JP2010022400A - シートリクライニング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構成部品を追加することなく、渦巻きばねをカムの回転軸線上に保持できるようにして、渦巻きばねの外周部がロアアーム内周面に接触してしまうことを抑制できるシートリクライニング装置を提供する。
【解決手段】カム32に係止された内端部34bと、ロアアーム11に係止された外端部34aと、それら内端部と外端部との間に設けられ曲成・巻回された曲成部34cとを有し、カムを一方向に回転付勢する渦巻きばね34を備え、渦巻きばねの外端部は、曲成部から連続して延びる直線部34a1を有し、収容部11aは、直線部を収容し、直線部の内周側面と当接するとともに、内周側面との当接箇所よりも外端部側で直線部の外周側面と当接する導出凹部11b2を有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、シートバックをシートクッションに対して角度調整自在に支持する車両シートのシートリクライニング装置に関するものである。
従来、この種のシートリクライニング装置として、例えば、特許文献1に記載されているものが知られている。特許文献1に記載のものは、シートクッション側に保持され、先端に外歯を有する複数のポールを備えるロアアームと、ロアアームに回動自在に支持され且つシートバック側に固定され、ポールの外歯と噛合い可能となる内歯が形成されたアッパアームとを備えている。そして、内歯ギヤと外歯ギヤの噛合い位置を変化させることにより、シートバックの倒れ角を調整するようになっている。
特許文献1に記載されたシートリクライニング装置においては、複数のポールを径方向外方に移動させるために、回転可能なカムと、このカムをポールが径方向外方に移動される方向に回転付勢するスパイラルスプリングを有するロック機構を備えている。
特開2000−342368号公報
特許文献1に記載されたものは、その図4に示されているように、スパイラルスプリング(5)がロアアームの凹部(16)内に配置され、スパイラルスプリングの外側の一端(51)は、ロアアームの開口部(14a)に係止され、内側の他端(52)は、カムの開口部(32f)に係止されている。しかしながら、スパイラルスプリングの外側端部とロアアームの開口部とは単に係止されているだけであるので、スパイラルスプリングはその付勢力によって、ロアアームの開口部を支点にして回動する。これにより、スパイラルスプリングの外周がロアアームの内周面に接触したり、スパイラルスプリングの隣接する線材同士が接触したりすることにより、摩擦抵抗が大きくなり、この摩擦抵抗によってスパイラルスプリングのばね力が減じられる恐れがある。
本発明は、上記した問題を解消するためになされたもので、構成部品を追加することなく、渦巻きばねをカムの回転軸線上に保持できるようにして、渦巻きばねの外周部がロアアーム内周面に接触してしまうことを抑制できるシートリクライニング装置を提供することを目的とするものである。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明の特徴は、シートクッション側に支持されるロアアームと、該ロアアームに相対回動可能に支持され、シートバック側に支持されるアッパアームと、前記ロアアーム内にガイド壁によって径方向に移動可能に配設され、前記アッパアームの内周に設けられた内歯に係脱可能に係合する外歯を有する複数のポールと、前記ポールに形成されたカム部に当接するカム面を有し回転によって前記ポールを前記内歯に係合する方向に押圧するカムと、該カムに係止された内端部と、前記ロアアームに係止された外端部と、それら内端部と外端部との間に設けられ曲成・巻回された曲成部とを有し、前記カムを一方向に回転付勢する渦巻きばねと、前記ロアアームに設けられ、前記渦巻きばねを収容する収容部とを備えたシートリクライニング装置において、前記渦巻きばねの外端部は、前記曲成部から連続して延びる直線部を有し、前記収容部は、前記直線部を収容し、該直線部の内周側面と当接するとともに、前記内周側面との当接箇所よりも外端部側で前記直線部の外周側面と当接する導出凹部を有することである。
請求項2に係る発明の特徴は、請求項1において、前記導出凹部には、前記直線部の前記外周側面と当接する第1凸部と、該第1凸部と渦巻きばねの線材を挟んで反対側に配置され、前記第1凸部と所定距離離間した位置で前記直線部の前記内周側面と当接する第2凸部が突設されていることである。
請求項3に係る発明の特徴は、請求項1または請求項2において、前記渦巻きばねの前記直線部は前記曲成部の接線方向に延び、前記渦巻きばねは、前記直線部よりも外方端に前記導出凹部に係合する屈曲部を有することである。
上記のように構成した請求項1に係る発明によれば、カムを一方向に回転付勢する渦巻きばねの外端部は、曲成部から連続して延びる直線部を有し、ロアアームに設けた収容部は、直線部を収容し、直線部の内周側面と当接するとともに、内周側面との当接箇所よりも外端部側で直線部の外周側面と当接する導出凹部を有している。これにより、渦巻きばねを、外端部の直線部に沿った移動を規制し、かつカムの回転軸線上に的確に保持することができる。その結果、渦巻きばねが外端部を支点にして回動することによって、渦巻きばねの外周部が収容部内周面に接触してしまうことを好適に抑制可能となり、渦巻きばねの付勢力をカムに有効に伝達することができる。
上記のように構成した請求項2に係る発明によれば、導出凹部には、直線部の外周側面と当接する第1凸部と、該第1凸部と渦巻きばねの線材を挟んで反対側に配置され、前記第1凸部と所定距離離間した位置で前記直線部の内周側面と当接する第2凸部が突設されているので、第1凸部および第2凸部の2点で渦巻きばねの付勢力を的確に受承することができる。
上記のように構成した請求項3に係る発明によれば、渦巻きばねの直線部は曲成部の接線方向に延び、渦巻きばねは、直線部よりも外方端に導出凹部に係合する屈曲部を有するので、収容部(導出凹部)の省スペース化を実現できる。また、曲成部と直線部との間に屈曲部位や曲成部位の軸心とは異なる軸心の曲部が形成されないため、付勢力の変化に伴う渦巻きばねの軸心移動を抑制することができ、渦巻きばね(曲成部)の外周部がロアアーム内周面(収容部内周面)に接触・干渉してしまうのをより好適に抑制できる。しかも、屈曲部により、導出凹部から直線部が抜け出してしまうことも防止できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。車両用シートリクライニング装置10は、図1に示すように、円盤状のロアアーム11とアッパアーム12を備えている。ロアアーム11は、シートクッションフレーム13に固定され、アッパアーム12は、シートバックフレーム14に固定されている。
ロアアーム11は、アッパアーム12側に開口する半抜き形成された円形の凹部21を備え、中心部に後述する渦巻きばねを収容する収容部を構成する貫通孔11aを有している。ロアアーム11の円形凹部21は、アッパアーム12とロアアーム11の回動軸線O1を中心とする内周面21aを有している。アッパアーム12は、その外周面12aで、ロアアーム11の内周面21aと摺接するように嵌合されている。
一方、アッパアーム12は、ロアアーム11側に開口する半抜き形成された円形の凹部22を備え、中心部に貫通孔12bを有している。アッパアーム12の円形凹部22は、回動軸線O1を中心とする内周面22aを有している。円形凹部22の内周面22aには、内歯23が全周に亘って形成されている。凹部22の内側には、円形凹部22と同心円上に円形の凹部24が半抜き形成されている。円形凹部24の内周面24aには、回転軸線O1に向かって突部25が図2に示すように円周上に2個所形成されている。
ロアアーム11およびアッパアーム12の外周部には、ロアアーム11の円形凹部21の内周面21aとアッパアーム12の外周面12aが嵌合された状態で、金属板からなるリング状のホルダ27が装着され、このホルダ27によってロアアーム11およびアッパアーム12は、相対回動が許容された状態で軸方向に抜け止めされている。
ロアアーム11とアッパアーム12との間には、ロック機構30が配設されている。このロック機構30は、図2および図3に示すように、主として、円周上3つのポール31(後述する31A、31Bおよび31C)と、カム32と、レリーズプレート33と、付勢部材としての渦巻きばね34(図3および図6参照)とによって構成されている。ポール31は、回転軸線O1と直交する面内に円周上等角度間隔に配置された2種類の3つのポールからなっている。
1つのポール31(以下、これを第1ポール31Aと称する)は、鋼材を鍛造加工するなどして作製され、図4に詳細図示するように、側面視で互いに段違い形成された第1ブロック41と第2ブロック42とを備えている。図2に示すように、第1ポール31Aは、第1ブロック41がアッパアーム12の内周面22a側に配置され、第2ブロック42がアッパアーム12の軸心側に配置されている。これら第1ブロック41および第2ブロック42の両幅端部31A1は一致するとともに、平行な直線となるように形成されている。第1ブロック41の外方端(アッパアーム12の内歯23と対向する端面)には、アッパアーム12の内歯23と噛合可能な外歯44が形成され、第1ブロック41の内方端(外方端とは逆向きの端面)には、カム32の外周に係合する内面カム部45が形成されている。さらに、第2ブロック42には、板厚方向に貫通するポール側溝カム部46が幅方向の略中央部位に透設されている。
一方、3つのうちの残る2つのポール31(以下、これを第2ポール31B、第3ポール31Cと称する)は、板状の鋼板をプレス加工するなどして作製され、図5に詳細図示するように、第1ポール31Aの第2ブロック42が切除され、第1ブロック41のみによって構成された形状に近似した段差をもたない扁平な形状をなしている。すなわち、第2および第3ポール31B、31Cは、第1ポール31Aに対して第2ブロック42分だけ径方向に短く、かつ板厚も第2ブロック42の板厚分だけ薄く形成されている。第2および第3ポール31B、31Cは、第1ポール31Aと同様に、両幅端部31B1は平行な直線に形成されている。第2および第3ポール31B、31Cの外方端には、アッパアーム12の内歯23と噛合可能な外歯47が形成されている。第2および第3ポール31B、31Cには、カム32の外周に係合する内面カム部48が形成されている。さらに、第2および第3ポール31B、31Cには、幅方向の中央部に係合突起49が突設されている。
上記した第1ポール31Aの段差部に形成された内面カム部45と、第2ポール31Bの内方端に形成された内面カム部48は、同一形状に形成されている。すなわち、図4(A)および図5(A)に示すように、内面カム部45、48は、第1および第2ポール31A、31Bの円周方向の中央部と円周方向の両側に、カム32のカム面55が作用する3つの押圧部50a、50b、50cを備えている。第1および第2ポール31A、31Bの中央部に設けられた押圧部50aおよびカム32のロック回転方向の奥側に設けられた押圧部50bは、カム32のロック回転方向(図2の時計回り)への回転に伴いカム32のカム面55に接近する傾斜面を有するカム面で構成され、カム32のロック回転方向の手前側に設けられた押圧部50cは、カム32の回転中心を中心とする円弧面で構成されている。
これに対して、第3ポール31Cは、第2ポール31Bとほぼ同一形状に形成されているが、第2ポール31Bの押圧部50cの代わりに後述する楔作用部72が設けられている点だけが異なっている。
ロアアーム11の円形凹部21内には、3つのガイド壁51が円周上等角度間隔に配置され、隣合う2つのガイド壁51の間に、第1および第2ポール31A、31Bの両幅部31A1、31B1(図4、図5参照)を摺接可能にガイドするガイド面52が互いに対向して平行に形成されている。これによって、第1、第2および第3ポール31A、31B、31Cは、ガイド壁51のガイド面52にガイドされてロアアーム11およびアッパアーム12の径方向に摺動され、各外歯44、47を内歯23にそれぞれ係脱可能に係合できるようにしている。ガイド壁51の内周には、回転軸線O1を中心とする円弧面53が形成されている。
第3ポール31Cには、カム32の回転方向の手前側の一側面に、ガイド壁51のガイド面52に対向して傾斜面71が形成されている。傾斜面71は、ガイド壁51との間で径方向外方に向かうにつれて幅が連続的に狭くなる直線形状をなしている。すなわち、ガイド壁51のガイド面52と傾斜面71との間隔は、径方向外方へ向かうに従って徐変するように形成され、それらガイド面52と傾斜面71間の中心線がカム32の回転軸線O1に向かう楔作用部72を構成している。この楔作用部72に、ガイド面52と傾斜面71に接触する球状部材からなる楔部材73が配設されている。楔部材73は、図1に示すように、ロアアーム11の円形凹部21の端面とレリーズプレート33の周縁部との間でカム32の軸線方向に挟持され、ガイド面52と傾斜面71に接触しながらカム32の径方向に移動できるようになっている。楔部材73は、後述するカム32のカム面55によって径方向外方に押圧されることにより、楔作用部72によって、ロアアーム11に設けられたガイド壁51に対してアッパアーム12に係合された第3ポール31Cを互いに離間する方向に相対移動させるようになっている。
ロック機構30のカム32は、アッパアーム12の円形凹部22内で回転軸線O1上に回転可能に配置され、中心部に貫通孔32aを有している。また、カム32は、その外周縁に円周上等角度間隔に3組のカム面55を有している。そのうち、1組のカム面55は、第1ポール31Aの内面カム部45の各押圧部50a、50b、50cに係合可能に配置されている。残りの2組のカム面55の1組は、第2ポール31Bの内面カム部48の各押圧部50a、50b、50cにそれぞれ係合可能に配置され、他組は、第3ポール31Cの内面カム部48の各押圧部50a、50bおよび楔部材73にそれぞれ係合可能に配置されている。カム面55は、第1、第2および第3ポール31A、31B、31Cの各外歯44、47と内歯23との噛合い部に近いところを押圧することができ、ロアアーム11に対するアッパアーム12を強固な力で確実にロックすることができるようにしている。
各カム面55は、第1、第2および第3ポール31A、31B、31Cの押圧部50a、50b、50cに当接可能な3つの押圧カム部55a、55b、55cからなっている。楔部材73に当接する押圧カム部55cは、楔押圧カム部として機能する。3つの押圧カム部55a、55b、55cは、カム32がロック位置に回転されたとき、第1および第2ポール31A、31Bの内面カム部45、48の各押圧部50a、50b、50cならびに第3ポール31Cの内面カム部48の各押圧部50a、50bおよび楔部材73にそれぞれ当接する角度位置に保持される。また、カム32がロックを解除する方向に回転されると、押圧カム部55a、55b、55cは、各押圧部50a、50b、50cおよび楔部材73より離間されるとともに、押圧カム部(楔押圧カム部)55cは、ガイド壁51の円弧面53に係合する角度位置に保持される。
カム32の側面には、円周上等角度間隔に複数の係合突起57が突設され、これら係合突起57の1つに、第1ポール31Aに形成されたポール側溝カム部46が係合されている。ポール側溝カム部46と係合突起57は、カム32のロック解除回転方向への回転によって第1ポール31Aを径方向内方へ移動させるように作用する。
カム32の側面には、薄板状のレリーズプレート33が係合突起57に係合されて一体的に取付けられ、レリーズプレート33は中心部に貫通孔33aを有している。レリーズプレート33は、第1ポール31Aの第2ブロック42と軸線方向に一致するようにカム32に取付けられており、第2ポール31Bの端面に摺接可能に対接されている。これによって、第2および第3ポール31B、31Cとレリーズプレート33を第1ポール31Aの厚みの範囲内に収めることができるようにしている。レリーズプレート33は、アッパアーム12に形成した突部25とは非接触状態となる略円環形のプレートからなり、その円環形のプレートの一部位に扇型の切欠き33bが形成され、この切欠き33bの部位に第1ポール31Aが配設されている。すなわち、その円環形のプレートを第1ポール31Aに対応する角度範囲だけ扇型に切欠くことにより、カム32の回転によってレリーズプレート33が第1ポール31Aに干渉しないようにしている。
レリーズプレート33の回転中心を中心とする円周上には、板厚方向に貫通して2つのレリーズプレート側溝カム部59が形成されている。これらレリーズプレート側溝カム部59は第2および第3ポール31B、31Cの端面にそれぞれ対応するように、係合突起57の円周位置よりも径方向外方に配置されている。レリーズプレート側溝カム部59には、第2および第3ポール31B、31Cに突設された係合突起49がそれぞれ係合されている。レリーズプレート側溝カム部59と係合突起49との係合によって、カム32とともにレリーズプレート33がロックを解除する方向(図2の反時計回り)に回転されると、第2および第3ポール31B、31Cを径方向内方へ移動させるようにしている。
ヒンジ軸60は、図3に示すように、回転軸線O1上に配置され、ロアアーム11、カム32、レリーズプレート33およびアッパアーム12の回転中心部に形成された各貫通孔11a、32a、33a、12bを回転可能に貫通している。ヒンジ軸60の軸方向の略中央部分には、2面取りされた嵌合部60aが形成されている。ヒンジ軸60が貫通するカム32の貫通孔32aは、ヒンジ軸60の嵌合部60aに嵌合するように2面取りされ、ヒンジ軸60とカム32は一体的に回転する構成となっている。ここで、カム32の貫通孔32aは、図2に示すように、ヒンジ軸60の嵌合部60aより僅かに大きく形成され、両者の間に径方向の遊びが設けられている。これによって、カム32はアッパアーム12の円形凹部22内で、ヒンジ軸60に対して径方向に僅かに移動可能となっている。さらに、ヒンジ軸60の一方の端部には、2面取りされた係合部60bが形成され、この係合部60bに係合する2面取りされた係合孔を有する操作ハンドル62がヒンジ軸60に一体的に取付けられる。
渦巻きばね34は、ポール31をアッパアーム12に係合する方向にカム32を回転付勢するもので、ロアアーム11の収容部11a内に収容されている。渦巻きばね34は、図3および図6に示すように、略矩形の扁平な線材を所定の渦巻き形状に曲成することにより形成されており、ロアアーム11とカム32との間に配設されている。渦巻きばね34は、外端部34aおよび内端部34bと、外端部34aと内端部34bとの間に設けられ曲成・巻回された曲成部34cとを有している。渦巻きばね34の外端部34aは、ロアアーム11に形成した係止部11bに係止され、内端部34bは、カム32の端面に設けた係止部32bに係止されている。
すなわち、図7に詳細図示するように、渦巻きばね34の外端部34aは、接線方向に延びた直線部34a1と、その直線部34a1よりも外方端に外側に屈曲された屈曲部34a2とを有し、直線部34a1と屈曲部34a2との接続部には円弧状の凹部34a3が形成されている。また、渦巻きばね34の内端部34bは、渦巻きばね34の中心方向に僅かに折り曲げられた直線状の折曲部34b1を有している。
一方、渦巻きばね34の外端部34aを係止するロアアーム11の係止部11bは、ロアアーム11の収容部(貫通孔)11aの接線方向に延びた導出凹部11b1と、この導出凹部11b1の先端部より折り曲げられた折曲凹部11b2を有している。導出凹部11b1には、渦巻きばね34の外端部34aの直線部34a1が挿入され、折曲凹部11b2には、外端部34aの屈曲部34a2が嵌合されるようになっている。導出凹部11b1には、渦巻きばね34の外端部34aの直線部34a1と屈曲部34a2との接続部に形成された円弧状の凹部34a3に当接する第1凸部11b3と、この第1凸部11b3と渦巻きばね34の線材を挟んで反対側に配置され、第1凸部11b3と所定距離離間した位置で外端部の直線部34a1に当接する第2凸部11b4が形成されている。
すなわち、渦巻きばね34の外端部34aの屈曲部34a2を、ロアアーム11の係止部11bの折曲凹部11b2に嵌め込むことにより、外端部34aの直線部34a1に沿った移動を規制している。また、外端部34aの直線部34a1の内周側面(曲成部34cの内周側の面)を第2凸部11b4に当接させるとともに、内周側面との当接箇所よりも外端部側で直線部34a1の外周側面(曲成部34cの外周側の面)を第1凸部11b3に当接させることにより、屈曲部34a2を支点とする渦巻きばね34の付勢力を的確に受承し、渦巻きばね34の軸心を回転軸線O1上に保持できるようにしている。
また、渦巻きばね34の内端部34bを係止するカム32の係止部32bは、図6に示すように、2つの凸部32b1、32b2からなり、第1凸部32b1は、渦巻きばね34の内端部34bの折曲部34b1と曲成部34cとの接続部分の内側に係止するように配置され、第2凸部32b2は、第1凸部32b1と渦巻きばね34の線材を挟んで反対側に配置され、第1凸部32b1と所定距離離間した位置で折曲部34b1の先端部分に当接するように配置されている。
上記した構成の渦巻きばね34を、ばね力を蓄積した状態で、外端部34aをロアアーム11の係止部11bに係止するとともに、内端部34bをカム32の係止部32bに係止することにより、カム32に図2の時計回りの付勢力を付与することができる。この場合、渦巻きばね34の外端部34aの屈曲部34a2が、ロアアーム11の係止部11bの折曲凹部11b2に係止され、かつ外端部34aの直線部34a1の両側が所定距離離間した位置で第1凸部11b3および第2凹部11b4により係止される。これにより、渦巻きばね34のばね力によって、渦巻きばね34は、屈曲部34a2を支点にして図6の反時計回りの付勢力が働き、この付勢力によって直線部34a1の両側が第1および第2凸部11b3、11b4に当接され、渦巻きばね34の軸心が回転軸線O1上に固定的に保持される。その結果、渦巻きばね34の軸心位置は、巻き縮められて付勢力(弾性反力)が変化しても初期状態とほぼ同じ位置に維持され、渦巻きばね34の外周がロアアーム11の貫通孔11aの内周面に接触したり、渦巻きばね34の隣接する線材同士が接触したりすることを防止できるようになる。その結果、渦巻きばね34のばね力が摩擦抵抗等によって減じられることがない。
上記した構成の渦巻きばね34の付勢力によって、カム32はロアアーム11に対してロック回転方向(図2の時計回り)に回転付勢され、そのカム面55によって第1、第2および第3ポール31A、31B、31Cを径方向外方に押圧し、第1、第2および第3ポール31A、31B、31Cの外歯44、47をアッパアーム12の内歯23に係合させるようになっている。
次に、以上のように構成されたシートリクライニング装置10の作動について説明する。
図2は、シートリクライニング装置10のロック状態を示している。この状態においては、カム32の押圧カム部55a、55bと第1、第2および第3ポール31A、31B、31Cの内面カム部45、48がそれぞれ当接し、第1、第2および第3ポール31A、31B、31Cが径方向外方へ押圧されている。これにより、第1、第2および第3ポール31A、31B、31Cの外歯44、47とアッパアーム12の内歯23とが噛合い、ロアアーム11に対するアッパアーム12の回動が規制されている。この場合、カム32は円形凹部21内でヒンジ軸60に対して径方向に移動可能となっているため、カム32は3つのポール31(31A、31B、31C)をほぼ均等な押圧力で押圧することができる。従って、アッパアーム12、延いてはシートバックフレーム14をガタなく確実にロックすることが可能となる。
この際、渦巻きばね34の外端部34aの屈曲部34a2が、ロアアーム11の係止部11bの折曲凹部11b2に係止されているため、渦巻きばね34の直線部34a1に沿った移動を規制でき、しかも、外端部34aの直線部34a1の両側が所定距離離間した位置でロアアーム11の係止部11bの第1凸部11b3および第2凸部11b4により係止されているため、渦巻きばね34はばね力によって、直線部34a1の両側が第1および第2凸部11b3、11b4に当接され、渦巻きばね34が回転軸線O1上に固定的に保持される。その結果、渦巻きばね34は、初期の渦巻き形状に維持され、渦巻きばね34の外周がロアアーム11に接触したり、渦巻きばね34の隣接する線材同士が接触したりすることによる摩擦抵抗等によって渦巻きばね34のばね力が減じられることがない。
また、第3ポール31Cとガイド壁51との間に形成された楔作用部72に配設された楔部材73が、カム32の押圧カム部55bによって径方向外方へ押圧されるため、楔作用によって第3ポール31Cとガイド壁51のガイド面52とが互いに離間する方向に力を受ける。これによって、ガイド壁51を設けたロアアーム11とポール31が係合されたアッパアーム12が相対回転され、円周上複数の第1、第2および第2ポール31A、31B、31Cとガイド壁51との各隙間がそれぞれ除去されるようになる。その結果、シートクッション(シートクッションフレーム13)に対するシートバック(シートバックフレーム14)のガタを防止することが可能となる。
また、この際、楔作用部72がカム32によるロック回転方向の手前側に配置されていることにより、楔作用によって第3ポール31Cが楔作用部72から離れる方向に移動するにつれて、カム32とポール31との間では隙間が生ずるように作用するため、カム32がさらにロック方向に回転できるようになり、楔作用部72を設けたことによるポール31のロックが不確実になることを回避することができる。
この状態で、操作ハンドル62を操作してヒンジ軸60を図2の反時計回りに回転すると、カム32およびレリーズプレート33が渦巻きばね34の付勢力に抗して一体的に回転される。これによって、第1、第2および第2ポール31A、31B、31Cの内面カム部45、48からカム面55の押圧カム部55a、55bの当接が外れ、調心部55cも内面カム部45,48から干渉しない方向へ外れると共に、第1ポール31Aのポール側溝カム部46とカム32の係合突起57との係合作用によって、第1ポール31Aがガイド壁51のガイド面52に沿って回転軸線O1側に引き寄せられ、第1ポール31Aの外歯44と内歯23との噛合が解除される。同時に、第2および第3ポール31B、31Cの係合突起49とレリーズプレート側溝カム部59との係合作用によって、第2および第3ポール31B、31Cがガイド壁51のガイド面52に沿って回転軸線O1側に引き寄せられ、第2および第3ポール31B、31Cの外歯47と内歯23との噛合が解除される。
従って、シートクッションフレーム13に支持されたシートクッションに対して、シートバックフレーム14に支持されたシートバックを、任意の角度位置に回動させることが可能となる。この際、カム32の3組の押圧カム部55cは、ガイド壁51の内周面53にそれぞれ係合するため、カム32はガイド壁51の内周面53によって調心されることとなる。その結果、第1、第2および第2ポール31A、31B、31Cの外歯44、47と内歯23の隙間はほぼ均等となり、一部のポール31の歯先が内歯23の歯先に干渉することに起因する回動不良や異音の発生を無くすことができる。
また、ロックを解除した状態で、シートバック(シートバックフレーム14)をシートクッション(シートクッションフレーム13)に対して、所定の角度以上前方に、いわゆる前倒し角度範囲に回転させると、アッパアーム12の円形凹部24の内周面に形成された突部25は、第1ポール31Aに形成された係合部43と内歯23との間に位置される。すなわち、第1ポール31Aは、その係合部43がアッパアーム12の突部25に係合することによって、径方向外方への移動が妨げられるようになる。この状態で、操作ハンドル62を離すと、渦巻きばね34の作用力でカム32が、第1ポール31Aを内歯23の噛み合う方向に押し付けんとするが、アッパアーム12の突部25と第1ポール31Aの係合部43との係合によって、第1ポール31Aの移動は阻止されるため、噛み合いは生じない。同時に、第1ポール31Aの径方向移動が阻止されることによって、カム32の回転も阻止されるため、レリーズプレート33が回転せず、レリーズプレート側溝カム部59によって、第2および第3ポール31B、31Cも内歯23より離間した非噛合位置に保持される。従って、前倒し角度範囲では、シートバックはロックされずに自由に回転させることができる。
前倒し状態から再び、操作レバー62を操作して、シートバックを着座に最適な位置になるように後方に戻し、その位置で操作レバー62を離すと、第1、第2および第2ポール31A、31B、31C、カム32およびレリーズプレート33が、図2に示す状態に復帰し、ロック状態となる。
このように、上記した実施の形態によれば、カム32を一方向に回転付勢する渦巻きばね34の外端部34aは、曲成部34cから連続して延びる直線部34a1を有し、ロアアーム11に設けた収容部(貫通孔)11aは、直線部34a1を収容し、直線部34a1の内周側面と当接するとともに、内周側面との当接箇所よりも外端部側で直線部34a1の外周側面と当接する導出凹部11b1を有している。これにより、渦巻きばね34を、外端部34aの直線部34a1に沿った移動を規制し、かつカム32の回転軸線上に的確に保持することができる。その結果、渦巻きばね34が外端部34aを支点にして回動することによって、渦巻きばね34の外周部が収容部11の内周面に接触してしまうことを好適に抑制可能となり、渦巻きばね34の付勢力をカム32に有効に伝達することができる。
また、上記した実施の形態によれば、導出凹部11b1には、直線部34a1の外周側面と当接する第1凸部11b3と、第1凸部11b3と渦巻きばね34の線材を挟んで反対側に配置され、第1凸部11b3と所定距離離間した位置で直線部34aの内周側面と当接する第2凸部11b4が突設されているので、第1凸部11b3および第2凸部11b4の2点で渦巻きばね34の付勢力を的確に受承することができる。
さらに、上記した実施の形態によれば、渦巻きばね34の直線部34aは曲成部34cの接線方向に延び、渦巻きばね34は、直線部34aよりも外方端に導出凹部11b1に係合する屈曲部34bを有するので、収容部11a(導出凹部11b1)の省スペース化を実現することができる。また、曲成部34cと直線部34aとの間に屈曲部位や曲成部位の軸心とは異なる軸心の曲部が形成されないため、付勢力の変化に伴う渦巻きばね34の軸心移動を抑制することができ、渦巻きばね34(曲成部34c)の外周部がロアアーム11の内周面(収容部内周面)に接触・干渉してしまうのをより好適に抑制できる。しかも、屈曲部34bにより、導出凹部11b1から直線部34aが抜け出してしまうことも防止できる。
上記した実施の形態においては、渦巻きばね34の外端部34aの直線部34a1を2点で当接させるために、ロアアーム11の導出凹部11b1に、第1凸部11b3および第2凸部11b4を形成した例について述べたが、わざわざ凸部11b3、11b4を設けなくても、直線部34a1の少なくとも2点で当接できる構成であればよく、例えば、導出凹部11b1を直線部34a1の両側全面を当接させるべく直線状の凹部とすることもできる。
また、上記した実施の形態においては、円周上複数のポール31を、第1ポール31Aと第2ポール31Bの2種類で構成した例について述べたが、すべて第1ポール31Aによって構成してもよく、これに伴って、レリーズプレート33も不要となる。また、ポール31の数も3つに限定されるものではなく、円周上に4つ以上配設してもよい。
以上、本発明を実施の形態に即して説明したが、本発明は実施の形態で述べた構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内で種々の形態を採り得るものである。
本発明の実施の形態を示すシートリクライニング装置の縦断面図である。 図1の2−2線に沿って切断した断面図である。 図1のシートリクライニング装置の分解図である。 第1ポールを示す詳細図で、(A)は第1ポールの正面図を、(B)はB方向から見た第1ポールの側面図を示す。 第2ポールを示す詳細図で、(A)は第2ポールの正面図を、(B)はB方向から見た第2ポールの側面図を示す。 図1の6−6線に沿って切断した断面図である。 図6の7部を拡大した図である。
符号の説明
10…シートリクライニング装置、11…ロアアーム、11a…収容部(貫通孔)、11b…係止部、11b1…導出凹部、11b2…折曲凹部、11b3…第1凸部、11b4…第2凸部、12…アッパアーム、13…シートクッションフレーム、14…シートバックフレーム、23…内歯、30…ロック機構、31(31A、31B、31C)…ポール、32…カム、32b…係止部、33…レリーズプレート、34…渦巻きばね、34a…外端部、34a1…直線部、34a2…屈曲部、34b…内端部、34c…曲成部、44、47…外歯、45、48…内面カム部、51…ガイド壁、55…カム面、60…ヒンジ軸。

Claims (3)

  1. シートクッション側に支持されるロアアームと、
    該ロアアームに相対回動可能に支持され、シートバック側に支持されるアッパアームと、
    前記ロアアーム内にガイド壁によって径方向に移動可能に配設され、前記アッパアームの内周に設けられた内歯に係脱可能に係合する外歯を有する複数のポールと、
    前記ポールに形成されたカム部に当接するカム面を有し回転によって前記ポールを前記内歯に係合する方向に押圧するカムと、
    該カムに係止された内端部と、前記ロアアームに係止された外端部と、それら内端部と外端部との間に設けられ曲成・巻回された曲成部とを有し、前記カムを一方向に回転付勢する渦巻きばねと、
    前記ロアアームに設けられ、前記渦巻きばねを収容する収容部と、
    を備えたシートリクライニング装置において、
    前記渦巻きばねの外端部は、前記曲成部から連続して延びる直線部を有し、
    前記収容部は、前記直線部を収容し、該直線部の内周側面と当接するとともに、前記内周側面との当接箇所よりも外端部側で前記直線部の外周側面と当接する導出凹部を有する
    ことを特徴とするシートリクライニング装置。
  2. 請求項1において、前記導出凹部には、前記直線部の前記外周側面と当接する第1凸部と、該第1凸部と渦巻きばねの線材を挟んで反対側に配置され、前記第1凸部と所定距離離間した位置で前記直線部の前記内周側面と当接する第2凸部が突設されていることを特徴とするシートリクライニング装置。
  3. 請求項1または請求項2において、前記渦巻きばねの前記直線部は前記曲成部の接線方向に延び、前記渦巻きばねは、前記直線部よりも外方端に前記導出凹部に係合する屈曲部を有することを特徴とするシートリクライニング装置。
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