JP4232643B2 - スイッチ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スイッチボックス等を用いた埋め込み型の配線器具を構成するスイッチ装置に関するものである。
短手方向の幅寸法が所定の単位モジュールの大きさに形成された器体を持つ配線器具を長手方向に最大3個並行させて取り付けることができる取付枠に対応して、単位モジュールの大きさに形成された器体内に反転スイッチ機構を内蔵し、器体表面に反転スイッチ機構と連結された反転ハンドルを備え、反転ハンドルに操作ハンドルを装着するスイッチ装置が提供されている(たとえば特許文献1)
このスイッチ装置はプレート枠を兼ねた取付枠開口窓内の中央に1個取り付ける場合には取付枠の開口部に対応する大型な操作ハンドルを用いて、更に開口窓内の両側部に2個取り付ける場合には開口窓の長手方向の1/2の幅を持つ操作ハンドルを、更に開口窓内に3個取り付ける場合には開口窓の長手方向の1/3の幅を持つ操作ハンドルを用いることで、取付個数に応じ、しかも反転ハンドルよりも大型な操作ハンドルにより操作性を向上させるようになっている。
特開2001−110264号(図1,図26,図26参照)
ところで、上記特許文献1に記載されているスイッチ装置の操作ハンドルの大きさは、取付枠の開口窓の大きさが最大となるため、2個用、1個用操作ハンドルを大きくするのには限界があった。
そこで取付枠が操作ハンドルが占有する範囲をプレート枠部上まで広げ、それぞれの操作ハンドルの大型化を図ることが要求されるようになった。
ところで、図16に示すようにプレート枠部を備えた取付枠1を取り付けるスイッチボックスBは、取付枠1の長手方向の両側に設けた取付孔2(図17参照)に対応する螺子孔3を設けた取付片4を両側内壁に設けている。そして螺子孔3,3間のピッチは一般的には規格で定められているが、一方両側の取付片4、4の対向先端間の間隔はスイッチボックスBの製造メーカなどによりばらつきがあり、そのため、3個のスイッチ装置の器体6…を並べて取り付ける場合、そのばらつきを考慮して器体6の両側方向の幅寸法を小さくする必要があった。
従って上述のように操作ハンドル7の幅寸法の大型化と、器体6の幅寸法の規制により、3個取り付ける場合には、例えば図17に示すように器体6の中央に反転ハンドル5を設けたスイッチ装置S1と、反転ハンドル5を器体6の中央より片側に偏倚させたスイッチ装置S2とを用いて取付枠1に取付けるものが提供されているが、この場合には中央用のスイッチ装置S1と、片側に内部の反転スイッチ機構を偏倚させた片側用のスイッチ装置S2をそれぞれ準備する必要があった。
本発明は上記の問題点に鑑みて為されたもので、操作ハンドルと結合する反転ハンドルを反転スイッチ機構の数に関係なく、共通の部品として使用するができ、また3組の反転スイッチ機構を備えた構成であっても、スイッチボックス側の寸法ばらつきを考慮した小型なボディを用いることができ、3個用操作ハンドルの幅寸法を最大限に大きくすることが可能なスイッチ装置を提供することにある。
上述の目的を達成するために、請求項1の発明では、反転スイッチ機構を内蔵した一面開口のボディと、このボディの開口に被着されるカバーと、カバーの表面側に配置される操作ハンドルと、操作ハンドルの裏面側に結合するハンドル結合部及び前記カバー側に形成された開口窓を介してボディの開口から反転スイッチ機構の連結手段に連結させる駆動連結部を一体に備えた反転ハンドルとからなり、前記カバーはスイッチボックスの開口部を被蔽する大きさに形成されるとともにスイッチボックスに取り付けるための取付孔を両側に設け、裏面の中央部には3組の反転スイッチ機構を両側方向に並行内蔵した3個用ボディの開口部が配置可能な大きさに形成したボディ配置部を設け、このボディ配置部には前記3個用ボディを固定する手段と、前記3個用ボディの前記両側方向に直交する両端方向の長さが同じ長さで、内部に1組の反転スイッチ機構を内蔵した1個用ボディが両側に配置された場合にそれぞれの1個用ボディを固定する手段と、中央部に1個用ボディが配置された場合に該1個用ボディを固定する手段とを備え、且つボディ配置部内のカバーの位置には両側及び中央にボディ内の各反転スイッチ機構の前記連結手段をカバー表面側にそれぞれ露出させる前記開口窓を開口し、前記操作ハンドルは、前記ボディ配置部内に3個用ボディを配置したときに各反転スイッチ機構にそれぞれ対応して設けられ、両側方向の幅が上記カバーの両側方向の幅をほぼ3等分する幅とした3個用操作ハンドルと、前記ボディ配置部内の両側に1個用ボディを配置したときに各1個用ボディの反転スイッチ機構に対応して設けられ、両側方向の幅が前記カバーの両側方向の幅をほぼ2等分した大きさとした2個用操作ハンドルと、前記ボディ配置部の中央に1個用ボディを配置した場合に、該1個用ボディの反転スイッチ機構に対応して設けられ、両側方向の幅が前記カバーの両側方向の幅とほぼ同じ大きさとした1個用操作ハンドルとの内、前記ボディ配置部に設けられるボディに対応したものが選択されて使用され、前記反転ハンドルは、前記ハンドル結合部の一側部に前記駆動連結部を設け、前記各操作ハンドルの裏面には、前記ボディ側の対応する各開口窓のほぼ中央から露出する反転スイッチ機構の連結手段に駆動連結部が結合された状態で、前記ハンドル結合部が位置する部位に対応してハンドル結合部と結合される被結合部を設けていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、3組の反転スイッチ機構を備えたスイッチ装置や、1組或いは2組の反転スイッチ機構を備えたスイッチ装置を、カバー及び反転ハンドルを共通の部品として実現でき、しかも3組の反転スイッチ機構を備えたスイッチ装置では1つのボディ内にこれら反転スイッチ機構を内蔵することで、ボディの幅寸法をスイッチボックスの取付片の寸法ばらつきの影響を受けない寸法に形成することが可能となり、その結果各反転ハンドルに取り付ける3個用操作ハンドルの大きさを最大限に大きくすることができ、操作し易いスイッチ装置を提供できる。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、前記カバー表面からの反転ハンドルのハンドル結合部の高さ位置よりも前記駆動連結部の高さ位置を低くしていることを特徴とする。
請求項2の発明によれば、、3個用操作ハンドルを並設した際に、中央の操作ハンドルの側端に近接する位置で外側の操作ハンドルに連結した反転ハンドルの駆動連結部を反転スイッチ機構の連結部に連結させても駆動連結部を中央の操作ハンドルの揺動に支障を与えることないため、ボディ内の3組の反転スイッチ機構を中央部に寄らせることが可能となり、その結果ボディの幅寸法をより小型化することができ、スイッチボックスの取付片の寸法ばらつきの影響を一層受けることがない、3個型のスイッチ装置を実現できる。
請求項3の発明では、請求項1又は2の発明では、前記カバー上に配置される操作ハンドルの側端が被るカバーの両側位置に、当該操作ハンドルの側端裏面に設けた突起を当該操作ハンドルの揺動方向に摺動自在に支持する円弧状面を設けた支持部を形成していることを特徴とする。
請求項3の発明によれば、操作ハンドルの揺動時に横揺れを防ぐことができ、操作ハンドルを安定操作できる。
請求項4の発明では、請求項2又は3の発明において、前記反転ハンドルの駆動連結部の上面には、前記3個用操作ハンドルをカバー上に3個並置した時に両側の操作ハンドルに反転ハンドルを連結した時に中央に位置する操作ハンドルの両側端裏方に駆動連結部が配置された状態で、中央の操作ハンドルの側端裏面に設けてある前記突起を揺動方向に摺動自在に支持する円弧状面を設けた支持部を形成していることを特徴とする。
請求項4の発明では、3個用操作ハンドルの内、中央に配置される操作ハンドルも横揺れなく、揺動させることができ、安定した操作が行える。
請求項5の発明では、請求項1乃至4の何れかの発明において、前記カバーの表面若しくは前記カバーの表面に被着する化粧プレートの表面に3個用、2個用の各操作ハンドルに対応した取り付け位置を示すマークを記していることを特徴とする。
請求項5の発明によれば、マークが操作ハンドルの取り付け時の目安となって組み立て易くなる。
本発明は、3組の反転スイッチ機構を備えたスイッチ装置や、1組或いは2組の反転スイッチ機構を備えたスイッチ装置を、カバー及び反転ハンドルを共通の部品として実現でき、しかも3組の反転スイッチ機構を備えたスイッチ装置では1つのボディ内にこれら反転スイッチ機構を内蔵することで、ボディの幅寸法をスイッチボックスの取付片の寸法ばらつきの影響を受けない寸法に形成することが可能となり、その結果各反転ハンドルに取り付ける3個用操作ハンドルの大きさを最大限に大きくすることができ、操作し易いスイッチ装置を提供できるという効果がある。
以下本発明を図1乃至図13に示す実施形態により説明する。
本実施形態はスイッチ装置Sは3組の反転スイッチ機構を備えたものであって、正面(図1では上面)が開口しているポリカーボネイトのような熱可塑性樹脂の成形品で透明な箱状のボディ10と、このボディ10の開口部に被着するユリアのような熱硬化性樹脂の成形品からなるカバー11とで器体60を構成するとともに、カバー11がスイッチ装置SをスイッチボックスB(図16」参照)に取付けるための取付枠と化粧プレート12を被着するプレートを兼ねている。
ボディ10は内部が左右両側方向に仕切壁13により3つの区画に分け、更に各区画を両端方向に隔壁14,14で3つの空所に仕切っており、各区画の中央空所が反転スイッチ機構を収容する収納室15を、その収納室15の両端側の空所がそれぞれ速結端子からなる端子16、16を収納する収納室17を構成する。収納室17には図2に示すように端子16の接続解除を行う解除ハンドル18の軸部18bを回動自在に支持する軸受け台32が設けられている。さらに、各収納室17の底壁には図3、図4に示すように一対の電線挿入孔27が長手方向に並べて貫設されている。
各反転スイッチ機構は、一方の収納室17に収納される端子16を構成する端子板19に結合される導電板20と、一対の可動接点21a,21bを有し導電板20と電気的に接続された状態で枢支され、反転動作する可動接点板(開閉体)22と、他方の収納室17に収納される互いに独立した2つの端子16を構成する端子板19’にそれぞれが結合された固定接点板23,24と、固定接点板24,23にそれぞれ設けられ可動接点板22の反転動作に応じて各可動接点21a,21bが接触開離する固定接点24a,23aと、上記可動接点板22の上端に一端を結合し、他端を反転ハンドル25の駆動連結部26に連結し、反転ハンドル25の揺動によって反転することで、可動接点板22を反転動作させる圧縮コイルばねからなる反転ばね26とで構成される。
導電板20は図4に示すように略鈎形に形成され、その一端部が図5に示すように端子板19の上片19aにかしめにより結合されるとともに他端部が収納室15の底に配置され、その他端部には可動接点板22の揺動支点となる支点溝(図示せず)を設けてある。
端子板19は上片19aに接触片28,鎖錠片29を具備して速結端子を構成し、端子板19’は上片19a’を中央で2つに分割し、それぞれに接触片28、鎖錠片29を具備して速結端子を構成するものであって、これら2つの端子板19,19’の上片19a,19a’に固定接点板23,24が結合される。
一方の固定接点板23は、鈎形に形成された中央片と、中央片の先端縁より側方へ突設された固着片30とを有し、端子板19’の上片19aにかしめ等の適宜の方法で結合される。
また、固着片30の先端には可動接点板22の一方の可動接点21bと接離自在に接触する固定接点23aが固着されている。他方の固定接点板24は鈎形に形成された中央片と、中央片の先端部における側端縁より延設された略L字形の固着片31とを有し、中央片の後端部が他方の端子板19’の上片19aにかしめ等の適宜の方法で結合される。
また、固着片31の先端には可動接点板22の他方の可動接21aと接離自在に接触する固定接点24aが固着されている。
尚、ボディ10の短手方向の両側面にはそれぞれ収納室17と通じる縦溝17aが設けられており、解除ハンドル18の操作部18aを、図5に示すように縦溝17aを通してボディ10の外に引き出し、上述のようにボディ10に設けられた軸受け台32に軸部18bを載置し、収納室17に収納される端子板19,19’の上片19a,19a’に支持部18cを当接して軸部18bを支点に回動自在に支持されるように各収納室17内に収納される。
また可動接点板22は導電部材により短冊状に形成され、先端部には上記反転ばね26の一端が係合する係合片22aが突設され、さらに略中央部の両面にそれぞれ可動接点21a,21bが固着されている。
そして、収納室15内に導電板20の先端部と各固定接点板23,24の固着片30,31を配置した状態で可動接点板22を収納室15内に納めると、可動接点板22の基端部が導電板20の支点溝と嵌合し、可動接点板22が支点溝を支点として揺動自在に配置される。
一方、カバー11は、背面部中央に四方向が図3(a)に示すようにリブ11dに囲まれたボディ配置部11eを、またこのボディ配置部11eに対応する正面部中央に矩形の凹所11aが設けられ、凹所11aの長手方向に沿った両側部中央にはボックスねじを挿通する一対の取付孔11bが貫設され、さらに四隅には、化粧プレート12の背面に突設されている4つの係止片(図示せず)を係止する係止孔11cが設けられている。ここでボディ配置部11eの大きさは3組の反転スイッチ機構を内蔵するボディ10の開口部を嵌めることができる大きさに形成されている。
カバー11の凹所11aの底面には略矩形状の3つの開口窓40が貫設され、各開口窓40の長手方向略中央の開口縁には前方(図4における上方)に突出する板状の軸受け部41が図10,図11に示すように突設されており、各軸受け部41の互いに対向する面には支持凹所41aが形成されている。
反転スイッチ機構と操作ハンドル50との間を連結するための反転ハンドル25は合成樹脂成型品からなり、図6に示すように背面が開口した略筒状であって内部に反転スイッチ機構の連結手段を兼ねる反転ばね26が圧縮状態で収納されることで反転スイッチ機構と連結するばね収納部を備えた駆動連結部25aと、駆動連結部25aの前端側側面より正面方向へ突出してカバー11からの高さ位置が駆動連結部25aの高さ位置より高くなるように形成され、操作ハンドル50が着脱自在に結合されるハンドル結合部25bとを一体に設けている。
また駆動連結部25aの両側面には軸受け部41の支持凹所41aに嵌合する支持突起25cが突設されている。支持突起25cの先端部(図6における上端部)は先細り形状に形成され、この部位が支点となって反転ハンドル25の揺動動作が可能になっている。つまり、反転ばね26は反転ハンドル25を前方(図6における上方)に付勢するから、支持突起25cは支持凹所41aの上面に当接するのであり、支持凹所41aの上面は逆V字形の凹所を形成しているから、V字の頂点を支点として反転ハンドル25の揺動動作が可能になる。また駆動連結部25aの上面中央部には上向きの円弧状面からなる底面に形成した操作ハンドル50の支持部たる支持凹所25dを設けてある。
操作ハンドル50は、反転ハンドル25の正面を覆う矩形状の主部50aと主部50aの周縁から全周にわたって後方に突出する側壁50bとを連続一体に形成した略箱型のもので、反転ハンドル25に対する被結合部として本実施形態に対応する3個用のものでは図7に示すように背面両側にそれぞれ一対の弾性を有する係止爪片50c、50cが操作ハンドル50の長手方向において対向突設されている。尚1個用のものでは、図8に示すように主部50aの背面中心位置よりやや片側に偏倚した位置において、また2個用のものでは、図9に示すようにほぼ中央部の位置に、それぞれ一対の係止爪片50c,50cを突設している。
各係止爪片50cの先端には内方に突出する爪が突設され、係止爪片50cの爪を反転ハンドル25のハンドル結合部25bの長手方向両端部に係合することにより、反転ハンドル25に操作ハンドル50が着脱自在に結合される。
ここで操作ハンドル50の背面側の中央両側の側壁50bの端面には隣接した操作ハンドル50側の反転ハンドル25の支持凹所25d若しくはカバー11の正面側の長手方向の両側中央部に設けた上向きの円弧状面を有する支持凹所(支持部)11f上に摺動自在に支持される突起50fを背方に一体に突設してある
また3個用操作ハンドル50の両側側壁50bの内面には近接配置される反転ハンドル25の片側側面に当接する内向き突起50g、50g’を設け、突起50gが当接している面とは反対側の面に当接する突起50hも設けてある。また各対の係止爪片50c、50c間の中央位置にはハンドル結合部25bの中央部に形成した孔25eに挿入される突起50iを設けてある。
一方1個用操作ハンドル50の背面には取付けられる反転ハンドル25のハンドル結合部25bの両側面に当接して両側方向の動きを規制する突起50eを設けてある。また2個用操作ハンドル50の背面には取付けられる反転ハンドル25のハンドル結合部25bの片側面に当接する突起50e’と、ハンドル結合部25bの突起50e’とは反対側面の中央部に形成した凹所25fに係合する突起50jとが突設されている。
ところで、カバー11の背面における開口窓40の両側には帯状の係止片63、64が背方(図4における下方)に向けて垂設され、片側の係止片63には一対の係合凹所63aが長手方向に3組列設され、もう片側の取付片64には一対の係合孔64aが長手方向に3組並べて貫設されている。
一方ボディ10の長手方向両端部における開口端縁には側方に突出する各一対の係合突部61,62が突設されている。これらの係合突部61,62には後方に向かって外側に傾斜する傾斜面61a,62aが形成されている。すなわち、一方の係合突部62をカバー12の片側の係止片63に設けた係合凹所63aに係合した状態でボディ10をカバー11に押しつけていくと、他方の係合突部61の傾斜面61aにもう片側の係止片64が案内されて外側に撓み、やがて係合突部61が係合孔64aに係合することによってボディ10とカバー11が結合されて器体60が組み立てられる。
他方カバー11には3つの開口窓40が設けてあるから最大3個の反転ハンドル25が取付可能であり3組の反転スイッチ機構をボディ10内に収納した3個用のボディ10をカバー11の裏面部に配置する場合には各開口窓40を介して各反転ハンドル25の駆動連結部25aに圧縮ばね26の端部を収納連結して各反転ハンドル25をカバー11上に取り付ける(図10、図13参照)。
ここで3個の反転ハンドル25に対して操作ハンドル50をそれぞれ取り付けるに当たっては、図7に示すように中央に配置される操作ハンドル50及び両側の内の一方側に配置される操作ハンドル50では同じ側の係止爪片50cを用いて反転ハンドル50のハンドル結合部25bに結合させ、また他方側に配置される操作ハンドル50では中央の操作ハンドル50の結合位置側の係止爪片50cを用いて反転ハンドル25に結合させる。
この操作ハンドル50を取り付ける際に、図12に示すようにカバー11の枠部に形成した3個のマークMの内両側のマークMを3個用操作ハンドル50の取り付け位置の目安とすることで、間違い無く取り付けることができる。尚中央のマークMは2個用操作ハンドル50の取り付け時の目安となる。なお化粧プレート12をカバー11に取り付けた後に操作ハンドル50を取り付ける場合にはマークMを化粧プレート12側に設けても良い。
上述のようにして操作ハンドル50を結合することで図11において左端の反転ハンドル50の駆動連結部25aはハンドル結合部25bよりカバー11の正面(上面)からの高さ位置が低いため、図12に示すように隣接する中央の操作ハンドル50の背面側に入り込み、自己の突起50fとともに中央の操作ハンドル50の一方の側の突起50fを支持凹所25d上に支持する。また右端の操作ハンドル50の駆動連結部25aも中央の操作ハンドル50の背面側に入り込み、自己の突起50fとともに中央の操作ハンドル50の他方の突起50fを支持凹所25d上に支持する。また両側の操作ハンドル50の外側の突起50fはカバー11の支持凹所11f上に摺動自在に支持される。
而して操作ハンドル50を正面側に突出している側の端部を押圧操作すると、操作ハンドル50を結合している反転ハンドル25が操作ハンドル50とともに揺動動作し、反転ハンドル25の揺動に伴って反転ばね26は屈曲しながら次第に圧縮され、操作ハンドル50(反転ハンドル25)が特定の位置(いわゆる死点)を越えると反転ばね26が急速に伸長して反転し、可動接点板22を反転揺動させる。このようなスナップ動作により可動接点21a,21bを固定接点24a、23aに対して離接させることができるのである。そして反転ハンドル25、つまり操作ハンドル50は反転ばね26のばね力によって反転した状態を保持して接点部の状態を維持し、操作ハンドル50は操作前とは反対側の端部が正面側に突出する形で傾斜した状態となる。
ここで左右両側の操作ハンドル50の操作時にはカバー11の支持凹所11fの円弧状面上を片側の突起50fが摺動するため、操作ハンドル50が横揺れすることなく無く安定したハンドル操作ができる。また中央の操作ハンドル50の操作時には、両側の突起50fが両側に隣接する操作ハンドル5を結合した反転ハンドル25の駆動連結部25aに設けられた支持凹所25dの円弧面上を摺動するため、左右の操作ハンドル50の操作時と同様に横揺れすることなく無く安定したハンドル操作ができる。
ところで、本発明では3組の反転スイッチ機構を備えたスイッチ装置S以外に、図14に示すように1組の反転スイッチ機構を内蔵した1個型のボディ10’を1又は2個カバー11に取り付け、それぞれに対応する操作ハンドル50を用いることで、1組の反転スイッチ機構を備えたスイッチ装置或いは2組の反転スイッチ機構を備えたスイッチ装置Sを実現できる、
つまり1組の反転スイッチ機構を備えたボディ10’をカバー11の裏面のボディ配置部11eの中央部に取り付けた場合には図8に示す1個用操作ハンドル50を、また図15に示すように1組の反転スイッチ機構を備えたボディ10’をボディ配置部11eの両側に取り付けた場合には図9に示す2個用操作ハンドル50を用いればそれぞれのスイッチ装置Sを得ることができる。この場合ボディ10’と操作ハンドル50以外は、3組の反転スイッチ機構を備えたスイッチ装置Sと同じ部品を使用することができ、部品の共通化が図れる。
尚1個用操作ハンドル50では操作時に両側の突起50fがカバー11の両側の支持凹所11fの円弧状面を摺動し、操作ハンドル50の横揺れを防ぐようになっている。また2個用操作ハンドル5の場合には外側の突起50fが対応するカバー11の支持凹所11fの円弧上面を摺動し、同様に操作ハンドル50の横揺れを防ぐようになっている。
上述のように反転ハンドル25の駆動連結部25aの高さ位置をハンドル結合部25bの高さ位置より低くすることで、3個型のスイッチ装置Sの場合に両側の操作ハンドル50側から中央の操作ハンドル50の背方にそれぞれの反転ハンドル25の駆動連結部25aを配置して、中央の操作ハンドル50の突起50fを支持凹所25dで支持するようになっているが、図15,図16に示すように駆動連結部25aの上面に操作ハンドル50のハンドル結合部25bを設け、これに対応する被結合部を操作ハンドル50の背面側に設けても勿論良い。
尚上記反転スイッチ機構は3路スイッチ用であったが、その他の接点構成の反転スイッチ機構を用いるものにも本発明は適用できる。
一実施形態の分解斜視図である。 同上の要部の断面図である。 (a)は同上の背面図、(b)は側面図である。 同上の側断面図である。 同上の要部の一部破断省略せる拡大正面図である。 同上に用いる反転ハンドルの拡大斜視図である。 同上に用いる3個用操作ハンドルと、反転ハンドルの結合状態を示す一部省略せる背面図である。 反転スイッチ機構が1組のスイッチ装置に用いる1個用操作ハンドルと、反転ハンドルの結合状態を示す一部省略せる背面図である。 反転スイッチ機構が2組のスイッチ装置に用いる2個用操作ハンドルと、反転ハンドルの結合状態を示す一部省略せる背面図である。 同上の操作ハンドルを外した状態の正面図である。 同上のカバーと反転ハンドルの取り付け状態を示す一部破断せる正面図である。 同上の正面図である。 同上の操作ハンドルを外した状態の斜視図である。 1組の反転スイッチ機構を持つスイッチ装置の分解斜視図である。 2組の反転スイッチ機構を持つスイッチ装置の分解斜視図である。 従来例の課題説明図である。 従来例の操作ハンドルを外した状態の正面図である。
符号の説明
S スイッチ装置
10 ボディ
11 ハンドル
12 化粧プレート
16 端子
20 導電板
22 可動接点板
23,24 固定接点板
25 反転ハンドル
25a 駆動連結部
25b ハンドル結合部
26 反転ばね
25d 支持凹所
40 開口窓
50 操作ハンドル

Claims (5)

  1. 反転スイッチ機構を内蔵した一面開口のボディと、このボディの開口に被着されるカバーと、カバーの表面側に配置される操作ハンドルと、操作ハンドルの裏面側に結合するハンドル結合部及び前記カバー側に形成された開口窓を介してボディの開口から反転スイッチ機構の連結手段に連結させる駆動連結部を一体に備えた反転ハンドルとからなり、
    前記カバーはスイッチボックスの開口部を被蔽する大きさに形成されるとともにスイッチボックスに取り付けるための取付孔を両側に設け、裏面の中央部には3組の反転スイッチ機構を両側方向に並行内蔵した3個用ボディの開口部が配置可能な大きさに形成したボディ配置部を設け、このボディ配置部には前記3個用ボディを固定する手段と、前記3個用ボディの前記両側方向に直交する両端方向の長さが同じ長さで、内部に1組の反転スイッチ機構を内蔵した1個用ボディが両側に配置された場合にそれぞれの1個用ボディを固定する手段と、中央部に1個用ボディが配置された場合に該1個用ボディを固定する手段とを備え、且つボディ配置部内のカバーの位置には両側及び中央にボディ内の各反転スイッチ機構の前記連結手段をカバー表面側にそれぞれ露出させる前記開口窓を開口し、
    前記操作ハンドルは、前記ボディ配置部内に3個用ボディを配置したときに各反転スイッチ機構にそれぞれ対応して設けられ、両側方向の幅が上記カバーの両側方向の幅をほぼ3等分する幅とした3個用操作ハンドルと、前記ボディ配置部内の両側に1個用ボディを配置したときに各1個用ボディの反転スイッチ機構に対応して設けられ、両側方向の幅が前記カバーの両側方向の幅をほぼ2等分した大きさとした2個用操作ハンドルと、前記ボディ配置部の中央に1個用ボディを配置した場合に、該1個用ボディの反転スイッチ機構に対応して設けられ、両側方向の幅が前記カバーの両側方向の幅とほぼ同じ大きさとした1個用操作ハンドルとの内、前記ボディ配置部に設けられるボディに対応したものが選択されて使用され、
    前記反転ハンドルは、前記ハンドル結合部の一側部に前記駆動連結部を設け、
    前記各操作ハンドルの裏面には、前記ボディ側の対応する各開口窓のほぼ中央から露出する反転スイッチ機構の連結手段に駆動連結部が結合された状態で、前記ハンドル結合部が位置する部位に対応してハンドル結合部と結合される被結合部を設けていることを特徴とするスイッチ装置。
  2. 前記カバー表面からの反転ハンドルのハンドル結合部の高さ位置よりも前記駆動連結部の高さ位置を低くしていることを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
  3. 前記カバー上に配置される操作ハンドルの側端が被るカバーの両側位置に、当該操作ハンドルの側端裏面に設けた突起を当該操作ハンドルの揺動方向に摺動自在に支持する円弧状面を設けた支持部を形成していることを特徴とする請求項1又は2記載のスイッチ装置。
  4. 前記反転ハンドルの駆動連結部の上面には、前記3個用操作ハンドルをカバー上に3個並置した時に両側の操作ハンドルに反転ハンドルを連結した時に中央に位置する操作ハンドルの両側端裏方に駆動連結部が配置された状態で、中央の操作ハンドルの側端裏面に設けてある前記突起を揺動方向に摺動自在に支持する円弧状面を設けた支持部を形成していることを特徴とする請求項2又は3記載のスイッチ装置。
  5. 前記カバーの表面若しくは前記カバーの表面に被着する化粧プレートの表面に3個用、2個用の各操作ハンドルに対応した取り付け位置を示すマークを記していることを特徴とする請求項1乃至4の何れか記載のスイッチ装置。
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