JP4948129B2 - 色処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像データの色変換処理に関する。
印刷システムにおいては、その形態または使用方法により、一度に多数の画像を処理する必要が生じる。例えば、プリンタサーバやプリンタコントローラは、多数のクライアント装置と接続し、複数のクライアント装置から同時に印刷ジョブを受信した場合などである。また、単純にパーソナルコンピュータ(PC)からプリンタドライバ経由でプリントする場合でも、一度に、大量のデータをプリンタに送信すれば同じである。
印刷システムにおいて、一度に多数の画像を処理する必要が生じれば、印刷システムの一処理である色処理においても、一度に多数の画像を処理する必要がある。ここで言う色処理は、ディジタルカメラやスキャナから入力された画像またはPC上で作成されたグラフィクスやテキスト画像などの色表現を、プリンタの色表現に変換し、色の見えを同じにする処理(所謂カラーマッチング)である。また、色表現とは、加法混色であるRGB表記や、減法混色であるCMYK表記などのことである。
色処理は、一般に、デバイスの特性を記述したICCプロファイルを使用する。ICCプロファイルは、デバイスに依存するデータを、デバイスに依存しないデータに変換する変換テーブルまたはマトリクスであるA2Bタグを含む。さらに、デバイスに依存しないデータをデバイスに依存するデータに変換するB2Aタグを含む。スキャナで入力したRGB画像をCMYKプリンタで印刷する際、そのスキャナの特性を記述したICCプロファイルのA2Bタグの変換マトリクスと、そのCMYKプリンタの特性を記述したICCプロファイルのB2Aタグの変換テーブルを使用する。これら変換マトリクスと変換テーブルによって色変換を行い、スキャナで入力したRGBデータをCMYKプリンタ用のCMYKデータにする。
上記の色処理を行う色処理モジュールは、処理速度の向上のために、色変換を行った系(以下「色変換系」と呼ぶ)の入力値を出力値に変換するテーブルを生成し保持する。つまりスキャナ−プリンタの系であれば、スキャナにより入力されるRGB値と、プリンタにより印刷するCMYK値の対応をテーブルとして保持する。なお、スキャナ以外の他の入力デバイス(ディジタルカメラ等)であってもよい。このテーブルは、スキャナからプリンタへの色変換を行った場合、スキャナの特性を示すデバイス依存値とプリンタの特性を示すデバイス依存値の関係(以下「色変換情報」と呼ぶ)を示す。そして、入出力デバイスが同じ印刷ジョブを受信した場合、当該色変換情報を使用することで、色処理の速度向上および色変換情報の生成時間の削減を図る。
特開平10-276294号公報
印刷システムにおいて、色変換情報を管理し、その印刷システムが一度色変換を行った色変換系の色変換情報を再利用するだけでなく、色変換系が決まった直後に、色変換情報を生成する方法が考えられる。こうすれば、任意の色変換系の一回目の色変換において、その色変換情報の生成時間を短縮し、色変換処理の速度の向上を図ることができる。
しかし、上述したとおり、印刷システムの色処理は、多数の画像を処理する必要が生じた場合、それらを充分高速に処理しなければならない。色変換系が決まり、その色変換情報を生成中に印刷ジョブを受信すれば、色変換情報の生成が終了するまで、印刷ジョブの処理は遅延され、上記の要求と相反する。とくにラスタ画像処理(RIP)システムにおいては、多数の色変換系が存在するので、印刷ジョブの遅延時間が多大なものになる可能性が高い。
勿論、色変換情報の生成中に印刷ジョブを受信した場合、色変換情報の生成を中断し、印刷ジョブの処理を優先することも考えられる。しかし、生成順を考慮せずに色変換情報を生成すれば、使用頻度が低い色変換情報を先に生成する可能性がある。そして、色変換系のすべての色変換情報を生成し終わる前に印刷ジョブを受信すれば、使用頻度の高い色変換情報が生成する前に印刷ジョブの処理を優先することになり、色変換情報を予め生成する効果が薄れる。
さらに、多数の色変換系をもつ印刷システムにおいて、使用するか否かが不明の色変換系についても色変換情報を生成すれば、メモリを効率的に使用しているとは言えない。
本発明は、色変換処理の処理速度を低下させることなく、色変換情報を予め生成することを目的とする。
本発明に係る色処理装置は、複数のソースプロファイルから選択される第1のソースプロファイルと複数のデスティネーションプロファイルから選択される第1のデスティネーションプロファイルから第1の色変換情報の生成を指示し、前記複数のソースプロファイルから選択される第2のソースプロファイルと前記複数のデスティネーションプロファイルから選択される第2のデスティネーションプロファイルから第2の色変換情報の生成を指示する指示手段と、前記指示手段により生成された色変換情報をメモリに格納する格納手段と、前記第1の色変換情報の使用頻度を前記第2の色変換情報より高く設定するか、前記第2の色変換情報の使用頻度を前記第1の色変換情報より高く設定するか、ユーザインタフェイスを介してユーザからの設定を受信する設定手段と、前記メモリに格納された色変換情報を使用して画像データの色変換処理を行う色処理手段とを有し、前記指示手段によって、前記設定手段により高い使用頻度が設定された色変換情報から順に色変換情報の生成の開始が指示された後に、前記色処理手段により前記入力した画像データの色変換処理を開始する場合、前記指示手段の指示に応じた前記生成手段の色変換情報の生成を一時停止することを特徴とする。
また、複数のソースプロファイルから選択される第1のソースプロファイルと複数のデスティネーションプロファイルから選択される第1のデスティネーションプロファイルから第1の色変換情報の生成を指示し、前記複数のソースプロファイルから選択される第2のソースプロファイルと前記複数のデスティネーションプロファイルから選択される第2のデスティネーションプロファイルから第2の色変換情報の生成を指示する指示手段と、前記指示手段により指示された色変換情報をメモリに格納する格納手段と、前記第1の色変換情報の使用頻度を前記第2の色変換情報より高く設定するか、前記第2の色変換情報の使用頻度を前記第1の色変換情報より高く設定するか、ユーザインタフェイスを介してユーザからの設定を受信する設定手段と、前記メモリに格納された色変換情報を使用して画像データの色変換処理を行う色処理手段とを有し、前記指示手段によって、前記設定手段により高い使用頻度が設定された色変換情報から順に色変換情報の生成の開始が指示された後に、前記画像データの印刷の開始が指示された場合、前記指示手段の指示に応じた前記生成手段の色変換情報の生成を一時停止することを特徴とする。
本発明によれば、色変換処理の処理速度を低下させることなく、色変換情報を予め生成することができる。
以下、本発明にかかる実施例の画像処理を図面を参照して詳細に説明する。
[印刷システム]
図1は実施例1の印刷システムの構成例を示す図である。
クライアント装置101〜103は、印刷する画像のレイアウト編集、レタッチ作業などを行い、印刷ジョブを生成し、ネットワーク109を介して、印刷ジョブをプリンタサーバ104に送信する。プリンタサーバ104は、受信した様々な形式の画像データを、プリンタ105が解釈可能な形式に変更する処理、および、印刷時の色を調整する処理を施し、ネットワーク109を介して、処理後の印刷データをプリンタ105へ送信する。プリンタ105は、プリンタサーバ104から受信した印刷データに基づき画像を印刷出力する。
[プリンタサーバ]
図2はプリンタサーバ104の構成例を示すブロック図である。
ホットフォルダ設定部203は、クライアント装置101〜103とプリンタサーバ104の共有フォルダであるホットフォルダ201、202を生成する。
ホットフォルダ201、202は、プリンタサーバ104によって常時監視されている記憶部である。プリンタサーバ104は、ホットフォルダ201、202に印刷ジョブが投入されると、直ちにその印刷ジョブの画像データを吸い上げ、プリンタサーバ104の内部処理へ画像データを渡す。
ホットフォルダ201、202には、プリンタサーバ104における画像処理内容を示す情報が一対一に関連付けられている。クライアント装置101103のユーザにより、あるホットフォルダに投入された印刷ジョブは、そのホットフォルダに関連付けられた画像処理内容に従い、プリンタサーバ104内で処理される。なお、クライアント装置101〜103のユーザは、印刷ジョブの発行前に、画像処理内容を決定してホットフォルダを作成することができる。なお、ホットフォルダ201、202は、クライアント装置101〜103、プリンタサーバ104がアクセス可能な記憶装置に割り当てればよい。従って、クライアント装置101103のユーザまたは印刷システムの管理者は、クライアント装置101〜103やプリンタサーバ104内の記憶装置、あるいは、ネットワーク109に接続されたサーバ装置の記憶装置にホットフォルダを作成することができる。
画像処理部204は、画像データのフォーマットの解釈、レンダリング、色変換などの処理を行う。なお、カラーチケットが付加された画像データを入力し、色変換処理を行って、プリンタ105が解釈可能な印刷データを出力すれば、画像処理部204はどのような構成でも構わない。
色処理部205は、ホットフォルダ201、202に設定された色変換情報に基づき、画像データを色処理する。画像処理部204は、色処理部205によって色処理された画像データに色処理以外の処理を施し、最終的に、プリンタ105が解釈できる印刷データに加工する。そして、印刷データをプリンタ105に送信する。
メモリ206は、上記の処理を含むプリンタサーバ104内の各種処理に利用されるメモリである。
●ホットフォルダ設定部
図3はホットフォルダ設定部203の処理を説明するフローチャートである。
ホットフォルダ設定部203は、クライアント装置101〜103からホットフォルダの生成指示が発行されるのを待つ(S301)。
図4はホットフォルダの生成を指示するユーザインタフェイスの一例を示す図で、クライアント装置101〜103によって表示される。
ユーザがホットフォルダメニューを選択すると、ホットフォルダの生成401、編集402、削除403などのサブメニューがドロップダウンする。ユーザが生成401を選択した場合、ホットフォルダ設定部203はホットフォルダの生成処理を行う。ユーザが編集402を選択した場合、ホットフォルダ設定部203はホットフォルダの編集処理を行う。この処理は、ホットフォルダを生成する処理と基本的に同じだが、色変換設定用のユーザインタフェイスを表示する際に、ホットフォルダに既設定の色変換設定を表示する点で異なる。また、ユーザが削除403を選択した場合、ホットフォルダ設定部203はホットフォルダの削除処理を行う。削除処理は、既存のホットフォルダを削除し、その設定情報をプリンタサーバ104から削除する処理である。
ホットフォルダ設定部203は、ホットフォルダの生成指示を受信すると、ホットフォルダの生成を指示したクライアント装置に色変換設定用のユーザインタフェイスの画面データを送信する(S302)。
図5は色変換設定用のユーザインタフェイスの一例を示す図で、ホットフォルダの生成を指示したクライアント装置101〜103によって表示される。ユーザは色変換設定用のユーザインタフェイスを利用して、プリンタサーバ104の色変換処理を設定することができる。
図5に示すユーザインタフェイスは、入力画像のタイプ(色変換系に相当する)により異なる処理内容(色変換設定情報)を設定するものである。例えば、符号501で示す処理の内容は、RGB形式のグラフィックスオブジェクトが入力された場合の色変換内容を示す。そして、符号502で示すように、リストボックスによりソースプロファイル(src)、レンダリングインテント(gma)、デスティネーションプロファイル(dst)を選択可能である。
また、符号504で示すように使用頻度を設定することができる。使用頻度とは、ある色変換系の画像が、実際にどの程度入力されるかを示し、ユーザは、使用頻度として例えば高、中、小、なしを選択し設定することができる。なお、「なし」と設定された色変換系は、後述するプレビルドの指示が発行されても色変換情報は生成されない。また、使用頻度が高、中、小に設定された色変換系がそれぞれある場合、その色変換情報の生成順は高、中、小の順である。
なお、ホットフォルダ設定部203は、ホットフォルダの生成指示が発行されると、プロファイル、レンダリングインテント、使用頻度に関するプリンタサーバ104の既定の設定値を表示する画面データを生成する。また、ホットフォルダの編集指示が発行されると、ホットフォルダに現在設定されている設定値を表示する画面データを生成する。
ユーザは、クライアント装置において色変換設定用のユーザインタフェイスの色変換系(カラーパス)の設定を終了した後、決定ボタン503を押す。これにより、ホットフォルダ設定部203は、ユーザによる色変換の設定が終了したと判定して(S303)、処理をステップS304に進める。
次に、ホットフォルダ設定部203は、色変換設定用のユーザインタフェイスの設定情報(以下「色変換設定情報」と呼ぶ)を取得し、ホットフォルダ201、202を生成する(S304)。
図6はクライアント装置101〜103の画面表示例を示す図である。
ホットフォルダ201、202に対応して、プリンタサーバ104には色変換に関する情報(リストボックスで指定されたソースプロファイル、レンダリングインテント、デスティネーションプロファイルの組み合わせに応じたデバイスリンクプロファイル)が設定される。ユーザは、ホットフォルダ201、202に印刷ジョブを投入することで印刷を指示する。ホットフォルダに投入された画像を含む印刷ジョブは、プリンタサーバ104へ転送され、印刷処理が行われる。ホットフォルダ201、202は、クライアント装置101〜103の画面表示601において、通常のフォルダ207と見掛けは変わらない。勿論、ホットフォルダは幾つでも作成可能であり、他のユーザやクライアント装置と共有することも可能である。ホットフォルダが複数ある場合、各ホットフォルダは独立に設定されていて、他のホットフォルダの処理には全く影響しない。
次に、ホットフォルダ設定部203は、色処理部205にプレビルドを指示し(S305)、処理をステップS301に戻す。
プレビルドは、色変換処理を行う前に、色変換系の設定がユーザによりなされたら、その色変換情報を生成することである。例えば、図5に示すソースプロファイル、レンダリングインテント、デスティネーションプロファイルの組み合わせに応じたデバイスリンクプロファイルを予め作成する処理である。
色変換情報を予め生成することで、実際の色変換時の処理速度を向上する。ホットフォルダ設定部203は、プレビルドの指示と伴に、ユーザの設定した色変換設定を示す情報(以下、色変換設定情報と呼ぶ)を色処理部205に渡す。
●色処理部
図7は色処理部205が実行するステップS305の色変換情報のプレビルドの一例を示すフローチャートである。
色処理部205は、プレビルドが指示されると(S701)、指示と同時に渡された色変換設定情報702に記述された色変換系に対応する色変換情報(例えば、デバイスリンクプロファイル)を使用頻度の順に生成する(S702)。そして、生成した色変換情報をメモリ206の所定領域に保存し(S703)、色変換設定情報702に記述されたすべての色変換系に対応する色変換情報の生成が終了したか否かを判定する(S704)。そして、未了であれば処理をステップS702に戻し、終了であれば処理をステップS701に戻す。勿論、前述したように、使用頻度が「なし」に設定されている色変換系の色変換情報は生成しない。
色処理部205は、ステップS702からS704において、後述する割り込みを監視し、割り込みがあった場合は、色変換情報のプレビルドを一時停止して、色変換処理の実行を優先する。その際、プレビルド済みの色変換情報はメモリ206の所定領域に格納するが、プレビルド中の色変換情報は破棄、または、プリンタサーバ104内の記憶装置に一時待避させる。する。さらに、プレビルドを一時停止した後、割り込みがあった場合は、プレビルドを再開する。
プレビルドでは、予め用意されているソースプロファイル、デスティネーションプロファイルを用いてもよいし、ソースプロファイルとデステイネ-ションプロファイルを作成する段階を含めてプレビルドを行ってもよい。この場合、カラーチャート用データと、このカラーチャート用データに応じたチャートを任意の観察環境光下でディジタルカメラ、スキャナ等で撮影入力した測定データの関係からソースプロファイルを作成する。
また、カラーチャート用のデータをプリンタによりプリントし、そのプリント物を測定した測定値の関係からデスティネーションプロファイルを作成する。なお、プロファイルの作成方法は、公知技術のため説明は割愛する。
このように、プレビルドにおいてソースプロファイルとデスティネーションプロファイルを作成し、作成した二つのプロファイルとレンダリングインテントを用いてデバイスリンクプロファイルを作る場合はプレビルドに一層時間が掛かる。
図8は色処理部205が実行する色変換処理の一例を示すフローチャートである。
色処理部205は、画像データが入力されると(S711)、プレビルドの実行中か否かを判定し(S712)、プレビルドの実行中ならばプレビルドを一時停止するために割り込みを発生する(S713)。この割り込みに応じて、図7に示したプレビルドは一時停止する。
次に、色処理部205は、入力画像のタイプを認識する(S714)。なお、入力画像のタイプは、RGB形式の写真画像、CMYK形式のグラフィックス、色表記とオブジェクトの組み合わせなど様々である。色表記にはRGB表記、CMYK表記、グレイ表記、名称表記(Named)などがあり、オブジェクトには画像、グラフィックス、テキストなどがある。
次に、色処理部205は、メモリ206を検索して(S715)、入力画像のタイプに対応する色変換情報がメモリ206に存在するか否かを判定する(S716)。入力画像のタイプに対応する色変換情報がメモリ206に存在する場合は、当該色変換情報をメモリ206からロードする(S717)。また、当該色変換情報がメモリ206に存在しない場合は、当該色変換情報を生成する(S718)。
次に、色処理部205は、ロードまたは生成した色変換情報を用いて、入力画像の色変換処理を行い(S719)、プレビルドを再開するために割り込みを発生し(S720)、処理をステップS711に戻す。この割り込みに応じて、図7に示した色処理部205のプレビルドは再開する。
このように、ホットフォルダを作成した場合、色変換情報をプレビルドすることで、実際に画像が入力された際の色変換処理に掛かる時間を大幅に短縮することができる。従って、この場合、印刷ジョブを効率的に色変換する上で、優先順に応じたプレビルドは有効である。
また、プレビルド中に印刷ジョブを受信した場合は、印刷ジョブの処理を優先するとともに、色変換情報のプレビルドは使用頻度の高い順に行う。従って、印刷ジョブの処理を優先するためにプレビルドを中断した場合も、使用頻度が高い色変換情報は生成されている可能性が高くなる。つまり、色変換情報を予め生成する効果の低下を極力抑えることができる。
さらに、色変換設定情報に色変換系の使用頻度を示す項目を追加することで、ユーザに使用頻度「なし」の設定を認める。その結果、使用するか否かが不明の色変換系について色変換情報を生成することはなく、メモリを効率的に使用することができる。
以下、本発明にかかる実施例2の画像処理を説明する。なお、実施例2において、実施例1と略同様の構成については、同一符号を付して、その詳細説明を省略する。
実施例1では、色処理部205が色変換処理を実行する際に、プレビルドが実行中か否かを判定し、実行中であればプレビルドを一時停止するために割り込みを発生する例を説明した。実施例2では、印刷ジョブの開始が指示された場合に、ホットフォルダ設定部203がプレビルドが実行中か否かを判定し、実行中であればプレビルドを一時停止するために割り込みを発生する例を説明する。
図9はホットフォルダ設定部203が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
ホットフォルダ設定部203は、印刷ジョブの開始が指示されたか否かを判定し(S901)、印刷ジョブの開始が指示されると色処理部がプレビルドを実行中か否かを判定する(S902)。そして、プレビルドが実行されていなければ処理をステップS901に戻す。
また、プレビルドの実行中ならば、ホットフォルダ設定部203は、プレビルドを一時停止するために割り込みを発生する(S903)。この割り込みに応じて、図7に示した色処理部205のプレビルドは一時停止する。
次に、ホットフォルダ設定部203は、印刷ジョブに対する色処理部205の処理が終了したか否かを判定し(S904)、色処理部205の処理が終了すると、プレビルドを再開するために割り込みを発生し(S905)、処理をステップS901に戻す。この割り込みに応じて、図7に示した色処理部205のプレビルドは再開する。
なお、上述した実施例1、2ではプリントサーバとクライアント装置がネットワーク環境で別の場所に存在する例を説明した。しかし、プリントサーバが何れかのクライアント装置と一体になっている構成でもよいことは言うまでもない。
実施例1の印刷システムの構成例を示す図、 プリンタサーバの構成例を示すブロック図、 ホットフォルダ設定部の処理を説明するフローチャート、 ホットフォルダの生成を指示するユーザインタフェイスの一例を示す図、 色変換設定用のユーザインタフェイスの一例を示す図、 クライアント装置の画面表示例を示す図、 色処理部が実行する色変換情報のプレビルドの一例を示すフローチャート、 色処理部が実行する色変換処理の一例を示すフローチャート、 実施例2のホットフォルダ設定部が実行する処理の一例を示すフローチャートである。

Claims (2)

  1. 複数のソースプロファイルから選択される第1のソースプロファイルと複数のデスティネーションプロファイルから選択される第1のデスティネーションプロファイルから第1の色変換情報の生成を指示し、前記複数のソースプロファイルから選択される第2のソースプロファイルと前記複数のデスティネーションプロファイルから選択される第2のデスティネーションプロファイルから第2の色変換情報の生成を指示する指示手段と、
    前記指示手段により生成された色変換情報をメモリに格納する格納手段と、
    前記第1の色変換情報の使用頻度を前記第2の色変換情報より高く設定するか、前記第2の色変換情報の使用頻度を前記第1の色変換情報より高く設定するか、ユーザインタフェイスを介してユーザからの設定を受信する設定手段と、
    前記メモリに格納された色変換情報を使用して画像データの色変換処理を行う色処理手段とを有し、
    前記指示手段によって、前記設定手段により高い使用頻度が設定された色変換情報から順に色変換情報の生成の開始が指示された後に、前記色処理手段により前記入力した画像データの色変換処理を開始する場合、前記指示手段の指示に応じた前記生成手段の色変換情報の生成を一時停止することを特徴とする色処理装置。
  2. 複数のソースプロファイルから選択される第1のソースプロファイルと複数のデスティネーションプロファイルから選択される第1のデスティネーションプロファイルから第1の色変換情報の生成を指示し、前記複数のソースプロファイルから選択される第2のソースプロファイルと前記複数のデスティネーションプロファイルから選択される第2のデスティネーションプロファイルから第2の色変換情報の生成を指示する指示手段と、
    前記指示手段により指示された色変換情報をメモリに格納する格納手段と、
    前記第1の色変換情報の使用頻度を前記第2の色変換情報より高く設定するか、前記第2の色変換情報の使用頻度を前記第1の色変換情報より高く設定するか、ユーザインタフェイスを介してユーザからの設定を受信する設定手段と、
    前記メモリに格納された色変換情報を使用して画像データの色変換処理を行う色処理手段とを有し、
    前記指示手段によって、前記設定手段により高い使用頻度が設定された色変換情報から順に色変換情報の生成の開始が指示された後に、前記画像データの印刷の開始が指示された場合、前記指示手段の指示に応じた前記生成手段の色変換情報の生成を一時停止することを特徴とする色処理装置。
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