JP4093163B2 - 配線器具 - Google Patents

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Description

本発明は、スイッチやコンセントのような配線器具、特に速結式の端子部を有する配線器具に関するものである。
従来、スイッチやコンセントのような配線器具においては、結線作業の簡略化を主な目的として電線を接続する端子部に速結式の端子構造(所謂ねじ無し端子)を採用していた。この種の端子構造では、器具本体の背面に設けた電線挿入孔に電線を挿入するだけで電線の接続と抜け止めが行われるが、電線挿入孔への電線の挿入量が不十分であると接触不良等の不具合が生じる虞があった。
一方、上述の速結式の端子構造はスイッチやコンセントのような配線器具のみならず他の電気機器、例えば、ブレーカなどにも採用されている(特許文献1参照)。ここで、特許文献1に記載されているブレーカでは、電線挿入孔への電線の挿入量が十分であって端子部に正しく接続されたか否かを表示する表示部材を備えていた。この表示部材は、ブレーカの器体内に移動自在に設けられ、電線挿入孔への電線の挿入量が規定量を満たす場合に器体に設けた表示窓に対向する表示位置に移動し、表示窓を通して器体の外から視認できるようになっている。
特開2000−215927号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている接続完了表示機構では器体に設けられた表示窓を覗いて表示部材の位置を確認しなければならず、確認作業が煩わしいという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、電線が端子部に接続されたか否かを簡単に確認できる配線器具を提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、絶縁材料からなり電線挿入孔が設けられた器具本体と、器具本体内に設けられて電線挿入孔を通して挿入された電線を速結式で接続する端子部と、一部が器具本体の外へ突出する非接続位置と器具本体の外へ突出しない接続位置との間で移動自在に器具本体内に収納され、端子部に接続された電線により駆動されて非接続位置から接続位置に移動する表示部材と、表示部材が非接続位置から接続位置に移動する際に音を鳴らす鳴音手段とを備え、当該鳴動手段は、表示部材が非接続位置から接続位置に移動する過程で器具本体内に設けられた被当接部に当接して撓められた後に弾発力により復帰して被当接部との間で衝突音を発するばね部材からなり、表示部材が接続位置から非接続位置に移動する際にばね部材を移動方向にガイドするガイド面が被当接部に設けられてなることを特徴とする。
この発明によれば、従来例のように確認窓を覗かなくても、表示部材が器具本体の外へ突出しているか否かによって電線が端子部に接続されたか否かを簡単に確認でき、また、視覚だけでなく聴覚によっても電線が端子部に接続されたか否かを確認できるとともに、表示部材を接続位置から非接続位置に移動させる際に被当接部のガイド面でガイドすることによりばね部材をスムーズに復帰させることができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、複数の端子部が器具本体内に設けられるとともに、各端子部に接続される電線によって駆動される複数の表示部材が器具本体内に収納され、複数の表示部材が一体に形成されたことを特徴とする。
この発明によれば、部品点数を削減して組立作業の省力化やコストダウンが図れる。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、表示部材をガイドして非接続位置から接続位置へ直線的に移動させるガイド手段を器具本体に設けたことを特徴とする。
この発明によれば、表示部材が直線的に移動することで見やすさと見栄えが向上する。
請求項4の発明は、請求項1又は2又は3の発明において、複数の端子部が器具本体内に設けられるとともに、各端子部に接続される電線によって駆動される複数の表示部材と、各表示部材が非接続位置から接続位置に移動する際に音を鳴らす複数の鳴音手段とが器具本体内に収納され、複数の表示部材並びに鳴音手段が一体に形成されたことを特徴とする。
この発明によれば、部品点数を削減して組立作業の省力化やコストダウンが図れる。
請求項5の発明は、請求項1〜4の何れかの発明において、端子部は、端子板と、ばね力を利用して端子板との間で電線を狭持するとともに反挿入方向への電線の移動を規制する規制手段と、表示部材と一体に設けられて規制手段による規制を解除する解除手段とを具備し、解除手段は、表示部材が接続位置からさらに器具本体内に入り込む方向へ押し込まれたときに規制手段による規制を解除する規制解除部を具備することを特徴とする。
この発明によれば、表示部材を解除手段に兼用することで部品点数を削減し、組立作業の省力化やコストダウンが図れる。
請求項6の発明は、請求項5の発明において、一端部が表示部材に連結され、他端部が端子板に当接支持されて表示部材を接続位置から非接続位置に向けて弾性付勢する復帰ばねを備えたことを特徴とする。
この発明によれば、端子部と電線の接続を解除すると復帰ばねで弾性付勢された表示部材が接続位置から非接続位置に移動するから手動で移動させる手間が省け、しかも、復帰ばねの他端部は端子板に当接支持されているから、表示部材が非接続位置から接続位置に移動して撓められたときの復帰ばねの応力緩和が図れる。
本発明によれば、従来例のように確認窓を覗かなくても、表示部材が器具本体の外へ突出しているか否かによって電線が端子部に接続されたか否かを簡単に確認でき、また、視覚だけでなく聴覚によっても電線が端子部に接続されたか否かを確認できるとともに、表示部材を接続位置から非接続位置に移動させる際に被当接部のガイド面でガイドすることによりばね部材をスムーズに復帰させることができるという効果がある。
以下、本発明をコンセントに適用した実施形態について図面を参照して詳細に説明する。但し、本発明に係る配線器具はコンセントに限定されるものではなく、例えばスイッチなどのコンセント以外の配線器具にも本発明の技術思想が適用可能であることは言うまでもない。
まず、本発明の実施形態を説明する前に、実施形態と基本構成が共通である参考例について説明する。
本参考例のコンセントは、図1および図2に示すように耐トラッキング性に優れた熱硬化性合成樹脂を用いて前面が開放された直方体状に形成されたボディ10と、同じく耐トラッキング性に優れた熱硬化性合成樹脂を用いて後面が開放された直方体状に形成されたカバー20とを結合して構成される器具本体1を備えている。
ボディ10は長手方向に沿って設けられた複数の仕切壁12により内部空間が3分されている。また、カバー20内にも仕切壁(図示せず)が形成され、ボディ10とカバー20とを結合するとボディ10およびカバーの仕切壁12によって器具本体1の内部空間が独立した3室(収納室13a、13b、13c)に分割される。また、両端の収納室13a、13bはスリット12aを有する一対の仕切壁12bによってボディ10の長手方向に沿ってさらに3室に分割されている。
カバー20の前壁には平行平型栓刃を有する所謂Aタイプのプラグと平行ピン型栓刃を有する所謂BSタイプのプラグの双方が接続可能な所謂ユニバーサルタイプの差込部241と、所謂O(オウ)タイプのプラグが接続可能な差込部242とが並設されている。ユニバーサルタイプの差込部241は、平板状の平型栓刃が差し込まれる平型栓刃挿入口25aと、丸ピン状のピン型栓刃が差し込まれるピン型栓刃挿入口25bとを連通させた形状に形成された一対の挿入口251からなる。つまり、平型栓刃挿入口25aは矩形状であって、長手方向の中間部の一側縁に円状のピン型栓刃挿入口25bが連通した形状になっている。また、平型栓刃挿入口25aの中心間の距離よりも、ピン型栓刃挿入口25bの中心間の距離の方が広くなっている。Oタイプの差込部242は接地極を含む3つの平型栓刃が挿入される3個の平型栓刃挿入口25c,25c,25dを有し、接地極の平型栓刃が挿入される平型栓刃挿入口25dの両側に残り(電圧極)の平型栓刃挿入口25c,25cが逆ハ字形に配置されて構成される。
また、ユニバーサルタイプの差込部241に差し込まれる平型栓刃若しくはピン型栓刃を受けるユニバーサルタイプの刃受31Aと、Oタイプの差込部242に差し込まれる電圧極の平型栓刃を受けるOタイプの刃受31Bとが端子板41の両側に設けられてなる2つの刃受ブロック30A,30Bが、ボディ10内において両端の収納室13c,13aにそれぞれ収納される。但し、一方の収納室13cに収納される刃受ブロック30Aと、他方の収納室13aに収納される刃受ブロック30Bとは鏡像の関係にあるので、一方の刃受ブロック30Aについてのみ説明する。
ユニバーサルタイプの刃受31Aは、互いに対向する先端部にてピン型栓刃を挟持する一対の刃受ばね32と、両刃受ばね32の一方の側面同士を連続一体に結合するコ字状の連結片34と、連結片34より突出し両刃受ばね32の前記側面に対向する刃受ばね33とを具備する。Oタイプの刃受31Bは、互いに対向する先端部にて平型栓刃を挟持する一対の刃受ばね32と、両刃受ばね32の一方の側面同士を連続一体に結合するコ字状の連結片34とを具備する。
端子板41は、図1および図3に示すように略T字形の主片42と、主片42の幅細の一端側における両側縁から後方へ垂下された一対の接触片43と、主片42の幅太の他端側における両側縁から後方へ垂下された略J字形の一対の鎖錠片44とを有し、弾性を有する帯状の金属板を加工して接触片43の先端部と鎖錠片44の先端部がそれぞれ交差するように折り曲げて一体に形成される。接触片43にはほぼ平坦な面を有して電線に弾接する接触部43aと、電線の挿入方向に沿った接触部43aの両側において電線を押圧する一対の押圧部43b,43cとが設けられ、押圧部43cと主片42の間には後述する電線挿入孔11と対向し電線が挿通される挿通部41aが形成されている。また、接触片43に対して内側に位置する鎖錠片44には、電線を接触部43aの方へ押圧するとともに電線の一部に食い込んで抜け止めする鎖錠部44aと、鎖錠部44aよりも接触片43に近づく向きに突出する受け部44cとが先端に並設され、鎖錠部44aよりも後方の部位に電線(接触片43)から離れる向きに凸となる曲げ部44bが設けられている。なお、鎖錠部44aが接触片43に対向するとともに受け部44cが接触片43と対向しないように接触片43の幅寸法が鎖錠片44の幅寸法のおよそ半分に設定されている。上述のように構成される電圧極用の刃受ブロック30A,30Bは、各刃受31A,31Bを長手方向両端の区画にそれぞれ収納し、端子板41を長手方向中央の区画に収納するようにしてボディ10両端の収納室13c,13aに納められる。
一方、ボディ10内において中央の収納室13bにはOタイプの接地極用の栓刃ブロック30Cが収納される。接地極用の栓刃ブロック30Cは、Oタイプの差込部242に対応する接地極の刃受31Cが端子板41’に結合されて構成される。Oタイプの接地極用の刃受31Cは、互いに対向する先端部にて栓刃を挟持する一対の刃受ばね32と、両刃受ばね32の後端縁を連続一体に結合する連結片34と、連結片34の側縁から延設され略鈎形に折曲された帯状の脚片35と、かしめ用突起36aが列設されて脚片35の先端に設けられる結合片36とを備える。
端子板41’は電圧極用の端子板41とほぼ同一形状に形成され、主片42と、一対の接触片43並びに鎖錠片44とを備え、接触片43には接触部43aと一対の押圧部43b,43cが設けられるとともに、鎖錠片44には鎖錠部44aと曲げ部44bが設けられている。また、主片42には刃受31Cの結合片36に設けられたかしめ用突起36aが挿通されるかしめ用孔(図示せず)が貫設されている。したがって、刃受31Cの結合片36に突設されているかしめ用突起36aを主片42に貫設されているかしめ用に挿通してかしめることで端子板41’の主片42と刃受31Cの結合片36が結合されて刃受ブロック30Cが構成される。
図2(c)に示すように、ボディ10の底壁の長手方向略中央にはそれぞれ3つの収納室13a,13b,13cに連通する各一対の電線挿入孔11が貫設されている。そして、図3に示すように電線挿入孔11を通して接触片43と鎖錠片44の間に電線101を挿入すると、鎖錠片44の鎖錠部44aが電線101に食い込むことによって電線101が抜け止めされるとともに鎖錠片44のばね力によって電線101が接触片43の接触部43aに弾接し、さらに電線101は一対の押圧部43b,43cによって鎖錠片44の方へ押圧され、鎖錠部44aと一対の押圧部43b,43cの押圧力が均衡して電線101が狭持される。但し、主片42に近い方の押圧部43cは電線101と当接する面を面取りして接触面積を増やしている。
ところで、端子板41,41’とともに端子部40を構成する解除釦60が各収納室13a,13b,13cに配設される。解除釦60は合成樹脂成型品からなり、図4に示すように棒状の操作部61と、半円板状の軸部62aを有する本体部62と、操作部61の中央から突出して本体部62と連結する連結部64と、本体部62より軸部62aと反対側に突出する略扇形の支持部65と、本体部62の両側面より突出する略三角柱状の押動部63,63とが一体に形成されている。そして、図6(a)に示すようにボディ10に設けられた軸受け台14に軸部62aが載置され、収納室13a,13cに収納される端子板41の主片42に支持部65が当接することで軸部62aが回動自在に支持される。
一方、ボディ10の長手方向中央の両側面には各収納室13a,13cと通じる縦溝15が設けられており、解除釦60は縦溝15を通して連結部64並びに操作部61がボディ10の外に露出され、一対の押動部63,63が端子板41の鎖錠片44における受け部44cと対向し、収納室13a,13c内に設けられた軸受け台14に軸部62aを載置することにより、軸部62aを支点に器具本体1の前後方向(図1における上下方向)に沿って回動自在に各収納室13a,13cに配設される。
また、図2(c)に示すようにボディ10底面の略中央に後方へ突出した突台部3が設けられており、この中央の突台部3にボディ10内の収納室13bに貫通する電線挿入孔11が設けられ、ボディ10底面中央における突台部3の近傍にはボディ10の内側にくぼんだ凹所4が設けられ、突台部3の凹所4に臨む側面から凹所4の底面に渡って収納室13bに通じる一対の挿通溝(図示せず)が形成されている。そして、これらの挿通に連結部64並びに操作部61を挿通するようにして解除釦60がボディ10内の収納室13bにおいて端子板41’に対向して収納される。
而して、端子部40に接続された電線を引き抜くには、縦溝15又は挿通を通して器具本体1の側面に露出している操作部61を指で押し上げるように操作すればよい。すなわち、操作部61を前方(図1における上方)へ押し上げるように操作すれば、軸部62aを支点にして解除釦60が回動し、押動部63,63でそれぞれ対向する端子板41,41’の受け部44cを押圧することにより、電線に食い込んでいる鎖錠部44aを電線から離すように鎖錠片44を撓ませて電線の引き抜きが可能となる。
ところで本参考例における器具本体1は、ボディ10とカバー20との双方に設けた嵌合部6,7に組立部材50を凹凸嵌合することでボディ10とカバー20とを結合して組み立てられる。
ボディ10の短手方向に対向する両側面には、縦溝15が設けられた中央部を挟んだ両側に矩形の嵌合部6がそれぞれ突設され、さらに各嵌合部6の前方(図1における上方)には凹溝8がそれぞれ形成されている。一方、カバー20の短手方向の両側面には、ボディ10の嵌合部6と同形状且つ同寸法の嵌合部7がそれぞれ突設されている。そして、ボディ10の開口面にカバー20を突き合わせた状態では、それぞれの嵌合部6,7が凹溝8を挟んで一列に配置されることになる。
組立部材50は弾性を有する合成樹脂成型品からなり、嵌合部6,7と嵌合する一対の嵌合孔51が器具本体1の前後方向(図1における上下方向)に並設された短冊状に形成され、器具本体1と対向する背面側において嵌合孔51に挟まれた略中央部からは先端に係止爪52aを有する係止突片52が背方へ突設されるとともに、図示しない取付枠やプレートの係合孔と係合する取付爪53が嵌合孔51と一列に並ぶように外向きに突設されている。
一方、カバー20には、ボディ10の凹溝8から挿入される組立部材50の係止突片52が有する係止爪52aが係止する被係止部(図示せず)が短手方向に対向する両側壁に形成されている。なお、カバー20の両側壁の内側における嵌合部7近傍には内側に向かうにつれて後方へ傾斜して係止爪52aを被係止部に案内するガイド面が形成されている。
而して、ボディ10とカバー20とを結合して器具本体1を組み立てるには、ボディ10とカバー20を開口面側で突き合わせた状態で係止突片52を凹溝8に挿入するように組立部材50を器具本体1の短手方向両側面の方へ押しつければ、組立部材50の各嵌合孔51にボディ10及びカバー20の嵌合部6,7がそれぞれ嵌合してボディ10とカバー20とが結合されると同時に、係止突片52の先端に設けた係止爪52aがカバー20のガイド面に沿うように係止突片52が後方(ボディ10側)に撓み、やがて係止爪52aがカバー20の被係止部に係止することによって、組立部材50の嵌合部6,7からの脱落が防止できる。
次に端子部40と電線の接続状態を表示する表示部材80について説明する。
本参考例では、互いに鏡像の関係にある2つの表示部材80,80が合成樹脂成型品として一体に形成された表示ブロック70を器具本体1内に収納している。表示部材80は、図1および図5に示すように帯板状の主部81と、主部81の長手方向一端側に設けられた矩形板状の表示部82と、主部81の長手方向他端側における一方の側端より側方へ突出する駆動部83と、幅細の帯状であって一端が駆動部83に連結された略鈎形の復帰ばね部84と、平面視略T字形であって両腕の部分で2つの表示部材80,80の復帰ばね部84の他端と各々連結された支持部85とを具備する。駆動部83には前方から後方に向けて表示部82から離れる向きに傾斜する傾斜面83aが設けられている。
上述のように構成される表示ブロック70は、図1および図6(a)に示すように器具本体1の長手方向に沿った両側面中央部に間隔を空けて並設された2つの挿通溝21に各表示部材80の表示部82を挿通し、駆動部83の傾斜面83aを端子板41の挿通部41aを通してボディ10の電線挿入孔11に対向させ、カバー20に設けられた固定凹所3a内に支持部85を挿入して器具本体1内に収納される。なお、固定凹所3aには支持部85の挿入をガイドするためのテーパ面3bが形成されており、表示ブロック70のカバー20への装着が容易に行えるようになっている。器具本体1内に収納された表示部材80は、挿通溝21を通して表示部82が器具本体1の側面から進退自在に突出する方向に移動自在であって、駆動部83が電線に押駆動されていない状態では、図6(a)に示すように表示部82が挿通溝21から器具本体1の外へ突出した位置(非接続位置)にある。
而して、電線挿入孔11に挿入された電線101が鎖錠部44aと一対の押圧部43b,43cに狭持されて端子板41と接続されるが、図6(b)に示すように電線101を電線挿入孔11に挿入することで電線101の先端が端子板41の挿通部41aを挿通して表示部材80の駆動部83の傾斜面83aに摺接し、駆動部83が電線101から離れる向きに力を受け、その力で復帰ばね部84が撓んで表示部82が器具本体1内へ進入する向きに表示部材80が移動することになる。そして、図6(c)に示すように電線101が端子板41に接続された状態では挿通溝21から器具本体1の外に表示部82が突出しない位置(接続位置)まで表示部材80が移動するから、電線101が端子板41に接続されたことを表示部82が器具本体1の側面に突出しないことで表示することができるものである。なお、電線101が端子板41に接続されている間は駆動部83と電線101の先端部分が干渉しているため、復帰ばね部84のばね力に抗して表示部材80が接続位置に止まり、電線101の接続完了表示は継続されることになる。そして、解除釦60を操作して端子板41との接続を解除し電線挿入孔11から電線101を引き抜けば表示部材80の移動が規制されなくなり、復帰ばね部84のばね力によって表示部材80が接続位置から非接続位置に復帰する。
ここで、図6(a)に示すように器具本体1(ボディ10およびカバー20)に設けられる挿通溝21が器具本体1の前面(図6における上面)と略平行に形成されており、挿通溝21を構成しているボディ10並びにカバー20の内壁で表示部82をガイドして非接続位置から接続位置へ表示部材80を直線的に移動させるようにしている。すなわち、このようなガイド手段(挿通溝21を構成するボディ10並びにカバー20の内壁)がない場合、駆動部83の傾斜面83aには表示部材80の移動方向と直交する方向の分力がはたらいて表示部82がその分力の方向にも移動してしまうから、表示部82の動きが複雑で見づらく且つ見栄えも悪くなってしまう。これに対して上述のように挿通溝21を構成しているボディ10並びにカバー20の内壁で表示部82をガイドして非接続位置から接続位置へ表示部材80を直線的に移動させるようにすれば、表示部材80が直線的に移動することで見やすさと見栄えが向上するものである。
上述のように本参考例では、端子部40(端子板41)に接続された電線101により駆動されて非接続位置(器具本体1の外へ突出する位置)から接続位置(器具本体1の外へ突出しない位置)に移動する表示部材80を備えているため、従来例のように確認窓を覗かなくても表示部材80(表示部82)が器具本体1の外へ突出しているか否かによって電線101が端子部40に接続されたか否かを簡単に確認できるものである。また、電線接続完了表示機構を持たない配線器具に対して表示部材80の追加のみで対応できるから、部品費や組立費の追加を最小限に抑えることができるとともに、端子部の構成は何ら変わりがないから、電線接続完了表示機構を持たない配線器具を電線接続完了表示機構を持った配線器具へ容易にグレードアップできるという利点がある。しかも、本参考例では2つの表示部材80を表示ブロック70として一体に形成しているから、2つの表示部材80を別体とする場合に比較して部品点数を削減し、組立作業の省力化やコストダウンが図れるという利点がある。
(実施形態1)
図7に本実施形態の分解斜視図を示す。但し、本実施形態の基本構成は参考例と共通であるので、少なくとも機能的に共通する構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態は、表示部材80が非接続位置から接続位置に移動する際に音を鳴らす鳴音手段を備えた点に特徴がある。なお、本実施形態における鳴動手段は表示部材80と一体に設けられている。また、参考例と同様に互いに鏡像の関係にある2つの表示部材80,80が表示ブロック70として一体に形成されて器具本体1内に収納されている。
本実施形態における表示部材80は、図8に示すように帯板状の主部81と、主部81の長手方向一端側に設けられた矩形板状の表示部82と、主部81の長手方向他端側における一方の側端より側方へ突出する駆動部83と、幅細の帯状であって一端が駆動部83に連結された復帰ばね部84と、平面視略コ字形であって両端部で2つの表示部材80,80の復帰ばね部84の他端と各々連結された支持部85とを具備する。さらに、表示部82の主部81との対向面には、幅細の帯状であって斜め前方(図8(a)における上方)へ延出されたばね部材86が一体に形成されている。このばね部材86が鳴音手段であって、その先端部分には前方へ突出する山形の突部86aが設けられている。
上述のように構成される表示ブロック70は、図9(a)に示すように器具本体1の2つの挿通溝21に各表示部材80の表示部82を挿通し、駆動部83の傾斜面83aを端子板41の挿通部41aを通してボディ10の電線挿入孔11に対向させ、カバー20に設けられた固定凹所3a内に支持部85を挿入して器具本体1内に収納される。ここで、カバー20の内部には、後述するようにばね部材86との間で衝突音を発する被当接部16が設けられている。この被当接部16は、図9(a)に示すようにカバー20前側からボディ10の方に向かって山形に突設されている。そして、表示部材80が非接続位置にあるときには、図9(a)に示すように被当接部16の外側の斜面16aにばね部材86の突部86aが当接している。
而して、図9(b)に示すように電線101を電線挿入孔11に挿入することで電線101の先端が端子板41の挿通部41aを挿通して表示部材80の駆動部83の傾斜面83aに摺接し、駆動部83が電線101から離れる向きに力を受け、その力で復帰ばね部84が撓んで表示部82が器具本体1内へ進入する向きに表示部材80が移動することになるが、このとき、ばね部材86は突部86aが被当接部16の傾斜16aに摺接しながら撓められる。そして、図9(c)に示すように電線101が端子板41に接続された状態では接続位置まで表示部材80が移動し、撓められていたばね部材86は突部86aが被当接部16の頂点を乗り越えた後にばね力(弾発力)により復帰して突部86aが被当接部16の内側の斜面16bに衝突して衝突音を発する。すなわち、本実施形態では電線101が端子板41に接続されたことを表示部82で視覚的に表示すると同時に、鳴音手段たるばね部材86が音(衝突音)を発することにより、視覚だけでなく聴覚によっても電線101が端子部40に接続されたか否かを確認できるものである。そして、解除釦60を操作して端子板41との接続を解除し電線挿入孔11から電線101を引き抜けば復帰ばね部84のばね力によって表示部材80が接続位置から非接続位置に復帰する。このとき、接続位置において突部86aが当接していた被当接部16の内側の斜面16bにより、ばね部材86が表示部材80の接続位置から非接続位置への移動方向にガイドされるため、ばね部材86をスムーズに復帰させることができる。
(実施形態2)
図10に本実施形態の分解斜視図、図11に4面図をそれぞれ示す。但し、本実施形態の基本構成は参考例並びに実施形態1と共通であるので、少なくとも機能的に共通する構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態は、解除釦60の代わりに表示部材80を用いて電線と端子板41の接続状態を解除する点に特徴がある。
本実施形態における表示部材80は、図12に示すように帯板状の主部81と、主部81の長手方向一端側に設けられた矩形板状の表示操作部82と、主部81の長手方向他端側における一方の側端より側方へ突出する駆動部83と、幅細の略U形状であって一端が駆動部83に連結された復帰ばね部84と、表示部82の主部81との対向面から斜め前方に延出されたばね部材86と、表示部82の内側面から主部81と略平行に突出する矩形薄板状の解除片87とを具備する。
一方、ボディ10の長手方向に沿った両側面中央部と、ボディ10の背面中央に設けられた突台部3の凹所4に臨む側面とには2つの表示部材80の表示操作部82を並べて挿通する挿通溝21が設けてある。そして、図11(b)に示すように器具本体1の各挿通溝21に2つの表示部材80の表示操作部82を挿通し、駆動部83の傾斜面83aを端子板41の挿通部41aを通してボディ10の電線挿入孔11に対向させ、カバー20に設けられた固定凹所3a内に支持部85を挿入して表示部材80が器具本体1内に収納される。このとき、復帰ばね部84の駆動部83と連結されていない他端部(自由端部)は、端子板41の主片42に設けられた切り欠き41bを通して内側に挿入され、端子板41の内側で鎖錠片44に当接支持される(図13(a)参照)。
而して、図13(b)に示すように電線101を電線挿入孔11に挿入することで電線101の先端が端子板41の挿通部41aを挿通して表示部材80の駆動部83の傾斜面83aに摺接し、駆動部83が電線101から離れる向きに力を受け、その力で復帰ばね部84が撓んで表示操作部82が器具本体1内へ進入する向きに表示部材80が移動し、電線101が端子板41に接続された状態では、図13(c)に示すように表示部材80が接続位置まで移動して表示操作部82が挿通溝21から器具本体1の外に突出しないことで視覚的に表示するとともに、ばね部材86の突部86aが被当接部16の内側の斜面16bに衝突して衝突音を発することで電線101が端子板41に接続されたことが確認できる。そして、挿通溝21内に進入している表示操作部82を指で押し込めば、表示操作部82に設けられている解除片87が端子板41の受け部44cを押圧することにより、電線101に食い込んでいる鎖錠部44aを電線101から離すように鎖錠片44を撓ませて電線101の引き抜きが可能となる。
上述のように本実施形態では、表示部材80を解除釦に兼用することで部品点数を削減し、組立作業の省力化やコストダウンが図れるという利点がある。また、復帰ばね部84の自由端部を端子板41の鎖錠片44に当接支持させているため、完全に固定する場合に比較して復帰ばね部84の動きの自由度が高くなり、表示部材80が非接続位置から接続位置に移動して撓められたときの応力を緩和して復帰ばね部84のへたりを低減することができる。
本発明の参考例の分解斜視図である。 同上を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は背面図、(d)は下面図である。 同上の端子板に電線が接続された状態を示す要部断面図である。 同上における解除釦を示し、(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は右側面図である。 同上における表示ブロックを示し、(a)は正面図、(b)は下面図、(c)は右側面図である。 同上における表示部材の動作説明図である。 実施形態1の分解斜視図である。 同上における表示ブロックを示し、(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は右側面図、(d)は背面図である。 同上における表示部材の動作説明図である。 実施形態2の分解斜視図である。 同上を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は背面図、(d)は下面図である。 同上における表示部材を示し、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)は上面図、(e)は下面図である。 同上における表示部材の動作説明図である。
符号の説明
1 器具本体
11 電線挿入孔
40 端子部
41 端子板
80 表示部材
82 表示部

Claims (6)

  1. 絶縁材料からなり電線挿入孔が設けられた器具本体と、器具本体内に設けられて電線挿入孔を通して挿入された電線を速結式で接続する端子部と、一部が器具本体の外へ突出する非接続位置と器具本体の外へ突出しない接続位置との間で移動自在に器具本体内に収納され、端子部に接続された電線により駆動されて非接続位置から接続位置に移動する表示部材と、表示部材が非接続位置から接続位置に移動する際に音を鳴らす鳴音手段とを備え、当該鳴動手段は、表示部材が非接続位置から接続位置に移動する過程で器具本体内に設けられた被当接部に当接して撓められた後に弾発力により復帰して被当接部との間で衝突音を発するばね部材からなり、表示部材が接続位置から非接続位置に移動する際にばね部材を移動方向にガイドするガイド面が被当接部に設けられてなることを特徴とする配線器具。
  2. 複数の端子部が器具本体内に設けられるとともに、各端子部に接続される電線によって駆動される複数の表示部材が器具本体内に収納され、複数の表示部材が一体に形成されたことを特徴とする請求項1記載の配線器具。
  3. 表示部材をガイドして非接続位置から接続位置へ直線的に移動させるガイド手段を器具本体に設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の配線器具。
  4. 複数の端子部が器具本体内に設けられるとともに、各端子部に接続される電線によって駆動される複数の表示部材と、各表示部材が非接続位置から接続位置に移動する際に音を鳴らす複数の鳴音手段とが器具本体内に収納され、複数の表示部材並びに鳴音手段が一体に形成されたことを特徴とする請求項1又は2又は3記載の配線器具。
  5. 端子部は、端子板と、ばね力を利用して端子板との間で電線を狭持するとともに反挿入方向への電線の移動を規制する規制手段と、表示部材と一体に設けられて規制手段による規制を解除する解除手段とを具備し、解除手段は、表示部材が接続位置からさらに器具本体内に入り込む方向へ押し込まれたときに規制手段による規制を解除する規制解除部を具備することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の配線器具。
  6. 一端部が表示部材に連結され、他端部が端子板に当接支持されて表示部材を接続位置から非接続位置に向けて弾性付勢する復帰ばねを備えたことを特徴とする請求項記載の配線器具
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