JP2008022594A - Dc/dcコンバータ - Google Patents
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Abstract
【課題】1〜N倍の範囲で連続的に昇圧率を可変にでき、所望の倍率で昇圧を行うことができ、サージ電圧を低減できるDC/DCコンバータを提供する。
【解決手段】DC/DCコンバータは、昇圧型であり、1次巻線L1と2次巻線L2が逆巻き結線に接続され、低電圧側ポートの正極端子TA1に1次巻線と2次巻線の共通端子cを接続する磁気相殺の変圧器T1と、第1と第2のダイオード32,33と、1次巻線の中間タップと共通基準端子の間に接続される第1スイッチ手段SW1と、1次巻線の中間タップと高電圧側ポートの正極端子の間に接続される第2スイッチ手段SW2と、2次巻線の中間タップと共通基準端子の間に接続される第3スイッチ手段SW3と、2次巻線の中間タップと高電圧側ポートの正極端子の間に接続される第4スイッチ手段SW4と、各巻線の他端子と共通基準端子の間に設けられたサージ電圧低減回路とを有する。
【選択図】図2
【解決手段】DC/DCコンバータは、昇圧型であり、1次巻線L1と2次巻線L2が逆巻き結線に接続され、低電圧側ポートの正極端子TA1に1次巻線と2次巻線の共通端子cを接続する磁気相殺の変圧器T1と、第1と第2のダイオード32,33と、1次巻線の中間タップと共通基準端子の間に接続される第1スイッチ手段SW1と、1次巻線の中間タップと高電圧側ポートの正極端子の間に接続される第2スイッチ手段SW2と、2次巻線の中間タップと共通基準端子の間に接続される第3スイッチ手段SW3と、2次巻線の中間タップと高電圧側ポートの正極端子の間に接続される第4スイッチ手段SW4と、各巻線の他端子と共通基準端子の間に設けられたサージ電圧低減回路とを有する。
【選択図】図2
Description
本発明はDC/DCコンバータに関し、特に、電気自動車等の電源部に使用され、小型・軽量化および昇圧の倍率調整に好適なDC/DCコンバータに関する。
従来、様々な昇圧型DC/DCコンバータが提案されている(例えば特許文献1や特許文献2など)。これらの特許文献に基づく昇圧型DC/DCコンバータの基本的な回路構成を図11に示す。図11に示す昇圧型DC/DCコンバータ100は可変電圧昇圧方式の電気回路であり、1つのコイル(インダクタまたはインダクタンス要素)101を用いて構成されている。
DC/DCコンバータ100は、入力側平滑コンデンサ102、コイル101、スイッチ素子103、ダイオード104、および出力側平滑コンデンサ105を含んで構成される。
上記DC/DCコンバータ100の働きを説明する。最初の段階で入力側平滑コンデンサ102は、入力端子107に印加された入力電圧によって、その端子間電圧が入力電圧に一致するように充電されている。ゲート信号SG101でスイッチ素子103がオンとすると、入力側平滑コンデンサ102に蓄電された電荷に基づきコイル101とスイッチ素子103を経由して基準端子106に電流が流れる。このときコイル101は励磁され、磁気エネルギが蓄積される。次にスイッチ素子103がオフすると、コイル101に蓄積された磁気エネルギに基づく誘電電圧が入力側平滑コンデンサ102の電圧に重畳され、入力電圧よりも大きな電圧が発生し、当該電圧は、ダイオード104を介して出力側平滑コンデンサ105に対して出力電流IOUTを供給する。スイッチ素子103のオン・オフのデューティを調整することにより、所定範囲内で所望の出力電圧を得ることができる。これにより可変電圧昇圧方式のDC/DCコンバータが実現される。
しかし、図11に示すような電気回路では、入力端子107からの電流がコイル101を単純に直流励磁してエネルギを蓄積する構成のため、直流磁化された際のコイル101における磁気飽和を防止するためにコイル101のサイズを大きなものとならざるを得ない。また一般的に、コイル101のサイズに応じてその価格も高くなる。またこのようなコイル101では、昇圧率が上がると、効率が低下するという問題も有している。
図11に示された1つのコイル101を用いて構成される基本的な昇圧型DC/DCコンバータは、前述の通り、当該コイル101の磁気飽和を防止しつつ十分な昇圧を行うためには重量の大きい大型のコアを用いたコイルが必要となる。このことは、DC/DCコンバータの全体の小型化および軽量化の阻害要因となる。そこで、本発明者等は、先に、インダクタを小型・軽量化することができ、1〜N倍の範囲で連続的に昇圧率および降圧率を可変にでき、所望の倍率で昇圧または降圧を行うことができるDC/DCコンバータを提案した(特許文献3の図15〜図21等、特願2005−32173号(平成17年2月8日出願))。
図12に、特願2005−32173号で提案した昇圧型のDC/DCコンバータの一回路例を示す。
DC/DCコンバータ201による昇圧動作では、低電圧側入力ポートTA1に入力される直流電圧V1が高電圧側出力ポートTA2の直流電圧V2に昇圧される。
DC/DCコンバータ201は、平滑コンデンサC1、コア121と1次巻線L1および2次巻線L2とから成る変圧器(トランス)T1、タップ134とタップ135を介して巻線L1,L2のそれぞれに接続される2つのスイッチ素子SW1,SW3、平滑コンデンサC2、4つのダイオード132,133,142,143から構成される。低電圧側ポートの正極端子TA1には直流電圧V1が入力され、高電圧側ポートの正極端子TA2には直流電圧V2(>V1)が出力される。符号E1は共通基準端子(アース端子)を示している。
DC/DCコンバータ201では、変圧器T1の1次巻線L1のタップ134と出力端子TA2との間に出力端子TA2に向けて順方向のダイオード142を接続すると共に、変圧器T1の2次巻線L2のタップ135と出力端子TA2との間に出力端子TA2に向けて順方向のダイオード143を接続し、これにより昇圧動作のみを行えるようにしている。なお昇圧の倍率はタップ131,134の位置を変えることにより調整される。
特開2003−111390号公報
特開2003−216255号公報
特開2006−149054号公報
上記の昇圧型DC/DCコンバータ201では、スイッチ素子SW1,SW3によるスイッチング動作は、変圧器T1の1次巻線L1と2次巻線L2のタップ134,135のそれぞれに対して行われる。このため、スイッチ素子SW1,SW2がそれぞれオンするとき、オンしたスイッチ素子が接続される巻線の出力側端子は負電圧になる。1次巻線L1または2次巻線L2の出力側端子が負電圧になると、当該出力側端子に接続されたダイオード(132または133)で貫通電流(または逆回復電流)が瞬時に流れ、その結果サージ電圧が発生する。そのため、上記ダイオード132,133は、必要とされる電圧の倍以上の高い耐圧特性が要求される。
上記の昇圧型DC/DCコンバータ201において入力端子TA1と変圧器T1の入力側の共通端子cとの間に他の1つのインダクタ(コイル)を設けた構成であっても、上記と同様な要求がある。
本発明の目的は、上記の課題に鑑み、インダクタを小型・軽量化することができ、1〜N倍の範囲で連続的に昇圧率を可変にでき、所望の倍率で昇圧を行うことができ、さらにサージ電圧を低減できるDC/DCコンバータを提供することにある。
本発明に係るDC/DCコンバータは、上記目的を達成するために、低電圧側ポートと高電圧側ポートを有する昇圧型DC/DCコンバータであって、1次巻線と2次巻線が逆巻き結線に接続され、低電圧側ポートの正極端子に1次巻線と2次巻線の共通端子を接続する磁気相殺型の変圧器と、変圧器の1次巻線の他端子と高電圧側ポートの正極端子とを接続する第1ダイオードと、変圧器の2次巻線の他端子と高電圧側ポートの正極端子とを接続する第2ダイオードと、1次巻線の中間タップと共通基準端子との間に接続され、1次巻線の前記中間タップから共通基準端子へ流れる電流を制御する第1スイッチ手段と、1次巻線の中間タップと高電圧側ポートの正極端子との間に接続され、1次巻線の中間タップから高電圧側ポートの正極端子へ流れる電流を制御する第2スイッチ手段と、2次巻線の中間タップと共通基準端子との間に接続され、2次巻線の中間タップから共通基準端子へ流れる電流を制御する第3スイッチ手段と、2次巻線の中間タップと高電圧側ポートの正極端子との間に接続され、2次巻線の中間タップから高電圧側ポートの正極端子へ流れる電流を制御する第4スイッチ手段と、1次巻線の他端子および2次巻線の他端子のそれぞれと共通基準端子との間に設けられたサージ電圧低減回路と、を有するように構成される。
本発明によれば、逆巻き結線構造を有する1次巻線および2次巻線から成る変圧器を利用し、かつ1次巻線および2次巻線の通電を制御するスイッチ素子を利用して昇圧型DC/DCコンバータを構成したため、小型・軽量化することができる。さらに昇圧型DC/DCコンバータの昇圧率を所定範囲で連続的に変化することができる。また上記変圧器において1次巻線および2次巻線で中間タップを利用する構成を有したため、昇圧率等を中間タップの巻数比またはタップの位置に応じて2倍以上のN倍にすることができると共に、上記同様に昇圧率等を連続的に可変にすることができる。
さらに本発明によれば、サージ電圧低減回路部を設けたため、変圧器の1次巻線および2次巻線の出力端側で生じる負電位に対して流れる逆回復電流を阻止し、サージ電圧の発生を低減することができる。
さらに本発明によれば、サージ電圧低減回路部を設けたため、変圧器の1次巻線および2次巻線の出力端側で生じる負電位に対して流れる逆回復電流を阻止し、サージ電圧の発生を低減することができる。
以下に、本発明の好適な実施形態(実施例)を添付図面に基づいて説明する。
図1を参照して、DC/DCコンバータが適用される電気システムの例について説明する。図1は電気自動車の電気システムを示す。
図1において、電気自動車の電気システム10は、走行用メインバッテリ11と、補機類12を駆動するための補機用バッテリ13と、メインバッテリ11および補機用バッテリ13を充電するための充電器14を備える。充電器14は、メインバッテリ11と高圧ライン15を介して接続され、メインバッテリ11に対して高電圧(例えば数100V)の電力を供給する。また充電器14は、DC/DCコンバータ16および低圧ライン17を介して補機用バッテリ13と接続される。
図1の回路例で、DC/DCコンバータ16は例えば降圧型のDC/DCコンバータとして用いられている。降圧型のDC/DCコンバータ16は、充電器14から供給される高電圧を低電圧に変換し、当該低電圧の電力を低圧ライン17を介して補機用バッテリ13に供給する。DC/DCコンバータ16から出力される低電圧の電力は、低圧ライン17を介して補機類12および冷却装置18等にも供給される。
電気自動車の電気システム10には、さらに制御装置(ECU)19が設けられている。制御装置19は、電気システム10に含まれる各機器から状態検出信号を入力する共に、当該各機器に対して制御信号を出力する。具体的に、制御装置19は、メインバッテリ11からバッテリ情報(電圧、電流、温度等)に係る信号SG11を受けると共に、DC/DCコンバータ16に対して制御信号SG12、充電器14に対して充電指令に係る制御信号SG13、冷却装置18に対して作動指令に係る制御信号SG14をそれぞれ与える。
図1に示した構成では、DC/DCコンバータ16は、電気自動車の電気システム10において、その用途から降圧型のDC/DCコンバータとして用いられている。給電対象に応じて、昇圧型のDC/DCコンバータが用いられることもある。
以下に説明される本発明に係るDC/DCコンバータは、昇圧型のDC/DCコンバータである。
図2はDC/DCコンバータの第1実施形態の回路構成を示す。第1実施形態では、昇圧型として用いられるDC/DCコンバータ31の例を説明する。図2〜図9を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
図2に示したDC/DCコンバータ31では昇圧型の装置として使用される。DC/DCコンバータ31の昇圧動作は図4と図5を参照して説明する。なお回路各部に流れる各種の信号または電流の波形については図6〜図9を参照して説明する。
図2で、DC/DCコンバータ31は2ポート回路(四端子回路)として示されている。昇圧型DC/DCコンバータ31では、左側ポートが低電圧側の入力ポートとなり、右側ポートが高電圧側の出力ポートとなる。
DC/DCコンバータ31は、平滑コンデンサC1と、変圧器(トランス)T1と、4つのスイッチ素子SW1,SW2,SW3,SW4と、平滑コンデンサC2と、ダイオード32,33とから構成される。平滑コンデンサC1は共通基準端子(通常ではアース端子(GND))E1と端子TA1との間に接続され、平滑コンデンサC2は共通基準端子E1と端子TA2との間に接続されている。端子TA1に直流電圧V1が入力されると、端子TA2には直流電圧V2が出力される。直流電圧V1,V2の間の大小関係はV1<V2である。端子TA1,TA2は共に正極(プラス)端子である。
変圧器T1はコア(フェライトコア、鉄心等)21と1次巻線L1と2次巻線L2とによって構成される。1次巻線L1と2次巻線L2は逆巻き結線による接続関係で接続される。1次巻線L1と2次巻線L2の巻数比は好ましくは1:1である。図2で示す1次巻線L1と2次巻線L2の各々に付されたドット記号は電圧が誘起されたときの高電位側を示している。コア21としてフェライトコアを使用すると、高周波に対応できかつコア部を軽量化することができる。
さらに変圧器T1において、1次巻線L1と2次巻線L2のそれぞれは中間タップ34,35を備えている。例えば中間タップ34は、図3に示すように、1次巻線L1をn1:n2の巻数比で分割する。巻数比をn1:n2とすると、昇圧型DC/DCコンバータ31の昇圧率NはN=(n1+n2)/n1+1で決められる。この分割率は、本発明が適用されるシステムの昇圧要求に応じて決定される。
上記の変圧器T1では、コア21を介して1次巻線L1と2次巻線L2が磁気的に結合されている。また1次巻線L1と2次巻線L2の巻数比が1:1であるので、一方の巻線に励磁電流が流れると、他方の巻線には同じ値の電圧が誘起される。例えばスイッチ素子SW1がオンして、入力電圧V1に基づき1次巻線L1に電流が流れると、その変化に応じて1次巻線L1に電圧が誘起される。さらに1次巻線L1に励磁電流が流れると、相互誘導作用で2次巻線L2にも電圧が誘起される。従って端子TA2側に対しては、入力電圧V1と2次巻線L2の誘起電圧が加算された電圧が生じ、昇圧動作が行われる。変圧器T1の2次巻線L2の誘起電圧は、スイッチ素子SW1のオン動作時間に依存するので、2次巻線L2の誘起電圧の加算値はV1〜2V1で変化する。以上のことは、変圧器T1の2次巻線L2に通電を行うためのスイッチ素子SW3をオンするときにも同様である。
上記4つのスイッチ素子SW1〜SW4のそれぞれには、例えば大電流および高耐圧が可能なIGBT(Insulated Gate Bipolar Mode Transistor)が用いられる。スイッチ素子SW1〜SW4はコレクタ、エミッタ、ゲートの端子を有する。また各スイッチ素子SW1〜SW4のコレクタ・エミッタ間にはエミッタからコレクタに向かって順方向のダイオード22が並列に設けられている。
上記DC/DCコンバータ31において、端子TA1すなわち平滑コンデンサC1の上端子には、変圧器T1における1次巻線L1と2次巻線L2の共通端子cが接続される。さらにDC/DCコンバータ31では、変圧器T1の1次巻線L1の他端子と端子TA2との間に上記ダイオード32が接続され、変圧器T1の2次巻線L2の他端子と端子TA2との間に上記ダイオード33が接続されている。
上記変圧器T1では、さらに、1次巻線L1の中間タップ34と共通基準端子E1との間にはスイッチ素子SW1のコレクタ・エミッタ間が接続され、同中間タップ34と端子TA2との間にはスイッチ素子SW2のエミッタ・コレクタ間が接続される。また2次巻線L2の中間タップ35と共通基準端子E1との間にはスイッチ素子SW3のコレクタ・エミッタ間が接続され、同中間タップ35と端子TA2との間にはスイッチ素子SW4のエミッタ・コレクタ間が接続される。4つのスイッチ素子SW1〜SW4のゲートG1〜G4には前述した制御装置19から各スイッチ素子のオン・オフ動作を制御するためのゲート信号SG1〜SG4が与えられる。各スイッチ素子SW1〜SW4のコレクタ・エミッタ間にはエミッタからコレクタに向かって順方向のダイオード22が並列に設けられている。
昇圧型のDC/DCコンバータ31の上記の回路構成において、変形例として、入力端子TA1と共通端子cとの間に他の1つのインダクタ(コイル)を設けることもできる。
さらに、DC/DCコンバータ31の基本的回路の構成に対して、2つのダイオード36,37と1つの抵抗38と2つのコンデンサC3,C4から成る電気回路が追加される。1つのコンデンサC3は平滑コンデンサC2に対して平行に接続される。他のコンデンサC4は共通基準端子E1と、2つのダイオード36,37のそれぞれのアノードと間に接続される。2つのダイオード36,37のカソードはそれぞれ1次巻線L1の出力端と2次巻線L2の出力端に接続される。抵抗38は、コンデンサC4に並列に接続されている。
上記の2つのダイオード36,37は負電圧を整流する作用を有する。2つのダイオード36,37は、変圧器T1の1次巻線L1と2次巻線L2の出力端子に対して直列に接続される。これらのダイオード36,37は逆回復時間の短いダイオードである。ダイオード36,37の電流定格は出力端子TA2から出力される出力電流の1/10で十分である。2つのコンデンサC3,C4は、整流で生じた上記の負電圧で生ずるサージ電圧を吸収する。コンデンサC3,C4には高周波特性の良いフィルムやセラミックコンデンサを使用し、可能な限り短い距離で接続される。また抵抗38は振動を吸収する作用を有する。
次に図4〜図8を参照してDC/DCコンバータ31の昇圧動作を説明する。昇圧動作では、スイッチ素子SW1,SW3の各ゲートにはゲート信号SG1,SG3を与え、スイッチ素子SW2,SW4の各ゲートにはオフ信号(OFF)を与える。
上記のゲート信号SG1,SG3の信号波形図を図6に示す。ゲート信号SG1,SG3は同じ周期(t1)および同じデューティ(DUTY:t2)のパルス波形の信号であり、かつスイッチ素子SW1,SW3が同時にオンにならないように位相はずらして設定されている。ゲート信号SG1,SG3によってスイッチ素子SW1,SW3は交互にオン・オフ動作を繰り返す。スイッチ素子SW1,SW3のオン動作時間を決めるデューティ(t2)は、スイッチ素子SW1,SW3が、同時にオンになるのを避けるため、50%以下で任意に変化させることが可能である。
図4は、DC/DCコンバータ31でゲート信号SG1によりスイッチ素子SW1のみをオンして変圧器T1の1次巻線L1に通電させるときの回路各部の電流の流れを示している。このときスイッチ素子SW3はゲート信号SG3によりオフの状態にある。また図5はDC/DCコンバータ31でゲート信号SG3によりスイッチ素子SW3のみをオンして変圧器T1の2次巻線L2に通電させるときの回路各部の電流の流れを示している。このときスイッチ素子SW1はゲート信号SG1によりオフの状態にある。
図4に示したDC/DCコンバータ31において、スイッチ素子SW1のゲートにはゲート信号SG1が供給され、ゲート信号SG1がオン(ON)であるときスイッチ素子SW1はオン動作する。端子TA1には直流電圧V1が入力されているので、スイッチ素子SW1がオン動作すると、変圧器T1の1次巻線L1には中間タップ34を経由して励磁電流I1が流れる。この励磁電流I1は、端子TA1、1次巻線L1、中間タップ34、スイッチ素子SW1のルートを流れる。ゲート信号SG1がオンである間、励磁電流I1は次第に増加する。ゲート信号SG1がオフ(OFF)になると、励磁電流I1は減少し、最後にゼロになる。ゲート信号SG1がオフになった後に一定時間生じる励磁電流I1−1は、1次巻線L1、中間タップ34、スイッチ素子SW2のダイオード22を通って端子TA2へ流れる。
変圧器T1の1次巻線L1に上記励磁電流I1が流れると、2次巻線L2に相互誘導作用に基づき励起電流I2が生じる。励起電流I2はダイオード33を経由して端子TA2へ流れる。2次巻線L2の励起電流I2は、励磁電流I1と実質的に同形の変化特性で生じ、かつ巻数比(1:1)に基づき実質的に同じ値で生じる。励起電流I2によって平滑コンデンサC2は充電され、その結果、端子TA2には励起電流I2に基づき直流電圧V2が出力される。
以上のゲート信号SG1および各電流I1,I2の変化は図7に示される。
次に図5の動作例を説明する。DC/DCコンバータ31において、スイッチ素子SW3のゲートにゲート信号SG3が供給され、ゲート信号SG3がオン(ON)であるときスイッチ素子SW3はオン動作する。端子TA1には直流電圧V1が入力されており、スイッチ素子SW3がオン動作すると、変圧器T1の2次巻線L2には励磁電流I3が流れる。この励磁電流I3は、端子TA1、2次巻線L2、中間タップ35、スイッチ素子SW3のルートを流れる。ゲート信号SG3がオンである間、励磁電流I3は次第に増加する。ゲート信号SG3がオフ(OFF)になると、励磁電流I3は減少し、最後にゼロになる。ゲート信号SG3がオフになった後に一定時間生じる励磁電流I3−1は、2次巻線L2、中間タップ35、スイッチ素子SW4のダイオード22を通って端子TA2へ流れる。
変圧器T1の2次巻線L2に励磁電流I3が流れると、1次巻線L1に相互誘導作用に基づき励起電流I4が流れる。1次巻線L1の励起電流I4は、励磁電流I3と実質的に同形の変化特性で生じ、かつ巻数比(1:1)に基づき実質的に同じ値で生じる。励起電流I4によって平滑コンデンサC2は充電され、その結果、端子TA2には励起電流I4に基づき直流電圧V2が出力される。
以上のゲート信号SG3および各電流I3,I4の変化は図8に示される。
以上のごとくDC/DCコンバータ31の昇圧動作によれば、第1に、スイッチ素子SW1がオンしかつスイッチ素子SW3がオフすると、1次巻線L1に励磁電流が流れ、同時に2次巻線L2にもコア21の磁化を相殺する方向に励起電流が流れ、この2次巻線L2を通して電流(磁気エネルギ)が出力端子TA2側に供給される。第2に、スイッチ素子SW3がオンしかつスイッチ素子SW1がオフすると、2次巻線L2に励磁電流が流れ、同時に1次巻線L1にもコア21の磁化を相殺する方向に励起電流が流れ、この1次巻線L1を通して電流(磁気エネルギ)が出力端子TA2側に供給される。これによって、変圧器T1の1次巻線L1と2次巻線L2のそれぞれの電流の向きが反対になり、コア21における直流磁化が相殺され、コア21が磁気飽和しにくくなる。従って、従来に比較し小さい巻線(コイル)であってもより大きな電力を扱うことができる。すなわち昇圧型DC/DCコンバータ31の小型化を達成することができる。
また端子TA2から出力される直流電圧V2に関し、入力電圧V1に対する出力電圧V2の昇圧機能は、変圧器T1の1次巻線L1および2次巻線L2による誘導起電力として実現される。その結果、DC/DCコンバータ31による昇圧動作は、ゲート信号SW1,SW3のデューティ(t2)を50%以下で可変にすることにより、入力電圧V1を1〜N倍の範囲で所望の値に昇圧することが可能となる。
次に、図9の回路各部での電圧波形特性を参照して、追加された電気回路による作用を説明する。追加された電気回路は、2つのダイオード36,37、1つの抵抗38、2つのコンデンサC3,C4から構成されるサージ電圧低減回路である。
例えば、図4に示すごとく、ゲート信号SG1によりスイッチ素子SW1をオンすると、変圧器T1の2次巻線L2の側に電流が流れ、2次巻線L2の出力端P2に出力電圧(状態ST1)が発生する。その時、変圧器T1の1次巻線L1の出力端P1の電圧状態は、共通端子cと中間タップ34の間の電圧と同じ電圧で負電圧になっている(状態ST2)。
上記の状態において、上記のサージ電圧低減回路がないと仮定すると、前述のごとくダイオードD1等の貫通電流等も寄与してサージ電圧が発生し、かつ当該サージ電圧は振動を継続し、なかなか振動は減衰しない。しかしながら、本実施形態に係るDC/DCコンバータ31では、サージ電圧低減作用を有する上記電気回路を付加したため、回路部位P3において、ダイオード36で整流され、一定値を維持する安定した負電圧が発生する(状態ST3)。これにより、出力端P1または出力端P2に発生する負電圧のサージ電圧は、ダイオード36またはダイオード37を経由して高周波特性の良いコンデンサC4に吸収される。さらにその後に残る振動については、抵抗38によってダンピングされ、速やかに当該振動は吸収される。
なおダイオード32,33には、貫通電流の流れが生じるのを防ぎ、サージ電圧を大幅に低減するためには、ショットキーダイオードやシリコンカーバイドダイオード等の逆回復時間の小さいものを選定することが望ましい。
次に、図10を参照して本発明の第2実施形態に係るDC/DCコンバータ41を説明する。第2実施形態に係るDC/DCコンバータ41は上記の第1実施形態のDC/DCコンバータ31の変形例である。図14において、第1実施形態で説明した要素には同一の符号を付し、重複説明は省略する。
第2実施形態に係るDC/DCコンバータ41でも昇圧動作が行われる。DC/DCコンバータ41による昇圧動作では、低電圧側入力ポートに入力される直流電圧V1が高電圧側出力ポートの直流電圧V2に昇圧される。
DC/DCコンバータ41は、第1実施形態の場合と同様に、平滑コンデンサC1、変圧器(トランス)T1、2つのスイッチ素子SW1,SW3、平滑コンデンサC2、2つのダイオード32,33を備える。また2つのスイッチ素子SW2,SW4は省略され、その代わりにダイオード42,43が接続される。低電圧側ポートの正極端子TA1には直流電圧V1が入力され、高電圧側ポートの正極端子TA2には直流電圧V2(>V1)が出力される。符号E1は共通基準端子(アース端子)を示している。
DC/DCコンバータ41では、変圧器T1の1次巻線L1の中間タップ34と出力端子TA2との間に出力端子TA2に向けて順方向のダイオード42を接続すると共に、変圧器T1の2次巻線L2の中間タップ35と出力端子TA2との間に出力端子TA2に向けて順方向のダイオード43を接続し、これにより昇圧動作を行えるようにしている。その他の構成およびその作用は、第1実施形態における昇圧型のDC/DCコンバータ31の構成・作用と基本的に同じである。
例えば、変圧器T1の1次巻線L1および2次巻線L2の中間タップがセンタにある場合、スイッチ素子SW1がオンすると、1次巻線L1の半分に電流が流れ、1次巻線L1の半分に入力電圧Vが加わるので、変圧器T1の作用で2次巻線L2に2倍の電圧(2V)が発生する。従って、入力側の電圧と2次巻線L2での電圧とを加えた電圧3Vが出力端子に発生する。
次に、スイッチ素子SW3がオンすると、2次巻線L2の半分に電流が流れ、2次巻線L2の半分に入力電圧Vが加わるので、変圧器T1の作用で1次巻線L1に2倍の電圧(2V)が発生する。従って、入力側の電圧と1次巻線L1での電圧とを加えた電圧3Vが出力端子に発生する。
上記において、スイッチ素子SW1がオフになると、1次巻線L1に流れていた電流はスイッチ素子SW1と中間タップ34に接続されたダイオード42を経由して出力端子TA2側に流れ、有効に使われる。またこのことはスイッチ素子SW3の場合にも同様であり、ダイオード43を経由して出力端子TA2側に流れ、有効に使われる。
上記のDC/DCコンバータ41の基本的回路の構成に対して、2つのダイオード36,37、1つの抵抗38、2つのコンデンサC3,C4から構成されるサージ電圧低減回路が追加される。
昇圧型のDC/DCコンバータ41において、サージ電圧低減回路を付加したため、第1実施形態の場合と同様に、出力端P1または出力端P2に発生する負電圧のサージ電圧は、ダイオード36またはダイオード37を経由して高周波特性の良いコンデンサC4に吸収され、ダンピング抵抗38と共に、サージ電圧の発生を抑制することができる。
なお、第2実施形態の構成によっても、第1実施形態と同様に、磁気回路の磁気相殺作用によってコア21の磁気飽和が防止され、変圧器T1の小型化、軽量化を図ることができる。また第2実施形態によれば、各スイッチのスイッチング周波数に比してコイル(巻線)に流れる電流の周波数が2倍になるので、フェライトのような高周波に適したコア材を使用でき、結果として変圧器T1の更なる小型化、軽量化を実現できる。一方、各スイッチのスイッチング周波数は従来と同様なので、IGBTのような大電流、高耐圧のスイッチング素子が使用できる。さらに、本実施形態による構成では、タップの分割率を適宜に変更することによってスイッチング周波数を変更させることなく所望の電圧を得ることができる。
以上の実施形態で説明された構成、形状、大きさおよび配置関係については本発明が理解・実施できる程度に概略的に示したものにすぎず、また数値および各構成の組成(材質)については例示にすぎない。従って本発明は、説明された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に示される技術的思想の範囲を逸脱しない限り様々な形態に変更することができる。
本発明のDC/DCコンバータは、電気自動車の電源部や各種電気機器の電源部に昇圧型電力変換装置として利用される。
10 電気システム
16 DC/DCコンバータ
19 制御装置
21 コア
22 ダイオード
31 DC/DCコンバータ
32,33 ダイオード
34,35 中間タップ
36,37 ダイオード
41 DC/DCコンバータ
42,43 ダイオード
L1 1次巻線
L2 2次巻線
T1 変圧器
SW1〜SW4 スイッチ素子
SG1〜SG4 ゲート信号
TA1 端子
TA2 端子
E1 共通基準端子
16 DC/DCコンバータ
19 制御装置
21 コア
22 ダイオード
31 DC/DCコンバータ
32,33 ダイオード
34,35 中間タップ
36,37 ダイオード
41 DC/DCコンバータ
42,43 ダイオード
L1 1次巻線
L2 2次巻線
T1 変圧器
SW1〜SW4 スイッチ素子
SG1〜SG4 ゲート信号
TA1 端子
TA2 端子
E1 共通基準端子
Claims (7)
- 低電圧側ポートと高電圧側ポートを有する昇圧型DC/DCコンバータであって、
1次巻線と2次巻線が逆巻き結線に接続され、低電圧側ポートの正極端子に前記1次巻線と前記2次巻線の共通端子を接続する磁気相殺型の変圧器と、
前記変圧器の前記1次巻線の他端子と前記高電圧側ポートの正極端子とを接続する第1ダイオードと、
前記変圧器の前記2次巻線の他端子と前記高電圧側ポートの前記正極端子とを接続する第2ダイオードと、
前記1次巻線の中間タップと共通基準端子との間に接続され、前記1次巻線の前記中間タップから前記共通基準端子へ流れる電流を制御する第1スイッチ手段と、
前記1次巻線の前記中間タップと前記高電圧側ポートの前記正極端子との間に接続され、前記1次巻線の前記中間タップから前記高電圧側ポートの前記正極端子へ流れる電流を制御する第2スイッチ手段と、
前記2次巻線の中間タップと前記共通基準端子との間に接続され、前記2次巻線の前記中間タップから前記共通基準端子へ流れる電流を制御する第3スイッチ手段と、
前記2次巻線の前記中間タップと前記高電圧側ポートの前記正極端子との間に接続され、前記2次巻線の前記中間タップから前記高電圧側ポートの前記正極端子へ流れる電流を制御する第4スイッチ手段と、
前記1次巻線の他端子および前記2次巻線の他端子のそれぞれと前記共通基準端子との間に設けられたサージ電圧低減回路と、
を有することを特徴とするDC/DCコンバータ。 - 制御手段から前記第1スイッチ手段と前記第3スイッチ手段に対しオン・オフ制御信号を与え、前記第1スイッチ手段と前記第3スイッチ手段のそれぞれのオン・オフ動作を交互に制御して昇圧動作を行うことを特徴とする請求項1記載のDC/DCコンバータ。
- 前記オン・オフ制御信号のデューティを可変にすることにより昇圧率を可変にすることを特徴とする請求項2記載のDC/DCコンバータ。
- 前記1次巻線の前記中間タップの位置で決まる巻数比に依存して昇圧率が設定されることを特徴とする請求項1記載のDC/DCコンバータ。
- 低電圧側ポートと高電圧側ポートを有する昇圧型DC/DCコンバータであって、
1次巻線と2次巻線が逆巻き結線に接続され、低電圧側ポートの正極端子に前記1次巻線と前記2次巻線の共通端子を接続する磁気相殺型の変圧器と、
前記変圧器の前記1次巻線の他端子と前記高電圧側ポートの正極端子とを接続する第1ダイオードと、
前記変圧器の前記2次巻線の他端子と前記高電圧側ポートの前記正極端子とを接続する第2ダイオードと、
前記1次巻線の中間タップと共通基準端子との間に接続され、前記1次巻線の前記中間タップから前記共通基準端子へ流れる電流を制御する第1スイッチ手段と、
前記1次巻線の前記中間タップと前記高電圧側ポートの前記正極端子との間に接続され、前記1次巻線の前記中間タップから前記高電圧側ポートの前記正極端子へ電流を流す第3ダイオードと、
前記2次巻線の中間タップと前記共通基準端子との間に接続され、前記2次巻線の前記中間タップから前記共通基準端子へ流れる電流を制御する第2スイッチ手段と、
前記2次巻線の前記中間タップと前記高電圧側ポートの前記正極端子との間に接続され、前記2次巻線の前記中間タップから前記高電圧側ポートの前記正極端子へ電流を流す第4ダイオードと、
前記1次巻線の他端子および前記2次巻線の他端子のそれぞれと前記共通基準端子との間に設けられたサージ電圧低減回路と、
を有することを特徴とするDC/DCコンバータ。 - 制御手段から前記第1スイッチ手段と前記第2スイッチ手段に対しオン・オフ制御信号を与え、前記第1スイッチ手段と前記第2スイッチ手段のそれぞれのオン・オフ動作を交互に制御して昇圧動作を行うことを特徴とする請求項5記載のDC/DCコンバータ。
- 前記オン・オフ制御信号のデューティを可変にすることにより昇圧率を可変にすることを特徴とする請求項6記載のDC/DCコンバータ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006189724A JP2008022594A (ja) | 2006-07-10 | 2006-07-10 | Dc/dcコンバータ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006189724A JP2008022594A (ja) | 2006-07-10 | 2006-07-10 | Dc/dcコンバータ |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=39078152
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011036086A (ja) * | 2009-08-05 | 2011-02-17 | Honda Motor Co Ltd | Dc/dcコンバータ及びそのdc/dcコンバータを備えた電力供給システム |
DE112009002554T5 (de) | 2008-10-21 | 2013-02-07 | Toyota Jidosha K.K. | Mehrphasenwandler zum Einbau in ein Fahrzeug und Auslegungsverfahren dafür |
-
2006
- 2006-07-10 JP JP2006189724A patent/JP2008022594A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE112009002554T5 (de) | 2008-10-21 | 2013-02-07 | Toyota Jidosha K.K. | Mehrphasenwandler zum Einbau in ein Fahrzeug und Auslegungsverfahren dafür |
US8610414B2 (en) | 2008-10-21 | 2013-12-17 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle-mounted multi-phase converter and design method thereof |
JP2011036086A (ja) * | 2009-08-05 | 2011-02-17 | Honda Motor Co Ltd | Dc/dcコンバータ及びそのdc/dcコンバータを備えた電力供給システム |
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