JP2001355688A - ブレードテンショナ - Google Patents
ブレードテンショナInfo
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- JP2001355688A JP2001355688A JP2000176514A JP2000176514A JP2001355688A JP 2001355688 A JP2001355688 A JP 2001355688A JP 2000176514 A JP2000176514 A JP 2000176514A JP 2000176514 A JP2000176514 A JP 2000176514A JP 2001355688 A JP2001355688 A JP 2001355688A
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- blade shoe
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/18—Means for guiding or supporting belts, ropes, or chains
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H2007/0802—Actuators for final output members
- F16H2007/0804—Leaf springs
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H2007/0863—Finally actuated members, e.g. constructional details thereof
- F16H2007/0872—Sliding members
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブレードテンショナにおいて減衰力を一層向
上させる。 【解決手段】 ベース4と、チェーン摺動面2aを有
し、ベース4に設けられたブレードシュー2と、ブレー
ドシュー2のチェーン摺動面2aと逆側に積層配置され
るとともに、ブレードシュー2にばね力を作用させるた
めの板ばね状の複数枚のブレードスプリング3とからブ
レードテンショナ1を構成する。ブレードシュー2の基
端部22は、ベース4に回動自在に設けられ、先端部2
1は、ベース4のベース面41上をスライド自在に設け
られている。先端部21のスライド面41との接触個所
には、摩擦材5が設けられている。また、ブレードスプ
リング3の各端部は、ブレードシュー2の各溝21a,
22a内に挿入されている。
上させる。 【解決手段】 ベース4と、チェーン摺動面2aを有
し、ベース4に設けられたブレードシュー2と、ブレー
ドシュー2のチェーン摺動面2aと逆側に積層配置され
るとともに、ブレードシュー2にばね力を作用させるた
めの板ばね状の複数枚のブレードスプリング3とからブ
レードテンショナ1を構成する。ブレードシュー2の基
端部22は、ベース4に回動自在に設けられ、先端部2
1は、ベース4のベース面41上をスライド自在に設け
られている。先端部21のスライド面41との接触個所
には、摩擦材5が設けられている。また、ブレードスプ
リング3の各端部は、ブレードシュー2の各溝21a,
22a内に挿入されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チェーン摺動面を
有するブレードシューと、これにばね力を作用させるた
めの板ばね状の複数枚のブレードスプリングとを備えた
ブレードテンショナに関する。
有するブレードシューと、これにばね力を作用させるた
めの板ばね状の複数枚のブレードスプリングとを備えた
ブレードテンショナに関する。
【0002】
【従来の技術】チェーンに緊張力を作用させるためのテ
ンショナとして、ブレードテンショナが用いられてい
る。従来のブレードテンショナは、チェーン摺動面を有
するブレードシューと、ブレードシューの基端部を回動
自在に支持するとともに、先端部をスライド自在に支持
するベースと、ブレードシューのチェーン摺動面と逆側
に積層配置され、ブレードシューにばね力を作用させる
ための板ばね状の複数枚のブレードスプリングとから主
として構成されている。ブレードスプリングの各端部
は、ブレードシューの先端部および基端部にそれぞれ形
成された溝に挿入されている。
ンショナとして、ブレードテンショナが用いられてい
る。従来のブレードテンショナは、チェーン摺動面を有
するブレードシューと、ブレードシューの基端部を回動
自在に支持するとともに、先端部をスライド自在に支持
するベースと、ブレードシューのチェーン摺動面と逆側
に積層配置され、ブレードシューにばね力を作用させる
ための板ばね状の複数枚のブレードスプリングとから主
として構成されている。ブレードスプリングの各端部
は、ブレードシューの先端部および基端部にそれぞれ形
成された溝に挿入されている。
【0003】チェーンの運転時には、ブレードシューの
チェーン摺動面上をチェーンが摺動しつつ走行し、この
とき、ブレードシューおよびブレードスプリングの変形
にともなう押付荷重がチェーンに作用して、チェーンに
一定の緊張力が維持されるようになっている。また、チ
ェーンのばたつきや張力変動による弦振動は、ブレード
シューを介してブレードシュー内の各ブレードスプリン
グに伝搬され、このとき、各ブレードスプリングが弾性
変形および戻り変形を繰り返す際に、隣り合う各ブレー
ドスプリング同士が互いに摺動し合うことにより減衰力
が発生して、チェーンの弦振動が減衰されるようになっ
ている。
チェーン摺動面上をチェーンが摺動しつつ走行し、この
とき、ブレードシューおよびブレードスプリングの変形
にともなう押付荷重がチェーンに作用して、チェーンに
一定の緊張力が維持されるようになっている。また、チ
ェーンのばたつきや張力変動による弦振動は、ブレード
シューを介してブレードシュー内の各ブレードスプリン
グに伝搬され、このとき、各ブレードスプリングが弾性
変形および戻り変形を繰り返す際に、隣り合う各ブレー
ドスプリング同士が互いに摺動し合うことにより減衰力
が発生して、チェーンの弦振動が減衰されるようになっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】その一方、最近のブレ
ードテンショナのアプリケーションにおいては、チェー
ンに対してより大きな減衰力を作用させることができる
ブレードテンショナの出現について強い要請がある。し
かしながら、前記従来のブレードテンショナでは、積層
されたブレードスプリング同士の摺動抵抗によってのみ
減衰力を発生させており、このため、前記従来構造で
は、減衰力を向上させるのにも限界がある。
ードテンショナのアプリケーションにおいては、チェー
ンに対してより大きな減衰力を作用させることができる
ブレードテンショナの出現について強い要請がある。し
かしながら、前記従来のブレードテンショナでは、積層
されたブレードスプリング同士の摺動抵抗によってのみ
減衰力を発生させており、このため、前記従来構造で
は、減衰力を向上させるのにも限界がある。
【0005】本発明は、このような従来の実情に鑑みて
なされたもので、減衰力を一層向上させることができる
ブレードテンショナを提供することを目的とする。
なされたもので、減衰力を一層向上させることができる
ブレードテンショナを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るブ
レードテンショナは、ベースと、チェーンが摺動するチ
ェーン摺動面を有するとともに、基端部および先端部を
有し、前記基端部が前記ベースに回動自在に支持され、
前記先端部が前記ベースに形成されたスライド面上をス
ライド自在に設けられ、前記先端部の前記スライド面と
の接触個所に摩擦材が設けられた、弧状に湾曲するブレ
ードシューと、前記ブレードシューの前記チェーン摺動
面と逆側に配設されるとともに、その各端部が、前記ブ
レードシューの前記基端部および前記先端部にそれぞれ
形成された溝に挿入され、前記ブレードシューにばね力
を作用させるための板ばね状の複数枚のブレードスプリ
ングとを備えている。
レードテンショナは、ベースと、チェーンが摺動するチ
ェーン摺動面を有するとともに、基端部および先端部を
有し、前記基端部が前記ベースに回動自在に支持され、
前記先端部が前記ベースに形成されたスライド面上をス
ライド自在に設けられ、前記先端部の前記スライド面と
の接触個所に摩擦材が設けられた、弧状に湾曲するブレ
ードシューと、前記ブレードシューの前記チェーン摺動
面と逆側に配設されるとともに、その各端部が、前記ブ
レードシューの前記基端部および前記先端部にそれぞれ
形成された溝に挿入され、前記ブレードシューにばね力
を作用させるための板ばね状の複数枚のブレードスプリ
ングとを備えている。
【0007】請求項2の発明に係るブレードテンショナ
は、請求項1において、前記摩擦材が、接着、溶着また
はコーティングによって、前記ブレードシューの前記先
端部に取り付けられていることを特徴としている。
は、請求項1において、前記摩擦材が、接着、溶着また
はコーティングによって、前記ブレードシューの前記先
端部に取り付けられていることを特徴としている。
【0008】請求項3の発明に係るブレードテンショナ
は、請求項1において、前記摩擦材が、前記ブレードシ
ューの前記先端部にインサート成形されていることを特
徴としている。
は、請求項1において、前記摩擦材が、前記ブレードシ
ューの前記先端部にインサート成形されていることを特
徴としている。
【0009】請求項4の発明に係るブレードテンショナ
は、請求項2または3において、前記摩擦材がゴム、プ
ラスチックまたはフリクションプレートから構成されて
いることを特徴としている。
は、請求項2または3において、前記摩擦材がゴム、プ
ラスチックまたはフリクションプレートから構成されて
いることを特徴としている。
【0010】請求項5の発明に係るブレードテンショナ
は、チェーンが摺動するチェーン摺動面を有し、弧状に
湾曲するブレードシューと、前記ブレードシューの基端
部が回動自在に設けられるともに、前記ブレードシュー
の先端部をスライド自在に支持するスライド面を有し、
前記スライド面に摩擦材が設けられたベースと、前記ブ
レードシューの前記チェーン摺動面と逆側に配設される
とともに、その各端部が、前記ブレードシューの前記基
端部および前記先端部にそれぞれ形成された溝に挿入さ
れ、前記ブレードシューにばね力を作用させるための板
ばね状の複数枚のブレードスプリングとを備えている。
は、チェーンが摺動するチェーン摺動面を有し、弧状に
湾曲するブレードシューと、前記ブレードシューの基端
部が回動自在に設けられるともに、前記ブレードシュー
の先端部をスライド自在に支持するスライド面を有し、
前記スライド面に摩擦材が設けられたベースと、前記ブ
レードシューの前記チェーン摺動面と逆側に配設される
とともに、その各端部が、前記ブレードシューの前記基
端部および前記先端部にそれぞれ形成された溝に挿入さ
れ、前記ブレードシューにばね力を作用させるための板
ばね状の複数枚のブレードスプリングとを備えている。
【0011】請求項6の発明に係るブレードテンショナ
は、請求項5において、前記摩擦材が、接着、溶着また
はコーティングによって、前記ベースの前記スライド面
に取り付けられていることを特徴としている。
は、請求項5において、前記摩擦材が、接着、溶着また
はコーティングによって、前記ベースの前記スライド面
に取り付けられていることを特徴としている。
【0012】請求項7の発明に係るブレードテンショナ
は、請求項6において、前記摩擦材がゴム、プラスチッ
クまたはフリクションプレートから構成されていること
を特徴としている。
は、請求項6において、前記摩擦材がゴム、プラスチッ
クまたはフリクションプレートから構成されていること
を特徴としている。
【0013】請求項8の発明に係るブレードテンショナ
は、チェーンが摺動するチェーン摺動面を有し、弧状に
湾曲するブレードシューと、前記ブレードシューの基端
部が回動自在に設けられるともに、前記ブレードシュー
の先端部をスライド自在に支持するスライド面を有する
ベースと、前記ブレードシューの前記チェーン摺動面と
逆側に配設されるとともに、その各端部が、前記ブレー
ドシューの前記基端部および前記先端部にそれぞれ形成
された溝に挿入され、前記ブレードシューにばね力を作
用させるための板ばね状の複数枚のブレードスプリング
とを備えている。そして、前記ブレードシューの前記各
溝の底部において前記ブレードスプリングとの接触個所
には、摩擦材が設けられている。
は、チェーンが摺動するチェーン摺動面を有し、弧状に
湾曲するブレードシューと、前記ブレードシューの基端
部が回動自在に設けられるともに、前記ブレードシュー
の先端部をスライド自在に支持するスライド面を有する
ベースと、前記ブレードシューの前記チェーン摺動面と
逆側に配設されるとともに、その各端部が、前記ブレー
ドシューの前記基端部および前記先端部にそれぞれ形成
された溝に挿入され、前記ブレードシューにばね力を作
用させるための板ばね状の複数枚のブレードスプリング
とを備えている。そして、前記ブレードシューの前記各
溝の底部において前記ブレードスプリングとの接触個所
には、摩擦材が設けられている。
【0014】請求項9の発明に係るブレードテンショナ
は、請求項8において、前記摩擦材が、接着、溶着また
はコーティングによって、前記ブレードシューの前記各
溝の底部に取り付けられていることを特徴としている。
は、請求項8において、前記摩擦材が、接着、溶着また
はコーティングによって、前記ブレードシューの前記各
溝の底部に取り付けられていることを特徴としている。
【0015】請求項10の発明に係るブレードテンショ
ナは、請求項8において、前記摩擦材が、前記ブレード
シューの前記各溝の底部にインサート成形されているこ
とを特徴としている。
ナは、請求項8において、前記摩擦材が、前記ブレード
シューの前記各溝の底部にインサート成形されているこ
とを特徴としている。
【0016】請求項11の発明に係るブレードテンショ
ナは、請求項9または10において、前記摩擦材がゴ
ム、プラスチックまたはフリクションプレートから構成
されていることを特徴としている。
ナは、請求項9または10において、前記摩擦材がゴ
ム、プラスチックまたはフリクションプレートから構成
されていることを特徴としている。
【0017】請求項12の発明に係るブレードテンショ
ナは、チェーンが摺動するチェーン摺動面を有し、弧状
に湾曲するブレードシューと、前記ブレードシューの基
端部が回動自在に設けられるともに、前記ブレードシュ
ーの先端部をスライド自在に支持するプラスチック製の
スライドブロックを有するベースと、前記ブレードシュ
ーの前記チェーン摺動面と逆側に配設されるとともに、
その各端部が、前記ブレードシューの前記基端部および
前記先端部にそれぞれ形成された溝に挿入され、前記ブ
レードシューにばね力を作用させるための板ばね状の複
数枚のブレードスプリングとを備えている。
ナは、チェーンが摺動するチェーン摺動面を有し、弧状
に湾曲するブレードシューと、前記ブレードシューの基
端部が回動自在に設けられるともに、前記ブレードシュ
ーの先端部をスライド自在に支持するプラスチック製の
スライドブロックを有するベースと、前記ブレードシュ
ーの前記チェーン摺動面と逆側に配設されるとともに、
その各端部が、前記ブレードシューの前記基端部および
前記先端部にそれぞれ形成された溝に挿入され、前記ブ
レードシューにばね力を作用させるための板ばね状の複
数枚のブレードスプリングとを備えている。
【0018】第1の発明によれば、チェーンのばたつき
や張力変動による弦振動がブレードシューに作用したと
き、ブレードシュー内の各ブレードスプリングが弾性変
形および戻り変形を繰り返して、隣り合う各ブレードス
プリング同士が互いに摺動し合うことにより減衰力を発
生させるとともに、ブレードシューの先端部の摩擦材が
ベースのスライド面上を摺動することによって大きな摺
動抵抗が発生しており、この摺動抵抗により、ブレード
テンショナの減衰力を一層向上できる。
や張力変動による弦振動がブレードシューに作用したと
き、ブレードシュー内の各ブレードスプリングが弾性変
形および戻り変形を繰り返して、隣り合う各ブレードス
プリング同士が互いに摺動し合うことにより減衰力を発
生させるとともに、ブレードシューの先端部の摩擦材が
ベースのスライド面上を摺動することによって大きな摺
動抵抗が発生しており、この摺動抵抗により、ブレード
テンショナの減衰力を一層向上できる。
【0019】第2の発明においては、チェーンのばたつ
きや張力変動による弦振動がブレードシューに作用した
とき、ブレードシュー内の各ブレードスプリングが弾性
変形および戻り変形を繰り返して、隣り合う各ブレード
スプリング同士が互いに摺動し合うことにより減衰力を
発生させるとともに、ブレードシューの先端部がベース
のスライド面の摩擦材に対して摺動することによって大
きな摺動抵抗が発生しており、この摺動抵抗により、ブ
レードテンショナの減衰力を一層向上できる。
きや張力変動による弦振動がブレードシューに作用した
とき、ブレードシュー内の各ブレードスプリングが弾性
変形および戻り変形を繰り返して、隣り合う各ブレード
スプリング同士が互いに摺動し合うことにより減衰力を
発生させるとともに、ブレードシューの先端部がベース
のスライド面の摩擦材に対して摺動することによって大
きな摺動抵抗が発生しており、この摺動抵抗により、ブ
レードテンショナの減衰力を一層向上できる。
【0020】第3の発明では、チェーンのばたつきや張
力変動による弦振動がブレードシューに作用したとき、
ブレードシュー内の各ブレードスプリングが弾性変形お
よび戻り変形を繰り返して、隣り合う各ブレードスプリ
ング同士が互いに摺動し合うことにより減衰力を発生さ
せるとともに、ブレードシューの各溝の底部に設けられ
た摩擦材に対して、ブレードスプリングが摺動すること
によって大きな摺動抵抗が発生しており、この摺動抵抗
により、ブレードテンショナの減衰力を一層向上でき
る。
力変動による弦振動がブレードシューに作用したとき、
ブレードシュー内の各ブレードスプリングが弾性変形お
よび戻り変形を繰り返して、隣り合う各ブレードスプリ
ング同士が互いに摺動し合うことにより減衰力を発生さ
せるとともに、ブレードシューの各溝の底部に設けられ
た摩擦材に対して、ブレードスプリングが摺動すること
によって大きな摺動抵抗が発生しており、この摺動抵抗
により、ブレードテンショナの減衰力を一層向上でき
る。
【0021】摩擦材は、接着、溶着またはコーティング
によって、あるいは、インサート成形によって設けられ
ており、好ましくは、ゴム、プラスチックまたはフリク
ションプレートから構成されている。
によって、あるいは、インサート成形によって設けられ
ており、好ましくは、ゴム、プラスチックまたはフリク
ションプレートから構成されている。
【0022】第4の発明では、チェーンのばたつきや張
力変動による弦振動がブレードシューに作用したとき、
ブレードシュー内の各ブレードスプリングが弾性変形お
よび戻り変形を繰り返して、隣り合う各ブレードスプリ
ング同士が互いに摺動し合うことにより減衰力を発生さ
せるとともに、ブレードシューの先端部がプラスチック
製のスライドブブロックの上を摺動することによって大
きな摺動抵抗が発生しており、この摺動抵抗により、ブ
レードテンショナの減衰力を一層向上できる。
力変動による弦振動がブレードシューに作用したとき、
ブレードシュー内の各ブレードスプリングが弾性変形お
よび戻り変形を繰り返して、隣り合う各ブレードスプリ
ング同士が互いに摺動し合うことにより減衰力を発生さ
せるとともに、ブレードシューの先端部がプラスチック
製のスライドブブロックの上を摺動することによって大
きな摺動抵抗が発生しており、この摺動抵抗により、ブ
レードテンショナの減衰力を一層向上できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施態様を添付図
面に基づいて説明する。 〔第1の実施態様〕図1は、本発明の第1の実施態様に
よるブレードテンショナを示している。図1に示すよう
に、このブレードテンショナ1は、弧状に湾曲したチェ
ーン摺動面2aを有するブレードシュー2と、ブレード
シュー2のチェーン摺動面2aと逆側に積層配置される
とともに、ブレードシュー2にばね力を作用させるため
の複数枚のブレードスプリング3と、ブレードシュー2
を支持するベース4とから構成されている。
面に基づいて説明する。 〔第1の実施態様〕図1は、本発明の第1の実施態様に
よるブレードテンショナを示している。図1に示すよう
に、このブレードテンショナ1は、弧状に湾曲したチェ
ーン摺動面2aを有するブレードシュー2と、ブレード
シュー2のチェーン摺動面2aと逆側に積層配置される
とともに、ブレードシュー2にばね力を作用させるため
の複数枚のブレードスプリング3と、ブレードシュー2
を支持するベース4とから構成されている。
【0024】ブレードシュー2の先端部21および基端
部22には、溝21a,22aが形成されており、ブレ
ードスプリング3の各端部は、溝21a,22a内に挿
入されている。また、各溝21a,22aには、ブレー
ドスプリング3の端部3a,3bとの干渉を避けるため
の凹部21b,22bがそれぞれ形成されている。
部22には、溝21a,22aが形成されており、ブレ
ードスプリング3の各端部は、溝21a,22a内に挿
入されている。また、各溝21a,22aには、ブレー
ドスプリング3の端部3a,3bとの干渉を避けるため
の凹部21b,22bがそれぞれ形成されている。
【0025】ベース4には、ブレードテンショナ1をエ
ンジン内に取り付けるための取付ボルトが挿入されるボ
ルト穴42,43が形成されている。ベース4の先端に
は、ブレードシュー2の先端部21が接触しつつスライ
ドし得るスライド面41が形成されており、ベース4の
中央には、ブレードシュー2の基端部22を回動自在に
支持するピン25の一端が固定されている。
ンジン内に取り付けるための取付ボルトが挿入されるボ
ルト穴42,43が形成されている。ベース4の先端に
は、ブレードシュー2の先端部21が接触しつつスライ
ドし得るスライド面41が形成されており、ベース4の
中央には、ブレードシュー2の基端部22を回動自在に
支持するピン25の一端が固定されている。
【0026】ブレードシュー2の先端部21において、
ベース4のスライド面41と接触する個所には、摩擦材
5が設けられている。摩擦材5は、接着、熱溶着(焼付
け含む)またはコーティングなどによって、先端部21
に取り付けられるが、インサートモールド法によって、
ブレードシュー2の樹脂成形時に先端部21に埋め込む
ようにしてもよい。また、摩擦材5としては、ニトリル
ゴムが用いられるが、耐熱性および耐摩耗性の観点から
はシリコンゴムが好ましい。また、ナイロン66を用い
てもよい。さらに、フリクション材として一般に使用さ
れるフリクションプレートを用いるようにしてもよい。
ベース4のスライド面41と接触する個所には、摩擦材
5が設けられている。摩擦材5は、接着、熱溶着(焼付
け含む)またはコーティングなどによって、先端部21
に取り付けられるが、インサートモールド法によって、
ブレードシュー2の樹脂成形時に先端部21に埋め込む
ようにしてもよい。また、摩擦材5としては、ニトリル
ゴムが用いられるが、耐熱性および耐摩耗性の観点から
はシリコンゴムが好ましい。また、ナイロン66を用い
てもよい。さらに、フリクション材として一般に使用さ
れるフリクションプレートを用いるようにしてもよい。
【0027】このような構成になるブレードテンショナ
においては、チェーンのばたつきや張力変動による弦振
動がブレードシュー2に作用したとき、ブレードシュー
2の変形にともなって、ブレードシュー2内の各ブレー
ドスプリング3が弾性変形および戻り変形を繰り返し、
隣り合う各ブレードスプリング同士が互いに摺動し合う
ことにより減衰力を発生させる。さらに、この場合に
は、ブレードシュー2の変形の際に、ブレードシュー先
端部21に設けられた摩擦材5がベース41のスライド
面41上を摺動して、大きな摺動抵抗が発生する。この
ような摺動抵抗により、ブレードテンショナの減衰力が
一層増大する。
においては、チェーンのばたつきや張力変動による弦振
動がブレードシュー2に作用したとき、ブレードシュー
2の変形にともなって、ブレードシュー2内の各ブレー
ドスプリング3が弾性変形および戻り変形を繰り返し、
隣り合う各ブレードスプリング同士が互いに摺動し合う
ことにより減衰力を発生させる。さらに、この場合に
は、ブレードシュー2の変形の際に、ブレードシュー先
端部21に設けられた摩擦材5がベース41のスライド
面41上を摺動して、大きな摺動抵抗が発生する。この
ような摺動抵抗により、ブレードテンショナの減衰力が
一層増大する。
【0028】〔第2の実施態様〕図2は、本発明の第2
の実施態様によるブレードテンショナを示している。図
2において、図1と同一符号は同一または相当部分を示
している。この第2の実施態様では、摩擦材5′が、ベ
ース41のスライド面41に設けられている点が前記第
1の実施態様と異なっている。
の実施態様によるブレードテンショナを示している。図
2において、図1と同一符号は同一または相当部分を示
している。この第2の実施態様では、摩擦材5′が、ベ
ース41のスライド面41に設けられている点が前記第
1の実施態様と異なっている。
【0029】この場合には、チェーンのばたつきや張力
変動による弦振動がブレードシュー2に作用したとき、
隣り合う各ブレードスプリング同士の互いの摺動抵抗に
より減衰力が発生するとともに、ブレードシュー2の変
形の際に、ブレードシュー先端部21がスライド面41
の摩擦材5′と摺動して、大きな摺動抵抗が発生する。
この摺動抵抗により、ブレードテンショナの減衰力が一
層増大する。
変動による弦振動がブレードシュー2に作用したとき、
隣り合う各ブレードスプリング同士の互いの摺動抵抗に
より減衰力が発生するとともに、ブレードシュー2の変
形の際に、ブレードシュー先端部21がスライド面41
の摩擦材5′と摺動して、大きな摺動抵抗が発生する。
この摺動抵抗により、ブレードテンショナの減衰力が一
層増大する。
【0030】〔第3の実施態様〕図3は、本発明の第3
の実施態様によるブレードテンショナを示している。図
3において、図1,図2と同一符号は同一または相当部
分を示している。この第3の実施態様では、摩擦材5″
が、ブレードシュー2の各溝21a,22aの底部にお
いてブレードスプリング3との接触個所に設けられてい
る点が前記第1および第2の実施態様と異なっている。
の実施態様によるブレードテンショナを示している。図
3において、図1,図2と同一符号は同一または相当部
分を示している。この第3の実施態様では、摩擦材5″
が、ブレードシュー2の各溝21a,22aの底部にお
いてブレードスプリング3との接触個所に設けられてい
る点が前記第1および第2の実施態様と異なっている。
【0031】この場合には、チェーンのばたつきや張力
変動による弦振動がブレードシュー2に作用したとき、
隣り合う各ブレードスプリング同士の互いの摺動抵抗に
より減衰力が発生するとともに、最下層のブレードスプ
リング3が溝底部の摩擦材5″と摺動して、大きな摺動
抵抗が発生する。この摺動抵抗により、ブレードテンシ
ョナの減衰力が一層増大する。
変動による弦振動がブレードシュー2に作用したとき、
隣り合う各ブレードスプリング同士の互いの摺動抵抗に
より減衰力が発生するとともに、最下層のブレードスプ
リング3が溝底部の摩擦材5″と摺動して、大きな摺動
抵抗が発生する。この摺動抵抗により、ブレードテンシ
ョナの減衰力が一層増大する。
【0032】〔第4の実施態様〕図4は、本発明の第4
の実施態様によるブレードテンショナを示している。図
4において、図1ないし図3と同一符号は同一または相
当部分を示している。この第4の実施態様では、ブレー
ドシュー2の先端部21が接触するスライド面41が、
プラスチック製のスライドブロック45の上に形成され
ている点が前記第1ないし第3の実施態様と異なってい
る。このスライドブロック45は、ねじ止め等により、
ベース4の先端に固定されている。また、スライドブロ
ック45を構成するプラスチック材料としては、好まし
くは、ナイロン66が用いられる。
の実施態様によるブレードテンショナを示している。図
4において、図1ないし図3と同一符号は同一または相
当部分を示している。この第4の実施態様では、ブレー
ドシュー2の先端部21が接触するスライド面41が、
プラスチック製のスライドブロック45の上に形成され
ている点が前記第1ないし第3の実施態様と異なってい
る。このスライドブロック45は、ねじ止め等により、
ベース4の先端に固定されている。また、スライドブロ
ック45を構成するプラスチック材料としては、好まし
くは、ナイロン66が用いられる。
【0033】この場合には、チェーンのばたつきや張力
変動による弦振動がブレードシュー2に作用したとき、
隣り合う各ブレードスプリング同士の互いの摺動抵抗に
より減衰力が発生するとともに、ブレードシュー2の変
形の際に、ブレードシュー先端部21がスライドブロッ
ク45のスライド面41上を摺動して、大きな摺動抵抗
が発生する。この摺動抵抗により、ブレードテンショナ
の減衰力が一層増大する。
変動による弦振動がブレードシュー2に作用したとき、
隣り合う各ブレードスプリング同士の互いの摺動抵抗に
より減衰力が発生するとともに、ブレードシュー2の変
形の際に、ブレードシュー先端部21がスライドブロッ
ク45のスライド面41上を摺動して、大きな摺動抵抗
が発生する。この摺動抵抗により、ブレードテンショナ
の減衰力が一層増大する。
【0034】なお、図示していないが、前記第1ないし
第4の実施態様を適宜組み合わせるようにしてもよく、
これによって、より一層減衰力が向上したブレードテン
ショナを実現できる。
第4の実施態様を適宜組み合わせるようにしてもよく、
これによって、より一層減衰力が向上したブレードテン
ショナを実現できる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明に係る
ブレードテンショナによれば、ブレードシューの先端部
に摩擦材を設けたので、該摩擦材がベースのスライド面
上を摺動することによって生じる摺動抵抗により、ブレ
ードテンショナの減衰力を一層向上させることができる
効果がある。
ブレードテンショナによれば、ブレードシューの先端部
に摩擦材を設けたので、該摩擦材がベースのスライド面
上を摺動することによって生じる摺動抵抗により、ブレ
ードテンショナの減衰力を一層向上させることができる
効果がある。
【0036】第2の発明に係るブレードテンショナによ
れば、ベースのスライド面に摩擦材を設けたので、ブレ
ードシューの先端部が該摩擦材と摺動することによって
生じる摺動抵抗により、ブレードテンショナの減衰力を
一層向上させることができる効果がある。
れば、ベースのスライド面に摩擦材を設けたので、ブレ
ードシューの先端部が該摩擦材と摺動することによって
生じる摺動抵抗により、ブレードテンショナの減衰力を
一層向上させることができる効果がある。
【0037】第3の発明に係るブレードテンショナによ
れば、ブレードシューの先端部および基端部に形成した
各溝の底部に摩擦材を設けたので、ブレードスプリング
の各端部が該摩擦材と摺動することによって生じる摺動
抵抗により、ブレードテンショナの減衰力を一層向上さ
せることができる効果がある。
れば、ブレードシューの先端部および基端部に形成した
各溝の底部に摩擦材を設けたので、ブレードスプリング
の各端部が該摩擦材と摺動することによって生じる摺動
抵抗により、ブレードテンショナの減衰力を一層向上さ
せることができる効果がある。
【0038】第4の発明に係るブレードテンショナによ
れば、プラスチック製のスライドブロックをベースに設
けたので、ブレードシューの先端部が該スライドブロッ
クと摺動することによって生じる摺動抵抗により、ブレ
ードテンショナの減衰力を一層向上させることができる
効果がある。
れば、プラスチック製のスライドブロックをベースに設
けたので、ブレードシューの先端部が該スライドブロッ
クと摺動することによって生じる摺動抵抗により、ブレ
ードテンショナの減衰力を一層向上させることができる
効果がある。
【図1】本発明の第1の実施態様によるブレードテンシ
ョナの側面図である。
ョナの側面図である。
【図2】本発明の第2の実施態様によるブレードテンシ
ョナの側面図である。
ョナの側面図である。
【図3】本発明の第3の実施態様によるブレードテンシ
ョナの側面図である。
ョナの側面図である。
【図4】本発明の第4の実施態様によるブレードテンシ
ョナの側面図である。
ョナの側面図である。
1: ブレードテンショナ 2: ブレードシュー 3: ブレードスプリング 4: ベース 2a: チェーン摺動面 21: 先端部 21a: 溝 22: 基端部 22a: 溝 41: スライド面 45: スライドブロック 5,5′,5″: 摩擦材
Claims (12)
- 【請求項1】 チェーンに緊張力を作用させるためのブ
レードテンショナであって、 ベースと、 チェーンが摺動するチェーン摺動面を有するとともに、
基端部および先端部を有し、前記基端部が前記ベースに
回動自在に支持され、前記先端部が前記ベースに形成さ
れたスライド面上をスライド自在に設けられ、前記先端
部の前記スライド面との接触個所に摩擦材が設けられ
た、弧状に湾曲するブレードシューと、 前記ブレードシューの前記チェーン摺動面と逆側に配設
されるとともに、その各端部が、前記ブレードシューの
前記基端部および前記先端部にそれぞれ形成された溝に
挿入され、前記ブレードシューにばね力を作用させるた
めの板ばね状の複数枚のブレードスプリングと、を備え
たブレードテンショナ。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記摩擦材が、接着、溶着またはコーティングによっ
て、前記ブレードシューの前記先端部に取り付けられて
いる、ことを特徴とするブレードテンショナ。 - 【請求項3】 請求項1において、 前記摩擦材が、前記ブレードシューの前記先端部にイン
サート成形されている、ことを特徴とするブレードテン
ショナ。 - 【請求項4】 請求項2または3において、 前記摩擦材が、ゴム、プラスチックまたはフリクション
ペーパーから構成されている、ことを特徴とするブレー
ドテンショナ。 - 【請求項5】 チェーンに緊張力を作用させるためのブ
レードテンショナであって、 チェーンが摺動するチェーン摺動面を有し、弧状に湾曲
するブレードシューと、 前記ブレードシューの基端部が回動自在に設けられると
もに、前記ブレードシューの先端部をスライド自在に支
持するスライド面を有し、前記スライド面に摩擦材が設
けられたベースと、 前記ブレードシューの前記チェーン摺動面と逆側に配設
されるとともに、その各端部が、前記ブレードシューの
前記基端部および前記先端部にそれぞれ形成された溝に
挿入され、前記ブレードシューにばね力を作用させるた
めの板ばね状の複数枚のブレードスプリングと、を備え
たブレードテンショナ。 - 【請求項6】 請求項5において、 前記摩擦材が、接着、溶着またはコーティングによっ
て、前記ベースの前記スライド面に取り付けられてい
る、ことを特徴とするブレードテンショナ。 - 【請求項7】 請求項6において、 前記摩擦材が、ゴム、プラスチックまたはフリクション
ペーパーから構成されている、ことを特徴とするブレー
ドテンショナ。 - 【請求項8】 チェーンに緊張力を作用させるためのブ
レードテンショナであって、 チェーンが摺動するチェーン摺動面を有し、弧状に湾曲
するブレードシューと、前記ブレードシューの基端部が
回動自在に設けられるともに、前記ブレードシューの先
端部をスライド自在に支持するスライド面を有するベー
スと、 前記ブレードシューの前記チェーン摺動面と逆側に配設
されるとともに、その各端部が、前記ブレードシューの
前記基端部および前記先端部にそれぞれ形成された溝に
挿入され、前記ブレードシューにばね力を作用させるた
めの板ばね状の複数枚のブレードスプリングとを備え、 前記ブレードシューの前記各溝の底部において前記ブレ
ードスプリングとの接触個所に摩擦材が設けられてい
る、ことを特徴とするブレードテンショナ。 - 【請求項9】 請求項8において、 前記摩擦材が、接着、溶着またはコーティングによっ
て、前記ブレードシューの前記各溝の底部に取り付けら
れている、ことを特徴とするブレードテンショナ。 - 【請求項10】 請求項8において、 前記摩擦材が、前記ブレードシューの前記各溝の底部に
インサート成形されている、ことを特徴とするブレード
テンショナ。 - 【請求項11】 請求項9または10において、 前記摩擦材が、ゴム、プラスチックまたはフリクション
ペーパーから構成されている、ことを特徴とするブレー
ドテンショナ。 - 【請求項12】 チェーンに緊張力を作用させるための
ブレードテンショナであって、 チェーンが摺動するチェーン摺動面を有し、弧状に湾曲
するブレードシューと、 前記ブレードシューの基端部が回動自在に設けられると
もに、前記ブレードシューの先端部をスライド自在に支
持するプラスチック製のスライドブロックを有するベー
スと、 前記ブレードシューの前記チェーン摺動面と逆側に配設
されるとともに、その各端部が、前記ブレードシューの
前記基端部および前記先端部にそれぞれ形成された溝に
挿入され、前記ブレードシューにばね力を作用させるた
めの板ばね状の複数枚のブレードスプリングと、を備え
たブレードテンショナ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000176514A JP2001355688A (ja) | 2000-06-13 | 2000-06-13 | ブレードテンショナ |
US09/879,580 US20020069539A1 (en) | 2000-06-12 | 2001-06-12 | Blade tensioner |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000176514A JP2001355688A (ja) | 2000-06-13 | 2000-06-13 | ブレードテンショナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001355688A true JP2001355688A (ja) | 2001-12-26 |
Family
ID=18678233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000176514A Pending JP2001355688A (ja) | 2000-06-12 | 2000-06-13 | ブレードテンショナ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JP2001355688A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100415285B1 (ko) * | 2002-03-05 | 2004-01-16 | 지엠대우오토앤테크놀로지주식회사 | 자동차의 체인가이드 체결구조 |
WO2007092675A1 (en) | 2006-02-07 | 2007-08-16 | Borgwarner Inc | Self-energizing brake for a tensioner |
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-
2000
- 2000-06-13 JP JP2000176514A patent/JP2001355688A/ja active Pending
-
2001
- 2001-06-12 US US09/879,580 patent/US20020069539A1/en not_active Abandoned
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US20020069539A1 (en) | 2002-06-13 |
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