JP2010104074A - 車両搭載用マルチフェーズコンバータおよびその設計方法 - Google Patents

車両搭載用マルチフェーズコンバータおよびその設計方法 Download PDF

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Abstract

【課題】車両搭載用の昇圧コンバータに用いられる昇圧用コイルを小型化することを目的とする。
【解決手段】複数の昇圧コイルと、各昇圧コイルに流れる電流のスイッチングにより各昇圧コイルに誘導起電力を発生させるスイッチング回路とを備え、入力電圧と各昇圧コイルに発生した誘導起電力とに基づく出力電圧を車両駆動回路に印加する、車両搭載用マルチフェーズコンバータの設計方法において、複数の昇圧コイルのうちの1つにおける誘導起電力が、他の1つの端子間電圧に寄与する程度を示す結合率を、当該結合率と各昇圧コイルの電流リップル成分との関係に基づいて決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、互いに磁気結合する複数の昇圧コイルを備え、各昇圧コイルの誘導起電力に応じた電圧を出力する車両搭載用マルチフェーズコンバータおよびその設計方法に関する。
モータの駆動力によって走行するハイブリッド自動車、電気自動車等が広く用いられている。このようなモータ駆動車両は、電池電圧を昇圧し、昇圧した電圧をモータ駆動回路に出力する昇圧コンバータを備える。
昇圧コンバータは、昇圧コイル、昇圧コイルに流れる電流をスイッチングするスイッチング回路等を備える。昇圧コイルは電流のスイッチングにより誘導起電力を発生する。昇圧コンバータは、入力電圧に誘導起電力を加えた昇圧電圧をモータ駆動回路に出力する。これによって、昇圧コンバータは、電池電圧より大きい電圧をモータ駆動回路に出力することができる。
昇圧コンバータの昇圧コイルは、車両のエンジンコンパートメントに配置されることが多い。昇圧コイルの体積が大きい場合、エンジンコンパートメントの容積を大きくする必要が生じ、車室を狭くせざるを得ない場合がある。
本発明はこのような課題に対してなされたものである。すなわち、車両搭載用の昇圧コンバータに用いられる昇圧用コイルを小型化することを目的とする。
特開2005−65384号公報 特開2008−22594号公報
本発明は、複数の昇圧コイルと、各昇圧コイルに流れる電流のスイッチングにより各昇圧コイルに誘導起電力を発生させるスイッチング回路と、を備え、入力電圧と各昇圧コイルに発生した誘導起電力とに基づく出力電圧を車両駆動回路に印加する、車両搭載用マルチフェーズコンバータの設計方法において、前記複数の昇圧コイルのうちの1つにおける誘導起電力が、他の1つの端子間電圧に寄与する程度を示す結合率を、当該結合率と各昇圧コイルの電流リップル成分との関係に基づいて決定する設計工程を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る設計方法においては、前記設計工程は、前記出力電圧の前記入力電圧に対する比を変化させたときの各昇圧コイルの電流リップル成分の変化に基づいて前記結合率を決定する工程を含むことが好適である。
また、本発明は、複数の昇圧コイルと、各昇圧コイルに流れる電流のスイッチングにより、各昇圧コイルに誘導起電力を発生させるスイッチング回路と、を備え、入力電圧と各昇圧コイルに発生した誘導起電力とに基づく出力電圧を車両駆動回路に印加する、車両搭載用マルチフェーズコンバータにおいて、前記スイッチング回路は、前記入力電圧の前記出力電圧に対する比が、車両の走行制御に応じて所定の変化範囲で変化するよう、各昇圧コイルに流れる電流をスイッチングし、前記複数の昇圧コイルのうちの1つにおける誘導起電力が、他の1つの端子間電圧に寄与する程度を示す結合率は、前記比が前記変化範囲の中央値以下であるときに、各昇圧コイルの電流リップル成分が、前記結合率を0とした場合における各昇圧コイルの電流リップル成分より小さくなるよう決定されていることを特徴とする。
また、本発明は、複数の昇圧コイルと、各昇圧コイルに流れる電流のスイッチングにより、各昇圧コイルに誘導起電力を発生させるスイッチング回路と、を備え、入力電圧と各昇圧コイルに発生した誘導起電力とに基づく出力電圧を車両駆動回路に印加する、車両搭載用マルチフェーズコンバータにおいて、前記複数の昇圧コイルのうちの1つにおける誘導起電力が、他の1つの端子間電圧に寄与する割合を示す結合率を0.1以上0.4以下の値としたことを特徴とする。
また、本発明に係る車両搭載用マルチフェーズコンバータにおいては、前記スイッチング回路は、前記入力電圧の前記出力電圧に対する比が車両の走行制御に応じて変化するよう、各昇圧コイルに流れる電流をスイッチングすることが好適である。
本発明によれば、車両搭載用の昇圧コンバータに用いられる昇圧用コイルを小型化することができる。
図1に本発明の第1の実施形態に係る2相マルチフェーズコンバータの構成を示す。2相マルチフェーズコンバータは、互いに磁気結合する2つの昇圧コイルを備え、各昇圧コイルに流れる電流を異なるタイミングでスイッチング制御するものである。出力端子からは各昇圧コイルの誘導起電力に応じた電圧が出力される。
2相マルチフェーズコンバータの構成について説明する。上スイッチ16−1の一端は下スイッチ18−1の一端に接続される。下スイッチ18−1の他端は電池10の負極端子に接続され、上スイッチ16−1の他端と下スイッチ18−1の他端との間には、コンデンサ20が接続される。第1昇圧コイル12の一端は電池10の正極端子に接続され、他端は上スイッチ16−1および下スイッチ18−1の接続点に接続される。
同様に、上スイッチ16−2の一端は下スイッチ18−2の一端に接続される。下スイッチ18−2の他端は電池10の負極端子に接続され、上スイッチ16−2の他端と下スイッチ18−2の他端との間には、コンデンサ20が接続される。第2昇圧コイル14の一端は電池10の正極端子に接続され、他端は上スイッチ16−2および下スイッチ18−2の接続点に接続される。
コンデンサ20の一端は出力端子22に接続され、他端は出力端子24に接続される。出力端子22および24には、車両駆動用モータジェネレータを駆動する車両駆動回路26が接続される。
第1昇圧コイル12および第2昇圧コイル14は、電池10から各昇圧コイルに電流が流れた場合または各昇圧コイルから電池10に電流が流れた場合に、一方で発生した磁束が他方における磁束を減少させるよう、負に磁気結合する。第1昇圧コイル12および第2昇圧コイル14は、それぞれ、結合部aLおよび単独部(1−a)Lを直列接続したインダクタンスによって表される。ここで、aは結合率であり0以上1以下の値をとる。結合率aは、第1昇圧コイル12の誘導起電力が、第2昇圧コイル14の端子間電圧に寄与する割合、および、第2昇圧コイル14の誘導起電力が、第1昇圧コイル12の端子間電圧に寄与する割合を示す。すなわち、単独部(1−a)Lは、各昇圧コイルの自己インダクタンスを示し、結合部aLは、第1昇圧コイル12および第2昇圧コイル14の相互インダクタンスを示す。図1において結合部aLの傍らに付した点は、一方の結合部aLにおいて、点が付されている側の端子を正とする誘導起電力が発生したときに、他方の結合部aLに点が付されている側の端子を正とする誘導起電力が発生することを意味する。
なお、図1の回路は等価回路による表現であり、実際の第1昇圧コイル12および第2昇圧コイル14は、巻線のあらゆる部分で分布的に磁気結合する構成とすることができる。
2相マルチフェーズコンバータの動作について説明する。コントロールユニット28は、各スイッチのオンオフ制御を行う。下スイッチ18−1をオンとすることにより、第1昇圧コイル12には電池10の正極から電流が流れ、続いて下スイッチ18−1をオフとすることにより、第1昇圧コイル12には電流変化に基づく誘導起電力が発生する。そして、上スイッチ16−1をオンとすることにより、電池電圧Vbに第1昇圧コイル12の誘導起電力が加えられた電圧がコンデンサ20に印加される。
また、下スイッチ18−2をオンとすることにより、第2昇圧コイル14には電池10の正極から電流が流れ、続いて下スイッチ18−2をオフとすることにより、第2昇圧コイル14には電流変化に基づく誘導起電力が発生する。そして、上スイッチ16−2をオンとすることにより、電池電圧Vbに第2昇圧コイル14の誘導起電力が加えられた電圧がコンデンサ20に印加される。
第1昇圧コイル12に生じた誘導起電力は、結合率aに応じて第2昇圧コイル14に電圧を誘起し、第2昇圧コイル14に生じた誘導起電力は、結合率aに応じて第1昇圧コイル12に電圧を誘起する。
このように各スイッチを制御することにより、電池電圧Vbより大きい電圧Vhでコンデンサ20が充電され、電池電圧Vbより大きい電圧Vhを出力端子22および24から出力することができる。
次に、より具体的な制御について説明する。本実施形態に係る2相マルチフェーズコンバータは、次の3つの制御状態をとるものとする。(1)上スイッチ16−1および下スイッチ18−2をオンとし、他のスイッチをオフとする状態、(2)下スイッチ18−1および上スイッチ16−2をオンとし、他のスイッチをオフとする状態(3)下スイッチ18−1および18−2をオンとし、他のスイッチをオフとする状態。以下では、(1)〜(3)の状態をそれぞれ、上1オン状態、上2オン状態、および両下オン状態とする。なお、一般には、2つの上スイッチをオンとした両上オン状態をとってもよいことは言うまでもない。
コントロールユニット28は、上1オン、両下オン、上2オン、両下オン、上1オン、両下オン、上2オン、両下オン、・・・・というように、上1オンおよび上2オン状態の次に両下オン状態をとるよう、各スイッチを制御する。また、コントロールユニット28は、上1オン状態をとる時間と上2オン状態をとる時間とが等しくなるよう、各スイッチを制御する。
電池電圧Vbに対する出力電圧Vhの比として定義される昇圧比は、上1オン状態または上2オン状態となる時間T1、および両下オン状態となる時間T2を変化させることで調整することができる。制御周期Tc=T1+T2を一定とした場合、時間T1およびT2と昇圧比αとの間には、α=2(1+T2/T1)の関係がある。
コントロールユニット28は、制御周期Tc=T1+T2を一定とし、時間T2の時間T1に対する比率を変化させることにより昇圧比を調整し、出力電圧Vhを調整する。
このような構成によれば、コントロールユニット28は、車両の走行制御に応じて2相マルチフェーズコンバータの出力電力を調整し、車両駆動回路26に与える電圧を調整することができる。車両駆動回路は、2相マルチフェーズコンバータから出力された電圧に基づいてモータジェネレータに加速トルクを発生させて車両を加速し、または、モータジェネレータに制動トルクを発生させて車両を減速する。
次に、2相マルチフェーズコンバータの各昇圧コイルの設計方法について説明する。第1昇圧コイル12および第2昇圧コイル14の構造は、磁気飽和性能に基づいて定める。ここで、磁気飽和性能とは、磁気飽和の起こり難さを示す性能をいう。また、磁気飽和とは、昇圧コイルのインダクタンスが電流に対して非線形となる状態をいう。昇圧コイルに流れる電流がある飽和閾値に達すると磁気飽和が生じ、2相マルチフェーズコンバータの昇圧性能が低下する。
一般に、コイル体積と飽和閾値との間には、コイル体積が大きい程、飽和閾値が大きくなるという関係がある。したがって、飽和閾値を小さくすることができれば昇圧コイルの体積を小さくすることができる。しかし、飽和閾値を小さくするためには、昇圧性能を損ねることなく昇圧コイルに流れる電流を低減する必要が生じる。
ここで、昇圧コイルに流れる電流は直流成分とリップル成分とを含む。このうち、リップル成分が、昇圧コイルにおける誘導起電力の発生、すなわち、2相マルチフェーズコンバータにおける昇圧動作に寄与する。したがって、昇圧コイルの直流成分を低減すれば、2相マルチフェーズコンバータにおける昇圧性能を損ねることなく、昇圧コイルに流れる電流を低減することができる。
そこで、本実施形態に係る2相マルチフェーズコンバータでは、第1昇圧コイル12および第2昇圧コイル14を負に磁気結合させることにより、各昇圧コイルに流れる電流の直流成分を低減する。昇圧コイルに流れる電流の直流成分を小さくすることにより、昇圧性能を損ねることなく、昇圧コイルに流れる電流の大きさを低減することができる。これによって、飽和閾値を小さくすることができ、昇圧コイルの体積を低減することができる。
本実施形態に係る2相マルチフェーズコンバータにおいては、結合率をaとしたときは、結合率が0の場合に比して昇圧コイルの体積を、およそ(1−a)倍とすることができることが確かめられた。すなわち、a=0.1とすることで、a=0.0のときに比して昇圧コイルの体積を、およそ10%低減させることができる。
第1昇圧コイル12および第2昇圧コイル14の構造は、さらに、放熱特性に基づいて定める。昇圧コイルは、車両に搭載される他の部品の性能を確保するため、ある所定の温度を超えないよう設計する。本実施形態では、昇圧コイルの温度が所定の温度を超えないようにするため、昇圧コイルの発熱量に応じた放熱設計を行う。すなわち、昇圧コイルの発熱量が大きい程、昇圧コイルの体積を大きくし、放熱量を大きくする。したがって、昇圧コイルの発熱量が小さい程、昇圧コイルの体積を小さくすることができる。
昇圧コイルは、その電流のリップル成分に基づいて発熱する。したがって、昇圧性能を損ねることなくリップル成分を低減することにより、昇圧コイルの発熱量を低減することができ、昇圧コイルの体積を小さくすることができる。
リップル成分の大きさは、結合率a、昇圧比α等に依存する。そこで、以下では、リップル成分を低減するための条件について説明する。
まず、2相マルチフェーズコンバータの制御状態が両下オン状態である場合について、キルヒホッフの第2法則を適用する。すなわち、電池10の正極端子から第1昇圧コイル12および下スイッチ18−1を経て、電池10の負極端子に至る電流ループ、および、電池10の正極端子から第2昇圧コイル14および下スイッチ18−2を経て、電池10の負極端子に至る電流ループについて閉路方程式を立てる。閉路方程式を解くことによって、第1昇圧コイル12の電流I1の時間微分、および第2昇圧コイル14の電流I2の時間微分を、次の式のように求めることができる。
Figure 2010104074
Vbは電池電圧、tは時間変数である。また、第1昇圧コイル12および第2昇圧コイル14のインダクタンスは等しい値Lとしている。
次に、2相マルチフェーズコンバータの制御状態が上1オン状態である場合について、キルヒホッフの第2法則を適用する。すなわち、電池10の正極端子から第1昇圧コイル12、上スイッチ16−1、およびコンデンサ20を経て、電池10の負極端子に至る電流ループ、および、電池10の正極端子から第2昇圧コイル14および下スイッチ18−2を経て、電池10の負極端子に至る電流ループについて閉路方程式を立てる。閉路方程式を解くことによって、第1昇圧コイル12の電流I1の時間微分、および第2昇圧コイル14の電流I2の時間微分を、次の式のように求めることができる。
Figure 2010104074
Figure 2010104074
ここで、Vhは出力電圧である。
さらに、2相マルチフェーズコンバータの制御状態が上2オン状態である場合について、キルヒホッフの第2法則を適用する。すなわち、電池10の正極端子から第1昇圧コイル12および下スイッチ18−1を経て、電池10の負極端子に至る電流ループ、および、電池10の正極端子から第2昇圧コイル14、上スイッチ16−2、およびコンデンサ20を経て、電池10の負極端子に至る電流ループについて閉路方程式を立てる。閉路方程式を解くことによって、第1昇圧コイル12の電流I1の時間微分、および第2昇圧コイル14の電流I2の時間微分を、次の式のように求めることができる。
Figure 2010104074
Figure 2010104074
図2に、結合率をa=0.0、a=0.25、a=0.5、およびa=0.75の4通りとした場合について、電池電圧Vb=200Vに対し、出力電圧Vhを450V〜750Vの範囲で変化させたときの各昇圧コイルに流れる電流のリップル成分を求めた結果を示す。第1昇圧コイル12に流れる電流のリップル成分と、第2昇圧コイル14に流れる電流のリップル成分は等しく、図2のリップル成分は第1昇圧コイル12および第2昇圧コイル14の両者に共通である。なお、第1昇圧コイル12および第2昇圧コイル14のインダクタンスは、L=500μH、制御周期TcはTc=T1+T2=1μsecとした。
また、上記のように、昇圧比αには、α=Vh/Vb=2(1+T2/T1)の関係があることから、
Figure 2010104074
Figure 2010104074
の関係がある。
図2のリップル成分は、時間変化dtをT1またはT2として求める。すなわち、時刻0〜T1の間において、(数2)の右辺に(数6)によって求まるT1を乗じた値だけ値が変化し、時刻T1〜T1+T2の間において、(数1)の右辺に(数7)によって求まるT2を乗じた値だけ値が変化し、時刻T1+T2〜T1+T2+T1の間において、(数4)の右辺に(数6)によって求まるT1を乗じた値だけ値が変化し、さらに、時刻T1+T2+T1〜T1+T2+T1+T2の間において、(数1)の右辺に(数7)によって求まるT2を乗じた値だけ値が変化するような電流波形の波高値をリップル成分として求める。
図2に示されるように、結合率a=0.25の場合には結合率a=0.0の場合よりもリップル成分は小さい。そして、結合率aが増加するに従いリップル成分の出力電圧Vhに対する傾きが大きくなり、結合率a=0.5の特性は、出力電圧Vh=600V付近で結合率a=0.0の特性(基準特性)と交わる。すなわち、特性が交わる点より低電圧側では、結合率a=0.5の場合のリップル成分の方が基準特性のリップル成分よりも小さくなり、特性が交わる点より高電圧側では、結合率a=0.5の場合のリップル成分の方が基準特性のリップル成分よりも大きくなる。また、結合率aが大きくなる程、基準特性との交点は低電圧側に移動する。結合率a=0.75の場合にあっては、出力電圧Vh=460Vを超える範囲で、結合率a=0.75の場合のリップル成分の方が基準特性のリップル成分よりも大きくなる。ハイブリッド自動車等のモータ駆動車両では、出力電圧Vhが450V〜750Vとなる頻度が高い。したがって、各昇圧コイルに流れる電流のリップル成分を低減し、各昇圧コイルの体積を低減するという観点から、結合率は0.4以下とすることが好ましい。
さらに、上記のように、磁気飽和を回避しつつ各昇圧コイルの体積を低減するという観点からは、結合率aは0.1以上とすることが好ましい。よって、車両搭載用の2相マルチフェーズコンバータに用いる昇圧コイルの結合率aは、0.1以上0.4以下とすることが好ましい。
より一般的には、昇圧比が変化範囲の中央値以下の値であるときに、各昇圧コイルに流れる電流のリップル成分が、結合率を0とした場合における各昇圧コイルに流れる電流のリップル成分より小さくなるよう、結合率を決定することが好ましい。すなわち、図2では、出力電圧の変化範囲をVh=450V〜750Vとした場合、出力電圧Vhが600Vを超える範囲において、リップル成分の特性が基準特性と交わるよう結合率を決定することが好ましい。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図3に第2の実施形態に係る3相マルチフェーズコンバータの構成を示す。3相マルチフェーズコンバータは、互いに磁気結合する3つの昇圧コイルを備え、各昇圧コイルに流れる電流を異なるタイミングでスイッチング制御するものである。図1に示す2相マルチフェーズコンバータと同一の構成部については同一の符号を付してその説明を省略する。
3相マルチフェーズコンバータは、2相マルチフェーズコンバータに、さらに、第3昇圧コイル30、上スイッチ16−3、下スイッチ18−3を設けた構成を有する。上スイッチ16−3の一端は下スイッチ18−3の一端に接続される。下スイッチ18−3の他端は電池10の負極端子に接続され、上スイッチ16−3の他端および下スイッチ18−3の他端は、コンデンサ20の両端に接続される。また、第3昇圧コイル30の一端は電池10の正極端子に接続され、他端は上スイッチ16−3および下スイッチ18−3の接続点に接続される。
第1昇圧コイル12、第2昇圧コイル14、および第3昇圧コイル30は、電池10から各昇圧コイルに電流が流れた場合または各昇圧コイルから電池10に電流が流れた場合に、1つの昇圧コイルで発生した磁束が他の2つの昇圧コイルにおける磁束を減少させるよう、負に磁気結合する。第1昇圧コイル12、第2昇圧コイル14、第3昇圧コイル30は、それぞれ、2つの結合部aLおよび単独部(1−2a)Lを直列接続したインダクタンスによって表される。ここで、aは結合率であり0以上0.5以下の値をとる。結合率aは、1つの昇圧コイルの誘導起電力が、他の2つの昇圧コイルの誘導起電力にそれぞれ寄与する割合を示す。すなわち、単独部(1−2a)Lは、各昇圧コイルの自己インダクタンスを示し、結合部aLは、3つの昇圧コイルのうちの2つの間での相互インダクタンスを示す。なお、図3の回路は等価回路による表現であり、実際の第1昇圧コイル12、第2昇圧コイル14、および第3昇圧コイル30は、巻線のあらゆる部分で分布的に磁気結合する構成とすることができる。
本実施形態に係る3相マルチフェーズコンバータの制御状態は、次の4つの状態をとるものとする。(1)上スイッチ16−1、下スイッチ18−2および18−3をオンとし、他のスイッチをオフとする状態、(2)上スイッチ16−2、下スイッチ18−1および18−3をオンとし、他のスイッチをオフとする状態、(3)上スイッチ16−3、下スイッチ18−1および18−2をオンとし、他のスイッチをオフとする状態、(4)下スイッチ18−1〜18−3をオンとし、他のスイッチをオフとする状態。以下では、(1)〜(4)の状態をそれぞれ、上1オン状態、上2オン状態、上3オン状態および全下オン状態とする。なお、一般には、3つの上スイッチをオンとし、他のスイッチをオフとした全上オン状態をとってもよいことは言うまでもない。
コントロールユニット28は、上1オン、全下オン、上2オン、全下オン、上3オン、全下オン、上1オン、全下オン、上2オン、全下オン、・・・・というように、上1オン、上2オンおよび上3オン状態の各状態の次に全下オン状態をとるよう、各スイッチを制御する。また、コントロールユニット28は、上1オン状態、上2オン状態、および上3オン状態の各時間が等しくなるよう、各スイッチを制御する。
電池電圧Vbに対する出力電圧Vhの比として定義される昇圧比は、3相マルチフェーズコンバータが、上1オン状態、上2オン状態、または上3オン状態となる時間T1、および全下オン状態となる時間T2を変化させることで調整することができる。制御周期Tc=T1+T2を一定とした場合、時間T1およびT2と昇圧比αとの間には、α=3(1+T2/T1)の関係がある。
コントロールユニット28は、制御周期Tc=T1+T2を一定とし、時間T2の時間T1に対する比率を変化させることにより昇圧比を調整し、出力電圧Vhを調整する。
このような構成によれば、コントロールユニット28は、車両の走行制御に応じて、3相マルチフェーズコンバータの出力電力Vhを調整し、車両駆動回路26に与える電圧を調整することができる。
次に、各昇圧コイルの設計について説明する。第1昇圧コイル12、第2昇圧コイル14および第3昇圧コイル30を相互に負に磁気結合させることにより、昇圧コイルの体積を低減させることができる点については、2相マルチフェーズコンバータと同様である。
ここでは、各昇圧コイルに流れる電流のリップル成分を低減し、各昇圧コイルの発熱量を低減することにより昇圧コイルの体積を小さくする設計につき説明する。
まず、3相マルチフェーズコンバータの制御状態が全下オン状態である場合について、キルヒホッフの第2法則を適用する。すなわち、電池10の正極端子から第1昇圧コイル12および下スイッチ18−1を経て、電池10の負極端子に至る電流ループ、電池10の正極端子から第2昇圧コイル14および下スイッチ18−2を経て、電池10の負極端子に至る電流ループ、および電池10の正極端子から第3昇圧コイル30および下スイッチ18−3を経て、電池10の負極端子に至る電流ループについて閉路方程式を立てる。そして、(数1)と同様、閉路方程式を解くことにより、各昇圧コイルに流れる電流の時間微分を求めることができる。
さらに、上1オン状態、上2オン状態、および上3オン状態の各状態について、キルヒホッフの第2法則を適用し閉路方程式を立てる。すなわち、3つの昇圧コイルのうち接続される上スイッチがオンとなっているものについては、電池10の正極端子から昇圧コイル、上スイッチ、およびコンデンサ20を経て、電池10の負極端子に至る電流ループについて閉路方程式を立て、3つの昇圧コイルのうち接続される下スイッチがオンであるものについては、電池10の正極端子から昇圧コイルおよび下スイッチを経て、電池10の負極端子に至る電流ループについて閉路方程式を立てる。そして、(数2)および(数3)、または(数4)および(数5)を求めた場合と同様にして、各昇圧コイルに流れる電流の時間微分を求める。これによって、各昇圧コイルに流れる電流のリップル成分を求めることができる。
結合率をa=0.0、a=0.1、a=0.2、a=0.3およびa=0.4の5通りとした場合について、電池電圧Vb=200Vに対し、出力電圧Vhを600V〜900Vの範囲で変化させたときの各昇圧コイルに流れる電流のリップル成分を求めた結果を図4に示す。図4(b)は図4(a)の縦軸のスケールを縮小したものである。ここでは、各昇圧コイルのインダクタンスをL=100μH、制御周期TcをTc=T1+T2=1μsecとした。
結合率a=0.1およびa=0.2の場合には、結合率a=0.0の場合よりもリップル成分は小さい。結合率aが増加するに従いリップル成分の出力電圧Vhに対する傾きが大きくなり、結合率a=0.3の特性は、出力電圧Vh=820V付近で結合率a=0.0の特性(基準特性)と交わる。すなわち、特性が交わる点より低電圧側では、結合率a=0.3の場合のリップル成分の方が基準特性のリップル成分よりも小さくなり、特性が交わる点より高電圧側では、結合率a=0.3の場合のリップル成分の方が基準特性のリップル成分よりも大きくなる。また、結合率aが大きくなる程、基準特性との交点は低電圧側に移動する。結合率a=0.4の場合にあっては、出力電圧Vh=700Vを超える範囲で、結合率a=0.4の場合のリップル成分の方が基準特性のリップル成分よりも大きくなる。
3相マルチフェーズコンバータは、2相マルチフェーズコンバータが用いられる車両よりも大型の車両に用いられることが多い。そのため、出力電圧Vhが600V〜750Vとなる頻度が高い。したがって、各昇圧コイルに流れる電流の電流リップルを低減し、各昇圧コイルの体積を低減するという観点から、結合率aは0.4以下とすることが好ましい。
さらに、上記のように、磁気飽和を回避しつつ各昇圧コイルの体積を低減するという観点からは、結合率aは0.1以上とすることが好ましい。したがって、車両搭載用の3相マルチフェーズコンバータに用いる昇圧コイルの結合率aは、0.1以上0.4以下とすることが好ましい。
より一般的には、2相マルチフェーズコンバータと同様、昇圧比が変化範囲の中央値以下の値であるときに、各昇圧コイルに流れる電流のリップル成分が、結合率を0とした場合における各昇圧コイルに流れる電流のリップル成分より小さくなるよう、結合率を決定することが好ましい。すなわち、図4で出力電圧Vhの変化範囲をVh=600V〜750Vとした場合、出力電圧Vhが675V以上となる範囲で、リップル成分の特性が基準特性と交わるよう結合率を決定することが好ましい。
以上、本発明の実施形態について説明した。本発明の実施形態に係る設計方法によれば、マルチフェーズコンバータの昇圧コイルに流れる電流のリップル成分を低減し、昇圧コイルの体積を低減することができる。
2相マルチフェーズコンバータの構成を示す図である。 2相マルチフェーズコンバータについて、出力電圧と各昇圧コイルのリップル成分との関係を示す図である。 3相マルチフェーズコンバータの構成を示す図である。 3相マルチフェーズコンバータについて、出力電圧と各昇圧コイルのリップル成分との関係を示す図である。
符号の説明
10 電池、12 第1昇圧コイル、14 第2昇圧コイル、16−1〜16−3 上スイッチ、18−1〜18−3 下スイッチ、20 コンデンサ、22,24 出力端子、26 車両駆動回路、28 コントロールユニット、30 第3昇圧コイル。

Claims (5)

  1. 複数の昇圧コイルと、
    各昇圧コイルに流れる電流のスイッチングにより各昇圧コイルに誘導起電力を発生させるスイッチング回路と、を備え、
    入力電圧と各昇圧コイルに発生した誘導起電力とに基づく出力電圧を車両駆動回路に印加する、車両搭載用マルチフェーズコンバータの設計方法において、
    前記複数の昇圧コイルのうちの1つにおける誘導起電力が、他の1つの端子間電圧に寄与する程度を示す結合率を、当該結合率と各昇圧コイルの電流リップル成分との関係に基づいて決定する設計工程を含むことを特徴とする設計方法。
  2. 請求項1に記載の設計方法において、
    前記設計工程は、
    前記出力電圧の前記入力電圧に対する比を変化させたときの各昇圧コイルの電流リップル成分の変化に基づいて前記結合率を決定する工程を含むことを特徴とする設計方法。
  3. 複数の昇圧コイルと、
    各昇圧コイルに流れる電流のスイッチングにより、各昇圧コイルに誘導起電力を発生させるスイッチング回路と、を備え、
    入力電圧と各昇圧コイルに発生した誘導起電力とに基づく出力電圧を車両駆動回路に印加する、車両搭載用マルチフェーズコンバータにおいて、
    前記スイッチング回路は、
    前記入力電圧の前記出力電圧に対する比が、車両の走行制御に応じて所定の変化範囲で変化するよう、各昇圧コイルに流れる電流をスイッチングし、
    前記複数の昇圧コイルのうちの1つにおける誘導起電力が、他の1つの端子間電圧に寄与する程度を示す結合率は、
    前記比が前記変化範囲の中央値以下であるときに、各昇圧コイルの電流リップル成分が、前記結合率を0とした場合における各昇圧コイルの電流リップル成分より小さくなるよう決定されていることを特徴とする車両搭載用マルチフェーズコンバータ。
  4. 複数の昇圧コイルと、
    各昇圧コイルに流れる電流のスイッチングにより、各昇圧コイルに誘導起電力を発生させるスイッチング回路と、を備え、
    入力電圧と各昇圧コイルに発生した誘導起電力とに基づく出力電圧を車両駆動回路に印加する、車両搭載用マルチフェーズコンバータにおいて、
    前記複数の昇圧コイルのうちの1つにおける誘導起電力が、他の1つの端子間電圧に寄与する割合を示す結合率を0.1以上0.4以下の値としたことを特徴とする車両搭載用マルチフェーズコンバータ。
  5. 請求項4に記載の車両搭載用マルチフェーズコンバータにおいて、
    前記スイッチング回路は、
    前記入力電圧の前記出力電圧に対する比が車両の走行制御に応じて変化するよう、各昇圧コイルに流れる電流をスイッチングすることを特徴とする車両搭載用マルチフェーズコンバータ。
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