JP4324571B2 - アクチュエータ装置 - Google Patents

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Description

本発明は,例えば,車両のステアリングシャフトをロックしたり,アンロックするステアリングロック装置に用いて好適なアクチュエータ装置に関する。
従来のアクチュエータ装置としてのステアリングロック装置は,モータ収容部及びギヤ収容部を覆うカバーを有したケースと,このケースのモータ収容部に収容されるモータと,ケースのギヤ収容部に回転自在に収容され,モータの駆動軸によって減速ギヤを介して回転駆動される出力ギヤと,この出力ギヤの軸部に貫通されて固定され,該出力ギヤと共に回転する出力シャフトと,この出力シャフトに取り付けられ,ステアリングシャフトをロック及びアンロックする際に用いる出力カムと,ケースのギヤ収容部に配置され,出力ギヤの軸部に一体的に形成されたカム部によってオン又はオフ操作される一対のリミットスイッチとを備えている。
特開2002−205622号公報
特開2002−326559号公報
前記従来のステアリングロック装置では,出力ギヤの位置検出用のリミットスイッチをケースのギヤ収容部内に組み込んでねじ止めや接着剤等により固定していたが,リミットスイッチをケースのギヤ収容部に組み込む際にその作業性が悪く,また,リミットスイッチをケースのギヤ収容部に直に取り付けてねじ止めや接着剤等で固定する作業は熟練を要した。
そこで,本発明は,前記した課題を解決すべくなされたものであり,ケースのギヤ収容部内にスイッチ手段を簡単かつ確実に固定することができるアクチュエータ装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、モータ収容部及びギヤ収容部を有し、該ギヤ収容部には円柱状の支軸及び固定用ボスが一体突出形成されたケースと、このケースに装着されて前記モータ収容部及びギヤ収容部を覆うカバーと、前記ケースのモータ収容部に収容されるモータと、前記ケースのギヤ収容部に回転自在に収容され、前記モータの駆動軸によって回転駆動され、かつ前記ケースに形成された前記支軸により回転自在に支持される出力シャフト部とカム部とを有する出力ギヤと前記ケースのギヤ収容部に収容され、前記出力ギヤが所定の角度回転した時に前記カム部によってオン又はオフ操作され、かつ前記ケースに形成された前記固定用ボスがはめ込まれる係合孔が形成されたスイッチ手段と、このスイッチ手段を前記ケースのギヤ収容部内に押さえ付けるスイッチホルダとを備えたアクチュエータ装置において、前記スイッチホルダは、ホルダ本体と、該ホルダ本体の中央に形成され、前記スイッチ手段の前記係合孔と前記ケースの前記固定用ボスとがはめ込まれた状態の前記スイッチ手段を視認するための覗き用窓部と、前記ホルダ本体から下方に一体突出形成され、かつ前記ケースの係合部と係合する仮止め用係止部と、前記ホルダ本体に一体突出形成された保持部とを有し、前記ケースは前記スイッチホルダの前記保持部が収容される係合凹部を有し、前記カバーは前記ケースの前記係合凹部と係合することで前記スイッチホルダの前記保持部を挾持する係止凸部を有し、前記スイッチホルダの仮止め用係止部により前記スイッチホルダを前記ケースの係合部に仮止めした後で前記ケースに前記カバーを装着する際に、前記スイッチホルダを前記ケースと前記カバーとの間で挾持自在にしたことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1記載のアクチュエータ装置であって、前記出力ギヤは、前記スイッチホルダの前記覗き用窓部を介して前記ケースの前記支軸と組み付けられることを特徴とする。
以上説明したように、請求項1の発明によれば、スイッチ手段をケースのギヤ収容部内に押さえ付けるスイッチホルダを備え、このスイッチホルダにケースの係合部に仮止めされる仮止め用係止部を設け、この仮止め用係止部によりスイッチホルダをケースの係合部に仮止めした後でケースにカバーを装着する際に、スイッチホルダをケースとカバーとの間で挾持自在にしたことにより、このケースとカバーとの間で挾持されるスイッチホルダを介してケースのギヤ収容部内にスイッチ手段を簡単かつ確実に固定することができる。特に、スイッチホルダに保持部を設ける一方、ケースにスイッチホルダの保持部が収容される係合凹部を設けると共に、カバーに該係合凹部に係合されて該スイッチホルダの保持部を挾持する係止凸部を設けたことにより、ケースにカバーを装着する際に、ケースの係合凹部とカバーの係止凸部との間にスイッチホルダの保持部を簡単かつ確実に固定することができる。
請求項の発明によれば、スイッチホルダにスイッチ手段を視認する覗き用窓部を形成し、この覗き用窓部を介して出力ギヤをケースの支軸と組み付けたことにより、この覗き用窓部によりスイッチ手段の操作レバー部等が確実に作動しているかどうかを簡単に確認することができる。
以下,本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態のステアリングロック装置の分解斜視図,図2は同ステアリングロック装置の断面図,図3は同ステアリングロック装置のケースの平面図,図4は同ステアリングロック装置の出力ギヤ周辺の拡大平面図,図5は同出力ギヤ周辺の拡大断面図,図6は同ケースとカバーとスイッチホルダ及びリミットスイッチの関係を示す分解斜視図,図7は同ケースにスイッチホルダを仮止めした状態を示す平面図,図8(a)は同ケースにスイッチホルダを仮止めした状態を示す断面図,図8(b)は同仮止め状態の要部の拡大断面図,図9(a)は同ケースとカバー間にスイッチホルダを挾持した取付状態の概略説明図,図9(b)は同取付状態の要部の拡大説明図,図10は同ステアリングロック装置に用いられるモータを斜め前側から見た斜視図,図11は同モータを斜め後側から見た斜視図,図12は同モータの平面図,図13は同モータの側面図,図14は同モータに装着される弾性体の平面図,図15は同弾性体の側面図である。
図1〜図3に示すように,ステアリングロック装置(アクチュエータ装置)10は,モータ収容部11a及び該モータ収容部11aに連通するギヤ収容部11bを有し,かつ,該ギヤ収容部11bに円柱状の支軸12を一体突出形成した合成樹脂製で箱形のケース11と,このケース11のモータ収容部11a及びギヤ収容部11bを覆うと共に円形孔状の軸受部14を形成し,かつ,ケース11の全体を覆ってビス15で締結固定される合成樹脂製のカバー13とを備えている。
このケース11のモータ収容部11aにはモータ20が収容されており,そのアーマチュア軸(駆動軸)21の先端21aはギヤ収容部11bの軸受保持部11cに保持された軸受16に回転自在に支持されている。また,アーマチュア軸21の先端側にはウォーム22を取り付けてあり,このウォーム22はギヤ収容部11b内に入り込んでいる。尚,アーマチュア軸21に取り付けられた図示しないアーマチュアのアーマチュアコイルに電流が供給されると,該アーマチュアが正回転又は逆回転され,アーマチュアコイルに供給された電流が遮断されると,電磁制動回路が形成されてアーマチュアコイルに電磁制動電流が流れるようになっている。
図1〜図5に示すように,ケース11のギヤ収容部11bには,モータ20のアーマチュア軸21のウォーム22に噛合して回転駆動される合成樹脂製の出力ギヤ23を回転自在に収容してある。この出力ギヤ23は,支軸を成す出力シャフト部24と,この出力シャフト部24の中央に一体突出形成され,モータ20のアーマチュア軸21のウォーム22に噛合するギヤ部25と,出力シャフト部24の大径部(上部)24aの上面24bに一体突出形成された一対の出力カム部26,26とを備えている。この各出力カム部26は,後述するカバー13の天井壁13aに形成された円形孔状の軸受部14より外側に露出するようになっており,図示しないステアリングシャフトをロック及びアンロックする際に用いられる。
図1〜図5に示すように,ケース11のギヤ収容部11bの底壁11dの中央には,長尺で円柱状の支軸12を上方に一体突出形成してある。また,出力ギヤ23の出力シャフト部24の小径部(下部)24dには上記支軸12に嵌合される円形凹状の軸受部24eを形成してあると共に,該軸受部24eの内端面(底面)24fを円柱状の支軸12の上面12aに摺動自在に載置してある。さらに,軸受部24eの開口端,即ち,出力シャフト部24の小径部24dの下端24gをケース11の底壁11dから所定クリアランス離間させてある。これらにより,出力ギヤ23の出力シャフト部24は円柱状の支軸12にスムーズに回転するように支持されている。
また,カバー13の天井壁13aの支軸12に対向する位置には,円形孔状の軸受部14を形成してある。この円形孔状の軸受部14の内周面14aに出力シャフト部24の大径部24aの外周面24cを回転自在に支持してある。
図1,図2,図5に示すように,出力ギヤ23のギヤ部25は出力シャフト部24の大径部24aの下側に一体形成されている。さらに,図1,図3に示すように,出力シャフト部24の大径部24aの外周面24cには,カバー13の天井壁13aの内面に形成された図示しないストッパ部に当接係止される円弧状でブロック状のストッパ部27を一体突出形成してある。このストッパ部27は,出力シャフト部24の大径部24aの外周面24cから円周方向に所定の幅寸法を持って円弧状に一体突出突出されている。
さらに,図3に示すように,出力シャフト部24の小径部24dには,カム部28が一体突出形成されている。このカム部28に対向するケース11のギヤ収容部11b内には出力ギヤ23が所定の角度回転した時に該カム部28によってオン又はオフ操作される一対のリミットスイッチ(スイッチ手段)30,30を合成樹脂製のスイッチホルダ35を介して取り付けてある。
図1及び図6〜図9に示すように,出力ギヤ23の位置検出用の一対のリミットスイッチ(スイッチ手段)30,30は,合成樹脂製のスイッチホルダ35によりケース11のギヤ収容部11b内に押さえ付けられるようになっている。即ち,図1,図6,図9に示すように,各リミットスイッチ30の前面の両側には,断面円形で上下面に貫通した一対の係合孔(係合部)31,31をそれぞれ形成してある。また,各リミットスイッチ30の後面には操作レバー部32を取り付けてある。さらに,各リミットスイッチ30の前面には一対の端子33,33をそれぞれ突設してある。この各端子33にはハーネス34の芯線34aが半田付けにより接続されるようになっている。
また,図1に示すように,ケース11のギヤ収容部11bの底壁11dの各リミットスイッチ30の一対の係合孔31,31に対向する位置には,該各リミットスイッチ30の一対の係合孔31,31が嵌め込まれて固定される一対の固定用ボス(固定用係止部)11e,11eをそれぞれ一体突出形成してある。
図1及び図6〜図9に示すように,各リミットスイッチ30をケース11のギヤ収容部11b内に押さえ付けるスイッチホルダ35は合成樹脂により板状に形成してあり,そのホルダ本体35aの中央には各リミットスイッチ30等を視認する孔状の覗き用窓部36を形成してある。また,スイッチホルダ35のホルダ本体35aの両側にはケース11の底壁11dに形成されたL字状で一対の係合部11f,11fにそれぞれ仮止めされる一対の仮止め用係止爪(仮止め用係止部)37,37を下方に一体突出形成してある。さらに,スイッチホルダ35のホルダ本体35aの両側には一対の腕部(保持部)38,38をL字状に一体突出形成してある。また,ケース11の側壁11gにはスイッチホルダ35の各腕部38が収容される係合凹部11hを設けてあると共に,カバー13の側壁13bには該各係合凹部11hに係合されて該スイッチホルダ35の各腕部38を挾持する係止凸部13cを下方に一体突出形成してある。そして,各仮止め用係止爪37によりスイッチホルダ35をケース11の各係合部11fに仮止めした後で,ケース11の側壁11gの各係合凹部11hにカバー13の側壁13bの各係止凸部13cを嵌合する際に,スイッチホルダ35の各腕部38をケース11の各係合凹部11hとカバー13の係止凸部13cとの間で挾持自在にしてある。
図1,図3に示すように,ケース11のモータ収容部11aの相対向する両側壁13b,13bの内面の所定位置には,図1の上下方向に延びる凸部11i,11iを一体突出形成してある。また,モータ収容部11a内の底壁11dには,モータ20の軸方向に平行に延びる一対の凸部11j,11jをそれぞれ一体突出形成してある。
図10〜図15に示すように,モータ20に装着される弾性体40は,モータ20のモータ本体20aを保持する本体フローティング部41と,モータ20のアーマチュア軸(駆動軸)21の前後の各軸受20b,20cをそれぞれ保持する一対の軸受フローティング部42,43とから成り,これら本体フローティング部41と一対の軸受フローティング部42,43は,例えば,熱可塑性エラストマ系樹脂材(弾性部材)により一体形成されている。また,本体フローティング部41と後側の軸受フローティング部43との間には切欠き部44を形成してある。一対の軸受フローティング部42,43は,ケース11の軸受保持部11k,11mにそれぞれ嵌合され,保持される。
図14,図15に示すように,本体フローティング部41は,上片41a及び下片41bと,この上片41a及び下片41bを連結する両側片41c,41dとでモータ20のモータ本体20aを包み込むように形成してある。また,上片41aの上面にはモータ本体20aの幅方向に平行に延びる一対の凸部41e,41eをそれぞれ一体突出形成してある。さらに,下片41bの下面にはモータ本体20aの幅方向に平行に延びる一対の凸部41f,41fをそれぞれ一体突出形成してある。
また,各軸受フローティング部42,43の中央には,アーマチュア軸(駆動軸)21を回転自在に支持する前後の各軸受20b,20cに嵌め込まれる孔部42a,43aをそれぞれ形成してある。
弾性体40を装着したモータ20は,ケース11の軸受保持部11k,11mに弾性体40の一対の軸受フローティング部42,43をそれぞれ嵌合することにより,該モータ20は該軸受保持部11k,11mを介してフローティング自在に支持されている。
また,モータ20は,モータ収容部11a内の底壁11dに形成した一対の凸部11j,11jとカバー13の天井壁13aの内面との間に,弾性体40の上片41aと下片41bにそれぞれ形成した一対の凸部41e,41eと一対の凸部41f,41fを介してフローティング自在に支持されている。
尚,出力ギヤ23からの大きな反力がウオーム22を介してアーマチュア軸21に作用した際に,その反力がモータ20をフローティング支持している弾性体40の許容限度を超えた荷重であった場合に,モータ本体20aの外側面がケース11の相対向する両側壁13b,13bの内面に一体突出形成した各凸部11iに当接する。このため,モータ20は所定の範囲内に保持される。
以上実施形態のステアリングロック装置10によれば,モータ20の図示しないアーマチュアコイルに電流が供給されると,アーマチュア軸21のウォーム22が回転し,このウォーム22に噛合されている出力ギヤ23及び該出力ギヤ23の出力シャフト部24が回転される。
この出力ギヤ23が予め定められた所定の角度だけ回転すると,該出力ギヤ23の出力シャフト部24の小径部24dに一体突出形成されたカム部28によりケース11のギヤ収容部11b内に配置されているオフ状態(OFF)の一対のリミットスイッチ30,30の各操作レバー部32が押されて該各リミットスイッチ30がオン状態(ON)になる。この各リミットスイッチ30のONにより,モータ20に位置検出信号が出力されて通電がOFFされ,アーマチュアコイルに供給された電流が遮断される。この各リミットスイッチ30のON後も,出力ギヤ23はディレー及び惰走により,なおも回転を続行するが,該出力シャフト部24の大径部24aに形成したストッパ部27が,カバー13の天井壁13aの内面に形成された図示しないストッパ部に当接して,該出力ギヤ23は停止する。尚,この出力ギヤ23が停止する位置では,カム部28は各リミットスイッチ30をオン状態に保持している。
図1及び図6〜図9に示すように,一対のリミットスイッチ30,30をケース11のギヤ収容部11b内に組み付ける場合には,まず,ケース11のギヤ収容部11bの底壁11dに突設した各一対の固定用ボス11e,11eに各リミットスイッチ30の一対の係合孔31,31を嵌め込んで固定させる。
そして,図7,図8に示すように,スイッチホルダ35の一対の仮止め用係止爪37,37をケース11のギヤ収容部11bの一対の係合部11f,11fに仮止めする。次に,図9に示すように,ケース11にカバー13を装着して該ケース11にカバー13をビス15を介して締結固定すると,スイッチホルダ35の一対の腕部38,38がカバー13の側壁13bの一対の係止凸部13c,13cに押されてケース11の側壁11gの一対の係合凹部11h,11h内に嵌め込まれる。これにより,スイッチホルダ35の一対の腕部38,38がケース11の側壁11gの一対の係合凹部11h,11hとカバー13の側壁13bの一対の係止凸部13c,13cとの間で挾持される。その結果,一対のリミットスイッチ30,30をケース11のギヤ収容部11bの底壁11dとスイッチホルダ35のホルダ本体35aとの間で簡単かつ確実に固定することができる。
尚,図9(a)に示すように,ケース11にカバー13を装着することで,スイッチホルダ35の一対の仮止め用係止爪37,37のケース11のギヤ収容部11bの一対の係合部11f,11fへの仮止めの役割はなくなる。
このように,ケース11にカバー13を装着する際に,ケース11の側壁11gの一対の係合凹部11h,11hとカバー13の側壁13bの一対の係止凸部13c,13cとの間にスイッチホルダ35の一対の腕部38,38を簡単かつ確実に固定することができる。このケース11とカバー13との間で挾持されるスイッチホルダ35のホルダ本体35aの押し付けで,ケース11のギヤ収容部11b内に一対のリミットスイッチ30,30を簡単かつ確実に固定することができる。
また,スイッチホルダ35の略中央に形成された覗き用窓部36により,一対のリミットスイッチ30,30の各操作レバー部32等が確実に作動しているかどうかを簡単に確認することができる。
尚,前記実施形態によれば,アクチュエータ装置としてステアリングロック装置に使用される場合について説明したが,ステアリングロック装置以外の他のアクチュエータ装置に前記実施形態を適用できることは勿論である。
本発明の一実施形態のステアリングロック装置の分解斜視図である。 上記ステアリングロック装置の断面図である。 上記ステアリングロック装置のケースの平面図である。 上記ステアリングロック装置の出力ギヤ周辺の拡大平面図である。 上記ステアリングロック装置の出力ギヤ周辺の拡大断面図である。 上記ステアリングロック装置のケースとカバーとスイッチホルダ及びリミットスイッチの関係を示す分解斜視図である。 上記ケースにスイッチホルダを仮止めした状態を示す平面図である。 (a)は上記ケースにスイッチホルダを仮止めした状態を示す断面図,(b)は同仮止め状態の要部の拡大断面図である。 (a)は上記ケースとカバー間にスイッチホルダを挾持した取付状態の概略説明図,(b)は同取付状態の要部の拡大説明図である。 上記ステアリングロック装置に用いられるモータを斜め前側から見た斜視図である。 上記モータを斜め後側から見た斜視図である。 上記モータの平面図である。 上記モータの側面図である。 上記モータに装着される弾性体の平面図である。 上記弾性体の側面図である。
符号の説明
10 ステアリングロック装置(アクチュエータ装置)
11 ケース
11a モータ収容部
11b ギヤ収容部
11f 係合部
11h 係合凹部
13 カバー
13c 係止凸部
20 モータ
21 アーマチュア軸(駆動軸)
23 出力ギヤ
24 出力シャフト部
28 カム部
30 リミットスイッチ(スイッチ手段)
35 スイッチホルダ
36 覗き用窓部
37 仮止め用係止爪(仮止め用係止部)
38 腕部(保持部)

Claims (2)

  1. モータ収容部及びギヤ収容部を有し、該ギヤ収容部には円柱状の支軸及び固定用ボスが一体突出形成されたケースと、このケースに装着されて前記モータ収容部及びギヤ収容部を覆うカバーと、前記ケースのモータ収容部に収容されるモータと、前記ケースのギヤ収容部に回転自在に収容され、前記モータの駆動軸によって回転駆動され、かつ前記ケースに形成された前記支軸により回転自在に支持される出力シャフト部とカム部とを有する出力ギヤと前記ケースのギヤ収容部に収容され、前記出力ギヤが所定の角度回転した時に前記カム部によってオン又はオフ操作され、かつ前記ケースに形成された前記固定用ボスがはめ込まれる係合孔が形成されたスイッチ手段と、このスイッチ手段を前記ケースのギヤ収容部内に押さえ付けるスイッチホルダとを備えたアクチュエータ装置において、
    前記スイッチホルダは、ホルダ本体と、該ホルダ本体の中央に形成され、前記スイッチ手段の前記係合孔と前記ケースの前記固定用ボスとがはめ込まれた状態の前記スイッチ手段を視認するための覗き用窓部と、前記ホルダ本体から下方に一体突出形成され、かつ前記ケースの係合部と係合する仮止め用係止部と、前記ホルダ本体に一体突出形成された保持部とを有し、前記ケースは前記スイッチホルダの前記保持部が収容される係合凹部を有し、前記カバーは前記ケースの前記係合凹部と係合することで前記スイッチホルダの前記保持部を挾持する係止凸部を有し、前記スイッチホルダの仮止め用係止部により前記スイッチホルダを前記ケースの係合部に仮止めした後で前記ケースに前記カバーを装着する際に、前記スイッチホルダを前記ケースと前記カバーとの間で挾持自在にしたことを特徴とするアクチュエータ装置。
  2. 請求項1記載のアクチュエータ装置であって、
    前記出力ギヤは、前記スイッチホルダの前記覗き用窓部を介して前記ケースの前記支軸と組み付けられることを特徴とするアクチュエータ装置。
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