JP2009288389A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009288389A
JP2009288389A JP2008139212A JP2008139212A JP2009288389A JP 2009288389 A JP2009288389 A JP 2009288389A JP 2008139212 A JP2008139212 A JP 2008139212A JP 2008139212 A JP2008139212 A JP 2008139212A JP 2009288389 A JP2009288389 A JP 2009288389A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
correction
color
image forming
image
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008139212A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4586887B2 (ja
Inventor
Yutaka Yasunaga
豊 安永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Business Technologies Inc
Original Assignee
Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Business Technologies Inc filed Critical Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority to JP2008139212A priority Critical patent/JP4586887B2/ja
Priority to EP09159266A priority patent/EP2129102A1/en
Priority to US12/434,722 priority patent/US8305664B2/en
Priority to CN2009101452217A priority patent/CN101592895B/zh
Publication of JP2009288389A publication Critical patent/JP2009288389A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4586887B2 publication Critical patent/JP4586887B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/6027Correction or control of colour gradation or colour contrast
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/401Compensating positionally unequal response of the pick-up or reproducing head
    • H04N1/4015Compensating positionally unequal response of the pick-up or reproducing head of the reproducing head

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

【課題】資源の無駄を低減した濃度ムラ補正機能を実現することである。
【解決手段】夫々異なる色の補正用画像を夫々異なる用紙上に形成して補正チャートを出力する複数色の画像形成部41Y、41M、41C、41Kと、補正チャートに基づいて前記画像形成部のそれぞれに対する濃度補正指示情報を入力するための操作表示部30と、濃度補正指示情報に応じて補正用画像の色を設定し、当該設定した色の補正用画像を生成して、画像形成部により当該補正用画像を用紙上に形成させて補正チャートを出力させる制御部110と、濃度補正指示情報に基づいて、画像形成部それぞれに対して主走査方向における各画素の濃度ムラの補正を行なう濃度ムラ補正部141と、を備える画像形成装置1。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
一般に、複写機やプリンタ等の画像形成装置は、濃度調整機能を有している。
この画像形成装置は、装置の経時的な状態変化、レーザユニット等の光書込装置の取付位置、光路長、レンズの歪、ドラムの帯電状況、中間転写部の状況等の機械的要因、或は周辺環境の変化などに起因する出力濃度が変化する場合があるからである。
従来の濃度調整機能に関し、例えば、所定色のカラーパッチと、所定色(Y,M,C)から色成分ごとに一定値ずつ値をずらした色(PCBk)のカラーパッチとを、カラーパッチの色相の変化が略連続するように配置したカラーパターンの画像データを、各カラーパッチに対応する識別情報とともに格納しておく。そして当該カラーパターンの画像データに基づいて、カラーパターンを出力させる。出力されたカラーパターン対してカラーパッチの識別情報が入力された場合に、入力された識別情報に応じた色補正テーブルを用いて出力すべき画像データの色補正を行なう画像形成装置が開示されている(特許文献1参照)。
特開2005−246646号公報
しかしながら特許文献1の画像形成装置は、一枚の用紙上に複数色のカラーパッチから成るカラーパターンを用いて濃度調整を行っている。例えば、Y(イエロー)の濃度調整のみを行った場合でも、当該カラーパターンが形成されることとなる。そのため、濃度調整対象以外の色も用いられてカラーパターンが形成されることとなり、トナーが無駄に消費されることとなる。
また、特許文献1の画像形成装置での濃度調整は、主走査方向の濃度を一様に調製することを目的とした濃度ムラ補正ではない。濃度ムラは、画像形成を行う際に用いられる色(出力色)や当該出力色の濃度にも起因するため、出力色毎に調整を行う必要がある。例えば、出力色がY(イエロー)、M(マゼンダ)、C(シアン)、K(ブラック)の4色である場合には、これらの各色、更にはこれらの混合色について、調整を行う必要がある。更に、濃度ムラの調整が進んだ場合には、調整済みの出力色を含んだ濃度の画像を形成して出力することは、用紙やトナー等の資源の無駄である。
本発明の課題は、資源の無駄を低減した濃度ムラ補正機能を実現することである。
請求項1に記載の発明は、夫々異なる色の補正用画像を夫々異なる用紙上に形成して補正チャートを出力する複数色の画像形成部と、前記補正チャートに基づいて前記画像形成部のそれぞれに対する濃度補正指示情報を入力するための入力部と、前記入力部により入力された濃度補正指示情報に応じて、前記補正用画像の色を設定し、当該設定した色の前記補正用画像を生成して、前記画像形成部により当該補正用画像を用紙上に形成させて補正チャートを出力させる制御部と、前記入力部により入力された濃度補正指示情報に基づいて、前記画像形成部それぞれに対して主走査方向における各画素の濃度ムラの補正を行なう濃度ムラ補正部と、を備える画像形成装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記制御部は、いずれかの前記画像形成部の濃度補正指示情報の変更がある場合、当該濃度補正指示情報が変更された前記画像形成部が形成する画像の色の前記補正用画像を生成する。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像形成装において、前記制御部は、いずれかの前記画像形成部の濃度補正指示情報の変更がある場合、当該濃度補正指示情報が変更された前記前記画像形成部が形成する画像の色を構成色とする色の前記補正用画像を生成する。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の画像形成装置において、前記濃度補正指示情報は、前記画像形成部のそれぞれに対する補正値を含み、前記制御部は、前記補正値が全て0である場合、少なくとも前記画像形成部のそれぞれが形成する画像の色の補正用画像を生成する。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の画像形成装置において、前記制御部は、前記補正値が全て0である場合、前記画像形成部のそれぞれが形成する画像の色を構成色とする色の補正用画像を生成する。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の画像形成装置において、前記濃度補正指示情報は、前記画像形成部のそれぞれに対して前記濃度ムラ補正部の補正機能の無効又は有効の指示情報を含み、前記指示情報に応じて前記画像形成部それぞれに対する前記濃度ムラ補正部の補正機能の無効又は有効を切り替える切替部を備え、前記制御部は、前記切替部により全ての前記画像形成部に対して前記濃度ムラ補正部の補正機能が無効に設定されている場合、少なくとも前記画像形成部のそれぞれが形成する画像の色の前記補正用画像を生成する。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の画像形成装置において、前記制御部は、前記切替部により全ての前記画像形成部に対して前記濃度ムラ補正部の補正機能が無効に設定されている場合、前記画像形成部のそれぞれが形成する画像の色を構成色とする色の前記補正用画像を生成する。
請求項8に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、補正用画像の色を指定する色指定情報を入力するための色指定部を備え、前記制御部は、前記色指定部により前記色指定情報の入力がある場合には、前記色指定部により入力された色指定情報の色の前記補正用画像を生成する。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の画像形成装置において、報知部を備え、前記制御部は、いずれかの前記画像形成部の濃度補正指示情報の変更がある場合、前記色指定部により前記色指定情報の入力がある場合には、前記色指定部により入力された色指定情報の色と、前記濃度補正指示情報の変更がある前記画像形成部が形成する画像の色及び当該色により構成される色との比較結果に応じて、補正チャートの出力の是非を問うメッセージを生成し、前記メッセージを前記報知部により報知させる。
請求項10に記載の発明は、請求項8又は9に記載の画像形成装置において、前記制御部は、全ての前記画像形成部の濃度補正指示情報の変更がない場合であって、前記色指定部により前記色指定情報の入力がない場合には、全ての前記画像形成部のそれぞれが形成する画像の色、及び、当該色を構成色とする色の前記補正用画像を生成する。
請求項11に記載の発明は、請求項8から10のいずれか一項に記載の画像形成装置において、前記制御部は、いずれかの前記画像形成部の濃度補正指示情報の変更がある場合であって、前記色指定部により前記色指定情報の入力がない場合には、当該補正値が変更された前記画像形成部が形成する画像の色、及び、当該色を構成色とする色の前記補正用画像を生成する。
請求項1に記載の発明によれば、濃度補正指示情報に応じた色の補正用画像が形成された補正チャートを出力できるため、主走査方向における各画素の濃度ムラの補正が行なわれた画像形成部による補正チャートの出力のみを行なうことができ、トナーや用紙の無駄を低減することができるため、資源の無駄を低減した濃度ムラ補正機能を実現することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1と同様の効果を得られるのは勿論のこと、濃度補正指示情報が変更された前記画像形成部が形成する画像の色の補正用画像を生成して補正チャートを出力することができ、確認が必要な画像形成部の色の補正チャートのみを出力することができ、資源の無駄を低減することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2と同様の効果を得られるのは勿論のこと、濃度補正指示情報が変更された前記画像形成部が形成する画像の色を構成色とする色の補正用画像を生成して各色の補正チャートを出力することができ、濃度ムラの調整の確認が必要な画像形成部の色に関連する色の補正チャートを出力することができ、資源の無駄を低減しつつ濃度ムラの補正の確認精度を向上できる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1から3のいずれか一項と同様の効果を得られるのは勿論のこと、濃度補正指示情報が含む補正値が0である場合、即ち、濃度補正指示情報が含む補正値が初期状態に設定され濃度補正指示情報の変更がない場合には、画像形成部のそれぞれが形成する画像の色の補正用画像を生成して補正チャートを出力することができ、濃度ムラの調整の確認が最低限必要な画像形成部の補正チャートを出力することができ、資源の無駄を低減することができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項4と同様の効果を得られるのは勿論のこと、濃度補正指示情報が含む補正値が0である場合、即ち、濃度補正指示情報が含む補正値が初期状態に設定され濃度補正指示情報の変更がない場合には、画像形成部のそれぞれが形成する画像の色を構成色とする色の補正チャートを出力することができるため、濃度ムラの補正の確認精度を向上できる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項1から5のいずれか一項と同様の効果を得られるのは勿論のこと、切替部により全ての画像形成部に対して濃度ムラ補正部の補正機能が無効に設定されている場合、即ち、濃度補正指示情報が含む補正値が初期状態に設定され濃度補正指示情報の変更がない場合には、画像形成部のそれぞれが形成する画像の色の補正用画像を生成して補正チャートを出力することができ、濃度ムラの調整の確認が最低限必要な画像形成部の補正チャートを出力することができ、資源の無駄を低減することができる。
請求項7に記載の発明によれば、請求項6と同様の効果を得られるのは勿論のこと、切替部により全ての画像形成部に対して濃度ムラ補正部の補正機能が無効に設定されている場合、即ち、濃度補正指示情報が含む補正値が初期状態に設定され濃度補正指示情報の変更がない場合には、画像形成部のそれぞれが形成する画像の色を構成色とする色の補正チャートを出力することができるため、濃度ムラの補正の確認精度を向上できる。
請求項8に記載の発明によれば、請求項1と同様の効果を得られるのは勿論のこと、色指定部により入力された色指定情報の色の補正用画像を生成して補正チャートを出力するため、指定された色のみの補正チャートを出力でき、資源の無駄を低減することができる。
請求項9に記載の発明によれば、請求項8と同様の効果を得られるのは勿論のこと、色指定情報の色と濃度補正指示情報の変更がある画像形成部が形成する画像の色及び当該色により構成される色との比較結果に応じて、補正チャートの出力の是非を問うメッセージを報知部により報知させることができ、補正ムラを確認すべき補正チャートのみの出力を促すことができるため、資源の無駄を低減することができる
請求項10に記載の発明によれば、請求項8又は9と同様の効果を得られるのは勿論のこと、全ての画像形成部の濃度補正指示情報の変更がなく、色指定情報の入力もない場合には、全ての画像形成部のそれぞれが形成する画像の色、及び、当該色を構成色とする色の補正チャートを出力できるため、濃度ムラの補正の確認精度を向上できる。
請求項11に記載の発明によれば、請求項8から10のいずれか一項と同様の効果を得られるのは勿論のこと濃度補正指示情報が変更された画像形成部が形成する画像の色と、当該色を構成色とする色の補正用画像を生成して各色の補正チャートを出力することができ、濃度ムラの調整の確認が必要な画像形成部の色及び当該色に関連する色の補正チャートを出力することができ、資源の無駄を低減しつつ濃度ムラの補正の確認精度を向上できる。
[第1の実施形態]
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
まず、構成を説明する。
図1に、本第1の実施形態における画像形成装置1の機能的構成図を示す。
本実施の形態における画像形成装置1は、原稿から画像を読み取り、読み取った画像を用紙に画像形成したり、外部装置等から画像データを含むページデータや各画像データの画像形成条件等の設定情報を含むジョブ情報を受信し、受信したジョブ情報に基づいて画像を用紙上に画像形成したりする装置である。なお、画像形成された用紙に後処理を施す後処理部等を備えたデジタル複合機であってもよい。
図1に示すように、画像形成装置1は、本体制御部10と、画像読取部20と、操作表示部30と、プリント部40と、プリンタコントローラ50等を備えて構成される。
プリント部40には、最大4色(イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K))の混合色を用いたカラー画像を形成する際に、夫々異なる色のトナーを充填可能な色毎の画像形成部41Y、41M、41C、41Kを備えている。
本体制御部10は、制御部110、不揮発メモリ120、画像メモリ130、画像処理部140等を備え、各部は制御部110によって制御されている。
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等から構成され、ROM又は不揮発メモリ120に格納されているシステムプログラム及び各種アプリケーションプログラム、各種データの中から指定されたプログラムやデータを読み出してRAMに展開し、RAMに展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行し、画像形成装置1の各部を集中制御する。
例えば、操作表示部30やプリンタコントローラ50を介して外部装置から入力される指示信号に従って、コピーモード、プリンタモード、スキャナモードを切り替え、複写、プリント、画像データの読取等の制御を行う。
制御部110は、ROM又は不揮発メモリ120から本実施の形態に係る濃度ムラ補正処理プログラムや必要な各種データを読み出し、当該プログラム及び各種データとの協働により、濃度ムラ補正処理を制御する。
この濃度ムラ補正処理は、次の通りである。
画像形成部41Y、41M、41C、41Kそれぞれの後述する濃度補正指示情報の入力を操作表示部30により受け付ける。次に、受け付けた濃度補正指示情報に応じて補正用画像の色を設定し、また、濃度補正指示情報に基づいて設定された色の補正用画像の各画素濃度の補正を濃度ムラ補正部141に行なわせ、補正用画像を生成する処理を行う。
そして、当該補正用画像の色に応じて画像形成部41Y、41M、41C、41Kを駆動させて当該補正用画像を用紙上に形成して補正チャートを出力させる。
濃度補正指示情報とは、画像形成部41Y、41M、41C、41Kそれぞれが形成する画像の色と、画像形成部41Y、41M、41C、41Kそれぞれに対する補助基準位置に対する補正値、画像形成部41Y、41M、41C、41Kそれぞれに対する補助基準位置に対する後述する濃度ムラ補正部の補正機能の無効又は有効の指示情報を含む情報である。
図2に、用紙上に補正用画像が形成された補正チャートの例を示す。
図2に示すように、補正用画像Pは、複数の帯状画像P1〜P10と、当該帯状画像P1〜P10上に形成された複数の補助線la〜ldとを有している。
帯状画像P1〜P10は、予め設定された色で主走査方向Xに延在し所定濃度を有する複数の画像である。また帯状画像P1〜P10は、副走査方向Yにおいて隣接する帯状画像とは色は同じであるが濃度が異なる画像であり、用紙搬送方向(副走査方向Y)の先端から終端の方向に向かって、各帯状画像の濃度が順次濃く又は薄くなるように配列されている。
補助線la〜ldは、帯状画像P1〜P10上において主走査方向の所定の画素単位で設定された補正基準位置に配置され副走査方向に延在する複数の線である。
なお、本第1の実施形態では、帯状画像と副走査方向に延在する線(補助線)とから構成される補正用画像を挙げて説明するが、これに限らず、この補助線に替えて図形、記号又は文字等の画像と帯状画像とから構成される補正用画像であってもよい。
図3に、補助線と補正基準位置との関係図を示す。
主走査書込基準信号(INDEX信号)は、露光装置のレーザが主走査方向を走査する際に主走査方向の走査開始位置近傍に設けられたセンサを通過した際に発生するタイミング信号である。
主走査有効書込信号(HV信号;Horizontal Valid信号)は、用紙のサイズの主走査方向の幅に基づいて生成され、HV信号が立ち上がった(High)とき(HS)からHV信号が立ち下がった(Low)とき(HE)までが主走査方向の1ライン分の有効領域を示す信号である。
副走査有効書込信号(VV信号;Vertical Valid信号)は、画像データの画像領域全体の有効領域信号を示す信号である。
補正基準位置とは、HV信号がHSからHEまでの期間に対応する長さを予め設定された画素数(例えば、1024画素)単位で区切った位置である。そのため、いずれかの補正基準位置が用紙中央位置と一致することは稀である。しかしながら、INDEX信号の立ち上がりから用紙中央位置の画素信号が出力されるまでの時間は一定であり、また、INDEX信号の立ち上がりからHV信号のHSまでの時間も一定である。したがって、HV信号のHSから用紙中央位置の画素信号が出力されるまでの時間も一定であるため、用紙上に形成される各補助基準位置に対応する補助線の位置をHV信号に基づいて算出することができる。
例えば、用紙中央位置がINDEX信号の立ち上がりから4000クロック、HSが100クロック、HEが7900クロックに相当する位置であり、用紙サイズが主走査方向の長さが210mmのA4サイズである場合、600dpiで当該用紙の書込開始位置Aを算出し、当該書込開始位置Aに最も近い補助基準位置の位置を算出する場合の例を説明する。
書込開始位置AのINDEX信号の立ち上がりからのクロック数は、下記の式から算出できる。
書込開始位置A=4000−(210×(600/25.4))/2
=1520
書込開始位置Aは、INDEX信号の立ち上がりから1520クロック、即ち、HSから1420クロックである。補助基準位置がHSから1024クロック毎に位置するため、HSから1420以内の位置の識別番号が0及び1の補助基準位置に対応する補助線は形成されず、HSから1420クロックに608(=1024×2−1420)クロックを加算した位置を識別番号が2の補助基準位置に対応する補助線の位置として算出することができる。このようにして、各補助基準位置に対応する用紙上における補助線の位置を算出することができる。
不揮発メモリ120は、画像形成に係る各種処理プログラム及びデータの他、本第1の実施形態に係る濃度ムラ補正処理プログラムや必要なデータ、各種プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
画像メモリ130は、HDD(Hard Disk Drive)、DRAM(Dynamic RAM)等により構成され、画像データを読み書き可能に記憶する。画像メモリ130は、制御部110からの指示により、画像読取部20又はプリンタコントローラ50から入力された画像データを記憶して保存したり、画像メモリ130に記憶されている画像データを読み出して画像処理部140に出力する。
画像処理部140は、画像読取部20、プリンタコントローラ50又は画像メモリ130から入力された画像データに各種画像処理を施して制御部110又は画像メモリ130に出力する。画像処理部140は、例えば、画像読取部20から入力されたアナログの画像信号をデジタルの画像データに変換したり、デジタルの画像データを圧縮して画像メモリ130に出力したり、圧縮画像データを伸長して出力したりする。
また、画像処理部140は、HV信号、VV信号、クロック信号(CLK信号)を生成して制御部110に出力する。例えば、CLK信号は、画像処理部140(を有する基板)に設けられる水晶振動子等により生成する。
更に、画像処理部140は、濃度ムラ補正部141を有している。
濃度ムラ補正部141は、画像形成部41Y、41M、41C、41K毎に制御部110から設定された補正値を格納する補正レジスタ141aを有している。濃度ムラ補正部141は、操作表示部30により入力された濃度補正指示情報に基づいて、制御部110により指示された補正基準位置毎の補正値を補正レジスタ141aに格納し、当該補正レジスタ141aに格納された補正値に基づいて、補正基準位置間毎に線形補間を行い、当該補正基準位置間毎の線形補間の結果に基づいて、画像形成部41Y、41M、41C、41Kそれぞれ主走査方向における各画素の濃度ムラの補正を行なう補正機能を実現する補正部である。
図4に、補正レジスタ141aのレジスタマップの例を示す。
図4に示すように、レジスタマップMには、補正レジスタ141aのアドレスと当該アドレスのデータの名称と用途を示している。
アドレス「00h」は、濃度補正指示情報に応じて当該補正レジスタ141aが設定された画像形成部に対する濃度ムラ補正部141の補正機能の無効又は有効を切り替える切替部として機能し、0の場合には無効、1の場合には有効に設定する。なお、アドレス「00h」に替えて、補正機能が無効の場合には、濃度ムラ補正部に入力される信号を遮断する機械的なスイッチを設けてもよい。
アドレス「01h」は、濃度ムラ補正部141により実行される濃度ムラ処理の初期値が格納されている。
アドレス「02h」以降は、操作表示部30により入力された濃度補正指示情報に応じて制御部110により設定された各補正基準位置の補正値である。本第1の実施形態において、補正レジスタ141aに格納される補正値としては、直前の補正基準位置に設定された補正値との差分量(補正量差)とする。なお、補助基準位置毎に補正値を設定することとしてもよい。
画像読取部20は、CCD、画像読取制御部、ADF(Auto Document Feeder)と称される自動原稿送り部や読取部等から構成される。画像読取制御部は、後述する制御部110からの指示に基づいて自動原稿送り部、読取部等を制御して、複数の原稿の画像を読み取る。読み取られたアナログ画像信号は画像処理部140に出力される。ここで、画像とは、図形や写真等のイメージデータに限らず、文字や記号等のテキストデータ等も含む意である。
画像読取部20により読み取られた画像データ(アナログ画像信号)は、画像処理部140に出力され、画像処理部140においてA/D変換され各種画像処理が施された後、プリント部40に出力される。
操作表示部30は、LCD(Liquid Crystal Display)、LCDを覆うように設けられたタッチパネル31、操作表示制御部、その他図示しない操作キー等から構成される。
操作表示部30は、操作表示制御部により制御部110から入力される表示信号に従って、各種設定条件を入力するための各種設定画面、図7〜図9に示すような各種画面や各種処理結果等をLCDに表示する。また、操作表示部30は、操作キー群又はタッチパネル31から入力される操作信号を制御部110に出力する。
プリント部40は、入力されたプリントデータに基づいて、電子写真方式の各画像形成部41Y、41M、41C、41Mの画像形成処理を行うものであり、給紙部、給紙搬送部、画像形成部41Y、41M、41C、41K、定着装置、搬出部等のプリント出力に係る各部やプリント制御部を備えて構成される。
給紙部は、複数の給紙トレイを備える。各給紙トレイには、用紙の種類毎に予め識別された用紙が収容されており、用紙が最上部から一枚ずつ給紙搬送部に向けて搬送される。
給紙搬送部は、給紙トレイから搬送された用紙を、複数の中間ローラ、レジストローラ等を経て画像形成部へと搬送する。
画像形成部41Yは、感光体ドラム、感光体ドラムの周囲に配置された帯電装置、露光装置、現像装置、一次転写ローラ、クリーニング装置等を備え、イエロー(Y)の画像を用紙上に形成する。
具体的には、帯電装置により帯電された感光体ドラムに、露光装置からイエロー(Y)の画像データに応じた光を照射して静電潜像を形成する。そして、現像装置は、静電潜像が形成された感光体ドラムの表面に帯電したイエロー(Y)のトナーを付着させて静電潜像を現像する。現像装置によりトナーが付着された感光体ドラムは、一次転写ローラが配置された転写位置へ一定速度で回転されながら中間転写ベルトに転写される。中間転写ベルトにトナーが転写された後、クリーニング装置が、感光体ドラムの表面の残留電荷や残留トナー等を除去する。用紙に転写されたトナー像は、定着装置により熱定着され、トナー像が熱定着された用紙が排紙ローラに挟持されて搬出口から排出される。
同様に、画像形成部41M、41C、41Kは、感光体ドラムの周囲に配置された帯電装置、露光装置、現像装置、一次転写ローラ、クリーニング装置を備え、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の画像をそれぞれ形成する。
画像形成部41Y、41M、41C、41Kそれぞれは、指定されたプリントモードに応じて駆動され、夫々異なる色の補正用画像を用紙上に形成して補正チャートを出力する複数色の画像形成部として機能する。
例えば、ブラック(K)を除くイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)と、当該各色の組み合わせの色であるレッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)との6色のうちいずれか1色の画像を用紙上に形成させるプリントモード(モノカラーモード)の場合、指定された色を構成する色のトナーが充填された現像装置を有する画像形成部により画像を形成する。
また、最大4色(イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K))の混合色を用いた色の画像を用紙上に形成させるプリントモード(フルカラーモード)の場合、全ての画像形成部により画像を形成する。
更に、ブラック(K)の画像を用紙上に形成させるプリントモード(モノクロモード)の場合、ブラックの色のトナーが充填された現像装置を有する画像形成部41Kにより画像を形成する。
図5に、画像形成部41Y、41M、41C、41Kそれぞれにより形成される画像の色(イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K))と、当該色を構成色とする色(レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)、プロセスブラック(3C))との関係図を示す。プロセスブラック(3C)とは、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の3色を混色して作られるブラックである。
なお、図5では、濃度ムラ補正部141において補正される色、即ち、画像形成部41Y、41M、41C、41Kそれぞれにより形成される画像の色(イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K))を円で囲んで示し、当該を構成色とする色(レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)、プロセスブラック(3C))を四角で囲んで示し、関連する色を線で結んで示す。
図5に示すように、イエロー(Y)は、レッド(R)、グリーン(G)、プロセスブラック(3C)の構成色である。そのため、イエロー(Y)の画像を形成する画像形成部41Yの濃度の補正値が変更されると、レッド(R)、グリーン(G)、プロセスブラック(3C)の3色の色合いが変化することとなる。従って、レッド(R)、グリーン(G)、プロセスブラック(3C)は、イエロー(Y)に関連する色である。
マゼンタ(M)は、レッド(R)、ブルー(B)、プロセスブラック(3C)の構成色である。そのため、マゼンタ(M)の画像を形成する画像形成部41Mの濃度の補正値が変更されると、レッド(R)、ブルー(B)、プロセスブラック(3C)の3色の色合いが変化することとなる。従って、レッド(R)、ブルー(B)、プロセスブラック(3C)は、マゼンタ(M)に関連する色である。
シアン(C)は、ブルー(B)、グリーン(G)、プロセスブラック(3C)の構成色である。そのため、シタン(C)の画像を形成する画像形成部41Cの濃度の補正値が変更されると、ブルー(B)、グリーン(G)、プロセスブラック(3C)の3色の色合いが変化することとなる。従って、ブルー(B)、グリーン(G)、プロセスブラック(3C)は、シアン(C)に関連する色である。
なお、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の3色の重なりで無彩色となる部分をブラック(K)に置き換えるUCR(Under Color Removal;下色除去)を行なう画像形成装置1では、プロセスブラック(3C)がブラック(K)と関連する。
定着装置は、用紙に転写されたトナー画像を熱定着する。搬出部は、定着処理された用紙を、排紙ローラ等により挟持して排紙トレイ上に排出する。
プリンタコントローラ50は、画像形成装置1をネットワークプリンタとして使用する場合に、LAN(Local Area Network)等に接続されるPC(Personal Computer)等の外部装置から送信されたデータを画像形成装置1に出力する。
次に、第1の実施形態の動作を説明する。
図6に、第1の実施形態における濃度ムラ補正処理のフローチャートを示す。本処理は、制御部110と各部とが協働して実行するものである。
まず、制御部110は、操作表示部30からの入力指示に従って、画像形成装置1の機械状態を示す機械状態画面を操作表示部30に表示させる。
図7に、機械状態画面G1の例を示す。
図7に示すように、機械状態画面G1には、トナーの状況や各給紙トレイに格納されている用紙の状態が示されていると共に、画像形成装置1の各部の調整指示を行う調整画面を表示させる調整ボタンB1が設けられている。
制御部110は、調整ボタンB1が押下されると、操作表示部30に調整画面を表示させる。図8に、調整画面G2の例を示す。
図8に示すように、調整画面G2には、濃度ムラ補正設定画面を表示させる濃度ムラ補正設定ボタンB2やその他の設定を行う画面を表示するボタンが設けられている。
制御部110は、濃度ムラ補正設定ボタンB2が押下されると、操作表示部30に濃度ムラ補正設定画面を表示させ、濃度ムラ補正処理モードを開始する(ステップS1)。
図9に、濃度ムラ補正設定画面G3の例を示す。
図9に示すように、濃度ムラ補正設定画面G3には、補正基準位置と補正チャートとの位置関係のイメージ図を表示する用紙イメージ領域E1と、各補正基準位置を選択する補助基準位置ボタンBi0〜Bi8と、トナー色を選択するトナー色ボタンBy、Bm、Bc、Bkと、+及び−を含むテンキーB3と、テンキーB3により指示された補正値を示す表示領域E3と、表示領域E3に表示された補正値を選択された各トナー色ボタン及び各補助基準位置ボタンに対応する補正値として反映するセットボタンB4と、選択された各トナー色ボタン及び各補助基準位置ボタンに対応する補正値の値を増加又は減少させる増減ボタンB5と、各トナー色の補正値を初期値に戻すクリアボタンBcy、Bcm、Bcc、Bckと、各トナー色ボタン及び各補助基準位置ボタンに対応する補正値を表示する補正値表示領域E2と、各トナー色ボタンに設定された補正値を濃度ムラ補正処理の補正機能が無効である場合と同様の結果が得られる無効補正値(=0)に変更する無効化ボタンBy0、Bm0、Bc0、Bk0と、コピー設定画面を表示させるコピーボタンB6と、OKボタンB7と、キャンセルボタンB8とが設けられている。
制御部110は、濃度ムラ補正設定画面G3により濃度補正指示情報の入力を受け付け、当該濃度補正指示情報に応じた補正値の設定を行なう(ステップS2)。従って、操作表示部30に表示される濃度ムラ補正設定画面G3は、補正チャートに基づいて画像形成部のそれぞれに対する濃度補正指示情報を入力するための入力部として機能する。
例えば、ステップS2における濃度補正指示情報の入力は、ユーザによりトナー色ボタンBy、Bm、Bc、Bkのいずれかと補助基準位置ボタンBi0〜Bi8のいずれかがそれぞれ押下されることにより選択された2つのボタンに合致するトナー色及び補助基準位置の補正値をテンキーB3により押下された値に設定したり、無効化ボタンBy0、Bm0、Bc0、Bk0が押下された場合には、当該押下された無効化ボタンに対応するトナー色の補正値を無効補正値(=0)に設定する処理である。
本第1の実施形態における濃度ムラ補正設定画面G3で設定される各補正値としては、トナー色毎に直前の補正基準位置ボタンに設定された補正値との差分量(補正量差)とする。例えば、トナー色ボタンByと補助基準位置ボタンBi0とに合致する補正値として0が設定されている場合には、トナー色ボタンByと補助基準位置ボタンBi1とに合致する補正値として直前の補正量0との差分量が補正値して設定されるものとする。
なお、補助基準位置毎に補正値を設定することとしてもよい。
制御部110は、濃度ムラ補正設定画面G3で設定された補正値(以下、設定補正値)を、制御部110内のRAMに保存する(ステップS3)。
そして、制御部110は、濃度ムラ補正モードを終了するか否かを判別する(ステップS4)。ステップS4では、濃度ムラ補正モードを終了する場合としては、キャンセルボタンB8が押下された場合とOKボタンB7が押下された場合との2通りある。制御部110は、OKボタンB7が押下された場合、即ち、濃度ムラ補正モードを終了する場合(ステップS4;Yes)、RAMに保存されている設定補正値を不揮発メモリ120に記憶し(ステップS5)本処理を終了する。なお、制御部110は、キャンセルボタンB8が押下された場合には、ステップS5を介さずに本処理を終了する。
制御部110は、濃度ムラ補正モードを終了しない場合、例えば、濃度ムラ補正設定画面G3に設けられたOKボタンB7及びキャンセルボタンB8を除く他のボタンが押下された場合(ステップS4;No)、押下されたボタンに応じた処理を実行し、ステップS2に戻り、濃度補正指示情報の入力に移行する。制御部110は、操作表示部30に設けられた補正チャートを出力するためのコピーボタンB6が押下されると(ステップS4;コピー)、濃度ムラ補正設定画面G3により入力された濃度補正指示情報に応じて濃度ムラ補正処理の指示があるか否かを判別する(ステップS6)。
ステップS6における濃度ムラ補正処理の指示の有無の判別は、濃度ムラ補正設定画面G3により入力された濃度補正指示情報として、全ての画像形成部の補正値が全て0である場合、又は、全トナー色の無効化ボタンが押下され、全ての画像形成部に対する補正レジスタのアドレス「00h」が0に設定されている場合には、濃度ムラ補正処理の指示無しと判別する。
制御部110は、濃度ムラ補正処理の指示がない場合、即ち、全ての画像形成部のそれぞれに対する補正値が全て0である場合、又は、全ての画像形成部対する補正レジスタのアドレス「00h」が0に設定され全ての画像形成部に対する濃度ムラ補正部の補正機能が無効に設定されている場合(ステップS6;No)、全ての画像形成部のそれぞれが形成する画像の色(Y、M、C、K)、及び、当該色を構成色とする色(R、G、B、3C)、の計8色を生成する補正用画像の色として設定し、また、濃度補正指示情報に基づいて設定された色の補正用画像の各画素濃度の補正を濃度ムラ補正部141に行なわせ、補正用画像を生成する。そして、当該補正用画像それぞれの色に応じて画像形成部41Y、41M、41C、41Kを駆動させて各補正用画像を用紙上に形成して補正チャートを出力させる(ステップS7)。
制御部110は、濃度ムラ補正処理の指示がある場合、即ち、補正レジスタのアドレス「00h」が1に設定されているが設定補正値が1つでも0でない画像形成部があり、いずれかの画像形成部の濃度補正指示情報の変更がある場合(ステップS6;Yes)、濃度補正指示情報が変更された画像形成部が形成する画像の色及び当該色を構成色とする色を補正用画像の色として設定し、また、濃度補正指示情報に基づいて設定された色の補正用画像の各画素濃度の補正を濃度ムラ補正部141に行なわせ、補正用画像を生成する。そして、当該補正用画像それぞれの色に応じて画像形成部41Y、41M、41C、41Kを駆動させて各補正用画像を用紙上に形成して補正チャートを出力させる(ステップS8)。
なお、本第1の実施形態における濃度ムラ補正処理において、補正用画像の色として、画像形成部が形成する画像の色を構成色とする色(R,G,B,3C)を除外し、ステップS7では全ての画像形成部のそれぞれが形成する画像の色(Y、M、C、K)の補正用画像、ステップS8では濃度補正指示情報が変更された画像形成部が形成する画像の色の補正用画像、を生成することとしてもよい。
制御部110は、ステップS7又はステップS8後、ステップS2に戻る。
以上のように、本第1の実施形態によれば、濃度補正指示情報に応じた色の補正用画像が形成された補正チャートを出力できるため、主走査方向における各画素の濃度ムラの補正が行なわれた画像形成部による補正チャートの出力のみを行なうことができ、トナーや用紙の無駄を低減することができるため、資源の無駄を低減した濃度ムラ補正機能を実現することができる。
また、濃度補正指示情報が変更された画像形成部が形成する画像の色の補正用画像を生成して補正チャートを出力することができ、確認が必要な画像形成部の色の補正チャートのみを出力することができ、資源の無駄を低減することができる。更に、濃度補正指示情報が変更された画像形成部が形成する画像の色を構成色とする色の補正用画像を生成して各色の補正チャートを出力することができ、濃度ムラの調整の確認が必要な画像形成部の色に関連する色の補正チャートを出力することができ、資源の無駄を低減しつつ濃度ムラの補正の確認精度を向上できる。
また、補正値が0である場合、又は、全ての画像形成部に対する補正アドレスのアドレス「00h」が0であり濃度ムラ補正部の補正機能が無効に設定されている場合、即ち、濃度補正指示情報が含む補正値が初期状態に設定され濃度補正指示情報の変更がない場合には、画像形成部のそれぞれが形成する画像の色の補正用画像を生成して補正チャートを出力することができ、濃度ムラの調整の確認が最低限必要な画像形成部の補正チャートを出力することができ、資源の無駄を低減することができる。更に、画像形成部のそれぞれが形成する画像の色を構成色とする色の補正チャートを出力することができるため、濃度ムラの補正の確認精度を向上できる。
[第2の実施形態]
以下、図を参照して本発明の第2の実施形態を詳細に説明する。
まず、構成を説明する。
第2の実施形態における画像形成装置1の機能的構成図は、第1の実施形態と同様であるため、図示は省略し、異なる部分のみ説明する。
制御部110は、ROM又は不揮発メモリ120から本実施の形態に係る濃度ムラ補正処理プログラムや必要な各種データを読み出し、当該プログラム及び各種データとの協働により、濃度ムラ補正処理を制御する。
本第2の実施形態における濃度ムラ補正処理は、補正用画像の色を指定する色指定情報の入力を操作表示部30により受け付け、第1の実施形態における濃度ムラ補正処理において、当該色指定情報の入力がある場合には、色指定情報が示す色の補正用画像を生成する処理を加えた処理である。
なお、補正チャートの例、補助線と補正基準位置との関係、濃度ムラ補正部141の補正レジスタ141aのレジスタマップの例、画像形成部41Y、41M、41C、41Kそれぞれにより形成される単色(イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K))と当該色の組み合わせにより構成される色(レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)、プロセスブラック(3C))との関係は、第1の実施形態と同等であるため、図示及び説明は省略する。
次に、第2の実施形態の動作を説明する。
図10に、第2の実施形態における濃度ムラ補正処理のフローチャートを示す。本処理は、制御部110と各部とが協働して実行するものである。
制御部110は、操作表示部30に濃度ムラ補正設定画面を表示させ、濃度ムラ補正処理モードを開始する(ステップS11)。なお、ステップS11は、第1の実施形態のステップS1と同様であるため、機械状態画面G1、調整画面G2、濃度ムラ補正設定画面G3の図示及び説明は省略する。
制御部110は、濃度ムラ補正設定画面を表示させると共に、不揮発メモリ120に記憶されている補正値を読み出して記憶済補正値として制御部110内のRAMに展開して保存する(ステップS12)。
制御部110は、濃度ムラ補正設定画面G3により濃度補正指示情報の入力を受け付け、当該濃度補正指示情報に応じた補正値の設定を行なう(ステップS13)。そして、制御部110は、濃度ムラ補正設定画面G3で設定された補正値(以下、設定補正値)を、制御部110内のRAMに保存する(ステップS14)。
そして、制御部110は、濃度ムラ補正モードを終了するか否かを判別する(ステップS15)。制御部110は、濃度ムラ補正モードを終了する場合(ステップS15;Yes)、補正値表示領域E2に表示され、また、RAMに保存されている設定補正値を不揮発メモリ120に記憶し(ステップS16)本処理を終了する。
ステップS13〜S16は、第1の実施形態のステップS2〜S5と同様であるため、詳細な説明は省略する。
制御部110は、濃度ムラ補正モードを終了しない場合、例えば、濃度ムラ補正設定画面G3に設けられたOKボタンB7及びキャンセルボタンB8を除く他のボタンが押下された場合(ステップS15;No)、押下されたボタンに応じた処理を実行し、ステップS13に戻り、濃度補正指示情報の入力に移行する。制御部110は、濃度ムラ補正設定画面G3のコピーボタンB6が押下されると(ステップS15;コピー)、コピー設定画面を表示する。図11に、コピー設定画面G0の例を示す。
図11に示すように、コピー設定画面G0は、原稿設定領域E10、カラー設定領域E11、倍率設定領域E12、応用設定領域E13、画質調整領域E14、出力設定領域E15、片面/両面設定領域E16、用紙設定領域E17が設けられており、画像形成される画像の各種出力モードの設定や画像が形成される用紙の各種設定等を行なう画面である。なお、出力モードとは、画像を形成する色(ブラック、カラー等)、倍率、片面又は両面等の各出力形態の動作である。
カラー設定領域E11には、画像を形成する色(出力色)を指定する色指定情報を入力するためのボタンが設けられており、色指定部として機能する。カラー設定領域E11には、モノカラーモードを指定するモノカラーボタンB9a、ブラックモードを指定するブラックボタンB9b、フルカラーモードを指定するフルカラーボタンB9cが設けられている。
ブラックボタンB9bが押下された場合には、色指定情報としてブラック(K)が指定される。フルカラーボタンB9cが押下された場合には、色指定情報としてイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)が指定される。
モノカラーボタンB9aが押下された場合には、モノカラー設定画面が表示される。
図12に、モノカラー設定画面G4の例を示す。
図12に示すモノカラー設定画面G4には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の6色のうちいずれか1色を選択するボタンB10a〜B10fが設けられている。このボタンB10a〜B10fのいずれかの押下されたボタンに対応する色が色指定情報として指定される。
制御部110は、濃度ムラ補正設定画面Gにおいて出力色の指定、即ち、色指定情報の入力を受け付ける(ステップS17)。そして、制御部110は、操作表示部30に設けられた補正チャートを出力させる出力ボタン(不図示)が押下されると、濃度ムラ補正設定画面G3により入力された濃度補正指示情報に応じて濃度ムラ補正処理の指示があるか否かを判別する(ステップS18)。
ステップS18における濃度ムラ補正処理の指示の有無の判別には、濃度ムラ補正設定画面G3により入力された濃度補正指示情報として、ステップS12において不揮発メモリ120からRAMに保存した記憶済補正値と、ステップ14においてRAMに保存した設定補正値とを用いる。画像形成部毎に当該記憶済補正値と設定補正値とを比較し、全ての画像形成部のそれぞれの記憶済補正値と設定補正値とが一致するか否かを判別する。
制御部110は、濃度ムラ補正処理の指示がない場合、即ち、全ての画像形成部のそれぞれの記憶済補正値と設定補正値とが一致し、全ての画像形成部の濃度補正指示情報の変更がない場合(ステップS18;No)、出力色の指定があるか否かを判別する(ステップS19)。
制御部110は、出力色の指定がない場合、即ち、予め設定された色指定情報とステップS17において指定された色指定情報としての出力色が一致する場合(ステップS19;No)、ステップS20に進む。
制御部110は、出力色の指定がある場合、即ち、予め設定された色指定情報とステップS17において指定された色指定情報としての出力色とが不一致である場合(ステップS19;Yes)、ステップS26に進む。
出力色の指定がない場合、即ち、予め設定された色指定情報とステップS17において指定された出力色としての色指定情報とが一致する場合とは、例えば、予め設定された色指定情報としてフルカラーモードが設定されている場合であって、ステップS17においてもフルカラーモードが選択された場合である。
出力色の指定がある場合、即ち、予め設定された色指定情報とステップS17において指定された出力色としての色指定情報とが不一致である場合とは、例えば、フルカラーモードが予め設定された色指定情報として設定されており、ステップS17においてブラックモードが選択された場合である。
制御部110は、ステップS19;No後、全ての画像形成部のそれぞれが形成する画像の色(Y、M、C、K)、及び、当該色を構成色とする色(R、G、B、3C)、の計8色を生成する補正用画像の色として設定し、また、濃度補正指示情報に基づいて設定された色の補正用画像の各画素濃度の補正を濃度ムラ補正部141に行なわせ、補正用画像を生成する。そして、当該補正用画像それぞれの色に応じて画像形成部41Y、41M、41C、41Kを駆動させて各補正用画像を用紙上に形成して補正チャートを出力させる(ステップS20)。
制御部110は、濃度ムラ補正処理の指示がある場合、即ち、いずれかの画像形成部のそれぞれの記憶済補正値と設定補正値とが一致せず、いずれかの画像形成部の濃度補正指示情報の変更がある場合(ステップS18;Yes)、出力色の指定があるか否かを判別する(ステップS21)。
制御部110は、出力色の指定がない場合、即ち、予め設定された色指定情報とステップS17において指定された色指定情報とが一致する場合(ステップS21;No)、ステップS22に進む。出力色の指定の有無の判定は、ステプS19と同様であるため、説明は省略する。
制御部110は、ステップS21;No後、濃度補正指示情報が変更された画像形成部が形成する画像の色及び当該色に関連する色を補正用画像の色として設定し、また、濃度補正指示情報に基づいて設定された色の補正用画像の各画素濃度の補正を濃度ムラ補正部141に行なわせ、補正用画像を生成する。そして、当該補正用画像それぞれの色に応じて画像形成部41Y、41M、41C、41Kを駆動させて各補正用画像を用紙上に形成して補正チャートを出力させる(ステップS22)。
制御部110は、出力色の指定がある場合、即ち、予め設定された色指定情報とステップS17において指定された色指定情報とが不一致である場合(ステップS21;Yes)、出力色は、濃度ムラ補正処理の指示がある色、即ち、記憶済補正値と設定補正値とが一致しない画像形成部が形成する画像の色、と関連するか否かを判別する(ステップS23)。
制御部110は、出力色が濃度ムラ補正処理の指示がある画像形成部が形成する画像の色と関連しない場合(ステップS23;No)、補正チャート出力確認画面を操作表示部30に表示させる(ステップS24)。
図13に、補正チャート出力確認画面の例を示す。
図13に示すように、補正チャート出力確認画面G5は、メッセージ領域E20と、YesボタンB11aと、NoボタンB11bが設けられている。
メッセージ領域E20には、「濃度ムラ補正値を変更された色はYellowです。Blueで出力を行なっても、補正チャートは全く変化しません。補正チャートを出力しますか?」等の補正チャートの出力の是非を問うメッセージを表示してユーザに報知する領域である。したがって、補正チャート出力確認画面G5は、報知部として機能する。
制御部110は、ステップS24後、補正チャートの出力指示があるか否かを判別する(ステップS25)。制御部110は、補正チャートの出力指示がない場合、例えば、NoボタンB11bが押下された場合(ステップS25;No)、ステップS13に戻る。
制御部110は、補正チャートの出力指示がある場合、例えば、YesボタンB11aが押下された場合(ステップS25;Yes)、ステップS26に進む。
制御部110は、ステップS19;Yes後、ステップS23後、又は、ステップS25;Yes後、指定された出力色を生成する補正用画像の色として設定し、補正用画像を生成する。そして、当該補正用画像の色に応じて画像形成部41Y、41M、41C、41Kを駆動させて補正用画像を用紙上に形成して補正チャートを出力させる(ステップS26)。
制御部110は、ステップS20後、ステップS22後、又は、ステップS26後、ステップS13に戻る。
なお、本第2の実施形態における濃度ムラ補正処理において、ステップS20では全ての画像形成部のそれぞれが形成する画像の色(Y、M、C、K)の補正用画像、ステップS22では濃度補正指示情報が変更された画像形成部が形成する画像の色の補正用画像、を生成することとしてもよい。
以上のように、本第2の実施形態によれば、濃度補正指示情報に応じた色の補正用画像が形成された補正チャートを出力できるため、主走査方向における各画素の濃度ムラの補正が行なわれた画像形成部による補正チャートの出力のみを行なうことができ、トナーや用紙の無駄を低減することができるため、資源の無駄を低減した濃度ムラ補正機能を実現することができる。
また、色指定情報の色の補正用画像を生成して補正チャートを出力するため、指定された色の補正チャートを出力でき、資源の無駄を低減することができる。
更に、色指定情報の色と濃度補正指示情報の変更がある画像形成部が形成する画像の色及び当該色により構成される色との比較結果に応じて、補正チャートの出力の是非を問うメッセージを報知でき、補正ムラを確認すべき補正チャートのみの出力を促すことができるため、色指定情報の色が濃度補正指示情報の変更に関連する色でない場合等、濃度ムラ補正に関係しない補正チャートが出力されることを防止でき、資源の無駄を低減することができる。
また、全ての画像形成部の濃度補正指示情報の変更がなく、色指定情報の入力もない場合には、全ての画像形成部のそれぞれが形成する画像の色、及び、当該色を構成色とする色の補正チャートを出力できるため、濃度ムラの補正の確認精度を向上できる。
また、いずれかの画像形成部の濃度補正指示情報の変更がある場合であって、色指定情報の入力がない場合には、濃度補正指示情報が変更された画像形成部が形成する画像の色と、当該色を構成色とする色の補正用画像を生成して各色の補正チャートを出力することができ、濃度ムラの調整の確認が必要な画像形成部の色及び当該色に関連する色の補正チャートを出力することができ、資源の無駄を低減しつつ濃度ムラの補正の確認精度を向上できる。
以上の説明では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体として
不揮発メモリ又はROMを使用した例を開示したが、この例に限定されない。
その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD-ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。
また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も本発明に適用される。
また、本発明は、上記実施の形態の内容に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
第1の実施形態における画像形成装置の機能的構成図である。 補正チャートの例を示す図である。 補助線と補正基準位置との関係図である。 補正レジスタのレジスタマップの例である。 画像形成部それぞれにより形成される画像の色と、当該色の組み合わせにより構成される色との関係を示す図である。 第1の実施形態における濃度ムラ補正処理のフローチャートである。 機械状態画面の例を示す図である。 調整画面の例を示す図である。 濃度ムラ補正設定画面の例を示す図である。 第2の実施形態における濃度ムラ補正処理のフローチャートである。 コピー設定画面の例を示す図である。 モノカラー設定画面の例を示す図である。 補正チャート出力確認画面の例を示す図である。
符号の説明
1 画像形成装置
10 本体制御部
20 画像読取部
30 操作表示部
31 タッチパネル
40 プリント部
41Y、41M、41C、41K 画像形成部
50 プリンタコントローラ
110 制御部
120 不揮発メモリ
130 画像メモリ
140 画像処理部
141 濃度ムラ補正部
141a 補正レジスタ
B1 調整ボタン
B2 濃度ムラ補正設定ボタン
B3 テンキー
B4 セットボタン
B5 増減ボタン
B6 コピーボタン
B7 OKボタン
B8 キャンセルボタン
B9a モノカラーボタン
B9b ブラックボタン
B9c フルカラーボタン
B10a〜B10f ボタン
B11a Yesボタン
B11b Noボタン
Bi0〜Bi8 補助基準位置ボタン
By、Bm、Bc、Bk トナー色ボタン
By0、Bm0、Bk0、Bk0 無効化ボタン
Bcy、Bcm、Bcc、Bck クリアボタン
E1 用紙イメージ領域
E2 補正値表示領域
E3 表示領域
E10 原稿設定領域
E11 カラー設定領域
E12 倍率設定領域
E13 応用設定領域
E14 画質調整領域
E15 出力設定領域
E16 片面/両面設定領域
E17 用紙設定領域
E20 メッセージ領域
G0 コピー設定画面
G1 機械状態画面
G2 調整画面
G3 濃度ムラ補正設定画面
G4 モノカラー設定画面
G5 補正チャート出力確認画面
la〜ld 補助線
M レジスタマップ
P 補正用画像
P1〜P10 帯状画像
X 主走査方向
Y 副走査方向

Claims (11)

  1. 夫々異なる色の補正用画像を夫々異なる用紙上に形成して補正チャートを出力する複数色の画像形成部と、
    前記補正チャートに基づいて前記画像形成部のそれぞれに対する濃度補正指示情報を入力するための入力部と、
    前記入力部により入力された濃度補正指示情報に応じて、前記補正用画像の色を設定し、当該設定した色の前記補正用画像を生成して、前記画像形成部により当該補正用画像を用紙上に形成させて補正チャートを出力させる制御部と、
    前記入力部により入力された濃度補正指示情報に基づいて、前記画像形成部それぞれに対して主走査方向における各画素の濃度ムラの補正を行なう濃度ムラ補正部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記制御部は、
    いずれかの前記画像形成部の濃度補正指示情報の変更がある場合、
    当該濃度補正指示情報が変更された前記画像形成部が形成する画像の色の前記補正用画像を生成する、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、
    いずれかの前記画像形成部の濃度補正指示情報の変更がある場合、
    当該濃度補正指示情報が変更された前記前記画像形成部が形成する画像の色を構成色とする色の前記補正用画像を生成する、
    請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記濃度補正指示情報は、前記画像形成部のそれぞれに対する補正値を含み、
    前記制御部は、
    前記補正値が全て0である場合、
    少なくとも前記画像形成部のそれぞれが形成する画像の色の補正用画像を生成する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、
    前記補正値が全て0である場合、
    前記画像形成部のそれぞれが形成する画像の色を構成色とする色の補正用画像を生成する、
    請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記濃度補正指示情報は、前記画像形成部のそれぞれに対して前記濃度ムラ補正部の補正機能の無効又は有効の指示情報を含み、
    前記指示情報に応じて前記画像形成部それぞれに対する前記濃度ムラ補正部の補正機能の無効又は有効を切り替える切替部を備え、
    前記制御部は、
    前記切替部により全ての前記画像形成部に対して前記濃度ムラ補正部の補正機能が無効に設定されている場合、
    少なくとも前記画像形成部のそれぞれが形成する画像の色の前記補正用画像を生成する、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、
    前記切替部により全ての前記画像形成部に対して前記濃度ムラ補正部の補正機能が無効に設定されている場合、
    前記画像形成部のそれぞれが形成する画像の色を構成色とする色の前記補正用画像を生成する、
    請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 補正用画像の色を指定する色指定情報を入力するための色指定部を備え、
    前記制御部は、
    前記色指定部により前記色指定情報の入力がある場合には、前記色指定部により入力された色指定情報の色の前記補正用画像を生成する、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 報知部を備え、
    前記制御部は、
    いずれかの前記画像形成部の濃度補正指示情報の変更がある場合、
    前記色指定部により前記色指定情報の入力がある場合には、
    前記色指定部により入力された色指定情報の色と、前記濃度補正指示情報の変更がある前記画像形成部が形成する画像の色及び当該色により構成される色との比較結果に応じて、補正チャートの出力の是非を問うメッセージを生成し、前記メッセージを前記報知部により報知させる、
    請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御部は、
    全ての前記画像形成部の濃度補正指示情報の変更がない場合であって、
    前記色指定部により前記色指定情報の入力がない場合には、全ての前記画像形成部のそれぞれが形成する画像の色、及び、当該色を構成色とする色の前記補正用画像を生成する、
    請求項8又は9に記載の画像形成装置。
  11. 前記制御部は、
    いずれかの前記画像形成部の濃度補正指示情報の変更がある場合であって、
    前記色指定部により前記色指定情報の入力がない場合には、当該補正値が変更された前記画像形成部が形成する画像の色、及び、当該色を構成色とする色の前記補正用画像を生成する、
    請求項8から10のいずれか一項に記載の画像形成装置。
JP2008139212A 2008-05-28 2008-05-28 画像形成装置 Expired - Fee Related JP4586887B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008139212A JP4586887B2 (ja) 2008-05-28 2008-05-28 画像形成装置
EP09159266A EP2129102A1 (en) 2008-05-28 2009-05-01 Image forming apparatus and density correcting method
US12/434,722 US8305664B2 (en) 2008-05-28 2009-05-04 Image forming apparatus and density correcting method
CN2009101452217A CN101592895B (zh) 2008-05-28 2009-05-27 图像形成装置和浓度校正方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008139212A JP4586887B2 (ja) 2008-05-28 2008-05-28 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009288389A true JP2009288389A (ja) 2009-12-10
JP4586887B2 JP4586887B2 (ja) 2010-11-24

Family

ID=40852364

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008139212A Expired - Fee Related JP4586887B2 (ja) 2008-05-28 2008-05-28 画像形成装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8305664B2 (ja)
EP (1) EP2129102A1 (ja)
JP (1) JP4586887B2 (ja)
CN (1) CN101592895B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012141492A (ja) * 2011-01-05 2012-07-26 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2016039522A (ja) * 2014-08-08 2016-03-22 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成制御方法

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5484085B2 (ja) * 2010-01-18 2014-05-07 キヤノン株式会社 画像形成装置及びその画質補正方法
JP5531745B2 (ja) * 2010-04-14 2014-06-25 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP5462756B2 (ja) * 2010-09-27 2014-04-02 富士フイルム株式会社 色選択支援方法、色値取得方法、画像処理方法、色選択支援装置、色値取得装置、画像処理装置及びプログラム
JP5441973B2 (ja) * 2011-10-04 2014-03-12 シャープ株式会社 画像形成装置、画像形成方法、コンピュータプログラムおよび記録媒体
JP2013088532A (ja) * 2011-10-14 2013-05-13 Canon Inc 画像形成装置
US8885215B2 (en) * 2012-03-28 2014-11-11 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Color calibration
JP5861588B2 (ja) * 2012-07-20 2016-02-16 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
CN105447834B (zh) * 2015-12-28 2018-03-13 浙江工业大学 一种基于特征分类的麻将图像光照不均校正方法
JP6744753B2 (ja) * 2016-04-22 2020-08-19 シャープ株式会社 画像形成装置および画質調整方法
JP6880838B2 (ja) * 2017-03-07 2021-06-02 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置および画像形成装置の制御プログラム
JP2020015168A (ja) * 2018-07-23 2020-01-30 株式会社リコー 画像形成処理システム、濃度調整方法およびプログラム
JP2022066766A (ja) * 2020-10-19 2022-05-02 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02212165A (ja) * 1989-02-14 1990-08-23 Canon Inc 画像形成装置
JPH06198973A (ja) * 1992-12-28 1994-07-19 Canon Inc 画像形成方法及び装置
JPH11198452A (ja) * 1998-01-12 1999-07-27 Fuji Photo Film Co Ltd 画像補正方法

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5859933A (en) * 1973-10-29 1999-01-12 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US5610639A (en) * 1989-02-14 1997-03-11 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with a correction recording condition feature and related method
JP3566145B2 (ja) * 1999-09-03 2004-09-15 シャープ株式会社 画像形成装置
JP2002072603A (ja) * 2000-09-05 2002-03-12 Fujitsu Ltd 電子写真記録装置
US7394561B2 (en) * 2002-08-28 2008-07-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus
JP2005246646A (ja) 2004-03-01 2005-09-15 Canon Inc カラー画像形成装置
JP4217643B2 (ja) * 2004-03-18 2009-02-04 キヤノン株式会社 画像濃度補正方法及び画像濃度補正システム
JP2007088561A (ja) * 2005-09-20 2007-04-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置及び画像処理方法
JP4817788B2 (ja) * 2005-10-05 2011-11-16 キヤノン株式会社 調整モードの制御方法及びそれを実現する装置
US20080127846A1 (en) * 2006-11-02 2008-06-05 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Color management system, ink-control device, printer, and printing method
JP2008134280A (ja) * 2006-11-27 2008-06-12 Ricoh Co Ltd 画像形成装置および画像形成方法
US8086122B2 (en) * 2006-12-29 2011-12-27 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus, image adjusting method
JP4936526B2 (ja) * 2007-01-22 2012-05-23 キヤノン株式会社 画像形成装置及びその制御方法、並びにコンピュータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体
US8189233B2 (en) * 2007-10-23 2012-05-29 Fujifilm Corporation Density calculating apparatus, density setting apparatus, density calculating program storage medium, and density setting program storage medium
JP4965500B2 (ja) * 2008-04-18 2012-07-04 株式会社リコー 画像形成装置及びその画質補正方法
JP5409130B2 (ja) * 2009-06-08 2014-02-05 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP5484085B2 (ja) * 2010-01-18 2014-05-07 キヤノン株式会社 画像形成装置及びその画質補正方法
JP2011242684A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Canon Inc 画像形成装置及びその制御方法、並びに、コンピュータプログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02212165A (ja) * 1989-02-14 1990-08-23 Canon Inc 画像形成装置
JPH06198973A (ja) * 1992-12-28 1994-07-19 Canon Inc 画像形成方法及び装置
JPH11198452A (ja) * 1998-01-12 1999-07-27 Fuji Photo Film Co Ltd 画像補正方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012141492A (ja) * 2011-01-05 2012-07-26 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2016039522A (ja) * 2014-08-08 2016-03-22 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4586887B2 (ja) 2010-11-24
CN101592895A (zh) 2009-12-02
US8305664B2 (en) 2012-11-06
US20090296174A1 (en) 2009-12-03
EP2129102A1 (en) 2009-12-02
CN101592895B (zh) 2012-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4586887B2 (ja) 画像形成装置
US8077348B2 (en) Information processing apparatus and its method therefore for printing an image with a first combination of process colors materials and a second combination of the process color materials and a spot color materials
JP2011183803A (ja) 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法
US8310743B2 (en) Image forming apparatus and density unevenness correction method therein
JP5423620B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP5732271B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法
JP2009285914A (ja) 画像形成装置及び濃度不均一補正画像生成方法
JP5743971B2 (ja) 画像形成装置および画像形成システム
JP2009225309A (ja) 画像形成装置
JP5114876B2 (ja) 画像形成装置及びこれに用いる画質調整方法
JP2009288386A (ja) 画像形成装置
JP2011164602A (ja) 画像形成装置及び画像処理方法
JP2009290420A (ja) 画像形成装置及び安定化制御方法
JP2009230138A (ja) 画像形成装置およびその画像処理方法
JP2014011612A (ja) 画像形成装置
JP2006171322A (ja) 画像形成装置
JP7176382B2 (ja) 画像処理装置
JP2011199409A (ja) 画像処理装置、画像形成装置およびプログラム
JP4905100B2 (ja) 画像形成装置及び画像処理装置
JP2015139136A (ja) 画像形成装置
JP2004262234A (ja) 光書き込み装置、画像形成装置、光書き込み補正方法、コンピュータプログラム及び記録媒体
JP2010173130A (ja) 画像形成装置
JP5794042B2 (ja) 色材量削減方法、および画像処理装置
JP2009220574A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2006287461A (ja) 画像処理装置、画像形成装置及び画像処理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100511

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100628

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100810

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100823

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130917

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees