JP4731961B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の電子写真方式の画像形成装置に関するものである。
従来の複写機、プリンタ、ファクシミリ等の電子写真方式の画像形成装置は、用いられる現像剤や感光体などのサプライの機能、特性が経時、環境などによって変動する。従ってこれらの変動に応じて作像プロセス条件の制御・調整を適宜実施することで、画像品質を安定的に維持していく必要があった。
この作像プロセス条件制御は、各種変動因子をセンサなどによって検出し、画像品質を安定的に維持するために、各種作像関連ユニットの条件(帯電印加電圧やトナー補給量等)がその時点で最適値となるようにフィードバックさせている(例えば、特許文献1 参照。)。このような変動因子の検出は、ある瞬間の状態を読み取ったのでは誤差が大きくなってしまうため、所定の間隔で複数の情報を取り込むなど、少なからぬ時間を要する。
また、作像プロセス条件制御動作中は各種作像ユニットを動作させるため、同時に画像形成動作を実行することができない。
従って、作像プロセス条件制御動作中はプリント出力、またはコピー出力などの作業を受け付けられず、マシンのダウンタイムとなって操作者に不満を与えることとなってしまっていた。この傾向は、近年、カラー出力のできる装置が普及するにつれて、ますます顕著になってきている。カラー画像を作る上では、従来、白黒機では黒の作像ユニットひとつの制御で済んでいたのに対し、黒,シアン,イエロー,マゼンタ4色のユニットの制御が必要となり、従来の4倍の時間がかかるようになってきたからである。作像プロセス制御をしなければ、当然のことながら、操作者を待たせることはなくなるが、画像品質の劣化は避けられない。
上記の不具合を解消するために、前記特許文献1では、作像プロセス条件制御動作中でもプリント出力ができるように考慮しているが、前記作像プロセス条件制御動作が中断されてしまったために、再度最初からやり直す必要ができてしまう。この結果、一時的には操作者の不利益を回避することができるが、長時間を要する前記作像条件制御動作にかかる時間は、途中まで実行した分と再度実行する分を合計すると、今まで以上に長時間を要することになってしまうという不具合を抱えていた。同特許文献には中断したところから再開する方法も示されているが、中断されたプロセス制御の項目の認識がないため、所要時間の長い工程は中断の確率が高くなり、制御再開後、同じ工程を繰り返すことになり、同様に合計の制御時間が長くなる。
一方、プリントJOB実行中、もしくは、実行の可能性が大きい場合はプロセス制御の実行を保留する提案もある(例えば、特許文献2 参照。)。しかし、プロセス制御の必要が生じた後も、その実行を保留し続けると、やがては画質劣化を招くことになるので、いずれはJOBを中断してでも、プロセス制御の実行をしなければならない。
例えばJOB実行中に、プロセス制御の実行可否をユーザーの判断に委ねる考え方もある(例えば、特許文献3 参照。)。判断結果によって装置の所定のボタンを押下することになるが、この方法は、複写機のようにユーザーが機械のそばにいる場合に限って有効である。
プロセス制御の必要が生じたとき、実行中のJOBが有る場合、そのJOBの内容により、JOBを中断すべきか否かを判定し、中断しない、即中断する、一定枚数経過後中断する、などの処置を行う方法の提案もある(例えば、特許文献4参照。)。また、プロセス制御開始の条件として、累積枚数を用いる提案がある(例えば、特許文献5参照。)。しかし、これらはいずれも、プロセス制御の必要が生じたとき、実行中のJOBがあった場合の処置を決めるものであって、プロセス制御の実行中にJOBの要求があった場合については考慮していない。
一方、上記のような不具合を解消して、特開平9-314903に記載のような、短時間で完了する複数の工程の組み合わせによって前記作像条件制御動作を構成された画像形成装置がある(例えば、特許文献6 参照。)。この画像形成装置では、作像プロセス条件制御動作中にプリント出力信号が発信された場合、その時点で実行されている前記工程のみ実行を完了させ、動作終了後は次に実行予定であった工程を中止して、プリント出力動作を優先的に実行している。これによって、操作者は待たされることなく意図した作業を実行できるようになるが、中断してしまった作像プロセス条件制御動作をどのように再開させて画像の安定維持を図るかが問題となってくる。
図18は操作者の待ち時間と不満足に感じる度合いを示すグラフである。
同図において横軸は待ち時間、縦軸は不満足度をそれぞれ示す。
発明者等は、作像条件調整のためにどの程度時間を費やせるかを調査した。その結果、操作者の待ち時間と不満足に感じる度合い(以下、不満足度と呼ぶ)の関係が、下記シグモイド関数で表わせることがわかった。
不満足度=1/(1+EXP(−k2*Ln(t/k1))*100(%)
ここにパラメータk1、k2は、機種(プリント速度)や使われ方で異なるが、およそ
k1=9〜15sec、k2=2〜3
である。
つまり、待ち時間が4〜5秒以下の場合、ほとんどの人は不満を感じることはなく9〜15秒で約半分の人が不満を感じ、30秒を超えるとほとんどの人が不満を訴えることを示している。
特開2002−108141号公報 特開2003−091109号公報 特開2002−132097号公報 特開平10−114128号公報 特開2002−229278号公報 特開平9−314903号公報
プロセス制御は、後に述べるように多種多様な制御を実施しており、4〜5秒以下にすべての制御を終了させることは極めて難しい。そこで、本発明においては、操作者が画像出力をするときは、プロセス制御を中断して画像出力させ、画像出力を終えた時、あるいは画像出力していないときにプロセス制御を再開する。または、操作者が不満を感じない範囲でプロセス制御を実行する等により、画像品質を安定させ、同時に操作者がプロセス制御で待つことによる不満を持たせないように装置を制御することを発明の課題としている。また、一旦中断した作像プロセス条件制御動作をそのときの装置の状態や前記作像プロセス条件実行履歴などによって最適な再実行方法を導き出し、短時間で完了させることで、操作者に不都合無く、かつ安定した画像品質を維持させることを目的とする。
請求項1に記載の発明では、少なくとも2種類以上の画像品質を維持するための工程によって構成される作像プロセス条件制御を実行する実行手段を備え、前記各工程の実行順序は独立したタイミングで実行可能であって、それら各工程が予め設定された実行時期に達すると連続的に実行する前記作像プロセス条件制御が動作中であっても、画像出力指令に対して中断受け付け可能であり、前記作像プロセス条件制御動作を中断すると共に画像出力動作を優先的に実行することが可能な画像形成装置において、前記実行時期が同時となった複数の工程を連続して実行する際に、前実行時期に達する頻度の高い工程の実行順序を優先し、前記作像プロセス条件制御動作の中断は、前記画像出力指令を受け付けたとき実行中の作像プロセス条件制御動作の工程での残りの所要時間が所定値以上であった場合には前記指令を受け付けた時点、また、所定値以下であった場合にはその工程が終了した時点で行うことを特徴とする。
請求項2に記載の発明では、少なくとも2種類以上の画像品質を維持するための工程によって構成される作像プロセス条件制御を実行する実行手段を備え、前記各工程の実行順序は独立したタイミングで実行可能であって、それら各工程が予め設定された実行時期に達すると連続的に実行する前記作像プロセス条件制御が動作中であっても、画像出力指令に対して中断受け付け可能であり、前記作像プロセス条件制御動作を中断すると共に画像出力動作を優先的に実行することが可能な画像形成装置において、前記実行時期が同時となった複数の工程を連続して実行する際に、実行時間の短い工程の実行順序を優先し、前記作像プロセス条件制御動作の中断は、前記画像出力指令を受け付けたとき実行中の作像プロセス条件制御動作の工程での残りの所要時間が所定値以上であった場合には前記指令を受け付けた時点、また、所定値以下であった場合にはその工程が終了した時点で行うことを特徴とする。
請求項3に記載の発明では、少なくとも2種類以上の画像品質を維持するための工程によって構成される作像プロセス条件制御を実行する実行手段を備え、前記各工程の実行順序は独立したタイミングで実行可能であって、それら各工程が予め設定された実行時期に達すると連続的に実行する前記作像プロセス条件制御が動作中であっても、画像出力指令に対して中断受け付け可能であり、前記作像プロセス条件制御動作を中断すると共に画像出力動作を優先的に実行することが可能な画像形成装置において、前記作像プロセス条件制御動作を中断した回数を工程別に記憶する記憶手段を有し、前記実行時期が同時となった複数の工程を連続して実行する際に、前記記憶手段に記憶された過去の中断回数の多い工程の実行順序を優先し、前記作像プロセス条件制御動作の中断は、前記画像出力指令を受け付けたとき実行中の作像プロセス条件制御動作の工程での残りの所要時間が所定値以上であった場合には前記指令を受け付けた時点、また、所定値以下であった場合にはその工程が終了した時点で行うことを特徴とする。
請求項4に記載の発明では、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の画像形成装置において、前記作像プロセス条件制御動作の中断は、前記画像出力指令を受け付けた時点で行うことを特徴とする。
請求項5に記載の発明では、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の画像形成装置において、前記作像プロセス条件制御動作の中断は、前記画像出力指令を受け付けたとき実行中の作像プロセス条件制御動作の工程が終了した時点で行うことを特徴とする。
請求項6に記載の発明では、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の画像形成装置において、前記所定値は任意の値に設定可能であることを特徴とする。
請求項に記載の発明では、請求項1ないしのいずれか1つに記載の画像形成装置において、中断された前記作像プロセス条件制御動作の工程の再実行タイミングは、前記画像出力動作終了直後であることを特徴とする。
請求項に記載の発明では、請求項1ないしのいずれか1つに記載の画像形成装置において、中断された前記作像プロセス条件制御動作の工程の再実行タイミングは、前記画像出力動作終了後所定時間経過後であることを特徴とする。
請求項に記載の発明では、請求項に記載の画像形成装置において、前記所定時間は前記画像出力動作において実行された出力枚数に応じて決定することを特徴とする。
請求項1に記載の発明では、請求項に記載の画像形成装置において、前記所定時間は、前記実行された出力枚数が所定値以上であるときは0に設定することを特徴とする。
請求項1に記載の発明では、請求項に記載の画像形成装置において、前記所定時間は任意の値に設定可能であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明では、請求項8ないし11のいずれか1つに記載の画像形成装置において、前記再実行タイミングに達したとき他の画像出力が実行中である場合はその画像出力が終了した時点で前記作像プロセス条件制御動作を再実行することを特徴とする。
請求項1に記載の発明では、請求項7ないし12のいずれか1つに記載の画像形成装置において、一度中断された後再開された作像プロセス条件制御動作は、中断以前の優先順位に拘わらず、実行時間の短い工程を優先して実行することを特徴とする。
請求項1に記載の発明では、請求項7ないし12のいずれか1つに記載の画像形成装置において、一度中断された後再開された作像プロセス条件制御動作は、中断以前の優先順位に拘わらず、実行頻度の高い工程を優先して実行することを特徴とする。
請求項1に記載の発明では、請求項7ないし12のいずれか1つに記載の画像形成装置において、一度中断された後再開された作像プロセス条件制御動作は、前記作像プロセス条件制御の工程の内、実行頻度を定める所定出力枚数に対し所定量超えた工程を優先することを特徴とする。
請求項1に記載の発明では、請求項1に記載の画像形成装置において、前記所定量は前記所定出力枚数に所定の率を乗じて整数化した値であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明では、請求項7ないし12のいずれか1つに記載の画像形成装置において、前記中断以後に他の画像出力指令が有った場合、一度中断された後再開された作像プロセス条件制御動作は、中断以前の優先順位に拘わらず、前記他の画像出力指令の出力枚数に応じて実行順序を変更することを特徴とする。
請求項1に記載の発明では、請求項7ないし12のいずれか1つに記載の画像形成装置において、一度中断された後再開された作像プロセス条件制御動作の実行中に新たな画像出力指令があった場合は、実行中の工程が終了してから再中断することを特徴とする。
請求項19に記載の発明では、請求項7ないし12のいずれか1つに記載の画像形成装置において、一度中断された後再開された作像プロセス条件制御動作は、以後画像出力指令があっても再中断はしないことを特徴とする。
請求項2に記載の発明では、請求項1ないし19のいずれか1つに記載の画像形成装置において、該画像形成装置が画像出力指令に関連する操作が行われていると認識した場合、および画像出力中は、前記作像プロセス条件制御の実行開始、および中断後の再実行開始の少なくとも一方は、実行を保留することを特徴とする。
請求項2に記載の発明では、請求項1ないし19のいずれか1つに記載の画像形成装置において、該画像形成装置が画像出力指令に関連する操作が行われていると認識した場合、および画像出力中であっても、前記作像プロセス条件制御の工程の内、実行頻度を定める所定出力枚数に対し所定量超えた工程は直ちに該工程を実行することを特徴とする。
請求項2に記載の発明では、請求項2に記載の画像形成装置において、前記所定量は前記所定出力枚数に所定の率を乗じて整数化した値であることを特徴とする。
請求項2に記載の発明では、請求項1ないし2のいずれか1つに記載の画像形成装置において、該画像形成装置は、画像出力すべき画像データを予め蓄積するメモリを有し、1つのジョブが実行中で該メモリに他の複数の画像出力ジョブが蓄積されているとき、前記作像プロセス条件制御の実行開始タイミングが発生した場合、前記実行中のジョブ終了後、前記他の複数のジョブそれぞれの出力枚数に応じて、前記ジョブ、および前記作像プロセス条件制御の少なくとも一方の実行順序を変更することを特徴とする。
請求項2に記載の発明では、請求項2に記載の画像形成装置において、前記作像プロセス条件制御が複数の工程を有するとき、実行時間の短い方の工程と出力枚数の少ない方のジョブから順次組み合わせて、前記作像プロセス条件制御と前記ジョブを前記組み合わせの順で交互に実行することを特徴とする。
請求項2に記載の発明では、請求項2に記載の画像形成装置において、前記作像プロセス条件制御が複数の工程を有するとき、実行頻度の高い方の工程と出力枚数の少ない方のジョブから順次組み合わせて、前記作像プロセス条件制御と前記ジョブを前記組み合わせの順で交互に実行することを特徴とする。
請求項2に記載の発明では、請求項1ないし2のいずれか1つに記載の画像形成装置において、前記作像プロセス条件制御の各工程の実行頻度を定める所定出力枚数を、互いに倍数関係にならないように設定したことを特徴とする。
本発明によれば、画像品質維持に不可欠な作像プロセス条件制御を行うに当たり、実行時間の長い工程のために利用者に長い待ち時間を強制することなく、利用者の不満足感を最小に抑えて、なおかつ画像品質を適度に良好に維持することができるようになる。更に、条件制御中に画像出力指令を受けた場合、画像出力動作を条件制御よりも優先させるが、条件制御完了までの残り時間が所定値以下の場合は条件制御を完了させ、次の画像出力後に同じ条件制御を再実行しないで済むようにできる。
図1は本発明の画像形成装置の全体レイアウト図である。
同図において符号1は現像ステージ、2は転写ベルト、3は感光体、4は帯電手段、5は露光ビーム、6は現像手段、7は1次転写手段、8はクリーニング手段、9、10、11、12、13、27は転写ベルト支持ローラ、14はレジストローラ対、15は2次転写手段、16、17は定着手段、18は転写ベルトクリーニング手段、19はフォトセンサをそれぞれ示す。
通常の画像形成動作は以下に示す通り一般的なものなので、詳細説明は省略する。
図示しない露光ランプによってコンタクトガラス上の原稿を露光し、その反射光をスキャナーで読み取り、原稿情報をAD変換する。 帯電器4によって一様に帯電された感光体3上にLD光5を照射して、AD変換された原稿情報を書き込み、静電潜像を形成する。そして形成された感光体3上の静電潜像を、現像手段6によって顕像化し、感光体3上に形成されたトナー像を転写ベルト2上に1次転写し、2次転写手段15にて転写紙上に転写し、最後に定着手段16、17を通して排紙される。
次に作像プロセス条件制御動作(以下、単に条件制御と呼ぶ)に関して説明する。
感光体周りの作像プロセス条件を自動的に制御する動作として次のような項目(工程)がある。実際のマシンでは、マシン状態や使用状況に応じて、これらの工程が複数個連続して実行される。
1:反射型フォトセンサの初期設定
1次転写ベルト表面の地肌部におけるフォトセンサの出力(Vsg)を4.0Vに設定する。(フォトセンサ感度、感光体反射率によって変化するので、1次転写ベルトやフォトセンサ交換時には必須の動作である。)
2:トナー補給制御
図2はトナー補給制御の流れ図である。
トナー濃度センサ出力、トナー濃度制御基準値および画素検知データより、トナー補給時間を算出しトナー補給モータを駆動する。同図において符号Vtはトナー濃度センサの出力であり、Vt1、Vt2、Vt3、Vt4はフロー中の各ステップの時点におけるトナー濃度センサの出力である。αはトナー補給量に対する補正係数で、トナー濃度センサ出力の結果により、修正されていくものである。そのほかの記号については図中に記載の通りである。
3:トナー濃度制御基準値設定
図3はトナー濃度制御基準値設定の流れ図である。
機械を長時間放置した場合のトナー帯電量の低下により、トナー濃度の適正な制御レベルが変化する場合があるので、フォトセンサにてトナー付着パターンを検出し、その結果に応じて現像器内のトナー濃度を最適な状態にするべく、トナー補給量を決定する基準となるトナー濃度センサの制御基準値を最適化する。同図において符号Vsg、Vspはトナー付着パターンに対するフォトセンサの出力であり、Vspがトナー付着パターンの出力、Vsgがトナーの無い部分の出力である。センサ汚れによるセンサ出力ノイズを避けるため、制御は、Vsp/Vsgの比を取り、その値と目標値Vsg0の差を計算して、同図のようにトナー濃度目標値Vt0の補正を行う。
4:感光体表面電位制御
通常の作像時よりも低目の帯電電圧を印加し、地肌汚れが発生する領域を転写後の中間転写ベルト上でフォトセンサによって検出する。上記検出結果に基づいて、帯電電圧出力にフィードバックする。
経時、環境で感光体膜削れ、感度劣化等により感光体表面電位変動が発生するため、逐次実行する必要がある。
5:現像ポテンシャル電位制御
図4は現像ポテンシャル電位制御の流れ図である。
LDパワーおよび帯電印加電圧を固定して、現像バイアス電圧出力を多段階に変化させることで、トナー付着量の異なる複数個のトナーパターン像を作像し、フォトセンサで検出したトナー付着量が目標値となるように現像バイアス電圧を調整し決定する。同図中の記号γはフォトセンサの出力から計算された現像能力、γはその目標値、Vkは、現像開始電圧、Vk0はその目標値である。
6:中間調補正
所定の現像バイアス電圧と帯電電圧を出力し、LDパワーを変化させながら、複数のトナー付着パターンを作像し、フォトセンサにて検知する。フォトセンサ出力より現像入出力特性を求めて、この特性が目標値となるようにLDパワーを調整する。
7:書き込み位置制御
図5は書き込み位置制御の流れ図である。同図(a)〜(d)は実行単位別の流れ図である。
本制御は色合わせ(位置ズレ防止)のための制御である。以下の4つの実行単位からなる。
8a:スキュー調整
8b:副走査方向位置合わせ
8c:主走査方向位置合わせ
8d:倍率偏差防止制御
8:現像剤攪拌
上記2と同様に機械放置後に低下したトナー帯電量を回復させるために、現像ユニット内の攪拌部材を回転駆動させて現像剤を攪拌する。
5:現像ポテンシャル電位制御と、6:中間調補正はトナー付着量の異なる10個のパターンを作像しているので、比較的長時間必要となる。
通常の作像領域外の感光体上に形成されたトナー付着パターンは、1次転写ベルト上に転写され、2次転写工程の下流に配置されたフォトセンサによって、反射光量、すなわちトナー付着量を検出する。この時、1次転写ベルト上のトナー付着パターンが乱れないようにするため、2次転写ローラは1次転写ベルトから離間している必要がある。
本発明では、K、M、C、Yの各色のトナー付着パターン検出を極力短時間で実施するようにしているため、フォトセンサはトナー飛散等の汚れを避けるために2次転写ローラの下流側に(下向きに)1次転写ベルト駆動軸方向に色毎の計4個を配列し、フォトセンサ4個を同時に検出可能にしている。
4:感光体表面電位制御と、5:現像ポテンシャル電位制御の各動作は、地肌部および画像部の現像ポテンシャルを最適化するものであり、同時期に実行することが望ましいが、各々の動作を順次実行していたのでは条件制御が完了するまでに長時間を費やしてしまう。
図6は実施例1の条件制御と画像出力との関係を説明するための流れ図である。
本発明における条件制御及び該条件制御中に画像出力信号を受け付けた場合の動作フローの一例を同図に示す。この例は画像出力動作が短時間に終了する場合で、画像出力動作中に作像プロセス条件制御の割り込みをしなくて済む場合を示している。
同図において、まず外部機器もしくは画像形成装置本体のスキャナー部よりデータが受信されたかどうかを判断する(S11)。なお、簡略化のため、流れ図では単に「キー入力中?」と示した。受信された場合にはそのデータが画像出力指令を含んでいるかどうか判断し(S12)、画像出力を要求するものである場合には、条件制御が実行中であるかどうかを判断する(S13)。
条件制御が実行中の場合には、その条件制御を中断させて(S14)、直ちに画像出力動作を実行する(S15)。
画像出力動作が終了した時点で、条件制御が中断中であれば(S16)、条件制御を再開すべき条件が整っているかを判断し(S17)、良ければ条件制御を再開(S18)、中断中でなければフローを終了する。再開の条件が整っていなければ、画像出力信号が発生するか監視(S19、S20)し、条件が整うまで待機する。画像出力信号が発生したらS15に戻って画像出力を実行する。
この実施例では再開後の条件制御実行(S18)は、実行中次の画像出力指令のチェックを行っていない。すなわち、一度中断した条件制御は、それが終了するまでは再中断をせず、他の割り込みを許さない構成になっている。
条件制御を再開すべきでない条件としては、例えば、すぐ続いて別の画像出力指令が入っていたり、操作者がそのための入力をしているとき、あるいは、すぐに次の画像出力指令が出される確率が高いなどで、直ちに条件制御を再開しない方が良い場合が相当する。詳細は後述する。ただし、無条件で条件制御を再開する構成にしたいときはS17を省略し、直接S18へ続く流れにする。
なお、通常は終了は開始につながり、以後、常時入力データ待ちになる。
次に条件制御を実行するタイミングに関して述べる。
定着ローラに接触して配置された温度センサは、本体電源ONの間は常に検出状態にある。本体電源投入直後に前記温度センサの検出値を読み取り、その検出値が50℃以下の場合には本体電源がOFF状態となってから十分な時間が経過していると判断し、コピー可能な状態にするために定着温度を上昇させると共に、帯電グリッド電圧、LDパワー、現像バイアス電圧等の作像ユニット出力条件の再調整を行う。これが条件制御を構成する工程1〜8が一通り実行されるタイミングである。通常、この間は画像出力要求を受け付けない。
定着ローラの温度上昇は定着ローラ内に設置されているヒーターのON/OFF制御によって所定の温度に上昇させる。
条件制御の実行時期は、上記の実行タイミング以外に、通常の画像出力動作終了直後や内蔵時計にて予め設定された時刻になった場合等がある。画像出力動作終了直後はいつでも実行されるのではなく、例えば工程4の感光体表面電位制御であれば、積算プリント数が例えば1000枚以上となったジョブの終了後に限定され、工程4が実行された時点で前記のカウントはリセットされる。また、連続プリント枚数が多い場合には、そのプリントジョブ中に画像品質が変動してしまう可能性があるため、例えば工程2のトナー濃度制御基準値設定動作は、連続プリント中でも連続プリント枚数が例えば100枚実行された時点で、割り込みをかけてそのプリントジョブを強制的に中断し、画質安定化のために反射型フォトセンサパターンを中間転写ベルト上に作成し、そのパターンを検出した反射型フォトセンサの出力に応じてトナー濃度センサの制御基準値を調整している。
図7は各工程の所要時間、実施タイミング、およびそれらの優先度の一例を示す図である。
図8は或る指定条件における実行順序を示す図である。
上記の条件制御を構成する各工程1〜8に関して、各々の動作に要する時間、および実行タイミングの一例を示せば、図7のようになる。工程1、8以外の工程も本体電源投入時に実行されるが、この実施例では、工程1に限って、本体電源投入時以外は実行されないので、優先順位の考慮対象外になる。工程8は、プリントジョブ中は常時実施されているので、この工程のために特別制御動作を行うことはせず、これも優先順位の考慮対象外とする。
例えば、画像出力後に条件制御として、4:感光体表面電位制御、5:現像ポテンシャル制御に関して前回の条件制御からプリント積算枚数が1000枚を超えたとすると、上記2つの条件制御の他に、2トナー濃度制御基準値設定と、3:トナー補給制御と、7:も同時に条件制御実行対象になっている。この計5つの工程を実行する場合、全てシリアルに実行すると所要時間は36秒となる。
本実施例においては、図7の優先順位(B)に示す実行頻度の高い順に実行する。したがって、5つの工程の実行順序は図8に示すように、次の通りとなる。
3:トナー補給制御 → 2:トナー濃度制御基準値設定 → 7:書き込み位置制御 → 4:感光体表面電位制御 → 5:現像ポテンシャル電位制御
これによって、万一条件制御動作中に画像出力信号を受けて前記条件制御が中断した場合でも、頻繁に実行すべき工程を優先的に実行しているので、それらの工程が画像出力動作よりも後回しにされる可能性が低くなる。また、実行頻度の低い前記条件制御の工程は、例えば1000枚以上のジョブ後に実行される予定が、1010枚後に実行されても、画像品質を維持する上であまり深刻な影響は受けない。
また、実行頻度の優先順位が同じ場合は、動作の実行に要する所要時間も考慮し、時間の短い順に実行するので、前記5つの工程の例を挙げると、工程4:感光体表面電位制御と、工程5:現像ポテンシャル電位制御はどちらも実行頻度が「1000枚以上のジョブ後」であるが、工程5:現像ポテンシャル電位制御(10秒)よりも所要時間の短い工程4:感光体表面電位制御(5秒)を優先的に実行している。
これによって、なるべく短時間内に多くの工程を完了させることができ、万一作像プロセス条件制御動作中に画像出力信号を受けて前記条件制御が中断した場合でも、次回に後回しされる工程の数を少なくすることができる。
なお、工程4:感光体表面電位制御の方が工程2:トナー濃度制御基準値設定に比べて所要時間が短いが、本実施例においては「所要時間の短さ」よりも「実行頻度の多さ」を優先させている。つまり図3において、優先順位(A)より優先順位(B)を優先させている。
図9は各工程の所要時間、実施タイミング、およびそれらの優先度の他の例を示す図である。
図10は実施例3の条件制御を説明するための図である。
本実施例について両図を用いて説明する。
上記の条件制御を構成する各工程1〜8に関して、各々の動作に要する時間及び実行頻度を図9に示す。本体電源投入時にはすべての工程が実行される。
図10(a)は電源投入時の工程1〜8を全て実行した場合の動作順序を表している。この実施例では、図9の優先順位(A)に示す工程の実行時間が短い順に実行している。
上記の計8つの工程を実行する場合、全てシリアルに実行すると所要時間は68秒となる。
図10(b)はプリント積算枚数が2000枚となったプリントジョブ後の条件制御を中断することなく実行した場合の順序を示している。上記の工程8:現像剤撹拌を除く計7つの工程を実行する場合、全てシリアルに実行すると所要時間は53秒となる。
図10(c)は上記(b)に対して、工程3が実行された後にプリントジョブが割り込んで来た場合を示しており、条件制御が中断後、再開する際に残っている条件制御工程をそのままの順序で実行した場合を示している。
図10(d)は上記(c)に対して、条件制御が中断後、再開する際に『実行頻度が高い順』に実行された場合を示しており、図9に記載した優先順位(B)によって、中断された残りの工程の実行順序が決められている。
図10(e)は上記(c)に対して、条件制御が中断後、再開する際に『中断回数が多い順』に実行された場合を示しており、ケースバイケースによって、中断された残りの工程の実行順序が決められている。
画像出力の割り込み位置が変われば、それに伴って、すでに済んだ工程は再実行しないので、条件制御再開後の工程順も変わってくる。
図10(a)において、工程の順を実行時間の短い順として示したが、これを、実行頻度の高い順に並べても、条件制御再開後の工程順の並べ替えについては類似の考え方が適用できる。
このように条件制御が中断された場合には、再開時の実行順序に関して優先順位を付けることによって、再開している条件制御が再度中断された場合でも、中断によって実行される工程と実行されない工程が顕著に偏らないようにしている。
なお、本実施例では記載していないが、通常はプリントジョブ後に実行しない8:現像剤撹拌などは、必要があれば、条件制御中の他の工程と順序立てて動作させるのではなく、例えば工程1:のPセンサ初期調整中に併行して実行し始めるなど、互いに干渉しない工程どうしを同時進行させることで、全体の動作時間を短縮している。
図11は実施例4を説明するための一部省略流れ図である。同図において画像出力動作実行のあと(同図※印以降)は他の流れ図に示された流れが利用できる。
本発明の画像形成装置は、条件制御中に画像出力指令を受けた場合、基本的には画像出力動作を条件制御よりも優先させて実行するが、例外として、前記条件制御完了までの残り時間が例えば5秒以下であった場合には、条件制御を中断せずに動作完了まで継続させて、その後受け付けていた画像出力動作を実行する。
同図において、まず外部機器もしくは画像形成装置本体のスキャナー部よりデータが受信されたかどうかを判断する(S11)。受信された場合にはそのデータが画像出力指令を含んでいるかどうか判断し(S12)、画像出力を要求するものである場合には、条件制御が実行中であるかどうかを判断する(S13)。ここまでは図6に示した流れと同じである。
条件制御が実行中の場合には、その実行中の工程の残り作業時間が5秒以下(S113)であればその工程が終了するまで実行を続け(S114)、それが終了してから画像出力を開始する(S15)。上記残り作業時間が5秒より大きければ、条件制御を直ちに中断して画像出力を開始する。以下の流れは、例えば図6のS16以下の流れと同じにしても良い。中断された工程は、その中断回数をメモリ等に記憶させておくことにより、図10(e)に示したように、次回以降の優先順位を決める根拠に利用することができる。
再度、前記5つの工程の例を挙げると、図8において工程5実行中の、残り時間約8秒のa点で画像出力指令を受けた場合には、工程5:現像ポテンシャル電位制御を中断して画像出力動作を実行するが、残り時間約4秒のb点で画像出力指令を受けた場合には、工程5:現像ポテンシャル電位制御が完了するまでその動作を継続させて、工程5:現像ポテンシャル電位制御の動作完了後、画像出力動作を実行し始める。
ここでは、5秒間という時間であれば、装置の操作者が待機していてもあまり不具合を感じないという前提に立っており、条件制御を完了させることによって、次の画像出力後に同じ条件制御を最初から再実行しないで済むようにするためである。
なお、上記の5秒間という条件制御残時間は、装置の操作部によって変更可能とし、操作者が任意の時間に設定することで、装置をより使い易い状態にすることができる。
図12は実施例5を説明するための流れ図である。
作像プロセス条件制御は一般に画像出力枚数を基に、条件制御の実行タイミングを決定しているので、画像出力中に上記実行タイミングに達するのが普通である。同図はそのような条件を考慮した流れを示している。
画像出力実行中に条件制御の実行タイミングが発生(S31)した場合、当該画像出力の終了を待って(S32)、直ちに条件制御の単工程を実行する(S33)。その条件制御が終了した時点で、条件制御の実行中に次の画像出力指令が来ていたら(S34)、新しい画像出力を開始する(S35)。画像出力指令が来ていなかったら、条件制御の残工程があれば(S39)それを実行するためS33へ戻る。残工程がなければ、流れは終了する。画像出力が終了したら(S35)タイマーをリセットして(S36)さらに次の画像出力指令があるか(S37)を調べ、あればS35の画像出力の実行へ戻る。指令がなくタイマーも所定時間を経過(S38)してなければ、画像出力指令確認へ、所定時間が経過していれば、条件制御の残工程を確認して、なければ流れを終了する。
図13は実施例6を説明するための一部省略流れ図である。本実施例は図12のS33からあとの流れを一部変更したものである。
変更箇所は、S35の画像出力終了の後、S36のタイマーリセットを無条件に行うのではなく、条件制御中断中であれば(S235)の画像出力が1回目の時に限ってリセットを行い(S36)、2回目以降は行わない判断ステップ(S236)を入れた点である。これによって、中断後も次々に画像出力指令が入った場合でも、中断後1回目の画像出力終了から数えて所定の時間が経過したらその時点で、もしそのとき画像出力中ならその終了を待って、条件制御を再開することができ、画像品質を著しく低下させることが防げる。
図14は実施例7を説明するための一部省略流れ図である。本実施例は図12のS33からあとの流れを変更したものである。
画像出力が終了した時点(S35)で条件制御が中断中(S235)でなかったら流れは終了し、中断中であればその出力した枚数をカウントしておいて、その枚数に対応した所定時間をセットする(S237)。同時にタイマーをリセットしておき(S36)、画像出力指令のチェック(S37)と、タイマーの所定時間経過のチェック(S38)を行って、画像出力が無く所定時間が経過したときは、条件制御の残工程の有無を確認し(S39)、あれば条件制御の実行に戻り、無ければ流れを終了する。
出力した枚数と所定時間の対応には、予めメモリ上に用意した対応表を利用しても良いし、その都度枚数を何らかの関数で演算して、所定時間を算出しても良い。
一般に少ない枚数の出力の後にはすぐ次の出力指令が発生する確率が高く、大きな枚数の出力の後は、その出力結果を装置から取り出したり、内容を確認するために、すぐ次の出力指令が発生する確率が低くなる。したがって、前記出力枚数が例えば1枚だった場合、前記所定時間を例えば10秒くらいにし、出力枚数が例えば10枚なら5秒くらいにし、例えば20枚を超えていたら、前記所定時間を0にするなどが考えられる。この対応は予め設定しておき、メモリ中にルックアップテーブルを用意しておいて固定的に使用しても良いし、ユーザが設定できるようにしておいても良い。
図15は実施例8を説明するための一部省略流れ図である。
実施例5において述べたように、所定の画像出力枚数を基に、条件制御の実行タイミングを決定しているため、画像出力中に条件制御の実行タイミングが発生するが、通常は画像出力を優先して、直ちには条件制御を行わず保留し、画像出力の終了を待つようにしている。
しかし、画像出力の枚数が多い場合、その終了を待っている間に条件が悪化して限界に達し、画像品質が著しく損なわれるおそれがなきにしもあらずである。そこで、本実施例は画像出力中であっても、必要に応じて、すなわち、上記限界条件に達した工程(これを限界工程と呼ぶ)があると分かった時点で割り込みをかけて条件制御を優先するように構成したものである。
画像出力実行中に条件制御実行タイミングが発生し(S51)した場合、当該画像出力の終了を待って(S52)から、条件制御を実行するのであるが、当該画像出力が終了していなくても、限界工程が有る場合には(S53)、実行中の画像出力を中断して(S54)少なくともその工程の条件制御を実行(S55)してから画像出力を再開する。
割り込みをかける条件としては、例えば、前記所定の出力枚数に対して所定量超過したような場合とすればよい。所定量としては、それ以上画像出力を続けると画像劣化が明らかに分かるようになる限界以下に設定するのがよい。この所定量は個々の工程毎に定めても良いし、すべての工程においてそれぞれの前記所定の出力枚数から簡単な演算式で算出しても良い。所定量の単位は枚数なので、演算をしたときに小数以下の端数が生じたときは通常行われる丸め手法によって整数化すればよい。
逆に、条件制御実行中に、画像出力指令が入った場合でも、条件制御の方が限界工程の実行中であったらその工程は中断せず、終了するまで画像出力の方を保留にする。この流れを次の実施例で説明する。
図16は実施例9を説明するための一部省略流れ図である。
条件制御の実行中に画像出力指令が入った場合(S71)、限界工程の実行中(S72)であれば、限界工程を終了させて(S73)から画像出力を開始(S75)する。限界工程の実行中でなければ直ちに条件制御を中断(S74)して、画像出力を開始する。
画像出力が終了したら、条件制御の残工程があるかチェックし(S76)、あれば残りの条件制御の実行へ戻り、残工程がなければ流れを終了する。
図17は実施例10を説明するための図である。
先に実施例2では同時に複数の条件制御を実行する場合を示したが、同時に行う制御動作が少なければ優先順位に煩わされることもなく、また、同じ工程が繰り返し中断される確率も小さくなる。
本実施例では、図17に示すように、条件制御各工程相互間の実行頻度を定める画像出力枚数の所定値を、なるべく互いに倍数関係にならないように割り振る。そして、実行タイミングを見計らうために、出力枚数のカウンターは工程毎に用意しておく。
このようにすると、毎回行う工程3:トナー補給制御以外の工程が同時に発生する頻度は、それぞれの積算プリント枚数の最小公倍数を見ることで確認できるが、それによれば、同時に実行タイミングの発生する確率の最も高い組み合わせは工程2と工程7で、積算プリント枚数1170枚に1回の割合になる。3つの工程で実行タイミングが同時に発生する確率が最も高いのは、上記組み合わせにさらに工程6を加えた組み合わせで、40950枚に1回の割合になる。実際には、条件制御の実行タイミングが発生した時点ですぐに実行せず、実行中の画像出力が終了するのを待つため、上記所定値で計算できる確率通りになるわけではないが、実行タイミングの同時発生の確率が非常に小さくなることには変わりない。
本実施例によれば、ほとんどの制御動作は工程3との組み合わせのみで行われるので、条件制御実行中に画像出力指令が割り込む確率も非常に小さくなる。
画像形成装置の種類によっては、出力すべき画像を予めメモリに格納してからプリント動作に移行する方式のものがある。この種の装置の場合、多くは、画像出力中でも次回以降の出力要求(これをジョブと呼ぶ)を受け付けて、順次メモリに格納していくことができる。
このように、複数のジョブが保留状態になっているときに、条件制御の実行タイミングが発生した場合、当然、全部のジョブの終了を待つわけには行かなくなる。そこで、条件制御が複数の工程を実行すべき状態になっている場合、例えば、実行時間が一番短い条件制御工程と一番出力枚数の少ないジョブを組み合わせて優先的に実行する。条件制御工程と画像出力がまだ残っている場合は、同様の考え方で両者を交互に実行していくことにすれば、待ち時間を極端に長くすることなく、画像品質の著しい劣化を招くこともない。このようにすると、必然的にジョブの出力順は受付順と異なる順になる。
一般に少量枚数の出力は、すぐ結果が得られることを期待されやすく、大量枚数の出力は、或る程度時間がかかることを認識して出力指令を出すと思われるので、上記のように条件制御を組み合わせれば、待ち時間にあまり違和感を覚えないで済むことになる。
上記において、実行時間が一番短い条件制御工程の代わりに、一番実行頻度の高い工程を選ぶことにすれば、画質劣化を最低限に抑えることができる。
本発明の画像形成装置の全体レイアウト図である。 トナー補給制御の流れ図である。 トナー濃度制御基準値設定の流れ図である。 現像ポテンシャル電位制御の流れ図である。 書き込み位置制御の流れ図である。 実施例1の条件制御と画像出力との関係を説明するための流れ図である。 各工程の所要時間、実施タイミング、およびそれらの優先度の一例を示す図である。 或る指定条件における実行順序を示す図である。 各工程の所要時間、実施タイミング、およびそれらの優先度の他の例を示す図である。 実施例3の条件制御を説明するための図である。 実施例4を説明するための一部省略流れ図である。 実施例5を説明するための流れ図である。 実施例6を説明するための一部省略流れ図である。 実施例7を説明するための一部省略流れ図である。 実施例8を説明するための一部省略流れ図である。 実施例9を説明するための一部省略流れ図である。 実施例10を説明するための図である。 操作者の待ち時間と不満足に感じる度合いを示すグラフである。
符号の説明
1 現像ステージ
2 転写ベルト
3 感光体
6 現像手段
S 流れ図のステップ

Claims (26)

  1. 少なくとも2種類以上の画像品質を維持するための工程によって構成される作像プロセス条件制御を実行する実行手段を備え、前記各工程の実行順序は独立したタイミングで実行可能であって、それら各工程が予め設定された実行時期に達すると連続的に実行する前記作像プロセス条件制御が動作中であっても、画像出力指令に対して中断受け付け可能であり、前記作像プロセス条件制御動作を中断すると共に画像出力動作を優先的に実行することが可能な画像形成装置において、前記実行時期が同時となった複数の工程を連続して実行する際に、前実行時期に達する頻度の高い工程の実行順序を優先し、前記作像プロセス条件制御動作の中断は、前記画像出力指令を受け付けたとき実行中の作像プロセス条件制御動作の工程での残りの所要時間が所定値以上であった場合には前記指令を受け付けた時点、また、所定値以下であった場合にはその工程が終了した時点で行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 少なくとも2種類以上の画像品質を維持するための工程によって構成される作像プロセス条件制御を実行する実行手段を備え、前記各工程の実行順序は独立したタイミングで実行可能であって、それら各工程が予め設定された実行時期に達すると連続的に実行する前記作像プロセス条件制御が動作中であっても、画像出力指令に対して中断受け付け可能であり、前記作像プロセス条件制御動作を中断すると共に画像出力動作を優先的に実行することが可能な画像形成装置において、前記実行時期が同時となった複数の工程を連続して実行する際に、実行時間の短い工程の実行順序を優先し、前記作像プロセス条件制御動作の中断は、前記画像出力指令を受け付けたとき実行中の作像プロセス条件制御動作の工程での残りの所要時間が所定値以上であった場合には前記指令を受け付けた時点、また、所定値以下であった場合にはその工程が終了した時点で行うことを特徴とする画像形成装置。
  3. 少なくとも2種類以上の画像品質を維持するための工程によって構成される作像プロセス条件制御を実行する実行手段を備え、前記各工程の実行順序は独立したタイミングで実行可能であって、それら各工程が予め設定された実行時期に達すると連続的に実行する前記作像プロセス条件制御が動作中であっても、画像出力指令に対して中断受け付け可能であり、前記作像プロセス条件制御動作を中断すると共に画像出力動作を優先的に実行することが可能な画像形成装置において、前記作像プロセス条件制御動作を中断した回数を工程別に記憶する記憶手段を有し、前記実行時期が同時となった複数の工程を連続して実行する際に、前記記憶手段に記憶された過去の中断回数の多い工程の実行順序を優先し、前記作像プロセス条件制御動作の中断は、前記画像出力指令を受け付けたとき実行中の作像プロセス条件制御動作の工程での残りの所要時間が所定値以上であった場合には前記指令を受け付けた時点、また、所定値以下であった場合にはその工程が終了した時点で行うことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1つに記載の画像形成装置において、前記作像プロセス条件制御動作の中断は、前記画像出力指令を受け付けた時点で行うことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1ないし3のいずれか1つに記載の画像形成装置において、前記作像プロセス条件制御動作の中断は、前記画像出力指令を受け付けたとき実行中の作像プロセス条件制御動作の工程が終了した時点で行うことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1ないし3のいずれか1つに記載の画像形成装置において、前記所定値は任意の値に設定可能であることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1ないしのいずれか1つに記載の画像形成装置において、中断された前記作像プロセス条件制御動作の工程の再実行タイミングは、前記画像出力動作終了直後であることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1ないしのいずれか1つに記載の画像形成装置において、中断された前記作像プロセス条件制御動作の工程の再実行タイミングは、前記画像出力動作終了後所定時間経過後であることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項に記載の画像形成装置において、前記所定時間は前記画像出力動作において実行された出力枚数に応じて決定することを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項に記載の画像形成装置において、前記所定時間は、前記実行された出力枚数が所定値以上であるときは0に設定することを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項に記載の画像形成装置において、前記所定時間は任意の値に設定可能であることを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項8ないし11のいずれか1つに記載の画像形成装置において、前記再実行タイミングに達したとき他の画像出力が実行中である場合はその画像出力が終了した時点で前記作像プロセス条件制御動作を再実行することを特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項7ないし12のいずれか1つに記載の画像形成装置において、一度中断された後再開された作像プロセス条件制御動作は、中断以前の優先順位に拘わらず、実行時間の短い工程を優先して実行することを特徴とする画像形成装置。
  14. 請求項7ないし12のいずれか1つに記載の画像形成装置において、一度中断された後再開された作像プロセス条件制御動作は、中断以前の優先順位に拘わらず、実行頻度の高い工程を優先して実行することを特徴とする画像形成装置。
  15. 請求項7ないし12のいずれか1つに記載の画像形成装置において、一度中断された後再開された作像プロセス条件制御動作は、前記作像プロセス条件制御の工程の内、実行頻度を定める所定出力枚数に対し所定量超えた工程を優先することを特徴とする画像形成装置。
  16. 請求項1に記載の画像形成装置において、前記所定量は前記所定出力枚数に所定の率を乗じて整数化した値であることを特徴とする画像形成装置。
  17. 請求項7ないし12のいずれか1つに記載の画像形成装置において、前記中断以後に他の画像出力指令が有った場合、一度中断された後再開された作像プロセス条件制御動作は、中断以前の優先順位に拘わらず、前記他の画像出力指令の出力枚数に応じて実行順序を変更することを特徴とする画像形成装置。
  18. 請求項7ないし12のいずれか1つに記載の画像形成装置において、一度中断された後再開された作像プロセス条件制御動作の実行中に新たな画像出力指令があった場合は、実行中の工程が終了してから再中断することを特徴とする画像形成装置。
  19. 請求項7ないし12のいずれか1つに記載の画像形成装置において、一度中断された後再開された作像プロセス条件制御動作は、以後画像出力指令があっても再中断はしないことを特徴とする画像形成装置。
  20. 請求項1ないし19のいずれか1つに記載の画像形成装置において、該画像形成装置が画像出力指令に関連する操作が行われていると認識した場合、および画像出力中は、前記作像プロセス条件制御の実行開始、および中断後の再実行開始の少なくとも一方は、実行を保留することを特徴とする画像形成装置。
  21. 請求項1ないし19のいずれか1つに記載の画像形成装置において、該画像形成装置が画像出力指令に関連する操作が行われていると認識した場合、および画像出力中であっても、前記作像プロセス条件制御の工程の内、実行頻度を定める所定出力枚数に対し所定量超えた工程は直ちに該工程を実行することを特徴とする画像形成装置。
  22. 請求項2に記載の画像形成装置において、前記所定量は前記所定出力枚数に所定の率を乗じて整数化した値であることを特徴とする画像形成装置。
  23. 請求項1ないし22のいずれか1つに記載の画像形成装置において、該画像形成装置は、画像出力すべき画像データを予め蓄積するメモリを有し、1つのジョブが実行中で該メモリに他の複数の画像出力ジョブが蓄積されているとき、前記作像プロセス条件制御の実行開始タイミングが発生した場合、前記実行中のジョブ終了後、前記他の複数のジョブそれぞれの出力枚数に応じて、前記ジョブ、および前記作像プロセス条件制御の少なくとも一方の実行順序を変更することを特徴とする画像形成装置。
  24. 請求項2に記載の画像形成装置において、前記作像プロセス条件制御が複数の工程を有するとき、実行時間の短い方の工程と出力枚数の少ない方のジョブから順次組み合わせて、前記作像プロセス条件制御と前記ジョブを前記組み合わせの順で交互に実行することを特徴とする画像形成装置。
  25. 請求項2に記載の画像形成装置において、前記作像プロセス条件制御が複数の工程を有するとき、実行頻度の高い方の工程と出力枚数の少ない方のジョブから順次組み合わせて、前記作像プロセス条件制御と前記ジョブを前記組み合わせの順で交互に実行することを特徴とする画像形成装置。
  26. 請求項1ないし2のいずれか1つに記載の画像形成装置において、前記作像プロセス条件制御の各工程の実行頻度を定める所定出力枚数を、互いに倍数関係にならないように設定したことを特徴とする画像形成装置。
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