JP2014180905A - ウェビング巻取装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本ウェビング巻取装置10では、第2ロックパウル132を第1ロックパウル60に連動させるための構成がシャフト210だけであり、ロックリング180の回転規制と規制解除の切り替えもガスジェネレータ200にて発生したガス圧でピストン198を移動させるだけでよい。このように、比較的簡単な構成でサブトーションシャフト42のサブトーション本体48に捩じり変形を生じさせるモードと、サブトーションシャフト42のサブトーション本体48に捩じり変形を生じさせないモードとを切り替えることができる。
【選択図】図2
Description
図1及び図2に示されるように、本発明の一実施形態に係るウェビング巻取装置10は、フレーム12と、フレーム12の内側に配置される略円筒形状のスプール20と、乗員の身体を拘束するためのウェビング26と、フォースリミッタ機構30とを含んで構成されている。また、図1に示されるように、スプール20の軸方向一方の側には、第1ロック機構50が設けられており、図2に示されるように、スプール20の軸方向他端側には第2ロック機構122及び切替手段としての切替機構172が設けられている。以下、それぞれの構成について説明する。
フォースリミッタ機構30は、第1エネルギー吸収部材としてのメイントーションシャフト32と、第2エネルギー吸収部材としてのサブトーションシャフト42と、を含んで構成されている。
図1に示されるように、第1ロック機構50は、第1ロックベース52と、Vギヤ54と、Wパウル56と、加速度センサ58と、第1ロックパウル60とを含んで構成されており、脚板18の外側に設けられたセンサカバー62によって全体が覆われている。
図2に示されるように、第2ロック機構122は、第2ロックベース124と、ロックリング180と、第2ロックパウル132とを含んで構成されており、スプール20の脚板16側の端部に設けられている。
図2に示されるように、切替機構172は、ボディ174と、FLパウル186と、シリンダ196と、ピストン198と、ガスジェネレータ200と、を含んで構成されて、フレーム12の脚板16側に配置されている。
ここで、上述したように、第1ロックパウル60の基端側と第2ロックパウル132の基端側とはシャフト210によって一体に繋がれている。図3に示されるように、シャフト210は中心軸線がスプール20の中心軸線と同じ向きに設定された丸棒状に形成されており、その一端は第1ロックパウル60の基端側に繋がり、他端が第2ロックパウル132の基端側に繋がっている。シャフト210は、スプール20に形成されたシャフト収容部212の内側に配置される。
次に、本実施の形態の作用並びに効果について説明する。
本ウェビング巻取装置10では、車両が急減速状態になると、加速度センサ58の鋼球76が慣性によって台座72の湾曲面74上を転がって上昇する。これにより、センサパウル78が上方へ回動し、センサパウル78の爪80がVギヤ54のラチェット歯66に噛み合う。これによって、Vギヤ54は引出方向への回転が規制される。
この状態で、乗員の身体がウェビング26を引っ張ることによりスプール20に付与された回転力がメイントーションシャフト32のメイントーション本体38の機械的強度を上回っていると、スプール20が第1ロックベース52に対して引出方向に相対回転する。これによってメイントーション本体38に捩じり変形が生じる。さらに、このようにスプール20が第1ロックベース52に対して引出方向に相対回転すると、シャフト収容部212の内壁がシャフト210を引出方向にせん断するように押圧する。このときの応力がシャフト210の縮径部216に集中すると、縮径部216が破断する。
12 フレーム
20 スプール
26 ウェビング
32 メイントーションシャフト(第1エネルギー吸収部材)
42 サブトーションシャフト(第2エネルギー吸収部材)
52 第1ロックベース
60 第1ロックパウル
90 ラチェット歯
124 第2ロックベース
132 第2ロックパウル
172 切替機構(切替手段)
180 ロックリング
183 ラチェット歯
210 シャフト(連結手段)
214 当接部
Claims (3)
- フレームの内側に設けられると共にウェビングを巻取るスプールと、
前記スプールの軸方向一端側で前記スプールに対して相対回転可能に設けられた第1ロックベースと、
前記スプールの内側で前記スプールに対する相対回転が規制された状態で繋げられると共に、前記スプールの軸方向一端側で前記第1ロックベースに対する相対回転が規制された状態で繋げられた第1エネルギー吸収部材と、
先端にラチェット歯が形成されて基端側を中心に前記第1ロックベースに回動可能に設けられ、回動することにより前記フレームに形成されたラチェット歯に噛み合って前記第1ロックベースの引出方向への回転を規制する第1ロックパウルと、
前記スプールの軸方向他端側で前記スプールに対して相対回転可能に設けられる第2ロックベースと、
前記スプールの内側で前記スプールに対する相対回転が規制された状態で繋げられると共に、前記スプールの軸方向他端側で前記第2ロックベースに対する相対回転が規制された状態で繋げられた第2エネルギー吸収部材と、
第2ロックベースの外側で回転可能に設けられると共に、内周部にラチェット歯が形成されたロックリングと、
先端にラチェット歯が形成されて基端側を中心に前記第2ロックベースに回動可能に設けられ、前記第1ロックパウルが前記フレームのラチェット歯に噛み合う際の回動方向と同じ向きに回動することによって前記ロックリングのラチェット歯に噛み合い可能とされ、前記ロックリングのラチェット歯に噛み合うことによってロックリングを前記第2ロックベースと一体的に前記引出方向に回転させる第2ロックパウルと、
前記ロックリングとの係合状態で前記ロックリングの回転を規制する規制部材を有し、作動することにより前記ロックリングに対する前記規制部材の係合状態を切り替える切替手段と、
前記スプールの中心軸線に沿った方向に前記スプールを貫通するように設けられて、前記第1ロックパウルと前記第2ロックパウルとを一体に繋ぐと共に、前記スプールが前記第1ロックベースに対して前記引出方向に相対回転することにより前記第1ロックパウル側が破断し、前記スプールが前記第2ロックベースに対して前記引出方向に相対回転することによって前記第2ロックパウル側が破断する連結手段と、
を備えるウェビング巻取装置。 - 前記ロックリングはラチェット歯が前記フレームのラチェット歯に対して位相がずれた状態でセットされ、前記第2ロックパウルが前記第1ロックパウルに連動して回動した状態では、前記第2ロックパウルのラチェット歯が、前記ロックリングのラチェット歯において互いに隣り合う歯と歯の間に位置するように構成された請求項1に記載のウェビング巻取装置。
- 前記スプールの一端側及び他端側の少なくとも一方に設けられ、前記連結手段に前記引出方向とは反対の巻取方向側から当接して前記巻取方向に移動することを規制する当接部を備える請求項1又は請求項2に記載のウェビング巻取装置。
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