JP2010103082A - 有機エレクトロルミネッセンス素子及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】封止端部、特に接着層そのものと、接着層と基板との界面において、酸素や水の浸入を長期にわたり抑制し、長寿命な薄型・軽量の有機エレクトロルミネッセンス素子及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】基板と、基板上に形成された第1の電極と、第1の電極上に形成された有機発光層を含む有機発光媒体層と、有機発光媒体層上に形成され、第1の電極と対向するように配置された第2の電極と、第2の電極上に形成された第1のパッシベーション層と、第1の電極と有機発光媒体層と第2の電極と第1のパッシベーション層とを覆うように形成され、基板と接着された接着層と、接着層上に形成された封止基板と、封止基板を含む全面を覆うように形成され、基板に接合された第2のパッシベーション層と、を備えることを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス素子。
【選択図】図1

Description

本発明は、有機エレクトロルミネッセンス素子及びその製造方法に関する。特に、水、酸素の透過を防止する有機エレクトロルミネッセンス素子及びその製造方法に関する。
有機エレクトロルミネッセンス素子は、テレビやパソコンモニタ、モバイル機器等に使用されるフラットパネルディスプレイ、照明などとして、幅広い用途が期待されている。
有機エレクトロルミネッセンスは、液晶ディスプレイなどとは異なり、自発光型であるため、構造的に極薄化できること、表示画像が広視野角で見え、その表示画像の応答速度が速いこと、低消費電力であること、高コントラストであることなどの利点から、ブラウン管や液晶ディスプレイに変わるフラットパネルディスプレイとして期待されている。
図4は、従来の有機エレクトロルミネッセンス素子40を示す概略断面図である。図4に示すように、従来の有機エレクトロルミネッセンス素子40は、ガラス、あるいはプラスチック基板41上に、少なくともどちらか一方の電極が透光性を有する第1の電極層42と第2の電極層44とがあり、それら電極層間に、有機発光媒体層43を挟持した構造であり、両電極間に電圧を印可し電流を流すことにより有機発光媒体層43で発光が生じる自発光型の表示素子である。なお、有機発光媒体層43は正孔注入層、正孔輸送層、有機発光層、電子輸送層、電子注入層を含む層である。有機発光媒体層43の例としては、正孔注入層に銅フタロシアニン、正孔輸送層に(3,4−エチレンジオキシチオフェン)/ポリスチレンスルホン酸(PEDOT/PSS)、有機発光層にトリス(8―キノリノール)アルミニウム、電子輸送層に2,5−ビス(1−ナフチル)−1,3,4オキサジアゾール、電子注入層にフッ化リチウムが挙げられる。しかし、有機エレクトロルミネッセンス素子40は、大気中の水分や酸素の影響により劣化するといった問題があるため、第1のパッシベーション層45によりバリアし、乾燥剤48を内包した金属缶やガラスキャップ47で接着層46を用いて封止し、大気から遮断する方法が一般的に用いられていた(特許文献1及び2参照)。ここで、第1のパッシベーション層45には、酸素や水に対するバリア性が高く、また第2の電極(陰極)44上に形成するため絶縁性があるものが好ましく、例えば、窒化珪素が挙げられる。また、接着層46としては、エポキシ系樹脂が挙げられ、乾燥剤48としては酸化カルシウムが挙げられる。
しかしながら、有機エレクトロルミネッセンス素子の劣化要因である酸素や水分などを完全に排除することは困難であるため、例えば、特許文献3には、吸湿剤を多孔シートで固定し、有機エレクトロルミネッセンス素子への悪影響を除く技術が開示されている(特許文献3参照)。
また、ガラスキャップは、コストの観点や、薄型化の面から望ましくないため、平板構造の封止基板を用いた構造が求められているが、ガラスキャップを用いると乾燥剤(吸湿剤)を入れることができないため、接着層そのものと、接着層と封止基板間の界面における水や酸素の透過が重要となる。しかし、有機エレクトロルミネッセンス素子の直上への第1のパッシベーション層だけでは、接着層とその界面において十分なバリア性を有することは困難であり、有機エレクトロルミネッセンス素子の劣化を防止できていない。
上述したように、有機エレクトロルミネッセンス素子の薄型化のためには、特に接着層と基板との界面からの水、酸素の透過を防止することが重要であり、急激な温度変化や高温高湿の環境では界面からの接着層の剥離が顕著となるため接着層のみでは充分なバリア性能を満たすことは非常に困難である。故に接着層そのものを周囲環境から保護するため、バリア層を形成することが望ましい。
特開平7−169567号公報 特開平10−12376号公報 特開2001−176655号公報
本発明は、封止端部、特に接着層そのものと、接着層と基板との界面において、酸素や水の浸入を長期にわたり抑制し、長寿命な薄型・軽量の有機エレクトロルミネッセンス素子及びその製造方法を提供することである。
本発明者は、有機エレクトロルミネッセンス素子の封止基板上に第2のパッシベーション膜をCVD法によって成膜することにより、酸素や水の浸入を長期にわたり抑制できることを見出した。
本発明の請求項1に係る発明は、基板と、基板上に形成された第1の電極と、第1の電極上に形成された有機発光層を含む有機発光媒体層と、有機発光媒体層上に形成され、第1の電極と対向するように配置された第2の電極と、第2の電極上に形成された第1のパッシベーション層と、第1の電極と有機発光媒体層と第2の電極と第1のパッシベーション層とを覆うように形成され、基板と接着された接着層と、接着層上に形成された封止基板と、封止基板を含む全面を覆うように形成され、基板に接合された第2のパッシベーション層と、を備えることを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス素子としたものである。
本発明の請求項2に係る発明は、封止基板は、平板構造であることを特徴とする請求項1に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子としたものである。
本発明の請求項3に係る発明は、第1のパッシベーション層は、金属酸化物、金属窒化物、金属酸窒化物、金属弗化物のいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子としたものである。
本発明の請求項4に係る発明は、第2のパッシベーション層は、窒化珪素または酸化窒化珪素からなることを特徴とする請求項1に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子としたものである。
本発明の請求項5に係る発明は、封止基板がプラスチックフィルムであり、封止基板と接着層との間に形成された第3のパッシベーション層を有することを特徴とする請求項1に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子としたものである。
本発明の請求項6に係る発明は、基板を準備し、基板上に第1の電極を形成し、第1の電極上に有機発光層を含む有機発光媒体層を形成し、有機発光媒体層を挟んで第1の電極と対向するように第2の電極を形成し、第2の電極上に第1のパッシベーション層を形成し、第1の電極と有機発光媒体層と第2の電極と第1のパッシベーション層とを覆い、基板に接着する接着層を形成し、接着層上に封止基板を形成し、封止基板を含む全面を覆い、基板に接合する第2のパッシベーション層を形成することを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス素子の製造方法としたものである。
本発明の請求項7に係る発明は、封止基板は、平板構造であることを特徴とする請求項6に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子の製造方法としたものである。
本発明の請求項8に係る発明は、第1のパッシベーション層は、金属酸化物、金属窒化物、金属酸窒化物、金属弗化物のいずれかであることを特徴とする請求項6に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子の製造方法としたものである。
本発明の請求項9に係る発明は、第2のパッシベーション層は、CVD法を用いて形成することを特徴とする請求項6に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子の製造方法としたものである。
本発明の請求項10に係る発明は、封止基板が少なくとも一方の面に第3のパッシベーション層を形成したプラスチックフィルムであり、第3のパッシベーション層を形成した面を接着層と貼り合わせたことを特徴とする請求項6に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子の製造方法としたものである。
本発明によれば、封止端部、特に接着層そのものと、接着層と基板との界面において、酸素や水の浸入を長期にわたり抑制し、長寿命な薄型・軽量の有機エレクトロルミネッセンス素子及びその製造方法を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る有機エレクトロルミネッセンス素子を示す概略断面図である。 本発明の実施の形態に係る有機エレクトロルミネッセンス素子を示す概略断面図である。 比較例に係る有機エレクトロルミネッセンス素子を示す概略断面図である。 従来の有機エレクトロルミネッセンス素子を示す概略断面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ、説明する。なお、実施の形態の間において重複する説明は省略する。
図1は、本発明の実施の形態に係る有機エレクトロルミネッセンス素子10を示す概略断面図である。以下、本発明の実施の形態に係る有機エレクトロルミネッセンス素子及びその製造方法について説明するが本発明ではこれに限定されるわけではない。また、本発明の実施の形態に係る有機エレクトロルミネッセンス素子10は、パッシブ駆動について説明するがアクティブ駆動についても同様の工程を経て作製することができる。また、本発明の実施の形態に係る有機エレクトロルミネッセンス素子10は、ボトムエミッション構造を例として挙げるが、トップエミッション構造でも適用できる。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る有機エレクトロルミネッセンス素子10は、基板11と、基板11上に形成された第1の電極層12と、第1の電極層12上に形成された有機発光媒体層13と、有機発光媒体層13上に形成された第2の電極層14と、第2の電極層14上に形成された第1のパッシベーション層15と、第1の電極12と有機発光媒体層13と第2の電極14と第1のパッシベーション層15とを覆うように形成され、基板11と接着された接着層16と、接着層16上に形成された封止基板17及び封止基板17を含む全面を覆うように形成され、基板11に接合された第2のパッシベーション層18を備えている。
本発明の実施の形態に係る有機エレクトロルミネッセンス素子10の基板11としては、例えばガラスやプラスチックフィルムなどの絶縁性を有する基板11を用いることができる。
ガラスやプラスチックフィルム等の基板11は、あらかじめ加熱処理を行うことにより、基板11の内部あるいは表面の水分を極力低減させることが好ましい。また、基板11上に積層される材料に応じて、密着性を向上させるために、超音波洗浄処理、コロナ放電処理、プラズマ処理、UVオゾン処理などの表面処理を施してから使用することが好ましい。
本発明の実施の形態に係る有機エレクトロルミネッセンス素子10の第1の電極層12は、第2の電極層14とともに有機発光媒体層13に電圧を印加するものである。第1の電極層12及び第2の電極14は、画素ごとに電圧を印加するため、第1の電極層12をストライプにパターニングして、第2の電極層14を第1の電極層12と交差する形でストライプにパターニングする。
第1の電極層12と第2の電極層14とのどちらか一方は透明電極である必要がある。これは、有機発光媒体層13からの光を外部に取り出すためである。
例えば、第1の電極層12には、ITO(インジウムスズ複合酸化物)やIZO(インジウム亜鉛複合酸化物)を用いることができる。第1の電極層12の形成方法としては真空成膜法を用いることができ、さらに、抵抗加熱蒸着法、電子ビーム蒸着法、反応性蒸着法、イオンプレーティング法、スパッタリング法などを用いて成膜することができる。
本発明の実施の形態に係る有機エレクトロルミネッセンス素子10の有機発光媒体層13は、電圧の印加によって発光する有機発光層を含む。この有機発光層から成る単独の層によって構成されていても良いが、この有機発光層に加えて、発光効率を向上させる発光補助層を積層した積層構造から構成されたものであっても良い。発光補助層としては、正孔輸送層、正孔注入層、電子輸送層、電子注入層等が挙げられる。
有機発光媒体層13の発光補助層として、例えば、正孔注入層には、銅フタロシアニン、テトラ(t−ブチル)銅フタロシアニン等の金属フタロシアニン類及び無金属フタロシアニン類、キナクリドン化合物、1,1−ビス(4−ジ−p−トリルアミノフェニル)シクロヘキサン、N,N’−ジフェニル−N,N’−ビス(3−メチルフェニル)−1,1’−ビフェニル−4,4’−ジアミン、N,N’−ジ(1−ナフチル)−N,N’−ジフェニル−1,1’−ビフェニル−4,4’−ジアミン等の芳香族アミン系低分子を用いることができる。また、例えば、正孔輸送層には、ポリアニリン、ポリチオフェン、ポリビニルカルバゾール、ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)、ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)/ポリスチレンスルホン酸(PEDOT/PSS)を用いることができる。また、例えば、有機発光層には、9,10−ジアリールアントラセン誘導体、ピレン、コロネン、ペリレン、ルブレン、1,1,4,4−テトラフェニルブタジエン、トリス(8−キノリノラート)アルミニウム錯体、トリス(4−メチル−8−キノリノラート)アルミニウム錯体、ビス(8−キノリノラート)亜鉛錯体、トリス(4−メチル−5−トリフルオロメチル−8−キノリノラート)アルミニウム錯体、トリス(4−メチル−5−シアノ−8−キノリノラート)アルミニウム錯体、ビス(2−メチル−5−トリフルオロメチル−8−キノリノラート)[4−(4−シアノフェニル)フェノラート]アルミニウム錯体、ビス(2−メチル−5−シアノ−8−キノリノラート)[4−(4−シアノフェニル)フェノラート]アルミニウム錯体、トリス(8−キノリノラート)スカンジウム錯体、ビス〔8−(パラ−トシル)アミノキノリン〕亜鉛錯体及びカドミウム錯体、1,2,3,4−テトラフェニルシクロペンタジエン、ペンタフェニルシクロペンタジエン、ポリ−2,5−ジヘプチルオキシ−パラ−フェニレンビニレン、クマリン系蛍光体、ペリレン系蛍光体、ピラン系蛍光体、アンスロン系蛍光体、ポルフィリン系蛍光体、キナクリドン系蛍光体、N,N’−ジアルキル置換キナクリドン系蛍光体、ナフタルイミド系蛍光体、N,N’−ジアリール置換ピロロピロール系蛍光体等、Ir錯体等の燐光性発光体などの低分子系発光材料や、ポリフルオレン、ポリパラフェニレンビニレン、ポリチオフェン、ポリスピロなどの高分子材料や、これら高分子材料に低分子材料の分散または共重合した材料や、その他既存の発光材料を用いることができる。
上述した有機発光媒体層13は、その分子特性によって、ドライコーティング法またはウェットコーティング法により成膜される。ウェットコーティング法としては、スピンコート法、バーコート法、突出コート法、ディップコート法等があり、ドライコーティング法としては、真空成膜法を用いることができ、抵抗加熱蒸着法、電子ビーム蒸着法、反応性蒸着法、イオンプレーティング法、スパッタリング法などを用いて成膜することができる。
本発明の実施の形態に係る有機エレクトロルミネッセンス素子10の第2の電極層14には、例えばリチウム、マグネシウム、カルシウム、イッテルビウム及びアルミニウムなどの金属単体やこれらと金、銀、などの安定な金属との合金などが挙げられるがこれらに限定されるわけではない。第2の電極層14の形成方法としては真空成膜法を用いることができ、さらに、抵抗加熱蒸着法、電子ビーム蒸着法、反応性蒸着法、イオンプレーティング法、スパッタリング法などを用いて成膜することができる。
本発明の実施の形態に係る有機エレクトロルミネッセンス素子10の第1のパッシベーション層15には、例えば、窒化珪素、酸化アルミニウム、酸化珪素、弗化カルシウムなどが挙げられるが、これらに限定されるわけではない。第1のパッシベーション層15には、絶縁体であり、水や酸素に対して安定な物質を用いることができる。第1のパッシベーション層15には、真空成膜法を用いることができ、例えば、抵抗加熱蒸着法、電子ビーム蒸着法、反応性蒸着法、イオンプレーティング法、スパッタリング法などのいずれかを用いて成膜することができる。
本発明の実施の形態に係る有機エレクトロルミネッセンス素子10の接着層16には、例えば、熱硬化型の接着材も使用することができるが、有機エレクトロルミネッセンス素子10への影響を考慮すると光硬化型の接着層16が好ましい。例えば、エステルアクリレート、ウレタンアクリレート、エポキシアクリレート、メラミンアクリレート、アクリル樹脂アクリレート等の各種アクリレート等の各種アクリレート、ウレタンポリエステル等の樹脂を用いたラジカル系接着層や、エポキシ、ビニルエーテル等の樹脂を用いたカチオン系接着層、チオール・エン付加型樹脂系接着層等が挙げられ、中でも酸素による阻害がなく、光照射後も重合反応が進行するカチオン系接着層が好ましい。カチオン硬化型タイプとしては、紫外線硬化型エポキシ樹脂接着層が好ましい。特に好ましいものは、100mW/cm以上の紫外線を照射した際に、10秒〜90秒以内に硬化する紫外線硬化型接着層である。この時間範囲内で硬化させることにより、紫外線照射による他の構成要素への悪影響をもたらすことなく、紫外線硬化型接着層が充分に硬化して適切な接着強さを備えることができる。また、生産工程の効率の観点からも、10秒〜90秒以内であることが好ましい。また、接着層16の種類に関わらず、低透湿性かつ高接着性のものが好ましい。接着層16の厚みとしては特に制限はないが、なるべく薄膜であることが好ましく、1μm〜100μm程度であり、より好ましくは5μm〜50μmである。接着層16上には、後述する封止基材17が形成される。接着層16は、第1の電極12と有機発光媒体層13と第2の電極14と第1のパッシベーション層15との全面を覆うように基板11上に貼り合わせることで第1のパッシベーション15上に積層することができる。接着層16を第1のパッシベーション層15上に形成する方法としては、溶剤溶液法、押出ラミ法、溶融・ホットメルト法、カレンダー法、ノズル塗布法、スクリーン印刷法、真空ラミネート法、熱ロールラミネート法などを挙げることができる。
本発明の実施の形態に係る有機エレクトロルミネッセンス素子10の封止基板17には、ガラスやポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリエチレンナフタレート(PEN)などのプラスチックフィルム、ポリエチレン、ポリプロピレン、セロファン、セルロースジアセテート、セルローストリアセテート、セルロースアセテートブチレート、セルロースアセテートプロピオネート(CAP)、セルロースアセテートフタレート(TAC)、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコール、ポリエチレンビニルアルコール、シンジオタクティックポリスチレン、ポリカーボネート、ノルボルネン樹脂、ポリメチルペンテン、ポリエーテルケトン、ポリイミド、ポリフェニレンスルフィド、ポリスルホン類、ポリエーテルイミド、ポリエーテルケトンイミド、ポリアミド、フッ素樹脂、ナイロン、ポリメチルメタクリレート、アクリル等を用いることができる。また、ボトムエミッション構造の場合、透明である必要がないため、アルミ箔のような金属箔、金属板などの不透明な材料も使用できる。
一般的にプラスチックフィルムはガラスや金属箔と比較して封止性能が劣るが、本発明の実施の形態によれば、後述のように貼り合せ後に封止基板17上に第2のパッシベーション18を積層し、封止基板17及び接着層16を含む素子の端部を覆うことにより、封止性能を向上させることができるため、低コストなプラスチックフィルムを好適に用いることができる。また、プラスチックフィルムを用いる場合、封止基板17にあらかじめバリア性をもつ物質を成膜することも有機エレクトロルミネッセンス素子の長寿命化に効果的である。図2に示す本発明の有機エレクトロルミネッセンス素子では、封止基板28の接着層26と貼り合わせる側の面に、第3のパッシベーション膜27が形成されている。このような構成とすることにより、封止性能を向上させることができ、またフレキシブルなプラスチックフィルムを用いることができるので、貼り合わせも容易である。第3のパッシベーション膜27にはバリア性をもつ物質として、例えば、窒化珪素、酸化アルミニウム、酸化珪素、弗化カルシウムなどが挙げられるが、これらに限定されるわけではない。絶縁体であり、水や酸素に対して安定な物質を、真空成膜法を用いることができ、抵抗加熱蒸着法、電子ビーム蒸着法、反応性蒸着法、イオンプレーティング法、スパッタリング法などを用いて成膜することができる。
接着層16を形成した封止基板17貼り合わせる方法は、真空中での貼り合せが望ましい。これは、貼り合せ時に気泡をできる限り取り除くためと、有機エレクトロルミネッセンス素子の劣化を防止するためである。
本発明の実施の形態に係る有機エレクトロルミネッセンス素子10の第2のパッシベーション層18には、例えば、窒化珪素、酸化窒化珪素などが挙げられるが、これらに限定されるわけではない。第2のパッシベーション層18は、絶縁体であり、水や酸素に対して安定な物質を用いることができる。また、封止基板17上、封止基板17の周囲にも成膜するために、カバレッジ性の良いCVD法により成膜することが好ましい。これは真空蒸着法や、EB蒸着法、スパッタリング法では、成膜時に基板端部が蒸着源から影になり、カバレッジ性が良くない為にパッシベーション膜の成膜方法としては向かないからである。第2のパッシベーション層18を素子端部の壁面を覆うように形成することにより、露出した接着層16部分をカバーし、封止性能を向上させることができる。
本発明の実施の形態に係る有機エレクトロルミネッセンス素子10は、第2のパッシベーション層18を全面に形成することにより、封止基板17及び接着層16の界面、また接着層16自身の水及び酸素の透過を防ぐことができ、有機エレクトロルミネッセンス素子10の劣化を防止し、長寿命化である有機エレクトロルミネッセンス素子10を得ることができる。
次に、本発明を実施例及び比較例により説明する。なお、本発明は実施例に限定されるわけではない。
図1に示すように、まず、ガラスからなる基板11上にスパッタリング法によりITO膜を膜厚50nmに成膜して第1の電極層12を形成した。
次に、第1の電極層12上にポリ(3,4エチレンジオキシチオフェン)とポリスチレンスルホン酸との混合物からなる正孔輸送層をスピンコート法により膜厚20nmに形成した。
次に、正孔輸送層上に有機発光材料であるポリ[2−メトキシ−5−(2’−エチル−ヘキシロキシ)―1,4−フェニレンビュレン]をトルエンに溶解させ、スピンコート法により有機発光層を形成し、形成した正孔輸送層と合わせて有機発光媒体層13を膜厚80nmに形成した。
次に、有機発光媒体層13上にCa(カルシウム)、Al(アルミニウム)からなる第2の電極層14を真空蒸着法である抵抗加熱蒸着法によりCaを膜厚5nm、Alを膜厚50nmに形成した。
次に、第2の電極層14上にSiOからなる第1のパッシベーション層15を電子ビーム蒸着法により膜厚100nmに形成した。
次に、第1のパッシベーション層15上に紫外線硬化型接着層からなる接着層17を第1の電極層12、有機発光媒体層13及び第2の電極層14の全面に形成し、平板ガラスでできた封止基板17を用いて封止した。
次に、封止された有機エレクトロルミネッセンス素子上に、窒化珪素からなる第2のパッシベーション層18をプラズマCVD法によりSiH:60sccm、NH:20sccm、H:200sccm、全圧100Pa、電力1kWで膜厚1000nmに形成した。
このようにして作製した有機エレクトロルミネッセンス素子10に5Vの電圧を印加した結果、3200cd/mの輝度が得られた。これは、第1のパッシベーション層15を形成しない素子と同等の特性であった。また、60℃90%RH下で1500時間放置したが、発光領域減少率は1%未満であった。
実施例2においては、封止基板17として15μm厚のPENフィルムを用いたことを除いて、実施例1の手順と同様に有機エレクトロルミネッセンス素子10を作製した。
作製した有機エレクトロルミネッセンス素子10に5Vの電圧を印加した結果、3000cd/mの輝度が得られた。また、60℃90%RH下で1500時間放置したが、発光領域減少率は3%未満であった。
実施例3においては、封止基板として15μm厚のPENフィルムに第3のパッシベーション膜27として無機酸化物を成膜してバリア性を持たせたことを除いて、実施例1と同様の手順で図2に示す有機エレクトロルミネッセンス素子20を作製した。無機酸化物としてはSiOとAlを用い、それぞれ100nm、50nm交互に3回、EB蒸着法を用いてPENフィルムに成膜した。
得られた有機エレクトロルミネッセンス素子10に5Vの電圧を印加した結果、2600cd/mの輝度が得られた。また、60℃90%RH下で、1500時間放置したが、発光領域減少率は3%未満であった。
(比較例1)
比較例1においては、図3に示すように、実施例1における第2のパッシベーション層18を設けず、さらに乾燥剤38を入れたガラスキャップ37構造の有機エレクトロルミネッセンス素子30を作製した。
作製した有機エレクトロルミネッセンス素子30に5Vの電圧を印加した結果、3100cd/mの輝度が得られた。また、60℃90%RH下で1500時間放置したが、発光領域減少率は8%未満であった。
ここで、実施例1に係る有機エレクトロルミネッセンス素子10は、比較例1に係る有機エレクトロルミネッセンス素子30と比べほぼ同等の輝度を持ち、かつ60℃90%RHでの放置では、乾燥剤38及びガラスキャップ37のものより発光面積減少率が約7%減少した。つまり、実施例1に係る有機エレクトロルミネッセンス素子10の方が第2のパッシベーション層18を形成したことにより、接着層16とガラス基板11との界面からの透湿を防ぐことができ、比較例1の乾燥剤38無しでも充分なバリア性を保っていることがわかる。
また、実施例2と比較例1とを比較すると、実施例2と比較例1と共に輝度については大きな差はないが、実施例2では発光面積減少率が約5%減少し、第2のパッシベーション層18により高いバリア性が得られている。また、封止基板17がPENフィルムであっても、十分な封止性能が発揮できているため、薄型化に対して非常に有利なものとなった。
(比較例2)
比較例2においては、図2に示すように、実施例1における第2のパッシベーション層18を設けないことを除いて、実施例1と同様に有機エレクトロルミネッセンス素子20を作製した。
作製した有機エレクトロルミネッセンス素子20に5Vの電圧を印加した結果、3500cd/mの輝度が得られた。また、60℃90%RH下で放置したところ、500時間で発光領域減少率は10%に達した。
実施例1と比較例2とを比較すると、実施例1の第2のパッシベーション層18を形成しているため、比較例2より発光面積減少率が2倍以上向上していることがわかる。第2のパッシベーション層18を窒化珪素膜で基板11と接着層16との界面を覆うことで、有機エレクトロルミネッセンス素子10の劣化要因の透過を防ぐことができた。
10、20、30、40…有機エレクトロルミネッセンス素子、11、21、31、41…基板、12、22、32、42…第1の電極層、13、23、33、43…有機発光媒体層、14、24、34、44…第2の電極層、15、25、35、45…第1のパッシベーション層、16、26、36、46…接着層、17、28、37…封止基板、18、29…第2のパッシベーション層、27…第3のパッシベーション膜、47…ガラスキャップ、48…乾燥剤

Claims (10)

  1. 基板と、
    前記基板上に形成された第1の電極と、
    前記第1の電極上に形成された有機発光層を含む有機発光媒体層と、
    前記有機発光媒体層上に形成され、前記第1の電極と対向するように配置された第2の電極と、
    前記第2の電極上に形成された第1のパッシベーション層と、
    前記第1の電極と前記有機発光媒体層と前記第2の電極と前記第1のパッシベーション層とを覆うように形成され、前記基板と接着された接着層と、
    前記接着層上に形成された封止基板と、
    前記封止基板を含む全面を覆うように形成され、前記基板に接合された第2のパッシベーション層と、
    を備えることを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス素子。
  2. 前記封止基板は、平板構造であることを特徴とする請求項1に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
  3. 前記第1のパッシベーション層は、金属酸化物、金属窒化物、金属酸窒化物、金属弗化物のいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
  4. 前記第2のパッシベーション層は、窒化珪素または酸化窒化珪素からなることを特徴とする請求項1に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
  5. 前記封止基板がプラスチックフィルムであり、該封止基板と接着層との間に形成された第3のパッシベーション層を有することを特徴とする請求項1に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
  6. 基板を準備し、
    前記基板上に第1の電極を形成し、
    前記第1の電極上に有機発光層を含む有機発光媒体層を形成し、
    前記有機発光媒体層を挟んで前記第1の電極と対向するように第2の電極を形成し、
    前記第2の電極上に第1のパッシベーション層を形成し、
    前記第1の電極と前記有機発光媒体層と前記第2の電極と前記第1のパッシベーション層とを覆い、前記基板に接着する接着層を形成し、
    前記接着層上に封止基板を形成し、
    前記封止基板を含む全面を覆い、前記基板に接合する第2のパッシベーション層を形成することを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス素子の製造方法。
  7. 前記封止基板は、平板構造であることを特徴とする請求項6に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子の製造方法。
  8. 前記第1のパッシベーション層は、金属酸化物、金属窒化物、金属酸窒化物、金属弗化物のいずれかであることを特徴とする請求項6に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子の製造方法。
  9. 前記第2のパッシベーション層は、CVD法を用いて形成することを特徴とする請求項6に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子の製造方法。
  10. 前記封止基板が少なくとも一方の面に第3のパッシベーション層を形成したプラスチックフィルムであり、前記第3のパッシベーション層を形成した面を前記接着層と貼り合わせたことを特徴とする請求項6に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子の製造方法。
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