JP2010060595A - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

定着装置および画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010060595A
JP2010060595A JP2008223149A JP2008223149A JP2010060595A JP 2010060595 A JP2010060595 A JP 2010060595A JP 2008223149 A JP2008223149 A JP 2008223149A JP 2008223149 A JP2008223149 A JP 2008223149A JP 2010060595 A JP2010060595 A JP 2010060595A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing
rotating body
width direction
side rotating
fixing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008223149A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Urano
鋭明 浦野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Business Technologies Inc
Original Assignee
Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Business Technologies Inc filed Critical Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority to JP2008223149A priority Critical patent/JP2010060595A/ja
Priority to US12/480,832 priority patent/US8240050B2/en
Priority to CN2009101491508A priority patent/CN101609294B/zh
Priority to EP09007925A priority patent/EP2136265A3/en
Priority to US12/543,844 priority patent/US8204419B2/en
Priority to EP09010878A priority patent/EP2159650A3/en
Priority to CN200910166830A priority patent/CN101667000A/zh
Publication of JP2010060595A publication Critical patent/JP2010060595A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2064Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat combined with pressure

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • General Induction Heating (AREA)

Abstract

【課題】非通紙領域の温度上昇を抑制しつつ、電磁誘導加熱部の小型化および低コスト化を実現できる定着装置を提供する。
【解決手段】励磁コイル42の両端部42c,42dのそれぞれの内面における定着ローラ1の幅方向の最も外側に位置する部分421は、最大通紙領域Zの端縁よりも、定着ローラ1の幅方向内側に位置する。ヒートパイプ3は、最大通紙領域Zよりも、定着ローラ1の幅方向外側に延びている。
【選択図】図6

Description

この発明は、複写機、プリンタやFAXなどの画像形成装置に用いられる定着装置、および、この定着装置を有する画像形成装置に関する。
従来、定着装置としては、定着ローラと加圧ローラと電磁誘導加熱部とを備えたものがある(特開2001−135470号公報:特許文献1参照)。電磁誘導加熱部は、定着ローラを、誘導加熱する。定着ローラおよび加圧ローラは、用紙を、加熱加圧して定着する。
電磁誘導加熱部は、環状の励磁コイルと、この励磁コイルの磁束を打ち消す消磁コイルとを有する。環状の励磁コイルの内径は、大サイズの用紙の通紙領域よりも、大きい。
特開2001−135470号公報(図4)
しかしながら、上記従来の定着装置では、環状の励磁コイルの内径は、大サイズの用紙の通紙領域よりも、大きいので、定着ローラにおける大サイズの用紙の非通紙領域が、加熱される問題があった。また、励磁コイルが大きいので、電磁誘導加熱部の小型化および低コスト化を実現できなかった。
さらに、消磁コイルを有するので、電磁誘導加熱部が一層大型になり、電磁誘導加熱部のコストが増加する問題があった。
そこで、この発明の課題は、非通紙領域の温度上昇を抑制しつつ、電磁誘導加熱部の小型化および低コスト化を実現できる定着装置および画像形成装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の定着装置は、
互いに接触して記録材を搬送しつつこの記録材のトナーを定着させる定着側回転体および加圧側回転体と、
上記定着側回転体を誘導加熱する電磁誘導加熱部と、
上記定着側回転体または上記加圧側回転体の少なくとも一方に接触する均熱部材と
を備え、
上記電磁誘導加熱部は、上記定着側回転体の幅方向に延びている環状の励磁コイルを有し、
この励磁コイルは、上記定着側回転体の幅方向の両端部を有し、
この両端部のそれぞれの内面における上記幅方向の最も外側に位置する部分は、上記定着側回転体と上記加圧側回転体との間を通過する最大サイズの記録材の通過領域の端縁に一致するか、または、その通過領域の端縁よりも、上記幅方向内側に位置し、
上記均熱部材は、上記最大サイズの記録材の通過領域よりも、上記幅方向外側に延びていることを特徴としている。
この発明の定着装置によれば、上記励磁コイルの両端部の内面における最も外側に位置する部分は、上記最大サイズの記録材の通過領域の端縁に一致するか、または、その通過領域の端縁よりも、上記幅方向内側に位置するので、上記励磁コイルを短縮化して、上記定着側回転体における上記最大サイズの記録材が通過しない非通過領域の加熱を抑制できる。また、上記均熱部材は、上記最大サイズの記録材の通過領域よりも、上記幅方向外側に延びているので、上記記録材を連続的に通過し、上記定着側回転体における上記非通過領域の温度が上昇しても、上記均熱部材を介して、上記非通過領域から上記通過領域に熱を移動できる。
このように、上記記録材のサイズに関わらず、上記記録材を連続的に通過しても、上記非通過領域の温度上昇を抑制できて、小サイズの記録材の通過用の消磁コイルを、別途、設ける必要がなく、消磁コイルを削減できる。
したがって、上記非通過領域の温度上昇を抑制して、上記定着側回転体および上記加圧側回転体の熱劣化を防止しつつ、消磁コイルの削減および励磁コイルの短縮化により、上記電磁誘導加熱部の小型化および低コスト化を実現できる。
また、一実施形態の定着装置では、
上記電磁誘導加熱部は、上記励磁コイルが発生した磁束を打ち消す消磁コイルを有し、
上記消磁コイルは、上記励磁コイルの上記両端部のそれぞれに重なるように配置されている。
この実施形態の定着装置によれば、上記電磁誘導加熱部の上記消磁コイルは、上記励磁コイルの上記両端部のそれぞれに重なるように配置されているので、上記定着側回転体における記録材の非通過領域の加熱を確実に抑制できる。
また、一実施形態の定着装置では、上記消磁コイルは、上記励磁コイルよりも、上記幅方向外側に延びている。
この実施形態の定着装置によれば、上記消磁コイルは、上記励磁コイルよりも、上記幅方向外側に延びているので、上記定着側回転体における記録材の非通過領域の加熱を一層確実に抑制できる。
また、一実施形態の定着装置では、
上記均熱部材は、上記加圧側回転体に接触し、
上記均熱部材は、ヒートパイプであり、
上記加圧側回転体は、芯金と、この芯金の径方向外側に少なくとも金属層とを有する。
この実施形態の定着装置によれば、上記加圧側回転体は、上記金属層を有するので、上記定着側回転体から上記加圧側回転体に直接伝えられた熱を、上記加圧側回転体の上記金属層により熱輸送して、上記加圧側回転体の幅方向の温度を均一にできる。また、上記均熱部材は、上記加圧側回転体に接触するヒートパイプであるので、上記加圧側回転体の幅方向の温度を一層均一にできる。
また、一実施形態の定着装置では、
上記均熱部材は、上記定着側回転体に接触し、
上記均熱部材は、ヒートパイプであり、
上記定着側回転体は、芯金と、この芯金の径方向外側に少なくとも金属製の電磁誘導発熱層とを有する。
この実施形態の定着装置によれば、上記定着側回転体は、上記金属製の電磁誘導発熱層を有するので、上記定着側回転体内の熱を、上記定着側回転体の上記電磁誘導発熱層により熱輸送して、上記定着側回転体の幅方向の温度を均一にできる。また、上記均熱部材は、上記定着側回転体に接触するヒートパイプであるので、上記定着側回転体の幅方向の温度を一層均一にできる。
また、この発明の画像形成装置では、上記定着装置を備えることを特徴としている。
この発明の画像形成装置によれば、上記定着装置を備えるので、耐久性の向上、小型化および低コスト化を実現できる。
この発明の定着装置によれば、上記励磁コイルの両端部の内面における最も外側に位置する部分は、上記最大サイズの記録材の通過領域の端縁に一致するか、または、その通過領域の端縁よりも、上記幅方向内側に位置し、上記均熱部材は、上記最大サイズの記録材の通過領域よりも、上記幅方向外側に延びているので、非通紙領域の温度上昇を抑制しつつ、電磁誘導加熱部の小型化および低コスト化を実現できる。
この発明の画像形成装置によれば、上記定着装置を備えるので、耐久性の向上、小型化および低コスト化を実現できる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の画像形成装置の簡略構成図を示す。この画像形成装置は、カラープリンタを示し、内部のほぼ中央部にベルト部材として中間転写ベルト102を有する。中間転写ベルト102の下部水平部の下には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色にそれぞれ対応する4つの作像ユニット106Y、106M、106C、106Kが、中間転写ベルト102に沿って並んで配置されている。作像ユニット106Y、106M、106C、106Kは、それぞれ、感光体ドラム107Y、107M、107C、107Kを有している。
各感光体ドラム107Y、107M、107C、107Kの周囲には、その回転方向に沿って順に、帯電器108と、プリントヘッド部109と、現像器110と、1次転写ローラ111Y、111M、111C、111Kと、クリーナ112とがそれぞれ配置されている。各1次転写ローラ111Y、111M、111C、111Kは、中間転写ベルト102を挟んで各感光体ドラム107Y、107M、107C、107Kと対向する。
中間転写ベルト102における駆動ローラ105で支持された部分には、2次転写ローラ103が圧接されており、2次転写ローラ103と中間転写ベルト102とのニップ部が、2次転写領域130になっている。
2次転写領域130の下流側の搬送路には、定着装置120が配置され、この定着装置120は、定着ローラ1、加圧ローラ2および電磁誘導加熱部4を有する。定着ローラ1と加圧ローラ2との圧接部が定着ニップ領域131となっている。
画像形成装置の下部には、給紙カセット117が着脱可能に配置されている。給紙カセット117内に積載収容された用紙Pは、給紙ローラ118の回転によって最上郡のものから1枚ずつ搬送路に送り出される。
中間転写ベルト102の最下流側の作像ユニット106Kと2次転写領域130との間には、レジストセンサを兼用するAIDC(画像濃度)センサ119が設置されている。
次に、上記構成の画像形成装置の動作について説明する。
外部装置(例えばパソコン)から画像形成装置の画像信号処理部(図示せず)に画像信号が入力されると、画像信号処理部では、この画像信号をイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)に色変換したデジタル画像信号を作成し、入力されたデジタル信号に基づいて、各作像ユニット106Y、106M、106C、106Kのプリントヘッド部109を発光させて露光を行う。
これにより、各感光体ドラム107Y、107M、107C、107K上に形成された静電潜像は、各現像器110によりそれぞれ現像されて、各色のトナー画像となる。
そして、各色のトナー画像は、各1次転写ローラ111Y、111M、111C、111Kの作用により、矢印A方向に移動する中間転写ベルト102上に順次重ね合わせて1次転写される。
このようにして、中間転写ベルト102上に形成されたトナー画像は、中間転写ベルト102の移動にしたがって2次転写領域130に達する。この2次転写領域130において、重ね合わされた各色のトナー画像は、2次転写ローラ103の作用により、用紙Pに一括して2次転写される。
その後、用紙Pに2次転写されたトナー画像は、定着ニップ領域131に達する。この定着ニップ領域131において、トナー画像は、電磁誘導加熱部4によって誘導発熱する定着ローラ1と、加圧ローラ2との作用により、用紙Pに定着される。
そして、トナー画像が定着された用紙Pは、排紙ローラ114を介して、排紙トレイ113に排出される。
図2に示すように、定着装置120は、定着側回転体としての定着ローラ1と、加圧側回転体としての加圧ローラ2と、電磁誘導加熱部4と、均熱部材としてのヒートパイプ3とを有する。
定着ローラ1および加圧ローラ2は、互いに接触して、記録材としての用紙Pを搬送しつつこの用紙Pのトナーを定着させる。定着ローラ1は、電磁誘導加熱部4により、加熱される。
ヒートパイプ3は、加圧ローラ2に接触し、定着ローラ1および加圧ローラ2の表面の熱移動を補助して、定着ローラ1および加圧ローラ2の表面温度を均一にする。
定着ローラ1、加圧ローラ2およびヒートパイプ3は、互いに、並行に配列され、それぞれの両端部は、図示しない軸受部材に、回転自在に支持されている。
加圧ローラ2は、バネなどの図示しない加圧機構によって、定着ローラ1側に付勢され、定着ニップ領域131を形成している。さらに、ヒートパイプ3も、同様に、加圧ローラ2に圧接されている。
加圧ローラ2は、図示しない駆動機構により、矢印の時計方向に、所定の周速度で回転駆動される。定着ローラ1は、定着ニップ領域131での加圧ローラ2との圧接摩擦力によって、加圧ローラ2の回転に従動回転する、さらに、ヒートパイプ3も、同様に、加圧ローラ2の圧接摩擦力により従動回転する。
定着ローラ1の表面温度は、温度センサ9により、検出され、温度センサ9の信号は、制御部8に入力される。温度センサ9は、例えば、非接触式の赤外線センサである。
制御部8は、温度センサ9の信号に基づいて、定着ローラ1の加熱および温調を制御する。つまり、制御部8は、温度センサ9の信号に基づいて、高周波インバータ7を制御し、高周波インバータ7から電磁誘導加熱部4への電力供給を増減させることで、定着ローラ1の表面温度が一定温度になるように、自動制御する。
電磁誘導加熱部4は、励磁コイル42およびコア44,45を有する。励磁コイル42は、定着ローラ1の幅方向(軸方向)に沿うように、導線を巻いた構造をしている。励磁コイル42は、高周波インバータ7に接続されて、10〜100[kHz]、100〜2000[W]の高周波電力が供給され、耐熱性の樹脂で被覆した細い線を数十から数百本を束ねたリッツ線を用いる。
励磁コイル42によって誘起された磁束は、メインコア44および裾コア45の内部を通り、定着ローラ1の電磁誘導発熱層を貫き、電磁誘導発熱層に渦電流を誘起してジュール熱を発生させる。
次に、定着動作について説明する。加圧ローラ2が回転駆動され、これに伴い定着ローラ1も従動回転し、電磁誘導加熱部4により定着ローラ1を加熱させ、表面温度が一定温度になる様自動制御された状態において、定着ローラ1と加圧ローラ2との定着ニップ領域131に、未定着トナー像を形成担持した用紙Pが導入される。この場合、用紙Pにおける未定着トナー像の担持面が定着ローラ1に対面する。
定着ローラ1と加圧ローラ2との間の定着ニップ領域131に導入された用紙Pは、定着ニップ領域131にて、扶持搬送されつつ定着ローラ1で加熱されて、未定着トナー像が用紙Pに溶融定着されて、用紙Pが排出される。
図3に示すように、定着ローラ1は、内側から外側に順に、芯金11、断熱層12、電磁誘導発熱層13、弾性層14および離型層15を有する。
芯金11は、非磁性ステンレス鋼材からなる。断熱層12は、シリコーンスポンジゴムからなる。電磁誘導発熱層13は、Ni電鋳、SUS、Fe系合金、Al系合金またはCu合金等の金属からなる。電磁誘導発熱層13の厚みは、35〜60μmである。弾性層14は、熱伝導率が0.5W/m・℃以上で厚さ150μmから300μmのシリコーンゴムからなる。離型層15は、厚さ30μmから50μmのPFA樹脂チューブからなる。
図4に示すように、加圧ローラ2は、内側から外側に順に、芯金21、低熱伝導弾性層22、金属層23および離型層24を有する。
金属層23は、Ni電鋳、SUS、Fe系合金、Al系合金またはCu合金からなる。金属層23の厚みは、35〜60μmである。離型層24は、PFA粉体樹脂、PFAディスパージョン塗料、PFA/PTFE混合ディスパージョン塗料またはPFAチューブからなる。離型層24の厚みは、20〜50μmである。離型層24は、加圧ローラ2へのトナー汚れの付着を防止して、用紙Pの画質を向上する。
弾性層22は、0.3W/m・℃以下のシリコーンゴムまたはシリコーンスポンジからなる。弾性層22の厚みは、1mm以上である。弾性層22は、金属層23から芯金21への熱の漏れを防止する。
なお、金属層23と離型層24との間に、高熱伝導弾性層を設けるようにしてもよい。この高熱伝導弾性層の熱伝導率は、低熱伝導弾性層22の熱伝導率よりも大きい。高熱伝導弾性層は、0.5W/m・℃以上のシリコーンゴムからなる。高熱伝導弾性層の厚みは、150〜300μmである。
図5に示すように、ヒートパイプ3は、管部31と、この管部31の外側の離型層32とを有する。
管部31は、Fe合金、SUSまたはA1合金からなる。管部31は、厚みが0.5mmであり、外径が21mmであり、長さが340mmである。
離型層32は、PFA粉体樹脂、PFAディスパージョン塗料、PFA/PTFE混合ディスパージョン塗料またはPFAチューブからなる。離型層32の厚みは、20〜50μmである。離型層32は、ヒートパイプ3へのトナー汚れの付着を防止して、用紙Pの画質を向上する。
管部31の内部には、作動液としての水が充填されている。この作動液の気化および凝縮により、熱の移動を行って、加圧ローラ2の幅方向(軸方向)の温度を均一にする。
図6に示すように、励磁コイル42は、平面視環状の長円形に形成され、定着ローラ1の幅方向に延びている。
励磁コイル42は、定着ローラ1の幅方向に延在している一対の中央部42a,42bと、この一対の中央部42a,42bを連結する定着ローラ1の幅方向両端の一対の端部42c,42dと、を有する。
一対の中央部42a,42bは、定着ローラ1の軸と略平行な略直線状である。一対の端部42c,42dは、略円弧状である。一対の中央部42a,42bの間には、隙間が存在する。
この両端部42c,42dのそれぞれの内面における定着ローラ1の幅方向の最も外側に位置する部分(以下、最外部分421という)は、定着ローラ1と加圧ローラ2との間を通紙する最大サイズの用紙の通紙領域(以下、最大通紙領域Zという)の端縁よりも、定着ローラ1の幅方向内側に位置する。要するに、励磁コイル42における定着ローラ1幅方向の内径の最も大きいところ(長径)は、最大通紙領域Zの幅よりも、小さい。
最外部分421は、A4縦サイズの通紙領域よりも、定着ローラ1幅方向の外側に位置する。最大通紙領域Zの幅は、例えば、A3ワイド紙の幅で311mmである。A4縦サイズの通紙領域の幅は、210mmである。
なお、最外部分421は、最大通紙領域Zの端縁に一致してもよい。つまり、最外部分421と最大通紙領域Zの端縁との間の距離Aは、最大通紙領域Zの端縁よりも定着ローラ1の幅方向内側を負の領域とし、最大通紙領域Zの端縁よりも定着ローラ1の幅方向外側を正の領域としたとき、0以下であればよい。
ヒートパイプ3は、最大通紙領域Zよりも、定着ローラ1の幅方向外側に延びている。つまり、ヒートパイプ3の長さは、最大通紙領域Zの幅よりも、大きい。
上記構成の定着装置によれば、励磁コイル42の両端部42c,42dの最外部分421は、最大通紙領域Zの端縁に一致するか、または、最大通紙領域Zの端縁よりも、定着ローラ1幅方向内側に位置するので、励磁コイル42を短縮化して、定着ローラ1における最大サイズの用紙が通紙しない非通紙領域の加熱を抑制できる。また、ヒートパイプ3は、最大通紙領域Zよりも、幅方向外側に延びているので、用紙を連続的に通紙し、定着ローラ1における非通紙領域の温度が上昇しても、ヒートパイプ3を介して、非通紙領域から通紙領域に熱を移動できる。
このように、用紙のサイズに関わらず、用紙を連続的に通紙しても、非通紙領域の温度上昇を抑制できて、小サイズの用紙の通紙用の消磁コイルを、別途、設ける必要がなく、消磁コイルを削減できる。
したがって、非通紙領域の温度上昇を抑制して、定着ローラ1および加圧ローラ2の熱劣化を防止しつつ、消磁コイルの削減および励磁コイル42の短縮化により、電磁誘導加熱部4の小型化および低コスト化を実現できる。
なお、励磁コイル42を短縮したため、定着ローラ1における最大通紙領域Zの端縁付近の温度が低くなったとしても、ヒートパイプ3を介して、最大通紙領域Zの中央部から最大通紙領域Zの端縁付近に熱を移動できて、最大通紙領域Zの端縁付近の定着性の低下を防止できる。
また、加圧ローラ2は、金属層23を有するので、定着ローラ1から加圧ローラ2に直接伝えられた熱を、加圧ローラ2の金属層23により熱輸送して、加圧ローラ2の幅方向の温度を均一にできる。また、ヒートパイプ3は加圧ローラ2に接触するので、加圧ローラ2の金属層23とヒートパイプ3との間の熱移動、すなわち、金属から金属への熱移動となることから、熱伝導性が特に優れており、加圧ローラ2の幅方向の温度を一層均一にできる。
上記構成の画像形成装置によれば、上記定着装置を備えるので、耐久性の向上、小型化および低コスト化を実現できる。
(第2の実施形態)
図7は、この発明の定着装置の第2の実施形態を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第2の実施形態では、電磁誘導加熱部は、消磁コイルを有している。なお、上記第1の実施形態と同一の符号は、上記第1の実施形態と同じ構成であるため、その説明を省略する。
図7に示すように、電磁誘導加熱部4の消磁コイル43は、励磁コイル42が発生した磁束を打ち消す。消磁コイル43は、平面視環状の長円形に形成され、定着ローラ1の幅方向に延びている。消磁コイル43は、励磁コイル42の両端部42c,42dのそれぞれに重なるように配置されている。
消磁コイル43は、(図2に示す)高周波インバータ7に、接続されている。そして、高周波インバータ7の切り替スイッチにより、励磁コイル42と消磁コイル43との通電の切り替えを行う。
消磁コイル43は、励磁コイル42と同様に、定着ローラ1の幅方向に延在している一対の中央部43a,43bと、この一対の中央部43a,43bを連結する定着ローラ1の幅方向両端の一対の端部43c,43dと、を有する。
一対の中央部43a,43bは、定着ローラ1の軸と略平行な略直線状である。一対の端部43c,43dは、略円弧状である。一対の中央部43a,43bの間には、隙間が存在する。
消磁コイル43は、励磁コイル42よりも、定着ローラ1の幅方向外側に延びている。つまり、消磁コイル43は、最大通紙領域Zの端縁よりも、定着ローラ1の幅方向の外側に延在する。また、消磁コイル43は、A4縦サイズの通紙領域よりも、定着ローラ1幅方向の外側に位置する。
したがって、消磁コイル43は、励磁コイル42の両端部42c,42dのそれぞれに重なるように配置されているので、定着ローラ1における用紙の非通紙領域の加熱を確実に抑制できる。また、消磁コイル43は、励磁コイル42よりも、幅方向外側に延びているので、定着ローラ1における用紙の非通紙領域の加熱を一層確実に抑制できる。
(第3の実施形態)
図8は、この発明の定着装置の第3の実施形態を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第3の実施形態では、ヒートパイプの配置が相違する。なお、上記第1の実施形態と同一の符号は、上記第1の実施形態と同じ構成であるため、その説明を省略する。
図8に示すように、ヒートパイプ3は、定着ローラ1に接触する。したがって、定着ローラ1の幅方向の温度を一層均一にできる。また、定着ローラ1は、金属製の電磁誘導発熱層13(図3参照)を有するので、定着ローラ1内の熱を、定着ローラ1の電磁誘導発熱層13により熱輸送して、定着ローラ1の幅方向の温度を均一にできる。
次に、図9Aと図9Bに、本発明の定着装置(実施例1〜6)と比較例(比較例1〜4)とにおいて、定着ローラ幅方向の位置と定着ローラの温度との測定結果を示す。
図9Aは、A3ワイド紙の通紙時の温度特性を示し、図9Bは、A4縦通紙時の温度特性を示す。縦軸は、定着ローラの温度を示し、横軸は、定着ローラの幅方向の中心位置を0としたときの測定位置を示す。通紙条件として、用紙坪量を80g/mとし、温度を23℃とし、相対湿度を65%とし、画像濃度20%の文字を印字し、用紙を連続通紙させた。A3ワイド紙の通紙時では、消磁コイルが作動しておらず、A4縦通紙時では、消磁コイルが作動している。
図9Aは、図10Aの測定結果をプロットしたものであり、図9Bは、図10Bの測定結果をプロットしたものである。
実施例1〜3では、上記第1の実施形態(図6)の定着装置を用い、最大通紙領域Zの端縁よりも定着ローラ1の幅方向内側を負の領域とし、最大通紙領域Zの端縁よりも定着ローラ1の幅方向外側を正の領域としたとき、実施例1では距離Aを-15mmとし、実施例2では距離Aを-10mmとし、実施例3では距離Aを0mmとしている。一方、比較例1では距離Aを+10mmとし、比較例2では距離Aを+15mmとしている。
実施例4〜6では、上記第2の実施形態(図7)の定着装置を用い、最大通紙領域Zの端縁よりも定着ローラ1の幅方向内側を負の領域とし、最大通紙領域Zの端縁よりも定着ローラ1の幅方向外側を正の領域としたとき、実施例4では距離Aを-15mmとし、実施例5では距離Aを-10mmとし、実施例6では距離Aを0mmとしている。一方、比較例3では距離Aを+10mmとし、比較例4では距離Aを+15mmとしている。
図9Aと図9Bからわかるように、実施例1〜6(つまり、A≦0)では、定着ローラの幅方向の端部(非通紙領域)の温度の上昇を抑制できている。一方、比較例1〜4(つまり、A>0)では、非通紙領域の昇温を抑制できていない。
具体的に述べると、図9Aに示すように、測定位置170mmにおいて、実施例1では140.5℃となり、実施例2では167.5℃となり、実施例3では173.6℃となり、実施例4では141.5℃となり、実施例5では168.3℃となり、実施例6では173.5℃となり、比較例1では232.7℃となり、比較例2では246.6℃となり、比較例3では212.9℃となり、比較例4では231.5℃となる。
図9Bに示すように、測定位置170mmにおいて、実施例1では179.1℃となり、実施例2では193.8℃となり、実施例3では224.6℃となり、実施例4では177.7℃となり、実施例5では192.1℃となり、実施例6では206.6℃となり、比較例1では245.5℃となり、比較例2では251.8℃となり、比較例3では229.3℃となり、比較例4では243.5℃となる。
なお、この発明は上述の実施形態に限定されない。例えば、定着側回転体および加圧側回転体は、ローラ形状以外に、ベルト形状であってもよい。また、均熱部材を、定着側回転体および加圧側回転体に接触するように、設けてもよい。
また、均熱部材として、ヒートパイプ3の代わりに、金属の円筒部材を用いてもよく、この円筒部材の熱伝導率は、例えば、14.0W/m・℃以上である。
また、加圧側回転体(加圧ローラ2)は、芯金と、この芯金の径方向外側に少なくとも金属層とを有していればよい。定着側回転体(定着ローラ1)は、芯金と、この芯金の径方向外側に少なくとも金属製の電磁誘導発熱層とを有していればよい。
また、励磁コイル42や消磁コイル43の形状は、平面視、長円形状に限定されず、楕円形状や矩形状等であってもよい。
本発明の画像形成装置の一実施形態を示す簡略構成図である。 本発明の定着装置の一実施形態を示す簡略構成図である。 定着ローラの拡大断面図である。 加圧ローラの拡大断面図である。 ヒートパイプの拡大断面図である。 定着装置の展開図である。 本発明の定着装置の他の実施形態を示す展開図である。 本発明の定着装置の別の実施形態を示す簡略構成図である。 A3ワイド通紙時の温度特性を示すグラフである。 A4縦通紙時の温度特性を示すグラフである。 A3ワイド通紙時の測定結果を示す表である。 A4縦通紙時の測定結果を示す表である。
符号の説明
1 定着ローラ(定着側回転体)
11 芯金
12 断熱層
13 電磁誘導発熱層
14 弾性層
15 離型層
2 加圧ローラ(加圧側回転体)
21 芯金
22 低熱伝導弾性層
23 金属層
24 離型層
25 高熱伝導弾性層
3 ヒートパイプ(均熱部材)
31 管部
32 離型層
4 電磁誘導加熱部
42 励磁コイル
421 最外部分
42a,42b 中央部
42c,42d 端部
43 消磁コイル
43a,43b 中央部
43c,43d 端部
44 メインコア
45 裾コア
7 高周波インバータ
8 制御部
9 温度センサ
A 距離
Z 最大通紙領域

Claims (6)

  1. 互いに接触して記録材を搬送しつつこの記録材のトナーを定着させる定着側回転体および加圧側回転体と、
    上記定着側回転体を誘導加熱する電磁誘導加熱部と、
    上記定着側回転体または上記加圧側回転体の少なくとも一方に接触する均熱部材と
    を備え、
    上記電磁誘導加熱部は、上記定着側回転体の幅方向に延びている環状の励磁コイルを有し、
    この励磁コイルは、上記定着側回転体の幅方向の両端部を有し、
    この両端部のそれぞれの内面における上記幅方向の最も外側に位置する部分は、上記定着側回転体と上記加圧側回転体との間を通過する最大サイズの記録材の通過領域の端縁に一致するか、または、その通過領域の端縁よりも、上記幅方向内側に位置し、
    上記均熱部材は、上記最大サイズの記録材の通過領域よりも、上記幅方向外側に延びていることを特徴とする定着装置。
  2. 請求項1に記載の定着装置において、
    上記電磁誘導加熱部は、上記励磁コイルが発生した磁束を打ち消す消磁コイルを有し、
    上記消磁コイルは、上記励磁コイルの上記両端部のそれぞれに重なるように配置されていることを特徴とする定着装置。
  3. 請求項2に記載の定着装置において、
    上記消磁コイルは、上記励磁コイルよりも、上記幅方向外側に延びていることを特徴とする定着装置。
  4. 請求項1から3の何れか一つに記載の定着装置において、
    上記均熱部材は、上記加圧側回転体に接触し、
    上記均熱部材は、ヒートパイプであり、
    上記加圧側回転体は、芯金と、この芯金の径方向外側に少なくとも金属層とを有することを特徴とする定着装置。
  5. 請求項1から3の何れか一つに記載の定着装置において、
    上記均熱部材は、上記定着側回転体に接触し、
    上記均熱部材は、ヒートパイプであり、
    上記定着側回転体は、芯金と、この芯金の径方向外側に少なくとも金属製の電磁誘導発熱層とを有することを特徴とする定着装置。
  6. 請求項1から5の何れか一つに記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
JP2008223149A 2008-06-18 2008-09-01 定着装置および画像形成装置 Pending JP2010060595A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008223149A JP2010060595A (ja) 2008-09-01 2008-09-01 定着装置および画像形成装置
US12/480,832 US8240050B2 (en) 2008-06-18 2009-06-09 Manufacturing method of heat equalizing member for fixing device and heat equalizing member for fixing device
CN2009101491508A CN101609294B (zh) 2008-06-18 2009-06-17 定影装置用均热部件的制造方法以及定影装置用均热部件
EP09007925A EP2136265A3 (en) 2008-06-18 2009-06-17 Manufacturing method of heat equalizing member for fixing device and heat equalizing member for fixing device
US12/543,844 US8204419B2 (en) 2008-09-01 2009-08-19 Fixing device containing extended soaking member and image forming apparatus containing fixing apparatus
EP09010878A EP2159650A3 (en) 2008-09-01 2009-08-25 Fixing device and image forming apparatus
CN200910166830A CN101667000A (zh) 2008-09-01 2009-08-31 定影装置及图像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008223149A JP2010060595A (ja) 2008-09-01 2008-09-01 定着装置および画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010060595A true JP2010060595A (ja) 2010-03-18

Family

ID=41426176

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008223149A Pending JP2010060595A (ja) 2008-06-18 2008-09-01 定着装置および画像形成装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8204419B2 (ja)
EP (1) EP2159650A3 (ja)
JP (1) JP2010060595A (ja)
CN (1) CN101667000A (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8240050B2 (en) * 2008-06-18 2012-08-14 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Manufacturing method of heat equalizing member for fixing device and heat equalizing member for fixing device
JP4766077B2 (ja) * 2008-06-18 2011-09-07 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 定着装置および画像形成装置
US8644746B2 (en) * 2010-03-09 2014-02-04 Kabushiki Kaisha Toshiba Fixing apparatus for fixing toner onto a sheet
KR20120121476A (ko) * 2011-04-27 2012-11-06 삼성전자주식회사 정착유닛 및 화상형성장치
JP5372109B2 (ja) * 2011-10-27 2013-12-18 キヤノン株式会社 画像加熱装置
US9354569B2 (en) 2013-06-13 2016-05-31 Lexmark International, Inc. Heat transfer system for a fuser assembly
US9274463B2 (en) * 2013-06-13 2016-03-01 Lexmark International, Inc. Heat transfer system for a fuser assembly
US9298144B2 (en) 2013-12-26 2016-03-29 Lexmark International, Inc. Backup belt assembly for a fusing system
JP2020007534A (ja) * 2018-06-27 2020-01-16 日東電工株式会社 難燃性塗膜
US11041318B1 (en) * 2019-12-20 2021-06-22 Illinois Tool Works Inc. Load transfer plate apparatus

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001230065A (ja) * 2000-02-15 2001-08-24 Canon Inc 像加熱装置及び画像形成装置
JP2005037859A (ja) * 2003-06-25 2005-02-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 定着装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2007108213A (ja) * 2005-10-11 2007-04-26 Konica Minolta Business Technologies Inc 定着装置
JP2008102403A (ja) * 2006-10-20 2008-05-01 Konica Minolta Business Technologies Inc 定着装置および画像形成装置

Family Cites Families (45)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5848838B2 (ja) 1977-02-28 1983-10-31 株式会社リコー ヒ−トパイプロ−ラ−の製造方法
JPS5627886A (en) 1979-08-15 1981-03-18 Furukawa Electric Co Ltd:The Manufacture for heat pipe with tapered inside surface for rotary shaft
DE3851403T2 (de) 1987-10-14 1995-01-19 Canon Kk Bildfixierwalze und Bildfixiergerät mit dieser Walze.
US4977431A (en) 1987-10-26 1990-12-11 Mita Industrial Co., Ltd. Fixing apparatus and method of controlling temperature of the same
JP2589386B2 (ja) 1989-11-24 1997-03-12 富士通アイソテック株式会社 熱ローラ定着器
JP3273453B2 (ja) 1993-02-04 2002-04-08 株式会社リコー 画像定着装置
JPH0736303A (ja) 1993-07-16 1995-02-07 Canon Inc 定着装置
JPH0764420A (ja) 1993-08-26 1995-03-10 Oki Electric Ind Co Ltd 熱定着装置
JPH08248797A (ja) 1995-03-13 1996-09-27 Furukawa Electric Co Ltd:The 定着装置用加熱ロール及びその製造方法
JP3593199B2 (ja) 1995-12-22 2004-11-24 株式会社リコー 画像形成装置
JPH10291045A (ja) 1997-04-18 1998-11-04 Diamond Electric Mfg Co Ltd ヒートパイプの封止部加工方法
US6132815A (en) 1997-04-25 2000-10-17 Canon Kabushiki Kaisha Fluororesin-coating process
US6183869B1 (en) 1997-05-02 2001-02-06 Fuji Xerox Co., Ltd. Primer composition, fixing member, and fixing device using the fixing member
JP3703012B2 (ja) 1998-07-21 2005-10-05 キヤノンファインテック株式会社 定着装置
JP3652149B2 (ja) 1998-11-24 2005-05-25 キヤノン株式会社 像加熱装置及び画像形成装置
JP2000162912A (ja) 1998-11-24 2000-06-16 Canon Inc 像加熱装置及び画像形成装置
JP2001135470A (ja) 1999-10-29 2001-05-18 Canon Inc 加熱装置、画像加熱定着装置及び画像形成装置
JP2002055552A (ja) 2000-08-11 2002-02-20 Toshiba Tec Corp 定着装置
JP2002062752A (ja) 2000-08-18 2002-02-28 Konica Corp 画像形成装置
JP2002082569A (ja) 2000-09-08 2002-03-22 Konica Corp 画像定着装置および画像形成装置
US6445902B1 (en) 2001-03-28 2002-09-03 Hewlett-Packard Company Simplified fusing system
JP2003098877A (ja) 2001-09-20 2003-04-04 Konica Corp 定着装置および画像形成装置
JP2003131504A (ja) 2001-10-24 2003-05-09 Canon Inc 加熱定着装置
JP2004077886A (ja) 2002-08-20 2004-03-11 Ricoh Co Ltd 定着部材及びその製造方法並びにそれを有する画像形成装置
KR100445007B1 (ko) 2002-10-22 2004-08-21 삼성전자주식회사 전자사진 화상형성장치의 정착 장치
US7065315B2 (en) 2003-06-30 2006-06-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Fixing apparatus
US7257361B2 (en) 2003-07-10 2007-08-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Fixing apparatus
JP4469169B2 (ja) 2003-07-16 2010-05-26 株式会社東芝 定着装置
JP4342229B2 (ja) 2003-07-30 2009-10-14 信越ポリマー株式会社 定着ローラ
JP4653452B2 (ja) 2003-10-24 2011-03-16 株式会社リコー 定着部材、定着装置、及び画像形成装置
JP2005305809A (ja) 2004-04-21 2005-11-04 Fuji Xerox Co Ltd ポリイミド樹脂無端ベルトおよびその製造方法
CN100413061C (zh) 2004-06-07 2008-08-20 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 一种热管及其制造方法
JP4674081B2 (ja) 2004-12-20 2011-04-20 株式会社リコー 定着装置、及び画像形成装置
JP2006200775A (ja) 2005-01-19 2006-08-03 Furukawa Sky Kk ヒートパイプ及びその製造方法
US7349660B2 (en) 2005-06-28 2008-03-25 Xerox Corporation Low mass fuser apparatus with substantially uniform axial temperature distribution
US7327978B2 (en) 2005-06-29 2008-02-05 Xerox Corporation Heat pipe fusing member
JP4655846B2 (ja) 2005-09-15 2011-03-23 富士ゼロックス株式会社 定着装置、画像形成装置および定着方法
CN1940452A (zh) 2005-09-30 2007-04-04 富准精密工业(深圳)有限公司 热管封口方法
JP2007108212A (ja) 2005-10-11 2007-04-26 Konica Minolta Business Technologies Inc 定着装置
JP2007156171A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Canon Inc 像加熱装置
JP4857774B2 (ja) * 2006-01-17 2012-01-18 富士ゼロックス株式会社 定着装置
US8240050B2 (en) 2008-06-18 2012-08-14 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Manufacturing method of heat equalizing member for fixing device and heat equalizing member for fixing device
JP4766077B2 (ja) 2008-06-18 2011-09-07 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 定着装置および画像形成装置
US8050612B2 (en) * 2008-07-17 2011-11-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Fixing device having a temperature-uniforming roller
US7917075B2 (en) * 2008-08-06 2011-03-29 Kabushiki Kaisha Toshiba Fixing device

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001230065A (ja) * 2000-02-15 2001-08-24 Canon Inc 像加熱装置及び画像形成装置
JP2005037859A (ja) * 2003-06-25 2005-02-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 定着装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2007108213A (ja) * 2005-10-11 2007-04-26 Konica Minolta Business Technologies Inc 定着装置
JP2008102403A (ja) * 2006-10-20 2008-05-01 Konica Minolta Business Technologies Inc 定着装置および画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US8204419B2 (en) 2012-06-19
US20100054828A1 (en) 2010-03-04
EP2159650A3 (en) 2011-06-01
CN101667000A (zh) 2010-03-10
EP2159650A2 (en) 2010-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4766077B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2010060595A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2008040176A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2007156065A (ja) 定着装置、および画像形成装置
EP2136266B1 (en) Fixing device and image forming apparatus
JP2006293079A (ja) 像加熱装置
JP2007334081A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2006301106A (ja) 加熱装置
US9250584B1 (en) Fixer that forms a nip with an induction-heated belt and an image forming apparatus having the same
JP4781457B2 (ja) 画像加熱装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2006011217A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2012145912A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2009003048A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5016388B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5407657B2 (ja) 定着用加圧ローラ、定着装置及び画像形成装置
JP5136097B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP5157633B2 (ja) 誘導加熱装置,定着装置および画像形成装置
JP5374877B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2009025571A (ja) 定着部材、加圧部材、定着装置、及び、画像形成装置
JP2007057673A (ja) 加熱装置および画像形成装置
JP2006003605A (ja) 定着装置
JP6153309B2 (ja) 像加熱装置及び画像形成装置
JP5698919B2 (ja) 定着装置及びこれを搭載した画像形成装置
JP2014016445A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2012113266A (ja) 画像加熱装置、及びこれを備えた画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100615

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100615

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100812

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101026

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110121

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110126

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20110210