JP4230433B2 - アクチュエータ装置及び該アクチュエータ装置のスイッチ取付方法 - Google Patents

アクチュエータ装置及び該アクチュエータ装置のスイッチ取付方法 Download PDF

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Description

本発明は、例えば、車両のステアリングシャフトをロックしたり、アンロックするステアリングロック装置に用いて好適なアクチュエータ装置及び該アクチュエータ装置のスイッチ取付方法に関する。
従来のアクチュエータ装置としてのステアリングロック装置は、モータ収容部及びギヤ収容部を覆うカバーを有したケースと、このケースのモータ収容部に収容されるモータと、ケースのギヤ収容部に回転自在に収容され、モータの駆動軸によって減速ギヤを介して回転駆動される出力ギヤと、この出力ギヤの軸部に貫通されて固定され、該出力ギヤと共に回転する出力シャフトと、この出力シャフトに取り付けられ、ステアリングシャフトをロック及びアンロックする際に用いる出力カムと、ケースのギヤ収容部に配置され、出力ギヤの軸部に一体的に形成されたカム部によってオン又はオフ操作される一対のリミットスイッチとを備えている。
また、出力ギヤの上面には、カバーの内面に突設された突起に当接係止される突起を突設してある。そして、この出力ギヤの突起とカバーの突起とが当接係止すると、出力ギヤの軸部のカム部がリミットスイッチをオンしてモータの通電がオフされるようになっている。この出力ギヤの突起とカバーの突起の両突起同士の係止時の負荷を吸収するために、カバーの突起には弾性体を取り付けてある。
特開2002−205622号公報
特開2002−326559号公報
前記従来のステアリングロック装置では、出力ギヤの位置検出用のリミットスイッチをケースのギヤ収容部内に組み込んでダイレクトに取り付けて固定していたが、リミットスイッチをケースのギヤ収容部に組み込む際にその作業性が悪く、また、リミットスイッチをケースのギヤ収容部に直に取り付けて固定する作業は熟練を要した。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、ケースのギヤ収容部内にスイッチ手段を簡単かつ短時間で取り付けることができるアクチュエータ装置及び該アクチュエータ装置のスイッチ取付方法を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、モータ収容部及びギヤ収容部を覆うカバーを有したケースと、このケースのモータ収容部に収容されるモータと、前記ケースのギヤ収容部に回転自在に収容され、前記モータの駆動軸によって減速ギヤを介して回転駆動される出力ギヤと、前記ケースに回転自在に支持され、前記出力ギヤと共に回転する出力シャフトと、この出力シャフトに取り付けられる出力部材とを備え、前記出力ギヤのギヤ本体部にカム部を形成し、かつ、前記ケースのギヤ収容部に、前記出力ギヤが所定の角度回転した時に前記カム部によってオン又はオフ操作されるスイッチ手段を配置したアクチュエータ装置において、前記スイッチ手段を前記ケースのギヤ収容部に取り付けるスイッチホルダを有し、このスイッチホルダに前記スイッチ手段を仮位置決めする仮止め用係止部を設け、かつ、前記ケースのギヤ収容部に前記スイッチ手段を取り付けて固定する固定用係止部を設けたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載のアクチュエータ装置であって、前記スイッチ手段に前記仮止め用係止部及び前記固定用係止部がそれぞれ係止される共通の係合部を設け、前記仮止め用係止部を前記固定用係止部より細く形成したことを特徴とする。
請求項3の発明は、モータ収容部及びギヤ収容部を覆うカバーを有したケースと、このケースのモータ収容部に収容されるモータと、前記ケースのギヤ収容部に回転自在に収容され、前記モータの駆動軸によって減速ギヤを介して回転駆動される出力ギヤと、前記ケースに回転自在に支持され、前記出力ギヤと共に回転する出力シャフトと、この出力シャフトに取り付けられる出力部材とを備え、前記出力ギヤのギヤ本体部にカム部を形成し、かつ、前記ケースのギヤ収容部に、前記出力ギヤが所定の角度回転した時に前記カム部によってオン又はオフ操作されるスイッチ手段を配置したアクチュエータ装置のスイッチ取付方法において、前記スイッチ手段をスイッチホルダに仮位置決めし、次に、前記スイッチ手段の端子にハーネスを接続してスイッチアセンブリを構成し、次に、このスイッチ手段とスイッチホルダ及びハーネスから成るスイッチアセンブリを前記ギヤ収容部内に組み込んで、前記スイッチ手段の係合部を前記ギヤ収容部の固定用係止部に嵌め込むことを特徴とする。
以上説明したように、請求項1の発明のアクチュエータ装置によれば、スイッチ手段をケースのギヤ収容部に取り付けるスイッチホルダを有し、このスイッチホルダにスイッチ手段を仮位置決めする仮止め用係止部を設け、かつ、ケースのギヤ収容部にスイッチ手段を取り付けて固定する固定用係止部を設けたことにより、スイッチホルダに仮止め用係止部を介して仮位置決めしたスイッチ手段を、ケースのギヤ収容部の固定用係止部に取り付けるだけの簡単な組付作業により、ケースのギヤ収容部内にスイッチ手段を短時間で取り付けて固定することができる。
請求項2の発明のアクチュエータ装置によれば、スイッチ手段に仮止め用係止部及び固定用係止部がそれぞれ係止される共通の係合部を設け、仮止め用係止部を固定用係止部より細く形成したことにより、スイッチホルダの仮止め用係止部にスイッチ手段の係合部を簡単に仮位置決めすることができると共に、ケースのギヤ収容部にスイッチ手段を取り付ける際に、ケースのギヤ収容部の固定用係止部にスイッチ手段の係合部を確実に取り付けることができる。また、スイッチホルダの仮止め用係止部とケースのギヤ収容部の固定用係止部とをスイッチ手段の共通の係合部にそれぞれ係止することができるため、その分、部品点数を削減して低コスト化を図ることができる。
請求項3の発明のアクチュエータ装置のスイッチ取付方法によれば、スイッチ手段をスイッチホルダに仮位置決めし、次に、スイッチ手段の端子にハーネスを接続してスイッチアセンブリを構成し、次に、このスイッチアセンブリをケースのギヤ収容部内に組み込んで、スイッチ手段の係合部をギヤ収容部の固定用係止部に嵌め込むことにより、ケースのギヤ収容部内にスイッチアセンブリを介してスイッチ手段を簡単かつ短時間で取り付けて固定することができ、その取付作業性を向上させることができる。
以下、本発明の実施例1を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施例1のステアリングロック装置の分解斜視図、図2は同装置の平面図、図3は同装置の底面図、図4は同装置を底面側から見た斜視図、図5は同装置の背面図、図6は同装置のケース内の平面図、図7は図2中X−X線に沿う断面図、図8は同装置に用いられるモータの側面図、図9は同モータの平面図、図10(a)は同モータに装着される筒状の弾性部材の背面図、図10(b)は同弾性部材の側面図、図10(c)は同弾性部材の平面図、図11(a)は同モータの端子接続部分を示す拡大断面図、図11(b)は同端子接続部分に端子を接続した状態を示す拡大断面図、図11(c)は同端子を接続した状態のモータの部分平面図、図12は図2中Y−Y線に沿う断面図、図13は図12中Z部分の拡大断面図、図14(a)は同装置に用いられる出力シャフトとストッパ体及びカバーのストッパの関係を示す説明図、図14(b)は図14(a)中P−P線に沿う断面図、図15(a)は出力シャフトの先端部の断面図、図15(b)は同出力シャフトの先端部の側面図、図16(a)はストッパ体の平面図、図16(b)は図16(a)中Q−Q線に沿う断面図、図17(a)はカバーの要部の底面図、図17(b)は図17(a)中R−R線に沿う断面図、図18(a)は出力シャフトの下端部の側面図、図18(b)は同出力シャフトの下端部の底面図、図19は同装置のケース内にリミットスイッチを取り付ける前の平面図、図20は同リミットスイッチをスイッチホルダに取り付ける前の底面図、図21は同リミットスイッチとスイッチホルダ及びハーネスから成るスイッチアセンブリの底面図、図22は同スイッチアセンブリを一方のリミットスイッチ側から見た正面図、図23は同スイッチアセンブリの正面図、図24は同ケース内にスイッチアセンブリを取り付けた状態を示す平面図、図25は同ケースとスイッチアセンブリの要部の断面図、図26〜図30は出力シャフトの回転状態とリミットスイッチの操作状態の関係を順を追って説明する説明図である。
図1〜図6に示すように、ステアリングロック装置(アクチュエータ装置)10は、モータ収容部11a及び該モータ収容部11aに連通するギヤ収容部11bを有する合成樹脂製で箱形のケース11と、このケース11のモータ収容部11a及びギヤ収容部11bを覆うようにビス15で締結固定された合成樹脂製のカバー12を備えている。このケース11のモータ収容部11aにはモータ20が収容されており、そのアーマチュア軸(駆動軸)21の先端21aはギヤ収容部11bの軸受保持部11dに保持された軸受17に回転自在に支持されている。この軸受17の小径部17aにはゴム製のOリング(防振部材)18を嵌め込んである。これら軸受17とゴム製のOリング18によってモータ20のアーマチュア軸21の先端21aはギヤ収容部11bの軸受保持部11dにフローティング自在に支持されている。さらに、アーマチュア軸21の先端側にはウォーム21bを形成してあり、このウォーム21bはギヤ収容部11b内に入り込んでいる。尚、アーマチュア軸21に取り付けられた図示しないアーマチュアのアーマチュアコイルに電流が供給されると、該アーマチュアが正回転又は逆回転され、アーマチュアコイルに供給された電流が遮断されると、電磁制動回路が形成されてアーマチュアコイルに電磁制動電流が流れるようになっている。
図1,図6に示すように、ケース11のモータ収容部11aの相対向する両側壁11e,11eの両側(各コーナ部の近傍)には、上下方向に平行に延びる一対の凸部11f,11fをそれぞれ一体突出形成してある。また、モータ収容部11a内の底壁11cには、図7に示すように、幅方向に平行に延びる一対の凸部11g,11gをそれぞれ一体突出形成してある。これらモータ収容部11aの各凸部11f,11g上にモータ20を該モータ20に装着された弾性部材22を介してフローティング自在に支持してある。尚、モータ20の前後の軸受部20a,20bにはゴム製のOリング20c,20dを嵌め込んであり、これら各Oリング20c,20dを介して軸受部20a,20bはケース11の軸受保持部16a,16bにそれぞれ保持され、モータ20はモータ収容部11aの前後にフローティング自在に支持されている。つまり、モータ20はモータ収容部11a内にあって、弾性部材22と各Oリング20c,20dによってケース11にフローティング自在に支持されている。
図6〜図10に示すように、弾性部材22は、例えば、熱可塑性エラストマ系樹脂材により筒状に形成されている。即ち、弾性部材22は上壁部(上部)22aと両側壁部22b,22b及び底壁部(底部)22cとで筒状に形成してある。この弾性部材22の上壁部22a及び底壁部22cの外面には前後方向に平行に延びる一対の凸部22d,22dをそれぞれ一体突出形成してある。これら各一対の凸部22d,22dは、図7に示すように、モータ収容部11aの底壁11cの一対の凸部11g,11g及びカバー12の内面12aに一体突出形成された一対の凸部12g,12gに対してそれぞれ交叉するようになっている。これにより、モータ20は、モータ収容部11aの底壁11cの一対の凸部11g,11gとカバー12の内面12aの一対の凸部12g,12gとの間に、弾性部材22の上壁部22aの一対の凸部22d,22dと底壁部22cの一対の凸部22d,22dを介してフローティング自在に支持されている。
また、弾性部材22の上壁部22aの後側には端子押さえ部22eを延設してある。この端子押さえ部22eは、図9,図11に示すように、モータ20の穴部20e内に配置された金属板状で略Z字形の端子接続用片23に接触するように差し込まれるL字状の端子24を押さえ付けるためのものである。この端子24の一端の略V字部には、ハーネス25の芯線25aが挾持されて半田付けされるようになっている。また、図6〜図10に示すように、弾性部材22の両側壁部22b,22bの上下部には、ハーネス25を保持する一対のハーネス挾持部22f,22fをそれぞれ一体突出形成してある。
図1,図6,図7および図12に示すように、ケース11のギヤ収容部11bには、モータ20のアーマチュア軸21によって回転駆動される合成樹脂製の減速ギヤ26と該減速ギヤ26を介して回転駆動される合成樹脂製の出力ギヤ28とをそれぞれ回転自在に収容してある。この減速ギヤ26は、モータ20のアーマチュア軸21のウォーム21bに噛合する大径ギヤ部26bと、出力ギヤ28に噛合する小径ギヤ部26cとを有している。また、減速ギヤ26の中央には丸孔26aを形成してあり、この丸孔26a内に支軸27を貫通させている。図12に示すように、この支軸27の上,下端はケース11の底壁11cの凹部11hとカバー12の内面12aの凹部12hに嵌合されており、該支軸27を介して減速ギヤ26は回転自在に支持されている。
図1,図6,図12に示すように、出力ギヤ28の円筒状のギヤ本体部28a内には金属製で円柱状の出力シャフト29をインサート成形等により一体形成してある。この出力シャフト29の小径の下端部はケース11の底壁11cに嵌合された軸受19に回転自在に支持されていると共に、出力シャフト29の小径の上端部29aはカバー12に形成された軸受部12bに回転自在に支持されている。これにより、出力ギヤ28と出力シャフト29は共に回転するようになっている。また、出力ギヤ28のギヤ本体部28aの下端にはカム部28cを一体突出形成してある。このカム部28cに対向するケース11のギヤ収容部11b内には、該カム部28cによってオン又はオフ操作される一対のリミットスイッチ(スイッチ手段)35,35を合成樹脂製のスイッチホルダ36及びビス37等を介して取り付けてある。
また、図1,図6,図12,図14に示すように、出力ギヤ28の上面28dには焼結金属からなるストッパ体30を回転自在に収容する円環状の収容凹部28eを形成してある。この収容凹部28e内に臨む出力シャフト29の小径の上端部29aの下側には、突起部29cを一体突出形成してある。また、図16に示すように、ストッパ体30はその中央に円筒部30aを有した略円板状に形成してある。このストッパ体30は、円筒部30aの内周面30bが出力シャフト29の大径の中間軸部29gに嵌合され、該ストッパ体30は出力シャフト29に回転自在に取り付けられる。また、円筒部30aの内周面30bには、出力シャフト29の突起部29cに係止、離反する係止凸部30cを一体突出形成してある。また、ストッパ体30の上面30dには、後述するカバー12の各ストッパ13に当接係止される一対のストッパ31,31を180゜隔てた位置に一体突出形成してある。
図12〜図14及び図17に示すように、カバー12の内面12aには、出力ギヤ28を予め定められた所定の角度だけ回転させるように該出力ギヤ28の回転範囲を規制する4つのストッパ13を同一円周上に所定の間隔でそれぞれ一体突出形成してある。図14,図26に示すように、出力ギヤ28及び出力シャフト29の回転前において、出力シャフト29の突起部29cとストッパ体30の係止凸部30cは一直線上に位置しており、カバー12の内面12aの上下に位置する左右各一対のストッパ13,13間の中央に出力ギヤ28の収容凹部28e内に収容されたストッパ体30の各ストッパ31がそれぞれ位置している。また、カバー12の内面12aに突設した各ストッパ13は出力ギヤ28の収容凹部28e内に突出して該収容凹部28e内に収容されるようになっている。尚、出力ギヤ28の収容凹部28eの底面とストッパ体30の底面との間にはアールワッシャ(曲げワッシャ)33及び該アールワッシャ33を挾む一対の平ワッシャ34,34を介在してある。このアールワッシャ33の弾性力によりストッパ体30をカバー12の内面12a側に常に付勢するようになっている。
また、図12,図13に示すように、カバー12の内面12aの各ストッパ13の外側には、出力ギヤ28の収容凹部28eを形成する周壁28fを囲むように延びる突出部12cを円環状に一体突出形成してある。
さらに、図12,図18に示すように、ケース11の底壁11cより外側に露出した出力シャフト29の下端部29bには回り止め用のDカット部29d及びガタ付き防止用のセレーション部29eをそれぞれ形成してあると共に、その中央にはネジ孔29fを形成してある。そして、この出力シャフト29の下端部29bには、図示しないステアリングシャフトをロック及びアンロックする際に用いる出力カム(出力部材)40をビス41を介して締結固定してある。
図21に示すように、出力ギヤ28の位置検出用の一対のリミットスイッチ(スイッチ手段)35,35は、合成樹脂製のスイッチホルダ36に組み付けられてユニット化されている。即ち、図20,図21,図25に示すように、各リミットスイッチ35の前面側の両端近傍には、断面円形で上下面に貫通した一対の係合孔(係合部)35b,35bをそれぞれ形成してある。また、各リミットスイッチ35の前面には一対の端子35c,35cをそれぞれ突設してある。この各端子35cにはハーネス38の芯線38aが半田付けにより接続されるようになっている。さらに、この各リミットスイッチ35は、図19及び図24に示すように、ケース11のギヤ収容部11b内の底壁11cの所定位置に取り付けられる合成樹脂製のスイッチホルダ36の両側にそれぞれ組み付けられるようになっている。
図20〜図25に示すように、スイッチホルダ36は合成樹脂により平面略V字の板状に形成してある。このスイッチホルダ36の裏面36aの両側には、各リミットスイッチ35の一対の係合孔35b,35bの上部に挿入されて該各リミットスイッチ35を仮位置決めする各一対の仮止め用突起(仮止め用係止部)36b,36bが一体突出形成してあると共に、該各リミットスイッチ35の両端を保持する各一対の可撓性フック部36c,36cを一体突出形成してある。
また、図19及び図25に示すように、ケース11のギヤ収容部11bの底壁11cの各リミットスイッチ35の一対の係合孔35b,35bに対向する位置には、該各リミットスイッチ35の一対の係合孔35b,35bの下部が嵌め込まれて固定される各一対の固定用突起(固定用係止部)11i,11iをそれぞれ一体突出形成してある。即ち、各リミットスイッチ35の一対の係合孔35b,35bは、スイッチホルダ36の一対の仮止め用突起36b,36b及びギヤ収容部11bの底壁11cの各一対の固定用突起11i,11iがそれぞれ係止される共通の係合部となっている。
さらに、図25に示すように、先端を円錐状に形成した仮止め用突起36bの円柱状部分は、先端を半球面状に形成した固定用突起11iの円柱状部分よりも細くなるように形成されている。そして、一対のリミットスイッチ35,35とスイッチホルダ36及び各リミットスイッチ35の一対の端子35c,35cに接続されるハーネス38とからスイッチアセンブリ39が構成されている。このスイッチアセンブリ39は、図24に示すように、ケース11のギヤ収容部11bの底壁11cの所定位置にビス(締結手段)37を介して締結固定されるようになっている。
以上実施例1のステアリングロック装置10によれば、モータ20の図示しないアーマチュアコイルに電流が供給されると、アーマチュア軸21のウォーム21bが回転し、減速ギヤ26を介して出力ギヤ28が回転する。この出力ギヤ28の回転と一緒に出力シャフト29が回転する。
図14(a),(b)及び図26(a)に示すように、カバー12の各ストッパ13より出力ギヤ28の収容凹部28e内に収容されたストッパ体30の各ストッパ31が離れている状態から、出力ギヤ28及び出力シャフト29が、図26(a)及び図27(a)に示す矢印方向に所定の角度だけ回転すると、図27(b)に示すように、出力ギヤ28のギヤ本体部28aに一体突出形成されたカム部28cによりケース11のギヤ収容部11b内のコーナ部に配置されているオフ状態(OFF)の一方のリミットスイッチ35の操作レバー部35aが押されて該リミットスイッチ35がオン状態(ON)になる。
このリミットスイッチ35のONにより、モータ20に位置検出信号が出力されて通電がOFFされ、アーマチュアコイルに供給された電流が遮断されるが、このリミットスイッチ35のON後も、図28(a)に示すように、出力ギヤ28及び出力シャフト29はディレー及び惰走によりなおも回転する。この際、例えば、供給電圧が高かったり、雰囲気温度が高かったりすると、ディレー及び惰走によるオーバランが大きくなり、リミットスイッチ35のON後も、図29(a)に示すように、出力ギヤ28及び出力シャフト29が矢印方向に更に回転する。
この出力ギヤ28及び出力シャフト29の回転により、図29(a)に示すように、該出力シャフト29の突起部29cが出力ギヤ28の収容凹部28e内に収容されたストッパ体30の係止凸部30cを押す。これにより、出力ギヤ28の収容凹部28e内のストッパ体30が図29(a)に示すように矢印方向に回転し、ストッパ体30の一対のストッパ31,31が、図30(a)に示すように、カバー12の対向する一対のストッパ13,13にそれぞれ当接して係止される。この時点で、出力ギヤ28及び出力シャフト29の回転は停止される。この出力ギヤ28の停止する位置は、カム部28cでリミットスイッチ35のオン状態を保てる位置になっている。
このように、出力ギヤ28の収容凹部28e内に収容されたストッパ体30の一対のストッパ31,31を該収容凹部28e内に突出されて収容されたカバー12の一対のストッパ13,13に当接させて係止させることにより、出力ギヤ28を常に所定の範囲正確かつ確実に回転させた後で停止させることができる。これにより、従来のように、出力ギヤとカバーにそれぞれ設けられる突起が一つの場合に比べて、カバー12の一対のストッパ13,13とストッパ体30の一対のストッパ31,31の当接係止時にかかる衝撃を半分に分散させてバランス良く確実に吸収することができる。このため、カバー12の浮き上がりや撓み等の変形及び破損を確実に防止することができる。さらに、従来のように、カバーの突起に負荷吸収用の弾性体を取り付ける必要がないため、その分、部品点数を削減することができると共に、低コスト化を図ることができる。
また、各ストッパ31で出力ギヤ28及び出力シャフト29の回転を確実に停止させるストッパ体30を収容した出力ギヤ28のギヤ本体部28aにカム部28cを一体突出形成したことにより、このカム部28cがリミットスイッチ35の操作レバー部35aを乗り越えてしまう現象を確実に防止することができ、カム部28cによりリミットスイッチ35を確実にオン又はオフ操作することができる。
さらに、上記リミットスイッチ35はスイッチホルダ36とハーネス38とでスイッチアセンブリ39としてユニット化されているため、このスイッチアセンブリ39をケース11のギヤ収容部11b内の所定位置に組み込んでネジ止めするだけで、ケース11のギヤ収容部11b内の所定位置に一対のリミットスイッチ35,35を簡単かつ短時間で取り付けて固定することができる。
即ち、このスイッチアセンブリ39のユニット化及びケース11のギヤ収容部11b内への取付作業を説明すると、図20〜図22に示すように、まず、スイッチホルダ36の裏面36aの各一対の仮止め用突起36b,36bに各リミットスイッチ35の一対の係合孔35b,35bの上部を挿入して仮位置決めする。この際、図21,図22に示すように、各リミットスイッチ35は各一対の可撓性ロック部36c,36cを介してスイッチホルダ36の裏面36aに保持される。次に、各リミットスイッチ35の前面に突出した一対の端子35c,35cに半田付けにてハーネス38の芯線38aをそれぞれ接続する。これにより、一対のリミットスイッチ35,35とスイッチホルダ36及び各リミットスイッチ35の一対の端子35c,35cに接続されるハーネス38とから成るスイッチアセンブリ(スイッチユニット)39が完成する。
次に、このスイッチアセンブリ39をケース11のギヤ収容部11b内に組み込んで、図24,図25に示すように、スイッチアセンブリ39の各リミットスイッチ35の一対の係合孔35b,35bの下部をケース11のギヤ収容部11bの底壁11cの各一対の固定用突起11i,11iに嵌め込んだ後で、該スイッチアセンブリ39をケース11のギヤ収容部11bの底壁11cの所定位置にビス37を介して締結固定する。これにより、ケース11のギヤ収容部11b内にスイッチアセンブリ39を介して一対のリミットスイッチ35,35を簡単かつ短時間で取り付けて固定することができる。
このように、スイッチホルダ36に組み付けられた各リミットスイッチ35の一対の係合孔35b,35bは、スイッチホルダ36の各一対の仮止め用突起36b,36b及びギヤ収容部11bの底壁11cの各一対の固定用突起11i,11iがそれぞれ係止される共通の係合部となっているため、その分、部品点数を削減して低コスト化を図ることができる。
また、各リミットスイッチ35の一対の係合孔35b,35bの上部に挿入されて該各リミットスイッチ35を仮位置決めするスイッチホルダ36の各一対の仮止め用突起36b,36bを、各リミットスイッチ35の一対の係合孔35b,35bの下部に嵌め込まれるケース11のギヤ収容部11bの底壁11cの各一対の固定用突起11i,11iよりも細く形成したことにより、スイッチホルダ36の各一対の仮止め用突起36b,36bにリミットスイッチ35の一対の係合孔35b,35bを簡単に仮位置決めすることができると共に、ケース11のギヤ収容部11b内の所定位置にスイッチアセンブリ39を取り付ける際に、ケース11のギヤ収容部11bの底壁11cの各一対の固定用突起11i,11iに各リミットスイッチ35の一対の係合孔35b,35bを確実に取り付けることができる。
尚、前記実施例1によれば、ダンパを装着することなくストッパ体の一対のストッパをカバーの4つのストッパに直接当接させて係止するようにしたが、カバーの4つのストッパにゴム製のダンパを装着し、ストッパ体の4つのストッパのうちの相対向する2つのストッパでダンパの各厚肉部をそれぞれ押圧するようにした例に前記実施例1を適用できることは勿論である。また、弾性部材を熱可塑性エラストマ系樹脂材としたが、ゴム材等の他の部材を用いても良い。さらに、防振部材としてゴム製のOリングを用いたが、これに限られるものではない。
本発明の実施例1のステアリングロック装置の分解斜視図である。 上記ステアリングロック装置の平面図である。 上記ステアリングロック装置の底面図である。 上記ステアリングロック装置を底面側から見た斜視図である。 上記ステアリングロック装置の背面図である。 上記ステアリングロック装置のケース内の平面図である。 図2中X−X線に沿う断面図である。 上記ステアリングロック装置に用いられるモータの側面図である。 上記モータの平面図である。 (a)は上記モータに装着される筒状の弾性部材の背面図、(b)は同弾性部材の側面図、(c)は同弾性部材の平面図である。 (a)は上記モータの端子接続部分を示す拡大断面図、(b)は同端子接続部分に端子を接続した状態を示す拡大断面図、(c)は同端子を接続した状態のモータの部分平面図である。 図2中Y−Y線に沿う断面図である。 図12中Z部分の拡大断面図である。 (a)は上記ステアリングロック装置に用いられる出力シャフトとストッパ体及びカバーのストッパの関係を示す説明図、(b)は同(a)図中P−P線に沿う断面図である。 (a)は上記出力シャフトの先端部の断面図、(b)は同出力シャフトの先端部の側面図である。 (a)は上記ストッパ体の平面図、(b)は同(a)図中Q−Q線に沿う断面図である。 (a)は上記カバーの要部の底面図、(b)は同(a)図中R−R線に沿う断面図である。 (a)は上記出力シャフトの下端部の側面図、(b)は同出力シャフトの下端部の底面図である。 上記ケース内にリミットスイッチを取り付ける前の平面図である。 上記リミットスイッチをスイッチホルダに取り付ける前の底面図である。 上記リミットスイッチとスイッチホルダ及びハーネスから成るスイッチアセンブリの底面図である。 上記スイッチアセンブリを一方のリミットスイッチ側から見た正面図である。 上記スイッチアセンブリの正面図である。 上記ケース内にスイッチアセンブリを取り付けた状態を示す平面図である。 上記ケースとスイッチアセンブリの要部の断面図である。 (a)は上記出力シャフトが回転する直前の状態を示す説明図、(b)は同状態における一方のリミットスイッチの操作前の状態を示す説明図である。 (a)は上記出力シャフトが所定角度回転した状態を示す説明図、(b)は同状態における一方のリミットスイッチのON操作直前の状態を示す説明図である。 (a)は上記出力シャフトの突起部がストッパ体の係止凸部に当たる前の状態を示す説明図、(b)は同状態における一方のリミットスイッチのON状態を示す説明図である。 (a)は上記出力シャフトの突起部がストッパ体の係止凸部に当接した状態を示す説明図、(b)は同状態における一方のリミットスイッチの操作状態を示す説明図である。 (a)は上記出力シャフトの突起部によりストッパ体の係止凸部が押されて上記ストッパ体の一対のストッパがカバーの一対のストッパに当接して係止した状態を示す説明図、(b)は同状態における一方のリミットスイッチの操作状態を示す説明図である。
符号の説明
10 ステアリングロック装置(アクチュエータ装置)
11 ケース
11a モータ収容部
11b ギヤ収容部
11i 固定用突起(固定用係止部)
12 カバー
20 モータ
21 アーマチュア軸(駆動軸)
26 減速ギヤ
28 出力ギヤ
28a ギヤ本体部
28c カム部
29 出力シャフト
35 リミットスイッチ(スイッチ手段)
35b 係合孔(係合部)
35c 端子
36 スイッチホルダ
36b 仮止め用突起(仮止め用係止部)
38 ハーネス
39 スイッチアセンブリ(スイッチユニット)
40 出力カム(出力部材)

Claims (3)

  1. モータ収容部及びギヤ収容部を覆うカバーを有したケースと、このケースのモータ収容部に収容されるモータと、前記ケースのギヤ収容部に回転自在に収容され、前記モータの駆動軸によって減速ギヤを介して回転駆動される出力ギヤと、前記ケースに回転自在に支持され、前記出力ギヤと共に回転する出力シャフトと、この出力シャフトに取り付けられる出力部材とを備え、前記出力ギヤのギヤ本体部にカム部を形成し、かつ、前記ケースのギヤ収容部に、前記出力ギヤが所定の角度回転した時に前記カム部によってオン又はオフ操作されるスイッチ手段を配置したアクチュエータ装置において、
    前記スイッチ手段を前記ケースのギヤ収容部に取り付けるスイッチホルダを有し、このスイッチホルダに前記スイッチ手段を仮位置決めする仮止め用係止部を設け、かつ、前記ケースのギヤ収容部に前記スイッチ手段を取り付けて固定する固定用係止部を設けたことを特徴とするアクチュエータ装置。
  2. 請求項1記載のアクチュエータ装置であって、
    前記スイッチ手段に前記仮止め用係止部及び前記固定用係止部がそれぞれ係止される共通の係合部を設け、前記仮止め用係止部を前記固定用係止部より細く形成したことを特徴とするアクチュエータ装置。
  3. モータ収容部及びギヤ収容部を覆うカバーを有したケースと、このケースのモータ収容部に収容されるモータと、前記ケースのギヤ収容部に回転自在に収容され、前記モータの駆動軸によって減速ギヤを介して回転駆動される出力ギヤと、前記ケースに回転自在に支持され、前記出力ギヤと共に回転する出力シャフトと、この出力シャフトに取り付けられる出力部材とを備え、前記出力ギヤのギヤ本体部にカム部を形成し、かつ、前記ケースのギヤ収容部に、前記出力ギヤが所定の角度回転した時に前記カム部によってオン又はオフ操作されるスイッチ手段を配置したアクチュエータ装置のスイッチ取付方法において、
    前記スイッチ手段をスイッチホルダに仮位置決めし、次に、前記スイッチ手段の端子にハーネスを接続してスイッチアセンブリを構成し、次に、このスイッチ手段とスイッチホルダ及びハーネスから成るスイッチアセンブリを前記ギヤ収容部内に組み込んで、前記スイッチ手段の係合部を前記ギヤ収容部の固定用係止部に嵌め込むことを特徴とするアクチュエータ装置のスイッチ取付方法。
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