JP2010096929A - 電子写真感光体、並びにそれを備えたカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】感光層に特定の化学構造を有するポリエステル樹脂を含有させる。
【選択図】なし
Description
本発明の電子写真感光体(以下、適宜、単に「感光体」と言う。)は、少なくとも導電性基体(以下、適宜、単に「基体」と言う。)と、導電性基体上に形成された感光層とを有する。
具体的な構成としては、例えば、導電性基体上に、電荷発生物質を主成分とする電荷発生層と電荷輸送物質及びバインダー樹脂を主成分とする電荷輸送層とを積層した感光層(積層型感光層、又は機能分離型感光層)を有する積層型感光体;導電性基体上に、電荷輸送物質及びバインダー樹脂を含有する層中に電荷発生物質を分散させた感光層(単層型感光層、又は分散型感光層)を有する分散型(単層型)感光体等が挙げられる。
中でも、後述する式(1)で表わされる繰り返し構造を有するポリエステル樹脂は、通常、電荷輸送物質を含有する層に含有され、好ましくは積層型感光層の電荷輸送層に含有される。
本発明の電子写真感光体に使用される導電性基体の材料としては、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、ステンレス鋼、銅、ニッケル等の金属材料;金属、カーボン、酸化スズ等の導電性粉体を混合して導電性を付与した樹脂材料;アルミニウム、ニッケル、ITO(インジウム−スズ酸化物)等の導電性材料をその表面に蒸着又は塗布した樹脂、ガラス、紙等が挙げられる。
なお、導電性基体の材料は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を任意の比率及び組み合わせで用いてもよい。
本発明の電子写真感光体は、導電性基体と感光層との間に、例えば接着性、ブロッキング性等の改善のため、下引き層を設けてもよい。下引き層としては、例えば、樹脂、樹脂に金属酸化物等の粒子を分散したもの等が用いられる。下引き層に用いる金属酸化物粒子の例としては、例えば、酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、酸化亜鉛、酸化鉄等の1種の金属元素を含む金属酸化物粒子、チタン酸カルシウム、チタン酸ストロンチウム、チタン酸バリウム等の複数の金属元素を含む金属酸化物粒子等が挙げられる。これらの金属酸化物粒子は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を任意の比率及び組み合わせで用いてもよい。
本発明の電子写真感光体における感光層の具体的な構成としては、例えば、積層型感光体の場合は電荷輸送物質及びバインダー樹脂を含有し、静電荷を保持して露光により発生した電荷を輸送する電荷輸送層と、電荷発生物質を含有し、露光により電荷対を発生する電荷発生層とを有する。また、必要に応じて、例えば、導電性基体からの電荷注入を阻止する電荷阻止層、レーザー光等の光を拡散させて干渉縞の発生を防止する光拡散層等のその他の層を有する場合がある。分散型(単層型)感光体の場合、感光層においては、電荷移動物質及び電荷発生物質がバインダー樹脂中に分散されている。
本発明の電子写真感光体は、導電性基体上に感光層を有する電子写真感光体において、該感光層が下記式(1)で表される繰り返し構造を有するポリエステル樹脂(以下、適宜「ポリエステル樹脂(1)」と言う。)を含有するものである。
式(1)中、aは、A1及びX1が結合した繰り返し構造の数を示し、bは、B1及びY1が結合した繰り返し構造の数を表わす。
a及びbは、本発明の効果を著しく損なわない限り、任意である。中でも、aをbで除した値(a/b)が、通常0.2以上、好ましくは0.3以上、より好ましくは0.5以上、また、その上限は、通常20以下、好ましくは15以下、より好ましくは10以下であることが望ましい。a/bの値が小さすぎる場合、耐磨耗性が不足する可能性があり、大きすぎる場合、接着性が不足する可能性がある。
上記式(1)中、X1は上記式(2)に表わす構造を有する繰り返し単位である。
Y1は、上記式(1)中のジカルボン酸単位を表わす。ここで、ジカルボン酸単位とは、2個のカルボキシル基を有するジカルボン酸成分に由来する単位を表わす。
Y1の構造は、本発明の効果を著しく損なわない限り任意であるが、中でも、Y1が有する炭素数が、通常2以上、好ましくは3以上、より好ましくは4以上、また、その上限は、通常50以下、より好ましくは40以下であることが望ましい。炭素数が多すぎる場合、耐磨耗性が不足する可能性がある。
式(1)中、A1及びB1は、それぞれジオール単位を表わすが、A1とB1との構造は、同一ではない。なお、ジオール単位とは、2個の水酸基を有するジオール成分に由来する構造を表わす。
上記式(3)中、R3及びR4は、各々独立に、水素原子、アルキル基、又は互いに結合して環状構造を形成してもよい基を表わす。
R3及び/又はR4がアルキル基である場合、その炭素数の上限は、通常6以下、好ましくは4以下、より好ましくは3以下である。炭素数が多すぎる場合、耐磨耗性が不足する可能性がある。
また、R3及びR4が互いに結合して環状構造を形成している場合、環状構造が有する炭素数としては、通常2以上、好ましくは3以上、より好ましくは4以上、また、その上限は、通常20以下、好ましくは15以下、より好ましくは10である。炭素数が多すぎる場合、耐磨耗性が不足する可能性がある。
また、R3及びR4が互いに結合して環状構造を形成している場合の具体例としては、シクロヘキサン環、シクロペンタン環、シクロブタン環等が挙げられる。
上記式(3)中、R5及びR6は、各々独立に、アルキル基である。
R5及び/又はR6がアルキル基である場合、その構造は本発明の効果を著しく損なわない限り任意であるが、中でも、炭素数の上限は、通常6以下、好ましくは4以下、より好ましくは3以下であることが望ましい。
上記式(3)中のn2及びm2は、各々独立に、通常0以上、また、その上限は、通常4以下の整数であり、式(3)で表される2価フェノール成分の製造上の簡便性を考慮すれば、2以下が好ましく、1以下がより好ましい。
なお、これらの成分は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を任意の比率及び組み合わせで用いてもよい。
ポリエステル樹脂(1)の粘度平均分子量(以下、適宜「Mv」と言う。)は、通常10000以上、好ましくは20000以上、より好ましくは25000以上、また、その上限は、通常300000以下、好ましくは200000以下、より好ましくは150000以下である。Mvが小さすぎる場合、感光体を形成する際等の膜として形成した時に、機械的強度が低下する可能性がある。また、Mvが大きすぎる場合、塗布液としての粘度が上昇し、適当な膜厚に塗布することが困難になる可能性がある。なお、Mvは、例えばウベローデ型毛細管粘度計によって測定することができる。
ポリエステル樹脂(1)の製造方法としては、本発明の効果を著しく損なわない限り任意であるが、例えば、界面重合法、溶融重合法、溶液重合法等の公知の重合方法を用いることができる。
また、重合時間は、通常20時間以下、好ましくは15時間以下、より好ましくは12時間以下であることが、生産性の観点から望ましい。
重合終了後、水層と有機層とを分離し、有機層中に溶解しているポリマーを公知の方法で、洗浄、回収することにより、目的とする樹脂が得られる。
これら分子量調節剤の中でも、分子量調節能が高く、かつ溶液安定性の点で好ましいものは、o,m,p−(tert−ブチル)フェノール、2,6−ジメチルフェノール誘導体、2−メチルフェノール誘導体である。特に好ましくは、p−(tert−ブチル)フェノール、2,3,6−トリメチルフェノール、2,3,5−トリメチルフェノールである。
なお、分子量調節剤は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を任意の比率及び組み合わせで用いてもよい。
次に、本実施の電子写真感光体の感光層に係るその他の事項について説明する。なお、以下に記載する感光体は本発明の感光体の一例であり、本発明の感光体の構成は以下のものに限定されない。
本発明の電子写真感光体が積層型感光体である場合、感光層を構成する電荷発生層には電荷発生物質が含有される。電荷発生物質としては、例えば、セレニウム及びその合金、硫化カドミウム、その他無機系光導電材料;フタロシアニン顔料、アゾ顔料、キナクリドン顔料、インジゴ顔料、ペリレン顔料、多環キノン顔料、アントアントロン顔料、ベンズイミダゾール顔料等の有機顔料等の各種光導電材料が挙げられる。電荷発生物質は1種を単独で用いてもよく、2種以上を任意の比率及び組み合わせで用いてもよい。
これらの中でも、特に、有機顔料、更には、フタロシアニン顔料、アゾ顔料が好ましい。
また、感光体表面の摩擦抵抗、摩耗等を軽減する目的で、表面の層にはシリコーンオイル、ワックス、およびフッ素系樹脂、ポリスチレン樹脂、シリコーン樹脂等の樹脂粒子を含有させてもよい。また、無機化合物の粒子を含有させてもよい。
本発明の電子写真感光体が積層型感光体である場合、感光層を構成する電荷輸送層には電荷輸送物質が含有される。電荷輸送物質としては、例えば、2,4,7−トリニトロフルオレノン等の芳香族ニトロ化合物、テトラシアノキノジメタン等のシアノ化合物、ジフェノキノン等のキノン類等の電子求引性物質;カルバゾール誘導体、インドール誘導体、イミダゾール誘導体、オキサゾール誘導体、ピラゾール誘導体、オキサジアゾール誘導体、ピラゾリン誘導体、チアジアゾール誘導体等の複素環化合物、アニリン誘導体、ヒドラゾン誘導体、芳香族アミン誘導体、スチルベン誘導体、ブタジエン誘導体、エナミン化合物またはこれらの化合物が複数結合されたもの、あるいはこれらの化合物からなる基を主鎖もしくは側鎖に有する重合体等の電子供与性物質;が挙げられる。電荷輸送物質は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を任意の比率及び組み合わせで用いてもよい。
R7〜R14が置換基を有していてもよいアルキル基である場合、アルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、へプチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等が挙げられ、これらの中でも、炭素数1以上、6以下のアルキル基が好ましい。アルキル基がアリール置換基を有する場合、R7〜R14は例えばベンジル基、フェネチル基等とすることができ、炭素数が7以上、12以下であることが好ましい。
またR7〜R14が置換基を有していてもよい複素環基である場合、複素環基としては、芳香族性を有する複素環が好ましく、例えば、フリル基、チエニル基、ピリジル基等が挙げられ、単環の芳香族複素環が更に好ましい。
また1価の複素環基としては、芳香族性を有する複素環が好ましく、例えば、フリル基、チエニル基、ピリジル基等が挙げられ、単環の芳香族複素環が更に好ましい。2価の複素環基としては、芳香族性を有する複素環が好ましく、例えばピリジレン基、チエニレン基等が挙げられ、単環の芳香族複素環が更に好ましい。これらの中でも、Ar1及びAr2としてはフェニレン基が特に好ましく、Ar3としてはフェニル基が特に好ましい。
また、これらアルキレン基、アリーレン基、シクロアルキリデン基は置換基を有しても良く、好ましい置換基としては、例えば、水酸基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、炭素数1以上6以下のアルキル基、炭素数1以上6以下のアルケニル基、炭素数6以上14以下のアリール基が挙げられる。
これらの電荷輸送物質は単独で用いてもよいし、2種以上を任意の比率及び組み合わせで用いてもよい。
そして、電荷輸送層は、単一の層から成ってもよいし、構成成分あるいは組成比の異なる複数の層を重ねたものでもよい。
また、長寿命、画像安定性、高解像度の観点から、電荷輸送層の膜厚は、通常5μm以上、好ましくは10μm以上、また、その上限は、通常50μm以下、好ましくは45μm以下である。
分散型感光層は、上記のバインダー樹脂と電荷輸送物質とからなる電荷輸送層中に、上記した電荷発生物質が分散された構成を有する。電荷発生物質の粒子径は十分小さいことが好ましく、具体的には、粒子径は1μm以下が好ましく、0.5μm以下がより好ましい。なお、粒子径は、例えば、レーザー回折・散乱法を用いた、マイクロトラック粒度分布測定装置により測定できる。
本発明の電子写真感光体の製造方法は特に限定されないが、感光層は、通常、導電性基体上に(下引き層を有する場合は下引き層上に)、ポリエステル樹脂(1)を含有する感光層形成塗布液を、例えば、浸漬塗布法、スプレー塗布法、ノズル塗布法、バーコート法、ロールコート法、ブレード塗布法等の公知の方法により塗布して形成される。ただし、これらの中でも、生産性の良さという観点から、浸漬塗布法が好ましい。
なお、溶媒は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を任意の比率及び組み合わせで用いることができる。
本発明の電子写真感光体を備えた画像形成装置(以下、適宜「本発明の画像形成装置」と言う。)の一例について説明する。図1は、本発明の画像形成装置を模式的に表わした図である。ただし、本発明の画像形成装置は、本発明の電子写真感光体を備える限り、図1で表わされるものに制限されない。
なお、定着手段についてもその種類に特に限定はなく、ここで用いたものをはじめ、熱ローラ定着、フラッシュ定着、オーブン定着、圧力定着など、任意の方式による定着手段を設けることができる。
続いて、帯電された感光体1の感光面を、記録すべき画像に応じて露光手段3により露光し、感光面に静電潜像を形成する。そして、その感光体1の感光面に形成された静電潜像の現像を、現像手段4で行なう。
現像手段4は、供給ローラ43により供給されるトナーTを、規制部材(現像ブレード)45により薄層化するとともに、所定の極性(ここでは感光体1の帯電電位と同極性であり、負極性)に摩擦帯電させ、現像ローラ44に担持しながら搬送して、感光体1の表面に接触させる。
トナー像の記録紙P上への転写後、定着手段7を通過させてトナー像を記録紙P上へ熱定着することで、最終的な画像が得られる。
また、画像形成装置は更に変形して構成してもよく、例えば、前露光工程、補助帯電工程などの工程を行なうことができる構成としたり、オフセット印刷を行なう構成としたり、更には複数種のトナーを用いたフルカラータンデム方式の構成としてもよい。
ウベローデ型毛細管粘度計(ジクロロメタンの流下時間t0:135.40秒)を用いて、20.0℃において、樹脂のジクロロメタン溶液(濃度:6.00g/L)の流下時間(t)を測定し、以下の式に基づき、樹脂の粘度平均分子量(Mv)を算出した。結果を表1に表わす。
ηsp=(t/t0)−1
X=(0.2092×ηsp)+1.0734
Y=100×ηsp/C
C=6.00[g/L]
η=Y/X
Mv=3207×(η1.205)
それぞれ、以下の方法により、樹脂を製造した。
500mLビーカーに水酸化ナトリウム(10.30g)と水(423mL)とを量り取り、撹拌しながら溶解させた。そこに、ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)メタン(以下、適宜「BP−a」と言う。)(11.00g)と、1,1−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)エタン(以下、適宜「BP−b」と言う。)(11.68g)とを添加、撹拌、溶解した後、このアルカリ水溶液を1L反応槽に移した。次いで、ベンジルトリエチルアンモニウムクロライド(0.2590g)、及び2,3,5−トリメチルフェノール(0.6825g)を順次反応槽に添加した。
別途、ジフェニルエーテル−4,4’−ジカルボン酸クロライド(28.63g)とジクロロメタン(211mL)との混合溶液を滴下ロート内に移した。
500mLビーカーに水酸化ナトリウム(10.46g)と水(423mL)とを量り取り、撹拌しながら溶解させた。そこに、BP−b(11.93g)と、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン(以下、適宜「BP−c」と言う。)(10.55g)とを添加、撹拌、溶解した後、このアルカリ水溶液を1L反応槽に移した。次いで、ベンジルトリエチルアンモニウムクロライド(0.2616g)、及び2,3,5−トリメチルフェノール(0.5365g)を順次反応槽に添加した。
別途、ジフェニルエーテル−4,4’−ジカルボン酸クロライド(29.08g)とジクロロメタン(211mL)の混合溶液を滴下ロート内に移した。
500mLビーカーに水酸化ナトリウム(10.12g)と水(423mL)とを量り取り、撹拌しながら溶解させた。そこに、ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)メタン(以下、適宜「BP−d」と言う。)(17.15g)と、BP−c(6.14g)とを添加、撹拌、溶解した後、このアルカリ水溶液を1L反応槽に移した。次いで、ベンジルトリエチルアンモニウムクロライド(0.2524g)、及び2,3,6−トリメチルフェノール(0.4425g)を順次反応槽に添加した。
別途、ジフェニルエーテル−4,4’−ジカルボン酸クロライド(28.14g)とジクロロメタン(211mL)との混合溶液を滴下ロート内に移した。
500mLビーカーに水酸化ナトリウム(10.03g)と水(423mL)とを量り取り、撹拌しながら溶解させた。そこに、BP−d(16.87g)と、BP−a(6.44g)とを添加、撹拌、溶解した後、このアルカリ水溶液を1L反応槽に移した。次いで、ベンジルトリエチルアンモニウムクロライド(0.2519g)、及び2,3,6−トリメチルフェノール(0.6272g)を順次反応槽に添加した。
別途、ジフェニルエーテル−4,4’−ジカルボン酸クロライド(27.88g)とジクロロメタン(211mL)との混合溶液を滴下ロート内に移した。
500mLビーカーに水酸化ナトリウム(9.94g)と水(423mL)とを量り取り、撹拌しながら溶解させた。そこに、BP−d(16.72g)と、BP−b(6.77g)とを添加、撹拌、溶解した後、このアルカリ水溶液を1L反応槽に移した。次いで、ベンジルトリエチルアンモニウムクロライド(0.2497g)、及び2,3,6−トリメチルフェノール(0.6217g)を順次反応槽に添加した。
別途、ジフェニルエーテル−4,4’−ジカルボン酸クロライド(27.63g)とジクロロメタン(211mL)との混合溶液を滴下ロート内に移した。
500mLビーカーに水酸化ナトリウム(9.91g)と水(423mL)とを量り取り、撹拌しながら溶解させた。そこに、1,1−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)エタン(以下、適宜「BP−e」と言う。)(17.66g)と、BP−c(6.00g)とを添加、撹拌、溶解した後、このアルカリ水溶液を1L反応槽に移した。次いで、ベンジルトリエチルアンモニウムクロライド(0.2480g)、及び2,3,6−トリメチルフェノール(0.5084g)を順次反応槽に添加した。
別途、ジフェニルエーテル−4,4’−ジカルボン酸クロライド(27.56g)とジクロロメタン(211mL)との混合溶液を滴下ロート内に移した。
500mLビーカーに水酸化ナトリウム(9.74g)と水(423mL)とを量り取り、撹拌しながら溶解させた。そこに、BP−e(17.32g)と、BP−b(6.65g)とを添加、撹拌、溶解した後、このアルカリ水溶液を1L反応槽に移した。次いで、ベンジルトリエチルアンモニウムクロライド(0.2443g)、及び2,3,6−トリメチルフェノール(0.5607g)を順次反応槽に添加した。
別途、ジフェニルエーテル−4,4’−ジカルボン酸クロライド(27.08g)とジクロロメタン(211mL)との混合溶液を滴下ロート内に移した。
500mLビーカーに水酸化ナトリウム(9.45g)と水(423mL)とを量り取り、撹拌しながら溶解させた。そこに、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン(以下、適宜「BP−f」と言う。)(16.71g)と、1,1−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)シクロヘキサン(以下、適宜「BP−g」と言う。)(7.91g)とを添加、撹拌、溶解した後、このアルカリ水溶液を1L反応槽に移した。次いで、ベンジルトリエチルアンモニウムクロライド(0.2363g)、及びp−(tert−ブチル)フェノール(0.5344g)を順次反応槽に添加した。
別途、ジフェニルエーテル−4,4’−ジカルボン酸クロライド(26.26g)とジクロロメタン(211mL)との混合溶液を滴下ロート内に移した。
500mLビーカーに水酸化ナトリウム(9.29g)と水(423mL)とを量り取り、撹拌しながら溶解させた。そこに、BP−f(16.46g)と、1,1−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)シクロヘキサン(以下、適宜「BP−h」と言う。)(8.53g)とを添加、撹拌、溶解した後、このアルカリ水溶液を1L反応槽に移した。次いで、ベンジルトリエチルアンモニウムクロライド(0.2321g)、及びp−(tert−ブチル)フェノール(0.4869g)を順次反応槽に添加した。
別途、ジフェニルエーテル−4,4’−ジカルボン酸クロライド(25.83g)とジクロロメタン(211mL)との混合溶液を滴下ロート内に移した。
500mLビーカーに水酸化ナトリウム(9.25g)とH2O(423mL)とを量り取り、撹拌しながら溶解させた。そこに、BP−g(18.20g)と、BP−f(7.06g)とを添加、撹拌、溶解した後、このアルカリ水溶液を1L反応槽に移した。次いで、ベンジルトリエチルアンモニウムクロライド(0.2297g)、及び2,3,5−トリメチルフェノール(0.2987g)を順次反応槽に添加した。
別途、ジフェニルエーテル−4,4’−ジカルボン酸クロライド(25.72g)とジクロロメタン(211mL)との混合溶液を滴下ロート内に移した。
500mLビーカーに水酸化ナトリウム(8.96g)と水(423mL)とを量り取り、撹拌しながら溶解させた。そこに、BP−g(17.62g)と、BP−h(8.27g)とを添加、撹拌、溶解した後、このアルカリ水溶液を1L反応槽に移した。次いで、ベンジルトリエチルアンモニウムクロライド(0.2224g)、及び2,3,5−トリメチルフェノール(0.2892g)を順次反応槽に添加した。
別途、ジフェニルエーテル−4,4’−ジカルボン酸クロライド(24.90g)とジクロロメタン(211mL)との混合溶液を滴下ロート内に移した。
500mLビーカーに水酸化ナトリウム(9.58g)と水(423mL)とを量り取り、撹拌しながら溶解させた。そこに、BP−e(24.42g)を添加、撹拌、溶解した後、このアルカリ水溶液を1L反応槽に移した。次いで、ベンジルトリエチルアンモニウムクロライド(0.2393g)、及び2,3,6−トリメチルフェノール(0.4551g)を順次反応槽に添加した。
別途、ジフェニルエーテル−4,4’−ジカルボン酸クロライド(26.63g)とジクロロメタン(211mL)との混合溶液を滴下ロート内に移した。
500mLビーカーに水酸化ナトリウム(9.94g)と水(423mL)とを量り取り、撹拌しながら溶解させた。そこに、BP−b(20.31g)と、2,2−ビス(3−sec−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン(以下、適宜「BP−i」と言う。)(3.17g)を添加、撹拌、溶解した後、このアルカリ水溶液を1L反応槽に移した。次いで、ベンジルトリエチルアンモニウムクロライド(0.2498g)及び2,3,5−トリメチルフェノール(0.6341g)を順次反応槽に添加した。
別途、ジフェニルエーテル−4,4’−ジカルボン酸クロライド(27.63g)とジクロロメタン(211mL)との混合溶液を滴下ロート内に移した。
500mLビーカーに水酸化ナトリウム(9.97g)と水(423mL)とを量り取り、撹拌しながら溶解させた。そこに、BP−b(20.51g)と、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)デカン(以下、適宜「BP−j」と言う。)(3.07g)とを添加、撹拌、溶解した後、このアルカリ水溶液を1L反応槽に移した。次いで、ベンジルトリエチルアンモニウムクロライド(0.2491g)及び2,3,5−トリメチルフェノール(0.4737g)を順次反応槽に添加した。
別途、ジフェニルエーテル−4,4’−ジカルボン酸クロライド(27.72g)とジクロロメタン(211mL)の混合溶液を滴下ロート内に移した。
500mLビーカーに水酸化ナトリウム(10.15g)と水(423mL)とを量り取り、撹拌しながら溶解させた。そこに、BP−b(23.01g)を添加、撹拌、溶解した後、このアルカリ水溶液を1L反応槽に移した。次いで、ベンジルトリエチルアンモニウムクロライド(0.2552g)及び2,3,5−トリメチルフェノール(0.6725g)を順次反応槽に添加した。
別途、ジフェニルエーテル−4,4’−ジカルボン酸クロライド(28.20g)とジクロロメタン(211mL)との混合溶液を滴下ロート内に移した。
<電荷発生層用分散液の製造>
CuKα線によるX線回折においてブラッグ角(2θ±0.2)9.3゜、10.6゜、13.2゜、15.1゜、15.7゜、16.1゜、20.8゜、23.3゜、26.3゜、27.1゜に強い回折ピークを表わすオキシチタニウムフタロシアニン10重量部を、1,2−ジメトキシエタン150重量部に加え、サンドグラインドミルにて粉砕分散処理を行い、顔料分散液を製造した。
表面が鏡面仕上げされた外径30mm、長さ285mm、肉厚1.0mmのアルミニウム合金よりなるシリンダーの表面に、陽極酸化処理を行い、その後、酢酸ニッケルを主成分とする封孔剤によって封孔処理を行うことにより、約6μmの陽極酸化被膜(アルマイト被膜)を形成した。このシリンダーに、先に製造した電荷発生層用分散液αを浸漬塗布し、その乾燥後の膜厚が約0.3μmとなるように電荷発生層を形成した。
樹脂1を樹脂2に代えた以外は実施例1と同様にして、感光体ドラムL2を作製した。
樹脂1を樹脂3に代えた以外は実施例1と同様にして、感光体ドラムL3を作製した。
樹脂1を樹脂4に代えた以外は実施例1と同様にして、感光体ドラムL4を作製した。
樹脂1を樹脂5に代えた以外は実施例1と同様にして、感光体ドラムL5を作製した。
樹脂1を樹脂6に代えた以外は実施例1と同様にして、感光体ドラムL6を作製した。
樹脂1を樹脂7に代えた以外は実施例1と同様にして、感光体ドラムL7を作製した。
樹脂1を樹脂8に代えた以外は実施例1と同様にして、感光体ドラムL8を作製した。
樹脂1を樹脂9に代えた以外は実施例1と同様にして、感光体ドラムL9を作製した。
樹脂1を樹脂12に代えた以外は実施例1と同様にして、感光体ドラムL12を作製した。
これらの感光体ドラムを市販のカラーレーザープリンター(エプソン社製 LP3000C、スコロトロン帯電、非磁性一成分ジャンピング現像、中間転写方式、4サイクル方式)に装着して常温常湿環境下においてモノクロ(黒)モードで6000枚のプリントを行った。プリント前後の膜厚の差から、膜減り量を計算した。結果を表1に表わす。膜減り量が少ないほど、耐磨耗性が良好である。
<下引き層用分散液の作製>
平均一次粒径40nmのルチル型白色酸化チタン(石原産業(株)製、製品名 TTO55N)と該酸化チタンに対して3重量%のメチルジメトキシラン(東芝シリコーン社製、製品名 TSL8117)とを高速流動式混合混練機((株)カワタ製、製品名SMG300)に投入し、高速混合(回転周速34.5m/秒)を行ない表面処理酸化チタンを得た。
CuKα線によるX線回折においてブラッグ角(2θ±0.2)27.3゜に最大回折ピークを表わすオキシチタニウムフタロシアニン10重量部を、1,2−ジメトキシエタン150重量部に加え、サンドグラインドミルにて粉砕分散処理を行い、顔料分散液を作製した。
表面が粗切削(Rmax=0.8)された外径30mm、長さ254mm、肉厚0.75mmのアルミニウム合金よりなるシリンダーを、先に調製した下引き層用分散液に浸漬塗布し、膜厚約1.3μmの下引き層を形成した。このシリンダーを先に調製した電荷発生層用分散液βに浸漬塗布し、乾燥後の重量が0.3g/m2(膜厚約0.3μm)となるように電荷発生層を形成した。
樹脂1を樹脂2に代えた以外は実施例10と同様にして、感光体ドラムS2を作製した。
樹脂1を樹脂8に代えた以外は実施例10と同様にして、感光体ドラムS8を作製した。
樹脂1を樹脂9に代えた以外は実施例10と同様にして、感光体ドラムS9を作製した。
樹脂1を樹脂10に代えた以外は実施例10と同様にして、感光体ドラムS10を作製した。
樹脂1を樹脂12に代えた以外は実施例10と同様にして、感光体ドラムS12を作製した。
これらの感光体ドラムを市販のモノクロレーザープリンター(レックスマーク社製、Optra S2450、A4縦送りで24枚/分、直流電圧印加のローラ帯電、非磁性一成分接触現像、ローラ転写)に装着して常温常湿下において30000枚のプリントを行った。プリント前後の膜厚の差から、膜減り量を計算した。結果を表2に表わす。膜減り量が少ないほど、耐磨耗性が良好である。
実施例15
表面が粗切削(Rmax=1.0)された外径30mm、長さ346mm、肉厚1.0mmのアルミニウム合金よりなるシリンダーの表面に、陽極酸化処理を行い、その後酢酸ニッケルを主成分とする封孔剤によって封孔処理を行うことにより、約6μmの陽極酸化被膜(アルマイト被膜)を形成した。
樹脂1を樹脂2に代えた以外は実施例15と同様にして、感光体ドラムD2を作製した。
樹脂1を樹脂3に代えた以外は実施例15と同様にして、感光体ドラムD3を作製した。
樹脂1を樹脂4に代えた以外は実施例15と同様にして、感光体ドラムD4を作製した。
樹脂1を樹脂5に代えた以外は実施例15と同様にして、感光体ドラムD5を作製した。
樹脂1を樹脂6に代えた以外は実施例15と同様にして、感光体ドラムD6を作製した。
樹脂1を樹脂7に代えた以外は実施例15と同様にして、感光体ドラムD7を作製した。
樹脂1を樹脂8に代えた以外は実施例15と同様にして、感光体ドラムD8を作製した。
樹脂1を樹脂9に代えた以外は実施例15と同様にして、感光体ドラムD9を作製した。
樹脂1を樹脂10に代えた以外は実施例15と同様にして、感光体ドラムD10を作製した。
樹脂1を樹脂11に代えた以外は実施例15と同様にして、感光体ドラムD11を作製した。
樹脂1を樹脂12に代えた以外は実施例15と同様にして、感光体ドラムD12を作製した。
これらの感光体を市販のデジタル複合機(パナソニックコミュニケーションズ社製、WORKIO3200、A4横送りで32枚/分、交流重畳直流電圧印加のローラ帯電、磁性1成分ジャンピング現像、解像度600dpi×600dpi)に装着して常温常湿下において30,000枚のプリントを行った。プリント前後の膜厚の差から、10,000枚あたりの膜減り量を計算した。結果を表3に表わす。膜減り量が少ないほど、耐磨耗性が良好である。
実施例26
表面が鏡面仕上げされた外径30mm、長さ246mm、肉厚0.75mmのアルミニウム製シリンダーの表面に、陽極酸化処理を行ない、その後、酢酸ニッケルを主成分とする封孔剤によって封孔処理を行なうことにより、約6μmの陽極酸化被膜(アルマイト被膜)を形成した。このシリンダーを、先に作製した電荷発生層用分散液β1に浸漬塗布して、その乾燥後の膜厚が約0.4μmとなるように電荷発生層を形成した。
樹脂1を樹脂2に代えた以外は実施例26と同様にして、感光体ドラムC2を作製した。
樹脂1を樹脂3に代えた以外は実施例26と同様にして、感光体ドラムC3を作製した。
樹脂1を樹脂4に代えた以外は実施例26と同様にして、感光体ドラムC4を作製した。
樹脂1を樹脂5に代えた以外は実施例26と同様にして、感光体ドラムC5を作製した。
樹脂1を樹脂6に代えた以外は実施例26と同様にして、感光体ドラムC6を作製した。
樹脂1を樹脂7に代えた以外は実施例26と同様にして、感光体ドラムC7を作製した。
樹脂1を樹脂8に代えた以外は実施例26と同様にして、感光体ドラムC8を作製した。
樹脂1を樹脂9に代えた以外は実施例26と同様にして、感光体ドラムC9を作製した。
樹脂1を樹脂12に代えた以外は実施例26と同様にして、感光体ドラムC12を作製した。
これらの感光体を市販のカラータンデムプリンター((株)沖データ社製C3100、直流電圧印加の接触ローラ帯電、600dpi、LED露光、非磁性一成分接触現像)に装着して常温常湿下において10,000枚のプリントを行い、プリント前後の膜厚の差から、膜減り量を計算した。結果を表4に表わす。膜減り量が少ないほど、耐磨耗性が良好である。
実施例35
アルミニウム製シートの表面に、先に作製した電荷発生層用分散液β1を塗布し、その乾燥後の膜厚が約0.4μmとなるように電荷発生層を形成した。
樹脂13を樹脂14に代えた以外は実施例35と同様にして、感光体シートA14を作製した。
樹脂13を樹脂15に代えた以外は実施例35と同様にして、感光体シートA15を作製した。
これらの感光体シートに、CROSS−CUT GUIDE(コーテック社製)と剃刀(フェザー安全剃刀社製 片刃FAS−10)にて、10×10の碁盤目(10升)の切れ目を入れた後、透明粘着テープ(住友スリーエム社製 Scotch透明美色)を碁盤目の切れ目上に接着した後、剥がし、元の感光体シート上に残存している升目の数を測定した。これを合計5回繰り返し平均した。結果を表5に示す。残存する升目の数が多いほど、接着性は良好である。
これに対して、式(1)において、AとBとの構造が同一である2価フェノール単位を有するポリエステル樹脂を含有する感光体シート(比較例5)は、接着性試験において十分な結果が得られないことが分かる。
実施例1〜34の感光体ドラム(L1〜L9、S1、S2、S8〜S10、D1〜D11及びC1〜C9)をそれぞれ備えたカートリッジを用いて、上記の各画像形成装置により実写評価を行った。その結果、それぞれの感光体ドラムを用いた場合において、印刷ムラ等が無い良好な印刷が可能であった。
2 帯電装置(帯電ローラ)
3 露光装置
4 現像装置
5 転写装置
6 クリーニング装置
7 定着装置
41 現像槽
42 アジテータ
43 供給ローラ
44 現像ローラ
45 規制部材
71 上部定着部材(加圧ローラ)
72 下部定着部材(定着ローラ)
73 加熱装置
T トナー
P 記録紙(用紙、媒体)
Claims (5)
- 前記感光層が、下記式(4)で表される化合物を含有する
ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の電子写真感光体。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子写真感光体を備えた
ことを特徴とする、カートリッジ。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子写真感光体を備えた
ことを特徴とする、画像形成装置。
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