JP2001355689A - ブレードテンショナ - Google Patents
ブレードテンショナInfo
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- JP2001355689A JP2001355689A JP2000178293A JP2000178293A JP2001355689A JP 2001355689 A JP2001355689 A JP 2001355689A JP 2000178293 A JP2000178293 A JP 2000178293A JP 2000178293 A JP2000178293 A JP 2000178293A JP 2001355689 A JP2001355689 A JP 2001355689A
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- spring
- tensioner
- shoe
- friction
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/18—Means for guiding or supporting belts, ropes, or chains
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H2007/0802—Actuators for final output members
- F16H2007/0804—Leaf springs
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H2007/0863—Finally actuated members, e.g. constructional details thereof
- F16H2007/0872—Sliding members
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
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- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H7/0829—Means for varying tension of belts, ropes, or chains with vibration damping means
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブレードテンショナにおいて減衰力を一層向
上させる。 【解決手段】 チェーン摺動面２ａを有するブレードシ
ュー２と、ブレードシュー２のチェーン摺動面２ａと逆
側に積層配置されるとともに、ブレードシュー２にばね
力を作用させるための板ばね状の複数枚のブレードスプ
リング３と、隣り合う各ブレードスプリング３間に設け
られたフリクションプレート５または５′とからブレー
ドテンショナ１を構成する。
上させる。 【解決手段】 チェーン摺動面２ａを有するブレードシ
ュー２と、ブレードシュー２のチェーン摺動面２ａと逆
側に積層配置されるとともに、ブレードシュー２にばね
力を作用させるための板ばね状の複数枚のブレードスプ
リング３と、隣り合う各ブレードスプリング３間に設け
られたフリクションプレート５または５′とからブレー
ドテンショナ１を構成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、チェーン摺動面を
有するブレードシューと、これにばね力を作用させるた
めの板ばね状の複数枚のブレードスプリングとから構成
されたブレードテンショナに関する。
有するブレードシューと、これにばね力を作用させるた
めの板ばね状の複数枚のブレードスプリングとから構成
されたブレードテンショナに関する。
【０００２】
【従来の技術】チェーンに緊張力を作用させるためのテ
ンショナとして、ブレードテンショナが用いられてい
る。従来のブレードテンショナは、チェーン摺動面を有
するブレードシューと、ブレードシューのチェーン摺動
面と逆側に積層配置され、ブレードシューにばね力を作
用させるための板ばね状の複数枚のブレードスプリング
とから主として構成されている。ブレードスプリングの
各端部は、ブレードシューの先端部および基端部にそれ
ぞれ形成された溝に挿入されている。
ンショナとして、ブレードテンショナが用いられてい
る。従来のブレードテンショナは、チェーン摺動面を有
するブレードシューと、ブレードシューのチェーン摺動
面と逆側に積層配置され、ブレードシューにばね力を作
用させるための板ばね状の複数枚のブレードスプリング
とから主として構成されている。ブレードスプリングの
各端部は、ブレードシューの先端部および基端部にそれ
ぞれ形成された溝に挿入されている。
【０００３】チェーンの運転時には、ブレードシューの
チェーン摺動面上をチェーンが摺動しつつ走行し、この
とき、ブレードシューおよびブレードスプリングの変形
にともなう押付荷重がチェーンに作用して、チェーンに
一定の緊張力が維持されるようになっている。また、チ
ェーンのばたつきや張力変動による弦振動は、ブレード
シューを介してブレードシュー内の各ブレードスプリン
グに伝搬され、このとき、各ブレードスプリングが弾性
変形および戻り変形を繰り返す際に、隣り合う各ブレー
ドスプリング同士が互いに摺動し合うことにより減衰力
が発生して、チェーンの弦振動が減衰されるようになっ
ている。
チェーン摺動面上をチェーンが摺動しつつ走行し、この
とき、ブレードシューおよびブレードスプリングの変形
にともなう押付荷重がチェーンに作用して、チェーンに
一定の緊張力が維持されるようになっている。また、チ
ェーンのばたつきや張力変動による弦振動は、ブレード
シューを介してブレードシュー内の各ブレードスプリン
グに伝搬され、このとき、各ブレードスプリングが弾性
変形および戻り変形を繰り返す際に、隣り合う各ブレー
ドスプリング同士が互いに摺動し合うことにより減衰力
が発生して、チェーンの弦振動が減衰されるようになっ
ている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】その一方、最近のブレ
ードテンショナのアプリケーションにおいては、チェー
ンに対してより大きな減衰力を作用させることができる
ブレードテンショナの出現について強い要請がある。し
かしながら、前記従来のブレードテンショナでは、積層
されたブレードスプリング同士の摺動抵抗によってのみ
減衰力を発生させており、このため、前記従来構造で
は、減衰力を向上させるのにも限界がある。
ードテンショナのアプリケーションにおいては、チェー
ンに対してより大きな減衰力を作用させることができる
ブレードテンショナの出現について強い要請がある。し
かしながら、前記従来のブレードテンショナでは、積層
されたブレードスプリング同士の摺動抵抗によってのみ
減衰力を発生させており、このため、前記従来構造で
は、減衰力を向上させるのにも限界がある。
【０００５】本発明は、このような従来の実情に鑑みて
なされたもので、減衰力を一層向上させることができる
ブレードテンショナを提供することを目的とする。
なされたもので、減衰力を一層向上させることができる
ブレードテンショナを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明に係るブ
レードテンショナは、チェーン摺動面を有するブレード
シューと、前記ブレードシューの前記チェーン摺動面と
逆側に積層配置されるとともに、前記ブレードシューに
ばね力を作用させるための板ばね状の複数枚のブレード
スプリングと、隣り合う前記各ブレードスプリングの間
に設けられたフリクション部とを備えている。
レードテンショナは、チェーン摺動面を有するブレード
シューと、前記ブレードシューの前記チェーン摺動面と
逆側に積層配置されるとともに、前記ブレードシューに
ばね力を作用させるための板ばね状の複数枚のブレード
スプリングと、隣り合う前記各ブレードスプリングの間
に設けられたフリクション部とを備えている。
【０００７】請求項２の発明に係るブレードテンショナ
は、請求項１において、前記フリクション部が前記ブレ
ードスプリングの長手方向に延びる板状の部材であっ
て、前記ブレードスプリングとは別個独立に設けられて
いることを特徴としている。
は、請求項１において、前記フリクション部が前記ブレ
ードスプリングの長手方向に延びる板状の部材であっ
て、前記ブレードスプリングとは別個独立に設けられて
いることを特徴としている。
【０００８】請求項３の発明に係るブレードテンショナ
は、請求項１において、前記フリクション部が前記ブレ
ードスプリングの長手方向に延びる板状の部材であっ
て、接着または溶着によって、前記ブレードスプリング
に一体的に取り付けられていることを特徴としている。
は、請求項１において、前記フリクション部が前記ブレ
ードスプリングの長手方向に延びる板状の部材であっ
て、接着または溶着によって、前記ブレードスプリング
に一体的に取り付けられていることを特徴としている。
【０００９】請求項４の発明に係るブレードテンショナ
は、請求項１において、前記フリクション部が前記ブレ
ードスプリングの長手方向に配置された複数の部材から
構成されており、接着または溶着によって前記ブレード
スプリングに取り付けられていることを特徴としてい
る。
は、請求項１において、前記フリクション部が前記ブレ
ードスプリングの長手方向に配置された複数の部材から
構成されており、接着または溶着によって前記ブレード
スプリングに取り付けられていることを特徴としてい
る。
【００１０】請求項５の発明に係るブレードテンショナ
は、請求項２または３において、前記フリクション部の
前記ブレードスプリングとの接触面に凹凸面が形成され
ていることを特徴としている。
は、請求項２または３において、前記フリクション部の
前記ブレードスプリングとの接触面に凹凸面が形成され
ていることを特徴としている。
【００１１】請求項６の発明に係るブレードテンショナ
は、請求項１ないし５のいずれかにおいて、前記フリク
ション部がゴム、プラスチック、またはフリクションペ
ーパーから構成されていることを特徴としている。
は、請求項１ないし５のいずれかにおいて、前記フリク
ション部がゴム、プラスチック、またはフリクションペ
ーパーから構成されていることを特徴としている。
【００１２】本発明によれば、チェーンのばたつきや張
力変動による弦振動がブレードシューに作用したとき、
ブレードシュー内の各ブレードスプリングが弾性変形お
よび戻り変形を繰り返し、このとき、ブレードスプリン
グがフリクション部と摺動することによって大きな摺動
抵抗が発生しており、この摺動抵抗により、ブレードテ
ンショナの減衰力を一層向上できる。
力変動による弦振動がブレードシューに作用したとき、
ブレードシュー内の各ブレードスプリングが弾性変形お
よび戻り変形を繰り返し、このとき、ブレードスプリン
グがフリクション部と摺動することによって大きな摺動
抵抗が発生しており、この摺動抵抗により、ブレードテ
ンショナの減衰力を一層向上できる。
【００１３】フリクション部は、好ましくは、ブレード
スプリングの長手方向に延びる板状の部材すなわちフリ
クションプレートであって、この場合、フリクションプ
レートは、隣り合う各ブレードスプリング間に、ブレー
ドスプリングとは別個独立の部材として挿入されるか、
あるいは、接着または溶着（焼き付け含む）によってブ
レードスプリングに一体的に取り付けられる。
スプリングの長手方向に延びる板状の部材すなわちフリ
クションプレートであって、この場合、フリクションプ
レートは、隣り合う各ブレードスプリング間に、ブレー
ドスプリングとは別個独立の部材として挿入されるか、
あるいは、接着または溶着（焼き付け含む）によってブ
レードスプリングに一体的に取り付けられる。
【００１４】フリクション部は、ブレードスプリングの
長手方向に配置された、たとえばブロック状の複数の部
材から構成されていてもよく、この場合、各フリクショ
ン部は、接着または溶着（焼き付け含む）によってブレ
ードスプリングに取り付けられる。
長手方向に配置された、たとえばブロック状の複数の部
材から構成されていてもよく、この場合、各フリクショ
ン部は、接着または溶着（焼き付け含む）によってブレ
ードスプリングに取り付けられる。
【００１５】さらに、フリクション部のブレードスプリ
ングとの接触面には、凹凸面が形成されているのが好ま
しい。この場合には、フリクション部の弾性変形および
戻り変形が容易に行われるようになる。またフリクショ
ン部は、ゴム、プラスチック、またはフリクションペー
パーから構成されている。ゴムとしては、たとえばニト
リルゴムが用いられるが、耐熱性および耐摩耗性の観点
からはシリコンゴムが好ましい。またプラスチック材料
としては、ナイロン６６が好ましい。
ングとの接触面には、凹凸面が形成されているのが好ま
しい。この場合には、フリクション部の弾性変形および
戻り変形が容易に行われるようになる。またフリクショ
ン部は、ゴム、プラスチック、またはフリクションペー
パーから構成されている。ゴムとしては、たとえばニト
リルゴムが用いられるが、耐熱性および耐摩耗性の観点
からはシリコンゴムが好ましい。またプラスチック材料
としては、ナイロン６６が好ましい。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施態様を添付図
面に基づいて説明する。図１は、本発明の一実施態様に
よるブレードテンショナを示している。図１に示すよう
に、このブレードテンショナ１は、弧状に湾曲したチェ
ーン摺動面２ａを有する樹脂製のブレードシュー２と、
ブレードシュー２のチェーン摺動面２ａと逆側に積層配
置されるとともに、ブレードシュー２にばね力を作用さ
せるための複数枚の金属製のブレードスプリング３と、
ブレードシュー２を支持するベース４とから構成されて
いる。
面に基づいて説明する。図１は、本発明の一実施態様に
よるブレードテンショナを示している。図１に示すよう
に、このブレードテンショナ１は、弧状に湾曲したチェ
ーン摺動面２ａを有する樹脂製のブレードシュー２と、
ブレードシュー２のチェーン摺動面２ａと逆側に積層配
置されるとともに、ブレードシュー２にばね力を作用さ
せるための複数枚の金属製のブレードスプリング３と、
ブレードシュー２を支持するベース４とから構成されて
いる。
【００１７】ブレードシュー２の先端部２１および基端
部２２には、溝２１ａ，２２ａが形成されており、ブレ
ードスプリング３の各端部は、溝２１ａ，２２ａ内に挿
入されている。また、各溝２１ａ，２２ａには、ブレー
ドスプリング３の端部３ａ，３ｂとの干渉を避けるため
の凹部２１ｂ，２２ｂがそれぞれ形成されている。
部２２には、溝２１ａ，２２ａが形成されており、ブレ
ードスプリング３の各端部は、溝２１ａ，２２ａ内に挿
入されている。また、各溝２１ａ，２２ａには、ブレー
ドスプリング３の端部３ａ，３ｂとの干渉を避けるため
の凹部２１ｂ，２２ｂがそれぞれ形成されている。
【００１８】ベース４には、ブレードテンショナ１をエ
ンジン内に取り付けるための取付ボルトが挿入されるボ
ルト穴４２，４３が形成されている。ベース４の先端に
は、ブレードシュー２の先端部２１が接触しつつスライ
ドし得るスライド面４１が形成されており、ベース４の
中央には、ブレードシュー２の基端部２２を回動自在に
支持するピン２５の一端が固定されている。
ンジン内に取り付けるための取付ボルトが挿入されるボ
ルト穴４２，４３が形成されている。ベース４の先端に
は、ブレードシュー２の先端部２１が接触しつつスライ
ドし得るスライド面４１が形成されており、ベース４の
中央には、ブレードシュー２の基端部２２を回動自在に
支持するピン２５の一端が固定されている。
【００１９】図２に示すように、積層されたブレードス
プリング３，３間には、フリクション部として、ブレー
ドスプリング３の長手方向に延びる板状のフリクション
プレート５が配置されている。このフリクションプレー
ト５は、隣り合う各ブレードスプリング３，３とは別個
独立の部材として設けられている。
プリング３，３間には、フリクション部として、ブレー
ドスプリング３の長手方向に延びる板状のフリクション
プレート５が配置されている。このフリクションプレー
ト５は、隣り合う各ブレードスプリング３，３とは別個
独立の部材として設けられている。
【００２０】あるいは、図３に示すように、フリクショ
ンプレートは、ブレードスプリング３と一体的に設けら
れていてもよい。この場合には、フリクションプレート
５′が、接着または溶着（焼き付け含む）によってブレ
ードスプリング３に固着されている。
ンプレートは、ブレードスプリング３と一体的に設けら
れていてもよい。この場合には、フリクションプレート
５′が、接着または溶着（焼き付け含む）によってブレ
ードスプリング３に固着されている。
【００２１】フリクションプレート５，５′を構成する
材料としては、たとえばニトリルゴムが用いられるが、
耐熱性および耐摩耗性の観点からは、シリコンゴムが好
ましい。またプラスチックでもよく、好ましくは、ナイ
ロン６６が用いられる。あるいは、フェーシング材とし
て一般に用いられるフリクションペーパーでもよい。
材料としては、たとえばニトリルゴムが用いられるが、
耐熱性および耐摩耗性の観点からは、シリコンゴムが好
ましい。またプラスチックでもよく、好ましくは、ナイ
ロン６６が用いられる。あるいは、フェーシング材とし
て一般に用いられるフリクションペーパーでもよい。
【００２２】さらに、図４に示すように、フリクション
プレート５，５′のブレードスプリング固着面５ｂと逆
側には、多数の溝５ａが形成された凹凸面が形成されて
いるのが好ましい。
プレート５，５′のブレードスプリング固着面５ｂと逆
側には、多数の溝５ａが形成された凹凸面が形成されて
いるのが好ましい。
【００２３】また、図５に示すように、フリクション部
は、ブレードスプリング３の長手方向に間隔を隔てて配
置された、たとえばブロック状の複数の部材から構成さ
れていてもよく、この場合、各フリクションブロック
５″（斜線部）は、接着または溶着（焼き付け含む）に
よってブレードスプリング３に取り付けられる。
は、ブレードスプリング３の長手方向に間隔を隔てて配
置された、たとえばブロック状の複数の部材から構成さ
れていてもよく、この場合、各フリクションブロック
５″（斜線部）は、接着または溶着（焼き付け含む）に
よってブレードスプリング３に取り付けられる。
【００２４】このような構成になるブレードテンショナ
においては、チェーンのばたつきや張力変動による弦振
動がブレードシュー２に作用したとき、ブレードシュー
２の変形にともなって、ブレードシュー２内の各ブレー
ドスプリング３が弾性変形および戻り変形を繰り返し、
このとき、各ブレードスプリング３がフリクションプレ
ート５，５′またはフリクションブロック５″と摺動し
て、大きな摺動抵抗が発生する。このような摺動抵抗に
より、ブレードテンショナの減衰力が一層増大する。
においては、チェーンのばたつきや張力変動による弦振
動がブレードシュー２に作用したとき、ブレードシュー
２の変形にともなって、ブレードシュー２内の各ブレー
ドスプリング３が弾性変形および戻り変形を繰り返し、
このとき、各ブレードスプリング３がフリクションプレ
ート５，５′またはフリクションブロック５″と摺動し
て、大きな摺動抵抗が発生する。このような摺動抵抗に
より、ブレードテンショナの減衰力が一層増大する。
【００２５】この場合において、フリクションプレート
５，５′に凹凸面が形成されている場合には、フリクシ
ョンプレート５，５′の弾性変形および戻り変形が容易
に行われるようになる。
５，５′に凹凸面が形成されている場合には、フリクシ
ョンプレート５，５′の弾性変形および戻り変形が容易
に行われるようになる。
【００２６】また、ブレードスプリング３にフリクショ
ンプレート５′が固着されている場合には、最下層のブ
レードスプリング３にもフリクションプレート５′が設
けられることにより（図３参照）、ブレードシュー２の
変形時には、この最下層のブレードスプリング３のフリ
クションプレート５′が、ブレードシュー２の各溝２１
ａ，２１ｂの底部に対して摺動し、この摺動抵抗によっ
て、ブレードテンショナの減衰力がより一層増大するこ
とになる。
ンプレート５′が固着されている場合には、最下層のブ
レードスプリング３にもフリクションプレート５′が設
けられることにより（図３参照）、ブレードシュー２の
変形時には、この最下層のブレードスプリング３のフリ
クションプレート５′が、ブレードシュー２の各溝２１
ａ，２１ｂの底部に対して摺動し、この摺動抵抗によっ
て、ブレードテンショナの減衰力がより一層増大するこ
とになる。
【００２７】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係るブレ
ードテンショナによれば、隣り合う各ブレードスプリン
グ間にフリクション部を設けたので、ブレードスプリン
グがフリクション部と摺動することによって生じる摺動
抵抗により、ブレードテンショナの減衰力を一層向上さ
せることができる効果がある。
ードテンショナによれば、隣り合う各ブレードスプリン
グ間にフリクション部を設けたので、ブレードスプリン
グがフリクション部と摺動することによって生じる摺動
抵抗により、ブレードテンショナの減衰力を一層向上さ
せることができる効果がある。
【図１】本発明の一実施態様によるブレードテンショナ
の側面図である。
の側面図である。
【図２】ブレードテンショナ（図１）を構成するブレー
ドスプリングの側面拡大図である。
ドスプリングの側面拡大図である。
【図３】図２の変形例を示す図である。
【図４】ブレードスプリング（図２，図３）に設けられ
るフリクションプレートの側面拡大図である。
るフリクションプレートの側面拡大図である。
【図５】図２の別の変形例を示す図である。
１： ブレードテンショナ ２： ブレードシュー ３： ブレードスプリング ２ａ： チェーン摺動面 ５ａ： 溝 ５，５′：フリクションプレート ５″： フリクションブロック
Claims (6)
- 【請求項１】 チェーンに緊張力を作用させるためのブ
レードテンショナであって、 チェーン摺動面を有するブレードシューと、 前記ブレードシューの前記チェーン摺動面と逆側に積層
配置されるとともに、前記ブレードシューにばね力を作
用させるための板ばね状の複数枚のブレードスプリング
と、 隣り合う前記各ブレードスプリングの間に設けられたフ
リクション部と、を備えたブレードテンショナ。 - 【請求項２】 請求項１において、 前記フリクション部が前記ブレードスプリングの長手方
向に延びる板状の部材であって、前記ブレードスプリン
グとは別個独立に設けられている、ことを特徴とするブ
レードテンショナ。 - 【請求項３】 請求項１において、 前記フリクション部が前記ブレードスプリングの長手方
向に延びる板状の部材であって、接着または溶着によっ
て、前記ブレードスプリングに一体的に取り付けられて
いる、ことを特徴とするブレードテンショナ。 - 【請求項４】 請求項１において、 前記フリクション部が前記ブレードスプリングの長手方
向に配置された複数の部材から構成されており、接着ま
たは溶着によって前記ブレードスプリングに取り付けら
れている、ことを特徴とするブレードテンショナ。 - 【請求項５】 請求項２または３において、 前記フリクション部の前記ブレードスプリングとの接触
面には、凹凸面が形成されている、ことを特徴とするブ
レードテンショナ。 - 【請求項６】 請求項１ないし５のいずれかにおいて、 前記フリクション部がゴム、プラスチック、またはフリ
クションペーパーから構成されている、ことを特徴とす
るブレードテンショナ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000178293A JP2001355689A (ja) | 2000-06-14 | 2000-06-14 | ブレードテンショナ |
| US09/880,174 US20020142872A1 (en) | 2000-06-14 | 2001-06-13 | Blade tensioner |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000178293A JP2001355689A (ja) | 2000-06-14 | 2000-06-14 | ブレードテンショナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001355689A true JP2001355689A (ja) | 2001-12-26 |
Family
ID=18679746
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000178293A Pending JP2001355689A (ja) | 2000-06-14 | 2000-06-14 | ブレードテンショナ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20020142872A1 (ja) |
| JP (1) | JP2001355689A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040043335A (ko) * | 2002-11-18 | 2004-05-24 | 현대자동차주식회사 | 타이밍 체인의 자동 장력조절기 |
| JP2007132396A (ja) * | 2005-11-09 | 2007-05-31 | Borg Warner Morse Tec Japan Kk | ブレードテンショナ |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006038148A (ja) * | 2004-07-29 | 2006-02-09 | Borg Warner Morse Tec Japan Kk | ブレードテンショナ |
| US7691018B2 (en) * | 2005-04-01 | 2010-04-06 | Borgwarner, Inc. | Wedge-damped blade tensioner |
| DE102005050531A1 (de) * | 2005-10-21 | 2007-04-26 | Schaeffler Kg | Führungseinheit für einen Zugmitteltrieb |
| US8057333B2 (en) * | 2006-04-11 | 2011-11-15 | Borgwarner Inc. | Series spring blade tensioner |
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