JP2009262632A - ウエビング巻取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】少ない部品点数でWSIR機構を構成できるウエビング巻取装置を得る。
【解決手段】トリガレバー80に回転自在に軸支されたギヤ100がシャフト102周りに自転しつつ、ギヤ72周りに公転すると、トリガレバー80がリンク90を介してロックパウル56を引っ張り、ロックパウル56をロックベース54に噛み合わせてスプールの引出方向への回転を規制する。このような構成としたことで、遊星ギヤ列のリングギヤに相当する構成が不要になり、少ない部品点数でロック機構50を構成できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の座席に着座した乗員の身体を拘束するウエビングベルトを巻き取って格納するためのウエビング巻取装置に係り、特に、車両急減速状態でウエビングベルトの引き出しを抑制できるウエビング巻取装置に関する。
車両のシートベルト装置を構成するウエビング巻取装置には、車両の急減速状態に乗員の身体に装着されているウエビングベルトの引き出しを規制して、車両前方側への乗員の身体の慣性移動を防止又は効果的に抑制するロック機構が設けられている。また、この種のロック機構には、急激にウエビングベルトを引き出そうとした際にウエビングベルトに付与された大きな引張力に基づき作動するロック機構(所謂、「WSIR機構」)があり、その一例が下記特許文献1に開示されている。
この特許文献1に開示されたロック機構は、所謂遊星ギヤ列を備えている。遊星ギヤ列を構成する太陽ギヤはスプールに対して同軸的且つ一体的に連結されており、この太陽ギヤに噛み合う遊星ギヤは、スプールの軸方向に沿った遊星ギヤ列の側方でスプールに対して同軸的に相対回転可能に設けられたプレートのピンに回動自在に軸支されている。さらに、遊星ギヤ列は太陽ギヤに対して同軸的に相対回転可能なリングギヤを備えており、このリングギヤの内歯が遊星ギヤに噛み合っている。
スプールからウエビングベルト(特許文献1では「シートベルト」と称している)を引き出してスプールを引出方向に回転させると太陽ギヤが引出方向に回転する。この太陽ギヤの回転は遊星ギヤに伝わり、更に、リングギヤに伝わる。乗員がウエビングベルトを装着する場合等における通常のウエビングベルトの引き出しでスプールが引き出し方向に回転した場合には、上記のように太陽ギヤの回転が遊星ギヤに伝わるものの、遊星ギヤは自らの回転軸心周り、すなわち、上記のプレートに形成されたピン周りに自転するだけで、太陽ギヤ周りの公転はしない。
これに対して、スプールが急激に引出方向に回転して、この大きな回転力が太陽ギヤを介して遊星ギヤに伝わると、遊星ギヤは自転しつつも太陽ギヤ周りに公転する。遊星ギヤが公転することで遊星ギヤを支持するピンが形成されたプレートが回転し、このプレートの回転によりロック用爪がスプールと一体のラチェットホイールの外歯に噛み合い、引出方向へのラチェットホイールの回転、ひいては引出方向へのスプールの回転を規制する。
特公平7−80441号の公報
このように特許文献1に開示された構成は、遊星ギヤ列を用いているが、通常時における遊星ギヤの公転の規制はリングギヤ(ひいては、リングギヤを有するボディ)の質量に依存している。このため、リングギヤ(ひいては、リングギヤを有するボディ)を備えなくてはならず、結果的に形状の大きな部品が多く必要になる。
本発明は、上記事実を考慮して、少ない部品点数でWSIR機構を構成できるウエビング巻取装置を得ることが目的である。
請求項1に記載の本発明に係るウエビング巻取装置は、長尺帯状のウエビングベルトの長手方向基端部が係止されて、自らの軸心周りの一方である巻取方向へ回転することで前記ウエビングベルトをその長手方向基端側から巻き取るスプールと、ロック方向への移動で前記スプールに直接又は間接的に係合して、前記巻取方向とは反対の引出方向への前記スプールの回転を規制するロック部材と、前記スプールに機械的に連結されて、前記スプールの回転により自らの軸周りに回転する第1回転体と、前記第1回転体の回転軸方向と同方向を軸方向とする軸周りに取付部が回動自在に支持されると共に、前記取付部における回動軸心周りの一方への回動により前記ロック方向へ前記ロック部材を移動させる支持部材と、前記第1回転体に係合した状態で前記取付部とは異なる位置で前記支持部材に前記第1回転体の回転軸方向と同方向を軸方向とする軸周りに自転自在に支持され、前記第1回転体の回転を受けて自転すると共に、前記引出方向への前記スプールの回転に連動した前記第1回転体の所定の大きさ以上の回転により自転しつつ前記取付部における前記支持部材の回転軸心周りに公転可能に質量が設定され、前記支持部材の回転軸心周りの公転で前記回動軸心周りの一方へ前記支持部材を回動させる第2回転体と、を備えている。
請求項1に記載の本発明に係るウエビング巻取装置によれば、スプールからウエビングベルトを引き出すことでスプールが巻取方向とは反対の引出方向へ回転すると、このスプールの回転に連動してスプールの軸方向と同じ向きを軸方向とする軸周りに第1回転体が回転する。この第1回転体には支持部材に支持された第2回転体が係合しており、第1回転体の回転を受けて第2回転体が支持部材での支持部分を中心に自転する。
また、第2回転体を支持する支持部材は、取付部がスプールの回転軸方向と同じ向きを軸方向とする軸周りに回動自在に取り付けられているので、通常、第1回転体が回転しても、この第1回転体の回転を受けた第2回転体は自転するだけであるので、支持部材が取付部における回動軸心周りに回動することはない。
ここで、急激にウエビングベルトが引き出されたりすることでスプールが所定の大きさ以上の速さで引出方向に回転し、これに連動して第1回転体が回転すると、第2回転体は自転しつつも支持部材の取付部における回動軸心周りに公転する。上記のように第2回転体は支持部材に支持されているので、第2回転体が公転することで支持部材が取付部における回動軸心周りの一方へ回動する。この支持部材の回動により、ロック部材がロック方向へ移動させられる。
ロック部材がロック方向へ移動すると、ロック部材がスプールに対して直接又は間接的に係合し、引出方向へのスプールの回転がロック部材によって規制される。これにより、例えば、車両急減速時に乗員が車両前方側へ慣性移動しようとして、乗員の身体に装着されているウエビングベルトが急激に引っ張られた場合には、ロック部材が引出方向へのスプールの回転を規制するので、スプールからウエビングベルトが引き出されることはなく、乗員の身体がウエビングベルトによって強く拘束される。
ここで、第1回転体の所定の大きさ未満の回転では第2回転体が公転しないように質量が設定される。このため、例えば、上記特許文献1における遊星ギヤ列のようなリングギヤやボディといった第2回転体の公転規制用の部材を特に必要とせず、部品点数が少なくてすむ。
請求項2に記載の本発明に係るウエビング巻取装置は、請求項1に記載の本発明において、前記スプール及び前記第1回転体の少なくとも何れか一方の回転軸心に対して、その半径方向外方に前記支持部材の回動軸心位置を設定している。
請求項2に記載の本発明に係るウエビング巻取装置では、スプール及び第1回転体の少なくとも何れか一方の回転軸心に対して、その半径方向外方に支持部材の回動軸心位置が設定される。このため、スプール及び第1回転体のうち、その回転軸心が支持部材の回動軸心と一致しない方に対して支持部材が同軸的に配置されない。これにより、スプールや第1回転体の軸方向に沿って支持部材を同軸的に並べて配置することによるスプールや第1回転体の軸方向に沿った装置の大型化を抑制できる。
請求項3に記載の本発明に係るウエビング巻取装置は、請求項2に記載の本発明において、外周部に外歯が形成されたギヤを前記第1回転とし、前記第2回転体の外歯に噛み合う外歯を有するギヤを前記第2回転体とし、前記第1回転体の回転軸心に対して、その半径方向外方に前記支持部材の回動軸心位置を設定し、更に、前記支持部材が前記ロック方向へ前記ロック部材を移動させた状態で前記第1回転体と前記第2回転体との噛み合いを維持するように前記支持部材を設定している。
請求項3に記載の本発明に係るウエビング巻取装置では、第1回転体及び第2回転体の各々が外周部に外歯を有するギヤとされ、第1回転体と第2回転体とが互いに噛み合っている。これにより、第1回転体に対して第2回転体に大きな滑り等が生じることなく第2回転体は第1回転体の回転を受けて自転する。
一方、急激にウエビングベルトが引き出されたりすることでスプールが所定の大きさ以上の速さで引出方向に回転し、これに連動して第1回転体が回転すると、第2回転体は自転しつつも支持部材の取付部における回動軸心周りに公転する。
ここで、支持部材の回動軸心位置は第1回転体の回転軸心に対し第1回転体の半径方向外方に設定される。このため、支持部材の取付部における回動軸心周りに第2回転体が公転する際に第2回転体は第1回転体周りに公転せず、この公転で第2回転体は第1回転体から離間しようとする。しかしながら、本発明に係るウエビング巻取装置では、支持部材がロック方向へロック部材を移動させた状態で、第1回転体と第2回転体との噛み合いが維持されるように支持部材が設定されているので、第2回転体の公転時に不用意に第1回転体と第2回転体との噛み合いが解消されることがない。
以上説明したように、本発明に係るウエビング巻取装置は、少ない部品点数でWSIR機構を構成できる。
<第1の実施の形態の構成>
図3には本発明の第1の実施の形態に係るウエビング巻取装置10の全体構成の概略が正面断面図によって示されている。
図3に示されるように、ウエビング巻取装置10はフレーム12を備えている。フレーム12は平板状の背板14を備えており、背板14がボルト等の図示しない締結手段によって、例えば、車両のセンターピラーの下端部近傍にて車体に固定され、これにより、本ウエビング巻取装置10が車体に取り付けられる。背板14の幅方向両端からは、略車両前後方向に互いに対向した一対の脚板16、18が互いに平行に延出されている。これらの脚板16、18間には略円筒形状のスプール20が配置されている。
スプール20は軸方向が脚板16、18の対向方向とされており、自らの軸周りに回転可能とされている。また、スプール20には長尺帯状のウエビングベルト22の長手方向基端部が係止されている。ウエビングベルト22はスプール20がその軸周り一方である巻取方向に回転することでスプール20の外周部に基端側から層状に巻き取られて格納される。さらに、ウエビングベルト22を先端側から引っ張れば、スプール20に巻き取られたウエビングベルト22が引き出され、これに伴い、巻取方向とは反対の引出方向にスプール20が回転する。
また、ウエビング巻取装置10はフォースリミッタ機構30を備えている。フォースリミッタ機構30はスプール20の内側に配置されるエネルギー吸収手段としてのトーションシャフト32を備えている。トーションシャフト32はシャフト本体34を備えている。シャフト本体34は軸方向がスプール20の軸方向に沿った棒状に形成されている。シャフト本体34の脚板16の側の端部には結合部36が形成されている。結合部36は外周部にロレット加工が施されたり、又は、外周形状が非円形に形成されたりしており、これにより、スプール20の中心軸線周りのスプール20に対するトーションシャフト32の相対回転が不能とされている。
これに対して、シャフト本体34の脚板18の側の端部には、結合部38が形成されている。結合部38は外周部にロレット加工が施されたり、又は、外周形状が非円形に形成されたりしている。この結合部38には、スプール20の中心軸線周りの結合部38に対する相対回転が不能な状態でスリーブ40が装着されている。スリーブ40はその少なくとも一部がスプール20の脚板18側の開口端からスプール20内に嵌挿されている。
スプール20に嵌挿された部分でのスリーブ40の外周形状はトーションシャフト32のシャフト本体34及びスプール20の双方に対して同軸な円形とされている。したがって、スリーブ40自体はスプール20の中心軸線周りのスプール20に対する相対回転は可能とされているものの、スリーブ40が結合されたトーションシャフト32はスプール20に対する相対回転が不能であるため、基本的にスリーブ40はスプール20に対して一体的に連結されていることになる。
脚板16の外側(脚板16の脚板18とは反対側)では、脚板16にスプリングケース42が取り付けられている。スプリングケース42には渦巻きばね44が収容されている。渦巻きばね44の渦巻き方向外側の端部はスプリングケース42に係止されている。これに対し、渦巻きばね44の渦巻き方向内側の端部はアダプタ46に係止されている。アダプタ46は脚板16を貫通してフレーム12の外側に突出したトーションシャフト32の一端部に同軸的で且つトーションシャフト32に対するトーションシャフト32の中心軸心周りの相対回転が不能な状態で連結されている。
渦巻きばね44は、トーションシャフト32が引出方向に回転することで巻き締まり付勢力が増加する構成になっており、したがって、ウエビングベルト22がスプール20から引き出されることでスプール20が引出方向に回転すると、渦巻きばね44がトーションシャフト32を介してスプール20を巻取方向に付勢する。乗員の身体に対する装着状態が解消されたウエビングベルト22は、この渦巻きばね44の付勢力でスプール20に巻き取られて格納される。
これに対して、脚板18の外側(脚板18の脚板16とは反対側)では、脚板18にロック手段(WSIR機構)としてのロック機構50のハウジング52が取り付けられている。ハウジング52の内側にはロック機構50を構成するロックベース54を備えている。ロックベース54はスプール20の側方でスプール20に対して同軸的に配置されており、スプール20の回転軸心周りにスリーブ40に対して相対回転不能な状態でスリーブ40に取り付けられている。このため、ロックベース54はスリーブ40とトーションシャフト32を介してスプール20に一体的に連結されており、基本的にロックベース54はスプール20と共に回転する。
図1に示されるように、ロックベース54の回転半径方向に沿ったロックベース54の側方には、ロックベース54と共にロック機構50を構成するロック部材としてのロックパウル56が配置されている。このロックパウル56に対応して脚板18の脚板16とは反対側の面からは支持ピン58が突出形成されている。支持ピン58は軸方向が概ねスプール20の軸方向に沿った円柱形状に形成されており、ロックパウル56は支持ピン58に回動自在に支持されている。
ロックパウル56の先端側は噛合部60とされており、ロックパウル56が支持ピン58周りの一方(図1の矢印C方向)へ回動すると、噛合部60がロックベース54の外周部へ接近する。ロックパウル56の噛合部60に対応してロックベース54の外周部にはラチェット歯62が形成されている。上記のようにロックパウル56が支持ピン58周りに回動して噛合部60がロックベース54の外周部へ接近することで、噛合部60がラチェット歯62に噛み合うことができ、ラチェット歯62に噛合部60が噛み合った状態では引出方向へのロックベース54の回転(すなわち、図1の矢印A方向への回転)がロックパウル56によって規制される。
また、上記の支持ピン58には、ロック部材付勢手段、ひいては、支持部材付勢手段としての捩じりコイルばね64が設けられている。捩じりコイルばね64は一端が脚板18に係止されていると共に他端がロックパウル56に係止され、噛合部60がロックベース54の外周部へ接近する方向へ回動すると、捩じりコイルばね64はその付勢力で噛合部60をロックベース54の外周部から離間させる向き(すなわち、図1の矢印Cとは反対方向)へ付勢する。これにより、捩じりコイルばね64の付勢力に抗する回転力が付与されない限り、ロックパウル56の噛合部60がロックベース54のラチェット歯62に噛み合うことはない。
一方、ロックベース54のスプール20とは反対側の面には、外歯で平歯のギヤ72がロックベース54に対して同軸的且つ一体的に形成されている。さらに、このギヤ72のロックベース54とは反対側の面にはシャフト74がギヤ72、ひいては、ロックベース54やスプール20に対して同軸的に形成されている。さらに、ギヤ72のロックベース54とは反対側には支持部材としてのトリガレバー80が配置されている。トリガレバー80は厚さ方向がシャフト74の軸方向に沿った細幅板状に形成さてれている。
トリガレバー80の一部(本実施の形態におけるトリガレバー80の場合、その長手方向中間部の一部)は取付部82とされている。取付部82にはギヤ72を通過したシャフト74が嵌り込む円孔84が形成されており、これにより、トリガレバー80はシャフト74周りに回動自在にシャフト74に支持されている。トリガレバー80の長手方向に沿った取付部82よりも一方の側はリンク86とされている。リンク86の取付部82とは反対側の端部近傍には連結ピン88が形成されている。連結ピン88は軸方向がシャフト74の軸方向に沿った円柱形状に形成されている。この連結ピン88の近傍にはリンク90が配置されている。
リンク90は厚さ方向が連結ピン88の軸方向に沿った細幅板状に形成されており、その長手方向一端部近傍には上記の連結ピン88が貫通しており、リンク90はトリガレバー80に対して連結ピン88周りに回動可能に連結されている。リンク90の長手方向他端部近傍にはロックパウル56の支持ピン58よりも先端側に形成された連結ピン92が貫通している。連結ピン92は軸方向が連結ピン88の軸方向に沿った円柱形状に形成されており、リンク90はロックパウル56に対して連結ピン92周りに回動可能に連結されている。このように、トリガレバー80とロックパウル56とはリンク90を介して連結されており、トリガレバー80が引出方向に回動すると、ロックベース54のラチェット歯62に噛合部60が接近する向きへロックパウル56が支持ピン58周りに回動するようになっている。
一方、トリガレバー80における円孔84のリンク86とは反対側はギヤ連結部94とされている。ギヤ連結部94の円孔84とは反対側の端部近傍には円孔96が形成されている。さらに、ギヤ連結部94の円孔84とは反対側の端部近傍には第2回転体としてのギヤ100が配置されている。ギヤ100は軸方向がギヤ72の軸方向と同じ向きにされているものの、ギヤ72よりも小径で、歯数もギヤ72より少ない外歯の平歯車とされている。
このギヤ100にはシャフト102が形成されている。シャフト102は円孔96に入り込んでおり、これにより、ギヤ100がギヤ連結部94(すなわち、トリガレバー80)に自転(回転)自在に支持されている。また、このようにトリガレバー80に自転自在に支持されたギヤ100はギヤ72に噛み合っており、ギヤ72の回転はギヤ100に伝わってギヤ100を回転させる。上記のようにギヤ72及びギヤ100は外歯の平歯車であるため、ギヤ72の回転が伝えられたギヤ100はシャフト102周りに自転するが、ギヤ72の外歯からの押圧力はギヤ100の外歯をギヤ72の回転方向へ押圧するので、ギヤ72の回転が伝えられたギヤ100はギヤ72周りに公転(回転)しようともする。
ここで、シャフト102を含めたギヤ100の質量、連結ピン88を含めたトリガレバー80の質量、リンク90の質量、連結ピン92を含めたロックパウル56の質量、捩じりコイルばね64の付勢力等は、引出方向への所定の大きさ以上の回転力でギヤ72が回転した場合にのみギヤ100がギヤ72周りに公転し、ギヤ72の引出方向への回転力が所定の大きさ未満の場合には、ギヤ100は公転せずに、シャフト102周りに自転のみするように設定されている。
<第1の実施の形態の作用、効果>
次に、本ウエビング巻取装置10の動作の説明を通して、本ウエビング巻取装置10の作用並びに効果について説明する。
本ウエビング巻取装置10では、乗員がウエビングベルト22を装着するためにウエビングベルト22を引っ張ると、ウエビングベルト22のうちスプール20に巻き取られて格納されていた部分が引き出され、これにより、スプール20が引出方向へ回転する。このようなスプール20の引出方向への回転は、トーションシャフト32、スリーブ40、及びロックベース54を介してギヤ72に伝わり、ギヤ72を引出方向(図1の矢印A方向)へ回転させる。
引出方向へ回転したギヤ72は、ギヤ72に噛み合うギヤ100に回転を伝えてギヤ100を回転させる。しかしながら、上記のように乗員がウエビングベルト22を装着するためにウエビングベルト22を引っ張った場合等で、スプール20に付与された引出方向への回転力が所定の大きさ未満である場合、ギヤ72の回転力を受けたギヤ100は、上述したギヤ100の質量等の関係でギヤ72周りの公転はせず、シャフト102周りに巻取方向(図1の矢印B方向)に自転する。
このため、この状態では、シャフト74周りのトリガレバー80の回動は生じず、捩じりコイルばね64の付勢力に抗した支持ピン58周りのロックパウル56の回動(すなわち、図1の矢印C方向への回動)も生じない。したがって、この状態では、ロックパウル56の噛合部60がロックベース54のラチェット歯62に噛み合うことがないので、ロックベース54は引出方向に回転でき、スプール20からウエビングベルト22を引き出すことができる。
一方、車両が急減速状態になると乗員の身体は略車両前方側へ慣性移動しようとし、その際、乗員の身体に装着されているウエビングベルト22は乗員の身体により急激に引っ張られる。このような急激な引張力が付与されたウエビングベルト22はスプール20を急激に引出方向に回転させようとする。このような急激な引出方向への回転力が、上記の所定の大きさ以上であると、引出方向のギヤ72の回転力を受けたギヤ100がシャフト102周りに巻取方向に自転しつつも、ギヤ100の外歯がギヤ72の外歯から受ける引出方向への押圧力によりギヤ72周りの引出方向(図1の矢印A方向)へギヤ100が公転する。
このようにしてギヤ100に引出方向への公転が生じると、トリガレバー80がシャフト74周りに引出方向に回動する。トリガレバー80が引出方向に回動することでリンク90が引っ張られると、捩じりコイルばね64の付勢力に抗してロックパウル56が巻取方向(図1の矢印C)方向へ回動する。これにより、図2に示されるように、ロックパウル56の噛合部60がロックベース54のラチェット歯62に噛み合う。噛合部60がラチェット歯62に噛み合った状態では、引出方向へのロックベース54の回転が規制される。
このため、この状態では、トーションシャフト32の引出方向への回転、ひいては、スプール20の引出方向への回転が規制されるので、スプール20からウエビングベルト22を引き出すことができない。このように、スプール20からのウエビングベルト22の引き出しが規制されることで、乗員の身体はウエビングベルト22により強く拘束され、略車両前方側への慣性移動が防止又は効果的に抑制される。
ここで、本ウエビング巻取装置10では、上記の特許文献1に開示された構成とは異なり、リングギヤを含めて構成されるボディを備えていない。このため、部品点数、しかも、上記の特許文献1に開示されたボディのような比較的大きな部品点数が少なくても上記のロック機構(WSIR機構)50を構成できる。さらに、上記の特許文献1に開示された構成では、太陽ギヤ周りの遊星ギヤの公転を、リングギヤ、ひいてはボディの質量で規制している。
ここで、ボディを構成するリングギヤは、太陽ギヤの回転半径方向外方で内歯が遊星ギヤに噛み合わなくてはならない。このため、ボディは比較的浅底の有底円筒形状(又は、盆形状)の部分を備えていなくてはならず、しかも、内歯が遊星ギヤに噛み合うという構成上、形状の規制が極めて厳しい。したがって、このようなボディは質量設定が難しくなる。
これに対して、本ウエビング巻取装置10において、ギヤ100はギヤ72に噛み合えばよい。また、トリガレバー80はシャフト74に回転自在に軸支されて、ギヤ100を回転自在に支持できればよい。さらに、リンク90はトリガレバー80及びロックパウル56に対して相対的に回動可能に連結されていればよく、捩じりコイルばね64は噛合部60をロックベース54の外周部から離間させる向きに付勢できればよい。このように、ギヤ72、捩じりコイルばね64、トリガレバー80、リンク90、及びギヤ100は、機能的な制限があるものの、その機能さえ満足すれば形状には何ら限定がない。このため、ギヤ72周りのギヤ100の公転を制限するための条件設定(すなわち、シャフト102の質量等)の設定が容易である。
また、上記特許文献1に開示された構成では、太陽ギヤ、遊星ギヤ、及びリングギヤの軸方向一方の側には遊星ギヤを支持するピンが形成されたプレートが配置され、軸方向他方の側はリングギヤを含むボディとなる。このため、リングギヤと太陽ギヤとの間の空間のうち、遊星ギヤの公転範囲以外の部分に他の部品を設けることができない所謂「デッドスペース」になるため、装置全体の小型化が難しくなる。
これに対して、本ウエビング巻取装置10では、ギヤ72周りのギヤ100の公転範囲以外部位で、ギヤ72の側方(ロックベース54の側方)に各種の部品を配置でき、しかも、このような部品を脚板18やハウジング52に支持させることも可能である。このように、本ウエビング巻取装置10では、ギヤ72に対してその回転半径方向外側を部品配置スペース等に有効に活用できるので、装置全体の小型化が可能になる。
<第2の実施の形態の構成>
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態を説明するにあたり、前記第1の実施の形態と基本的に同一の部位に関しては、同一の符号を付与してその詳細な説明を省略する。
図4には本実施の形態に係るウエビング巻取装置140の要部の構成が側面図により示されている。この図に示されるように、ウエビング巻取装置140はロック機構50を備えておらず、代わりにロック手段(WSIR機構)としてのロック機構142を備えている。ロック機構142はトリガレバー80を備えておらず、代わりに支持部材としてのトリガレバー144を備えている。トリガレバー144は厚さ方向がシャフト74の軸方向に沿った細幅板状に形成さてれている。
トリガレバー144の一部(本実施の形態におけるトリガレバー144の場合、その長手方向中間部の一部)は取付部146とされている。また、本ウエビング巻取装置140では、トリガレバー144に対応して脚板18に支持シャフト148が形成されている。支持シャフト148は軸方向がシャフト74の軸方向に沿った円柱形状で、ギヤ72(ひいては、ロックベース54)の回転半径方向に沿ったギヤ72(ひいては、ロックベース54)の外方側に形成されている。トリガレバー144の取付部146には支持シャフト148が貫通しており、トリガレバー144が支持シャフト148周りに回動可能に支持シャフト148に支持されている。
トリガレバー144における取付部146よりも一方の側はギヤ連結部150とされており、このギヤ連結部150の取付部146とは反対側の端部には円孔152が形成されている。円孔152にはギヤ100のシャフト102が入り込んでおり、トリガレバー144にギヤ100が回転自在に支持されている。
これに対して、トリガレバー144では、取付部146のギヤ連結部150とは反対側にリンク86が形成されておらず、代わりに押圧片162が形成されている。押圧片162の取付部146とは反対側には、先端がロックパウル56の側面の側へ向けて鉤状に屈曲した押圧部164が形成されている。押圧部164の先端部はロックパウル56を介してラチェット歯62の外周部とは反対側の側面に接触しており、トリガレバー144が支持シャフト148周りに巻取方向(図4の矢印D方向)に回動すると、噛合部60をロックベース54の外周部へ接近させる向き(図4の矢印C方向)へ回動させる。
ここで、図4及び図5に示されるように、トリガレバー144が支持シャフト148周りに巻取方向(図4の矢印D方向)に回動すると、ギヤ100がギヤ72から離間する方向へ支持シャフト148周りに公転することになるが、ロックパウル56の噛合部60がロックベース54のラチェット歯62に噛み合った状態でギヤ100とギヤ72との噛み合いが解消されないように、押圧部164がロックパウル56の押圧を開始してからロックパウル56の噛合部60がロックベース54のラチェット歯62に噛み合うまでのトリガレバー144の回動角度等が設定されている。
また、本ウエビング巻取装置140においては、シャフト102を含めたギヤ100の質量、押圧部164を含めたトリガレバー144の質量、リンク90の質量、連結ピン92を含めたロックパウル56の質量、捩じりコイルばね64の付勢力等は、引出方向への所定の大きさ以上の回転力でギヤ72が回転した場合にのみギヤ100が支持シャフト148周りに公転し、ギヤ72の引出方向への回転力が所定の大きさ未満の場合には、ギヤ100は公転せずに、シャフト102周りに自転のみするように設定されている。
<第2の実施の形態の作用、効果>
次に、本ウエビング巻取装置140の動作の説明を通して、本ウエビング巻取装置140の作用並びに効果について説明する。
本ウエビング巻取装置140では、スプール20に付与された引出方向への回転力が所定の大きさ未満であると、ギヤ72の回転力を受けたギヤ100は、上述したギヤ100の質量等の関係で支持シャフト148周りの公転はせず、シャフト102周りに巻取方向(図4の矢印B方向)に自転する。このため、この状態では、支持シャフト148周りのトリガレバー144の回動は生じず、押圧片162の押圧部164がロックパウル56の側面を押圧することもないので、捩じりコイルばね64の付勢力に抗した支持ピン58周りのロックパウル56の回動(すなわち、図4の矢印C方向への回動)も生じない。
したがって、この状態では、ロックパウル56の噛合部60がロックベース54のラチェット歯62に噛み合うことがないので、ロックベース54は引出方向に回転できる。したがって、車両の乗員がウエビングベルト22を装着するためにウエビングベルト22を引っ張った場合等、上記の所定の大きさ未満の回転力でスプール20を引出方向へ回転させた際には、スプール20からウエビングベルト22を引き出すことができる。
一方、スプール20が上記の所定の大きさ以上の回転力で急激に引出方向に回転すると、引出方向のギヤ72の回転力を受けたギヤ100がシャフト102周りに巻取方向に自転しつつも、ギヤ100の外歯がギヤ72の外歯から受ける引出方向への押圧力により、支持シャフト148周りに巻取方向(図4の矢印D方向)へギヤ100が公転する。このようにしてギヤ100に巻取方向への公転が生じると、トリガレバー144が支持シャフト148周りに巻取方向に回動する。
トリガレバー144が巻取方向に回動することで押圧片162の押圧部164が捩じりコイルばね64の付勢力に抗してロックパウル56の側面を押圧する。これにより、捩じりコイルばね64の付勢力に抗してロックパウル56が巻取方向(図4の矢印C)方向へ回動して、図5に示されるように、ロックパウル56の噛合部60がロックベース54のラチェット歯62に噛み合う。噛合部60がラチェット歯62に噛み合った状態では、引出方向へのロックベース54の回転が規制される。
このため、この状態では、トーションシャフト32の引出方向への回転、ひいては、スプール20の引出方向への回転が規制されるので、スプール20からウエビングベルト22を引き出すことができない。このように、スプール20からのウエビングベルト22の引き出しが規制されることで、乗員の身体はウエビングベルト22により拘束され、略車両前方側への慣性移動が防止又は効果的に抑制される。
ここで、本ウエビング巻取装置140では、トリガレバー144が前記第1の実施の形態におけるトリガレバー80とは異なり、回動軸心位置がシャフト74の軸心位置(すなわち、スプール20の回転軸心位置)に設定されずに、ロックベース54の回転半径方向に沿ったロックベース54の外方側に設けられた支持シャフト148の軸心位置に設定されている。しかしながら、トリガレバー80と同様にトリガレバー144もまた細幅板状であり、また、上記の特許文献1に開示された構成とは異なり、リングギヤを含めて構成されるボディを備えていない。基本的には前記第1の実施の形態で説明した効果と同様の効果を得ることができる。
また、本ウエビング巻取装置140は、上記のようにトリガレバー144の回動軸心位置がロックベース54の回転半径方向に沿ったロックベース54の外方側に設けられた支持シャフト148の軸心位置に設定されている。このため、シャフト74の軸心位置、すなわち、スプール20の回転軸線上にトリガレバー144が設けられないので、スプール20の回転軸線上に並ぶ部品の点数を少なくでき、スプール20の回転軸線に沿った向きの装置全体の寸法を短くできる。
本発明の第1の実施の形態に係るウエビング巻取装置の要部の構成を概略的に示す側面図である。 ロック部材による引出方向へのスプールの回転が規制された状態を示す図1に対応した側面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るウエビング巻取装置の全体構成を概略的に示す正面断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るウエビング巻取装置の要部の構成を概略的に示す側面図である。 ロック部材による引出方向へのスプールの回転が規制された状態を示す図1に対応した側面図である。
符号の説明
10 ウエビング巻取装置
20 スプール
22 ウエビングベルト
56 ロックパウル(ロック部材)
72 ギヤ(第1回転体)
74 シャフト
80 トリガレバー(支持部材)
82 取付部
100 ギヤ(第2回転体)
140 ウエビング巻取装置
144 トリガレバー(支持部材)
146 取付部

Claims (3)

  1. 長尺帯状のウエビングベルトの長手方向基端部が係止されて、自らの軸心周りの一方である巻取方向へ回転することで前記ウエビングベルトをその長手方向基端側から巻き取るスプールと、
    ロック方向への移動で前記スプールに直接又は間接的に係合して、前記巻取方向とは反対の引出方向への前記スプールの回転を規制するロック部材と、
    前記スプールに機械的に連結されて、前記スプールの回転により自らの軸周りに回転する第1回転体と、
    前記第1回転体の回転軸方向と同方向を軸方向とする軸周りに取付部が回動自在に支持されると共に、前記取付部における回動軸心周りの一方への回動により前記ロック方向へ前記ロック部材を移動させる支持部材と、
    前記第1回転体に係合した状態で前記取付部とは異なる位置で前記支持部材に前記第1回転体の回転軸方向と同方向を軸方向とする軸周りに自転自在に支持され、前記第1回転体の回転を受けて自転すると共に、前記引出方向への前記スプールの回転に連動した前記第1回転体の所定の大きさ以上の回転により自転しつつ前記取付部における前記支持部材の回転軸心周りに公転可能に質量が設定され、前記支持部材の回転軸心周りの公転で前記回動軸心周りの一方へ前記支持部材を回動させる第2回転体と、
    を備えるウエビング巻取装置。
  2. 前記スプール及び前記第1回転体の少なくとも何れか一方の回転軸心に対して、その半径方向外方に前記支持部材の回動軸心位置を設定した請求項1に記載のウエビング巻取装置。
  3. 外周部に外歯が形成されたギヤを前記第1回転とし、前記第2回転体の外歯に噛み合う外歯を有するギヤを前記第2回転体とし、前記第1回転体の回転軸心に対して、その半径方向外方に前記支持部材の回動軸心位置を設定し、更に、前記支持部材が前記ロック方向へ前記ロック部材を移動させた状態で前記第1回転体と前記第2回転体との噛み合いを維持するように前記支持部材を設定した請求項2に記載のウエビング巻取装置。
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