JPS6125576B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6125576B2
JPS6125576B2 JP52000418A JP41877A JPS6125576B2 JP S6125576 B2 JPS6125576 B2 JP S6125576B2 JP 52000418 A JP52000418 A JP 52000418A JP 41877 A JP41877 A JP 41877A JP S6125576 B2 JPS6125576 B2 JP S6125576B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pawl
spring
shaft
ratchet
belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52000418A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5286622A (en
Inventor
Botoriru Jon
Dagurasu Kaningamu Jeimusu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SMR Automotive Mirrors UK Ltd
Original Assignee
Britax Wingard Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from GB490/76A external-priority patent/GB1525151A/en
Application filed by Britax Wingard Ltd filed Critical Britax Wingard Ltd
Publication of JPS5286622A publication Critical patent/JPS5286622A/ja
Publication of JPS6125576B2 publication Critical patent/JPS6125576B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/44Belt retractors, e.g. reels with means for reducing belt tension during use under normal conditions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/44Belt retractors, e.g. reels with means for reducing belt tension during use under normal conditions
    • B60R2022/442Belt retractors, e.g. reels with means for reducing belt tension during use under normal conditions using one spring and one additional retraction device in parallel
    • B60R2022/4426Belt retractors, e.g. reels with means for reducing belt tension during use under normal conditions using one spring and one additional retraction device in parallel the additional retraction device being a second spring
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/44Belt retractors, e.g. reels with means for reducing belt tension during use under normal conditions
    • B60R2022/4446Belt retractors, e.g. reels with means for reducing belt tension during use under normal conditions using one spring and one additional retraction device in series
    • B60R2022/4453Belt retractors, e.g. reels with means for reducing belt tension during use under normal conditions using one spring and one additional retraction device in series the additional retraction device being a second spring

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ベルト貯蔵リールに設けられて安全
ベルト巻直し機構に関する。更に詳しくは、本発
明は上記のような巻直し機構のベルト引込特性の
改良に関する。
ベルトが貯蔵リールから引張られると巻き締め
られるコイルばねの如き、ベルト引込器に設けら
れた安全ベルト巻直し機構においては、使用者が
ベルトを着用するとほぼ最大の張力が加えられ
る。ベルトが外されて解放されると、ベルト引込
器はベルトをリール上に引き込むが、ベルトが巻
き直されるにつれて張力は減少し、従つて充分な
しまい込みを妨げる。このような公知のベルト引
込特性は、実際の要求される理想的な特性、すな
わちベルトの着用時には張力が小さく、ベルトを
しまい込むために解放する時にはベルトを迅速且
つ確実に巻直すように張力が大きいという特性と
は全く逆である。
本発明によれば、安全ベルト巻直し機構は、着
用時には安全ベルトに加えられる引込力を減少せ
しめて快適さを向上させ、安全ベルトを解放して
その一部を該機構に巻いた後は引込力を増大せし
めて確実で完全な引込を確保するための手段を具
備する。
本発明の一つの具体例によれば、安全ベルト巻
直し機構は、使用の際安全ベルトに連続的な引込
力を加えるように作動する第一のベルト引込手段
と、第二のベルト引込手段と、使用の際ベルトが
引張られた後に該第二のベルト引込手段にエネル
ギーを貯えるための手段と、該第一のベルト引込
手段によつてベルトの一部が引込められたとき該
貯えられたエネルギーの少なくとも一部を解放し
て該第一のベルト引込手段の駆動を補足する手段
とを具備する。
第一及び第二のベルト引込手段は、ベルトが引
張られたとき駆動され得る。その場合には、ベル
トが使用者の身体に取り付けられた後解放された
とき、第二のベルト引込手段に貯えられたエネル
ギーが放出されるのを防止するために離脱可能な
ラチエツトを用いることができる。これは、ベル
トを使用者の身体に接触させたまま快適に維持す
るために第一のベルト引込手段のみがベルトに作
用して軽い張力をかけるのを保証する。上記のラ
チエツトは、これを外すことなく使用者の自由な
動きを最大限保証する所定長さのベルトが引き込
まれたときに離脱することが好ましい。このよう
なベルト長さは、ベルトが巻かれたシヤフト又は
リールの複数回の回転に相当し得る。ベルトがこ
の長さを越えて引張られたときは、ラチエツトが
解放され、そして第二のベルト引込手段が第一の
ベルト引込手段の駆動を補助する。ベルトに加え
られる引込力の増加により、ベルトは充分に巻か
れるようになる。上記のラチエツトは、ベルトが
巻かれたシヤフト又はリールにから動きで連結さ
れている作動器に応答して離脱され得る。このか
ら動きは、シヤフトが所定の回数だけ回転した後
でこのシヤフトの軸線に対して軸方向に変位して
ラチエツトを離脱する作動器によつてなされる。
例えば、この作動器をシヤフトに螺合することが
でき、これにより作動器はシヤフトが回転したと
き軸方向に移動せしめられる。作動器は、ラチエ
ツトを離脱するように傾くか又は回動するつめに
押し付けられる。このつめは直接ラチエツトに押
し付けられるか、あるいはつめは、通常はラチエ
ツトとの接触から離れるように強制されている第
二のつめの止め具として作用することができる。
後者の場合には、第二のつめは、協働する歯のフ
ツク係合によつてラチエツトをロツクすることが
できる。
上記の第一及び第二のベルト引込手段は、ベル
トがリールから引張られたとき巻き締められるコ
イルばねであることが好ましい。
本発明のもう一つの具体例では、安全ベルトが
巻かれたシヤフトを駆動するための主ばね及び補
助ばねが設けられている。ベルトが引張られた後
解放されると、離脱可能なラチエツトがシヤフト
から主ばねの駆動を切り離して、主ばねに貯えら
れたエネルギーを維持する。補助ばねは、ベルト
を着用したときシヤフトの上にベルトを巻いてベ
ルトに軽い張力を加えるように作用する。上記の
解放可能なラチエツトはつめを含み、巻直し機構
はつめを変位させる制御部材と、ベルトが引張ら
れた後解放されたときこの制御部材を変位させる
ための作動手段とを含んでいる。ベルトが解放さ
れたとき、補助ばねはシヤフト上へのベルトの巻
直しを開始する。そして所定の段階にて、制御部
材がラチエツトを解放して主ばねの駆動をシヤフ
トに再び連結し、ベルトを巻き直す。
上述の配置において、つめはラチエツトの方へ
偏倚せしめられてこれに摩擦係合を形成するのが
好ましく。これによりつめは、ベルトが引張られ
たとき主ばねが巻かれる際のラチエツト騒音を防
止するために、ラチエツトとの係合から離れるこ
とができる。また、ベルトが解放されたときは、
つめは摩擦係合によつてラチエツトを止める位置
へ戻されて、主ばねの解放を防止する。つめのの
運動は制御部材の接触によつて制限することがで
き、作動手段は制御部材とシヤフトとのねじ係合
から成り、これによつて制御部材を軸方向に移動
させてラチエツトを解放することができる。ベル
トの一部がシヤフト上に巻き直されてラチエツト
が解放されると、制御部材は主ばねによつて駆動
されてシヤフトとの間にねじ係合を形成する。そ
して、補助ばねは制御部材とシヤフトとの引続く
係合を和らげるようになつている。
上述の具体例の一つの配置によれば、つめはラ
チエツトドラム内に収容され、主ばねはこのラチ
エツトドラムと巻直し機構の固定されたハウジン
グとの間に連結されている。また、補助ばねはラ
チエツトドラムにキー締めされたもう一つのドラ
ム内に収容することができる。別の配置では、補
助ばねは、機構全体の幅を減らすように主ばね中
に配置される。後者の場合には、補助ばねは、中
間コイルからラチエツト駆動を連結するための手
段を備えた主ばねの延長部となり得る。ラチエツ
トは上記のような連続ばねに固定するか、あるい
は、例えばばねがラチエツトを通る点にてばねを
よじることにより連結することができる。
上記のラチエツトは、オーバセンタ偏倚作用を
行うばね手段が設けられていて、オーバセンタ点
を越えたときはベルト引込力が減少し、該オーバ
センタ点に至るまではベルト引込力が増大するよ
うになつている安全ベルト巻直し機構においては
省略することができる。例えば、ベルト貯蔵シヤ
フト又はリールに第一のばねを連結し、ベルトが
引張られたときはこのばねが連続的に巻かれるよ
うにし、またオーバセンタ連続部によつて上記の
シヤフト又はリールに第二のばねを連結すること
ができる。これにより、オーバセンタ点を越えた
ところでは第一のばねと第二のばねとの偏倚力の
差が加えられ、オーバセンタ点に至るまでは第一
のばねと第二のばねとの偏倚力の和が加えられ
る。第二のばねは、遊星歯車装置の如きステツプ
ダウン歯車装置によつてリール又はシヤフトに連
結されるのが好ましい。この遊星歯車装置は、第
二のばねの係留点を所定の円弧を描くように移動
せしめてオーバセンタ作用を生成することが適切
である。第二のばねは別のばねによつて補足され
る。例えば、(長さ方向に延びたコイルを有す
る)複数個の同心状ばねを、固定された係留点と
所定の円弧上を移動する係留部との間に平行に連
結することができる。
次に添付の図面を参照して本発明の好ましい具
体例について説明する。
第1a図及び第1b図は、ベルトの伸びYに対
して荷量X即ち引込力をフロツトした好ましいベ
ルト引込特性を示す。第1a図は、大柄な人がベ
ルトを着用するときの特性を示す。ベルトは最初
点Aまで引張られ、そしてバツクルが連結され
る。リールによつてベルトにゆるみが生ずると、
荷重即ち引込力は点Bまで降下し、更に線BCに
沿つて少し減少することができる。その後ベルト
をしまい込むために解放するときは、ベルトは線
BCに沿つて引込められるが、点Cに達すると引
込力は突然点Dまで増加する。引込みは更に線
DOに沿つて生ずる。
第1b図は、小柄な人がベルトを着用するとき
の特性を示す。この場合には、荷重即ち引込力の
突然の変化は上述した場合よりも小さい伸びのと
ころで生ずるが、動作方式は同一である。
ABCDによつて囲まれた部分の大きさは、貯え
られた仕事を表わす。この仕事は、点Cにてシス
テム内へもどされる。これらのグラフには図示し
ていないが、以下考察する実際のシステムでは、
この仕事はベルトをリールの方へ突然引き戻す一
瞬の力(snatch)と考えることができる。
第2図乃至第7図に示された本発明の第一の具
体例において、シヤフト又はリール軸1は第一の
コイルばね2に直接連結されている。ばね2は、
リール軸1に常に駆動可能に連結されていて、ば
ね2の荷重/伸び特性のみが第1a図及び第1b
図の線BCを規定する。
リール軸1の一端には作動部材4が螺合してい
るねじ穴3が設けられており、リール軸の一端か
らみたとき作動部材4の断面は矩形である。第3
図、第4図及び第5図に明確に示された凹所の形
式されたラチエツトホイールである内歯車5′は
作動部材(カツプリング)4と滑り嵌めを形成す
るに充分な大きさの矩形の穴6を有する。従つ
て、作動部材4が回転すると内歯車5が回転する
が、作動部材4が軸方向に移動しても内歯車5は
軸方向に移動しない。内歯車5は、第二のコイル
ばね13に直接連結されている。
リールの端カバー7は、つめ9が軸着された内
向きの突出部8を支持している。つめ9は、コイ
ルばね10によつて中央位置へ偏倚せしめられて
いる。第7図に示すように、つめ9は両端が拡大
している穴9′を有し、これによりつめ9は突出
部8の軸線のまわりを揺動すると共に回転するこ
とができるようになつている。つめ9がその中央
位置にあるとき、つめ9の先端は内歯車5の間に
係合している。また、カバー7はつめ止め具11
をも支持している。この止め具は、これとカバー
との間に間隔を置くように片持ばり式になつてい
る。止め具11は、通常は第3図に示すようにつ
め9の反時計方向の回転を阻止している。
作動部材4の自由端には、中央位置にあるつめ
9と軸線が一致するピツプ12が設けられてい
る。
動作の際、作動部材4はリール軸1内に充分ね
じ込まれていて、ベルトはリール軸上に充分巻か
れているものとすれば、ベルトが引張られるとば
ね2が巻かれる。回転の方向は、部材4の回転に
対する抵抗により部材4がリール軸1内にねじ込
まれてリール軸と係合するような方向であり、例
えば部材4は左巻きのねじを有する。しかしなが
ら部材4は既にリール軸1内に充分収容されてい
るので、部材4はリール軸1と共に回転せしめら
れ、部材4の矩形部分が歯車5を同方向に駆動す
る。
所定の連動を達成するための、つめ9はラチエ
ツトつめとして作用し、最初は時計方向に回転す
ることにより歯車5の歯と係合している。その後
つめ9は歯車5から脱し、そして各歯車がつめ9
を通過する毎に中央位置に戻る。
歯車5の回転は、ばね13によつて抵抗を受け
る。従つて、ベルトの引張りに対する全抵抗力は
ばね2とばね13の抵抗力の和である。これは、
第1a図及び第1b図の線ODAで表わされる。
ベルトが充分に引張られると、これを少し巻き
戻すことができるが、つめ9はその止め具11の
ため逆方向にはラチエツトとして作用しないの
で、歯車5及びこれに連結したばね13はベルト
との駆動係合から離脱する。従つて、ばね2のみ
がベルトを引き込み、使用者が感ずる力は第1a
図及び第1b図の線BCで表わされる。
歯車5が静止している間は作動部材4も静止し
ており、従つて部材4はそのねじ部分によつて軸
方向に移動させられる。その結果、ピツプ12が
つめ9に係合してこれを止め具11との係合から
外し、つめを回動せしめる。このとき、つめ9は
逆方向にラチエツトとして作用するようになり、
従つてばね13内に貯えられたエネルギーが解放
され、歯車5が急速にリール軸1を捕える。
作動部材4が充分にねじ込まれると、ばね2及
びばね13の双方がリール軸1を駆動して、第1
a図と第1b図の線DOで示す動作特性を与え
る。
次にベルトが引張られると、つめ9が歯車5の
歯に係合し、そして歯車の回転によりつめ9は
(第3図に示すように)止め具11まで戻され、
次の操作の準備ができる。
第8図及び第9図は、本発明の第二の具体例を
示す。この具体例では、プレート30が軸31と
摩擦係合し、そしてリールケーシング34内の固
定点である凹み33と係合するつめ制御レバー3
2を支持している。つめ35は、圧縮ばね38に
よつて歯車37との係合から外れるように強制さ
れている。
歯車37はねじが切られた軸31上に完全にね
じ込まれているので、ベルトが引張られると歯車
37が駆動される。プレート30は、レバー32
が凹み33の壁に係合するまで時計方向に回転
し、そしてレバー32は反時計方向に回転してつ
め35から離れる。従つて、つめ35はそのばね
38によつて歯車37との係合から外される。軸
31が逆方向に回転すると、プレート30は反時
計方向に回転し、レバー32は時計方向に移動
し、そしてつめ35を突いて歯車37に係合せし
める。更に、レバー32はつめ35を通過せしめ
られるが、つめと歯車の歯がフツク形状であるた
め、つめ35は係合したままであり、歯車37の
回転を阻止する。歯車37は回転しないように保
持されているので、軸31が引続き回転すると、
歯車37は軸31のねじが切られた部分を軸方向
に移動せしめ、その結果歯車37は側部を滑動し
てつめ35との係合から外れる。すると、ばね3
8がつめ35を移動させ、システム自体が二ばね
動作を復帰する。
第10図に示された別の具体例では、単一のコ
イルばね40が第一及び第二のベルト引込駆動を
与える。例えば、セクシヨンEはベルト(図示し
ていない)に連続的に張力を加えるための第一の
ベルト引込手段として作用し、セクシヨンFは、
例えば前述の具体例のように離脱可能なラチエツ
トによつてベルトから一時的に切り離すことがで
きる第二のベルト引込手段として作用する。ばね
40は、セクシヨンEとFの端の中間にある点G
にて、ベルト巻直し機構の固定部分に係留されて
いる。
再び第1a図と第1b図を参照すれば、ABCD
によつて囲まれた蓄積エネルギーは、上述の具体
例において説明したようにベルトに戻されるが、
あるいは例えば主ベルト駆動装置を補充すること
なく各々のコイルばね又はばね部分の張力のいく
つかを解放することにより放出され得る。
第11図の具体例では、シヤフト即ちリール軸
41はフレーム42内に回転可能に設置されてい
る。巻直し機構は、図のようにフレームの左側に
設置されている。慣性ロツキング機構は本発明の
一部を成すものではないので、図示されていな
い。
リール軸41の一端部には、ねじ穴43と、ス
パイラルばね45の内端部を取り付けたが延長部
44とが形成されている。スパイラルばね45は
かなり軽いばねであり、そのゆるんだ状態と完全
に巻かれた状態との間にわずか3乃至4巻きしか
ないように設計されている。
ばね45の外端部は、駆動部材46のドラム形
成部分の内壁に取り付けられている。駆動部材4
6は、第16図及び第17図に詳細に図示されて
いる。この駆動部材46は、第13図、第14図
及び第15図に示されたラチエツト部材47にキ
ー締めされている。ラチエツト部材47の中央ボ
ス48には、主リール巻直しばねとして働く第二
のスパイラルばね49の内端が取り付けられてい
る。ばね49の外端はケーシング50に取り付け
られている。
ラチエツト部材の中央ボス48は長円形の穴5
1を有し、この穴の中にねじが切られたつめ制御
部材52(これは第18図と第19図に最もよく
図示されている)の頭部が滑動可能に嵌合してい
る。このつめ制御部材のねじが切られた部分は、
リール軸41のねじ穴43内に螺合している。
ラチエツト部材47は、長円形の穴の外端部に
狭い円形凹部53を有し、更に一列の内向きのラ
チエツト歯54を有する。
機構の端カバー55は、つめ57のためのピボ
ツトピン56(第20図も参照)を支持してい
る。つめ57は、ばね60によつてラチエツト部
材47の表面に押し付けられている。つめ57は
ピン56の上にゆるくはめてあり、従つてつめは
ピン56のまわりを回動し得ると共に、第12図
に示すように紙面に対して上下に傾くことができ
る。つめ57の、ラチエツト部材47に面する表
面は、部材47の凹み53内に受け入れられる小
さな突出部分57′を有する。この突出部分5
7′は凹み53の壁に係合してつめ57の角度方
向の移動を制限するようにつめ57の上に位置付
けられている。第12図において、つめ47は反
時計方向の最も端の位置にあるが、つめ57は、
その歯がラチエツトリング54から外れるまでピ
ン56のまわりを時計方向に自由に回転し、そし
て凹み53の壁に突出部分57′が係合すること
により、更に回転するのを阻止される。
突出部分57′が凹み53の中にあるとき、つ
め57の後面はラチエツト部材47の面59にぴ
つたり付いており、そしてばね60の偏倚力のた
めに2つの表面の間にいくらかの摩擦が存在す
る。
上述した機構の動作は次の通りである。
最初に、ベルトはリール上に完全に巻かれてい
て、ベルトを解くためにはリール軸41を第11
図の矢印で示す方向に回転させるものとする。
ベルトをほどくために最初の回転がなされる
と、ばね45はコイルが縛られた状態に達するま
で巻き締められる。ばね45を更に巻くと、駆動
部材46が回転して主ばね49を巻き始める。主
ばね49が巻かれると、ラチエツト部材47も駆
動部材46と共に回転し、そしてラチエツト部材
47とつめ57との摩擦のため、つめ57が第1
2図に示された位置からピボツトのまわりを時計
方向に回転して新しい位置、即ちその歯がラチエ
ツト歯54から外れる位置に達する。ここでつめ
57は、その突出部分がラチエツト部材の凹み5
3の壁と係合することにより、更に回転するのを
阻止される。つめの歯は、摩擦によつて歯54と
の係合から外れたまま保持されるので、通常ラチ
エツトに伴うかちつという音が生じず、ラチエツ
ト部材47は所望の量のウエブがほどかれるまで
回転する。
次に、ベルトが締められ、そしてこの締める操
作の後少量のウエブが巻き取られるものとする。
主ばねによつて最初の巻直しがなされると、つめ
は摩擦によつて第12図の位置へ移動させられ、
その点でつめめは、突出部分と凹み53の壁との
係合により、更に反時計方向に回転するのを阻止
される。
つめ57は今度は歯54と係合しているので、
ラチエツト部材47が更に反時計方向へ回転する
ことも阻止され、ばね49は巻直しシステムから
外れて効果的にロツクされる。ウエブの引込み
は、軽いばね45内に蓄積されたエネルギーによ
つてのみ生ずることができ、この状態でベルトの
着用は快適である。
ベルトをしまい込むときは、軽いばね45はそ
のエネルギーがほとんど消費される(軸41が約
2又は3回回転した後)までウエブを巻き続ける
が、この巻取回転の間ラチエツト部材47は、つ
め制御部材52と同じく回転しないように回定さ
れている。しかしながら、つめ制御部材52は軸
41にねじ係合しているので、軸41とつめ制御
部材の相対的な回転により、つめ制御部材は左方
へ移動させられる(第11図参照)。つめ制御部
材52が左へ移動すると、それはつめ57の突出
部分に係合してこれを凹み53から押出す。
つめが凹み53の壁による拘束から解放される
と、主ばねはラチエツト部材47及びつめをつめ
が歯54から離れるまで反時計方向に回転させ
る。つめは、反時計方向に駆動されて止め具21
に係合する。ここでばね49に貯えられたエネル
ギーが放出され、ラチエツト部材47が急速に回
転して、つめ制御部材52が軸41内に充分にね
じ込まれる。この点で、主ばねはベルトを急速に
巻き直すように作用する。つめ制御部材52が充
分にねじ込まれる前に、主ばね49のエネルギー
の一部は小さいばね45を巻き直すのに使用さ
れ、これは軸41内に収容されるつめ制御部材の
衝撃を和らげる。
上述の機構は、軽いばね45の直径を主ばね4
9の内コイル直径よりも小さくして、ばね45を
主ばね49の内側に配置できるように変形するこ
とができる。その他の点では、機構は本質的に同
一である。この変形の利点は、リール全体の幅が
減少して車両内での設置を助けることである。一
つのばねをもう一つのばねの内部に収納すると、
単に一方のばねを他方の延長とするだけでなく、
ばねの中間コイルからラチエツト駆動部を取り除
くことが可能である。そしてラチエツト部材をば
ねに固定するか、あるいは、例えばばねがラチエ
ツト部材を通る点にて単にばねをよじることによ
りラチエツト部材をばねに取り付けることができ
る。
また、中間のコイルに確実に連結することを不
要にすると共に、ばねとラチエツト部材との間で
動作する摩擦力によつて満足のいく動作をもたら
すようにすることも考慮される。このように設計
すれば、ばねはラチエツト部材の内側からその外
側までスロツト内を単に通るだけである。
上述の具体例に使用される離脱可能なラチエツ
トは、第22図と第23図に示された配置におい
ては省略されている。この配置では、ばね組立体
70は、ベルト貯蔵シヤフト71に時計方向又は
反時計方向のトルクを加えるようなオーバセンタ
作用を与える装置に連結されている。スパイラル
ばね72は、通常はシヤフト71に結合されてい
る。従つて、シヤフト71に加えられる合成トル
クは、ばね70と72によるトルクの代数和であ
る。ベルトが最初に引張られるとき、合成トルク
はばね70によつて加えられるトルクとばね72
によつて加えられるトルクとの和に等しい。この
条件はオーバセンタ点に達するまでは成り立つ
が、この点を越えると合成トルクはばね72によ
るトルクからばね70によるトルクを引いたもの
になる。加算されたトルクは、ベルトが解放され
てしまい込まれるときベルトの引込みを確実にす
る。オーバセンタ点は、使用されるベルトの型式
と使用者の身体の大きさとに応じて選定される。
減算されたトルクは、安全な操作と共に快適さを
保証するものである。
第22図及び第23図を更に詳しく説明する
と、シヤフト71は端板74(図面にはその一つ
のみを示す)の間に回転可能に支持されており、
第22図に示されたシヤフトの一端部は2つの段
部分75及び76を有する。スパイラルばね72
の内端部は段部分75に取り付けられ、外端部は
ケーシング73に取り付けられている。
段部分76は、内側に面した歯77′のリング
を有する回転可能を遊星歯車リング又はキヤリヤ
77を支持している。また段部分76は、シヤフ
ト71に固定された太陽歯車リング78を備えて
いる。リング78は、3個の二重遊星歯車79の
各々と、回転可能な遊星リング77とかみ合う小
直径の遊星歯車と、ケーシング73の円形凹部内
の歯73′によつて形成された固定太陽リングと
かみ合う大直径の遊星歯車とを介して、遊星リン
グ77を駆動する。この配置は、遊星リング77
に対してシヤフト71の駆動をステツプダウンす
るための遊星歯車装置を形成している。例えば、
歯車比はシヤフト71の30回転に対しリング77
が1回転するように決める(実態、リング77の
連動は後述のように円弧に限定されている)。
遊星リング77には係留部材80が固定され、
部材80はリング77から突出している。この部
材80は接触部81を有し、そして第23図に示
された位置(このとき、図示されていない安全ベ
ルトはシヤフト71上に充分巻かれている)と、
止め具82(これは、安全ベルトがシヤフト71
から充分に引張られたとき接触部81と接触す
る)との間で円弧を描いて連動する。
ばね組立体70は、3個の同軸コイルばね8
3,84,85で形成されている。各ばねの一端
部83a,84a,85aは部材80に係留され
ている。各ばねの他端部83b,84b,85b
は、カバー87とケーシング73と端板74とを
貫通している固定ピン86に係留されている。動
作の際には、ベルトが引張られるとシヤフト71
が回転し、これにより係留部材80は円弧に沿つ
てゆつくり移動せしめられる。この円弧は、一点
鎖線91及び92(第23図)で示されたトラツ
クによつて大体規定される。部材80の丸くなつ
た端部94はトラツク91,92の面と接するの
で、凹み93(第22図)を規定するトラツクは
遊星リング77の水平方向の変位を阻止する。
第23図を参照して説明すると、部材80が止
め具81とオーバセンタ点88(これは太陽リン
グ78の中心89とピン86の中心90とを通る
直線上にある)との間を移動する間、ばね組立体
70は伸長して、ばね72による巻直しトルクを
捕足するように作用する。部材80がオーバセン
タ点88に達すると、ばね組立体70によつて加
えられる実際のトルクはシステムの幾可学的形状
のため減少する。部材80がオーバセンタ点88
を越えると、ばね組立体70は収縮して、ばね7
2によつて加えられるトルクに逆作用する。この
ばね組立体70によつて加えられる逆作用トルク
は、部材80がオーバセンタ点88から離れるに
つれて増大する。これは、シヤフト71からベル
トが引張られるときばね72によるトルクの増大
を捕償する。例えば、ベルトを使用者の胸のまわ
りに取り付けたときは、上記の捕償効果により使
用者は、ベルトの張力によつて過大な拘束を受け
ることなく前方に身体を曲げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1a図及び第1b図は、好ましいベルト特性
を表わすグラフである。第2図は、本発明の第一
の具体例に従うベルト巻直し機構の断面図。第3
図は、上記機構の線3−3における断面図。第4
図及び第5図は、第2図及び第3図の具体例に使
用されるラチエツト歯車の端面図及び断面図。第
6図及び第7図は、第2図乃至第5図の機構に使
用されるつめの平面図及び正面図、第8図は第二
の具体例に従う巻直し機構の断面図。第9図は、
第8図に示された機構の作動部分を示す図。第1
0図は、もう一つの具体例に使用される特別のば
ねの簡略図。第11図は、もう一つの安全ベルト
巻直し機構の断面図。第12図は、第11図の機
構のカバーを取り外して示す端面図。第13図、
第14図及び第15図は、それぞれ第11図の機
構に使用されるラチエツト部材の断面図、内面図
及び外面図。第16図及び第17図は、それぞれ
れ第11図の機構の駆動部材の側面図及び断面
図。第18図及び第19図は、それぞれれ第11
図の機構のつめ制御部材の端面図及び正面図。第
20図及び第21図は、それぞれ第11図の端カ
バーの側面図及び正面図。第22図及び第23図
は、それぞれもう一つの安全ベルト巻直し機構の
断面図及び正面図。 1……リール軸、2……第一のコイルばね、4
……作動部材、5……内歯車、9……つめ、11
……つめ止め具、13……第二のコイルばね。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 安全ベルトレトラクターにおいて、 回転可能な軸に巻かれた安全ベルトと;該ベル
    トを引つ込めるために該軸にバイアスをかける第
    1のスプリング及び第2のスプリングと;該ベル
    トが巻かれたとき該第2のスプリングを該軸から
    分離し、これによつて該第1のスプリングのみが
    該ベルトを引つ込めるために該軸にバイアスをか
    けるラチエツト及び爪と;ベルト引つ込み中該第
    2のスプリングを該軸に再連結するために該爪を
    該ラチエツトから外すための作動器と;該作動器
    と該軸との間に設けられたねじを切つたカツプリ
    ングであつて、これによつて該作動器が該爪を該
    ラチエツトから外す前に該軸が複数回転だけ回転
    するようになつているねじを切つたカツプリング
    とを具備することを特徴とする安全ベルトレトラ
    クター。 2 該作動器が該軸の長手方向軸線に対して軸線
    方向に変位可能である特許請求の範囲第1項記載
    の安全ベルトレトラクター。 3 該軸は1端にねじを切つた穴をもつており、
    該作動器は該穴に係合しているねじを切つた突起
    をもつている特許請求の範囲第2項記載の安全ベ
    ルトレトラクター。 4 該ラチエツトが該爪を収容するように凹所が
    あるラチエツトホイールである特許請求の範囲第
    3項記載の安全ベルトレトラクター。 5 該爪が該ラチエツトから外れるために揺動運
    動するように配置されている特許請求の範囲第4
    項記載の安全ベルトレトラクター。 6 該揺動爪が爪ストツプに当接するように配置
    されていて、該ベルトが引き出されるとき標準の
    ラチエツト及び爪作用を許容するが、該ベルトが
    引つ込められたとき標準のラチエツト及び爪作用
    を禁止して、該揺動爪が該軸の複数回回転後、該
    ベルトのそれ以上の引つ込みの間に標準ラチエツ
    ト及ぼ爪作用を許容するために該爪ストツプをオ
    ーバライドして、該作動器によつて変位可能であ
    る特許請求の範囲第5項記載の安全ベルトレトラ
    クター。 7 該ラチエツトホイールが該揺動爪を収容して
    いるドラム形状であり、該ドラムがそこを通る開
    口を備えた端壁を有しており、該開口が該作動器
    を収容しており、該開口及び該作動器が非円形形
    状であつて、これによつて該作動器が該ラチエツ
    トホイールに対して軸線方向に摺動可能である
    が、該ラチエツトホイールと一緒に回転するよう
    に固定されている特許請求の範囲第4〜6項のい
    づれか1つの項に記載の安全ベルトレトラクタ
    ー。 8 該軸がその1端に軸線方向にねじを切つた延
    長部を有しており、該ラチエツトホイールが該延
    長部にねじにより取付けられている特許請求の範
    囲第1項記載の安全ベルトレトラクター。 9 該爪が旋回可能に取付けられており、且つ該
    ラチエツトホイール上の歯に係合するために1端
    にフツク状部分を有している特許請求の範囲第8
    項記載の安全ベルトレトラクター。 10 該作動器が該軸上に摩擦によつて取付けら
    れた部材と、該部材に旋回するように取付けられ
    たレバーとを含んでおり、該レバーが該爪と固定
    点との間で作動する特許請求の範囲第9項記載の
    安全ベルトレトラクター。 11 該作動器が該第1のスプリングと該第2の
    スプリングとの間に配置されている特許請求の範
    囲第10項記載の安全ベルトレトラクター。 12 該爪が、ラチエツトノイズを避けるため
    に、該ベルトが引き出されるときに、該ラチエツ
    トホイールとの係合を外すようにバイアスされて
    いる特許請求の範囲第11項記載の安全ベルトレ
    トラクター。 13 該第2のスプリングがほどけるのを防ぐた
    めに、該爪が摩擦係合によつて該ラチエツトホイ
    ールを止める位置に戻される特許請求の範囲第1
    2項記載の安全ベルトレトラクター。 14 該第1のスプリングが該軸と該ラチエツト
    ホイールにキー止めされたドラム形状の駆動部材
    との間に連結されており、該第1のスプリングが
    該ラチエツトホイールに連結された1端と、固定
    された他端とを有している特許請求の範囲第1〜
    7項のいづれか1つの項に記載の安全ベルトレト
    ラクター。
JP41877A 1976-01-07 1977-01-07 Safetyybelt rewinding apparatus Granted JPS5286622A (en)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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GB2025976 1976-05-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5286622A JPS5286622A (en) 1977-07-19
JPS6125576B2 true JPS6125576B2 (ja) 1986-06-16

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JP41877A Granted JPS5286622A (en) 1976-01-07 1977-01-07 Safetyybelt rewinding apparatus

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AU (1) AU506380B2 (ja)
CA (1) CA1058134A (ja)
DE (1) DE2700307A1 (ja)
ES (1) ES454883A1 (ja)
FR (1) FR2337558A1 (ja)
IT (1) IT1077956B (ja)
NL (1) NL7614619A (ja)
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DE2700307A1 (de) 1977-08-18
IT1077956B (it) 1985-05-08
NZ183021A (en) 1979-04-26
AU506380B2 (en) 1979-12-20
FR2337558A1 (fr) 1977-08-05
ES454883A1 (es) 1978-04-16
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AU2111577A (en) 1978-07-13
DE2700307C2 (ja) 1988-08-25
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