JP2010040704A - 半導体装置の製造方法及び半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡便な方法により、マスク側壁への反応生成物の堆積を防止することができる半導体装置を製造する方法を提供する。
【解決手段】下部電極21、強誘電体、常誘電体、反強誘電体等による誘電体層22、及び上部電極23を含むキャパシタを複数備える半導体装置の製造方法は、上部電極層をパターニングして、複数の上部電極23、23’、23”を形成する工程と、複数の上部電極23、23”を被覆し、かつ最端に配置された上部電極23’の少なくとも一方側の端部を露出する第1マスクパターンを形成する工程と、第1マスクパターンを用いて、誘電体層22をパターニングする工程とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体装置の製造方法及び半導体装置に関する。
従来のメモリセルを備える半導体装置は、メモリセルとして、例えば、下部電極、強誘電体層及び上部電極がこの順に積層された誘電体キャパシタを備えている。
このような半導体装置は、通常、上部電極、強誘電体層及び下部電極を、別個のマスクを用いて、順次パターニングすることによって形成される。この際、例えば、上部電極は、縦横に複数配列されるようにパターニングされ、その後、縦又は横に配列された複数の上部電極とその外周を一体的に被覆し得るマスクを用いて誘電体層がパターニングされていた。同様に、下部電極は、縦又は横に配列された複数の上部電極と、誘電体層と、それらの外周を一体的に被覆し得るマスクを用いてパターニングされていた。
一般に、導電体又は誘電体等の材料層をエッチングする場合、パターンの疎密によるエッチング依存性が見られる。
例えば、図9A及び9Bに示したように、キャパシタ50をマトリクス状に配置する場合、疎の領域(図9Aでは向かって上側及び右側)又はその隣接領域で、上部電極23、誘電体層22a又は下部電極層21a等をエッチングすることがある。そして、疎の領域に面する領域において誘電体層をエッチングする際、図9Bに示すように、用いたマスク55の側壁に対して、反応生成物56が堆積しやすくなる。よって、マスク55の除去後に、その堆積した反応生成物56が、フェンス状の残渣として残存することがあった。
このフェンス状の残渣は、キャパシタ上に形成する保護膜のカバレッジを悪化させることがある。また、キャパシタ間のリークを発生させることがあり、半導体装置としての特性劣化を招く。
これに対して、下部電極及び誘電体層の形状を工夫して、誘電体層のエッチングの際に発生する反応生成物のフェンス状の残渣の影響を受けない方法が提案されている(例えば、特許文献1)。
また、マスクの上面の形状を丸め、このマスクを用いて導電層又は誘電体層をオーバーエッチングすることにより、蒸気圧の低い反応生成物がマスクの側壁に付着するのを防止する方法が提案されている(例えば、特許文献2)。
さらに、エッチングした後に、側壁部分を、リン酸を用いて洗浄することによって、反応生成物のマスクの側壁への付着を除去する方法が提案されている(例えば、特許文献3)。
特開2000−150809号公報 特開2003−152108号公報 特開2001−244432号公報
しかし、下部電極及び誘電体層の形状又はマスクの形状等の変更は、製造プロセスを煩雑化することになり、製造コストの増大をもたらす。特に、形状を変更するためのプロセスにおける制御及び再現性について安定性が得られない場合には、安定した形状を確保することができず、不利である。
また、エッチング後の洗浄では、反応生成物の十分な除去が困難であり、信頼性の高い半導体装置を得ることが依然として困難である。
本発明は、マスク側壁への反応生成物の堆積を防止することができる半導体装置の製造方法、及びこれにより製造される半導体装置を提供する。
本発明は、一観点によれば、
下部電極、誘電体層、及び上部電極を含む複数のキャパシタを備える半導体装置の製造方法であって、
下部電極層、誘電体層、及び上部電極層をこの順に積層する工程と、
前記上部電極層をパターニングして、列状に配置された複数の上部電極を形成する工程と、
前記複数の上部電極を被覆し、かつ、前記複数の上部電極における少なくとも一方側の最端に配置された上部電極の少なくとも前記一方側の端部を露出するマスクパターンを形成する工程と、
前記マスクパターンを用いて、前記誘電体層をパターニングする工程と、
を有することを特徴とする。
本発明は、別の観点によれば、
下部電極、誘電体層、及び上部電極を含む複数のキャパシタを備える半導体装置の製造方法であって、
下部電極層、誘電体層、及び上部電極層をこの順に積層する工程と、
前記上部電極層をパターニングして、列状に配置される複数の上部電極を形成する工程と、
前記複数の上部電極における少なくとも一方側の最端に配置された第1の上部電極を被覆する第1のマスクと、前記第1の上部電極に並設された複数の第2の上部電極を共通に被覆するとともに、前記第1のマスクから分離された第2のマスクとを含む下部電極用マスクを形成する工程と、
前記下部電極用マスクを用いて、前記下部電極層をパターニングして、前記下部電極を形成する工程と、
を有することを特徴とする。
本発明は、さらに別の観点によれば、
下部電極と、前記下部電極上に形成された誘電体層と、前記誘電体層上に列状に配置された複数の上部電極とを含む複数のキャパシタを備える半導体装置であって、
前記複数の上部電極は、最端に配置された第1の上部電極と、前記第1の上部電極に並設された複数の第2の上部電極とを含み、
前記下部電極は、前記第1の上部電極の下方に配置された第1の下部電極と、前記複数の第2の上部電極の下方に配置され、前記第1の下部電極とは分離された第2の下部電極とを含んでいることを特徴とする。
開示の半導体装置の製造方法によれば、簡便な方法によって、マスク側壁への反応生成物の堆積を防止することができる。
また、開示の半導体装置によれば、信頼性の高い半導体装置を得ることが可能となる。
以下に、本発明の半導体装置の製造方法及び半導体装置について、図面を参照して具体的に説明する。
実施の形態1
まず、基板を準備する。例えば、図1に示すように、この基板10上には、素子分離膜11、MOSトランジスタ12、キャパシタ13、第1層間膜14、この第1層間膜14に形成された第1プラグ15及び第1酸化防止膜(図示せず)等が形成されている。
第1層間膜14は、プラズマSiO(膜厚:20nm)、プラズマSiN(80nm)及びプラズマTEOS(テトラエトキシシラン、1000nm)がこの順に積層され、その表面がCMPにより平坦化されて形成されている。第1層間膜14の残膜厚は、例えば、700nm程度である。
第1プラグ15は、第1層間膜14に形成された0.25μm程度の孔内に、埋め込まれている。第1プラグ15は、グルー膜(Ti:30nm)及びTiN(20nm)をこの順に積層し、さらにその上にタングステン膜をCVD法により堆積し、CMPによって研磨することにより形成されている。
第1酸化防止膜16は、第1層間膜14及び第1プラグ15上にわたって形成されている。ここでは、SiON(100nm)及びプラズマTEOS(130nm)がこの順に積層されている。この第1の酸化防止膜16により、後述する強誘電体キャパシタ形成時において、酸素雰囲気中での熱アニールによる第1プラグ15の酸化を防止することができる。
なお、このような基板10上には、上述したMOSトランジスタ等のみに限らず、種々の素子、回路、導電層、絶縁層等の1以上が形成されていてもよい。また、導電層及び絶縁層等の材料、膜厚及び/又は積層形態は、上述したのみならず、種々の半導体装置を実現するために、当該分野で公知のものを用いることができる。さらに、本明細書では、「上」との記載は「直上」及び「上方」のいずれをも含む。
次に、キャパシタ20を複数形成する。
ここでのキャパシタ20としては、強誘電体、常誘電体、反強誘電体等による誘電体層22を、上部電極23と下部電極21で挟持したものを含む。具体的には、キャパシタ20は、PZT(PbZrTi1−x)、PLZT(PbLa1−yZrTi1−x)、PLCSZT((Pb,La,Ca,Sr)(Zr,Ti)O)等のPZT系強誘電体、SrBiTa(SBT、Y1)、SrBi(Ta,Nb)(SBTN、YZ)、(Bi,La)Ti12(BLT)、BiTi12等のBi層状構造化合物、チタン酸バリウム、チタン酸鉛等の金属酸化物強誘電体、ビスマスフェライト系強誘電体、SrTiO、(Ba,Sr)TiO等の高誘電体、ジルコン酸鉛(PbZrO)等の反強誘電体等を含む層を用いて形成されたものを含む。誘電体層22の膜厚は、特に限定されず、例えば、100〜300nm程度が例示される。
キャパシタ20を形成する上部電極23及び下部電極21は、いずれも、導電性を有するものであれば特に限定されることなく、金属又は合金の単層膜又は積層膜を用いて形成することができる。例えば、Ir、IrOx、Pt、SRO、LNO、LSCO、Ru、RuO及び/又はSrRuO等が例示される。上部電極23及び下部電極21の膜厚は、特に限定されず、例えば、100〜300nm程度が例示される。なお、上部電極23及び下部電極21は、同じ材料及び/又は膜厚で形成されていてもよいし、異なる材料及び/又は膜厚で形成されていてもよい。
キャパシタ20は、基板上において、通常、縦、横、斜め等の種々の方向に、規則的又は不規則的に複数配置されたもののいずれをも包含する。なかでも、縦及び横方向に規則的に、つまり列状に配置されたものが好ましい。従って、キャパシタが配列される第1の方向は、これらの配列方向の任意の1方向を意味する。また、キャパシタが不規則に配置される場合には、内挿又は外挿法等を利用して、任意の1方向を決定することができる。例えば、第1の方向として、略四角形状の誘電体キャパシタが、その一辺に平行な方向に規則的に配列された方向が例示される。
なお、キャパシタ20の下層には、予め保護下地膜16(ALO:20nm)を形成することが好ましい。この保護下地膜16によって、後述するアニール(例えば、酸素アニール等)時に、プラグ15の異常酸化を防止することができる。また、後述するプラグ15の形成時に、そのプラグ15内に取り込まれていた水素の発生を抑止することができる。
保護下地膜16上に、図2A−1及びA−1’に示したように、下部電極層21a(Pt:150nm)、誘電体層22a(PZT:140nm)及び上部電極層23a(IrOx:250nm)をこの順に成膜する。
続いて、上部電極層23a上に、TiN膜(20nm)を形成し、このTiN膜上にレジストを塗布する。露光及び現像によって、レジストを、所望の形状にパターニングしてマスクを形成する。
次いで、誘導結合高周波プラズマ(Inductively Coupled Plasma:ICP)を発生させるタイプの装置を利用し、Cl/Ar系のエッチングガス及びパターニングされたマスクを用いて、上部電極層をエッチングする。これにより、図2A−2に示したように、一方向(例えば、y方向)に列状に配列する、略四角形状の上部電極23を複数形成することができる。また、上述したタイプの装置及び/又はエッチングガスを用いることにより、キャパシタに用いられる材料層に対して、高精度かつ効率的にパターニングすることができる。
その後、得られた基板10を、酸素雰囲気下にて、500〜750℃、例えば、650℃で、熱処理する。
さらに、上部電極23の上にレジストを塗布し、露光及び現像によってパターニングし、図2B及び2B’に示したように、誘電体層22aのエッチング用のマスク25を形成する。
このマスク25は、図2B及び2B’に示すように、例えば、y方向に配置された一方側(つまり、図2Bでは、上側)の最端の上部電極23上では、その一方側の端部(つまり、図2Bでは、上端部)が露出するように形成する。ここで、一方側の最端の上部電極の一方側の端部とは、例えば、y方向に配置された一群のキャパシタ20において、最外側に配置する上部電極23の最外側の端部と言い換えることができる。さらに言えば、キャパシタ20に隣接していない側の端部と言い換えることができる。上部電極23の露出させる幅は、特に限定されないが、一般にパターニングする際、マスクの位置合わせ精度等の問題があることから、位置ズレ量を考慮して決定することが好ましい。ここでは、上部電極23を露出幅(図2B及び2B’中、a)が0.2μmとなるように露出させている。また、このマスク25は、一方向側(例えば、上側)の最端の上部電極23の一部上から他の上部電極23上にわたって、複数の上部電極23を一体的に被覆している。一体的に被覆するy方向に配列した上部電極23の数は特に限定されず、複数であればよい。
続いて、誘電体層を、ICPタイプの装置によって、Cl/Ar系のエッチングガスを用いてエッチングする。この際、図2C’に示すように、誘電体層22aがエッチングされると同時に、最端の上部電極23付近では上部電極23の端部がマスク25から露出しているため、上部電極23の上端部もエッチングされる。これにより、最端の上部電極23は、y方向に行くにつれて膜厚が薄くなる。その結果、最端の上部電極23は、他の上部電極23とは異なる形状となる。
その後、図2D及び2D’に示すように、マスク25を除去する。
一般に、基板上に素子及び/又はパターン等が、疎密を有して偏在して形成される場合、オープンスペース(つまり、粗の領域)に隣接するキャパシタ20は、エッチング時に、このオープンスペースからの反応生成物により多く曝される。これによって、エッチングマスクの側壁に反応生成物が付着し、エッチングマスクの除去後に、フェンス状の残渣が残存する場合がある。
しかし、本実施形態においては、上部電極の端部が露出するように、エッチングマスクを形成することにより、エッチングマスクの側壁と誘電体層との距離を大きくしている。このため、レジストマスクの側壁に付着する反応生成物の量を減らすことができる。さらに、誘電体膜のエッチングに伴い、レジストマスクの側壁のテーパー角度が顕著となるため、反応生成物の付着量よりもエッチングされる量が勝り、マスク25の側壁への反応生成物の付着を防止することができる。よって、マスク25を除去した後、図2D及び2D’に示したように、フェンス状の残渣のない構造を形成することができる。
次に、保護膜としてALO膜(50nm)を成膜し、上部電極23及び誘電体層22を被覆するレジストパターンを形成する。このレジストパターンを用いて、上部電極と同様に、ICPタイプの装置、Cl/Ar系のエッチングガスを用いて、下部電極層21aをエッチングして、下部電極21を形成する。
続いて、スパッタ法によりALO膜26(20nm)を成膜し、このALO膜26上に、シリコン酸化膜(1400nm程度)を堆積した後、CMPにより、表面を平坦化する。その後、ALO膜26の脱水を目的として、NOプラズマアニールを行う。次に、保護膜としてALO膜を50nm成膜し、その後、プラズマCVD法により、シリコン酸化膜(300nm程度)を堆積する。これにより、積層構造の層間絶縁膜27を形成する。
次いで、図3に示すように、層間絶縁膜27にビアホール28aを形成する。このビアホール28aは、リソグラフィー及びドライエッチング工程により、キャパシタの上部電極23及び下部電極21の上方の層間絶縁膜27をそれぞれパターニングすることにより形成する。これによって、上部電極23及び下部電極21の表面の一部をそれぞれ露出させることができる。
なお、最端の上部電極23の上にもビアホールを形成してもよい。しかし、この実施形態では、図3に示すように、最端の上部電極23’の上にはビアホールを形成しない構造とした。これは、後工程においてビアホールにプラグが埋め込まれると、下層(例えば、バリアメタル)のカバレッジが悪いために、誘電体層が広範囲にダメージを受ける可能性があるからである。そのために、ビアホール自体を予め形成しないことが好ましい。
この最端の上部電極23’を含んで形成されるキャパシタは、動作メモリセルとして利用してもよいが、最終的に動作に関与しないダミーキャパシタとした。これは、最端の上部電極23’の一部表面がエッチングされているため、カバレッジが他の上部電極23と異なることに起因して、後工程でのビアホール内にプラグを形成する際、水素ガスの影響を受けることがあるためである。
また、この実施形態では、最端の上部電極23’に隣接する上部電極23”(最端から2つ目の上部電極23”)を含んで形成されるキャパシタも、最終的に、ダミーキャパシタとした。
一般に、最端の上部電極に対してビアホールを形成し、誘電体層等のダメージ回復をさせることがある。しかし、この実施形態では、最端の上部電極23’上にはビアホールを形成せず、その1つ内側の上部電極23”上にビアホールを形成することにより、誘電体層等のダメージ回復に利用することとした。
このように、最終的にダミーキャパシタとするキャパシタ上にもビアホールを形成することにより、その後の半導体プロセス、具体的には、酸素による回復アニール等の効果を上げることができる。
次に、キャパシタのエッチング時に受けたダメージを回復するために、酸素アニールを行う。
続いて、図1に示すように、既に形成されているプラグ15に接続するように、層間絶縁膜27にビアホールを形成する。
その後、層間絶縁膜27に形成されたビアホールに、プラグ28を形成する。まず、ビアホールの各壁面を覆うように、例えば、スパッタ法によりグルー膜(TiN膜、100nm)、CVD法によりタングステン膜をこの順に積層する。そして、層間絶縁膜27をストッパとして用いて、これらの膜をCMPにより研磨する。これにより、プラグ28を形成することができる。
次に、層間絶縁膜27上に、バリアメタルとしてTi(60nm)及びTiN(30nm)を介して、第1アルミ配線29を形成する。まず、AlCu(360nm)−Ti(5nm)−TiN(70nm)、反射防止膜としてSIONを、この順に成膜する。その後、これらの膜を、所望の形状にパターニングする。この第1アルミ配線は、例えば、同一ルールのFeRAM以外のロジック品においても採用されていることから、配線の加工及び信頼性は良好である。また、配線は、アルミニウム系に限らず、Cu系配線等の当該分野で用いられているいずれの配線材料及び/又は膜厚を用いてもよい。
その後、層間絶縁膜の成膜、その表面の平坦化、ビアホールの形成、プラグの形成、配線の形成等を繰り返すことにより、図1に示すような、多層(例えば、5層)の配線層を形成することができる。
最後に、カバー膜30及びポリイミド膜31を成膜し、パターニングして、FeRAMデバイスを完成させる。
上述した製造方法は、図3に示すように、複数のキャパシタが一方向に配列し、その周辺パターンにおいて粗及び/又は密を有する構造に、特に有効である。つまり、粗パターンに隣接する側(つまり、上部電極23’側)において、上部電極の一部が露出するマスクを用いて、誘電体層をエッチングすることにより、上述したように、フェンス状の残渣の残存を抑制することができる。
従って、このようにして得られた半導体装置は、y方向に配置された複数のキャパシタは、下部電極21及び誘電体層を共通としているが、フェンス状の残渣がなく、高い信頼性を得ることができる。
実施の形態2
この実施の形態の半導体装置の製造方法について、図4を参照しながら説明する。
実施の形態1と同様に、基板10上に、下部電極層、誘電体層及び上部電極層をこの順に成膜する。そして、図4Aに示すように、上部電極層をパターニングして上部電極23を形成する。その後、誘電体層22を所望の形状にパターニングする。
次いで、保護膜としてALO膜26a(50nm)を成膜し、上部電極23の上にレジストを塗布し、露光及び現像工程によってパターニングする。これによって、図4B及び4B’に示したように、下部電極層21aのエッチング用マスク35を形成する。
このマスク35は、例えば、y方向に配置された一方側(つまり、図4Bでは、上側)の最端の上部電極23上は、その一方側の端部(つまり、図4Bでは、上端部)が露出するように形成する。上部電極23の露出させる幅は、実施の形態1と同様に決定することが好ましい。ここでは、上部電極23を露出幅(図4B’中、b)が0.2μmとなるように露出させている。また、このマスク35は、上側の最端の上部電極23の一部上から他の上部電極23上にわたって、複数の上部電極23及び誘電体層22を一体的に被覆している。一体的に被覆するy方向に配列した上部電極23の数は特に限定されず、複数であればよい。
次に、このマスク35を用いて、上部電極と同様に、ICPタイプの装置、Cl/Ar系のエッチングガスを用いて、下部電極層21aをエッチングして、下部電極21を形成する。この際、同時に、最端の上部電極23では上部電極23の端部が露出しているため、図4C’に示すように、上部電極23の上端部もさらにエッチングされる。これにより、最端の上部電極23は、y方向に行くにつれて膜厚が薄くなる。その結果、最端の上部電極23は、他の上部電極23とは異なる形状となる。
その後、図4D及び4D’に示すように、マスク35及びALO膜26aを除去する。
このようなエッチングにより、マスク35の側壁のテーパー形状が顕著となり、反応生成物の付着量よりもエッチングされる量が勝り、マスク25の側壁への反応生成物の付着を防止することができる。よって、図4D及び図4D’に示したように、マスク35を除去した後、フェンス状の残渣のない構造を形成することができる。
続いて、実施例1と同様に、層間絶縁膜27を形成する。
次いで、図5に示すように、層間絶縁膜27にビアホール28aを形成する。このビアホール28aは、リソグラフィー及びドライエッチング工程により、キャパシタの上部電極23の上方の層間絶縁膜27をパターニングすることにより形成する。これによって、上部電極23表面の一部をそれぞれ露出させることができる。
なお、実施例1と同様に、ビアホールを最端の上部電極23’上に形成してもよいが、しないことが好ましい。また、この最端の上部電極23’及び/又はそれに隣接する上部電極23”を含んで形成されるキャパシタを、動作セルとして利用してもよいが、ダミーキャパシタとすることが好ましい。
また、下部電極21のために、このキャパシタが形成されている基板上の周辺パターンに応じて、層間絶縁膜にビアホールを形成することが好ましい。ビアホールを形成する部位は、例えば、メモリセルとして機能させないダミーキャパシタ又は容量として使用するパターン等の近傍の部位(図示せず)等が例示される。これによって、所望の部位で、下部電極21に対してコンタクトを取ることができる。
その後、実施例1と同様のプロセスによって、FeRAMデバイスを完成させる。
このようにして得られた半導体装置は、上述したような簡便な製造方法で製造されているにもかかわらず、フェンス状の残渣がなく、その上方の表面を平坦化することができる。よって、その後のさらなる配線の形成等において、高い信頼性を得ることができる。
実施の形態3
この実施の形態の半導体装置の製造方法について、図6から図8を参照しながら説明する。
実施の形態1と同様に、基板10上に、下部電極層、誘電体層及び上部電極層をこの順に成膜し、上部電極層をパターニングして上部電極23を形成する(図6参照)。
続いて、上部電極23の上にレジストを塗布し、露光及び現像工程によってパターニングし、図6に示したように、誘電体層22aのエッチング用マスク44を形成する。
このマスク44は、例えば、y方向に配置された複数の上部電極23’、23”、23を完全に被覆するように、一体的に形成される。一体的に被覆するy方向に配列した上部電極23の数は特に限定されず、複数であればよい。
次に、このマスク44を用いて、上部電極と同様の方法で、誘電体層22aをエッチングし、その後、マスク44を除去する。なお、上部電極23’の一方の端部近傍では、マスク45の側壁への反応生成物の強固な付着により、マスク45を除去した後においても、図8に示したように、フェンス状の残渣46が残存する場合がある。
次いで、保護膜(図示せず)としてALO膜(50nm)を成膜し、上部電極23の上にレジストを塗布し、露光及び現像工程によってパターニングし、図7に示したように、下部電極層21aのエッチング用マスク45を形成する。
このマスク45は、例えば、y方向に配置された一方側(つまり、図7では、右側)の最端の上部電極23’と、その隣接する上部電極23”との間で分離するように形成する。上部電極23’と上部電極23”との離間距離は、特に限定されないが、一般にパターニングする際、マスクの位置合わせ精度等の問題があることから、位置ズレ量を考慮して決定することが好ましい。ここでは、離間距離を、0.2μmとなるように設定した。また、このマスク45は、最端の上部電極23’とその下層の誘電体層22、最端の上部電極23’以外の複数の上部電極23とそれらの下層の誘電体層22とを、それぞれ一体的に被覆している。一体的に被覆するy方向に配列した上部電極23の数は特に限定されず、複数であればよい。
次に、このマスク45を用いて、上部電極と同様に、下部電極層21aをエッチングして、下部電極21を形成する。この際、上部電極23’と上部電極23”との間に位置する誘電体層22は、同時にエッチングされ、上部電極23’と上部電極23”との間で、下部電極21とともに分離される。
その後、マスク45を除去する。
続いて、実施例1と同様に、層間絶縁膜27を形成し、図8に示すように、層間絶縁膜27にビアホール28aを形成する。このビアホール28aは、リソグラフィー及びドライエッチング工程により、キャパシタの上部電極23の上方の層間絶縁膜27をパターニングすることにより形成する。これによって、上部電極23表面の一部をそれぞれ露出させることができる。
なお、最端の上部電極23’上に、ビアホールは、実施例1と同様に、形成してもよいが、しないことが好ましい。また、この最端の上部電極23’及び/又はそれに隣接する上部電極23”を含んで形成されるキャパシタを、動作セルとして利用してもよいが、ダミーキャパシタとすることが好ましい。これにより、図8に示すように、最端の上部電極23’にフェンス状の残渣46が発生した場合でも、最端の上部電極23’を含むキャパシタを、実際に使用する動作セルと分離することができる。
このキャパシタが形成されている基板上の周辺パターンに応じて、例えば、ダミーキャパシタ又は容量として使用するパターン等の近傍の部位(図示せず)等の上の層間絶縁膜に、ビアホールを形成することが好ましい。これによって、所望の部位で、下部電極21に対してコンタクトを取ることができる。
その後、実施の形態1と同様のプロセスによって、FeRAMデバイスを完成させる。
このようにして得られた半導体装置は、図8に示したように、下部電極21、誘電体層22及び上部電極23を含むキャパシタを、一方向、例えば、y方向に複数備えている。y方向に配置された複数のキャパシタは、下部電極21が共通であり、かつy方向における一方側の最端に配置された上部電極23’に対向する下部電極21’は、隣接する下部電極21と分離されている。
この半導体装置は、上述した実施の形態と同様に、高い信頼性を得ることができる。
実施の形態1〜3では、上部電極層、誘電体層及び下部電極層をそれぞれ異なるマスクを用いてエッチングしているが、強誘電体用のエッチングマスクを用いて、誘電体層及び下部電極層の双方をエッチングしてもよい。また、上部電極層と誘電体層とを同じマスクを用いてエッチングし、下部電極層のみ別のマスクを用いてエッチングしてもよい。
上述の実施の形態1〜実施の形態3に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1) 下部電極、誘電体層、及び上部電極を含む複数のキャパシタを備える半導体装置の製造方法であって、
下部電極層、誘電体層、及び上部電極層をこの順に積層する工程と、
前記上部電極層をパターニングして、列状に配置された複数の上部電極を形成する工程と、
前記複数の上部電極を被覆し、かつ、前記複数の上部電極における少なくとも一方側の最端に配置された上部電極の少なくとも前記一方側の端部を露出するマスクパターンを形成する工程と、
前記マスクパターンを用いて、前記誘電体層をパターニングする工程と、
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記2) 下部電極、誘電体層、及び上部電極を含む複数のキャパシタを備える半導体装置の製造方法であって、
下部電極層、誘電体層、及び上部電極層をこの順に積層する工程と、
前記上部電極層をパターニングして、列状に配置された複数の上部電極を形成する工程と、
前記複数の上部電極を形成した後、前記誘電体層をパターニングする工程と、
前記複数の上部電極と、パターニングされた前記誘電体層とを被覆し、かつ、前記複数の上部電極における少なくとも一方側の最端に配置された上部電極の少なくとも前記一方側の端部を露出するマスクパターンを形成する工程と、
前記マスクパターンを用いて、前記下部電極層をパターニングして前記下部電極を形成する工程と、
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記3) さらに、前記複数のキャパシタ上に層間膜を形成する工程と、
前記最端に配置された上部電極上の前記層間膜にビアホールを形成する工程とを有する付記1又は2に記載の方法。
(付記4) さらに、前記複数のキャパシタ上に層間膜を形成する工程と、
前記最端に配置された上部電極を除き、前記複数の上部電極に到達する複数のビアホールを前記層間膜に形成する工程とを有する付記1又は2に記載の方法。
(付記5) さらに、前記下部電極層をパターニングする工程と、
前記複数のキャパシタ上に層間膜を形成する工程と、
前記下部電極上の前記層間膜に下部電極に至るビアホールを形成する工程とを有する付記1に記載の方法。
(付記6) 下部電極を、Ir、IrOx、Pt、SRO、LNO、LSCO、Ru、RuO、SrRuOからなる群から選択された1種以上の導電体を含む単層膜又は積層膜で形成する付記1〜5のいずれか1つに記載の方法。
(付記7) 下部電極、誘電体層、及び上部電極を含む複数のキャパシタを備える半導体装置の製造方法であって、
下部電極層、誘電体層、及び上部電極層をこの順に積層する工程と、
前記上部電極層をパターニングして、列状に配置される複数の上部電極を形成する工程と、
前記複数の上部電極における少なくとも一方側の最端に配置された第1の上部電極を被覆する第1のマスクと、前記第1の上部電極に並設された複数の第2の上部電極を共通に被覆するとともに、前記第1のマスクから分離された第2のマスクとを含む下部電極用マスクを形成する工程と、
前記下部電極用マスクを用いて、前記下部電極層をパターニングして、前記下部電極を形成する工程と、
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記8) 下部電極と、前記下部電極上に形成された誘電体層と、前記誘電体層上に列状に配置された複数の上部電極とを含む複数のキャパシタを備える半導体装置であって、
前記複数の上部電極は、最端に配置された第1の上部電極と、前記第1の上部電極に並設された複数の第2の上部電極とを含み、
前記下部電極は、前記第1の上部電極の下方に配置された第1の下部電極と、前記複数の第2の上部電極の下方に配置され、前記第1の下部電極とは分離された第2の下部電極とを含んでいることを特徴とする半導体装置。
(付記9) 前記第1の上部電極と、前記誘電体層と、前記第1の下部電極とを含むキャパシタは、ダミーキャパシタである付記8の半導体装置。
(付記10) 前記ダミーキャパシタに隣接するキャパシタは、第2のダミーキャパシタである付記9の半導体装置。
(付記11)
下部電極と、前記下部電極上に形成された誘電体層と、前記誘電体層上に列状に配置された複数の上部電極とを含む複数のキャパシタを備える半導体装置であって、
最端に配置された上部電極の表面形状が、該上部電極に隣接する上部電極の表面形状と異なることを特徴とする半導体装置。
(付記12)
前記最端に配置された上部電極の表面の少なくとも端部がエッチングに付されたことにより、該上部電極に隣接する上部電極の表面形状と異なる付記11の半導体装置。
(付記13)
前記最端に配置された上部電極を含むキャパシタがダミーキャパシタとして配置されている付記11又は12の半導体装置。
(付記14)
前記最端に配置された上部電極を含むキャパシタ及び該キャパシタに隣接するキャパシタがダミーキャパシタとして配置されている付記11又は12の半導体装置。
(付記15) キャパシタ上にさらに層間膜を備え、最端に配置された上部電極上の前記層間膜にビアホールが配置されてなる付記11〜14の半導体装置。
(付記16) キャパシタ上にさらに層間膜を備え、最端に配置された上部電極に隣接する上部電極上の前記層間膜にビアホールが配置されてなる付記14の半導体装置。
(付記17) 前記ビアホール内に、導電性のプラグが埋設されてなる付記15又は16の半導体装置。
(付記18)
複数のキャパシタの下部電極が共通である付記11〜17の半導体装置。
(付記19)
誘電体層が、PZT系強誘電体、Bi層状構造強誘電体、金属酸化物強誘電体、ビスマスフェライト系強誘電体からなる群から選択される1種以上の単層又は積層層によって形成されてなる付記11〜18の半導体装置。
(付記20)
下部電極、誘電体層及び/又は上部電極を、誘導結合高周波プラズマを利用してパターニングする付記1〜9の半導体装置の製造方法。
(付記21)
下部電極、誘電体層及び/又は上部電極を、塩素系のエッチングガスを用いてパターニングする付記1〜9の半導体装置の製造方法。
本発明の半導体装置の製造方法は、キャパシタ構造を含む全ての半導体装置に対して広く利用することができる。特に、キャパシタ構造を形成する材料として反応性の乏しい材料を用いる場合に有効であり、さらに、エッチングによって、積層構造の誘電体キャパシタを製造する場合により有効である。
本発明の半導体装置の製造方法の一実施例によって製造される半導体装置の概略断面図である。 本発明の半導体装置の製造方法の一実施形態を示す概略平面及び断面工程図である。 本発明の半導体装置の製造方法の一実施形態で得られた半導体装置の要部の概略断面図である。 本発明の半導体装置の製造方法の別の実施形態を示す概略平面及び断面工程図である。 本発明の半導体装置の製造方法の別の実施形態で得られた半導体装置の要部の概略断面図である。 本発明の半導体装置の製造方法のさらに別の実施形態を示す要部の概略平面図である。 本発明の半導体装置の製造方法のさらに別の実施形態を示す要部の概略平面図である。 本発明の半導体装置の製造方法のさらに別の実施形態を示す要部の概略断面図である。 従来の半導体装置を示す要部の概略平面図及び断面図である。
符号の説明
10 基板
11 素子分離膜
12 MOSトランジスタ
13、20 キャパシタ
14、27 層間絶縁膜
15、28 プラグ
16 保護下地膜
21 下部電極
21a 下部電極層
22、22a 誘電体層
23、23’、23” 上部電極
23a 上部電極層
25、35、44、45、55 マスク
26、26a ALO膜
29 配線
30 カバー膜
31 ポリイミド膜
46 残渣

Claims (9)

  1. 下部電極、誘電体層、及び上部電極を含む複数のキャパシタを備える半導体装置の製造方法であって、
    下部電極層、誘電体層、及び上部電極層をこの順に積層する工程と、
    前記上部電極層をパターニングして、列状に配置された複数の上部電極を形成する工程と、
    前記複数の上部電極を被覆し、かつ、前記複数の上部電極における少なくとも一方側の最端に配置された上部電極の少なくとも前記一方側の端部を露出するマスクパターンを形成する工程と、
    前記マスクパターンを用いて、前記誘電体層をパターニングする工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. さらに、前記複数のキャパシタ上に層間膜を形成する工程と、
    前記最端に配置された上部電極上の前記層間膜にビアホールを形成する工程と、
    を有する請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. さらに、前記複数のキャパシタ上に層間膜を形成する工程と、
    前記最端に配置された上部電極を除き、前記複数の上部電極に到達する複数のビアホールを前記層間膜に形成する工程と、
    を有する請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  4. さらに、前記下部電極層をパターニングする工程と、
    前記複数のキャパシタ上に層間膜を形成する工程と、
    前記下部電極上の前記層間膜に該下部電極に至るビアホールを形成する工程と、
    を有する請求項1に記載の方法。
  5. 前記下部電極を、Ir、IrOx、Pt、SRO、LNO、LSCO、Ru、RuO、SrRuOからなる群から選択された1種以上の導電体を含む単層膜又は積層膜で形成する請求項1〜4のいずれか1つに記載の方法。
  6. 下部電極、誘電体層、及び上部電極を含む複数のキャパシタを備える半導体装置の製造方法であって、
    下部電極層、誘電体層、及び上部電極層をこの順に積層する工程と、
    該上部電極層をパターニングして、列状に配置される複数の上部電極を形成する工程と、
    前記複数の上部電極における少なくとも一方側の最端に配置された第1の上部電極を被覆する第1のマスクと、前記第1の上部電極に並設された複数の第2の上部電極を共通に被覆するとともに、前記第1のマスクから分離された第2のマスクとを含む下部電極用マスクを形成する工程と、
    該前記下部電極用マスクを用いて、前記下部電極層をパターニングして、前記下部電極を形成する工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 下部電極と、前記下部電極上に形成された誘電体層と、前記誘電体層上に列状に配置された複数の上部電極とを含む複数のキャパシタを備える半導体装置であって、
    前記複数の上部電極は、最端に配置された第1の上部電極と、前記第1の上部電極に並設された複数の第2の上部電極とを含み、
    前記下部電極は、前記第1の上部電極の下方に配置された第1の下部電極と、前記複数の第2の上部電極の下方に配置され、前記第1の下部電極とは分離された第2の下部電極とを含んでいることを特徴とする半導体装置。
  8. 前記第1の上部電極と、前記誘電体層と、前記第1の下部電極とを含むキャパシタは、ダミーキャパシタキャパシタである請求項7の半導体装置。
  9. 前記ダミーキャパシタキャパシタに隣接するキャパシタは、第2のダミーキャパシタキャパシタであることを特徴とする請求項8の半導体装置。
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