JP2009283327A - 回転型電気部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転トルクのムラを防止して操作性に優れた回転型電気部品を提供すること。
【解決手段】貫通孔101を有する金属製の軸受け部材1と、貫通孔101に回転可能に挿通された回転軸2と、摺動子3を保持し回転軸2と共に回転する摺動子受け4と、摺動子3が摺接する導電パターン501が設けられた絶縁部材6と、回転軸2の回転に荷重を加える板ばね7とを備えた回転型電気部品において、板ばね7を摺動子受け4に取り付けると共に、当該板ばね7の一部に設けた弾接部を軸受け部材4の内面に弾接させたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転型電気部品に関し、特に、電子機器等の各種制御に用いられる回転型電気部品に関する。
従来、回転操作を受け付ける回転軸と共に回転する回転部材に板ばねを押し当てることによって回転軸における回転トルクを得る回転型電気部品が知られている(例えば、特許文献1参照)。この回転型電気部品においては、金属材料で構成される板ばねを、合成樹脂で構成される回転部材に押し当てることで回転軸における回転トルクを得るものとなっている。
特開2006−260826号公報
ところで、上述したような従来の回転型電気部品においては、リフロー半田付け工程等において高温に晒されると、板ばねの付勢力が作用している回転部材の一部が熱変形する事態が発生し得る。この場合、回転軸の回転位置によって回転トルクにムラが生じてしまい、操作性を損なうという問題がある。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、回転トルクのムラを防止して操作性に優れた回転型電気部品を提供することを目的とする。
本発明の回転型電気部品は、貫通孔を有する金属製の軸受け部材と、前記貫通孔に回転可能に挿通された軸部材と、摺動子を保持し前記軸部材と共に回転する摺動子受けと、前記摺動子が摺接する導電パターンが設けられた絶縁部材と、前記軸部材の回転に荷重を加える板ばねとを備え、前記板ばねを前記摺動子受けに取り付けると共に当該板ばねの一部に設けた弾接部を前記軸受け部材の内面に弾接させたことを特徴とする。
上記回転型電気部品によれば、板ばねの一部に設けた弾接部を金属製の軸受け部材の内面に弾接させて荷重(回転トルク)を得るようにしたことから、リフロー半田付け工程等において高温に晒される場合においても、弾接部と当接する軸受け部材に熱変形を起こし難くすることができるので、回転トルクのムラを防止して操作性に優れた回転型電気部品を提供することが可能となる。
上記回転型電気部品において、前記板ばねは、前記軸受け部材の内面側に延び前記弾接部が形成された弾性腕部を有すると共にその一部が前記摺動子受けに埋設され、前記摺動子受けには前記弾性腕部を露出させる開口部が設けられ、前記弾性腕部が前記摺動子受けの前記開口部から露出した位置で曲げられていることが好ましい。この場合には、板ばねの一部を摺動子受けに埋設させたことから、板ばねを摺動子受けに対して確実に保持することができるので、回転操作時における優れた操作感触を付与することが可能となる。また、弾性腕部を摺動子受けの開口部から露出させ、当該露出した位置で曲げるようにしたことから、例えば、板ばねをインサート成形等により摺動子受けに埋設する場合においても、そのインサート成形後に板ばねを折り曲げることができる。これにより、曲げ加工が施された板ばねを摺動子受けにインサート成形するなどの複雑な加工を必要とすることなく、軸受け部材の内面側に延びる板ばねを容易に形成することが可能となる。
また、上記回転型電気部品においては、前記摺動子受けの開口部を覆うスペーサを、前記摺動子と共に前記摺動子受けに取り付けることが好ましい。この場合には、軸受け部材に対する弾接部の摺動により摩耗粉が発生した場合においても、スペーサでその摩耗粉を受け止め、摩耗粉が摺動子と導電パターンとの接触領域に侵入し難くすることができるので、これらの接触状態が悪化する事態を防止することが可能となる。
特に、上記回転型電気部品においては、前記摺動子受けには複数のカシメ用突起が設けられる一方、前記スペーサ及び摺動子には前記突起が挿通されて取り付けられる複数の孔が設けられ、前記摺動子の複数の前記孔間には、前記スペーサを前記摺動子受け側に押し付ける押し付け部が形成されていることが好ましい。この場合には、摺動子受けに対して摺動子を取り付けることにより、その押し付け部によりスペーサを摺動子受けに押し付けることができるので、スペーサの浮きを防止して所望の位置に取り付けることが可能となる。
さらに、上記回転型電気部品において、前記弾性腕部は、前記軸部材の回転軸線を挟んで対向する位置に一対設けられていることが好ましい。この場合には、軸部材の回転軸線を挟んで対向する位置に一対の弾性腕部が設けられていることから、バランス良く荷重(回転トルク)を得ることができ、良好な操作感触を付与することが可能となる。
さらに、上記回転型電気部品においては、前記絶縁部材側に延出する側壁部を前記摺動子受けに設け、前記側壁部の先端を前記絶縁部材における前記導電パターンの外側部分に摺接させることが好ましい。この場合には、摺動子受けに設けた側壁部の先端が絶縁部材における導電パターンの外側部分に摺接することから、軸受け部材に対する弾接部の摺動により発生した摩耗粉を、摺動子受けの外側から導電パターンに対する摺動子の接触領域に侵入し難くすることができるので、これらの接触状態が悪化する事態を防止することが可能となる。
本発明によれば、板ばねの一部に設けた弾接部を金属製の軸受け部材の内面に弾接させて荷重(回転トルク)を得るようにしたことから、リフロー半田付け工程等において高温に晒される場合においても、弾接部と当接する軸受け部材は熱変形を起こし難くすることができるので、回転トルクのムラを防止して操作性に優れた回転型電気部品を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。図1及び図2は、本発明の一実施の形態に係る回転型電気部品の分解斜視図である。図1及び図2においては、それぞれ異なる方向から示す回転型電気部品の分解斜視図である。なお、以下においては、適宜、図1に示す左方側を「回転型電気部品の後方側」又は単に「後方側」と呼び、同図に示す右方側を「回転型電気部品の前方側」又は単に「前方側」と呼ぶものとする。
図1及び図2に示すように、本実施の形態に係る回転型電気部品は、概して、貫通孔101を有する金属製の軸受け部材1と、この軸受け部材1の貫通孔101に回転可能に挿通される軸部材としての回転軸2と、摺動子3を保持し回転軸2と共に回転する摺動子受け4と、摺動子3が摺接する導電パターン501が設けられた基板5を保持する絶縁部材6と、回転軸2の回転に荷重を加える板ばね7と、プッシュスイッチを構成する可動接点8及び固定接点9と、固定接点9が設けられると共に本回転型電気部品の底面を構成するケース10と、軸受け部材1や絶縁部材6をケース10に取り付ける取付部材11とを含んで構成されている。
軸受け部材1は、例えば、亜鉛ダイキャストで構成され、貫通孔101を有する筒状部102と、この筒状部102の後方側に設けられる矩形状のフランジ部103とを有している。フランジ部103の後方側の面には、貫通孔101の周囲に環状(円環状)の内面を有する凹部104が形成されている。また、フランジ部103の四隅には、絶縁部材6及びケース10に設けられた係合穴と係合する係合片105が設けられている。また、筒状部102の内壁には、回転軸2の一定位置以上の回転を規制するストッパ106が設けられている。
回転軸2は、例えば、絶縁性の樹脂材料で成型され、その中央に鍔部201が形成されると共に、その後方側端部に係合部202が形成されている。係合部202には、対向する一対の平面部202aが形成され、後述する連結部材14の開口部1402と係合するものとなっている。回転軸2における係合部202よりも前方側の位置には、軸受け部材1からの回転軸2の抜け止めのためのOリング12が固定される溝部203が形成されている。また、回転軸2の前方側端部には、不図示の操作つまみを固定するための固定面204が設けられている。
摺動子3は、例えば、洋白で構成され、円環形状部301と、この円環形状部301の内周縁部の一部を切り起こして形成される一対の摺接片302と、円環形状部301の外周縁部の一部を切り起こして形成される摺接部303とを有している。これらの摺接片302及び摺接部303は、僅かに本回転型電気部品の後方側に延出し、後述する基板5の導電パターン501と摺接するものとなっている。また、円環形状部301の所定位置には、後述する摺動子受け4のカシメ用突起403が挿通される一対の孔304が形成されている。また、円環形状部301における孔304の間に配置される部分には、後述するスペー13を摺動子受け4に押し付ける押し付け部305が設けられている。
摺動子受け4は、例えば、ポリアミド等の樹脂材料で成型され、概して円環形状を有している。摺動子受け4には、板ばね7の一部を保持する一対の保持部401が設けられている。これらの一対の保持部401の間には、概して半円弧形状を有する一対の開口部402が形成されている。また、一対の保持部401には、後方側に突出する一対のカシメ用突起(以下、単に「突起」という)403が設けられている。これらの突起403は、摺動子3を固定するためのものであり、摺動子3の孔304に挿通した状態で熱変形させることで摺動子3を保持するものとなっている。摺動子受け4の外周縁部には、絶縁部材6側に延出する側壁部404が設けられている。また、摺動子受け4の内周縁部には、その内側に突出し、後述する連結部材14の係合溝1403と係合する一対の係合片405が設けられている。さらに、摺動子受け4の内周縁部には、後述する連結部材14の突出片1405を収容する凹部406が設けられている。
この摺動子受け4と、摺動子3との間には、スペーサ13が配置されている。スペーサ13は、例えば、りん青銅で構成され、概して円環形状を有している。スペーサ13の所定位置には、上述した摺動子受け4の突起403が挿通される一対の孔1301が形成されている。スペーサ13は、摺動子3と同様に、突起403をこれらの孔1301に挿通させ、熱変形させることにより摺動子受け4に取り付けられるものとなっている。スペーサ13は、摺動子受け4の開口部402を覆う位置に配置され、後述するように軸受け部材1と板ばね7との摺接により発生し得る摩耗粉が摺動子3の摺動領域に侵入し難くする役割を果たす。
絶縁部材6は、例えば、絶縁性の樹脂材料で成型され、概して矩形状を有している。絶縁部材6の前面には、円環形状を有する凹部601が形成されている。一方、絶縁部材6には、摺動子3の摺接片302及び摺接部303が摺接する導電パターン501が前面に設けられた基板5がインサート成形されている。基板5は、凹部601の内底面に対応する位置に配置され、導電パターン501が前方側に露出するものとなっている。導電パターン501は、摺接片302が摺接する良導電性の第1導電パターン501aと、摺接部303が摺接する抵抗体パターンからなる第2導電パターン501bとから構成されている。
凹部601の中央には、円形状の開口部602が形成され、後述するラバー部材15の一部を前方側に露出可能に構成されている。絶縁部材6の上方側の角部には、切り欠き部603が形成されている。一方、絶縁部材6の下方側の角部には、前面に軸受け部材1の係合片105と係合する係合穴604が設けられている。なお、導電パターン501に設けられた複数の外部接続用端子502は、絶縁部材6の下方側から後方側に引き出され、本回転型電気部品が実装されるプリント基板(図示せず)の接続端子と接続可能となっている。
この絶縁部材6の前方側には、回転軸2及び摺動子受け4と連結され、回転軸2の回転を摺動子受け4に伝達する連結部材14が配置されている。連結部材14は、例えば、絶縁性の樹脂材料で成型され、摺動子受け4の円形開口部に対応する円形状を有している。連結部材14の前面には、円形状の凹部1401が設けられており、その内底面には、回転軸2の係合部202に対応する形状を有する開口部1402が形成されている。この開口部1402は、僅かに係合部202よりも大きい寸法に形成されており、回転軸2に対する押圧操作に応じて係合部202が往復移動できるように構成されている。
連結部材14の外周には、摺動子受け4の係合片405が係合する一対の係合溝1403が設けられている。一対の係合片405は、その間の寸法が一対の係合溝1403の外周間の寸法よりも小さい寸法に設定されている。このため、連結部材14は、一対の係合片405の間に圧入されることとなる。また、連結部材14には、前方側に突出する突出片1404が設けられている。この突出片1404は、軸受け部材1の筒状部102の内壁に設けられたストッパ106と当接し、連結部材14(回転軸2)の回転を規制する。さらに、連結部材14の後面には、側方側(図1及び図2に示す上下方側に突出する一対の突出片1405が設けられている。この突出片1405は、摺動子受け4の対応する凹部406に収容され、摺動子受け4と連結部材14とを一体的に回転させる役割を担うものである。
板ばね7は、例えば、チタン銅で構成され、概して円環形状を有している。板ばね7は、摺動子受け4の製造時にインサート成形されるものであり、その一部が摺動子受け4の保持部401に埋設される一方、その他の部分が開口部402から露出している。開口部402から露出する部分には、本回転型電気部品の前方側に曲げ加工が施されており、その一部が軸受け部材1の凹部104の内面と弾接するように構成されている。本回転型電気部品においては、軸受け部材1の凹部104の内面に板ばね7を弾接させることにより、回転軸2の回転操作時における荷重(回転トルク)を得るものとなっている。なお、この板ばね7の構成、並びに、板ばね7と摺動子受け4との関係については後述する。
可動接点8は、導電性を有する金属材料で構成され、円環形状部801と、この円環形状部801の内側に配置される接点部802と、円環形状部801の外周縁部から突出し、後述するケース10の位置決め部1002に収容される一対の位置決め片803とを有している。固定接点9は、導電性を有する金属材料で構成され、中央固定接点901と、この中央固定設定901の外側に配置される外部固定接点902とを有し、後述するケース10の凹部1001内に配置されている。これらの中央固定接点901及び外部固定接点902は、ケース10の前面から露出するようにケース10に埋設されている。なお、固定接点9の外部接続用端子903は、ケース10の上方側の端部に導出されている。
これらの可動接点8及び固定接点9の前方側には、回転軸2に対する押圧操作に応じて可動接点8を押圧する一方、その押圧操作の解除に応じて回転軸2を初期状態(押圧されていない状態)に復帰させるラバー部材15が配置されている。ラバー部材15は、回転軸2の係合部202の先端部と当接する当接部1501と、回転軸2に対する押圧操作に応じて反転する反転部1502とを有している。
ケース10は、例えば、絶縁性の樹脂材料で成型され、概して矩形状を有している。ケース10の前面部中央には、円形状の凹部1001が設けられている。この凹部1001の内底面に固定接点9が設けられている。凹部1001の所定位置には、一対の位置決め部1002が設けられている。これらの位置決め部1002は、凹部10に収容された可動接点8の位置決め片803を収容し、当該可動接点8の位置決めを行う。ケース10の上方側の角部には、前方側に突出する一対の突出片1003が設けられている。これらの突出片1003には、その前面に軸受け部材1の係合片105と係合する係合穴1003aが設けられている。
取付部材11は、例えば、金属製の板状材料に打ち抜き加工を施すと共に、曲げ加工を施すことで形成される。取付部材11の前面部1101には、軸受け部材1の筒状部102を前方側に露出させる開口部1102が形成されている。取付部材11の側面部1103は、前面部1101の側端部から後方側に延出して設けられている。各側面部1103には、その両端部にケース10の後面側で折り曲げられる一対の取付片1104が設けられている。また、取付片1104の中央には、本回転型電気部品が実装される基板への半田付け固定に使用される固定片1105が設けられている。さらに、前面部1101の上端部及び下端部には、それぞれ後方側に延出する一対の固定片1106、1107が設けられている。これらの固定片1106、1107も本回転型電気部品が実装される基板への半田付け固定に使用される。
ここで、本実施の形態に係る回転型電気部品が有する摺動子受け4に取り付けられる板ばね7の構成について説明する。図3は、本実施の形態に係る回転型電気部品が有する摺動子受け4の斜視図(同図(a))及び摺動子受け4に取り付けられる板ばね7の斜視図(同図(b))である。図4及び図5は、それぞれ本実施の形態に係る回転型電気部品が有する摺動子受け4の正面図及び側面図である。なお、図3(b)においては、摺動子受け4に取り付けられた後、曲げ加工が施された状態の板ばね7を示している。実際に摺動子受け4に取り付けられる前においては、板ばね7は、曲げられていない状態となっている。
図3(b)に示すように、板ばね7は、概して円環形状を有しており、摺動子受け4(回転軸2)の回転軸線を挟んで対向する位置に設けられた一対の弾性腕部701a、701bと、これらの弾性腕部701a、701bを連結する一対の連結部702a、702bとから構成されている。弾性腕部701a、701bは、半円弧形状を有しており、連結部702a、702bがこれらの弾性腕部701a、701bの端部を連結することで、板ばね7が概して円環形状を形成している。
連結部702a、702bは、平板形状を有しており、図3(a)に示すように、摺動子受け4の保持部401に埋設されている。弾性腕部701a、701bは、開口部402において、保持部401の図3(a)に示す上端部及び下端部から露出している。また、弾性腕部701a、701bは、開口部402に露出する部分において、軸受け部材1側に延出すると共に、軸受け部材1に接触する部分が面接触するように曲げ加工が施されている。これにより、弾性腕部701a、701bの図3(b)に示す上下端部には、弾接部703a、703bが形成される。これらの弾接部703a、703bが軸受け部材1の凹部104の内面に面接触することで回転軸2に対する回転操作時の回転トルクが発生する。
このように形成される弾性腕部701a、701bは、図4に示すように、摺動子受け4の開口部402に沿って配置されている。また、図5に示すように、弾性腕部701a、701bが摺動子受け4の同図に示す右方側端面よりも軸受け部材1側に延出し、弾接部703a、703bが軸受け部材1の凹部104の内面に面接触できるように構成されている。
このように板ばね7が取り付けられる摺動子受け4に対して、上述したように、本回転型電気部品の後方側(図4に示す紙面手前側)からスペーサ13及び摺動子3が取り付けられる。図6及び図7は、本実施の形態に係る回転型電気部品が有する摺動子受け4にスペーサ13が取り付けられた状態の正面図及びスペーサ13及び摺動子3が取り付けられた状態の正面図である。
図6に示すように、スペーサ13は、摺動子受け4の内周側の略円形状の開口部を除き、摺動子受け4の側壁部404の内側部分の略全域を覆うように取り付けられている。このようにスペーサ13は、摺動子受け4の開口部402に対応する略全ての領域を覆っている。したがって、回転軸2に対する回転操作に応じて板ばね7と軸受け部材1との摺接により摩耗粉が発生した場合においても、スペーサ13でその摩耗粉を受け止め、摩耗粉が摺動子3と導電パターン501との接触領域に侵入し難くすることができ、これらの接触状態が悪化する事態を防止することが可能となる。
また、摺動子3は、このように取り付けられたスペーサ13の後方側の位置に取り付けられる。この場合において、摺動子3の円環形状部301に設けられた押し付け部305は、スペーサ13を摺動子受け4に押し付けるものとなっている。このように摺動子受け4に対して摺動子3を取り付けることにより、その押し付け部305によりスペーサ13を摺動子受け4に押し付けることができるので、スペーサ13の浮きを防止して所望の位置に取り付けることが可能となる。なお、スペーサ13及び摺動子3の摺動子受け4への取り付けは同時に行われる。すなわち、スペーサ13の孔1301と摺動子3の孔304とに摺動子受け4の突起403を挿通させ、この状態で突起403の先端を熱変形させてつぶすことにより、スペーサ13と摺動子3とを摺動子受け4に取り付けている。
図8は、本実施の形態に係る回転型電気部品の外観を示す斜視図である。本回転型電気部品を組み立てると、図8に示すように、軸受け部材1が絶縁部材6及びケース10に重ねられた状態で取付部材11により取り付けられる。この場合において、軸受け部材1の筒状部102は、取付部材11の開口部1102から上方側に露出した状態とされ、この筒状部102の貫通孔101から回転軸2の一部が露出した状態とされている。
図9は、本実施の形態に係る回転型電気部品の断面図である。図9においては、初期状態、すなわち、回転軸2に対して回転操作及び押圧操作が行われていない状態について示している。なお、図9における上方側が図1に示す回転型電気部品の前方側に相当し、図9における下方側が図1に示す回転型電気部品の後方側に相当する。
図9に示すように、回転軸2は、鍔部201よりも同図に示す下方側の一部が軸受け部材1の筒状部102の内部に配置されている。係合部202は、連結部材14の開口部1402に挿通され、その先端部がケース10の凹部1001に配置されたラバー部材15の当接部1501に当接した状態となっている。初期状態においては、ラバー部材15の弾性復帰力により回転軸2が外部側に押し出された状態となっている。この場合において、回転軸2の溝部203に固定されたOリング12は、軸受け部材1の内壁面と当接して貫通孔101からの回転軸2の脱落を防止している。
軸受け部材1は、その凹部104に摺動子受け4の上方側の一部を収容した状態で絶縁部材6及びケース10に重ねて取り付けられている。この場合において、軸受け部材1の係合片105は、絶縁部材6の係合穴604に係合される一方、軸受け部材1の他の係合片105は、ケース10の係合穴1003aに係合している(図9に不図示:図1及び図2参照)。この軸受け部材1の上方側から取付部材11が被せられ、その取付片1104をケース10の下面側に折り曲げることで軸受け部材1が絶縁部材6及びケース10に固定される。
摺動子受け4は、軸受け部材1と絶縁部材6との間の位置に配置される。摺動子受け4は、その下面に設けられた側壁部404の下端が絶縁部材6の凹部601の外側部分(導電パターン501の外側部分)の上面に接触した状態となっている。このように側壁部404の下端が絶縁部材6の凹部601の外側部分に接触させるようにしたことから、回転軸2に対する回転操作に応じて板ばね7と軸受け部材1との摺接により摩耗粉が発生した場合においても、摺動子受け4の外側から導電パターン501に対する摺動子3の接触領域に侵入し難くすることができるので、これらの接触状態が悪化する事態を防止することが可能となる。
このように配置された状態において、摺動子受け4の下面に取り付けられた摺動子3は、一対の摺接片302及び摺接部303が、これらに対向配置される基板5の導電パターン501に接触した状態となっている。一方、摺動子受け4に取り付けられた板ばね7は、その弾性腕部701a、701bにおける弾接部703a、703bが軸受け部材1の凹部104の内面(下面)に弾接した状態となっている。
このような構成を有する回転型電気部品において、回転軸2に対して回転操作が行われた場合、上述したように、回転軸2の係合部202には、平面部202aが形成され、開口部1402はこれに対応する形状を有することから、回転軸2と一緒に連結部材14も回転する。また、摺動子受け4の係合片405は、連結部材14の係合溝1403に係合していることから、連結部材14が回転すると連結部材14と一緒に摺動子受け4も回転する。摺動子受け4には、摺接片302等を導電パターン501に接触させた状態で摺動子3が取り付けられていることから、摺動子受け4が回転すると、摺接片302等が導電パターン501上を摺動する。このとき、導電パターン501上における摺接部303等の位置に応じた信号が外部接続用端子502を介して出力される。本回転型電気部品を搭載する電子機器等においては、この出力信号に応じて回転軸2に対する回転操作量を検出するものとなっている。
一方、回転軸2に対して押圧操作が行われた場合には、図10に示すように、鍔部201が軸受け部材1の同図に示す上面に接触する位置まで回転軸2が移動する。これに伴って、回転軸2の係合部202は、連結部材14の開口部1402を図10に示す下方側に移動し、その先端部がラバー部材15の当接部1501を下方側に押し込む。これにより、ラバー部材15の反転部1502が反転し、当接部1501の下面が可動接点8の接点部802を押し下げ、中央固定接点901と接触させる。この接点部802と中央固定接点901との接触により、プッシュスイッチのオン信号が外部接続用端子903を介して出力される。本回転型電気部品を搭載する電子機器等においては、この出力信号に応じて回転軸2に対する押圧操作の有無を検出するものとなっている。
以上説明したように、本実施の形態に係る回転型電気部品においては、回転軸2の回転に荷重を加える板ばね7を摺動子受け4に取り付けると共に、この板ばね7の一部に設けた弾接部703a、703bを金属製の軸受け部材1の内面に弾接させて荷重(回転トルク)を得るようにしている。これにより、リフロー半田付け工程等において高温に晒される場合においても、弾接部703a、703bと当接する軸受け部材1に熱変形を起こし難くすることができるので、回転トルクのムラを防止して操作性に優れた回転型電気部品を提供することが可能となる。
特に、本実施の形態に係る回転型電気部品においては、板ばね7の一部(連結部702a、702b)を摺動子受け4の保持部401に埋設させたことから、板ばね7を摺動子受け4に対して確実に保持することができるので、回転操作時における優れた操作感触を付与することが可能となる。また、弾性腕部701a、701bを摺動子受け4の開口部402から露出させ、当該露出した位置で曲げるようにしたことから、摺動子受け4に対して板ばね7をインサート成形する場合においても、そのインサート成形後に板ばね7を折り曲げることができる。これにより、曲げ加工が施された板ばね7を摺動子受け4にインサート成形するなどの複雑な加工を必要とすることなく、軸受け部材1側に延びる板ばね7を容易に形成することが可能となる。
また、本実施の形態に係る回転型電気部品においては、回転軸2の回転軸線を挟んで対向する位置に一対の弾性腕部701a、701bを設けていることから、バランス良く荷重(回転トルク)を得ることができ、良好な操作感触を付与することが可能となる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。例えば、本実施の形態においては、スペーサ13が摺動子受け4の開口部402の略全ての領域を覆ったもので説明しているが、必ずしもスペーサ13が開口部402を完全に覆っている必要はない。この場合、摺接片302及び摺接部303と導電パターン501との摺接位置に対向した部分における開口部402がスペーサ13によって覆われていることが望ましい。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
本発明の一実施の形態に係る回転型電気部品の分解斜視図である。 上記本実施の形態に係る回転型電気部品の分解斜視図である。 上記実施の形態に係る回転型電気部品が有する摺動子受けの斜視図(a)及びこれに取り付けられる板ばねの斜視図(b)である。 上記実施の形態に係る回転型電気部品が有する摺動子受けの正面図である。 上記実施の形態に係る実施の形態に係る回転型電気部品が有する摺動子受けの側面図である。 上記実施の形態に係る回転型電気部品が有する摺動子受けにスペーサが取り付けられた状態の正面図である。 上記実施の形態に係る回転型電気部品が有する摺動子受けにスペーサ及び摺動子が取り付けられた状態の正面図である。 上記実施の形態に係る回転型電気部品の外観を示す斜視図である。 上記実施の形態に係る回転型電気部品の初期状態における断面図である。 上記実施の形態に係る回転型電気部品に対して押圧操作が行われ他場合の断面図である。
符号の説明
1 軸受け部材
101 貫通孔
102 筒状部
103 フランジ部
104 凹部
105 係合片
106 ストッパ
2 回転軸(軸部材)
201 鍔部
202 係合部
202a 平面部
203 溝部
204 固定面
3 摺動子
301 円環形状部
302 摺接片
303 摺接部
304 孔
305 押し付け部
4 摺動子受け
401 保持部
402 開口部
403 突起(カシメ用突起)
404 側壁部
405 係合片
406 凹部
5 基板
501 導電パターン
6 絶縁部材
601 凹部
602 開口部
603 切り欠き部
604 係合穴
7 板ばね
701a、701b 弾性腕部
702a、702b 連結部
703a、703b 弾接部
8 可動接点
801 円環形状部
802 接点部
9 固定接点
901 中央固定接点
902 外部固定接点
903 外部接続用端子
10 ケース
1001 凹部
1002 位置決め部
1003 突出片
1003a 係合穴
11 取付部材
1101 前面部
1102 開口部
1103 側面部
1104 取付片
1105〜1107 固定片
12 Oリング
13 スペーサ
1301 孔
14 連結部材
1401 凹部
1402 開口部
1403 係合溝
1404、1405 突出片
15 ラバー部材

Claims (6)

  1. 貫通孔を有する金属製の軸受け部材と、前記貫通孔に回転可能に挿通された軸部材と、摺動子を保持し前記軸部材と共に回転する摺動子受けと、前記摺動子が摺接する導電パターンが設けられた絶縁部材と、前記軸部材の回転に荷重を加える板ばねとを備え、前記板ばねを前記摺動子受けに取り付けると共に当該板ばねの一部に設けた弾接部を前記軸受け部材の内面に弾接させたことを特徴とする回転型電気部品。
  2. 前記板ばねは、前記軸受け部材の内面側に延び前記弾接部が形成された弾性腕部を有すると共にその一部が前記摺動子受けに埋設され、前記摺動子受けには前記弾性腕部を露出させる開口部が設けられ、前記弾性腕部が前記摺動子受けの前記開口部から露出した位置で曲げられていることを特徴とする請求項1記載の回転型電気部品。
  3. 前記摺動子受けの開口部を覆うスペーサを、前記摺動子と共に前記摺動子受けに取り付けたことを特徴とする請求項2記載の回転型電気部品。
  4. 前記摺動子受けには複数のカシメ用突起が設けられる一方、前記スペーサ及び摺動子には前記突起が挿通されて取り付けられる複数の孔が設けられ、前記摺動子の複数の前記孔間には、前記スペーサを前記摺動子受け側に押し付ける押し付け部が形成されていることを特徴とする請求項3記載の回転型電気部品。
  5. 前記弾性腕部は、前記軸部材の回転軸線を挟んで対向する位置に一対設けられていることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載の回転型電気部品。
  6. 前記絶縁部材側に延出する側壁部を前記摺動子受けに設け、前記側壁部の先端を前記絶縁部材における前記導電パターンの外側部分に摺接させたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の回転型電気部品。
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