JP2001037049A - 電気接続箱の部品取付構造 - Google Patents

電気接続箱の部品取付構造

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JP2001037049A
JP2001037049A JP11206496A JP20649699A JP2001037049A JP 2001037049 A JP2001037049 A JP 2001037049A JP 11206496 A JP11206496 A JP 11206496A JP 20649699 A JP20649699 A JP 20649699A JP 2001037049 A JP2001037049 A JP 2001037049A
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locking
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JP11206496A
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Shoichiro Komatsu
昭一郎 小松
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体に対して複数の部品を容易に着脱できる
電気接続箱の部品取付構造を提供する。 【解決手段】 電気接続箱10は、本体11の案内壁33を介
して中付部品21および外付部品42を固定するために、挿
通孔14を通じて中付部品21における係止片12の係止部13
を外付部品42の固定突起46に係合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気接続箱の部品取
付構造に係り、特に本体に対して複数の部品を確実、か
つ、容易に着脱できる電気接続箱の部品取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車には、ワイヤーハーネ
スや各種電子部品を互いに接続するために、電気接続箱
が用いられている。図3に示す電気接続箱30は、本体31
の収容部32に第1部品である中付部品41が収容されると
ともに、本体31の外側面に沿って第2部品である外付部
品42が固定されている。
【0003】本体31は、略有底角筒形状とされ、収容部
32の案内壁33の内側面に沿って一対の案内リブ34,34が
設けられているとともに、案内壁33に隣り合う壁部に係
止孔35が形成されている。また、本体31は、案内壁33の
外側面に係止突起36が設けられているとともに、案内壁
33の外側面における稜線に沿って断面略L字状の案内レ
ール37,37が設けられている。
【0004】これに対して、中付部品41は略直方体形状
とされ、案内リブ34,34に係合可能な溝部43,43を有し
ているとともに、本体31の係止孔35に係止可能な爪部44
が設けられている。この中付部品41は、案内リブ34,34
に沿って溝部43,43を案内させることにより収容部32内
に収容され、かつ、爪部44を係止孔34に係止させること
により固定される。
【0005】また、外付部品42は所定厚みを有する平面
略長方形板状とされ、長辺稜線に沿って断面略コ字状の
係合レール45,45が設けられているととに、各係合レー
ル45,45間に固定突起46が設けられている。この外付部
品42は、本体31の案内レール37,37に係合レール45,45
を案内させ、本体31の係止突起36に対して固定突起46を
乗り越えさせるとともに、案内レール37,37の端部に設
けられたストッパ38(一方のみ図示)に係合レール45,
45の端部を当接させることにより固定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した電
気接続箱30は、本体31に対して中付部品41および外付部
品42が個別に取り付けられているため、本体31に対する
中付部品41および外付部品42の着脱作業が煩雑であると
いう問題があった。本発明は、前述した問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的は電気接続箱の本体に対
して複数の部品を容易に着脱できる電気接続箱の部品取
付構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、本体と、前記本体に設けられた隔壁
を介して隣接配置される第1部品および第2部品と、前
記第1部品および前記第2部品をそれぞれ前記隔壁に沿
って所定位置まで案内するとともに前記隔壁に対して密
着した状態を維持する第1案内部および第2案内部と、
前記第1部品および前記第2部品をそれぞれ前記所定位
置に固定する固定手段とを有する電気接続箱の部品取付
構造であって、前記固定手段が、前記第1部品の表面か
ら前記隔壁に向かって付勢可能に設けられた係止片と、
前記隔壁に設けられて前記係止片の係止部が挿通可能な
挿通孔と、前記第2部品の表面に設けられて前記係止部
が係止可能な係合部とを備えることを特徴としている。
【0008】ここで、本発明は、第1部品および第2部
品がそれぞれ本体の外側および内側に取り付けられる形
態に限定せず、第1部品および第2部品が隔壁を介して
本体の内側に設けられる形態や、第1部品および第2部
品が隔壁を介して本体の外側に設けられる形態にも適用
可能である。さらに、第1案内部および第2案内部とし
ては、電気接続箱の本体を筒状に形成しておく構造や、
あるいは本体の外側面に案内レールを設けておく構造を
採用できる。また、係止片としては、挿通孔を通じて係
止部を穴,段差部等の係合部に係合可能であればよく、
構造は任意である。
【0009】このように構成された本発明においては、
隔壁に沿って第2部品を摺動させて所定位置に配置した
後、隔壁に沿って第1部品を摺動させ、これらにより挿
通孔を通じて係止片の係止部を係合部に係合させること
により、第1部品および第2部品がそれぞれ第1案内部
および第2案内部により隔壁に対して密着した状態が維
持されるとともに、隔壁を挟んで第1部品および第2部
品を相対的、かつ、隔壁に対する面方向位置を固定でき
ることになる。また、本発明においては、係合部に対す
る係止部の係合状態を解除することにより、隔壁から第
1部品および第2部品を同時に取り外せることになる。
すわなち、このような本発明においては、本体に対する
第1部品および第2部品の着脱作業を従来に比較して簡
略化できることになり、これにより前述した目的が達成
される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施形態を図
面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る第1
実施形態を示す全体斜視図、図2は本発明に係る第2実
施形態を示す全体斜視図である。なお、以下に説明する
各実施形態において、既に図3において説明した部材等
については、図中に同一符号あるいは相当符号を付すこ
とにより説明を簡略化あるいは省略する。
【0011】図1に示すように、第1実施形態である電
気接続箱10は、本体11の収容部32に第1部品である中付
部品21が収容されるとともに、本体11の外側面に沿って
第2部品である外付部品22が固定されている。外付部品
22は、従来の電気接続箱に用いられていた外付部品が流
用されている。
【0012】中付部品21は、溝23,23に挟まれた係止片
12と、係止片12に設けられた係止部13とを有している。
係止片12は略コ字形状とされ、長手方向両端部が中付部
品21の収容方向両端部に接続されている。このような係
止片12は、長手方向両端部を支点として中央部が撓むよ
うに、換言すれば略M字状に変形可能とされている。係
止部13は断面略台形状とされ、係止片12の長手方向略中
央部から中付部品21に対して離れる方向に向かって突設
されている。
【0013】以上のような電気接続箱10において、中付
部品21は、案内リブ34,34に溝23,23を係合案内させる
とともに、係止片12を撓ませることにより係止部13を案
内壁33に摺接させながら本体11の収容部32内に収容さ
れ、かつ、案内壁33に設けられた挿通孔14に係止部13を
挿通させることにより本体11に固定される。この際、係
止部13は、当該係止部13の斜面15が挿通孔14から外側に
突出するように配置される。
【0014】次に、外付部品42は、本体11の案内レール
37,37に係合レール45,45を案内させ、本体11の案内壁
33から突出する係止部13に対して固定突起46を乗り越え
させるとともに、案内レール37,37のストッパ38(一方
のみ図示)に係合レール45,45の端部を当接させること
により固定される。この際、電気接続箱10は、外付部品
42の固定突起46が斜面15を介して係止部13を押圧するた
め、一時的に係止片12が略M字状に撓むことにより係止
部13が挿通孔14内に埋没し、これにより係止部13に対す
る固定突起46の乗り越え抵抗を従来に比較して緩和でき
る。
【0015】なお、この電気接続箱10においては、本体
11に対して先に外付部品42を取り付けておき、次に本体
11に対して中付部品21を取り付けても、本体11に対して
中付部品21および外付部品42を同時に固定できる。
【0016】前述した電気接続箱10によれば、本体11に
収容された中付部品21の係止部13を案内壁33の挿通孔14
から突出させるとともに、この係止部13により外付部品
42が本体11に固定されているため、例えばドライバの先
端を中付部品21と案内壁33との間に挿入し、係止部13が
挿通孔14から抜けるように係止片12を撓ませれば、中付
部品21を本体11から取り外せば自動的に外付部品42も本
体11から取り外せる。すわなち、この電気接続箱10によ
れば、本体11に対して中付部品21および外付部品42が同
時に着脱可能であるため、従来に比較して部品の着脱作
業を大幅に簡略化できる。
【0017】図2には、本発明に係る第2実施形態の電
気接続箱50が示されている。この電気接続箱50におい
て、第1部品である外付部品62は、本体11の案内壁33に
対面する裏面に設けられた係止片52と、係止片52の先端
に設けられた係止部53とを有している。係止片52は、外
付部品62の摺接方向に沿うとともに、外付部品62の面方
向に対して所定の角度で突出している。係止部53は略矩
形ブロック形状とされ、略正方形の摺接面が外付部品62
の摺接方向に沿うように配置されている。一方、第2部
品である中付部品61は、溝23,23間に係止凹部54が設け
られている。係止凹部54は、係止部53に対応した開口形
状および深さ寸法を有している。
【0018】以上のような電気接続箱50において、外付
部品62は、本体11の案内レール37,37に係合レール45,
45を案内させ、係止片52の係止部53を案内壁33の挿通孔
14に挿通させるとともに、案内レール37,37のストッパ
38(一方のみ図示)に係合レール45,45の端部を当接さ
せることにより本体11に固定される。この際、係止部53
は、挿通孔14から収容部32内に突出するように配置され
る。
【0019】次に、中付部品61は、案内リブ34,34に溝
23,23を係合案内させるとともに、当該中付部品61の上
面により係止部53が挿通孔14内に埋没するように係止片
52を撓ませながら収容部32内に収容され、かつ、係止片
52の弾性力により係止部53が係止凹部54に係止すること
により本体11に固定される。
【0020】なお、この電気接続箱50においては、本体
11に対して先に中付部品61を取り付けておき、次に本体
11に対して外付部品61を取り付けても、本体11に対して
中付部品61および外付部品62を同時に固定できる。
【0021】このような電気接続箱50は、外付部品62の
係止部53が本体11の挿通孔14を通じて中付部品61の係止
凹部54に係止することにより、中付部品61および外付部
品62が同時に固定されるため、前述した第1実施形態と
同様な効果が得られる。
【0022】なお、本発明は、前述した各実施形態に限
定されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能であ
る。例えば、前述した各実施形態における第1部品およ
び第2部品として、案内壁を隔てて内外に配置された中
付部品および外付部品が例示されていたが、本発明は本
体の収容部内に隔壁を介して隣接配置されら一対の中付
部品や、あるいは本体の外側面に沿って隔壁を介して隣
接配置された一対の外付部品等にも適用可能である。ま
た、本発明は、第1部品および第2部品のみを有する電
気接続箱に限定せず、第3部品,第4部品を有する電気
接続箱にも適用可能である。
【0023】その他、前述した実施形態において例示し
た本体,隔壁,第1部品,第2部品,第1案内部,第2
案内部,固定手段,係止片,係止部,挿通孔,係合部等
の材質,形状,寸法,形態,数,配置個所等は本発明を
達成できるものであれば任意であり、限定されない。
【0024】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、隔壁の挿通孔から突出させた第1部品の係止部によ
り第2部品が本体に固定されているため、本体に対して
第1部品および第2部品が同時に着脱可能でき、これに
より従来に比較して部品の着脱作業を大幅に簡略化でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態を示す分解斜視図で
ある。
【図2】本発明に係る第2実施形態を示す分解斜視図で
ある。
【図3】従来の電気接続箱の部品取付構造を示す分解斜
視図である。
【符号の説明】
10,50 電気接続箱 11 本体 12,52 係止片 13,53 係止部 14 挿通孔 21 中付部品(第1部品) 33 案内壁(隔壁) 34 案内リブ(第1案内部) 37 案内レール(第2案内部) 42 外付部品(第2部品) 46 固定突起(係合部) 54 係止凹部(係合部) 61 中付部品(第2部品) 62 外付部品(第1部品)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、前記本体に設けられた隔壁を介
    して隣接配置される第1部品および第2部品と、前記第
    1部品および前記第2部品をそれぞれ前記隔壁に沿って
    所定位置まで案内するとともに前記隔壁に対して密着し
    た状態を維持する第1案内部および第2案内部と、前記
    第1部品および前記第2部品をそれぞれ前記所定位置に
    固定する固定手段とを有する電気接続箱の部品取付構造
    であって、 前記固定手段が、前記第1部品の表面から前記隔壁に向
    かって付勢可能に設けられた係止片と、前記隔壁に設け
    られて前記係止片の係止部が挿通可能な挿通孔と、前記
    第2部品の表面に設けられて前記係止部が係止可能な係
    合部とを備えることを特徴とする電気接続箱の部品取付
    構造。
JP11206496A 1999-07-21 1999-07-21 電気接続箱の部品取付構造 Pending JP2001037049A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001102021A (ja) * 1999-09-30 2001-04-13 Yazaki Corp 電気接続箱のバッテリーへの組付け構造
KR100700053B1 (ko) 2006-01-31 2007-03-29 경신공업 주식회사 차량용 모듈형 정션박스의 구조
CN104795776A (zh) * 2014-01-17 2015-07-22 矢崎总业株式会社 电气接线箱

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001102021A (ja) * 1999-09-30 2001-04-13 Yazaki Corp 電気接続箱のバッテリーへの組付け構造
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Effective date: 20060324