JP2010050208A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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佳之 石垣
Naoki Tsuji
直樹 辻
Hisakazu Otoi
尚和 音居
Hironori Mukai
博紀 向井
Yuichi Kunori
勇一 九ノ里
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    • H10B41/49Simultaneous manufacture of periphery and memory cells comprising different types of peripheral transistor

Abstract

【課題】ゲート絶縁膜の劣化が抑制され、また、書き込み効率の向上化が図られる半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】素子分離領域61によって挟まれた半導体基板1の領域に素子形成領域が形成されている。素子分離領域61では、所定の深さのトレンチ10にシリコン酸化膜11が充填されている。消去ゲート電極54は、シリコン酸化膜11の内部に埋め込まれる態様で、素子分離領域61内に形成されている。素子形成領域の上には、ゲート酸化膜6を介在させてフローティングゲート電極51が形成され、さらに、その上にONO膜17を介在させてコントロールゲート電極52が形成されている。隣接するフローティングゲート電極51とフローティングゲート電極51との間には、消去ゲート電極54を覆うように、絶縁膜16が形成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は半導体記憶装置に関し、特に、消去ゲート電極を備えた半導体記憶装置に関するものである。
電気的に書き込み可能な不揮発性メモリとして、フラッシュメモリがある。一般的なNOR型のフラッシュメモリでは、書き込み方式として、チャネルホットエレクトロン(CHE:Channel Hot Electron)による書き込み方式が採用され、消去方式として、基板FN(Fowler-Nordheim)による消去方式が採用されている。なお、NOR型のフラッシュメモリを開示した文献として、たとえば特許文献1がある。
特開2006−5372号公報
しかしながら、従来のフラッシュメモリでは、書き込み時間を短縮して書き込み効率を上げることが求められている。また、消去動作において、フローティングゲート電極に蓄積された電子を、フローティングゲート電極直下のゲート絶縁膜を介して半導体基板の側へ引き抜くことによるゲート絶縁膜の劣化を抑制することが求められている。
本発明の目的は、ゲート絶縁膜の劣化が抑制され、また、書き込み効率の向上化が図られる半導体記憶装置を提供することである。
本発明に係る半導体記憶装置は、第1素子分離領域および第2素子分離領域とフローティングゲート電極とコントロールゲート電極と所定導電型の1対の不純物領域と消去ゲート電極とを備えている。第1素子分離領域および第2素子分離領域は、主表面を有する半導体基板の第1の領域に、それぞれ第1の方向に延在するとともに、第1の方向と交差する第2の方向に間隔を隔てて形成されている。フローティングゲート電極は、第1素子分離領域と第2素子分離領域とによって挟まれた半導体基板の素子形成領域における所定の領域上に、第1絶縁膜を介在させて形成されている。コントロールゲート電極は、第2の方向に延在し、フローティングゲート電極上にシリコン酸化膜とシリコン窒化膜を含む積層膜を介在させて形成されている。所定導電型の1対の不純物領域は、フローティングゲート電極およびコントロールゲート電極を挟んで両側部にそれぞれ位置する素子形成領域に形成されている。消去ゲート電極は、第1素子分離領域の内部に埋め込まれる態様で第1の方向に沿って形成されている。
本発明に係る半導体記憶装置によれば、消去ゲート電極が、第1素子分離領域の内部に埋め込まれる態様で第1の方向に沿って形成されている。これにより、消去動作において、フローティングゲート電極に蓄積された電子が、第1素子分離領域内に形成された消去ゲート電極に引き抜かれることになり、フローティングゲート電極に蓄積された電子が、フローティングゲート電極の直下に位置するゲート絶縁膜を介して引き抜く基板FN消去と比べると、第1絶縁膜の劣化を抑制することができる。
実施の形態1
ここでは、アシストゲート電極を備えたNOR型のフラッシュメモリについて説明する。まず、メモリセルの等価回路を図1に示す。図1に示すように、メモリセルでは、複数のメモリセルがマトリクス状に配列され、行方向(横方向)に、コントロールゲート電極(配線)CG,CG1,CG2等、アシストゲート電極(配線)AG,AG1,AG2等およびソース線SLが形成されている。コントロールゲート電極(配線)CG,CG1,CG2等には、行方向に配列されるメモリセルのコントロールゲート電極(配線)が電気的に接続され、また、アシストゲート電極(配線)AG,AG1,AG2等には、アシストゲート電極(配線)が電気的に接続され、そして、ソース線SLには、メモリセルのソース領域が電気的に接続されている。
一方、行方向とほぼ直交する列方向(縦方向)に、ビット線BL,BL1〜BL4等および消去ゲート電極(配線)EGが形成されている。ビット線BL,BL1〜BL4等には、列方向に配列されるメモリセルのドレイン領域が電気的に接続されている。また、後述するように、本フラッシュメモリでは、消去ゲート電極(配線)が素子分離領域のシリコン酸化膜中に形成されている。なお、図1において、点線で囲まれた領域が一つのメモリセルを示す。
次に、メモリセルの構造について説明する。図2、図3、図4および図5に示すように、半導体基板1の主表面には、互いに間隔を隔てられた素子分離領域61が形成されている。素子分離領域61と素子分離領域61とによって挟まれた半導体基板の領域に素子形成領域が形成されている。素子分離領域61では、半導体基板1に形成された所定の深さのトレンチ10に、分離絶縁膜としてシリコン酸化膜11が充填されている。本フラッシュメモリでは、そのシリコン酸化膜11の内部に埋め込まれる態様で、消去ゲート電極54が素子分離領域61内に形成されている。
素子形成領域の上には、ゲート酸化膜6を介在させてフローティングゲート電極51が形成されている。フローティングゲート電極51上にONO膜17を介在させてコントロールゲート電極52が形成されている。なお、ONO膜とは、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜およびシリコン酸化膜を積層させた膜をいう。フローティングゲート電極51の表面にはシリコン酸化膜14が形成され、隣接するフローティングゲート電極51とフローティングゲート電極51との間には、消去ゲート電極54を覆うように、たとえばシリコン酸化膜からなる絶縁膜16が形成されている。
コントロールゲート電極52は、素子分離領域61が延在する方向と交差する方向に形成されている。コントロールゲート電極52およびフローティンゲート電極51の一方の側面上には、アシストゲート電極53が形成されている。そのアシストゲート電極53と、コントロールゲート電極52およびフローティンゲート電極51とは、電気的に絶縁されている。
フローティングゲート電極51およびコントロールゲート電極52を挟んで両側部に位置する素子形成領域のうち、一方の領域にはソース領域62が形成され、他方の領域にはドレイン領域63が形成されている。ソース領域62には、ソースコンタクト64を介してソース線56が接続されている。ドレイン領域63には、ドレインコンタクト65を介してビット線55が接続されている。ソースコンタクト64並びにドレインコンタクト65は、隣接する2つのセルに共通のコンタクトとされる。
次に、本フラッシュメモリの動作について説明する。図6に示すように、書き込み動作においては、選択されたセルにおけるコントロールゲート電極(CG)に10V、ソース線(S)に5V、アシストゲート電極(AG)に1.2V、ビット線(BL)に0Vを印加し、消去ゲート電極(EG)をオープンの状態または0Vを印加することで、図7に示すように、アシストゲート電極に印加された電圧によって、ソースサイドインジェクションにより、情報としての電子がフローティングゲート電極51に蓄積される。
また、消去動作においては、選択されたセルにおけるコントロールゲート電極(CG)に0V、ソース線(S)に0Vを印加し、アシストゲート電極(AG)およびビット線(BL)をオープンとし、消去ゲート電極(EG)に10Vを印加することで、図8に示すように、フローティングゲート電極51中の電子は、素子分離領域61のシリコン酸化膜11中に形成された消去ゲート電極54に引き抜かれることになる。
そして、読み出し動作は、選択されたセルにおけるコントロールゲート電極(CG)に0V、ソース線(S)に0V、アシストゲート電極(AG)に1.5V、ビット線(BL)に1.5Vを印加し、消去ゲート電極(EG)をオープンの状態または0Vを印加することによって、電流が流れるか否かを判断して行われる。
上述したフラッシュメモリでは、消去ゲート電極54が、トレンチ10内に充填されたシリコン酸化膜11の内部に埋め込まれる態様で、消去ゲート電極54が素子分離領域61内に形成されている。これにより、消去動作において、フローティングゲート電極51に蓄積された電子が、素子分離領域内に形成された消去ゲート電極54に引き抜かれることになる(図8参照)。その結果、フローティングゲート電極に蓄積された電子が、フローティングゲート電極の直下に位置するゲート絶縁膜を介して半導体基板へ引き抜く基板FN消去と比べると、ゲート酸化膜6の劣化を抑制することができる。また、消去速度の制限を受けることなく、ゲート酸化膜7の膜厚を決めることができる。
また、上述したフラッシュメモリでは、フローティンゲート電極51およびコントロールゲート電極52の一方の側面に、アシストゲート電極53が形成されている。これにより、書き込み動作において、ソースサイドインジェクションによる情報の書き込みを行うことができる(図7参照)。その結果、書き込み効率を向上させることができ、書き込み時間の短縮を図ることができる。
次に、上述したフラッシュメモリの製造方法について説明する。まず、図9に示すように、半導体基板1においてメモリセルが形成されるメモリセル領域MCには、N型埋め込みウェル2とP型ウェル3が形成される。一方、メモリセルを制御するロジック回路等が形成される周辺回路領域PRには、N型ウェル4が形成される。次に、半導体基板1の主表面にゲート酸化膜6が形成される。そのゲート酸化膜6上にノンドープのアモルファスシリコン膜7が形成される。
そのアモルファスシリコン膜7上にシリコン窒化膜8が形成される。そのシリコン窒化膜8上に、トレンチを形成するための所定のレジストパターン9が形成される。なお、同図において、メモリセル領域MCにおけるWLはコントロールゲート電極(配線)方向の断面構造を示し、BLはビット線方向の断面構造を示す。また、周辺回路領域PRにおけるR1はPMOS領域の断面構造を示し、R2はNMOS領域の断面構造を示す。
次に、レジストパターン9をマスクとしてシリコン窒化膜8および半導体基板1にエッチングを施すことにより、トレンチ10(図10参照)が形成される。その後、レジストパターン9が除去される。次に、トレンチ10を充填するように、シリコン窒化膜8上にシリコン酸化膜(図示せず)が形成される。次に、図10に示すように、シリコン酸化膜に化学的機械研磨処理を施すことにより、トレンチ10内に位置するシリコン酸化膜11の部分を残して、シリコン窒化膜8の上面上に位置するシリコン酸化膜の部分が除去される。
次に、図11に示すように、ウェットエッチングを施すことにより、シリコン酸化膜11の表面の位置(高さ)が下げられる。次に、図12に示すように、ウェットエッチングを施すことによりシリコン窒化膜8が除去される。次に、図13に示すように、NMOS領域にP型ウェル5が形成される。次に、半導体基板1上にポリシリコン膜12が形成される。そのポリシリコン膜12上にレジストパターン(図示せず)が形成される。次に、そのレジストパターンをマスクとして、ポリシリコン膜12に異方性エッチングが施されて、メモリセル領域では、トレンチ10内のシリコン酸化膜11の表面が露出する。次に、露出したシリコン酸化膜11に異方性エッチングと等方性エッチングを施すことによって、図14に示すように、消去ゲート電極を形成するための開口部13が形成される。その後、レジストパターンが除去される。
次に、図15に示すように、熱酸化処理を施すことにより、ポリシリコン膜12の表面にシリコン酸化膜14が形成される。次に、図16に示すように、メモリセル領域MCの素子分離領域に設けられた開口部13を充填するように、半導体基板1上にポリシリコン膜15が形成される。次に、図17に示すように、ポリシリコン膜15にエッチバック処理を施すことにより、開口部13内に位置するポリシリコン膜15の部分を残して、他の部分に位置するポリシリコン膜15が除去される。次に、残されたポリシリコン膜15の部分を覆うように、半導体基板1上に、たとえばTEOS(Tetra Ethyl Ortho Silicate glass)系のシリコン酸化膜からなる絶縁膜16が形成される。
次に、図18に示すように、絶縁膜16にエッチバック処理あるいは化学的機械研磨処理を施すことにより、互いに隣接するフローティングゲート電極となるポリシリコン膜12の部分とポリシリコン膜12の部分との間に位置し、消去ゲート電極となるポリシリコン膜15の直上に位置するシリコン酸化膜16,14の部分を残して、他の部分に位置するシリコン酸化膜16,14が除去される。
次に、図19に示すように、フローティングゲート電極となるポリシリコン膜12の表面に、ONO膜17が形成される。次に、ONO膜17上にコントロールゲート電極等となるポリシリコン膜18が形成される。次に、そのポリシリコン膜18上に、TEOS系のシリコン酸化膜19が形成される。次に、そのシリコン酸化膜19上に、コントロールゲート電極を形成するためのレジストパターン(図示せず)が形成される。次に、そのレジストパターンをマスクとして、シリコン酸化膜19、ポリシリコン膜18およびONO膜17にエッチングを施すことにより、図19に示すように、コントロールゲート電極となるポリシリコン膜18の部分が残される。その後、レジストパターンが除去される。
次に、周辺回路領域PRに位置するシリコン酸化膜19の部分が除去される。次に、図20に示すように、シリコン酸化膜19をマスクとして、フローティングゲート電極等となるポリシリコン膜12に異方性エッチングを施すことにより、メモリセル領域MCでは、ポリシリコン膜12からなるフローティングゲート電極が形成される。一方、周辺回路領域PRでは、ポリシリコン膜18が除去されてONO膜17が露出する。
次に、図21に示すように、メモリセル領域MCのフローティングゲート電極となるポリシリコン膜12の側壁上およびコントロールゲート電極となるポリシリコン膜18の側壁に、熱酸化処理を施すことにより、側壁酸化膜42が形成される。次に、メモリセル領域MCのポリシリコン膜12,18を覆うように、半導体基板1上にTEOS系のシリコン酸化膜(図示せず)が形成される。次に、そのシリコン酸化膜にエッチバック処理を施すことにより、ポリシリコン膜12,18の側壁上に、サイドウォール酸化膜としてのシリコン酸化膜20が形成される。
次に、熱酸化法によりメモリセル領域MCにゲート酸化膜66(図22参照)が形成される。次に、コントロールゲート電極となるポリシリコン膜18等を覆うように、半導体基板1上にアシストゲート電極となるポリシリコン膜(図示せず)が形成される。次に、図22に示すように、そのポリシリコン膜に異方性エッチングを施すことにより、ポリシリコン膜12の側壁上およびポリシリコン膜18の側壁上にシリコン酸化膜20を介在させて位置するポリシリコン膜21を残して、他の部分に位置するポリシリコン膜が除去される。
次に、図23に示すように、ポリシリコン膜12およびポリシリコン膜18の両側壁上にそれぞれ位置するポリシリコン膜21の部分のうち、一方のポリシリコン膜21の部分を覆うレジストパターン22が形成される。そのレジストパターン22をマスクとして、エッチバック処理を施すことにより、露出している他方のポリシリコン膜21の部分が除去されて半導体基板1の表面が露出する。次に、レジストパターン22およびポリシリコン膜18等をマスクとして、イオン注入を行うことにより、メモリセル領域MCにドレイン領域23等が形成される。その後、レジストパターン22が除去される。
次に、図24に示すように、周辺回路領域PRにおいて、ロジックゲート電極を形成するためのレジストパターン24が形成される。次に、そのレジストパターン24をマスクとしてONO膜17およびポリシリコン膜12に異方性エッチングを施すことにより、周辺回路領域PRにおいてロジックゲート電極25,26が形成される。その後、レジストパターン24が除去される。
次に、PMOS領域R1を覆い、NMOS領域を露出するレジストパターン(図示せず)が形成される。そのレジストパターンをマスクとして、イオン注入を行うことによりNMOS領域にLDD領域27a,27b(図25参照)が形成される。その後、レジストパターンが除去される。次に、図25に示すように、PMOS領域R1を露出し、NMOS領域R2を覆うレジストパターン28が形成される。そのレジストパターン28をマスクとしてイオン注入を行うことにより、LDD領域29a,29bが形成される。その後、レジストパターン28が除去される。
その後、ロジックゲート電極25,26を覆うように、半導体基板1上にTEOS系のシリコン酸化膜(図示せず)が形成される。図26に示すように、そのシリコン酸化膜にエッチバック処理を施すことにより、ロジックゲート電極25,26の側面上にサイドウォール酸化膜としてのシリコン酸化膜30が形成される。その後、ソース領域およびドレイン領域を形成するためのイオン注入が行われ、図27に示すように、ソース領域およびドレイン領域31a〜31eが形成される。さらに、これらのソース領域およびドレイン領域31a〜31eに、サリサイドプロセスによってコバルトシリサイドなどの金属シリサイド層(図示せず)が形成される。
次に、図28に示すように、コントロールゲート電極、ロジックゲート電極25,26を覆うように、半導体基板1上に層間絶縁膜32が形成される。その層間絶縁膜32にソース領域およびドレイン領域31a〜31e上に形成された金属シリサイド層の表面を露出するコンタクトホール32a,32b,32cが形成される。次に、そのコンタクトホール32a,32b,32c内に金属プラグが形成される。その金属プラグを覆うように、層間絶縁膜32上にシリコン酸化膜33が形成される。そのシリコン酸化膜33に、たとえば、ダマシン法によって、第1配線層34a,34b,34cが形成される。その後、さらに、層間絶縁膜等を形成することによって、第2配線層あるいは第3配線層(いずれも図示せず)が形成されることになる。こうして、フラッシュメモリの主要部が形成される。
上述したフラッシュメモリの製造方法では、素子分離領域のトレンチ10内に充填されたシリコン酸化膜11中に消去ゲート電極54が形成される。これにより、図8に示すように、消去動作においては、フローティングゲート電極51中の電子は、フローティングゲート電極51からその直下に位置する半導体基板1の部分ではなく、トレンチ10内の消去ゲート電極54に向かって引き抜かれることになる。そのため、フローティングゲート電極からゲート酸化膜を介して半導体基板側に電子を引き抜く基板FN消去の場合と比べると、ゲート酸化膜の劣化を抑制することができて、フラッシュメモリの信頼性を向上させることができる。また、消去速度の制限を受けることなく、ゲート酸化膜7の膜厚を決めることができる。
また、このフラッシュメモリでは、トレンチ10内に消去ゲート電極54を形成することで、消去ゲート電極を新たに形成するための領域あるいは空間が不要になって、フラッシュメモリの微細化を図ることができる。
さらに、たとえば文献(US 6,747,310)に提案されているような、互いに隣接するフローティングゲート電極とフローティングゲート電極との間の領域に消去ゲート電極が形成されたフラッシュメモリと比べると、トレンチ10内に消去ゲート電極54を形成することで、互いに隣接するフローティングゲート電極と消去ゲート電極との間の容量を小さくすることができ、相応して結果的に、コントロールゲート電極に係るカップリング比を大きくすることができる。その結果、フラッシュメモリの動作を安定させることができる。
なお、コントロールゲート電極に係るカップリング比とは、コントロールゲート電極とフローティングゲート電極との容量CFGをはじめ、フローティングゲート電極と半導体基板との容量、フローティングゲート電極とソース領域またはドレイン領域との容量、フローティングゲート電極と消去ゲート電極との容量、フローティングゲート電極とアシストゲート電極との容量等を合わせた全容量に対する容量CFGの割合をいう。
また、上記文献において提案されているフラッシュメモリでは、そのような消去ゲート電極がソース領域上に形成されているために、ソース領域の抵抗を低減するには限界がある。これに対して、本フラッシュメモリでは、消去ゲート電極54がトレンチ10内のシリコン酸化膜11中に形成されていることで、ソース領域を含む所定の導電型の不純物領域(ソース領域およびドレイン領域31a〜31e)の表面に金属シリサイド層を形成することができて、抵抗の低減化を図ることができる。
さらに、上記文献において提案されているフラッシュメモリでは、消去ゲート電極に所定の電圧が印加されることから、消去ゲート電極とソース領域との耐圧を確保する必要がある。これに対して、本フラッシュメモリでは、消去ゲート電極がトレンチ内のシリコン酸化膜11中に形成されていることで、そのような消去ゲート電極とソース領域との耐圧を考慮する必要がなくなる。
また、上述したフラッシュメモリの製造方法では、フローティンゲート電極51およびコントロールゲート電極52の一方の側面に、アシストゲート電極53が形成される。これにより、図7に示すように、書き込み動作において、ソースサイドインジェクションによる情報の書き込みを行うことができる。その結果、書き込み効率を向上させることができ、書き込み時間の短縮を図ることができる。
そして、フローティングゲート電極51と半導体基板1との間に位置するゲート酸化膜7の膜厚t1と、周辺回路領域PEのトランジスタのゲート酸化膜7の膜厚t3、t4とは、同じ膜厚とされる(図28参照)。本フラッシュメモリでは、ソースサイドインジェクションによる書き込みを行うことで、フローティングゲート電極51直下のゲート酸化膜7の膜厚t1を、周辺回路領域PEのトランジスタのゲート酸化膜7と同じ、比較的厚い膜厚t3、t4にしても動作への影響は少ないと考えられる。一方、アシストゲート電極53と半導体基板1との間のゲート酸化膜66(図22参照)の膜厚t2は、フローティングゲート電極51直下のゲート酸化膜7の膜厚t1よりも薄い膜厚とされる。
変形例
上述したフラッシュメモリでは、消去ゲート電極54を覆う絶縁膜16として、TEOS系のシリコン酸化膜を例に挙げて説明したが、消去ゲート電極54とシリコン酸化膜16との間にシリコン窒化膜を介在させてもよい。
この場合には、まず、図17に示す工程において絶縁膜16を形成する前に、図29に示すように、消去ゲート電極のポリシリコン膜15の上面とフローティングゲート電極となるポリシリコン膜12を覆うようにシリコン窒化膜41が形成される。次に、そのシリコン窒化膜41を覆うように、絶縁膜16となるシリコン酸化膜が形成される。次に、図30に示すように、互いに隣接するフローティングゲート電極となるポリシリコン膜12の部分とポリシリコン膜12の部分との間に位置し、消去ゲート電極となるポリシリコン膜15の直上に位置するシリコン酸化膜14、絶縁膜16の部分とシリコン窒化膜41の部分とを残して、他の部分に位置するシリコン酸化膜14、絶縁膜16の部分とシリコン窒化膜41の部分が除去される。
その後、図31に示すように、フローティングゲート電極となるポリシリコン膜12上にONO膜17を介在させてコントロールゲート電極となるポリシリコン膜18が形成される。そのポリシリコン膜18上にシリコン酸化膜19が形成され、所定の写真製版とエッチングによりコントロールゲート電極が形成されることになる。
この構造によれば、次のような効果が得られる。まず、フラッシュメモリとして、コントロールゲート電極52に注目すると、フローティングゲート電極51とコントロールゲート電極52との容量が大きい方が、カップリンリング比が大きくなって書き込み動作特性が向上する。その容量を大きくするために、フローティングゲート電極51とコントロールゲート電極52との対向面積を増やそうとすれば、消去ゲート電極となるポリシリコン膜15上に形成されるシリコン酸化膜16のエッチバック量を多くして、ポリシリコン膜15上のシリコン酸化膜16の厚みを薄くすればよい(図18参照)。
しかし、そのシリコン酸化膜16のうち、コントロールゲート電極となるポリシリコン膜18が形成されていない領域に位置するシリコン酸化膜16の部分では、フローティングゲート電極となるポリシリコン膜12をパターニングした後、そのポリシリコン膜12およびコントロールゲート電極となるポリシリコン膜18の側壁上に、サイドウォール酸化膜としてのシリコン酸化膜20を形成する際(図21参照)のオーバーエッチングによって、過度にエッチングされることがある。このとき、シリコン酸化膜16の膜厚が薄いと、消去ゲート電極となるポリシリコン膜15の表面が露出してしまう可能性がある。
変形例に係るフラッシュメモリでは、図32に示すように、消去ゲート電極となるポリシリコン膜15の表面上にシリコン酸化膜16とはエッチング特性が異なるシリコン窒化膜41が形成されていることで、シリコン酸化膜16が薄くなっても、ポリシリコン膜15の表面が露出するのを阻止することができる。これにより、アシストゲート電極を形成する際のポリシリコン膜21のエッチバック処理(図22参照)や、ポリシリコン膜21の除去(図23参照)の際に、消去ゲート電極となるポリシリコン膜15の部分がエッチングされてしまい、消去ゲート電極が断線するのを確実に防止することができる。
また、消去ゲート電極となるポリシリコン膜15の表面上にシリコン窒化膜41が形成されていることで、フローティングゲート電極となるポリシリコン膜12の側壁上およびコントロールゲート電極となるポリシリコン膜18の側壁上に側壁酸化膜42を形成する際の熱酸化処理(図21参照)によって、消去ゲート電極となるポリシリコン膜15の部分が酸化されるのを確実に抑制することができる。
さらに、変形例に係るフラッシュメモリも含めて、本フラッシュメモリでは、消去ゲート電極51をトレンチ10内のより深い位置に形成することによって、消去ゲート電極となるポリシリコン膜16のエッチバック量を多くすることができ、フローティングゲート電極51とコントロールゲート電極52との対向面積を増やして容量を確保し、動作特性を向上させることができる。
また、消去ゲート電極54に注目すると、消去ゲート電極54とフローティングゲート電極51との容量が小さい方が全容量に対するカップリング比が小さくなって、消去動作特性が向上するとされる。
上述したフラッシュメモリでは、図33に示すように、消去ゲート電極を形成するための開口部13をシリコン酸化膜11に形成する際に、まず、ドライエッチングによって、フローティングゲート電極となるポリシリコン膜12をマスクとして、シリコン酸化膜11に異方性エッチングが施されて開口部が形成される。次に、ウェットエッチングを施すことによって、シリコン酸化膜11が横方向にエッチングされて、フローティングゲート電極となるポリシリコン膜12と消去ゲート電極となるポリシリコン膜15とが対向する部分が形成されて開口部13が形成される。
これにより、開口部13においては、ドライエッチングのばらつきには依存せず、ウェットエッチング量の制御(矢印)によって、対向する部分を精度よく安定して形成することができる。その結果、図34に示すように、消去ゲート電極54とフローティングゲート電極51との容量Cを小さくして、全容量に対する消去ゲート電極のカップリング比を小さくすることができるとともに、そのカップリング比のばらつきも抑えられて、消去動作特性を向上させることができる。
実施の形態2
ここでは、アシストゲート電極を備えないNOR型のフラッシュメモリについて説明する。このフラッシュメモリは、アシストゲート電極を備えていない点を除けば、前述したフラッシュメモリの構造と実質的に同じ構造を有する。
図35、図36、図37および図38に示すように、半導体基板1の主表面には、互いに間隔を隔てられた素子分離領域61が形成されている。素子分離領域61と素子分離領域61とによって挟まれた半導体基板の領域に素子形成領域が形成されている。素子分離領域61では、半導体基板1に形成された所定の深さのトレンチ10にシリコン酸化膜11が充填されている。そのシリコン酸化膜11の内部に消去ゲート電極54が形成されている。
素子形成領域の上には、ゲート酸化膜6を介在させてフローティングゲート電極51が形成されている。フローティングゲート電極51上にONO膜17を介在させてコントロールゲート電極52が形成されている。フローティングゲート電極51の表面にはシリコン酸化膜14が形成され、隣接するフローティングゲート電極51とフローティングゲート電極51との間には、消去ゲート電極54を覆うように、シリコン酸化膜16が形成されている。コントロールゲート電極52は、素子分離領域61が延在する方向と交差する方向に形成されている。
フローティングゲート電極51およびコントロールゲート電極52を挟んで両側部に位置する素子形成領域のうち、一方の領域にはソース領域62が形成され、他方の領域にはドレイン領域63が形成されている。ソース領域62には、ソースコンタクト64を介してソース線56が接続されている。ドレイン領域63には、ドレインコンタクト65を介してビット線55が接続されている。
次に、上述したフラッシュメモリの動作いついて説明する。図39に示すように、まず、書き込み動作においては、半導体基板に0V、選択されたセルにおけるコントロールゲート電極に9.5V、ソース線(SL)に0V、ビット線(BL)に4Vを印加し、消去ゲート電極(EG)に0Vを印加することにより、情報としての電子がフローティングゲート電極に蓄積される(チャネルホットエレクトロン)。
次に、消去動作においては、半導体基板に0V、選択されたセルにおけるコントロールゲート電極に0Vを印加し、ソース線(SL)およびビット線(BL)をオープンとし、消去ゲート電極(EG)に12Vを印加することにより、フローティングゲート電極51中の電子が、素子分離領域61のシリコン酸化膜11中に形成された消去ゲート電極54に引き抜かれることになる(図36参照)。
そして、読み出し動作は、半導体基板に0V、選択されたセルにおけるコントロールゲート電極に5.6V、ソース線(SL)に0V、ビット線(BL)に0.7V、消去ゲート電極(EG)に0Vを印加することによって、電流が流れるか否かを判断して行われる。
上述したフラッシュメモリでは、前述したフラッシュメモリと同様に、消去動作において、フローティングゲート電極51に蓄積された電子が、トレンチ10内に充填されたシリコン酸化膜11の内部に埋め込まれた消去ゲート電極54に引き抜かれることになる。これにより、フローティングゲート電極に蓄積された電子が、フローティングゲート電極の直下に位置するゲート酸化膜を介して半導体基板に引き抜かれる基板FN消去と比べると、ゲート酸化膜の劣化が抑制されてフラッシュメモリの長寿命化を図ることができる。また、トレンチ10内に消去ゲート電極54を形成することで、消去ゲート電極を新たに形成するための領域あるいは空間が不要になって、フラッシュメモリの微細化を図ることができる。
なお、本フラッシュメモリにおいても、前述したフラッシュメモリと同様に、消去ゲート電極となるポリシリコン膜の上面を覆うように、シリコン窒化膜を形成してもよい。このようなシリコン窒化膜を形成することで、アシストゲート電極を形成する際のポリシリコン膜21のエッチバック処理(図22)や、ポリシリコン膜21の除去(図23)の際に、消去ゲート電極となるポリシリコン膜15の部分がエッチングされてしまい、消去ゲート電極が断線するのを確実に防止することができる。また、フローティングゲート電極となるポリシリコン膜12の側壁上およびコントロールゲート電極となるポリシリコン膜18の側壁上に側壁酸化膜42を形成する際の熱酸化処理によって、消去ゲート電極となるポリシリコン膜15の部分が酸化されるのを確実に抑制することができる。
実施の形態3
ここでは、NAND型のフラッシュメモリについて説明する。図40、図41、図42および図43に示すように、半導体基板1の主表面には、互いに間隔を隔てられた素子分離領域61が形成されている。素子分離領域61と素子分離領域61とによって挟まれた半導体基板の領域に素子形成領域が形成されている。素子分離領域61では、半導体基板1に形成された所定の深さのトレンチ10にシリコン酸化膜11が充填されている。そのシリコン酸化膜11の内部に消去ゲート電極54が形成されている。
素子形成領域を横切るように、2つの選択ゲート電極57が素子形成領域61が延在する方向に間隔を隔てて形成されている。その2つの選択ゲート電極57によって挟まれた領域には、素子形成領域61が延在する方向に間隔を隔てて複数のフローティングゲート電極51が形成されている。それぞれのフローティングゲート電極51上にONO膜17を介在させて、素子分離領域61が延在する方向と交差する方向に延在するコントロールゲート電極52が形成されている。
コントロールゲート電極52が延在する方向に隣接するフローティングゲート電極51とフローティングゲート電極51との間には、フローティンゲート電極51の表面上に位置するシリコン酸化膜14と、消去ゲート電極54を覆うシリコン酸化膜16とが形成されている。
一の選択ゲート電極57に対して、他の選択ゲート電極57が位置する側と反対側の素子形成領域には、ソース領域62が形成されている。他の選択ゲート電極57に対して、一の選択ゲート電極57が位置する側とは反対側の素子形成領域には、ドレイン領域63が形成されている。ソース領域62には、ソースコンタクト64を介してソース線56が接続されている。ドレイン領域63には、ドレインコンタクト65を介してビット線55が接続されている。
次に、上述したフラッシュメモリの動作について説明する。図44に示すように、まず書き込み動作においては、一の選択ゲート電極に10V、他の選択ゲート電極に0V、半導体基板に0V、選択されたセルにおけるコントロールゲート電極に20V、他のコントロールゲート電極に10V、ソース線(SL)に0V、ビット線(BL)に0Vを印加し、消去ゲート電極(EG)に0Vを印加することにより、情報としての電子が半導体基板からフローティングゲート電極に蓄積される。
次に、消去動作においては、一の選択ゲート電極に10V、他の選択ゲート電極に0V、選択されたセルにおけるコントロールゲート電極に0V、他のコントロールゲート電極に10Vを印加し、ソース線(SL)およびビット線(BL)をオープンとし、消去ゲート電極(EG)に12Vを印加することにより、フローティングゲート電極51中の電子が、素子分離領域61のシリコン酸化膜11中に形成された消去ゲート電極54に引き抜かれることになる(図40参照)。
そして、読み出し動作は、一の選択ゲート電極に5V、他の選択ゲート電極に5V、選択されたセルにおけるコントロールゲート電極に0V、他のコントロールゲート電極に5Vを印加し、ソース線(SL)に0V、ビット線(BL)に5V、消去ゲート電極(EG)に0Vを印加することにより、電流が流れるか否かを判断して行われる。
上述したフラッシュメモリでは、実施の形態1において説明したフラッシュメモリと同様に、消去動作において、フローティングゲート電極51に蓄積された電子が、トレンチ10内に充填されたシリコン酸化膜11の内部に形成された消去ゲート電極54に引き抜かれることになる。これにより、フローティングゲート電極に蓄積された電子が、フローティングゲート電極の直下に位置するゲート酸化膜を介して引き抜く基板FN消去と比べると、ゲート酸化膜の劣化が抑制されてフラッシュメモリの長寿命化を図ることができる。また、トレンチ10内に消去ゲート電極54を形成することで、消去ゲート電極を新たに形成するための領域あるいは空間が不要になって、フラッシュメモリの微細化を図ることができる。
さらに、本フラッシュメモリにおいても、消去ゲート電極となるポリシリコン膜の上面を覆うように、シリコン窒化膜を形成してもよい。このようなシリコン窒化膜を形成することで、アシストゲート電極を形成する際のポリシリコン膜21のエッチバック処理(図22)や、ポリシリコン膜21の除去(図23)の際に、消去ゲート電極となるポリシリコン膜15の部分がエッチングされてしまい、消去ゲート電極が断線するのを確実に防止することができる。また、フローティングゲート電極となるポリシリコン膜12の側壁上およびコントロールゲート電極となるポリシリコン膜18の側壁上に側壁酸化膜42を形成する際の熱酸化処理によって、消去ゲート電極となるポリシリコン膜15の部分が酸化されるのを確実に抑制することができる。
今回開示された実施の形態は例示であってこれに制限されるものではない。本発明は上記で説明した範囲ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態1に係るフラッシュメモリにおけるメモリセルの回路図である。 同実施の形態において、メモリセルにおける素子分離領域とコントロールゲート電極等の配置関係を示す部分平面図である。 同実施の形態において、メモリセルにおけるビット線とソース線の配置関係を示す部分平面図である。 同実施の形態において、図2に示す断面線IV−IVにおける部分断面図である。 同実施の形態において、図2に示す断面線V−Vにおける断面構造を示す部分模式図である。 同実施の形態において、フラッシュメモリの書き込み、消去および読み出し動作を説明するための各部と印加する電圧を示す図である。 同実施の形態において、フラッシュメモリの書き込み動作を説明するための断面模式図である。 同実施の形態において、フラッシュメモリの消去動作を説明するための断面模式図である。 同実施の形態において、フラッシュメモリの製造方法の一工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図9に示す工程の後に行われる工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図10に示す工程の後に行われる工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図11に示す工程の後に行われる工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図12に示す工程の後に行われる工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図13に示す工程の後に行われる工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図14に示す工程の後に行われる工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図15に示す工程の後に行われる工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図16に示す工程の後に行われる工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図17に示す工程の後に行われる工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図18に示す工程の後に行われる工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図19に示す工程の後に行われる工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図20に示す工程の後に行われる工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図21に示す工程の後に行われる工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図22に示す工程の後に行われる工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図23に示す工程の後に行われる工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図24に示す工程の後に行われる工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図25に示す工程の後に行われる工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図26に示す工程の後に行われる工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図27に示す工程の後に行われる工程を示す断面図である。 同実施の形態において、変形例に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図29に示す工程の後に行われる工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図30に示す工程の後に行われる工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図21に示す工程における、図2に示す断面線XXXII−XXXIIに対応する部分断面図である。 同実施の形態において、フローティンゲート電極と消去ゲート電極との容量を説明するための第1の部分断面図である。 同実施の形態において、フローティンゲート電極と消去ゲート電極との容量を説明するための第2の部分断面図である。 本発明の実施の形態2に係るフラッシュメモリのメモリセルにおける素子分離領域とコントロールゲート電極等の配置関係を示す部分平面図である。 同実施の形態において、メモリセルにおけるビット線とソース線の配置関係を示す部分平面図である。 同実施の形態において、図35に示す断面線XXXVII−XXXVIIにおける部分断面図である。 同実施の形態において、図35に示す断面線XXXVIII−XXXVIIIにおける断面構造を示す部分模式図である。 同実施の形態において、フラッシュメモリの書き込み、消去および読み出し動作を説明するための各部と印加する電圧を示す図である。 本発明の実施の形態3に係るフラッシュメモリのメモリセルにおける素子分離領域とコントロールゲート電極等の配置関係を示す部分平面図である。 同実施の形態において、メモリセルにおけるビット線とソース線の配置関係を示す部分平面図である。 同実施の形態において、図40に示す断面線XLII−XLIIにおける部分断面図である。 同実施の形態において、図40に示す断面線XLIII−XLIIIにおける断面構造を示す部分模式図である。 同実施の形態において、フラッシュメモリの書き込み、消去および読み出し動作を説明するための各部と印加する電圧を示す図である。
符号の説明
1 半導体基板、2 埋め込みN型ウェル、3 P型ウェル、4 N型ウェル、5 P型ウェル、6 ゲート酸化膜、7 アモルファスシリコン膜、8 シリコン窒化膜、9 レジストパターン、10 トレンチ、11 シリコン酸化膜、12 ポリシリコン膜、13 開口部、14 シリコン酸化膜、15 ポリシリコン膜、16 絶縁膜、17 ONO膜、18 ポリシリコン膜、19 シリコン酸化膜、20 シリコン酸化膜、21 ポリシリコン膜、22 レジストパターン、23 ドレイン領域、24 レジストパターン、25 ロジックゲート電極、26 ロジックゲート電極、27a,27b LDD領域、28 レジストパターン、29a,29b LDD領域、30 シリコン酸化膜、31a〜31e ソース領域およびドレイン領域、32 層間絶縁膜、33 シリコン酸化膜、34a,34b,34c 第1配線層、41 シリコン窒化膜、51 フローティングゲート電極、52 コントロールゲート電極、53 アシストゲート電極、54 消去ゲート電極、55 ビット線、56 ソース線、57 選択ゲート電極、61 素子分離領域、62 ソース領域、63 ドレイン領域、64 ソースコンタクト、65 ドレインコンタクト。

Claims (8)

  1. 主表面を有する半導体基板の第1の領域に、それぞれ第1の方向に延在するとともに、前記第1の方向と交差する第2の方向に間隔を隔てて形成された第1素子分離領域および第2素子分離領域と、
    前記第1素子分離領域と前記第2素子分離領域とによって挟まれた前記半導体基板の素子形成領域における所定の領域上に、第1絶縁膜を介在させて形成されたフローティングゲート電極と、
    前記第2の方向に延在し、前記フローティングゲート電極上にシリコン酸化膜とシリコン窒化膜を含む積層膜を介在させて形成されたコントロールゲート電極と、
    前記フローティングゲート電極および前記コントロールゲート電極を挟んで両側部にそれぞれ位置する前記素子形成領域に形成された所定導電型の1対の不純物領域と、
    前記素子分離領域の内部に埋め込まれる態様で前記第1の方向に沿って形成された消去ゲート電極と
    を備えた、半導体記憶装置。
  2. 前記素子分離領域では、
    前記半導体基板に所定の深さのトレンチが形成され、
    前記トレンチに分離絶縁膜が充填され、
    前記分離絶縁膜に開口部が形成され、
    前記開口部に前記消去ゲート電極が形成され、
    前記消去ゲート電極の上面上に第2絶縁膜が形成された、請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 前記第2絶縁膜は、
    前記消去ゲート電極の少なくとも前記上面に形成されたシリコン窒化膜と、
    前記シリコン窒化膜上に形成されたシリコン酸化膜と
    を含む、請求項1または2に記載の半導体記憶装置。
  4. 1対の前記不純物領域の少なくとも一方には金属シリサイド層が形成された、請求項1〜3のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  5. 1対の前記不純物領域の一方の不純物領域に電気的に接続されるコンタクト部がセルごとに設けられた、請求項1〜4のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  6. 積層された前記フローティングゲート電極および前記コントロールゲート電極の両側面のうち、一方の側面上に前記第2の方向に沿って形成されたアクセスゲート電極を備えた、請求項1〜5のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  7. 前記半導体基板の前記第1の領域とは異なる第2の領域に形成された、トランジスタを含む周辺回路部を有し、
    前記フローティングゲート電極と前記半導体基板との間の形成された前記第1絶縁膜の膜厚と、前記トランジスタのゲート絶縁膜の膜厚とは同じ膜厚に設定された、請求項6記載の半導体記憶装置。
  8. 前記第2の方向に延在し、前記素子形成領域を横切るように形成された第1選択ゲート電極と、
    前記第1選択ゲート電極と前記第1の方向に所定の距離を隔てられ、前記第2の方向に延在して前記素子形成領域を横切るように形成された第2選択ゲート電極と
    を備え、
    前記フローティングゲート電極は、前記第1選択ゲート電極と前記第2選択ゲート電極との間に位置する領域において、前記第1の方向に間隔を隔てて複数形成され、
    前記コントロールゲート電極は、複数の前記フローティングゲート電極のそれぞれに対して、前記フローティングゲート電極上に前記第2絶縁膜を介在させて形成され、
    1対の前記不純物領域のうち、一方の不純物領域は、前記第1選択ゲート電極に対して前記第2選択ゲート電極が位置する側とは反対の側に形成され、
    1対の前記不純物領域のうち、他方の不純物領域は、前記第2選択ゲート電極に対して前記第1選択ゲート電極が位置する側とは反対の側に形成された、請求項1〜5のいずれかに記載の半導体記憶装置。
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