JP2005216549A - 配線器具 - Google Patents

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秀哲 氏原
Takashi Kawamoto
隆司 川本
Manabu Yano
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Abstract

【課題】 組立性及び施工性が向上し、かつ総合的なコストを低減することができる配線器具を提供する。
【解決手段】 ボディ2に設けた係合爪27,28とカバー3に設けた係合穴及び係合凹部との係合によってボディ2とカバー3とを結合した。また、埋込ボックスへのねじ止めのためのねじ挿通穴35をカバー2に設けた。ボディ2とカバー3とが係合によって結合するので、ボディ2とカバー3とを結合させる際のねじ止めが不要となり、組立性が向上する。また、ねじ挿通穴35を設けたことによりカバー3を埋込ボックスに直接ねじ止めすることができるので、施工面に器体を固定するためのプレート枠の取付作業が不要となり、施工性が向上する。さらに、組立用のねじやプレート枠を入手するためのコストが不要となるので、総合的なコストの低減が可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、施工面に設けられた埋込穴に埋込配設される配線器具に関するものである。
従来から、この種の配線器具として、収納凹部が前面に設けられたボディ及びボディにねじ止めされ収納凹部を閉塞するカバーからなる器体と、それぞれ収納凹部に収納され電線が接続される複数の端子部とを有するものが提供されている。
この種の配線器具を施工面に配設するには、器体に結合するとともに施工面に固定されて埋込穴を閉塞するプレート枠を用いていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−250207号公報
従来は、ボディとカバーとを結合させるためのねじの分だけ製造コストが増大し、かつねじを締める作業が必要であったために組立性が低かった。また、施工面に器体を固定するためのプレート枠を別途用意しなければならないために、施工までを含めた総合的なコストが増大する上に、配線器具をプレート枠に取り付ける作業が必要であったために施工性が低かった。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、組立性及び施工性が向上し、かつ総合的なコストを低減することができる配線器具を提供することにある。
請求項1の発明は、それぞれ電線が挿通される複数の電線挿通口が設けられた器体と、それぞれ器体に収納され電線挿通口に挿通された電線が接続される複数の端子部とを備え、施工面に設けられた埋込穴に埋込配設される配線器具であって、器体は、端子部がそれぞれ収納された収納凹部を前面に有するボディと、ボディの前側に結合して収納凹部を閉塞するとともに施工面に固定されて埋込穴を閉塞するカバーとからなり、カバーが収納凹部を閉塞したときに互いに係合する係合部が、ボディとカバーとにそれぞれ設けられ、ボディの係合部とカバーの係合部との係合によってボディとカバーとが結合することを特徴とする。
この発明によれば、ボディとカバーとが係合部同士の係合によって結合するので、ボディとカバーとを結合させるためのねじが不要となるから組立性が向上し、かつ部品点数が減少することになるから製造コストを低減することができる。また、カバーが施工面に固定されて埋込穴を閉塞するので、施工面に器体を固定するためのプレート枠が不要となって施工性が向上し、かつ、施工のコストを含めた総合的なコストを低減することができる。
請求項2の発明は、端子部は、導電材料からなる端子板と、弾性を有する材料からなり電線挿入口から挿入された電線を端子板との間に鎖錠する錠ばねとからなり、絶縁材料からなり収納凹部内で器体に対して変位可能に保持され器体外から操作力を加えられたときに変位し錠ばねを押圧して鎖錠を解除する解除体を備え、絶縁材料からなり互いに隣接する端子部の間に位置するとともに解除体に当接して解除体の鎖錠解除時の前記変位とは異なる変位を規制する絶縁部をカバーに設けたことを特徴とする。
この発明によれば、絶縁部によって端子部間の絶縁が確保されるので、絶縁部を設けない場合に比べ、端子部間の距離を小さくすることができて器体の小型化が可能となる。また、解除体の変位を規制する部品を別途設ける場合に比べ、部品点数が減少するから、製造コストの低減が可能となる。
本発明によれば、ボディとカバーとが係合部同士の係合によって結合するので、ボディとカバーとを結合させるためのねじが不要となるから組立性が向上し、かつ部品点数が減少することになるから製造コストを低減することができる。また、カバーが施工面に固定されて埋込穴を閉塞するので、施工面に器体を固定するためのプレート枠が不要となって施工性が向上し、かつ、施工のコストを含めた総合的なコストを低減することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、配線器具として単極切換のスイッチを例に挙げ、図面を参照しながら説明する。なお、配線器具はスイッチに限定されず、コンセントなど他の配線器具にも本発明は適用可能である。
本実施形態は、図1及び図2に示すように、それぞれ電線(図示せず)が接続される端子部を構成する複数の端子板4a〜4cが収納された収納凹部21を前面に有するボディ2と、ボディ2の前側に結合して収納凹部21を閉塞するカバー3とからなる器体を備える配線器具において、カバー3を壁面等の施工面(図示せず)に固定されて埋込穴(図示せず)を閉塞する形状に形成することにより、プレート枠を不要とするとともに、ボディ2に設けた係合爪27,28とカバー3に設けた係合凹部33a及び係合穴34aとの係合でボディ2とカバー3とを結合させることにより、ボディ2とカバー3とを結合させるためのねじを不要としたものである。以下、図2の上方を前方と呼び、左右方向は図2を基準として説明する。
また、先に述べたように本実施形態の配線器具は単極切換のスイッチであり、収納凹部21には、2個の固定接点51,61と可動接点81とを有する接点機構が収納されている。そして、図1に示すようにカバー3の前側に取り付けられる操作ハンドル10を操作することによって、可動接点81が一方の固定接点51に接触した状態と他方の固定接点61に接触した状態とを切り換えることができるようになっている。
以下、本実施形態の構造について詳しく説明する。
カバー3は、全体として矩形板状に形成され、左右方向の寸法及び上下方向の寸法をボディ2よりも大きくしてあり、ボディ2を収納する埋込穴を閉塞することができるようになっている。また、カバー3の前側には、操作ハンドル10とともにカバー3の前面を覆う枠状の化粧プレート11が取り付けられる。化粧プレート11を取り付けるために、カバー3の4隅付近にはそれぞれ化粧プレート11の後面に突設された係合爪(図示せず)が係合する係合穴37が前後に貫設されている。
ところで、操作ハンドル10の左端と化粧プレート11の内周との間には隙間を空けてあり、カバー3には、蓄光材からなり図3に示すように前記隙間から前方に露出する位置表示体12が取り付けられている。すなわち、暗所では位置表示体12が発光することにより、使用者は操作ハンドル10の位置を知ることができるものである。位置表示体12は上下に長い板状に形成され、位置表示体12には、それぞれカバー3に設けられた取付穴(図示せず)に挿入される3個の係止片12aが上下に並べて後方へ突設されている。各係止片12aの後端部にはそれぞれ左方へ突出する係止爪12bが設けられており、係止爪12bがカバー3の取付穴の後面に係止されることによって位置表示体12のカバー3からの脱落が防止されている。
次に、接点機構について説明する。固定接点51,61は、それぞれ金属板からなり端子板4a,4bに結合した導電板5,6に設けられ、可動接点81は、金属板からなる開閉子8の両面に設けられている。開閉子8は、可動接点81が一方の固定接点51に接触する位置と他方の固定接点61に接触する位置との間で後端を支点として揺動可能に支持されている。開閉子8の後端には、金属板からなり端子板4cに結合した導電板7を接触させてある。導電板5,6,7並びに開閉子8は、それぞれ収納凹部21に収納されている。導電板5,6,7の形状については後述する。
また、接点機構は、操作ハンドル10に加えられた操作力を開閉子8に伝達する反転ハンドル13を有する。カバー3前面の左右方向中間部には上下に長い凹部38が設けられ、この凹部38の底には反転ハンドル13を挿通するための挿通穴31を設けてある。反転ハンドル13は、後面が開放された有底筒状に形成され挿通穴31に挿通される脚部13aと、脚部13aの前側に設けられ脚部13aの左右に突出して操作ハンドル10から押力を受ける腕部13bとを有する。脚部13aの後端部には、それぞれ軸突起13cが上下に突設されている。カバー3の挿通穴31の上下にはそれぞれ取付片36が前方へ突設され、各取付片36にはそれぞれ軸受穴36aが上下に貫設されていて、軸受穴36aに軸突起13cがそれぞれ挿入されることによって反転ハンドル13はカバー3に保持され、上方から見て左右に揺動可能となっている。脚部13aにはコイルばね14が軸方向を前後方向に合わせて収納され、コイルばね14の後端には開閉子8の上端部が挿入される。ところで、操作ハンドル10の後面には、図3に示すように、反転ハンドル13の腕部13bを左右から挟持する一対の挟持片10aが突設されている。各挟持片10aの後端部には内側へ突出する係止突起10bが設けられており、係止突起10bが腕部13bに係止されることによって操作ハンドル10は反転ハンドル13に結合している。
接点機構の動作を説明する。可動接点81が図2の左側の固定接点61に接触しているときは、反転ハンドル13は右側に倒れ、コイルばね14のばね力によって開閉子8と反転ハンドル13との位置が維持されている。この状態から操作ハンドル10の左端部が押操作され、操作力を受けた反転ハンドル13が左側に倒れていくと、コイルばね14が最も圧縮される位置を過ぎたときにコイルばね14のばね力の向きが反転し、反転ハンドル13が一気に左側に倒れるとともに開閉子8が右側に倒れて可動接点81が右側の固定接点51に接触する。つまり、接点が切り換えられる。次に操作ハンドル10の右端部を押操作すると、同様の動作によって可動接点81が左側の固定接点61に接触した状態に戻る。
次に、ボディ2の内部の構造について説明する。収納凹部21は、収納凹部21の底面に突設された仕切り壁22により左右方向において3室に区画され、左右はそれぞれ電線(図示せず)が接続される端子板4a〜4cが収納される端子収納室21a,21bとなり、中央は接点機構が収納される接点収納部21cとなっている。端子収納室21a,21bの底面にはそれぞれ電線が挿入される電線挿入口23が上下に並べて2個ずつ貫設されている。
一方の固定端子51が設けられた導電板5は、図2及び図4に示すように、左側の端子収納室21aと接点収納室21cとに跨って形成され端子収納室21a側の一端部に端子板4aが結合した結合部52と、結合部52の接点収納室21a側の端から後方に突設され右方に曲がったL字形状の連結部54と、連結部54の先端から前方に突設され先部の左面に固定接点51が設けられた接点保持部53とからなる。
他方の固定接点61が設けられた導電板6は、上述した導電板5の上側に位置しており、左側の端子収納室21aと接点収納室21cとに跨って形成され端子収納室21c側の一端部に端子板4bが結合した結合部62と、結合部62の接点収納室21c側の端から後方に突設され上述した導電板5の接点保持部53に左側から対向し右面に固定接点61が設けられた接点保持部63とからなる。
開閉子8の後端に接触した導電板7は、右側の端子収納室21bと接点収納室21cとに跨って形成され端子収納室21b側の一端部に端子板4cが結合した結合部72と、結合部72の接点収納室21c側の端から接点収納室21cの底面まで後方に突設された連結部74と、連結部74の後端から接点収納室21cの底面に沿って左方へ延設され開閉子8の後端に接触する支持部73とからなる。
各端子板4a〜4cは、それぞれ例えば金属板を曲げ形成することによって一体に形成され、導電板5,6,7に結合する結合部41と、結合部41の一端から下方へ延設された固定部42と、結合部41の他端から下方へ延設された連結部43と、連結部43の下端から固定部42に近付く方向へ曲げられ連結部43とともにU字形状を形成し左右にばね性を有するばね部44とからなる。結合部41と導電板5,6,7との結合は、例えば端子板4a〜4cの結合部41に設けた突起を導電板5,6,7の結合部52,62,72に設けた貫通穴に挿通してかしめることにより行う。左側の端子収納室21aに収納された2個の端子板4a,4bはそれぞれ固定部42とばね部44とを1組有する。一方、右側の端子収納室21bに収納された端子板4cは前記2個の端子板4a,4bを連結した形状に形成されており、固定部42とばね部44とを2組有する。つまり、この端子板4cには2本の電線が接続可能となっていて、接続された2本の電線は端子板4cを介して互いに電気的に接続されることになるから、この端子板4cの2組の固定部42とばね部44とのうちの1組を送り配線用に用いることができる。
各端子板4a〜4cはそれぞれ1個のばね部44が1個の電線挿入口23の前方に位置するように配置されており、被覆を除いた電線を電線挿入口23から挿入すると、電線はばね部44と固定部42との間に挟持される。ここで、ばね部44の先端は前方へ向かって固定部42に近付くように傾斜しており、ばね部44の先端が電線に食い込むことによって電線の抜け止めがなされる。つまり、電線はばね部44によって固定部42に接触した状態に鎖錠されるのであって、本実施形態の端子板4a〜4cには錠ばねとしてのばね部44が一体に形成されている。
また、カバー3の後面には、一方の固定接点51が設けられた導電板5に接続された端子板4aと、他方の固定接点61が設けられた導電板6に接続された端子板4bとの間、つまり左側の端子収納室21a内で上下に隣接する2個の端子板4a,4bの間に位置する絶縁部32が後方へ突設されている。つまり、絶縁部32によって端子板4a,4b間の絶縁が確保されることになるから、絶縁部32を設けない場合に比べ、ボディ2の小型化が可能となる。
さらに、ボディ2には、各端子収納室21a,21bに対して1個ずつ、端子板4a〜4cのばね部44を撓ませて鎖錠を解除させるための解除体9が保持されている。
解除体9は合成樹脂成形品からなり、図5に示すように、ボディ1の左右両面の前端部に設けられたスリット24に挿通されてボディ1外に露出する操作部91と、収納凹部11内において操作部91の一端に連結された本体部92と、本体部92の上下に突出しそれぞれ1個のばね部44の一面であって固定部42に近い側の面に対向する押圧面93bを有する押圧部93とからなる。ここで、各固定部42は後端部の上下の幅寸法をばね部44よりも小さくしてあり、これによって固定部42と解除体9の押圧部93との干渉を避けている。
次に、解除体9の各部の形状を説明する。操作部91は、手操作が容易となるように、ボディ1外側の先端部の上下の幅寸法を他の部位よりも大きくしたT字形状に形成されている。
本体部92には、上下方向に直交する断面が互いに同心の円弧形状となる第1の被ガイド面92a及び規制面92bを設けてある。第1の被ガイド面92aはボディ2の内側へ向けられ、規制面92bは前方へ向けられている。また、押圧部93には、上下方向に直交する断面が第1の被ガイド面92aの円弧形状と同心の円弧形状となる第2の被ガイド面93aを設けてある。各端子収納室21a,21bには、それぞれ上下方向に直交する断面が円弧形状に形成され第1の被ガイド面92a及び第2の被ガイド面93aがそれぞれ当接する第1のガイド面25及び第2のガイド面26を設けてある。そして、第1の被ガイド面92a及び第2の被ガイド面92aがそれぞれ第1のガイド面25及び第2のガイド面26に当接してそれぞれガイドされるとともに、規制面92bが絶縁部32に当接して前方への変位を規制されることによって、解除体9は図4に示すように操作部91の先端が後方へ向けられた復帰位置と、操作部91の先端がボディ3から離れる方向へ向けられた解除位置との間で、上方向から見て左右に回転可能となっている。このように、カバー3に設けた絶縁部32によって解除体9の変位を規制するので、解除体9の変位を規制する部品を別途設ける場合に比べて部品点数が減少し、製造コストの低減が可能となっている。
そして、操作体91を図5(c)の矢印A1で示すように操作して解除体9を解除位置に回転させると、解除体9の上下の押圧部93の押圧面93bがそれぞればね部44を押圧することにより、2個のばね部44の鎖錠が同時に解除される。操作体91への操作力が解除されると、解除体9はばね部44のばね力によって復帰位置に復帰する。
次に、本実施形態の要旨であるボディ2とカバー3との結合構造について説明する。
ボディ2の左右側面の前端において、スリット24を挟む両側には、それぞれ係合爪27,28が突設されている。また、図6に示すように、カバー3の後面において、ボディ2の右端(図6での左端)に対応する位置には係合凸部33が後方へ突設され、ボディの左端(図6での右端)に対応する位置には左右に撓み可能な係合片34が後方へ突設されている。係合凸部33の左面には係合凹部33aが設けられ、係合片34には係合穴34aが左右に貫設されている。各係合爪27,28には、それぞれ前方ほど突出寸法を小さくする傾斜面が設けられている。図2に示すようにボディ2の右側の係合爪27を係合凹部33aに挿入した状態でボディ2の左端部をカバー3に押し付けていくと、カバー3の係合片34がボディ2の左側の係合爪28の傾斜面に当接して弾性変形し、やがて係合爪28が係合穴34aに至ると、係合片34が復帰して係合爪28が係合穴34aに係合する。
ここで、挿通穴31と、取付片36と、係合凹部33aと、係合穴34aとはそれぞれ上下に並べて3組設けられており、1個のカバー3に最大3個のボディ2及び反転ハンドル13を取り付けることができるようになっている。また、図1の操作ハンドル10はカバー3にボディ2及び反転ハンドル13を1個ずつ取り付ける場合に用いられるものであるが、2個又は3個のボディ2及び反転ハンドル13がカバー3に取り付けられる場合には、操作ハンドル10も適宜寸法のものが各反転ハンドル13に対して1個ずつ取り付けられる。
さらに、カバー3の左右方向の中間部であって上下方向の両端部には、施工面に埋め込まれた埋込ボックス(図示せず)に螺合するボックスねじ(図示せず)を挿入するためのねじ挿通穴35を前後に貫設してある。つまり、カバー3を直接、埋込ボックスにねじ止め固定することができるのである。
上記構成によれば、係合爪28と係合穴34aとの係合及び係合爪27と係合凹部33aとの係合によってボディ2とカバー3とが結合しているから、ボディ2とカバー3とを結合させるためのねじが不要となっている。従って、前記ねじを締める工程が不要となるから組立性が向上し、部品点数が減少することにより製造コストの低減が可能となっている。また、ねじ挿通穴35を設けたことにより、カバー3を直接埋込ボックスに固定することができるから、器体を施工面に固定するためのプレート枠が不要となっている。従って、プレート枠の製造コストが不要となるから施工までを含めた総合的なコストの低減が可能となり、かつ器体をプレート枠に取り付ける作業が不要となるから施工性が向上している。
本発明の実施形態を示す分解斜視図である。 同上を組み立てる途中の状態を示す断面図である。 同上の要部を示す断面図である。 同上のカバーを取り外した状態を示す平面図である。 同上の要部を示す図であり、(a)は一部破断した側面図、(b),(c)はそれぞれ別の断面での断面図である。 同上のカバーを示す平面図である。
符号の説明
2 ボディ
3 カバー
4a〜4c 端子板
21 収納凹部
23 電線挿入口
27,28 係合爪
33a 係合凹部
34a 係合穴
35 ねじ挿通穴
42 固定部
44 ばね部

Claims (2)

  1. それぞれ電線が挿通される複数の電線挿通口が設けられた器体と、それぞれ器体に収納され電線挿通口に挿通された電線が接続される複数の端子部とを備え、施工面に設けられた埋込穴に埋込配設される配線器具であって、
    器体は、端子部がそれぞれ収納された収納凹部を前面に有するボディと、ボディの前側に結合して収納凹部を閉塞するとともに施工面に固定されて埋込穴を閉塞するカバーとからなり、
    カバーが収納凹部を閉塞したときに互いに係合する係合部が、ボディとカバーとにそれぞれ設けられ、ボディの係合部とカバーの係合部との係合によってボディとカバーとが結合することを特徴とする配線器具。
  2. 端子部は、導電材料からなる端子板と、弾性を有する材料からなり電線挿入口から挿入された電線を端子板との間に鎖錠する錠ばねとからなり、
    絶縁材料からなり収納凹部内で器体に対して変位可能に保持され器体外から操作力を加えられたときに変位し錠ばねを押圧して鎖錠を解除する解除体を備え、
    絶縁材料からなり互いに隣接する端子部の間に位置するとともに解除体に当接して解除体の鎖錠解除時の前記変位とは異なる変位を規制する絶縁部をカバーに設けたことを特徴とする請求項1記載の配線器具。
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