JP2021071544A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 キャリブレーションを効果的に実行する画像形成装置を得る。【解決手段】 プリント制御部51は、プリント装置42にユーザーにより要求された画像のプリントを実行させる。動作モード制御部52は、スリープ要求に応じて、当該画像形成装置の動作モードをスリープモードへ遷移させるとともに、スリープモードの解除を行う。キャリブレーション管理部53は、キャリブレーション要求に応じて、プリント装置42のキャリブレーションを実行する。そして、動作モード制御部52は、(a)キャリブレーションの開始前に、当該キャリブレーション後ただちにスリープモードへの遷移が実行されるか否かを判定し、(b)キャリブレーション後ただちにスリープモードへの遷移が実行されると判定した場合、スリープモードへの遷移前のキャリブレーションを禁止する。【選択図】 図2

Description

本発明は、画像形成装置に関するものである。
ある画像形成装置は、待機モードから省エネルギーモードに移行する際に、キャリブレーション(画質調整処理)の実行条件が成立しているか否かを判定し、キャリブレーションの実行条件が成立している場合、キャリブレーションを実行してから省エネルギーモードに移行している(例えば特許文献1参照)。
特開2011−237720号公報
しかしながら、上述のように、キャリブレーションを実行した後、ただちにスリープモードに移行する場合、スリープ状態が所定時間以上継続すると、スリープモードの解除時に再度キャリブレーションを行うことになり、スリープモード移行前のキャリブレーションが無駄になってしまう。また、スリープ状態が継続している間に環境(例えば温湿度など)が変化すると、スリープモードの解除時に再度キャリブレーションを行うことになり、スリープモード移行前のキャリブレーションが無駄になってしまう。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、キャリブレーションを効果的に実行する画像形成装置を得ることを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、プリント装置と、前記プリント装置にユーザーにより要求された画像のプリントを実行させるプリント制御部と、スリープ要求に応じて、当該画像形成装置の動作モードをスリープモードへ遷移させるとともに、前記スリープモードの解除を行う動作モード制御部と、キャリブレーション要求に応じて、前記プリント装置のキャリブレーションを実行するキャリブレーション管理部とを備える。そして、前記動作モード制御部は、(a)前記キャリブレーションの開始前に、当該キャリブレーション後ただちに前記スリープモードへの遷移が実行されるか否かを判定し、(b)前記キャリブレーション後ただちに前記スリープモードへの遷移が実行されると判定した場合、前記スリープモードへの遷移前の前記キャリブレーションを禁止する。
本発明によれば、キャリブレーションを効果的に実行する画像形成装置が得られる。
本発明の上記又は他の目的、特徴および優位性は、添付の図面とともに以下の詳細な説明から更に明らかになる。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の機械的な内部構成の一部を示す側面図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の電気的な構成の一部を示すブロック図である。 図3は、実施の形態1に係る画像形成装置のプリント実行時の処理について説明するフローチャートである。 図4は、実施の形態1に係る画像形成装置のスリープ解除時の処理について説明するフローチャートである。 図5は、実施の形態1に係る画像形成装置において、スリープモードへの遷移時にキャリブレーション要求がある場合の処理の順序について説明する図である。 図6は、実施の形態1に係る画像形成装置において、スリープモードへの遷移時にキャリブレーション要求がない場合の処理の順序について説明する図である。
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の機械的な内部構成の一部を示す側面図である。図1に示す画像形成装置は、プリンター、ファクシミリ装置、複写機、複合機などといった、電子写真方式のプリント機能を有する装置である。
この実施の形態の画像形成装置は、タンデム方式のカラー現像装置を有する。このカラー現像装置は、感光体ドラム1a〜1d、露光装置2a〜2dおよび現像ユニット3a〜3dを有する。感光体ドラム1a〜1dは、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラックの4色の感光体である。
露光装置2a〜2dは、感光体ドラム1a〜1dへレーザー光を走査しつつ照射して静電潜像を形成する装置である。レーザー光は、感光体ドラム1a〜1dの回転方向(副走査方向)に垂直な方向(主走査方向)に走査される。露光装置2a〜2dは、レーザー光の光源であるレーザーダイオード、およびそのレーザー光を感光体ドラム1a〜1dへ導く光学素子(レンズ、ミラー、ポリゴンミラーなど)を含むレーザースキャニングユニットを有する。
さらに、感光体ドラム1a〜1dの周囲には、スコロトロン等の帯電器、クリーニング装置、除電器などが配置されている。クリーニング装置は、1次転写後に、感光体ドラム1a〜1d上の残留トナーを除去し、除電器は、1次転写後に、感光体ドラム1a〜1dを除電する。
現像ユニット3a〜3dは、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラックの4色のトナーがそれぞれ充填されるトナーカートリッジと、トナーカートリッジ内のトナーホッパーから搬送されてくるトナーを感光体ドラム1a〜1dへ付着させる現像器とを有し、そのトナーを感光体ドラム1a〜1d上の静電潜像に付着させてトナー画像を形成する。トナーは、図示せぬモーターなどの駆動装置によって動作するトナー搬送部によって、トナーホッパーから現像器へ搬送される。
感光体ドラム1a、露光装置2aおよび現像ユニット3aにより、マゼンタの現像が行われ、感光体ドラム1b、露光装置2bおよび現像ユニット3bにより、シアンの現像が行われ、感光体ドラム1c、露光装置2cおよび現像ユニット3cにより、イエローの現像が行われ、感光体ドラム1d、露光装置2dおよび現像ユニット3dにより、ブラックの現像が行われる。
中間転写ベルト4は、感光体ドラム1a〜1dに接触し、感光体ドラム1a〜1d上のトナー画像を1次転写される環状の像担持体(中間転写体)である。中間転写ベルト4は、駆動ローラー5に張架され、駆動ローラー5からの駆動力によって、感光体ドラム1dとの接触位置から感光体ドラム1aとの接触位置への方向へ周回していく。
転写ローラー6は、後述するように搬送されてくる用紙を中間転写ベルト4に接触させ、中間転写ベルト4上のトナー画像を用紙に2次転写する。なお、トナー画像を転写された用紙は、定着器9へ搬送され、トナー画像が用紙へ定着される。
ローラー7は、クリーニングブラシを有し、クリーニングブラシを中間転写ベルト4に接触させ、用紙へのトナー画像の転写後やキャリブレーション後に中間転写ベルト4に残ったトナーを除去する。
センサー8は、中間転写ベルト4に光線を照射し、中間転写ベルト4の表面またはその表面上のトナーパターンからの反射光を検出する。例えば、センサー8は、トナー階調やトナー濃度のキャリブレーションの際に、中間転写ベルト4の所定の領域(キャリブレーション用のトナーパッチが転写される領域)に光線を照射し光線の反射光を検出し、その光量に応じた電気信号を出力する。
さらに、この実施の形態に係る画像形成装置は、複数の給紙カセット11,12を備えている。給紙カセット11,12は、用紙31,32を収容しており、リフト板21,24で用紙31,32を上方に押し上げてピックアップローラー22,25に当接させる。給紙カセット11,12に載置された用紙31,32は上側から1枚ずつピックアップローラー22,25によって給紙ローラー23,26へピックアップされる。給紙ローラー23,26は、給紙カセット11,12からピックアップローラー22,25によって給紙された用紙31,32を1枚ずつ搬送路上へ搬送するローラーである。
搬送ローラー27は、給紙カセット11,12から搬送されてくる用紙31,32に共通な搬送路上の搬送ローラーである。
レジストローラー28は、搬送されてくる用紙を一時停止させ、2次給紙タイミングでその用紙を中間転写ベルト4および転写ローラー6による転写位置へ搬送する。2次給紙タイミングは、その用紙上の指定された位置に中間転写ベルト4上のトナー画像が転写されるように後述のコントローラー41によって指定される。
レジストセンサー29は、レジストローラー28の近傍に設置され、用紙がレジストローラー28(つまり、2次給紙位置)へ到達したことを光学的に検出するセンサーである。
図2は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の電気的な構成の一部を示すブロック図である。図2に示すように、この画像形成装置は、コントローラー41と、プリント装置42と、操作パネル43と、通信装置44とを備える。
コントローラー41は、コンピューター、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などを備え、ソフトウェアおよび/またはハードウェアで各種処理部を実現し、プリント装置42などの内部デバイスを監視および制御するとともに、各種データ処理を行う。
また、プリント装置42は、図1に示すような機械的構成で、原稿画像をプリントする内部デバイスである。
操作パネル43は、ユーザー操作を受け付けるタッチパネル、ハードキーなどの入力装置43aと、ユーザーに対して操作画面を表示する液晶ディスプレイなどの表示装置43bとを備える。
通信装置44は、有線または無線のネットワークインターフェイス、モデム、周辺機器インターフェイスなどであって、図示せぬホスト装置などとの間でデータ通信を行う。
さらに、コントローラー41は、プリント制御部51と、動作モード制御部52と、キャリブレーション管理部53とを備える。
プリント制御部51は、ユーザーにより要求されるプリントジョブに従って、プリント装置42にユーザーにより要求された画像のプリントを実行させる。その際、プリント制御部51は、上述のローラーなどを駆動する図示せぬ駆動源、現像バイアスおよび1次転写バイアスを印加するバイアス印加回路、並びに露光装置2a〜2dを制御して、静電潜像の形成、トナー画像の現像、転写および定着、並びに給紙および排紙を実行させる。
動作モード制御部52は、スリープ要求に応じて、当該画像形成装置の動作モードをスリープモードへ遷移させるとともに、スリープモードの解除を行う。
スリープ要求は、操作パネル43に対する所定のユーザー操作、レディ状態の所定時間の継続などがコントローラー41によって検出されたときに生成される。
具体的には、動作モード制御部52は、スリープ要求が生成されると、当該画像形成装置の動作モードを通常モードからスリープモードへ遷移させ、所定のイベント(操作パネル43に対するユーザー操作の検出、通信装置44によるジョブ要求の受信など)が検出されると、そのスリープモードの解除を行う。
スリープモードでは、コントローラー41(動作モード制御部52)は、当該画像形成装置の内部装置(プリント装置42など)の一部の電源をオフして、通常モードより消費電力を少なくする。通常モードでは、当該画像形成装置は、プリントを実行したり、レディ状態で動作したりする。レディ状態では、プリントなどのジョブ要求が検出されたか否かが監視される。
キャリブレーション管理部53は、キャリブレーション要求に応じて、プリント装置42のキャリブレーションを実行する。
また、動作モード制御部52は、(a)キャリブレーション要求の発生後、キャリブレーションの開始前に、当該キャリブレーション後ただちにスリープモードへの遷移が実行されるか否かを判定し、(b)キャリブレーション後ただちにスリープモードへの遷移が実行されると判定した場合、スリープモードへの遷移前のキャリブレーションを禁止する。
具体的には、動作モード制御部52は、プリントの実行中にキャリブレーション要求が発生した場合において、キャリブレーション後ただちにスリープモードへの遷移が実行されると判定したときには、スリープモードへの遷移前のキャリブレーションを禁止し、そのプリント完了後ただちにスリープモードへの遷移を実行する。そして、キャリブレーション管理部53は、当該スリープモードが解除されると、ただちに、キャリブレーションを実行する。
また、キャリブレーション管理部53は、上述のキャリブレーションとして、所定条件に基づいて、簡易キャリブレーションおよびフルキャリブレーションのうちの一方を選択して実行する。簡易キャリブレーションは、フルキャリブレーションより少ない調整項目で調整を行う。例えば、簡易キャリブレーションでは、露光装置2a〜2dの発光パワーの調整および現像バイアスの調整が実行され、フルキャリブレーションでは、露光装置2a〜2dの発光パワーの調整および現像バイアスの調整に加えて、中間調レベル(トナー階調)の調整などが実行される。
また、キャリブレーション管理部53は、キャリブレーション設定の値に基づいて、簡易キャリブレーションおよびフルキャリブレーションのいずれかを選択し実行する。
キャリブレーション設定の値は、「標準」、「速度優先」、および「画質優先」のいずれかとされ、キャリブレーション設定の値が「速度優先」である場合には、簡易キャリブレーションが選択され、キャリブレーション設定の値が「画質優先」である場合には、フルキャリブレーションが選択され、キャリブレーション設定の値が「標準」である場合には、スリープ遷移時におけるキャリブレーション要求の有無に応じて、簡易キャリブレーションおよびフルキャリブレーションのいずれかが選択される。
次に、実施の形態1に係る画像形成装置の動作について説明する。
(a)プリント実行時の処理
図3は、実施の形態1に係る画像形成装置のプリント実行時の処理について説明するフローチャートである。
キャリブレーション管理部53は、プリント実行中(ステップS1)にキャリブレーション要求が発生したか否かを判定する(ステップS2)。
キャリブレーション要求が発生した場合、動作モード制御部52は、キャリブレーション後ただちにスリープモードに遷移するか否かを判定する(ステップS3)。
例えば、スリープモードにおいて、遠隔のホスト装置からのジョブ要求に従ってプリントが実行された場合、プリント完了後、ただちに、動作モードがスリープモードに遷移させられる。また、例えば、プリント実行中にスリープモードへ強制移行させるためのユーザー操作が検出された場合、プリント完了後、ただちに、動作モードがスリープモードに遷移させられる。
キャリブレーション後ただちにスリープモードに遷移しないと判定された場合、動作モード制御部52は、キャリブレーションの実行を禁止せず、キャリブレーション管理部53は、キャリブレーションを実行する(ステップS4)。
一方、キャリブレーション後ただちにスリープモードに遷移すると判定された場合、動作モード制御部52は、キャリブレーション要求を所定の記憶装置(例えば不揮発性メモリー)に記憶し(ステップS5)、動作モードをスリープモードに遷移させる(ステップS6)。
このように、キャリブレーション後ただちにスリープモードに遷移すると判定された場合には、スリープモード遷移前のキャリブレーションは実行されない。
(b)スリープ解除時の処理
図4は、実施の形態1に係る画像形成装置のスリープ解除時の処理について説明するフローチャートである。
動作モード制御部52は、スリープ解除のイベントを検出すると、動作モードをスリープモードから通常モードへ変更する(ステップS11)。
スリープモードが解除されると、キャリブレーション管理部53は、キャリブレーション要求が記憶されているか否かを判定する(ステップS12)。
キャリブレーション要求が記憶されている場合、キャリブレーション管理部53は、キャリブレーション設定の値が「速度優先」であるか否かを判定し(ステップS13)、キャリブレーション設定の値が「速度優先」である場合、簡易キャリブレーションを実行する(ステップS14)、そうではない場合、フルキャリブレーションを実行する(ステップS15)。なお、キャリブレーション実行後、記憶装置内のキャリブレーション要求は消去される。
一方、キャリブレーション要求が記憶されていない場合、キャリブレーション管理部53は、スリープの継続時間が所定時間th以上であったか否かを判定する(ステップS16)。キャリブレーション管理部53は、スリープの継続時間が所定時間th以上であった場合、キャリブレーション設定の値が「標準」または「速度優先」であるか否かを判定し(ステップS17)、キャリブレーション設定の値が「標準」または「速度優先」である場合、簡易キャリブレーションを実行する(ステップS18)、そうではない場合、フルキャリブレーションを実行する(ステップS19)。なお、スリープの継続時間が所定時間th以上ではなかった場合には、キャリブレーションは実行されない。
図5は、実施の形態1に係る画像形成装置において、スリープモードへの遷移時Tsにキャリブレーション要求がある場合の処理の順序について説明する図である。図6は、実施の形態1に係る画像形成装置において、スリープモードへの遷移時Tsにキャリブレーション要求がない場合の処理の順序について説明する図である。
例えば図5に示すように、スリープモードへの遷移時Tsにキャリブレーション要求がある場合、スリープの継続時間に拘わらず、キャリブレーション設定の値が「速度優先」であれば、スリープ解除後に簡易キャリブレーションが実行され、その後のプリントの完了後にフルキャリブレーションが実行され、キャリブレーション設定の値が「標準」または「画質優先」であれば、スリープ解除後にフルキャリブレーションが実行される。
一方、例えば図6に示すように、スリープモードへの遷移時Tsにキャリブレーション要求がない場合においてスリープの継続時間が所定値th以上であるときには、キャリブレーション設定の値が「標準」または「速度優先」であれば、スリープ解除後に簡易キャリブレーションが実行され、その後のプリントの完了後にフルキャリブレーションが実行され、キャリブレーション設定の値が「画質優先」であれば、スリープ解除後にフルキャリブレーションが実行される。なお、スリープモードへの遷移時Tsにキャリブレーション要求がない場合においてスリープの継続時間が所定値th未満であるときには、スリープ解除時のキャリブレーションは行われない。
以上のように、上記実施の形態1によれば、プリント制御部51は、プリント装置42にユーザーにより要求された画像のプリントを実行させる。動作モード制御部52は、スリープ要求に応じて、当該画像形成装置の動作モードをスリープモードへ遷移させるとともに、スリープモードの解除を行う。キャリブレーション管理部53は、キャリブレーション要求に応じて、プリント装置42のキャリブレーションを実行する。そして、動作モード制御部52は、(a)キャリブレーションの開始前に、当該キャリブレーション後ただちにスリープモードへの遷移が実行されるか否かを判定し、(b)キャリブレーション後ただちにスリープモードへの遷移が実行されると判定した場合、スリープモードへの遷移前のキャリブレーションを禁止する。
これにより、スリープモード遷移前の無駄なキャリブレーションが実行されず、キャリブレーションが効果的に実行される。
実施の形態2.
実施の形態2では、所定条件が成立する場合、動作モード制御部52は、実施の形態1のように、スリープモード遷移前のキャリブレーションを禁止し、そうではない場合、動作モード制御部52は、スリープモード遷移前のキャリブレーションを許可する。
具体的には、実施の形態2では、動作モード制御部52は、所定期間(例えば、前回のキャリブレーションから現時点までの期間、あるいは直近の所定時間長の期間)におけるプリントのためのプリント装置42の現像駆動時間が、キャリブレーションのためのプリント装置の現像駆動時間(固定値、例えば8分)より長い確率が所定値(例えば50%)以上である場合、実施の形態1と同様に、(a)キャリブレーションの開始前に、当該キャリブレーション後ただちにスリープモードへの遷移が実行されるか否かを判定し、(b)キャリブレーション後ただちにスリープモードへの遷移が実行されると判定した場合、スリープモードへの遷移前のキャリブレーションを禁止する。
また、実施の形態2では、動作モード制御部52は、スリープの継続時間についての所定閾値thが所定値(例えば2時間)未満に設定されている場合、実施の形態1と同様に、(a)キャリブレーションの開始前に、当該キャリブレーション後ただちにスリープモードへの遷移が実行されるか否かを判定し、(b)キャリブレーション後ただちにスリープモードへの遷移が実行されると判定した場合、スリープモードへの遷移前のキャリブレーションを禁止する。
また、上述のように、スリープ要求は、当該画像形成装置のレディ状態が所定時間継続すると発生し、実施の形態2では、動作モード制御部52は、その所定時間が所定値(例えば3分)未満である場合、実施の形態1と同様に、(a)キャリブレーションの開始前に、当該キャリブレーション後ただちにスリープモードへの遷移が実行されるか否かを判定し、(b)キャリブレーション後ただちにスリープモードへの遷移が実行されると判定した場合、スリープモードへの遷移前のキャリブレーションを禁止する。
なお、実施の形態2に係る画像形成装置のその他の構成および動作については実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
なお、上述の実施の形態に対する様々な変更および修正については、当業者には明らかである。そのような変更および修正は、その主題の趣旨および範囲から離れることなく、かつ、意図された利点を弱めることなく行われてもよい。つまり、そのような変更および修正が請求の範囲に含まれることを意図している。
例えば、実施の形態2に係る画像形成装置は、所定の設定の値に応じて、実施の形態2のようにして動作するか、上述の所定条件に拘わらず実施の形態1のようにして動作するかを決定するようにしてもよい。
本発明は、例えば、電子写真方式の画像形成装置に適用可能である。
42 プリント装置
51 プリント制御部
52 動作モード制御部
53 キャリブレーション管理部

Claims (5)

  1. 画像形成装置において、
    プリント装置と、
    前記プリント装置にユーザーにより要求された画像のプリントを実行させるプリント制御部と、
    スリープ要求に応じて、当該画像形成装置の動作モードをスリープモードへ遷移させるとともに、前記スリープモードの解除を行う動作モード制御部と、
    キャリブレーション要求に応じて、前記プリント装置のキャリブレーションを実行するキャリブレーション管理部とを備え、
    前記動作モード制御部は、(a)前記キャリブレーションの開始前に、当該キャリブレーション後ただちに前記スリープモードへの遷移が実行されるか否かを判定し、(b)前記キャリブレーション後ただちに前記スリープモードへの遷移が実行されると判定した場合、前記スリープモードへの遷移前の前記キャリブレーションを禁止すること、
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 前記動作モード制御部は、前記プリントの実行中に前記キャリブレーション要求が発生した場合において、前記キャリブレーション後ただちに前記スリープモードへの遷移が実行されると判定したときには、前記スリープモードへの遷移前の前記キャリブレーションを禁止し、前記プリント完了後ただちに前記スリープモードへの遷移を実行し、
    前記キャリブレーション管理部は、当該スリープモードが解除されると、ただちに、前記キャリブレーションを実行すること、
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記動作モード制御部は、所定期間における前記プリントのための前記プリント装置の現像駆動時間が、前記キャリブレーションのための前記プリント装置の現像駆動時間より長い確率が所定値以上である場合、(a)前記キャリブレーションの開始前に、当該キャリブレーション後ただちに前記スリープモードへの遷移が実行されるか否かを判定し、(b)前記キャリブレーション後ただちに前記スリープモードへの遷移が実行されると判定した場合、前記スリープモードへの遷移前の前記キャリブレーションを禁止することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記キャリブレーション管理部は、前記スリープモードの継続時間が所定閾値を超えている場合、前記スリープモードの解除後ただちに前記キャリブレーションを実行し、
    前記動作モード制御部は、前記所定閾値が所定値未満である場合、(a)前記キャリブレーションの開始前に、当該キャリブレーション後ただちに前記スリープモードへの遷移が実行されるか否かを判定し、(b)前記キャリブレーション後ただちに前記スリープモードへの遷移が実行されると判定した場合、前記スリープモードへの遷移前の前記キャリブレーションを禁止すること、
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記スリープ要求は、当該画像形成装置のレディ状態が所定時間継続すると発生し、
    前記動作モード制御部は、前記所定時間が所定値未満である場合、(a)前記キャリブレーションの開始前に、当該キャリブレーション後ただちに前記スリープモードへの遷移が実行されるか否かを判定し、(b)前記キャリブレーション後ただちに前記スリープモードへの遷移が実行されると判定した場合、前記スリープモードへの遷移前の前記キャリブレーションを禁止すること、
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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