JP2009538404A - テンショナ用の自己増力ブレーキ - Google Patents

テンショナ用の自己増力ブレーキ Download PDF

Info

Publication number
JP2009538404A
JP2009538404A JP2008554456A JP2008554456A JP2009538404A JP 2009538404 A JP2009538404 A JP 2009538404A JP 2008554456 A JP2008554456 A JP 2008554456A JP 2008554456 A JP2008554456 A JP 2008554456A JP 2009538404 A JP2009538404 A JP 2009538404A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
blade shoe
blade
chain
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008554456A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5221388B2 (ja
Inventor
スマート,マイケル
Original Assignee
ボーグワーナー・インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ボーグワーナー・インコーポレーテッド filed Critical ボーグワーナー・インコーポレーテッド
Publication of JP2009538404A publication Critical patent/JP2009538404A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5221388B2 publication Critical patent/JP5221388B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H7/0829Means for varying tension of belts, ropes, or chains with vibration damping means
    • F16H7/0831Means for varying tension of belts, ropes, or chains with vibration damping means of the dry friction type
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H2007/0802Actuators for final output members
    • F16H2007/0804Leaf springs
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H2007/0802Actuators for final output members
    • F16H2007/0806Compression coil springs
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H7/0829Means for varying tension of belts, ropes, or chains with vibration damping means
    • F16H2007/084Means for varying tension of belts, ropes, or chains with vibration damping means having vibration damping characteristics dependent on the moving direction of the tensioner
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T403/00Joints and connections
    • Y10T403/32Articulated members
    • Y10T403/32606Pivoted
    • Y10T403/32614Pivoted including circumferential biasing or damping means

Abstract

ブレードシュー(106)と、少なくとも1つのブレードスプリング(112)と、ランプ(122)と、ブレーキ(132)とを含むテンショナが提供される。このブレードシューは、湾曲したチェーン摺動面と、このチェーン摺動面と反対側の下側と、基部に枢動可能に結合された基端と、末端とを有する。このランプは、基部に固定され、ブレードシューのチェーン摺動面又は下側と接触させるためのランプ表面(122a)を有する。このブレーキは、基部に枢動可能に固定された自己増力ブレーキであり、ある方向においてブレードシューの末端の移動を制限し、かつ反対方向の移動を許容するために、チェーン摺動面の末端部(106c)、ブレードスプリング、又はブレードシューの下側と接触させるための摩擦接触面(132a)を有する。

Description

本発明は、テンショナの分野に関する。より詳細には、本発明は、テンショナ用の自己増力ブレーキに関する。
チェーン駆動装置の用途には、チェーンの動きを制御するために緊張力を保つためのテンショニング装置が必要とされる。ブレードスプリングテンショナは、チェーン駆動装置に緊張力をかけるために用いられることが多く、従来のブレードスプリングテンショナは、両方の移動方向に同様の減衰力をかける。チェーンテンショナがチェーン駆動装置によって圧縮されているとき、そしてテンショナがシステムの弛みを取り除くために延びているとき、高い減衰が望ましい。
米国特許第5,935,032号明細書には、ベルト用の滑車式テンショナ(wheeled tensioner)が開示されている。ベルトからの緊張力が滑車式のテンショニングプーリ(wheeled tensioning pulley)を押圧すると、弧状面を備えた端部を有する第1の枢支アームがばねを圧縮し、このばねは、可動シューを備えた端部を有する第2の枢支アームを移動させ、シューの凸型弧状摩擦面と第1のピボットアームの弧状面との間に摩擦を生じさせる。
米国特許第6,699,148号明細書には、ベルト用の自動調整式接触機構が開示されており、このベルト用の自動調整式接触機構は、ベルトとともに、低摩擦面を有する接触シューと、制御された力プロファイルで、シューの低摩擦面をベルトに対して偏倚させるための機構とを含む。シューは、第1の枢支継ぎ手を介してレバーアームに取り付けられる。第1の枢支継ぎ手は、シューを、ベルトと整列してベルトと平行な状態に保つ。第2の枢支部は、レバーをベルト駆動システムに連結する。
特開平06−193693号公報には、ブレードテンショナが開示されており、このブレードテンショナの基端には、揺動支点、及びカム面と円筒孔部との間の間隔に形成されたくさび形空間がある。摩擦部材及びばね部材が、各くさび形空間に装備されている。チェーンの緊張力が増大すると、摩擦部材は、くさび形空間の狭小部に押し込まれ、チェーンガイドのいかなる揺動も防止される。
特開2001−355688号公報には、摩擦材がブレードシューの末端に設けられ、ブラケットの摺動面に接触して、減衰力を増大させる第1の実施形態が開示されている。別の実施形態では、摩擦面がブラケットの摺動面に設けられる。代替的な実施形態では、摩擦面は、ブレードシューの端部とブレードスプリングとの間の湾曲した端部に設けられる。
特開平08−336809号公報には、モータがオフにされるとチェーンソーの刃の回転を停止する、付勢される(energized)ブレーキが開示されている。このブレーキ装置は、ハンドガードによって操作可能な、一端でブレーキドラムを取り巻くブレーキバンドを含み、作動されると、ブレーキドラムがブレーキバンドによって締め上げられて、チェーンが停止されるようになっている。同時に、ワイヤが、ブレーキシューと接触しているコイルスプリングを付勢し、そのため、スイッチがオフにされると、ワイヤは、コイルスプリングひいてはブレーキシューを付勢し、シューをブレーキドラムに係合させるようになっている。スイッチがオンにされると、ブレーキシューはコイルスプリングに抗して、シューはブレーキドラムに係合しない。
したがって、ブレードシューの伸長時よりむしろブレードシューの圧縮時のブレードテンショナの減衰を増大させる自己増力ブレーキが当該技術分野で求められている。
ブレードシューと、少なくとも1つのブレードスプリングと、ランプ(ramp)と、ブレーキとを含むテンショナが提供される。このブレードシューは、湾曲したチェーン摺動面と、チェーン摺動面と反対側の下側と、基部(ground)に枢動可能に結合された基端と、末端とを有する。このランプは、基部に固定され、ブレードシューのチェーン摺動面又は下側と接触させるためのランプ表面を有する。このブレーキは、基部に枢動可能に固定された自己増力ブレーキであり、ある方向においてブレードシューの末端の移動を制限し、かつ反対方向の移動を許容するために、チェーン摺動面の末端部、ブレードスプリング、又はブレードシューの下側と接触させるための摩擦接触面を有する。
ブレードシューと接触しているチェーンストランドの半径が増大すると、ブレードシューが圧縮され、その末端は、基端及びチェーンストランドからさらに離れるように移動し、ランプと自己増力ブレーキとの間でさらに摺動する。ブレーキの摩擦接触面は、チェーン摺動面の末端部、ブレードシューの下側面、及び少なくとも1つのブレードスプリングと接触し、ブレードシューの末端がチェーンから離れる向きに動くのを制限し、かつ反対方向の移動を許容する。
摩擦接触面は、さらに、その表面に摩擦材が結合されていてもよい。
別の実施形態では、摩擦接触面は、チェーン摺動面の末端部の歯と嵌合する歯を有していてもよい。
あるいは、ブレードシューの下側及びランプ表面は、嵌合する歯を有していてもよい。
図1a及び1bは、チェーン100を有するブレードテンショナの概略図を示す。スプロケット間の半径Rを有するチェーンストランドを有するチェーン100は、駆動スプロケット及び従動スプロケット(図示せず)の周りに巻かれる。テンショナは、基端106bと、末端106cと、弧状に湾曲したチェーン摺動面106aと、チェーン摺動面106aと反対側の下側面106eとを有する、高分子材料製のブレードシュー106を含む。ブレードシュー106は、ブレードシューの長さ方向に沿って(すなわち末端から基端へと)延在するブレードスプリング112を受け入れる。ブレードスプリング112は、単一のブレードスプリング又は複数のブレードスプリングからなっていてもよい。
ブレードシュー106の基端106bは、ピン124によって基部120に枢支連結される。本明細書において使用される際に、「基部」という用語は、テンショニング装置が取り付けられかつチェーン駆動装置の軸中心線に対して不動である対象物又は一連の対象物として定義される。基部120は、エンジンブロック、ブラケット、トランスミッションケース、又はエンジンのフレームであってもよい。テンショナの様々な部分の、基部への連結は、2つの部分を固定し得る任意の方法によって行うことができる。ブレードシュー106の末端106cは、ランプ摺動面122aを有する、基部120に固定されたランプ122と、ブレーキ接触面又は摩擦接触面132aを有する自己増力ブレーキ132との間に受け入れられる。自己増力ブレーキ132は、ピン134によって基部120に枢支連結され、偏倚要素151(基部120と自己増力ブレーキ132との間のばねであり得る)によって、ブレードシューのチェーン摺動面106aと接触する向きに偏倚される。ブレーキ接触面132aは、ブレードシューのチェーン摺動面106aと接触する。ブレードシュー106の下側面106eは、図3aにも示されるように、ランプ122のランプ摺動面122aと接触する。チェーン摺動面106a上のストッパ130は、106のブレードシューが矢印150によって示される方向に移動する際に、ブレードシュー106の下側面106eをランプ摺動面122aと接触した状態に保つ。本装置の全ライフサイクルの間、ストッパ130又はランプのランプ摺動面122aのいずれかが常にブレードシュー106と接触している。
図1aに示されるように、弧状に湾曲したチェーン摺動面106aと接触している、2つのスプロケット間のチェーンストランドの半径Rが増大するか又は延びると、ブレードシューは圧縮され、ブレードシューの末端106cは、ブレードシューの基端106bからさらに離れるように移動し、ブレードシュー106の末端106cのより多くの部分が、ランプ122のランプ摺動面122aとブレーキ132のブレーキ接触面132aとの間に受け入れられた状態になる。ブレードシュー106が矢印150の方向に移動すると、ブレーキ接触面132aとチェーン摺動面106aとの間の摩擦によりブレーキ132に自己増力し(self energize)、ブレードシューの減衰が増大される。
図1bに示されるように、湾曲したチェーン摺動面106aと接触している、2つのスプロケット間のチェーンストランドの半径Rが減少又は短縮されると、ブレードシューの末端106cは、チェーン100及びブレードシューの基端106bに向かって移動し、ブレードシューを引っ込ませてチェーンストランドに緊張力をかけるようにする。ブレードシューの末端106cがチェーンに向かって移動すると、矢印150と反対方向、すなわち図1eに示される矢印153の方向におけるブレードシュー106の末端106cの移動により、ブレーキ132に力がかからず、減衰が低減され、ブレーキが、偏倚要素151に抗してピン134上でわずかに枢動され得る。
図1c及び1dは、チェーンストランドの半径が増大したときの、自己増力ブレーキの図を示す。図1dを参照すると、変数は以下の通りである。
Rx及びRyは、X及びYそれぞれの反作用の力であり、
は、垂直力Nから枢支ピン134までの直交距離であり、
は、枢支ピン134からブレーキ接触面132aまでの直交距離であり、
Tsは、自己増力ブレーキを、ブレードシュー106と接触させるように偏倚させる偏倚要素151からのモーメントであり、そして
μは、摩擦係数である。
自己増力する方向における自己増力ブレーキの力平衡
図1c及び1dを参照すると、X及びY方向の力の和は、以下の通りである。

枢支部又はピンの周りのモーメントの和は以下の通りである。

モーメント平衡Nを以下のように求める。

式1.4は、L>μLの場合にのみ有効である。摩擦力はμNに等しいため、摩擦力は以下の通りである。

−μLが0に近付くと、摩擦力は増大し、より0に近付くにしたがい、より大きな力がかけられるが、ブレードシューの末端の移動をなお許容している。0においては、ブレードシューの末端を全く動かすことができないであろう。
ブレードシューが延びて、末端106cがチェーンに向かって移動すると、矢印150と反対方向、すなわち矢印153の方向におけるブレードシュー106の末端106cの移動により、132のブレーキに力がかからず、ブレーキが、偏倚要素151に抗してピン134上でわずかに枢動され得る。自己増力ブレーキ132は、ランプ122のランプ摺動面122aの向こう側に位置合わせされる、すなわち真向こうに配置されるのが好ましい。ストッパ130が、ブレードシュー106が矢印150と反対方向に移動する際にブレードシュー106がランプ摺動面122aから離れるのを防ぐ。
図1e及び1fは、チェーンストランドの半径が減少して、ブレードシュー106の末端106cが矢印150の方向と反対の矢印153の方向に移動しているときの、自己増力ブレーキの図を示す。図1fを参照すると、変数は以下の通りである。
Rx及びRyは、X及びYそれぞれの反作用の力であり、
は、垂直力Nから枢支ピン134までの直交距離であり、
は、枢支ピン134からブレーキ接触面132aまでの直交距離であり、
Tsは、自己増力ブレーキを、ブレードシュー106と接触させるように偏倚させる偏倚要素151からのモーメントであり、そして
μは、摩擦係数である。
自己増力しない方向における自己増力ブレーキの力平衡
図1e及び1fを参照すると、X及びY方向の力の和は、以下の通りである。

枢支部又はピンの周りのモーメントの和は以下の通りである。

モーメント平衡Nを以下のように求める。

摩擦力はμNに等しいため、摩擦力は以下の通りである。

式2.4及び2.5は、ブレーキが自己増力しない方向に移動している場合に常に有効である。
例えば以下のような場合、自己増力ブレーキは、ある移動方向ではより大きな摩擦力を生じ、他の方向では生じない。
μ=0.8
=0.0028m
=0.003m
Ts=0.2Nm
自己増力する移動方向において:

N=500N
摩擦力=μN
摩擦力=(0.8)(500N)
摩擦力=400Nである。
反対方向又は自己増力しない移動方向において:

N=38.46N
摩擦力=μN
摩擦力=(0.8)(38.46N)
摩擦力=30.77Nである。
上記の例に示されるように、ブレーキの自己増力する移動方向の摩擦力は、反対方向におけるよりもかなり大きく、例えば400N>30.77Nである。
図2a及び2bは、チェーン100を有する代替的なブレードテンショナの概略図を示す。スプロケット間の半径Rを有するチェーンストランドを有するチェーン100は、駆動スプロケット及び従動スプロケット(図示せず)の周りに巻かれる。テンショナは、基端106bと、末端106cと、弧状に湾曲したチェーン摺動面106aと、チェーン摺動面106aと反対側の下側面106eとを有する、高分子材料製のブレードシュー106を含む。ブレードシュー106は、ブレードシューの長さ方向に沿って(すなわち末端から基端へと)延在するブレードスプリング112を受け入れる。ブレードスプリング112は、単一のブレードスプリング又は複数のブレードスプリングからなっていてもよい。
ブレードシュー106の基端106bは、ピン124によって基部120に枢支連結される。基部120は、エンジンブロック、ブラケット、トランスミッションケース、又はエンジンのフレームであってもよい。ブレードシュー106の末端106cは、第2のランプ摺動面138aを有する、基部120に固定された第2のランプ138と、ブレーキ接触面又は摩擦接触面132aを有する自己増力ブレーキ132との間に受け入れられる。自己増力ブレーキ132は、ピン134によって第1のランプ122に枢支連結され、基部120及び自己増力ブレーキ132に結合される偏倚要素151によって、ブレードシューのチェーンの下側106eと接触する向きに偏倚される。ランプ122は基部120に固定される。ブレーキ接触面132aは、ブレードシュー106の下側106eと接触する。図3fに示されるように、ブレードシュー106のチェーン摺動面106aは、第2のランプ摺動面138aと接触する。本装置の全ライフサイクルの間、第2のランプ138又は自己増力ブレーキ132のいずれかが常にブレードシュー106と接触している。
図2aに示されるように、弧状に湾曲したチェーン摺動面106aと接触している、2つのスプロケット間のチェーンストランドの半径Rが増大するか又は延びると、ブレードシューは圧縮され、ブレードシューの末端106cは、ブレードシューの基端106bからさらに離れるように移動し、ブレードシューの末端106cのより多くの部分が、第2のランプ138の第2のランプ摺動面138とブレーキ132のブレーキ接触面132aとの間に受け入れられた状態になる。ブレードシュー106が矢印150の方向に移動すると、ブレーキ接触面132aとチェーン摺動面106aとの間の摩擦によりブレーキ132に自己増力し、ブレードシューの減衰が増大される。
図2bに示されるように、湾曲したチェーン摺動面106aと接触している、2つのスプロケット間のチェーンストランドの半径Rが減少又は短縮されると、ブレードシューの末端106cは、チェーン100及びブレードシューの基端106bに向かって移動し、ブレードシューを引っ込ませてチェーンストランドに緊張力をかけるようにする。ブレードシューの末端106cがチェーンに向かって移動すると、矢印150と反対方向、すなわち図1eに示される矢印153の方向におけるブレードシュー106の末端106cの移動により、ブレーキ132に力がかからず、減衰が低減され、ブレーキが、偏倚要素151に抗してピン134上でわずかに枢動され得る。
チェーン摺動面によって接触されるチェーンストランドの半径が増大すると、ブレーキ接触面132aは、テンショナの様々な表面に接触して、摩擦を生じさせ、ある方向にブレードシューを移動させ、かつ反対方向の移動を制限することができる。
図3aでは、ブレーキ132のブレーキ接触面132aとチェーン摺動面106aとの間に摩擦が生成されている。ブレードシューの下側106eとランプ122のランプ摺動面122aとの間にもいくらかの摩擦が生成されている。チェーン摺動面106aと接触しているチェーンストランドの半径が増大すると、ブレーキ接触面132aとチェーン摺動面106aとの間の摩擦は、ブレードシューの移動を減衰する。
図3bを参照すると、ブレーキ132のブレーキ接触面132aとテンショナのブレードスプリング112との間に摩擦が生成されている。ブレードシューの下側106eとランプ122のランプ摺動面122aとの間にもいくらかの摩擦が生成されている。チェーン摺動面106aと接触しているチェーンストランドの半径が増大すると、ブレーキ接触面132aとブレードスプリング112との間の摩擦は、ブレードシューの移動を減衰する。
図3cでは、ブレーキ132のブレーキ接触面132aとチェーン摺動面106aとの間に摩擦が生成されている。ランプ122のランプ摺動面122aにおいて歯152bと噛み合いかつラチェット止めされるブレードシューの下側106eに対して、歯152aによってさらなる摩擦が加えられる。歯は、0度と90度との間の角度を有していてもよく、また、丸みを帯びていてもよい。チェーン摺動面106aと接触しているチェーンストランドの半径が増大すると、摩擦によりブレードシューの移動が減衰される。
図3dを参照すると、ブレーキ132のブレーキ接触面132aにおける歯152aと、チェーン摺動面106aの末端部における歯152bとの噛み合い及びラチェット止めの間に摩擦が生成されている。ブレードの下側106eとランプ122のランプ摺動面122aとの間にもいくらかの摩擦が生成されている。歯は、0度と90度との間の角度を有していてもよく、また、丸みを帯びていてもよい。チェーン摺動面106aと接触しているチェーンストランドの半径が増大すると、摩擦によりブレードシューの移動が減衰される。
図3e及び4は、鋼製のブレードスプリング面112と自己増力ブレーキ132との接近を示す。テンショナのテンショナアーム106と接触させるために、ランプ122がブレーキ132と同じ空間を占めることが好ましい場合、ブレードスプリング112とブレーキ132との間のこの接触が用いられるであろう。生成される摩擦は、図3bにおいて生成される摩擦と同様である。
図3fは、第2の実施形態のテンショナを示す。ランプ122に結合されたブレーキ132のブレーキ接触面132aとブレードシューの下側106eとの間に摩擦が生成されている。チェーン摺動面106aと第2のランプ138の第2のランプ摺動面138aとの間にもいくらかの摩擦が生成されている。チェーン摺動面106aと接触しているチェーンストランドの半径が増大すると、ブレーキ接触面132aとチェーンの下側106eとの間の摩擦によりブレードシューの移動が減衰される。
上記の実施形態のいずれにおいても、部材の各々の元の面の間に摩擦が生成されている。例えば、図3aにおけるテンショナアームの摩擦面は、単にプラスチック製のテンショナアーム自体であってもよい。鋼製又は粉末金属製の自己増力ブレーキとブレードテンショナの鋼製のブレードスプリングとの間の接触が好ましい。あるいは、摩擦面は、紙をベースとしていてもよく、接触が行われる面のうちの1つに結合されていてもよい。エラストマー摩擦材、他の一般的な湿式クラッチ材料、又は他の材料が、上記の摩擦材の代わりに用いられてもよい。
図3a〜4に示される実施形態のいずれも、任意のタイプのブレードテンショナに適用することができる。さらに、ブレーキ接触は、ブレードシューの下側において行われ、チェーン摺動面においては行われないことがある。
偏倚要素151は、ばねであり得る。このばねは、圧縮ばね又はねじりばねであってもよい。
「基部」という用語は、テンショニング装置が取り付けられかつチェーン駆動装置の軸中心線に対して不動である対象物又は一連の対象物として定義される。
ピン124と、ハウジング120と、テンショナアーム106との間の継ぎ手の代わりに、参照により本明細書に援用される、「テンショナ用のトルク偏倚の摩擦ヒンジ(TORQUE BIASED FRICTION HINGE FOR A TENSIONER)」という表題の、2006年2月7日に出願された、米国仮特許出願第60/765,777号明細書に開示されたトルク偏倚の摩擦ヒンジを用いてもよい。
したがって、本明細書に記載される本発明の実施形態は、本発明の原理の適用例の例示に過ぎないことを理解されたい。例示された実施形態の詳細への本明細書における言及は、それ自体が本発明にとって不可欠であるとみなされる特徴を記載する特許請求の範囲を限定するものではない。
テンショナと接触しているチェーンストランドの半径が増大しているか又は延びている状態の、本発明の第1の実施形態の自己増力ブレーキを有する単一のブレードテンショナの概略図を示す。 テンショナと接触しているチェーンストランドの半径が減少しているか又は短くなっている状態の、本発明の第1の実施形態の自己増力ブレーキを有する単一のブレードテンショナの概略図を示す。 テンショナと接触しているチェーンストランドの半径が増大しているときの、本発明の自己増力ブレーキの図の概略を示す。 テンショナと接触しているチェーンストランドの半径が増大しているときの、本発明の自己増力ブレーキの自由体図の概略を示す。 テンショナと接触しているチェーンストランドの半径が減少しているときの、本発明の自己増力ブレーキの図の概略を示す。 テンショナと接触しているチェーンストランドの半径が減少しているときの、本発明の自己増力ブレーキの自由体図の概略を示す。 テンショナと接触しているチェーンストランドの半径が増大しているか又は延びている状態の、本発明の第2の実施形態の自己増力ブレーキを有する単一のブレードテンショナの概略図を示す。 テンショナと接触しているチェーンストランドの半径が減少しているか又は短くなっている状態の、本発明の第2の実施形態の自己増力ブレーキを有する単一のブレードテンショナの概略図を示す。 自己増力ブレーキとブレードシューとの間の接触の概略図を示す。 自己増力ブレーキとブレードシューのブレードスプリングとの間の接触の概略図を示す。 ブレードシューの下側及びランプ摺動面にラチェット歯を設けた状態の、自己増力ブレーキとブレードシューとの間の接触の概略図を示す。 自己増力ブレーキ及びブレードシューがラチェット歯を有する、自己増力ブレーキとブレードシューとの間の接触の別の概略図を示す。 自己増力ブレーキとブレードシューのブレードスプリングとの間の接触の概略図を示す。 自己増力ブレーキとブレードシューの下側との間の接触の概略図を示す。 図3eの正面図を示す。

Claims (10)

  1. 少なくとも2つのスプロケットの周りに巻かれたチェーンに緊張力をかけるためのテンショナであって、
    弧状に湾曲したチェーン摺動面と、前記弧状に湾曲したチェーン摺動面と反対側の下側面と、基部に枢動可能に結合された基端と、末端とを備えた、所定の長さを有するブレードシューと、
    前記弧状に湾曲したチェーン摺動面を前記チェーンに向かって偏倚させる少なくとも1つのブレードスプリングと、
    基部に取り付けられ、かつ前記弧状に湾曲したチェーン摺動面又は前記ブレードシューの下側と接触するためのランプ表面を有するランプと、
    ブレーキ接触面を有する、ある方向において前記ブレードシューの末端の移動を制限し、かつ反対方向の移動を許容するための、基部に枢動可能に取り付けられた自己増力ブレーキと
    を含み、
    前記ブレードシューと接触している、前記2つのスプロケット間の、所定の半径を有するチェーンストランドが延びると、前記ブレードシューが圧縮され、前記ブレードシューの末端は、前記ブレードシューの基端及び前記チェーンストランドからさらに離れるように移動し、基部に固定された前記ランプと前記自己増力ブレーキとの間でさらに摺動し、それによって、前記弧状に湾曲したチェーン摺動面の末端部、前記ブレードシューの下側面、又は前記少なくとも1つのブレードスプリングと接触する前記ブレーキのブレーキ接触面は、前記ブレードシューの末端が前記チェーンから離れる向きに動くのを制限し、かつ反対方向の移動を許容するようになっているテンショナ。
  2. 前記自己増力ブレーキを、前記ブレードシューの弧状に湾曲したチェーン摺動面の末端部、前記ブレードシューの下側面、又は前記少なくとも1つのブレードスプリングと接触させるように偏倚させるための偏倚要素をさらに含む、請求項1に記載のテンショナ。
  3. 前記ブレーキ接触面が、0度と90度との間の角度を有する歯を有する、請求項1に記載のテンショナ。
  4. 前記チェーン摺動面の末端の部分に、歯が固定して取り付けられている、請求項3に記載のテンショナ。
  5. 前記ランプ表面及び前記ブレードシューの下側が、0度と90度との間の角度を有する歯を有する、請求項1に記載のテンショナ。
  6. ブレーキ接触面が摩擦材である、請求項1に記載のテンショナ。
  7. 前記摩擦材が、前記少なくとも1つのブレードスプリング、前記ブレードシューの下側、又は前記弧状に湾曲したチェーン摺動面の末端部に固定して取り付けられている、請求項6に記載のテンショナ。
  8. 前記ブレードシューと前記ランプとの接触を保つために前記ブレーキに隣接して設けられたストッパをさらに含む、請求項1に記載のテンショナ。
  9. 前記ブレードシューと接触している、前記2つのスプロケット間の、前記所定の半径を有するチェーンストランドが延びると、前記自己増力ブレーキが、

    (式中、L>μLであり、μが、摩擦係数であり、Tsが、前記ブレーキを偏倚させる前記スプリングからのモーメントであり、Lが、前記ブレードシューの基端を枢動可能に結合する垂直力から基部までの直交距離であり、Lが、前記ブレードシューの枢動可能に結合された基端から前記ブレーキの摩擦接触面までの直交距離である)
    の摩擦力を有する、請求項1に記載のテンショナ。
  10. 前記ブレードシューと接触している、前記2つのスプロケット間の、前記所定の半径を有する前記チェーンストランドが縮むと、前記自己増力ブレーキが、

    (式中、μが、摩擦係数であり、Tsが、前記ブレーキを偏倚させる前記スプリングからのモーメントであり、Lが、前記ブレードシューの基端を枢動可能に結合する垂直力から基部までの直交距離であり、Lが、前記ブレードシューの枢動可能に結合された基端から前記ブレーキの摩擦接触面までの直交距離である)
    の摩擦力を有する、請求項1に記載のテンショナ。
JP2008554456A 2006-02-07 2007-01-24 テンショナ用の自己増力ブレーキ Expired - Fee Related JP5221388B2 (ja)

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US76577706P 2006-02-07 2006-02-07
US60/765,777 2006-02-07
US82252006P 2006-08-16 2006-08-16
US60/822,520 2006-08-16
US86381506P 2006-11-01 2006-11-01
US60/863,815 2006-11-01
PCT/US2007/060945 WO2007092675A1 (en) 2006-02-07 2007-01-24 Self-energizing brake for a tensioner

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009538404A true JP2009538404A (ja) 2009-11-05
JP5221388B2 JP5221388B2 (ja) 2013-06-26

Family

ID=37909791

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008553444A Expired - Fee Related JP5094736B2 (ja) 2006-02-07 2007-01-24 テンショナ用トルクバイアス摩擦ヒンジ
JP2008554456A Expired - Fee Related JP5221388B2 (ja) 2006-02-07 2007-01-24 テンショナ用の自己増力ブレーキ
JP2008554455A Expired - Fee Related JP4996628B2 (ja) 2006-02-07 2007-01-24 対向するスパンを有するブレードテンショナ

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008553444A Expired - Fee Related JP5094736B2 (ja) 2006-02-07 2007-01-24 テンショナ用トルクバイアス摩擦ヒンジ

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008554455A Expired - Fee Related JP4996628B2 (ja) 2006-02-07 2007-01-24 対向するスパンを有するブレードテンショナ

Country Status (5)

Country Link
US (4) US7955206B2 (ja)
EP (4) EP1982093B1 (ja)
JP (3) JP5094736B2 (ja)
DE (2) DE602007010239D1 (ja)
WO (3) WO2007092676A2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1982093B1 (en) * 2006-02-07 2010-03-31 Borgwarner, Inc. Blade tensioner with opposing spans
DE102007015989B4 (de) * 2007-04-03 2019-04-25 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Mechanisch gedämpftes Spannsystem
PL2222981T3 (pl) 2007-11-16 2015-11-30 Ketten Wulf Betr Gmbh Środki napędowe i napęd łańcuchowy
JP5226635B2 (ja) * 2009-09-16 2013-07-03 本田技研工業株式会社 内燃機関用チェーンテンショナ
DE102011002908A1 (de) * 2011-01-20 2012-07-26 Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg Spanneinrichtung
JP5513576B2 (ja) * 2012-09-26 2014-06-04 富士重工業株式会社 チェーンテンショナレバー
US9599199B2 (en) * 2012-11-23 2017-03-21 Litens Automotive Partnership Tensioner with multiple spring rates
JP5902873B2 (ja) * 2012-12-09 2016-04-13 クロイズ ギア アンド プロダクツ インコーポレイテッド チェーンテンショナ
JP2014145398A (ja) * 2013-01-28 2014-08-14 Tsubakimoto Chain Co チェーンガイド
DE102013003948B4 (de) * 2013-03-07 2023-07-13 Iwis Motorsysteme Gmbh & Co. Kg Verfahren zum Herstellen einer Spann- oder Führungsschiene mit einem Schwingungstilger, Spann- oder Führungsschiene sowie Endlostrieb mit einer solchen
US9051980B2 (en) 2013-04-26 2015-06-09 Gm Global Technology Operations, Llc Direction selectable sprag
DE102015008877A1 (de) * 2015-07-08 2016-08-04 Iwis Motorsysteme Gmbh & Co. Kg Modulare Gleit- oder Spannschiene
KR101923657B1 (ko) * 2017-01-12 2018-11-30 유신정밀공업 주식회사 체인 텐셔너

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57149651A (en) * 1981-03-09 1982-09-16 Ricoh Co Ltd Elongation absorber for wire rope
JPS57205437U (ja) * 1981-06-25 1982-12-27
JPS60188089U (ja) * 1984-03-02 1985-12-13 ボ−グ・ワ−ナ−・オ−トモ−ティブ株式会社 過負荷防止機能を有するテンシヨナ
JP2003194163A (ja) * 2001-12-28 2003-07-09 Borg Warner Morse Tec Japan Kk チェーン用ブレードテンショナシステム
JP2006342962A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Borgwarner Inc チェーンテンショナ

Family Cites Families (57)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US765777A (en) 1903-06-10 1904-07-26 Hathaway Rotary Engine Co Rotary explosive-motor.
GB155646A (en) 1919-09-23 1920-12-23 John Weller Improvements in or relating to means for transmitting motion
US2191946A (en) 1936-11-30 1940-02-27 Weller John Tensioning device for transmission chains and the like
US2261316A (en) * 1939-02-17 1941-11-04 Weller John Tensioning device for transmission chains
GB628803A (en) 1947-10-21 1949-09-05 Daimler Co Ltd Improvements in or relating to chain-tensioning devices
DE1724655U (de) 1956-04-20 1956-06-21 Bayerische Motoren Werke Ag Spannvorrichtung fuer einen kettentrieb mit rollenketten.
GB989582A (en) 1962-06-06 1965-04-22 Rudolf Winklhofer Improvements in and relating to chain tensioners
GB1077715A (en) 1963-01-18 1967-08-02 Humber Ltd Improvements in or relating to chain tensioning devices
GB1134634A (en) 1965-02-25 1968-11-27 Ferguson Res Ltd Harry Belt tensioner
JPS5342703Y1 (ja) * 1970-08-10 1978-10-14
SE372607B (ja) 1972-02-04 1974-12-23 O Normark
GB2069656B (en) 1980-02-11 1983-12-07 Borg Warner Ltd Tensioning devices
US4325470A (en) 1980-02-15 1982-04-20 Eaton Corporation Hoist overload clutch
JPS60155046A (ja) * 1984-01-25 1985-08-14 Borg Warner Ootomooteibu Kk チエーンテンシヨナの押圧付勢装置
US4653623A (en) * 1985-07-18 1987-03-31 Deere & Company Snubber mechanism for ratchet-type slip clutch
US4725260A (en) 1987-03-24 1988-02-16 Litens Automotive Inc. Belt tensioner with spring actuated band brake damping
JPS63308259A (ja) * 1987-06-05 1988-12-15 Mitsuboshi Belting Ltd ベルト用オ−トテンショナ−
JPH01131324A (ja) 1987-11-13 1989-05-24 Hitachi Koki Co Ltd 過負荷スリップクラッチ機構
US4921472A (en) 1989-06-12 1990-05-01 Borg-Warner Automotive Transmission & Engine Components Corporation Chain tensioner
GB2259964B (en) 1991-09-14 1995-02-01 Renold Plc Tensioner
JPH0610556A (ja) 1992-06-25 1994-01-18 Shimonishi Takashi 開閉蓋体用ヒンジ装置
JPH06193693A (ja) 1992-12-24 1994-07-15 Ntn Corp チェーンテンショナ
JPH06193694A (ja) 1992-12-24 1994-07-15 Ntn Corp チェーンテンショナ
US5462493A (en) * 1994-11-02 1995-10-31 Borg-Warner Automotive, Inc. Dual blade chain tensioner with damping
JPH08336809A (ja) 1995-04-11 1996-12-24 Makita Corp チェーンソーのブレーキ装置
US5653652A (en) 1995-12-18 1997-08-05 Borg-Warner Automotive, Inc. Hydraulic tensioning system with dual arm blade
US5797818A (en) 1996-04-02 1998-08-25 Cloyes Gear And Products, Inc. Chain tensioner with damping feature
JP3088351B2 (ja) * 1997-08-11 2000-09-18 埼玉日本電気株式会社 ワンタッチ操作可能なヒンジ構造
US6141831A (en) * 1997-12-09 2000-11-07 Cema Technologies, Inc. Bistable hinge mechanism
US5935032A (en) * 1998-06-02 1999-08-10 The Gates Corporation Tensioner with second pivot-arm for damping mechanism
JP2951321B1 (ja) 1998-06-26 1999-09-20 ユニッタ株式会社 オートテンショナ
US6044020A (en) 1998-07-28 2000-03-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Nonvolatile semiconductor memory device with a row decoder circuit
JP2000230611A (ja) * 1999-02-15 2000-08-22 Borg Warner Automotive Kk ブレードテンショナ
JP3280339B2 (ja) * 1999-03-24 2002-05-13 株式会社椿本チエイン チェーン伝動用テンショナレバー
IT1309966B1 (it) 1999-04-12 2002-02-05 Cavalli Dante & Walter Omc Dispositivo a frizione azionato da fluido in pressione utilizzabilecome freno,tensionatore, o giunto limitatore coppia
JP2001032895A (ja) * 1999-07-22 2001-02-06 Borg Warner Automotive Kk ブレードテンショナ
JP2001153198A (ja) * 1999-11-29 2001-06-08 Koyo Seiko Co Ltd オートテンショナ
US6422962B1 (en) 2000-04-11 2002-07-23 Litens Automotive Partnership Timing belt tensioner with a backstop device with controlled one-way mechanism
JP2001355688A (ja) 2000-06-13 2001-12-26 Borg Warner Automotive Kk ブレードテンショナ
JP4651778B2 (ja) * 2000-06-15 2011-03-16 ボルグワーナー・モールステック・ジャパン株式会社 ブレードテンショナ
US6439078B1 (en) 2000-09-08 2002-08-27 Fki Industries Inc. Overload protection device for a lever
US6447416B1 (en) 2000-09-14 2002-09-10 General Motors Corporation Cam drive system tensioner
JP2002098205A (ja) 2000-09-20 2002-04-05 Koyo Seiko Co Ltd オートテンショナ
WO2002033288A2 (en) 2000-10-17 2002-04-25 Cloyes Gear And Products, Inc. Blade-type mechanical chain tensioner with external strengthening rib
US6699148B1 (en) 2000-10-23 2004-03-02 Lockheed Martin Corporation Belt drive with self adjusting contact mechanism
US20020162191A1 (en) 2001-05-04 2002-11-07 Chih-Dar Chen Compound dual unidirectional friction hinge
US6592482B2 (en) 2001-10-22 2003-07-15 The Gates Corporation Tensioner
US20030119616A1 (en) * 2001-12-20 2003-06-26 Meckstroth Richard J. Dual friction surface asymmetric damped tensioner
EP1323949B8 (en) 2001-12-27 2006-10-25 BorgWarner Morse TEC Japan K.K. Hydraulic tensioner with stop mechanism
WO2005028918A2 (en) * 2003-09-13 2005-03-31 Dayco Products, Llc One-way clutched damper for automatic belt tensioner
JP2005155795A (ja) 2003-11-26 2005-06-16 Borg Warner Morse Tec Japan Kk ブレードテンショナ
JP2005155796A (ja) 2003-11-26 2005-06-16 Borg Warner Morse Tec Japan Kk ブレードテンショナ
JP2005155833A (ja) 2003-11-27 2005-06-16 Borg Warner Morse Tec Japan Kk ブレードテンショナ
JP4046684B2 (ja) 2003-12-26 2008-02-13 株式会社椿本チエイン エンジン用テンショナ
TWI283219B (en) * 2004-02-10 2007-07-01 Honda Motor Co Ltd Chain tension structure
US7513843B2 (en) * 2005-04-18 2009-04-07 Borgwarner Inc. Mechanical chain tensioner with ratcheting device
EP1982093B1 (en) * 2006-02-07 2010-03-31 Borgwarner, Inc. Blade tensioner with opposing spans

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57149651A (en) * 1981-03-09 1982-09-16 Ricoh Co Ltd Elongation absorber for wire rope
JPS57205437U (ja) * 1981-06-25 1982-12-27
JPS60188089U (ja) * 1984-03-02 1985-12-13 ボ−グ・ワ−ナ−・オ−トモ−ティブ株式会社 過負荷防止機能を有するテンシヨナ
JP2003194163A (ja) * 2001-12-28 2003-07-09 Borg Warner Morse Tec Japan Kk チェーン用ブレードテンショナシステム
JP2006342962A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Borgwarner Inc チェーンテンショナ

Also Published As

Publication number Publication date
US20090069133A1 (en) 2009-03-12
JP2009526173A (ja) 2009-07-16
EP1982095B1 (en) 2011-07-13
US20090036243A1 (en) 2009-02-05
EP2362115A1 (en) 2011-08-31
EP1982093B1 (en) 2010-03-31
US8226509B2 (en) 2012-07-24
JP2009539035A (ja) 2009-11-12
WO2007092674A1 (en) 2007-08-16
US7955206B2 (en) 2011-06-07
JP5221388B2 (ja) 2013-06-26
US20090241291A1 (en) 2009-10-01
EP1982094B1 (en) 2010-11-03
JP5094736B2 (ja) 2012-12-12
EP2362115B1 (en) 2012-07-04
US8007386B2 (en) 2011-08-30
WO2007092675A1 (en) 2007-08-16
US20120094792A1 (en) 2012-04-19
WO2007092676A3 (en) 2007-11-29
EP1982095A2 (en) 2008-10-22
US8105194B2 (en) 2012-01-31
EP1982093A1 (en) 2008-10-22
EP1982094A1 (en) 2008-10-22
DE602007010239D1 (de) 2010-12-16
DE602007005604D1 (de) 2010-05-12
JP4996628B2 (ja) 2012-08-08
WO2007092676A2 (en) 2007-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5221388B2 (ja) テンショナ用の自己増力ブレーキ
US7513843B2 (en) Mechanical chain tensioner with ratcheting device
JP4508641B2 (ja) テンショナ
AU2002339827B2 (en) Damping mechanism for a tensioner
US8052559B2 (en) Tensioner with two way damper
US7641577B2 (en) Mechanical chain tensioner with compliant blade spring
US6505384B1 (en) Cleat
US20090321495A1 (en) Electric driving tool
US20060270502A1 (en) Tensioner for simultaneously tensioning multiple strands
JP5705974B2 (ja) 一方向の減衰を有する機械式テンショナ
KR101224757B1 (ko) 복합 체인 구동 가이드
KR101238092B1 (ko) 텐셔너
GB2254671A (en) Tensioner device for chains and the like
JP3497471B2 (ja) 圧縮バネによって作動される減衰シューを備えたテンショナ
JP5244808B2 (ja) 摺動ラチェット機構を備えた枢支アームテンショナ
JPH10231905A (ja) チェーン張力緩和装置
JP2009509101A (ja) 摩擦減衰ブレードテンショナ
US6280358B1 (en) Gate drive assembly
CN110249158B (zh) 张紧器
JP6457222B2 (ja) 摩擦式オートテンショナ
KR20040032967A (ko) 선형 텐셔너
JPS6283544A (ja) Vベルト変速装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100922

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120531

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120531

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120830

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120906

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130307

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160315

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees