JP5560385B2 - シートベルト用リトラクタ - Google Patents

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Description

本発明は、シートベルト用リトラクタに関し、より詳細には、フォースリミッタ機構付きのシートベルト用リトラクタに関する。
近年のシートベルト用リトラクタでは、設定以上の荷重がベルトに加わった場合にエネルギーを吸収しながらベルトを繰り出し、乗員の胸部への負担を軽減するフォースリミッタ機構が付加されているものがある(例えば、特許文献1参照)。特に、特許文献1に記載のシートベルト用リトラクタでは、トーションバーを捻れトルクの異なる複数の軸部分によって構成し、トーションバーの複数の軸部分を切替え装置によって切り替えることで、フォースリミッタ機構のエネルギー吸収荷重を変更することができる。
日本国特表2003−502204号公報
ところで、特許文献1に記載の切替え装置は、ガス発生器により発生したガスをスイッチハウジングを介して切替え部材を作動させることで、複数の軸部分の力伝達位置を切替えている。従来、このようなガス発生器を収納するスイッチハウジングの収納部は、緊急ロック機構を収容するシステムカバーやウェビングと干渉せず、かつ、ガス発生器用のコネクタを接続するためにフレームに穴を開ける必要がないよう、ガスが通過するガス流路に沿って斜め下や斜め上に膨出して形成されている。このようなスイッチハウジングは、スライド駒を挿入した状態で、ダイカスト成形を行い、スライド駒を引き抜いた部分によってガス流路と収納部が直線状に形成されていた。
しかしながら、ガス発生器が斜め上に向いて配置される場合、ガス発生器に水等が浸入する可能性がある。また、ガス発生器用のコネクタは、組み立て時に引っ張られて無理な力が入らないようにするため、リトラクタを車両に取り付けた後につなげることが望まれおり、ガス発生器が斜め下に向いて配置される場合、その取り付け作業が煩雑となる。このため、収納部は、組立性のため斜めに形成されたガス流路と異なる方向に屈曲して形成することが望まれている。
例えば、スイッチハウジングをガス流路と収納部とを形成する2つのスライド駒を用いてダイカスト成形する際には、ガス流路を形成するスライド駒が引き抜かれる型抜き孔を塞ぐ必要がある。この型抜き孔を塞ぐために蓋を設けることが考えられるが、部品点数が増加するとともに、取り付け作業が必要となる。また、ロストワックスや砂型などを用いてスイッチハウジングを形成すれば、製造上の型抜き孔が設けられることはないが、これらの方法は大量生産には適していない。
本発明は、上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、切替え装置用のガス発生器を最適な位置にレイアウトすることができ、また、ガス流路とガス発生器収納部を屈曲して形成することで生じるスイッチハウジングの孔を効率的に塞ぐことができるシートベルト用リトラクタを提供することにある。
本発明の目的は、下記の構成によって達成される。
(1) リトラクタフレームと、
該リトラクタフレームに回転自在に支持され、ウェビングが巻装されるスピンドルと、 前記リトラクタフレームに回転自在に支持され、且つ、緊急時には前記リトラクタフレームに固定されるロック部材と、
前記スピンドルと前記ロック部材との間の力伝達経路に配置され、捻れトルクの異なる複数の軸部分を有するトーションバーと、
前記力伝達経路となる前記トーションバーの複数の軸部分を切り替える切替え装置と、を有し、
該切替え装置は、経路切替え用ガス発生器と、該ガス発生器を収納するガス発生器収納部、及び該ガス発生器収納部と連通し、前記ガス発生器で発生するガスが通過するガス流路を有するスイッチハウジングと、を備え、
該スイッチハウジングのガス発生器収納部とガス流路とは屈曲して形成されており、
前記ガス発生器収納部に対して前記ガス流路と反対側に前記ガス流路の方向に沿って延びる孔は、前記ガス発生器によって前記ガス流路から遮られていることを特徴とするシートベルト用リトラクタ。
(2) 前記ガス発生部収納部は、前記リトラクタが車両に取り付けられた状態において水平に延びることを特徴とする(1)に記載のシートベルト用リトラクタ。
(3) 前記スイッチハウジングは、リトラクタフレームの側板の内側に取り付けられることを特徴とする(1)または(2)に記載のシートベルト用リトラクタ。
(4) 前記ガス発生器収納部は、前記リトラクタが車両に取り付けられた状態において前記スイッチハウジングの上部で、且つ、前記リトラクタフレームのウェビング案内孔に案内されるウェビングとの干渉を避けた位置に配置され、
前記リトラクタフレームは、前記ガス発生器収納部の開口部と対向する位置を切り欠いて形成されることを特徴とする(3)に記載のシートベルト用リトラクタ。
(5) 前記ガス発生器収納部に対して前記ガス流路と反対側に前記ガス流路の方向に沿って延びる孔は、型抜きにより設けられる型抜き孔であることを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載のシートベルト用リトラクタ。
本発明のシートベルト用リトラクタによれば、切替え装置は、経路切替え用ガス発生器と、ガス発生器を収納するガス発生器収納部、及びガス発生器収納部と連通し、ガス発生器で発生するガスが通過するガス流路を有するスイッチハウジングと、を備え、スイッチハウジングのガス発生器収納部とガス流路とは屈曲して形成されており、ガス発生器収納部に対してガス流路と反対側にガス流路の方向に沿って延びる孔は、ガス発生器によってガス流路から遮られている。これにより、切替え装置用のガス発生器を最適な位置にレイアウトすることができ、また、ガス流路とガス発生器収納部を屈曲して形成することで生じるスイッチハウジングの孔を別途蓋等を設けることなく、ガス発生器の点火時に効率的に塞ぐことができる。
本発明の第1実施形態のシートベルト用リトラクタを示す斜視図である。 図1のシートベルト用リトラクタの分解斜視図である。 (a)は、シートベルト用リトラクタの正面図であり、(b)は、そのシステムカバー側の側面図である。 巻取りばね装置及びプリテンショナーの一部を除いて示す、図3のIV−IV線に沿った断面図である。 図4のV−V線に沿った断面図である。 図5のVI−VI線に沿った断面図である。 図4のVII部拡大図である。 (a)は、切り替え装置作動前の図4のVIII−VIII線に沿った断面図であり、(b)は、切替え装置作動後の図4のVIII−VIII線に沿った断面図である。 スイッチハウジングの斜視図である。 ダイカスト成形後のスライド駒が引き抜かれる前のスイッチハウジングの断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係るシートベルト用リトラクタについて図1〜図10を参照して詳細に説明する。
本実施形態のシートベルト用リトラクタ10は、図1〜図3に示すように、リトラクタフレーム11に回転可能に支持され、シートベルト(図示せず)を巻き取るスピンドル組立体12と、スピンドル組立体12をシートベルトの巻き取り方向に付勢する巻取りばね装置17と、車両の水平方向の加速度を検出する加速度センサ13と、加速度センサ13によって検出される加速度に応じてシートベルトの引出動作をロックするロック機構14と、車両衝突時にスピンドル組立体12に作用してシートベルトを引き込むプリテンショナー15と、設定以上の荷重がシートベルトに加わった場合にエネルギーを吸収しながらシートベルトを繰り出すフォースリミッタ機構16と、を備える。
巻取りばね装置17及びプリテンショナー15は、スピンドル組立体12の軸方向一端側に配置されて、リトラクタフレーム11に取り付けられる。一方、加速度センサ13及びロック機構14は、スピンドル組立体12の軸方向他端側に配置され、リトラクタフレーム11に取り付けられるシステムカバー19内に収容される。
巻取りばね装置17は、巻取りばね25、巻取りばね25を収納する巻取りばねカバー26、27、及び巻取りばね25の内周端部を支持し、スピンドル12の先端に取り付けられる巻取りばね結合部28を有する。
加速度センサ13は、球状のセンサウェイト21と、センサウェイト21を収容するセンサケース22とを備え、センサケース22にはセンサレバー22aが軸部材22bによって回転可能に取り付けられる。
ロック機構14は、公知の種々の構成を採用することができる。本実施形態の場合には、ロック機構14は、リトラクタフレーム11の側板11aと、該側板11aに取り付けられるベアリング板31との間に、WSレバー32、ステアリングホイール33、慣性体34、及びスプリング35を備える。慣性体34は、ステアリングホイール33に若干相対回転可能に取り付けられており、また、WSレバー32は、ステアリングホイール33にスプリング35によって付勢された状態で、回転可能に取り付けられている。WSレバー32は、慣性体34とステアリングホイール33が相対回転すると、スプリング35の付勢力に抗して回転することで、ベアリング板31の内歯31aと係合する。
また、車両衝突等で水平方向の加速度が所定値より大きいとき、加速度センサ13のセンサウェイト21が移動し、センサレバー22aを上方に回動する。続いてセンサレバー22aが上方に回動して、ステアリングホイール33と係合する。そして、ステアリングホイール33の引き出し方向の回転が阻止された状態でシートベルトがリトラクタ10から引き出されると、ステアリングホイール33がスピンドル12に対して回転遅れを生じ、ステアリングホイール33に回動可能に取り付けられた後述するロック片67が径方向外方に移動してリトラクタフレーム11の側板11aの内側に形成されたロック歯11fと係合し、スピンドル12によるシートベルトの引き出し動作がロックされる。
プリテンショナー15は、リトラクタフレーム11の側板11bと、該側板11bに取り付けられるチューブカバー18との間に、ベアリングブッシュ41、プリテンションリング42、ボールガイド43、44、及びボールトラップ49を備えると共に、プリテンションリング42の周囲に駆動装置51を備える。
駆動装置51は、リトラクタフレーム11に取り付けられる管ハウジング52と、管ハウジング52内に設けられるガス発生器53、スプリング54、ピストン55、及び質量体としての玉56と、を備える。ガス発生器53には、コネクタ57が取り付けられており、ガス発生器53の点火によるガス圧上昇により、ピストン55を介して玉56が押し出され、これらの玉56がプリテンションリング42の溝部42aに入り込んで、プリテンションリング42を回転させる。なお、スプリング54は、通常の玉56のがたつきによる異音の発生を防止している。また、符号58は、非作動状態に置いて玉56を保持するためのボールストッパ用スプリング、59は、ピニオンギア42にノンシンクロで噛み込ませるためのツインボール、59aは、ツインボール用クリップである。
プリテンションリング42は、スピンドル61の一端部とスプライン嵌合することで、スピンドル61と一体回転し、その外周側には、駆動装置51の玉56が収容される溝部42aが形成されている。
また、スピンドル組立体12は、スピンドル61と、その一端側開口を塞ぐロック部材であるトレッドヘッド62と、スピンドル本体61内に配置されるトルクチューブ64、捻じれトルクの異なる軸部分を構成するフォースリミッタ機構16としての第1及び第2トーションバー65,66と、トレッドヘッド62の外周面に案内されるロック片67と、スピンドル61の他端側からその周囲に装着されるエンドピース69と、該エンドピース69の筒部69aの周囲に軸方向に移動可能に装着されるスピンドルリング70と、スピンドル61に形成された一対の貫通孔61a(図8参照。)内で回動可能となるようにエンドピース69に取り付けられるロッキングエレメント68と、を備える。なお、図1中、符号71はスピンドル61とトレッドヘッド62との相対回転量を規制するエネルギー吸収ストッパであり、72はオメガスプリング、73は、セーフティプレートである。
さらに、リトラクタフレーム11の側板11aの内側には、スイッチハウジング81と、スイッチピストン82とが配置され、スイッチハウジング81には、経路切替え用ガス発生器83(MGG:マイクロガスジェネレータ)が取り付けられている。本実施形態では、ロッキングエレメント68、エンドピース69、スピンドルリング70、スイッチハウジング81、スイッチピストン82、経路切替え用ガス発生器83が、スピンドル61とトレッドヘッド62との間の力伝達経路を切り替える切替え装置20を構成する。
第1トーションバー65は第2トーションバー66よりも軸径が太く形成されており、各トーションバーの両端部65a,65b,66a,66bは、トルクス(登録商標)形状に形成されている。
図4に示すように、トレッドヘッド62の内周面にはトルクス形状の孔部62aが形成されており、第1トーションバー65の一端部65aが嵌合される。また、トルクチューブ64の内周面にも、トルクス形状の環状溝64aが軸方向中間部に設けられており、第1トーションバー65の他端部65bが嵌合される。また、第1トーションバー65の他端部65bの内周面にも、トルクス形状の孔部65cが形成されており、第2トーションバーの一端部66aが嵌合される。さらに、第2トーションバー66の他端部66aは、スピンドル61の他端側の内周面に形成されたトルクス形状の凹部61bに嵌合固定されている。これにより、第1及び第2トーションバー65,66は、スピンドル61とプリテンショナー15の間の力伝達経路に配置されている。
また、スピンドル61に形成された貫通孔61a内に配置されたロッキングエレメント68は、トルクチューブ64の端部に形成された連結孔部64c内に進退するように回動する。ロッキングエレメント68がスピンドルリング70の内周面に押さえつけられている状態では、図8(a)に示すように、トルクチューブ64の連結孔部64c内に進出してロッキングエレメント68の回動が抑制されている。これにより、トルクチューブ64は一対のロッキングエレメント68を介してスピンドル61と結合され、スピンドル61とトルクチューブ64は一体的に回転する。また、エンドピース69は樹脂製であり、スピンドルリング70をスピンドル61に対して位置決め固定している。
ここで、本実施形態のスイッチハウジング81は、図4〜7、9に示すように、略平板状部分101と、該略平板部分101の一側面から延出してスイッチピストン82の外周面を覆う外側円筒部分102と、外側円筒部分102の内側でスイッチピストン82の内周面を覆う内側円筒部分103と、を有し、リトラクタフレーム11の側板11aの内側に取り付けられる。外側円筒部分102と内側円筒部分103との間には、スイッチピストン82の環状凹部82aの形状に沿った略C字状凸部104が設けられる。また、略C字状凸部104の外周面には、複数の被係合部104aが形成されており、被係合部104aには、スイッチピストン82に設けられた係合爪82bがパチン係合している。
また、スイッチハウジング81は、経路切替え用ガス発生器83を収納するガス発生器収納部106と、ガス発生器収納部106と連通し、ガス発生器83で発生するガスが通過するガス流路107と、を有する。ガス発生器収納部106は、リトラクタ10が車両に取り付けられた状態において水平に延びるように略平板状部分101の上部に形成される。ガス流路107は、略平板状部分101の内部に斜め下方に向けて形成され、外側円筒部分102を越えて、略C字状凸部104と同じ径方向位置の凸部104のない切欠き部104bまで延びる。
このような形状のスイッチハウジング81は、図10に示すように、ガス発生器収納部106とガス流路107を形成するための2つのスライド駒200,201を挿入した状態でダイカスト成形を行う。そして、スイッチハウジング81を成形した後で、2つのスライド駒200,201を引き抜くことでガス発生器収納部106とガス流路107が形成される。このため、スイッチハウジング81には、ガス流路107を形成するスライド駒201を引き抜いた際に、ガス発生器収納部106に対してガス流路107と反対側にガス流路107の方向に沿って延びる型抜き孔108が形成される。また、スライド駒200を引き抜くことで、ガス発生器83が挿入される開口部106aが形成される。なお、ガス流路107を形成するスライド駒201が、ガス発生器収納部106を形成するスライド駒200の孔200a内に挿入された状態で、ダイカスト成形が行われている。また、スイッチハウジング81は、亜鉛ダイカストやアルミダイカスト等からなる。
このため、図5に示すように、この型抜き孔108は、ガス発生器83の点火の際に、ガスが抜けてしまうのを防ぐように、ガス発生器83の有底円筒状のカップ83aによってガス流路107から遮られている。本実施形態では、ガス発生器収納部106の底部106bは、開口部106aと反対側でガス流路107を越える位置まで若干突出して形成されており、この突出した部分までカップ83aの底部分83bが一部入り込んで、カップ83aが型抜き孔108を塞いでいる。また、ガス亜発生器収納部106の底部106bとカップ83aの底部分83bとの間には、ガス流路107と連通する若干の隙間が形成されている。なお、型抜き孔108は、ガス発生器83が装着された段階で完全に密封されてもよいが、ガス発生器83が点火した段階で、カップ83aの底部分83bが破断し、カップ83aの外周面が膨らむことで塞がれるようにすればよい。
また、ガス発生器用のコネクタ109は、リトラクタ10を車両に取り付けた後、ガス発生器収納部106に収納されたガス発生器83に取り付けられる。なお、ガス発生器収納部106は、リトラクタフレーム11の連結板11cより上方、且つ、リトラクタフレーム11の連結板11cに取り付けられたアッパーステー11dのウェビング案内孔11eの下方且つ側方に配置され、アッパーステー11dには、ガス発生器収納部106と干渉しないように、ガス発生器収納部106の形状に部分的に沿った切欠き11gが形成されている。これにより、ガス発生器83は、アッパーステー11dのウェビング案内孔11eより下方で、且つ、リトラクタフレーム11の側板11a,11b間に、ウェビング案内孔11eによって案内されるウェビングと干渉することなく、最適な位置にレイアウトされ、コンパクトな構成となる。
従って、経路切替え用ガス発生器83の点火によりガスが発生すると、ガスはガス流路107を通過し、切欠き部104bからスイッチハウジング81の略C字状凸部104と、スイッチピストン82の環状凹部82aとの間の空間Sに広がる。そして、スイッチピストン82の係合爪82bとスイッチハウジング81の被係合部104aとの係合が解除されて、スイッチピストン82を軸方向に移動させることができる。
次に、本実施形態のシートベルト用リトラクタ10のプリテンショナー15及びフォースリミッタ機構16の動作について説明する。
プリテンショナー15では、車両側からの作動のための電流を受け、駆動装置51のガス発生器53の点火によるガス圧上昇により玉56が管ハウジング52内を移動する。そして、移動した玉56は、管ハウジング52からプリテンションリング42の溝部42a内に入り込み、プリテンションリング42を回転させる。そして、プリテンションリング42の回転力は、スピンドル61に伝達されて、スピンドル61に固定されているシートベルトを巻き込む。これにより、プリテンショナー15が作動することになる。
また、減速度やウェビングWの急な引き出しによってロック機構14が作動すると、トレッドヘッド62がリトラクタフレーム11にロックされ、トレッドヘッド62に取り付けられている第1及び第2トーションバー65,66を介してスピンドル61のウェビング引出し方向の回転が阻止されて、ウェビングWの引出し動作がロックされる。
そして、乗員の反動によりウェビングWに予め設定した以上の強い引き出し荷重が作用すると、フォースリミッタ機構16が作動し、リトラクタフレーム11に固定されたトレッドヘッド62と、ウェビングの引出しにより回転するスピンドル61との間に設けられているトーションバー65,66のいずれかが捩れてエネルギーを吸収し、乗員に作用する衝撃を和らげる。これにより、トレッドヘッド13とスピンドル12は、トーションバー16の捩れによって相対的に回転することになる。
フォースリミッタ機構16が作動を開始した状態では、ロッキングエレメント68がスピンドルリング70の内周面に押さえつけられて、回動が抑制されているため、トルクチューブ64は一対のロッキングエレメント68を介してスピンドル61と結合されている。このため、スピンドル61とトレッドヘッド62の間の力伝達経路は、スピンドル61、トルクチューブ64、第1トーションバー65、トレッドヘッド62の順となる。
また、第1トーションバー65は、第2トーションバー66よりも軸径が太く形成されており、第2トーションバー66よりも大きな捻れトルクでエネルギー吸収を行う。
一方、フォースリミッタ機構16では、車両内のエアバックの作動との関係で、適切なタイミングでガス発生器83を作動させ、切替え装置20を作動させる。切替え装置20は、経路切替え用の電流を受けて経路切替え用ガス発生器83が点火する。経路切替え用ガス発生器83によるガスの圧力により、ガスがスイッチハウジング81のガス流路107を通過し、スイッチピストン82が図7の矢印x方向に押され、スピンドルリング70もスイッチピストン82に押されて矢印x方向にずれる。なお、ガス発生器83のカップ83aの底部分83bには、放射状の溝が形成されており、点火の際に破断しやすいように形成されている(図4参照。)。
スピンドルリング70が矢印x方向に移動すると、ロッキングエレメント68は、スピンドル61の連結孔61a内で、スピンドル61の径方向に回動自在となる。このため、プロフィールがロッキングエレメント68を外に押し出すように形成されたトルクチューブ64の連結孔部64cによって、ロッキングエレメント68は、トルクチューブ64の連結孔部64c内から外側に移動する(図8(b)参照)。これにより、スピンドル61とトルクチューブ64とが相対回転可能となる。よって、トレッドヘッド62とスピンドル61の間の力伝達経路は、スピンドル61、第2トーションバー66、第1トーションバー65、トレッドヘッド62の順となる。ただし、第1トーションバー65は第2トーションバー66よりも太く、捻り開始荷重が高いため、捻れることはなく単に力を伝達するだけとなる。
更にベルト引き出し方向の力が加わり、ベルト荷重が第2トーションバー66の捻じれ荷重に達すると、力伝達経路で軸径の細い第2トーションバー66だけが塑性変形しながら捻れ、スピンドル61が回転し、シートベルトが引き出される。これにより、第1及び第2トーションバー65,66による2段階でのエネルギー吸収が行われる。なお、スピンドル61とトレッドヘッド62との間には、互いに相対回転する際にエネルギー吸収ストッパ71が軸方向に移動し、所定量移動した段階で互いの相対回転を規制するようにしたので、第1及び第2トーションバー65,66のねじ切れが防止される。
従って、本実施形態のシートベルト用リトラクタ10によれば、切替え装置20は、経路切替え用ガス発生器83と、ガス発生器83を収納するガス発生器収納部106、及びガス発生器収納部106と連通し、ガス発生器83で発生するガスが通過するガス流路107を有するスイッチハウジング81と、を備え、スイッチハウジング81のガス発生器収納部106とガス流路107とは屈曲して形成されており、ガス発生器収納部106に対してガス流路107と反対側にガス流路107の方向に沿って延びる型抜き孔108は、ガス発生器83によってガス流路107から遮られている。これにより、切替え装置用のガス発生器83を最適な位置にレイアウトすることができ、また、ガス流路107とガス発生器収納部106を屈曲して形成することで生じるスイッチハウジング81の型抜き孔108を別途蓋等を設けることなく、ガス発生器83の点火時に効率的に塞ぐことができる。
また、ガス発生部収容部106は、リトラクタ10が車両に取り付けられた状態において水平に延びるので、ガス発生部収納部106内に水等が浸入するのを防止することができる。
スイッチハウジング81は、リトラクタフレーム11の側板11aの内側に取り付けられるので、スイッチングピストン82の移動領域も側板11aの内側となり、リトラクタ10をコンパクトな構成とすることができる。
また、ガス発生器収納部106は、リトラクタ10が車両に取り付けられた状態においてスイッチハウジング81の上部で、且つ、リトラクタフレーム11のウェビング案内孔11eに案内されるウェビングとの干渉を避けた位置に配置され、リトラクタフレーム11は、ガス発生器収納部106の開口部106aと対向する位置を切り欠いて形成されるので、コンパクトな構成をとりつつ、ガス発生器83にコネクタ109を容易に取り付けることができる。
なお、本実施形態では、リトラクタフレーム11の連結部11cにアッパーステー11dを取り付けてアッパーステー11dにウェビング案内孔11eを設けているが、ウェビング案内孔11eは、アッパーステー11dを設けずにリトラクタフレーム11を上方に延出させた部分に設けてもよい。また、その場合、リトラクタフレーム11の上方に延出させた部分において、ガス発生器収納部106の開口部106aと対向する位置を切り欠いてもよい。
更に、ガス流路を形成するのに必ずしも金型のスライド駒で抜く必要はない。例えば、後加工により、ドリル等で駒に相当する部分を穴あけ加工してガス流路を形成することも可能である。従って、ガス発生器収納部106に対してガス流路107と反対側にガス流路107の方向に沿って延びる孔は、本実施形態の型抜き孔108に限定されるものでない。
なお、本発明は、上記実施形態のものに限定されるものでなく、適宜、改良または変形などが可能である。
例えば、本実施形態の切替え装置は、第1及び第2トーションバーがエネルギー吸収機構として利用される場合に適用されたが、プリテンショナーがトーションバーを介してスピンドルに結合されるシートベルト用リトラクタの場合には、軸径の太い第1トーションバーをプリテンショナー作動時の力伝達経路として利用し、軸径の細い第2トーションバーをエネルギー吸収機構として利用してもよい。
本出願は、2009年4月17日出願の日本特許出願(特願2009−101071)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
10 シートベルト用リトラクタ
15 プリテンショナー
20 切替え装置
61 スピンドル
62 トレッドヘッド(ロック部材)
64 トルクチューブ
65 第1トーションバー
66 第2トーションバー
81 スイッチハウジング
82 スイッチピストン
83 ガス発生器
106 ガス発生器収納部
107 ガス流路

Claims (5)

  1. リトラクタフレームと、
    該リトラクタフレームに回転自在に支持され、ウェビングが巻装されるスピンドルと、 前記リトラクタフレームに回転自在に支持され、且つ、緊急時には前記リトラクタフレームに固定されるロック部材と、
    前記スピンドルと前記ロック部材との間の力伝達経路に配置され、捻れトルクの異なる複数の軸部分を有するトーションバーと、
    前記力伝達経路となる前記トーションバーの複数の軸部分を切り替える切替え装置と、を有し、
    該切替え装置は、経路切替え用ガス発生器と、該ガス発生器を収納するガス発生器収納部、及び該ガス発生器収納部と連通し、前記ガス発生器で発生するガスが通過するガス流路を有するスイッチハウジングと、を備え、
    該スイッチハウジングのガス発生器収納部とガス流路とは屈曲して形成されており、
    前記ガス発生器収納部に対して前記ガス流路と反対側に前記ガス流路の方向に沿って延びる孔は、前記ガス発生器によって前記ガス流路から遮られていることを特徴とするシートベルト用リトラクタ。
  2. 前記ガス発生部収納部は、前記リトラクタが車両に取り付けられた状態において水平に延びることを特徴とする請求項1に記載のシートベルト用リトラクタ。
  3. 前記スイッチハウジングは、前記リトラクタフレームの側板の内側に取り付けられることを特徴とする請求項1または2に記載のシートベルト用リトラクタ。
  4. 前記ガス発生器収納部は、前記リトラクタが車両に取り付けられた状態において前記スイッチハウジングの上部で、且つ、前記リトラクタフレームのウェビング案内孔に案内されるウェビングとの干渉を避けた位置に配置され、
    前記リトラクタフレームは、前記ガス発生器収納部の開口部と対向する位置を切り欠いて形成されることを特徴とする請求項3に記載のシートベルト用リトラクタ。
  5. 前記ガス発生器収納部に対して前記ガス流路と反対側に前記ガス流路の方向に沿って延びる孔は、型抜きにより設けられる型抜き孔であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のシートベルト用リトラクタ。
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