JP4791800B2 - ブレードテンショナ - Google Patents

ブレードテンショナ Download PDF

Info

Publication number
JP4791800B2
JP4791800B2 JP2005324470A JP2005324470A JP4791800B2 JP 4791800 B2 JP4791800 B2 JP 4791800B2 JP 2005324470 A JP2005324470 A JP 2005324470A JP 2005324470 A JP2005324470 A JP 2005324470A JP 4791800 B2 JP4791800 B2 JP 4791800B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
end portion
base end
blade shoe
shoe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005324470A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007132396A (ja
Inventor
吉田  幸生
慎二 鶴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BorgWarner Morse TEC Japan KK
Original Assignee
BorgWarner Morse TEC Japan KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BorgWarner Morse TEC Japan KK filed Critical BorgWarner Morse TEC Japan KK
Priority to JP2005324470A priority Critical patent/JP4791800B2/ja
Publication of JP2007132396A publication Critical patent/JP2007132396A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4791800B2 publication Critical patent/JP4791800B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Description

本発明は、簡単な構造で減衰性能を向上できるブレードテンショナに関する。
チェーンに緊張力を作用させるためのテンショナとして、ブレードテンショナが用いられている。従来のブレードテンショナは、特開2000−234656号公報に示すように、弧状に湾曲したチェーン摺動面を有するブレードシューと、ブレードシューのチェーン摺動面側と逆側に配設された板ばね状の複数枚のブレードスプリングと、ブレードシューの基端部を回動自在に支持するとともに、先端部をスライド自在に支持するブラケットとから構成されている。
チェーンの運転時には、ブレードシューのチェーン摺動面上をチェーンが摺動しつつ走行し、このとき、ブレードスプリングの撓みに応じたバネ力がブレードシューを介してチェーンに作用することにより、チェーン張力が維持されるようになっている。
また、運転中のチェーンのばたつきや張力変動による弦振動は、ブレードシューを介してブレードスプリングに伝搬され、このとき、各ブレードスプリングが弾性圧縮変形および戻り変形を繰り返す際に、隣り合う各ブレードスプリング同士が互いに摺動し合うことにより減衰力が発生して、チェーンの弦振動が減衰されるようになっている。
その一方、最近のエンジンの高出力化や高性能化にともなって、チェーンに対してより大きな減衰力を作用させることができるブレードテンショナの出現に対して強い要請がある。
そこで、特開2001−355689号公報に示すように、隣り合う各ブレードスプリングの間にフリクションプレートを介在させることも提案されている。この場合には、ブレードスプリングの弾性圧縮変形および戻り変形時に、各ブレードスプリングがフリクションプレートと摺動することによる大きな摺動抵抗が発生し、これにより、ブレードテンショナの減衰力が増大するようになっている。
しかしながら、特開2001−355689号公報に示すブレードテンショナでは、隣り合う各ブレードスプリング間にフリクションプレートを配設する必要があり、構造が複雑になる。
特開平2000−234656号公報(図1参照) 特開平2001−355689号公報(段落[0019]参照)
本発明が解決しようとする課題は、簡単な構造で減衰性能を向上できるブレードテンショナを提供することにある。
請求項1の発明に係るブレードテンショナは、弧状に湾曲したチェーン摺動面を有し、基端部が回動自在に支持されかつ先端部がスライド自在に支持されるブレードシューと、ブレードシューのチェーン摺動面側と逆側に配設され、ブレードシューを介してチェーンにバネ力を作用させるための板ばね状のブレードスプリングと、ブレードシューの先端部をスライド自在に支持するスライド面を有し、ブレードシューの基端部を回動自在に支持するピンを有するブラケットと、ピンに設けられるとともに、ブレードシューの基端部とブラケットの間に配設され、ブレードシューの回動時に摺動抵抗を生じさせるように、基端部およびブラケット間に付勢力を作用させる付勢部材とを備えている。
請求項1の発明によれば、チェーンの運転時には、ブレードシューのチェーン摺動面上をチェーンが摺動しつつ走行し、このとき、ブレードスプリングの撓みに応じたバネ力がブレードシューを介してチェーンに作用することにより、チェーン張力が維持されるようになっている。
また、運転中に生じたチェーンのばたつきや張力変動による弦振動は、ブレードシューに伝搬され、それにともなって、ブレードシューが弾性圧縮変形および戻り変形する際に、ブレードシュー基端部がブラケットのピンの周りを回動する。このとき、ブレードシュー基端部およびブラケット間には、付勢部材の付勢力による付勢力が作用しているので、ブレードシュー基端部の回動時には、ブレードシュー基端部とブラケットの間に摺動抵抗が発生する。これにより、チェーンの弦振動に対する減衰力が発生して、チェーンの弦振動を減衰できる。
この場合には、ブラケットのピンに付勢部材を設けるだけでよいので、ブレードテンショナの減衰性能の向上を簡単な構造で実現できる。
請求項2の発明に記載されているように、ブレードシューの基端部は二股に形成されていてもよい。
請求項3の発明に記載されているように、ブラケットが二股に形成された分岐部を有し、ブレードシューの基端部が該分岐部の間に配設されていてもよい。
請求項4の発明に係るブレードテンショナは、弧状に湾曲したチェーン摺動面を有し、基端部が回動自在に支持されかつ先端部がスライド自在に支持されるブレードシューと、ブレードシューのチェーン摺動面側と逆側に配設され、ブレードシューを介してチェーンにバネ力を作用させるための板ばね状のブレードスプリングと、ブレードシューの先端部をスライド自在に支持するスライド面を有し、ブレードシューの基端部を回動自在に支持するピンを有するブラケットと、ピンに設けられ、ブレードシューの回動時に摺動抵抗を生じさせるように、基端部およびブラケット間に付勢力を作用させる付勢部材とを備えている。ピンは、ブレードシューの基端部を挿通して延びるとともに、ピンの先端に基端部の抜止め用のワッシャーが取り付けられており、付勢部材がワッシャーと基端部の間に配設されている。
請求項4の発明によれば、チェーンの運転時には、ブレードシューのチェーン摺動面上をチェーンが摺動しつつ走行し、このとき、ブレードスプリングの撓みに応じたバネ力がブレードシューを介してチェーンに作用することにより、チェーン張力が維持されるようになっている。
また、運転中に生じたチェーンのばたつきや張力変動による弦振動は、ブレードシューに伝搬され、それにともなって、ブレードシューが弾性圧縮変形および戻り変形する際に、ブレードシュー基端部がブラケットのピンの周りを回動する。このとき、ブレードシュー基端部およびブラケット間には、付勢部材の付勢力による付勢力が作用しているので、ブレードシュー基端部の回動時には、ブレードシュー基端部とブラケットの間に摺動抵抗が発生する。これにより、チェーンの弦振動に対する減衰力が発生して、チェーンの弦振動を減衰できる。
さらに、この場合には、ブレードシュー基端部の回動時に摺動抵抗を発生する主な領域がブレードシュー基端部とブラケットとの接触面となるので、比較的広い領域を確保でき、接触面の面圧を低減できる
請求項5の発明においては、付勢部材が、皿ばね、ウェーブワッシャーまたはコイルスプリングである。
本発明によれば、ブレードシュー基端部およびブラケット間に付勢力を作用させる付勢部材をブラケットのピンに設けるようにしたので、ブレードテンショナの減衰性能の向上を簡単な構造で実現できる。
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
<第1の実施例>
図1および図2は、本発明の第1の実施例によるブレードテンショナを説明するための図であって、図1はブレードテンショナの正面図、図2は図1のII-II線断面図である。
図1に示すように、ブレードテンショナ1は、弧状に湾曲したチェーン摺動面20を有するブレードシュー2と、ブレードシュー2のチェーン摺動面20側と逆側に配設され、ブレードシュー2を介してチェーン(図示せず)にバネ力を作用させるための板ばね状の複数枚のブレードスプリング3と、ブレードシュー2の基端部21を回動自在に支持するとともに、先端部22をスライド自在に支持するブラケット5とから構成されている。
ブレードシュー2の基端部21には、切込み21aが形成されており、ブレードスプリング3の一端は、切込み21a内に挿入されている。切込み21aには、ブレードスプリング端部との干渉を避けるための凹部21bが延設されている。同様に、ブレードシュー2の先端部22には、切込み22aが形成されており、ブレードスプリング3の他端は、切込み22a内に挿入されている。切込み22aには、ブレードスプリング端部との干渉を避けるための凹部22bが延設されている。また、ブレードシュー2のブレードスプリング装着面側には、ブレードスプリング3を両側方から支持するための複数の支持片25が両側縁部に一体に形成されている。
図2に示すように、ブレードシュー2の基端部21には、ピン孔21cが貫通形成されている。一方、ブラケット5には、ピン50の一端50aが溶接等によって固定されており、ピン50はピン孔21cを挿通している。ブレードシュー2は、ピン50に回動自在に支持されている。ピン50はブレードシュー2の基端部21を超えて延びており、その先端50bには、ブレードシュー2がピン50から抜け落ちるのを防止するためのワッシャー51が装着されている。ピン50の先端50bはかしめられており、ワッシャー51はピン50の先端50bに固定されている。
ブレードシュー2の基端部21とブラケット5との間において、ピン50には皿ばね6が装着されている。皿ばね6は、ブレードシュー2の基端部21およびブラケット5間の空隙で圧縮されており、この皿ばね6の圧縮変形による押付圧により、ブレードシュー2の基端部21はワッシャー51側に付勢されている。
ブラケット5には、ブレードシュー2の先端部22をスライド自在に支持するスライド面52が設けられている。ブレードシュー先端部22の下面は凸状円弧面を有しており、ブラケット5のスライド面52は概略平坦状に形成されている。また、スライド面52の両側縁部には、ブレードシュー先端部22を両側方からガイドするための一対のガイド壁53が形成されている。ブラケット5には、取付用ボルトが挿入される複数のボルト孔55が形成されている。
チェーンの運転時には、ブレードシュー2のチェーン摺動面20上をチェーンが摺動しつつ走行し、このとき、ブレードスプリング3の変形に応じた弾性反発力がブレードシュー2を介してチェーンに作用することにより、チェーン張力が維持されている。
また、運転中に生じたチェーンのばたつきや張力変動による弦振動は、ブレードシュー2に伝搬され、それにともなって、ブレードシュー2は、曲率半径が大きくなる側に弾性圧縮変形するとともに、曲率半径が小さくなる側に戻り変形する。このブレードシュー2の変形時には、基端部21がブラケット5のピン50の周りを回動する。
このとき、ブレードシュー基端部21には、皿ばね6の付勢力により、ワッシャー51側への押付圧が作用しているので、ブレードシュー基端部21の回動時には、主にブレードシュー基端部21とワッシャー51の間で摺動抵抗が発生する。これにより、チェーンの弦振動に対する減衰力が発生して、チェーンの弦振動を減衰できる。
この場合には、ブラケット5のピン50に皿ばね6を設けるだけでよいので、ブレードテンショナの減衰性能の向上を簡単な構造で実現できる。さらに、この場合には、ブレードシュー基端部21の回動時に摺動抵抗を発生する領域が、主にブレードシュー基端部21とブラケット5との接触面Aとなって、比較的広い領域を確保できる。これにより、接触面Aに作用する面圧を低減でき、その結果、ブレードテンショナの耐久性を向上できる。
<第2の実施例>
図3は、本発明の第2の実施例によるブレードテンショナのブレードシュー基端部の断面図であって、前記第1の実施例の図2に相当する図である。なお、図3において、前記第1の実施例と同一符号は同一または相当部分を示している。
この第2の実施例では、皿ばね6が、ブレードシュー2の基端部21とワッシャー51との間に配設されている。ワッシャー51は、ピン51の先端50bに回転自在に取り付けられており、ピン51の先端50bには、ワッシャー51の抜止めのためのスナップリング54が取り付けられている。この構成により、ワッシャー51は、ピン50に対して回転自在かつ軸方向に固定されている。
この場合には、ブレードシュー基端部21の回動時に摺動抵抗を発生する領域が、主にブレードシュー基端部21とブラケット5との接触面Bとなって、比較的広い領域を確保できる。これにより、接触面Bに作用する面圧を低減でき、その結果、ブレードテンショナの耐久性を向上できる。
<第3の実施例>
図4は、本発明の第3の実施例によるブレードテンショナのブレードシュー基端部の断面図であって、前記第1の実施例の図2に相当する図である。なお、図4において、前記第1および第2の実施例と同一符号は同一または相当部分を示している。
この第3の実施例では、ブレードシュー2の基端部21が二股に形成されており、これら二股の分岐部21A,21Bの間に、ブラケット5の端部が挿入されている。ピン50の軸方向中央部は、ブラケット5の端部に形成された孔に圧入固定されており、ピン50の両端部は、ブレードシュー2の基端部21の分岐部21A,21Bに形成された孔に回転自在に支持されている。また、ブラケット5の端部とブレードシュー基端部21の分岐部21Aとの間には、皿ばね6が配設され、ブラケット5の端部とブレードシュー基端部21の分岐部21Bとの間には、皿ばね7が配設されている。すなわち、この場合には、皿ばね6,7双方による押付圧が、ブラケット端部およびブレードシュー基端部21の分岐部21A,21Bの間に作用している。なお、これらの皿ばね6,7のうち、いずれか一方を省略することも可能である。
この場合においても、運転時においてブレードシュー2の変形時には、ブレードシュー基端部21がブラケット5のピン50の周りを回動するが、このとき、基端部21の分岐部21A,21Bおよびブラケット端部間には、皿ばね6,7の付勢力による押付圧が作用しているので、ブレードシュー基端部21の回動時には、ブラケット端部との間で摺動抵抗が発生する。これにより、チェーンの弦振動に対する減衰力が発生して、チェーンの弦振動を減衰できる。
<第4の実施例>
図5は、本発明の第4の実施例によるブレードテンショナのブレードシュー基端部の断面図であって、前記第1の実施例の図2に相当する図である。なお、図5において、前記第1ないし第3の実施例と同一符号は同一または相当部分を示している。
この第4の実施例では、ブラケット5が二股に形成された分岐部を有しており、これら二股の分岐部56,57の間に、ブレードシュー2の基端部21が挿入されている。ピン50の端部は、ブラケット5の分岐部56,57に形成された各孔のうちの少なくともいずれか一方に圧入固定されており、ピン50の軸方向中央部は、ブレードシュー2の基端部21に形成された孔に回転自在に支持されている。また、ブレードシュー2の基端部21とブラケット5の分岐部56との間には、皿ばね6が配設され、ブレードシュー2の基端部21とブラケット5の分岐部57との間には、皿ばね7が配設されている。すなわち、この場合には、皿ばね6,7双方による押付圧が、ブレードシュー2の基端部21およびブラケット5の分岐部56,57の間に作用している。なお、これらの皿ばね6,7のうち、いずれか一方を省略することも可能である。
この場合においても、運転時においてブレードシュー2の変形時には、ブレードシュー基端部21がブラケット5のピン50の周りを回動するが、このとき、ブラケット5の分岐部56,57およびブレードシュー2の基端部21間には、皿ばね6,7の付勢力による押付圧が作用しているので、ブレードシュー基端部21の回動時には、ブラケット端部との間で摺動抵抗が発生する。これにより、チェーンの弦振動に対する減衰力が発生して、チェーンの弦振動を減衰できる。
なお、前記各実施例では、ピン50を溶接や圧入によってブラケット5に固定する場合を例にとって説明したが、本発明の適用はこれに限定されない。たとえば、ピン50の一方の端部にフランジを設けるとともに、他方の端部に抜止め用のワッシャーを取り付けるようにしてもよい。
また、前記各実施例では、ブレードシュー2の基端部21に対して押付圧を作用させる付勢部材として、皿ばねを例にとって説明したが、ウェーブワッシャーやコイルスプリングを採用するようにしてもよい。
本発明の第1の実施例によるブレードテンショナの正面図である。 図2は図1のII-II線断面図である。 本発明の第2の実施例によるブレードテンショナのブレードシュー基端部の断面図であって、前記第1の実施例の図2に相当する図である。 本発明の第3の実施例によるブレードテンショナのブレードシュー基端部の断面図であって、前記第1の実施例の図2に相当する図である。 本発明の第4の実施例によるブレードテンショナのブレードシュー基端部の断面図であって、前記第1の実施例の図2に相当する図である。
1: ブレードテンショナ

2: ブレードシュー
20: チェーン摺動面
21: 基端部
21c: ピン孔
22: 先端部

3: ブレードスプリング

5: ブラケット
50: ピン
51: ワッシャー
52: スライド面

6,7: 皿ばね

Claims (5)

  1. チェーンに緊張力を作用させるためのブレードテンショナであって、
    弧状に湾曲したチェーン摺動面を有するとともに、基端部が回動自在に支持されかつ先端部がスライド自在に支持されるブレードシューと、
    前記ブレードシューの前記チェーン摺動面側と逆側に配設され、前記ブレードシューを介してチェーンにバネ力を作用させるための板ばね状のブレードスプリングと、
    前記ブレードシューの前記先端部をスライド自在に支持するスライド面を有するとともに、前記ブレードシューの前記基端部を回動自在に支持するピンを有するブラケットと、
    前記ピンに設けられるとともに、前記ブレードシューの前記基端部と前記ブラケットの間に配設され、前記ブレードシューの回動時に摺動抵抗を生じさせるように、前記基端部および前記ブラケット間に付勢力を作用させる付勢部材と、
    を備えたブレードテンショナ。
  2. 請求項1において、
    前記ブレードシューの前記基端部が二股に形成されている、
    ことを特徴とするブレードテンショナ。
  3. 請求項1において、
    前記ブラケットが、二股に形成された分岐部を有するとともに、前記ブレードシューの前記基端部が前記分岐部の間に配設されている、
    ことを特徴とするブレードテンショナ。
  4. チェーンに緊張力を作用させるためのブレードテンショナであって、
    弧状に湾曲したチェーン摺動面を有するとともに、基端部が回動自在に支持されかつ先端部がスライド自在に支持されるブレードシューと、
    前記ブレードシューの前記チェーン摺動面側と逆側に配設され、前記ブレードシューを介してチェーンにバネ力を作用させるための板ばね状のブレードスプリングと、
    前記ブレードシューの前記先端部をスライド自在に支持するスライド面を有するとともに、前記ブレードシューの前記基端部を回動自在に支持するピンを有するブラケットと、
    前記ピンに設けられ、前記ブレードシューの回動時に摺動抵抗を生じさせるように、前記基端部および前記ブラケット間に付勢力を作用させる付勢部材とを備え、
    前記ピンが前記ブレードシューの前記基端部を挿通して延びるとともに、前記ピンの先端に前記基端部の抜止め用のワッシャーが取り付けられており、前記付勢部材が前記ワッシャーと前記基端部の間に配設されている、
    ことを特徴とするブレードテンショナ。
  5. 請求項1または4において、
    前記付勢部材が、皿ばね、ウェーブワッシャーまたはコイルスプリングである、
    ことを特徴とするブレードテンショナ。
JP2005324470A 2005-11-09 2005-11-09 ブレードテンショナ Expired - Fee Related JP4791800B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005324470A JP4791800B2 (ja) 2005-11-09 2005-11-09 ブレードテンショナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005324470A JP4791800B2 (ja) 2005-11-09 2005-11-09 ブレードテンショナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007132396A JP2007132396A (ja) 2007-05-31
JP4791800B2 true JP4791800B2 (ja) 2011-10-12

Family

ID=38154226

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005324470A Expired - Fee Related JP4791800B2 (ja) 2005-11-09 2005-11-09 ブレードテンショナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4791800B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07113449A (ja) * 1993-10-15 1995-05-02 Bando Chem Ind Ltd オートテンショナ
JP2001355689A (ja) * 2000-06-14 2001-12-26 Borg Warner Automotive Kk ブレードテンショナ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007132396A (ja) 2007-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101719440B1 (ko) 텐셔너
JP3702359B2 (ja) ブレードテンショナ
JP2000230611A (ja) ブレードテンショナ
US8460140B2 (en) Belt tensioner utilizing asymmetric motion control
JPH08135744A (ja) チェーンテンショナ
WO2010041747A1 (ja) オートテンショナ
CN108351000B (zh) 在脱耦皮带张紧单元中的低噪音的摆动支承装置
JP2004526907A (ja) ベルトテンショナ
US7267626B2 (en) Auto tensioner
JP2012063013A (ja) ディスクブレーキ
JP2013221564A (ja) ディスクブレーキ用摩擦パッド組立て体
JP4423236B2 (ja) フローティング型ディスクブレーキ
JP4791800B2 (ja) ブレードテンショナ
JP5182419B2 (ja) 回転軸の振動減衰機構
WO2012111827A1 (ja) ディスクブレーキ装置用ブレーキパッド
JP2009036146A (ja) 複リンク式ピストン−クランク機構のアッパピン連結構造
JP4961313B2 (ja) オートテンショナ
JP4923576B2 (ja) テンショナ装置
WO2010047424A1 (ja) 圧縮機用電磁クラッチ
JP6676971B2 (ja) 動弁装置
JP2009024823A (ja) オートテンショナ
KR100456966B1 (ko) 자동차 제동시 진동저감장치
JP3988977B2 (ja) チェーン用ブレードテンショナシステム
JP6362940B2 (ja) チェーンレバーの支持装置およびカム軸駆動用チェーン伝動装置
JP4591677B2 (ja) オートテンショナ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081028

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110406

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110630

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110722

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140729

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4791800

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees