JP2017177949A - ウェビング巻取装置 - Google Patents

ウェビング巻取装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017177949A
JP2017177949A JP2016066072A JP2016066072A JP2017177949A JP 2017177949 A JP2017177949 A JP 2017177949A JP 2016066072 A JP2016066072 A JP 2016066072A JP 2016066072 A JP2016066072 A JP 2016066072A JP 2017177949 A JP2017177949 A JP 2017177949A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spool
rotating body
gear
support member
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016066072A
Other languages
English (en)
Inventor
鷹松 均
Hitoshi Takamatsu
均 鷹松
啓太 中根
Keita Nakane
啓太 中根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP2016066072A priority Critical patent/JP2017177949A/ja
Publication of JP2017177949A publication Critical patent/JP2017177949A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】回転体の中心軸線が傾くことを抑制できるウェビング巻取装置を得る。【解決手段】本ウェビング巻取装置10では、キャリアプレート48の車両後側への変位が支持部材40の凸部33によって制限され、ギヤプレート66の車両前側への変位が第1リング部材78によって制限され、フライホイール84の車両前側への変位が第2リング部材92によって制限される。このため、キャリアプレート48とギヤプレート66との間の間隔が大きくなることを抑制でき、キャリアプレート48及びギヤプレート66の中心軸線が傾くようなキャリアプレート48及びギヤプレート66の傾きを抑制できる。【選択図】図3

Description

本発明は、スプールの引出方向への回転力の一部を吸収できるウェビング巻取装置に関する。
車両緊急時におけるスプールの引出方向への回転力が回転体の一態様である慣性体に伝わると、慣性体に慣性力が生じ、この慣性力によってスプールの引出方向への回転力の一部が吸収されるウェビング巻取装置がある(一例として、下記特許文献1を参照)。
一方、この種のウェビング巻取装置において、スプールと慣性体との間に他の回転体を設けて、この他の回転体によってスプールの回転力を慣性体に伝達可能とする構成が考えられる。しかしながら、このような構成では、慣性体や他の回転体の中心軸線方向が傾くことによって、スプールの回転力が他の回転体及び慣性体に伝わる際に抵抗が生じる可能性がある。
特表2003−512233号公報
本発明は、上記事実を考慮して、回転体の中心軸線が傾くことを抑制できるウェビング巻取装置を得ることが目的である。
請求項1に記載のウェビング巻取装置は、巻取方向へ回転されることによってウェビングを巻取るスプールと、中心軸線周りに回転可能な回転体を有し、前記スプールの回転力が前記回転体に伝わることによって前記スプールの回転力が吸収される回転力吸収手段と、前記回転体の中心軸線の傾きを抑制する抑制手段と、を備えている。
請求項1に記載のウェビング巻取装置では、スプールの回転力が回転力吸収手段の回転体に伝わると、スプールの回転力が回転力吸収手段によって吸収される。また、回転力吸収手段の回転体の中心軸線方向の傾きは、抑制手段によって抑制される。このため、回転力吸収手段の回転体の中心軸線方向が傾くことによって生じるスプールの回転に対する抵抗が発生することを抑制できる。このため、回転力吸収手段において吸収されるスプールの回転力の大きさの変動を抑制できる。
請求項2に記載のウェビング巻取装置は、請求項1に記載のウェビング巻取装置において、前記回転力吸収手段は、前記スプールの回転力が前記回転体に伝わることによって生じる慣性力によって前記スプールの回転力を吸収する。
請求項2に記載のウェビング巻取装置では、スプールの回転力が回転力吸収手段の回転体に伝わることによって、回転力吸収手段において慣性力が生じ、この慣性力によってスプールの回転力が吸収される。ここで、回転力吸収手段の回転体の中心軸線方向の傾きは、抑制手段によって抑制される。このため、スプールの回転力を吸収する力として、回転力吸収手段で生じる慣性力の他に、回転力吸収手段の回転体の中心軸線方向が傾くことによって生じる抵抗が作用されることを抑制できる。このため、回転力吸収手段において吸収されるスプールの回転力の大きさの変動を抑制できる。
請求項3に記載のウェビング巻取装置は、請求項1又は請求項2に記載のウェビング巻取装置において、前記回転力吸収手段は、前記回転体としての第1回転体と、前記第1回転体の側方に配置され、前記第1回転体との間で回転伝達が可能な前記回転体としての第2回転体と、を備え、前記抑制手段は、前記第1回転体の前記第2回転体からの離間を抑制する。
請求項3に記載のウェビング巻取装置では、第1回転体の第2回転体からの離間が抑制手段によって抑制される。このため、第1回転体が第2回転体から離間することによって第1回転体及び第2回転体の少なくとも一方の中心軸線が傾くことを抑制できる。これによって、第1回転体と第2回転体との間で回転を良好に伝達でき、第1回転体と第2回転体との間で回転が伝達されることによって生じる抵抗が大きくなることを抑制できる。
請求項4に記載のウェビング巻取装置は、請求項3に記載のウェビング巻取装置において、前記第1回転体の前記第2回転体とは異なる方向側で前記第1回転体に対する同軸上に設けられ、中心軸周りに回転可能にされると共に、前記第1回転体との間に前記抑制手段が設けられた回転部材を備えている。
請求項4に記載のウェビング巻取装置では、第1回転体の第2回転体側とは異なる方向側で回転部材が第1回転体に対する同軸上に配置され、抑制手段は、第1回転体と回転部材との間に設けられる。このため、回転部材が中心軸方向に第1回転体から離れても、第1回転体の中心軸線方向に沿った第1回転体の回転部材への接近が抑制手段によって抑制される。これによって、第1回転体が中心軸線方向に第2回転体から離間されることを抑制できる。
以上説明したように、本発明に係るウェビング巻取装置では、回転体の中心軸線が傾くことを抑制できる。
第1の実施の形態に係るウェビング巻取装置の斜視図である。 第1の実施の形態に係るウェビング巻取装置の第2フォースリミッタ機構の分解斜視図である。 第1の実施の形態に係るウェビング巻取装置の第2フォースリミッタ機構の正面断面図である。 第2の実施の形態に係るウェビング巻取装置の第2フォースリミッタ機構の正面断面図である。
次に、図1から図4の各図に基づいて本発明の各実施の形態について説明する。なお、各図において矢印FRは、本ウェビング巻取装置10が適用された車両の前側を示し、矢印OUTは、車幅方向外側を示し、矢印UPは、車両上側を示す。また、説明している実施の形態よりも前出の実施の形態と基本的に同一の部位に関しては、同一の符号を付与してその詳細な説明を省略する。
<第1の実施の形態の構成>
図1に示されるように、第1の実施の形態に係るウェビング巻取装置10は、フレーム12を備えている。フレーム12は、車両の車体としてのセンターピラー(図示省略)の車両下側部分に固定されている。また、フレーム12は、脚板14、16を備えており、脚板14と脚板16とは、略車両前後方向に対向されている。
また、本ウェビング巻取装置10は、スプール18を備えており、スプール18は、スプール本体20を備えている。スプール本体20は、略円筒形状に形成されており、フレーム12の脚板14と脚板16との間に配置されている。スプール本体20の中心軸線方向は、脚板14と脚板16との対向方向(すなわち、略車両前後方向)に沿っており、スプール本体20は、中心軸線周りに回転可能とされている。
図3に示されるように、スプール18のスプール本体20には、長尺帯状のウェビング22の長手方向基端部が係止されており、スプール本体20が巻取方向(図1の矢印A方向)へ回転されると、ウェビング22が長手方向基端側からスプール18のスプール本体20に巻取られる。また、ウェビング22の長手方向先端側は、スプール18のスプール本体20から車両上側へ延びており、ウェビング22の長手方向先端側は、フレーム12の車両上側でセンターピラーに支持されたスルーアンカ(図示省略)に形成されたスリット孔を通って車両下側へ折返されている。
さらに、ウェビング22の長手方向先端部は、アンカプレート(図示省略)に係止されている。アンカプレートは、鉄等の金属板材によって形成されており、車両の床部(図示省略)又は本ウェビング巻取装置10に対応するシート(図示省略)の骨格部材等に固定されている。
また、本ウェビング巻取装置10が適用された車両用のシートベルト装置は、バックル装置(図示省略)を備えている。バックル装置は、本ウェビング巻取装置10が適用されるシートの車幅方向内側に設けられている。シートに着座した乗員の身体にウェビング22が掛回された状態で、ウェビング22に設けられたタング(図示省略)がバックル装置に係合されることによって、ウェビング22が乗員の身体に装着される。
一方、スプール18のスプール本体20の車両後側には、軸部(図示省略)がスプール18のスプール本体20に対する同軸上でスプール18のスプール本体20に一体的に設けられており、この軸部は、フレーム12の脚板14に形成された孔(図示省略)を通ってフレーム12の車両後側へ延びている。
また、図1に示されるように、フレーム12の脚板14の車両後側には、スプリングハウジング26が設けられている。スプリングハウジング26の内側には、ぜんまいばね等のスプール付勢手段(図示省略)が設けられている。スプール付勢手段は、上記の軸部を介してスプール18に直接又は間接的に係合され、スプール18は、スプール付勢手段の付勢力によって巻取方向(図1の矢印A方向)へ付勢されている。
さらに、フレーム12の脚板14とスプリングハウジング26との間には、プリテンショナ28が設けられている。プリテンショナ28は、車両緊急時に作動され、プリテンショナ28が作動されることによって上記の軸部が巻取方向へ回転される。これによって、スプール18のスプール本体20が巻取方向(図1の矢印A方向)へ回転され、ウェビング22がスプール18のスプール本体20に巻取られる。
一方、フレーム12の脚板16の車両前側には、ロック機構30のロックハウジング32が設けられている。ロックハウジング32の内側には、ロック回転体(図示省略)が設けられている。ロック回転体は、スプール18のスプール本体20の中心軸線周りに回転自在に設けられている。また、ロックハウジング32の内側には、ロック部材(図示省略)が設けられている。ロック機構30は、車両衝突時等の車両緊急時に作動され、ロック機構30が作動されると、ロック回転体の引出方向(図1の矢印B方向)への回転がロック部材によって制限される。
また、図3に示されるように、本ウェビング巻取装置10は、フォースリミッタを構成する第1フォースリミッタ機構34(以下、第1フォースリミッタ機構34を「第1FL機構34と称する」)を備えており、第1FL機構34は、トーションバー36を備えている。トーションバー36は、略車両前後方向に長い棒状に形成されている。トーションバー36の車両後側部分は、スプール18のスプール本体20の内側に配置され、スプール本体20に対する相対回転が阻止された状態でスプール本体20に繋がっている。
これに対して、トーションバー36の車両前側部分は、フレーム12の脚板16に形成された孔を通ってフレーム12の外側(車両前側)へ延び、ロック機構30のロックハウジング32の内側へ入っている。ロック機構30のロックハウジング32の内側へ入ったトーションバー36の車両前側部には、ロック機構30のロック回転体が係合されており、ロック機構30のロック回転体は、トーションバー36に対する相対回転が制限されている。
このため、ロック機構30のロック回転体は、トーションバー36を介してスプール18のスプール本体20に繋がっており、ロック機構30のロック回転体は、スプール18に対する相対回転が制限されている。したがって、ロック機構30が作動され、ロック回転体の引出方向(図1及び図2の矢印B方向)への回転がロック部材によって制限されると、スプール18のスプール本体20の引出方向への回転が間接的に制限される。これによって、スプール18のスプール本体20からのウェビング22の引出しが制限される。
一方、図1に示されるように、スプール18のスプール本体20とフレーム12の脚板16との間には、回転力吸収手段としてフォースリミッタを構成する第2フォースリミッタ機構38(以下、第2フォースリミッタ機構38を「第2FL機構38と称する」)が設けられている。図2及び図3に示されるように、第2FL機構38は、支持部材40を備えている。支持部材40は、筒状に形成されており、支持部材40の外周形状は、円形とされ、支持部材40の内周形状は、多角形(本実施の形態では、六角形)、スプライン形状等の非円形とされている。
図3に示されるように、第2FL機構38の支持部材40の内側には、スプール18の取付部42が挿入されている。スプール18の取付部42は、スプール18のスプール本体20の車両前側に設けられており、取付部42は、スプール本体20に対する同軸上でスプール本体20に一体に形成されている。スプール18の取付部42の断面形状は、第2FL機構38の支持部材40の内周形状と同じ形状とされており、支持部材40のスプール18に対する相対回転が制限されている。このため、支持部材40は、スプール18と共に一体回転される。
また、第2FL機構38の支持部材40には、抑制手段としての複数の凸部44を備えている。これらの凸部44は、支持部材40の中心軸線周りに所定間隔をおいて設けられ、支持部材40の外周部から突出されている。
さらに、図1に示されるように、第2FL機構38は、変速手段の一態様である増速手段として回転力伝達手段を構成する回転力伝達機構46を備えている。図2及び図3に示されるように、回転力伝達機構46は、回転体の第1回転体又は第2回転体として入力部材を構成するキャリアプレート48を備えている。キャリアプレート48は、略円板形状とされており、キャリアプレート48の略中央には、貫通孔50が形成されている。キャリアプレート48の貫通孔50には、第2FL機構38の支持部材40が貫通配置されている。
また、キャリアプレート48には、複数の凹部52が設けられている。これらの凹部52は、キャリアプレート48の貫通孔50の内周面で開口されている。また、これらの凹部52の車両後側端は、開口されている。さらに、キャリアプレート48の中心軸線周りの凹部52の形成位置は、第2FL機構38の支持部材40の中心軸周りの複数の凸部44の形成位置に対応されている。
このため、支持部材40がキャリアプレート48の貫通孔50に車両後側から入ることによって、支持部材40の凸部44は、キャリアプレート48の凹部52の内側に入ることができる。支持部材40の凸部44がキャリアプレート48の凹部52の内側に入った状態では、支持部材40の凸部44の車両前側端は、キャリアプレート48の凹部52の内側の車両前側端に対して支持部材40の中心軸方向に対向される。このため、支持部材40の凸部44の車両前側端がキャリアプレート48の凹部52の内側の車両前側端に当接されることによって、支持部材40に対するキャリアプレート48の車両後側へのそれ以上の相対移動が阻止される。
また、支持部材40の凸部44がキャリアプレート48の凹部52の内側に入った状態では、支持部材40の凸部44における支持部材40の周方向両側端は、キャリアプレート48の凹部52の内側におけるキャリアプレート48の周方向両側端に対して支持部材40の周方向に対向される。このため、支持部材40が巻取方向(図2の矢印A方向)又は引出方向(図2の矢印B方向)へ回転されると、キャリアプレート48が支持部材40と共に回転される。
さらに、キャリアプレート48には、一対の支持孔54が形成されている。これらの支持孔54は、キャリアプレート48を貫通しており、一方の支持孔54は、キャリアプレート48の貫通孔50を挟んで他方の支持孔54の反対側に形成されている。これらの支持孔54の内周形状は、円形とされており、キャリアプレート48の貫通孔50の中心から一方の支持孔54の中心までの距離は、キャリアプレート48の貫通孔50の中心から他方の支持孔54の中心までの距離と同じにされている。
キャリアプレート48の各支持孔54には、中間部材としての遊星ギヤ56が設けられている。遊星ギヤ56は、軸部58を備えている。遊星ギヤ56の軸部58は、円柱形状とされている。遊星ギヤ56の軸部58は、キャリアプレート48の支持孔54の内側に配置され、これによって、遊星ギヤ56は、軸部58を中心に回転自在にキャリアプレート48に支持されている。
また、遊星ギヤ56の軸部58の車両前側には、第1ギヤ部60が設けられており、遊星ギヤ56の軸部58の車両後側には、第2ギヤ部62が設けられている。遊星ギヤ56の第1ギヤ部60及び第2ギヤ部62の各々は、外歯の平歯車とされており、第1ギヤ部60の歯先円は、遊星ギヤ56の軸部58の外周形状よりも小さくされ、第2ギヤ部62の歯先円は、遊星ギヤ56の軸部58の外周形状よりも大きくされている。また、第1ギヤ部60の歯数は、第2ギヤ部62の歯数よりも少なくされている。
さらに、回転力伝達機構46のキャリアプレート48の車両後側には、抜止部材としての中間リング64が設けられている。中間リング64は、リング形状の板状とされており、第2FL機構38の支持部材40は、中間リング64の内側を通っている。中間リング64は、皿ねじ等の固定部材65によってキャリアプレート48に固定されており、中間リング64がキャリアプレート48に固定された状態では、回転力伝達機構46の遊星ギヤ56の第2ギヤ部62が中間リング64とキャリアプレート48とによって挟まれている。これによって、遊星ギヤ56がキャリアプレート48の支持孔54から抜けることを防止している。
一方、回転力伝達機構46は、回転体の第1回転体又は第2回転体としてのギヤプレート66を備えている。ギヤプレート66は、内歯ギヤ部68を備えている。ギヤプレート66の内歯ギヤ部68は、リング状とされ、内歯ギヤ部68の内周部には、平歯の内歯が形成されており、遊星ギヤ56の第1ギヤ部60の外歯がギヤプレート66の内歯ギヤ部68の内歯に噛合っている。ギヤプレート66の内歯ギヤ部68の車両前側端は、プレート部70によって閉止されている。
また、ギヤプレート66のプレート部70の略中央には、プレート孔部72が形成されている。ギヤプレート66のプレート孔部72は、略円形とされ、支持部材40がギヤプレート66のプレート孔部72に貫通配置されている。これによって、ギヤプレート66は、支持部材40に対する同軸上で、支持部材40に対して相対回転自在とされている。
さらに、ギヤプレート66の側方(車両下側)には、切替部材としてのパウル74が設けられている。パウル74の基端側部分は、車両前後方向に回動可能に設けられており、プリテンショナ28が作動されることによってパウル74が回動される。また、パウル74の先端側部分には係合歯(図示省略)が設けられている。パウル74の先端側部分の係合歯に対応して、回転力伝達機構46のギヤプレート66の外周部には、外歯76が形成されている。ギヤプレート66の外歯76は、ラチェット歯状とされ、パウル74が回動されることによって、パウル74の係合歯は、ギヤプレート66の外歯76に噛合うことができ、パウル74の係合歯がギヤプレート66の外歯76に噛合うことによって、ギヤプレート66の引出方向(図1及び図2の矢印B方向)への回転が制限される。
一方、回転力伝達機構46のキャリアプレート48の車両前側には、抑制手段としての第1リング部材78が設けられている。第1リング部材78は、リング形状の板状とされており、車両前側からキャリアプレート48へ当接されている。また、第1リング部材78の略中央には、第1円孔80が形成されている。第1円孔80の内周形状は、第2FL機構38の支持部材40の車両前側端部の外周形状に略同じ形状とされている。
さらに、第1リング部材78の第1円孔80の中心軸線方向中間部よりも車両前側には、第1当接部82が形成されている。第1当接部82は、第1リング部材78の第1円孔80の内周面から第1円孔80の中心軸線側へ延出されたリング状の板状部とされている。第1当接部82の内側面は、略円形とされており、支持部材40の車両前側端部の外周形状よりも小さく、スプール18の取付部42の外周形状よりも大きくされている。支持部材40の車両前側端部が第1リング部材78の第1円孔80に入った状態で、支持部材40の車両前側端が第1リング部材78の第1当接部82に当接されており、この状態で、第1リング部材78は、支持部材40に固定されている。
一方、第2FL機構38は、回転体の一態様であると共に、第1回転体又は回転部材としてのフライホイール84を備えており、フライホイール84は、フライホイール本体86を備えている。フライホイール本体86は、円板状に形成されており、フライホイール本体86の車両前側には、回転力伝達機構46の出力部材を構成する太陽ギヤ部88が設けられている。太陽ギヤ部88は、外歯の平歯車とされており、フライホイール本体86に対する同軸上でフライホイール本体86に対して一体に形成されている。
また、第2FL機構38のフライホイール84(すなわち、フライホイール本体86及び太陽ギヤ部88)には、フライホイール孔部90が形成されている。フライホイール孔部90は、フライホイール84の略中央に形成されており、フライホイール84を貫通している。フライホイール84のフライホイール孔部90の内側には、支持部材40が貫通配置されている。これによって、フライホイール84は、支持部材40に対する同軸上で、支持部材40に対して相対回転自在とされている。
フライホイール84の太陽ギヤ部88には、遊星ギヤ56の第2ギヤ部62が噛合っている。すなわち、キャリアプレート48、遊星ギヤ56、ギヤプレート66、フライホイール84は、遊星歯車列を構成している。ここで、フライホイール84の質量は、ギヤプレート66の質量よりも大きくされており、フライホイール84を回転させるために必要な遊星ギヤ56の回転力は、ギヤプレート66を回転させるために必要な遊星ギヤ56の回転力よりも大きくされている。
このため、キャリアプレート48の回転は、遊星ギヤ56を介してフライホイール84の太陽ギヤ部88とギヤプレート66の内歯ギヤ部68の双方へ伝わるが、ギヤプレート66の回転が制限されていない状態では、キャリアプレート48の回転によってギヤプレート66が回転され、フライホイール84の回転は、抑制される。これに対して、ギヤプレート66の回転が制限された状態では、キャリアプレート48の回転によってフライホイール84がキャリアプレート48の回転方向と同じ方向へキャリアプレート48よりも速く回転される。
一方、第2FL機構38のフライホイール84の車両後側には、抑制手段としての第2リング部材92が設けられている。第2リング部材92は、リング形状の板状とされており、車両後側からフライホイール84のフライホイール本体86へ当接されている。また、第2リング部材92の略中央には、第2円孔94が形成されている。第2円孔94の内周形状は、第2FL機構38の支持部材40の車両後側端部の外周形状に略同じ形状とされている。
さらに、第2リング部材92の第2円孔94の中心軸線方向中間部よりも車両後側には、第2当接部96が形成されている。第2当接部96は、第2リング部材92の第2円孔94の内周面から第2円孔94の中心軸線側へ延出されたリング状の板状部とされている。第2当接部96の内側面は、略円形とされており、第2当接部96の内側面の形状は、支持部材40の車両後側端部の外周形状よりも小さく、スプール18の取付部42の外周形状よりも大きくされている。支持部材40の車両後側端部が第2リング部材92の第2円孔94に入った状態で、支持部材40の車両後側端が第2リング部材92の第2当接部96に当接されており、この状態で、第2リング部材92は、支持部材40に固定されている。
<第1の実施の形態の作用、効果>
本ウェビング巻取装置10では、車両衝突時等の車両緊急時になると、ロック機構30が作動される。ロック機構30が作動されると、ロック機構30のロック回転体の引出方向(図1及び図2の矢印B方向)への回転がロック機構30のロック部材によって制限される。ロック機構30のロック回転体は、第1FL機構34のトーションバー36を介してスプール18のスプール本体20に繋がっている。このため、ロック機構30のロック回転体の引出方向への回転が制限されることによって、スプール18の引出方向への回転が制限される。これによって、スプール18のスプール本体20からのウェビング22の引出しが制限されるため、乗員の身体をウェビング22によって拘束でき、乗員の身体の車両前側への慣性移動を抑制できる。
また、車両衝突時等の車両緊急時になると、プリテンショナ28が作動される。プリテンショナ28が作動されると、スプール18のスプール本体20に一体的に設けられた軸部(図示省略)が巻取方向へ回転される。これによって、スプール18のスプール本体20が巻取方向(図1の矢印A方向)へ回転され、ウェビング22がスプール18のスプール本体20に巻取られる。これによって、乗員の身体に装着されたウェビング22の弛みが除去され、乗員の身体がウェビング22によって更に強く拘束される。また、プリテンショナ28が作動されることによって、パウル74が回動され、パウル74の係合歯が、回転力伝達機構46のギヤプレート66の外歯76に噛合う。これによって、ギヤプレート66の引出方向(図1及び図2の矢印B方向)への回転が制限される。
このように、プリテンショナ28が作動されてから、乗員が車両前側へ慣性移動しようとすると、ウェビング22が乗員の身体によって引張られる。これによって、引出方向(図1及び図2の矢印B方向)への回転力がスプール18のスプール本体20に付与される。スプール18のスプール本体20に付与された引出方向への回転力の大きさが、第1FL機構34のトーションバー36の捻り変形に必要な大きさを上回ると、スプール18が引出方向へ回転される。これによって、トーションバー36が捻り変形され、このスプール18の回転量分だけ、スプール18のスプール本体20からウェビング22が引出されて、乗員が車両前側へ慣性移動される。さらに、スプール18の引出方向への回転力の一部、すなわち、乗員の身体からウェビング22に付与される引張力の一部が、トーションバー36の捻り変形に供されて吸収される。
また、このようにスプール18が引出方向(図1の矢印B方向)へ回転されると、スプール18の引出方向への回転が支持部材40を介してキャリアプレート48に伝わる。この状態では、上記のように、ギヤプレート66の引出方向への回転がパウル74によって制限されている。このため、この状態では、第2FL機構38の回転力伝達機構46は、インターナルギヤであるギヤプレート66が固定され、キャリアプレート48に入力された回転が遊星ギヤ56を介してフライホイール84の太陽ギヤ部88に加速されて伝わる遊星歯車列となる。したがって、スプール18の引出方向への回転力が増速されてフライホイール84の太陽ギヤ部88に伝わる。
このとき、スプール18が引出方向(図1の矢印B方向)へ加速回転されていると、第2FL機構38のフライホイール84が加速回転されて、フライホイール84に回転方向とは反対方向の慣性力が作用される。このフライホイール84に作用された慣性力は、スプール18の取付部42に対してスプール18の引出方向への回転の抵抗力として伝わる。したがって、この状態では、スプール18に付与された引出方向への回転力の大きさが、第1FL機構34のトーションバー36の捻り変形に必要な大きさと、フライホイール84に作用された慣性力に抗するための大きさとの和を上回ることによってスプール18が引出方向へ回転される。
これによって、スプール18の回転量分だけ、スプール18のスプール本体20からウェビング22が更に引出され、乗員は、車両前側へ慣性移動できる。さらに、スプール18の引出方向(図1及び図2の矢印B方向)への回転力の一部、すなわち、乗員の身体からウェビング22に付与される引張力の一部が、第1FL機構34のトーションバー36の捻り変形と、第2FL機構38のフライホイール84の慣性力に抗する回転力とに供されて吸収される。
ところで、キャリアプレート48、ギヤプレート66、フライホイール84の各々は、例えば、部品の寸法公差等に起因する距離だけ支持部材40に沿って変位できる。ここで、ギヤプレート66には、車両前側から第1リング部材78が当接されている。このため、支持部材40に沿ったギヤプレート66の支持部材40に対する車両前側への相対変位が第1リング部材78によって制限される。
また、キャリアプレート48の凹部52の内側の車両前側端には、支持部材40の凸部44の車両前側端が当接されている。このため、支持部材40に沿ったキャリアプレート48の支持部材40に対する車両後側への相対変位が支持部材40の凸部44によって制限される。さらに、フライホイール84には、車両後側から第2リング部材92が当接されている。このため、支持部材40に沿ったフライホイール84の支持部材40に対する車両後側への相対変位が第2リング部材92によって制限される。
これによって、キャリアプレート48とギヤプレート66とが互いに離間する方向へのキャリアプレート48のギヤプレート66に対する相対変位が抑制されるため、キャリアプレート48及びギヤプレート66の中心軸線方向にキャリアプレート48とギヤプレート66との間隔が大きくなることを抑制できる。このため、キャリアプレート48及びギヤプレート66の中心軸線が傾くようにキャリアプレート48及びギヤプレート66が動く(傾く)ことを抑制できる。
また、キャリアプレート48の支持部材40に対する車両後側への相対変位が支持部材40の凸部44によって制限されるため、フライホイール84が支持部材40に沿って車両後側へ変位されても、支持部材40に沿ったキャリアプレート48のフライホイール84への接近が制限される。このため、キャリアプレート48の支持部材40に沿った車両後側への変位が、フライホイール84の寸法公差の影響を受けることを防止又は抑制できる。これによっても、キャリアプレート48及びギヤプレート66の中心軸線が傾くようにキャリアプレート48及びギヤプレート66が動く(傾く)ことを抑制できる。
これによって、キャリアプレート48の支持孔54に設けられた遊星ギヤ56の第1ギヤ部60とギヤプレート66の内歯ギヤ部68との噛合いを良好に維持でき、遊星ギヤ56の第1ギヤ部60とギヤプレート66の内歯ギヤ部68との間で回転が伝わる際に生じる抵抗の増加を抑制できる。また、キャリアプレート48の支持孔54に設けられた遊星ギヤ56の第2ギヤ部62とフライホイール84の太陽ギヤ部88との噛合いを良好に維持でき、遊星ギヤ56の第2ギヤ部62とフライホイール84の太陽ギヤ部88との間で回転が伝わる際に生じる抵抗の増加を抑制できる。
これによって、フライホイール84の慣性力がスプール18に伝わるまでに上記の抵抗によって変動されることを抑制でき、フライホイール84の慣性力によるスプール18の回転力の吸収量を安定できる。
また、車両緊急時ではない通常の状態では、上記のように抵抗の増加を抑制できるため、スプール18からのウェビング22の引出し及びスプール18へのウェビング22の巻取りを円滑に行なえる。
さらに、遊星ギヤ56の第1ギヤ部60とギヤプレート66の内歯ギヤ部68との噛合いを良好に維持できるため、遊星ギヤ56の第1ギヤ部60とギヤプレート66の内歯ギヤ部68との噛合いの掛り代が大きくなることを抑制できる。これによって、遊星ギヤ56の第1ギヤ部60の歯及びギヤプレート66の内歯ギヤ部68の歯が大きくなることを抑制でき、遊星ギヤ56の第1ギヤ部60及びギヤプレート66が大きくなることを抑制できる。
また、遊星ギヤ56の第2ギヤ部62とフライホイール84の太陽ギヤ部88との噛合いを良好に維持できるため、遊星ギヤ56の第2ギヤ部62とフライホイール84の太陽ギヤ部88との噛合いの掛り代が大きくなることを抑制できる。これによって、遊星ギヤ56の第2ギヤ部62の歯及びフライホイール84の太陽ギヤ部88の歯が大きくなることを抑制でき、遊星ギヤ56の第2ギヤ部62及びフライホイール84が大きくなることを抑制できる。
<第2の実施の形態>
次に、第2の実施の形態について説明する。
図4に示されるように、本実施の形態では、第1リング部材78に第1当接部82が形成されておらず、また、第2リング部材92に第2当接部96が形成されていない。
一方で、本実施の形態では、支持部材40の車両前側端部に抑制手段としての第1当接部102が形成されている。第1当接部102は、第1リング部材78よりも車両前側へ突出された支持部材40の車両前側端部(図4において支持部材40の車両前側部分のうち二点鎖線で示される部分)が、第1かしめ工具104によって車両前側から押圧されてかしめられる(塑性変形される)ことによって形成されている。第1当接部102は、支持部材40において第1当接部102よりも車両後側の支持部材40の中間部分よりも外径寸法が大きくされており、第1当接部102の車両後側面は、第1リング部材78の車両前側面へ当接されている。これによって、第1リング部材78の支持部材40に沿った車両前側への変位が制限され。
また、本実施の形態では、支持部材40の車両後側端部に抑制手段としての第2当接部106が形成されている。第2当接部106は、第2リング部材92よりも車両後側へ突出された支持部材40の車両後側端部(図4において支持部材40の車両後側部分のうち二点鎖線で示される部分)が、第2かしめ工具108によって車両後側から押圧されてかしめられる(塑性変形される)ことによって形成されている。第2当接部106は、支持部材40において第2当接部106よりも車両前側の支持部材40の中間部分よりも外径寸法が大きくされており、第2当接部106の車両前側面は、第2リング部材92の車両後側面へ当接されている。これによって、第2リング部材92の支持部材40に沿った車両後側への変位が制限される。
このような本実施の形態では、ギヤプレート66が第1リング部材78へ当接されることによって、ギヤプレート66の支持部材40に沿った車両前側への変位が第1リング部材78を介して支持部材40の第1当接部102によって制限される。また、フライホイール84のフライホイール本体86が第2リング部材92へ当接されることによって、フライホイール84の支持部材40に沿った車両後側への変位が第2リング部材92を介して支持部材40の第2当接部106によって制限される。
このように、本実施の形態は、ギヤプレート66の支持部材40に沿った車両前側への変位を制限するための構成及びフライホイール84の支持部材40に沿った車両後側への変位を制限するための構成が前記第1の実施の形態と異なるだけで、基本的には第1の実施の形態と同じである。このため、本実施の形態は、前記第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、第1リング部材78の車両前側への変位及び第2リング部材92の車両後側への変位を制限するために、第1リング部材78及び第2リング部材92をねじ等の固定部材で固定しなくてもよい。しかも、支持部材40の第1当接部82は、第1リング部材78の車両前側への変位を制限できればよいので、第1当接部82を特に大きくしなくてもよい。更には、支持部材40の第2当接部96は、第2リング部材92の車両前側への変位を制限できればよいので、第2当接部96を特に大きくしなくてもよい。したがって、第2FL機構38が大きくなることを抑制でき、ひいては、ウェビング巻取装置10が大きくなることを抑制できる。
さらに、支持部材40の車両前側端部の硬さ等の機械的特性と支持部材40の車両後側端部の硬さ等の機械的特性とを略同じとし、支持部材40の第1当接部102の体積と支持部材40の第2当接部106の体積とを略同じとし、第1かしめ工具104の形状と第2かしめ工具108の形状とを略同じにする等によって、第1かしめ工具104と第2かしめ工具108とが、支持部材40における車両前後方向両側から支持部材40を押圧することによって、1工程で支持部材40に第1当接部102と第2当接部106とを形成できる。
なお、上記の各実施の形態では、インターナルギヤであるギヤプレート66の回転が制限された状態で、スプール18の回転力がキャリアプレート48に入力されると、スプール18の回転力が遊星ギヤ56を介して慣性体としてのフライホイール84の太陽ギヤ部88に出力される遊星歯車列とされていた。しかしながら、キャリアプレート又は太陽ギヤの回転が制限された状態で、太陽ギヤ又はインターナルギヤに入力されたスプール18の回転力がキャリアプレート又はインターナルギヤから出力される遊星歯車列をスプール18と慣性体との間に設けてもよい。
また、このように、上記の各実施の形態では、スプール18とフライホイール84との間で回転を伝える回転伝達手段を遊星歯車列としたが、回転伝達手段は、他のギヤ列等、遊星歯車列に限定されることなく広く適用できる。
さらに、上記の各実施の形態は、スプール18の回転力がフライホイール84で生じた慣性力によって吸収される構成であった。しかしながら、例えば、モータのモータ軸に太陽ギヤ部88を形成し、スプール18の回転がモータのモータ軸に伝わってモータ軸が回転され、スプール18の回転のエネルギーの一部が電気エネルギーに変わることによってスプール18の回転力を吸収する構成であってもよく、スプール18の回転力を吸収する具体的な構成に関しては特に限定されるものではない。
10 ウェビング巻取装置
18 スプール
28 プリテンショナ
38 第2フォースリミッタ機構(回転力吸収手段)
44 凸部(抑制手段)
48 キャリアプレート(回転体、第1回転体、第2回転体)
66 ギヤプレート(回転体、第1回転体、第2回転体)
78 第1リング部材(抑制手段)
84 フライホイール(回転部材、回転体、第1回転体)
92 第2リング部材(抑制手段)
102 第1当接部(抑制手段)
106 第2当接部(抑制手段)

Claims (4)

  1. 巻取方向へ回転されることによってウェビングを巻取るスプールと、
    中心軸線周りに回転可能な回転体を有し、前記スプールの回転力が前記回転体に伝わることによって前記スプールの回転力が吸収される回転力吸収手段と、
    前記回転体の中心軸線の傾きを抑制する抑制手段と、
    を備えるウェビング巻取装置。
  2. 前記回転力吸収手段は、前記スプールの回転力が前記回転体に伝わることによって生じる慣性力によって前記スプールの回転力を吸収する請求項1に記載のウェビング巻取装置。
  3. 前記回転力吸収手段は、
    前記回転体としての第1回転体と、
    前記第1回転体の側方に配置され、前記第1回転体との間で回転伝達が可能な前記回転体としての第2回転体と、
    を備え、
    前記抑制手段は、前記第1回転体の前記第2回転体からの離間を抑制する請求項1又は請求項2に記載のウェビング巻取装置。
  4. 前記第1回転体の前記第2回転体とは異なる方向側で前記第1回転体に対する同軸上に設けられ、中心軸周りに回転可能にされると共に、前記第1回転体との間に前記抑制手段が設けられた回転部材を備える請求項3に記載のウェビング巻取装置。
JP2016066072A 2016-03-29 2016-03-29 ウェビング巻取装置 Pending JP2017177949A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016066072A JP2017177949A (ja) 2016-03-29 2016-03-29 ウェビング巻取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016066072A JP2017177949A (ja) 2016-03-29 2016-03-29 ウェビング巻取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017177949A true JP2017177949A (ja) 2017-10-05

Family

ID=60003323

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016066072A Pending JP2017177949A (ja) 2016-03-29 2016-03-29 ウェビング巻取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017177949A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102018122636A1 (de) 2017-09-15 2019-03-21 Osaka University Stecker für Endoskop

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102018122636A1 (de) 2017-09-15 2019-03-21 Osaka University Stecker für Endoskop

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8777147B2 (en) Seat belt device
JP2016203918A (ja) シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置
JP2013035444A (ja) シートベルトのリトラクタ装置及びシートベルト装置
EP1717114A2 (en) Seatbelt retractor and seatbelt device equipped with the seatbelt retractor
JP5648924B2 (ja) シートベルト用リトラクタ
WO2012165408A1 (ja) シートベルト用リトラクタ
WO2015199050A1 (ja) シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置
JP2018099991A (ja) ウェビング巻取装置
JP2017177949A (ja) ウェビング巻取装置
JP2009298215A (ja) ウエビング巻取装置
JP2017189996A (ja) ウェビング巻取装置
JP2013184605A (ja) ウェビング巻取装置
WO2017169437A1 (ja) ウェビング巻取装置
JP5676346B2 (ja) ウェビング巻取装置
WO2013058142A1 (ja) シートベルト用リトラクタ
JP2017013630A (ja) シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置
JP2017144838A (ja) ウェビング巻取装置
JP6498070B2 (ja) ウェビング巻取装置
JP2017193255A (ja) ウェビング巻取装置
JP2017154672A (ja) ウェビング巻取装置
JP2017061208A (ja) ウェビング巻取装置
JP2017043159A (ja) ウェビング巻取装置
JP2016199221A (ja) ウェビング巻取装置
JP6449100B2 (ja) ウェビング巻取装置
JP5451859B2 (ja) シートベルト用リトラクタ