。ギアロジック51は、遅延時間設定回路41が第2遅延回路13に対して設定する遅延時間を、ギア比設定値に対応する所定の割合で増加又は減少させる。MUX52には、ギアロジック51の出力信号と遅延制御回路15の出力信号がそれぞれ入力されると共に、切換信号として補正モード信号CMSが入力される。MUX52は、補正モード信号CMSがアクティブとなる補正モード時には、遅延時間制御回路15の出力信号を選択し、補正モード信号CMSが非アクティブとなる通常モード時には、ギアロジック51の出力信号を選択する。この場合も、図9に示された構成と同様に、記憶制御装置31におけるデータ伝送経路とストローブ信号の伝送経路との間に配線遅延の差がある場合でも、この差を無くすように第2遅延回路13による遅延時間を調整することができる。
本発明の実施の形態1によるインタフェース回路の構成例を示した図である。 図1に示された信号遅延回路部の構成例を示した図である。 図2に示された第2遅延回路の構成例を示す回路図である。 補正モード時における信号遅延回路部の動作を説明するためのタイミングチャートである。 記憶制御装置のインタフェース部の構成例を示している。 図5に示された記憶制御装置に用いられているインタフェース回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。 パルス発生器を備えた信号遅延回路部の構成例を示している。 本発明の実施の形態2によるインタフェース回路における信号遅延回路部の構成例を示している。 本発明の実施の形態3によるインタフェース回路における信号遅延回路部の構成例を示している。 本発明の実施の形態3によるインタフェース回路における信号遅延回路部の他の構成例を示している。 従来のインタフェース回路の構成例を示した図である。 図11のインタフェース回路において各データの受信タイミングを説明するためのタイミングチャートである。 インタフェース回路の動作タイミングを示した図である。
符号の説明
1 インタフェース回路
DQ0〜DQ7 データ
DQS0〜DQS2,DQSB0〜DQSB2 ストローブ信号
Md0〜Md7 データ遅延回路
SSD ストローブ信号遅延回路部
SD1,SD2 信号遅延回路部
DT0,DT7 データ取り込み回路部
FF01,FF02,FF71,FF72 フリップフロップ

Claims (10)

  1. 外部から入力された複数のデータを、該各データと共に入力されたストローブ信号に同期させて取り込むインタフェース回路において、
    対応する前記各データを所定の第1の遅延時間だけそれぞれ遅延させて出力する複数のデータ遅延回路部と、
    前記ストローブ信号を所定の第2の遅延時間だけ遅延させて出力するストローブ信号遅延回路部と、
    対応する前記各データ遅延回路部の出力データを該ストローブ信号遅延回路部の出力信号に同期させてそれぞれ取り込む複数のラッチ回路部と
    を備え、
    前記各ラッチ回路部は、対応する前記各データ遅延回路部から該各ラッチ回路部までのデータ伝送時間と、前記ストローブ信号遅延回路部から該各ラッチ回路部までの信号伝送時間とがそれぞれ等しくなるような配線になるように配置されることを特徴とするインタフェース回路。
  2. 前記ストローブ信号遅延回路部は、
    外部から入力された第1の制御信号に応じて、入力された前記ストローブ信号と基準クロック信号のいずれか一方を選択して出力する選択回路部と、
    前記選択回路部の出力信号を前記第1の遅延時間だけ遅延させて出力する第1の遅延回路部と、
    前記選択回路部から前記基準クロック信号が出力されると、該基準クロック信号を、前記第1の遅延回路部の出力信号と位相が一致するように遅延させて出力するDLL回路部と
    を備え、
    該DLL回路部は、前記選択回路部から前記基準クロック信号が出力されると、該基準クロック信号の遅延時間と前記第1の遅延回路部による遅延時間との差が前記基準クロック信号の周期に等しくなるように、該基準クロック信号の遅延時間を制御し、前記選択回路部から前記ストローブ信号が出力されると、該ストローブ信号を、前記基準クロック信号の遅延時間に等しい時間だけ遅延させて出力することを特徴とする請求項1に記載のインタフェース回路。
  3. 前記ストローブ信号遅延回路部は、
    外部から入力された第1の制御信号に応じて、入力された前記ストローブ信号と基準クロック信号のいずれか一方を選択して出力する選択回路部と、
    前記選択回路部の出力信号を前記第1の遅延時間だけ遅延させて出力する第1の遅延回路部と、
    前記選択回路部から前記基準クロック信号が出力されると、該基準クロック信号を、前記第1の遅延回路部の出力信号と位相が一致するように遅延させて出力するDLL回路部と
    を備え、
    該DLL回路部は、前記選択回路部から前記基準クロック信号が出力されると、該基準クロック信号の遅延時間と前記第1の遅延回路部による遅延時間との差が前記基準クロック信号の周期に等しくなるように、該基準クロック信号の遅延時間を制御し、前記選択回路部から前記ストローブ信号が出力されると、該ストローブ信号を、前記基準クロック信号の遅延時間の所定数分の1に等しい時間だけ遅延させて出力することを特徴とする請求項1に記載のインタフェース回路。
  4. 前記ストローブ信号遅延回路部は、
    外部から入力された第1の制御信号に応じて、入力された前記ストローブ信号と基準クロック信号のいずれか一方を選択して出力する選択回路部と、
    前記選択回路部の出力信号を前記第1の遅延時間だけ遅延させて出力する第1の遅延回路部と、
    前記選択回路部から前記基準クロック信号が出力されると、該基準クロック信号を、前記第1の遅延回路部の出力信号と位相が一致するように遅延させて出力するDLL回路部と
    を備え、
    該DLL回路部は、前記選択回路部から前記基準クロック信号が出力されると、該基準クロック信号の遅延時間と前記第1の遅延回路部による遅延時間との差が前記基準クロック信号の周期に等しくなるように、該基準クロック信号の遅延時間を制御し、前記選択回路部から前記ストローブ信号が出力されると、該ストローブ信号を、前記基準クロック信号の遅延時間を所定の割合で増加又は減少させた時間だけ遅延させて出力することを特徴とする請求項1に記載のインタフェース回路。
  5. 前記DLL回路部は、
    前記選択回路部の出力信号を設定された遅延時間だけ遅延させて出力する第2の遅延回路部と、
    前記選択回路部から前記基準クロック信号が出力されると、前記第1及び第2の各遅延回路部の出力信号の位相差を検出し出力する位相差検出回路部と、
    前記選択回路部から前記基準クロック信号が出力されると、前記第2の遅延回路部に対して、該位相差が無くなるように遅延時間を制御する遅延制御回路部と
    を備えることを特徴とする請求項2に記載のインタフェース回路。
  6. 前記DLL回路部は、
    前記選択回路部の出力信号を設定された遅延時間だけ遅延させて出力する第2の遅延回路部と、
    前記選択回路部から前記基準クロック信号が出力されると、前記第1及び第2の各遅延回路部の出力信号の位相差を検出し出力する位相差検出回路部と、
    前記選択回路部から前記基準クロック信号が出力されると、前記第2の遅延回路部に対して、該位相差が無くなるように遅延時間を制御し、該選択回路部から前記ストローブ信号が出力されると、前記第2の遅延回路部の遅延時間を該遅延時間の所定数分の1に設定する遅延制御回路部と
    を備えることを特徴とする請求項3に記載のインタフェース回路。
  7. 前記DLL回路部は、
    前記選択回路部の出力信号を設定された遅延時間だけ遅延させて出力する第2の遅延回路部と、
    前記選択回路部から前記基準クロック信号が出力されると、前記第1及び第2の各遅延回路部の出力信号の位相差を検出し出力する位相差検出回路部と、
    前記選択回路部から前記基準クロック信号が出力されると、前記第2の遅延回路部に対して、該位相差が無くなるように遅延時間を制御し、該選択回路部から前記ストローブ信号が出力されると、前記第2の遅延回路部の遅延時間を、該遅延時間を所定の割合で増加又は減少させた時間に設定する遅延制御回路部と
    を備えることを特徴とする請求項4に記載のインタフェース回路。
  8. 前記遅延制御回路部は、外部から入力された第2の制御信号に応じて、前記割合を変化させることを特徴とする請求項7に記載のインタフェース回路。
  9. 前記ストローブ信号は、差動信号をなす一対の信号からなり、
    前記ストローブ信号遅延回路部は、前記差動信号の対応する一方の信号をそれぞれ遅延させて出力する2つの信号遅延回路部からなり、
    前記各ラッチ回路部は、対応する前記各データ遅延回路部の出力データをそれぞれ取り込む2つのラッチ回路をそれぞれ備え、
    前記各ラッチ回路は、対応する該各データ遅延回路部の出力データを、対応する前記各信号遅延回路部の出力信号にそれぞれ同期させて取り込むことを特徴とする請求項1に記載のインタフェース回路。
  10. 記憶装置から出力された複数のデータを、該各データと共に出力されたストローブ信号に基づいて取り込むインタフェース回路を備えた記憶制御装置において、
    前記インタフェース回路は、
    対応する前記各データを所定の第1の遅延時間だけそれぞれ遅延させて出力する複数のデータ遅延回路部と、
    前記ストローブ信号を所定の第2の遅延時間だけ遅延させて出力するストローブ信号遅延回路部と、
    対応する前記各データ遅延回路部の出力データを該ストローブ信号遅延回路部の出力信号に同期させてそれぞれ取り込む複数のラッチ回路部と
    を備え、
    前記各ラッチ回路部は、対応する前記各データ遅延回路部から該各ラッチ回路部までのデータ伝送時間と、前記ストローブ信号遅延回路部から該各ラッチ回路部までの信号伝送時間とがそれぞれ等しくなるような配線になるように配置されることを特徴とする記憶制御装置。
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