JPH106923A - 車両の安全ベルト用のベルト引込み装置 - Google Patents
車両の安全ベルト用のベルト引込み装置Info
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- JPH106923A JPH106923A JP9075066A JP7506697A JPH106923A JP H106923 A JPH106923 A JP H106923A JP 9075066 A JP9075066 A JP 9075066A JP 7506697 A JP7506697 A JP 7506697A JP H106923 A JPH106923 A JP H106923A
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- 238000004146 energy storage Methods 0.000 claims description 13
- 230000009471 action Effects 0.000 claims description 11
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/34—Belt retractors, e.g. reels
- B60R22/44—Belt retractors, e.g. reels with means for reducing belt tension during use under normal conditions
-
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
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- B60R2022/4406—Spring shapes; Spring characteristic; Springs with adjustable anchoring means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
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- B60R22/34—Belt retractors, e.g. reels
- B60R22/44—Belt retractors, e.g. reels with means for reducing belt tension during use under normal conditions
- B60R2022/442—Belt retractors, e.g. reels with means for reducing belt tension during use under normal conditions using one spring and one additional retraction device in parallel
- B60R2022/4426—Belt retractors, e.g. reels with means for reducing belt tension during use under normal conditions using one spring and one additional retraction device in parallel the additional retraction device being a second spring
Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両のベルト引込み装置を改良し、引出され
たベルトの関数であるベルト引出し力の特性値を、多少
の差はあれ制限なしに設定できるようにする。 【解決手段】 ベルトドラム12を、歯車伝動装置によ
ってラック34と駆動接続し、このラック34が、ベル
トドラム12の回転によって、案内36;50;70,
72により確実に設定された経路に沿って移動するよう
にし、更に、エネルギー蓄積部材24が、確実に設定さ
れた経路に沿ったラック34の移動につれて変化する作
用方向で、ラック34に作用するようにした。
たベルトの関数であるベルト引出し力の特性値を、多少
の差はあれ制限なしに設定できるようにする。 【解決手段】 ベルトドラム12を、歯車伝動装置によ
ってラック34と駆動接続し、このラック34が、ベル
トドラム12の回転によって、案内36;50;70,
72により確実に設定された経路に沿って移動するよう
にし、更に、エネルギー蓄積部材24が、確実に設定さ
れた経路に沿ったラック34の移動につれて変化する作
用方向で、ラック34に作用するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の安全ベルト
用のベルト引込み装置、それも、ハウジング内に回転可
能に取付けられたベルトドラムと、ベルトドラムの巻上
げ方向にベルトドラムに作用するトルクを発生するよう
にされた駆動ばねとを有する形式のベルト引込み装置に
関するものである。
用のベルト引込み装置、それも、ハウジング内に回転可
能に取付けられたベルトドラムと、ベルトドラムの巻上
げ方向にベルトドラムに作用するトルクを発生するよう
にされた駆動ばねとを有する形式のベルト引込み装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】この形式のベルト引込み装置の場合、通
常、駆動ばねとして、板状渦巻きばね(spiral strip s
pring)を用いる。このばねは、一端がベルト引込み装
置のハウジングに、また他端がベルトドラムに固定さ
れ、ベルトドラムの巻上げ方向に作用するようになって
いる。ベルトドラムからのベルト帯の引出し時には、駆
動ばねの歪みが増大する結果、ばね力の周知の原理に従
って、駆動ばねが次第にトルクを増大させる。更に、ベ
ルトドラムに作用するベルト帯の有効半径が、ベルト帯
の引出し時には、絶えず減少するので、ベルト帯引出し
の進行を示すこれら2つの要因の結合効果によって、ベ
ルト帯引出し力が増大する。このことは、一般に不都合
と考えられている。したがって、従来技術において、ベ
ルト帯の引出しの進行を示すベルト帯の引出し力の増大
に抗するための種々の構成が提案されている。例えば、
いわゆる快適ベルト引込み装置の場合には、比較的小型
の補助ばねが、機能的に駆動ばねと直列に配置され、こ
れら2個のばねが、回転可能な、選択的にロックされる
ディスクを介して、互いに結合されている。この形式の
快適ベルト引込み装置の場合、駆動ばねが作用する状態
と、小型の補助ばねのみが作用する状態とを切換えるこ
とができる。未刊行のドイツ連邦共和国特許出願第19
501076.0号明細書には、ベルト引込み装置用の
ばね駆動装置が開示されている。この装置の場合、ベル
トドラム上での駆動ばねの有効作用半径は、確実制御装
置を用いて変更される。その結果、ベルト帯引出し力
は、引出されたベルト帯の関数として変化させることが
できる。公知の構成すべてに見られる欠点は、引出され
たベルト帯の関数であるベルト帯引出し力の変化が、要
求される形式では、限られた程度にしか設定できない点
である。
常、駆動ばねとして、板状渦巻きばね(spiral strip s
pring)を用いる。このばねは、一端がベルト引込み装
置のハウジングに、また他端がベルトドラムに固定さ
れ、ベルトドラムの巻上げ方向に作用するようになって
いる。ベルトドラムからのベルト帯の引出し時には、駆
動ばねの歪みが増大する結果、ばね力の周知の原理に従
って、駆動ばねが次第にトルクを増大させる。更に、ベ
ルトドラムに作用するベルト帯の有効半径が、ベルト帯
の引出し時には、絶えず減少するので、ベルト帯引出し
の進行を示すこれら2つの要因の結合効果によって、ベ
ルト帯引出し力が増大する。このことは、一般に不都合
と考えられている。したがって、従来技術において、ベ
ルト帯の引出しの進行を示すベルト帯の引出し力の増大
に抗するための種々の構成が提案されている。例えば、
いわゆる快適ベルト引込み装置の場合には、比較的小型
の補助ばねが、機能的に駆動ばねと直列に配置され、こ
れら2個のばねが、回転可能な、選択的にロックされる
ディスクを介して、互いに結合されている。この形式の
快適ベルト引込み装置の場合、駆動ばねが作用する状態
と、小型の補助ばねのみが作用する状態とを切換えるこ
とができる。未刊行のドイツ連邦共和国特許出願第19
501076.0号明細書には、ベルト引込み装置用の
ばね駆動装置が開示されている。この装置の場合、ベル
トドラム上での駆動ばねの有効作用半径は、確実制御装
置を用いて変更される。その結果、ベルト帯引出し力
は、引出されたベルト帯の関数として変化させることが
できる。公知の構成すべてに見られる欠点は、引出され
たベルト帯の関数であるベルト帯引出し力の変化が、要
求される形式では、限られた程度にしか設定できない点
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、冒頭
に述べた形式のベルト引込み装置を、更に開発すること
によって、引出されたベルトの関数であるベルト引出し
力の特性値が、多少の差はあれ、いかなる制限もなしに
設定できるようにすることにある。
に述べた形式のベルト引込み装置を、更に開発すること
によって、引出されたベルトの関数であるベルト引出し
力の特性値が、多少の差はあれ、いかなる制限もなしに
設定できるようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、冒頭に述べた形式のベルト引込み装置が、本発明で
は次の特徴を有するように構成されている。すなわち、
ベルトドラムを、歯車伝動装置を介してラックと駆動接
続し、このラックが、ベルトドラムの回転によって、案
内により確実に設定された経路に沿って移動するように
し、更に、エネルギー蓄積部材が、確実に設定された経
路に沿ったラックの移動によって作用方向を変化させな
がら、ラックに作用するようにしたのである。このベル
ト引込み装置の場合、エネルギー蓄積部材と、ラックの
移動経路と、結果としてラックに対しエネルギー蓄積部
材が作用する方向とを、適当に選択することによって、
ベルトドラムに作用するトルクが、例えば、駆動ばねを
補助したり、駆動ばねに抗したり、あるいは又、第1レ
ンジの操作では駆動ばねを補助し、第2レンジの操作で
は駆動に抗するようにすることができ、その結果、本発
明により、引出されたベルト帯の関数であるベルト帯引
出し力の、多少の差はあれ所望の変更が可能になる。本
発明のこのほかの好ましい構成は、請求項2以下の各項
に記載のとおりである。
め、冒頭に述べた形式のベルト引込み装置が、本発明で
は次の特徴を有するように構成されている。すなわち、
ベルトドラムを、歯車伝動装置を介してラックと駆動接
続し、このラックが、ベルトドラムの回転によって、案
内により確実に設定された経路に沿って移動するように
し、更に、エネルギー蓄積部材が、確実に設定された経
路に沿ったラックの移動によって作用方向を変化させな
がら、ラックに作用するようにしたのである。このベル
ト引込み装置の場合、エネルギー蓄積部材と、ラックの
移動経路と、結果としてラックに対しエネルギー蓄積部
材が作用する方向とを、適当に選択することによって、
ベルトドラムに作用するトルクが、例えば、駆動ばねを
補助したり、駆動ばねに抗したり、あるいは又、第1レ
ンジの操作では駆動ばねを補助し、第2レンジの操作で
は駆動に抗するようにすることができ、その結果、本発
明により、引出されたベルト帯の関数であるベルト帯引
出し力の、多少の差はあれ所望の変更が可能になる。本
発明のこのほかの好ましい構成は、請求項2以下の各項
に記載のとおりである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下で、本発明を、添付図面に示
した好適実施例に突き説明する。図1及び図2は、本発
明の第1実施例の略示図である。図示のベルト引込み装
置は、回転可能に取付けられたベルトドラム12と、ベ
ルトドラム12の巻上げ方向でベルトドラムに作用する
第1トルクを発生させる駆動ばね15とを備えている。
この駆動ばね15は、第1端部(図示せず)が、駆動ば
ねを取囲むハウジング20と結合され、第2端部(図示
せず)が、ベルトドラム12の軸22に固定されてい
る。
した好適実施例に突き説明する。図1及び図2は、本発
明の第1実施例の略示図である。図示のベルト引込み装
置は、回転可能に取付けられたベルトドラム12と、ベ
ルトドラム12の巻上げ方向でベルトドラムに作用する
第1トルクを発生させる駆動ばね15とを備えている。
この駆動ばね15は、第1端部(図示せず)が、駆動ば
ねを取囲むハウジング20と結合され、第2端部(図示
せず)が、ベルトドラム12の軸22に固定されてい
る。
【0006】ベルト引込み装置は、ばね24の形式のエ
ネルギー蓄積部材を有しており、このばね24の作用
点、作用方向、有効ばね力が、矢印Fで示してある。ば
ね24には、引張りばね又は圧縮ばね、例えばストリッ
プばね(strip spring)を用いることができる。ばね2
4の一方の端部は、ハウジング20に固定保持され、他
方の自由端部から所望の力が得られる。ばね24の自由端
部は、剛性の中間レバー30の第1端部32に作用す
る。第1端部32は、ハウジング20内の滑り案内35
内に滑動可能に取付けられている。中間レバー30の第
2端部33は、旋回可能にラック34と連結されてい
る。ラック34は、支持ローラ36により案内され、図
1に実線で示した位置と破線で示した位置との間を移動
できる。ラックの最上位の位置は、ベルト帯が、完全に
巻上げられた状態のベルト引込み装置の初期位置に対応
し、最下位の位置は、ベルト帯が完全に巻出された状態
に対応している。ラック34と中間レバー30の移動時
の摩擦を低減するために、支持ローラ36には、ころ軸
受36が備えられ、中間レバー30の第1端部32は、
ころ軸受上で滑り案内35内を滑動する。ラック34
は、その歯がピニオン38と噛み合っており、ピニオン
38は、軸22とは回動可能に結合され、レバー40の
一端とは回動不能に結合されている。レバー40の他端
には、遊星歯車42が回動可能に取付けられている。こ
の遊星歯車42は、内歯44と噛み合う小型の第1組の
歯と、太陽歯車46と噛み合う大型の第2組の歯43と
を有している。太陽歯車46は、軸22を介してベルト
ドラム12と回動不能に結合されている。この構成によ
り、遊星歯車伝動装置が形成され、ベルトドラム12に
固定結合された太陽歯車46の回転が減速されてピニオ
ン38の回転となり、それによってラック34の移動が
行われる。
ネルギー蓄積部材を有しており、このばね24の作用
点、作用方向、有効ばね力が、矢印Fで示してある。ば
ね24には、引張りばね又は圧縮ばね、例えばストリッ
プばね(strip spring)を用いることができる。ばね2
4の一方の端部は、ハウジング20に固定保持され、他
方の自由端部から所望の力が得られる。ばね24の自由端
部は、剛性の中間レバー30の第1端部32に作用す
る。第1端部32は、ハウジング20内の滑り案内35
内に滑動可能に取付けられている。中間レバー30の第
2端部33は、旋回可能にラック34と連結されてい
る。ラック34は、支持ローラ36により案内され、図
1に実線で示した位置と破線で示した位置との間を移動
できる。ラックの最上位の位置は、ベルト帯が、完全に
巻上げられた状態のベルト引込み装置の初期位置に対応
し、最下位の位置は、ベルト帯が完全に巻出された状態
に対応している。ラック34と中間レバー30の移動時
の摩擦を低減するために、支持ローラ36には、ころ軸
受36が備えられ、中間レバー30の第1端部32は、
ころ軸受上で滑り案内35内を滑動する。ラック34
は、その歯がピニオン38と噛み合っており、ピニオン
38は、軸22とは回動可能に結合され、レバー40の
一端とは回動不能に結合されている。レバー40の他端
には、遊星歯車42が回動可能に取付けられている。こ
の遊星歯車42は、内歯44と噛み合う小型の第1組の
歯と、太陽歯車46と噛み合う大型の第2組の歯43と
を有している。太陽歯車46は、軸22を介してベルト
ドラム12と回動不能に結合されている。この構成によ
り、遊星歯車伝動装置が形成され、ベルトドラム12に
固定結合された太陽歯車46の回転が減速されてピニオ
ン38の回転となり、それによってラック34の移動が
行われる。
【0007】このベルト引込み装置の操作形式は次のと
おりである: ベルト帯が、図1に示したベルト引込み
装置初期位置から出発して、ベルトドラム12から引出
された場合、ベルトドラム12の回転により、遊星歯車
装置を介して、ピニオン38が回転し、それによってラ
ック34が、図面に見られるように、下方へ移動する。
このため、ラック34の移動方向と中間レバー30の長
手方向との間の角度αが変化する。この角度αが、ベル
ト引込み装置の初期位置の場合のように、90°に等し
くなると、中間レバーの長手方向は、ラックの移動方向
と直角になるので、ラックの移動方向に作用する分力
が、ラックに伝達されなくなる。ラック34の下方への
移動時には、この角度αが小さくなる結果、ばね24の
ばね力Fの一部、すなわち、ベルトドラム12の回転に
応じて変化する分力F/tanαが、中間レバーを介し
てラックに作用する。ばね力Fのこの分力は、太陽歯車
46と、遊星歯車42と、内歯44とを有する遊星歯車
を介してラック34に作用し、第2トルクを発生させ
る。この第2トルクは、ベルトドラム12に作用し、駆
動ばね15が発生させる第1トルクに抗する働きを有し
ている。ラック34の下方への移動時の角度αの減少
と、これに付随するラック34に伝えられるばね力Fの
分力の増大とによって、使用ばねの固有の特性に応じ
て、ばね力Fの量の減少を補償又は過剰補償さえするこ
とができる。これらの補償は、中間レバー30の第1端
部32が、滑り案内35内を右方へ移動し、それに付随
してばね24が弛むことによって達成される。
おりである: ベルト帯が、図1に示したベルト引込み
装置初期位置から出発して、ベルトドラム12から引出
された場合、ベルトドラム12の回転により、遊星歯車
装置を介して、ピニオン38が回転し、それによってラ
ック34が、図面に見られるように、下方へ移動する。
このため、ラック34の移動方向と中間レバー30の長
手方向との間の角度αが変化する。この角度αが、ベル
ト引込み装置の初期位置の場合のように、90°に等し
くなると、中間レバーの長手方向は、ラックの移動方向
と直角になるので、ラックの移動方向に作用する分力
が、ラックに伝達されなくなる。ラック34の下方への
移動時には、この角度αが小さくなる結果、ばね24の
ばね力Fの一部、すなわち、ベルトドラム12の回転に
応じて変化する分力F/tanαが、中間レバーを介し
てラックに作用する。ばね力Fのこの分力は、太陽歯車
46と、遊星歯車42と、内歯44とを有する遊星歯車
を介してラック34に作用し、第2トルクを発生させ
る。この第2トルクは、ベルトドラム12に作用し、駆
動ばね15が発生させる第1トルクに抗する働きを有し
ている。ラック34の下方への移動時の角度αの減少
と、これに付随するラック34に伝えられるばね力Fの
分力の増大とによって、使用ばねの固有の特性に応じ
て、ばね力Fの量の減少を補償又は過剰補償さえするこ
とができる。これらの補償は、中間レバー30の第1端
部32が、滑り案内35内を右方へ移動し、それに付随
してばね24が弛むことによって達成される。
【0008】中間レバー30の長さと、ばね24のばね
力Fと、遊星歯車装置の歯車比とを適切に選定すること
によって、ばね24が発生させ、ベルトドラム12に伝
えられる第2トルクの推移を、広範囲にわたって変化さ
せることができ、その結果、この第2トルクを、駆動ば
ね15による第1トルクと組み合わせることで、引出さ
れたベルト帯の関数であるベルト帯引出し力の望ましい
推移が可能になり、かつまた、更に具体的には、ベルト
帯引出し力の、望ましくない増大を、ベルト帯の引出し
の進行につれて阻止することができる。
力Fと、遊星歯車装置の歯車比とを適切に選定すること
によって、ばね24が発生させ、ベルトドラム12に伝
えられる第2トルクの推移を、広範囲にわたって変化さ
せることができ、その結果、この第2トルクを、駆動ば
ね15による第1トルクと組み合わせることで、引出さ
れたベルト帯の関数であるベルト帯引出し力の望ましい
推移が可能になり、かつまた、更に具体的には、ベルト
帯引出し力の、望ましくない増大を、ベルト帯の引出し
の進行につれて阻止することができる。
【0009】図3は、本発明によるベルト引込み装置の
第2実施例である。図面では、第1実施例と同じ構成部
材には、同じ符号が付されている。この実施例の構成
は、図1及び図2の実施例と、実質的には同じである。
主な相違点は、図3に実線で示したベルト引込み装置初
期位置30′で、中間レバー30が、ラック34に対し
90°以上の角度αをなしている点である。したがっ
て、ばね24のばね力は、駆動ばね15により生じる第
1トルクを、最も低い値の巻上げ力の生じる作業範囲で
補助する第2トルクを生じさせる。ベルト帯の引出しの
進行につれてベルトドラム12が回転することにより、
ラック34は、図3に破線で示した位置30″へ移動す
る。この位置で、ラック34と中間レバー30との角度
αは、正確に90°に等しくなる。また、この位置で
は、ばね24により生じる第2トルクの作用量は、中間
レバー30の作用線がラック34の移動方向に対し直角
となるため、ゼロとなる。したがって、中間レバー30
のこの位置では、ベルトドラムには、第1トルクが作用
するだけである。この位置から出発して、ラック34
が、更に下方へ移動し、例えば符号30′′′の位置に
至ると、ばね24は、駆動ばねにより生じる第1トルク
に抗する第2トルクを発生させる。この実施例の場合、
中間レバー30の第1端部32の移動経路Lは、第1実
施例の場合の移動経路Lより短い。この理由のため、ば
ね24の弛緩と圧縮とによるばね力Fの変化は、図1及
び図2の実施例の場合よりも小さい。
第2実施例である。図面では、第1実施例と同じ構成部
材には、同じ符号が付されている。この実施例の構成
は、図1及び図2の実施例と、実質的には同じである。
主な相違点は、図3に実線で示したベルト引込み装置初
期位置30′で、中間レバー30が、ラック34に対し
90°以上の角度αをなしている点である。したがっ
て、ばね24のばね力は、駆動ばね15により生じる第
1トルクを、最も低い値の巻上げ力の生じる作業範囲で
補助する第2トルクを生じさせる。ベルト帯の引出しの
進行につれてベルトドラム12が回転することにより、
ラック34は、図3に破線で示した位置30″へ移動す
る。この位置で、ラック34と中間レバー30との角度
αは、正確に90°に等しくなる。また、この位置で
は、ばね24により生じる第2トルクの作用量は、中間
レバー30の作用線がラック34の移動方向に対し直角
となるため、ゼロとなる。したがって、中間レバー30
のこの位置では、ベルトドラムには、第1トルクが作用
するだけである。この位置から出発して、ラック34
が、更に下方へ移動し、例えば符号30′′′の位置に
至ると、ばね24は、駆動ばねにより生じる第1トルク
に抗する第2トルクを発生させる。この実施例の場合、
中間レバー30の第1端部32の移動経路Lは、第1実
施例の場合の移動経路Lより短い。この理由のため、ば
ね24の弛緩と圧縮とによるばね力Fの変化は、図1及
び図2の実施例の場合よりも小さい。
【0010】図4には、本発明によるベルト引込み装置
の第3実施例が示してある。この実施例の場合も、実質
的には、これまでの実施例と変わらない。既述の2実施
例との主な相違点は、中間レバー30の第1端部32
が、次のような方向に移動する点である。すなわち、中
間レバー30が、ラック34の最下位置に対応する位置
にある場合に、ばね24の作用方向が、中間レバー30
の長手方向と平行になるような方向に、中間レバー30
の第1端部32が移動する点である。ばね24の作用方
向と、中間レバー30の第1端部の移動方向とを整合さ
せることによって、更に、引出されたベルト帯の関数で
あるベルト引出し力の推移の調節に使用できるパラメー
タが得られる。
の第3実施例が示してある。この実施例の場合も、実質
的には、これまでの実施例と変わらない。既述の2実施
例との主な相違点は、中間レバー30の第1端部32
が、次のような方向に移動する点である。すなわち、中
間レバー30が、ラック34の最下位置に対応する位置
にある場合に、ばね24の作用方向が、中間レバー30
の長手方向と平行になるような方向に、中間レバー30
の第1端部32が移動する点である。ばね24の作用方
向と、中間レバー30の第1端部の移動方向とを整合さ
せることによって、更に、引出されたベルト帯の関数で
あるベルト引出し力の推移の調節に使用できるパラメー
タが得られる。
【0011】図5には、図4の実施例の変更態様が示さ
れている。この場合、レバー40の突起41は、ベルト
引込み装置を、図5に実線で示した初期位置へ戻すさい
に、公知の小児用安全装置を解除するために用いられ
る。この小児用安全装置は、作用位置と非作用位置とに
切換えることができ、作用位置では、ベルト帯が巻上げ
られるだけで、それ以上引出すことはできず、非作用位
置では、再び自由に引出すことができる。小児用安全装
置の作用位置から、ベルト帯を自由に引出せる非作用位
置への切換えは、通常、ベルト帯をベルトドラムに完全
に巻上げることで可能になる。図示の位置へ戻る間に、
この実施例では、突起41が揺動レバー49を移動させ
る結果、ベルト引込み装置は、非作用状態へ切換えられ
る。
れている。この場合、レバー40の突起41は、ベルト
引込み装置を、図5に実線で示した初期位置へ戻すさい
に、公知の小児用安全装置を解除するために用いられ
る。この小児用安全装置は、作用位置と非作用位置とに
切換えることができ、作用位置では、ベルト帯が巻上げ
られるだけで、それ以上引出すことはできず、非作用位
置では、再び自由に引出すことができる。小児用安全装
置の作用位置から、ベルト帯を自由に引出せる非作用位
置への切換えは、通常、ベルト帯をベルトドラムに完全
に巻上げることで可能になる。図示の位置へ戻る間に、
この実施例では、突起41が揺動レバー49を移動させ
る結果、ベルト引込み装置は、非作用状態へ切換えられ
る。
【0012】図6は、本発明のベルト引込み装置の第4
実施例を示したものである。この実施例の場合も、ラッ
クと遊星歯車装置とが、ベルトドラムへ第2トルクを与
えるために用いられている。既述の実施例と、この実施
例の主な相違点は、ラック34が曲線形状を有し、略示
した滑り案内又はカム50内を移動し、中間レバー30
の第1端部32がハウジング20に移動不能にヒンジ結
合され、中間レバー30の長さが可変にされている点で
ある。ラックの滑り案内又はカム50は、ハウジング2
0の、ベルトドラムに向いた部分に形成されており、ラ
ック34は、ころ軸受52を介してハウジングに支承さ
れている。ころ軸受52は、ラック34の両端部に配置
され、低い摩擦でのラックの調節が保証されるように、
ラックの滑り案内又はカム50にはめ合わされている。
ラック34の上端部には、中間レバー30がリンク結合
されている。中間レバー30は、テレスコープ式レバー
の形式に構成され、ばね24を収容する内部空洞を有し
ている。ばね24は、圧縮ばねの形式を有し、中間レバ
ー30を、長さの増す方向へ強制移動させる。この実施
例の場合も、ラック34は、ベルト帯の引出しによるベ
ルトドラムの回転によって、図に見られるように、下方
へ移動する。ラックの滑り案内又はカム50は、中間レ
バー30の第1端部32に対し整合されているので、中
間レバー30の第2端部33は、ラック34が下方へ移
動すると、第1端部32から遠ざかることになる。これ
によって、第1実施例の場合のように、第2トルクが、
ばね24によりベルトドラムに作用せしめられる。ラッ
ク上端部のころ軸受は、滑り案内又はカム50の上端部
で初期位置を占め、この滑り案内上端部での滑り案内又
はカム50に対する接線が、ばね24の作用方向に対し
直角となるため、ばね24によりベルトドラムに加えら
れるトルクは、初期位置ではゼロに等しくなり、ラック
34が下方へ移動するにつれて増大し、駆動ばねにより
生じる第1トルクに抗して第2トルクが作用することに
なる。
実施例を示したものである。この実施例の場合も、ラッ
クと遊星歯車装置とが、ベルトドラムへ第2トルクを与
えるために用いられている。既述の実施例と、この実施
例の主な相違点は、ラック34が曲線形状を有し、略示
した滑り案内又はカム50内を移動し、中間レバー30
の第1端部32がハウジング20に移動不能にヒンジ結
合され、中間レバー30の長さが可変にされている点で
ある。ラックの滑り案内又はカム50は、ハウジング2
0の、ベルトドラムに向いた部分に形成されており、ラ
ック34は、ころ軸受52を介してハウジングに支承さ
れている。ころ軸受52は、ラック34の両端部に配置
され、低い摩擦でのラックの調節が保証されるように、
ラックの滑り案内又はカム50にはめ合わされている。
ラック34の上端部には、中間レバー30がリンク結合
されている。中間レバー30は、テレスコープ式レバー
の形式に構成され、ばね24を収容する内部空洞を有し
ている。ばね24は、圧縮ばねの形式を有し、中間レバ
ー30を、長さの増す方向へ強制移動させる。この実施
例の場合も、ラック34は、ベルト帯の引出しによるベ
ルトドラムの回転によって、図に見られるように、下方
へ移動する。ラックの滑り案内又はカム50は、中間レ
バー30の第1端部32に対し整合されているので、中
間レバー30の第2端部33は、ラック34が下方へ移
動すると、第1端部32から遠ざかることになる。これ
によって、第1実施例の場合のように、第2トルクが、
ばね24によりベルトドラムに作用せしめられる。ラッ
ク上端部のころ軸受は、滑り案内又はカム50の上端部
で初期位置を占め、この滑り案内上端部での滑り案内又
はカム50に対する接線が、ばね24の作用方向に対し
直角となるため、ばね24によりベルトドラムに加えら
れるトルクは、初期位置ではゼロに等しくなり、ラック
34が下方へ移動するにつれて増大し、駆動ばねにより
生じる第1トルクに抗して第2トルクが作用することに
なる。
【0013】図7に示した本発明によるベルト引込み装
置の第5実施例は、第4実施例と実質的には等しい構成
を有している。ただ1つ異なる点は、ラックの形状であ
り、ラック34が、第4実施例の場合とは逆向きに湾曲
している。この構成により、第2トルクは、ベルト帯が
ほとんど完全に巻上げられた状態では、第1トルクと等
方向に作用して、第1トルクを補助し、ベルト帯の引出
しが進行するにつれて減少して、ゼロとなり、さらにベ
ルト帯が巻出されると、第1トルクに抗し、ベルト帯引
出し力の増大を制限する。第2トルクのこのような変化
は、既に第2実施例に見られたものである。
置の第5実施例は、第4実施例と実質的には等しい構成
を有している。ただ1つ異なる点は、ラックの形状であ
り、ラック34が、第4実施例の場合とは逆向きに湾曲
している。この構成により、第2トルクは、ベルト帯が
ほとんど完全に巻上げられた状態では、第1トルクと等
方向に作用して、第1トルクを補助し、ベルト帯の引出
しが進行するにつれて減少して、ゼロとなり、さらにベ
ルト帯が巻出されると、第1トルクに抗し、ベルト帯引
出し力の増大を制限する。第2トルクのこのような変化
は、既に第2実施例に見られたものである。
【0014】図8は、既述のすべての実施例の場合に行
われるラックの移動の検出形式と、ベルト引込み装置を
備えた座席に人が着席しているか否かの識別形式とを示
したものである。車両の座席に人が着席し、安全ベルト
を正しく着装した場合、ラック34は、ベルトドラムか
らベルト帯が引出されることで、下方へ移動する。この
移動が、感知レバー60によって感知され、座席に人が
着席しているか否かの識別基準として利用される。その
識別は、より具体的に言うと、対応座席と関連するガス
バッグ又はベルトの予引張装置(pretensioner)の起動
の場合に重要となる。
われるラックの移動の検出形式と、ベルト引込み装置を
備えた座席に人が着席しているか否かの識別形式とを示
したものである。車両の座席に人が着席し、安全ベルト
を正しく着装した場合、ラック34は、ベルトドラムか
らベルト帯が引出されることで、下方へ移動する。この
移動が、感知レバー60によって感知され、座席に人が
着席しているか否かの識別基準として利用される。その
識別は、より具体的に言うと、対応座席と関連するガス
バッグ又はベルトの予引張装置(pretensioner)の起動
の場合に重要となる。
【0015】図9は、本発明のベルト引込み装置の第6
実施例を示したものである。この実施例の場合は、既述
の実施例に用いたラック滑り案内が、ラック34の第1
と第2の端部のための2つの互いに分離した部分滑り案
内又はカム70、72に分割されている。このようにし
た場合、ベルト帯の引出し時にラックの移動を選択する
ことにより、かつまたラックを中間レバーの長手方向に
対し位置づけることによって、ばね24によるトルクの
どのような所望の変更をも設定できる。
実施例を示したものである。この実施例の場合は、既述
の実施例に用いたラック滑り案内が、ラック34の第1
と第2の端部のための2つの互いに分離した部分滑り案
内又はカム70、72に分割されている。このようにし
た場合、ベルト帯の引出し時にラックの移動を選択する
ことにより、かつまたラックを中間レバーの長手方向に
対し位置づけることによって、ばね24によるトルクの
どのような所望の変更をも設定できる。
【0016】図10には、本発明によるベルト引込み装
置の第7実施例が示されている。この実施例の場合、ベ
ルト引出しの進行時に、バネ24が圧縮される。この構
成の場合には、常時、ばね24が第2トルクを発生さ
せ、この第2トルクが、駆動ばね15による第1トルク
の作用を補助するので、駆動ばね15を、従来のベルト
引込み装置の場合よりも小型の寸法にすることができ
る。
置の第7実施例が示されている。この実施例の場合、ベ
ルト引出しの進行時に、バネ24が圧縮される。この構
成の場合には、常時、ばね24が第2トルクを発生さ
せ、この第2トルクが、駆動ばね15による第1トルク
の作用を補助するので、駆動ばね15を、従来のベルト
引込み装置の場合よりも小型の寸法にすることができ
る。
【0017】更に、本発明による、図示されていない別
の構成のベルト引込み装置は、ベルト引込み装置がベル
トの予引張装置を備えている場合に、特に好適である。
すなわち、この装置の場合、ベルトドラム12と歯車伝
動装置との間の力の伝達経路内に、あらかじめ遮断点を
設けておくことができる。予引張装置が起動されると、
このあらかじめ設定された遮断点で、ベルトドラムが、
歯車伝動装置から、したがってエネルギー蓄積部材から
も、分離されるため、予引張操作は妨害されない。
の構成のベルト引込み装置は、ベルト引込み装置がベル
トの予引張装置を備えている場合に、特に好適である。
すなわち、この装置の場合、ベルトドラム12と歯車伝
動装置との間の力の伝達経路内に、あらかじめ遮断点を
設けておくことができる。予引張装置が起動されると、
このあらかじめ設定された遮断点で、ベルトドラムが、
歯車伝動装置から、したがってエネルギー蓄積部材から
も、分離されるため、予引張操作は妨害されない。
【図1】本発明によるベルト引込み装置の第1実施例
を、エネルギー蓄積部材を備えた端部の軸方向で見た略
示平面図である。
を、エネルギー蓄積部材を備えた端部の軸方向で見た略
示平面図である。
【図2】図1のベルト引込み装置の略示横断面図であ
る。
る。
【図3】本発明によるベルト引込み装置の第2実施例
の、図1同様の平面図である。
の、図1同様の平面図である。
【図4】本発明によるベルト引込み装置の第3実施例
の、図1同様の平面図である。
の、図1同様の平面図である。
【図5】図4の実施例の変更態様を示した図である。
【図6】本発明によるベルト引込み装置の第4実施例
の、図1同様の平面図である。
の、図1同様の平面図である。
【図7】本発明によるベルト引込み装置の第5実施例
の、図1同様の平面図である。
の、図1同様の平面図である。
【図8】本発明によるベルト引込み装置の、好ましい別
の構成を略示した斜視詳細図である。
の構成を略示した斜視詳細図である。
【図9】本発明によるベルト引込み装置の第6実施例
の、図1同様の平面図である。
の、図1同様の平面図である。
【図10】本発明によるベルト引込み装置の、第7実施
例の、図1同様の平面図である。
例の、図1同様の平面図である。
12 ベルトドラム 15 駆動ばね 20 ハウジング 22 軸 30 中間レバー 32 中間レバーの第1端部 33 中間レバーの第2端部 34 ラック 35、50 滑り案内 36 支持ローラ 38 ピニオン 40 レバー 41 突起 42 遊星歯車 44 内歯 46 太陽歯車 52 ころ軸受 70、72 部分滑り案内又はカム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウヴェ ヒルツェル ドイツ連邦共和国アウェンヴァルト,ヘル マン − ヘッセ − ヴェク 7
Claims (16)
- 【請求項1】 車両の安全ベルト用の引込み装置であっ
て、ハウジング内に回転可能に取り付けられたベルトド
ラム(12)と、ベルト巻上げ方向にベルトドラムに作
用するトルクを発生させるようにされた駆動ばね(1
5)とを有する形式のものにおいて、 ベルトドラム(12)が、歯車伝動装置によってラック
(34)と駆動接続されており、このラック(34)
が、ベルトドラム(12)の回転によって、案内(3
6;50;70,72)により確実に設定された経路に
沿って移動し、更に、エネルギー蓄積部材(24)が、
確実に設定された経路に沿ったラック(34)の移動に
つれて作用方向を変化させながら、ラック(34)に作
用するようにされていることを特徴とする、車両の安全
ベルト用のベルト引込み装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のベルト引込み装置におい
て、前記エネルギー蓄積部材が、ばね(24)であるこ
とを特徴とする、ベルト引込み装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載のベルト引込み装置
において、前記ラック(34)が、歯車伝動装置の歯車
(38)と噛み合っており、歯車(38)が、ハウジン
グに固定された軸上に回動可能に取り付けられているこ
とを特徴とする、ベルト引込み装置。 - 【請求項4】 請求項1から3までのいずれか1項記載
のベルト引込み装置において、前記案内(36)が、ラ
ック(34)の直線的な並進運動を確実に設定すること
を特徴とする、ベルト引き込み装置。 - 【請求項5】 請求項1から3までのいずれか1項記載
のベルト引き込み装置において、前記ラック(34)の
端部(32,33)が、湾曲したカム(50)に沿って
確実に案内されることを特徴とする、ベルト引込み装
置。 - 【請求項6】 請求項1から3までのいずれか1項記載
のベルト引込み装置において、ラック(34)の前記端
部(32,33)が、異なる曲率を有するカム(70,
72)に沿って確実に案内されることを特徴とする、ベ
ルト引込み装置。 - 【請求項7】 請求項1から6までのいずれか1項記載
のベルト引込み装置において、前記エネルギー蓄積部材
(24)が、リンク部材(30)を介してラック(3
4)に作用することを特徴とする、ベルト引込み装置。 - 【請求項8】 請求項1から7までのいずれか1項記載
のベルト引込み装置において、ラック(34)に対する
エネルギー蓄積部材(24)の作用の方向によって決定
される分力が、歯車伝動装置を介してベルトドラム(1
2)にトルクを発生させ、このトルクが、ベルトドラム
にベルト帯が完全に巻上げられている初期状態でのゼロ
値から出発して、引出しが進行するにつれて増大し、駆
動ばね(15)によるトルクに抗することを特徴とす
る、ベルト引込み装置。 - 【請求項9】 請求項1から7までのいずれか1項記載
のベルト引込み装置において、ラック(34)に対する
エネルギー蓄積部材(24)の作用の方向によって決定
される分力が、歯車伝動装置を介してベルトドラム(1
2)にトルクを発生させ、このトルクが、ベルトドラム
にベルト帯が完全に巻上げられている初期状態では、駆
動ばね(15)によるトルクを補助し、次いで、ベルト
帯の引出しの進行がゼロになると、それ以上のベルト帯
引出しには、駆動ばね(15)によるトルクに抗するこ
とを特徴とする、ベルト引込み装置。 - 【請求項10】 請求項1から7までのいずれか1項記
載のベルト引込み装置において、ラック(34)に対す
るエネルギー蓄積部材(24)の作用の方向によって決
定される分力が、歯車伝動装置を介してベルトドラム
(12)にトルクを発生させ、このトルクが、ベルトド
ラムにベルト帯が完全に巻上げられている初期状態での
ゼロ値から出発して、引出しの進行につれて増大し、駆
動ばね(15)によるトルクを補助することを特徴とす
る、ベルト引込み装置。 - 【請求項11】 請求項1から10までのいずれか1項
記載のベルト引込み装置において、ベルトドラム(1
2)と歯車伝動装置との間の力の伝達経路に、所定の遮
断点が設けられていることを特徴とする、ベルト引込み
装置。 - 【請求項12】 請求項1から11までのいずれか1項
記載のベルト引込み装置において、前記歯車伝動装置
が、ベルトドラムに回動不能に取り付けられた太陽歯車
(46)と、ハウジングに設けられた内歯(44)と、
内歯(44)と太陽歯車(46)との間に配置された少
なくとも1個の遊星歯車(42)とを備えた遊星歯車装
置を有することを特徴とする、ベルト引込み装置。 - 【請求項13】 請求項3又は12記載のベルト引込み
装置において、ハウジングに固定された軸に回動可能に
取付けられた歯車(38)が、キャリヤ(40)と回動
不能に結合され、キャリヤ(40)上に遊星歯車(4
2)が回動可能に取付けられていることを特徴とする、
ベルト引込み装置。 - 【請求項14】 請求項13記載のベルト引込み装置に
おいて、切換え突起(41)が、キャリヤ(40)上に
配置され、ベルトドラム(12)の回転時に切換えレバ
ー(49)と協働することを特徴とする、ベルト引込み
装置。 - 【請求項15】 請求項1から14までのいずれか1項
記載のベルト引込み装置において、感知部材(60)
が、ラック(34)の運動を感知することを特徴とす
る、ベルト引込み装置。 - 【請求項16】 請求項1から15までのいずれか1項
記載のベルト引込み装置において、駆動ばね(15)と
エネルギー蓄積部材(24)とが、歯車伝動装置及びラ
ック(34)と一緒に、共通のハウジング(22)内に
配置され、このハウジングが、モジュールのように取外
し可能にベルト引込み装置に固定されていることを特徴
とする、ベルト引込み装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE296058033 | 1996-03-28 | ||
| DE29605803U DE29605803U1 (de) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | Gurtaufroller für ein Fahrzeug-Sicherheitsgurtsystem |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH106923A true JPH106923A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=8021863
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9075066A Pending JPH106923A (ja) | 1996-03-28 | 1997-03-27 | 車両の安全ベルト用のベルト引込み装置 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0798179A1 (ja) |
| JP (1) | JPH106923A (ja) |
| KR (1) | KR970065223A (ja) |
| CZ (1) | CZ93797A3 (ja) |
| DE (1) | DE29605803U1 (ja) |
| ES (1) | ES2108671T1 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE29702610U1 (de) * | 1997-02-14 | 1997-06-12 | Trw Occupant Restraint Systems Gmbh, 73551 Alfdorf | Gurtaufroller für einen Fahrzeugsicherheitsgurt |
| DE19940034C2 (de) * | 1999-08-24 | 2001-08-30 | Hs Tech & Design | Gurtaufroller |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SE395115B (sv) * | 1976-02-03 | 1977-08-01 | Graenges Essem Ab | Anordning vid en reversibelt roterbar axel for endring av den pa axeln verkande kraften |
| KR880013743A (ko) * | 1987-05-16 | 1988-12-21 | 양권규 | 좌석벨트를 당기고 감는 장치 |
| US4811913A (en) * | 1988-07-06 | 1989-03-14 | Trw Vehicle Safety Systems Inc. | Comfort mechanism with slack set and memory |
| DE4436323C2 (de) * | 1994-10-11 | 1997-05-28 | Hs Tech & Design | Sicherheitsgurt-Aufrollautomat zum Beeinflussen der Aufwickelkraft eines Sicherheitsgurtes |
-
1996
- 1996-03-28 DE DE29605803U patent/DE29605803U1/de not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-03-13 ES ES97104215T patent/ES2108671T1/es active Pending
- 1997-03-13 EP EP97104215A patent/EP0798179A1/de not_active Withdrawn
- 1997-03-27 JP JP9075066A patent/JPH106923A/ja active Pending
- 1997-03-27 KR KR1019970010672A patent/KR970065223A/ko not_active Ceased
- 1997-03-27 CZ CZ97937A patent/CZ93797A3/cs unknown
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CZ93797A3 (en) | 1997-10-15 |
| ES2108671T1 (es) | 1998-01-01 |
| EP0798179A1 (de) | 1997-10-01 |
| KR970065223A (ko) | 1997-10-13 |
| DE29605803U1 (de) | 1996-07-25 |
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