JP2008174049A - シートベルト用リトラクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】フォースリミッタ機構のエネルギー吸収荷重が低く設定されても、プリテンショナーの引き込み性能を確保することができ、トーションバーを介してプリテンショナーの力をスピンドルに伝えて、ベルトを瞬時に引き込むことができるシートベルト用リトラクタを提供する。
【解決手段】シートベルト用リトラクタ10は、スピンドル61とプリテンショナー15との間の力伝達経路に配置され、捻れトルクの異なる第1及び第2トーションバー65,66と、上記力伝達経路を第1及び第2トーションバー65,66間で切り替える切替え装置20と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、シートベルト用リトラクタに関し、より詳細には、プリテンショナー、フォースリミッタ機構付きのシートベルト用リトラクタに関する。
近年のシートベルト用リトラクタは、衝突時にベルトを瞬時に巻き上げ、乗員の身体を効果的に拘束するプリテンショナーと、設定以上の荷重がベルトに加わった場合にエネルギーを吸収しながらベルトを繰り出し、乗員の胸部への負担を軽減するフォースリミッタ機構とが付加されているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のシートベルト用リトラクタでは、トーションバー(ねじり棒)が捻れて塑性変形することでエネルギー吸収しベルトを所定量繰り出すフォースリミッタ機構が設けられている。また、プリテンショナー(ベルト予張力装置)は、トーションバー(ねじり棒)を介してスピンドル(ベルトドラム)に結合されており、プリテンショナーによる引き込み荷重はトーションバーを介してスピンドルに伝達され、ベルトを瞬時に引き込む。このように構成されることで、プリテンショナー駆動後にフォースリミッタ機構を作動するためのスピンドルの引き出し方向の回転は、プリテンショナーの動作に影響されることなく行なわれている。
特許第2519386号公報
ところで、フォースリミッタ機構のエネルギー吸収荷重、即ち、エネルギー吸収機構が作動開始する荷重は、より安全性能を高めるために車種毎に設定され、車種によっては低いエネルギー吸収荷重が望ましい場合もある。しかしながら、特許文献1に記載のような、トーションバーを介してプリテンショナーの力を伝達するシートベルト用リトラクタの場合、エネルギー吸収荷重がプリテンショナーによる引き込み荷重より低いと、プリテンショナーの引き込み荷重によりトーションバーが捻れてしまい、ベルトの引き込みが十分に出来なくなってしまう虞がある。即ち、低いエネルギー吸収荷重を設定しようとすると、適切な乗員拘束効果を発揮出来なくなるという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、フォースリミッタ機構のエネルギー吸収荷重が低く設定されても、プリテンショナーの引き込み性能を確保することができ、トーションバーを介してプリテンショナーの力をスピンドルに伝えて、ベルトを瞬時に引き込むことができるシートベルト用リトラクタを提供することにある。
本発明の目的は、下記の構成によって達成される。
(1) ベルトを巻きつけるスピンドルと、
該スピンドルに作用して前記ベルトを引き込むプリテンショナーと、
前記スピンドルと前記プリテンショナーとの間の力伝達経路に配置され、捻れトルクの異なる複数の軸部分を有するトーションバーと、
前記力伝達経路としての前記トーションバーの複数の軸部分を切り替える切替え装置と、を有することを特徴とするシートベルト用リトラクタ。
(2) 前記トーションバーの複数の軸部分と結合し、前記切替え装置によって前記スピンドルと一体回転又は相対回転するように切り替えられるトルクチューブをさらに備えることを特徴とする(1)に記載のシートベルト用リトラクタ。
(3) 前記スピンドルと前記トルクチューブとを連結し、前記切替え装置によって前記スピンドルと前記トルクチューブが相対回転を開始したときにエネルギー吸収を行なうように塑性変形可能なトルクパイプをさらに備えることを特徴とする(2)に記載のシートベルト用リトラクタ。
(4) 前記トーションバーは、第1の軸部分と、該第1の軸部分より前記捻れトルクの小さい第2の軸部分とを備え、
前記第1の軸部分は、その一端部にて前記プリテンショナーからの力が入力されるトレッドヘッドと結合されると共に、その他端部にて前記トルクチューブと結合され、
前記第2の軸部分は、その一端部にて前記トルクチューブと結合されると共に、その他端部にて前記スピンドルと結合されており、
前記トルクチューブと前記スピンドルが一体回転するとき、前記力伝達経路は前記第1の軸部分を介して伝達され、
前記トルクチューブと前記スピンドルが相対回転するとき、前記力伝達経路は前記第1の軸部分と前記第2の軸部分を介して伝達されることを特徴とする請求項2又は3に記載のシートベルト用リトラクタ。
(5) 前記スピンドルと前記トレッドヘッドとの間に配置され、前記スピンドルと前記トレッドヘッドが相対回転する際にエネルギー吸収を行なう塑性変形部材をさらに備えることを特徴とする(4)に記載のシートベルト用リトラクタ。
(6) 前記トーションバーは、前記プリテンショナー作動により発生するトルクより大きな捻れトルクを有する第1の軸部分と、該第1の軸部分より前記捻れトルクの小さい第2の軸部分とを備えることを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載のシートベルト用リトラクタ。
(7) 前記塑性変形部材により発生するトルクは、前記第1の軸部分の捻れトルクとの合計トルクが前記プリテンショナー作動により発生するトルクより大きくなるように設定されることを特徴とする(5)に記載のシートベルト用リトラクタ。
本発明のシートベルト用リトラクタによれば、プリテンショナーがトーションバーを介してスピンドルと結合する力伝達経路を構成し、トーションバーは、捻れトルクの異なる複数の軸部分を有し、また、力伝達経路としてのトーションバーの複数の軸部分を切替え装置によって切り替える構成としたので、フォースリミッタ機構のエネルギー吸収荷重が低く設定されても、プリテンショナーの引き込み性能を確保することができ、トーションバーを介してプリテンショナーの力をスピンドルに伝えて、ベルトを瞬時に引き込むことができる。
以下、本発明の各実施形態に係るシートベルト用リトラクタについて図面を参照して詳細に説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態のシートベルト用リトラクタ10は、図1に示すように、リトラクタフレーム11に回転可能に支持され、シートベルト(図示せず)を巻き取るスピンドル組立体12と、スピンドル組立体12をシートベルトの巻き取り方向に付勢する巻取りばね装置17と、車両の水平方向の加速度を検出する加速度センサ13と、加速度センサ13によって検出される加速度に応じてシートベルトの引出動作をロックするロック機構14と、車両衝突時にスピンドル組立体12に作用してシートベルトを引き込むプリテンショナー15と、設定以上の荷重がシートベルトに加わった場合にエネルギーを吸収しながらシートベルトを繰り出すフォースリミッタ機構16と、を備える。
巻取りばね装置17は、スピンドル組立体12の軸方向一端側に配置され、リトラクタフレーム11に取り付けられる。一方、加速度センサ13、ロック機構14及びプリテンショナー15は、スピンドル組立体12の軸方向他端側に配置され、リトラクタフレーム11に取り付けられるドライブカバー18及びシステムカバー19内に収容される。
加速度センサ13は、球状のセンサウェイト21と、センサウェイト21を収容するセンサケース22とを備え、センサケース22にはセンサレバー22aが回転可能に取り付けられる。
ロック機構14は、公知の種々の構成を採用することができる。本実施形態の場合には、ロック機構14は、ベアリング板31とシステムカバー19との間に回転可能に支持され、慣性体34と連動してベアリング板31の内歯31aと係合可能なWSレバー32と、WSレバー32と係合するステアリングホイール33と、ステアリングホイール33内に配置される慣性体34と、ステアリングホイール33と慣性体34との間に設けられるスプリング35と、ステアリングディスク36によってステアリングホイール33と一体に取り付けられるラチェットホイール37と、を有する。
そして、車両衝突等で水平方向の加速度が所定値より大きいとき、加速度センサ13のセンサウェイト21が移動し、センサレバー22aを上方に回動する。続いてセンサレバー22aが上方に回動して、ステアリングホイール33と係合する。そして、ステアリングホイール33の引き出し方向の回転が阻止された状態でシートベルトがリトラクタ10から引き出されると、ステアリングホイール33がスピンドル12に対して回転遅れを生じ、ステアリングホイール33に回動可能に取り付けられた後述するロック片67が径方向外方に移動して回転不能とされた状態の後述のプリテンションリング42と係合し、スピンドル12によるシートベルトの引き出し動作がロックされる。
プリテンショナー15は、リトラクタフレーム11とドライブカバー18との間に、大径リング41、プリテンションリング42、小径リング43、ロッキングレバー44、シンクロリング45、ディスタンス板46、ボール案内板47、レバー部材48、及びボールストップ49を備えると共に、プリテンションリング42の周囲に駆動装置51を備える。
駆動装置51は、リトラクタフレーム11に取り付けられる管ハウジング52と、管ハウジング52内に設けられるガス発生器53、スプリング54、ピストン55、及び質量体としての玉56と、を備える。管ハウジング52は、一端をキャップ57によって閉口される。そして、ガス発生器53の点火によるガス圧上昇により、ピストン55を介して玉56が押し出され、これらの玉56がプリテンションリング42の溝部に入り込んで、プリテンションリング42を回転させる。なお、スプリング54は、通常の玉56のがたつきによる異音の発生を防止している。
プリテンションリング42は、大径リング41と小径リング43によってリトラクタフレーム11とドライブカバー18との間で回転可能に支持されている。プリテンションリング42の外周側には、駆動装置51の玉56が収容される溝部42aと、ロッキングレバー44と噛合可能で、且つ、シンクロリング45の周囲に内向きに形成された爪部45aが係止可能な外歯42bが形成されている。また、プリテンションリング42の内周側には、ロック片67と噛合可能な内歯42cが形成されている。さらに、プリテンションリング42の側面には、レバー部材48を挿入案内する窓穴42d(図2参照)が形成される。
ロッキングレバー44の側面には突部44a(図2参照)が形成されており、この突部はシンクロリング45のカム孔45bに案内される。ロッキングレバー44は、プリテンションリング42の回転によりシンクロリング45が回転することで外歯42bと係脱し、外歯42bと噛合することでプリテンションリング42のベルト引き出し方向の回転を止める。
また、スピンドル組立体12は、スピンドル61と、その一端側開口を塞ぐトレッドヘッド62と、スピンドル本体61内に配置されるトルクパイプ63、トルクチューブ64、捻じれトルクの異なる軸部分を構成する第1及び第2トーションバー65,66と、トレッドヘッド62の外周面に案内されるロック片67と、スピンドル61に形成された一対の貫通孔61a内で回動可能に取り付けられるロッキングエレメント68と、スピンドル61の他端側からその周囲に装着されるエンドピース69及びスピンドルリング70と、を備える。なお、図1中、符号71はドラムリングであり、72はオメガスプリングである。
さらに、リトラクタフレーム11とカバーケース17との間には、スイッチハウジング81と、スイッチピストン82とが配置され、スイッチハウジング81には、経路切替え用ガス発生器83が取り付けられている。本実施形態では、ロッキングエレメント68、エンドピース69、スピンドルリング70、スイッチハウジング81、スイッチピストン82、経路切替え用ガス発生器83が、スピンドル61とプリテンショナー15との間の力伝達経路を切り替える切替え装置20を構成する。
第1トーションバー65は第2トーションバー66よりも軸径が太く形成されており、各トーションバーの両端部65a,65b,66a,66bは、トルクス(登録商標)形状に形成されている。本実施形態では、軸径の細い第2トーションバー66が、フォースリミッタ機構16として作用し、また、第1トーションバー65は、プリテンショナー15の作動により発生するトルクよりも大きな捻れトルクを有するように太さや硬さが設計されている。
トレッドヘッド62の内周面にはトルクス形状の孔部62aが形成されており、第1トーションバー65の一端部65aが嵌合される。また、トルクチューブ64の内周面にも、トルクス形状の環状溝64aがトレッドヘッド側から軸方向中間部を越えて設けられており、第1トーションバー65の他端部65b及び第2トーションバーの一端部66aが嵌合される。また、第2トーションバー66の他端部66aは、スピンドル61の他端側の内周面に形成されたトルクス形状の凹部61bに嵌合固定されている。これにより、第1及び第2トーションバー65,66は、スピンドル61とプリテンショナー15の間の力伝達経路に配置されている。
トルクパイプ63は、その両端部外周面に複数の凸部63a,63bを有し、一端側の凸部63aをトルクチューブ64の他端部内周面に形成された凹部64bに、他端側の凸部63bをスピンドル61の他端側の内周面に形成された凹部61cに嵌合固定した状態で、第2トーションバー66の周囲に配置される。
また、ロッキングエレメント68は、スピンドル61に形成された貫通孔61a内に取り付けられており、トルクチューブ64の端部に形成された連結凹部64c内に進退するように回動する。ロッキングエレメント68がスピンドルリング70の内周面に押さえつけられている状態では、図6(a)に示すように、トルクチューブ64の連結凹部64c内に進出して回動が抑制されている。これにより、トルクチューブ64は一対のロッキングエレメント68を介してスピンドル61と結合され、スピンドル61とトルクチューブ64は一体的に回転する。また、エンドピース69は樹脂製であり、スピンドルリング70をスピンドル61に対して位置決め固定している。
次に、本実施形態のシートベルト用リトラクタ10のプリテンショナー15及びフォースリミッタ機構16の動作について説明する。
プリテンショナー15では、車両側からの作動のための電流を受け、駆動装置51のガス発生器53の点火によるガス圧上昇により玉56が管ハウジング52内を移動する。そして、移動した玉56は、管ハウジング52からプリテンションリング42の溝部42a内に入り込み、プリテンションリング42を回転させる。
プリテンションリング42が回転すると、図3(a)に示す状態から、その外歯42bと係合していたロッキングレバー44が外側へ弾き出される。同時に、ロッキングレバー44の突部44aは、カム孔45bを引き連れてシンクロリング45を回動させる(図3(b)参照)。その後、ロックレバー44は、リトラクタフレーム11上に設けられた切り起し板(図示せず)に当接して回動を止められ、シンクロリング45も突部44aを案内するカム孔45bを介して回動を止める。
但し、図4に示すように、シンクロリング45に形成された爪部45aは、プリテンションリング42の外歯42bとプリテンションリング42の回転を許容するようにラチェット係合するので、プリテンションリング42は外歯42bで爪部45bを弾きながら回転し続ける。
併せて、プリテンションリング42が回転すると、その窓穴42dに案内されたレバー部材48が回動し、レバー部材48の先端がラチェットホイール37と噛合する。
さらに、プリテンションリング42が回転して、レバー部材48がさらに回動すると、ラチェットホイール37及びステアリングディスク36を回転させる。なお、この状態では、トレッドヘッド62に力は伝達されていない。
これにより、ステアリングディスク36のカム孔36a内にピン67aが支持された(図2参照)ロック片67がトレッドヘッド62に案内されながらステアリングディスク36の回転により駆動され、プリテンションリング42の内歯42cと噛合する(図3(c)参照)。
さらに、プリテンションリング42が玉56に押されて回転すると、ロック片67がプリテンションリング42の内歯42cと噛合しているので、プリテンションリング42の回転がトレッドヘッド62、第1トーションバー65、トルクチューブ64、ロッキングエレメント68を介してスピンドル61に伝達されて、スピンドル61に固定されているシートベルトを巻き込む。これにより、プリテンショナー15が作動することになる。
このとき、トルクチューブ64とスピンドル61とは一体となって回転するので、両端がトルクチューブ64とスピンドル61に嵌合されている第2トーションバー66には、捻じる力はかからない。これにより、プリテンショナー作動時の力で、軸径の細い第2トーションバー66が捻れてしまい、シートベルトの引き込みが十分に出来なくなるという不都合が排除される。また、第1トーションバー65は、プリテンショナー15の作動により発生するトルクよりも大きな捻れトルクを有する、即ち、プリテンショナー15の力では捻られない(塑性変形しない)太さ、硬さに設定されているので、プリテンショナー15の力をスピンドル61に確実に伝える。
一方、フォースリミッタ機構16では、ガス発生器53を作動させてプリテンショナー15による引き込みが開始されたのち、適切なタイミングで切替え装置20を作動させる。切替え装置20の作動タイミングは車両・シートベルトの特性等から予め適切に設定しておく。例えば、プリテンショナー作動後、所定時間(ms)後に切替え装置20を作動という設定をすることも可能である。
切替え装置20は、経路切替え用の電流を受けて経路切替え用ガス発生器83が点火する。経路切替え用ガス発生器83によるガスの圧力により、スイッチピストン82が図5の矢印x方向に押され、スピンドルリング70もスイッチピストン82に押されて矢印x方向にずれる。
スピンドルリング70が矢印x方向に移動すると、ロッキングエレメント68は、スピンドル61の連結孔61a内で、スピンドル61の径方向に回動自在となる。このため、プロフィールがロッキングエレメント68を外に押し出すように形成されたトルクチューブ64の連結凹部64cによって、トルクチューブ64の連結凹部64c内から外側に移動する(図6(b)参照)。これにより、スピンドル61とトルクチューブ64とが相対回転可能となる。但し、この状態では、スピンドル61とトルクチューブ64とはトルクパイプ63によって連結されているため、相対回転は行なわれない。よって、トレッドヘッド62とスピンドル61の間の力伝達経路は、トレッドヘッド62、第1トーションバー65、トルクチューブ64、第2トーションバー66及びトルクパイプ63、スピンドル61の順となる。
その後、プリテンショナー15の玉56の移動が完了し、スピンドル61の巻き取り方向の回転が停止されると、乗員の前方への移動によりベルトが引き出される。ベルト引き出し方向に働く力(力伝達経路)は、スピンドル61、第2トーションバー66及びトルクパイプ63、トルクチューブ64、第1トーションバー65、トレッドヘッド62、プリテンショニングリング42へと伝わる。
プリテンションリング42がベルト引き出し方向に回転すると、シンクロリング45の爪部45aはプリテンションリング42の外歯42bと係合しているので、シンクロリング45も一体的に回転する。このとき、シンクロリング45に形成されたカム孔45bはロッキングレバー44の突部を押してロッキングレバー44を内側に誘導し、ロッキングレバー44とプリテンショニングリング42の外歯42bを係合させる。これにより、プリテンショニングリング42の引き出し方向の回転が止められる。
更にベルト引き出し方向の力が加わり、ベルト荷重が第2トーションバー66の捻じれ荷重に達すると、力伝達経路で軸径の細い第2トーションバー66が塑性変形しながら捻れ、スピンドル61が回転し、シートベルトが引き出される。第2トーションバー66が捻じれると同時にトルクパイプ63も捻られるが、トルクパイプ63は捻れ変形するときに荷重を発生し、所定の回転を終えた段階で捻じ切られる。従って、フォースリミッタ作動初期においては、第2トーションバー66が捻られ始めの荷重に加えて、トルクパイプ63の荷重を上乗せすることができ、トルクパイプ63は、第2トーションバー66の捻られ始めの荷重を補う役割を果たす。なお、トルクパイプ63は、発生荷重と捻じ切れる回転数を予め設定している。
トルクパイプ63が捻じ切れた後は、スピンドル61に作用する引き出し方向の力は、第2トーションバー66によってエネルギー吸収を行ないながら、第2トーションバー66を介して、トルクチューブ64、第1トーションバー65、トレッドヘッド62、プリテンショニングリング42へと伝達される。
従って、本実施形態のシートベルト用リトラクタ10によれば、スピンドル61とプリテンショナー15との間の力伝達経路に配置され、捻れトルクの異なる第1及び第2トーションバー65,66と、上記力伝達経路を第1及び第2トーションバー65,66で切り替える切替え装置20と、を備えるので、力伝達経路の切り替えを、プリテンショナー15の引き込み終了後、ベルト張力が所定の荷重に上昇する前に行うことで、プリテンショナー15の引き込み性能を下げることなく、低いエネルギー吸収荷重設定との両立が実現できる。また、第2トーションバー66はフォースリミッタ作動時にだけ捻られる機構としたので、第2トーションバー66の低いエネルギー吸収荷重はプリテンショナー作動に影響しない。
なお、第1及び第2トーションバー65,66は、捻りトルクが異なる軸部分を構成するものであればよく、図7に示すように一体に形成されてもよい。また、第1トーションバー65の断面形状は、プリテンショナーの力で捻られない形状であれば円形でなくてもよく、図8に示すように、軸方向両端部に亘ってトルクス形状であってもよい。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態のシートベルト用リトラクタについて図面を参照して詳細に説明する。なお、第1実施形態と同一部分については、同一符号を付して説明を省略或は簡略化する。
本実施形態のシートベルト用リトラクタは、スピンドル組立体の構成において第1実施形態のものと異なる。即ち、図9及び図10に示すように、スピンドル組立体12aは、塑性変形部材であるベンディングエレメント91とフックインサート92とをさらに備え、ベンディングエレメント91とフックインサート92はスピンドル61とトレッドヘッド62の軸方向対向面間に配置されている。
ベンディングエレメント91は、その凸部91aをトレッドヘッド62に形成された孔62bに嵌合させることで、トレッドヘッド62に固定されている。一方、フックインサート92は、図11に示すように、スピンドル61に設けられた凹部61dに嵌合されて、スピンドル61に固定されている。フックインサート92には長手方向に並んで3つの突起部92a,92b,92cが設けられており、ベンディングエレメント91は、円周方向の一部に形成された湾曲部91bが隣り合う突起部92a,92b,92c間を通過するようにして、フックインサート92と嵌合する。
また、本実施形態では、ベンディングエレメント91のエネルギー吸収荷重は、第1トーションバー65のねじれ荷重との合計がプリテンショナー15の引き込み荷重より大きくなるように設定されており、第1及び第2トーションバー65,66及びベンディングエレメント91がフォースリミッタ機構16として作用する。即ち、ベンディングエレメント91により発生するトルクが、第1トーションバー65の捻れトルクとの合計トルクがプリテンショナー15作動により発生するトルクより大きくなるように設定されることで、第1トーションバー65の捻れトルクをより低く設定することが可能となる。
その他の構成は第1実施形態のものと同様である。
このように構成される本実施形態のシートベルト用リトラクタ10では、プリテンショナー作動時には、第1実施形態と同様、駆動装置51によりプリテンションリング42が回転し、ロック片67によりプリテンションリング42とトレッドヘッド62が係合する。このプリテンショニングリング42の回転は、トレッドヘッド62、第1トーションバー65、トルクチューブ64、ロッキングエレメント68、スピンドル61の経路と、トレッドヘッド62、ベンディングエレメント91、フックインサート92、スピンドル61の経路の2つの伝達経路でスピンドル61に伝えられ、シートベルトを巻き込む。
このとき、トルクチューブ64とスピンドル61は一体となって回転するので、両端がトルクチューブ64とスピンドル61に嵌合されている第2トーションバー66には、捻じる力はかからない。一方、第1トーションバー65とベンディングエレメント91は、プリテンショナー15の力では変形しない(塑性変形しない)設定とされており、プリテンショナー15の力をスピンドル61に確実に伝える。
また、プリテンショナー15作動後、乗員が前方に移動することでベルトが引き出されると、フォースリミッタ機構16が作動する。第1実施形態と同様に、プリテンションリング42の引き出し方向の回転により、シンクロリング45が回動し、ロッキングレバー44をプリテンションリング42の外歯42bと係合させて、プリテンショニングリング42のベルト引き出し方向の回転を止める。
そして、更にベルト引き出し方向の力が加わると、第1トーションバー65が塑性変形しながら捻られ、同時に、スピンドル61とトレッドヘッド62が相対回転することで、フックインサート92の突起部92a,92b,92cによってベンディングエレメント91の湾曲部91bがしごかれながら変形する。このように、第1トーションバー65とベンディングエレメント91を変形させる力で、エネルギー吸収荷重を発生させながら、シートベルトが引き出される。
これにより、ベンディングエレメント91がフックインサート92から抜けるまでは、ベンディングエレメント91はしごかれることで荷重を発生し、フォースリミッタ機構作動初期においては、第1トーションバー65を変形させる荷重にベンディングエレメント91を変形させる荷重が上乗せされることになる。
さらに、第1トーションバー65によって所定のエネルギー吸収荷重を吸収した後、適切なタイミングで切替え装置を作動させて、スピンドル61とトルクチューブ64とを相対回転可能とする。これにより、ベルト引き出し方向に働く力(力伝達経路)は、スピンドル61、第2トーションバー66及びトルクパイプ63、トルクチューブ64、第1トーションバー65、トレッドヘッド62、プリテンショニングリング42と伝わる。そして、第2トーションバー66が塑性変形しながら捻れ、スピンドル61が回転して、シートベルトが引き出される。これにより、要求される低いエネルギー吸収荷重でフォースリミッタ機構を作動させることができる。
また、本実施形態においても、第2トーションバー66が捻じれると同時にトルクパイプ63も捻られるが、トルクパイプ63は捻れ変形するときに荷重を発生し、所定の回転を終えた段階で捻じ切られる。これにより、トルクパイプ63の荷重は、第1トーションバー65の高いエネルギー吸収荷重から第2トーションバー66の低いエネルギー吸収荷重に切り替える場合、荷重の急激な変化に伴って表れる荷重の落ち込みを補い、荷重特性を調整している。
従って、本実施形態のシートベルト用リトラクタによれば、スピンドル61とトレッドヘッド62が相対回転する際にエネルギー吸収を行なうベンディングエレメント91をさらに備え、第1及び第2トーションバー65,66とベンディングエレメント91によってフォースリミッタ機構16を構成したので、プリテンショナー15の引き込み性能を下げることなく、低いエネルギー吸収荷重設定との両立が実現できる。さらに、ECU等からの切り替え信号を用いることで、衝突形態に応じたフォースリミッタ特性の調整による拘束性能を向上することができる。
本発明のシートベルト用リトラクタは、切替え装置20を用いることで、フォースリミッタ機構の特性を調節することが可能になる。例えば、ベンディングエレメント91と切替え装置20を組合せ、切替え装置の切替えタイミングによって、図12に示すような様々なフォースリミッタの特性を望むことができる。なお、図中、Aは、第1トーションバー65によるエネルギー吸収荷重を、Bは第2トーションバーによるエネルギー吸収荷重を、Cはベンディングエレメントによるエネルギー吸収荷重を表しており、矢印は切り替えタイミングを表している。
即ち、図12(a)に示す第2実施形態のように、ベンディングエレメント91によるしごき荷重の完了後に、第1及び第2トーションバー65,66間で力伝達経路を変更してもよく、図12(b)に示すように、ベンディングエレメント91によるしごき荷重の途中で、第1及び第2トーションバー65,66間で力伝達経路を変更してもよい。勿論、図12(c)に示すように、第1及び第2トーションバー65,66間での力伝達経路の切り替えを行なわなくてもよいし、図12(d)に示すように、ベンディングエレメント91によるしごき荷重が発生する前に、例えば、プリテンショナー15の作動前に、切り替えを完了してもよい。このように、切替え装置の作動タイミングは、車両に搭載された各種のセンサにより、衝突の厳しさ、衝突の形態、乗員の体格、ベルト荷重などを検知し、それぞれの衝突に応じて、適切なタイミングで切り替え作動をさせても良い。或は、切替え装置の作動タイミングは、プリテンショナー15の作動から所定時間経過後として予め設定することも可能である。
なお、本発明は、上記実施形態のものに限定されるものでなく、適宜、改良または変形などが可能である。
本発明の第1実施形態のシートベルト用リトラクタを示す分解斜視図である。 図1のプリテンショナーを示す斜視図である。 プリテンショナーの作動状態を示す概略図であり、(a)は作動前の状態、(b)は作動開始時にロックレバーとプリテンションリングとの係合が解除される状態、(c)は作動後ロック片がプリテンションリングと係合する状態を示す。 プリテンションリングの外歯とシンクロリングの爪部の係合状態を示す要部拡大図である。 図1のシートベルトリトラクタの断面図である。 図5のVI−VI線に沿った断面図であり、(a)は切替え装置による切り替え前の状態であり、(b)は切り替え後の状態である。 トーションバーの第1変形例を示す斜視図である。 トーションバーの第2変形例を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態のシートベルト用リトラクタのスピンドル組立体の分解斜視図である。 第2実施形態のシートベルト用リトラクタの断面図である。 第2実施形態のベンディングエレメントとフックインサートを示す斜視図である。 本発明で調整可能なフォースリミッタ特性を示すグラフである。
符号の説明
10 シートベルト用リトラクタ
15 プリテンショナー
20 切替え装置
61 スピンドル
62 トレッドヘッド
63 トルクパイプ
64 トルクチューブ
65 第1トーションバー
66 第2トーションバー
91 ベンディングエレメント(塑性変形部材)
100 トーションバー

Claims (7)

  1. ベルトを巻きつけるスピンドルと、
    該スピンドルに作用して前記ベルトを引き込むプリテンショナーと、
    前記スピンドルと前記プリテンショナーとの間の力伝達経路に配置され、捻れトルクの異なる複数の軸部分を有するトーションバーと、
    前記力伝達経路としての前記トーションバーの複数の軸部分を切り替える切替え装置と、を有することを特徴とするシートベルト用リトラクタ。
  2. 前記トーションバーの複数の軸部分と結合し、前記切替え装置によって前記スピンドルと一体回転又は相対回転するように切り替えられるトルクチューブをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のシートベルト用リトラクタ。
  3. 前記スピンドルと前記トルクチューブとを連結し、前記切替え装置によって前記スピンドルと前記トルクチューブが相対回転を開始したときにエネルギー吸収を行なうように塑性変形可能なトルクパイプをさらに備えることを特徴とする請求項2に記載のシートベルト用リトラクタ。
  4. 前記トーションバーは、第1の軸部分と、該第1の軸部分より前記捻れトルクの小さい第2の軸部分とを備え、
    前記第1の軸部分は、その一端部にて前記プリテンショナーからの力が入力されるトレッドヘッドと結合されると共に、その他端部にて前記トルクチューブと結合され、
    前記第2の軸部分は、その一端部にて前記トルクチューブと結合されると共に、その他端部にて前記スピンドルと結合されており、
    前記トルクチューブと前記スピンドルが一体回転するとき、前記力伝達経路は前記第1の軸部分を介して伝達され、
    前記トルクチューブと前記スピンドルが相対回転するとき、前記力伝達経路は前記第1の軸部分と前記第2の軸部分を介して伝達されることを特徴とする請求項2又は3に記載のシートベルト用リトラクタ。
  5. 前記スピンドルと前記トレッドヘッドとの間に配置され、前記スピンドルと前記トレッドヘッドが相対回転する際にエネルギー吸収を行なう塑性変形部材をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載のシートベルト用リトラクタ。
  6. 前記トーションバーは、前記プリテンショナー作動により発生するトルクより大きな捻れトルクを有する第1の軸部分と、該第1の軸部分より前記捻れトルクの小さい第2の軸部分とを備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のシートベルト用リトラクタ。
  7. 前記塑性変形部材により発生するトルクは、前記第1の軸部分の捻れトルクとの合計トルクが前記プリテンショナー作動により発生するトルクより大きくなるように設定されることを特徴とする請求項5に記載のシートベルト用リトラクタ。
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