JP2009519851A - ベルト引出し制御される力制限装置を有する安全ベルト巻上げ装置 - Google Patents

ベルト引出し制御される力制限装置を有する安全ベルト巻上げ装置 Download PDF

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Abstract

車両に反応するおよび/またはベルトバンドに反応するに駆動可能な、ベルト軸のためのロッキング装置、ハウジングを有するベルト軸をロックするために移動可能に配置されたロック部材の支持体としてのプロフィールヘッドおよび2段階に形成されて、列内に相前後して接続された2つの力制限部材を有する力制限装置を有し、力制限部材が、制御装置を用いて駆動可能な、介在するカップリングを介して高い力制限レベルと低い力制限レベルとの間で切り替え可能である、自動車用の安全ベルト巻上げ装置は、高い力制限レベルと低い力制限レベルの間でカップリング(19、20)を切り替えるための制御装置が、ベルト軸(13)からのそれぞれのベルト引出しの寸法を定めるカウンターギア(22)からなり、かつカップリング(19、20)が高い力制限レベルと低い力制限レベルとの間で可逆的に双方向に切り替え可能であることを特徴としている。

Description

本発明は、自動車用の安全ベルト巻上げ装置であって、車両に反応して、および/または、ベルトバンドに反応して、駆動可能な、ベルト軸のためのロッキング装置と、ハウジングを有するベルト軸をロックするために移動可能に配置されたロック部材の支持体としてのプロフィールヘッドと、2段階に形成されて、列内に相前後して接続された2つの力制限部材を備えた力制限装置とを有し、力制限部材が、介在する、制御装置によって駆動可能なカップリングを介して高い力制限レベルと低い力制限レベルとの間で切り替え可能である、安全ベルト巻上げ装置に関するものである。
上述した特徴を有する安全ベルト巻上げ装置が、特許文献1DE20015402U1に記載されている。この安全ベルト巻上げ装置は、ベルト軸とそのプロフィールヘッドとの間に配置されたトーションバーに加えて、2つの滑りカップリングの形式の、互いに列をなして接続された他の2つの力制限装置を有しており、その2つが外と内に歯を有する歯付きリングを介して互いに結合されている。高い力制限レベルを有する、第1の摩擦カップリングが、ベルト軸ないしそのプロフィールヘッドと歯付きリングの間、そして第2の摩擦カップリングが歯付きリングとハウジングの間で作用する。歯付きリングは、初期状態において、制御装置によって駆動可能な爪を介してハウジング不動に固定されており、爪は必要な場合には制御装置によって歯付きリングとの係合から外されるので、歯付きリングはベルト巻上げ装置ハウジングに対して自由に回転することができる。
既知のベルト巻上げ装置の力制限部材の制御は、歯付きリングが爪を介してハウジング不動に固定されているので、事故の際にまずより高い力制限レベルが作用するように、行われる。車両側の信号によって、運転者の大きさ、重量または位置に基づいて、あるいは事故の重大さに基づいて、搭乗者に作用する拘束力が大きくなり過ぎる場合に、爪が歯付きリングとの係合から外れるように制御されるので、歯付きリングはハウジングに対して自由に回転することができる。従って、ハウジングと歯付きリングとの間で相対移動がもたらされ、ハウジングと歯付きリングとの間に位置する第2の摩擦カップリングが、より低い力制限レベルを有する力制限装置として作用する。従って切替えプロセスは、それぞれ高い力制限レベルから低い力制限レベルへ行われ、可逆的ではない。その限りにおいて、既知のベルト巻上げ装置は、ベルトで固定された、比較的小さい、ないしは比較的軽い人にまず高い力制限レベルが作用し、それがそれに応じた強さの、拘束力の増大をもたらす、という欠点と結びついている。拘束力が高くなり過ぎた場合に初めて、力制限レベルの低下が行われる。他の欠点は、既知の安全ベルト巻上げ装置は、シート上に固定された搭乗者の動きによる瞬間の位置変化の考慮を許さないことにある。
独国実用新案公開DE20015402U1号 欧州特許公開EP0913300A1号 独国特許公開DE4132876号
本発明の課題は、種概念の特徴を有する安全ベルト巻上げ装置を、力制限レベルの調節がよりフレキシブルかつより良く搭乗者状況に適合して行われるように、展開することである。
この課題の解決は、本発明の好ましい形態および展開を含めて、この明細書の前に掲げられた、特許請求項の内容から明らかにされる。
本発明の基本的考え方において、高い力制限レベルと低い力制限レベルとの間でカップリングを切り替えるための制御装置は、ベルト軸からのそれぞれのベルトバンド引出しの寸法を定めるカウンターギアからなり、かつカップリングは高い力制限レベルと低い力制限レベルとの間で可逆的に双方向に切り替え可能である。
本発明は、力制限レベルが初めから、事故の瞬間に存在するベルトバンド引出しに従って、それぞれ高いレベルか、あるいは低いレベルに調節される、という利点と結びついている。従って、身体寸法とそれぞれの衣服に基づくベルト引出しだけでなく、事故の瞬間にまさに支配している、車両搭乗者の座り位置も考慮することができる。すなわち、従来技術によれば低い力制限レベルがオンにされる、小柄で、従って通常軽い搭乗者が、事故の直前に前屈みになった場合に、その人は場合によってはそれだけ車両部分に近づくので、低い力制限レベルと結合された、より大きいベルトバンド引出し距離がすでに、搭乗者を危険にさらすことになりかねない。それに対して本発明に基づく安全ベルト巻上げ装置においては、この場合においてもベルトバンド引出しの照会を介して直接高い力制限レベルがオンにされることが、保証されており、その高い力制限レベルにおいてはより大きいベルト力を甘受しながら搭乗者の可能な前方移動が阻止され、その限りにおいて小柄な搭乗者もより良好に保護される。
さらに、好ましい方法で、切替え点の直前にあるベルト引出しで拘束され、その限りにおいて低い力制限レベルがオンになっている人のための保護が改良される。事故の際に、低い力制限レベルを有する力制限部材の応答によるベルト引出しが生じ、そのベルト引出しにおいて切替え点を超えることができ、従って高い力制限レベルが接続される。
本発明の実施例によれば、カップリングは、ベルト巻上げ装置のハウジングに回転可能に軸承されて、ロッキング場合においてプロフィールヘッドのロック部材によって噛合される歯付きリングと、制御装置によって2つの切替え位置の間で双方向に移動可能な爪とからなり、その爪によって歯付きリングが一方の切替え位置において解放され、他方の切替え位置においてはハウジング固定でロックされる。2つの力制限レベルの間で切替え接続を実施するために歯付きリングを使用することが特許文献1から知られている限りにおいて、付属の爪の運動は、一方の切替え方向のみに行われる。
詳細には、力制限部材は歯付きリングに関して次のように、すなわち歯付きリングがハウジングに対して回転可能である場合に、低い力制限レベルを有する第1の力制限段階が実現され、制御装置によって歯付きリングと噛合するように駆動される爪によって、歯付きリングがハウジング固定でロックされた場合に、高い力制限レベルを有する第2の力制限段が実現されるように、配置することができる。
本発明の実施例によれば、低い力制限レベルを定める力制限部材が、ベルト巻上げ装置ハウジング内でベルト軸の外部に配置されているトーションバーであって、その一方の端部がハウジング固定で挟持されており、その他方の端部は結合手段を介して歯付きリングに次のように、すなわち、歯付きリングの回転がトーションバーの捻りに変換可能であるように、接続されている。そのために、ベルト軸の外部に配置された、第2の力制限部材としてのトーションバーは、特許文献2から知られており、それは歯車伝導機構を介してベルト軸と直接結合されており、従ってそれぞれベルト軸と共通に回転する。然るべき荷重がかかった場合に、第2のトーションバーがブロックされるので、その力制限作用が、ベルト軸内に配置されている第1のトーションバーによって構築された力制限レベルに加算される。それとは逆に、本発明においては、外側にあるトーションバーは、たとえば同様に、ベルト軸内に配置されているトーションバーの形式の、第2の力制限部材から、回転可能な歯付きリングを介して分離される。
本発明の実施例によれば、結合手段が予め定められた長さを有する金属バンドからなり、その一方の端部が歯付きリングに懸架されており、その他方の端部は、トーションバーと相対回動不能に結合された、ベルト巻上げ装置ハウジングに回転可能に配置された巻取りロール上に巻き取られて、終端側においてそれに固定されている。そこから、トーションバーの捻りと結合されたベルトバンド引出しは、力制限レベルが低い場合でも、引き出すべき金属バンドの長さに制限されている、という利点が得られる。金属バンドが完全に引き出された場合に、歯付きリングから捻れたトーションバーへの、従ってハウジング内への、直接の力伝達が行われるので、堅固なシステムが形成され、そのシステムにおいては、爪が駆動され、歯付きリングがそれ自体回転可能である場合でも、それにもかかわらず他の力制限部材の高い力制限レベルが有効になる。従って、制御装置が低い力制限レベルしかもたらさない人についても、付加的な安全性が与えられる。
代替的な実施形態においては、低い力制限レベルを定める力制限部材の形成に関して、低い力制限レベルを定める力制限部材が、ベルト軸の外部においてベルト巻上げ装置ハウジングに配置された、ハウジング固定で配置されたシケインを通して案内される引っ張り部材を有する曲げブレーキであって、その引っ張り部材の一方の端部が歯付きリングに次のように、すなわち歯付きリングの回転が、シケインを通しての引っ張り部材の、エネルギを吸収する引出しに変換可能であるように、接続されている。それと結びついた利点は、付加的な力制限部材としての曲げブレーキの配置が、コスト的に好ましいことである。力制限の有効性は、簡単な方法で、シケインを通して引っ張るべき引っ張り部材の長さ、従って差し出すべきストック、を介して調節することができる。
、本発明の様々な実施例に従って、ストックを形成する、引っ張り部材の自由端部が歯付きリングの外側の回りに延びるように配置され、あるいはストックを形成する、引っ張り部材の自由端部がベルト巻上げ装置ハウジングに回転可能に軸承されたストックハウジング内に配置されて、ストックハウジングから引出し可能であることができる。
好ましくは、力制限の間の力推移は、引っ張り部材がその長さにわたって変化しない幅を有することにより、あるいは引っ張り部材がその長さにわたって、力制限レベルの所望の変化に従って異なる幅を有することによって、引っ張り部材の幅を選択することにより調節することができる。
本発明の実施例によれば、カウンターギアは、ベルト軸と結合された外歯の歯車、ハウジング固定で配置された他の外歯の歯車および、2つの切替え位置へ揺動可能にハウジングに軸承された揺動アーム上に配置されている、第3の外歯の歯車からなり、3つすべての歯車が互いに噛合し、かつ歯車上にそれぞれ揺動アームのための切替え点を定める切替え突起が配置されており、その切替え突起は予め定められた引出し状態において相互に当接し、それによって揺動アームにより切替え位置の間で揺動する。この種のカウンターギアは、特許文献3から原則的に、特にチャイルドシートにおいて安全ベルト巻上げ装置を使用するためのリトラクター切替えとして、知られている。カウンターギアは、リトラクターをチャイルドシートと共に使用する場合に、ベルト軸をロッキングするためのベルトバンドに反応する、あるいは、車両に反応する制御システムをオフにする。この既知のカウンターギアにおいては、揺動アーム上に、切替え突起を備えた2つの歯車が配置されており、その歯車が、ベルト軸と結合された歯車とそれぞれ噛合する。個々の歯車上の切替え突起の配置に基づいて、切替えプロセスをもたらす前に、まず1回ベルトバンドがベルト軸から完全に引き出されなければならないので、ベルトバンドをチャイルドシート使用のために調節された引出し位置へ戻す場合に、それに応じた車両側の制御システムは、オフにされている。その後、ベルトバンドをさらに取り外し位置へ戻すことによって、ベルトバンドに反応するかつ車両に反応するな制御システムがオンにされた、新たな切替えがもたらされる。
本発明においては、ベルトバンドの引出し運動と、そして、またベルトバンドの巻取り運動に従って、歯付きリング内に爪が嵌入するための切替え点を正確に定めることが重要であるので、本発明の実施例によれば、切替えヒステリシスを制限するために、ベルト軸と結合された歯車およびハウジングに軸承された歯車は、それぞれ1つの切替え突起を有し、揺動アーム上に軸承された歯車が2つの切替え突起を有している。従って、揺動アーム上に軸承された歯車上に配置された2つの切替え突起の各々は、軸固定の歯車の切替え突起ないしハウジングに軸承された歯車の切替え突起と協働するので、ベルト軸の極めて小さい回転角度を介して2つの切替え点を調節することができる。
カウンターギアによって制御される揺動アームがその2つの切替え位置において爪を駆動しなければならない限りにおいて、本発明の代替的な実施形態によれば、揺動アームは爪を、機械的な結合を介して直接、あるいは介在する電子スイッチまたは流体スイッチを介して間接的に、駆動する。
直接機械的に駆動する場合について、本発明の実施例によれば、爪に、その爪に対して移動可能かつ揺動アームと協働する制御爪が配置されており、その制御爪は、歯付きリングの外歯と協働する制御歯を有している。この種の形態によって、制御爪の噛合を介して爪が回転する歯付きリングの外歯内へ正確な嵌め合いで係合され、歯−上−歯のロッキングをもたらさないことが、保証される。これは、装着プロセスの場合、あるいは装着した人が移動した場合に行われるベルト引出しの間の切替えプロセスについても、まず低い力制限レベルを受ける搭乗者の前移動と結びついたベルト引出しが、歯付きリングの外歯内へ爪が嵌入することにより切替えをもたらす場合の、力制限レベルの切替えについても、当てはまる。
ここで、本発明の実施例によれば、爪は、その結合脚が移動のあそびをもって軸受凹部内へ嵌入される、U字状に形成された制御爪のための、スリット形状の軸受凹部を有することができる。結合の可逆的な形成に関して、爪の復帰に関して爪を、ばねを用いて歯付きリングのための解放位置へ付勢することができる。
本発明の実施形態において、制御爪は付勢されたばねによって、歯付きリングの外歯内へ嵌入する方向にエネルギを供給され、付勢されたばねは、別に切替え可能な保持装置を用いて歯付きリングのために制御爪を解放する位置に固定されており、その保持装置は制御爪が歯付きリングの外歯内へ嵌入した場合に、付勢されたばねを解放する。それと結びついた利点は、歯付きリングの外歯内へ制御爪が動的に嵌入する場合に、歯付きリングの回転の開始時に制御爪の切替え力が、付勢されたばねの解放によって増大されることである。このようにもたらされる、切替え力の増大と、その次に歯付きリングの外歯内へ制御爪が嵌入する嵌入力に基づいて、一方では、歯付きリングのロッキングによってオンにされた高い力制限レベルがもはや不可能になり、他方では、制御爪がそのばね付勢に基づいて、付加的に、歯付きリングが不用意に回転して戻ることに対する戻り止めとして作用する。
詳細には、保持装置は、付勢されたばねに対して保持位置と解放位置との間で移動するリンクからなることができる。そのために、本発明の実施例によれば、リンクは保持レバーによって保持位置に保持され、その保持レバーは、歯付きリングに形成された凹部内に相補形状で支持されており、歯付きリングが回転した場合に、歯付きリングから自由になる。保持装置を歯付きリングの回転に結合することによって、誤作動ないし誤切替えがもたらされないことが、保証される。というのは、保持装置の解放は、歯付きリングが回転し始めることによってしかもたらされず、歯付きリングは直接有効になる、負荷を吸収する爪によって固定されるからである。
本発明の実施例に従って、付勢されたばねが次のように、すなわちばね力の力線が歯付きリングのための制御爪の解放位置において、爪における制御爪の回転軸受を介して延びており、制御爪が揺動した場合にその折れ曲りに基づいて歯付きリング内へ制御爪が嵌入する方向にトルクを発生させるように、配置され、かつ方向づけされている限りにおいて、それと、付勢されたばねの非作動位置において、保持装置によって吸収されなければならないような、付加的なトルクが作用しない、という利点が結びついている。制御爪が揺動した場合に初めて、意図されたトルクが所望のように有効になる。
本発明の実施例を図面に示し、以下で詳細に説明する。
図1、図2に示す安全ベルト巻上げ装置10は、側方のハウジング脚12を備えたU字状のハウジング11を有しており、そのハウジング脚12内にベルト軸13が軸承されている。符号14は、ベルト軸のいわゆるばね側を示しており、そのばね側に、図示されない、ベルト軸の巻取り運動のためのばねハウジング、さらに、たとえば引締め装置のような、他の機能部材を配置することができる。符号15は、ベルト軸13内に配置されたトーションバーの端部を示し、そのトーションバーが高い力制限レベルを有する力制限部材を形成する。
いずれにしてもトーションバー15に比較して低い力制限レベルを有する第2の力制限部材が、ベルト軸13の外部に配置された第2のトーションバー16の形式で設けられており、そのトーションバーの一方の端部は、ベルト巻取り装置ハウジング11の対応するハウジング脚12内に固定されており、その他方の端部は、反対側のハウジング脚12に回転可能に軸承された巻取りロール17と相対回動不能に結合されている。巻取りロール17上に金属バンド18が巻き付けられており、その自由端部は、該当するハウジング脚12に回転可能に軸承された歯付きリング19に取り付けられている。他の図から明らかなように、歯付きリング19は外歯を有しており、その外歯と、ハウジング脚12内に力を伝達するように軸承された爪20が協働する。
図2から明らかなように、歯付きリング19を軸承するハウジング脚12の外側に軸受プレート28が配置されており、その軸受プレート28はカウンターギア22を有し、それは歯車23と、歯車24と、歯車25を含み、歯車23はベルト軸13の対応する端部と結合されており、歯車24は軸受プレート28に軸承され、歯車25は軸受プレート28に揺動可能に軸承された揺動アーム21上に配置されている。揺動アーム21は、その突出部が軸受プレート28の下を延伸し、後述するように爪20と相互作用をおこなう。
図3には、安全ベルト巻上げ装置10のすでに上述した個別部品が、再度詳細に示されており、明らかなように、プロフィールヘッド26が、ベルト軸13の、軸受プレート28内へ嵌入する端部に、配置されており、かつ、ベルト軸13の内部に延びるトーションバー15と相対回動不能に結合されており、また、プロフィールヘッド26には慣性制御される揺動爪27が配置されており、その揺動爪27は、歯付きリング19に形成された内歯33内へ係合することができる。それに対して爪20は、歯付きリング19の外歯34内へ係合するように形成されている。
さらに、カウンターギア22の拡大された表示を有する図4、5から明らかなように、歯車23、24、25は互いに対して次のように、すなわち、揺動アーム21上に軸承された歯車25が揺動アーム21の2つの可能な切替え位置の各々において、一方で軸歯車23と噛合し、他方で軸受プレート28に軸承された歯車24と噛合するように、配置されている。2つの歯車23、24に、それぞれ切替え突起30ないし31が形成されている。それに対して、揺動アーム21上に軸承された歯車25には、互いに対して回転角度のずれた2つの切替え突起32a、32bが配置されており、切替え突起32aは、カウンターギア22の所定の位置において、歯車23の切替え突起30に当接し(図5)、切替え突起32bは揺動アーム21が他の位置にある場合に、軸受プレートに軸承された歯車24の切替え突起31に当接する。図4と図5の比較から明らかなように、それぞれ2つの切替え突起コンビネーションが発生した場合に、揺動アーム21はその2つの切替え位置に応じて揺動される。揺動アーム21上に配置された歯車25に設けられた2つの切替え突起32a、32bに基づいて、それぞれの切替え点をわずかな回転角度間隔で定めることができ、その結果、引出し方向と巻取り方向における正確に繰り返し可能な切替え点が形成されるだけでなく、2つの切替え点もベルト軸13の回転角度に関して、互いに極めて近くに位置せしめられる。
図6から、歯付きリング19が金属バンド18を介して外側のトーションバー16と協働することが詳細に明らかにされる限りにおいて、ハウジング脚12内に軸承された爪20が歯付きリング19の外歯34内に係合することが、図7〜9において詳細に理解される。歯付きリング19が回転する場合でも歯付きリング19の外歯34内へ爪20が係合することを保証するために、別体の制御爪29が設けられており、その制御爪29は、側方の脚36とその間に位置する結合部37とを有するU字状の構成部品として形成されており、爪20は、スリット形状の軸受切欠き38を有しており、その軸受切欠き38の中へ制御爪29の結合部37が挿入されているので、制御爪29の側方の脚36の間に爪20を挟み込む。その限りにおいて、制御爪29自体が移動の遊びをもって爪20に直接回転可能に軸承されている。この軸承は、制御爪29の結合部37にやや突出するチルトエッジ39が形成されており、そのチルトエッジ39が、爪20のスリット形状の軸受切欠き38の底に形成された収容溝40内へ嵌入するので、制御爪29が爪20内でわずかな力の消費で移動できるように、実現されている。結合部37に、制御歯42が形成されており、その制御歯は、歯付きリング19の外歯34と噛合するように形成されている。爪20に板ばね35が係合し、その板ばね35によって爪が、歯付きリング33の外歯34との係合を外れた非作動位置に保持される。
図10a−10cからは、2つの力制限レベルの間で双方向に切り替える形態が明らかにされる。
まず図10aから明らかなように、爪20は歯付きリング19の外歯34と噛合していない;同じことが、制御爪29についても当てはまり、この制御爪は、それに作用する、揺動アーム21の突出部41によって、図10aに示す位置に保持される。この位置において、プロフィールヘッド26に軸承された揺動爪27も、歯付きリング19の内歯33とは噛合していない。従って、互いに関与する構成部品のこの位置において、ベルト軸13は自由に回転することができる。しかし、揺動爪27が歯付きリング19の内歯と噛合するようにトリガーされた場合に、歯付きリング19はベルト軸と一緒にベルト引出し方向に回転し、歯付きリング19は、それに懸架された金属バンド19を介して外側のトーションバー16にエネルギを供給するので、ベルト軸がさらに回転した場合に、低い力制限部材が有効になる。
図10bには、カウンターギア22によって揺動アーム21の切り替えが行われた場合の、制御爪29の位置が示されており、揺動アーム21の突出部41が歯付きリング19の外歯34の移動路内へ突出しているので、歯付きリング19の回転が始まった場合に制御爪29が捕捉されて、揺動され、制御爪の揺動によって爪20も同様に揺動されて、歯付きリング19の外歯と定められたように噛合され、噛合した場合にそれに応じて連動される。
しかし、図10bに示す機能位置において、ここでも揺動爪27は、まだ歯付きリング19の内歯33とは噛合していないので、図10bに示す位置は、単に、ロッキングシステムが応答し、揺動爪27がトリガーされた場合に、歯付きリング19が直接爪20を介してハウジング脚12ないしハウジング11に力を伝達するように固定される、切替え位置を示しているだけなので、この位置においては、ベルト軸の外部に配置された、低い力制限レベルを有する第2のトーションバーは、有効にはならない。むしろ、歯付きリング19の外歯34内へ爪20が嵌入した場合に、ベルト軸13内に配置された、高い力制限レベルを有するトーションバー15のみが、接続される。この状態が、爪20が歯付きリング19の外歯34内へ完全に噛合する前の、所定の中間位置において、図10cに示されている;従って爪20は、「結合準備ができている」。
図11a−11cに示す実施例において、制御爪29を歯付きリング19の外歯34と係合する方向へ付勢する、付勢されたばね50の配置によって、制御爪29が歯付きリング19の歯内へ噛合した場合に、付加的な切替え力ないし付加的なトルクが生じることが、もたらされる。そのために、制御爪29の端部が付勢されたばね50によってエネルギを供給され、そのばねは、ベルト巻上げ装置ハウジング11に取り付けられたばね軸受台51に支持されている。付勢されたばね50は制御爪29に関して、ばねの力線が歯付きリング19のために制御爪29を解放する位置において爪20に設けられた制御爪29の回転軸受56を介して延びるように、配置され、かつ方向付けされているので、付勢されたばね50は制御爪29のこの非作動位置において、対応づけられた保持装置によって吸収されなければならない、付加的なモーメントをもたらさない。この保持装置は、ばね軸受台51に接して摺動可能に案内されるリンク52からなり、そのリンクは図11aに示す初期位置において、付勢されたばね50を固定している。リンク52自体は、回転点54を中心に回転可能に軸承された保持レバー53と協働し、その保持レバーの保持アームが、歯付きリング19に形成された凹部55内に相補形状で支持されている。従って図11aに示す位置において、制御爪29は、歯付きリング19の外歯34と噛合しない位置に保持される。
然るべき必要が生じた場合に、歯付きリング19が回転し始めると、歯付きリング19の回転によって、保持レバー53が歯付きリング19の凹部55から自由になり、それによって揺動し、かつリンク52がばね軸受台51内で摺動して、付勢されたばね50が解放され、従って制御爪29にエネルギを供給する。この機能位置が、図11bに示されている。
図10bについて行った説明に応じたカウンターギア22の位置に基づいて、制御爪29が歯付きリング19の外歯34の移動路内へ嵌入して、歯付きリング19が回転を始めた場合に捕捉されて、揺動された場合に、制御爪29の揺動によって導入された、制御爪29のこの嵌入運動が、折れ曲り、それによって制御爪29に付加的なトルクを加える、付勢されたばね50によって支援される。このようにして、制御爪が付勢されたばね50の作用も受けて歯付きリングの外歯と噛合するように保持されているので、切替えプロセスが不可逆的に行われ、同時にそれによって制御爪29は、歯付きリング19のための戻り止めとして作用する。
図12,13から、ベルト軸13の外部に配置された、低い力制限レベルを有するトーションバー16と歯付きリング19との金属バンド18を介した結合が、再度明らかにされる。図12に示すように、歯付きリング19が回転した場合に金属バンド18が巻取りロール17から引き出され、その巻取りロールはトーションバー16と相対回動不能に結合されていることに基づいて、力を吸収しながらこのトーションバーを捻る。図13に示すように、金属バンド18が巻取りロール17から完全に引き出された場合に、金属バンド18がトーションバー16に力を伝達するように固定されていることに基づいて、回転可能な歯付きリング19を介しての力の伝達に関する堅固なシステムが形成される。
図14、15に、低い力制限レベルを有する力制限部材を配置するための他の実施例が示されている限りにおいて、セルフロックするベルト巻上げ装置の機能は、上述したように行われる。図14と15に示す実施例においては、小さい力制限レベルを有する付加的なトーションバーが、曲げブレーキによって置き換えられているだけである。この曲げブレーキは、好ましくは適切な材料からなる金属バンドの形式の、引っ張り部材60からなり、その引っ張り部材60は、一方の端部において歯付きリング19に懸架され、ハウジング固定で配置されたシケイン61を通して案内されている。シケイン61を通して引っ張り部材60を引っ張り移動させるためのストックを形成する、引っ張り部材の自由端部62が、シケイン61を越えて突出している。図14に示す実施例において、引っ張り部材60の自由端部62は、シケイン61に続いて回転可能な歯付きリング19の外側に巻き付けられ、従ってストックとして提供される。図15に示す実施例において、この自由端部62は、ベルト巻上げ装置ハウジング11に回転可能に配置された、別体のストックハウジング63内に挿入されており、歯付きリング19が回転した場合にそこから引き出すことができる。
次に、本発明に基づくベルト巻上げ装置の機能を、その個別部品の機能についての上述した説明を参照しながら、再度説明する。
搭乗者が、安全ベルト巻上げ装置10のベルト軸13上に巻上げられた、図示されないベルトバンドを装着した場合に、ベルト引出しの寸法は、カウンターギア22によって記録され、ベルト軸の適切な回転数の後に、軸歯車23上にある切替え突起30が切替え揺動アーム21上に軸承された歯車25の切替え突起32aに当接し、この切替え点に達した場合に、揺動アーム21が、図10bに示す位置へ切り替えられる。すなわち、ベルトを引き出す場合にこの切替え位置へ達することは、それだけ多くのベルトバンドを必要とする、大きい搭乗者が拘束されたことを、意味している。この種の大きい搭乗者のためには、事故の際に大きい力制限レベルのみが有効であるので、規定された切替え点に達した場合に、制御爪29は歯付きリング19の外歯34の回転ルート内へ移動される。事故の際に、プロフィールヘッド26に軸承された揺動爪27が歯付きリング19の内歯33内へ噛合することによって、ベルト軸13と歯付きリング19が結合された場合に、歯付きリング19が制御爪29を操作し、その制御爪がそれに応じて爪20を歯付きリング19の外歯34内へ噛合させるので、歯付きリング19がハウジング11に固定される。この位置において、第2のトーションバー16ないし低い力制限レベルを有する引っ張り部材60は、有効になることはできない。図11a−11cに示す実施例が実現される限りにおいて、爪20を有する制御爪29が歯付きリング19の外歯34内へ動的に噛合することが、付勢されたばね50によって支援される。
それに対して、比較的小さい搭乗者が安全ベルトを装着した場合に、それに応じたベルト引出しによって、切替え突起30と32aの間の言及された切替え点は達成されないので、揺動アーム21は、図10aに示すように制御爪29が歯付きリング19の外歯34と噛合しない位置に留まる。この位置において、歯付きリング19は、事故発生において揺動爪27がトリガーされて歯付きリング19の内歯33内へ噛合することによってベルト軸13に結合された場合に、ハウジングに対して回転することができ、金属バンド18を巻取りロール17から引き出す;巻取りロール17の回転が、トーションバー16の力を吸収する捻れをもたらす。トーションバー16の力制限レベルは、ベルト軸13のトーションバー15の力制限レベルよりも低く設計されているので、回転可能な歯付きリング19において、比較的小さい搭乗者のために適切であり、かつ設けられている、小さい力制限レベルしかもたらさない。同様なことが、力制限部材としての引っ張り部材60の配置についても、当てはまる。
搭乗者が装着プロセスにおいて、カウンターギア22の然るべき切替え点がまだ達成されないくらいの長さのベルトバンドを必要とした場合に、彼はまず、図10aについて上述した位置に留まる。しかし、このように装着した搭乗者が移動し、たとえば前かがみになった場合に、多くのベルトが引き出され、そして、このベルト引出しが切替え突起30と切替え突起32aの間で然るべく調節された切替え点を上回った限りにおいて、場合によっては短時間だけの、この状態のためにも、揺動アーム21が切り替えら、その限りにおいてトーションバー15のみの切替えに関して切替え準備完了状態がもたらされる。この種の場合において、搭乗者が再び身体を起こした場合に、ベルト軸13の逆回転と結びついたベルト引込みによって、揺動アーム21上に配置された歯車25の切替え突起32bが軸受プレート28に配置された歯車24の切替え突起31上に当接し、それによって揺動アーム21が新たに、図10aに示すように揺動アームが制御爪29を歯付きリング19と噛合しないように保持する位置へ切り替えられるので、歯付きリングは再び自由に回転することができる。この双方向切替えは、装着した搭乗者にとっては感じられないが、それぞれ事故の瞬間において支配する座り位置に応じて、比較的小さい搭乗者においても、小さい力制限レベルか、あるいは初めから高い力制限レベルがオンにされて、後者の場合に搭乗者の大きすぎる前移動が回避されることを、保証する。
しかし、同様な切替え状態は、事故の際に第2のトーションバー16を有効にすることと結びついたベルト引出しが、切替え点の超過をもたらした場合にも、生じることができ、最初は小さい力制限レベルを受けた搭乗者が、場合によっては車両部分に許されないほど接近することがある。このような場合においても、特に制御爪29の形成に基づいて、爪20が回転する歯付きリング19内へ噛合され、図10cに示す高い力制限レベルがオンにされる。
上述した説明、特許請求項、要約および図面に開示された、この書類の対象の特徴は、単独でも、互いに任意に組み合わせても、種々の実施形態において発明を実現するために本質をなすことができる。
ベルト巻上げ装置を示す斜視図である。 図1の対象を他の視点から示す斜視図である。 図1と2に示す対象を分解して示す斜視図である。 カウンターギアとして形成された制御装置を、揺動アームの一方の切替え位置で示す上面図である。 図4の対象を、揺動アームの他方の切替え位置で示している。 歯付きリングとそれに接続された、低い力制限レベルを有するトーションバーを分解して示している。 爪を対応づけられた制御爪および歯付きリングと共に拡大して示す部分表示である。 爪とそれに取り付けられた制御爪を示す斜視図である。 図8の対象を、爪と制御爪を別々にして表示している。 歯付きリングの外歯に爪が嵌入するシーケンスを示している。 歯付きリングの外歯に爪が嵌入するシーケンスを示している。 歯付きリングの外歯に爪が嵌入するシーケンスを示している。 制御爪を、それにエネルギを与える、付勢されたばねおよび付勢されたばねのための、対応づけられた保持装置と共に、制御爪のある機能位置で示している。 制御爪を、それにエネルギを与える、付勢されたばねおよび付勢されたばねのための、対応づけられた保持装置と共に、制御爪のある機能位置で示している。 制御爪を、それにエネルギを与える、付勢されたばねおよび付勢されたばねのための、対応づけられた保持装置と共に、制御爪のある機能位置で示している。 歯付きリングとそれに接続された、低い力制限レベルを有するトーションバーを初期状態で示す側面図である。 図12の対象を、金属バンドが引き出された状態で示している。 歯付きリングを曲げブレーキとして形成された、低い力制限レベルを有する力制限装置と共に示す側面図である。 図14の対象を他の実施形態おいて示している。

Claims (22)

  1. 自動車用の安全ベルト巻上げ装置であって、
    車両に反応して、および/またはベルトバンドに反応して制御可能な、ベルト軸のためのロッキング装置と、
    ハウジングを有するベルト軸をロックするために移動可能に配置されたロック部材の支持体としてのプロフィールヘッドと、
    直列に相前後して接続された2つの力制限部材を有する2段式力制限装置と、を有し、
    力制限部材が、制御装置を用いて制御可能な、介装されたカップリングを介して高い力制限レベルと低い力制限レベルとの間で切り替え可能である、安全ベルト巻上げ装置において、
    高い力制限レベルと低い力制限レベルの間でカップリング(19、20)を切り替えるための制御装置が、ベルト軸(13)からのそれぞれのベルト引出しの寸法を定めるカウンターギア(22)を具備し、かつカップリング(19、20)が高い力制限レベルと低い力制限レベルとの間で可逆的に双方向に切り替え可能である、
    ことを特徴とする自動車用の安全ベルト巻上げ装置。
  2. カップリングが、ベルト巻上げ装置(10)のハウジング(11)に回転可能に軸承された、ロッキング時にはプロフィールヘッド(26)のロック部材(27)によって噛合される歯付きリング(19)と、制御装置(22)によって2つの切替え位置の間で双方向に移動可能な爪(20)とから成り、
    前記爪を用いて歯付きリング(19)が、一方の切替え位置においては解放され、他方の切替え位置においてはハウジング固定でロックされる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の安全ベルト巻上げ装置。
  3. 力制限部材(15、16)が歯付きリング(19)に関して、
    歯付きリング(19)がハウジング(11)に対して回転可能な場合に、低い力制限レベルを有する第1の力制限段が実現され、
    歯付きリング(19)が制御装置(22)により歯付きリング(19)と噛合するように駆動可能な爪(20)によってハウジング固定で固定された場合に、高い力制限レベルを有する第2の力制限段が実現されるように、配置されている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の安全ベルト巻上げ装置。
  4. 低い力制限レベルを定める力制限部材が、ベルト巻上げ装置ハウジング(11)内でベルト軸(13)の外部に配置されたトーションバー(16)であって、
    その一方の端部はハウジング固定で挟持されており、
    その他方の端部は結合手段(18)を介して歯付きリング(19)に、歯付きリング(19)の回転がトーションバー(16)の捻りに変換可能であるように、接続されている、
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の安全ベルト巻上げ装置。
  5. 結合手段が、予め定められた長さを有する金属バンド(18)からなり、
    前記金属バンドの一方の端部が歯付きリング(19)に懸架されており、その他方の端部は、トーションバー(16)と相対回動不能に結合された、ベルト巻上げ装置ハウジングに回転可能に配置された巻取りロール(17)上に巻き取られ、かつ終端側においてその巻取りロールに固定されている、
    ことを特徴とする請求項4に記載の安全ベルト巻上げ装置。
  6. 低い力制限レベルを定める力制限部材が、ベルト軸(13)の外部においてベルト巻取り装置ハウジング(11)に配置された、ハウジング固定で配置されたシケイン(61)を通して案内される引っ張り部材(60)を有する曲げブレーキであって、
    前記引っ張り部材の一方の端部が歯付きリング(19)に、歯付きリング(19)の回転がシケイン(61)を通しての引っ張り部材(60)のエネルギを吸収する引っ張りに変換可能であるように、接続されている、
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の安全ベルト巻上げ装置。
  7. 引っ張り部材(60)の、ストックを形成する自由端部(62)が、歯付きリング(19)の外側を回るように延びて配置されている、ことを特徴とする請求項6に記載の安全ベルト巻上げ装置。
  8. 引っ張り部材(60)の、ストックを形成する自由端部(62)が、ベルト巻取り装置ハウジング(11)に回転可能に軸承されたストックハウジング(63)内に配置されて、ストックハウジング(63)から引き出し可能である、ことを特徴とする請求項6に記載の安全ベルト巻上げ装置。
  9. 引っ張り部材(60)が、その長さにわたって変化しない幅を有している、ことを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の安全ベルト巻上げ装置。
  10. 引っ張り部材(60)が、その長さにわたって、力制限レベルの所望の変化に従って異なる幅を有している、ことを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の安全ベルト巻上げ装置。
  11. カウンターギア(22)が、ベルト軸(13)と結合された外歯の歯車(23)と、ハウジング固定で配置された他の外歯の歯車(24)と、2つの切替え位置へ揺動可能にハウジングに軸承されている揺動アーム(21)上に配置された第3の外歯の歯車(25)とから成り、
    3つの歯車(23、24、25)が互いに噛合し、かつ歯車(23、24、25)上にそれぞれ揺動アーム(21)のための切替え点を定める切替え突起(30、31、32a、b)が配置されており、
    前記切替え突起は予め定められた引出し状態において相互に当接し、それによって切替え位置の間で揺動アーム(21)を揺動させる、
    ことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の安全ベルト巻上げ装置。
  12. 切替えヒステリシスを制限するために、
    ベルト軸(13)と結合された歯車(23)とハウジングに軸承された歯車(24)が、それぞれ1つの切替え突起(30、31)を有し、揺動アーム(21)上に軸承された歯車(25)が2つの切替え突起(32a、b)を有している、
    ことを特徴とする請求項11に記載の安全ベルト巻上げ装置。
  13. 揺動アーム(21)が、機械的な結合を介して爪(20)を直接駆動する、ことを特徴とする請求項11または12に記載の安全ベルト巻上げ装置。
  14. 揺動アーム(21)が、介在する電子スイッチを介して間接的に爪(20)を駆動する、ことを特徴とする請求項11または12に記載の安全ベルト巻上げ装置。
  15. 揺動アーム(21)が、介在する流体スイッチを介して爪(20)を間接的に駆動する、ことを特徴とする請求項11または12に記載の安全ベルト巻上げ装置。
  16. 爪(20)に、それに対して移動可能かつ揺動アーム(21)と協働する制御爪(29)が配置されており、前記制御爪が、歯付きリング(19)の外歯(34)と協働する制御歯(42)を有している、ことを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の安全ベルト巻上げ装置。
  17. 爪(20)が、その結合ウェブ(37)が移動のあそびをもって軸受凹部(38)内へ嵌入する、U字状に形成された制御爪(29)のための、スリット形状の軸受凹部(38)を有している、ことを特徴とする請求項16に記載の安全ベルト巻上げ装置。
  18. 爪(20)が、ばね(35)によって歯付きリング(19)のための解放位置へ付勢されている、ことを特徴とする請求項16または17に記載の安全ベルト巻上げ装置。
  19. 制御爪(29)が、付勢されたばね(50)によって、歯付きリング(19)の外歯(34)内へ噛合する方向にエネルギを供給されており、
    付勢されたばね(50)は、別に切替え可能な保持装置(52、53)によって歯付きリング(19)のために制御爪(29)を解放する位置に固定されており、
    前記保持装置は、制御爪(29)が歯付きリング(19)の外歯(34)内へ嵌入した場合に、付勢されたばね(50)を解放する、
    ことを特徴とする請求項15から18のいずれか1項に記載の安全ベルト巻上げ装置。
  20. 保持装置が、付勢されたばね(50)に対して保持位置と解放位置との間で移動可能なリンク(52)から成る、ことを特徴とする請求項19に記載の安全ベルト巻上げ装置。
  21. リンク(52)が、保持レバー(53)によって保持位置に保持されており、前記保持レバーが、歯付きリング(19)に形成された凹部(55)内に相補形状で支持され、歯付きリング(19)が回転した場合に歯付きリング(19)から自由になる、ことを特徴とする請求項20に記載の安全ベルト巻上げ装置。
  22. 付勢されたばね(50)が、次のように、すなわち、
    歯付きリング(19)のための制御爪(29)の解放位置におけるばね力の力線が、爪(20)における制御爪(29)の回転軸受(56)を介して延びるように、配置され、かつ、方向づけされており、
    制御爪(29)が揺動した場合にその折れ曲りに基づいて、制御爪(29)が歯付きリング(19)内へ嵌入する方向にトルクを発生させる、
    ことを特徴とする請求項19から21のいずれか1項に記載の安全ベルト巻上げ装置。
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