JP2007176343A - シートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートベルトリトラクタを大型化にすることなく、必要なトルクの範囲を得るために十分なスパイラルスプリングのスプリング特性を得る。
【解決手段】スパイラルスプリング12は、その一端がスプール10に一体回転するブッシュ11に連結されかつ、その他端がフレーム9に回転可能に設けられたスプリングケース(香箱)13に連結されている。このスパイラルスプリング12は一次巻きスパイラルスプリングから構成されている。この一次巻きスパイラルスプリングは、モータリトラクタ2の非作動時ではほとんどの巻き部分12bが中心のブッシュ11側に偏倚しているが、巻き締められると拡径して次第にスプリングケース13側に偏倚する。この巻締め初期のトルク範囲では応力振幅が小さいので、スパイラルスプリング12の発生トルクを安定してかつ有効に使用可能となり、必要なトルクの範囲が十分得られる特性となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両シートに付設されて緊急時に乗員を拘束するシートベルトを、スパイラルスプリングのトルク(付勢力)によりベルト巻取り方向に付勢されたスプールで巻き取るシートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置の技術分野に関し、特に、スパイラルスプリングを支持するスプリングケース(香箱)をモータの動力で回転することで、スプールを付勢するスパイラルスプリングのトルクを制御するシートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置の技術分野に関する。
例えば自動車等の車両の座席に付設されるシートベルト装置は、車両衝突時などの大きな車両減速度が発生する緊急時において、シートベルトにより慣性移動しようとする乗員を拘束するようになっている。
図3は、従来の一般的な三点式のシートベルト装置を模式的に示す図である。図中、1はシートベルト装置、2はシートベルトリトラクタ、3はシートベルト、4は車両シート、5はセンターピラー、6はシートベルト用ガイドアンカー、7はシートベルト3に摺動可能に支持されたタング、8はタング7が挿入係合されるバックルである。
図3に示すように、この例のシートベルト装置1は、車体に固定されたシートベルトリトラクタ2、このシートベルトリトラクタ2から引き出されるとともに先端のベルトアンカー3aが車体の床あるいは車両シート4に固定されるシートベルト3、例えば車体や車両シート4等(図示例ではセンターピラー5)に設けられてシートベルトリトラクタ2から引き出されたシートベルト3を乗員(不図示)のショルダーの方へガイドするシートベルト用ガイドアンカー6、シートベルト用ガイドアンカー6からガイドされてきたシートベルト3に摺動自在に支持されたタング7、車体の床あるいは車両シート4(図示例では、車両シート4)に固定されかつタング7が係脱可能に挿入係合されるバックル8から構成されている。
従来のシートベルトリトラクタ2として、モータの動力によりシートベルト3をスプールに巻き取るモータリトラクタ2が種々提案されている(モータリトラクタにも符号2を付す)。このモータリトラクタ2は、前述の緊急時にモータを作動してシートベルト3をスプールに巻き取り、シートベルト3にプリテンションを与えてシートベルト3による乗員拘束を迅速に行うばかりでなく、バックル解除時にモータを作動してシートベルト3をスプールで巻き取るために開発されている。更に、モータリトラクタ2は、モータを作動してシートベルト3に張力をドライビングシチュエーションに応じて付与することで、シートベルト3による乗員の拘束性やシートベルト3の装着時の快適性をそれぞれ向上するなど、その利用状況はますます広がりつつある。
従来のモータリトラクタ2として、緊急時に乗員を拘束するシートベルト3をスパイラルスプリングの発生トルクでベルト巻取り方向に付勢されたスプールで巻き取るとともに、スパイラルスプリングを支持するスプリングケース(香箱)をモータの動力で回転することで、スパイラルスプリングのトルクによるスプールの付勢力を制御するモータリトラクタが提案されている(例えば、特許文献1および2参照)。
図4に示すように、従来のモータリトラクタ2は、特許文献1および2に記載されているモータリトラクタを始め、概略的に、フレーム9に回転自在に支持されてシートベルト3を巻き取るスプール10と、スプール10に一体回転可能に取り付けられたブッシュ11に一端が連結されてこのスプール10を常時ベルト巻取り方向に付勢するスパイラルスプリング12と、フレーム9にスプール10と同軸にかつ回転可能に設けられるとともにスパイラルスプリング12の他端が連結され、更に外周に外歯ギヤ13aを有するスプリングケース(香箱)13と、フレーム9に支持されたモータ14と、モータ14の回転軸14aに取り付けられてこの回転軸14aと一体に回転する外歯からなるモータギヤ15と、フレーム9に回転可能に支持されかつモータギヤ15およびスプリングケース13の外歯ギヤ13aのいずれにも噛合する外歯からなる中間ギヤ16とを少なくとも備えている(なお、特許文献1および2に記載のモータリトラクタ2は、具体的にはモータおよびモータの動力伝達機構が図4に示す従来のものと異なるが、基本的な概略構成では図4に示す従来のものとほぼ同じである)。
モータリトラクタ2の非作動時には、モータ14が駆動されず、スパイラルスプリング12のトルクでスプール10がシートベルト3を巻取り限度まで巻き取っている。シートベルト3の装着のためにシートベルト3が引き出されるとともにタング7がバックル8に係合されることで、シートベルト3が乗員に装着される。そして、ドライビングシチュエーションに応じてモータ14が駆動制御され、このモータ14の動力がモータギヤ15、中間ギヤ16、および外歯ギヤ13aを介してスプリングケース13に伝達されると、スプリングケース13がモータ14の回転方向に応じてベルト巻取り方向およびベルト引出方向のいずれか一方向に回転する。このスプリングケース13の回転により、スプール10をベルト巻取り方向に付勢するスパイラルスプリング12のトルクTが増減制御され、シートベルト3の張力がドライビングシチュエーションに応じて適切に制御される。
このように、モータ14の動力でスパイラルスプリング12のトルクTを増減制御するモータリトラクタ2においては、モータ14の動力がスパイラルスプリング12を介してスプール10に間接的に作用するので、スプール10の巻取り力の増減を滑らかに行うことができる。また、スパイラルスプリング12がスプール10とモータ14との間に介在するので、モータ14の駆動中でもスプール10のベルト引出し方向の回転が可能であるから、モータ14の通電を停止しかつクラッチを解除する制御を行う必要がなく、シートベルト3の引出しをスムーズにかつ簡単に行うことができる。
ところで、従来のモータリトラクタ2に用いられるスパイラルスプリング12として、特許文献1および2に記載されているスパイラルスプリングを始め、一般に、図5に示すような二次巻きスパイラルスプリングが装着されている。二次巻きスパイラルスプリングは、スパイラルスプリング用のベルト状弾性材を1回スパイラル状に巻いた後、一旦開いて、1回目とは逆側にスパイラル状に巻いて構成されるものである。この二次巻きスパイラルスプリングでは、モータリトラクタ2の非作動時ではほとんどの巻き部分12aが外周のスプリングケース13側に偏倚していて巻径Rが1回の巻き毎、つまり巻き方向の位置の変化に対してに大きく変化しないが、中心のブッシュ11側に位置する数回(図5では1回強)の巻き部分12bの巻径は巻き方向の位置の変化に対して大きく変化するようになる。
特開平10−167002号公報。 特開2005−247059号公報。
しかしながら、従来の二次巻きスパイラルスプリングからなるスパイラルスプリング12が巻締め方向αに巻き締められると、このスパイラルスプリング12の部分はその巻径Rが次第に縮径して中心のブッシュ11側に偏倚するようになる。また、このスパイラルスプリング12が巻締め方向αに巻き締められたとき最初に発生するトルクは、巻径Rの小さな中心側の部分12bで発生する。このため、スパイラルスプリング12の巻締め初期では、巻径Rの小さな部分12bの変形量が大きくかつこの部分12bにかかる負荷が大きくなるので、図2に点線で示すように巻締め初期の範囲A′は応力振幅が大きくなる。したがって、この範囲A′でのスパイラルスプリング12の発生トルクを安定してかつ有効に使用することができなく、スパイラルスプリング12の発生トルクの使用可能な範囲Ts′が狭く制限される。このようなことから、今後モータリトラクタ2においてますます多く求められる種々のドライビングシチュエーションに柔軟にかつ正確に対応するために必要なスパイラルスプリング12の発生トルクの範囲Tnを十分に得られるスプリング特性を、従来のスパイラルスプリング12では得ることが困難であるという問題がある。
そこで、従来の二次巻きスパイラルスプリングからなるスパイラルスプリング12により、必要なスパイラルスプリング12の発生トルクの範囲Tnを得るためには、スプリングケース13を大きくすることが考えられるが、スプリングケース13を大きくすると、必然的にモータリトラクタが大型化してしまうという別の問題が生じる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、大型化することなく、必要なトルクの範囲を十分に得られるスパイラルスプリングのスプリング特性を得ることのできるシートベルトリトラクタおよびこれを用いたシートベルト装置を提供することである。
前述の課題を解決するために、請求項1の発明のシートベルトリトラクタは、フレームと、このフレームに回転可能に支持されかつシートベルトを巻き取るスプールと、一端が前記スプールと一体回転可能なブッシュに連結されかつ他端が前記フレームに取り付けられたスプリングケースに連結されて前記スプールを常時ベルト巻取り方向に付勢するスパイラルスプリングとを少なくとも備えるシートベルトリトラクタにおいて、前記スパイラルスプリングが、その巻締め時に拡径して前記スプリングケース側に偏倚する一次巻きスパイラルスプリングで構成されていることを特徴としている。
また、請求項2の発明のシートベルトリトラクタは、フレームと、このフレームに回転可能に支持されかつシートベルトを巻き取るスプールと、一端が前記スプールと一体回転可能なブッシュに連結されかつ他端が前記フレームに回転可能に取り付けられたスプリングケースに連結されて前記スプールを常時ベルト巻取り方向に付勢するスパイラルスプリングと、前記スプリングケースを回転するモータとを少なくとも備えるシートベルトリトラクタにおいて、前記スパイラルスプリングが、その巻締め時に拡径して前記スプリングケース側に偏倚する一次巻きスパイラルスプリングで構成されている
ことを特徴としている。
更に、請求項3の発明のシートベルト装置は、緊急時に乗員を拘束するシートベルトと、このシートベルトを巻き取るシートベルトリトラクタと、このシートベルトリトラクタから引き出された前記シートベルトに摺動自在に支持されたタングと、前記タングが係脱可能に挿入係合されるバックルとを少なくとも備えたシートベルト装置において、前記シートベルトリトラクタが請求項1または2に記載されたシートベルトリトラクタであることを特徴としている。
このように構成された本発明に係るシートベルトリトラクタによれば、スプールをベルト巻取り方向に付勢するスパイラルスプリングに巻締め初期の発生トルクの範囲における応力振幅が小さくなるので、この範囲でのスパイラルスプリングの発生トルクを安定してかつ有効に使用することができ、スパイラルスプリングの発生トルクの使用可能な範囲を必要なトルクの範囲より広くすることができる。これにより、ドライビングシチュエーションに柔軟にかつ正確に対応するために必要なスパイラルスプリングの発生トルクの十分な範囲のスプリング特性を得ることができる。
特に、請求項2の発明によれば、モータリトラクタにおいてますます多く求められる種々のドライビングシチュエーションにより一層柔軟にかつより一層正確に対応することができる。
また、必要なスパイラルスプリングの発生トルクの範囲を十分得ることができることから、スプリングケースを従来のままで大きくしなくても済み、通常のシートベルトリトラクタの大型化および大幅な設計変更をともに阻止することができる。
更に、本発明に係るシートベルト装置によれば、シートベルトリトラクタが種々のドライビングシチュエーションに柔軟にかつ正確に対応することができることから、乗員の拘束をドライビングシチュエーションに応じて適切にかつきめ細かく行うことができるとともに、シートベルトを装着した乗員のドライブフィーリングを快適にすることができる。
以下、図面を用いて本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明にかかるシートベルトリトラクタの実施の形態の一例に用いられるスパイラルスプリングを示す斜視図である。なお、前述の従来例と同じ構成要素には同じ符号を付して、その詳細な説明は省略する。
この例のシートベルトリトラクタ2は前述の従来例と同様にモータリトラクタから構成されている。このモータリトラクタ2は、基本的には前述の図4に示す従来例のモータリトラクタ2と同じ構成を備えているが、スパイラルスプリング12のみが図4に示す従来例と異なる。
図1に示すように、この例のスパイラルスプリング12は、前述の従来と同様に、その一端がスプール10に一体回転可能に取り付けられたブッシュ11に連結されているとともに、その他端がフレーム9にスプール10と同軸にかつ回転可能に設けられかつ外周に外歯ギヤ13aを有するスプリングケース(香箱)13に連結されている。
そして、この例のスパイラルスプリング12は一次巻きスパイラルスプリングから構成されている。一次巻きスパイラルスプリングは、スパイラルスプリング用のベルト状弾性材を1回スパイラル状に巻いて構成されるものである。この一次巻きスパイラルスプリングでは、モータリトラクタ2の非作動時ではほとんどの巻き部分12bが中心のブッシュ11側に偏倚していてその巻径Rが1回の巻き毎、つまり巻き方向の位置の変化に対してに大きく変化しないが、外周のスプリングケース13側には数回(図1に示す例では約1回半)の巻き部分12aが位置していてその巻径が巻き方向の位置の変化に対して大きく変化するようになる。
この例のモータリトラクタ2およびシートベルト装置1の他の構成は、いずれも前述の図4に示す例のモータリトラクタ2および図3に示す例のシートベルト装置1と同じである。
このように構成された一次巻きスパイラルスプリングからなるスパイラルスプリング12においては、巻締め方向αに巻き締められると、このスパイラルスプリング12の部分はその巻径Rが次第に拡径してスプリングケース13側に偏倚するようになる。また、このスパイラルスプリング12が巻締め方向αに巻き締められたとき最初に発生するトルクは、巻径Rの大きなスプリングケース側の部分12aで発生する。このため、スパイラルスプリング12の巻締め初期では、巻径Rの大きなスプリングケース13側の部分12aの変形量が小さくかつスプリングケース13側の部分12aにかかる負荷が小さくなるので、巻締め初期の範囲Aは応力振幅が小さくなる。したがって、図2に実線で示す巻締め初期の範囲Aでのスパイラルスプリング12の発生トルクが安定してかつ有効に使用可能となり、スパイラルスプリング12の発生トルクの使用可能な範囲Tsは制限されず、必要なトルクの範囲Tnより広くなる(Ts>Tn)。
この例のシートベルトリトラクタ2によれば、巻締め初期の発生トルクの範囲Aにおける応力振幅を小さくできるので、この範囲Aでのスパイラルスプリング12の発生トルクを安定してかつ有効に使用することができ、スパイラルスプリング12の発生トルクの使用可能な範囲Tsを必要なトルクの範囲Tnより広くすることができる。これにより、今後モータリトラクタ2においてますます多く求められる種々のドライビングシチュエーションに柔軟にかつ正確に対応するために必要なスパイラルスプリング12の発生トルクの範囲Tnを得るに十分なスプリング特性を得ることができる。
また、この例のスパイラルスプリング12により、必要なスパイラルスプリング12の発生トルクの範囲Tnを十分得ることができることから、スプリングケース13を従来のままで大きくしなくても済み、モータリトラクタの大型化および大幅な設計変更をともに阻止することができる。
更に、この例のシートベルトリトラクタ2を用いたシートベルト装置1によれば、種々のドライビングシチュエーションに柔軟にかつ正確に対応することができることから、乗員の拘束をドライビングシチュエーションに応じて適切にかつきめ細かく行うことができるとともに、乗員のドライブフィーリングを快適にすることができる。
この例のモータリトラクタ2およびシートベルト装置1の他の作用効果は、いずれも前述の図4に示す例のモータリトラクタ2および図3に示す例のシートベルト装置1と同じである。
なお、本発明のシートベルトリトラクタは、前述の例のようなモータリトラクタに限定されることなく、モータを用いずにスパイラルスプリング12の発生トルクでシートベルト3を巻き取る従来の一般的なシートベルトリトラクタにも適用することができる。しかし、本発明のシートベルトリトラクタは、今後シートベルトトラクタにおいてますます多く求められる種々のドライビングシチュエーションに柔軟にかつ正確に対応するためには、前述の例のようなスプール10とモータ14との間にスパイラルスプリング12が介在するモータリトラクタ2に適用することが望ましい。
本発明のシートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置は、車両シートに付設されて緊急時に乗員を拘束するシートベルトをスパイラルスプリングのトルク(付勢力)によりベルト巻取り方向に付勢されたスプールで巻き取るシートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置に利用することができ、特に、スパイラルスプリングを支持するスプリングケース(香箱)をモータの動力で回転することで、スプールを付勢するスパイラルスプリングのトルクを制御するシートベルトトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置に好適に利用することができる。
本発明にかかるシートベルトリトラクタの実施の形態の一例に用いられるスパイラルスプリングを示す斜視図である。 図1に示す例のスパイラルスプリングおよび図5に示す従来例のスパイラルスプリングの各スプリング特性を示す図である。 従来の一般的な三点式のシートベルト装置の一例を模式的に示す図である。 従来のシートベルト装置に用いられているモータリトラクタを模式的に示す図である。 従来のモータリトラクタに用いられるスパイラルスプリングを示す斜視図である。
符号の説明
1…シートベルト装置、2…シートベルトリトラクタ(モータリトラクタ)、3…シートベルト、4…車両シート、7…タング、8…バックル、9…フレーム、10…スプール、11…ブッシュ、12…スパイラルスプリング、12a…スパイラルスプリングのスプリングケース側の巻き部分、12b…スパイラルスプリングのブッシュ側の巻き部分、13…スプリングケース(香箱)、14…モータ

Claims (3)

  1. フレームと、このフレームに回転可能に支持されかつシートベルトを巻き取るスプールと、一端が前記スプールと一体回転可能なブッシュに連結されかつ他端が前記フレームに取り付けられたスプリングケースに連結されて前記スプールを常時ベルト巻取り方向に付勢するスパイラルスプリングとを少なくとも備えるシートベルトリトラクタにおいて、
    前記スパイラルスプリングが、その巻締め時に拡径して前記スプリングケース側に偏倚する一次巻きスパイラルスプリングで構成されていることを特徴とするシートベルトリトラクタ。
  2. フレームと、このフレームに回転可能に支持されかつシートベルトを巻き取るスプールと、一端が前記スプールと一体回転可能なブッシュに連結されかつ他端が前記フレームに回転可能に取り付けられたスプリングケースに連結されて前記スプールを常時ベルト巻取り方向に付勢するスパイラルスプリングと、前記スプリングケースを回転するモータとを少なくとも備えるシートベルトリトラクタにおいて、
    前記スパイラルスプリングが、その巻締め時に拡径して前記スプリングケース側に偏倚する一次巻きスパイラルスプリングで構成されていることを特徴とするシートベルトリトラクタ。
  3. 緊急時に乗員を拘束するシートベルトと、このシートベルトを巻き取るシートベルトリトラクタと、このシートベルトリトラクタから引き出された前記シートベルトに摺動自在に支持されたタングと、前記タングが係脱可能に挿入係合されるバックルとを少なくとも備えたシートベルト装置において、
    前記シートベルトリトラクタが請求項1または2に記載されたシートベルトリトラクタであることを特徴とするシートベルト装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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