JP2005011716A - 配線器具 - Google Patents

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Takashi Kawamoto
隆司 川本
Manabu Yano
学 矢野
Hidekazu Nomura
秀和 野村
Kimio Kusama
公男 草間
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Abstract

【課題】組立部材の寸法ばらつきにかかわらず器体の組立性を向上する。
【解決手段】ボディ10及びカバー20の長手方向に沿った両側面における中央部及び両端部にそれぞれ嵌合部2a,3a,2b,3bが突設される。合成樹脂製の組立部材50は、長手方向の中央部及び両端部にそれぞれ嵌合孔51a,51bが設けられる。ボディ10とカバー20を開口面側で突き合わせた状態で嵌合孔51a,51bに嵌合部2a…を嵌合することで器体1が組み立てられる。両端部の嵌合孔51bと嵌合部2b,3bとの間に生じる隙間G2が中央部の嵌合孔51aと嵌合部2a,3aとの間に生じる隙間G2よりも大きい寸法となるように両端部の嵌合孔51bが形成されている。よって、組立部材50の寸法ばらつきを両端部の嵌合孔51bと嵌合部2b,3bとの隙間G2で吸収することができ、組立部材50の寸法ばらつきにかかわらず器体1の組立性が向上できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、壁面のような施工面に一部を埋め込んだ形で施工されるスイッチやコンセントなどの配線器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、合成樹脂成型品のボディとカバーを、同じく合成樹脂製の組立部材を用いて結合することにより器体を形成した配線器具が提供されていた(特許文献1参照)。
【0003】
図4及び図5は特許文献1に記載されている配線器具(コンセント)を示している。このコンセントは、平行平型栓刃を有する所謂Aタイプのプラグと平行ピン型栓刃を有する所謂BSタイプのプラグの双方が接続可能なタイプ(所謂ユニバーサルタイプ)の差込部24を、後述する3個単位寸法の器体1に2組備えるものである。ボディ10の内部には仕切壁16を介して3個の収納室17a〜17cが形成され、接地極の刃受部材90が収納される収納室17cは器体1の長手方向に沿った細長形状であって中間部に括れ部17dが形成されている。また、他の2個の収納室17a,17bにはそれぞれ刃受部材80が収納されるのであって、収納室17を3分するように中間部の2箇所にそれぞれスリット16aを有する仕切壁16bが形成される。
【0004】
刃受部材80は、互いに対向する一対のばね片81と、両ばね片81の一方の側面に対向するばね片82と、ばね片81,82を連続一体に結合するコ字状の連結片83とからなる刃受88を2組備え、両連結片83の間を橋絡片84を介して結合し、橋絡片84の中間部に橋絡片84とともに後側に開放されたコ字状となる端子片85を備える形状に耐熱銅製の板金によって連続一体に形成されている。橋絡片84の後縁には突脚84aが突設されている。
【0005】
一方、刃受部材90は接地極用であって、互いに対向する各一対のばね片91を備えた刃受98を2組備え、一方の刃受98のばね片91の側方には後側が開放されたコ字状の連結片93が連続一体に形成され、連結片93の各脚片の後部には連結片93の各脚片を切り開いて形成した各一対の端子片95が連続一体に形成されている。また、他方の刃受98の一対のばね片91同士は後縁間がつなぎ片により連続一体に連結されている。さらに、連結片93の一方の脚片と上記他方の刃受98のばね片91との間は橋絡片94を介して連続一体に結合されている。
【0006】
カバー20の前面には、電圧極の栓刃が挿入される一対の挿入口25と接地極の栓刃が挿入される挿入口26とからなる差込部24が長手方向に並設されており、各挿入口25に挿入された電圧極の栓刃を刃受88で受けるとともに、挿入口26に挿入された接地極の栓刃を刃受98で受けるようになっている。
【0007】
ボディ10並びにカバー20の長手方向に沿った両外側面には各一対の嵌合部2,3がそれぞれ長手方向両端部に1組ずつ並べて突設されている。そして、各一対の嵌合部2,3に各々嵌合する一対の嵌合孔51’を有する合成樹脂製の組立部材50’によりボディ10とカバー20が結合されて器体1が組み立てられる。
【0008】
上述の器体1は取付部材たるプレート100に取り付けられるものであって、組立部材50’の前面側両端部にはプレート100に結合するために各一対の取付爪54’が突設されている。
【0009】
上述した構成のコンセントを施工するには、図6及び図7に示すプレート100を用いる。プレート100は、器体1を保持するプレート枠110と、プレート枠110を覆って見栄えよく施工する化粧プレート120とからなる。合成樹脂製のプレート枠110は絶縁性を有し、一対の枠片113a,113bの左端部同士および右端部同士をそれぞれ横片112で連続一体に結合することによって、器体1の前面を露出させる長方形状の開口窓111を中央部に備えた縦長の矩形枠状に形成されている。開口窓111の長手方向に沿った両側縁の後面側にはそれぞれ帯板状の固定梁部114と可動梁部115とが互いに対向する形で設けてある。
【0010】
可動梁部115は、長手方向の両端部で可動梁部115の長手方向に延長された連結部116を介して枠片113bに連続一体に連結され、中間部の2箇所が可動梁部115に直交する方向のブリッジ部117を介して枠片113bに連続一体に連結されている。また、各連結部116と各ブリッジ部117との間および両ブリッジ部117の間の部位は表裏に貫通するスリット118a〜118cとなっている。プレート枠110を形成する合成樹脂は可撓性を有し、可動梁部115および連結部116が可撓になっている。両側のスリット118a,118cはL字形に形成され、中間部のスリット118bは一直線上に形成されている。枠片113bにおいて各ブリッジ部117の近傍には、ブリッジ部117に対応する部位でも可動梁部115が可撓となるように、表裏に貫通する長孔状の溝119をそれぞれ設けてある。
【0011】
一方、固定梁部114および可動梁部115において開口窓111に臨む一面には、組立部材50’に各一対ずつ突設された取付爪54と凹凸係合する保持部としての6個の保持溝114a,115a(図8参照)が等ピッチで設けられる。したがって、器体1に設けた取付爪54を各保持溝114a,115aに凹凸係合させると、器体1の前面を開口窓111から露出させた形でプレート枠110に器体1を取着することができる。また、器体1がプレート枠110から前方に抜け落ちないように、固定梁部114及び可動梁部115の基部には組立部材50’に設けられた突部53の前面に当接する当接部114d,115dが形成されている。つまり、突部53の前面が当接部114d,115d(図8参照)に当接し、取付爪54の後面が保持溝114a,115aに係止されることによって、器体1がプレート枠110に取着される。
【0012】
ここで、固定梁部114と可動梁部115との開口窓111に臨む一面における各先端部分には、器体1の取付爪54をプレート枠110の後面側から保持溝114a,115aに導入する際に、各取付爪54を保持溝114a,115aに誘導するために、先端側ほど互いの距離を広げるように傾斜した傾斜面となった誘導部114b,115bが設けてある。すなわち、図8(a)〜(c)に示すようにプレート枠110に器体1を取り付けるには、器体1の一側面に嵌合した組立部材50’の取付爪54を固定梁部114の保持溝114aに係合させておき、器体1の前端部を開口窓111にほぼ一致させて器体1をプレート枠110に対して前方に押し込むと、器体1の他側面に嵌合した組立部材50’の取付爪54が可動梁部115を撓ませながら傾斜面54aと誘導部115bとによって保持溝115aに追い込まれ、取付爪54を保持溝115aに容易に係合させることができる。
【0013】
一方、固定梁部114の基部には隣接する各一対の保持溝114aの間でプレート枠110の表裏に貫通する器具外し孔114cが穿設してあって、器体1をプレート枠110に取着した状態で、ドライバや取外し専用の治具等の先端部分を器具外し孔114cに挿入し、治具の先端部分で器体1を可動梁部115側へ押すと梃子の原理によってわずかな力で可動梁部115を撓ませることができ、固定梁部114側の保持溝114aと器体1の取付爪54との係合状態を解除してプレート枠110から器体1を取り外すことができるようになっている。
【0014】
ここで、上述したようにプレート枠110は固定梁部114と可動梁部115とにそれぞれ3対の保持溝114a,115aを有しており、各一対の保持溝114a,115aに組立部材50’の一対の取付爪54を係合させることができるから、上記器体1を長手方向に3等分した寸法の器体を最大3個まで取り付けることが可能である。つまり、プレート枠110は3個用であって、3個用のプレート枠110に最大3個まで取り付けることができるように取付寸法を設定した器体を1個単位寸法とすれば、上述の器体1は3個単位寸法ということになる。
【0015】
【特許文献1】
特開2002−8766号公報(段落0102−0108、図50)
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例では、器体1が3個単位寸法に形成されているため、ボディ10及びカバー20の長手方向両端部に嵌合部2,3を突設し、それぞれの嵌合部2,3に嵌合してボディ10とカバー20を結合する組立部材50’が合計4個使用されていた。
【0017】
これに対して、図9に示すようにボディ10とカバー20の両外側面における長手方向中央部に嵌合部2,3をそれぞれ突設し、片側1個ずつの合計2個の組立部材50’によってボディ10とカバー20を結合する構造とし、組立部材50’の使用個数を減らすことで組立性を向上させたコンセントも提案されている。しかしながら、このように長手方向中央部のみでボディ10とカバー20を組立部材50’により結合する構造では、ボディ10とカバー20の結合強度が充分に得られないという問題や、プレート枠110への取付箇所が器体1の長手方向中央部のみとなり、プレート枠110に対して器体1ががたつきやすくなってしまうという問題がある。後者の問題に対しては、図10に示すようにカバー20に取付爪22を設けることで対応可能であるが、この構造においても前者の問題の対応、すなわちボディ10とカバー20の充分な結合強度を得ることはできない。
【0018】
一方、特許文献1には長手方向両側の2個の組立部材50’を連結部で連結して一体とした組立部材を用いたものが記載されている。しかしながら、連結部の寸法ばらつきによって組立部材の嵌合孔とボディ10及びカバー20の嵌合部2,3とが嵌合できない場合があり、組立性にやや難があった。
【0019】
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、組立部材の寸法ばらつきにかかわらず器体の組立性が向上できる配線器具を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、施工面に固定される取付部材に形成された矩形状の開口窓内に前端部が挿入された形で取付部材に保持され後端部が施工面に埋め込まれた形で設置される合成樹脂製の器体と、取付部材に単位ピッチで形成された保持部に結合される取付部とを備え、前記器体は、後端側のボディと前記開口窓を通して少なくとも一部が前方に露出する前端側のカバーとからなり、ボディとカバーとの双方に設けた嵌合部と凹凸嵌合する合成樹脂製の組立部材によりボディとカバーとが結合される配線器具において、前記器体は、3組の保持部を有する取付部材に3個まで取り付けることができる1個単位寸法の器体の2又は3個分である2個又は3個単位寸法に形成されるとともに長手方向に沿った両外側面の略中央部並びに両端部にそれぞれ嵌合部が突設され、前記組立部材は、器体の略中央部の嵌合部と凹凸嵌合する嵌合孔が長手方向の略中央部に設けられ、器体の両端部の嵌合部と凹凸嵌合する嵌合孔が長手方向両端部に設けられるとともに、該両端部の嵌合孔と嵌合部との間に生じる隙間が略中央部の嵌合孔と嵌合部との間に生じる隙間よりも大きい寸法に両端部の嵌合孔が形成されたことを特徴とする。
【0021】
この発明によれば、ボディ及びカバー双方の長手方向略中央部並びに両端部にそれぞれ突設されている嵌合部が組立部材の嵌合孔に凹凸嵌合することでボディとカバーが結合されるためにボディとカバーの充分な結合強度が得られ、しかも、両端部の嵌合孔と嵌合部との間に生じる隙間が略中央部の嵌合孔と嵌合部との間に生じる隙間よりも大きい寸法に両端部の嵌合孔が形成されているから、組立部材の寸法ばらつきを両端部の嵌合孔と嵌合部との隙間で吸収することができ、組立部材の寸法ばらつきにかかわらず器体の組立性が向上できる。
【0022】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記組立部材の両端部に取付部が設けられたことを特徴とする。
【0023】
この発明によれば、取付部材に対する器体のがたつきを抑えることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
図1〜図3を参照して本発明をコンセントに適用した実施形態について詳細に説明する。但し、本実施形態の基本的な構成は従来例と共通であるから、少なくとも同一の機能を有する構成要素には同一の符号を付して説明を適宜省略する。
【0025】
本実施形態のコンセントは、図1及び図2に示すように従来例と同じユニバーサルタイプの差込部24と、所謂O(オウ)タイプの接地極付きプラグが接続される差込部24’とを3個単位寸法の器体1に備えている。Oタイプの差込部24’は接地極を含む3つの平型栓刃が挿入される3個の平型栓刃挿入口25a’,25a’,25b’を有し、接地極の平型栓刃が挿入される平型栓刃挿入口25b’の両側に電圧極の2つの平型栓刃挿入口25a’,25a’が逆ハ字形に配置されている。
【0026】
図1及び図3に示すように、ボディ10の略中央には底部より立設された周壁11により四方を囲まれ、後述するOタイプの接地極用の刃受部材30Cが収納される凹部12と、この凹部12の周りに底部より立設された隔壁13で仕切られ、ユニバーサルタイプの刃受31A及びOタイプの電圧極用の刃受31Bが収納される合計4つの収納凹所14と、端子部40が収納される2つの収納凹所15,15とが設けてある。なお、ボディ10の底部には凹部12及び端子部40が収納される収納凹所15と連通する電線挿入口(図示せず)と、凹部12と連通する電線挿入口(図示せず)とが開口されている。
【0027】
端子部40は、電線と接続される端子片41と、この端子片41に電線を圧接接続する鎖錠ばね19と、端子片41と電線との接続を外すために鎖錠ばね19を圧接解除方向に撓ませる解除釦18とを具備した速結端子構造を有している。ここで、本実施形態においては、端子部40の端子片41と、2種類の刃受31A,31Bとを1枚の金属板を折曲することにより一体に形成して刃受部材30A,30Bを構成している。なお、2つの刃受部材30A,30Bは面対称に形成されており、互いに鏡像の関係にあるから、一方の刃受部材30Aについてのみ説明する。
【0028】
金属板を折曲して形成される刃受部材30Aは平板状の基部42を有し、この基部42の中央部より一対の端子片41が突設されるとともに、その両側に2種類の刃受31A,31Bが設けてある。この基部42の中央部には、先端部が二股に分割されてなる当接片43a,43aを有するL形片43が、端子片41,41に対して反対側に突設されている。そして、互いに対向する端子片41,41と当接片43a,43aの間にそれぞれ鎖錠ばね19,19が配置され、鎖錠ばね19に設けた鎖錠片19a及び接触片19bが端子片41に対向させてある。
【0029】
鎖錠ばね19は、弾性を有する導電材料の帯板の両端部を曲成して中央片19cの両端部に鎖錠片19a及び接触片19bが形成されてなる。鎖錠片19aは中央片19cとの連結部位から先端縁に向かって端子片41に近づく向きに傾斜し、接触片19bは略S字形に曲成されている。また、中央片19cは略平板状に形成されていて当接片43aに当接する。而して、鎖錠ばね19の鎖錠片19a及び接触片19bと刃受部材30Aの端子片41との間にボディ10の電線挿入孔を通して電線が挿入されると、鎖錠片19aの先端が電線に食い込んで抜け止めがなされるとともに、鎖錠片19a及び接触片19bによって電線が端子片41に圧接されることにより、電線と端子片41との導通(接続)が図られる。なお、刃受部材30Aの端子部40に対応する解除釦18は、収納凹所15内でボディ10の底面に対して略平行にスライド移動自在に一対の鎖錠ばね19,19の間に配置されており、ボディ10の底部に設けられる解除釦操作孔(図示せず)を通してドライバ等の治具により操作されてスライド移動させることにより、鎖錠ばね19の鎖錠片19aを圧接解除方向に撓ませ、鎖錠片19aの先端を電線から引き離して端子片41と電線との接続を解除するものである。
【0030】
ユニバーサルタイプの刃受31Aは従来例における刃受88とほぼ共通の構造を有しており、基部42の一端部より突設され、互いに対向する先端部にて栓刃を挟持する一対の刃受ばね32と、一対の刃受ばね32の側端間を結ぶ線よりも刃受ばね32と離れた位置において前方に突設された刃受ばね33とを有している。またOタイプの電圧極用の刃受31Bは、互いに対向する先端部にて栓刃を挟持する一対の刃受ばね32が基部42の他端部より突設されて構成される。
【0031】
一方、Oタイプの接地極用の刃受部材30Cは、接地極用の刃受31Cと、接地極用の端子部40’とが板状の金属部材を折曲することにより一体に形成されており、ボディ10の略中央に形成された凹部12に収納される。この刃受31Cは、平型栓刃挿入口25b’に挿入される接地極の栓刃に接触導通する一対の刃受ばね32を備えている。また、端子部40’は端子片43a’及び当接片43b’を備えて鎖錠ばね19並びに解除釦18とともに速結端子を構成している。なお、刃受31C並びに端子部40’の構造はユニバーサルタイプの刃受31A並びに端子部40の構造とほぼ共通であるので、詳しい説明は省略する。
【0032】
上述のように構成される刃受部材30A,30Bは、ボディ10の四隅に設けられた収納凹所14に各々刃受31A、刃受31Bを収納するようにしてボディ10に取り付けられる。なお、収納凹所14,15を仕切る隔壁13には刃受部材30A,30Bの基部42が挿通されるスリット13aが設けてある。また、刃受部材30Cがボディ10略中央の凹部12に収納するようにしてボディ10に取り付けられる。そして、後述するように組立部材50を用いてボディ10の開口側からカバー20が結合されて器体1が構成されると、各刃受31Aとカバー20の前面に設けられたユニバーサルタイプの差込部24の挿入口25とが対向するとともに、刃受31BとOタイプの差込部24’の挿入口25a’,25b’とが対向することになる。
【0033】
ここで本実施形態においては、ユニバーサルタイプの差込部24を構成する挿入口25,25を開閉自在に閉塞する第1の扉60と、Oタイプの差込部24’を構成する挿入口25a’,25b’を開閉自在に閉塞する第2の扉63と、ボディ10とカバー20の間に配設され、第1及び第2の扉60,63をカバー20の内側に収納するようにしてスライド移動自在に支持する中枠70とを備えている。
【0034】
第1の扉60は、組み込み時に中枠70に対向する背面側略中央に突条形のスライド片(図示せず)が突設され、且つスライド片の左右両側にスライド片よりも高さ寸法の低い(突出量の少ない)支持片(図示せず)がスライド片と略平行に突設されるとともに、表面側にコイルばね45の一端部が収納される収納部61c、この収納部61c内に突設されてコイルばね45が係止される係止部61dを有する主部61と、主部61の両側に突設され挿入口25をカバー20の内側で閉塞する閉塞部62とを備えている。
【0035】
閉塞部62の表面には主部61に近い側に第1の傾斜面62aが形成され、その外側に第2の傾斜面62bが形成されている。これら2つの傾斜面62a,62bは収納部61cの開口面側から前方に向けて傾斜しており、両者の間には段差が設けられて第1の傾斜面62aよりも第2の傾斜面62bが前方へ突出している。なお、第1の傾斜面62aの先端部には主部61の背面と略平行な平行面62cが形成してある。そして、この第1の扉60は、カバー20の背面に形成されているばね受け突起(図示せず)にコイルばね45の自由端を当接させた状態でカバー20に取り付けられる。
【0036】
第2の扉63は、接地極用の挿入口25b’から挿入される接地極の栓刃のための挿通孔64を有するとともに、一端側に傾斜面65が形成され且つ両側に傾斜辺が形成されている他端側にばね受け突起66が立ち上げられている。また、第2の扉63の背面側で上記傾斜面65が設けられた部分の裏側となるところには、補強用突部68が設けられ、他端側にはガイド溝69が設けてある。そして、この第2の扉63は、カバー20の背面に形成されているリブ(図示せず)に傾斜面65の部分やばね受け突起66の部分をスライド移動自在に係合させるとともに、ばね受け突起66とカバー20側のばね受け(図示せず)との間にコイルばね46が配置された状態でカバー20に取り付けられる。この時、第2の扉63の一対の傾斜辺が逆ハ字形に並ぶ挿入口25a’,25a’と略平行となるようにしてあるとともに、上記コイルばね46による弾性付勢でカバー20の背面に形成された傾斜壁(図示せず)に傾斜辺が当接することで、挿入口25a’,25a’が第2の扉63で閉塞された状態となる。
【0037】
一方、中枠70は合成樹脂製であって矩形の主部70aを有する。この主部70aには、中央から一端側にかけてOタイプの差込部24’を構成する3つの挿入口25a’,25a’,25b’に対応する位置に3つの栓刃挿通孔71が、設けられるとともに、他端側にはユニバーサルタイプの差込部24を構成する挿入口25,25に対応する位置に2つの栓刃挿通孔71が設けられる。また、カバー20の背面と対向する主部70aの表面には、第2の扉63の補強用突部68がスライド移動自在に係合するスライドガイド溝75が、接地極の栓刃に対応して略中央に設けられた栓刃挿通孔71の周囲に凹設され、この栓刃挿通孔71の端部近傍にコイルばね46の浮きを抑えるための突部73が突設されるとともに、第2の扉63のガイド溝69にスライド移動自在に係合する突条形のガイドリブ72が突設されている。さらに主部70aの突出部70b側の両端部表面には、第2の扉63の移動範囲を規制するストッパ76が突設されている。
【0038】
また、突出部70bの表面には、第1の扉60のスライド片61aがスライド移動自在に係合するスライド溝74が、略平行に突設された一対の突条74aの間に形成されている。
【0039】
而して、第1及び第2の扉60,63や中枠70を組み付けたカバー20を、刃受部材30A,30B,30Cを組み込んだボディ10と結合すれば、ユニバーサルタイプの差込部24を構成する挿入口25,25が第1の扉60で閉塞されるとともにOタイプの差込部24’を構成する挿入口25’が第2の扉63で閉塞されることとなり、何れの差込部24,24’からも充電部の露出がないものとなる。
【0040】
次に、各差込部24,24’にプラグを接続する際の扉60,63の動作について説明する。
【0041】
まず、Oタイプの差込部24’については、プラグの栓刃を挿入口25’に挿入すればよく、この時、3極のうちの接地極の栓刃が第2の扉63の傾斜面65を押してコイルばね46に抗して第2の扉63をスライド移動させることにより、第2の扉63によって閉塞されていた挿入口25’が開かれ、栓刃が第2の扉63の挿通孔64と傾斜辺の側を通るとともに、中枠70の栓刃挿通孔71を通じて刃受部材30A,30Bの刃受31B及び刃受部材30Cの刃受31Cに接続される。
【0042】
続いて、ユニバーサルタイプの差込部24についても、プラグの栓刃を挿入口25に挿入すればよく、接触子が平型栓刃の場合には挿入口25の平型栓刃挿入口25aに挿入された平型栓刃が、第1の扉60の第1の傾斜面62aを押してコイルばね45に抗して第1の扉60をスライド移動させることにより、第1の扉60によって閉塞されていた挿入口25が開かれ、平型栓刃が中枠70の栓刃挿通孔71を通って刃受部材30A,30Bの刃受31Aに接続される。また、接触子がピン形栓刃の場合には挿入口25のピン形栓刃挿入口25bに挿入されたピン形栓刃が、第1の扉60の第2の傾斜面62bを押してコイルばね45に抗して第1の扉60をスライド移動させることにより、各挿入口25が開かれ、ピン形栓刃が中枠70の栓刃挿通孔71を通って刃受部材30A,30Bの刃受31Aに接続される。
【0043】
最後に本発明の要旨である組立部材50によるボディ10とカバー20の結合構造について説明する。
【0044】
ボディ10の長手方向に沿った両側面には、中央部において長手方向に並ぶ一対の嵌合部2aと、両端部に各々1つずつの嵌合部2bとが突設されている。これらの嵌合部2a,2bはボディ10の開口面よりも前方(図1における上方)に突出しており、中央部の一対の嵌合部2aがボディ10の開口端面上にて一体に連結されて略コ字型とり、両端の嵌合部2bが各々略L字形となっている。
【0045】
一方、カバー20の長手方向に沿った両側面には開口面よりも前方にくぼんだ凹所4が形成され、凹所4の中央部において長手方向に並ぶ一対の嵌合部3aと、両端部に各々1つずつの嵌合部3bとが突設されている。これらの嵌合部3a,3bはカバー20の凹所4底面よりも後方(図1における下方)に突出しており、中央部の一対の嵌合部3aが凹所4の底面上にて一体に連結されて略コ字型とり、両端の嵌合部3bが各々略L字形となっている。そして、ボディ10とカバー20とが開口面側で突き合わされた状態でボディ10側の嵌合部2a,2bとカバー20側の嵌合部3a,3bとが前後方向に重なり合って当接する。尚、この状態で中央の嵌合部2a,3aと両端の嵌合部2b,3bとの間、並びに両端の嵌合部2b,3bと凹所4の長手方向両端面との間には、それぞれ組立部材50の係止脚52が挿入される係止脚挿入口5が開口する。
【0046】
組立部材50は弾性を有する合成樹脂材料(例えば、ポリカーボネート樹脂)により薄い帯板状に形成され、中央部の一対の嵌合部2a,3aとそれぞれ個別に嵌合する一対の嵌合孔51aが長手方向中央部に並設されるとともに、両端部の嵌合部2b,3bとそれぞれ嵌合する嵌合孔51bが長手方向両端部に設けられている。また、ボディ10及びカバー20の側面に対向する組立部材50の背面側において係止脚挿入口5と対向する位置には、先端に係止爪52aを有する係止脚52が背方へ突設されており、各係止爪52aはそれぞれ互いに向き合う方向、つまり嵌合部2a,3a,2b,3bに近づく向きに突出している。また、組立部材50の前端縁からは背方へ突出する突部53が設けられており、カバー20の長手方向に沿った両側面において嵌合部3a,3bの前方からカバー20の短手方向外向きに突出する突台部21に前方から突部53が係合するようになっている。
【0047】
一方、ボディ10及びカバー20の各嵌合部2a,2b,3a,3bには、係止脚挿入口5に挿入された係止脚52先端の係止爪52aが係合する係止溝6,7が形成されている。
【0048】
而して、ボディ10とカバー20を開口面側で突き合わせた状態で係止脚52を係止脚挿入口5に挿入するようにして組立部材50を器体1の長手方向両側面の方へ押しつければ、中央の一対の嵌合部2a,3a及び両端の嵌合部2b,3bがそれぞれ嵌合孔51a,51bと嵌合し、図2に示すようにボディ10とカバー20が結合されて器体1が組み立てられる。このようにボディ10及びカバー20双方の長手方向中央部並びに両端部にそれぞれ突設されている嵌合部2a,3a,2b,3bが組立部材50の嵌合孔51a,51bに凹凸嵌合することでボディ10とカバー20が結合されてボディ10とカバー20の充分な結合強度が得られるものである。なお、係止脚挿入口5に挿入された係止脚52の係止爪52aが嵌合部2a,3a,…の係止溝6,7にそれぞれ係合されることによって、組立部材50の嵌合部2a…からの脱落が防止できる。
【0049】
また本実施形態においては、図3に示すように両端部の嵌合孔51bと嵌合部2b,3bとの間に生じる隙間G2が中央部の嵌合孔51aと嵌合部2a,3aとの間に生じる隙間G2よりも大きい寸法、すなわち隙間G2の寸法をg2、隙間G1の寸法をg1としたときにg2>g1となるように両端部の嵌合孔51bが形成されている。すなわち、中央部の嵌合部2a,3aに嵌合孔51aを嵌合することで組立部材50を器体1に位置決めした場合、組立部材50の寸法ばらつきによって両端部の嵌合部2b,3bと嵌合孔51bが嵌合しなくなる虞があるが、組立部材50の寸法ばらつきを両端部の嵌合孔51bと嵌合部2b,3bとの隙間G2で吸収することができるため、組立部材50の寸法ばらつきにかかわらず器体1の組立性が向上できるものである。また、組立部材50の両端部にはプレート枠110の保持溝114a,115aに係合して器体1をプレート枠110に取り付けるための取付爪54が突設されており、取付爪54を組立部材50の長手方向両端部に設けることでプレート枠110に対する器体1のがたつきを抑えることができる。
【0050】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、ボディ及びカバー双方の長手方向略中央部並びに両端部にそれぞれ突設されている嵌合部が組立部材の嵌合孔に凹凸嵌合することでボディとカバーが結合されるためにボディとカバーの充分な結合強度が得られ、しかも、両端部の嵌合孔と嵌合部との間に生じる隙間が略中央部の嵌合孔と嵌合部との間に生じる隙間よりも大きい寸法に両端部の嵌合孔が形成されているから、組立部材の寸法ばらつきを両端部の嵌合孔と嵌合部との隙間で吸収することができ、組立部材の寸法ばらつきにかかわらず器体の組立性が向上できる。
【0051】
請求項2の発明によれば、取付部材に対する器体のがたつきを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】同上を示す斜視図である。
【図3】同上の断面図である。
【図4】従来例を示す分解斜視図である。
【図5】同上を示し、(a)は正面図、(b)は上面図である。
【図6】取付部材であるプレートを前方から見た分解斜視図である。
【図7】同上を後方から見た分解斜視図である。
【図8】同上のプレートに配線器具を取り付ける手順を説明する説明図である。
【図9】他の従来例を示す斜視図である。
【図10】さらに他の従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 器体
2a,2b 嵌合部
3a,3b 嵌合部
10 ボディ
20 カバー
50 組立部材
51a,51b 嵌合孔

Claims (2)

  1. 施工面に固定される取付部材に形成された矩形状の開口窓内に前端部が挿入された形で取付部材に保持され後端部が施工面に埋め込まれた形で設置される合成樹脂製の器体と、取付部材に単位ピッチで形成された保持部に結合される取付部とを備え、前記器体は、後端側のボディと前記開口窓を通して少なくとも一部が前方に露出する前端側のカバーとからなり、ボディとカバーとの双方に設けた嵌合部と凹凸嵌合する合成樹脂製の組立部材によりボディとカバーとが結合される配線器具において、前記器体は、3組の保持部を有する取付部材に3個まで取り付けることができる1個単位寸法の器体の2又は3個分である2個又は3個単位寸法に形成されるとともに長手方向に沿った両外側面の略中央部並びに両端部にそれぞれ嵌合部が突設され、前記組立部材は、器体の略中央部の嵌合部と凹凸嵌合する嵌合孔が長手方向の略中央部に設けられ、器体の両端部の嵌合部と凹凸嵌合する嵌合孔が長手方向両端部に設けられるとともに、該両端部の嵌合孔と嵌合部との間に生じる隙間が略中央部の嵌合孔と嵌合部との間に生じる隙間よりも大きい寸法に両端部の嵌合孔が形成されたことを特徴とする配線器具。
  2. 前記組立部材の両端部に取付部が設けられたことを特徴とする請求項1記載の配線器具。
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