JP2002072603A - 電子写真記録装置 - Google Patents

電子写真記録装置

Info

Publication number
JP2002072603A
JP2002072603A JP2000268093A JP2000268093A JP2002072603A JP 2002072603 A JP2002072603 A JP 2002072603A JP 2000268093 A JP2000268093 A JP 2000268093A JP 2000268093 A JP2000268093 A JP 2000268093A JP 2002072603 A JP2002072603 A JP 2002072603A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color matching
mode
correction
color
print
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000268093A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Nagatomi
勉 永富
Takeo Kojima
岳男 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2000268093A priority Critical patent/JP2002072603A/ja
Priority to US09/760,665 priority patent/US6975414B2/en
Priority to DE10113430A priority patent/DE10113430A1/de
Publication of JP2002072603A publication Critical patent/JP2002072603A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/40006Compensating for the effects of ageing, i.e. changes over time
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/50Picture reproducers
    • H04N1/506Reproducing the colour component signals picture-sequentially, e.g. with reproducing heads spaced apart from one another in the subscanning direction
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/6002Corrections within particular colour systems
    • H04N1/6008Corrections within particular colour systems with primary colour signals, e.g. RGB or CMY(K)
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/6027Correction or control of colour gradation or colour contrast
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/0103Plural electrographic recording members
    • G03G2215/0119Linear arrangement adjacent plural transfer points
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/0151Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies characterised by the technical problem
    • G03G2215/0158Colour registration
    • G03G2215/0161Generation of registration marks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】オペレータの使用目的に合った色合せ精度の補
正を可能として使い勝手を良くする。 【解決手段】印刷装置は、ベルトユニットによる記録紙
の搬送方向にYMCKの静電記録ユニット24−1〜2
4−4を配列し、回転する感光ドラムに対する露光装置
の光学的な走査で画像データに応じた潜像を形成し、異
なるカラーのトナー成分で現像した後にベルト上の記録
紙に転写する。色合せ処理部76はカラー像の色ずれ補
正及び濃度補正を含む色合せ処理を実行する。自動色合
せモード処理部78は、自動補正モードの設定状態で予
め定めた条件が成立した際に色合せ処理部76を動作さ
せる。手動色合せモード処理部80は、無補正モードの
設定状態でオペレータのマニュアル色合せ指示操作を認
識した際に色合せ処理部76を動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なるカラー像の
合せ多色カラー像を形成する印刷装置等の電子写真記録
装置に関し、特に、複数の静電記録ユニットによるYM
CKのカラー画像の重ね合せ転写によりフルカラーの画
像を印刷する電子写真記録装置に関し、更に、カラー画
像の色ずれと濃度を最適な状態に調整する色合せ機能を
備えた電子写真記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真記録を用いたカラー印刷
装置は、インクジェット時や電子写真記録式の装置が一
般的に普及している。このようなカラー印刷装置は、黒
(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)及びイエロー
(Y)の4色の静電記録ユニットを、記録紙の搬送方向
にタンデム配置している。4色の静電記録ユニットは、
感光ドラムを画像データに基づいて光学的に走査して潜
像を形成し、この潜像を現像器のカラートナーによって
現像した後に、一定速度で搬送される記録紙上に、イエ
ロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及び黒
(K)の順番に重ね合せて転写し、最終的に定着器を通
して加熱定着等を行う。
【0003】またYMCKの静電記録ユニットを記録紙
の搬送方向にタンデム配置した構造の印刷装置にあって
は、カラー印刷の品質を高めるため、移動する記録紙上
に各静電記録ユニットで転写するトナー像の位置ずれを
低減して色合せの精度を高めなければならない。
【0004】このためタンデム型の印刷装置では、搬送
ベルトにトナーマークを転写し、そのマークをセンサ等
により読み取り、露光装置を構成するLEDやレーザダ
イオード等の書き込みタイミングを変えることによっ
て、色ずれとトナー濃度を補正する色合せ処理を行なっ
ている(特開平11−273037号)。
【0005】このような従来のカラー印刷装置、特にタ
ンデム型のカラー印刷装置おける色ずれやトナー濃度の
補正は、印刷装置の電源投入時またはトナー交換等に伴
うカバー開閉時等に自動的に動作する自動補正機能か、
または自動補正機能を持たずにテストプリントの結果に
よりオペレータがオペレーションパネルから補正値を入
力して補正する手動補正機能のいずれか一方で行ってい
る。
【0006】図14は従来の自動補正機能による色合せ
処理のフローチャートであり、工場出荷の段階で予め補
正動作タイミング等の条件が決められており、オペレー
タが設定することはできず、通常は電源投入時、カバー
開閉時等に動作する。
【0007】印刷装置の電源がオンされるとステップS
1でハードウェアの初期設定および不揮発メモリに格納
された各種設定値の読み出し、更に回路の異常チェック
(自己診断)などの初期設定処理が実行される。
【0008】続いてステップS2に進み、電源オンによ
る使用開始に際し色合せ処理が必要であることから、色
合せ要求をセットする。またカバーを開いてトナーユニ
ットを交換した場合の復旧を示すカバークローズについ
ても、LEDヘッドの位置ずれに対し色合せの必要があ
ることから、ステップS2で色合せ要求をセットする。
【0009】続いてステップS3で、印刷プロセス等の
初期動作を行って印刷を可能とするため、印刷機構部の
イニシャル処理を実行する。このイニシャル処理を終了
して印刷可能であると、ステップS4〜S7の印刷待ち
のループへ入る。
【0010】印刷待ちループの先頭のステップS4で
は、色合せ要求の有無をチェックし、色合せ要求があれ
ばステップS5で色合せ処理を実行する。即ち、ステッ
プS3のイニシャルが終了した直後にステップS5で1
回だけ色合せ処理を実行する。色合せ処理が済むと、ス
テップS6で印刷要求の有無をチェックしており、印刷
要求を判別するとステップS7に進んで印刷を行う。
【0011】一方、ステップS4〜S7の印刷待ちルー
プの処理中に異常(アラーム)が発生した場合は、図示
しないアラーム処理が実行される。このアラーム処理内
では、異常の原因が取り除かれたかどうかを繰り返し監
視し、全ての異常の原因が取り除かれるとアラーム処理
から印刷待ちループへ復旧する。
【0012】アラーム発生中にカバーが開けられていた
場合は、カバークローズよりステップS2,S3の処理
を経て印刷待ちループに入り、この場合、色合せ要求が
ステップS2でセットされていることから、ステップS
4からステップS5に進んで色合せ処理を実行する。
【0013】しかし、アラーム発生中にカバーを開けら
れていない場合は、ステップS2の色合せ要求のセット
とステップS3のイニシャル処理を行うことなく、ステ
ップS4〜S7の印刷待ちループの先頭に戻ってから再
実行される。この場合、色合せ要求はセットになってい
ないので、ステップS5の色合せ処理は行われない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の色合せ処理にあっては、自動補正モードの場
合は、電源オン時やカバークローズ時に必ず色合せ処理
が自動的に実行されるため、色合せ処理に時間を取られ
てスループットが低下し、例えばテストプリント等の精
度を必要としない印刷の場合、印刷結果を確認するまで
に時間がかかりすぎる問題がある。
【0015】また手動補正モードは、全てオペレータの
操作に任されているため、カバー開閉に起因して色ずれ
が起きていても、オペレータが意識しない限り色合せは
実行されない。また印刷装置の内部温度の変化により色
ずれやトナー濃度変化が発生し易いが、オペレータが内
部温度の変化に気付かない限り色合せは実行されない。
このため完全な手動補正モードでは、トナー交換や内部
温度変化に起因した色ずれが増大し易い問題がある。
【0016】また装置内温度の変化による色ずれ量増大
の問題に対しては、装置内に温度センサを設置し、その
温度情報に基づいて色合せの補正動作を実行させている
印刷装置もある(特開平8−286566号)。
【0017】しかしながら、内部温度の変化に対する色
ずれ量の関係は、印刷装置の使用環境や印刷頻度等によ
り様々であり、温度変化と色合せタイミングの関係を定
性的に定めても、状況により色合せ動作が不足して色ず
れ量が増大したり、逆に色合せ動作の頻度が高くなって
スループットが低下する問題がある。更に、温度センサ
とその制御部の実装によりコストアップとなり、温度セ
ンサの誤動作による問題も起きる。
【0018】本発明は、オペレータの使用目的に合った
色合せ精度の補正を可能とする使い勝手の良い電子写真
記録装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。本発明の電子写真記録装置は、異なるカラー
のトナー成分を用いる電子写真記録装置を対象とする。
この電子写真記録装置は、例えば、記録紙をベルトに吸
着して一定速度で搬送するベルトユニットと、記録紙の
搬送方向に配列され、回転する感光ドラムに対する露光
装置の光学的な走査で画像データに応じた潜像を形成
し、異なるカラーのトナー成分で現像した後に前記ベル
ト上の記録紙に転写する複数の静電記録ユニット24−
1〜24−4と、異なるカラー像の色ずれ補正を含む色
合せ処理を実行する色合せ処理部76とを備える。
【0020】このような電子写真記録装置につき本発明
は、自動補正モードの設定状態で予め定めた条件が成立
した際に前記色合せ処理部を動作させる自動色合せモー
ド処理部78と、無補正モードの設定状態でオペレータ
のマニュアル色合せ指示操作を認識した際に前記色合せ
処理部を動作させる手動色合せモード処理部80とヲ設
けたことを特徴とする。
【0021】このような本発明の電子写真記録装置によ
れば、例えば、印刷する画像によっては、単色印刷を中
心に印刷する場合、またはレイアウト確認等、色ズレが
問題視されないパターンがある場合、無補正モードを設
定しておくことで、電源投入時であっても色合せ処理は
行われず、ファーストプリントが速く印刷され、印刷待
ち時間が短くなる。
【0022】また自動補正モードにあっては、自動補正
の条件として色ずれ補正の時間間隔を変更可能にし、例
えば時間間隔を短く設定することによって、温度変化の
影響を受けにくくした高精度の色ずれ補正も可能とな
る。また時間管区化を長く設定することによって、色ず
れ検出のためにベルト上にトナーマークを転写するため
のトナー使用量も少なくできる。
【0023】ここで自動色合せモード処理部78は、オ
ペレータの操作によって選択される印刷前補正モード、
周期補正モード、印刷前補正モードと周期補正モードを
含む複合補正モードを備える。
【0024】この印刷前補正モードによる処理の詳細
は、印刷要求を受けた際に、前回の色合せ処理からの経
過時間Twが所定時間m(例えばT1=10分)未満の
時は色合せ処理部を動作せずに印刷を開始させ、経過時
間Twが所定時間m以上の場合は、色合せ処理部を動作
させた後に印刷を開始させる。
【0025】自動色合せモード処理部78は、オペレー
タによる印刷前補正モードの選択を認識した場合、印刷
要求を受けて印刷を開始する前に、色合せ処理部76を
動作させる。この印刷前補正モードは、常に高精度の色
ずれ補正の印刷結果を必要とする場合に好適である。
【0026】自動色合せモード処理部78は、オペレー
タによる周期補正モードの選択を認識した場合、印刷待
ち状態において、前回の色合せ処理からの経過時間が所
定の時間周期n(例えばT2=20分)に達する毎に色
合せ処理部76を動作させる。この周期補正モードは、
印刷待ち時間が比較的長くなる使い方で高精度の色ずれ
補正の印刷結果を必要とする場合に好適である。
【0027】自動色合せモード処理部78は、オペレー
タによる印刷前補正モードと周期補正モードを含む複合
補正モードの選択を認識した場合、印刷要求を受けた際
は印刷を開始する前に色合せ処理部を動作させ、印刷待
ち状態においては前回の色合せ処理からの経過時間Tw
が所定の時間周期n(例えば20分)に達する毎に色合
せ処理部を動作させる。
【0028】手動色合せモード処理部80は、自動色合
せモード処理部78の処理が選択されている場合であっ
ても、オペレータによるマニュアル色合せ指示操作を認
識した際に、色合せ処理部76を強制的に動作させる。
このため自動補正モードであっても、印刷結果をも見て
オペレータが色合せ処理が必要と判断した場合は、自動
モードを解除することなく、いつでも手動で色合せ補正
を行うことができる。
【0029】色合せ処理部76は、異なるカラー像の色
ずれ補正に加え、オペレータにより指定した各カラーの
濃度補正を行う。即ち、自動モード及び無補正モードの
いずれにおいても、色合せ処理の際には、色ずれ補正に
加え、その時設定されている濃度補正の条件に従ったト
ナー濃度を調整する濃度補正が行われる。
【0030】自動色合せモード処理部78に対するモー
ド選択操作及び手動色合せ処理部80に対するマニュア
ル色合せ指定操作を行うオペレータ操作パネルを電子写
真記録装置は備える。またネットワーク接続された外部
の端末装置の画面による自動色合せモード処理部78に
対するモード選択操作及び手動色合せ処理部80に対す
るマニュアル色合せ指定操作の要求を受信して処理する
インタフェース処理部を電子写真記録装置は備える。
【0031】
【発明の実施の形態】図2は、印刷装置を例にとって色
合せ処理機能を備えた本発明による電子写真記録装置の
内部構造である。カラープリンタ10の内部には、記録
媒体例えば記録用紙を搬送するための搬送ベルトユニッ
ト11が設けられ、搬送ベルトユニット11には可撓性
の誘電体材料、例えば適当な合成樹脂材料から作られた
無端ベルト12を回動自在に備える。
【0032】無端ベルト12は4つのローラ22−1,
22−2,22−3,33−4の回りに掛け渡されてい
る。ローラ22−1は駆動ローラとして機能し、駆動ロ
ーラ22−1は図示しない駆動機構により無端ベルト1
2を矢印で示す反時計回りに一定速度、例えば57mm
/sの速度で搬送させている。
【0033】また駆動ローラ22−1は無端ベルト12
から電荷を除去するAC除去ローラとしても機能する。
ローラ22−2は従動ローラとして機能し、従動ローラ
22−2は無端ベルト12に電荷を与える帯電ローラと
しても機能する。ローラ22−3,22−4は共にガイ
ドローラとして機能し、駆動ローラ22−1及び従動ロ
ーラ22−2に近接して配置される。従動ローラ22−
2と駆動ローラ22−1の間の無端ベルト12の上側走
行部は記録紙の移動経路を形成する。
【0034】記録紙はホッパ14に蓄積されており、ピ
ックアップローラ16によりホッパ14の最上部の記録
紙から1枚ずつ繰り出される。ピックアップローラ16
により繰り出された記録紙は、記録紙ガイド通路18を
通って一対の記録紙送りローラ20により無端ベルト1
2の従動ローラ22−2側から無端ベルト12の記録紙
移動経路に導入され、駆動ローラ22−1から排出され
る。
【0035】無端ベルト12は従動ローラ22−2によ
り帯電されているため、記録紙が従動ローラ22−2側
から記録紙移動経路に導入されたとき無端ベルト12上
に静電的に吸着され、移動中の記録紙の位置ずれが防止
される。
【0036】一方、排出側の駆動ローラ22−1は除電
ローラとして機能するため、無端ベルト12は駆動ロー
ラ22−1に接する部分において電荷が除去される。こ
のため記録紙は、駆動ローラ22−1を通過する際に電
荷が除去され、ベルト下部に巻き込まれることなく無端
ベルト12から容易に剥離して排出される。
【0037】装置本体10内にはY,M,C,Kの4台
の静電記録ユニット24−1,24−2,24−3,2
4−4が設けられ、無端ベルト12の従動ローラ22−
2と駆動ローラ22−1との間に規定されるベルト上側
の記録紙移動経路に沿って上流から下流に向かってY,
M,C,Kの順番に直列に配置されたタンデム構造を有
する。
【0038】静電記録ユニット24−1〜24−4は、
現像剤としてイエロートナー成分(Y)、マゼンタトナ
ー成分(M)、シアントナー成分(C)及びブラックト
ナー成分(K)を使用する点が相違し、それ以外の構造
は同じである。
【0039】このため静電記録ユニット24−1〜24
−4は、無端ベルト12の上側の記録紙移動経路に沿っ
て移動する記録紙上にイエロートナー像、マゼンタトナ
ー像、シアントナー像及びブラックトナー像を順次重ね
て転写し、フルカラーのトナー像を形成する。
【0040】静電記録ユニット24−1〜24−4のそ
れぞれは、よく知られているように感光ドラムの周囲に
前帯電器、露光装置として機能するLEDアレイ、トナ
ー現像ユニット、静電性転写ローラ、トナー清浄器など
が配置されており、電子写真プロセスに従った静電写真
印刷を行う。
【0041】静電記録ユニット24−1〜24−4によ
ってY,M,C,Kの4色のトナー像の重ね合わせによ
る転写を受けてフルカラー像が形成された記録紙は、駆
動ローラ22−1側からヒートローラ型熱定着装置26
に送り出され、フルカラー像の記録紙に対する熱定着が
行われる。
【0042】熱定着が済んだ記録紙は、ガイドローラを
通過して装置本体の上部に設けたスタッカ27に集積さ
れる。搬送ベルトユニット11における無端ベルト12
の下側のベルト面に対しては、ベルト移動方向に直交す
る方向に一対のセンサ28−1,28−2が設置されて
おり、図2の状態では手前のセンサ28−1のみが見え
る。
【0043】このセンサ28−1,28−2は、無端ベ
ルト12上に転写した色ずれ調整のため及び濃度調整に
おけるトナー濃度測定のため、トナーマークを光学的に
読み取る。この印刷装置における色ずれ調整と濃度調整
を行う色合せ処理は、無補正モードと自動補正モードが
あり、自動補正モードは印刷前補正モード、周期補正モ
ード、及び印刷前補正モードと周期補正モードの両方を
含む複合モードに分かれている。また無補正モードと自
動補正モードのいずれについても、マニュアル色合せ操
作により手動で色合せ処理ができる。
【0044】これらの色合せ処理のためのモードの指定
は、カラープリンタ10に設けているオペレーションパ
ネル又はネットワークを介して接続している印刷依頼元
の端末装置であるマイクロコンピュータ等から行うこと
ができる。
【0045】図3は、本発明による印刷装置のハードウ
エア構成のブロック図である。本発明の印刷装置のハー
ドウエアは、エンジン30とコントローラ32で構成さ
れる。エンジン30には図2の搬送ベルトユニット1
1、静電記録ユニット24−1〜24−4などの印刷機
構部の制御動作および本発明の色合せ処理を実行するメ
カニカルコントローラ34が設けられている。
【0046】メカニカルコントローラ34に対しては、
色合せ処理の際にトナーマークを転写して色ずれ量及び
トナー濃度を測定するセンサ処理用MPU36が設けら
れる。センサ処理用MPU36に対しては、無端ベルト
12の下部に設置している一対のセンサ28−1,28
−2からの検出信号が、AD変換器38−1,38−2
でサンプリングされたデジタルデータとして入力されて
いる。
【0047】メカニカルコントローラ34はエンジンコ
ネクタ40を介してコントローラ32側と接続される。
ここでエンジン30に設けた印刷機構部は、無端ベルト
12とY,M,C,Kの各静電記録ユニットに設けてい
る露光装置として機能するLEDアレイ28−1,28
−2,28−3,28−4を取り出して示している。
【0048】コントローラ32にはコントローラ用MP
U42が設けられる。コントローラ用MPU42に対し
ては、インタフェース処理部44及びコントローラコネ
クタ46を介して、上位装置としての例えばパーソナル
コンピュータ62が接続される。
【0049】パーソナルコンピュータ62は任意のアプ
リケーションプログラム64から提供されるカラー画像
データを印刷するためのドライバ66を備え、このドラ
イバ66をパソコンコネクタ68を介してコントローラ
32のコントローラコネクタ46に接続している。
【0050】ドライバ66には、プリンタ側に対し色合
せ処理に必要な各種のモードや設定値を選択して指定す
る印刷制御画面を使用した操作機能が設けられている。
【0051】コントローラ32のコントロール用MPU
42には、パーソナルコンピュータ62から転送された
Y,M,C,Kの各画像データを画素データ(ドットデ
ータ)に展開して格納する画像メモリ52−1,52−
2,52−3,52−4が設けられる。
【0052】一方、コントローラ用MPU42はインタ
フェース処理部48及びコントローラコネクタ50を介
してエンジン30に接続され、エンジン30側で検出さ
れた位置ずれ情報やトナー濃度情報をインタフェース処
理部48で受信し、画像メモリ52−1〜52−4に展
開された各トナーの画像データを対象に位置ずれ補正及
びトナー濃度の補正を含む色合せ処理を行うことができ
る。
【0053】コントローラ用MPU42は画像メモリ5
2−1〜52−4に各カラー画素データを展開する際に
アドレス指定を行うためのアドレス指定部54を備え
る。このアドレス指定部54は、エンジン30側から提
供された位置ずれ情報に基づく位置ずれ補正のためのア
ドレス変換を行う機能を併せて備える。
【0054】ここでIF処理部44は色合せ処理に関す
るモード指定処理部としての機能が設けられており、パ
ーソナルコンピュータ62のドライバ66からの操作要
求又はプリンタ自身のオペレーションパネル70からの
操作要求を割込みで受けると、操作要求に従った各種の
モード設定を行ない、このモード設定結果に従ってメカ
ニカルコントローラ34側での色合せ処理が実行され
る。
【0055】図4は本発明による色合せ処理の機能構成
のブロック図である。図4において、カラープリンタ1
0のメカニカルコントローラ34には、色合せ処理部7
6、自動色合せモード処理部78、手動色合せモード処
理部80が設けられている。またコントローラ42には
モード指定処理部として機能するインタフェース処理部
48が設けられており、オペレーションパネル70また
は端末装置として接続しているパーソナルコンピュータ
62の印刷制御画面74による各種のモード選択を受け
てモード設定と色合せ処理を行う。
【0056】色合せ処理部76は、色ずれ補正部84と
濃度補正部86で構成される。色ずれ補正部84はイエ
ロー用静電記録ユニット24−1、マゼンタ用静電記録
ユニット24−2、シアン用静電記録ユニット24−3
及び黒用静電記録ユニット24−4におけるLEDプリ
ンタヘッドの位置ずれなどによるY,M,C,Kの各カ
ラー画像相互間の印刷位置のずれの補正を行う。
【0057】また濃度補正部86はY,M,C,Kの各
トナーによるカラー画像間の濃度差及び濃度差に起因す
る色合いの補正を行う。この色ずれ補正部84による色
ずれ補正の詳細は、例えば同一出願人による特開平11
−202737号に記載されたベルト面に色ずれ検出の
ためのトナーマークを転写し、このトナーマークをセン
サ26−1,26−2で読み取ってセンサ処理用MPU
36で各カラー画像間の色ずれ量を検出する処理が行わ
れる。
【0058】また濃度補正部86にあっても、同様にベ
ルト面上に各トナーのトナーマークを転写し、これを例
えばセンサ26−1側で読み取って各トナーの付着量即
ち濃度を求め、指定された濃度となるように濃度補正を
行う。この色ずれ補正及び濃度補正は、Y,M,C,K
の静電記録ユニット26−1〜26−4に設けているL
EDヘッドの1画素当りの発光時間の長さとタイミング
の調整によって補正される。
【0059】自動色合せモード処理部78は、インタフ
ェース処理部48において自動モードとして予め定めた
印刷前補正モード、周期補正モード、または印刷前補正
モードと周期補正モードの両方を含む複合モードのいず
れかの指定を受けた際に有効となり、指定されたモード
に従った条件の成立を監視し、条件成立時に色合せ処理
部76を動作して色ずれ補正部84による色ずれ補正及
び濃度補正部86による濃度補正を行わせる。
【0060】自動色合せモード処理部78には、指定可
能なモードに対応して、印刷前補正モード処理部88、
周期補正モード処理部90及び複合モード処理部92が
設けられており、更に各モードで色合せの時間間隔を監
視するための待機時間タイマ94を設けている。
【0061】印刷前補正モード処理部88は、パーソナ
ルコンピュータ62から印刷要求を受けた時、印刷開始
前に色合せ補正を行うモードである。しかし、印刷前補
正モードにあっては、印刷要求を受けた際に必ず色合せ
補正を行うものではなく、前回の色合せ処理または印刷
終了からの経過時間がモード選択で設定された一定時間
m以上であった時に色合せ処理を実行し、一定時間m未
満の場合には印刷要求があっても印刷前に色合せ処理は
行わない。
【0062】周期補正モード処理部90は、印刷待ちの
状態で前回の色合せ処理または印刷終了からの経過時間
がモード選択で設定された一定時間nを経過した時に色
合せ処理を行っている。
【0063】更に複合補正モード処理部92は、印刷前
補正モード処理部88と周期補正モード処理部90の両
方を含んでおり、印刷要求があった際に前回の色合せ処
理または印刷終了からの経過時間が印刷前補正モードで
設定した一定時間m以上であれば色合せ処理を実行させ
る。また、印刷待ちの状態で前回の色合せ補正または印
刷からの経過時間が周期補正モードで設定した一定時間
n以上となると色合せ処理を行わせることになる。
【0064】待機時間タイマ94は、印刷前補正モード
処理部88、周期補正モード処理部90及び複合補正モ
ード処理部92の処理において、色合せ処理または印刷
処理の終了時点でタイマ値Twをリセットスタートし、
経過時間をカウントするタイマである。
【0065】手動色合せモード処理部80には無補正モ
ード処理部95が設けられる。無補正モード処理部95
はパーソナルコンピュータ62の印刷制御画面75また
はオペレーションパネル70からの無補正モードの指定
で有効となり、印刷前及び印刷待ちのいずれの状態にあ
っても色合せ処理は行わない。
【0066】この無補正モード処理部95において色合
せ処理ができるのは、オペレーションパネル70または
パーソナルコンピュータ62の印刷制御画面74を使用
してマニュアル色合せ実行の指定操作を行った場合のみ
である。即ち、無補正モードの状態にあっては、プリン
タ側における自動的な色合せ処理は行われず、オペレー
タのマニュアル操作によってのみ色合せ処理を行わせる
ことができる。
【0067】更にオペレーションパネル70及びパーソ
ナルコンピュータ62の印刷制御画面75によるマニュ
アル色合せ実行の操作は、自動色合せモード処理部78
でいずれかのモードが設定されている状態でも有効であ
り、自動モードの状態にかかわらずマニュアル色合せ実
行の指定要求をインタフェース処理部48で割込みとし
て認識した際に強制的に色合せ処理部76による色合せ
処理を行わせる。
【0068】図5は、図4のオペレーションパネル70
及びパーソナルコンピュータ62側の印刷制御画面75
による色合せ処理のための操作機能の説明図である。
【0069】図5(A)は、プリンタのオペレーション
パネル70であり、文字表示部95の右側に選択スイッ
チ98、設定スイッチ100、アップスイッチ102及
びダウンスイッチ104が設けられ、更に電源表示灯1
06とアラーム表示灯108が設けられている。
【0070】文字表示部95の操作メッセージは、選択
スイッチ98を押すごとにサイクリックに切り替えるこ
とができ、図5(A)にあっては操作メッセージ96−
1として「マニュアル色合せ実行」を選択している。
【0071】この「マニュアル色合せ実行」のメッセー
ジ96−1の選択状態で設定スイッチ100を操作する
と、図4の手動色合せモード処理部80による無補正モ
ード処理部95の処理状態となり、インタフェース処理
部48でオペレーションパネル70からのマニュアル色
合せ実行の指定要求の割込みを認識した際に色合せ処理
部76を動作させることになる。
【0072】図5(B)は、図4のパーソナルコンピュ
ータ62の印刷制御画面75であり、図5(A)の「マ
ニュアル色合せ実行」のメッセージ選択による手動色合
せに対応した画面内容を例にとっている。
【0073】この印刷制御画面75には色合せ処理にお
けるモード選択と設定値を指定するため、自動モード選
択部110、設定時間表示部112及び設定時間変更部
114が設けられている。
【0074】自動モード選択部110には、自動補正モ
ードにおける印刷前補正モード、周期補正モード及び複
合モードとしての印刷前補正&周期補正モード(複合モ
ード)が表示され、それぞれチェックボックス116,
118,120が設けられている。更に無補正モードが
表示され、チェックボックス122が設けられている。
【0075】設定時間表示部112には印刷前補正モー
ド、周期補正モード及び印刷前補正&周期補正モードの
それぞれでの色合せ処理のための設定時間T1,T2の
値が表示されている。
【0076】ここに表示された設定時間T1,T2の値
は、その右側の設定時間変更部114に設けている上向
きと下向きの矢印のクリック操作で例えば1分単位に増
減することができる。即ち、設定時間変更部114の上
向きの矢印をクリックするとその右側の設定時間表示部
112の時間の数値が1分単位で増加し、下向きの矢印
をクリックすると1分単位で減少する。
【0077】印刷制御画面75の下側には設定スイッチ
124とマニュアル色合せ実行スイッチ126が設けら
れている。印刷制御画面75の自動モード選択部110
によりチェックボックス116,118,120,12
2のいずれかをクリックし、必要ならば対応する設定時
間表示部112の時間を設定時間変更部114を使用し
て決めた後、設定スイッチ124をクリックすると、指
定されたモード及びモード指定に伴う設定時間を含むモ
ード設定要求がプリンタ側に対し行われる。またマニュ
アル色合せ実行スイッチ126をクリックすると、モー
ドの如何に拘らずマニュアル色合せ実行要求がプリンタ
に対し行われ、即時に色合せ処理が行われる。
【0078】図6は、オペレータが印刷前補正モードを
プリンタに設定する場合に使用する図6(A)のオペレ
ーションパネル70と図6(B)の印刷制御画面75を
表している。
【0079】図6(A)のオペレーションパネル70に
あっては、選択スイッチ98の操作によって「印刷前補
正モードT1分」の選択メッセージ96−2を表示し、
この状態で必要があれば設定時間T1分をアップスイッ
チ102またはダウンスイッチ104により変更して決
定した後、設定スイッチ100を押すことで、プリンタ
側に印刷前補正モードの指定要求を行い、そのときの待
機時間タイマとの比較を行う設定時間をT1分に設定す
る。
【0080】図6(B)は図6(A)のオペレーション
パネル70と同じ印刷前補正モードを指定するための印
刷制御画面75であり、この場合にはチェックボックス
116をクリックして反転させることで印刷前補正モー
ドを選択している。
【0081】このようにして印刷前補正モードを選択し
たならば、右側の設定時間変更部114の上下の矢印を
クリックして、設定時間表示部112におけるT1時間
として例えば10分を選び、設定スイッチ124をクリ
ックすることで、画面上の設定内容によるモード指定要
求をプリンタ側に対し行う。
【0082】図7は、プリンタに対し周期補正モードを
指定するためのオペレーションパネル70及び印刷制御
画面75である。図7(A)のオペレーションパネル7
0にあっては、文字表示部95に「周期補正モードT2
分」のメッセージ96−3を選択スイッチ98の操作で
選択表示させる。
【0083】この場合にも、設定時間T2の内容を変更
したければアップスイッチ102またはダウンスイッチ
104を操作して、オペレータが考えている時間に設定
する。設定が済んだならば、設定スイッチ100を操作
すると、プリンタ側に対しオペレーションパネル70の
内容を持つモード指定情報及び設定時間が通知され、周
期補正モードによる色合せ処理が行われることになる。
【0084】図7(B)は、図7(A)の周期補正モー
ドを指定するオペレーションパネル70に対応した印刷
制御画面75の説明図である。この印刷制御画面75に
あっては、チェックボックス118をクリックして反転
させることで周期補正モードを選択している。
【0085】また、必要があれば設定時間変更部114
の上下の矢印を操作することで、設定時間表示部112
に表示している周期補正モードにおける設定時間T2を
例えば20分に決めることができる。このように周期補
正モードの選択及び設定時間T2の決定が済んだなら
ば、設定スイッチ124を押すことでプリンタ側にモー
ド指定要求を行い、プリンタを周期補正モードによる色
合せ処理の動作状態とし、且つ、この場合の待機時間タ
イマの判定に使用する設定時間をT2にセットする。
【0086】図8は、プリンタ側に対し印刷前補正及び
周期補正モードの両方を含む複合補正モードを指定する
ためのオペレーションパネル70及び印刷制御画面75
である。
【0087】図8(A)のオペレーションパネル70に
あっては、選択スイッチ98の操作で「周期補正モード
T1分、T2分」のメッセージ96−4を表示してお
り、必要があればアップスイッチ102及びダウンスイ
ッチ104を使用して、メッセージ96−4における2
行目,3行目のT1分及びT2分の設定時間を変更し、
設定が済んだならば、設定スイッチ100を押すことで
オペレーションパネル70の図示の表示内容がモード指
定情報として通知され、印刷前補正&周期補正モードに
よる複合補正モードによる色合せ処理が行われることに
なる。
【0088】図8(B)は、図8(A)のオペレーショ
ンパネル70の設定内容に対応した印刷制御画面75で
あり、この場合にはチェックボックス120をクリック
して反転することで、印刷前補正&周期補正モード(複
合補正モード)を選択している。
【0089】この2つのモードを同時に指定する複合補
正モードにあっては、設定時間表示部112にT1時間
及びT2時間が表示され、設定時間変更部114を使用
して、オペレータが考えている任意の時間T1=10分
またはT2=20分を設定する。このような選択設定が
済んだならば、設定スイッチ124をクリックすると印
刷制御画面75の選択内容がプリンタ側に通知され、印
刷前補正&周期補正モードによる色合せ処理が行われる
ことになる。
【0090】図9は本発明の色合せ処理の1つに含まれ
るY,M,C,Kの濃度補正のためのオペレーションパ
ネル70及び印刷制御画面75の説明図である。
【0091】図9(A)のオペレーションパネル70に
おける濃度補正の指定は、選択スイッチ98により文字
表示部96に「印刷濃度補正Y DY」となるメッセー
ジ128を表示させる。このメッセージ128はイエロ
ー(Y)の濃度補正であり、その濃度補正値がDYであ
ることを示している。
【0092】濃度補正値「DY」はパーセント表示され
た数値であり、例えばアップスイッチ102またはダウ
ンスイッチ104を操作することで+5%または−5%
単位に濃度補正量DYを変更することができる。
【0093】濃度補正量DYが決まったならば、設定ス
イッチ100を操作することでイエロー(Y)トナーの
印刷濃度補正量DYが図4のインタフェース処理部48
を介して色合せ処理部76の濃度補正部86に通知さ
れ、この指定された濃度補正値DYに現在の濃度値を合
わせる補正が行われる。この濃度補正は具体的には、静
電記録ユニットに設けているLEDアレイの1ドット単
位の発光時間の長さのコントロールで補正が行われる。
【0094】このオペレーションパネル70にあって
は、イエロー(Y)トナーの濃度補正量DYの選択指定
を例にとっているが、残りのマゼンタ(M)、シアン
(C)及び黒(K)についても、選択スイッチ98を操
作すると濃度補正量DN,DC,DKがメッセージ12
8として文字表示部96に表示され、必要に応じてアッ
プスイッチ102またはダウンスイッチ104を操作し
て各濃度補正量DM,DC,DKの値を調整した後、設
定スイッチ100を押すことで、図4の色合せ処理部8
4に設けている濃度補正部86に対する濃度補正値の指
定による色合せが行える。
【0095】図9(B)は、図9(A)のオペレーショ
ンパネル70の濃度補正内容に対応した印刷制御画面7
5である。この印刷濃度の印刷制御画面75にあって
は、濃度補正カラー選択部130、補正濃度表示部13
2及び濃度変更部134が設けられており、Y,M,
C,Kの4つのカラートナーに対応した濃度補正量D
Y,DM,DC,DKとしての(050%)の補正目標
とする濃度値が表示される。
【0096】この濃度補正値は濃度変更部134に設け
ている上向き矢印または下向き矢印によって+5%また
は−5%単位に変更することができる。印刷制御画面7
5で各カラートナーの濃度補正量が設定できたならば、
設定スイッチ24をクリックすることで印刷制御画面7
5の印刷前補正モードに関する補正量が図4の色合せ処
理部76の濃度補正部86に設定され、この外部設定さ
れた濃度補正値を目標値とするような静電記録ユニット
24−1〜24−4におけるLEDヘッドの1ドット当
たりの発光タイミングや発光時間の調整が行われる。
【0097】図10は、本発明におけるカラー画像の濃
度指定の他の実施形態であり、図9の実施形態にあって
は各カラートナーの濃度補正量をパーセント表示で指定
していたが、この実施形態にあっては濃度補正量を直接
指定せずに色合いを指定するようにしたことを特徴とす
る。
【0098】図10(A)は、オペレーションパネル7
0による濃度補正量の間接指定であり、文字表示部96
に対し選択スイッチ98を操作することで、濃度補正の
ためのメッセージ142として例えば「赤を強調する」
といった濃度補正量を直接指定しない補正を選択する。
【0099】このような間接的な濃度補正量の選択は
「赤を強調する」に対応して「青を強調する」を選択で
きる。また、これ以外に「明るく(薄く)」と「暗く
(濃く)」といった選択もできる。
【0100】図10(B)は、図10(A)のオペレー
ションパネル70と同じ濃度補正量を間接的に指定する
ための印刷制御画面75である。この印刷制御画面75
にあっては、濃度補正カラー選択部144にチェックボ
ックス146,148によって「赤を強調する」「青を
強調する」を組として設け、またチェックボックス15
0,152により「明るく(薄く)」と「暗く(濃
く)」を対にして表示している。
【0101】この例ではチェックボックス146をクリ
ックして反転させることで「赤を強調する」とする間接
的な濃度補正量の選択を行い、設定スイッチ124を押
すことで、選択した間接的な濃度補正量に対応したY,
M,C,Kの濃度補正量が色合せ処理の濃度補正に設定
される。
【0102】例えばチェックボックス146の「赤を強
調する」にあっては、標準濃度としたディフォルトの濃
度値に対し、イエロー濃度補正量DYを+20%、マゼ
ンタ濃度補正量DMを+20%、シアン濃度補正量DC
を−20%、更に黒濃度補正量DKを0%とした濃度補
正量が準備されており、この値を「赤を強調する」とい
うチェックボックス146のクリックで選択して濃度補
正を指定することになる。
【0103】またチェックボックス148の「青を強調
する」場合については、例えばディフォルトの濃度値に
対し、イエロー濃度補正量DYを−20%、マゼンタ濃
度補正量DMを−20%、シアン濃度補正量DCを+2
0%、黒濃度補正量DKを0%とした値を準備し、これ
をチェックボックス148のクリックによる「青を強調
する」の間接的な濃度選択で濃度補正量として指定する
ことになる。
【0104】一方、チェックボックス150の「明るく
(薄く)」にあっては、ディフォルトの濃度値に対し
Y,M,C,Kの各濃度補正量DY,DM,DC,DK
を例えば−20%とする値を準備し、これを濃度補正量
として使用する。またチェックボックス「暗く(濃
く)」の場合については、ディフォルトの濃度補正値に
対しY,M,C,Kの各濃度補正量DY,DM,DC,
DKを例えば+20%とする濃度補正量を設定する。
【0105】図11は、本発明における濃度補正量の指
定の他の実施形態であり、この実施形態にあっては特定
の濃度補正量をユーザ単位に登録し、ユーザ指定によっ
て予め登録した濃度補正量を使用できるようにしたこと
を特徴とする。
【0106】図11(A)はオペレーションパネル70
による濃度補正量のユーザ指定であり、図9(A)のよ
うにY,M,C,Kについて濃度補正量DY,DM,D
C,DKのそれぞれを選択した後に、メッセージ136
の表示に切り替え、ここにユーザ定義名称を入力して設
定する。
【0107】このユーザ定義名称の指定によって、プリ
ンタ側にあってはユーザ定義名称にリンクして設定した
Y,M,C,Kについて濃度補正量DY,DM,DC,
DKがメモリに登録され、次にユーザは図11(A)の
ユーザ定義名称を選択して設定するだけで、Y,M,
C,Kの濃度補正量の設定を行うことなく、プリンタ側
で予め登録しているそれぞれの補正量DY,DM,D
C,DKを使用した濃度補正を行うことができる。
【0108】図11(B)は、図11(A)に対応した
印刷制御画面75であり、図9(B)のY,M,C,K
の濃度補正量の設定画面に加えユーザ定義名称の入力枠
140が設けられており、ここにユーザ名などを入力し
て設定スイッチ124をクリックすることで、画面上に
設定している各濃度補正量の値をプリンタ側でユーザ定
義名称によってメモリに登録し、それ以降は印刷制御画
面75でユーザ定義名称138を入力枠140に入れて
設定スイッチ124をクリックすることで、濃度補正量
の設定を必要とすることなく、ユーザが希望した濃度補
正を行うことができる。
【0109】図12は、図4の機能ブロックによる本発
明の色合せ処理のフローチャートであり、図13に本発
明の色合せ処理におけるモード選択を行うインタフェー
ス処理のフローチャートを表している。
【0110】図12において、カラープリンタの電源が
オンされると、ステップS1でハードウエアの初期設
定、不揮発性メモリに格納された各種設定値の読出し、
及び回路の異常チェックなどの初期設定が実行される。
ここで本発明における色合せのためのモード設定は、例
えばディフォルトとして印刷前補正モードが設定されて
おり、その後については前回の電源オフ時に設定されて
いたモードが不揮発性メモリに記憶されていて、新たな
電源投入の際には前回のモードが指定されることにな
る。
【0111】続いてステップS2で色合せ要求をセット
する。この色合せ要求のセットは、トナーユニット交換
のためにプリンタのカバーを開いて閉じた際のカバーク
ローズによる復旧時についても、LEDヘッド位置のず
れを起こしている可能性があることから色合せ処理が必
要であり、ステップS2で色合せ要求をセットしてい
る。
【0112】次にステップS3でプリンタ内部の各機構
部品、定着器、プロセスユニットなどの初期動作を行っ
て印刷可能とするための機構部のイニシャル処理を実行
する。このステップS3のイニシャル処理が正常終了す
ると印刷可能状態となり、ステップS4からの印刷待ち
のループに入る。
【0113】ここでステップS4以降の処理を (1)印刷前補正モード (2)印刷周期モード (3)印刷前補正及び印刷周期モード(複合補正モー
ド) の3つに分けて説明すると次のようになる。
【0114】いま電源投入に伴う初期設定処理ステップ
S1を通じ、ディフォルトもしくは前回の電源オフ時の
モードに従って「印刷前補正モード」の設定状態にあっ
たとする。まずステップS4はマニュアル色合せ要求の
チェックであり、このときマニュアル色合せ要求がなけ
ればステップS5に進み、色合せ要求の有無をチェック
する。
【0115】電源オンによる処理であれば、ステップS
2で色合せ要求がセットされていることから、ステップ
S6に進み、無補正モードか否かチェックする。このと
き印刷前補正モードであることから、ステップS7に進
み、色合せ処理を実行する。
【0116】この色合せ処理は、Y,M,C,Kについ
てベルト上にトナーマークを転写して各カラー間の色ず
れを検出し、この色ずれを無くすようにLEDヘッドに
おける1ドットの発光タイミングや発光時間を調整する
補正処理であり、併せて、このとき指定されている濃度
補正量DY,DM,DC,DKの濃度補正量となるよう
にLEDの1ドット当たりの発光時間を調整する補正を
行う。
【0117】ステップS7の色合せ処理が済むと、ステ
ップS8で待機時間タイマ94のタイマ値Twを零にリ
セットして再度スタートし、また、もしマニュアル色合
せ要求がセットされていれば、これをリセットし、更に
ステップS2で設定した色合せ要求は、ステップS7で
色合せ処理が済んだことからリセットする。
【0118】続いてステップS9でマイクロコンピュー
タ62からの印刷要求の有無をチェックしている。印刷
要求がなければ、ステップS14を経由して再びステッ
プS4に戻り、ステップS4〜S9,S16の印刷待ち
ループを繰り返している。
【0119】この状態で印刷要求を判別すると、ステッ
プS9からステップS10に進み、このとき印刷前補正
モードにあることから、ステップS11で待機時間タイ
マ94のタイマ値Twが印刷前補正モードの指定で設定
した設定時間m以上か否かチェックする。
【0120】この設定時間mは例えばT1時間が設定さ
れ、T1時間は1〜30分の範囲で例えば設定される。
一例としてT1=10分が設定され、これが設定時間m
となり、待機時間タイマ94のタイマ値Twが10分以
上か否かチェックする。もし10分を経過していた場合
には色合せの必要がありと判断し、ステップS11から
ステップS16に進んで色合せ要求をセットし、ステッ
プS4,S5,S6を経由して色合せ処理S7に進んで
印刷要求を受け、印刷前に色合せ処理を実行する。
【0121】そしてステップS8で待機時間タイマ94
をリセットしてスタートした後、色合せ要求をリセット
し、このときステップS9で印刷要求があることから、
ステップS10に進み、また印刷前補正モードであるこ
とからステップS11に進み、待機時間タイマ94は色
合せ処理後のステップS8でリセットされて再スタート
していることから設定時間m=10分未満であり、この
ためステップS12で印刷処理を行う。
【0122】ステップS12の印刷処理が済むと、ステ
ップS13で待機時間タイマ94をリセットして再スタ
ートし、再び印刷前補正モードにおける印刷待ちループ
に戻る。またステップS9で印刷要求を判別し、ステッ
プS10を介してステップS11で待機時間タイマ94
のタイマ値Twが設定時間m=10分未満であった場合
には、直ちにステップS12で印刷処理を行うことにな
る。
【0123】次に周期補正モードの選択状態における処
理動作を説明する。電源オンに伴う初期設定処理によっ
てステップS1の初期設定処理で周期補正モードが設定
された場合には、ステップS4の印刷待ちループに入る
と、電源オンに伴うステップS2の色合せ要求のセット
に対応して、ステップS7で色合せ処理を行い、ステッ
プS8で待機時間タイマ94をリセットしてスタートし
た後、もしマニュアル色合せ要求があればリセットし、
またステップS2の色合せ要求のセットをステップS7
の色合せ処理が済んだことからリセットする。
【0124】続いてステップS9で印刷要求をチェック
する印刷待ちの状態に入る。印刷要求がない印刷待ちの
状態にあっては、ステップS14に進み、周期補正モー
ドか否かチェックする。このとき周期補正モードである
ことから、ステップS15に進み、待機時間タイマ94
のタイマ値Twが周期補正モードの指定の際に設定した
設定時間n、例えば指定時間T2=20分と比較し、n
=20分以上であれば、ステップS16で色合せ要求を
セットする。
【0125】このステップS16における色合せ要求の
セットにより、ステップS5に進んで色合せ要求を判別
し、ステップS6からステップS7に進んで色合せ処理
を行う。この色合せ処理が済むと、ステップS8で待機
時間タイマ94をリセットし、また色合せ要求をリセッ
トし、再びステップS9からの印刷待ちループに入る。
このため印刷周期モードにあっては、印刷待ち状態で設
定時間nごとに色合せ処理が繰り返し行われることにな
る。
【0126】一方、ステップS9で印刷要求を判別した
場合には、ステップS10に進み、印刷前補正モードか
否かチェックし、この場合には周期補正モードであるこ
とから、ステップS12に進んで直ちに印刷処理を行
う。印刷処理が済むと、ステップS13で待機時間タイ
マ94をリセットしてスタートした後、ステップS1
4,S15を経由して再び印刷待ちループに戻る。
【0127】次に印刷前補正モード及び周期補正モード
の両方を含む複合補正モードの処理を説明する。複合補
正モードは、印刷前補正モードと周期補正モードを組み
合わせたモードであり、印刷要求を受けた際には待機時
間タイマ94の計数時間が印刷前補正モードで指定した
所定時間m=T1(10分)以上であれば、色合せ処理
を行った後に印刷を実行する。
【0128】また印刷待ちの状態において待機時間タイ
マ94のタイマ値Twが周期補正モードの指定の際に設
定した所定時間n=T2(10分)以上になると、色合
せ要求をセットして色合せ処理を行う。この印刷前補正
モードと周期補正モードの複合補正モードにあっては、
印刷前補正モードの所定時間mを周期補正モードの所定
時間nより小さい時間に設定する必要がある。
【0129】即ち、m≦nとする関係に設定しなければ
ならない。このように印刷前補正モードの所定時間mを
周期補正モードの所定時間nより短い時間に設定するこ
とで、待機時間タイマ94の計数時間によって印刷要求
を受けた際の印刷前に色合せ処理ができ、また印刷待ち
の状態では周期補正モードの所定時間nにより色合せ処
理を行うことができる。
【0130】逆に印刷前補正モードの所定時間mを周期
補正モードの所定時間nより大きく設定すると(m>
n)、周期補正モードの設定時間nのみによる色合せ処
理となり、印刷前補正モードの所定時間mにより色合せ
処理が行われなくなる。したがって複合モードにあって
はm≦nとなる時間設定の関係を維持しなければならな
い。
【0131】以上の自動補正モードにおける印刷前補正
モード、周期補正モード及び複合補正モードのそれぞれ
の動作に加え、本発明にあっては無補正モードを指定す
ることもできる。いま電源オンに伴うステップS1の初
期設定処理で前回の電源オフ時のモードと同じ無補正モ
ードが設定されたとすると、ステップS2の色合せ要求
のセット及びステップS3のイニシャル処理を経て、ス
テップS4からの印刷待ちループに入ると、ステップS
5で電源オンに伴う色合せ要求ありを判別して、ステッ
プS6に進む。
【0132】このとき無補正モードにあることから、ス
テップS7の色合せ処理はスキップし、ステップS8で
待機時間タイマ94をリセットしてスタートし、もしマ
ニュアル色合せ要求があればこれをリセットし、更にス
テップS2でセットした色合せ要求をリセットする。
【0133】そして、この状態でステップS9で印刷要
求を判別すると、ステップS10からステップS12に
進み、印刷処理を行う。印刷処理が済むと、ステップS
13で待機時間タイマ94をリセットしてスタートし、
再びステップS14を経由してステップS4からの印刷
待ちループに戻る。
【0134】この無補正モードにおける色合せは、オペ
レータがマニュアル色合せ要求を行った場合のみであ
る。即ちステップS4でマニュアル色合せ要求を判別す
ると、直ちにステップS7の色合せ処理に進み、即時、
色合せ処理を実行することになる。
【0135】マニュアル色合せ要求については、既に説
明した自動補正モードにおける印刷前補正モード、周期
補正モード、及び両者の複合補正モードのいずれであっ
ても、オペレータによるマニュアル色合せ要求がステッ
プS4で判別されると、モードにかかわらずステップS
7で強制的に即時、色合せ処理を実行することになる。
【0136】図13は、オペレーションパネルまたはパ
ーソナルコンピュータからの指定操作による色合せ処理
のためのモード選択及び濃度補正量のセット処理のフロ
ーチャートであり、図4におけるコントローラ32のイ
ンタフェース処理部48に対するオペレーションパネル
70からの指定割込みもしくはパーソナルコンピュータ
62の印刷制御画面75の操作による指定割込みを受け
て処理を実行する。
【0137】このインタフェース処理はオペレーション
パネル70またはパーソナルコンピュータ62からのコ
マンド割込みを受けると動作し、まずステップS1でマ
ニュアル色合せ指定か否かチェックする。もしマニュア
ル色合せ指定であればステップS2でマニュアル色合せ
要求をセットする。このマニュアル色合せ要求がセット
されると、図12のステップS4で判別された際に直ち
にステップS7で色合せ処理を行うことになる。
【0138】続いてステップS3で無補正モードの指定
の有無をチェックする。無補正モードの指定があれば、
ステップS4で無補正モードをセットする。無補正モー
ドがセットされると、図12の処理にあってはステップ
S6で無補正モードが判別され、この場合には色合せ要
求があってもステップS7の色合せ処理をスキップする
ことになる。
【0139】続いてステップS5で印刷前補正モードの
指定の有無をチェックする。印刷前補正モードの指定が
あると、ステップS6で印刷前補正モードをセットし、
また印刷前補正モードで使用する所定時間mに指定時間
T1をセットする。この指定時間T1は例えば1〜30
分の範囲で変更することができ、この例ではT1=10
分をセットしている。また無補正モード及び周期補正モ
ードをリセットする。
【0140】続いてステップS7で周期補正モードの指
定の有無をチェックし、周期補正モードの指定があれば
ステップS8で周期補正モードをセットし、周期補正モ
ードで使用する所定時間nを指定時間T2にセットす
る。指定時間T2は例えば10〜60分の範囲で変更す
ることができ、この例ではT2=20分を指定してい
る。それ以外の無補正モード及び印刷前補正モードにつ
いてはリセットする。
【0141】ステップS9で印刷前補正モード及び周期
補正モードの両方の指定、即ち複合補正モードの指定を
判別した場合には、ステップS10に進み、印刷前補正
モードをセットすると共に、印刷前補正モードの所定時
間mとして指定時間T1例えば10分をセットする。
【0142】同時に周期補正モードをセットし、この周
期補正モードにおける所定時間nとして指定時間T2を
セットする。更に無補正モードをリセットする。ここで
印刷前補正モードの所定時間mと周期補正モードの所定
時間nとの間には、複合モードを有効とするためm≦n
となる指定時間T1,T2を設定する条件が定められて
おり、もしこの条件を満足しない場合にはエラーとす
る。
【0143】続いてステップS11で濃度補正または色
合い補正の指定の有無をチェックする。濃度補正はY,
M,C,Kの濃度補正量DY,DM,DC,DKを直接
指定するもので、これに対し色合い補正は間接的に色合
いを指定して各補正量DY,DM,DC,DKを指定す
る補正である。
【0144】ステップS11で濃度補正または色合せ補
正の指定があると、ステップS12で、指定された補正
量DY,DM,DC,DKのセットを行う。更にステッ
プS13にあっては、他のコマンド割込みに対応した処
理を行うことになる。
【0145】このようなインタフェース処理による色合
せ処理のモード設定は、図12に示したプリンタの電源
オン時についてはディフォルトもしくは前回の電源オフ
時のモードを選択するが、プリンタの動作中にあっては
オペレーションパネル70またはパーソナルコンピュー
タ62からオペレータが必要に応じて無補正モードある
いは自動補正モードにおける印刷前補正モード、周期補
正モード、更には両者の複合補正モードを必要に応じて
任意に指定することができる。
【0146】また無補正モード及び自動補正モードのい
ずれについてもオペレータが印刷精度を高めるために即
時に色合せ処理を必要とする場合には、マニュアル色合
せ要求を行うことで割込み的に色合せ処理がプリンタ側
で実行できる。
【0147】また印刷前補正モード及び周期補正モード
にあっては、待機時間タイマ94で計数しているタイマ
値Twを設定時間m,nと比較し、設定時間m,n以上
となった時に色合せ処理を行っており、このため各モー
ドにおける設定時間m,nの時間をオペレータが要求す
る印刷の精度に応じて可変すればよい。
【0148】例えばプリンタ内部温度に対する対応とし
ては、温度変化の影響が大きいような場合には設定時間
m,nを短めに設定することで、温度変化に対する色ず
れや濃度変動に対し適切に対応できる。また比較的温度
が安定した動作状態にあれば、所定時間m,nを長めに
設定しておくことで、不必要な色合せ処理が行われず、
印刷のスループットを高めることができる。
【0149】また単色印刷を中心に印刷する場合やレイ
アウト確認などのように色ずれが問題視されないような
印刷の場合には、無補正モードを採択しておくことで、
電源投入があっても色合せ処理は行われず、ファースト
プリントを短時間で得ることができる。もちろん無補正
モードにおいても、高精度の印刷が必要になった場合に
は、マニュアル色合せ要求を行うことで即時の色合せ処
理によって高精度の印刷結果を得ることができる。
【0150】更に本発明のカラープリンタにおける色合
せ補正はホストコンピュータとしてのマイクロコンピュ
ータのみならず、ネットワークを接続されているパーソ
ナルコンピュータやプリントサーバなどからも設定がで
きるため、複数のユーザが他のユーザの設定とは関係な
く、それぞれ希望する色ずれ補正及び印刷濃度、更には
色合いなどで印刷を行うことができる。
【0151】尚、上記の実施形態はY,M,C,Kのカ
ラートナーを使用する印刷装置を例にとるものであった
が、複数のカラートナーを静電記録ユニットを使用して
用紙上に転写する装置であれば、適宜の装置につきその
まま適用できる。また本発明は上記の実施形態に限定さ
れず、その目的を逸脱しない範囲で適宜に変形すること
ができる。更に本発明は上記の実施形態に示した数値に
よる限定は受けない。 (付記) (付記1)異なるカラーのトナー成分を用いる電子写真
記録装置に於いて、異なるカラー像の色ずれ補正を含む
色合せ処理を実行する色合せ処理部と、自動補正モード
の設定状態で予め定めた条件が成立した際に前記色合せ
処理部を動作させる自動色合せモード処理部と、無補正
モードの設定状態でオペレータのマニュアル色合せ指示
操作を認識した際に前記色合せ処理部を動作させる手動
色合せモード処理部と、を備えたことを特徴とする電子
写真記録装置。(1) (付記2)記録紙をベルトに吸着して一定速度で搬送す
るベルトユニットと、前記記録紙の搬送方向に配列さ
れ、回転する感光ドラムに対する露光装置の光学的な走
査で画像データに応じた潜像を形成し、異なるカラーの
トナー成分で現像した後に前記ベルト上の記録紙に転写
する複数の静電記録ユニットと、異なるカラー像の色ず
れ補正を含む色合せ処理を実行する色合せ処理部と、自
動補正モードの設定状態で予め定めた条件が成立した際
に前記色合せ処理部を動作させる自動色合せモード処理
部と、無補正モードの設定状態でオペレータのマニュア
ル色合せ指示操作を認識した際に前記色合せ処理部を動
作させる手動色合せモード処理部と、を備えたことを特
徴とする電子写真記録装置。
【0152】(付記3)付記1又は2記載の電子写真記
録装置に於いて、前記自動色合せモード処理部は、オペ
レータの操作によって選択される印刷前補正モード、周
期補正モード、印刷前補正モードと周期補正モードを含
む複合補正モードを備えたことを特徴とする電子写真記
録装置。(2) (付記4)付記3記載の電子写真記録装置に於いて、前
記自動色合せモード処理部は、オペレータによる印刷前
補正モードの選択を認識した場合、印刷要求を受けて印
刷を開始する前に、前記色合せ処理部を動作させること
を特徴とする電子写真記録装置。(3) (付記5)付記3記載の電子写真記録装置に於いて、前
記自動色合せモード処理部は、オペレータによる周期補
正モードの選択を認識した場合、印刷待ち状態におい
て、前回の色合せ処理からの経過時間Twが所定の時間
周期nに達する毎に前記色合せ処理部を動作させること
を特徴とする電子写真記録装置。(4) (付記6)付記3記載の電子写真記録装置に於いて、前
記自動色合せモード処理部は、オペレータによる複合補
正モードの選択を認識した場合、印刷要求を受けた際は
印刷を開始する前に前記色合せ処理部を動作させ、印刷
待ち状態においては前回の色合せ処理からの経過時間T
wが所定の時間周期nに達する毎に前記色合せ処理部を
動作させることを特徴とする電子写真記録装置。(5) (付記7)付記4又は5記載の電子写真記録装置に於い
て、前記自動色合せモード処理部は、オペレータによる
印刷前補正モードの選択を認識した場合、印刷要求を受
けた際に、前回の色合せ処理からの経過時間Twが所定
時間m未満の時は色合せ処理部を動作せずに印刷を開始
させ、前記経過時間Twが所定時間m以上の場合は、色
合せ処理部を動作させた後に印刷を開始させることを特
徴とする電子写真記録装置。(6) (付記8)付記1又は2記載の電子写真記録装置に於い
て、前記手動色合せモード処理部は、前記自動色合せモ
ード処理部の自動モードが選択されている場合であって
も、オペレータによるマニュアル色合せ指示操作を認識
した際に、前記色合せ処理部を強制的に動作させること
を特徴とする電子写真記録装置。(7) (付記9)付記1又は2記載の電子写真記録装置に於い
て、前記色合せ処理部は、異なるカラー像の色ずれ補正
に加え、オペレータにより指定した各カラーの濃度補正
を行うことを特徴とする電子写真記録装置。(8) (付記10)付記1又は2記載の電子写真記録装置に於
いて、前記自動色合せモード処理部に対するモード選択
操作及び前記手動色合せ処理部に対するマニュアル色合
せ指定操作を行うオペレータ操作パネルを備えたことを
特徴とする電子写真記録装置。(9) (付記11)付記1又は2記載の電子写真記録装置に於
いて、ネットワーク接続された外部の端末装置の画面に
よる前記自動色合せモード処理部に対するモード選択操
作及び前記手動色合せ処理部に対するマニュアル色合せ
指定操作の要求を受信して処理するインタフェース処理
部を備えたことを特徴とする電子写真記録装置。(1
0)
【0153】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、印刷する画像によって単色を中心に印刷する場合ま
たはレイアウト確認など色ずれが問題視されないパター
ンがある場合には、無補正モードを設定しておくこと
で、電源投入時であっても色合せ処理は行われず、ファ
ーストプリントが速く印刷でき印刷待ち時間を短くでき
る。
【0154】また無補正モードでは、マニュアル色合せ
操作により任意のタイミングで即時に色合せを行わせる
ことができ、オペレータは印刷結果を見ながら必要に応
じて色合せによる高精度に白ずれが補正された印刷結果
を得ることができる。
【0155】更に自動補正モードにあっては、自動補正
の条件として色合せ処理の時間間隔を変更可能とし、例
えば時間間隔を短く設定することによって温度変化の影
響を受けにくく、高精度の色ずれ及び濃度補正が可能と
なる。また色合せ処理の時間間隔を長く設定しておけば
印刷のスループットが向上し、また色合せ処理で画像ず
れと濃度を測定するためのベルト上に対するトナーマー
クの転写を少なくしてトナー使用量も低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明による印刷装置内部構造の説明図
【図3】本発明のハードウェア構成のブロック図
【図4】本発明による色合せ処理の機能構成のブロック
【図5】本発明の無補正モードでマニュアル色合せ操作
を指定するオペレーションパネルと印刷制御画面の説明
【図6】本発明の印刷前補正モードを指定するオペレー
ションパネルと印刷制御画面の説明図
【図7】本発明の周期補正モードを指定するオペレーシ
ョンパネルと印刷制御画面の説明図
【図8】本発明の印刷前補正&周期補正モード(複合補
正モード)を指定するオペレーションパネルと印刷制御
画面の説明図
【図9】本発明の濃度補正条件をパーセント指定する操
作パネルと印刷制御画面の説明図
【図10】本発明の濃度補正条件を色合いで指定する操
作パネルと印刷制御画面の説明図
【図11】ユーザ名義名称で特定した本発明の濃度補正
条件を指定する操作パネルと印刷制御画面の説明図
【図12】図9のモード設定に対応した本発明の色合せ
処理のフローチャート
【図13】オペレータの指定によりモードを選択する本
発明のインタフェース処理のフローチャート
【図14】電源投入時のカバークローズ時に色合せを行
っている従来処理のフローチャート
【符号の説明】
10:カラープリンタ 11:搬送ベルトユニット 12:無端ベルト 14:ホッパ 15−1〜15−4:ドラムモータ 16:ピックアップローラ 16−1,16−2:センサ 18:記録紙ガイド通路 20:記録紙送りローラ 22−1〜22−4:ガイドローラ 24,24−1〜24−4:静電記録ユニット 25:ベルトモータ 26:ヒートロール型熱定着装置 27:スタッカ 28,28−1,28−2:センサユニット 30:エンジン 32:コントローラ 34:メカニカルコントローラ 36:センサ処理用MPU 38−1,38−2:AD変換器 40:エンジンコネクタ 42:コントローラ用MPU 44,48:インタフェース処理部 46,50:コントローラコネクタ 52−1〜52−4:画像メモリ 54:アドレス指定部 58:解像度変換部 60−1〜60−4:バッファメモリ 62:パーソナルコンピュータ 64:アプリケーションプログラム 66:ドライバ 68:パソコンコネクタ 70:オペレーションパネル(操作パネル) 72:ネットワーク(LAN) 75:印刷制御画面 76:色合せ処理部 78:自動色合せモード処理部 80:手動色合せモード処理部 82:インタフェース処理部(モード指定制御部) 84:色ずれ補正部 86:濃度補正部 88:印刷前補正モード処理部 90:周期補正モード処理部 92:複合補正モード処理部 94:待機時間タイマ 95:無補正モード処理部 96:文字表示部 98:選択スイッチ 100:設定スイッチ 102:アップスイッチ 104:ダウンスイッチ 106:電源表示灯 108:アラーム表示灯 110:自動モード選択部 112:設定時間表示部 114:設定時間変更部 116,118,120,122:チェックボックス 124:設定スイッチ 126:マニュアル色合せ実行スイッチ 130:濃度補正カラー選択部 132:補正濃度表示部 134:濃度変更部 138:ユーザ定義名称設定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/60 H04N 1/40 D 1/46 1/46 Z Fターム(参考) 2H027 DA38 EB06 EC18 EF06 FA30 HA06 ZA07 2H030 AA01 AB02 AD06 AD16 5B057 BA25 CA01 CA08 CB01 CB08 CE17 5C077 PP39 PP78 PQ08 5C079 HB03 KA03 KA17 LA12 LA24 LA31 LB01 MA19 NA03 NA05 NA25 NA29 PA07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】異なるカラーのトナー成分を用いる電子写
    真記録装置に於いて、 異なるカラー像の色ずれ補正を含む色合せ処理を実行す
    る色合せ処理部と、 自動補正モードの設定状態で予め定めた条件が成立した
    際に前記色合せ処理部を動作させる自動色合せモード処
    理部と、 無補正モードの設定状態でオペレータのマニュアル色合
    せ指示操作を認識した際に前記色合せ処理部を動作させ
    る手動色合せモード処理部と、を備えたことを特徴とす
    る電子写真記録装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電子写真記録装置に於い
    て、前記自動色合せモード処理部は、オペレータの操作
    によって選択される印刷前補正モード、周期補正モー
    ド、印刷前補正モードと周期補正モードを含む複合補正
    モードを備えたことを特徴とする電子写真記録装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の電子写真記録装置に於い
    て、前記自動色合せモード処理部は、オペレータによる
    印刷前補正モードの選択を認識した場合、印刷要求を受
    けて印刷を開始する前に、前記色合せ処理部を動作させ
    ることを特徴とする電子写真記録装置。
  4. 【請求項4】請求項2記載の電子写真記録装置に於い
    て、前記自動色合せモード処理部は、オペレータによる
    周期補正モードの選択を認識した場合、印刷待ち状態に
    おいて、前回の色合せ処理からの経過時間Twが所定の
    時間周期nに達する毎に前記色合せ処理部を動作させる
    ことを特徴とする電子写真記録装置。
  5. 【請求項5】請求項2記載の電子写真記録装置に於い
    て、前記自動色合せモード処理部は、オペレータによる
    複合補正モードの選択を認識した場合、印刷要求を受け
    た際は印刷を開始する前に前記色合せ処理部を動作さ
    せ、印刷待ち状態においては前回の色合せ処理からの経
    過時間Twが所定の時間周期nに達する毎に前記色合せ
    処理部を動作させることを特徴とする電子写真記録装
    置。
  6. 【請求項6】請求項3又は5記載の電子写真記録装置に
    於いて、前記自動色合せモード処理部は、オペレータに
    よる印刷前補正モードの選択を認識した場合、印刷要求
    を受けた際に、前回の色合せ処理からの経過時間Twが
    所定時間m未満の時は色合せ処理部を動作せずに印刷を
    開始させ、前記経過時間Twが所定時間m以上の場合
    は、色合せ処理部を動作させた後に印刷を開始させるこ
    とを特徴とする電子写真記録装置。
  7. 【請求項7】請求項1記載の電子写真記録装置に於い
    て、前記手動色合せモード処理部は、前記自動色合せモ
    ード処理部の自動モードが選択されている場合であって
    も、オペレータによるマニュアル色合せ指示操作を認識
    した際に、前記色合せ処理部を強制的に動作させること
    を特徴とする電子写真記録装置。
  8. 【請求項8】請求項1記載の電子写真記録装置に於い
    て、前記色合せ処理部は、異なるカラー像の色ずれ補正
    に加え、オペレータにより指定した各カラーの濃度補正
    を行うことを特徴とする電子写真記録装置。
  9. 【請求項9】請求項1記載の電子写真記録装置に於い
    て、前記自動色合せモード処理部に対するモード選択操
    作及び前記手動色合せ処理部に対するマニュアル色合せ
    指定操作を行うオペレータ操作パネルを備えたことを特
    徴とする電子写真記録装置。
  10. 【請求項10】請求項1記載の電子写真記録装置に於い
    て、ネットワーク接続された外部の端末装置の画面によ
    る前記自動色合せモード処理部に対するモード選択操作
    及び前記手動色合せ処理部に対するマニュアル色合せ指
    定操作の要求を受信して処理するインタフェース処理部
    を備えたことを特徴とする電子写真記録装置。
JP2000268093A 2000-09-05 2000-09-05 電子写真記録装置 Pending JP2002072603A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000268093A JP2002072603A (ja) 2000-09-05 2000-09-05 電子写真記録装置
US09/760,665 US6975414B2 (en) 2000-09-05 2001-01-17 Electrophotographic recording device
DE10113430A DE10113430A1 (de) 2000-09-05 2001-03-19 Elektrofotografische Aufzeichnungsvorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000268093A JP2002072603A (ja) 2000-09-05 2000-09-05 電子写真記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002072603A true JP2002072603A (ja) 2002-03-12

Family

ID=18754909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000268093A Pending JP2002072603A (ja) 2000-09-05 2000-09-05 電子写真記録装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6975414B2 (ja)
JP (1) JP2002072603A (ja)
DE (1) DE10113430A1 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005234448A (ja) * 2004-02-23 2005-09-02 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2005301256A (ja) * 2004-03-18 2005-10-27 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2006154555A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2007155750A (ja) * 2005-11-30 2007-06-21 Ricoh Co Ltd 補正用パターン形成方法及びカラー画像形成装置
JP2008003496A (ja) * 2006-06-26 2008-01-10 Canon Inc 画像形成装置
JP2009141941A (ja) * 2007-11-16 2009-06-25 Seiko Epson Corp 画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム
JP2009300932A (ja) * 2008-06-17 2009-12-24 Canon Inc 画像形成装置及び制御方法
US8334997B2 (en) 2007-01-31 2012-12-18 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus, program and image forming system
JP2014145907A (ja) * 2013-01-29 2014-08-14 Konica Minolta Inc 画像形成装置

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3514246B2 (ja) * 2001-03-30 2004-03-31 ミノルタ株式会社 画像処理システム、サーバ、画像処理装置、画像処理装置管理方法、プログラム、記録媒体
JP2004007415A (ja) * 2002-03-14 2004-01-08 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法、およびコンピュータが実行するためのプログラム
JP4506937B2 (ja) * 2003-07-28 2010-07-21 ブラザー工業株式会社 画像処理装置
JP4586887B2 (ja) * 2008-05-28 2010-11-24 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置
JP2010173285A (ja) * 2009-02-02 2010-08-12 Seiko Epson Corp 画像形成装置および画像形成方法
US8676069B2 (en) * 2010-05-28 2014-03-18 Kyocera Mita Corporation Image forming apparatus
US11350227B2 (en) 2017-02-10 2022-05-31 Starkey Laboratories, Inc. Hearing assistance device
JP7065738B2 (ja) * 2018-09-18 2022-05-12 富士フイルム株式会社 画像処理装置、画像処理方法、プログラム及び記録媒体
CN110949015B (zh) * 2018-09-26 2021-12-14 海德堡印刷机械股份公司 两级式密度补偿方法
JP7205145B2 (ja) * 2018-10-02 2023-01-17 カシオ計算機株式会社 電子時計及び表示方法

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04261562A (ja) * 1991-02-14 1992-09-17 Fuji Xerox Co Ltd 多色画像形成装置
JPH08166700A (ja) * 1994-12-13 1996-06-25 Fujitsu Ltd 多色静電記録装置
JPH08190244A (ja) * 1995-01-09 1996-07-23 Hitachi Ltd カラー電子写真装置
JPH10114128A (ja) * 1996-08-23 1998-05-06 Canon Inc 画像処理装置と方法、及び記録媒体
JPH10232523A (ja) * 1996-12-20 1998-09-02 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JPH10307448A (ja) * 1997-05-09 1998-11-17 Ricoh Co Ltd カラー画像形成装置
JPH11157134A (ja) * 1997-11-28 1999-06-15 Fujitsu Ltd 印刷装置
JP2000181186A (ja) * 1998-12-18 2000-06-30 Fujitsu Ltd 画像形成装置
JP2000199988A (ja) * 1998-10-30 2000-07-18 Canon Inc 画像形成装置
JP2000214653A (ja) * 1999-01-20 2000-08-04 Canon Inc 画像形成装置および画像形成装置の制御方法
JP2000231235A (ja) * 1999-02-12 2000-08-22 Canon Inc 画像形成装置および画像形成装置の制御方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69132760T2 (de) * 1990-11-15 2002-07-11 Canon K.K., Tokio/Tokyo Farbbildverarbeitungsgerät und -verfahren
JP3600372B2 (ja) * 1995-06-27 2004-12-15 株式会社リコー 色再現域補正装置および方法
JP3962496B2 (ja) * 1998-01-29 2007-08-22 キヤノン株式会社 画像処理方法、装置および記録媒体
JP3266849B2 (ja) * 1998-03-20 2002-03-18 富士通株式会社 画像形成装置

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04261562A (ja) * 1991-02-14 1992-09-17 Fuji Xerox Co Ltd 多色画像形成装置
JPH08166700A (ja) * 1994-12-13 1996-06-25 Fujitsu Ltd 多色静電記録装置
JPH08190244A (ja) * 1995-01-09 1996-07-23 Hitachi Ltd カラー電子写真装置
JPH10114128A (ja) * 1996-08-23 1998-05-06 Canon Inc 画像処理装置と方法、及び記録媒体
JPH10232523A (ja) * 1996-12-20 1998-09-02 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JPH10307448A (ja) * 1997-05-09 1998-11-17 Ricoh Co Ltd カラー画像形成装置
JPH11157134A (ja) * 1997-11-28 1999-06-15 Fujitsu Ltd 印刷装置
JP2000199988A (ja) * 1998-10-30 2000-07-18 Canon Inc 画像形成装置
JP2000181186A (ja) * 1998-12-18 2000-06-30 Fujitsu Ltd 画像形成装置
JP2000214653A (ja) * 1999-01-20 2000-08-04 Canon Inc 画像形成装置および画像形成装置の制御方法
JP2000231235A (ja) * 1999-02-12 2000-08-22 Canon Inc 画像形成装置および画像形成装置の制御方法

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005234448A (ja) * 2004-02-23 2005-09-02 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP4689173B2 (ja) * 2004-02-23 2011-05-25 株式会社リコー 画像形成装置
JP2005301256A (ja) * 2004-03-18 2005-10-27 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP4731961B2 (ja) * 2004-03-18 2011-07-27 株式会社リコー 画像形成装置
JP4488205B2 (ja) * 2004-11-30 2010-06-23 株式会社リコー 画像形成装置
JP2006154555A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2007155750A (ja) * 2005-11-30 2007-06-21 Ricoh Co Ltd 補正用パターン形成方法及びカラー画像形成装置
JP2008003496A (ja) * 2006-06-26 2008-01-10 Canon Inc 画像形成装置
US8334997B2 (en) 2007-01-31 2012-12-18 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus, program and image forming system
JP2009141941A (ja) * 2007-11-16 2009-06-25 Seiko Epson Corp 画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム
US8456710B2 (en) 2007-11-16 2013-06-04 Seiko Epson Corporation Applying density adjustment in processing barcode image data
JP2009300932A (ja) * 2008-06-17 2009-12-24 Canon Inc 画像形成装置及び制御方法
JP2014145907A (ja) * 2013-01-29 2014-08-14 Konica Minolta Inc 画像形成装置
US9261841B2 (en) 2013-01-29 2016-02-16 Konica Minolta, Inc. Image forming apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
DE10113430A1 (de) 2002-03-28
US6975414B2 (en) 2005-12-13
US20020027669A1 (en) 2002-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002072603A (ja) 電子写真記録装置
JP4549934B2 (ja) 画像形成装置
US5765083A (en) Color image forming apparatus with reduced positional deviation
JP4616712B2 (ja) 色ずれ補正方法及び画像形成装置
JP2016133529A (ja) 画像形成装置
JP2009080157A (ja) 画像形成装置
JP4348978B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP4661950B2 (ja) 画像形成装置
JP4339365B2 (ja) 画像形成装置
JP2006235009A (ja) カラー画像形成装置
JP2001092194A (ja) 画像形成装置
JP4093569B2 (ja) カラー画像形成装置
JP2007079140A (ja) 画像形成装置
JP4585904B2 (ja) 色ずれ補正方法及び画像形成装置
JP2009288368A (ja) 画像形成装置
JP2001222145A (ja) カラー画像形成装置
JP7543823B2 (ja) 画像形成装置
JP5013215B2 (ja) 画像形成装置
JPH09152796A (ja) 画像形成装置
JP6882925B2 (ja) 画像形成装置、制御プログラムおよび制御方法
JP2007193189A (ja) 画像形成装置
JP2008102463A (ja) 画像形成装置
JPH09211910A (ja) 画像形成装置
JP2003162119A (ja) 画像形成装置
JP3574352B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070803

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100601

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100907

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110105