JP2010045369A - ピンホールアンダーカット部を含む装置と工程 - Google Patents

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Abstract

【課題】ピンホールの悪影響の軽減された新たな電子デバイスと新たな電子デバイス製造方法を提供する。
【解決手段】入口92Aと出口94Aのある複数のピンホール90Aを有する誘電領域14と、下側導電領域18とを備え、ピンホール90Aの少なくともいくつかは出口94A周辺において出口94Aより広い下側導電領域18のアンダーカット部96Aに面する誘電領域14の張り出し面98Aを持たせる
【選択図】図4

Description

本発明は、ピンホールアンダーカット部を含む装置と工程に関する。
近年、RFIDタグや液晶表示体等での利用が期待されている有機薄膜トランジスタ(OTFT)に対して多大な関心が寄せられているが、これはスピンコーティングおよびジェットプリンティング等の溶液処理を用いたOTFTの製作が、従来の高コストのフォトリソグラフィと比較して、安価な製造方法の選択肢であるからである。OTFTにとって望ましいゲート誘電体とは、ゲートリーク電流が非常に低く(ピンホールがない)、キャパシタンスが高いものであるべきである。高いデバイス歩留まりを達成するために、一般に、誘電体の厚さを大きくする(たとえば、>500nm)ことによってピンホール密度を低減させ、その結果、ゲートリーク電流を容認可能なレベルまで下げている。その一方で、高いキャパシタンスを実現するためには、薄い誘電層(たとえば、<300nm)が好ましく、これは、溶液加工可能な高分子ゲート誘電体が一般的に低い誘電率を有するからである。そのため、高いデバイス歩留まりと低いゲートリークの両方を実現する薄い誘電層を作製する工程が求められている。
下記の文書に背景情報が記載されている。竹廣の米国特許第7,176,071 B2号。
米国特許第7,176,071 B2号
しかしながら、薄いゲート誘電体を有するOTFTは通常、ピンホールのために、リークが大きく、歩留まりが低い。したがって、ピンホールの悪影響の軽減された新たな電子デバイスと新たな電子デバイス製造方法が必要とされており、本発明の実施例はこの必要性に対応している。
各種の態様において、(a)誘電領域と下側導電領域を設けるステップであって、誘電領域が各々入口と出口のある複数のピンホールを有するようにするステップと、(b)ピンホールの中に下側導電領域のためのエッチング液を付着させ、ピンホールをアンダーカットして、いくつかのピンホールについて、出口周辺において出口より広い下側導電領域のアンダーカット部に面する誘電領域の張り出し面を作るステップと、を含む電子デバイス製造方法が提案される。
別の態様において、(a)各々入口と出口のある複数のピンホールを有する誘電領域と、(b)下側導電領域と、を備え、ピンホールの少なくともいくつかは、出口周辺において出口より広い下側導電領域のアンダーカット部に面する誘電領域の張り出し面を持たせてアンダーカットされている電子デバイスが提案される。
また別の態様において、(a)各々入口と出口のある複数のピンホールを有する誘電領域と、(b)下側導電領域と、を備え、ピンホールの少なくともいくつかは、出口周辺において出口より広い下側導電領域のアンダーカット部に面する前記誘電領域の張り出し面を持たせてアンダーカットされている薄膜トランジスタが提案される。
ピンホールの悪影響の軽減された新たな電子デバイスと新たな電子デバイス製造方法を提供することができる。
TFTの形態での本発明の第一の実施の形態を示す図である。 TFTの形態での本発明の第二の実施の形態を示す図である。 TFTの形態での本発明の第三の実施の形態を示す図である。 図1のTFTの一部の拡大図である。 図2のTFTの一部の拡大図である。 図3のTFTの一部の拡大図である。
特にことわりがないかぎり、異なる図の中の同じ参照番号は、同じまたは類似の特徴を指す。
「領域」という用語は、単層または同じもしくは異なる組成物の2つ以上の層等、好適であればどのような構成でもよく、2つまたは複数の層は、2層(dual-layer)誘電構造のように隣接していてもよく、また、ソース電極とドレイン電極に接触する半導体層のように部分的に隣接していてもよい。
「下側導電領域」という語句は、半導体領域および/または多数の電極(たとえば、1つ、2つまたはそれ以上の電極)を指す。
「上側導電領域」という語句は、半導体領域および/または多数の電極(たとえば、1つ、2つまたはそれ以上の電極)を指す。
ピンホールアンダーカット部を用いる手法は、好適であればどのような電子デバイスにも利用できる。「電子デバイス」という語句は、たとえば、以下を包含する。(1)たとえば薄膜トランジスタ、コンデンサ等の電子コンポーネント、(2)たとえば、表示体、イメージングデバイス、センサ等、上記の電子コンポーネント(たとえば、トランジスタおよび/またはコンデンサ)を含む電子システム。
実施の形態において、薄膜トランジスタは通常、3つの電極(ゲート電極、ソース電極、ドレイン電極)、誘電領域(たとえば、ゲート誘電体)、半導体領域、支持基板、任意の保護領域からなる。
図1−6は、好適な薄膜トランジスタ構造の実施の形態を示す。図1−6は、薄膜トランジスタの各種の層の構造として考えられるものを示したにすぎず、限定的なものでは一切ない。
以下の説明では、明瞭とするためのために具体的な用語が用いられているが、これらの用語は図に描く上で選択された実施例の特定の構造のみを指すものであり、開示範囲を制限または限定するものではない。
図1には、基板16と、それに接触する金属コンタクト18(ゲート電極)と、上面に2つの金属コンタクトであるソース電極20とドレイン電極22が堆積されたゲート誘電体層14からなる有機薄膜トランジスタ(OTFT)構成10の概略が描かれている。図のように、金属コンタクト20,22の上とその間に半導体層12がある。ピンホール90Aとアンダーカット部96Aが示されている。
図2は、基板36と、ゲート電極38と、ソース電極40と、ドレイン電極42と、ゲート誘電体34と、半導体層32からなる別のOTFT構成30の概略が描かれている。ピンホール90Bとアンダーカット部96Bが示されている。
図3は、基板76と、ゲート電極78と、ソース電極80と、ドレイン電極82と、半導体層72と、ゲート誘電体74からなるまた別のOTFT構成70の概略が描かれている。ピンホール90Cとアンダーカット部96Cが示されている。
図4−6は、入口(92A,92B,92C)と出口(94A,94B,94C)を有するピンホール(90A,90B,90C)と、アンダーカット部(96A,96B,96C)と、張り出し面(98A,98B,98C)を示す。
簡略化するために、図1−6では、ピンホールとアンダーカット部の中には上側導電領域材料が描かれていない。
本開示のいくつかの実施例において、任意の保護層を含めてもよい。たとえば、このような任意の保護層は、図1−3のトランジスタ構成の各々の上に組み込むことができる。保護層は、たとえば酸化シリコン、窒化シリコン、ポリ(メチルメチアクリレート)、ポリエステル、ポリイミドもしくはポリカーボネートまたはこれらの混合物であってもよい。
<誘電領域>
誘電領域はまた、絶縁領域と呼ぶこともできる。たとえば、薄膜トランジスタに関する実施例において、誘電領域は、ゲート誘電体と呼ぶことができる。誘電領域は、有機および/または無機材料で構成できる。誘電領域に適した無機材料の例としては、酸化シリコン、窒化シリコン、酸化アルミニウム、チタン酸バリウム、チタン酸バリウムジルコニウム等がある。誘電領域のための有機ポリマの例としては、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリ(ビニルフェノール)、ボリイミド、ポリスチレン、ポリ(メタクリレート)、ポリ(アクリレート)、エポキシ樹脂等がある。各種の実施例において、誘電領域は高分子誘電材料を含む。誘電領域は、プラズマ増強化学蒸着法、スパッタリングおよび、スピンコーティング、ディップコーティング、バーコーティング等の液体堆積法、インクジェット、スクリーン、フレキソグラフィ、グラビア印刷等の印刷法をはじめとして、好適であればどのような方法でも形成できる。好ましい実施例において、誘電領域は、液体堆積法で形成される。誘電領域の厚さは、使用される誘電材料の誘電率に応じて、たとえば、約10nmから約1000nmである。誘電領域の代表的な厚さは、約100nmから約500nmである。誘電領域は、たとえば、10-12S/cm未満または約10-10S/cm未満の伝導率を有していてもよい。
誘電領域は、単層でも多層でもよい。単層/多層ゲート誘電体の各層の厚さは、たとえば、約5ナノメートルから約1マイクロメートルである。他の実施例において、単層/多層誘電領域の各層の厚さは、たとえば、約100ナノメートルから約1マイクロメートルである。厚さは、偏光解析や形状測定等の既知の技術で測定できる。
<基板>
基板は、たとえば、シリコン、ガラス板、プラスチックフィルムまたはシート等で構成してもよい。構造的に柔軟なデバイスの場合、たとえば、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリイミドシート等のプラスチック基板が好ましい。基板の厚さは約10マイクロメートルから約10ミリメートル以上であってもよく、特に柔軟なプラスチック基板についての厚さの例は約50から約100マイクロメートル、ガラス板やシリコンウェハ等の剛性の基板については約1から約10ミリメートルである。
<電極>
ゲート電極は、薄い金属フィルム、伝導性ポリマフィルム、伝導性インクもしくはペーストで作製される伝導性フィルムであってもよく、あるいは基板そのものがゲート電極、たとえば高濃度にドーピングされたシリコンであってもよい。ゲート電極材料の例としては、これらに限定されないが、アルミニウム、金、銀、チタン、銅、クロム、インジウム錫酸化物や、スルフォン酸ポリスチレンをドーピングしたポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)(PSS−PEDOT)等の伝導性ポリマや、カーボンブラック/グラファイトからなる伝導性インク/ペーストまたは、アチェソン・コロイド(Acheson Colloids)社から入手可能なエレクトロダグ(ELECTRODAG)(登録商標)等の高分子バインダ分散コロイド銀がある。ゲート電極は、真空蒸着、金属もしくは伝導性酸化金属のスパッタリング、スピンコーティングによる伝導性高分子溶液もしくは伝導性インクのコーティング、キャスティングまたは印刷によって作製できる。ゲート電極の厚さは、たとえば、金属フィルムの場合は約10から約200ナノメートルの範囲、高分子伝導体の場合は約1から約10マイクロメートルの範囲である。各種の実施例において、ゲート電極はパターニングされている。
ソースおよびドレイン電極は、低抵抗のオーミックコンタクトを半導体層上に提供する材料で作製できる。ソースおよびドレイン電極に適した代表的な材料には、金、ニッケル、銀、アルミニウム、プラチナ、伝導性ポリマおよび伝導性インク等のゲート電極材料がある。ソースおよびドレイン電極の一般的な厚さは、たとえば、約40ナノメートルから約10マイクロメートルであり、より詳しい厚さは、約100から約400ナノメートルである。
ゲート電極、ソース電極およびドレイン電極という用語は薄膜トランジスタにおいて一般的に使用される電極を指すが、他のタイプの電子デバイスで使用される電極も、本明細書に記載の電極材料、厚さ、製造方法を用いた本発明の実施例に包含される。
好適な電極材料には、たとえば、アルミニウム、クロム、銅、金、インジウム、ニッケル、プラチナ、銀、チタンおよびこれらの混合物がある。
<半導体領域>
各種の実施例において、半導体領域は半導体層と呼ばれる。有機半導体領域としての使用に適した材料には、アントラセン、テトラセン、ペンタセンおよび置換ペンタセン等のアセン、ペリレン、フラーレン、フタロシアニン、オリゴチオフェン、ポリチオフェンおよびこれらの置換誘導体等がある。各種の実施例において、有機半導体領域は、液体加工可能な材料で構成される。好適な半導体材料の例としては、ポリチオフェン、オリゴチオフェンおよび、米国特許出願第2003/0160234号として公開されている米国出願第10/042,342号および米国特許第6,621,099号、第6,774,393号、第6,770,904号に記載された半導体ポリマがあり、これらの開示はすべて、参照によって本願に援用される。さらに、好適な材料には、C.D.ディミトラコポーロスとP.R.L.マレンファントによるAdv. Mater., Vol. 12, No. 2, pp.99-117 (2002)の"Organic Thin Film Transistors for Large Area Electronics"に記載された半導体ポリマがあり、この開示もまた参照によって全体が本願に援用される。
半導体領域は、たとえば、これらに限定されないが、真空蒸着、スピンコーティング、溶液流延法、浸漬コーティング、ステンシル/スクリーン印刷、フレキソグラフィ、グラビア、オフセット印刷、インクジェット印刷、マイクロコンタクト印刷、これらの工程の組み合わせ等、好適であればどのような手段によっても形成できる。各種の実施例において、半導体領域は、液体堆積法により形成される。各種の実施例において、半導体領域の厚さは、約10ナノメートルから約1マイクロメートルである。別の実施例において、半導体領域の厚さは約30から約150ナノメートルである。また別の実施例において、半導体領域の厚さは約40から約100ナノメートルである。
ゲート誘電体、ゲート電極、半導体領域、ソース電極、ドレイン電極は、どのような順序で形成してもよい。各種の実施例において、ゲート電極と半導体領域はどちらもゲート電極と接触しており、ソース電極とドレイン電極はどちらも半導体領域と接触している。「どのような順序で」とは、逐次的および同時的形成を含む。たとえば、ソース電極とドレイン電極は、同時にも逐次的にも形成できる。電界効果トランジスタの構成、作製、動作は、バオ他の米国特許第6,107,117号に記載されており、その開示は参照によって全体が本願に援用される。
<アンダーカット部>
下側導電領域には、好適であればどのようなエッチング液でも使用できる。このエッチング液は、誘電領域より下側導電領域をより急速にエッチングする(つまり、下側導電領域の優先的なエッチング)。各種の実施例において、誘電領域ではこのエッチング液によるエッチングはほとんど、またはまったく起こらない。代表的なエッチング液には、以下のものがある。HF,HNO3,HCl,H2SO4および酢酸等の酸、KOH,NaOHおよびNH3OH等の塩基、H22,(NH4224ならびにそれらの混合物。たとえば、上記のエッチング液の異なる組み合わせで、異なる金属をエッチングすることができる。以下の表1は、一般的な金属のための代表的なエッチング液をまとめたものである。
Figure 2010045369
トランセン社製エッチング液をはじめとする市販のエッチング液および金属とのその適合性を以下の表2にまとめる。
Figure 2010045369
エッチング液は、下側導電領域の厚さ全体でも、厚さの一部のみでもエッチングでき、下側導電領域の除去部分はアンダーカット部に対応する。たとえば、下側導電領域が半導体層と電極の両方を含む場合、エッチング液は半導体層と電極の一方または両方をエッチングできる。各種の実施例において、下側導電領域は、薄膜トランジスタのゲート電極のような電子デバイスのコンポーネントとして機能する。アンダーカット部は下側導電領域の中の小さな部分にすぎないため、アンダーカット後でも下側導電領域は適正に機能することができる。ある例において、アンダーカット工程の後でも下側導電領域は依然として連続する領域であるが、この領域の中に小さな穴がある。言い換えれば、この工程によって、下側導電領域がばらばらに分離されることはない。各種の実施例において、下側導電領域の中のすべてのアンダーカット部の表面積は、下側導電領域の表面積(アンダーカット部形成前)の約20%未満、または下側導電領域の表面積(アンダーカット部形成前)の約5%未満である。「表面積」という語句は、下側導電領域の、誘電領域に平行で、これに接触する表面を指す。
本発明による工程には、好適であればどのようなウェットエッチング工程でも用いることができる。たとえば、フォトリソグラフィ工程において用いられる従来のウェットエッチング工程を本発明で利用できる。エッチング液は、誘電体上に、ブランケットコーティングまたは印刷によるパターニング蒸着等、どのような方法でも付着させることができる。下側導電領域と誘電領域を有するデバイスは、エッチング液の中に浸漬させ、または浸して、エッチング工程を実行することができる。エッチング液の材料と材料の組み合わせ、導電材料とエッチング液との適合性、エッチング液の濃度、エッチング液浸漬時間(etchant time)は、下側導電材料そのものによって異なる。各種の実施例において、下側導電材料のエッチングが、誘電性材料にほとんど副作用を与えることなく行われる。特に、エッチング液浸漬時間は、たとえば、約1秒から約1時間、または約5秒から約10分、または約1秒から60秒とすることができる。エッチング液の1つの成分の濃度は、たとえば、体積で約1パーセントから約90パーセントとすることができる。エッチング工程は、たとえば室温から摂氏約80度、または室温から摂氏約50度、または室温と、好適であればどのような温度でも実行できる。下側導電領域の2層をエッチングするために、2つまたはそれ以上のエッチング液を使用してもよい。たとえば、1つのエッチング液で半導体層をエッチングし、その後、別のエッチング液で電極をエッチングすることができる。
アンダーカット部の断面寸法(誘電領域に平行)は、各種の実施例において、たとえば、約500ナノメートルから約4マイクロメートル、または約800ナノメートルから約2マイクロメートルである。アンダーカット部の深さ(誘電領域に垂直)は、約50ナノメートルから約1マイクロメートル、または約50ナノメートルから下側導電領域全体の厚さまでである。これに対し、ピンホールの断面寸法(誘電領域に平行)は一般に、たとえば、約1から約500ナノメートルの範囲と、ナノメートルのオーダーである。アンダーカット部の断面寸法対誘電領域の厚さの比は、たとえば、1:1から約20:1、または約1:1から約10:1である。下側導電領域のアンダーカット部は、たとえば、ピンホールの大きさの少なくとも約5倍または少なくとも10倍の広さであり、したがって、上側導電領域がピンホールを有する誘電領域の上に堆積されるとき、下側導電領域と上側導電領域との間は接続されない。各種の実施例において、ピンホールは誘電領域の厚さ全体にわたって延在し、この場合、ピンホールの深さ(誘電領域に垂直)は、たとえば、約50ナノメートルから約1マイクロメートルの範囲である。
ピンホールアンダーカット部を用いる方式の利点は、各種の実施例において、上側導電領域と下側導電領域の間にギャップ(ピンホールアンダーカット部による)があるため、上側導電領域の材料がピンホール中に拡散したとしても、その電子デバイスの短絡の可能性が低減することである。したがって、各種の実施例において、電子デバイスは、誘電領域の上に上側導電領域を有し、上側導電領域の材料がピンホールの中に存在するが、いくつかのピンホールの中で、上側導電領域の材料はアンダーカット部を架橋せず、下側導電領域と接触しない。電子デバイス製造方法に関して、各種の実施例において、誘電領域の上に上側導電領域を形成するステップを含み、上側導電領域の材料はピンホールの中に入るが、いくつかのピンホールの中で、上側導電領域の材料はアンダーカット部を架橋せず、下側導電領域と接触しない。
各種の実施例において、下側導電領域に半導体領域と多くの電極がある。各種の実施例において、上側導電領域に半導体領域と多くの電極がある。
各種の実施例において、電子デバイスは、誘電体欠陥(dielectric failure)による故障率が約5%未満のトランジスタアレイである。誘電体欠陥はゲートリークを測定することによって判断でき、ゲートリークとは、ソースとゲート電極の間の電流(IGS)である。たとえば、ゲートリークが1nA等の特定の数値より高いと、そのトランジスタのオフ電流もこの数値より高いであろう。トランジスタのオフ電流がトランジスタアレイの所定のオフ電流より高ければ、このトランジスタは欠陥品または故障品と考えられる。一般に、表示体のバックプレーンは、表示体の大きさと解像度に応じて、1000個を超えるトランジスタ、または10,000個を超えるトランジスタ、または1,000,000個を超えるトランジスタ、または約1000個のトランジスタから約1,000万個を超えるトランジスタからなるトランジスタアレイを有する。バックプレーンの歩留まりを改善するために、トランジスタの故障率を低減させる方法が求められている。誘電体欠陥は、トランジスタの故障の大きな原因のひとつである。各種の実施例において、トランジスタアレイの故障率は、誘電体欠陥によるものが、約3%未満または1%未満である。
各種かの実施例において、薄膜トランジスタは、エッチングを用いたアンダーカット部を持たないトランジスタと比較して、電流オン/オフ比が少なくとも約10倍、または少なくとも約100倍、または約10倍から約10,000倍改善されている。各種の実施例において、薄膜トランジスタのゲートリーク電流は、エッチングを利用して下側の導電性領域にアンダーカットを形成していないトランジスタと比較して、少なくとも約10倍、または少なくとも約100倍、または約10倍から約10,000倍低減される。各種の実施例において、薄膜トランジスタのオフ電流は、エッチングを利用して下側導電領域にアンダーカットを形成していないトランジスタと比較して、少なくとも10倍、または少なくとも100倍、または約10倍から約10,000倍低減される。
本発明について、具体的な代表的実施例に関して詳細に説明するが、これらの例は説明のためにすぎず、本発明は本明細書に記載された材料、条件または工程パラメータに限定されるものではないと理解される。すべてのパーセンテージや部は、特にことわりがないかぎり、重量による。本明細書において、室温とは摂氏約20から約25度を指す。
<比較例1(コンデンサ)>
厚さ約200nmの銅の層を真空蒸着によってガラス基板上に堆積させた。誘電体組成物は、0.08gのポリ(4ビニルフェノール)(PVP)と、PVPのためのクロスリンカとして0.08gのポリ(メラミンコフォルムアルデヒド)(メチル化、nブタノール中に84重量%)と、0.1gのポリ(メチルシルセスキオキサン)(pMSSQ)(nブタノール中に25重量%)を0.9gのnブタノール中に混合させることによって調製された。0.2ミクロンのシリンジフィルタでろ過した後に、この誘電体組成物を2000rpmで60秒間、銅層の上にスピンコーティングした。80℃で10分間乾燥させた後、誘電層に160℃で30分間、高温アニールとクロスリンクを行った。シャドウマスクを通して誘電層の上に金の電極を蒸着させることにより、20個のコンデンサを作った。コンデンサ測定器(capacitor meter)により、コンデンサの歩留まりは30%未満と測定された。
<実施例1(コンデンサ)>
比較例1と同様にして銅層(下側導電領域)と誘電体が作製された。誘電層のクロスリンクを行った後、デバイスを0.1Mの(NH4224水溶液中に浸漬し、誘電体層のピンホールを通じて銅層をアンダーカットした。エッチング後、誘電体を蒸留水、イソプロパノールで洗浄し、乾燥させた。アンダーカット部をまず顕微鏡で観察した。銅層がエッチングで除去され、光が通過するピンホールが明瞭に見えた。シャドウマスクを通して誘電層の上に金の電極(上側導電領域)を蒸着させることにより、20個のコンデンサを作った。歩留まりは100%と測定された。
<比較例2(トランジスタ)>
ガラス基板上にボトムゲート・トップコンタクト式薄膜トランジスタを作製した。銅(〜200nm)をゲート電極として蒸着させた。ゲート誘電体は、比較例1と同様の銅ゲートの上に形成した。以下の化学式を有するポリチオフェンを半導体として使用した。
Figure 2010045369
ただし、nは約5から約5,000の数である。このポリチオフェンとその調合については、ベン・オン他の米国特許出願公開第2003/0160230 A1号に記載されており、その開示は参照によってすべてが本願に援用される。ポリチオフェン半導体層を、スピンコーティングによってガラス基板上のゲート誘電体の上に堆積させた。半導体層を、約80℃で30分間、真空炉中で乾燥させ、140℃で10分間アニールし、その後室温まで冷ました。続いて、上で得られた半導体層の上にシャドウマスクを通して金のソース/ドレイン電極対のセットを真空蒸着させ、さまざまな寸法の一連の薄膜トランジスタを形成した。
上で得られたトランジスタを、ケースレー(Keithley)4200半導体特性測定装置により評価した。チャネル長が約90ミクロン、チャネル幅が約1000ミクロンの薄膜トランジスタの特性を、出力と伝送曲線の測定によって評価した。すべてのトランジスタが低い性能を見せた。ゲート変調を示したトランジスタは20%のみであった。トランジスタのオフ電流は、ピンホールを通じたゲートリークが高いため、約10-7Aのレベルと高かった。トランジスタの電流オン/オフ比は100未満であった。
<実施例2(トランジスタ)>
比較例2と同様の方法にエッチングを追加して、トランジスタを作製した。ゲート誘電層を熱によりクロスリンクさせた後に、デバイスをまず0.1Mの(NH4224水溶液に2分間浸漬し、誘電層中のピンホールを通じて銅ゲート層をアンダーカットし、その後、蒸留水、イソプロパノールで洗浄し、空気乾燥させた。半導体層を堆積させ、ソース/ドレイン電極を蒸着させた後(上側導電領域に半導体層とソース/ドレイン電極がある)、このトランジスタを、ケースレー4200半導体特性測定装置を使って評価した。ほとんどのトランジスタが良好な性能を見せた。デバイス歩留まりは90%を超え、オフ電流は10-11Aのレベルと低く、電流オン/オフ比は約105であった。比較対象となるトランジスタに対し、オフ電流は有意に低く、電流オン/オフ比は格段に高かった。
10,30,70 有機薄膜トランジスタ、12,32,72 半導体層、14,34,74 ゲート誘電体層、16,36,76 基板、18,38,78 ゲート電極、20,40,80 ソース電極、22,42,82 ドレイン電極、90A,90B,90C ピンホール、92A,92B,92C ピンホールの入口、94A,94B,94C ピンホールの出口、96A,96B,96C アンダーカット部、98A,98B,98C 張り出し面。

Claims (3)

  1. 電子デバイスの製造方法であって、
    (a)誘電領域と下側導電領域を設けるステップであって、前記誘電領域は各々入口と出口のある複数のピンホールを有するようにするステップと、
    (b)前記ピンホールの中に前記下側導電領域のためのエッチング液を付着させ、前記ピンホールをアンダーカットして、いくつかの前記ピンホールについて、前記出口周辺において前記出口より広い前記下側導電領域のアンダーカット部に面する前記誘電領域の張り出し面を作るステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 電子デバイスであって、
    (a)各々入口と出口のある複数のピンホールを有する誘電領域と、
    (b)下側導電領域と、
    を備え、前記ピンホールの少なくともいくつかは、前記出口周辺において前記出口より広い前記下側導電領域のアンダーカット部に面する前記誘電領域の張り出し面を持たせてアンダーカットされていることを特徴とする電子デバイス。
  3. 薄膜トランジスタであって、
    (a)各々入口と出口のある複数のピンホールを有する誘電領域と、
    (b)下側導電領域と、
    を備え、前記ピンホールの少なくともいくつかは、前記出口周辺において前記出口より広い前記下側導電領域のアンダーカット部に面する前記誘電領域の張り出し面を持たせてアンダーカットされていることを特徴とする薄膜トランジスタ。
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