JP2010027395A - 熱線センサ付自動スイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】レンズブロックの突出量を抑えるとともに検出範囲を一定に保つ。
【解決手段】レンズブロック3を板状のばね部材4によって弾性付勢しているために化粧プレート5から前方へ突出するレンズブロック3の突出量を大きく減らすことができる。しかも、本実施形態では特許文献1に記載されている従来例とは異なり、熱線センサTPを収納したレンズブロック3をばね部材4で弾性付勢して回動自在としているから、レンズブロック3を回動させても集光レンズ30と熱線センサTPとの相対的な位置関係が変化しない。その結果、レンズブロック3の回動位置に関わらず、熱線センサTPの検出範囲をほぼ一定に保つことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、人体から放射される熱線を検知することにより人の存否を検出し、負荷を制御する熱線センサ付自動スイッチに関する。
従来から、人体から放射される熱線を検知することにより人の存否を検出する熱線センサを備え、熱線センサの出力に応じて負荷を制御する熱線センサ付自動スイッチが提供されている。この種の熱線センサ付自動スイッチは、例えば負荷を照明とした場合、室内に人が入った時に照明をオンし、人が室外に退出した時に照明をオフするといった制御に用いられる。
以下、この種の熱線センサ付自動スイッチの従来例について図面を用いて説明する。但し、以下の説明では、図7における上下を前後方向と定めるものとする。この従来例は天井に取り付けられるものであって、図7に示すように、天井面に形成される取付穴(図示せず)の周部下面に当接するフランジ部11及びフランジ部11の後面中央部に突設された筒部10を有するボディ1と、前面が開放された有底筒状であって筒部10に結合して閉塞し収納部を形成するカバー2とから成るハウジングAを備える。筒部10の後端には4個の組立片10aが突設され、組立片10aに貫設した組立穴10bに対してカバー2の前端部の外周面に突設した組立突起20を係合させることによってボディ1とカバー2とが結合する。
ハウジングAには、例えば焦電体エレメント等の赤外線検出エレメントから成る熱線センサTPが収納された球状のレンズブロック100と、熱線センサTPの出力に応じてオン/オフするリレーSWが実装された第1のプリント配線板P1と、リレーSWの動作を設定するための切替スイッチ部(図示せず)や熱線センサTPの感度を設定するための可変抵抗(図示せず)等、手動で操作されるハンドルを有する素子が実装された第2のプリント配線板P2とが収納されている。ここで、第2のプリント配線板P2はレンズブロック100の後側において実装面を前方へ向けて固定され、ボディ1の前方からハンドルを操作できるようになっている。また、第1のプリント配線板P1は、第2のプリント配線板P2の後側において実装面を後方へ向けて固定されている。
第1のプリント配線板P1には、リレーSWの他にリレーSWと電線(図示せず)とを接続するための3個の端子部6が実装されている。端子部6は所謂速結端子であって、互いに隣接して各々第1のプリント配線板P1に実装されてリレーSWに電気的に接続された2個の端子板60と、カバー2に設けられた電線挿通穴21から挿入された電線をそれぞれ端子板60との間に鎖錠する2個の鎖錠ばね61と、カバー2に設けられた解除穴22から挿入されたマイナスドライバ等の治具に押圧されることにより2個の鎖錠ばね61を同時に押圧して鎖錠を解除する1個の解除釦62とから成る。これらの端子部6のうち1個の端子部6に電源側の電線を接続し、別の1個の端子部6に負荷側の電線を接続すれば、電源から負荷への給電をリレーSWによって入/切することができる。尚、残る1個の端子部6には、従来周知の熱線センサの子器(図示せず)が接続される。
レンズブロック100は、検知範囲からの熱線を熱線センサTPの受光面に集光する略半球形状の集光レンズ101と、熱線センサTPが実装された基板P3と、基板P3が内側に取り付けられるとともに集光レンズ30に結合して球形を形成する略半球形状の回転枠102と、集光レンズ101と回転枠102との結合部を覆う略環状の保持枠103とから成る。フランジ部11の中央部には、筒部10と連通するとともに集光レンズ101を露出させる窓穴(図示せず)が前後方向に貫設されている。また、レンズブロック100の後側には、両端部が取付ねじ111によってフランジ部11にねじ止めされた押さえ金具110の中間部が位置している。押さえ金具110とレンズブロック100との間には、レンズブロック100をフランジ部11に押し付ける方向に付勢するコイルばね112が挿入されている。更に、回転枠102外面の開口を挟んだ2箇所には、それぞれ略円柱形状の軸部102aが突設され、該軸部102aがフランジ部11後面の窓穴を挟んだ2箇所に形成されて窓穴と連通する凹部(図示せず)に収納されることにより、レンズブロック100は軸部102aを軸として回動自在となっている。而して、レンズブロック100を回転させて集光レンズ101の向きを変えることで検知範囲を変化させることができる。
また、フランジ部11後面の筒部10を挟んだ両側には、天井の造営材をフランジ部11との間で挟んでハウジングAを固定するための挟み金具7が取り付けられる。挟み金具7は、一側面が筒部10と対向する前後方向に長尺な略直方体形状であって、筒部10から離れた側の一側面が開放されたガイド部70と、ガイド部70の長手方向の両端を貫通した引締めねじ71と、一部がガイド部70に収納されガイド部70内部で引締めねじ71に螺合した挟み片72とを備える。
ガイド部70の開口面に隣接する一側面の後端部には、開口に連通した切り欠き70aが設けられている。挟み片72は、ガイド部70の後端に位置している時に切り欠き70aに挿通可能となっており、挟み片72が切り欠き70aに挿通された状態から引締めねじ71を回動させると、挟み片72が切り欠き70aから出てガイド部70の開口面に沿って前方へ移動するようになっている。引締めねじ71は、フランジ部11に設けられた貫設穴11aからドライバを挿入して回動させることができるようになっており、フランジ部11後面を天井面に当接させた状態で引締めねじ71を回動させると、挟み片72が切り欠き70aから出てフランジ部11に近付く方向に移動し、挟み片72とフランジ部11との間で天井の造営材を挟持することができる。
また、フランジ部11の挟み金具7が取り付けられる部位の近傍には、天井にフランジ部11を直付けするためのねじや、天井面に埋込配設される埋込ボックス(図示せず)に結合するねじを挿通するためのねじ挿通穴11bが貫設されている。更にハウジングAには、天井面との間でフランジ部11を覆う化粧プレート5が取り付けられており、フランジ部11のねじ挿通穴11b等を覆い隠すことで見栄えを良くしている。尚、化粧プレート5には、レンズブロック100を露出させる貫通穴50が貫設されている。
ところで、上記従来例では、押さえ金具110の厚み寸法が大きいためにレンズブロック100が収納されるスペースを圧迫してしまい、結果としてレンズブロック100が化粧プレート5から前方(下方)へ大きく突出してしまうという問題があった。そこで、押さえ金具110を板状のばね部材とすることで上記問題を解決したものが特許文献1に開示されている。
特開2005−135613号公報
しかしながら、特許文献1に記載の従来例では、熱線センサTPをレンズブロック100の内部に収納していないために、レンズブロック100の上下方向の移動に伴って熱線センサTPの受光面と集光レンズ101との間の距離が変動し、検出範囲が一定にならないという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みて為されたもので、レンズブロックの突出量を抑えるとともに検出範囲を一定に保つことのできる熱線センサ付自動スイッチを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、人体から発せられる熱線を検知する熱線センサと、熱線センサの出力に応じて電源から負荷への給電を入/切するリレーと、熱線センサを収納するとともに検知範囲からの熱線を熱線センサの受光部に集光する集光レンズを有するレンズブロックと、集光レンズを露出させる窓穴を有し検知範囲を変化させるようにレンズブロックを回動自在に保持するハウジングと、ハウジングに収納され且つレンズブロックを覆うように配設されるリレー等の電子部品が実装された一乃至複数のプリント配線板とを備え、ハウジングが天井面に埋込配設される熱線センサ付自動スイッチであって、レンズブロックとプリント配線板との間には、レンズブロックを窓穴側に付勢する板状のばね部材が設けられたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、レンズブロックには、ばね部材に向かって突出する突部が設けられ、該突部は、ばね部材に貫設された挿通孔に挿通されることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、プリント配線板は突部に近接し且つレンズブロックに外部から衝撃を与えられた際に突部と当接する位置に配設されたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項2の発明において、プリント配線板には、突部と対向するとともにレンズブロックに向かって突出するスペーサが設けられたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れか1項の発明において、ばね部材は、レンズブロックと当接する第1の板部と、第1の板部の周方向に沿うとともに第1の板部と離間して設けられる第2の板部と、第1の板部と第2の板部との間において第1の板部及び第2の板部の周方向に沿って配設される一乃至複数の長尺板状の弾性部とから成り、各弾性部は、一端が第1の板部に連結され且つ他端が第2の板部に連結されることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れか1項の発明において、ハウジングには、ばね部材の周方向に沿って設けられてばね部材の外周縁が嵌合する複数の取付部と、ばね部材を取付部に嵌合する際にばね部材が当接する取付リブとが設けられたことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れか1項の発明において、ハウジングは、ばね部材の周方向に沿って設けられてばね部材の外周と摺接する複数の位置決めリブを備えたことを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項7の発明において、位置決めリブは少なくとも3つ設けられ、2つのリブの間を熱線センサから引き出されるリード線の引き出し口としたことを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1乃至8の何れか1項の発明において、レンズブロックは、各々一面が開口した第1の枠体及び第2の枠体の開口面を互いに結合して成る回転枠と、回転枠内部に収納されて熱線センサが実装される基板とを備え、何れか一方の枠体に基板が固定されるとともに、他方の枠体に熱線センサの受光部と対向する形で集光レンズが配設され、前記一方の枠体に基板を載置するリブを設けるとともに、前記他方の枠体において基板と対向する部位にダボを設けたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、レンズブロックを付勢するばね部材を板状にすることで、従来のように押さえ金具でレンズブロックを付勢する場合と比較して、レンズブロックとプリント配線板との間で確保すべきスペースを小さくすることができ、したがってレンズブロックをプリント配線板側に引っ込めてレンズブロックが窓穴から突出する量を小さくすることができる。また、熱線センサをレンズブロック内に収納しているため、熱線センサと集光レンズとの間の距離を変えることなくレンズブロックを付勢することができる。
請求項2の発明によれば、レンズブロックの突部がばね部材の挿通孔の内周縁によってその移動を規制されるので、レンズブロックの回動範囲を規制することができる。
請求項3の発明によれば、レンズブロックに外力が加わってばね部材が付勢方向と反対方向に押圧された際に、レンズブロックの突部がプリント配線板と当接することでレンズブロックが必要以上に押圧されるのを防ぐことができ、したがってばね部材に必要以上のストレスが加わって塑性変形するのを防ぐことができる。
請求項4の発明によれば、レンズブロックに外力が加わってばね部材が付勢方向と反対方向に押圧された際に、レンズブロックがスペーサに当接することでレンズブロックが必要以上に押圧されるのを防ぐことができ、したがってばね部材に必要以上のストレスが加わって塑性変形するのを防ぐことができる。
請求項5の発明によれば、弾性部を第1の板部及び第2の板部の周方向に沿って配設することで弾性部を長くすることができ、レンズブロックに外力が加わってばね部材が付勢方向と反対方向に押圧された際に、ばね部材を押圧方向に十分に撓ませることができる。したがって、ばね部材の撓みが不十分であることに起因してレンズブロックの回動が阻害されるのを防ぐことができる。
請求項6の発明によれば、ばね部材を取付部に嵌合して取り付ける際に、ばね部材が取付リブに当接することでばね部材の移動を規制することができ、したがってばね部材を取り付ける際の作業性を向上させることができる。
請求項7の発明によれば、ばね部材をハウジングに取り付ける際にばね部材の外周が位置決めリブに摺接するため、ばね部材を容易に位置決めすることができる。
請求項8の発明によれば、ばね部材を作成する際にばね部材の外周縁に残存するエッジが熱線センサのリード線と接触しないようにすることができ、したがってリード線がエッジと接触することで破損するのを防ぐことができる。
請求項9の発明によれば、回転枠を組み立てる際に、ダボが基板と当接して潰れることで各部品の寸法の差異を吸収することができるので、基板に実装された熱線センサの受光部と集光レンズとの間の距離を略一定に保つことができる。
以下、本発明に係る熱線センサ付自動スイッチの実施形態について図面を用いて説明する。但し、本実施形態の基本的な構成は従来例とほぼ共通であるので、形状に若干の違いがあっても機能が共通する構成要素には同一の番号を付して説明を省略する。また、以下の説明では、図1では上下方向を前後方向と定めるが、天井に埋込配設された実際の使用状態では前方(図1における上方)が下方、後方(図1における下方)が上方となる。本実施形態は、図1に示すように、従来例における押さえ金具110並びにコイルばね112に代えて、弾性を有する金属板から形成されたばね部材4によってレンズブロック3を回動自在に弾性支持している点に特徴がある。
レンズブロック3は、集光レンズ30と、集光レンズ30を保持する回転枠と、熱線センサTPが上面に実装されて回転枠内に収納される基板P3とからなる。集光レンズ30は、球面の一部が周方向並びに径方向に分割された多分割レンズからなるレンズ部30aと、略円筒形状であって軸方向の前端側の開口がレンズ部30aで塞がれた筒部30bとが合成樹脂材料によって一体に形成されている。また筒部30bの周面における後端側には外向きに一対の係止爪30cが突設されている。
回転枠は、図1並びに図3(b)に示すように各々一面が開口する略半球形状に形成された第1枠体31並びに第2枠体32を互いの開口面を突き合わせる形で結合して構成される。第1枠体31は、前面中央に平面視略円形の凹所31aが形成され、凹所31aの底面には略円形の窓孔31bが開口している。凹所31aの周面には集光レンズ30の一対の係止爪30cが各々係止する一対の係止凹部31cが形成されており、筒部30bを凹所31aに嵌合したときに一対の係止爪30cがそれぞれ係止凹部31cと係止することでレンズ部30aを凹所31aの外へ突出させた状態で集光レンズ30が第1枠体31に取り付けられる。また、第1枠体31には後方へ突出する一対の突片31dが設けられ、各突片31dの先端には外向きに突出する結合爪31eが設けられている。さらに、第1枠体31の内周面からは3つの突部31fが周方向において略等間隔に突設され、各突部31fからは後向きに突出する直方体状の突リブ31gが各々突設されている。
第2枠体32は、略半球形状の球面部32aと、球面部32aの前端縁より前方へ立ち上がる略円筒形状の周壁部32bとが合成樹脂材料によって一体に形成されている。また、球面部32aの中央部からは後方へ突出する略円柱形状の突部32cが突設されている。第2枠体32の内側には基板P3が載置される複数のリブ32dが突設されている。さらに、周壁部32bの内周面には第1枠体31の一対の結合爪31eと係合する一対の係合溝32eが設けられている。
而して、リブ32d上に基板P3が載置された第2枠体32の上から第1枠体31を被せれば、第1枠体31の突片31dに設けられている結合爪31eが第2枠体32の周壁部32bに設けられている係合溝32dとそれぞれ係合し、第1枠体31と第2枠体32とが互いの開口面を突き合わせる形で結合されて回転枠が組み立てられる。このとき、第1枠体31の3つの突リブ31gの後端面から突設されている略円錐形状のダボ31hが基板P3に当接して潰される。つまり、第1枠体31と第2枠体32とが結合爪31eと係合溝32eとの係合によって結合される構造であるため、第1枠体31と第2枠体32との間に各部品の寸法誤差に起因した前後方向のがたつきが生じて熱線センサTPの受光部とレンズ部30aとの距離を一定に保つことが難しくなる。しかしながら本実施形態では、上述のように回転枠を組み立てる際に、ダボ31hが基板P3と当接して潰れることで各部品の寸法の差異を吸収することができるので、基板P3に実装された熱線センサTPの受光部とレンズ部30aとの間の距離を一定に保つことができる。尚、本実施形態では第2枠体32に基板P3を載置するリブを設けるとともに第1枠体31にダボ31hを設けているが、これとは逆に、第1枠体31に基板P3を載置するリブを設けるとともに第2枠体32にダボを設けても同様の作用効果を奏する。また、基板P3には熱線センサTPへの給電並びに熱線センサTPからの出力用のリード線200の一端が半田接合されており、回転枠の周部に設けられている電線挿通孔33を通して回転枠の外に引き出されている。
ばね部材4は、図2に示すように、中央部に円形の挿通孔40aが貫通した略円環状の第1の板部40と、第1の板部40の周方向に沿うとともに第1の板部40と離間して設けられる略円環状の第2の板部41と、第1の板部40と第2の板部41との間において第1の板部40及び第2の板部41の周方向に沿って配設される複数(図示では4つ)の長尺板状の弾性部42とが板状の金属材料を打ち抜き加工することで一体に形成されている。尚、4つの弾性部42は、それぞれの一端が第1の板部40に連結されるとともに他端が第2の板部41に連結される。
第1の板部40と第2の板部41とは互いに同心に形成され、第1の板部40は隙間を空けて第2の板部41に囲まれている。また、各弾性部42は互いに同形状であって、第1の板部40と第2の板部41との間で周方向に略90度ずつ位置をずらして設けられ、それぞれ周方向に延長された細長い円弧状に形成されている。このように弾性部42を形成することにより、弾性部42を第1の板部40及び第2の板部41の径方向に延長して形成する場合と比較して弾性部42を長さ寸法を長くすることができて弾性限度内で大きく変形させることができる。また、第2の板部41の外周縁には4つの保持片41aがそれぞれ厚み方向に切り起こし形成されている。
図4(a)に示すように、筒部10の内側における窓穴11cの周縁には、レンズブロック3を回動自在に収納する略円筒形状のレンズブロック収納部12が突設されている。レンズブロック収納部12の内周面には、後端(図4(a)における上端)が開放された一対の縦溝12aが窓穴11cの中心を挟んで対向する位置に形成されている。一方、レンズブロック3の回転枠(第2枠体32)には円柱形状の一対の凸部32fが外向きに突設されており、これら一対の凸部32fが各々縦溝12aに嵌め込まれる。
筒部10の内側におけるレンズブロック収納部12の周囲にはレンズブロック収納部12よりも背の高い複数(図示例では4つ)の突起部13が後方へ向けて突設されている。これら4つの突起部13の後端部(図4(a)における上端部)には、ばね部材4の4つの保持片41aがそれぞれ嵌合する取付部13aが凹設されている。
而して、第2枠体32から突設されている一対の凸部32fをそれぞれ縦溝12aに嵌め込むとともに窓穴11cから集光レンズ30を突出させるようにしてレンズブロック収納部12にレンズブロック3を収納した後、第2枠体32の突部32cを第1の板部40の中央部に貫通する円形の挿通孔40aに挿通し、第2の板部41に設けられている4つの保持片41aをそれぞれ取付部13aに嵌合すれば、筒部10の内側における窓穴11cの周縁部分とばね部材4との間でレンズブロック3が回動自在に弾性狭持されることになる。但し、レンズブロック3の回動範囲は第2枠体32の突部32cが挿通された挿通孔40aの内周縁によって規制される。尚、レンズブロック収納部12には略矩形の挿通溝12bが形成されており、レンズブロック3の回転枠から引き出されているリード線200が挿通溝12bに挿通されてレンズブロック収納部12の外に引き出され、第2のプリント配線板P2に接続される(図4(c)参照)。
ここで、ばね部材4の4つの保持片41aを取付部13aにそれぞれ嵌合する際、通常は4つの保持片41aを同時に嵌合することが難しいため、1つずつあるいは隣り合う2つの保持片41aのみを同時に嵌合することになる。しかしながら、少なくとも1つの保持片41aが取付部13aに嵌合された状態では第1の板部40がレンズブロック3に当接して弾性変形しているから、ばね部材4における保持片41aの嵌合していない側が浮き上がってしまうために残りの保持片41aを取付部13aに嵌合する作業が困難になる虞がある。これに対して本実施形態では、図4(b)に示すようにレンズブロック収納部12の後端面が取付後のばね部材4の近傍に位置しているため、少なくとも1つの保持片41aが取付部13aに嵌合された状態で残りの保持片41aを取付部13aに嵌合する際、レンズブロック収納部12の後端面に第2の板部41が当接することでばね部材4の浮き上がりを抑えることができる。その結果、4つの保持片41aを取付部13aに嵌合する際の作業性を向上することができる。尚、本実施形態においてはレンズブロック収納部12が請求項6における「取付リブ」に相当する。
また、筒部10の内側におけるレンズブロック収納部12の周囲には、レンズブロック収納部12よりも背の高い複数(図示例では3つ)の位置決めリブ14が後方へ向けて突設されている。これらの位置決めリブ14は後方へ向けて先細りとなる略円錐台形状に形成されている。したがって、上述のようにばね部材4の保持片41aを取付部13aに嵌合する際、第2の板部41の外周縁が各位置決めリブ14と摺接するためにばね部材4を容易に位置決めすることができる。
ここで、3つの位置決めリブ14のうちの2つは、レンズブロック収納部12に設けられた挿通溝12bの周方向両端近傍に配置されている。既に説明したように、ばね部材4は板状の金属材料を打ち抜き加工して形成されるため、第2の板部41の外周縁には金属材料(金属板)から切り離す際に複数のエッジ部41bが残存してしまう(図2(a)参照)。そして、これらのエッジ部41bがリード線200に接触すると、エッジ部41bによってリード線200の外皮が傷ついたり、リード線200の導体が切断されてしまうといった不具合の発生する虞がある。そこで本実施形態では、図4(c)に示すように2つの位置決めリブ14をレンズブロック収納部12に設けられた挿通溝12bの周方向両端近傍に配置し、リード線200がばね部材4のエッジ部41bと接触しないようにして、上述のような不具合の発生を防止している。
而して、従来例では図5(b)に示すように熱線センサTPが収納されたレンズブロック100を押さえ金具110並びにコイルばね112で弾性付勢しているためにレンズブロック100が化粧プレート5から前方(下方)へ大きく突出してしまっていた。これに対して本実施形態では、図5(a)に示すようにレンズブロック3を板状のばね部材4によって弾性付勢しているために化粧プレート5から前方へ突出するレンズブロック3の突出量を大きく減らすことができる。しかも、本実施形態では特許文献1に記載されている従来例とは異なり、熱線センサTPを収納したレンズブロック3をばね部材4で弾性付勢して回動自在としているから、レンズブロック3を回動させても集光レンズ30と熱線センサTPとの相対的な位置関係が変化しない。その結果、レンズブロック3の回動位置に関わらず、熱線センサTPの検出範囲をほぼ一定に保つことができる。
ところで、ばね部材4は長尺板状の弾性部42で第1の板部40を弾性支持しているため、例えば、外部から加わる衝撃によってレンズブロック3が反付勢方向に押圧された場合、弾性部42に必要以上のストレスが加わって塑性変形してしまう虞がある。そこで本実施形態では、図5(a)に示すようにレンズブロック3の第2枠体32に設けられている突部32cと近接する位置に第2のプリント配線板P2が配設されている。したがって、上述のように外部から加わる衝撃によってレンズブロック3が反付勢方向に押圧された場合においても、突部32cが第2のプリント配線板P2に当接することでレンズブロック3が必要以上に押圧されるのを防ぐことができ、その結果、ばね部材4に必要以上のストレスが加わって弾性部42が塑性変形するのを防ぐことができる。
ここで、ハウジングA内に1枚のプリント配線板P1のみが収納されるような場合においては、プリント配線板P1をレンズブロック3に近接させることができないので、図6に示すように合成樹脂成形品からなるスペーサ15をレンズブロック3の突部32cに近接して配設すればよい。スペーサ15は、略円柱形状の主部15aと、主部15aよりも径の小さい略円筒形状の固定部15bとが合成樹脂成形品として一体に形成されてなる。プリント配線板P1の中央部には円形の貫通孔201が貫設されており、固定部15bが圧入されることでスペーサ15がプリント配線板P1に固定される。このとき、スペーサ15の主部15aとレンズブロック3の突部32cとは僅かな隙間を空けて近接することになる。したがって、上述のように外部から加わる衝撃によってレンズブロック3が反付勢方向に押圧された場合においても、突部32cがスペーサ15(主部15a)に当接することでレンズブロック3が必要以上に押圧されるのを防ぐことができ、その結果、ばね部材4に必要以上のストレスが加わって弾性部42が塑性変形するのを防ぐことができる。
本発明の実施形態を示し、(a)は全体斜視図、(b)は分解斜視図である。 (a)は同上におけるばね部材の平面図、(b)はばね部材及びレンズブロックの斜視図である。 (a)は同上における第1枠体の斜視図、(b)はレンズブロックの断面図である。 (a)は同上におけるボディの斜視図、(b)は同上におけるボディ,レンズブロック,ばね部材の要部断面図、(c)は同上におけるボディ,レンズブロック,ばね部材の要部斜視図である。 (a)は同上の断面図、(b)は従来例の断面図である。 同上の他の構成を示す断面図である。 従来の熱線センサ付自動スイッチを示す分解斜視図である。
符号の説明
A ハウジング
1 ボディ
2 カバー
3 レンズブロック
4 ばね部材
30 集光レンズ
31 第1枠体
32 第2枠体
TP 熱線センサ
P3 基板

Claims (9)

  1. 人体から発せられる熱線を検知する熱線センサと、熱線センサの出力に応じて電源から負荷への給電を入/切するリレーと、熱線センサを収納するとともに検知範囲からの熱線を熱線センサの受光部に集光する集光レンズを有するレンズブロックと、集光レンズを露出させる窓穴を有し検知範囲を変化させるようにレンズブロックを回動自在に保持するハウジングと、ハウジングに収納され且つレンズブロックを覆うように配設されるリレー等の電子部品が実装された一乃至複数のプリント配線板とを備え、ハウジングが天井面に埋込配設される熱線センサ付自動スイッチであって、レンズブロックとプリント配線板との間には、レンズブロックを窓穴側に付勢する板状のばね部材が設けられたことを特徴とする熱線センサ付自動スイッチ。
  2. 前記レンズブロックには、ばね部材に向かって突出する突部が設けられ、該突部は、ばね部材に貫設された挿通孔に挿通されることを特徴とする請求項1記載の熱線センサ付自動スイッチ。
  3. 前記プリント配線板は突部に近接し且つレンズブロックに外部から衝撃を与えられた際に突部と当接する位置に配設されたことを特徴とする請求項2記載の熱線センサ付自動スイッチ。
  4. 前記プリント配線板には、突部と対向するとともにレンズブロックに向かって突出するスペーサが設けられたことを特徴とする請求項2記載の熱線センサ付自動スイッチ。
  5. 前記ばね部材は、レンズブロックと当接する第1の板部と、第1の板部の周方向に沿うとともに第1の板部と離間して設けられる第2の板部と、第1の板部と第2の板部との間において第1の板部及び第2の板部の周方向に沿って配設される一乃至複数の長尺板状の弾性部とから成り、各弾性部は、一端が第1の板部に連結され且つ他端が第2の板部に連結されることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の熱線センサ付自動スイッチ。
  6. 前記ハウジングには、ばね部材の周方向に沿って設けられてばね部材の外周縁が嵌合する複数の取付部と、ばね部材を取付部に嵌合する際にばね部材が当接する取付リブとが設けられたことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の熱線センサ付自動スイッチ。
  7. 前記ハウジングは、ばね部材の周方向に沿って設けられてばね部材の外周と摺接する複数の位置決めリブを備えたことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の熱線センサ付自動スイッチ。
  8. 前記位置決めリブは少なくとも3つ設けられ、2つのリブの間を熱線センサから引き出されるリード線の引き出し口としたことを特徴とする請求項7記載の熱線センサ付自動スイッチ。
  9. 前記レンズブロックは、各々一面が開口した第1の枠体及び第2の枠体の開口面を互いに結合して成る回転枠と、回転枠内部に収納されて熱線センサが実装される基板とを備え、何れか一方の枠体に基板が固定されるとともに、他方の枠体に熱線センサの受光部と対向する形で集光レンズが配設され、前記一方の枠体に基板を載置するリブを設けるとともに、前記他方の枠体において基板と対向する部位にダボを設けたことを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の熱線センサ付自動スイッチ。
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