JP3633448B2 - コンセント - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、壁面のような施工面に一部を埋め込んだ形で施工されるコンセントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、コンセントを製造するには栓刃を受ける刃受部材のような充電部材を器体に収納するから、合成樹脂成型品のボディとカバーを組み合わせて器体を形成している。器体を構成するボディとカバーとの結合には、金属製の組立枠を用いる方法や、ボディに設けた組立爪とカバーに設けた組立片の組立孔とを凹凸係合させる方法が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、充電部材と充電部材ではない金属製の組立枠とが比較的近接して配置されることになり、組立枠のような非充電部材と充電部材との絶縁距離を十分に大きくとることができない場合がある。また、器体の組立に組立枠を用いるから組立作業が面倒である。さらに、組立枠が器体の前面を跨ぐように配置されることから、器体前面の差込部が設けられる部位の面積を小さくして組立枠の寸法を大きくしなければ強度が不足してしまう。
【0004】
一方、カバーの組立孔をボディの組立爪に係合させる際に組立片を撓ませる必要があり、差込部が設けられるカバーを耐トラッキング性を有する合成樹脂で形成すると機械的強度が不足し、組立時に組立片が破損する等の不具合が生じる虞がある。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、熱硬化性樹脂のように傷が付き難く且つ耐トラッキング性を有する合成樹脂で器体を形成することができるとともに金属製の組立枠を用いる場合に比較して器体の差込部が設けられる面の寸法を大きくすることができるコンセントを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、施工面に固定される取付部材に形成された矩形状の開口窓内に前端部が挿入された形で取付部材に保持され後端部が施工面に埋め込まれた形で設置される合成樹脂製の器体と、器体に設けた差込部に挿入されたプラグの栓刃を受ける刃受部材と、刃受部材に電気的に接続され器体に設けた電線挿入口に挿入された電線を保持して電線を刃受部材と電気的に接続する端子部と、取付部材に単位ピッチで形成された保持部に結合される取付部とを備え、器体は後端側のボディと前記差込部を設けた前端側のカバーとからなり、ボディとカバーとの双方に設けた嵌合部と凹凸嵌合する合成樹脂製の組立部材によりボディとカバーとが結合され、ボディとカバーとの双方に係止溝が設けられるとともに少なくとも嵌合部と嵌合した状態で係止溝と凹凸係合する係止爪が組立部材に設けられたことを特徴とし、器体を組み立てる際にボディ及びカバーを撓ませる必要がないため、熱硬化性樹脂のように傷が付き難く且つ耐トラッキング性を有する合成樹脂で器体を形成することができるとともに、金属製の組立枠を用いる場合に比較して器体の差込部が設けられる面の寸法を大きくすることができ、さらに、係止溝と係止爪の凹凸係合によって組立部材がボディ及びカバーの嵌合部から脱落することを防ぐことができる。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、組立部材に取付部が設けられたことを特徴とする。
【0009】
請求項の発明は、請求項の発明において、係止爪が係止溝と係合する前に一時的に係止する仮係止部がボディとカバーとの少なくとも何れか一方に設けられたことを特徴とし、製造時に組立部材をボディ又はカバーに仮保持させた状態で次工程に送ることができるために作業性の向上が図れる。
【0010】
請求項の発明は、請求項1の発明において、組立部材が嵌合部の周囲を囲む枠状に形成されるとともに嵌合部に圧接する複数のリブが設けられたことを特徴とし、嵌合部に圧接するリブによって組立部材のがたつきが防止できて安定した嵌合性能を保つことができる。
【0011】
請求項の発明は、請求項の発明において、組立部材が嵌合部の周囲を囲む枠状に形成されるとともに嵌合部を挟んだ複数の対角線上の位置にそれぞれ嵌合部から離れる向きに係止爪が設けられ、各係止爪と凹凸係合する複数の係止溝がボディとカバーとの嵌合部の周囲にそれぞれ設けられたことを特徴とし、ひねりの力に対する組立部材の強度が向上するとともに、ボディ及びカバーの双方において嵌合部と係止溝を分離させ、外力を受ける部位の負担を低減することができる。
【0012】
請求項の発明は、請求項1の発明において、ボディとカバーとの双方の嵌合部及び組立部材に互いに凹凸係合する係止段部が設けられたことを特徴とし、係止段部の係合状態が外から確認できるとともにボディ及びカバーの外側だけで組立部材との嵌合が行えるために器体内部の構造に制約を受けない。
【0013】
請求項の発明は、請求項の発明において、組立部材の撓みを助けて係止段部を係合し易くする係合補助手段が組立部材に設けられたことを特徴とし、組立部材の嵌合作業が容易になる。
【0014】
請求項の発明は、請求項の発明において、組立部材が嵌合部の周囲を囲む枠状に形成されるとともに嵌合部を挟んでボディとカバーとの結合方向に対向する位置に係止爪が設けられたことを特徴とし、差込部に対するプラグの抜き差し時等にボディとカバーとの結合方向にかかる外力に対し、ボディとカバーの結合強度を向上することができる。
【0015】
請求項の発明は、請求項の発明において、組立部材が嵌合部の周囲を囲む枠状に形成されるとともに嵌合部を挟んでボディとカバーとの結合方向及び結合方向に略直交する方向にそれぞれ対向する位置に係止爪が設けられたことを特徴とし、ボディとカバーとの結合方向及びそれと略直交する方向の外力に対し、ボディとカバーとの結合強度を向上することができる。
【0016】
請求項10の発明は、請求項1の発明において、カバーに取付部が設けられたことを特徴とし、取付部材に取り付けた状態の器体に対して外力が加わったときに組立部材にかかる力を分散して組立部材の外れを防止することができる。
【0017】
請求項11の発明は、請求項1の発明において、ボディ及びカバーの対向する外側面に、ボディとカバーとを不正規な向きに結合したときに互いに干渉する一対の嵌合部がそれぞれ突設されるとともに、ボディ及びカバーの同一外側面の各嵌合部と各別に嵌合する一対の嵌合孔が組立部材に設けられたことを特徴とし、ボディとカバーの寸法ばらつきによる嵌合性能への影響を抑えることができるとともに、ボディとカバーとが不正規な向きに結合されるのを防ぐことができる。
【0018】
請求項12の発明は、請求項1の発明において、ボディ及びカバーの各嵌合部にボディ及びカバーの結合方向と略直交する方向に沿った嵌合溝が設けられるとともに、嵌合部に対してスライド移動させることで嵌合溝と嵌合する嵌合片が組立部材に設けられ、嵌合部と組立部材とが嵌合した状態で組立部材のスライド移動を規制する規制手段が組立部材及び器体に設けられたことを特徴とし、ボディ及びカバーの外側だけで組立部材との嵌合が行えるために器体内部の構造に制約を受けず、さらに規制手段により組立部材が嵌合部から外れるのを防ぐことができる。
【0019】
請求項13の発明は、請求項1の発明において、組立部材がボディ及びカバーの各嵌合部を覆う形状に形成されたことを特徴とし、組立部材が嵌合された状態ではボディ及びカバーの嵌合部が外から見えなくなって見栄えをよくすることができる。
【0020】
請求項14の発明は、請求項1の発明において、器体の取付部が在る外側面と異なる外側面に嵌合部が突設されたことを特徴とし、器体の幅寸法を小さくして取付部材の施工面に対する位置調整が容易になる。
【0021】
請求項15の発明は、請求項1の発明において、3組の保持部を有する取付部材に3個まで取り付けることができる1個単位寸法の器体の2又は3個分である2個又は3個単位寸法の器体を備え、器体の長手方向に沿った外側面の両端部にそれぞれ嵌合部が突設されるとともに、各嵌合部と凹凸嵌合する一対の組立部材が一体に形成されたことを特徴とし、器体が2個又は3個単位寸法の場合における組立性の向上が図れる。
【0022】
請求項16の発明は、請求項1の発明において、取付部材は金属製であって開口窓の両側部にそれぞれ保持部としての保持爪が形成され、取付部材を塑性変形させることにより器体又は組立部材に形成した取付部としての取付孔に保持爪が凹凸結合されることを特徴とし、金属製の取付部材に器体を取り付けることができるとともに、金属製の取付部材を用いて施工することで耐火性などが確保し易くなる。
【0023】
請求項17の発明は、請求項1の発明において、取付部材は合成樹脂成形品であって開口窓の両側部にそれぞれ保持部としての保持溝が形成され、取付部材の弾性を利用して取付部材を撓ませることにより器体又は組立部材に突設した取付部としての取付爪が保持孔に凹凸結合されることを特徴とし、合成樹脂成型品の取付部材に器体を取り付けることができるとともに、合成樹脂製の取付部材を用いて施工すれば、取付部材への器体の取り付けが容易であり、しかも取付部材と器体との結合に塑性変形を伴わないから何度も着脱が可能であってレイアウトの変更や器体の交換を容易に行なうことができる。
【0024】
請求項18の発明は、請求項1の発明において、前面が開口し施工面に埋込配置される埋込ボックス内に器体の後部が収納され、器体は内部に電線が挿通される電線管を埋込ボックス内で埋込ボックスに接続するコネクタを逃げる形状に形成されたことを特徴とし、施工面から埋込ボックスまでの距離が短い場合においてもコネクタと干渉しないように器体の後部を埋込ボックス内に収納することができて施工性が向上する。
【0025】
請求項19の発明は、請求項18の発明において、取付部材を固定するための固定部が埋込ボックスに設けられ、固定部を逃がす逃げ部が器体に設けられたことを特徴とし、施工面から埋込ボックスまでの距離が短い場合においても埋込ボックスの固定部と干渉しないように器体の後部を埋込ボックス内に収納することができて施工性がさらに向上する。
【0026】
請求項20の発明は、請求項1の発明において、差込部はプラグの栓刃が挿入される栓刃挿入口を具備し、栓刃挿入口を開閉自在に塞ぐ扉と、栓刃挿入口を塞ぐ方向に扉を弾性付勢する弾性体と、扉及び弾性体を支持して器体内に収納される中枠とを備えたことを特徴とし、扉と弾性体を中枠に固定した状態でボディ側に組み込むことができ、ボディとカバーとを結合する際の作業性が向上する。
【0027】
請求項21の発明は、請求項20の発明において、栓刃挿入口を塞ぐ位置で扉を保持する扉保持部が中枠に設けられたことを特徴とし、弾性体の弾発力で扉が中枠から脱落するのを扉保持部によって防ぐことができて組立性が向上する。
【0028】
請求項22の発明は、請求項20の発明において、弾性体を収納する収納部が中枠に設けられたことを特徴とし、収納部に収納することで弾性体を中枠に正確且つ確実に組み込むことができて組立性が向上する。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下に説明する実施形態では、特にことわりがなければ、図3の向きにおいて上下左右の方向を規定し、また図3における正面を前面という。したがって、図4における右端は後端になる。
【0030】
(実施形態1)
本実施形態の構成を図1〜図6に示す。器体1は、耐トラッキング性に優れた熱硬化性合成樹脂(例えば、ユリア樹脂)を用いて前面が開放された直方体状に形成されたボディ10と、同じく耐トラッキング性に優れた熱硬化性合成樹脂(例えば、ユリア樹脂)を用いて後面が開放された直方体状に形成されたカバー20とを結合することにより形成される。器体1は後述する規定の単位寸法を有している。
【0031】
ボディ10は長手方向の中間部に設けた仕切壁12により内部空間が2分されている。ボディ10の周壁の適所には前方に突出する位置決め突部10aが突設される。位置決め突部10aは、ボディ10とカバー20とが結合されたときにカバー20に形成した凹所(図示せず)に係合してボディ10に対するカバー20のがたつきを禁止する。また、カバー20内にも仕切壁(図示せず)が形成され、ボディ10とカバー20とを結合するとボディ10の仕切壁12とカバー20の仕切壁とが突き合わされることによって器体1の内部空間が独立した2室に分割される。
【0032】
ボディ10内において仕切壁12を介して形成された各収納室13には、それぞれ刃受部材30が収納される。各刃受部材30は、互いに対向する一対のばね片31と、両ばね片31の一方の側面に対向するばね片32と、ばね片31,32を連続一体に結合するコ字状の連結片33とを備える。また、連結片33の開放端には互いに離れる向きに突出する形で端子片34が連結片33と連続一体に形成されている。ところで、この刃受部材30では、互いに対向する一対のばね片31においてピン型栓刃に接触する部位の間隔がばね片32に近い側ほど大きくなるように形成してある(図6参照)。つまり、両刃受部材30において互いに近い側ほどばね片31の間隔が大きくなるようにしてある。したがって、ピン型栓刃を刃受部材30に挿入したときに、プラグの種類によって一対のピン型栓刃の間の距離やピン型栓刃の直径が異なるものであっても、ばね片31のばね力によってプラグを両刃受部材30の中心付近に位置させる向きの力が作用し、両刃受部材30でのばね片31のばね力を均等化することができる。
【0033】
ボディ10内には連結片33と端子片34とにそれぞれ当接する位置決めリブ14a〜14cが形成され、位置決めリブ14a〜14cにより刃受部材30がボディ10内の定位置に位置決めされる。位置決めリブ14b,14cは互いに対向するように形成され、位置決めリブ14cに当接した端子片34と位置決めリブ14bとの間に鎖錠ばね36が配置される。鎖錠ばね36は帯板の一端部をJ字状に曲成して接触片36aを形成するとともに、他端部をS字状に曲成して鎖錠片36bを形成したものであって、接触片36aおよび鎖錠片36bを端子片34に対向させる形でボディ10に収納される。刃受部材30の端子片34および鎖錠ばね36はカバー20内に設けた押さえリブ23a,23bによりボディ10から浮き上がらないように押さえられる。
【0034】
ボディ10の後壁には鎖錠ばね36と端子片34との間に電線を導入することができるように電線挿入口15が形成されている。この電線挿入口15を通して鎖錠ばね36と端子片34との間に、鎖錠片36a側から電線を挿入すると、接触片36aおよび鎖錠片36aのばね力によって電線が端子片34との間に挟持され、かつ鎖錠片36bが電線に食い込むことによって電線を引き抜くことができなくなる。このように、電線挿入口15に電線を挿入するだけで結線することができるから、ねじ付きの端子などを用いる場合に比較して結線作業が容易になる。
【0035】
各収納室13には、各刃受部材30に設けた一対の端子片34にそれぞれ対向する一対の鎖錠ばね36に跨がるように熱硬化性合成樹脂(例えばユリア樹脂等)の成型品からなる解除釦37が配設される。解除釦37は両鎖錠ばね36の鎖錠片36bに当接し、ボディ10の後壁に沿ってスライド可能となるように配置されている。解除釦37が鎖錠片36bに当接する部位は鎖錠片36bが端子片34との間に電線を挟持する部位からずれている。また、解除釦37に対応する部位でボディ10の後壁には操作孔16が形成され、操作孔16にマイナスドライバの先端部などを挿入して解除釦37を押すことにより、電線に食い込んでいる鎖錠片36bを電線から離すように撓ませて電線の引抜きが可能となるようにしてある。
【0036】
上述の説明から明らかなように、各収納室13に配置した刃受部材30にはそれぞれ2本の電線を接続することができるから、一方の電線を電源側とし、他方の電線を他のコンセントに接続する送り配線として用いれば、複数のコンセントを並列的に接続するような結線作業が容易になる。また、電源側の電線と送り配線となる電線とを個別に接続しているから、すでに接続してあるコンセントを外すときなどに同時に2本の電線を外すことなく外すべきコンセントに接続されている電線のみを付け替えればよいから、配線の変更にも容易に対応することができる。
【0037】
ところで、カバー20の前壁には一つのプラグに設けた一対の栓刃を挿入することができる差込部24が1口分形成されている。差込部24は各刃受部材30のばね片31,32に対応する部位にそれぞれ開口する挿入口25よりなり、各挿入口25は平板状の平型栓刃が差し込まれる平型栓刃挿入口25aと、ピン状のピン型栓刃が差し込まれるピン型栓刃挿入口25bとを連通させた形状に形成されている。つまり、平型栓刃挿入口25aは矩形状であって、長手方向の中間部の一側縁に円状のピン型栓刃挿入口25bが連通した形状になっている。また、平型栓刃挿入口25aの中心間の距離よりも、ピン型栓刃挿入口25bの中心間の距離の方が広くなっている。平型栓刃挿入口25aに挿入される平型栓刃はばね片31の側面とばね片32との間で挟持され、ピン型栓刃挿入口25bに挿入されるピン型栓刃は一対のばね片31の間で挟持される。なお、平型栓刃挿入口25aは電圧線側と接地線側とで長さ寸法を異ならせてある。
【0038】
次に、本発明の要旨であるボディ10とカバー20とを結合して器体1を構成する構造について説明する。すなわち、ボディ10とカバー20との双方に設けた嵌合部60,70に組立部材たる組立枠50を凹凸嵌合することでボディ10とカバー20とが結合される。
【0039】
ボディ10の上下両端面に各一対の嵌合部60が左右に並んで突設されている。各一対の嵌合部60はボディ10の開口面よりも前方に突出しており、ボディ10の開口端面上において左右の嵌合部60が一体に連結されて略コ字形となっている。一方、カバー20の上下両端面には開口面よりも前方に窪んだ凹所27が形成され、凹所27の略中央部から各一対の嵌合部70が左右に並んで突設されている。各一対の嵌合部70は凹所27の底面上において左右の嵌合部70が一体に連結されて略コ字形となっており、ボディ10とカバー20とが開口面側で突き合わされた状態でボディ10側の嵌合部60と前後方向に重なり合って当接する。なお、この状態で各嵌合部60,70と凹所27の左右両端面との間には後述する組立枠50の係止脚52が挿入される係止脚挿入口28が開口する。
【0040】
組立枠50は弾性を有した熱可塑性合成樹脂(例えば、ポリカーボネート樹脂)により各一対の嵌合部60,70と各々嵌合する嵌合孔51,51が左右に並設され、嵌合部60,70の前後左右の周囲を囲む矩形枠状に形成され、器体1と対向する背面側において左右両端部の前後方向略中央部からは先端に係止爪52aを有する係止脚52がそれぞれ背方へ突設されている。各係止脚52の係止爪52aは互いに向き合う方向、つまり嵌合部60,70に近づく向きに突出している。また、各嵌合孔51の内周面には嵌合部60,70の前後左右の外周面に圧接する複数のリブ51aが、各辺の両端部近傍に嵌合部60,70の嵌合方向に沿って突設されている。さらに、組立枠50の前端縁からは背方へ突出する突部53が設けられており、カバー20の上下両端面において嵌合部70の前方から上下各方向へ突出する突台部29にカバー20の前面側から係合するようになっている。
【0041】
一方、ボディ10及びカバー20の各嵌合部60,70には、係止脚挿入口28から挿入される組立枠50の係止脚52先端部に設けた係止爪52aと凹凸係合する係止溝61,71が左右両側面に形成されている。また、嵌合部60,70の係止溝61,71が形成されている部位よりも上下方向外側には各々係止溝61,71よりも浅い溝から成る仮係止部62,72が形成される。さらに、仮係止部62,72と係止溝61,71との間には外側に向かって嵌合部60、70からの突出量を小さくするように傾斜した誘導面60a,70aが形成されている。なお、各嵌合部60,70の先端周縁部は外側に湾曲した形状に形成されている。
【0042】
而して、ボディ10とカバー20とを結合して器体1を組み立てるには、ボディ10とカバー20を開口面側で突き合わた状態で係止脚52を係止脚挿入口28に挿入するように組立枠50を器体1の上下両端面の方へ押しつければ、係止爪52aが嵌合部60,70の湾曲した先端周縁部に沿うように係止脚52が左右外側に撓み、やがて嵌合部60,70の仮係止部62,72に係止爪52aが係合し、図7(a)に示すように組立枠50が仮保持される。なお、この状態では組立枠50の嵌合孔51と嵌合部60,70とは嵌合していない。よって、組立枠50が器体1に仮保持された状態で次工程に送ることができるために作業性の向上が図れる。次工程においては、冶具等を使って組立枠50をさらに器体1の方へ押しつけることにより、リブ51aが突設された嵌合孔51の中に各々嵌合部60,70が圧入されて嵌合部60,70が嵌合孔51と嵌合し、図8及び図9に示すようにボディ10とカバー20とが結合されるとともに、係止爪52aが誘導面60a,70aに沿うように係止脚52が左右外側に撓み、図7(b)に示すように最終的に係止爪52aが嵌合部60,70の係止溝61,71と係合することによって、組立枠50の嵌合部60,70からの脱落が防止できる。また、嵌合孔51に嵌合部60,70を圧入してリブ51aを嵌合部60,70に圧接させているから、嵌合後における組立枠50のがたつきが防止できて安定した嵌合性能を保つことができる。このように、係止脚52を撓ませる必要があるから、組立枠50を弾性を有した合成樹脂で形成しているのである。
【0043】
而して、合成樹脂製の組立枠50を用いてボディ10とカバー20とを結合しているから、器体1を組み立てる際にボディ10及びカバー20を撓ませる必要がなくなり、熱硬化性樹脂のように傷が付き難く且つ耐トラッキング性を有する合成樹脂でボディ10及びカバー20を形成することができるとともに、金属製の組立枠を用いる場合に比較して器体1の差込部24が設けられる前面の寸法を大きくすることができるものである。
【0044】
上述の器体1は後述する取付部材たるプレート100に取り付けられるものであって、組立枠50の前面側両端部にはプレート100に結合するために各一対の取付爪54が突設されている。取付爪54の前端部には前方ほど組立枠50からの突出量を小さくするように傾斜した傾斜面54aが形成されている。
【0045】
上述した構成のコンセントを施工するには、図10及び図11に示すプレート100を用いる。プレート100は、器体1を保持するプレート枠110と、プレート枠110を覆って見栄えよく施工する化粧プレート120とからなる。合成樹脂製のプレート枠110は絶縁性を有し、一対の枠片113a,113bの左端部同士および右端部同士をそれぞれ横片112で連続一体に結合することによって、器体1の前面を露出させる長方形状の開口窓111を中央部に備えた縦長の矩形枠状に形成されている。開口窓111の長手方向に沿った両側縁の後面側にはそれぞれ帯板状の固定梁部114と可動梁部115とが互いに対向する形で設けてある。
【0046】
可動梁部115は、長手方向の両端部で可動梁部115の長手方向に延長された連結部116を介して枠片113bに連続一体に連結され、中間部の2箇所が可動梁部115に直交する方向のブリッジ部117を介して枠片113bに連続一体に連結されている。また、各連結部116と各ブリッジ部117との間および両ブリッジ部117の間の部位は表裏に貫通するスリット118a〜118cとなっている。プレート枠110を形成する合成樹脂は可撓性を有し、可動梁部115および連結部116が可撓になっている。両側のスリット118a,118cはL字形に形成され、中間部のスリット118bは一直線上に形成されている。枠片113bにおいて各ブリッジ部117の近傍には、ブリッジ部117に対応する部位でも可動梁部115が可撓となるように、表裏に貫通する長孔状の溝119をそれぞれ設けてある。
【0047】
一方、固定梁部114および可動梁部115において開口窓111に臨む一面には、組立枠50に各一対ずつ突設された取付爪54と凹凸係合する保持部としての6個の保持溝114a,115a(図12参照)が等ピッチで設けられる。したがって、器体1に設けた取付爪54を各保持溝114a,115aに凹凸係合させると、器体1の前面を開口窓111から露出させた形でプレート枠110に器体1を取着することができる。また、器体1がプレート枠110から前方に抜け落ちないように、固定梁部114及び可動梁部115の基部には組立枠50に設けられた突部53の前面に当接する当接部114d,115dが形成されている。つまり、突部53の前面が当接部114d,115d(図12参照)に当接し、取付爪54の後面が保持溝114a,115aに係止されることによって、器体1がプレート枠110に取着される。
【0048】
ここで、固定梁部114と可動梁部115との開口窓111に臨む一面における各先端部分には、器体1の取付爪54をプレート枠110の後面側から保持溝114a,115aに導入する際に、各取付爪54を保持溝114a,115aに誘導するために、先端側ほど互いの距離を広げるように傾斜した傾斜面となった誘導部114b,115bが設けてある。すなわち、図12(a)〜(c)に示すようにプレート枠110に器体1を取り付けるには、器体1の一側面に嵌合した組立枠50の取付爪54を固定梁部114の保持溝114aに係合させておき、器体1の前端部を開口窓111にほぼ一致させて器体1をプレート枠110に対して前方に押し込むと、器体1の他側面に嵌合した組立枠50の取付爪54が可動梁部115を撓ませながら傾斜面54aと誘導部115bとによって保持溝115aに追い込まれ、取付爪54を保持溝115aに容易に係合させることができる。
【0049】
ところで、上述のように可動梁部115の延長線上に連結部116を設けているから、器体1に前面側から後方に向かって押圧力が作用しても、可動梁部115が開口窓111側へ倒れるように撓んで保持溝115aから器体1の取付爪54が外れることがない。これにより、器体1のプレート枠110に対する取付強度を向上させることができる。
【0050】
一方、固定梁部114の基部には隣接する各一対の保持溝114aの間でプレート枠110の表裏に貫通する器具外し孔114cが穿設してあって、器体1をプレート枠110に取着した状態で、ドライバや取外し専用の治具等の先端部分を器具外し孔114cに挿入し、治具の先端部分で器体1を可動梁部115側へ押すと梃子の原理によってわずかな力で可動梁部115を撓ませることができ、固定梁部114側の保持溝114aと器体1の取付爪54との係合状態を解除してプレート枠110から器体1を取り外すことができるようになっている。
【0051】
ところで、上述したように、プレート枠110は固定梁部114と可動梁部115とにそれぞれ3対の保持溝114a,115aを有し、器体1の上下両側面に嵌合した組立枠50に一対ずつの取付爪54が形成されているから、上述の器体1をプレート枠110に3個まで取り付けることが可能である。つまり、プレート枠110は3個用であって、3個用のプレート枠110に最大3個まで取り付けることができるように取付寸法を設定した器体1を1個単位寸法の器体1と呼ぶことにする。このように、器体1とプレート枠110との相対的な取付寸法を規定しておくことによって、プレート枠110には1〜3個の範囲の任意個数の器体1を取り付けることが可能になる。固定梁部114および可動梁部115に設けた各保持溝114a,115aのピッチは1個単位寸法の器体1の側面に突設されている取付爪54のピッチと等しく、かつ上述のように各保持溝114a,115aは等間隔であるから、1個単位寸法の器体1であれば固定梁部114および可動梁部115の隣接する任意の2個の保持溝114a,115aを用いてプレート枠110に取着することができる。図13は器体1をプレート枠110に取り付けた状態を示している。
【0052】
ところで、プレート枠110の各横片112の中間部前面にはそれぞれ凹所131が形成してある。各凹所131には、プレート枠110を埋込ボックス200に取り付けるためのボックスねじを挿通する長孔状のボックス用孔132と、プレート枠110を壁面等の施工面に直付けするためのねじが挿通されるねじ挿通孔133と、施工面を形成する壁パネル等に取り付ける際に使用するはさみ金具(図示せず)を係止するはさみ金具係止孔134とが設けてある。
【0053】
また、プレート枠110の4隅には、化粧プレート120の後面から突設した係止突起123を係止する化粧プレート係止孔135が設けてあり、化粧プレート係止孔135に係止突起123を挿入係止することでプレート枠110の前面を覆う形で化粧プレート120を着脱自在に取り付けることができるようになっている。
【0054】
化粧プレート120は、絶縁性を有する合成樹脂を用いて形成されたものであって、プレート枠110の前面を覆う矩形状の主部121と、主部121の周縁から全周に亙って後方に突出する側壁122とを連続一体に形成した略箱形に形成される。係止突起123は主部121の後面側の4隅に突設してある。また、主部121の中央部には、プレート枠110に取り付けた器体1の前面を露出させる開口窓121aが設けてある。
【0055】
化粧プレート120の側壁122のうちの各対向面間の距離は、それぞれプレート枠110の対応する部位の幅寸法よりも大きくしてある。すなわち、施工面に配設したプレート枠110の前面側に化粧プレート120を取着したとき、プレート枠110が化粧プレート120の内側に収まり、化粧プレート120の側壁122の先端縁が施工面にほぼ当接する。その結果、プレート枠110と化粧プレート120との突き合わせ面が施工面よりも前方へ出ることがなく、両者の突き合わせの線が側面からはほとんど見えなくなり外観が向上する。また、化粧プレート120の側壁122の内側面には、プレート枠110の側面に当接してプレート枠110に対する化粧プレート120の位置ずれを防止する規制リブ124を複数列設している。
【0056】
ところで、プレート枠110の両枠片113a,113bの外側面には、後方ほど外側に突出するように傾斜する傾斜面113cと、傾斜面113cに連続して外側に張り出した張出部113dとが形成されている。さらに、化粧プレート120の上下の側壁122の内側面には後端面が張出部113dの前面に当接するリブ125が突設され、このリブ125によって化粧プレート120のがたつきが防止される。プレート枠110に化粧プレート120を取り付けるときには、化粧プレート120の規制リブ124がプレート枠110の枠片113a,113bに形成した傾斜面113cに案内されるから、取り付けが容易である。
【0057】
化粧プレート120の上下の一方の側壁122には一対の切欠部126が設けてあり、この切欠部126に治具(マイナスドライバの先端部など)を差し込んで化粧プレート120をプレート枠110から離す向き(前向き)の力を作用させると、化粧プレート120の係止突起123とプレート枠110の化粧プレート係止孔135との係合状態が解除され、化粧プレート120をプレート枠110から取り外すことができる。プレート枠110の枠片113bにおいて切欠部126に対応する位置には傾斜面113cよりも内側へ窪んだ逃がし部136が設けてあり、切欠部126に差し込まれた治具を逃がして奥まで挿入できるようにしてあり、化粧プレート120を取り外す際に力を作用させやすくしてある。さらに、逃がし部136の後面側端部からは張出部113dよりも薄肉のリブ137が、化粧プレート120の切欠部126から突出しない程度まで延設してある。すなわち、切欠部126に差し込んだ治具に施工面に当接する部分を支点として力を加えることで施工面に傷が付くおそれがあるが、リブ137を設けていることで切欠部126に差し込んだ治具がリブ137に当接し、化粧プレート120をプレート枠110から取り外す際に治具によって施工面に傷が付くのを防ぐことができる。
【0058】
化粧プレート120の後面側には、プレート枠110に取着したときにプレート枠110に設けた3つのスリット118a〜118cにそれぞれ嵌入される突条片128a〜128cが列設してある。ここで、各突条片128a〜128cの寸法は、プレート枠110の各スリット118a〜118cに嵌入された状態で、スリット118a〜118cの内周面と各突条片128a〜128cとの間にわずかな隙間しか生じないような寸法に設定してある。すなわち、器体1を取り付けたプレート枠110に化粧プレート120を取着した状態では、3つの突条片128a〜128cがプレート枠110の各スリット118a〜118cに嵌入され、スリット118a〜118cの内周面と各突条片128a〜128cとの間にはわずかな隙間しか生じないことから、プレート枠110の可動梁部115の動き(撓み)が規制されることになる。その結果、コンセントに差し込まれたプラグを異常に大きな力で引き抜く等の衝撃が加えられた場合でも、上述のように可動梁部115の動きが規制されているために器体1の取付爪2と可動梁部115および固定梁部114の保持溝115a,114aとの係止が外れにくいのである。
【0059】
ところで、器体1はプレート100に取り付けた状態で後端部が施工面に埋め込まれた形で施工される。また、器体1の後面には電線挿入口15が開口しており器体1の後面側に電線が引き出されるから、器体1の後面に所要の空間を確保することが要求される。特に、施工面がコンクリート壁であるような場合には、壁内に電線を引き出すための空間を確保するために、図14に示すような埋込ボックス200を埋め込む必要がある。埋込ボックス200は前面が開口した略直方体状であって、長手方向に対向する両側壁内側の開口近傍にはボックスねじが螺合するねじ孔201aを有したラグ(固定部)201が突設されている。また、埋込ボックス200の側壁には略円形のノックアウト部202が複数箇所に設けられている。すなわち、電線はコンクリート壁に埋設された電線管(図示せず)の内部に挿通されており、図14に示すようにノックアウト部202を取り除いて形成される孔にコネクタ203を用いて電線管の端部が接続され、コネクタ203を通して電線が埋込ボックス200内に引き出される。そして、ボックス用孔132に挿通されたボックスねじをラグ201のねじ孔201aに螺合することでプレート枠110が埋込ボックス200に固定される。
【0060】
ところで、図16はボディ10’に設けた組立爪2とカバー20’に設けた組立片3の組立孔3aとを凹凸係合させることで器体1’が結合される従来のコンセントを示しており、図17及び図18は器体1’を取り付けたプレート枠110が埋込ボックス200に固定された状態をそれぞれ示している。通常、埋込ボックス200は施工面に埋め込まれるため、施工面の表面(プレート枠110が取り付けられる面)から埋込ボックス200の開口面まで造営材Wの厚み分の距離が空くことになり、図19に示すように器体1の後端部がコネクタ203と干渉することはない。また、造営材Wの厚みが薄い場合、あるいは図17又は図18に示すように造営材が無いような場合には施工面の表面と埋込ボックス200開口面との距離が小さくなるが、プレート枠110の開口窓111の中央に1個の器体1’を取着する場合や、開口窓111の左右両端部にそれぞれ器体1’を取着する場合に器体1’を避けた位置でコネクタ203により電線管を接続すれば器体1’がコネクタ203と干渉することはない。しかしながら、図20に示すようにプレート枠110の開口窓111に3個の器体1’を取着する場合には、コネクタ203が何れの位置にあっても何れかの器体1’と干渉してしまう虞がある。さらに、埋込ボックス200に設けられたラグ201同士の間隔が狭い場合、施工面の表面と埋込ボックス200開口面との距離が小さいとラグ203と器体1’が干渉してしまう虞がある(図20参照)。
【0061】
それに対して本実施形態では、組立枠50を用いてボディ10とカバー20を結合しているため、図16に示す従来例に比較して器体1の上下両端面における後端部の出っ張りを少なくすることができ、図14に示すようにプレート枠110が埋込ボックス200に直接固定されるような場合においても、コネクタ203と干渉しないように器体1の後端部を埋込ボックス200内に収納することができて施工性が向上するものである。さらに、本実施形態のボディ10は上下両端面と左右両端面に跨る四隅を内側に窪ませることでコネクタ203を逃げる形状に形成されているから、図14及び図15に示すように埋込ボックス200の長手方向に沿った両側壁の何れの位置にコネクタ203が在っても、プレート枠110に取着される個数に関係なく器体1がコネクタ203と干渉するのを防ぐことができる。しかも、本実施形態では、ボディ10の左右両端面の長手方向略中央部に、側方及び後方に開口した凹部19がそれぞれ凹設されており、この凹部19が埋込ボックス200のラグ201を逃げる逃げ部となるから、図15に示すようにラグ201同士の間隔が狭い場合であっても、凹部19によってラグ201を逃げることができる。
【0062】
ところで、カバー20としては、図21及び図22に示すように、差込部24に平型栓刃挿入口25aのみを備える構成のものを用いてもよい。つまり、ボディ10および刃受部材30を共通に用いてカバー20のみを交換すれば、平型栓刃挿入口25aのみを設けたコンセントを構成することが可能になる。したがって、平型栓刃とピン型栓刃とを両用できる地域向けのコンセント、平型栓刃しか使用することができない地域向けのコンセントとを、カバーのみの交換で供給することが可能になり、部品の共用により部品品種の増加を防止しながら多品種展開が可能になる。
【0063】
(実施形態2)
図23に本実施形態の分解斜視図、図24に正面図及び上面図をそれぞれ示す。但し、本実施形態の基本構成は実施形態1と共通であるから、共通する構成については同一の符号を伏して説明を省略し、本実施形態の特徴となる構成についてのみ説明する。
【0064】
本実施形態は、組立枠50の嵌合部60,70を挟んだ複数の対角線上の位置、すなわち背面側の四隅から合計4つの係止脚52が背方へ突設されるとともに、各係止脚52の係止爪52aが嵌合部60,70と反対側に突出させてある点に特徴がある。つまり、実施形態1では組立枠50の器体1と対向する背面側において左右両端部の前後方向略中央部に係止脚52がそれぞれ背方へ突設されているが、この構成では組立枠50に対してひねり力が加えられたときに係止脚52が撓みやすく、係止爪52aが係止溝61,71から外れてしまう虞がある。これに対して本実施形態の組立枠50では、係止脚52を背面側の四隅から突設しているため、ひねり力に対して係止脚52が撓み難くなって組立枠50の取付強度が向上するものである。
【0065】
また、実施形態1では各係止脚52の係止爪52aが嵌合部60,70に近づく向きに突出させてあるが、ボディ10とカバー20を結合するための嵌合部60,70に係止爪52aを凹凸係合する係止溝61,71が設けてあるから、ボディ10及びカバー20に加わる外力と組立枠50に加わる外力が嵌合部60,70に集中することとなって負担が大きいものである。これに対して本実施形態では、各係止脚52の係止爪52aを嵌合部60,70と反対側に突出させ、これに合わせてボディ10周壁の嵌合部60両側の位置に各々係止脚挿入溝63が設けられ、各係止脚挿入溝63の嵌合部60に対向する内側面に、実施形態1で嵌合部60に設けられていた係止溝61、仮係止部62並びに誘導面60aと各々同じ構造を有する係止溝63a、仮係止部63b並びに誘導面63cが設けられている。また、カバー20においては係止脚挿入口28の嵌合部70に対向する内側面に、実施形態1で嵌合部70に設けられていた係止溝71、仮係止部72並びに誘導面70aと各々同じ構造を有する係止溝(図示せず)、仮係止部(図示せず)並びに誘導面(図示せず)が設けられている。
【0066】
而して、ボディ10とカバー20を開口面側で突き合わた状態で後端側の2つの係止脚52をボディ10の係止脚挿入溝63に挿入すると同時に前端側の2つの係止脚52をボディ10の係止脚挿入溝63及びカバー20の係止脚挿入口28に挿入するように組立枠50を器体1の上下両端面の方へ押しつければ、係止爪52aが嵌合部60,70の湾曲した先端周縁部に沿うように係止脚52が左右外側に撓み、やがて嵌合部60,70の仮係止部63bに係止爪52aが係合して組立枠50が仮保持され、さらに、冶具等を使って組立枠50を器体1の方へ押しつけることによりリブ51aが突設された嵌合孔51の中に各々嵌合部60,70が圧入されて嵌合部60,70が嵌合孔51と嵌合してボディ10とカバー20とが結合されるとともに、係止爪52aが誘導面63cに沿うように係止脚52が左右外側に撓み、図25に示すように最終的に係止爪52aがボディ10及びカバー20の係止溝63aと係合することによって、組立枠50の嵌合部60,70からの脱落が防止でき、しかも、係止爪52aと係合する係止溝63aがボディ10及びカバー20側に設けられて嵌合部60,70と分離されているから、外力を受ける部位の負担を低減することができるものである。
【0067】
(実施形態3)
図26に本実施形態の分解斜視図、図27に正面図、下面図及び一部破断した右側面図をそれぞれ示す。但し、本実施形態の基本構成は実施形態1と共通であるから、共通する構成については同一の符号を付して説明を省略し、本実施形態の特徴となる構成についてのみ説明する。
【0068】
本実施形態は、組立枠50の係止脚52が器体1の前後方向(ボディ10及びカバー20の結合方向であって図26におけるY軸方向)に対向する左右方向略中央の位置からそれぞれ背方へ突設されている点に特徴がある。つまり、実施形態1では組立枠50の器体1と対向する背面側において左右両端部の前後方向略中央部に係止脚52がそれぞれ背方へ突設されているが、この構成では器体1の左右方向(図26におけるX軸方向)に加わる外力に対しては組立枠50の取付強度が高くなるものの、プラグの抜き差し時等に器体1の前後方向に加わる外力に対しては十分な取付強度が確保できない。これに対して本実施形態の組立枠50では、係止脚52が器体1の前後方向に対向する左右方向略中央の位置からそれぞれ背方へ突設されているため、プラグの抜き差し時や器体1前面に押圧が加わった時等に器体1の前後方向に加わる外力に対して組立枠50の取付強度、ひいてはボディ10とカバー20の結合強度を向上することができる。なお、係止脚52の係止爪52aは、図27(c)に示すようにボディ10及びカバー20の周壁の一対の嵌合部60,70に挟まれた部位に設けられた溝部64,74の内側端縁に係止される。
【0069】
(実施形態4)
図28に本実施形態の分解斜視図、図29に正面図、下面図及び一部破断した右側面図をそれぞれ示す。本実施形態は実施形態2と実施形態3を組み合わせた構成を有するものであり、組立枠50の背面側の四隅、並びに器体1の前後方向に対向する左右方向略中央の位置から合計6つの係止脚52が背方へ突設されるとともに、各係止脚52の係止爪52aが嵌合部60,70と反対側に突出させてある点に特徴がある。而して、本実施形態では実施形態2と同様にひねり力に対して係止脚52が撓み難くなって組立枠50の取付強度が向上するとともに、実施形態3と同様にプラグの抜き差し時や器体1前面に押圧が加わった時等に器体1の前後方向に加わる外力に対して組立枠50の取付強度、ひいてはボディ10とカバー20の結合強度を向上することができるものである。なお、他の構成及び機能については実施形態2又は3と共通である。
【0070】
(実施形態5)
図30に本実施形態の分解斜視図、図31に正面図、下面図及び一部破断した右側面図をそれぞれ示す。但し、本実施形態の基本構成は実施形態1と共通であるから、共通する構成については同一の符号を付して説明を省略し、本実施形態の特徴となる構成についてのみ説明する。
【0071】
本実施形態は、嵌合孔51の代わりに薄肉の底部を有する一対の嵌合凹部55が組立枠50に設けられた点に特徴がある。つまり、実施形態1では組立枠50を嵌合部60,70に嵌合して器体1を組み立てた状態において、ボディ10及びカバー20の嵌合部60,70が嵌合孔51を通して露出しているために見栄えがよくないものである。また、嵌合部60,70と嵌合した状態では嵌合孔51の四隅の角部に応力が集中するため、組立枠50の嵌合孔51角部における強度が低いものである。
【0072】
これに対して本実施形態では、嵌合孔51の代わりに薄肉の底部を有する嵌合凹部55が組立枠50に設けられ、各嵌合凹部55に嵌合部60,70が嵌合されるため、組み立てた状態では底部によって嵌合部60,70が露出しなくなって見栄えがよくなるとともに、底部があるために嵌合凹部55の角部に対する応力集中が緩和できるものである。なお、嵌合凹部55の内周面には、実施形態1と同様に嵌合部60,70の前後左右の外周面に圧接する複数のリブ55aが、各辺の両端部近傍に嵌合部60,70の嵌合方向に沿って突設されており、嵌合後における組立枠50のがたつきが防止できて安定した嵌合性能を保つことができる。
【0073】
(実施形態6)
図32に本実施形態の分解斜視図、図33に正面図及び下面図をそれぞれ示す。但し、本実施形態の基本構成は実施形態2と共通であるから、共通する構成については同一の符号を付して説明を省略し、本実施形態の特徴となる構成についてのみ説明する。
【0074】
実施形態2ではボディ10及びカバー20の上下両端面に各一対の嵌合部60,70が左右に並んで突設されており、ボディ10とカバー20とが開口面側で突き合わされた状態でボディ10側の嵌合部60とカバー20側の嵌合部70とが前後方向に重なり合って当接し、組立枠50の各嵌合孔51に一緒に圧入されて嵌合されている。このように2つの嵌合部60,70が重ね合わされて嵌合孔51に圧入されるため、ボディ10及びカバー20の寸法ばらつきの嵌合性能への影響が大きくなってしまう。そこで、本実施形態では組立枠50の嵌合孔51に単独で圧入可能な寸法の嵌合部60’,70’をボディ10及びカバー20の上下両端面に各々1つずつ突設することにより、組立枠50の各嵌合孔51にボディ10側の嵌合部60’とカバー20側の嵌合部70’がそれぞれ単独で圧入嵌合されるようにしており、この結果、ボディ10及びカバー20の寸法ばらつきの嵌合性能への影響を抑えることができる。
【0075】
また、実施形態2ではボディ10とカバー20とを上下逆に組み合わせることができてしまうから、逆組を防止するためには器体1の内部に逆組防止の構造が必要になってしまう。これに対して本実施形態では、ボディ10及びカバー20の上下両端面において器体1の左右方向における同じ側にそれぞれ嵌合部60’,70’が突設されているから、ボディ10側の嵌合部60’とカバー20側の嵌合部70’とが干渉するためにボディ10とカバー20を不正規な向きに逆組することができないものであり、ボディ10とカバー20の結合構造を利用して逆組防止が図れるものである。
【0076】
(実施形態7)
図34に本実施形態の分解斜視図、図35に正面図及び下面図をそれぞれ示す。但し、本実施形態の基本構成は実施形態2と共通であるから、共通する構成については同一の符号を付して説明を省略し、本実施形態の特徴となる構成についてのみ説明する。
【0077】
本実施形態は、プレート枠110の保持溝114a,115aと凹凸係合する取付爪2が器体1側(カバー20)に設けられた点に特徴がある。カバー20の上下両端部にはそれぞれ肩部21が突設され、この肩部21にはプレート枠110に結合するために各一対の取付爪2が突設されている。取付爪2の前端部には前方ほど肩部21からの突出量を小さくするように傾斜した傾斜面2aが形成されている。また、器体1の上下両端面において一対の取付爪2の間に対応する部位であって取付爪2よりもやや後方には嵌合部70が突設されている。さらに、ボディ10上下両端面における一対の係止脚挿入溝63の間には、ボディ10とカバー20とが開口面側で突き合わされたときにカバー20側の嵌合部70と前後方向に重なり合って当接し、組立枠50の各嵌合孔51に一緒に圧入されて嵌合される嵌合部60が突設されている。
【0078】
一方、本実施形態における組立枠50は、実施形態2の組立枠50に対して取付爪54が突設されていない点と、嵌合孔51が中央部に一つだけ設けられている点とが異なるだけで、これ以外の構成及び機能は実施形態2と共通である。
【0079】
而して、実施形態2のように取付爪54が組立枠50に設けられているとプレート110に取り付けた状態で器体1に外力が加わったときに組立枠50が器体1から外れてしまう虞があるが、本実施形態ではプレート枠110に取り付ける取付爪2が器体1(カバー20)側に設けられているので、プレート枠110に取り付けられた状態の器体1に外力が加わった場合に取付枠50にかかる力を分散できるため、組立枠50の強度向上と小型化が図れる。
【0080】
(実施形態8)
図36に本実施形態の分解斜視図、図37に正面図及び下面図をそれぞれ示す。但し、本実施形態の基本構成は実施形態1と共通であるから、共通する構成については同一の符号を付して説明を省略し、本実施形態の特徴となる構成についてのみ説明する。
【0081】
本実施形態は、ボディ10とカバー20との双方の嵌合部60,70及び組立枠50に互いに凹凸係合する係止段部が設けられた点に特徴がある。組立枠50には係止脚52が突設されておらず、その代わりに一対の嵌合孔51の表面側の開口寸法が背面側の開口寸法よりも大きくなるように嵌合孔51の内周面略全周にわたって係止段部56が設けてある。また、嵌合孔51の背面側開口縁が曲面形状に形成されている。
【0082】
これに対してボディ10及びカバー20の上下両端面には、基端部に対して先端部の寸法が大きくなるように一対の嵌合部60,70の開口面を除く外周面に係止段部65,75が形成されるとともに、嵌合部60,70の先端周縁が曲面形状に形成されている。
【0083】
而して、ボディ10とカバー20とを結合して器体1を組み立てるには、ボディ10とカバー20を開口面側で突き合わた状態で嵌合孔51に嵌合部60,70を挿入するように組立枠50を器体1の上下両端面の方へ押しつければ、嵌合孔51の背面側開口縁の周縁が嵌合部60,70の先端周縁に沿って移動するにしたがって組立枠50が変形し、最終的には図37(c)に示すように嵌合部60,70の係止段部65,75と嵌合孔51の係止段部56とが互いに凹凸係合して、ボディ10とカバー20とが結合されるとともに、組立枠50の脱落も防止できる。ここで、実施形態1〜7の構成では組立枠50の脱落を防止するための係止爪52aが係合する係合溝がボディ10及びカバー20の内部に設けられているため、器体1の内部に収納される部品の構成に制限が加えられることになる。また、係止爪52aと係止溝との係合が器体1の内部で行われることから、その係合具合を器体1の外部から確認することが難しいものである。これに対して本実施形態では、組立枠50の嵌合孔51内周面に設けられた係止段部56と嵌合部60,70の外周面に設けられた係止段部65,75とが凹凸係合される構成であるため、係止段部の係合状態が器体1の外から容易に確認できるとともに、ボディ10及びカバー20の外側面から突出する嵌合部60,70のみで組立枠50との嵌合が行えるため、器体1の内部構造や部品構成に制限を受けず、部品設計の自由度が増すという利点がある。
【0084】
(実施形態9)
図38に本実施形態の分解斜視図、図39に正面図及び下面図をそれぞれ示す。本実施形態は、実施形態8において組立枠50の係止段部56と嵌合部60,70の係止段部65,75とが係合する際の組立枠50の撓みを助けるために、嵌合孔51の後端側両角部に切り溝51bが設けられている。而して、切り溝51bが設けられたことで組立枠50の後端側の部位が撓み易くなり、組立枠50の係止段部56と嵌合部60,70の係止段部65,75とを係合させて嵌合部60,70に組立枠50を嵌合する作業が容易になるものである。なお、その他の構成及び機能は実施形態8と共通である。
【0085】
(実施形態10)
図40に本実施形態の分解斜視図、図41に正面図及び下面図をそれぞれ示す。本実施形態は、実施形態8において組立枠50の係止段部56と嵌合部60,70の係止段部65,75とが係合する際の組立枠50の撓みを助けるために、組立枠50の左右両側後端部を取り除いて嵌合孔51が外側と連通する構造としている。而して、嵌合孔51が外側と連通する構造としたことで組立枠50の後端側の部位が撓み易くなり、組立枠50の係止段部56と嵌合部60,70の係止段部65,75とを係合させて嵌合部60,70に組立枠50を嵌合する作業が容易になるものである。なお、その他の構成及び機能は実施形態8と共通である。
【0086】
(実施形態11)
図42に本実施形態の分解斜視図、図43に正面図及び下面図をそれぞれ示す。但し、本実施形態の基本構成は実施形態1と共通であるから、共通する構成については同一の符号を付して説明を省略し、本実施形態の特徴となる構成についてのみ説明する。
【0087】
ボディ10及びカバー20の各嵌合部60,70にボディ10及びカバー20の結合方向と略直交する方向に沿った嵌合溝66,76が設けられるとともに、嵌合部60,70に対してスライド移動させることで嵌合溝66,76と嵌合する嵌合片57が組立枠50に設けられている。ボディ10の上下両端面にはそれぞれ左右方向に沿った短冊形の嵌合部60が突設されており、この嵌合部60の長手方向(ボディ10の左右方向)に沿った後端面に嵌合溝66が設けられている。また、嵌合部60先端の長手方向一端側には引掛溝67が凹設されている。なお、引掛溝67の後端側開口縁には後端に向かうほど引掛溝67の幅を広くするようなガイド面67aが形成されている。一方、カバー20の上下両端面にはそれぞれ左右方向に沿った短冊形の嵌合部70が突設されており、この嵌合部70の長手方向(カバー20の左右方向)に沿った前端面に嵌合溝76が設けられている。また、嵌合部70先端の長手方向一端側には引掛溝77が凹設されている。なお、引掛溝77の後端側開口縁には後端に向かうほど引掛溝77の幅を広くするようなガイド面77aが形成されている。
【0088】
一方、組立枠50は嵌合孔51が設けられておらず、その代わりに前後両端縁には左右方向に沿って略L字形の嵌合片57が背方に向けて突設されている。また、各嵌合片57の長手方向一端側には引掛溝67,77に凹凸係合する引掛リブ57aが突設されている。ここで、引掛リブ57a先端部の左右両端縁には先端に向かうほど幅を狭くするようなガイド面57bが形成されている。
【0089】
而して、ボディ10とカバー20とを結合して器体1を組み立てるには、ボディ10とカバー20を開口面側で突き合わた状態で、引掛溝67,77が設けられていない側から嵌合部60,70の嵌合溝67,77と嵌合片57とを嵌合させて組立枠50を嵌合部60、70の長手方向(図42におけるX軸方向)に沿って他方の端部までスライド移動させれば、嵌合片57に設けられた引掛リブ57aが嵌合溝66,76に設けられた引掛溝67,77と凹凸係合して、ボディ10とカバー20とが組立枠50によって結合されるとともに、引掛リブ57aと引掛溝67,77との凹凸係合によって組立枠50のスライド移動が規制されて組立枠50の脱落も防止できる。
【0090】
而して本実施形態では、組立枠50の前後両端縁から突設された嵌合溝57と嵌合部60,70の前後各端面に設けられ嵌合溝66,76とが凹凸嵌合される構成であるため、嵌合片57と嵌合溝66,76との嵌合状態が器体1の外から容易に確認できるとともに、ボディ10及びカバー20の外側面から突出する嵌合部60,70のみで組立枠50との嵌合が行えるため、器体1の内部構造や部品構成に制限を受けず、部品設計の自由度が増すという利点がある。また、通常の使用時において外力の加わることが多い方向(図42におけるY軸方向及びZ軸方向)において組立枠50の取付強度、ひいてはボディ10とカバー20の結合強度を向上することができる。さらに、組立枠50が嵌合部60,70と嵌合した状態では組立枠50によって嵌合部60,70が覆われて露出しなくなっているから見栄えがよいものである。
【0091】
(実施形態12)
図44に本実施形態の分解斜視図、図45に正面図及び下面図をそれぞれ示す。本実施形態は、ボディ10及びカバー20の左右両端面に各一対の嵌合部60,70が突設され、ボディ10及びカバー20の左右両面において嵌合部60,70と組立枠50とが嵌合して器体1が組み立てられる点に特徴がある。
【0092】
ボディ10及びカバー20の各嵌合部60,70には実施形態8と同様に係止段部65,75が形成されるとともに、組立枠50の一対の嵌合孔51の内周面略全周にわたって係止段部56が設けてある。また、実施形態7と同様にカバー20の上下両端部にはそれぞれ肩部21が突設され、この肩部21にプレート枠110に結合するために各一対の取付爪2が突設されている。なお、嵌合部60,70と組立枠50との嵌合手順は実施形態8と共通であるから説明は省略する。
【0093】
而して、嵌合部60,70を器体1の左右両側面に突設して組立枠50と嵌合する構造としたことにより、器体1(特にボディ10)の上下方向の幅寸法を実施形態1〜11よりも小さくすることができる。すなわち、施工面の表面と埋込ボックス200開口面とが略面一となる場合に器体1の上下両側面で嵌合部60,70と組立枠50とが嵌合する構造であると、埋込ボックス200に対するプレート枠110の固定位置を調整する際に組立枠50がコネクタ203と干渉してしまい、プレート枠110の位置調整の妨げとなる虞がある。これに対して本実施形態では、器体1の左右両側面で嵌合部60,70と組立枠50とが嵌合する構造として器体1(特にボディ10)の上下方向の幅寸法を実施形態1〜11よりも小さくすることができるから、施工面の表面と埋込ボックス200開口面とが略面一となる場合であっても組立枠50がコネクタ203と干渉する虞がなく、プレート枠110の位置調整の自由度が向上するものである。
【0094】
なお、実施形態2〜12においても、実施形態1と同様に差込部24に平型栓刃挿入口25aのみを備える構成のカバー20を用いて、平型栓刃のプラグのみに対応したコンセントを構成することが可能であることは言うまでもない。
【0095】
(実施形態13)
上述した各実施形態は1個単位寸法の器体1を用いたものであり、各差込部24が2個の挿入口25を備えるものであったが、本実施形態は、図46及び図47に示すように、差込部24に2個の挿入口25とは別に形状の異なる挿入口26を設けたものである。挿入口26は接地極用の栓刃を挿入するものである。この構成では3個の挿入口25,26を設けていることによって1個単位寸法の器体1では寸法不足になるから、2個単位寸法(つまり、1個単位寸法の2個分の取付寸法)の器体1を用いている。
【0096】
接地極は他の2極とは絶縁分離する必要があるから、ボディ10の内部には仕切壁12を介して3個の収納室13a〜13cが形成されている。2個の収納室13a,13bはスリット12aを有した仕切壁12bを介してさらに2室に分割されている。ボディ10内では接地極の刃受部材40の両側に他の2極の刃受部材30がそれぞれ配置される。
【0097】
刃受部材30は、互いに対向する一対のばね片31と、両ばね片31の一方の側面に対向するばね片32と、ばね片31,32を連続一体に結合するコ字状の連結片33とを備える。連結片33の開放端のうち一方のばね片31に隣接する部位からは他方のばね片32から離れる向きに突出する形で橋絡片38が連続一体に延長され、橋絡片38の先端には端子片34が連続一体に形成される。端子片34は後側(図46の下側)が開放されたコ字状に形成され、端子片34の中に鎖錠ばね36が配置される。また、ばね片31,32と端子片34とは仕切壁12bにより分離され、橋絡片38の一部はスリット12aに通されている。
【0098】
接地極用の刃受部材40は平型栓刃を受ける必要がなくピン型栓刃のみを受ければよいから、互いに対向する一対のばね片41を備えるが、ばね片41の側面に対向するばね片は設けていない。両ばね片41の側方には後側が開放されたコ字状に形成された連結片43が連続一体に形成され、連結片43の後部には連結片43の各脚片を切り開いて形成した各一対の端子片44が連続一体に形成されている。鎖錠ばね46は上記各一対の端子片44間に配置される。ボディ10の後壁には鎖錠ばね36,46と端子片34,44との間に電線を導入することができるように電線挿入口15(図48(a)参照)が形成されている。また、結線された電線を引き抜くことができるようにするために、解除釦37,47がボディ10内に配設され、ボディ10の後壁に形成した操作孔16(図48(a)参照)を通してマイナスドライバの先端部などの工具を挿入して解除釦37,47を押せば鎖錠ばね36,46を撓ませて電線を引き抜くことができるようになる。
【0099】
また、上述の各実施形態では1個単位寸法の器体1の上下両側面(又は左右両側面)に各々1個ずつの合計2個の組立枠50によってボディ10とカバー20とを結合していたが、本実施形態では器体1を2個単位寸法としたことにより、上下両側面に各々2個ずつの合計4個の組立枠50を用いてボディ10とカバー20とを結合している。すなわち、ボディ10及びカバー20の上下両端面に各一対の嵌合部60,70がそれぞれ左右両端部に1組ずつ並んで突設されている。ここで、各一対の嵌合部60,70並びに組立枠50は実施形態1と共通の構成及び機能を有しているので、共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
【0100】
而して、組立枠50を用いてボディ10とカバー20を結合しているため、ボディに設けた組立爪とカバーに設けた組立片の組立孔とを凹凸係合させることで器体が結合される従来のものに比較して、器体1の上下両端面における後端部の出っ張りを少なくすることができ、図48に示すようにプレート枠110が埋込ボックス200に直接固定されるような場合においても、埋込ボックス200の長手方向に沿った側壁の中央位置に配置されるコネクタ203と干渉しないように器体1の後端部を埋込ボックス200内に収納することができて施工性が向上するものである。さらに本実施形態では、ボディ10後端部の四隅に他の部位よりも前後方向の寸法を短くして内側に窪ませるようにした逃げ部5が設けてある。このため、図48に示すように埋込ボックス200の長手方向に沿った側壁の何れの端部位置にコネクタ203が在っても、逃げ部5でコネクタ203を逃げて器体1がコネクタ203と干渉するのを防ぐことができる。しかも、本実施形態では実施形態1と同様に、ボディ10の左右両端面の上下方向略中央部に、側方及び後方に開口した凹部19がそれぞれ凹設されており、この凹部19が埋込ボックス200のラグ201を逃げる逃げ部となって、ラグ201同士の間隔が狭い場合であっても、凹部19によってラグ201を逃げることができる。
【0101】
ところで、カバー20としては、図49に示すように差込部24に平型栓刃挿入口25aのみを備える構成のものを用いてもよく、ボディ10および刃受部材30,40を共通に用いてカバー20のみを交換すれば、平型栓刃挿入口25aのみを設けた接地極付きのコンセントを構成することが可能になる。
【0102】
(実施形態14)
本実施形態は、図50及び図51に示すように、実施形態13と同様の構成の差込部24を2口設けたものである。そこで、器体1には3個単位寸法のものを用いている。
【0103】
ボディ10の内部には仕切壁12を介して3個の収納室13a〜13cが形成され、接地極の刃受部材90が収納される収納室13cは器体1の長手方向に沿った細長形状であって中間部に括れ部13dが形成されている。また、他の2個の収納室13a,13bにはそれぞれ刃受部材80が収納されるのであって、収納室13を3分するように中間部の2箇所にそれぞれスリット12aを有する仕切壁12bが形成される。
【0104】
刃受部材80は、互いに対向する一対のばね片81と、両ばね片81の一方の側面に対向するばね片82と、ばね片81,82を連続一体に結合するコ字状の連結片83とからなる刃受部88を2組備え、両連結片83の間を橋絡片84を介して結合し、橋絡片84の中間部に橋絡片84とともに後側に開放されたコ字状となる端子片85を備える形状に耐熱銅製の板金によって連続一体に形成されている。橋絡片84の後縁には突脚84aが突設されている。
【0105】
一方、刃受部材90は接地極用であって平型栓刃を受ける必要がない。そこで、刃受部材90は互いに対向する各一対のばね片91を備えた刃受部98を2組備え、一方の刃受部98のばね片91の側方には後側が開放されたコ字状の連結片93が連続一体に形成され、連結片93の各脚片の後部には連結片93の各脚片を切り開いて形成した各一対の端子片95が連続一体に形成されている。また、他方の刃受部98の一対のばね片91同士は後縁間がつなぎ片により連続一体に連結されている。さらに、連結片93の一方の脚片と上記他方の刃受部98のばね片91との間は橋絡片94を介して連続一体に結合されている。言い換えると、各刃受部98一方のばね片91同士は、連結片93の一方の脚片と橋絡片94とを介して互いに接続されていることになる。
【0106】
刃受部材90は2個の刃受部材80の間に配置されるのであるが、橋絡片94をばね片91と略平行に形成していることによって、板厚分の配置スペースがあればボディ10の中に配置できるのであって、ボディ10の外に接地極の導電部を引き回す必要がなく組立が容易になる。
【0107】
ところで、本実施形態では器体1を3個単位寸法としたことにより、実施形態13と同様に上下両側面に各々2個ずつの合計4個の組立枠50を用いてボディ10とカバー20とを結合している。すなわち、ボディ10及びカバー20の上下両端面に各一対の嵌合部60,70がそれぞれ左右両端部に1組ずつ並んで突設されている。
【0108】
而して、組立枠50を用いてボディ10とカバー20を結合しているため、ボディに設けた組立爪とカバーに設けた組立片の組立孔とを凹凸係合させることで器体が結合される従来のものに比較して、器体1の上下両端面における後端部の出っ張りを少なくすることができ、図52に示すようにプレート枠110が埋込ボックス200に直接固定されるような場合においても、埋込ボックス200の長手方向に沿った側壁の中央位置に配置されるコネクタ203と干渉しないように器体1の後端部を埋込ボックス200内に収納することができて施工性が向上するものである。さらに本実施形態でも実施形態13と同様に、ボディ10後端部の四隅に他の部位よりも前後方向の寸法を短くして内側に窪ませるようにした逃げ部5が設けてある。このため、図52に示すように埋込ボックス200の長手方向に沿った側壁の何れの端部位置にコネクタ203が在っても、逃げ部5でコネクタ203を逃げて器体1がコネクタ203と干渉するのを防ぐことができる。しかも、本実施形態では実施形態1と同様に、ボディ10の左右両端面の上下方向略中央部に、側方及び後方に開口した凹部19がそれぞれ凹設されており、この凹部19が埋込ボックス200のラグ201を逃げる逃げ部となって、ラグ201同士の間隔が狭い場合であっても、凹部19によってラグ201を逃げることができる。
【0109】
本実施形態においても、図53に示すように差込部24に平型栓刃挿入口25aのみを備える構成のカバー20を用いてもよく、ボディ10および刃受部材80,81を共通に用いてカバー20のみを交換すれば、平型栓刃挿入口25aのみを設けた接地極付きの2個口のコンセントを構成することが可能になる。
【0110】
(実施形態15)
本実施形態は、図54及び図55に示すように、実施形態14の構成から接地極用の刃受部材90を省略し、カバー20として接地極用の挿入口26を省略した形状のものを用いた例であって、接地極のない差込部24を2口備えるものである。この構成ではボディ10は実施形態14に用いたものと同形状であって、カバー20の形状を異ならせてある。つまり、刃受部材90を用いない点及びカバー20の形状が異なるのみであって、他の部材は実施形態14のものと同じものを用いることができるから、部品品種の増加を抑制しながら多品種展開が容易になるのである。
【0111】
この構成においても、図56に示すように挿入口25に平型栓刃挿入口25aのみを備える構成のカバー20を用いることができる。したがって、一層の多品種展開が可能になる。
【0112】
(実施形態16)
ところで、1個単位寸法の器体1と2個又は3個単位寸法の器体1とで組立枠50を共用すると、2個又は3個単位寸法の器体1には上下両側で各々2個ずつの合計4個の組立枠50が必要であり、組立性がよくないものである。
【0113】
そこで、上下各側の2個の組立枠50を一体とした組立枠210を構成し、2個又は3個単位寸法の器体1の組立性向上を図ったのが本実施形態である。すなわち、図57〜図59に示すように組立枠50と略同一構成の一対の組立枠部212が帯状の連結部211で連結されており、3個単位寸法の器体1を構成するボディ10及びカバー20上下両側面の長手方向両端部に突設された嵌合部60,70に組立枠210両端の組立枠部212を嵌合することでボディ10とカバー20とが結合されて器体1が組み立てられるのである。
【0114】
図59に示すように組立枠部212には、組立枠50と同様にプレート枠110に取り付けるための一対の取付爪214、器体1からの抜け止め用の係止脚215等が設けられている。また、組立枠210の連結部211には器体1の上下両側面略中央に設けられた係止孔(図示せず)に凹凸係止する係止突片213が突設されており、係止突片213が器体1の係止孔に係止されることで組立枠210の外れ防止と機械的強度の向上が図られている。
【0115】
なお、本実施形態では3個単位寸法の器体1を例示したが2個単位寸法の器体1についても連結部211の寸法を違えた組立枠210を用いることで組立性の向上が図れる。また、この構成においても、挿入口25に平型栓刃挿入口25aのみを備える構成のカバー20を用いることができる。
【0116】
(実施形態17)
ところで、器体1が取り付けられる取付部材には上述した合成樹脂製のプレート枠110の他に、図61に示すような金属製の取付枠150が用いられることがある。そこで、本実施形態では、図60に示すように取付枠150に対応するために組立枠50の表面に矩形の取付孔58が設けてある。
【0117】
取付枠150は、開口窓151の下縁に保持部としての3個の保持爪152が突設され、上縁にも3個の保持爪153が突設されている。これらの保持爪152,153は組立枠50に設けた取付孔58に挿入されることによって器体1を保持するものであって、一方の保持爪153の周囲を塑性変形させて保持爪153を取付孔58に挿入することができるように、保持爪153はアーム154を介して枠片155aに連続一体に連結されている。また、保持爪153の上側には押し片156が突設されている。
【0118】
したがって、図61の下側の枠片155bに設けた保持爪152を器体1の下面側の組立枠50の取付孔58に挿入した後、器体1の上面側の組立枠50の取付孔58に保持片153を位置合わせして押し片156をマイナスドライバの先端部などで押すと、アーム154が塑性変形して保持爪153が組立枠50の取付孔58に挿入されるのである。取付枠150の他の構成は合成樹脂製のプレート枠110と同様であって、一対の横片157にはそれぞれボックス用孔132、ねじ挿通孔133、はさみ金具係止孔134が設けてある。また、化粧プレート120の係止突起123を係止するために、取付枠150の4隅には切欠状の化粧プレート係止溝135’を設け、横片157には金属製の化粧プレートを取り付ける取付ねじが螺着される取付ねじ孔139も設けられる。なお、取付枠150の上下両縁には前面側に折曲された補強片159が形成され、取付枠150の変形が防止されている。また、本実施形態では3個単位寸法の器体1を例示したが、器体1が1個又は2個単位寸法のものについても上記取付枠150に取り付けることができる。
【0119】
(実施形態18)
図62は本実施形態の分解斜視図を示しており、実施形態1の構成に対して扉160,コイルばね170並びに中枠180が追加され、コイルばね170により弾性付勢される扉160で挿入口25を開閉自在に塞ぐようにした点に本実施形態の特徴がある。したがって、実施形態1と共通の構成については同一の符号を付して説明を省略し、本実施形態の上記特徴点についてのみ説明する。
【0120】
カバー20の内部に一対の扉160,160と一対のコイルばね170,170、そして中枠180が納められる。中枠180は一対の貫通孔181,181と、この貫通孔181,181の間に位置する溝182と、各貫通孔181の両側に位置する突部183,183とを備えたもので、カバー20内壁に設けられた突起(図示せず)との係合でカバー20に仮止めすることができるものとなっている。そして、上記の一対の扉160,160と一対のコイルばね170,170とは該中枠180とカバー20の内面との間に配設される。
【0121】
同形のものとして形成されている一対の扉160は、両側に張り出す翼片161,161と、他方の扉160側に突出する棒状片162とを備えたもので、棒状片162は中央よりも翼片161側に寄った位置に設けられており、両扉160,160を相対させて組み合わせた時、棒状片162,162同士が並ぶとともに、相互にスライド自在となっている。また、各翼片161,161の上面は他方の扉160側が低くなる傾斜面163として形成されている。
【0122】
この扉160,160は、上記棒状片162,162が中枠180の溝182に納められるとともに、その外面側とカバー20の内壁との間にコイルばね170,170が配された状態でカバー20内に納められ、コイルばね170,170による付勢で両扉160,160は相互に接する状態となる。
【0123】
中枠180及び扉160,160を納めたカバー20は、実施形態1で説明したように組立枠50を用いてボディ10と結合されるのであるが、ボディ10とカバー20とを組立枠50で結合して器体1を組み立てた時、中枠180の貫通孔181内に刃受部材30のばね片31,32からなる刃受部が位置するとともに、中枠180はボディ10における仕切壁12と係合して、両刃受部間を分離し、プラグの抜き差しによって発生する切り粉の回り込みで短絡が生じてしまうことを防いでいる。また、貫通孔181の内部に刃受部を位置させることで、ばね片31,32の異常開きを阻止している。そして扉160,160は、カバー20の挿入口25と刃受部材30との間に位置する。
【0124】
すなわち、一方の扉160の翼片161は他方の扉160の翼片161に少し被さることで隙間が両扉160,160間に生ずることがない状態で両扉160,160がコイルばね170,170による付勢で接触しているのであるが、このように閉じた扉160,160が挿入口25と刃受部材30との間に位置して、挿入口25の奥に位置する刃受部材30を隠すことになる。
【0125】
ここにおいて、カバー20の内面には、図示しない位置決めリブが突出しており、コイルばね170で付勢されている扉160は当接面166を位置決めリブに当接させることで、両扉160,160は閉じた状態の位置が定められる。
【0126】
この状態で、プラグの栓刃を両挿入口25に差し込めば、各栓刃は扉160,160の翼片161,161の傾斜面163を押すことで、扉160をコイルばね170に抗して動かして、両扉160,160の間を広げるものであり、このために栓刃は刃受部材30にまで達して、栓刃が平型のものであればばね片31,32からなる刃受部に、ピン型のものであれば一対のばね片31から刃受部に差し込まれる。プラグを抜けば、両扉160,160はコイルばね170,170による付勢で復帰して再度挿入口25を閉じる状態となる。
【0127】
そして、この扉付きコンセントにおいては、プラグにおける一対の栓刃が同時に差し込まれない時、つまり片側の栓刃のみが差し込まれる時には、扉160,160が開かず、片方の栓刃のみが刃受部に差し込まれるという状態が生じないようになっている。すなわち、片方の栓刃のみを差し込んだ時には、両扉160,160は中枠180の溝182によって受けられている棒状片162,162を中心として栓刃で押されて片側に傾くものであり、この傾きによって、翼片161,161は中枠180の突部183,183間に入り込み、栓刃が傾斜面163を押すことで両扉160,160を押し開こうとしても、ストッパーである突部183との干渉で開くことがないものである。なお、栓刃を差し込んだ時、傾斜面163に栓刃が当たる関係で、上下方向にも扉160が傾こうとするが、この傾きは棒状片162で阻止される。
【0128】
ここで、一対のコイルばね170,170を扉160,160の間に設けずに両サイドに設けているのは、扉160,160の開閉によってコイルばね170,170が折れても異極間の短絡が生じることがないようにしている意味を有している。なお、扉160におけるコイルばね170を受ける部分は、内部にボス165が突出する穴164として形成されており、コイルばね170を穴164に嵌め込めば、根元が太くなっているボス165にコイルばね170が係合するようになっている。組み立てに際しては、扉160にコイルばね170を組み付けた状態でカバー20内に組み入れるわけであるが、コイルばね170が扉160から抜け落ちることがなくて、組み立て作業性がよいものである。
【0129】
この構成においても、図63に示すように挿入口25に平型栓刃挿入口25aのみを備える構成のカバー20を用いることができる。したがって、一層の多品種展開が可能になる。
【0130】
(実施形態19)
図64は本実施形態の分解斜視図を示しており、実施形態14の構成に対して扉220,コイルばね230並びに中枠240が追加され、コイルばね230により弾性付勢される扉220で挿入口25を開閉自在に塞ぐようにした点に本実施形態の特徴がある。したがって、実施形態14と共通の構成については同一の符号を付して説明を省略し、本実施形態の上記特徴点についてのみ説明する。
【0131】
カバー20の内部には2個の扉220,220とコイルばね230,230、そして中枠240,240が納められる。中枠240は一対の貫通孔241,241と、この貫通孔241,241の間に位置する溝242と、各貫通孔241の両側に位置する突部243,243とを備えている。そして、一対の扉220,220と一対のコイルばね230,230とは各中枠240とカバー20の内面との間に配設される。
【0132】
各扉220は左右に張り出す翼片221,221を備えたもので、中央下面に備えるリブ222を中枠240の溝242にスライド自在に載せる(図66参照)。そして各翼片221の上面が傾斜面223として形成された扉220は、図65及び図66に示すように、カバー20の内面と扉220との間に配設されるコイルばね230によって、一方向にスライド付勢され、挿入口25,25の背後に扉220の翼片221,221を位置させて挿入口25を塞いでいる。
【0133】
実施形態1で説明したように組立枠50を用いてボディ10とカバー20とを結合し器体1を組み立てた時、中枠240の貫通孔241内に刃受部材80のばね片81,82からなる刃受部が位置するとともに、中枠240はボディ10における仕切壁12と係合して、両刃受部間を分離し、プラグの抜き差しによって発生する切り粉の回り込みで短絡が生じてしまうことを防いでいる。また、ばね片81,82の異常開きを中枠240の貫通孔241内壁が阻止する。なお、中枠240は接地極用のばね片91の異常開きを阻止する壁244も備えたものとなっている。そして各扉220は、カバー20の挿入口25と刃受部材80との間に位置し、前述のように挿入口25をその背後において扉220が閉じる。
【0134】
この状態で、プラグの栓刃を両挿入口25に差し込めば、各栓刃は扉220の翼片221,221の傾斜面223を押すことで、扉220をコイルばね230に抗してスライドさせて挿入口25を開くものであり、このために栓刃はばね片81,82にまで達して、栓刃が平型のものであればばね片81,82からなる刃受部に、ピン型のものであれば一対のばね片81からなる刃受部に差し込まれる。プラグを抜けば、扉220はコイルばね230による付勢で復帰して再度挿入口25を閉じる状態となる。
【0135】
そして、この扉付きコンセントにおいては、プラグにおける一対の栓刃が同時に差し込まれない時、つまり、片側の栓刃のみが差し込まれる時には、扉220が開かず、片方の栓刃のみが刃受部に差し込まれるという状態が生じないようになっている。すなわち、片方の栓刃のみを差し込んだ時には、扉220は中枠240の溝242によって受けられているリブ222を中心として栓刃で押されて片側に傾くものであり、この傾きによって翼片221は中枠240の突部243に当接する位置まで下がり、栓刃が傾斜面223を押すことで両扉220,220を押し開こうとしても、突部243との干渉で開くことがないものである。
【0136】
ところで、従来の扉付きコンセントにおいては、図70に示すように刃受部材80’,90’等が収納されたボディ10’の開口面に中枠240’が載置され、図71に示すように背面を上に向けた状態のカバー20’内部に扉220’及びコイルばね230’が収納され、図72に示すように、このカバー20’をひっくり返してボディ10’の開口面にカバー20’を被せるようにして組み立てていたが、カバー20’をひっくり返す際に本来ならばコイルばね230’で支持されて落ちるはずのない扉220’が脱落してしまうのではないかという不安を作業者に与えていた。
【0137】
そこで、本実施形態では、中枠240前面の溝242の周囲にコイルばね230が収納される収納部245が形成されるとともに、この収納部245の接地極寄りの端部には一端側が扉220に固定されたコイルばね230の他端側が当接する当接突部246が設けられており、コイルばね230の他端側を当接突部246に当接させることでコイルばね230の弾発力を利用して扉220及びコイルばね230が中枠240に支持されるようにしてある。このため、扉220とコイルばね230とを中枠240に固定した状態でボディ10に組み込むことができ、上記従来構成に比較してボディ10とカバー20とを結合する際の作業性が向上するものである。
【0138】
ここで、本実施形態におけるボディ10とカバー20とを組み立てる作業手順について簡単に説明する。図67(a)に示すようにボディ10内部に刃受部材80,90とともに鎖錠ばね36,46や解除釦37,47が組み込まれた後、同図(b)に示すようにボディ10の開口面側に中枠240が組み込まれる。一方、図68に示すように、扉220におけるコイルばね230を受ける部分にはボス225が突設されており、ボス225をコイルばね230の一端部から挿入すれば、根元が太くなっているボス225にコイルばね230の一端部が係合するようになっている。そして、図67(c)に示すように中枠240の上方からコイルばね230の他端部が当接突部246に当接するまで収納部245に挿入すれば、コイルばね230が収納部245に沿って真っ直ぐに配置されるため、特に真っ直ぐにしようと注意する必要が無く、組立性がよいものである。
【0139】
また、コイルばね230の弾発力により扉220が中枠240から脱落するのを防ぐために、中枠240前面には各々貫通孔241を挟んで突部243と対向する位置に一対の保持部247が突設されている。すなわち、図69に示すように中枠240に扉220を組み付ける際に扉220の各翼片221端部が保持部247に当接して保持されるため、コイルばね230の弾発力により扉220が中枠240から脱落することがないものである。
【0140】
この構成においても、図73に示すように挿入口25に平型栓刃挿入口25aのみを備える構成のカバー20を用いることができる。したがって、一層の多品種展開が可能になる。
【0141】
(実施形態20)
本実施形態は、図74に示すように、実施形態19の構成から接地極用の刃受部材90を省略し、カバー20として接地極用の挿入口26を省略した形状のものを用いた例であって、接地極のない差込部24を2口備えるものである。この構成ではボディ10、扉220、中枠240は実施形態19に用いたものと同形状であって、カバー20の形状を異ならせてある。つまり、刃受部材90を用いない点及びカバー20の形状が異なるのみであって、他の部材は実施形態19のものと同じものを用いることができるから、部品品種の増加を抑制しながら多品種展開が容易になるのである。
【0142】
この構成においても、図75に示すように挿入口25に平型栓刃挿入口25aのみを備える構成のカバー20を用いることができる。したがって、一層の多品種展開が可能になる。
【0143】
(実施形態21)
本実施形態は、図76に示すように、実施形態13の構成に対して扉220,コイルばね230並びに中枠240が1組追加され、コイルばね230により弾性付勢される扉220で挿入口25を開閉自在に塞ぐようにした例であって、2個単位寸法の器体1に接地極付きの差込部24を1口だけ備えるものである。この構成では、扉220及び中枠240が実施形態19に用いたものと同形状であり、これ以外のボディ10やカバー20等は実施形態13で用いたものと同形状であるから、詳しい説明は省略する。
【0144】
この構成においても、図77に示すように挿入口25に平型栓刃挿入口25aのみを備える構成のカバー20を用いることができる。したがって、一層の多品種展開が可能になる。
【0145】
【発明の効果】
請求項1の発明は、施工面に固定される取付部材に形成された矩形状の開口窓内に前端部が挿入された形で取付部材に保持され後端部が施工面に埋め込まれた形で設置される合成樹脂製の器体と、器体に設けた差込部に挿入されたプラグの栓刃を受ける刃受部材と、刃受部材に電気的に接続され器体に設けた電線挿入口に挿入された電線を保持して電線を刃受部材と電気的に接続する端子部と、取付部材に単位ピッチで形成された保持部に結合される取付部とを備え、器体は後端側のボディと前記差込部を設けた前端側のカバーとからなり、ボディとカバーとの双方に設けた嵌合部と凹凸嵌合する合成樹脂製の組立部材によりボディとカバーとが結合され、ボディとカバーとの双方に係止溝が設けられるとともに少なくとも嵌合部と嵌合した状態で係止溝と凹凸係合する係止爪が組立部材に設けられたことを特徴とし、器体を組み立てる際にボディ及びカバーを撓ませる必要がないため、熱硬化性樹脂のように傷が付き難く且つ耐トラッキング性を有する合成樹脂で器体を形成することができるとともに、金属製の組立枠を用いる場合に比較して器体の差込部が設けられる面の寸法を大きくすることができるとともに、係止溝と係止爪の凹凸係合によって組立部材がボディ及びカバーの嵌合部から脱落することを防ぐことができるという効果がある。
【0146】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、組立部材に取付部が設けられたことを特徴とし、請求項1の発明と同様の効果を奏する。
【0148】
請求項の発明は、請求項の発明において、係止爪が係止溝と係合する前に一時的に係止する仮係止部がボディとカバーとの少なくとも何れか一方に設けられたことを特徴とし、製造時に組立部材をボディ又はカバーに仮保持させた状態で次工程に送ることができるために作業性の向上が図れるという効果がある。
【0149】
請求項の発明は、請求項1の発明において、組立部材が嵌合部の周囲を囲む枠状に形成されるとともに嵌合部に圧接する複数のリブが設けられたことを特徴とし、嵌合部に圧接するリブによって組立部材のがたつきが防止できて安定した嵌合性能を保つことができるという効果がある。
【0150】
請求項の発明は、請求項の発明において、組立部材が嵌合部の周囲を囲む枠状に形成されるとともに嵌合部を挟んだ複数の対角線上の位置にそれぞれ嵌合部から離れる向きに係止爪が設けられ、各係止爪と凹凸係合する複数の係止溝がボディとカバーとの嵌合部の周囲にそれぞれ設けられたことを特徴とし、ひねりの力に対する組立部材の強度が向上するとともに、ボディ及びカバーの双方において嵌合部と係止溝を分離させ、外力を受ける部位の負担を低減することができるという効果がある。
【0151】
請求項の発明は、請求項1の発明において、ボディとカバーとの双方の嵌合部及び組立部材に互いに凹凸係合する係止段部が設けられたことを特徴とし、係止段部の係合状態が外から確認できるとともにボディ及びカバーの外側だけで組立部材との嵌合が行えるために器体内部の構造に制約を受けず、設計の自由度が増すという効果がある。
【0152】
請求項の発明は、請求項の発明において、組立部材の撓みを助けて係止段部を係合し易くする係合補助手段が組立部材に設けられたことを特徴とし、組立部材の嵌合作業が容易になるという効果がある。
【0153】
請求項の発明は、請求項の発明において、組立部材が嵌合部の周囲を囲む枠状に形成されるとともに嵌合部を挟んでボディとカバーとの結合方向に対向する位置に係止爪が設けられたことを特徴とし、差込部に対するプラグの抜き差し時等にボディとカバーとの結合方向にかかる外力に対し、ボディとカバーの結合強度を向上することができるという効果がある。
【0154】
請求項の発明は、請求項の発明において、組立部材が嵌合部の周囲を囲む枠状に形成されるとともに嵌合部を挟んでボディとカバーとの結合方向及び結合方向に略直交する方向にそれぞれ対向する位置に係止爪が設けられたことを特徴とし、ボディとカバーとの結合方向及びそれと略直交する方向の外力に対し、ボディとカバーとの結合強度を向上することができるという効果がある。
【0155】
請求項10の発明は、請求項1の発明において、カバーに取付部が設けられたことを特徴とし、取付部材に取り付けた状態の器体に対して外力が加わったときに組立部材にかかる力を分散して組立部材の外れを防止することができるという効果がある。
【0156】
請求項11の発明は、請求項1の発明において、ボディ及びカバーの対向する外側面に、ボディとカバーとを不正規な向きに結合したときに互いに干渉する一対の嵌合部がそれぞれ突設されるとともに、ボディ及びカバーの同一外側面の各嵌合部と各別に嵌合する一対の嵌合孔が組立部材に設けられたことを特徴とし、ボディとカバーの寸法ばらつきによる嵌合性能への影響を抑えることができるとともに、ボディとカバーとが不正規な向きに結合されるのを防ぐことができるという効果がある。
【0157】
請求項12の発明は、請求項1の発明において、ボディ及びカバーの各嵌合部にボディ及びカバーの結合方向と略直交する方向に沿った嵌合溝が設けられるとともに、嵌合部に対してスライド移動させることで嵌合溝と嵌合する嵌合片が組立部材に設けられ、嵌合部と組立部材とが嵌合した状態で組立部材のスライド移動を規制する規制手段が組立部材及び器体に設けられたことを特徴とし、ボディ及びカバーの外側だけで組立部材との嵌合が行えるために器体内部の構造に制約を受けず、さらに規制手段により組立部材が嵌合部から外れるのを防ぐことができるという効果がある。
【0158】
請求項13の発明は、請求項1の発明において、組立部材がボディ及びカバーの各嵌合部を覆う形状に形成されたことを特徴とし、組立部材が嵌合された状態ではボディ及びカバーの嵌合部が外から見えなくなって見栄えをよくすることができるという効果がある。
【0159】
請求項14の発明は、請求項1の発明において、器体の取付部が在る外側面と異なる外側面に嵌合部が突設されたことを特徴とし、器体の幅寸法を小さくして取付部材の施工面に対する位置調整が容易になるという効果がある。
【0160】
請求項15の発明は、請求項1の発明において、3組の保持部を有する取付部材に3個まで取り付けることができる1個単位寸法の器体の2又は3個分である2個又は3個単位寸法の器体を備え、器体の長手方向に沿った外側面の両端部にそれぞれ嵌合部が突設されるとともに、各嵌合部と凹凸嵌合する一対の組立部材が一体に形成されたことを特徴とし、器体が2個又は3個単位寸法の場合における組立性の向上が図れるという効果がある。
【0161】
請求項16の発明は、請求項1の発明において、取付部材は金属製であって開口窓の両側部にそれぞれ保持部としての保持爪が形成され、取付部材を塑性変形させることにより器体又は組立部材に形成した取付部としての取付孔に保持爪が凹凸結合されることを特徴とし、金属製の取付部材に器体を取り付けることができるとともに、金属製の取付部材を用いて施工することで耐火性などが確保し易くなるという効果がある。
【0162】
請求項17の発明は、請求項1の発明において、取付部材は合成樹脂成形品であって開口窓の両側部にそれぞれ保持部としての保持溝が形成され、取付部材の弾性を利用して取付部材を撓ませることにより器体又は組立部材に突設した取付部としての取付爪が保持孔に凹凸結合されることを特徴とし、合成樹脂成型品の取付部材に器体を取り付けることができるとともに、合成樹脂製の取付部材を用いて施工すれば、取付部材への器体の取り付けが容易であり、しかも取付部材と器体との結合に塑性変形を伴わないから何度も着脱が可能であってレイアウトの変更や器体の交換を容易に行なうことができるという効果がある。
【0163】
請求項18の発明は、請求項1の発明において、前面が開口し施工面に埋込配置される埋込ボックス内に器体の後部が収納され、器体は内部に電線が挿通される電線管を埋込ボックス内で埋込ボックスに接続するコネクタを逃げる形状に形成されたことを特徴とし、施工面から埋込ボックスまでの距離が短い場合においてもコネクタと干渉しないように器体の後部を埋込ボックス内に収納することができて施工性が向上するという効果がある。
【0164】
請求項19の発明は、請求項18の発明において、取付部材を固定するための固定部が埋込ボックスに設けられ、固定部を逃がす逃げ部が器体に設けられたことを特徴とし、施工面から埋込ボックスまでの距離が短い場合においても埋込ボックスの固定部と干渉しないように器体の後部を埋込ボックス内に収納することができて施工性がさらに向上するという効果がある。
【0165】
請求項20の発明は、請求項1の発明において、差込部はプラグの栓刃が挿入される栓刃挿入口を具備し、栓刃挿入口を開閉自在に塞ぐ扉と、栓刃挿入口を塞ぐ方向に扉を弾性付勢する弾性体と、扉及び弾性体を支持して器体内に収納される中枠とを備えたことを特徴とし、扉と弾性体を中枠に固定した状態でボディ側に組み込むことができ、ボディとカバーとを結合する際の作業性が向上するという効果がある。
【0166】
請求項21の発明は、請求項20の発明において、栓刃挿入口を塞ぐ位置で扉を保持する扉保持部が中枠に設けられたことを特徴とし、弾性体の弾発力で扉が中枠から脱落するのを扉保持部によって防ぐことができて組立性が向上するという効果がある。
【0167】
請求項22の発明は、請求項20の発明において、弾性体を収納する収納部が中枠に設けられたことを特徴とし、収納部に収納することで弾性体を中枠に正確且つ確実に組み込むことができて組立性が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の分解斜視図である。
【図2】同上の斜視図である。
【図3】同上の正面図である。
【図4】同上の側面半断面図である。
【図5】同上の上面図である。
【図6】同上のカバーを外した状態の正面図である。
【図7】(a)は同上における組立枠の仮保持状態を示す要部断面図、(b)は組立枠の嵌合状態を示す要部断面図である。
【図8】同上における組立枠の嵌合状態を示す要部断面図である。
【図9】同上における組立枠の嵌合状態を示す要部平面図である。
【図10】同上を取り付けるプレートを示す分解斜視図である。
【図11】同上を取り付けるプレートを示す分解斜視図である。
【図12】同上の取付手順を示す動作説明図である。
【図13】同上をプレート枠に取り付けた状態の正面図である。
【図14】同上を取り付けたプレート枠を埋込ボックスに取り付けた状態を示し、(a)は背面図、(b)は下面図、(c)は側断面図である。
【図15】(a)〜(d)は同上の埋込ボックス内への配置状態を説明する説明図である。
【図16】従来例を示し、(a)は正面図、(b)は上面図である。
【図17】(a)及び(b)は従来例の埋込ボックス内への配置状態を説明する説明図である。
【図18】従来例の埋込ボックス内への配置状態を説明する説明図である。
【図19】(a)及び(b)は従来例の埋込ボックス内への配置状態を説明する説明図である。
【図20】(a)及び(b)は従来例の埋込ボックス内への配置状態を説明する説明図である。
【図21】同上において他の構成のカバーを用いた分解斜視図である。
【図22】同上において他の構成のカバーを用いた例を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は上面図、(d)は背面図である。
【図23】実施形態2の分解斜視図である。
【図24】同上を示し、(a)は正面図、(b)は上面図である。
【図25】同上の組立枠の嵌合状態を説明する要部平面図である。
【図26】実施形態3の分解斜視図である。
【図27】同上を示し、(a)は正面図、(b)は下面図、(c)は一部破断した右側面の断面図である。
【図28】実施形態4の分解斜視図である。
【図29】同上を示し、(a)は正面図、(b)は下面図、(c)は一部破断した右側面の断面図である。
【図30】実施形態5の分解斜視図である。
【図31】同上を示し、(a)は正面図、(b)は下面図、(c)は一部破断した右側面の断面図である。
【図32】実施形態6の分解斜視図である。
【図33】同上を示し、(a)は正面図、(b)は下面図である。
【図34】実施形態7の分解斜視図である。
【図35】同上を示し、(a)は正面図、(b)は下面図である。
【図36】実施形態8の分解斜視図である。
【図37】同上を示し、(a)は正面図、(b)は下面図、(c)は一部破断した右側面の断面図である。
【図38】実施形態9の分解斜視図である。
【図39】同上を示し、(a)は正面図、(b)は下面図、(c)は一部破断した右側面の断面図である。
【図40】実施形態10の分解斜視図である。
【図41】同上を示し、(a)は正面図、(b)は下面図、(c)は一部破断した右側面の断面図である。
【図42】実施形態11の分解斜視図である。
【図43】同上を示し、(a)は正面図、(b)は下面図、(c)は一部破断した右側面の断面図である。
【図44】実施形態12の分解斜視図である。
【図45】同上を示し、(a)は正面図、(b)は下面図である。
【図46】実施形態13の分解斜視図である。
【図47】同上を示し、(a)は正面図、(b)はカバーを外した状態の正面図、(c)は上面図である。
【図48】同上を取り付けたプレート枠を埋込ボックスに取り付けた状態を示し、(a)は背面図、(b)は下面図、(c)は側断面図である。
【図49】同上において他の構成のカバーを用いた分解斜視図である。
【図50】実施形態14の分解斜視図である。
【図51】同上を示し、(a)は正面図、(b)はカバーを外した状態の正面図、(c)は上面図である。
【図52】同上を取り付けたプレート枠を埋込ボックスに取り付けた状態を示し、(a)は背面図、(b)は下面図、(c)は側断面図である。
【図53】同上において他の構成のカバーを用いた分解斜視図である。
【図54】実施形態15の分解斜視図である。
【図55】同上を示し、(a)は正面図、(b)はカバーを外した状態の正面図、(c)は上面図である。
【図56】同上において他の構成のカバーを用いた分解斜視図である。
【図57】実施形態16の正面図である。
【図58】同上の下面図である。
【図59】同上における組立枠の側面図である。
【図60】実施形態17を示し、(a)は正面図、(b)は下面図、(c)は右側面図である。
【図61】同上を取付枠に取り付けた状態の正面図である。
【図62】実施形態18の分解斜視図である。
【図63】同上において他の構成のカバーを用いた分解斜視図である。
【図64】実施形態19の分解斜視図である。
【図65】同上のカバーを外した状態の正面図である。
【図66】同上の一部省略した側断面図である。
【図67】(a)〜(c)は同上の組立手順の説明図である。
【図68】(a)は扉とコイルばねの分解斜視図、(b)は扉にコイルばねを取り付けた状態の正面図である。
【図69】(a)は扉とコイルばねとを組み付けた状態の中枠の側面図、(b)は扉とコイルばねとを組み付けた状態の中枠の側断面図である。
【図70】(a)及び(b)は従来例におけるボディ側の組立手順の説明図である。
【図71】(a)及び(b)は従来例におけるカバー側の組立手順の説明図である。
【図72】従来例の一部省略した側断面図である。
【図73】同上において他の構成のカバーを用いた分解斜視図である。
【図74】実施形態20の分解斜視図である。
【図75】同上において他の構成のカバーを用いた分解斜視図である。
【図76】実施形態21の分解斜視図である。
【図77】同上において他の構成のカバーを用いた分解斜視図である。
【符号の説明】
1 器体
10 ボディ
20 カバー
50 組立枠
51 嵌合孔
52 係止脚
52a 係止爪
54 取付爪
60 嵌合部
61 係止溝
70 嵌合部
71 係止溝

Claims (22)

  1. 施工面に固定される取付部材に形成された矩形状の開口窓内に前端部が挿入された形で取付部材に保持され後端部が施工面に埋め込まれた形で設置される合成樹脂製の器体と、器体に設けた差込部に挿入されたプラグの栓刃を受ける刃受部材と、刃受部材に電気的に接続され器体に設けた電線挿入口に挿入された電線を保持して電線を刃受部材と電気的に接続する端子部と、取付部材に単位ピッチで形成された保持部に結合される取付部とを備え、器体は後端側のボディと前記差込部を設けた前端側のカバーとからなり、ボディとカバーとの双方に設けた嵌合部と凹凸嵌合する合成樹脂製の組立部材によりボディとカバーとが結合され、ボディとカバーとの双方に係止溝が設けられるとともに少なくとも嵌合部と嵌合した状態で係止溝と凹凸係合する係止爪が組立部材に設けられたことを特徴とするコンセント。
  2. 組立部材に取付部が設けられたことを特徴とする請求項1記載のコンセント。
  3. 係止爪が係止溝と係合する前に一時的に係止する仮係止部がボディとカバーとの少なくとも何れか一方に設けられたことを特徴とする請求項1記載のコンセント。
  4. 組立部材が嵌合部の周囲を囲む枠状に形成されるとともに嵌合部に圧接する複数のリブが設けられたことを特徴とする請求項記載のコンセント。
  5. 組立部材が嵌合部の周囲を囲む枠状に形成されるとともに嵌合部を挟んだ複数の対角線上の位置にそれぞれ嵌合部から離れる向きに係止爪が設けられ、各係止爪と凹凸係合する複数の係止溝がボディとカバーとの嵌合部の周囲にそれぞれ設けられたことを特徴とする請求項1記載のコンセント。
  6. ボディとカバーとの双方の嵌合部及び組立部材に互いに凹凸係合する係止段部が設けられたことを特徴とする請求項記載のコンセント。
  7. 組立部材の撓みを助けて係止段部を係合し易くする係合補助手段が組立部材に設けられたことを特徴とする請求項記載のコンセント。
  8. 組立部材が嵌合部の周囲を囲む枠状に形成されるとともに嵌合部を挟んでボディとカバーとの結合方向に対向する位置に係止爪が設けられたことを特徴とする請求項記載のコンセント。
  9. 組立部材が嵌合部の周囲を囲む枠状に形成されるとともに嵌合部を挟んでボディとカバーとの結合方向及び結合方向に略直交する方向にそれぞれ対向する位置に係止爪が設けられたことを特徴とする請求項記載のコンセント。
  10. カバーに取付部が設けられたことを特徴とする請求項記載のコンセント。
  11. ボディ及びカバーの対向する外側面に、ボディとカバーとを不正規な向きに結合したときに互いに干渉する一対の嵌合部がそれぞれ突設されるとともに、ボディ及びカバーの同一外側面の各嵌合部と各別に嵌合する一対の嵌合孔が組立部材に設けられたことを特徴とする請求項1記載のコンセント。
  12. ボディ及びカバーの各嵌合部にボディ及びカバーの結合方向と略直交する方向に沿った嵌合溝が設けられるとともに、嵌合部に対してスライド移動させることで嵌合溝と嵌合する嵌合片が組立部材に設けられ、嵌合部と組立部材とが嵌合した状態で組立部材のスライド移動を規制する規制手段が組立部材及び器体に設けられたことを特徴とする請求項1記載のコンセント。
  13. 組立部材がボディ及びカバーの各嵌合部を覆う形状に形成されたことを特徴とする請求項1記載のコンセント。
  14. 器体の取付部が在る外側面と異なる外側面に嵌合部が突設されたことを特徴とする請求項1記載のコンセント。
  15. 3組の保持部を有する取付部材に3個まで取り付けることができる1個単位寸法の器体の2又は3個分である2個又は3個単位寸法の器体を備え、器体の長手方向に沿った外側面の両端部にそれぞれ嵌合部が突設されるとともに、各嵌合部と凹凸 嵌合する一対の組立部材が一体に形成されたことを特徴とする請求項1記載のコンセント。
  16. 取付部材は金属製であって開口窓の両側部にそれぞれ保持部としての保持爪が形成され、取付部材を塑性変形させることにより器体又は組立部材に形成した取付部としての取付孔に保持爪が凹凸結合されることを特徴とする請求項1記載のコンセント。
  17. 取付部材は合成樹脂成形品であって開口窓の両側部にそれぞれ保持部としての保持溝が形成され、取付部材の弾性を利用して取付部材を撓ませることにより器体又は組立部材に突設した取付部としての取付爪が保持孔に凹凸結合されることを特徴とする請求項1記載のコンセント。
  18. 前面が開口し施工面に埋込配置される埋込ボックス内に器体の後部が収納され、器体は内部に電線が挿通される電線管を埋込ボックス内で埋込ボックスに接続するコネクタを逃げる形状に形成されたことを特徴とする請求項1記載のコンセント。
  19. 取付部材を固定するための固定部が埋込ボックスに設けられ、固定部を逃がす逃げ部が器体に設けられたことを特徴とする請求項18記載のコンセント。
  20. 差込部はプラグの栓刃が挿入される栓刃挿入口を具備し、栓刃挿入口を開閉自在に塞ぐ扉と、栓刃挿入口を塞ぐ方向に扉を弾性付勢する弾性体と、扉及び弾性体を支持して器体内に収納される中枠とを備えたことを特徴とする請求項1記載のコンセント。
  21. 栓刃挿入口を塞ぐ位置で扉を保持する扉保持部が中枠に設けられたことを特徴とする請求項20記載のコンセント。
  22. 弾性体を収納する収納部が中枠に設けられたことを特徴とする請求項20記載のコンセント
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