JP2009534509A - 透明ポリプロピレンカーボネート配合物 - Google Patents
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Abstract
本発明はポリラクチドおよび/またはポリヒドロキシアルカノエートを用いた透明ポリプロピレンカーボネート配合物に関し、前記配合物の製造方法並びに前記配合物の使用に関する。
Description
本発明はポリプロピレンカーボネートとポリラクチドおよび/またはポリヒドロキシアルカノエートとの透明配合物に関し、前記配合物の製造方法並びに前記配合物の使用に関する。
高分子量のポリプロピレンカーボネート(PPC)は、熱可塑性であり、ガラス温度25℃〜45℃の範囲のアモルファス(透明)材料である。後者はカーボネートの結合の割合、および環状プロピレンカーボネートなどの可塑剤の存在及び量に依存し、それは典型的な熱分解物および/または合成の副生成物である。これはポリプロピレンカーボネートの軟化点が、通常、室温あるいは体温であることを意味する。これは例えば包装分野におけるいくつかの用途に対して不利であり、射出成形あるいはブロー成形によりポリプロピレンカーボネートから製造された容器は、晴れた日の陽光の下で閉め切った車内でその形状を失うことになる。さらに、ポリプロピレンカーボネートの粒質物は大気温度でまとまって固まる傾向がある。結果として、製造者から消費者への、通常のペレット形状での輸送は、粘着性のある塊という結果になる可能性があり、これは標準的な装置によって扱えない。結果として、例えばミリングや溶解装置の必要性などの追加コストが生じる。
上記の状況は、熱可塑性材料としてのポリプロピレンカーボネートの用途に対して好ましくない。熱可塑性材料のガラス温度およびヤング係数の上昇は、用途の目的および工程に関する特性を改善するであろう。ポリマー材料のガラス温度は、例えば、他のポリマーを含む他の材料との配合物の形成によって上げられる。
ポリプロピレンカーボネートの配合物は公知であるが、しかし、それらは、相容性のなさの結果として、すべて透明ではない。異なるポリマーは混和性がない傾向があるため、これは予想される。これは例えば溶解度パラメータにおける違いによって説明され[Van Krevelen, Chapter 7]、理論的な観点から、2つの成分の溶解度パラメータは0.1(J/cm3)1/2内で同一でなければならない。これはめったにないケースであり、それゆえに、ポリプロピレンカーボネートとSAN、PS、PMMA(実施例参照)との不透明な配合物で観察されるように、一般にポリマーは不混和性であることが予想される。例えば、US4,912,149号は、ポリプロピレンカーボネートとPVCとの透明ではない配合物について記載している。
ポリヒドロキシブチレート(PHB)またはポリヒドロキシブチレート−コバレレートとポリプロピレンカーボネートとの配合物は、US6,576,694号に報告されている。しかしながら報告された配合物は、上記に説明されたように異なる溶解度パラメータのために、予想された通り、透明ではない。報告された配合物は30〜70部のポリプロピレンカーボネート乃至は70〜30部のポリヒドロキシアルカノエートから成る。この種の配合物は、例えば、Gaodeng Xuexiao Huaxue Xuebao 2004,25,1145(CA:141:350588号)またはMacromolecular symposia 2004,210,241,J.Appl.Chem.2004,92,2514−21またはibid 2003,90,4054−60内でも報告された。これらすべての報告は、PHBの溶解挙動に関わるが、透明なPPCベースの材料を見つけてはいない。
しかしながら、透明材料の使用には充分な理由がある。それらは、パッケージされた物品(例えば野菜、果物、食肉)が直接見えること、あるいは少ない労力とコストでの均一な染色など、魅力的な選択デザインの形態で、魅力のある品質を提供する。従って我々は、ガラス温度および/またはヤング係数を改善し、且つ得られる材料において優れた透明性を保つポリプロピレンカーボネートの配合成分を見出すことについて述べる。
驚くべきことに、透明ポリプロピレンカーボネート(PPC)配合物は、それをPLA(ポリ乳酸)と配合することで、該配合物中での2つの成分比(PLAおよびPPC)とは無関係に形成されることがわかった。
さらに本発明の他の実施態様において、ポリプロピレンカーボネートとPHB(V)との透明な配合物が作製され、ここでPHB(V)の最大量は、ポリプロピレンカーボネートの合計を100として、15質量部を超えない。これは非常に驚くべきことで、配合物の特性に好ましい。
さらに、本発明による配合物は、出発材料のPPCよりも高いガラス温度を有する。さらには、我々は前記配合物の弾性係数が透明性を失うことなく改善され得ることを見出した。得られる配合物は、射出成形およびブロー成形を含む標準的な方法で処理でき、且つ包装、遊具(玩具、娯楽)、衛生(家庭用)および医療、建設、スポーツおよび芸術分野における用途に適している。
詳細
PPCの透明配合物は以下の成分を含み、PPCおよびPLAあるいはPHBの部の合計が100質量部である。
PPCの透明配合物は以下の成分を含み、PPCおよびPLAあるいはPHBの部の合計が100質量部である。
a)第一の実施態様
(i)30000〜5000000Daの間の分子量(Mn)を有する、1〜99質量部のポリプロピレンカーボネート
(ii)99〜1質量部のポリラクチド
(iii)酸化防止剤、難燃剤、充填材、(金属)錯化剤、可塑剤あるいは加工補助剤、顔料、染料、光沢剤および/または帯電防止剤として機能すると知られる0.1〜25部の追加成分。
(i)30000〜5000000Daの間の分子量(Mn)を有する、1〜99質量部のポリプロピレンカーボネート
(ii)99〜1質量部のポリラクチド
(iii)酸化防止剤、難燃剤、充填材、(金属)錯化剤、可塑剤あるいは加工補助剤、顔料、染料、光沢剤および/または帯電防止剤として機能すると知られる0.1〜25部の追加成分。
第一の実施態様は好ましくは
(i)30000〜50000Daの間の分子量(Mn)を有する、10〜90質量部のポリプロピレンカーボネート
(ii)90〜10質量部のポリラクチド
(iii)酸化防止剤、難燃剤、充填材、(金属)錯化剤、可塑剤あるいは加工補助剤、顔料、染料、光沢剤および/または帯電防止剤として機能すると知られる0.1〜15部の追加成分
を含む。
(i)30000〜50000Daの間の分子量(Mn)を有する、10〜90質量部のポリプロピレンカーボネート
(ii)90〜10質量部のポリラクチド
(iii)酸化防止剤、難燃剤、充填材、(金属)錯化剤、可塑剤あるいは加工補助剤、顔料、染料、光沢剤および/または帯電防止剤として機能すると知られる0.1〜15部の追加成分
を含む。
あるいは
b)第二の実施態様
(i)30000〜5000000Daの間の分子量(Mn)を有する、85〜99質量部のポリプロピレンカーボネート
(ii)15〜1質量部のポリヒドロキシアルカノエート
(iii)酸化防止剤、難燃剤、充填材、(金属)錯化剤、可塑剤あるいは加工補助剤、顔料、染料、光沢剤または帯電防止剤として機能すると知られる0.1〜25部の追加成分。
b)第二の実施態様
(i)30000〜5000000Daの間の分子量(Mn)を有する、85〜99質量部のポリプロピレンカーボネート
(ii)15〜1質量部のポリヒドロキシアルカノエート
(iii)酸化防止剤、難燃剤、充填材、(金属)錯化剤、可塑剤あるいは加工補助剤、顔料、染料、光沢剤または帯電防止剤として機能すると知られる0.1〜25部の追加成分。
第二の実施態様は好ましくは
(i)90〜98質量部のポリプロピレンカーボネート
(ii)10〜2質量部のポリヒドロキシブチレート
(iii)酸化防止剤、難燃剤、充填材、(金属)錯化剤、可塑剤あるいは加工補助剤、顔料、染料、光沢剤または帯電防止剤として機能すると知られる0.5〜15部の追加成分
を含む。
(i)90〜98質量部のポリプロピレンカーボネート
(ii)10〜2質量部のポリヒドロキシブチレート
(iii)酸化防止剤、難燃剤、充填材、(金属)錯化剤、可塑剤あるいは加工補助剤、顔料、染料、光沢剤または帯電防止剤として機能すると知られる0.5〜15部の追加成分
を含む。
あるいは
c)第一および第二の実施態様の混合物を含む第三の実施態様
(i)5〜97質量部のポリプロピレンカーボネート
(iia)80〜2質量部のポリラクチド
(iib)15〜1質量部のポリヒドロキシアルカノエート
(iii)酸化防止剤、難燃剤、充填材、(金属)錯化剤、可塑剤あるいは加工補助剤、顔料、染料、光沢剤または帯電防止剤として機能すると知られる0.5〜15部の追加成分。
c)第一および第二の実施態様の混合物を含む第三の実施態様
(i)5〜97質量部のポリプロピレンカーボネート
(iia)80〜2質量部のポリラクチド
(iib)15〜1質量部のポリヒドロキシアルカノエート
(iii)酸化防止剤、難燃剤、充填材、(金属)錯化剤、可塑剤あるいは加工補助剤、顔料、染料、光沢剤または帯電防止剤として機能すると知られる0.5〜15部の追加成分。
第三の実施態様は好ましくは
(i)30〜97質量部のポリプロピレンカーボネート
(iia)60〜2質量部のポリラクチド
(iib)10〜1質量部のポリヒドロキシブチレート
(iii)酸化防止剤、難燃剤、充填材、(金属)錯化剤、可塑剤あるいは加工補助剤、顔料、染料、光沢剤または帯電防止剤として機能すると知られる0.5〜15部の追加成分
を含む。
(i)30〜97質量部のポリプロピレンカーボネート
(iia)60〜2質量部のポリラクチド
(iib)10〜1質量部のポリヒドロキシブチレート
(iii)酸化防止剤、難燃剤、充填材、(金属)錯化剤、可塑剤あるいは加工補助剤、顔料、染料、光沢剤または帯電防止剤として機能すると知られる0.5〜15部の追加成分
を含む。
あるいは
d)第四の実施例は好ましくは
(i)20〜80質量部のポリプロピレンカーボネート
(ii)60〜15質量部のポリラクチド
(iii)酸化防止剤、難燃剤、充填材、(金属)錯化剤、可塑剤あるいは加工補助剤、顔料、染料、光沢剤または帯電防止剤として機能すると知られる0.5〜15部の追加成分
(iv)20〜5質量部の生分解性の脂肪族あるいは脂肪族/芳香族ポリエステル。
d)第四の実施例は好ましくは
(i)20〜80質量部のポリプロピレンカーボネート
(ii)60〜15質量部のポリラクチド
(iii)酸化防止剤、難燃剤、充填材、(金属)錯化剤、可塑剤あるいは加工補助剤、顔料、染料、光沢剤または帯電防止剤として機能すると知られる0.5〜15部の追加成分
(iv)20〜5質量部の生分解性の脂肪族あるいは脂肪族/芳香族ポリエステル。
本発明で有用なポリプロピレンカーボネート(PPC)は、二酸化炭素とプロピレンオキシドとの共重合で得られる共重合体である。前記ポリマーは、主鎖の中でエーテルおよびカーボネート結合の両方を有していてもよい。カーボネート結合の割合は、反応条件および例えば触媒の性質に依存する。好ましくは、前記ポリマーは、カーボネート結合を元のPOモノマーの間の全ての結合の85パーセントより多く、最も好ましくは90パーセントより多く含む。複数の触媒系、例えばUS4789727号に記載される亜鉛グルタラートが共重合を触媒することで知られている。さらには、PPCは、Soga et al. Polymer Journal,1981,13,407−10によって作製できる。高分子量PPCを製造する特に好ましい方法は、WO−A06/061237に開示される。上記の方法で得られる材料のMnは、約70〜90000であり、Mwは300000Daであり、エーテルとカーボネート結合との比は7〜93である。前記ポリマーも例えばempower materialsあるいはAldrichから市販されている。この材料も本発明に有用である。前記PPCは特性を改善するために複数の薬剤、例えばMSAなどの無水物、無水酢酸、イソシアネートあるいはエポキシドで処理されてもよい。PPCの分子量は、一般に30000〜5000000Daの間、好ましくは35000〜250000Daの間、最も好ましくは40000〜150000Daの間の数平均Mnの範囲内である。約Mn=25000よりも低い分子量のPPCは、低いガラス温度Tg(<25℃)および低すぎるヤング係数(Iso 527−2,DIN 53455:<400MPa)および10MPaより低い破壊応力(そして低い絡み合い密度のために、本発明においてあまり適していない)の欠点を持つ。数平均分子量と質量平均分子量の比は、好ましくは1〜100の間、最も好ましくは2〜10の間である。ポリプロピレンカーボネートも、1%までのカルバメートあるいはウレア単位を含有していてもよい。
ポリラクチド(PLA)はTgが60℃付近の半アモルファスであり、本発明において有用である。PLAは市販のポリマーであり、本質的にエナンチオマー純粋な乳酸(Cargill Dow社のNature Works(登録商標)を参照)に基づいている。乳酸は発酵の工程において、糖あるいはデンプンなどの農業の生物原料から優先的に得られる。一般的に言って、40℃より高いTgの任意のPLAが本発明において有用である。分子量は好ましくは5000〜5000000Daの間、好ましくは10000〜250000Daの間、最も好ましくは25000〜150000Daの間の数平均Mn範囲内である。例えばSinclair R.G.によってPure&Appl. Chem.1996,A33,585−97内で述べられたように、PLAを本発明における適用に先だって薬剤で処理し、その特性を改善してもよい。
ポリヒドロキシアルカノエートは、好ましくはポリヒドロキシブチレート(PHB(V))、特に好ましくはポリ−3−ヒドロキシブチレート(PHB)およびポリヒドロキシブチレートコバレレート(PHBV)を包含する。一般的に言って、PPC成分の配合物のヤング係数を改善する場合、任意の結晶性PHB(V)が本発明において有用である。PHB(V)は例えばAldrichから購入してもよい。3−ヒドロキシ酪酸および他のヒドロキシ酸のコポリマーも本発明において有用である。後者の特別なケースは、3−ヒドロキシ酪酸(PHB IndustriesのBiocycle(登録商標)参照)および3−ヒドロキシ吉草酸と、最大30%の後者とのコポリマーである(TiananのEnmat(登録商標)参照)。Metabolixで入手可能な4−ヒドロキシブチレートが特に好ましい。
脂肪族あるいは芳香族−脂肪族ポリエステルは、生分解性ポリエステル(成分(iv))として使用できる。ポリエステルの好ましい成分は:
コハク酸、アジピン酸あるいはセバシン酸あるいはそれらのエステルまたは混合物などの脂肪族ジカルボン酸、
時として、テレフタル酸あるいはそれらのエステルなどの芳香族ジカルボン酸、および
1,4−ブタンジオールあるいは1,3−プロパンジオールなどのジオール。
コハク酸、アジピン酸あるいはセバシン酸あるいはそれらのエステルまたは混合物などの脂肪族ジカルボン酸、
時として、テレフタル酸あるいはそれらのエステルなどの芳香族ジカルボン酸、および
1,4−ブタンジオールあるいは1,3−プロパンジオールなどのジオール。
Ecoflex(登録商標)(BASF Aktiengesellschaft)、Easter Bio(登録商標)(Novamont)、Bionolle(登録商標)(Showa Highpolymers)が好ましい生分解性ポリエステルである。
上記のポリマーは配合に先だって、ペレットあるいは粉末の形態あるいは溶融されて適用してもよい。前記ペレットは、好ましくは0.1〜20mm、最も好ましくは2〜7mmの間の寸法を有する。それらは任意の形状を有してよい。粉末は好ましくは1〜1000μmの範囲である。
本発明の配合物は、当該技術分野で公知の、任意の酸化防止剤を含んでよく、例えば、限定されずに、Ciba Speciality Chemicalsから入手可能なIrganox(登録商標)1010、あるいはBASF Aktiengesellschaftから入手可能なUvinul(登録商標)などのヒンダードフェノールである。本発明で使用される酸化防止剤の量は、約0.1〜2質量部、好ましくは配合物のポリマー成分に対して1質量%を超えない。
本発明の配合物は、任意の可塑剤を含んでよく、例としては、フタレート、トリエチレングリコールジアセテート、シトレート、テレフタル酸エステル、アジピン酸エステル、コハク酸エステル、マロン酸エステル、マレイン酸エステル等である。
可塑剤を用いて、PPCの連続相を、配合物中でより低い含有率のPPCに拡張できる。
本発明の配合物は、カオリン、炭酸カルシウム、滑石、シリカ、セルロース、クレヨンあるいはデンプンなどの任意の充填材を含んでもよい。好ましい充填材は、炭酸カルシウムおよびデンプンである。
本発明の配合物は、無水物、ジエポキシド、例えば好ましくはグリシジル−メタクリレート(Johnson PolymerのJoncryl(登録商標)ADR4368参照)、あるいはエポキ化油例えばHobum(Hamburg在)のMerginat(登録商標)ESBO、またはCognis(Duesseldorf在)のEdenol(登録商標)B316v、カプロラクトンおよび/またはジイソシアネートの形態の任意の安定剤を含んでよい。前記配合物は、例えば熱安定性、生分解性、(生体)分解耐性、燃焼挙動あるいは加工補助など、その特性を改善する追加の成分を含んでもよい。顔料、染料、光沢剤、帯電防止剤(界面活性剤など)およびその種の添加剤を添加できる。
ポリプロピレンカーボネート配合物は、任意の複数の公知の方法、例えば、配合物の成分の溶液を組み合わせること、あるいは押出機または混練機およびその種のものの中で、回転混合あるいはコンパウンディングによって得られる。好ましい実施態様では、配合物の押出成形およびペレット化を、一軸あるいは二軸スクリューの押出機内で行う。さらに他の好ましい実施態様では、成分を回転混合することにより配合物を製造する。これらの場合、前記材料を、150〜230℃の温度範囲、好ましくは170〜200℃の範囲で溶融する。
他の好ましい実施態様では、配合物を溶剤から製造する。少なくとも1つの成分を溶解する任意の溶剤を使用でき、好ましくは溶剤を両方の成分の溶解に使用する。好ましい溶剤は、ジクロロメタン、トリクロロメタン、テトラヒドロフラン、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド、エステル、例えばエチルアセテート、ケトン、例えばアセトンあるいはメチルエチルケトンを含む。最も好まれるのは、トリクロロメタンおよびテトラヒドロフランなどの揮発性溶剤である。
配合物は、例えば輸送や加工のため、多くの形状に加工されてよい。最も好まれる配合物は、押出機上でコンパウンディングによって製造され、得られる溶融物をその後、ストランドに加工し、その後、ペレットに切断あるいは粉末に粉砕する。
配合物の特性を評価するために、それらを厚さ1mmおよび面積6.6cm2のシートに加工した。全ての配合物は目で見て、例えばより明るい光を透かしてみて、あるいは平たい下地を覆った場合に透明であった。不溶性の分散した成分の相境界での遮光の結果として、高分子量ポリマーの配合物は一般的に不透明であるので、これは非常に驚くべきことである。透明配合物は、例えばポリスチレンおよびポリフェニルエーテルの配合において観察されたように、含まれるポリマーが完全に溶解性であれば生じることができる。これは、以下のように、前記配合物がそれらの成分と近いガラス温度を示すという事実から、ここでは当てはまらない。屈折率(1.46)が合致しているために、PLAおよびPPCの配合物が透明であることがわかる。従って、配合物中に相境界が存在するにも関わらず、光は散乱されない。これもまた、非常に驚くべきことである。
PHBの場合は、結晶化温度0〜80℃の範囲、好ましくは20〜60℃の範囲、最も好ましくは40〜50℃の範囲で、150〜200℃の範囲の溶融温度で結晶性の部分が得られた。
配合物のペレットあるいはその場で製造された配合物は、シート形状、容器あるいは他の形状に、2K処理設定の構成要素としても、射出成形あるいはブロー成形あるいは回転式成形によって加工され得る。深絞りあるいは圧縮成形などの他の技術も使用できる。
本発明による配合物は、ポリプロピレンカーボネートとPLAとの配合物、あるいはポリプロピレンカーボネートと1〜15質量部のPHB(V)との配合物を含む。これらの配合物は透明で、且つ、ガラス温度および/またはヤング係数に関してPPCと比較して改善された特性を有している。従って、前記配合物は、多くの新規用途、例えば固体あるいは飲料のような液体用の、シートあるいは容器の形態で食品の包装、あるいは(可塑化)PVCの典型的な用途の1つの選択肢として玩具で使用できる。建設用途でも、例えば窓パネルの間の中間層として使用できる。商業的適用性のさらなる利点は、前記配合物およびその破片が、加水分解、および/または自然発生の微生物による生分解可能であるという事実である。
本発明による配合物の発泡体が、EP07102477.2号およびEP07102497.0号;"foam extrusion−principles and practice",Shau Tarng Lee,376ページ、CRC Press,2000;"thermoplastic foam extrusion",James Thorne, Carl Hanser,2006内に示されるように形成できる。前記発泡体は、以下の利点を有する:
・半透明性、高い光透過性発泡体構造
・ソフトタッチ−共押出でも
・コンポスト施設での生分解性
・PPCを用いたCO2トラップ
・食品グレードの用途への有用性
・高い耐UV性
・深絞りへの適合性
いくつかの用途への欠点は、低い温度耐性および低い加水分解安定性であろう。
・半透明性、高い光透過性発泡体構造
・ソフトタッチ−共押出でも
・コンポスト施設での生分解性
・PPCを用いたCO2トラップ
・食品グレードの用途への有用性
・高い耐UV性
・深絞りへの適合性
いくつかの用途への欠点は、低い温度耐性および低い加水分解安定性であろう。
前記発泡体は食肉、魚、果物および野菜の発砲トレー;ファーストフード用のクラムシェル;例えば感受性表面を有する製品、例えば消費財、自動車あるいは電化製品、例えばテレビセット、ラジオ、mp3プレーヤーおよび携帯電話用の保護膜;包装用の分離層、果物あるいは野菜の枠組箱用の発泡トレーおよび差し込み材;発泡ウエスあるいは魚箱の発泡ビーズとして用いることができる。
本発明による配合物は、透明で、硬質あるいは半硬質の包装、あるいはディスプレイに完璧に用いることができる。関連した製造方法は、"Polymer Extrusion",Chris Rauwendaal,Carl Hanser,1986;"Thermoforming",James Thorne, Carl Hanser,1986;"Einfuehrung in die Kunststoffverarbeitung", Walter Michaeli, Carl Hanser,2006;"Handbuch Spritzgiessen",Friedrich Johannaber, W.Michaeli,2004;"Kunststoff Maschinenfuehrer",Friedrich Johannaber, Carl Hanser,2004内に開示されている。
膜の押出成形および熱成形(インラインあるいはオフライン)の分野において、以下の用途が特に興味深い:ケータリングあるいはテイクアウェイ食品のカップ、蓋、トレーおよびストロー;日用品の透明包装;コールドカットを含むソーセージ、食肉、チーズ、魚およびベジタリアンフード用透明、半硬質包装;食品トレー;錠剤、医療製品および非食品用ブリスターパック。
押出−ブロー成形を用い、例えば飲料、化粧品、洗浄剤、農産物保護剤あるいは化学物質用の瓶が利用可能である。
異形押出を用い、歯ブラシ、櫛、綿棒、リップスティック、ブラシ、漁業用の延縄、点滴管またはラフィアなどの衛生用品を製造できる。
本発明による配合物の射出ブロー成形は、とりわけ、飲料(ミネラルウォーターあるいはソフトドリンクとして)、化粧品、洗浄剤、農産物保護剤あるいは化学物質用の瓶をもたらす。
フィルム押出は、例えば"Kunststoff−Folien Herstellung−Eigenschaften−Anwendung",Joachim Nentwig, Carl Hanser,2001内に開示される。本方法によって、本発明による配合物は、衛生用途の膜に変換され、例えば、おむつ、女性用ケア製品のバックシート;果物および野菜用の袋;買い物用の袋;コンポスト袋;ゴミ袋;剥がせる蓋の膜−透明あるいは不透明−;溶接可能な蓋の膜−透明あるいは不透明−;収縮膜、ソーセージ包装材、サラダの膜、果物および野菜、食肉、魚用の伸縮膜(ラップ);パレットラップ用伸縮膜;網用の膜である。
優れた遮断特性のために、本発明による配合物は、食肉、鶏肉、肉製品、加工肉、ソーセージ;シーフード、魚、蟹肉;チーズ、プロセスチーズ;デザート;例えば食肉、魚、鶏肉、トマトのペストリー;パン、ビスケット、ベーカリー製品;果物、果物ジュース、野菜、トマトペースト、サラダ;ペットフード;医薬品;コーヒー、コーヒーのような製品;ミルクあるいはチョコレートパウダー、コーヒー用クリーム、ベビーフード;乾燥食品;ジャムおよびゼリー;スプレッド、チョコレートペースト;料理のための包装に予定されている。さらに詳細な情報は、参考文献"Food Processing Handbook",James G.Brennan, Wiley−VCH,2005を参照のこと。
包装技術に関する詳細なレビューは、参考文献:"Food Packaging Technology",Richard Coles, Derek McDowell, Mark; Blackwell Publisching, CNC Press,2003および"Wursthuellen Kunstdarm−Herstellung−Eisenschaften,Anwendung",Gerhard Effenberger, Holzmann Verlag,1991内に示される。本発明による配合物から開始し、例えば改質雰囲気包装、透明遮断膜、沸騰可能および滅菌可能膜および非金属遮断膜が利用可能である。
本発明による配合物は、以下の用途にも有用である:例えば、器、ビーカー、調理具、洗濯機、調理器、(庭用)家具、テレビセット、ラジオ、mp3プレーヤー、携帯電話、子供用玩具、例えば遊び用のボール、砂型、ショベル、くま手、ポーン、さいころ、ガラガラ、おもちゃの車、三輪車、自転車、および卓上ゲームで使用されるボールなどの道具および保護衣。
設計の任意選択性のため、本配合物は、衛生製品、例えば歯ブラシ、櫛、Qチップ(綿棒)、リップスティックあるいはブラシ、ガーデンホース用の押出パイプ、2次元および3次元美術品などに有用である。
興味深い触覚挙動のおかげで、本発明による配合物は、靴、例えば足底のインレー、スキーブーツのインレー、膝パッド、肩片およびブラ中のインレーあるいは他のスポーツ、化粧品、医療用品において有用である。
本配合物は、例えば衣料品、ベッドシーツまたは毛布作製の紡績方法によって、繊維に成形することもできる。
実施例
実施例において、以下の材料が用いられた:
ポリプロピレンカーボネートは、POとCO2を80℃でトルエンとの1:2の混合物中で、亜鉛グルタレート(1kgの触媒が20〜50kgのポリマー製造に用いられた)を触媒として用いて、100Lの反応器内、圧力50barで共重合することによって得られた(WO06/061237号も参照)。得られたスラリーを、エチルアセテートで希釈し、5%より多くの酢酸を含有する水で抽出した。PPCを押出機の助けを借りて有機相から分離し、カーボネート結合含有量93〜95%(NMRで)のクリアな粒質物を得た。Mn=70000Da、Mw=320000Da、Tg=31〜33℃。他のバッチでは、10kgのPPCを製造するために1kgの亜鉛グルタレートを用い、Mn=42000DaおよびMw=200000Daの材料が得られた。
実施例において、以下の材料が用いられた:
ポリプロピレンカーボネートは、POとCO2を80℃でトルエンとの1:2の混合物中で、亜鉛グルタレート(1kgの触媒が20〜50kgのポリマー製造に用いられた)を触媒として用いて、100Lの反応器内、圧力50barで共重合することによって得られた(WO06/061237号も参照)。得られたスラリーを、エチルアセテートで希釈し、5%より多くの酢酸を含有する水で抽出した。PPCを押出機の助けを借りて有機相から分離し、カーボネート結合含有量93〜95%(NMRで)のクリアな粒質物を得た。Mn=70000Da、Mw=320000Da、Tg=31〜33℃。他のバッチでは、10kgのPPCを製造するために1kgの亜鉛グルタレートを用い、Mn=42000DaおよびMw=200000Daの材料が得られた。
ポリプロピレンカーボネート(PPC)は、カーボネート含有率が約98、Mwが250000Daおよびガラス温度40℃で、empower materialsから入手できる。
PLAは、Cargill Dowから入手した(Nature(登録商標)Works 4041D)。
PHBは、PHB Industriesから入手した(Biocycle(登録商標)1000)。
機械的特性(破断点伸び)はISO527−2によって測定した。
PPC/PLA配合物の製造
溶剤を用いた配合物製造
実施例1
PPC(20g)を80gのクロロホルムに溶解し、80gのクロロホルム中のPLA(20g)溶液と混合した。得られるクリアな溶液を真空中で蒸発乾涸させた。前記配合物を、ほとんど気泡のない透明な材料として分離した。切断後、180℃で、圧力200barを用い、プレス時間8分で、前記材料を1mm厚のシートにプレスした。それは目で見て透明であった。最高Tgは、50℃であると同定された。
溶剤を用いた配合物製造
実施例1
PPC(20g)を80gのクロロホルムに溶解し、80gのクロロホルム中のPLA(20g)溶液と混合した。得られるクリアな溶液を真空中で蒸発乾涸させた。前記配合物を、ほとんど気泡のない透明な材料として分離した。切断後、180℃で、圧力200barを用い、プレス時間8分で、前記材料を1mm厚のシートにプレスした。それは目で見て透明であった。最高Tgは、50℃であると同定された。
実施例2から4
同一の方法で、質量パーセント70%(実施例2)、40%(実施例3)、および20%(実施例4)のPPCが得られた。全ての配合物は、目視検査で透明であった。
同一の方法で、質量パーセント70%(実施例2)、40%(実施例3)、および20%(実施例4)のPPCが得られた。全ての配合物は、目視検査で透明であった。
実施例1から4の配合物のGPC測定は、分子量の破壊が起こっておらず、むしろ個々の成分の重ね合わせが得られたことを示した(Mn=70〜90kDa、Mw=300kDa)。最高Tgは50℃と判明した。
比較例5および6
これらの施例は匹敵する溶解度パラメータのポリマーとのポリプロピレンカーボネート配合物が透明でないことを示す。
これらの施例は匹敵する溶解度パラメータのポリマーとのポリプロピレンカーボネート配合物が透明でないことを示す。
実施例5では、20gのPSを80gのクロロホルムに溶解し、80gのクロロホルム中に溶解された20gのポリプロピレンカーボネートと混合した。
実施例6では、20gのBASF AktiengesellschaftのEcoflex(登録商標)(アジピン酸、1,4−ブタンジオールおよびテレフタル酸のコポリエステル)を80gのクロロホルムに溶解し、80gのクロロホルム中に溶解された20gのPPCと混合した。実施例5および6の両方の混合溶液は、完全にクリアではなかった。乾燥させたシートは、それらの1mm厚の加圧成形シートと同様に、完全に不透明であった。DSC測定は、ガラス転移が成分のものと一致していることを示した(PS:101℃、Ecoflex−39℃)。
回転混合による配合物の製造
実施例7および8
回転機を180℃に加熱し、少なくとも8分、あるいは個々の相が観察されなくなるまで(最大15分)回転混合を行った。実施例7では1%のIrganox1010安定剤および60gのPPCおよび40gのPLA、実施例8では1%のIrganox1010安定剤および40%のPPCおよび60%のPLAから成る、合計101gを使用した。両方の場合で、クリアシートは、丈夫で、且つ金属、木材、肌に粘着性のないものになった。DSC測定は、2つのガラス転移が、PPC、PLAのそれとほぼ同一の35℃と59℃でそれぞれ見られたことから、相の混合が測定不可であることを示した。前記シートをより小片に切り出し(±50〜100mm2)、加圧成形をかけた。1mmの透明シートが得られた。それらは無色で、丈夫で堅く、粘着性がなかった。
実施例7および8
回転機を180℃に加熱し、少なくとも8分、あるいは個々の相が観察されなくなるまで(最大15分)回転混合を行った。実施例7では1%のIrganox1010安定剤および60gのPPCおよび40gのPLA、実施例8では1%のIrganox1010安定剤および40%のPPCおよび60%のPLAから成る、合計101gを使用した。両方の場合で、クリアシートは、丈夫で、且つ金属、木材、肌に粘着性のないものになった。DSC測定は、2つのガラス転移が、PPC、PLAのそれとほぼ同一の35℃と59℃でそれぞれ見られたことから、相の混合が測定不可であることを示した。前記シートをより小片に切り出し(±50〜100mm2)、加圧成形をかけた。1mmの透明シートが得られた。それらは無色で、丈夫で堅く、粘着性がなかった。
押出機内での合成による配合物の作製
実施例9から11
PPCとPLAの配合物を、リターンフローによるミニ成型器タイプの押出機内でコンパウンディングすることで製造した。典型的な実験においては、11gのポリマーを使用した。加工温度を190℃(入り口は180℃)に設定した。前記配合物を、3〜5分間、ミニ成型器を用いて製造した。熱い溶融物を10〜15barの圧力、50℃で、ダンベル形に射出成形した。後者は容易に取り出せ、機械的な測定を受けた。
実施例9から11
PPCとPLAの配合物を、リターンフローによるミニ成型器タイプの押出機内でコンパウンディングすることで製造した。典型的な実験においては、11gのポリマーを使用した。加工温度を190℃(入り口は180℃)に設定した。前記配合物を、3〜5分間、ミニ成型器を用いて製造した。熱い溶融物を10〜15barの圧力、50℃で、ダンベル形に射出成形した。後者は容易に取り出せ、機械的な測定を受けた。
実験9は、75%のポリプロピレンカーボネート、25%(質量比)のPLA、実験10は、質量比で50:50のポリプロピレンカーボネート/PLAの混合物であり、実験11は、25%のポリプロピレンカーボネートおよび75%のPLAである。全ての配合物は透明で無色であった。本結果は、係数が増加し、上に列挙した用途に好ましいことを示す。
機械的特性を測定した:弾性係数は約600から3500MPaに増加し、組成で調整できる。さらには、破壊耐性が著しく増加した。配合物の複数のガラス転移Tgが判明し、弾性係数で最も決定的なものは58℃であることが判明した。
PPC/PHB配合物の製造
比較例12
20%のPHBおよび80%のPPCを用いた配合物を、回転混合を用いて、実施例7に記載したように製造した。混合時間は8分であり、温度は180℃であった。得られたシートは容易に除去され、目視検査の後、不透明であった。
比較例12
20%のPHBおよび80%のPPCを用いた配合物を、回転混合を用いて、実施例7に記載したように製造した。混合時間は8分であり、温度は180℃であった。得られたシートは容易に除去され、目視検査の後、不透明であった。
実施例13から15
実施例12に記載したように、PPCおよび低含有率のPHBの配合物を、回転混合を用いて製造した。全ての実験において、PPCおよびPHBの合計質量に基づいて1質量%のIrganox1010を添加した。次の表に結果を示す。
実施例12に記載したように、PPCおよび低含有率のPHBの配合物を、回転混合を用いて製造した。全ての実験において、PPCおよびPHBの合計質量に基づいて1質量%のIrganox1010を添加した。次の表に結果を示す。
これらのデータは、2つの相が存在し、1つはPHBの特徴を有し、それがTm=170〜180℃を有する結晶のために配合物の弾性係数を増加させ、PPCは基本的にその母体であることを示す。
実施例16から18
実施例9で記載したように、ポリマーの総質量に基づいて1質量%のIrganox 1010を添加し、配合物をポリプロピレンカーボネートおよびPHBから製造した。得られた溶融物を、射出成形に利用し、ダンベル形を製造した。それらを評価した。前記材料の特性を下の表に列挙する。
実施例9で記載したように、ポリマーの総質量に基づいて1質量%のIrganox 1010を添加し、配合物をポリプロピレンカーボネートおよびPHBから製造した。得られた溶融物を、射出成形に利用し、ダンベル形を製造した。それらを評価した。前記材料の特性を下の表に列挙する。
ヤング係数は600から約1000MPaに増加した。組成で係数を調整することが可能である。
Claims (12)
- i)30000〜5000000Daの間の数平均分子量(Mn)を有する、1〜99質量部のポリプロピレンカーボネート(PPC)、
ii)99〜1質量部のポリラクチド(PLA)、ここで、PPCおよびPLAの部の合計を100質量部とする、
iii)酸化防止剤、難燃剤、充填材、(金属)錯化剤、可塑剤あるいは加工補助剤、顔料、染料、光沢剤あるいは帯電防止剤として機能すると知られる0.1〜25部の追加成分、
を含む透明配合物。 - i)30000〜5000000Daの間の数平均分子量(Mn)を有する、85〜99質量部のポリプロピレンカーボネート(PPC)、
ii)15〜1質量部のポリヒドロキシアルカノエート(PHA)、ここで、PPCおよびPHAの部の合計を100質量部とする、
iii)酸化防止剤、難燃剤、充填材、(金属)錯化剤、可塑剤あるいは加工補助剤、顔料、染料、光沢剤あるいは帯電防止剤として機能すると知られる0.1〜25部の追加成分、
を含む透明配合物。 - PPCが、35000から250000g/molの間の数平均分子量Mnを有することを特徴とする、請求項1および2のいずれか1項に記載の透明配合物。
- PPCが、400メガパスカルより大きいヤング係数を有することを特徴とする、請求項1および2のいずれか1項に記載の透明配合物。
- PPCが、10メガパスカルより大きい破壊応力を有することを特徴とする、請求項1および2のいずれか1項に記載の透明配合物。
- PPCのC2ユニットが、90から100%の間でカーボネート基を介して結合していること特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載の透明配合物。
- 安定剤、可塑剤および/または充填材を含む、請求項1に記載の配合物。
- (i)30〜97質量部のポリプロピレンカーボネート、
(iia)60〜2質量部のポリラクチド、
(iib)10〜1質量部のポリヒドロキシブチレート、
(iii)酸化防止剤、難燃剤、充填材、(金属)錯化剤、可塑剤あるいは加工補助剤、顔料、染料、光沢剤あるいは帯電防止剤として機能すると知られる0.5〜15部の追加成分、
を含む、PPC、PHAおよびPLAの透明三元配合物。 - 押出機、混練機あるいは回転混合、加圧あるいは押出ブロー成形を用いる、請求項1から8までのいずれか1項に記載の配合物の製造方法。
- 農業および医療用途における遅延放出性基材への、請求項1から8までのいずれか1項に記載の配合物の使用。
- 玩具、スポーツグッズ、衛生用品、家庭用品、医療用品あるいは化粧用品、電子および電気機器、光学素子における包装への、請求項1から8までのいずれか1項に記載の配合物の使用。
- 遮断包装および半硬質包装における、請求項1から8までのいずれか1項に記載の配合物の使用。
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